第8回 平成14年11月25日(生活文教委員会)
更新日:2011年2月15日
生活文教委員会(第8回)
日時 平成14年11月25日(月) 午後1時3分~午後1時59分
場所 第1委員会室
出席委員 ●高橋眞 ◯勝部レイ子 朝木直子 福田かづこ 丸山登
罍信雄各委員
欠席委員……なし
出席説明員 小町征弘教育長 高橋勝美市民部長 桜井武利学校教育部長
杉山浩章生涯学習部長 生田正平市民部次長 海老沢茂学校教育部次長
桑原純生涯学習部次長 西川文政市民生活課長 金子行雄庶務課長
大野隆学務課長 高瀬清仲社会教育課長 菊池武市民スポーツ課長
中島二三夫公民館長
事務局員 小林俊治次長補佐 池谷茂委員会担当主査 山口法明主任
議題等 1.14請願第23号 中・高校生の居場所としてのBMX・スケートボード・パークづくりを、中・高校生を主人公として進めることなどに関しての請願
2.14請願第27号 「遺伝子組みかえイネ」を学校給食に使用しないこと、並びに、その承認と表示に関して意見書を求める請願
午後1時3分開会
○(高橋委員長) ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
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△〔傍聴の許可〕
○(高橋委員長) 傍聴の申し出があればこれを許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(高橋委員長) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
次に進みます。
休憩します。
午後1時4分休憩
午後1時5分再開
○(高橋委員長) 再開します。
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△〔議題1〕14請願第23号 中・高校生の居場所としてのBMX・スケートボード・パークづくりを、中・高校生を主人公として進めることなどに関しての請願
○(高橋委員長) 14請願第23号を議題といたします。
本件につきましては、本委員会に付託されて、今回が初めてですので、事務局より、朗読をお願いします。
(事務局朗読)
○(高橋委員長) 朗読が終わりました。
休憩します。
午後1時9分休憩
午後1時11分再開
○(高橋委員長) 再開します。
次に、各委員からの質疑、御意見に入ります。質疑、御意見等ございませんか。福田委員。
◆(福田委員) 意見ということですので、私の考え方についてお話をさせていただき、皆さんからも御意見を承りたいと存じます。
この問題については、私は、前期の生活文教委員会で子供たちから出されたBMX、それから、スケートボード・パークに関する陳情でありましたけれども、取り上げまして審査をした結果、採択をいたしました。その際に所管としてこの問題についてできるだけ子供たちの希望に沿うように全力で取り組みを進めるという、当時の市民スポーツ課長のお言葉をいただきまして、それで採択をした経緯がございます。この桑原さんは、その場所づくりについて子供たちも一緒にかかわらせた方がいいのではないかという御意見で請願をお出しになったわけですけれども、私は、これについては子供たち自身が場所探しの困難さも含めて体験をすることはすごく重要だと考えています。なかなか場所が見つからないよという中で、前回の課長が御答弁されましたように、学校の中庭では目立たないから嫌だということもございましたし、同時に、BMXとスケートボードを分離をするということについては、子供たち自身が持ち帰って話し合った結果、「一緒に使えるスペースが欲しい」というお話だったということも所管から御報告がきております。それを私はよく理解はできるんですね。なぜかというと、BMXは静かだから優遇されるという、そういうことは嫌だと思っておられるのが子供たちの気持ちではないかと思いまして、そういう点で、やはり場所探しはすごく大変ですし、交渉の場につく上でもうるさくされるからいやだという、周りの大人たちの気持ちもわかりながら、自分たちがその場所をどうやって使っていくのかも含めて、希望のスペースが確保できないということも当然あるかと思いますので、そういう点でこれについては、ぜひそのような形で取り組みがされていけたらいいなと私も思っておりまして、周りからいつやってくれるんだ、いつやってくれるんだと思われているよりかも自分たちが大変なんだな大変なんだと思いながら取り組んでいかれるような体制というか、そういう取り組み方にしたらいいのではないかと思っています。これは私の意見です。ですから、ぜひ採択をして、子供たち等交えて一から研究を進めていくことも1つの方策だと思っているところです。
○(高橋委員長) ほかに御意見等ございませんか。勝部委員。
◆(勝部委員) 私もこれ、陳情のときから審査している内容については承知しております。大分審査をしてきた内容でございますので、この請願の内容にあるように、子供たちが中心になってこのBMX、あるいは、スケートボード・パークづくりをしていく方法が一番いいのではないかと考えております。これまでの経過の中でも、所管の担当の方々は陳情者と一緒になって話し合いをしてきた内容について御報告いただきましたけれども、それをもっとオープンな形でつくる会という感じで設定をして、実現できるかできないかという、実現を目指すわけなんですけれども、市内にどういう状況があるのかということを子供たち、あるいは大人も含めてですが、関心のある人たちに情報をきちんと提供し、あるいは、情報公開をしながら市民がみずからものを考えて行動し、責任を持っていく時代に入りましたので、その中で得られた結果を尊重していきたいと考えております。
○(高橋委員長) ほかに御意見等ございませんか。丸山委員。
◆(丸山委員) 前の委員会のときに設置云々というのが陳情かな、通っているんだね。今度のは子供というか、中・高生を中心にということだから、別に中・高生だけではなくて、大人も一緒にそこへ入って、大人ということはイコール行政だと私は理解していますけれども、進めてくださいということなのね。つくる、つくらないというのは陳情が通っているわけで、また、これを行政がやるか、やらないかというのはこれまで委員会で通っても、やる、やらないは行政の勝手ですから、委員会軽視になることは間違いないでしょうけれども、通っていることと、今までの審査の中で、この請願人ではない方だったと思うんですけれども、行政の方でいろいろと話し合いを前に随分なさったと聞いている。そういう答弁が前にあったと思うんですよ。ですから、そういうぐあいに今でも進んでいるなら願意も満たされていることになってしまうわけ。今さらこれをやる、やらない、この請願どうこうではなく、その後、ずっとそういうぐあいに子供たちと行政の所管と話し合いが継続しているのかどうか。もし継続しているとすれば、これはもう願意満たされているわけだから、その辺のところを行政からも聞きたいと思いますし、先ほど委員長がおっしゃったように、BMXとスケートボードを2つに分けて出していただけませんかということでお願いをしたわけです。ところが、また、同じようなのが出てきて、前にも聞いて私もわかったのですけれども、BMXというのは自転車のあれだから音が出ない。ただ、目立つところでやりたい、こういうことだったですね。スケートボードの場合は、視察にも行ったりして、ほかのまちでも騒音というか防音というか、そういうもので逆につくって大変困っているところもありました。そうなると、狭い東村山市でどういうところへ、こういう問題ばかりでなくてごみの置き場だってそうなんですが、少し離れたところだったらぜひ必要だ、自分の隣は嫌だよと、これ、みんなそうなんだね。
そういう中で、BMXの場合はまだしも、スケートボードの場合大変音がすごいんですよ。先日、本町都営北ブロックの特別委員会のときにもスケートボードとか、そういうのを中につくったらという意見をおっしゃった委員もいらっしゃるんですが、音というのは上にいきますので、都営住宅というのは高層があるわけですから、大変その人たちには御迷惑になるんですね。ですから、場所云々というのは本当に難しいと思うんです、特にスケートボードの場合は。BMXの場合はこれまた、一時、何か学校の校庭の端とか何か云々というお話を聞きましたけれども、ところが、目立つところでないと嫌だという話があったようですけれども、できたらBMXとスケートボードを一緒に、ここで私らがお話しするのは何か、今、申し上げたような事情からちょっとどうかなと思うんですが、要はこの請願は子供たちを中心というか、大人と一緒に場所選びの中へ入れてくださいよと、こういうことだと思うんですよ。
ですから、冒頭にお話ししたように、行政側が、子供たちと話を何回もしたというのを聞きました。その後はどうなっているのか、それをお聞きするのが1つ。それによって、また次の考えがありますので、それだけ委員長、行政から経過を聞かせてもらえますか。
◎(菊池市民スポーツ課長) ただいまのその後の経過ということで御質疑がありました件ですけれども、実はことし10月17日の木曜日、夜、2時間ほど出席者が、愛好者が5人、大人が島崎議員含め3人、都合8名の方とお会いして、今までの経過の確認と今後の進め方についてお話をさせていただきました。
今、丸山委員がおっしゃったとおり、市内には同等の空き地といいますか、スペース的な問題、これを探すことが少し難しいだろうという話から、機材がありますので、機材の置き場所、あるいは音の問題、そんなことでお話させていただいた経過がございます。また、過去にお話しさせていただいた中で、学校を使えないかというお話をこちらの方からさせていただきましたけれども、やはり、学校に確認をしましたら、音の問題があるよということが1つありました。また、従前の愛好者の話の中で、「学校の中庭だと目立たない」という回答をいただいたときに、本当にそうなのかという話を確認させていただいたら、「できるところであればということで、目立たない場所ということではございません」という御意見もいただいております。
今後はお互いに、今、BMXとスケートボードができるような場所を見つけましょうというようなことで、行政と愛好者の方、同じように進めていきたいということで10月17日には話が終わりました。その後、行政として私どもの方も、学校あるいは近隣でないかという場所探しをしたんですが、一番駅の前で丸西青果というのがございますけれども、日曜日はちょうど開いているものですから、できないかという交渉もさせていただきましたけれども、そこの中ではやはり危険であるということと、午後になるとトラックの搬入があるということで断られた経過がございますけれども、やはりなかなか意にそぐわないような回答をいただいております。安全にかつ中・高生たちが自由にできる場所というのはなかなか市内にございませんので、今後、愛好者を含めまして、共同しながらこの件については進めていきたいと思っています。
◆(丸山委員) 課長のお話を聞くと、前にも生徒とお話し合いをしてきた経過があるし、また最近では、今のお話で10月17日に所管といろいろと話し合った。ということは、この請願はもう願意が満たされているんだね。実際にそれやっているわけでしょう。だから場所がどこに決まるか、これはまた別の問題ですから、前のこれではなくて、前の委員長のときに陳情が採択されているわけでしょう、つくるということに対して。それとこれとはまた別の問題ですから、願意が満たされているのではないか思う、委員長。願意が満たされているものをまた採択するというのも、これおかしなものだと思うんですよ。つくる、つくらないは、今、言ったように前の委員会で採択されているわけですから、これは子供たちも一緒に場所づくりをということですから、そうなると今現実に今の御説明でやっているわけだね。願意が満たされているものを通すというのは、これまたおかしなもので、その辺をもう1回、正副委員長から請願人の桑原さんにお話をしていただいて、また次の委員会なんかでその報告を委員長からいただいて、またみんなで話し合っていくのはどうなのかと思います。これは答弁は別にいいけれども、委員長にそれを諮ってもらえれば。
○(高橋委員長) ほかに御意見等ございませんか。罍委員。
◆(罍委員) 今、丸山委員からお話があって、所管が今答弁されたとおりです。全くその状況だと思うんです。行政の方で何もしていないというのであればあれですけれども、子供たちを交えてお話をしているわけですね。子供たちというのがどの範囲で、メンバーが特定していないところがありますけれども、既に5人ですか、愛好者、それから17日にやられているということであれば、全く私も今、丸山委員が言われたように、これそのものは前から継続で願意は満たされていると思います。それはそれでいいと思うんですけれども。
行政に参考までにお聞きしたいんですが、子供たちがこういうものづくりに行政と一緒に参加しているという形態というのはほかの自治体であるのでしょうか。つかんでおられれば教えていただきたい。
◎(菊池市民スポーツ課長) ただいまの愛好者と一体となってというお話ですけれども、武蔵野市がやられているということを聞いております。当初、行政でということで進めたという経過がございますけれども、その中で武蔵野市が途中から参加をしていただいたという話を聞いております。
◆(罍委員) 今の御答弁ありました。それで、愛好者と今言われましたけれども、子供という、要するに小学生まで入っているのかどうか、その辺はどうでしょう。
◎(菊池市民スポーツ課長) 年齢構成につきましては、私どもの方は掌握しておりませんけれども、かなり高校生あるいは大人の方含めて愛好者としていらっしゃるという話を聞いております。
◆(罍委員) 先ほどもお聞きしましたけれども、愛好者の範囲、特定というんですか、それはどうなっていたでしょうか。ただ、わけもわからなく間口が広がる--広がるのは構わないと思いますけれども、どことその話をしていくのか、そういうことはどういうふうに他市ではやっていたでしょうか。
◎(菊池市民スポーツ課長) 市内に在住する愛好者という範囲では聞いておりますけれども、東村山市におきましても高校生の年齢よりも上の方が来られてお話をされているということと、その中の1人の方は相当な経験者で、外国にも行かれているという中でスケートボード・パークといいますか、そんな専門的にお話をされている方は東村山はいらっしゃいました。
◆(罍委員) 今、わかりました。それで、私はちょっと気にしているのは、行政側は例えば、ポイントは、愛好者がそうですけれども、中・高校生というんですか、ここにポイントが入っているみたいな感じがするんですけれども、この進め方としてはどう考えているんでしょうか。その対象といいますか、対象にこだわっていますけれども、ただ相手が烏合の衆みたいに来て、その人たちと話ししていいのかどうなのか、どう考えているのかお聞きします。
◎(菊池市民スポーツ課長) 年齢構成については、武蔵野市の実態をお聞きしますと非常にばらつきがあるということと、市内の愛好されている方の人数が多くないというお話も聞いております。そこで、当市におきましても、現在、これから協議する段階だとは思いますけれども、実数がまだつかめておりません。そこの中で他市の聞き取りも含めまして範囲を決めていきたいと思います。
○(高橋委員長) ほかに御意見等ございませんか。朝木委員。
◆(朝木委員) 私の方からは、まず意見といたしましては、確かに音の出るものと出ないものはやはり分けた方がいいのではないかと思いますが、目立つところで音の出るスポーツをというのが非常に難しいのではないかと思いますので、そのあたりは近隣と十分協議の上、納得された上で設置すべきだと思いますのと、それから居場所というのが悪い形でのたまり場みたいなことにならなければいいなという懸念はあります、私は。そのあたりの管理をどうするのかお聞きしておきます。
それから、先ほどほかの委員からもお話がありましたが、中・高生を中心にという意味ですが、今のたまり場になるんではないかという問題も含めて、管理とか運営についても中・高生を中心に進めてくださいという内容になっておりますが、いっても生徒会とは違いまして、これは社会の中のことですから、行政としてどこまでの範囲で中・高生を中心に進めるということを考えておられるのか。
それから、今のお話ですと、そうすると例えば、学校を通して実行委員会的なものをつくってということではないわけですね。それをお聞きしておきます。
◎(菊池市民スポーツ課長) ただいまの範囲のことかと思いますけれども、他市の実例を言いますと、武蔵野市におきましてはフェンスでそこを仕切っているというところが1つあります。それと、公園の中に設置してある場所につきましては、非常にオープンになっている。ただ、公園にありますといろいろとほかの方の利用者との競合もありますので、その辺のところは注意をしていかなければいけないということ。あと武蔵野市の例でフェンスで囲った場合、その条件をお互いに確認をした中で施錠をして使っていただいているということで、非常に有効に使われているという話を聞いておりますので、それらも参考にしながら、東村山市で進める場合、取り入れていきたいということだと思います。
また、もう1つは、実は10月にお話をさせていただいた中で、5人の方の出席をいただいて、また、大人の方も出席いただいたのですけれども、実際に実施していく中でもこんな形でお互いに壁をつくらないで話し合いをしていくところが必要かなということを思っています。
○(高橋委員長) ほかにございませんか。丸山委員。
◆(丸山委員) 13年3月8日の前の委員会で、つくるということで通っているんです、請願は。今、出てきているのは中・高生も場所選びなんかに入れてくださいと、こういうことなわけですから、先ほど申し上げたように、最近では10月17日だけれども、前からそれやっているんだね。例えば、北山小学校の何とかという場所にBMXの方ですか、どうでこうで、そんな話も子供たちとはしているわけだよね、ずっと前から。何回もそういうことをしているんだったら、さっきも言ったように、この請願は願意が満たされているのではないですか、こういうことを先ほど申し上げたんです。例えば前にも御説明いただいたときに、武蔵野市の場合は、市民プールの前につくって、それは管理はスポーツ振興委員会がやっているとか、前にもそういう御答弁いただいているわけです。それから、小金井公園の場合は、東村山中央公園の14.7倍か、うんと大きいわけですね。その中へできているわけです。そういうのはもう御説明いただいているわけですから、この請願にのっとって、中・高生を入れてください、場所選び等に入れてくださいと言っているんですから、それは現在やっているわけだから願意に満たされているのではないですか。だったら請願者に委員長、副委員長の方からお話しいただいて。先ほどこういうぐあいにお話ししたんです。
○(高橋委員長) ほかにございませんか。福田委員。
◆(福田委員) 丸山委員がおっしゃったことは私もよくわかるんですが、問題はそれが定期協議にはなっていないということですね。今の御答弁もそうですし、前回の御答弁もそうだったと思うんです。私は市民スポーツ課長が一生懸命頑張っておられると思いますし、その場所の選考に当たって最大限努力しておられると思っているんですが、問題は愛好者の側からどうなっていますかと来た中で、話し合いがされているということですね。だから、それをこの方々は定期協議みたいな格好で、今どうしましょうか、今の話をもうちょっと組織的におやりになったらいかがですかということだと私は理解をしています。だから、その意味で、そういうふうに組織的に進めていくおつもりがあるのであれば、そこら辺を請願者にお話をすることはいいと私は思うのですが、そこら辺をもう一度確認したいです。
それと、今、朝木委員からもいろいろ出されておりました、場所の使い方の問題や周りの近隣の人々との迷惑にならないようにどうするかという問題も含めてなんですが、そういうところで場所を実際に当たって所管が苦労されておられて、場所の問題、騒音の問題があってなかなか理解していただけないよということを御本人たちが自覚することがすごく重要だとひとつ思っているんです。
それから、もう1つは、年齢、中・高生の問題と専門家もいるというお話ですが、実は、前回採択をしてからでも何年もたっているわけですね。そうすると、当時高校生だった方々は大人になられたり、大学になられたりとか、年齢が進んでいるわけですから、年齢構成はいろいろだと思います。
それから、前回、請願者としてお出しいただいた方々以外に、その方々がお出しになったということも知らない、まちの子供たちがいらっしゃるわけですね。中央公園なんかで私お話しして、「そういう陳情が出されて通ったの知っている」と聞いたんですけれども、「知らない」とおっしゃっておられましたし、そういう意味で、どこまで実行委員会方式でやるとかやらないとかということよりも、請願が出された子供たちを中心に、子供たちと言っても今一定の大人になっている方もいらっしゃるわけですから、その方々を中心に、所管が定期協議みたいな格好でしていこうではないかということを提案されて、その中で進めていかれるのであれば、私はこの願意は満たされていると受けとめられますけれども、今の段階はこちらの方から「どうなんですか」と彼らが来た上で、「今こうなっているよ」ということですから、そこをもう一歩進めるということでおやりになるおつもりのお考えがあるかどうかだけを確認をさせてください。
◎(菊池市民スポーツ課長) ただいまの御意見ですけれども、私どもの方、定期的にという話をしておりませんでした。それで、「市民スポーツ課の窓口はいつでもオープンにしますから、その中でお話しください」というスタンスでもって相手方と接してきましたので、今、福田委員の御意見を参考にしながら今後進めさせていただきたいと思います。
○(高橋委員長) 今、行政の方からのお話も大体、先ほどの丸山委員のお話に値するかなと思います。今いろいろお話をいただきました。また、真剣に討論いただきました。本来の委員会のあり方だなと思いまして、それぞれの御意見をいただきました。やはり、御意見を集約してみますと、これだけ場所づくりを探すのにいかに大変かということをまず請願、要望している子供たちに真剣に実情を見せてわかってもらおうではないか。その中で子供たちがしっかりとしたルールの中で運営していく考え方も持たせようではないか。そのことによっては行政はいつでもお話を聞きますし、一緒に進めますよという答えでありますので、今、集約されました中におきまして本当に願意が満たされたなと思っております。
それから、もう1点、富士見児童館の例が出ていますけれども、あくまでも野外と隔離された場所とは違いますので、これだけはしっかりと御理解いただいて。ですから、先ほど朝木委員からおっしゃられた、いろいろな団体が入ってきたときどうするのか、収拾がつかないでしょうという、これもまた1つ大きな問題となると思いますので、その辺も行政の方はしっかりと理解した中でさらに進めていただきたいと思います。
それでは、この14請願第23号につきましては、今、行政の方から受けた答えをもちまして、請願者に「願意が満たされていますので、いかがですか」ということを正副委員長をもとにしましてお話ししていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)教育長。
◎(小町教育長) 確かに前回採択されているわけですけれども、その中で生活文教委員会で、姫路だったですか、視察させていただきました。今、朝木委員がおっしゃいましたけれども、いわゆる、請願した人は「責任もって管理しますよ」と言っておきながら、実際周りを使う人はとんでもない人が、理解できないものが非常にここに整理できないといいましょうか、そういう問題も出ているということを私たちはつぶさに見てきたし、また聞いてきました。そういうことを考えますと、「夜間やるのでナイターつけてくれ」と言ったら、ナイター照明の電気は壊されるわ、鍵は壊される。あるいは、食べ終わったものをそのまま放っておくとか、非常に管理が困っている。そんなことで閉鎖もせざるを得ないということも聞いております。
そのようなことがすべてではないと思いますけれども、やっぱり、不特定多数の人を対象にやる場合には、その辺はよほど十分管理を、もちろん場所探しからやるわけですけれども、管理のことも、あるいは、使用者のことも考えながらやっていかないと、これは大変な、逆に青少年の非行のたまり場になり得るということも私は考えています。
それともう1つは、これだけの 17.17平方キロの中で、しかも住宅が混み入っている中で、音が出ないでというのはなかなか厳しいと思うんです。そういう面で、もちろん、分離して考える必要もあるかなと思っておりますけれども、そのような他市の状況等も十分に調査した上で、さらに場所探し等をしていきたいと考えております。ですから、きょうやったからあしたできる、こういうことではなくして、相当時間をかけてその辺もやっていきたいと考えております。
○(高橋委員長) 今、教育長の方からお話もありましたが、委員会としても視察へ行きました。その視察の中での状況の厳しさは現にごらんいただけたと思っております。
また、新たに追加の紹介議員がきょう発表されましたが、それぞれ各政党の中にいらっしゃいますから、その部分、紹介議員の方にもしっかりとお話しをいただきながら理解していただくようよろしくお願いします。
ほかに質疑、意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(高橋委員長) 以上で、本日は14請願第23号を保留といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(高橋委員長) 御異議なしと認めます。よって、14請願第23号は保留と決しました。
次に進みます。
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△〔議題2〕14請願第27号 「遺伝子組みかえイネ」を学校給食に使用しないこと、並びに、その承認と表示に関して意見書を求める請願
○(高橋委員長) 14請願第27号を議題とします。
本件についても、本委員会に付託されて、今回が初めてですので、事務局より、朗読をお願いいたします。
(事務局朗読)
○(高橋委員長) 朗読が終わりました。
次に、各委員からの質疑、意見等に入る前に委員長の方から、この請願の内容について確認させていただきたいと思います。
請願項目が3つ出ておりますが、この請願項目がどうも分離採択みたいな形が気になるんですね。
休憩します。
午後1時51分休憩
午後1時57分再開
○(高橋委員長) 再開します。
再開に当たりまして一部訂正がありましたので、事務局次長補佐からお願いいたします。事務局次長補佐。
◎(小林事務局次長補佐) ただいまの14請願第27号の代表、内村幸子ほか 1,514名に加えまして、10月17日付で296 名が署名追加になりまして、 1,810名となっておりますので、訂正をお願いいたします。
○(高橋委員長) いろいろ今御意見いただきました。
14請願第27号につきまして、請願人の方にお話をし、分離しながら再提出をお願いして、あるいは意見書として出していただくという話を持っていきたいと思います。
なお、私が調べたところによりますと、現在、この遺伝子組みかえの食品というものは農産物6作物、それから44品種が許可され、表示されているそうです。現に遺伝子組みかえ表示というのはこの4作物、44品種という形でなっておりますが、問題は加工食品だろうと思います。農作物の6作物に関しては、じゃがいも、菜種、これは油になりますから、てん菜、綿、これも油の材料ですね。大豆、とうもろこし、この6作物が、今、遺伝子組みかえ表示ということで明確に原料から出ているそうです。
ほかに質疑、御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(高橋委員長) 以上で、本日は、14請願第27号を保留といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(高橋委員長) 御異議なしと認めます。よって、14請願第27号は保留と決しました。
次に進みます。
以上で、生活文教委員会を閉会いたします。
午後1時59分閉会
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