第4回 平成16年6月17日(政策総務委員会)
更新日:2011年2月15日
政策総務委員会記録(第4回)
1.日 時 平成16年6月17日(木) 午前10時3分~午前10時23分
1.場 所 第1委員会室
1.出席委員 ◎山川昌子 ○田中富造 桑原理佐 佐藤真和 野田数
清水雅美 木村芳彦各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 室岡孝洋政策室長 岸田法男総務部長 杉山浩章財務部長 木下進政策室次長
大野隆総務部次長 檜谷亮一財務部次長
鬼原秀和多摩北部都市広域行政圏担当主幹
1.事務局員 中岡優次長 佐伯ひとみ主任 細渕正章主任
1.
議 題 1.16請願第3号 「公団住宅を独立行政法人都市再生機構に引き継ぐに当たり、衆参両 院、国土交通委員会の附帯決議事項を全面的に実現し、公共住宅とし て守る」意見書の提出を求める請願
2.特定事件の継続調査について
午前10時3分開会
◎山川委員長 ただいまより、政策総務委員会を開会いたします。
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◎山川委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
次に進みます。
休憩します。
午前10時4分休憩
午前10時7分再開
◎山川委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕16請願第3号 「公団住宅を独立行政法人都市再生機構に引き継ぐに当たり、衆参両院、国土交通委員会の附帯決議事項を全面的に実現し、公共住宅として守る」意見書の提出を求める請願
◎山川委員長 16請願第3号を議題といたします。
各委員からの質疑、意見に入ります。
御意見ございませんか。田中委員。
○田中委員 意見ということなんですけれども、16請願第3号「公団住宅を独立行政法人都市再生機構に引き継ぐに当たり、衆参両院、国土交通委員会の附帯決議事項を全面的に実現し、公共住宅として守る」意見書の提出を求める請願ですけれども、私は、できれば、この6月定例会において、各会派の賛同を得て採択できればなと思っております。それで、昨年の3月と同じように、政府に、この請願の求める意見書を提出できるように、それぞれ各委員に努力していただければなと思います。
それで、私もいろいろと、きょうを迎えるに当たりまして、いろいろ調べさせていただきました。それで、自治協などにもいろいろあたりまして、実はことしの16年3月議会で、多摩26市のうち12市で意見書を既に可決しているんですね。意見書を出しているということと、6月議会に三鷹市が提出する予定だということですから13市、まず半分が意見書を採択した、あるいは採択する予定。それから国立の市長が、市長独自としての要望書を都市再生機構に提出するということだそうです。
この請願が出された根拠ということで、いろいろとお聞きいたしますと、実は例えば久米川公団、号棟が9つか10あるのかな。それぞれが今度、この都市再生機構になりますと、それぞれ、ばらばらに民間の不動産業者に売却することができるということらしいんですよね。ですから、1号棟が三菱とか、2号棟は住友とか、3号棟は西武とかいう形になって、それぞればらばらの家賃設定になっていくと。それから現在、第四保育園がございまして、北側ずっと都営住宅にかけて空地になっていますよね。何も植わっていない場所があるんですけれども、あそこも売却される可能性があると。そうすると、現在、空地があって、居住環境としては、木も非常に大きな高木があったり緑も深いということで、大変住みやすい地域になっているんですけれども、大変過密な居住環境の悪化も心配されるということがわかりました。
それから、現在、今まで入っていた人が1回建てかえで外に出られて、また入ってくると、傾斜家賃制度ということで、だんだん高くなっていって、10万以上の家賃になってしまうと。それから新規入居の場合には、もともと3LDKの場合には14万円、2LDKの場合は11万円ということで、大変、高い家賃になっているんだそうですね。それで、現在でも60から70戸が空き家になっている。そして、さらに高齢化が進んでいて、60歳以上の方が今60%を超えているという状況で、年金の収入で生活している方々が6割以上いるということで、家賃11万とか家賃14万とか10万ではとても住んでいられないので出て行かざるを得ない。だけれども、都営住宅にも入れないという状況があるということで、大変お困りになっているという状況がわかりました。
それで、この請願事項の中に11項目、国会で附帯決議をしたということがございまして、その11項目につきましては、国会の中で与党の自民党、公明党、それから民主党なども全部賛成で可決されたといういきさつがあるんですけれども、その内容をここに資料をいただいてきたんですが……(「委員長、休憩して」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 休憩します。
午前10時12分休憩
午前10時14分再開
◎山川委員長 再開します。
田中委員。
○田中委員 それで、先ほどの続きですけれども、木村委員から途中そういう意見がありましたので、私の方で取り寄せました資料については提出して、ぜひ各委員に見ていただきたいという立場でございますので、後ほど委員長にお諮りして、コピーをとっていただきたいと思います。
それで、この11項目ですけれども、附帯決議……
(不規則発言あり)
◎山川委員長 休憩します。
午前10時15分休憩
午前10時16分再開
◎山川委員長 再開します。
どうぞ、続けてください。田中委員。
○田中委員 それで11項目は、先ほど言いました高家賃の抑制ですとか、高齢化対策だとか、いろいろ全部11項目ありますけれども、5項目は、現在、居住されている方々の要望がかなり反映されていると思うんですね。それとあわせて、ほかの6項目については、再生機構としての業務はこうあるべきとか、いろいろ出されているので、直接、居住されている方々には関係ないような感じがいたしますけれども、この1から5のところは大変重要な中身だなということで、どなたにも賛同できるような内容だと思いますので、私は、その立場で、この意見書については、ぜひ、皆さんと意思を統一して採択して、意見書を提出していきたいという意見を持っております。
◎山川委員長 ほかに御意見ございませんか。
佐藤委員。
○佐藤委員 それでは、16請願第3号で意見ということなので。私も他市に長くいて、日野・多摩平団地という公団で生まれ育ちましたけれども、実感として、国の制度が変わっていく中で、だんだんと住みづらくなっている。建てかえを通して戻り、入居ができづらいとか、具体的な問題があるという中で、今回の請願の項目については、そのとおりだなと思っているところです。ぜひ資料を見させていただいた上で、採択に向けて、意見をまた申し述べていきたいなと思っていますので、次回以降、また進められたらと思っていますので、よろしくお願いします。
◎山川委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
木村委員。
○木村委員 今、田中委員からもあったけれども、3月の委員会というのは3月17日にやっているわけですが、本会議中の予算委員会やったり、そういう大事なときで、全然、審査していないわけです、これ。ですから、私がさっき休憩中に申し上げましたように、衆参両院の附帯決議が出ているとか、あるいは国土交通委員会での附帯決議が出ているわけなので、それの資料請求をお願いしたい。それから、もしできたら、独立法人という話ですけれども、それについても独立法人に対する政府の考え方というのがあるわけですよね。その辺も資料としていただきたい。これだけを要求しておきたいと思います。
◎山川委員長 ほかにございませんか。
ただいま木村委員の方から、附帯決議の案件と、それから独立法人に対する国の意見と、それからあと、さらに委員長の方からは、前回の平成15年3月26日の意見書の写し、控えですね、それを出していただくように資料請求をいたします。そのようにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「委員長」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 清水委員。
○清水委員 この資料というのは、次回の委員会でなくて、途中で資料が集まり次第、委員に渡すという話―例えば、あしたでもあさってでもという、そういう意味ですか。
◎山川委員長 その件については、資料が集まり次第でよろしいでしょうか。
休憩します。
午前10時21分休憩
午前10時22分再開
◎山川委員長 再開します。
それでは、ただいま請求のありました資料については、そろいましたら、直ちに委員のポストへ入れるということでお願いいたします。それに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 御異議なしと認めます。
以上で、本日は、16請願第3号を継続審査といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 御異議なしと認めます。
よって、16請願第3号は継続審査と決しました。
次に進みます。
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〔議題2〕特定事件の継続調査について
◎山川委員長 次に、特定事件の継続調査について、お諮りいたします。
本件については、本会議の議決を得たいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎山川委員長 挙手全員と認めます。よって、さよう決しました。
次に進みます。
以上で、政策総務委員会を閉会いたします。
午前10時23分閉会
東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。
政策総務委員長 山 川 昌 子
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次 長
局 長
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