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厚生委員会行政視察結果報告書

更新日:2011年2月15日

1.実施日

 平成22年1月21日(木曜)から1月22日(金曜)

2.視察地

(1)兵庫県 神戸市
(2)福岡県北九州市

3.視察項目

(1)神戸市 「神戸市障害者就労推進センターについて」
(2)北九州市「病児・病後児保育について」
「緑地保育センターについて」

4.出席者

 福田かづこ委員長、伊藤真一副委員長
 山口みよ、鈴木忠文、熊木敏己各委員
 随行職員:議会事務局 三島洋主任

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▲左より熊木委員、福田委員長、鈴木委員、山口委員、伊藤副委員長

5.視察結果報告

1.神戸市・障害者就労推進センターについて

<視察施設:神戸市障害者就労推進センター>

【視察の目的】
東村山市にも、2009年11月に「障害者就労支援室」が開設された。しかし、開設されたばかりでもあり、今後どのような事業を展開してゆけばよいのか学びたいと、先進的な事業をしている神戸市の視察をしてきた。

【視察の概要】
行き先 : 兵庫県神戸市社会福祉法人神戸聖隷福祉事業団
テーマ : 「神戸市障害者就労推進センターについて」
(神戸市障害者就労推進センター)
歴 史 : 1996年4月
・神戸市障害者就労推進センター開設(神戸市より他法人受託)
・神戸市立ワークセンターひょうご(知的障害者通所授産施設)開設
 2003年4月
・(1)神戸市障害者就労推進センター受託(神戸市より当法人受託)
2004年4月
・(2)神戸障害者就業・生活支援センター開設(国より当法人受託)
2004年6月
・(3)障害者職業紹介事業開設(県より当法人受託)
2006年10月
・(4)神戸市立ワークセンターひょうご
 障害者自立支援法施行に伴い、就労移行支援事業に移行
神戸市障害者就労支援推進センターでは、(1)から(4)の4事業を一体的・有機的に駆使して、障害のある方が「一人でも多く、一日でも長く」就労による社会参加が出来るように支援している。
職員は、4事業全部で22名。正規職員:非正規は、1:1。
ワークセンターひょうごでは、訓練の様子を見せていただいた。紙袋の製作中だったが、椅子を置かず全員立ち作業。理由は体力をつけることと、6時間立ち作業に耐えられることを企業にアピールできるためと説明を受けた。
就職してから困らないようにと、ここでは想定できる一番厳しい企業にあわせて訓練をしている。たとえば、タイムカードは着替えをしてから押すことなど。
就職後2年間は、センターの職員が就職先に訪問し、問題があれば話し合いをして解決し理解を深めてもらう努力をしている。定着率は96%と高い。
受け入れ先の企業を探すことや、生活支援などハローワークや福祉事務所との連携をどれだけ作っていくかが鍵だと話された。

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▲訓練の様子を視察

【 考察 】
生活支援・就労支援・その後のフォローまで、一人の障害ある方の生活を丸ごと見ていく体制が作られていることに感心した。行政のやる仕事として本来あるべき姿だと思った。
しかし、就労移行支援事業に変わり日額制になったため、運営が厳しいとか、生活支援が多いのと、就労後のフォローをしていくためにも、人の体制をもっと増やしてほしいという話も出た。このような仕事をするには人手が必要になるのは当然と思う。福祉予算をもっと引き上げる必要性を感じた。

2.北九州市

【北九州市の概要】
九州北東部に位置。関門海峡を挟んだ対岸は山口県下関市。
昭和38年、小倉、門司、若松、戸畑、八幡の5市対等合併により、北九州市誕生。
三大都市圏以外での初の政令指定都市となった。
福岡県下最大の面積を有するも、山間部が多く、住宅、工場などは沿岸部に集中。
戦前から八幡製鉄所を中心として重工業が発達してきた地域。
面積 487.88 キロ平方メートル
世帯数 429,858 世帯
人口 982,665 人 (平成22年2月1日 現在)
気候 山陰地方と同じ「日本海側気候」と、山陽地方と同じ「瀬戸内海式気候」が折衷している気候区分の要所。

2-1.病児・病後児保育について

<視察施設:病児保育室りんご(よしだ小児科医院)>

【視察の目的】
北九州市は病児・病後児保育の先進市であり、今後当市が児童福祉事業の拡大を検討していく上で、市民ニーズも大きい当該事業について、先進市の手法、課題などを学び、今後の応用に資することを目的とするもの。

【視察の概要】
(1)北九州市の病児・病後児保育事業推進の経緯
平成11年 病後児保育施設が、保育所併設型として初めて開設された。
以後、平成14年に病児対応型施設が、医院併設型として1ヶ所開設され、以来、
平成15年 2ヵ所、
 16年 2ヵ所
 17年 1ヶ所
 18年 1ヶ所
 19年 1ヶ所 と拡大されてきた。
なお、保育所併設型として11年に開設された病後児保育施設は、利用者減少により平成18年に閉所となつた。
(保育所併設型は、突然の容態急変など、病児を看ることに困難性あり)

平成20年度 利用状況

施設利用状況の表

・市内平野部にはほぼ平均的に配置している状況。
・定員 概ね4人 (視察した「病児保育室りんご」は6名)
・利用料金
 一般 2,000円
 下記以外の所得税非課税世帯 1,000円
 生活保護世帯、市民税非課税世帯 無料
 市外からの利用者 2,000円
・施設スタッフの状況
 看護師 1名(診療所スタッフの兼務で可)
 常勤保育士 2名(児童3人に対し1名:国基準)

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▲担当の方からお話を伺う

(2)病児・病後児保育施設への補助制度
(1) 新規施設整備補助
国 利用定員4人(1人あたり7.2平方メートル RC造り)1,276,000円
市 国と同額 合計 2,552,000円
(2) 研修代替補助 (保育士のスキルアップ 市単独補助)21,630円(3日)
(3) 委託料
 定額分事業経費中、市が必要と認めた額(平成21年 900万円)
 主に施設家賃、人件費に充当
 加算分利用料減免に対する補助
 生活保護世帯、市民税非課税世帯@2,100円×年間延利用人数
 上記以外の所得税非課税世帯 @1,100円×年間延利用人数
 一般世帯 @100円×年間延利用人数
(4)設備整備分 事業開始年度の備品購入費用 30万円

(3)病児・病後児保育施設利用の概要
(1) 対象児(以下のすべての要件に合致すること)

  • 生後3ヶ月から小学3年生の市内在住児童
  • 病気中、および回復期であって集団保育困難な者
  • 保護者が勤務、傷病、事故、冠婚葬祭等の理由で家庭保育ができない者

(2) 対象となる疾病・症状

  • 感冒、下痢等、児童が日常にかかる疾病
  • はしか、風疹などの感染性疾患
  • ぜんそく等の慢性疾患
  • 骨折などの外傷性疾患

(3) 利用期間および料金

  • 利用期間 1日単位で、原則として連続する7日以内
  • 利用料金 一 般  2,000円

 所得税非課税世帯  1,000円
 生活保護世帯 無料
市民税非課税世帯等 無料

(4) 利用手続の条件

  • 事前登録制(登録は無料)
  • 利用予約 希望日の前日までに空き状況を確認する。
  • かかりつけ主治医から、施設利用を認める主治医意見書をもらう。

(5) 各施設の定員は原則4名

(6) 服薬等は行うが、輸液などの医療行為は行わない。

(7) 保育時間 午前8時20分から午後5時30分

(4)現行の問題点
市民の利便性に対する評価は高く、ニーズが多い。したがって市内全域に更に、配置拡大が期待されている。しかしながら、施設運営は医師のボランティア的色彩が強く、市内小児科医の高齢化もあり、平成20,21年度は引き受ける医療機関がなかった。今後は大病院にも設置を広げていく必要がある。
また、感染症の流行期など、利用頻度は年間を通して平準化しておらず、利用要望に応えられないケースや、要員を配置しているのに受け入れがないなど、繁閑にややかたよりがみられる。

【 考 察 】
「子育てするなら東村山」を標榜する当市にとって、病児・病後児保育制度は母親の就労支援、子どもの保健の両面から、早期の実現を目指したい施策の一つである。
母親の勤務のために、病気の幼児が自宅で一人で留守番しているような心配な状況を解消していくことも、社会にとって重要な責任である。その点で、北九州市の子育て施策には働く母親の安心感が感じられた。
北九州市での視察から、実施に向けては、(1)小児科医師の理解、協力に加え、(2)財政面での支援が不可欠であることを改めて認識した。
特に人件費に関しては、施設利用頻度が季節要因により変動が大きく、どうしても非効率な面が避けられない実態が垣間見えた。
当市での応用、実施検討にあたっては、北九州市以上にやはり財政面での負担がハードルとなると考えられることから、医療機関、保育所などとの人的協力関係を築き市民ニーズにどう応えていくかということに知恵を出し合わなくてはならないと考える。そのリーダーシップは行政が担っていかなくてはならないことは言うまでもない。

2-2.緑地保育センターについて

<視察施設:第2緑地保育センター・もりのいえ>


【視察の目的】
北九州市には、幼児が恵まれた環境の中でのびのびと遊びながら、宿泊体験や集団生活を通して創造性・自主性・協調性を養い身につけ、21世紀を担う子どもたちの育成のための児童厚生施設がある。
この児童厚生施設の事業内容について東村山市の参考とするため、視察を行った。

【視察の概要】
北九州市は、市内に2つの児童厚生施設が設置されている。この施設は「児童福祉法」に規定されている児童厚生施設ではないが、北九州市では「北九州市社会福祉施設の設置及び管理に関する条例」により児童厚生施設と位置付けている。

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▲もりのいえ・外観

1)施設について
(1)第1緑地保育センター(おひさまのいえ)
 (1)昭和50年10月開設
 (2)敷地面積 5,400平方メートル (公園用地・響灘緑地内)
 (3)建築面積 659.5平方メートル 鉄筋コンクリート造・平屋
 (4)宿泊定員 100名(指導者数も含む)
 (5)施設内容 宿泊室・プレイルーム・浴室・厨房・トイレ・事務室等 
 (6)職員数 施設長1名、指導員2名、保育士2名
 (7)その他 アスレチック・草スキー場・人工の小川(水遊び場)・隣接する公園や貯水池との環境を生かした保育プログラムを運営している。

(2)第2緑地保育センター(もりのいえ)
 (1)平成15年4月 移転開設
 (2)敷地面積 2,800平方メートル (公園用地・長野緑地公園内)
 (3)建築面積 1,159.7平方メートル 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨)・平屋
 (4)宿泊定員 100名(指導者数も含む)
 (5)施設内容 宿泊室・プレイルーム・浴室・厨房・トイレ・事務室等 
 (6)職員数 施設長1名、指導員2名、保育士2名
 (7)その他 長野緑地公園内にあり周囲を山に囲まれ、公園内広場では生き物や草花に触れることができ、草すべりも楽しめる

(3)事業運営方法
 平成18年4月より指定管理者制度の導入を行い、現在は平成26年
 3月末まで社団法人北九州市福祉事業団が指定管理者となっている。

2)事業・指定管理者業務内容について
 (1)宿泊保育事業
 (1)実施 毎週 月曜から火曜、水曜から木曜、金曜から土曜の14時から翌日14時までの1泊2日
 (2)利用対象 市内の保育所・幼稚園およびその他の幼児集団、関係職員
 (3)内容 あらかじめ作成をしたプログラムに沿った利用者の指導援助等を行なう
 (4) 利用料 一人あたり200円(クリーニング代等)
 (5)その他 スケジュールの作成、希望者に対する食事の提供(業者の斡旋・自炊可)、事務処理

 (2)日帰り保育事業
 (1)実施 午前10時から午後4時(宿泊利用のある日は館内3時まで)
 (2)利用対象 市内の保育所・幼稚園およびその他の幼児集団、関係職員
 (3)内容 あらかじめ作成をしたプログラムに沿った利用者の指導援助等を行なう
 (4)利用料 無料
 (5)その他 スケジュールの作成、希望者に対する食事の提供(業者の斡旋)、 事務処理

 (3)親子宿泊事業
 (1)実施 随時(宿泊保育事業の未実施日)
 (2)利用対象 小学校入学前の幼児とその父母
 (3)内容 あらかじめ作成をしたプログラムに沿った利用者の指導援助等を行なう
 (4)その他 スケジュールの作成、希望者に対する食事の提供(業者の斡旋)、事務処理

 (4)子育てグループサポート事業
 (1)実施 随時(他事業の未実施日)
 (2)利用対象 子育て支援サークルや障害児を抱える親の会等
 (3)内容 宿泊保育・日帰り保育として、利用者自身プログラム支援やあらかじめ作成をしたプログラムに沿った利用者の指導援助等を行なう
 (4)その他 スケジュールの作成、希望者に対する食事の提供(業者の斡旋)

 (5)出前講演事業
 (1)実施 随時(他事業の未実施日)
 (2)利用対象 市内の保育所・幼稚園およびその他の幼児集団、関係職員
 (3)内容 職員が依頼のあった保育所・幼稚園等に出向き遊びの講習等を行なう

 (6)ファミリーレクリエーション事業
 (1)実施 随時(土・日・祝祭日)
 (2)利用対象 小学校1年生の児童とその家族
 (3)内容 日帰り保育として、あらかじめ作成をしたプログラムに沿った利用者の指導援助等を行なう
 (4)その他 スケジュールの作成、希望者に対する食事の提供(業者の斡旋)

 (7)「ながの縁日祭&健康と福祉まつり」に関する事
 (1)実施 毎年10月下旬 (第2緑地保育センターのみ)
 (2)内容 小倉南区役所まちづくり推進課と共同で開催

3)指定管理料について
 平成21年度の当初予算は、約80,846,000円

4)利用人数(宿泊・日帰り保育合計)
 第1緑地 12,156人 第2緑地 12,164人

 5)申し込み方法
3月に内容についての書類を各保育園・幼稚園等に郵送し、抽選会により年間の受付を行なう。(利用1ヶ月前までにプログラムの打合せを行なう)
 また、空き日があれば随時受付をおこなっている。

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▲センター内を視察

【 考察 】
北九州市は、人口98万2千人、市面積も488キロ平方メートル(当市17.2キロ平方メートル)と広く、保育園157園、幼稚園103園を持つ。
市内には数多くの緑地や公園を持ち、緑地保育センター・児童厚生施設事業を行なうには恵まれている土地柄である。
二つの緑地保育センターは翌年度の案内送付と同時に予約一杯となる人気の施設であるとのこと。
当市にも「白州山の家」は存在するが、コンセプトの違いがあり、移動距離の問題もある。
実際に宿泊保育の様子を見られるとのことで、第2緑地保育センター(もりのいえ)を視察したが、市役所からバス移動30分程で長野緑地公園内の施設に着くことが出来る。
施設前には池や小川があり、裏山のハイキングコース、プレイルームにはウォールクライミング、また、うたせ湯のある大きなお風呂。人気があることに頷ける施設である。
施設は別としても、それぞれの事業内容やプログラム内容は子ども達を飽きさせず、約束を守らせ、協調を持たせ、考えさせる、素晴らしいものである。
ここには、指定管理制度ということで、よりよい事業内容、プログラム内容への努力が伺われる。
「子育てするなら東村山」を目指す当市にとり、課題は種々あり単独で行なうことは困難であると思えるが、近隣市共同での狭山自然公園や野山北・六道山公園等を利用した公園内施設が考えられないものか今後の参考としたい。

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電話:市役所代表:042-393-5111(内線2813・2814)  ファックス:042-397-9436
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