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第13回 平成24年8月23日(8月臨時会)

更新日:2012年10月29日

平成24年東村山市議会8月臨時会
東村山市議会会議録第13号

1.日  時   平成24年8月23日(木)午前10時
1.場  所   東村山市役所議場
1.出席議員   25名
  1番   熊  木  敏  己  議員       2番   奥  谷  浩  一  議員
  3番   佐  藤  真  和  議員       4番   大  塚  恵 美 子  議員
  5番   朝  木  直  子  議員       6番   矢  野  穂  積  議員
  7番   三  浦  浩  寿  議員       8番   小  町  明  夫  議員
  9番   赤  羽  洋  昌  議員       10番   村  山  淳  子  議員
  11番   石  橋  光  明  議員       12番   小  松     賢  議員
  13番   福  田  か づ こ  議員       14番   山  崎  秋  雄  議員
  15番   土  方     桂  議員       16番   北 久 保  眞  道  議員
  17番   蜂  屋  健  次  議員       18番   石  橋     博  議員
  19番   肥  沼  茂  男  議員       20番   駒  崎  高  行  議員
  21番   島  田  久  仁  議員       22番   伊  藤  真  一  議員
  23番   島  崎  よ う 子  議員       24番   山  口  み  よ  議員
  25番   保  延     務  議員

1.欠席議員   0名

1.出席説明員
市長 渡 部   尚 君 副市長 荒 井   浩 君


経営政策部長 諸 田 壽一郎 君 総務部長 當 間 丈 仁 君


市民部長 大 野   隆 君 健康福祉部長 菊 池   武 君


子ども家庭部 小 林 俊 治 君 資源循環部長 西 川 文 政 君


都市環境部長 三 上 辰 己 君 まちづくり 須 崎 一 朗 君
担当部長

経営政策部次 山 口 俊 英 君 教育長 森     純 君


教育部長 曽 我 伸 清 君



1.議会事務局職員
議会事務局長 榎 本 雅 朝 君 議会事務局次 南 部 和 彦 君


議会事務局次 野 崎 英 司 君 書記 粕 谷 賢 二 君

補佐
書記 荒 井 知 子 君 書記 福 田 優 子 君


書記 山 名 聡 美 君 書記 並 木 義 之 君


書記 佐 藤 智 美 君 書記 田 村 康 予 君



1.議事日程
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期の決定
 第3 議案第26号 (仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例




午前10時8分開会
○議長(熊木敏己議員) ただいまより、平成24年東村山市議会8月臨時会を開会いたします。
  直ちに、本日の会議を開きます。
  なお、本日の議場のカメラ撮影につきましては、カメラ撮影許可のあったものについてのみ、これを許可いたします。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(熊木敏己議員) この際、これからの議会運営について申し上げておきます。
  地方自治法には議会における「言論の品位」「議場の秩序維持」「議長の権限」がそれぞれ規定されており、議員には「議長に注意を喚起する」など、議員、議長ともども権利・義務が規定されております。
  東村山市議会として確認をしておきます。
  今後においては、さきの議会運営委員会で集約されましたとおり、議長権限でこうした規定を適用していくことに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(熊木敏己議員) 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(熊木敏己議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本件は、会議規則第81条の規定により、議長において指名いたします。
  10番・村山淳子議員
  13番・福田かづこ議員
 の両名にお願いいたします。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第2 会期の決定
○議長(熊木敏己議員) 日程第2、会期の決定についてお諮りいたします。
  本臨時会の会期は、8月23日から8月28日までの6日間といたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(熊木敏己議員) 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(熊木敏己議員) この際、議会運営委員長より、議案等審議に当たって「議会への報告申し入れ」が出されておりますので、特にこれを許します。議会運営委員長。
〔議会運営委員長 肥沼茂男議員登壇〕
○議会運営委員長(肥沼茂男議員) 議会運営委員協議会の集約結果を報告いたします。
  効率的な議会運営を行うため、本臨時会における議案審議について時間制限を行いたいと思います。これは、会議規則第57条の規定によるものであります。
  具体的な「各会派の時間配分」につきましては、自由民主党市議団25分、公明党21分、日本共産党17分、変わろう!議会・東村山13分、草の根市民クラブ13分、市民自治の会9分、みんなの党9分、民主党9分といたします。
  この時間につきましては、質疑、討論時間を含んでおります。
  これら各会派に割り当てられました総時間内での時間の使い方は、自由といたします。ただし、本臨時会に付議されております議案は1件でございますので、同一会派内にあっては1人の質疑、討論といたします。
  なお、表示の残時間につきましては、ゼロで他の会派へ移って、また戻った場合におきましては、一度だけに限り、新たに1分からスタートいたしますので、これを有効にお使いいただきたいと思います。
  以上のとおり、議案審議に時間制限を行うということで集約されましたので、報告いたします。
○議長(熊木敏己議員) 以上で、議会運営委員長からの報告を終了いたします。
  本件につきましては、会議規則第57条に「発言時間の制限」が規定されておりますが、改めてこの議会において議決をとります。
  本臨時会の議案審議における時間配分の方法については、先ほどの委員長の報告にありましたとおりに実施いたしたいと思います。
  お諮りいたします。
  以上のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(熊木敏己議員) 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(熊木敏己議員) 日程第3、議案第26号の委員会付託は、会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(熊木敏己議員) 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第3 議案第26号 (仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例
○議長(熊木敏己議員) 日程第3、議案第26号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 渡部尚君登壇〕
○市長(渡部尚君) 上程されました議案第26号、(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例につきまして、提案の説明をさせていただきます。
  地方自治法第74条第1項の規定に基づく東村山市条例制定請求を、平成24年8月7日付で受理いたしました。同条第3項の規定に基づき、ここに意見を付して議会に付議するものであります。
  なお、当該請求に添付された条例案の趣旨につきましては、本議案の資料としてお配りした条例制定請求書の要旨のとおりであります。
  本条例は、第1条において、(仮称)「秋水園リサイクルセンター」建設事業について、市民がその賛否の意思を明らかにし、市政の民主的な運営及び財政の健全化を図ることを目的とし、住民投票については、第9条第2項において、当該建設事業に「賛成」「反対」の二者択一を投票の方法として、第13条において「投票資格者」の過半数の投票で成立し、有効投票数の過半数をもって住民投票の結果とし、第15条において、市長及び執行機関は、住民投票の結果を尊重し、市民の意思を実現させなければならないことを義務づけるなど、全18条の条文をもって構成されております。
  本条例の詳細につきましては、後ほど経営政策部長から補足の説明をさせていただき、本条例に対する私、市長の意見につきましては、引き続き同部長をもって朗読をさせ、説明にかえさせていただきます。
  私は、市民が権利として有しております直接請求については、これを尊重することが望ましいものであると認識いたしております。また、住民投票についても、その必要性や有用性を認めるところであり、最終的には主権者である市民の総意を住民投票という形で確認する必要がある局面も、二元代表制を基礎とする我が国の自治制度の中にあっても、社会・政治状況や市民意識の変化に伴って、生じつつあると感じているところであります。
  しかしながら、本件事業につきましては、当市が現在、秋水園内で行っている瓶・缶、ペットボトルのリサイクル処理、並びに不燃ごみ処理の抱える騒音、臭気、作業環境などの長年にわたる課題を解決し、当市における廃棄物処理を安定的、継続的に行うことを目的に実施するものであり、この間、議会、市民とも検討を重ねてきたものであります。
  これまでの検討経過から、私としては、現在抱えるこれらの課題を解決し、安定的、継続的に廃棄物処理を行っていくには、御提案申し上げているリサイクルセンター建設案のほか、実現可能な代替案はないものと判断いたしております。実現可能な代替案がない中で、市民の皆様に本件事業の是非を二者択一で問うことは、結果として当市における廃棄物処理の安定性、継続性を損なうおそれがあり、市民生活について最終的な責任を有する私といたしましては、住民投票にはなじまないものと考えざるを得ません。
  私といたしましては、何らかの実現可能な代替案があって初めて、投票権を有する全ての市民の皆様に直接的な御判断を仰ぐことが為政者としての責任であると考えております。そして、ただいま申し上げましたように、本件事業について市民の皆様の理解を深めるため、機会を通じて説明し、理解を求めるとともに、一つ一つ慎重にその手続を踏み、時間をかけ、また、議会制民主主義に基づき議会にお諮りし、議会の決定を踏まえて進めてきたものであります。
  今ここで本件事業について、直接請求だからという理由だけで住民投票を実施することを私から御提案申し上げるということは、これまでの私と議会との関係を覆すものであり、議会における決定そのものを否定することとなります。また、昨年の市長選挙において、リサイクルセンターの整備を、議会と調整をとり推進していくことをマニフェストの一つとして掲げ、選挙戦を戦った私に市政を負託してくださった市民の皆様や、既に交付金の確保に向け協議しております国、東京都を初めとする関係機関の皆様からいただいている信頼に対し、誠意を欠くことにもなってしまいます。
  したがいまして、本件事業につきましては、住民投票を実施することなく進めていくことが、冷静かつ的確な判断であると認識いたしているところであります。
  以上、慎重な御審議を賜りますようお願い申し上げ、提案の説明とさせていただきます。
○議長(熊木敏己議員) 続いて、補足説明を求めます。経営政策部長。
○経営政策部長(諸田壽一郎君) 上程されました議案第26号につきまして、補足の説明をさせていただきます。
  2ページをお開き願います。
  第1条は、本条例の内容を要約するとともに、その目的を規定したものでございます。
  第2条は、本条例における(仮称)「秋水園リサイクルセンター」建設事業の定義を規定したものでございます。
  第3条は、本件(仮称)「秋水園リサイクルセンター」建設事業に対する市民の賛否の意思表明を、住民投票にて行う旨を規定したものでございます。
  第4条では、住民投票は市長が執行すると定め、第5条では、住民投票の期日について、本条例の施行の日から40日以内で、市長が定める日曜日に実施するとしたものでございます。
  3ページをお開き願います。
  第6条の情報公開でございますが、市長は、住民投票の実施に際し、本件(仮称)「秋水園リサイクルセンター」建設事業について、市民が賛否を判断するのに必要な情報の公開に努めなければならないとしたものでございます。
  第7条は、住民投票における投票資格者の要件について、第8条は、投票資格者名簿について定めたものでございます。
  第9条は、住民投票の方式について規定したものであり、その内容は、投票資格者1人につき1票を、本件事業の執行について「賛成」「反対」のいずれかを選択し、投票用紙にみずから記載して投票するものでございます。
  第10条は、投票所における投票について規定したものであり、第2項の規定により、不在者投票の取り扱いについては規則で定めることとしております。
  第11条は、投票の効力の決定について定めております。
  4ページをお開き願います。
  第12条は、無効投票について規定したものでございます。
  第13条は、住民投票は「投票資格者」の過半数の投票で成立し、その結果は、有効投票数の過半数をもって決すると定めたものでございます。
  第14条は、投票結果が確定したときの告示等について定め、第15条は、市長及び執行機関に対する投票結果の尊重義務などを規定したものでございます。
  第16条では、住民投票に関する運動は自由とすると定め、第17条は、投票及び開票に関する規定であり、投票及び開票については、公職選挙法、同法施行令及び同法施行規則の規定に基づき実施することを定めたものでございます。
  第18条は、本条例の施行について必要な事項がある場合には、規則で定めることを規定したものでございます。
  5ページをお開き願います。
  附則でございますが、附則では、施行期日及び効力について規定しており、本条例は公布の日をもって施行することとしております。
  以上、18カ条で構成されました各条文について、主な説明を終わります。
  次に、6ページをお開き願います。
  意見書を朗読させていただきます。
  意見書。
  「(仮称)「秋水園リサイクルセンター」を12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例」(以下「本件条例」という。)につき、地方自治法第74条第3項の規定により、以下のとおり意見を申し述べる。
  はじめに、有効署名5千775筆により行われた今回の直接請求に際し、署名者の東村山市に対する思いに敬意を表するものである。
  しかしながら、本件条例制定については、次に述べる理由により、賛成することはできない。
  1、秋水園リサイクルセンター建設事業の意義及び必要性について。
  東村山市秋水園(以下「秋水園」という。)においては、現在、市内で回収された可燃ごみの焼却処理、不燃ごみ及び粗大ごみの選別・保管、びん、缶及びペットボトルの資源化処理、蛍光管などの有害物の処理などを行っている。
  このうち、びん、缶等の資源化処理をはじめ、可燃ごみ以外の処理作業は、場内に分散した屋外又は開放型の施設で行っているため、これまで周辺住民等から騒音、臭気等に関する苦情が強く寄せられているが、防止対策が十分とれない状況である。また、作業員の労働環境としても適当とはいえないだけでなく、施設、設備等の老朽化も進んでいる。
  秋水園リサイクルセンター建設事業(以下「本件事業」という。)は、これらの問題を解決することを目的に実施するものであり、市における廃棄物の処理を将来にわたって安定的、継続的に責任を持って実施していくため、必要不可欠な事業である。
  (1)現状(課題)。
  秋水園での不燃ごみ、粗大ごみ、びん・缶等の処理における課題は、次のとおりである。
  ①、騒音。
  現在、秋水園内から発生する騒音は、東京都の「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」に規定する基準等を超えている状況であり、この解決が施設の運営における喫緊の課題となっている。
  これらの騒音は、ホイルローダーなどの重機の稼働に伴い発生する音のほか、缶の受入れやびんをカレット化する破砕処理などに伴う作業音であり、リサイクルに係る作業を屋外又は開放型の施設で続ける限り、防止することは困難である。
  なお、騒音対策として、他市を参考に施設の床面を改善したり、ホイルローダーの機種を変更することにより解決できるとの意見もあるが、この市では新設された建物内で全ての作業を行っているのであり、屋外又は開放型の施設である秋水園の状況とは全く異なっている。床面の改善やホイルローダーの機種を変更することだけでは、秋水園の騒音の問題を解決することはできない。
  ②、臭気。
  同様に、臭気についてもリサイクル等に係る作業を屋外又は開放型の施設で行っているため、近隣への拡散を防止することが難しい。特に夏場のびん、缶、不燃ごみ等からの臭いは、柳瀬川対岸の埼玉県所沢市民からも苦情がある。
  ③、施設の老朽化。
  施設全般に老朽化が進んでおり、不燃ごみのストックヤードは屋根や壁に穴が開いている状態で、現在、応急的な補修を繰り返しながら使用している。
  加えて、びん・缶等の処理作業に使用する機械等の設備が古く、頻繁に修繕をしている状況である。
  ④、労働環境。
  労働環境については、資源化するびん、缶等の選別は作業員が手作業で行っているが、屋外又は空調設備のない現場での作業であるため、真夏、真冬などは大変厳しい状況である。
  ⑤、園内における安全確保。
  秋水園内における安全対策について、現状では、収集車両と市民のごみの持ち込みの車両の動線が混在しているほか、これらの車両と構内作業車との交差がみられるなど、安全確保に課題がある。過去には、来園者の車両と作業車両との接触事故も起きており、改善が必要である。
  (2)本件事業の概要。
  ①、事業概要。
  本件事業は、こうした課題を解決するため、周辺環境との調和及び公害対策等に留意しながら、当市から排出される一般廃棄物としての資源ごみ、不燃ごみ及び粗大ごみ等を合理的、経済的かつ衛生的に処理、再生するための施設を秋水園内に建設するものである。
  現在のびん・缶選別作業場等のリサイクル施設を解体、撤去し、中核施設であるリサイクルセンター棟、粗大ごみ処理棟及びストックヤード棟の3棟からなる合計約3千㎡の施設を建設し、平成26年度から運用を開始する予定である。
  このうち、リサイクルセンター棟は、地上2階建、約2千500㎡の施設で、びん、缶などの資源ごみや不燃ごみ、乾電池、蛍光管等を選別するとともに、これらの保管も行う。
  粗大ごみ処理棟は、地上1階建の施設で、パッカー車を活用した粗大ごみの簡易破砕を行い、可燃物、不燃物、金属類等に選別した後、それぞれの処理ラインへの搬送又は保管を行う。
  ストックヤード棟は選別処理され搬出される資源物の一時保管庫である。
  これらの施設により1日あたり約31トンの処理ができるものと見込んでいる。
  本件事業費については、平成24年度、25年度の2箇年の継続費として12億6千325万5千円を平成24年度予算に計上している。財源内訳は、国庫支出金3億5千976万5千円、地方債8億7千880万円、一般財源2千469万円である。
  ②、効果。
  本件事業の完成により、これまで屋外又は開放型の施設で行っていた処理作業を屋内に移すことができるため、先に述べた現状の課題を全て解決することが可能となり、将来にわたり安定的、継続的に資源のリサイクル事業を進めていくことができる。
  さらに、本件事業の完成に伴い、新たにびん・缶を混合で収集する方式を導入することが可能となる。これにより、秋水園への搬入車両の台数が減少するため、騒音、振動、安全面など長年にわたり課題となってきた周辺住民等の負担は軽減されることになる。
  2、これまでの検討経過等について。
  (1)周辺住民等との合意形成について。
  本市においては、かねてから廃棄物の処理に関しては市民の関心が高く、秋水園の施設整備や運営等について市と周辺住民、市民、関係者で協議を重ね、計画策定を進めてきた経緯がある。
  平成17年度には、学識経験者、周辺住民、一般市民から構成された「秋水園整備計画研究調査会」を設置し、平成18年度までに秋水園施設整備のあり方等について合計10回の検討を重ねてきた。
  この中で市民意見の反映及び専門的な観点からの検討を行い、施設が老朽化、機能低下していること、防音・防臭対策が不十分で、かつ、作業環境の悪い施設等の更新又は大幅な改修が必要なことが明らかとなったため、市は平成19年度に「東村山市秋水園リサイクルセンター配置計画」を策定し、基本的な施設配置等を明らかにした。
  市では、さらに検討を進め、平成20年度には、「東村山市秋水園リサイクルセンター整備基本計画」(その1)を策定し、平成21年度において合計8回にわたり秋水園周辺住民等と「リサイクルセンター整備基本計画検討会」を開催し、同計画について意見交換を重ねてきた。
  この検討会においては、ごみ処理量の推計や減量施策の展開について意見交換をした上で、施設についても検討を行い、その結果、受入れ・排出エリアにおける車両動線の分離化などの安全対策、不燃物ラインの廃止やベルトコンベアの短縮などの処理ラインの見直し、ストックヤード等の規模や用途の適正化、見学者通路や会議室等の縮小、太陽光パネルの設置等の意見については、その後策定した「東村山市秋水園リサイクルセンター整備基本計画」(その2)に取り入れてきたところである。
  このように、本件事業は、周辺住民等と共に検討を進めてきたものであり、速やかに本件事業に着手し、早期に完了させることが周辺住民の意向であると認識している。
  (2)議会における議論について。
  市は、議会に対し、事業の検討経過等について適宜報告し、事業進行に伴う予算案等について調査、審議、決定いただいてきたところである。
  具体的には、平成17年度以降、「秋水園整備計画策定準備業務委託」、「生活環境影響調査委託」及び「土壌汚染・地盤調査委託」、施設整備に係る「発注仕様書等作成業務委託」などが予算審議などにおいて議論され、全て可決されてきた。
  また、平成22年2月には、議会において「秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会」(以下「調査特別委員会」という。)が設置され、13回にわたって、施設規模、仕様、建設費の妥当性及び騒音等の問題、労働環境の改善、分散化が可能な品目などについて議論されたが、同委員会は、平成23年3月に「一定程度の規模の施設は必要であるものの、ペットボトルにおける業務の外部委託化の検討及びそれに伴う施設規模の見直しは必要である」との報告を行った。
  その後、平成23年4月の統一地方選挙で現在の議会の体制となり、常任委員会である環境建設委員会を中心に引き続き議論がなされてきたところであるが、この中で、特に議論された事項は、びん、缶、ペットボトルの3品目の処理についての外部委託の可能性であった。
  市は、これらの外部委託について、直営より価格的に優位とはいえないと試算した。しかしながら、ペットボトルについては、市内に委託可能な事業者が存在し、また、できる限り秋水園への車両の搬入台数を減少させるべきだとの議会での議論を受け、外部委託することを方針決定したところである。
  一方で、びん・缶の2品目については、今後長期間にわたり収集、処理を行うことができる事業者を探し、近隣に2者あることが判明したが、これらの事業者の処理施設は他市に所在するため、当該自治体との調整に難しさがあること、また、その他23区などのさらに遠方の事業者については、それに加え輸送費など高額な費用が想定されることなどから、これらの2品目の確実かつ安定的、継続的な外部委託処理は困難であると判断した。
  このように、市は調査特別委員会や環境建設委員会での議論を踏まえて検討を行った上で本件事業を実施することとし、事業費を平成24年度予算で2箇年の継続費として計上したものである。同予算は、平成24年3月定例会において予算特別委員会で可決、本会議において修正案が提案されたが、否決され、その後原案のとおり可決され確定した。
  なお、この予算可決後も、ペットボトルの外部委託による施設の縮小や処理ラインの見直しなど、環境建設委員会において議論されたものの、一部同予算に反映できなかった事項等については、執行段階において反映させていくものである。
  また、先の6月定例会には、本件事業の見直し等を求める請願として、「拙速を排し、リサイクル事業につきムダをなくし最小限の経費で進めるため、経済性、安定的継続性等につきさらに審議を尽くすことを求める請願」、「リサイクル事業について、外部委託と直営工場建設の徹底した比較を行い、議会で公言した所信表明を実行することを市長に求め、審議を尽くすことを求める請願」及び「秋水園リサイクルセンター整備計画に関する予算執行を凍結し、課題点の早期結論を求める請願」の3件が提出された。これらの請願は環境建設委員会において審議された結果、全て不採択となっている。
  このように、本件事業の実施は、議会において議論が十分に尽くされたものであり、議会により再三にわたり必要性があると判断されたものである。
  (3)本件事業費について。
  先にも触れたが、本件事業費についてさらに詳しく述べる。
  平成20年度時点での本件事業に係る「東村山市秋水園リサイクルセンター整備基本計画」(その1)では、施設面積がおよそ5千㎡で約23億円の事業費を想定していたが、その後、先に述べた調査特別委員会等での検討を踏まえ、新たに「東村山市秋水園リサイクルセンター整備基本計画」(その2)を策定し、不燃ごみの選別ラインやリサイクル工房を削除するなど、一定の施設規模に限定することにより施設面積をおよそ3千㎡に縮小し、事業費を約17億円と試算した。
  その後、さらに環境建設委員会を中心とした議会の議論や複数の事業者から提出を受けた見積設計図書などを精査した結果、前記12億円余の事業費(2箇年)を算定し、予算に計上したものである。
  なお、事業費は、今後、施設、設備等の更なる精査や条件付き一般競争入札の実施により、さらに減額される見込みである。
  このように本件事業費については、これまで精査を重ねてきており、適正、妥当な金額である。
  加えて、事業費の一部は、国の循環型社会形成推進交付金(以下「交付金」という。)を充当することとしており、市が単独で全額を負担するものではない。
  この点について、交付金を使って施設を建設すると、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律の規定により、当該施設については38年間の財産処分制限を受けることから、時代の変化に応じた施設へ変更することができないとの意見もあるが、一方で、この交付金は、交付から10年を経過したものについては、国庫納付に関する条件を付さずに財産処分が可能とされる包括承認事項となることから、真に必要な際には、時代の要請に応じた施設等の変更は十分可能であり、固定化されるものではないため、問題はない。
  なお、ランニングコストを比較するとして、びん、缶、ペットボトルを外部委託すれば本件施設を建設した場合のコストの2分の1以下となるとの意見があるが、先に述べたとおり、ペットボトル以外の2品目については、そもそも外部委託が困難なのであり、ランニングコスト比較をする意味はない。
  (4)これまでに要した経費について。
  本件事業については、これまで述べてきたとおり、当市のごみ処理に係る諸問題を解決するために必要不可欠なものであり、事業費について既に議決を得ているものである。
  ここに至るまで平成17年度から計画策定業務、生活環境影響調査及び土壌汚染・地盤調査委託費、施設整備に係る発注仕様書等作成業務委託費などで少なくとも約3千万円もの経費を費やしているため、本件事業を中止することとなれば、これらの経費が全く無駄となる。
  加えて、これらの経費のうち、調査業務等の経費については、交付金を充当しており、本件事業を中止した場合には、国から当該交付金の返還を求められることとなる。
  3、本件条例の問題点について。
  本件条例に基づく住民投票の実施は、次のとおり、議会における事業予算の議決の持つ意義を考慮すると疑義を持たざるを得ないとともに、本件事業執行を遅滞させることにより、当市におけるごみ処理上の課題の解決に重大な支障を生じさせるものである。
  (1)議会における議決との関係。
  本件事業については、平成24年3月定例会の予算審議において修正案の否決の上で予算案が議決され確定しており、その後の請願の不採択などにみられるように再三にわたり議会においてその必要性が認められたものであり、厳正に執行されるべきものである。
  このような状況にもかかわらず、本件条例に基づき住民投票を実施することは、議会における議論や議決の持つ意義、重要性や有効性、また予算の執行に対する信頼性に重大な疑義をもたらすおそれがある。
  (2)本件事業及び住民投票に係る時間的・費用的な問題。
  ①、仮に、本件条例が可決されると、騒音が東京都の基準等を超えている状態が続くとともに、臭気への対策、施設の老朽化への対応、労働環境の改善への取り組みなどが遅れ、一刻も早く解消すべき状況が放置され続けることになる。
  ②、遅くとも今年の秋までに本件事業を着工しないと、平成26年度から予定しているびん・缶の混合収集が遅れ、議会からも強く求められている秋水園への搬入車両台数の減少も遅れることになる。
  ③、仮に本件条例が可決され住民投票を実施すると、4千万円弱の経費がかかると試算される。先に述べたとおり、本件事業の実施については、周辺住民等との相互理解を深めてきたものであるとともに、市民の代表である議会において、既にその必要性が認められたものであり、新たな経費を費やしてまで市民の意思を確認する必然性は低いものと判断する。
  以上のとおり、本件事業は、当市のごみ処理に係る諸問題を解決するために必要不可欠なものとして適法、適正に決定されたものであり、一刻も早く執行しなければならない事業である。
  本件事業については、周辺住民等が長年望んできたものであり、時間的な制約等もあるため、現時点での中止、見直しはもとより、住民投票による大幅な事業の延伸などが許される状況ではない。このため、本件条例制定に賛成することはできないものである。
  平成24年8月23日、東村山市長、渡部尚。
○議長(熊木敏己議員) 説明が終わりました。
  本件条例案については、地方自治法第74条第1項の規定に基づき請求されたものであり、地方自治法第74条第4項の規定により、議会は、請求代表者に意見を述べる機会を与えなければならないことになっております。また、地方自治法施行令第98条の2第2項において、請求代表者が複数であるときは、人数を定めることと規定されております。
  そこで、お諮りいたします。
  請求代表者による意見陳述については、8月28日、午前10時より本会議場で行うこととし、意見を述べるに当たっては3人以内で15分の時間といたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(熊木敏己議員) 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
  後刻、これらの事項を請求代表者に通知するとともに、これを告示いたします。よって、8月28日に本会議を開会し、本件議案に係る請求代表者の意見陳述より始めます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(熊木敏己議員) お諮りいたします。
  8月24日から27日は休会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊木敏己議員) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(熊木敏己議員) お諮りいたします。
  本日は以上をもって延会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(熊木敏己議員) 御異議なしと認めます。よって、本日は以上をもって延会といたします。
午前10時48分延会


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