第5回 平成14年5月20日(生活文教委員会)
更新日:2011年2月15日
生活文教委員会(第5回)
日時 平成14年5月20日(月) 午後1時33分~午後1時48分
場所 第2委員会室
出席委員 ●高橋眞 ◯勝部レイ子 朝木直子 福田かづこ 丸山登
罍信雄各委員
欠席委員……なし
出席説明員 小町征弘教育長 高橋勝美市民部長 桜井武利学校教育部長
杉山浩章生涯学習部長 生田正平市民部次長 海老沢茂学校教育部次長
西川文政市民生活課長 金子行雄庶務課長 大野隆学務課長
新藤久典指導室長
事務局員 小林俊治次長補佐 池谷茂委員会担当主査 山口法明主任
議題等 1.13請願第13号 経済不況の下、苦しい家庭の生活環境を少しでも改善するため、市としてできる施策を最大限行うことを求める請願
午後1時33分開会
○(高橋委員長) ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
傍聴の申し出があれば、これを許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(高橋委員長) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
次に進みます。
休憩します。
午後1時34分休憩
午後1時35分再開
○(高橋委員長) 再開します。
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△〔議題1〕13請願第13号 経済不況の下、苦しい家庭の生活環境を少しでも改善するため、市としてできる施策を最大限行うことを求める請願
○(高橋委員長) 13請願第13号を議題とします。
本件につきましては、前回の委員会での課題があったと思いますが、所管より報告等はございませんか。指導室長。
◎(新藤指導室長) 前回、資料の提出を求められましたものにつきまして、本日用意をさせていただきましたので、その資料を説明させていただきます。
お手元に7枚つづりの資料があると思います。生活文教委員会資料となっているものをごらんいただきたいと思います。
保護者が負担する教育費の実際についてでございます。
まず1は、東村山市立小・中学校における実態でございまして、平成12年度の実績をまとめたものでございます。なお、12年度にいたしました理由につきましては、2にございます東京都教育委員会の前途的な調査が12年度のものが最も新しい資料でございますので、それに合わせる関係でこのようにさせていただきました。
これは所管は学務課になりますが、就学援助の実態でございますけれども、援助を必要とする方には小学校の場合、入学準備金として1万 9,800円、それから学用品費として1万 1,100円を支給しました。中学校につきましては入学準備金2万 2,800円、さらに学用品費として2万 1,600円を支給いたしております。
次に、使用教材の実態でございますが、これはいわゆる、副教材として、市の教育委員会に届けることを義務づけているものの実態でございます。小学校15校、中学校7校のそれぞれの学年の平均値でまとめてございます。小学校1年生は 1,900円、2年生 2,939円、3年生 4,189円、4年生 4,809円、5年生 5,438円、6年生 5,314円でございます。中学校は1年生が 7,880円、2年生 4,921円、3年生 6,537円となっております。
次に、旅行的行事、いわゆる遠足、移動教室、修学旅行等でございますが、まず小学校につきましては1年生で 402円、2年生 357円、3年生 369円、4年生 1,875円、5年生 2,434円、6年生 2,533円。1年から6年までをトータルいたしますと 7,970円になります。なお、移動教室は6年生--5年生もやっているところもありますが、やっております全学校の6年生をまとめますと、平均2万 9,106円でございました。5年生で実施している4校の平均は 9,841円でございます。
次に、中学校でございますが、1年生で 2,305円、2年生 5,900円、3年生 5,414円。3年間の合計が1万3,619 円でございます。移動教室は1年生で6校、2年生で1校実施しておりますが、その平均が4万 6,971円、これはスキー教室でございます。修学旅行につきましては、平均が5万 6,847円になっております。
4番目といたしまして、小学校、中学校で実施しております社会科見学の実態でございますが、小学校1年生50円、2年生 155円、3年生67円、4年生 1,478円、5年生 1,751円、6年生 1,481円でございます。なお、これは主に交通費でございます。また、4年生以降高くなっておりますのは、バス等を利用して遠くへ行くのと、それから入場料等も含まれている関係でこのようになっております。
参考までに、演劇鑑賞教室、これは日生劇場で6年生を対象としましたものですが、これは申し込みのあった学校を抽せんで無料で招待をしてもらったものですが、これが12年度は9校が抽せんに当たりまして、6年生が行きました。必要なのは交通費だけでございまして 426円かかっております。
社会科見学と言われるもの、中学ですが、1年生で 415円、2年生 506円、3年生 621円となっております。
なお5番目として、中学校につきましては標準服、いわゆる制服と言われているものがございますが、第一中学校を除きまして6校ございますが、これは若干女子の方が少し高い値段になっておりますけれども、平均をいたしますと3万 6,000円前後程度となっております。
続きまして、26市の実態はというお尋ねでございましたけれども、26市でまとめて調査をしているものがございませんで、毎年、東京都教育委員会が全学校を悉皆で調査いたしておりますものに、保護者が負担する教育費調査、学校納付金調査と言われるものがございます。2ページ以降にお示しいたしましたものがその抜粋でございます。東京都教育委員会のホームページからダウンロードしたものでございます。
2ページ目をおあけいただきたいと思います。参考資料と銘打っているものでございます。
実施要領につきましては、3番目の調査の内容を見ていただきたいと思います。平成12年度に保護者が学校教育活動のために支出した費用についての調査でございまして、大きく3つに分かれております。「PTA会費」「その他の会計」「学校徴収金」となっております。
調査の方法ですが、全数調査方式によって調査票は学校長が作成したものでございます。
3ページ目をごらんいただきたいとおります。
調査事項の説明として、PTA会費としてはどのようなものが、それから、その他の会計として調査されたもの、それから学校徴収金として調査されたものにはどのようなものがあるかでございますけれども、ここだけちょっと見てみますと、学校給食費、修学旅行費、学級会費、生徒会費、学年積立金等になっておりまして、ア、学校が学校教育活動のために徴収したもの、イ、全学校、全学年または全学級を単位として徴収したもの、ウ、定額を児童・生徒から徴収したものになっております。
4枚目をごらんいただければと思います
この中で、学校徴収金として挙げられているものとしては、番号11番から30番までございますけれども、実際に東村山市の小・中学校において、受益者負担という考えで保護者が負担しておりますのは、11、教科活動に要した経費、いわゆる、副教材ですとか、それから児童・生徒個人が占有して利用する教具、これらのものでございます。それから12、クラブ活動、特に、部活動に関して徴収したもの、それから14番の学校行事につきましては、本市でいけば演劇鑑賞教室などに行く交通費などで徴収しているものが若干含まれますが、残りはほとんど公費でやっているものでございます。それから15番、遠足・移動教室でございますけれども、これは原則受益者負担で保護者が負担しておりますが、一部宿舎借り上げ料ということで公費負担をしているものでございます。16番の修学旅行についても同じでございます。それから17番の学校給食費、これは全額原則保護者に負担していただいております。それから18番、生活・進路指導についてでございますけれども、これも一部分進路指導等について、必要な経費を受益者負担という形で保護者に負担していただいております。
19番以降につきましては、東村山市というよりも東京都におきましては原則公費負担ということで、すべてなされているものとなっております。そして、5ページから7ページまでがそれぞれの保護者が負担しました学校教育費の総額等についてまとめたものでございますけれども、これは総額でございますので、まず5ページ目は総額になっておりますので、比較対象としてごらんいただきたいと思いますが、11年度に比較いたしまして12年度は減少しているところが見ていただけるかと思います。6ページ目をごらんください。学校教育費の対前年度比でございます。その中の小学校、中学校のところをよく見ていただきたいと思いますが、平成12年度の児童・生徒1人当たりの学校教育費として保護者が負担した額につきましては、小学校で4万 8,821円、中学校で7万 7,732円でございます。11年度と比較いたしますと、それぞれ小学校で 0.4%の減少、中学校で1.3 %が減少していることが見ていただけるかと思います。
7ページをごらんいただきたいと思います。
これは、同じようなものをさらに受益者負担総額とPTA学校後援会等のPTA活動費としているものを分けて示しております。いわゆる、受益者負担として教材教具等、あるいは修学旅行、移動教室等で納めた額は、小学校は1人平均4万 6,908円、中学校が7万 5,368円とごらんいただけるかと思います。26市の資料がございませんので、東京都全体の平均の数字を示させていただきました。
○(高橋委員長) 詳しく説明をいただきました。
委員の方におかれましては本日の資料提出ということで、わかりづらい点もあるかと思いますが。
どうしても聞きたいということがあればまた別ですが、なければ閉じたいと思います。質疑・意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(高橋委員長) 御意見等がありませんので、以上で、本日は、13請願第13号を保留といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(高橋委員長) 御異議なしと認めます。よって、13請願第13号は保留と決しました。
次に進みます。
以上で、生活文教委員会を閉会いたします。
午後1時48分閉会
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