第4回 平成17年10月27日(環境建設委員会)
更新日:2011年2月15日
環境建設委員会記録(第4回)
1.日 時 平成17年10月27日(木) 午前10時8分~午前10時22分
1.場 所 第2委員会室
1.出席委員 ◎保延務 ○野田数 桑原理佐 佐藤真和 川上隆之
木内徹各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 桜井貞男環境部長 小嶋博司都市整備部長 北田恒夫環境部次長
田中元昭都市整備部次長 久野務都市整備部次長 土橋一浩管理課長
中村孝司施設課長 霜田忠ごみ減量推進課長 室岡修都市計画課長
東村浩二都市計画課長補佐
1.事務局員 生田正平局長 中岡優次長 田中憲太次長補佐 細渕正章主任
1.議 題 1.17請願第8号 生活権確保についての請願
2.閉会中の委員派遣について
午前10時8分開会
◎保延委員長 ただいまより、環境建設委員会を開会いたします。
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◎保延委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎保延委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
次に進みます。
休憩します。
午前10時9分休憩
午前10時12分再開
◎保延委員長 再開します。
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〔議題1〕17請願第8号 生活権確保についての請願
◎保延委員長 17請願第8号を議題といたします。
本請願につきましては、前回の9月の委員会で審査をいたしまして、継続審査となっておりました。前回、委員より請求のありました資料については、既にお配りをさせていただいたところでございます。そこで、本日は、前回に続く2回目の審査でございますが、引き続き、質疑、御意見等、必要がございましたら審査をしていただきまして、本日、結論を得たいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
各委員からの質疑、御意見等に入りますが、質疑、御意見等ございませんか。川上委員。
○川上委員 前回の委員会でほとんど質疑等も終わっておりますので、直ちに採決をとりたいと思います。
◎保延委員長 ただいま、直ちに採決したらどうかという御意見がございましたので、既に前回かなり審査しておりますので、もし、ほかに質疑、御意見等がなければ結論を得たいと思いますが、よろしゅうございますでしょうか。
質疑、御意見等ございませんか。佐藤委員。
○佐藤委員 前回の審査から一月程度たっておりますが、その後の進捗状況というか、状況の変化、特に、私も現場を見てまいりましたが、角地にあるマンションは既に着工がされている。1つ建物を隔てたもう一つのマンションについては、まだ更地のような状況ではございましたけれども、状況が動いているようであれば、お聞かせいただきたいと思います。それだけお願いしたいと思います。
△室岡都市計画課長 建築物に関しては、角地の方は着々と進んでいますけれども、もう一つの方は、地鎮祭をこの間行ったということで、工事の着手をすると聞いております。
○佐藤委員 そうすると、請願が出される前─ころも含めてですが、住民との間でやりとりが何度かあったと聞いておりますけれども、計画自体は、今、既に着工されているマンション、それから、地鎮祭が行われたと、今、私も初めて伺いましたけれども、そちらのマンションも含めて、中身については何らかの住民との協議が生かされたというか、効果が出るというか、何らかの変更、その他が行われているかということについて、おわかりでしたらお答えいただきたいと思うんですけれども。
△室岡都市計画課長 細かい内容は、うちの方も把握しておりません。ただ、住民の皆さんの意向ということで、説明会を開催させてくれということですけれども、事業者としては行っていないみたいです。細かい内容は、申しわけありません、わかりません。
◎保延委員長 以上で質疑等を終了し、討論に入ります。
討論ございませんか。木内委員。
○木内委員 17請願第8号、生活権確保についての請願について、民主クラブを代表しまして、採択の立場から討論を申し上げます。
これまで、我が会派も請願者の方々から相談を受け、あるいは、話し合う機会もございました。さらに、業者との説明会にも出席させていただきましたけれども、いわゆる日照権を奪われる住民の方々の悲痛な思いは、十分に私どもにも伝わってまいりました。
さらに、この間に、過去の行政側のミスが明らかになりました。すなわち、住民への説明会等を、当時、行わなかったことは、市長も住民への回答の中で認め、謝罪をしているところでございます。一度決定され、一定期間経過した現在で、予断は許されませんが、市側としても、改善へ向けて都と話し合い、最善の努力をされるよう強く要望いたしまして、賛成の討論といたします。
◎保延委員長 ほかに討論ございませんか。桑原委員。
○桑原委員 17請願第8号、生活権確保についての請願について、生活者ネットワークを代表し、採択の立場から討論いたします。
本請願についての条例改正に当たり、東京都は各市に、説明会を開き、住民の意見をよく把握して決めるようにと指示をしておりました。
ところが、自治会の要求書の回答にもあるように、市は、説明会も、住民の意見も全く聞かずに進めたことが判明しております。住民の暮らしを支えるはずの行政が引き起こした責任は、重大と考えております。また、私たち、チェックできなかった議会にも落ち度があったことは、認めざるを得ないと思います。
都議会の都市整備委員会でのこの件についての審査で、説明責任を果たすこと、見直しを行うことが要望として出てくれば、その時点で見直すこともあり得るのかという委員の質問に対し、市街地建築部長の答弁は、「指定した中で不合理だという合意があれば、その時点で適切に対応していきたい」でした。
ですので、東村山市が市民の立場に立てるのかどうか、また、市民とともにまちづくりを進める気があるのかないのか、その基本姿勢が問われてきていると感じます。そのことからも、この請願を採択することで、このまちづくりをさらに進めていけたらと考えております。
◎保延委員長 ほかに討論ございませんか。佐藤委員。
○佐藤委員 17請願第8号、生活権の確保についての請願について、採択の立場から討論させていただきます。
本件については、本件固有の問題と、それから、分権の時代の自治体のあり方という問題と、2つはらんでいると私は思いますが、まず固有の問題について申し上げたいと思います。
質疑からも明らかになりましたし、皆さんからお寄せいただいたいろいろなお話からもはっきりしたように、今、前のお2人がおっしゃられたように、今回の請願に至る経過を見れば、請願者のおっしゃるとおり、市側に行政手続上の瑕疵があったと言わざるを得ないと私も考えます。この件で、私も、他の自治体にも確認させていただきましたけれども、自治体によって、きちっと説明をされているところ、あるいは、南側にこのような地域を抱えている場合、初めからこの提案については受け入れないという判断をしたところ、さまざまでございました。今、桑原委員もおっしゃいましたけれども、住民の立場に立ってきちっと説明をするということが求められていたはずの今回の件でございます。東京都からの意見照会ということについて、それを説明会という形で行わなかったことについては、行政の方からも反省の回答書が出ておりますけれども、改めて、そこの点に立ち返って対応をお願いしたいと思います。
市側として、何としても、長年まじめに働いて、しかも、税金を払ってこられて、落ちついて暮らしてこられたこの皆さんが、結果的にここから追い出されるようなことがあっては決してならないと思いますので、いろいろな障壁はあるかと思いますけれども、最大限の尽力を強くお願いしたいと思います。
それから、もう1点ですが、自治体としてのあり方という点では、地方自治体と国、あるいは、東京都の関係については、法制度上は大きく変わりましたけれども、実態としてなかなか変わっていないということが、さまざまな点で見られます。今回のことも、東京都からの意見照会に対して、各市の対応は、先ほど申し上げたように大きく分かれております。自治体として主体性を持って、東京都あるいは国と対峙していただきたい、そのこともあわせてお願いをして討論といたします。
◎保延委員長 以上で討論を終了し、採決に入ります。
17請願第8号を採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎保延委員長 挙手全員と認めます。よって、17請願第8号は採択と決しました。
次に進みます。
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〔議題2〕閉会中の委員派遣について
◎保延委員長 閉会中の委員派遣について、お諮りいたします。
本委員会の特定事件調査のため、議長に対して委員派遣承認要求をいたしたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎保延委員長 挙手全員と認めます。よって、さよう決しました。
なお、日にちは、10月31日月曜日から11月2日水曜日まで、場所については、鳥取県倉吉市、山口県宇部市とし、派遣委員、目的、経費等の諸手続については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎保延委員長 挙手全員と認めます。よって、さよう決しました。
次に進みます。
以上で、環境建設委員会を閉会いたします。
午前10時22分閉会
東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。
環境建設委員長 保 延 務
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長
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