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第3回 平成17年8月25日(生活文教委員会)

更新日:2011年2月15日

生活文教委員会記録(第3回)


1.日   時  平成17年8月25日(木) 午前10時5分~午前10時56分


1.場   所  第2委員会室


1.出席委員  ◎肥沼茂男    ○荒川純生    朝木直子    罍信雄    清水雅美
          黒田せつ子各委員


1.欠席委員  なし


1.出席説明員  小町征弘教育長   市川守市民部長   桑原純教育部長   遠藤文夫市民部次長
         中島信子教育部次長   榎本和美教育部次長   古野実市民生活課長
         野島恭一国際・女性課長   秋山隆産業振興課長   小林徹防災安全課長
         金子行雄庶務課長   丸田記代元学務課長   倉田朋保指導室長
         小林俊治社会教育課長   菊池武市民スポーツ課長   木村稔図書館長
         中島二三夫公民館長   根建明ふるさと歴史館長


1.事務局員  中岡優次長    田中憲太次長補佐    細渕正章主任


1.議   題  1.17請願第3号 久米川クレーコート、人工芝化を求める請願
         2.副委員長の辞任について

午前10時5分開会
◎肥沼委員長 ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎肥沼委員長 傍聴の申し出があればこれを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎肥沼委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
  次に進みます。
  休憩します。
午前10時6分休憩

午前10時9分再開
◎肥沼委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕17請願第3号 久米川クレーコート、人工芝化を求める請願
◎肥沼委員長 審査に入る前に申し上げますが、携帯電話、カメラ等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み並びに使用は禁止いたしますので、御承知おき願います。
  17請願第3号、久米川クレーコート、人工芝化を求める請願を議題といたします。
  本請願につきましては、今回が初めての審査となりますので、事務局より朗読をお願いいたします。
(事務局朗読)
◎肥沼委員長 朗読が終わりました。
  次に、各委員からの質疑、意見等に入ります。
  質疑、御意見ございませんか。清水委員。
○清水委員 この請願文によりますと、大分コートが荒れているということですが、現況をどんなふうに所管としては把握しているか、まずお伺いしたいと思います。
△菊池市民スポーツ課長 整備の状況といたしましては、雨天等の翌日、水の引きぐあいを見まして、でこぼこ部分に土を入れまして、コート表面に薄く砂を引きまして、ローラーにて転圧しております。
  また、コートのひび割れ防止並びにコート維持のために、利用者の方々には、プレーが終わった後、散水等をお願いしているところであります。
○清水委員 今、でこぼこでイレギュラーして帰ってしまうとか、いろいろこの中でも訴えていますけれども、現状の中で、かなり使えないというような、今の説明ですと、雨が降った後は砂をまいてローラーをかけて、こういうことをやっていますね。これは、根本的に変えていかないと解決できない問題なんですか。
△菊池市民スポーツ課長 多分、憶測でありますけれども、私どもが整備している状況はこの表現とは違うと思っております。といいますのは、見た目で我々も確認させていただいていますけれども、極端にイレギュラーするような状況とは判断しておりませんので、通常のプレーには差し支えないと思っています。
○清水委員 ちょっと請願文とは異なったようなところでありますけれども……。
  それでは、「整備を怠りますと、すぐ、でこぼこになります。」となっていますが、通常は、雨が降った場合にはそのように整備をしていますね。30センチほど掘り下げてここを整備すると書いてありますが、これは、何年にいっぺんとか、定期的にそういうことをやるんですか。
△菊池市民スポーツ課長 私どもの方も、この請願の内容にあるとおり、定期的に実施したいとは考えておりますが、直近では、六、七年前に掘り起こしの工事をさせていただいて、あとは日常的な整備を行っております。
○清水委員 今、六、七年と言われましたけれども、通常のコートというのは、大体何年ぐらいでやっているんですか。
△菊池市民スポーツ課長 整備の状況にもよると思いますけれども、5年前後ということは聞いております。
○清水委員 人工芝にすると、「天候の影響が最小限にとどめられて利用頻度が大幅に上がり」と書いてありますが、雨の日は全くクレーコートはできないが、人工芝に変えた場合には、小雨などでもできるという状況ですか。
△菊池市民スポーツ課長 現在、クレーのコートと比較しまして、運動公園が同様の施設でございますけれども、2割ぐらい利用できない日があります。
○清水委員 運動公園は人工芝なのですか。
△菊池市民スポーツ課長 はい。
○清水委員 2割ぐらいは利用率がアップできるということでよろしいですか。
△菊池市民スポーツ課長 はい。
○清水委員 現在の利用状況といいますか、逼迫状況と表現したらいいのかな、かなり待ちがあるとか、そういう状況はどうなんでしょうか。
△菊池市民スポーツ課長 開放の状況でございますけれども、運動公園の場合につきましては、16年度実績で開放日数が362日中309日、久米川のコートが353日中238日ということになっております。曜日が重なった場合につきましては、機械の抽せんによって当せんした人が使っておりますけれども、あいていれば随時使用は可能でございますので、あいているときに使用していただければ、緩和できるかと考えております。
○清水委員 今の運動公園の利用状況とこの久米川の利用状況は、久米川の方が二百何日とか大分少ないようですが、これはクレーコートだからでしょうか。
△菊池市民スポーツ課長 久米川につきましては、クレーコートという状況でございますので、きょうの状態も同じですが、当然、雨が降りますと路面が悪くなりますので、中止ということでやっておりますので、運動公園に比べましても開放状況が低いという状況でございます。
○清水委員 確かに、市民スポーツを振興させるためには、ハード面の整備というのは当然必要になってくるわけですが、問題は、今のクレーコートで──その前に何面あるんだったか……(「5面」と呼ぶ者あり)5面あるんですか。それで、クレーコートとして整備し直すという費用は1面当たりどのくらいか。それから、人工芝に変えた場合はどういう状況なのか。現在の財政状況も理解しているつもりですが、そこら辺のところをお聞かせいただけますか。
△菊池市民スポーツ課長 クレーコートの場合、目安としましては、1面で100万円少しかかると聞いております。また、人工芝の場合につきましては、1面で改修工事費が約1,000万円ほどかかると聞いております。その年々の状況でこれが変化いたしますので、若干の増減はあるかと思います。
○清水委員 1,000万円ということは、人工芝が10倍もかかってしまうわけですね。かなり財政的には差が出てくるわけですが、差し当たって、こういう請願が出た中で現状を見た場合に、100万円のクレーコートを5面やったとして500万円ですね。人工芝の1面にも満たないわけです。ここは人工芝化の要望ですが、その前に請願じゃないから上がってこなかったですけれども、クレーコートを直してほしいという陳情が出たような気がするんですね。今後、今のままではとても使えないから順次直していくよという意向があるのか、今のままで使えるじゃないかという意向なのか、そこら辺の考え方があったらお聞かせいただきたいと思います。
△小町教育長 人工芝は一般的に、いわゆる全天候型というわけです。それで、現状あるのがクレーコートです。テニスは、基本的にはクレーコートが一番いいんです、足腰には。これはもう、デビス杯の選手で監督もやった太田先生がしょっちゅう言っていました。だから、イギリスで行われているウィンブルドン選手権大会は完全にクレーコートですよね。そういう面で、クレーコートというのは、体的には非常にいいと言われている。ただ、なぜ全天候型がはやってきたのかということになりますと、今まで言いましたように、雨等の場合に、全天候型の方が管理しやすいということで、全国的に全天候型になってきているという傾向がございます。
  本市でどうなのかということですけれども、運動公園は全天候型になっているんですが、久米川コートは、御存じのように借地であります。全天候型にした場合に、返してくれと言われた場合には、1,000万円、5面を掛けると5,000万円になりますね。そうした場合に、もとに戻して返すということになりますので、それは現状では不可能だと私は考えております。
  今、地主の方から、あそこを買い取ってほしいという要望も出ております。むしろその方が先であって、それから、将来、全天候型にしていくということがベターかと考えております。当面は、クレーコートを整備していくということが、今、一番いいのかなと考えています。ただ、財政状況がこのような状況でございますので、その辺を十分配慮しながら、使用者にとって不自由のないようなコートにしていきたいと思っています。
○清水委員 今の答弁の中で、借地では、今、教育長が答えられたような危険性がありますね、せっかく人工芝に整備しても。
  先ほどの逼迫状況ですが、ここにもうたってありますように、萩山テニスコート、これは直接今は関係ないかもわかりませんが、その状況なり見通しというものを御存じでしたら、答弁をお願いいたします。
△小町教育長 萩山テニスコートにつきましては、萩山町の住民を中心として市長に面会等で、市で何とかしてほしいという要請は来ております。教育委員会も立ち会いをさせていただいておるわけですけれども、現状では面積的にも、今の財政状況の中で、買うということは非常に困難なのかなと考えております。
  今、西武があそこを持っているわけですけれども、西武としては売却という方向で進んでいると聞いております。市としては、特に、体育施設につきましては欲しいところでありますけれども、現状では財政事情等があって難しいということですが、ただ、今、内部でも検討している段階であります。
○罍委員 今、清水委員の質疑で大体結論が出そうな話に伺いました。
  それで、西武の萩山テニスコートもなくなるということでございますけれども、そこにどれぐらいの愛好者がいるのか。それがなくなるとまた、市の施設となると思うんですけれども、東村山市全体としてテニスの愛好者というのは、どう実態数をつかんでおりますでしょうか。
△菊池市民スポーツ課長 現在、体育協会に硬式、軟式―今はソフトテニスと言いますけれども―テニス連盟の加盟者は800人から900人が登録されております。また、一般の個人の方はそれ以外にいらっしゃいますので、1,000名余はいるのかなと思っております。
○罍委員 市の施設そのものが対応し切れないというか、要求に応じられないという状況があるのかわかりませんけれども、市の施設がどうあるのか、実態を教えていただきたい。テニスコートは、運動公園とこの久米川のほかに、市民が使えるのはどういう状況でしょうか。
△菊池市民スポーツ課長 現在、民間の施設を含めまして調査させていただいておりますが、公営の施設としては、運動公園に5面と久米川テニスコートに5面、その他に民間の施設があるということで、今後、調査をしまして開放に向けて検討したいと思っています。
○罍委員 テニスをしたいという人たちが実態的には今あふれるというか、なかなかコートをとれないという状況なんでしょうか。
△菊池市民スポーツ課長 現在の予約状況でございますけれども、公共施設の予約システムで予約を入れますが、団体の登録の中で消化している方と、あと個人の登録で消化している方といらっしゃいますので、オーバーフローといいますか、抽せんに外れた方については、現在、随時の方で利用していただいております。実態としては、オーバーした方について把握しておりませんので、御容赦いただきたいと思います。
○罍委員 この久米川クレーコートは、そろそろ返還してもらいたいという地権者の話もさっき出ましたけれども、これはどういう契約になっていますか。期間というか、いつまで。
△菊池市民スポーツ課長 契約につきましては、毎年、契約を更新させていただいておりますが、きょう資料を持っていないのではっきりしたことを言えませんが、契約に当たりまして年度更新をさせていただいて、その中で利用をさせていただいております。
○罍委員 毎年更新ということであれば、地権者がそう言ってくるのも仕方ないかと思いますけれども、今、萩山テニスコートを買うだけの資金力もないと、欲しいことは欲しいんでしょうけれども。そうすると、今度、ここを買い取ってほしいという話になってきますと、ここはどれぐらいかかるものなのか。その辺はまだ全然見ておりませんか。
△菊池市民スポーツ課長 全く把握しておりませんので、お答えできませんので御容赦いただきたいと思います。
○罍委員 今、教育長の方から、人工芝にするよりも先に、この土地を地権者が売りたいと言うのであれば、それをまず確保する方が先だという話ですけれども、その見込みはあるんですか。予定はどうなんですか。もし地権者が返してくれと。返すにしても買い取れないとなると、地権者がどこかに売るとかなんとかということになると、なくなるということになりますが、どう考えていらっしゃいますか。
△小町教育長 買うか買わないかという問題ですけれども、これは基本的にはぜひ買っていきたいと考えております。と申しますのは、ほかにあれだけの面積がある土地というのは非常に少ないものですから。しかも、現状、もう長い間使っております。多くのテニスマンに利用されておりますので、あれを継続して、何とか買う方向で努力していきたいと考えています。
  それと、先ほど、テニス人口云々という話が出ましたけれども、東村山市は御存じのように、スポーツ都市宣言をして多くの市民にスポーツを楽しんでいただいて、健康体力づくりをしていこうという姿勢が基本的にございます。その中で、公立施設をいかに有効的に使ってもらうかということを常に考えております。その場合に、1面を2人で使えば、5面の場合は10人で終わってしまうわけです。それを大勢の人に使ってもらうためには、また、公平性等も考えた場合に、大勢の人が使って仲間づくりをしていただくということを基本に考えて、体育協会、あるいは体育指導委員会でクラブづくりを進めております。そうしますと、多くのクラブで多くの人数で効率的に、しかも、仲間同士で活用できる。ずっと前からその精神は変わっておりませんけれども、今そういう方向で考えて、スポーツの振興に努めているところであります。
○罍委員 地権者に返すというのでありますと、これは人工芝にしても、余り細工をしても、返さなければいけないということになりますから、ちょっとまずいかなと思うんですけれども、今、教育長の話ですと、市が確保していきたいと、方向的にはね。そういう強い意見表明がありましたけれども、そうであるとすれば、人工芝に切りかえる中で地権者とよく話をして、買い取りの方向ということも考えられない話じゃないと思いますけれども、その辺はどのように考えていますか。
△小町教育長 買うのが先か人工芝を先に考えるか、どちらかということですけれども、基本的には、相手がいることでございますので、まず買うということが前提だろうと思っております。なるべく買う方向でお願いして、いずれ全天候型にしていくという方が、先ほど申し上げましたようにベターなのかなと考えております。買う前に全天候型というのは、ちょっと相手に失礼なあれもありますので、その辺は十分、事前に話し合いをしながらやっていきたいと思いますけれども、基本的には、あの用地を買っていくという姿勢で進んでいきたい、計画していきたいと考えております。
○荒川委員 先ほど、足腰にはクレーコートの方がいいというお話と、全天候型は管理しやすいという、それぞれの利点についてお話しされたんですけれども、今の話の中で、まず借地である部分を買って、将来的には全天候型ということですが、やはりクレーコートから全天候型の人工芝に変えていくという方向で考えているのか、そこのところを確認したいんです。先ほどクレーコートの方の利点もおっしゃったものだから、どう考えているのかなと思ったものですから、よろしくお願いします。
△小町教育長 基本的には、先ほどお話ししましたように、足腰には、プレーをやるにはクレーコートがいいというのは一般的な理論であります。その中で、全天候型も、先ほど申し上げましたように、管理上は非常にやりやすい。また、雨の中でも、多少の雨だったらできるということもあるわけでありまして、両方に利点があります。市が維持・管理していくには、全天候型が一番いいのかなとは思っているものの、ただ、先ほどの話ですと、1面1,000万円、5面やれば5,000万円というお金がかかるわけでありますので、それとあわせて、もう一度クレーコートでやってみて、その後、判断していく。また、多くのテニス連盟の役員等にもお聞きしながら、今後の運営あるいは施設管理について考えていきたいと思っています。
○朝木委員 コートに対する予約システムの件ですけれども、1つのコートに対しての申し込み人数というか、その競争率みたいなものはわからないとおっしゃったように聞こえたんですが、その競争率みたいなものは実際にわからないんですか。
△菊池市民スポーツ課長 予約システムの中では、何人の方が申し込んだというところまでは把握できます。その他、抽せんから漏れた方がどう次に使われるかというのはわからないということでございます。
○朝木委員 ほかのスポーツ施設に比べて、やはりこのテニスについては申込者が多くて、利用者にとっては逼迫している状況だという認識はお持ちなんでしょうか。
△小町教育長 やはりスポーツにはいろいろありまして、施設は限られておりますので、人口によって密度というのは変わってきますね。それを、先ほど言ったように、どれだけ多くの人に仲よく、市民融和をもってスポーツを楽しんでいただくかということを常に基本に考えております。例えば、スポーツセンターにあるのは卓球15台ですけれども、今、この辺で15台あるのは東村山市だけなんですね。今、卓球人口は非常に多くなってきたんですけれども、そういう面で、なるべく1台で2名よりも、1台で5人なり6人、あるいは最低4人、ダブルスができるような利用の仕方を工夫して、今まで考えてきたということでありまして、その辺を御理解いただきたいと思います。
○朝木委員 ほかにもスポーツ施設、卓球とかいろいろなものがありますね。その中で、バランスという意味で、確かにテニスコートは整備して改善すれば一番いいわけですけれども、ほかのスポーツ施設はどんな利用状況というか、この請願に載っているのは、テニスでは使えないというようなことが書いてあるんですけれども、ほかのスポーツ施設についてはどのような状況ですか。参考のためにお聞きしたいんですが。
△小町教育長 例えば野球は、御存じのように、運動公園だけが市の唯一の野球場です。あとは、民間なりをお借りしているわけです。しかも、運動公園を1チームで4時間も5時間も使うということがあってはいけないので、すべて施設は、2時間単位でやっていただくということです。(「野球もですか」と呼ぶ者あり)ええ。他の施設も、2時間が基本だと考えています。また、学校はもちろん使用料は取っていないですけれども、学校の施設も、2時間をベースにして貸し出しをしております。
○黒田委員 この請願がありまして、昨日、急遽、久米川コートと運動公園を見てきたんですが、ちょうど久米川コートでお仕事をなさっている方がいたので、お伺いしましたところ、きょうみたいな雨のときに見てくださったら一番よかったと言われましたけれども、やはり排水の設備が悪いようで、決算書をひもといてみましたら、一度排水工事が13年に行われているんです。あそこの地面のことは、2つを比較してみますと、先ほどからお話をされているように、クレーコートがどんなにテニスをやる人にとっていいのかというのは、つくづく見ていてわかります。それだからこそ、人工芝にしなくても、クレーコートの状況でどうこれから維持・管理していくのかということもちょっとお話を聞いたんですが、何かやり方があるようなので、専門的に考えると、そんなにお金をかけなくてもできるようなことを言っていましたので、クレーコートがテニスをやる人にとっていい状況のグラウンドだとしたら、そういう方向で考えた方が、先ほどからおっしゃっているように、スポーツ宣言都市の東村山市としては、テニスの人口は本当にふえているんですよね。私の周りにもたくさんいますけれども、その人たちにとってはいいのかなということと、ここが借地だということがちょっと頭にひっかかって、買う方向でといういいお答えがいただけたので、大変喜ばしいことですが、ここの広さと借地料についてお伺いしたいんです。
△菊池市民スポーツ課長 久米川庭球場につきましては、4,800平米余ございます。借地料につきましては、今現在、2,500万円弱のお支払いをさせていただいております。
○黒田委員 先ほど年度更新になっているということですので、東村山市が買いたいよという意思表示をすれば、いつでも買えるのですか。
△菊池市民スポーツ課長 先ほどの契約の関係でございますけれども、おわびと訂正をさせていただきます。一度契約をしますと、自動更新ということでございますので、訂正をお願いします。
  また、契約の中の変更事項につきましては、半年前までにお互いに連絡をとるということになっておりますので、そこの適用が可能かと思います。
○黒田委員 久米川コートがクレーコートになって、運動公園が人工芝になっていますが、これは、その時点でどこに重きを置いてこういう面にしたのですか。
△小町教育長 一般的には、御存じのように、クレーコートというのは今、少なくなっているんです。あの時点でなぜ運動公園を全天候型にしたかというと、大勢の人に使ってもらうには、雨の日でも使える全天候型がいいだろうということで全天候型にした。単純なことです。それと、久米川コートは何でクレーコートがずっと続いているのかといったら、借地ですから、全天候型にしますと、ずっと永久に使うことになりますので、そういう面でクレーコートで、また、体的にもいいということで残してあるということであります。
○黒田委員 数多くの市民に使っていただくためには全天候型、人工芝にするというのはよくわかるんですが、やはりテニスをする人たちにとっては足腰にとてもいいという、見ていると全然違うんですね。運動公園に行きましたら、かたい土がぱっとあるという感じで、やはり久米川の方はとてもやわらかくて体にいいなというのが見てわかる、そういうコートの違いがある。では、東村山市は、テニスを愛好する人にとって、体にとっていいのか。たくさんの人が来るためにもっと土地をふやせばいいわけですよね。だけれども、この中でいくからそういうことになるのかと思いますが、いかがですか。
△小町教育長 先ほどから言っておりますように、クレーコートの方が体的にはいい。御存じのように、全天候型というのは、下はコンクリートなわけです。ですから、足腰が悪くなるのは当然であります。ただ、それは今、大分改良されておりますので、その辺が変わってきておりますけれども、基本的には、テニスをやるにはクレーコートがいいということであります。ただ、全天候型とクレーコートというのが対照的にあるわけですけれども、それを全天候型にすべてしていくのがいいのか、クレーコートにしていくのがいいのかというのは、先ほど言いましたように、テニスマンの人たちともさらに今後十分、どっちにしていくかということは考えていかなくてはいけないと考えております。
  クレーコートというのは、施設管理が大変なんです。ちょっと雨が降っても、すぐ行ってコートにローラーをかけたりしなくちゃいけませんし、もう一つは、冬の管理をどうするか。冬は、全天候だったらできるんです。ところが、クレーコートは霜が降ったらアウトなんです。そのときの管理を、さっきエンカリという言葉が出ておりましたけれども、エンカリをまかなくちゃいけない、シートをかぶせなくちゃいけない、そういう管理が大変かかるんです。管理上は全天候型がいいというのは、私も十分承知しています。将来はどっちがいいのかということでありますけれども、その辺は今後、十分話し合いの中でやっていきたいと思っています。
  ただ、我々は金を出しているから、使うのは当たり前だということではまずいのではないかと私は考えています。やはり自分たちの施設を使うわけですから、終わった後はコートにローラーをかけるとか、そういうことが大事なんですね。今、運動公園にあります野球場もそうですけれども、終わった後、選手がみんなちゃんとかけてくれるんですね。だから、あれだけもっているわけです。テニスコートも、昔はそうだったんです。終わった人が全部ローラーをかけて、だから今まで6年ももってきているわけです。やはりこれからも、スポーツマンとしてそういうことも大事ですよということを常に教えていきたいと考えております。そこが大事なところなんですね。すべて、はい終わりました、はいさようならとやったのでは、クレーコートというのは長もちしないんです。やはりその日、その日を大事に管理していくということがクレーコートの大きな特徴であり、大事なところだと思っています。
○黒田委員 そのことも、職員の方から直接お伺いいたしました。
  最後になりますが、クレーコートになったときと人工芝との、維持・管理費の違いは出されていますでしょうか。
△菊池市民スポーツ課長 現在の人工芝、オムニコートの関係ですが、砂の散布が年1回必ず必要だということで、10万円ぐらいかかるということでございます。クレーコートにつきましては、やはり同じように、整備用の砂が必要になります。10万円強の金額がかかります。また、人件費がかかりますので、全体で現在、経費としては、クレーコートは費用計算をしますと100万円ぐらいかかっているというところでございます。ただし、人工芝につきましては、毛足が減りますので、数年たちますと張りかえ等が必要になってくるということも聞いております。
◎肥沼委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎肥沼委員長 ないようですので、以上をもって、本日は、17請願第3号を保留といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎肥沼委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午前10時51分休憩

午前10時55分再開
◎肥沼委員長 再開いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕副委員長の辞任について
◎肥沼委員長 荒川純生副委員長より、本委員会の副委員長を辞任したい旨の申し出があります。
  副委員長辞任の件を議題といたします。
  荒川純生委員は、除斥の対象になるため、退室をお願いいたします。
(荒川純生委員退室)
◎肥沼委員長 お諮りいたします。
  本件申し出のとおり、荒川純生委員の副委員長辞任を許可いたしたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎肥沼委員長 挙手全員と認めます。よって、申し出のとおり辞任を許可することに決しました。
  荒川純生委員の除斥を解きます。
(荒川純生委員入室)
◎肥沼委員長 次に進みます。
  以上で、生活文教委員会を閉会いたします。
午前10時56分閉会

 東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。

生活文教委員長  肥  沼  茂  男






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長



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〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 市役所本庁舎5階
電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)  ファックス:042-397-9436
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