第3回 平成17年11月14日(秋水園整備計画調査特別委員会)
更新日:2011年2月15日
秋水園整備計画調査特別委員会記録(第3回)
1.日 時 平成17年11月14日(月) 午後1時40分~午後3時30分
1.場 所 第2委員会室
1.出席委員 ◎鈴木忠文 ○島田久仁 島崎洋子 肥沼茂男 罍信雄
荒川純生 渡部尚 保延務 田中富造各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 桜井貞男環境部長 北田恒夫環境部次長 土橋一浩管理課長
伊藤博環境部主幹 中村孝司施設課長 霜田忠ごみ減量推進課長
1.事務局員 中岡優次長 田中憲太次長補佐 南部和彦調査係長 佐伯ひとみ主任
1.議 題 1.調査事項「秋水園施設の再整備計画について」
午後1時40分開会
◎鈴木委員長 ただいまより、秋水園整備計画調査特別委員会を開会いたします。
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◎鈴木委員長 傍聴の申し出があればこれを許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
休憩します。
午後1時40分休憩
午後1時43分再開
◎鈴木委員長 再開いたします。
審査に入る前に申し上げますが、携帯電話、カメラ等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み並びに使用は禁止いたしますので御承知おき願います。
次に進みます。
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〔議題1〕調査事項「秋水園施設の再整備計画について」
◎鈴木委員長 調査事項「秋水園施設の再整備計画について」を議題といたします。
なお、先にお手元に配付してあります資料について、所管から説明をお願いします。
それと、もう1部、A4の資料がございますが、可燃系のごみ処理に伴う生ごみ処理に関する計画の流れということで、私の方が簡単にこの計画の流れについてつくらせていただきました。一部不確定な部分もあるし、私も当時議員ではなかったので、あまり当初の細かいことがわかりませんが、大体、主だったものをフロー図にしたものをお渡ししてありますので、これも資料の一部として御活用願えればと思います。また、御指摘があれば後ほど御指摘をいただきたいと思います。
それから、先ほど環境部の方から報告がありました生ごみの飼料化については、本日も可燃系のごみ、いわゆる生ごみも含みますので、先ほどの報告の件についても質疑をお受けいたしますし、それぞれの意見の参考にしていただいても結構でございますので、よろしくお願いします。
それでは環境部の方から配付した資料について御説明をお願いいたします。施設課長。
△中村施設課長 ごみ処理フローについて説明させていただきます。
資料の方は平成16年度と17年度、2年分用意しております。それで、とりあえずは当該年度でございます、平成17年度のごみ処理フロー図に基づきまして、説明させていただきたいと思います。
まず、ごみの処理につきましては、項目ごとに燃えるごみ、燃やせないごみ等という形の中で整理させていただいております。
まず、1枚目でございますけれども、燃やせるごみにつきましては焼却処理をしておりまして、これにつきましては日の出町の方に埋め立てという形の中でやっております。この運搬につきましては、不燃物ともにやっておりまして、加藤商事株式会社の方に委託して処理をしているところでございます。この中で発生するのは金属物ですね。これにつきましては、金属処理という形の中で永和鉄鋼の方へ、これは売り払いで処分をしているところでございます。
続いて、燃やせないごみでございますけれども、こちらにつきましては破砕施設で処理をしているものでございまして、破砕施設に入る手前に水野商会株式会社の方で手選別をしております。この中では、手選別、それと粗大ごみ等で搬出されてきます金属類の解体処分、同時に破砕施設に回りました金属類についての運搬作業というような業務をしております。その選別をした後に、破砕を済まし、破砕工程の中では磁選機により破砕缶等が収集され、これにつきましては永和鉄鋼株式会社の方に処分という形になります。破砕された不燃物につきましては、焼却灰同様に不燃物として二ツ塚の方に運搬され、また、それ以外のものにつきましては、RDF、固形燃料化、セメント資源化物にしまして、市川環境エンジニアの方に行く。また、この年度途中から、加藤商事、エルテック、中部環境開発、3社の契約の中で、熱処理、灰溶融という形の中でやっております。また、RDFにつきましては、市川環境の中間処理施設から、さらに宇部興産株式会社の方に運搬しまして、ここでセメント資源化という形の中でされております。
それと、不燃物につきましては、加藤商事の中間処理施設としまして、容リ法による処理をしております。こちらにつきましては、容リ協会に搬出されまして、再商品化事業者はJFEという形の中でなっております。
また、水野商会で出ます瓶のカレットにつきましては、中村ガラスという株式会社の方に委託処分をしております。また、水野商会から出ます金属類については、青木商店の方に処分を出しております。水野商会の方から出ています中で、アルミ類が混入されているアルミ缶、こちらにつきましては、日本環境サービスに売り払いの契約をしています。これについては、前後期2回によって契約をしております。
大変申しわけないんですが、ここの住所なんですけれども、所沢市林と書いてありまして、これは誤りでございまして、訂正をお願いいたします。調布市深大寺北町6-60-6、こちらの方の日本環境サービス会社の方に売り払いの処分をしております。
続いて2枚目の方の説明をさせていただきます。
こちらの方では、粗大ごみという形の中で鉄類、廃家電、鉄くず、破砕缶、バイク類、持ち込みの木製家具等、また処理困難物でありますマットレス、スプリングベッド、じゅうたん等がございまして、1番から説明させていただきますと、鉄類につきましては自転車等につきまして、これは水野商会の方で処理している中でございます。青木商店という形の中に処分先がなっております。
続いて、廃家電、鉄くず、破砕缶につきましては、瑞穂町にございます永和鉄鋼、こちらの方に処分、また、鉄くずについては売り払いという形の中で搬出をしております。永和鉄鋼からの処分先については、右の枠内にあります会社等で処理がされていることとなっております。
バイクにつきましては、橋本商事、こちらは埼玉県の方にございますけれども橋本商事の方に売っております。
また、木製家具につきましては、木製家具として売り払いができるものについては、美住町の方に出しておりまして、そこで売り払いがされております。また、同時に処分となるものについては、焼却の方で解体焼却をしているということでございます。
マットレス等の処理困難物でございますが、こちらについては武蔵村山市にございます比留間運送の方に搬出をし、そこで処理をされている形になっております。布団類につきましては、東資協、こちらの協同組合の方に出しておりまして、そこから木村繊維という形の中で処理がされております。
次に、瓶・缶でございますけれども、瓶・缶につきましては、瓶・缶という形の中で資源収集をされているわけでございますけれども、こちらについては収集されたものはリサイクル作業所の方へ運ばれまして、ここでシルバー人材センターに委託されておりまして、そこで選別作業がされております。ここの中では、瓶につきましては、生き瓶とカレットという形の中で処理先が分かれます。生き瓶につきましては土井びん店の方に売り払いの処分をしておりまして、カレットにつきましては中村ガラス及び容リ協会の方に搬出をしております。
缶につきましては、アルミ缶、スチール缶がございまして、これにつきましては、先ほどの選別破砕缶から出るものと同様に日本環境サービスの方に売り払いをしておりまして、スチール缶につきましては、所沢市にあります長沼商事、こちらの方に売り払い処分して、それぞれそこから電炉メーカーの方に出されて、資源化という形の中で活用されております。
続きまして、ペットボトルでございますけれども、こちらにつきましてはペットボトル減容施設に入りまして、これは直営という形で再任用職場で選別処理をしております。この中では容リ協会に搬出するものと、ことしから売り払いを一部やっておりまして、ウィズウェイストジャパンの方に売り払い処分をしております。
続いて、有害物でございますけれども、こちらにつきましては収集されたものが、先ほどのシルバー人材センターと同じところのリサイクル作業所に運ばれまして、それぞれ蛍光管、乾電池という形の中で処理し、蛍光管につきましては野村興産の方に処分をしておりまして、これは北海道の方のイトムカの方で処理されています。廃乾電池につきましては東邦亜鉛で処理をしておりまして、安中の方の製錬所でそれぞれ資源化処理がされております。
続いて、7つ目のものでございますけれども、雑紙、新聞、古紙、古着等でございますけれども、こちらにつきましては、東資協の方に委託をしておりまして、こちらの方で行政回収がされております。それにつきましては、牛乳パック、新聞、雑誌、段ボールにつきましては売り払い処分を採用しております。その他については、処分という形の中でなります。また、白色トレイにつきましては、容リ法にのせまして、容リ協会の方が処分先となっております。古紙類、古着類については、それぞれのメーカーで資源化という形の中で処理されているところでございます。
以上、簡単でございますけれども、17年度の処理フロー等についての説明といたします。
◎鈴木委員長 私の方から皆さんに御提示した資料について、若干、説明させていただきます。
これから、可燃系のごみの処理に関する審議をしていくわけですけれども、大まかな流れとしてつくってみました。まず初めに、可燃のごみを論ずるときに、生ごみの処理をどうするかということが、必ず議題の中心になってくるかと思いました。でありますので、可燃系ごみの処理に伴う生ごみ処理に関する計画の流れということでつくらせていただきました。
まず初めに、秋水園再生計画の最終提言が平成8年3月にされたときに、堆肥化施設の設置を展望しておりました。それから、その後、推進プラン98、いわゆる平成8年策定で、平成10年3月に提言をされました98について、ここでは具体的に集合住宅での大型生ごみ処理機の設置、そしてあわせて各家庭での堆肥化の推進、そして目標としては1万2,000世帯、当時で全世帯の約20%くらいだった。この中には自治会で1万世帯、個人で2,000世帯くらいだということでした。
それから、平成12年3月に一般廃棄物処理基本計画が策定されたわけですが、この日の内容を調査しますと、平成22年度まで市内全世帯に生ごみ処理機配布とあります。結果として、秋水園での生ごみ処理は行わない、平成17年度、今年度からは処理機の普及と活用を順次計画的に実施したいということになっておりました。と同時に、このときに廃棄物減量推進会議から具申がありまして、処理費用の概算が出ておりました。これが、多分電動だと思うんですが、1台、大体3万5,000円で、6万2,000世帯くらいあると22億円の当初の費用がかかりますね、ということで、これについては、平成12年、13年にダイオキシン対策を含む焼却炉の改修工事をしましたが、そのときの工事費と同じくらいの工事費だね、ということも含めて出ておりました。
それから、生ごみ及び剪定枝の減量と資源化等検討会というのがありました。皆さんにも報告はいっていると思いますが、平成15年3月で間違いないと思うんですが、ありました。ここでは98プランの生ごみ処理も含めて、また今後の処理についてもいろいろな角度から議論していただいた経過は御存じだと思います。その中では、処理後の生成物の活用をどうするかというのが一番の問題でありまして、このまちの実情に合うのかどうかということも含めて、検討会の方では報告をしておりました。また、それに伴って、見直しに向けた処理方法も提言されておりましたので、後ほど資料を見ていただきたいと思います。
それで、可燃ごみをこれから審査するに当たって、最低限、我がまちの施設の、これももう御承知おきかと思いますが、あえてここに秋水園の処理施設の能力を簡単に書き込ませていただきました。1日150トン、75トンの炉が2炉あるということと、出口の温度ですが、これが900度ちょっとくらいあったんでしょうか。900度くらいと書いておきました。それから、出る灰が、大体平均3,100トンから3,200トンくらいです。平成16年度の事務報告に基づいて、一般収集の搬入量が数量約2万1,000トンで、持ち込みが6,900トン、約7,000トン弱くらいだということで、資料としてここだけ書かせていただきましたので、御活用いただければと思います。
ただいま環境部の方からごみ処理フロー図についての説明がありました。これと先ほど環境部長の方から飼料化についての報告がありましたので、これらもあわせて質疑・意見等に入りたいと思いますが、質疑・意見等ございませんか。
田中委員。
○田中委員 フローではないんですけれども、先ほどの部長の報告についてちょっと伺いたいんですけれども、特別委員会を開くたびにいろいろな新しい事実が出てきて、ついていくのに大変だなという感じがするんですよね。それで、前回も何かありましたね、確か10月14日も。前回、灰溶融のことですか。
今度は生ごみの飼料化なんですけれども、これは私たちが聞いているのは、もしかしたらほかの会派の方々はいろいろな形で、もう情報を察知しているのかどうかわからないんですけれども、私もきょう初めて聞いたんですけれども、生ごみの飼料化ということについては、今まで自治会等で行っていた生ごみの堆肥化を平成16年度でやめて、その分をこの飼料化に移すんだと聞いていまして、3月までにそれぞれの自治会との合意を得て実施をしていくんだと、確か4月からスタートという予算化のそういう報告だったと思うんですけれども、全く知らない事実が出てきたということで、今戸惑っています。飼料化に当たってということは自治会とのやり方も今までのやり方とかなり違うわけですよね。今までは、確か聞いてみると、レジ袋に生ごみを出して、それを一定の場所においておけば回収して、それを堆肥化の機械に投入して、市営住宅などそれぞれが機械に持ってきてという形になっていましたね。ところが、それを今度全部やめるわけですから、自治会との合意がどうだったのかということもありますけれども、この4自治会というのは、NTTを入れると5自治会になるのかな、と思うんですけれども、どこをどう指しているのか、それを伺いたいと思います。
それが1点と、飼料化に当たっては、確か市内の業者のプラントで行うと聞いていたんですけれども、これは違ったんですかね、私たちの認識が。それがちょっとわからない。
それから、今出てきた、横浜エコポートというのは、初めて聞く業者の名前なんですけれども、今までどこかで説明あったんでしょうかね。私たちだけが知らないのか。横浜エコポートというのは、初めて聞くんですけれども、私たちの認識は、市内業者と聞いていましたので、その辺がどうなっているのか、その辺の結果も伺いたい。
それから、1月と3月には火災発生でしょ。3月は予算委員会をやっているわけだよね。予算委員会をやっているときに、もう火災が発生して、事実をつかめていないのに、それで復旧にめどが立たないでしょ。めどが立たないという予算を、そこで予算委員会でも全然そういうことは私たちにも明らかにしないで、予算を通してしまったわけですよね。これどうなってんのと言いたくなるよね。私だけなのかな、これはじめて聞く。皆さんそれぞれ知っているのかどうかわかりませんけれども、何かちょっとよくわからない。
それで、結局、復旧にめどが立たないということになると、生ごみの飼料化というのは17年度はできないということなのか、では、3月に火災が発生したということを、いつ、何月ごろつかんだのか、事実として。まさか今知りましたということではないと思うんだけれども、その間全然、この特別委員会にも報告がないわけで、この辺はどうなっているのか、ちょっと伺います。
◎鈴木委員長 環境部長。
△桜井環境部長 大まかには、先ほどの報告の中で言っているとは思うんですけれども、まず飼料化へ変更したというのは、確かに4自治会を対象に、今まで行政が集めて行政の中で処理したものへの変更ということで、飼料化をやりたいということで、予算でもそのような説明をしております。
それから、市内プラントということですけれども、これは先ほど言いましたけれども、一次処理した乾燥物というのは市内の加藤商事で処理したものを、二次処理施設の横浜に持って行っているということで、一次処理は市内の加藤商事でやると、先ほど申し上げました。その生成物を横浜のところで二次処理して飼料化にしている。これは予算の中でも説明もしております。
それから、確か1月の火災と3月の火災という、先ほども報告しましたけれども、1月の時には火災が発生したというのは報告があって、そのときは2カ月ぐらいで復旧のめどが立つということでありましたので、さほどの心配はしていなかったわけです。ところが、3月の発生以降、これは加藤商事の方からも報告がなくて、私の方はその火災の復旧は進んでいるということで、この4自治会に対しては飼料化に対しての協力をずっとこの間続けてきたわけですよ、運転が再開されているとか、そういうことを把握できませんでしたので。もちろん、これはもう火災による施設の復旧が終わって、受け入れもできるという判断をしておりましたので、この間行政としては、その辺の報告がなかったということであります。これを、先ほども言いましたけれども、先月の末に、初めて、こういう経過だということを文書でも出させ、また、口頭で確認して、これが今年度は処理できないということがわかったということで、きょう報告しているわけで、もっと早く把握できれば、当然報告するべきだったと思いますけれども、10月の末ですから、今回のこの特別委員会で報告したということです。
○田中委員 おしまいの方からいきますけれども、3月の分については報告がなくって、先月の末に、加藤商事を通じてかどうか知らないけれども、そういう火災があってプラントが復旧の見通しがないという連絡があったということでしょ。ですけど、行政としては飼料化を新規事業として推進していく、うまくいけば今後拡大していくという説明でしたよね、予算委員会でも。ですから、それでいきますと、7カ月たっているんですよね。その間全く情報を察知しない、平気でいる、平気でいるといったら言い過ぎかもしれないですけれども、この辺はどうなっているんだろうねと思いますよ。だって、そうじゃないですか。予算執行しようとするわけですからね。まるっきり情報を察知するような努力というのか、では、これだけ7カ月も延びてしまったけれども、どうしたらいいのかということについてどんなふうな議論、あるいはエコポートに対するその辺の責任問題を追及したのかどうか、お聞きしたいですよね。
それと、では、4月1日から始める予定だったこの飼料化についての問題で、4自治会ですよね、これをはっきり言ってください。NTTを除いた4自治会ということなのか、名前で言ってもらいたいんだけれども、今まで生ごみの堆肥化をやってきたんだから、3月までに飼料化に切り替えますということで、4自治会に対して、どんなふうな話し合いで、どんな対応だったのか、それで7カ月間にどんな施策というのか、対策を講じてきたのか、それを伺いたいんです。
◎鈴木委員長 環境部長。
△桜井環境部長 先ほども言いましたけれども、私の方は、火災の報告を1月のときには受けました。そこでは、2カ月ぐらいの復旧で改善できるでしょうという報告は受けました。その後、受けていないというのは、もうそれが終わって、うちらの見込みとしては順調に稼働しているだろう、加藤商事からもそういう報告がなされておりませんので、その影響はもう既に解消して飼料化が進む方向ということで、私どもは見ていましたから、特に、そこの辺のことが把握できなかったということは事実であります。そこのところは、先ほど申し上げました文書で経過、それと、その事実を改めて確認したところ、それが現在新たな処理の方向で農水省の方と交渉しているということで、何回も言いますけれども、それは確実というか、火災による施設整備の改善はされているということで、私どもはその間、自治会に対して飼料化に切り替えました、ぜひ協力してくださいということで説明はしてきたわけです。ですから、その辺で、先ほど申し上げました、うちの方は自治会に対して飼料化にお願いしたいということで進んでして、それが結果的にだめになるということは、これから自治会に対して、実はこういう不慮の事故があって、今年度については不可能ですという説明もこれからしていきたいということです。
△霜田ごみ減量推進課長 自治会名でございますけれども、まず、NTT社宅、それから新武蔵野スカイハイツ、五光自治会、秋津壱番館でございます。
○田中委員 そうしますと、私、おかしいなと思うんですよね。3月の末までに自治会と合意を得て、4月1日から発足するという予算委員会での説明だったから、そうではないんですか。
今、どうなっているんですか。その合意という形はできているのか、どうなのか。
何かいろいろと私が聞いているのは、今度バケツに生ごみをそれぞれ各家庭に入れてもらって、その生ごみを各家庭で買っていただくとか、それはもう予算化されていましたからね、そうだと思うんですけれども、その置き場の問題だとか、いろいろと暗礁に乗り上げているという話は聞いているのですが、それで、4月からの、新年度からの発足というのがなかなかできないというお話は聞いているんですけれども、では、一体全体その辺が、各4自治会がどこまでどうなっているのか、何月ごろからスタートするということになっていたのか、それで、その中でこのエコポートの事故があってできないということになったのか、その辺をもう少し詳しく知りたいんですよ。それが1点ですね。
それから、我々も加藤商事を視察しましたけれども、あそこも今、独自に飼料化していますよね。それで、カタログというのか、案内図というのかな、案内状というのかを見ますと、あそこで一次処理したものを、たしかあのまま飼料になりませんので、別のところに持って行っていますよね、群馬か何かの農場にね。農場に持って行って処理していますよ、ただ横浜エコポートだけではなくて。だから、今、現に動いているわけですから、それは。では、横浜エコポートがだめになったから、今、飼料化プラントが動いていないかというと、そうではなくて動いていますよね。現にどこか産業系か何かの企業系なのかな、入ってきていますから、そういう方向も検討してもよかったんではないんですか。なぜエコポートだけに、市川環境ではないけれども、そこだけやるのか、あるいは全く自治会とうまく話が進まないので、その棚上げというのかな、そこで、また、この問題が発生したということになるのか、どんな進め方をしてきたのか、ちょっと疑問がわいてくるんですよね。その辺、明確にお願いいたします。
△北田環境部次長 今、田中委員が言うとおり、五光自治会だとかいろいろなところと、4月から折衝にすぐかかりまして、おっしゃるようにバケツの置き方、いろいろな点で自治会と暗礁に乗り上げたことは事実でございます。ただ、ようやくここである程度、秋津壱番館のめどが立ったものですから、それで、さあこれでやるという形に動いたときに、今の問題が持ち上がったのが事実でございます。
そして、加藤商事が農場とか、ほかのところに行っていることも事実でございます。それは、加藤商事としてはその後、産業系が入っておりますから、それの処理をしていることも事実、堆肥なんかに処理していることも事実でございますが、私どもとしては、当初、部長が話したように、初め飼料化という形でやり、説明して市民の方にもお願いしてきましたから、その辺を踏まえて慎重にもう一回検討をして、再度やっていきたいということでございます。
◎鈴木委員長 簡潔に質問していただけますか。質問事項だけ質問していただけますか。
意見はまた後で聞きます。
田中委員。
○田中委員 壱番館がめどが立ったということでしたけれども、では、順調にいきますと何月から実施できることになっていたのか、それから、先ほど言ったように、横浜エコポートがだめならば、ほかの方法ということについては考えが及ばなかったのか、それで、ほかの3自治会については今後どうするのか、伺います。
△北田環境部次長 初め壱番館に関しても、自治会を通して話をしたんですが、なかなか自治会と解決できないものですから、直接、希望者がおりますから、そこと話すような形で、ようやくめどが立った段階で、では、これで具体的な話をしようという形で、私どもとしても動いてまいりましたときに、この話が持ち上がったところでございます。そして、今後の形に関しては、先ほどお話したように、今、加藤商事も堆肥化で実質流したり、また農場等にも行っております。それは、私どもとしてもつかんでおりますから、その辺を踏まえた中に、ただ、ではさっと変えることが、今後こういうことが起こらないようにということもございますから、このことを教訓として慎重にもう一回検討して、生ごみの堆肥化を、飼料化を含めて進めていきたいということでございます。
申しわけございませんが、ほかの3自治会に関しては、現在、中断しております。
◎鈴木委員長 ほかに御意見、質疑等ございませんか。
罍委員。
○罍委員 今回のこの事故の経過の報告が、加藤商事からなかったということですが、これは加藤商事の責任なんですか。
もう一つ聞きたいのは、どういう関係でこの横浜が出てきたのか、こういう業者選定になっているのか、まず、この経過を教えていただきたい。
△北田環境部次長 私ども、今まで平成9年以来ずっと堆肥化をやってきましたけれども、それですと実験の域を出せなかったという意味が、一つには物すごくはっきり言って、処理コストがかかるということにありました。そういう中において、私どもとしても狭山市の集団回収方式を見学した中で、これならばコストも落とせるという形で、その方式を採用しようかとしたところに、たまたま加藤商事が市内でそういう施設をつくった、そして、加藤商事としては飼料化と堆肥化を両にらみした中での、今までのことよりも使用範囲の広がった方法でいきたいという形の中に、横浜市に日本でも恐らくトップクラスの大きい、国の補助を受けた横浜エコポートというのができました。それで、その施設はたまたまそれに関係している会社が、米の販売会社と、あと自分で豚や鶏を多量に飼っている会社等もやっているものですから、私どもとしてはそこの方が堆肥や飼料なんかのさばき先が確保できるという意味においては、今までよりもメリットがあるだろうという形において、その話にのっていったというものでございます。
○罍委員 具体的に聞きたいのは、この横浜の会社を決めたのは、加藤が決めたのか市が決めたのか、そこを伺います。
△桜井環境部長 この飼料化の、行政が最終的に選択したのは、加藤商事は食品リサイクル法による事業者の生ごみを処理する、そこのところで、まだある程度の余裕があるから、市から出る生ごみについても、そこで一次処理して堆肥化を図ろうということの提案もありまして、市も堆肥化は少しまだ進まないところがありましたので、飼料化に進めたいということです。
それで、なぜ横浜かというのは、飼料化の話そのものが、加藤から出るものがそのままそっくり飼料になるのではなくて、やはり二次処理して初めて飼料として使えますので、そこの処理の場所が横浜であったということで、これは加藤とそこのところが一連のつながりがあるということです。
○罍委員 だから、聞きたいのは加藤がこれを決めて、役所の方で黙認した、追認した、認めたという流れですか。
△桜井環境部長 ですから、加藤でできるものについては、そこの生ごみで乾燥したものだけで飼料にできませんので、横浜にあります乾燥なり二次処理するところに運んでいく、運んで初めて飼料化になるということで、そこの流れの処理先というところでは、行政として飼料化が図れてえさになるということで判断しました。
○罍委員 だから、この横浜のエコポートと契約を結んだのは、市かという話です。
△北田環境部次長 これは、私どもと横浜エコポートが直接の契約はございません。というのは、私どもは加藤に出した段階で、加藤はそれを処理すれば、加藤が商品としてそこに出荷するという形でございますから、私どもと横浜エコポートの直接の契約関係はございません。
○罍委員 それを聞きたかったんですよ。
それで、要するにさっきの説明の中で、加藤から説明が遅かったとか、ずっと期間があいていて、つい先月最終的な話があったとかという話ですから、そうすると、これは加藤商事に責任が相当出てくるんではないかと思うんですが、その辺はどうですか。
△桜井環境部長 ですから、書類を提出した後、責任者を呼びまして、なぜもっと早くこれを連絡しなかったのかということは、強く伝えました。それで、実際には、まだ契約をしていないんですよね。持ち込めるようになって初めて、処理単価が幾らとかということで契約するんですけれども、先ほど申し上げました、ほぼ固まりつつあるということですね。これから、では、本格的な契約に向けて進めようかというところに、この話が確認できたものですから、加藤商事の方からの報告が遅れたという責任はあると思いますけれども、現実に契約にはまだ至っていないということであります。
○罍委員 そうすると、このさっきの説明があったように、一つの自治会は何とか話がいきそうだ、あと3つは停滞しているという話ですると、全体的にはこういう事故のこともあったから、この事業は中断というか、予定どおりいかないということですね。そうすると、最終的な持って行き先が、さっき田中委員からもあったけれども、ほかにももっとないのかという感じがします。その辺を見きわめて、この流れを早急に戻すということはできるんですか。
△北田環境部次長 先ほどからお話ししていますように、加藤商事も実質まだ、その機械を事業系の食品リサイクル法では現実に動かしておりまして、それの行き先もありますから、そういう形においてはそういう、今度逆に言えば、今使っているところの、今回のようなことがないかどうかをよく見きわめた上、慎重に今後のことを検討させていただきたいということでございます。
○罍委員 だから、この予算組みした話はどうなるのかという話です。どうするのか。市としての責任。
△桜井環境部長 今年度、堆肥化から飼料化にという一つの方向を出しまして、飼料化である程度進めていきたいということがありまして、ここのところで、では飼料化がだめになったからということで、別の飼料化にも、今の加藤商事を通してできる方法もあります、確かに。ただ、堆肥化から飼料化に替えた関係もありますので、その辺はもう少し、行政としても慎重に処理先を含めて、今後検討していきたいということで、場合によっては今年度につきましては、実施が不可能になることも予想されますけれども、何とかもし堆肥化でも可能であれば、そちらの方ももう少し検討していきたいということであります。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。島崎委員。
○島崎委員 ここの横浜のエコポートの火災の件なんですけれども、火災の原因といいましょうか、前に神奈川県の大和市の堆肥化の装置が爆破したとか、三重県の事故などありましたよね。そういったような堆肥化する、飼料化する点で火災が起こったのか、しかも2度も続けて起こったということから、原因は何だったんでしょうか。
△北田環境部次長 機械が2種類なんで、乾燥機と発酵機、この両方に1回ずつ起きているんですが、水分の多いものを乾燥する際に、熱風と処理物がうまく分離できなくて、そこに火種が残ったということを、1カ所聞いております。サイクロンといって、遠心分離機で分離するんですが、それがうまくいっていなかったと聞いております。今、委員御指摘の、堆肥化の過程でガスが出たとかどうかということとは、違うように聞いております。
○島崎委員 日本全国に、こういった機械があって同じような事故が起こっているんですか。まだ、この機械そのものが発展途上にあるということなんですか。そこら辺はどんなふうにつかんでいらっしゃるんでしょうか。
△北田環境部次長 大型のこういう飼料設備は、まだ日本でも少ないです。液状タイプの、豚なんかに食べさせる飼料の方は小さいのが多いんですが、こういう大型の発酵等を伴うものは少ないと聞いております。
○島崎委員 先ほど、4自治会に働きかけてきたけれども、大変難しかったということで、やっと秋津壱番館の方で了承が得られるような段階になってきたというところで、またここで中断してしまいますと、もう一回機運がダウンしてしまうわけですよね。そこに、市民の皆さんももちろんそうですけれども、やろうというその気になったものを、大変もったいないと思うんですよね。先ほど来からの説明で、加藤商事の中に食品リサイクル法でのっているところがあるのだから、そこをもっと積極的にできるのかできないのかということを、詰めていかれたらいかがなのかと思いますが、そこら辺の検討を少しはしたんでしょうか。
△北田環境部次長 申しわけないですが、これを知ったのが最近なものですから、その辺を含めて検討をしていきたいということでございます。
○島崎委員 要望というか意見なんですけれども、この何カ月もかけて交渉してきて、せっかくやろうと思っていらっしゃるし、それがうちの政策でもあるわけですから、すぐにあきらめてしまうということではなくて、早急に食品リサイクル法のやっている産業系のにのるかのらないかというあたり、可能性があるのかどうかというのを、ぜひ詰めていただきたいという意見・要望を述べさせていただきます。
◎鈴木委員長 ほかに質疑・意見等ございませんか。保延委員。
○保延委員 事故についての報告が1月にありましたよね。それから、その後が10月ですか。具体的に言うと何日にあったんですか。
最初の1月にあったということは、2カ月ぐらいで復旧するという報告がありましたよね。
△霜田ごみ減量推進課長 1回目の火災、ぼやが1月27日にございました。2度目が発酵機からということで、3月15日でございます。
○保延委員 起こった日はそうなんですけれども、市に報告のあった日を聞いているのです。
△北田環境部次長 申しわけございませんが、具体的な日は確認できておりません。
○保延委員 それでは、1月の報告があったのは、27日にというのがあったんですから、2月の初めごろでしょうかね、大体はね。そうすると、この10月の終わりというのは、具体的には何日ですか。これは最近のことだから。
△北田環境部次長 10月26日でございます。
○保延委員 この間は全く経過報告はなしですかね。その辺をもう一回お願いします。
△北田環境部次長 それはございません。
◎鈴木委員長 ほかにございませんか。渡部委員。
○渡部委員 いろいろ今までのお話を聞いていると、この生ごみの飼料化というのはまだ川上の部分で、排出の段階で市民の理解がなかなか得られないで、進まないという部分の問題が一つありますよね。
それともう一つは、二次処理をするところが火災になってしまうと、事業自体が頓挫してしまうぐらいの、かなりまだ未成熟というんでしょうか、技術的にも確立されていないし、ほかに代替がきくというような感じでもないようなので、まだ非常に進むことが容易でないような印象を、今までのお話から受けたんです。
それで、申しわけないけれども、一次処理の加藤さんのところに委託をした先のことについては、行政の方も業者任せという言い方は失礼だけれども、どうもそんなニュアンスが感じられてならないんですよ。結局、加藤からその先の、まだ市と加藤が正式契約していないからということもあるんだろうけれども、横浜のエコポートが火災になってしまうと、ほかに持って行き場がないということであると、もし、今後も飼料化を進めていこうとした場合に、先ほどもどなたかがおっしゃっていたけれども、川上の部分の市民の理解が得られても、今度、前に進まなかったり、あるいは逆に受け入れ先はある程度見えてきても、市民の理解を得ることがなかなかできないということだと、どうもちぐはぐな感じで前に進まないような気がするんですね。
それで、一つ質問したいのは、まず、なぜこの排出の部分で市民の理解を得にくいのか、その辺、何がネックになっているのかということと、それから、技術的に飼料の部分というのが、一次処理の先の部分というのは結局、加藤商事が次の二次処理なり販路なりを開拓しなければいけないのか、あるいは行政の方が探すことができないのかどうなのか、その辺どうなっているのか、全体像がまだ、私よくわからないので、その辺も含めて質問したいと思うんですが、お願いいたします。
△霜田ごみ減量推進課長 なかなか説明会を開きましても、御理解を得られなかったということの、一つの理由が処理機を設置しておりましたNTT社宅について申し上げますと、処理機がそこにありますので、利用されている方が好きな時間帯にかぎを開けて投入できるというのになれてきた、それが今度は各自が保管用のバケツを用意して、そして、排出した後、空のバケツをまた自宅まで回収しなければいけない、その辺の手間とか、または一般のごみの集積所、そういうところに容器を固めておくということに対しての抵抗感、においの問題、掃除当番はどうするのか、一般のごみ収集の掃除当番というのはあったとしても、全体がそういう生ごみの排出の仕方をしない形になりますので、一部の人が出すということでは、その集積所を利用するのは困りますという形で、NTT自治会としての回答がお断りしますというのがありました。
それから、それ以外の分別収集方式、袋での分別収集方式で行っていたところにつきまして、新武蔵野スカイハイツ、ここでは初めに役員会議の席上で説明をさせてもらいましたが、今までのやり方に対しても、大変だったんだと、新たな方式については、一切お断りしたいということで、新武蔵野スカイハイツについては、それ以降、説明をする場を得られないまま、もうお断りという形で接触ができませんでした。
それで、五光自治会につきましてなんですが、基本的には容器代を半額負担してまで、我々がやるというのはおかしいと、やはり行政の方が積極的に容器も用意するなりして回収するべきだとか、先ほども部長の説明でもありましたけれども、どこの場所に固めておくか、その場所の問題もスムーズに進まなかったということもあります。それと、共稼ぎの世帯については、両方とも出勤してしまいますので、空になった容器を回収しづらいという声もありました。主にそんなところです。
△桜井環境部長 今回のこの飼料化の前に、やはり狭山市に工場があるところが堆肥化の処理がありまして、狭山市ではバケツによる収集で堆肥化を図っているということで、一時そこに持ち込む案も検討しましたけれども、実際、一般ごみということと、そこの他市のところについては受け入れが不可能であるということで、そこは断念しました。
そこで、その次として、この堆肥化の方向を変えまして現地も見まして、ではここで進めようということで飼料化に方針転換をしたということであります。
今後これをどうするかということで、新たな提案も確かにありますけれども、やはり先ほど申し上げましたように、こういうことがあってすぐほかのというのも、今まで進めてきました経過もありますから、どういう処理物になるか、堆肥化になるのか、えさになるのか、その辺はもう少し、処理先も確実なことが判明した段階で、そちらに取り組んでいきたいということでは、所管は考えています。
○渡部委員 きょう鈴木委員長がおつくりになった、これまでの計画の流れの概略図で、まさに生ごみを今、この特別委員会で議論しているわけですけれども、いろいろ目標を立てて堆肥化だとか飼料化ということをやってきたんですが、結局のところは、最終的には、一つには生成物の活用が本当に図れるのかどうか、堆肥の場合、不特定多数の人が出したごみについては、なかなか農家等で受け入れがしがたい部分がある、それで、飼料も恐らく同じようなことがあるんだろうと思うわけなんですよね。それを今後、本当にどうやって進めていくのかということと、それから、さっきごみ減量推進課長がおっしゃっていたように、出し方の問題でかなり縛りが、普通のごみの出し方でない出し方になると、非常に進めづらいのかなということで、今回逆に、火災ということで頓挫してしまったことによって、この飼料化を進める幾つかのネックというのが、逆に浮かび上がってきたような気がするんで、その辺やはりもう一度、本当は早くやるべきなんでしょうけれども、もう少し腰据えて時間かけてでもやらないと、また始めました、でも、横浜のエコポートの火災でまたできなくなりましたということだと、まずいと思うんですよね。その辺、やはり社会一般的にある程度普及してきて、あそこがだめでもこういう受け入れ先があるよというような、代替がきくような技術でないと、私はやはりうまくいかないような気がするんですがね。これは要望ということで意見として言わせていただきたいと思います。
◎鈴木委員長 ほかに質疑ございませんか。
荒川委員。
○荒川委員 先ほどの火災のことで、よくわからないんだけれども、最初が乾燥機、それで2回目のときが発酵機のところの火災だというお話があったんだけれども、1回目のときは2カ月ぐらいで復旧、2回目になったら復旧不可能という形になったんですが、これはどれくらいの事故なのかなというのがわからないんですよ。というのは、素人だとはっきり言って乾燥機の火災も、それから発酵機の火災も、そう言われただけでも、例えば、乾燥機の方は、技術的な面について深刻な課題を残さない事故であったのか、あるいは発酵機の方は、技術的に新たに解決しなければならない課題を含んだ事故だったのか、そういったところがなかなか聞いただけだとわからないもので、それで、この業界の専門家というか業界の人たちは今回のこの事故、火災とかをどうとらえているのか、やり方が悪かったからだめだったんだという形で、あそこはあそこだけのことだね、ととらえているのか、いや、そうではなくて、うちの方でもこういう機械を使っているけれども、この辺について課題があるね、ということで、そういったところで、どういった位置づけがされている事故なのかなというのをお伺いしたいのですけれど。
△北田環境部次長 その辺のことに関して、私どもも業者を通じて確認しているんですが、どうも発酵機単体の問題ではなくて、一連のその処理工程すべてにかかるような感じが、話からするんです。そういう意味において、発酵機だけを、例えば、うまく熱風と処理物を分離できるような形にするだけでいいのかは、相手側の横浜エコポート会社では、そうではなくて全体の問題のようなとらえ方をしていると、今報告を受けております。
◎鈴木委員長 ほかに質疑ございませんか。
肥沼委員。
○肥沼委員 先ほどの、出し方のところの話なんですけれども、五光自治会でそういう話があったという話がございました。その出し方、今までもそうですけれども、処理の仕方については、出し方のことも当然いろいろ議論されてきているわけでございますけれども、例えば、狭山の関係のことで、そちらの方で処理をしてバケツに入れて出している。私も、うかがったことがあるんですけれども、そういうことを参考にしてやられているとは思うんですが、ほかのところとの当市の実験段階でのそういう出し方が、スムーズにできているとは言いがたいかもわかりませんけれども、一応そういう形でできているというところがあるわけですよね。うちの方のいろいろネックとなるようなこと、これをあわせてみて、うちの方では、では、ほかで取り組んでいるやり方をまねして、と言ったら変ですけれども、住んでいる方の考え方はいろいろでしょうから、なかなか難しいとは思いますけれども、そういう比較をして考えたことはございますでしょうか。
△霜田ごみ減量推進課長 担当の私の考えることというのは、三多摩の中でも東村山市というのは瓶・缶の分別排出から始まりまして、住民の方というのは市単独で処理施設を運営している以上、認識が高いと信じて今まで進めてまいりました。
狭山市の例も、戸別でバケツが回収できないとなれば、そこの区域の方が大型の受け入れのバケツを回収後に、新たに次回用として業者が置いていくんですけれども、大きなバケツを自宅の方に持ち帰って、それで近くの方たちがそこのバケツにただあけて、そのまま帰ってしまえば、空のバケツをそこに置いておかなくてすむという、相互の協力体制というのが非常にとれていました。先ほどもお話ししましたけれども、東村山市でもその住民同士のつながりで協力し合って、それは可能だ、実現できると私は考えて、狭山方式が東村山に非常に導入しやすいという判断は、そういうところから考えたものであります。
○肥沼委員 確かに、なかなか、例えば、そのバケツにしてもでかいのにしても、住宅街のところに置くというのは、置かれているところでちょっと困るようなお話も、以前聞いたことがありましたけれども、私のところなんかでも近所で置かせてくれなんて言われて、ああいいですよ、と置いていただいたことがあります。ただ、そこは駐車場のほんの隅の方で、すぐそばに住んでいないものですから、置いてもにおいもないしというところですけれども、確かに一戸建てのお宅の連なっているところの角なんかに置くと、その置かれているところの周辺の方においては、やはり短時間に収集しても、いい思いはされないから嫌だよというのが現実かなと思います。これ以上何とも言いようがないんですけれども、その周りの皆さんに御理解いただくような努力しかないのかなと思います。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。
島田委員。
○島田委員 ごみを出している主婦の立場からすると、生ごみを燃えるごみの中で、分別していただきたいというのはあるんですね。面倒くさいとかではなくて、分別し始めると徹底して分別したいと、気持ち悪いんですよね、ほかに燃やすごみと一緒に出してしまうのが。だから、市民の理解というのは、丁寧にやっていけばかなり得られると思います。
それで、この堆肥化を、大変なのにずっと実験に協力してきてくださった自治会の皆さんの思いとしては、これをずっとやってきて急に飼料化になりました、それで、説明を受けて考えたけれども、できないよと言って、今度は飼料化がだめになりましたということで、すごく気持ちの整理がつかないというか、そこら辺のフォローというのは丁寧に説明をしていただかないと、この次何か新しいことを始めるときに、やはりすごく失敗例としてなかなか踏み出せないようになってしまうんではないかなというのがあるので、それは要望です。
それと10月の末に朝日新聞に、環境省が家庭の生ごみをエネルギーにということで、来秋までにモデル事業を全国でやるようなことが新聞記事で載っていたんですが、大きな政令都市などでは考えられるけれども、小さい市町村では課題が多い、だけれどもやっていきたいみたいなことを環境省が言っているというのが載っていたんですが、これについてはどういう見通しなんでしょうか。これも伺いたいと思ってきょう来たのですが。
△北田環境部次長 恐らく、それはバイオマスとかなんかいう今の形をとると思うんですが、やはり今、委員がおっしゃったように、実験段階ならば可能だと思うんですが、小さいところですと、これは現実に横須賀市なんかでも生ごみを一緒に集めて、バイオマスをとって、その後、可燃物だけを燃すという方法をとっておりますが、やはり小さいとコストの問題が、恐らく最終的な問題になってしまうと思います。やはりある程度の大きさが整わないと、設備を伴うものですから、その辺はなかなか難しいと思います。やはりこういう小さいところですと、堆肥とか何かの一番コストのかからない方法をとらざるを得ないのかなという気がしております。
○島田委員 そうしますと、この周辺で広域で、そういったバイオマスみたいなものに取り組むのか、それとも単独で堆肥化とか飼料化とか、またもう一度考え直して取り組んでいくのかという選択をする場合は、後者の方になる可能性が高いということなんでしょうか。
△北田環境部次長 役所の意見ととられては困るんですが、これは個人的意見かもしれませんので、ここの場で言うのが妥当かどうかわかりませんが、やはりどうしてもバイオマスにしろ何にしろ、設備プラントを伴いますのはスケールメリットというものがございますから、なかなか今まで堆肥化でも、堆肥化から、今、現実に食品リサイクル法でもバイオマスに進んでおりますが、それは現実には先ほどお話がありましたように、その消費先の問題で、より高度なバイオマスなどをとらざるを得ないようなことになってきておりますが、小さいとその辺の点は、困難性は出てくると思います。
○島崎委員 先ほどの4自治会の取り組みということなんですけれども、私も、今まで取り組んでいた方から、今度新しくミラクルバケツに変わるというところで説明があって、難しいというお話のときに、市民の方から訴えられたんですが、バケツには確かに自己負担がある、でも、有料袋にその分使わなくて済むということがあるのに、そういった切り口でもっと説明をすればいいのに、ということを言っていました。
そして、一つお尋ねしたいのは、壱番館の方が今回、ではやりましょうかということになったきっかけは、なんだったんでしょうか。
△霜田ごみ減量推進課長 説明の中でも、確かにその指定袋を使わなくなると、量が減るんですから、その辺についても説明はしてきました。
それから、壱番館ですけれども、やはり大きなマンションになりますと、管理組合それから自治会、その2つ組織がありまして、全体を同じ考え方でと、一生懸命、代表の方は考えてくれましたけれども、やはり協力しようと理解していただく住民と、その辺の調整が長引きました。そうこうしているうちに、やはり説明会以降、市の方は依然動きがない、どういうふうにこれから進めるんですかと、逆に担当の方に住民の方の方から催促がきました。それで、担当の係長が喜びまして、代表者がいるのに代表者を無視した形で住民と進めるというのも、また、まとまり性の問題でどうだろうかと、不安はありましたけれども、やはり代表の方は代表の方のいろいろなさまざまな悩み・問題というのもありましたので、逆にやりたい、やりましょうと言っている声の方を優先しましょうということで、では、改めて説明会をいつ持ちましょう、ということで3パターンぐらい日程を教えていただいておりました。それで、いよいよもって、世帯数もそこで確定してきますから、そこで業者との契約、当初の単価と現実の対象となる世帯数の単価、その辺の契約上の問題もありまして、それで、業者と連絡を取り合ったところで、今回の事態という結果に、本当に悔しいんですけれども、そういう結果になりました。
○島崎委員 先ほど、島田委員の方からもありましたけれども、私も何年も堆肥化に取り組んできているんですね。素朴なやり方だったものですから、そしてまた、私自身のところが集合住宅だったので、御近所からちょっとにおいがというクレームが出まして、あきらめたということがあるんです。
でも、狭山市の、あの例のバケツは本当ににおいがないですよね。私も狭山市の方に見学に行っていますので、見させていただいているんですけれども、全くにおいがなくて、私が取り組んでいたときよりも格段も進歩しているなと思っています。
それで、島田委員の感想と同じなんですけれども、一たん分けるくせみたいなのがつくと、一緒に資源になるものを、むざむざごみとして出すというのは、ものすごい抵抗感があるんです。ですから、この4自治会がやっていたものが、そんなに簡単に嫌だというふうに言うだろうかというのは、素朴な疑問だったんです。それで、今、課長の方から御説明があったように、代表者を通じてというような形だとか、一つに意見をまとめる難しさというのを、御苦労のお話を伺ったところなんですけれども、それは壱番館のお話だったと思うんですね。ほかのNTTや新武蔵野ハイツや五光自治会の、それぞれに対して、1回投げかけたその後、どんなふうにプッシュなさったんですか。
△霜田ごみ減量推進課長 まず、NTTなんですけれども、やはりこちらが優先的に説明という形をどうしても許していただけなくて、NTT自治会の方でアンケートもつくり、結果も精査した後で、自治会として回答されるという形のもので、個人個人で話す場というのを、どうしても許してもらえませんでした。それと、敷地内にごみを出す部分についても、バケツで出すとしてもそれは困りますという厳しい回答で、それ以上の踏み込みはできませんでした。
あと、五光自治会につきましては、何回か、やはり代表者を通じて説明会という形を持たせていただきましたけれども、やはり負担の問題とか容器の購入の2分の1負担ですね、その辺についても強硬に反対をされまして、それ以上の踏み込んだところはまだ、場は持っていないでおります。
○島崎委員 せっかくの行政のアプローチの仕方の貴重な体験でもありますし、今後の取り組み方にも参考になると思いますので、そこら辺は、ぜひ総括をしていただきたいと思います。
それで、実際に加藤商事でやっている、食品リサイクル法にのっとって処理しているところの行き場所なんですが、どこなんでしょうか。
△北田環境部次長 埼玉の日高市に千成商会という堆肥をつくっている会社があるんですよ。ここにほとんどが行っております。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後3時7分休憩
午後3時11分再開
◎鈴木委員長 再開します。
ほかに質疑、御意見等ございませんか。
田中委員。
○田中委員 確認というのか、先ほど島崎委員がたしか質問した中で、狭山市の堆肥化工場、これについては私も関心を持っていますけれども、これは東村山市がこれと同じ流れに乗るという場合、他市からの受け入れは大変難しいというような見解が話されたと思うんですけれども、これは企業側がそう言っているのか、あるいは狭山市自体が言っているのか、他市からの、圏域外からの受け入れということで、そう言っているのかどうか、その辺を確認いたします。
△霜田ごみ減量推進課長 受け入れの問題なんですけれども、基本的に自分のところの発生したものを、主にやっていきたいということです。
○田中委員 だれが言っているんですか。市が言っているのか、企業が言っているのか、どっちかということです。
△霜田ごみ減量推進課長 事業所の方と聞いております。
○田中委員 自区内処理だというのは、市の方はどういう見解を持っているんですか。
△霜田ごみ減量推進課長 私は、ちょっと申しわけないんですが、行政とのやりとりの方は……
(「知らないの」と呼ぶ者あり)
△霜田ごみ減量推進課長 すみません。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後3時13分休憩
午後3時17分再開
◎鈴木委員長 再開します。
フロー図について、若干、質疑があるみたいでございますので、罍委員。
○罍委員 せっかくこれをいただきましたので、またよく見させていただきたいと思うんですけれども、見方の一つの方法として、16年度と17年度が出ておりますが、見ますと、若干、微妙に企業といいますか、業者が変わっております。細かいことはいいですけれども、大きな違っているところがあれば、説明をお願いしたいんです、その理由と事業所ですね。
それから、もう1点は、今のお話がずっと出ましたように、市との関係がいろいろ出てきますよね。何もなければいいんですけれども、そういうことでこの17年度のフローの図の中で、市が直接契約しているというか、指名しているというか、そういう業者はどことどことどこなのか。それだけ教えてください。
△中村施設課長 まず16年度と17年度との差ということでございますので、業者名の変更はともかくとしまして、不燃物の処理先につきましてですけれども、1ページ目につきましてですね、16年度では市川環境エンジニアリングほかの業者と契約しておりました。そこにつきまして、今回は、安定型処理という形の中で複数化を模索しておりましたので、17年度の途中から、そこにつきましては、加藤商事及びエルテック、中部環境開発、この3社を相手にした熱処理灰溶融の契約をしました。また同時に、この不燃物については、不燃物の不燃ごみを用いまして、施設選別の容リ法処理をしましたので、そこの2点が新たに加わったということになります。1ページ目の燃やせるごみ、燃やせないごみについての変更につきましては、主な点ではそこのところでございます。あとにつきましては、業者が入れかわったというような内容でございます。
続きまして、2ページ目は同じ内容でございますので、業者の入れかわりはございません。
3ページ目、こちらにつきましては、ペットボトルの処理法でございますけれども、ペットボトルの処分が今までは容リ協会という形の中で、容リ協会を相手にしまして処分をしてきましたけれども、ペットボトルにつきまして売り払いの見込みができたことから、17年度からは一部、売り払いの方に処分を持って行っております。そこについては、株式会社ウィズウェイストジャパンという会社が契約先の相手でございます。
それと、市が直接契約している相手はどこかということでございますけれども、これについては黒枠の太枠をしたところが契約の相手先ということでございまして、そちらを見ていただければよろしいかなと思います。
○罍委員 黒枠が市と契約の関係だと、薄いところがその業者の先の流れの関係なんだと思うんですが、矢印が出ておりますけれども、その中で薄い点線がありますよね。これはどういう意味ですか。矢印でなくて薄い点線、例えば3ページ目か、2ページ目にもあるし、右の方に。
△中村施設課長 薄い破線の点線ということでございますよね。それにつきましては、委託処分先の業者がさらに、それにつきましてそこの一定で処理をした後に、さらにそこの業者を使いまして、資源化の処分をしているという処分先の工場等でございます。
◎鈴木委員長 ほかに質疑ございませんか。
島崎委員。
○島崎委員 私も、ペットのことを聞きたかったのですが、一部、ウィズウェイストジャパンというところに行っているということですが、この容リ法にのせた分とそれぞれの数量を教えてください。
△中村施設課長 16年度の実績から見ますと、約350トンが総量かなと思っております。350ないし380トンだったかな、それくらいの数字で、今年度は売り払いにつきましては半分程度ということで、150トンをとりあえず、売り払いという形の中で見込んでおります。
○島崎委員 ということは、今後は、容リ法にのせるんではなくて、売り払いの方法でいくという方針ですか。
△中村施設課長 需要ということが一つあると思いますけれども、その中で、また同時に、安定化処分ということも念頭に入れておかなければいけないということを思っておりますので、その配分につきましては、その情勢に応じて変えていきたいと思っております。
○島崎委員 1ページ目の、17年度から取り組んだ熱処理灰溶融と加藤商事の容リ協会への行き先なんですけれども、これは正確に言うと、破砕後、不燃物からこう矢印になっていますけれども、これちょっとまずいですよね、直接入っているわけだから、実線を引くというのは違っているんではないでしょうか。
△中村施設課長 申しわけございません。熱処理につきましては、破砕後のもので梱包してやっております。今言われましたように、容リ協会に持って行っているところにつきましては、破砕後でございませんので、訂正させていただきます。そのままで、直のもので、後処理中間処理施設に運びまして、そこで熱処理をやっております。
◎鈴木委員長 ほかに質疑ございませんか。
一つ聞きたいんですけれども、平成16年の下半期からですよね、宇部興産は。これ何で苫小牧……。16年度なんだからトン数が合わなくなってくるから、本来ここ書かなければいけないんではないんですか。
△中村施設課長 RDFの総量につきましては、16年度分については、ここのところにあらわしたとおりの数字でございまして、全体の数字ですね、それで、そこの部分の下の、一次の細線ですか、その中で囲ったところにつきましても、平成16年10月1日以降につきましてだけ、宇部興産の方に持って行きましたよという表示でございます。今、言われましたように、そういう意味では、ここの中で、4月分からは苫小牧の方に搬出していましたという形の中で、ということが落ちておりました。大変申しわけございませんでした。
◎鈴木委員長 それと、これは質問ではないんだけれども、このフロー図をつくるときに、例えば委託をして処理するところ、それから売り払い収入を得るところ、それから行政が直接処理するところ、こういうのを、売り払いは売り払いと書いてあるんだけれども、こういうフロー図つくる場合に、色分けかなんかをした方が見やすいと思うんですよ。売り払いの部分は例えばこの色とか、委託の部分はこの色とかすると、どのごみがどういう色の流れで処理費用がかかっているとか、例えば、売り払い収入がこれくらいあるんだとかというのがわかると思うんで、今後で結構ですから、もしつくるときがあれば、そういうことも視野に入れていただきたいと思います。
△中村施設課長 わかりました。
◎鈴木委員長 ほかによろしいですか。
田中委員。
○田中委員 委員長の見解も伺いたいんですが、この取り扱いの問題でね。先日、環境建設委員会の方に「一般廃棄物処理基本計画の見直しについて」というのを、減量等推進審議会に諮問したということを報告したんですよね。私も委員長も同じ会派ですから、話を伺ったんですけれども、この委員会としても諮問したということとその内容を、その後の経過について我々も伺っておかないと、今後のごみ減量の審査の中で支障を来すと思うんですけれども、次回で結構なんですが、それもきちんとした報告についての取り扱いをお願いしたいと思います。
◎鈴木委員長 所管と打ち合わせの上、対応してまいりたいと思っております。
ほかに質疑、意見等ございませんか。島崎委員。
○島崎委員 確か10月27日だったでしょうか、可燃ごみの組成分析を行ったのではないかなと思います。当委員会は、しばらく可燃ごみをやるわけですので、その報告を聞かせていただきたいと思います。
△伊藤環境部主幹 10月27日の午後に環境部秋水園施設敷地内におきまして、可燃ごみの組成分析を行ったものでございます。組成分析につきましては、公開という形をとりまして、見学を希望する市民の方、11名の方においでいただきまして、また作業にも従事したいということでございましたので、おけがなさらないように配慮しながら一緒に従事していただいたところでございます。
通常の家庭ごみの可燃ごみの収集に当たります市内の地域で、ごみの収集業務をしている収集車から、積載されてきました家庭の可燃ごみの袋を一定の統計的手法に従いまして、約130キログラムまでに絞り込みまして、それをその家庭から出された袋の状態のまま組成分析を行ったものでございます。分析につきましては、可燃物のもの、それから可燃物の中に入っている不燃物のもの等々を、それぞれ所定の分類項目に分けまして調べましたところ、一定の結果が出ておりますが、詳細につきましては12月15日付のごみ見聞録にて公表したそうでございます。現在ざっとポイント的なことだけ説明申し上げますと、可燃物の中におきます厨芥ごみ、いわゆる台所から出たごみが、キロ数で言いますと72.1キログラムありまして、量でいきますと55.8%ということで出ております。これにつきましては、その後に私どもの秋水園整備計画研究調査会でも委員から御議論がありましたけれども、市民の分別についての協力度はかなり高いという評価もいただいておりまして、かなり一生懸命分けて出していただいているんだなという結果がうかがえます。詳細につきましては、先ほど申し上げましたごみ見聞録にて、また公開いたしますのでよろしくお願いしたいと思います。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 以上で、秋水園整備計画調査特別委員会を閉会いたします。
午後3時30分閉会
東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。
秋水園整備計画調査特別委員長 鈴 木 忠 文
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長
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