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第7回 平成18年7月24日(秋水園整備計画調査特別委員会)

更新日:2011年2月15日

1.日   時  平成18年7月24日(月) 午後1時35分~午後3時5分


1.場   所  第2委員会室


1.出席委員  ◎鈴木忠文    ○島田久仁    島崎洋子    肥沼茂男    罍信雄
          荒川純生     渡部尚     保延務     田中富造各委員


1.欠席委員  なし


1.出席説明員  北田恒夫環境部長   石橋茂環境部次長   古野実管理課長   西川文政環境部主幹
         中村孝司施設課長   霜田忠ごみ減量推進課長
         小俣己知雄ごみ減量推進課ごみ減量係長


1.事務局員  田中憲太次長    神山正樹次長補佐    佐伯ひとみ主任


1.議   題  1.調査事項「秋水園施設の再整備計画について」


午後1時35分開会
◎鈴木委員長 ただいまより、秋水園整備計画調査特別委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎鈴木委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
  休憩します。
午後1時36分休憩

午後1時37分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  審査に入る前に申し上げますが、携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み並びに使用は禁止いたしますので、御承知おき願います。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕「秋水園施設の再整備計画について」
◎鈴木委員長 初めに、所管の方から、資料の説明並びに報告事項をお願い申し上げます。順番はどこからでも結構です。環境部次長。
△石橋環境部次長 7月19日から始めております一般廃棄物処理基本計画の説明会について、中間報告させていただきます。
  7月15日号の市報、及びごみ見聞録で市民に案内させていただいております廃棄物減量等推進審議会の答申内容についての市民説明会でございますけれども、全部で、7月19日から9月3日の間、計40回計画いたしまして、現在、10回が終わっております。10回の参加者ですけれども、トータルで193名、1回平均約20名というところです。
  この説明会のスタンスでございますけれども、東村山市が現在持っている一般廃棄物処理基本計画の中間年に当たる17年度に、もう一度現状に合った計画に対する見直しを行おうということで、減量審に2つの諮問項目をさせていただいております。一つは、資源循環型社会に向けた発生抑制の取り組み、もう一つとして、容器包装プラスチックの分別収集等のあり方について諮問したところ、答申が出ましたので、その報告をさせていただくと同時に、市民の意見を聞いて、案から計画にする際、それをできるだけ反映させたものにしていきたいというスタンスで説明をさせていただいております。
  先ほど申し上げましたように、1回当たり20名程度の参加者でありますけれども、基本計画の柱でありますごみ減量、分別、リサイクルについて、とりわけ、その中でも、これからはごみ減量というものに努めていきたいという内容について、市民の皆様の御理解を得ました。
  もう一つは、容器包装プラスチックの分別収集でありますけれども、参加されたほとんどの方は、資源化する、再商品化するということに御理解いただいて、すぐにでもやるといいますか、やれるといいますか、そのような雰囲気であります。御意見としては少数でありますけれども、資源物というものに対する議論は減量審でなされたのか、あるいは容器プラではなくて廃プラでできるのではないか、あるいは障害者への配慮が足りないのではないかという御意見をいただきました。
  一方、市報に載せたところ、翌日から電話での問い合わせが1日30件程度入っておりますけれども、その電話での問い合わせのほとんども、いつから始めますかという、あるいは分別はどうやるのですかといった内容の御質問に終始しているところでございます。
  以上が、一般廃棄物処理基本計画の説明会の途中経過でございます。
  もう一点は、二枚橋衛生組合から広域支援の要請がございまして、多摩地域ごみ処理広域支援第2ブロック協議会という東村山が属しております広域支援の第2ブロック会議が7月14日行われました。その報告をさせていただきます。
  内容としてでございますけれども、まず、二枚橋衛生組合、これは、構成団体が調布市、府中市、小金井市の3つの団体で構成されている一部事務組合でございますけれども、二枚橋衛生組合から、焼却施設の老朽化が著しい。組合としては、構成3市に施設の更新を平成16年2月に行ったところでありますけれども、その後、組合構成市で協議を行いましたが、協議が調わず、3市とも分散処理が好ましいといった結論を得た。したがって、組合では、4基ある焼却炉を18年度中に順次停止を行い、19年3月末で完全に焼却炉を停止する。そのことによって、組合は平成22年に解散の予定であるという経過報告がございました。
  その中で、18年度については、約1万5,000トンの支援を第2ブロックに要請していきたい。19年度については、3市計で約8万トンの焼却を支援していただきたい。まず、第2ブロックでどれほど支援ができるか。それで不足の場合は、第1ブロック、第3ブロックに要請していきたいといった内容でございます。
  出席者の中から、「構成市の今後のごみ処理の予定は」という質問がございましたが、その中で、調布市では、三鷹市と新たな施設を設置することとなっている。その際は、平成25年4月に稼働予定で、今、準備しているというところです。府中市につきましては、多摩川衛生組合で一括処理を行う。小金井市につきましては、新たな市と新しい施設をつくりたいと考えている。その際は、平成29年が稼働となる予定であるという内容の広域支援の要請がございますことを報告させていただきます。
△中村施設課長 今回の委員会に先立ちまして、容リ法の処理の試算ということで、コストを配付させていただきましたけれども、これに加えて、平成16年の決算の不燃ごみをつけ加えたもので資料をつくりましたので、そちらの方と差しかえをさせていただきたいと思います。そちらの資料の方から説明をさせていただきます。
  平成16年度のコスト計算ということで、これは、人口、世帯については、17年1月1日現在の数値という形の中でとらえさせていただいております。
  それから、収集の関係でございますけれども、収集条件でございますけれども、容リプラをしたときには、容リプラの収集を週に1回、不燃ごみにつきましては、ごみ減量審議会の答申では、月1回という答申を得ておりましたが、各市の状況等から判断させていただきまして、試算の中では、月2回という形の中でさせていただいております。そのほかの可燃、ペットにつきましては、現行の収集回数という形の中でさせていただいております。
  まず、容リ法処理した場合の試算の不燃ごみについて、コストについて説明をさせていただきます。
  搬入量でございますけれども、搬入量総量不燃ごみ4,550トンの中の、組成分析から受けまして容リプラを約56%という形の中で算出しまして、残りのごみが不燃ごみ2,003トンという形の中で出しております。
  コストにつきましては、収集費、中間処理費、処分費という形の中で積算させていただいております。まず、収集費でございますけれども、収集費につきましては、収集委託料、こちらにつきましては、先ほど申しましたように、可燃ごみ、不燃ごみ、容リプラ、ペットという形の中で一括の委託をしておりますところ、容リプラを週1回、不燃ごみを月2回という形の中で収集委託料を算定させていただいております。その算定した金額に対して、これの収集回数、年のそれぞれ月において、可燃が週に2回、不燃が月に2回、容リが週に1回、ペットが月2回という形の中で、年数の延べ回数を出しております。それに対して、不燃ごみが年に24回になりますので、分母を総計の合計数にしまして、分子を不燃ごみの回数としまして案分率を出しております。収集委託料に案分率を掛けまして、5,212万9,000円という収集委託料を出したところでございます。収集値を出したところでございます。これを搬入量の2,003トンで割り返したところが、1キロ当たりの処理費という形の中で出したものでございます。
  次に、中間処理費でございますけれども、中間処理費につきましては、不燃ごみの処理ということで、資源物選別・粗大運転委託料について、算定をしたところの数字を出した数字でございます。6,085万8,000円が算定した数字でございます。また、不燃ごみに係る直接人件費として、職員人件費を載せたものでございます。
  次に、粗大ごみの処理施設維持管理経費ということで、平成19年度の決算数値を載せております。同じく、ここにかかわる構内車両経費を載せたものでございます。それに計量棟人件費、これにつきましては、ごみ搬入重量の案分率に基づいて出したものでございます。以上を集計した結果、1億2,151万2,000円が中間処理費でございまして、これにごみの量を割り返したものが1キログラム当たりの処理費という形になっております。
  次に、処分費でございますけれども、ごみ処分地経費につきましては、焼却灰、不燃ごみについて、広域処分場に負担金等を払っているわけでございますけれども、その金額4億2,077万1,257円、平成16年度の決算数値でございますけれども、これに焼却灰、不燃ごみの容積案分の比率を掛けまして不燃ごみの負担金を出したものでございまして、1億8,418万1,013円という数字でございます。
  次に、ごみ運搬処分経費は、二ツ塚に搬入している不燃ごみの運搬費と固形燃料化して処分した運搬委託料、この合算の数字でございまして、不燃ごみにつきましては、792トン分の埋立費でございます。それと、固形燃料化につきましては、2,003トンから不燃ごみの792トン分を引いた考え方の中で求めた固形燃料化の運搬委託料でございまして、それぞれを合算しますと7,486万9,410円で、処分費につきましては、合計で2億5,905万円という数字でございまして、これを搬入量で割り返しまして1キログラム当たり129円。この処分費の合計でございますけれども、それぞれの小計を足していただきまして、4億3,269万1,000円になりまして、これをごみの量で割り返しますと、1キログラム当たり116円という数字でございます。
  次に、容リプラでございますけれども、容リプラにつきましては、先ほど示したとおり、組成分析から求めた数字を搬入量として載せたものでございまして、これも収集委託料につきましては、同じ考え方でやりまして、収集委託料の全体委託料を算定しまして、容リプラが週に1回するところから年に51回という形の中で算定しておりまして、これに分母の数字がありまして、案分率を出しております。収集委託料のもとの数字に案分率を掛けまして、1億1,126万6,000円という数字でございます。それぞれの処理費につきましては、考え方は同じでございますので、金額に対して処理量で割り返した数字という形になります。
  次に、中間処理費でございますけれども、こちらにつきましては、人件費として492万8,658円を載せています。容リプラの中間処理委託料という形で9,627万6,600円、これらを合計しますと1億1,220万5,000円、1キログラム当たりは40円という数字でございます。
  処分費でございますけれども、こちらは、リサイクル協会に納めます再商品化に係る負担金でございます。こちらの金額を載せたものでございます。合計しますと2億2,645万2,000円で、1キログラム当たりでは89円という数字になるものでございます。
  合計ということで、これは、それぞれの金額を合計しまして、数量でそれぞれ割り返した数字という形の中で、参考までに出させていただいております。平成16年の不燃ごみ決算の方でございますけれども、こちらにつきましては、現行の収集委託料が、平成16年の4億7,049万3,450円という決算数値がございまして、これに、考え方としては同じでございまして、収集回数の案分率を掛けまして1億1,735万8,000円という数字でございまして、キログラム当たりの処理の考え方は、先ほど述べています考え方と同じでございます。
  中間処理費につきましては、資源物等選別委託料が2,831万3,928円、このほかに直接人件費、粗大ごみ処理施設維持管理経費、構内車両管理経費、計量棟人件費という形の中で、計量棟につきましては、先ほどと同じように、案分率から求めた金額を算出しております。合計しますと1億3,560万3,000円で、1キログラム当たり30円。
  処分費につきましては、これも、ごみ処分地経費4億2,077万1,257円をそれぞれ焼却灰、不燃ごみの容積案分で割り返して不燃ごみの案分率を求めた数字で1億8,418万1,013円、ごみ運搬処分経費につきましては、不燃ごみの埋立費と固形燃料化の運搬委託料というものを載せた数字でございまして、合計しますと1億9,532万5,138円で、処分費の合計としては3億7,950万6,000円という形の数字でまとめております。それぞれの処理費を合計しますと6億3,246万7,000円で、搬入ごみ量で割り返しますと、1キログラム当たり139円という数字でございます。
◎鈴木委員長 今、3点、市民説明会の途中経過報告、それから二枚橋衛生組合からの報告、それと、前回の資料にプラスして、16年の不燃ごみの数値を入れ込んだ資料の説明とございましたが、3つ一緒に質疑を受けるとごちゃごちゃになりますので、まず、①の市民説明会について報告がありましたけれども、これについて、何か質疑があればお受けさせていただきたいと思います。質疑、意見ありますか。渡部委員。
○渡部委員 私も地元の萩山小学校で開かれたときに参加させていただいたんですけれども、やっぱり参加者が少ないなという印象がありまして、もう少し市民の方から出てきていただいて、率直にいろいろ御意見いただければなと思いましたが、それは、市報に載せていただいてこの程度なのかなという感じは否めないんですが、今後、40回のうち10回終わってということなんですけれども、少しでも、同じ会場で2回か3回ぐらいやりますので、参加者をふやす何か方策みたいなのは考えておられるんでしょうか。
△北田環境部長 先ほど、初めに次長の方からも話しさせていただいたと思うんですが、今回の市報に出したときの問い合わせ等が1日約30件程度、約100件ぐらいうちの方に来ているんです。その中の話を聞きますと、これで内容がはっきりある程度わかるという方が多いんです。
  それともう一点、端的な例が、私どもがこの説明会をやっていまして、若いお母さん方が、体育館に来る人なんかがいるんです。それで、どうですかと話しかけてみるんです。そうすると、まず、話として十分わかるというんです、あの説明内容で。
  そういう方が多いという点と、私どもが3月のときにミニモデルをやらせてもらったときも、分け方等はある程度もうわかるというんです、今の市民は。という方が多いものですから、今回も徐々に人数は上がってきておりますが、平成14年のときとは雰囲気が違うというのは私どもも感じております。
○渡部委員 萩山のときにもそういう話が出たんですが、結局、今回決定して、こうやりますので協力してくださいの説明会ではないんです。趣旨としては、こういう答申が出たんですけれども、市民の皆さんいかがでしょうかの、その前段階です。実際にやるとなれば、議会に条例改正の議案を出して、それが可決されないとできませんよという説明を出席された管理職の方がなさっていたとおりで、いつからやるのかというのも、ある意味で言うと議会次第でわかりません。わかりませんとは言わないけれども、早ければ来年1月ぐらいということで、割かし出てきた市民の方は拍子抜けされていた雰囲気があるんです。
  だから、今回の市民説明会の趣旨がいま一つ理解をしていただけていないのか。容リ法に基づいて、容器包装プラスチックの収集を別にやることの是非と、料金の問題等含めて、あるいは収集の体系その他含めて、その是非を市民の皆さんから事前に御意見をちょうだいするというのが趣旨であって、分別の仕方云々かんぬんというのは技術的なことで、本当はそれは決定してから、さらに市民説明会をやればいい話なんだと思うので、そこはもう少し工夫があった方がいいのではないか。私は1回しか出ていないので、そんな印象を持ちました。いきなり各論というかあれで、分け方の話に、皆さん話がそっちの方に集中してしまっていた感じだったので、その辺を少し工夫していただきたいと思います。
  それと、私が出たときに、たまたま、さっきもちょっと報告がありましたけれども、視覚障害者の方が出ておられて、まさにその方は分け方の問題で、特に、手でさわっては何らわからない。結局、今の袋についてもそうなんですけれども、そのことについて、ぜひ視覚障害者の団体と協議をする場を設けてほしいみたいな話も出て、それは持ち帰りますという話で、課長方はおっしゃっていましたけれども、個別にそういう事象も今後出てくるのか、我々が気がつかないことが。それはどれだけ今回の説明会を通じて実際に、今後、議案の上程というところまでに整理をされて工夫をしていくのか、その辺をお聞かせいただければと思います。
△北田環境部長 現在の可燃ごみ、不燃ごみの袋にも1本ぎざぎざを入れてあるんです、視覚障害者がわかるように。ですから、今回、容器包装をやるに際しても、その辺のことは工夫していくつもりでおります。
△石橋環境部次長 前段の方のお話ですけれども、御指摘のとおりだと思いますので、今後、工夫させていただきたいと思いますが、現実問題として、いろいろな会場で、市民の反応というのは、容リプラの分別収集をやるんだという反応の方が強いと僕らは受け取っております。したがって、分別の仕方とかそういった内容の各論に、ほとんどがそちらに行ってしまっているという印象は受けておりますけれども、ごみ減量に努めましょう、分別リサイクルに加えてごみ減量ということをお願いしていきますよということに関しても、御理解いただけたと思っております。
◎鈴木委員長 ほかに意見、質疑ございませんか。島崎委員。
○島崎委員 私の住んでいる青葉町は、今度の日曜日が初めてですので、私自身はまだ出ていないんですが、参加した方何人かからは聞きました。今までの御報告、あるいは渡部委員の御指摘のとおりの感想というか、市民の参加した方も、「今度やるのだが、よくわかったわ」みたいな、そういった形でした。
  今後のところで、ぜひ、要望事項にもなるんですけれども、市民の意見を聞きたいということをはっきりわかる形で提案していただける会合の持ち方を今後は工夫をしていただけたらと思います。そういう意味では、議会の私の方の反省でもあるんですが、今回、よその自治体では、廃プラとして回収している自治体もあります。でも、今は、もう既にここまで来てしまったところでは、容リプラで回収するということで進まざるを得ないのだろうと思うんですが、そこの検証を市民に伺うみたいなことができたらよかったのかなという意味では、時間軸の関係でもう間に合わないのですが、残念に思います。そういう市民の意見を問うということ、争点がはっきりわかるような形を出していただけたら。今後の要望としてそうです。
  それからもう一点は、前回の特別委員会のときにも申し上げましたが、会場が全部小学校です。そういう意味では、今度条例改正されて、具体的に説明会をするときには、特に、高齢者の方が出席しやすいという意味では、小学校だけではなくて、ふれあいセンターだとか、ほかの公共施設もぜひ活用していただけたらと思うんです。今回、平日は夜、土日は2時からと時間をいろいろ工夫されたということは伝わってきますけれども、場所が同じというところでは、高齢者の方は動きにくいだろうなと思いますので、次の具体的な説明会のときにはいろいろな会場を考えていただきたいという、2つ、要望事項でしたけれども、御見解か何かありましたら聞かせてください。
△西川環境部主幹 まず、今回の説明会を開催するに当たりまして、市民の方々に、答申が出されましたという説明をしているんです。それは、諮問と答申をワンセットで説明しまして、それから、今回の説明会につきましては、現在、計画づくりを進めております。その計画づくりの中で、市民の方々の御意見、あるいは御要望を聞いて計画の中に反映できるようにということで、まず最初に説明をさせていただいております。そういう意味では、今の御質疑の説明会の趣旨というのは、十分伝わっていると考えております。また、事前に、管理職の中で、管理職は全員説明に当たりますので、そこについては、そういう趣旨で説明をしていこうという意思の統一も図らせていただきました。
  それと、2点目につきまして、廃プラという問題が、会場、都合10回について、3回ほど廃プラの問題が出ております。廃プラの問題も何点か出ておりますが、それぞれの会場で廃プラの問題が出されたケースとしては、各おのおのお一人程度の意見としては実際にありました。ただ、全体の会場の雰囲気としては、廃プラで収集するということに対して賛同するとか、あるいは反対するとかいう意見よりも、その方の意見というところで終わっております。
  それと、3点目のふれあいセンター、あるいは公共施設ということで、それにつきましては、今の予定でいきますと、9月議会に議案上程をして、仮に通った場合ということで、その後の説明会を開かせていただきますという説明もさせていただいております。その中では、また会場について、工夫していきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。
◎鈴木委員長 ほかに意見、質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 次に、2番目の二枚橋衛生組合の報告について、質疑、意見ありますか。田中委員。
○田中委員 二枚橋の問題は、たしか都政新報でしたか、かなり詳しく載っていたように記憶しているんですけれども(「マイク」と呼ぶ者あり)ごめんなさい。それで、いずれ東村山にもこういう要請が来るのかなとは思っていたんですけれども、第2ブロックで1万2,000トンでしたか。ちょっと数字が違っているか。1万5,000トンですか、お願いしたいということですと、これは具体的に言うと、東村山としては受け入れ可能なのか。今の炉の状況ですね、かなり、最近減量しているから若干余裕があるにしても、ぎりぎりです。それで、具体的には、どのくらい受け持ってもらえないかということもあります。その辺どうなんでしょうか。ただ、また、受け入れとなると道路の問題があります。あの秋津町の狭い道路、前にも大変問題になりましたので、その辺どうするのか。
△石橋環境部次長 先ほど報告いたしましたように、具体的に、東村山市で何トン受け持ってもらいたいという要請はございません。第2ブロックで18年度は1万5,000トン、19年度で8万1,000トンを支援願いたい。第2ブロックで支援が不可能な、オーバーフローしている部分については、第1、第3ブロックにお願いしていくといった支援の要請でございました。
○田中委員 そうしますと、まだ具体的な話に全然なっていないようです。ただ、客観的に見て、東村山の秋水園の性能その他、地形とか、その辺を考えて、具体的にどのくらい受け持ってもらいたいと来たときに、多摩の友好関係もあるんだろうけれども、物理的にどうなのかということもあると思うんです、具体的に。その辺はどう考えていますか。
△石橋環境部次長 今、言われるとおり、具体化する、例えば、数字であるとか時期であるとか、それは軽々に言えるような状況ではないと思います。さまざまな環境状況を整えないと、簡単に、支援しますよと言うわけにはいかないとは考えております。だけれども、基本的には、秋水園がかつて工事したときに、こういった形ではないですが、柳泉園や、あるいは小村大にお世話になったという経験もありますし、いつ秋水園がお世話にならざるを得ない状況に陥るということもないわけではございませんので、今回のこの状況とは違いますけれども、三多摩の相互協力ということに関しても、大変重要なファクターだろうと考えております。
○田中委員 調布は三鷹と共同、それから府中は多摩川衛生組合、現にもう府中は入っているんですね、多摩川衛生組合に。一部が二枚橋という形になっているようですけれども、小金井が新たな市と共同というんですか、ということですけれども、これはどこなんですか。どこか新たに中間処理施設を建設するということなのか、どうか。
△石橋環境部次長 当日の会議での要請内容、あるいは資料等からの判断でございますけれども、18年度については、先ほど、1万5,000トン支援願いたいという要請があったという報告をさせてもらいましたけれども、その前段階で、18年度について、三鷹市で約2,000トン、多摩川衛生組合で約3,000トン、国分寺市で約3,000トンの支援をそれぞれ、今、協議しているという御報告がございました。その残りの1万5,000トンについて、支援できないかという要請でございました。
  小金井市の新たな市ということですけれども、そのことに関しての明快な回答はございませんでしたけれども、先ほどの、事前に支援を協議しているというところから、ある程度の推察はできるのかなと私は推察しています。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。島崎委員。
○島崎委員 第2ブロックの該当する衛生組合はどこになりますか。
△石橋環境部次長 10市、4組合でございます。順に申し上げます。武蔵野、三鷹、府中、調布、小金井、東村山、国分寺、国立、狛江、清瀬、東久留米、稲城、西東京、以上が市でございます。これからは組合ですけれども、二枚橋、柳泉園、多摩川、富士見衛生組合でございます。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。渡部委員。
○渡部委員 さっき田中委員もちょっと触れておられたんですけれども、一番お困りになられるのは多分小金井だろうと単純に素人考えでも予想がつくんですが、ただ、小金井は29年度にどこか新たな市と組合を設立してやっていきたいということですから、10年よその市にお世話になっていこうという話です、はっきり言えば。調布、三鷹が25年4月稼働ということなので。ただ、三鷹との間で、その間、三鷹市さんが中心になって受け入れていかれるんだろうと思います。府中の場合は、多摩川というもう一つの組合に入っておりますから、いいと思うんですけれども、今回の話というのは、そうなりますと、最長29年まではそれぞれの市、それぞれの組合である程度のお願いをしたい、支援してほしいという要請だということなんですか。期間の問題に触れていなかったような感じなんですけれども。
△石橋環境部次長 今回の要請は、18年度、19年度です。20年度以降については、一切、今回のこの会議では話は出ていません。ただし、今言われたような危惧がありますので、軽々に支援するよとはいかない。基本的には、三多摩の相互協力という立場はございますけれども、軽々に判断はできない問題かとは思っています。
○渡部委員 私は、前から表明しているように、基本的には広域処理論者なんですけれども、向こうの、二枚橋さんの御都合で解散をされるわけです。それで、当面、18年度、19年度と。炉が壊れてしまって建てかえるとか、修理をする期間中受け持ってくださいよということであれば、当市の市民に対しても一定の説明はしやすいんだと思うんです。うちも建てかえの時期にお世話になってきました、これからもその可能性はありますという説明ができると思うんですが、組合を解散しました、相手のパートナーが決まっていなくて、自区内での処理ができないから、最長11年間お世話になりますだと、市民に理解していただけるのかどうか、私は危惧を持つんです。特に、秋水園の周辺の住民の方に何でと言われたときに、単に多摩地域の相互協力というだけで理解していただけるのかどうなのか、その辺はどうお考えなのでしょうか。
△北田環境部長 私どもも当然その辺のことは考えておりまして、当然、これは行政だけでなく、地域住民、また、議会等の今みたいな御意見を伺って判断していかなければならないと考えておりますから、その辺のことは十分考慮していきたいと思っております。
◎鈴木委員長 島崎委員。
○島崎委員 そうしますと、第2ブロックの多摩川衛生組合は3,000トンですか。現在、ただいま検討の数量が先ほど御報告がありましたが。あとは柳泉園と東村山と富士見の各衛生組合というか、市で受け持っているところで、それぞれの団体が集まってきて調整をしていくということなのでしょうか。今後の調整の仕方はどうやって進めていくんですか。
△石橋環境部次長 このブロックの会長が、富士見衛生組合が会長といいますか、幹事といいますか、富士見衛生組合が取りまとめております。各組合、あるいは市でどれほど支援が可能かという調査をただいま取りまとめておりまして、その後、先ほど申し上げたように、それでは間に合わない部分について、第1ブロック、第3ブロックに要請していくと当日の説明はありました。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後2時20分休憩

午後2時22分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  ほかに質疑、意見ございませんか。荒川委員。
○荒川委員 二枚橋の炉が、19年3月末に壊してしまうということなんです。それで22年に解散という形で、解散した後、その使っている施設というのはどうされる形になるんですか。構成員、構成メンバーというか、そういうようなのを変えてそこの施設を、極端な話、例えば、更地にしてしまうというのはちょっともったいないと思うので、そこの部分を新たに再利用というか、そういうことはどうなっているのか。
△石橋環境部次長 今回の会議は、18、19年度の支援についてお願いしたいという内容で、と同時に、22年に組合が解散しますよということだけで、その跡地の利用に関しては一切触れてはおりませんでした。
○荒川委員 全くそこはどうなるかわからないと考えていいんですか。
△北田環境部長 これは私のうろ覚えな記憶なものですから、間違っていたら申しわけないんですが、たしかあそこは、調布飛行場の航空圏が入っているのではないかと思うんです。そういう関係で、あそこを初め建てかえできないのではないかと思うんです、煙突の高さが。それで、一回東京都がどこか別の土地をあっせんしていると思うんです、あそこに。ただ、そこが話がつかなくてこういう結果になっていると理解しているんですが。たしかあそこは、煙突の高さの関係で問題がある土地だと理解しているんですが。
○荒川委員 今回、3市さんの話し合いがつかなくてということなんですけれども、では、建築上の問題というか、そういったところの問題が主な理由として解散の理由といった形なのでしょうか。場合によっては、例えばそれがごみ収集の考え方とか、いろいろなほかの要素も絡んでいるんだったら、例えば、ほかのところで、ほかの組合とかでも、今後そういう話が出てこないのかどうかということは、ふと思ったんですけれども、ここに二枚橋さんで、確かに、ここは解散するよとか、そういったことを聞くわけではないんですけれども、ここの二枚橋に特有な事情と考えてよろしいんでしょうか。
△石橋環境部次長 先ほど申し上げたとおりに、二枚橋衛生組合からの説明は、先ほど報告した内容でありまして、それ以上の、さまざまな建築条件であるとか、構成市の諸状況であるとか、そういったことの説明は一切ございませんでした。ただ老朽化が激しくなったので、構成3市に組合としては16年2月に新施設の更新を提案したけれども、その新施設の提案も、日量200トンの炉ですという内容でした。組合構成市でこの間、協議を行ったけれども、3市とも分散処理が好ましいという結論を得た。こういった内容の説明しかございませんで、その結論に至るまでの背景なり諸事情なりについての説明は一切ございませんでした。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後2時27分休憩

午後2時28分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  いずれにしても、二枚橋衛生組合のごみの受け入れの問題については、当委員会も、秋水園の再整備計画ということで、今後の秋水園の、焼却炉なのか何なのかは別として、今後のあり方にも大きく影響してくる問題でありますし、また、この後当委員会でも、先ほど渡部委員もおっしゃっていたように、広域処理とか、そういう問題も論議していかなければいけない中でも、大変重要な問題になってまいります。でありますので、この件に関しては、所管にもぜひとも、経過が変化がありましたら、その都度御報告をいただきたい。また、行政の決定についても、詳細に報告をいただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  3番目の報告の不燃ごみのコスト計算書の追加項目がありましたが、ここについては、前回、島崎委員からも、一応216円の関係でしたよね、たしか。質疑がありましたけれども、これで御理解いただけたかなとは思いますけれども、何か質疑、意見等がありましたらお受けさせていただきます。田中委員。
○田中委員 先ほど説明受けましたけれども、216円、不燃ごみと容リプラの89円ですか、1キログラム当たりの処理費。これは、それぞれトン数で掛けていくと、不燃ごみと容リプラを併用した場合は1キロ当たり145円という処理費になるということです。それで、今まで、不燃ごみということでやっていった場合は139円という形で、若干、6円程度経費がかかる勘定になるんですけれども、これは何でかなと思ったんですけれども、1つは、不燃ごみ、先ほど収集回数を24回と言っていましたか、たしか。そうでしたよね、24回。それで、答申は、不燃ごみは月1回の収集が妥当と考えると。プラスチックは51回ですから、週1回という形になりますけれども、これは月1回にすれば年12回ですので、収集委託がぐっと、半分、単純に計算しても2,600万程度減るわけです。そうすると、ずっといくと、1キロ当たりの処理費も13円ぐらい減るから、203円という形になって、全体の経費も削減できると思うんですけれども、この辺どう考えているのか。年24回、月2回なのか、あるいは月1回なのか、この辺でぐんと変わると思うんですけれども、いかがですか、考え方として。
△中村施設課長 不燃の収集回数の関係でございますけれども、先ほど冒頭にも申し上げましたけれども、答申では、今、田中委員おっしゃったように、月1回の収集をいただいておりますけれども、各市の状況等を調査させていただきまして、そういった中で、試算の中では月2回という形の中でさせていただきました。これにつきましては、現在、説明会をしているところでございますので、その辺でいろいろな意見を聞いた中で、今後の中では考えていきたいと思っています。
○田中委員 私は、個人的には、不燃ごみの場合には、月1回でもいいのではないかと思っているわけです。市民の方がどう判断されるかはまた別ですけれども、市民サービスの点からいっても、家庭に長く置きたくないということならば、月2回ということもあるのかもしれないけれども、その辺のところ、容リプラが週1回ですから、かなり不燃ごみは減るはず、40%以下に減るはずですので、この辺のところをもう少し、全体のバランスで、経費をできるだけかけないということが眼目でもありますから、せっかく容リプラを導入しながら、今までの不燃ごみと比較して経費が増となってしまったのでは、効果半減になると思うので、その辺をどのように考えるか。
◎鈴木委員長 その前に部長、これは、今の説明会では、1回で説明会しているんだよね。それも踏まえて答弁してください。
△北田環境部長 今の田中委員に対するお答えなんですけれども、今、委員長からお話がありましたように、私どもとしては、今回の説明会では1回という形で説明しております。そして、この資料は、今までの流れの中で使っていたものを、申しわけございません、そのまま出させていただいたものでございますから、当然、最終的に1回と確定した段階では、再度その辺は試算させていただきます。ただし、これがそのまますとんと半分になるということはまずございませんから、幾らか下がるとは思いますけれども。そういう形がございますから、その辺は再度また、試算を委員会に当然出させてもらうことはさせていただきます。
◎鈴木委員長 ほかに意見、質疑ございませんか。渡部委員。
○渡部委員 さっきの施設課長の説明であったのかもしれませんが、私が聞き漏らしてしまったのかもしれないので、お聞きしたいんですけれども、中間処理費の資源物等選別委託料というのが、16年度決算の不燃ごみでは2,831万3,928円ということです。これは、容リを実施した場合にはない。資源物選別・粗大運転委託料と取ってかわりますよということなんだと思うんですが、こちらが6,085万8,000円ということで、金額に相当開きがあるんですけれども、具体的な作業の中身とかというのはどうなるんでしょう。何でこんなに、今までの不燃ごみの料金と容リプラと分けた後の不燃ごみ、何か新しいものが、粗大運転と書いてあるので、その辺が加わるんだろうと思うんですけれども、どんなことが変わってこういう金額になっているのか、御説明いただければと思います。
△中村施設課長 平成19年の処理方法でございますけれども、資源物選別委託料、これは前選別をやっているところの委託料でございまして、そのほかに、破砕運転を当然しているわけでございますけれども、これについては、直営で平成16年度やっておりましたので、直接人件費という形の中で載せていただいております。
  この試算の中では、ここの部分につきましては、当然、17年度から委託になりましたので、委託という形の中で考えさせていただきまして、資源物選別と粗大運転委託料をまとめてあらわした数字になっておるものでございます。
○渡部委員 そうしますと、16年度決算の資源物等選別委託料の2,800万と直接人件費の5,600万を合計した大体8,400万か8,500万ぐらいが、今度は、不燃ごみの資源物選別粗大運転委託料の6,000万と直接人件費の980万ということで、大体7,000万円くらいということで、1,000万ぐらいは下がりますということで理解してよろしいんですか、あれで見ると。
△中村施設課長 試算の中では、そのような試算という形の中で算出させていただきまして、今、委員が言ったとおりの形で、1,000万円弱が下がるということです。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。島崎委員。
○島崎委員 初めに、1点意見を言わせていただきたいのは、容リプラの実験のときに、私の地域も実験対象の地区だったわけですけれども、容リプラを1カ月のうち、毎週1回の3回やって、それから、不燃物が月に1回でした。それで、この間も市報にアンケートの結果が出ておりましたが、おおむねオーケーであったと出ていたと思うんです。そういうことで、説明会では1回と提案しているということもありましたけれども、せっかく貴重な実験の結果もあるわけですから、そのこともあわせて御説明していただけたらなと思います。
  それから、もう一点の方は、容リプラの質疑なんですけれども、容プラ処理委託料、この中に容リプラの選別というのも入っているという意味ですか。ベルトコンベアーに乗って。
△中村施設課長 中間処理費の容リプラを実施したときの容リプラ処理の委託料でございますけれども、この金額は、中間処理を民間委託したときの委託料ということで、当然、そこの間では選別費が入ってございます。選別したものを圧縮してベール化して、再資源化事業者に渡すという形の中の委託料として試算したものでございます。
○島崎委員 容リ法の法律の中で、出すものの中に約10%ぐらいは容リ対象外のものがまざってもオーケーということであったと思うんです。そうすると、皆さんがなれてきて、容リを選別してくるうちに、非常にそれが精密度が高くなった、廃プラ、非常に困るものが入らなくなったとすると、それは選別する必要がないときが来るかもしれないとも考えられるんですか。
△北田環境部長 それは、確かにおっしゃるように、今後、なれて、我々の市民の方の分別がパーフェクトになれば、そういうことはあると思うんですけれども、それは、申しわけございませんが、その時点という形にさせていただきたいんです、お話は。容リの選別の効果がどう出てくるかは、そのときに見ていただきたいと考えております。
◎鈴木委員長 罍委員。
○罍委員 この表の見方で教えていただきたいんですが、コスト計算の一覧ということで、16年度決算ベースをもとに、収集費、それから、中間処理費、処分費、合計で6億5,900万ちょっと、この数字が出ています。これは、収集の有料袋の今の現状があるわけです。今度、容リプラを別にして、これも有料袋にすると。そして、若干、容リを推進するために、値段を今の不燃ごみの袋よりも安くするという考え方だと思うんですけれども、そういう今の現状と、それから、そうなった場合の、コストの中でどれぐらいどうなのかという数字はないんだよね、ここで、今。言っている意味わかりますか。(「収入の方」と呼ぶ者あり)収入の方。今はいいけれども、それがある程度対比ができるものがわかればありがたいと思うんです。
  それから、これは16年度のベースでやっているから、人口のあれも違うよね。今はもう16万7,000、8,000ぐらい行っているわけですから。それから、世帯数がどれぐらい変わっているかわからないけれども、動きがそう変わっているわけだから、そういうものも現状でなるべく教えていただければありがたい。さっき言った袋の収入があるわけです。それが、今の現状のコストから、その部分は2割とか3割とか、20%か、30とか40かもしれないけれども、どうなのか。その辺も、比較ができればありがたいと思うんです。
△北田環境部長 それは、前段の、きょうの午前中にもそういう質疑が出ておりますし、今後、これを、その説明会を実施させた上で、市民の合意が得られれば、我々としても9月議会に提出させていただきたいと思いますから、そういうものは至急つくっていきたいと考えております。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 報告3点についての質疑、意見を終了させていただきます。
  続きまして、冒頭に申し上げましたように、生ごみについては、さまざまな議論が出尽くしましたし、資料等も、所管の方からも皆さんのお手元にもその都度出ているかと思います。改めて、今回、次回あたりで生ごみに関しては一定の集約を委員会としてしたいと思いますが、まだ所管の方に質疑、または、私としてはこういう処理を望むという意見等がありましたら、改めて聞かせていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょう。田中委員。
○田中委員 意見というか、この答申の中にうたわれています生ごみの堆肥化の促進につきましては、平成18年度から始めるということで、明確に表になっておりますけれども、一部私たち承知しているのは、個別に5軒程度、集団生ごみ回収というのでしょうか、という形をとっていただければ、そこに業者が生ごみを引き取りに行くという制度が、今、始まったところでしょうか。何カ所か協力があると思うんですけれども、それはそれでいいんですけれども、問題は、生ごみが可燃ごみの中で約60%近くまであると。容リ法の容器包装プラスチックごみと同じように、大変な数値を示しているわけですけれども、この堆肥化の促進について、答申でうたっていますけれども、ちょっと見えないのは、今まで、研究調査会で、この答申の中にもうたわれておりますけれども、A案、B案、C案というやつの内容が、A案は学校給食残渣、及び剪定枝の堆肥化、B案が生ごみの全量堆肥化の実施、それから、生ごみの全量メタン発酵化という形になっておりますけれども、この辺は、具体的に所管としてはいつごろどのように検討に入るのか、研究調査会の動向もちょっと、今、わかりませんけれども、その辺も含めて、結論を導き出さないと、本格的な生ごみの堆肥化促進という形にはならないのではないかと思います。それで、その辺の考え方を伺いたいと思います。
△西川環境部主幹 本年度の研究調査会の予定ですが、8月から開始して、今のA・B・C案を含めた検討をしていく予定にしております。ただ、いずれにしましても、研究調査会の任期そのものが平成19年3月31日で切れますので、それまでには研究調査会としての一定のお答えが出していただけると考えております。
○田中委員 そうすると、全く、ただ骨子だけで、A案はこういうものだという形で、相当詰めた議論をしていかないと、今後の東村山の清掃行政にプラス志向にならないという形になるかもしれないんです。その点で、会議の頻度だとか、来年の任期いっぱいに出せればいいというものではないと思うんです。ある程度早目に出していかないと、18年度の中で生ごみの減量促進が一定の答申の中にうたわれておりますので、この辺を踏まえた議論のあり方について、伺っておきたいと思います。
△北田環境部長 A案、B案、C案にしろ、まず前提として、うちの市でできるかどうかという問題があると思うんです。だから、そういう面を踏まえた中で、研究調査会で実施した上で、その後、決まれば、それを実施計画に載せていくというのが私どもの考え方でございます。
○田中委員 そうしますと、A案になるのかB案になるのか、いろいろあります。C案ということになると、またこれはとても、メタン化ですから、実施すぐできないということはわかりますけれども、そうすると、それまでの、研究調査会の結果を具体化する前のごみ減量の堆肥化推進というのはどう考えているんですか。何かそのほか具体的にできることはないのかどうか。
△石橋環境部次長 研究調査会の報告は、中間報告でございまして、A案、B案、C案に限定したものではないというところです。まだ研究調査中でございますので、A案ないしB案以外のものは考えられないということではないということです、まずは。
  それから、答申に書かれている内容に対してですが、まず、可燃ごみの減量のためには、生ごみ対策が不可欠であるということです。それから、生ごみ対策のために、それを積極的に、処理器の助成であるとか、現在やっている集団回収について、推進していくのだということが答申の内容です。それをより積極的にというのが研究調査会の内容でございまして、より積極的に、どのように生ごみを堆肥化していくのかの案としては、A案、B案ありますが、それに限られたものではないと、私どもは理解しております。
○田中委員 そうすると、聞いていると、堆肥化推進もなかなか難しい感じがします。それで、そうなってくると、今までやっていた秋津の五光自治会ですとか、NTT社宅ですとか、ああいったところでやめてしまったのは本当に残念だったなという感じがします、今になってみますと。ですから、あそこを土台にしてどんどん広げていける要素があったわけですから、これが、生ごみから、あれは飼料化だっけ、変換するというのは大変換になってしまったんですけれども、ちょっと残念だなという気がするんです。協力できる自治会にまたお願いして、そういう500世帯とか、規模は限られているけれども、そこからまた再出発するみたいなのはないんですか、行政の方として。
△西川環境部主幹 前回の委員会の中でも次長の方からお答えさせていただいたと思うんですが、それぞれ、NTT社宅を含めまして、あるいは環境部の秋水園の中を含めて、幾つかの実験をさせていただきました。その実験の結果、必ずしもすべてがよしという結果があらわれたのではなく、諸条件の中で難しさがあってやめたところもあるわけです。ですので、今の田中委員のおっしゃっている内容だけで、今、これからも進めていけるかどうかというのは若干問題があるのかなと担当としては考えております。ですので、その一つの方法として、集団回収というのがどの程度の効果があるのか、あるいはどの程度の協力が得られるのかということを平成18年度からスタートをかけたと考えていただいた方がいいのではないでしょうか。
○田中委員 では、しつこいですけれども、あれは4月から始めました、集団資源回収。あれは実際何カ所で、現時点で、世帯数にするとどのくらい広がったのか、そこだけ。
△霜田ごみ減量推進課長 今、7月18日現在で、秋津町が6カ所、青葉町2カ所、野口町1カ所ということでまとめてあります。世帯数でいきますと64世帯でございます。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。島崎委員。
○島崎委員 ごみの研究調査会のこと、私もどうなっているのかお尋ねしようとしましたが、田中委員の質疑で今の状況はわかりました。それから、今後のこともわかったところです。
  それで、今も生ごみの集団回収のことで実績が報告されていますけれども、たしか狭山市が、何年前から始めたんですか、予定よりもすごく広がっている。今、もう既に4,300世帯ぐらいに広がったと思うんですけれども、狭山市が成功しているのはどうしてなのでしょうかと考えていらっしゃるのかというのをお尋ねしたいと思います。
  そして、今回、今、始まっている説明会の中でも、生ごみの集団回収の説明もしていると伺っていますけれども、東村山市が、ネックになっているというか、現在のところ進まないのは、原因は何と考えていらっしゃるのか。
△霜田ごみ減量推進課長 今、現在、狭山市では、ことしの6月1日現在で4,350世帯、全世帯の約6.8%の取り組みということで聞いております。
  それから、東村山でできない、進まない理由ということですけれども、今、現在、説明会を開いてほしいというところが幾つかまた来ておりまして、その中で、まだ世帯数的には取りまとめができていないけれども、まず説明をしてほしいというところが幾つか来ております。進まない理由というのは、まだこれを始めたばかりですから、今の段階で進まないというところは、この方式で言えば、大きい問題点というのは、今のところはないんですけれども。よろしいでしょうか。
○島崎委員 実際にやっている方から直接お伺いすると、本当に台所がきれいになって、においがしないと聞いています。ただ、なかなか、分けてはいけないものがあって、一生懸命ではない人には難しいかもしれないという声を複数の方から聞いています。
  それと、私自身も、ぜひ燃やすごみを減らしたいという強い気持ちを持っていますので、いろいろな方にもこういうのがあるのよなどということを話すんですが、5世帯まとめるというのを自分がやるのがしんどいと返ってきてしまうというのがあるんですが、そこら辺、システム化と言ったらいいのか、5世帯を市民の方がというところの、そこら辺の困難性みたいなのを少し私は感じるんですけれども、いかがでしょうか。狭山市も、同じように、市民が一つの固まりをつくっているのでしたか。
△石橋環境部次長 まず、家庭内でごみの分別ができるかということですが、実は、個人的な話になりますが、私もこれに取り組んでおりますが、正直言って、家族全員が生ごみの理解がないとできないというのが現実です。大変厳しい、難しいです。ただ、一方、言われたように、台所はとてもきれいになります。このメリットはありますが、家族全員がこうやるよという意思一致してやっていかないと、なかなかできない。したがって、全市民にというのは非常に困難でしょうねというのが私の個人的な体験からの内容です。
  それから、極論すると、1人1人希望があったら、そこでこうやりましょうよという提案だろうと思うんですけれども、私たちは、どうしても行政効率というものを考えていかなければいけないというところです。要するに、市内で、同じ例えば100世帯やるとして、その100世帯が点々とあったとしたら、それは収集経費が非常にかかる。それだったら、5世帯ずつ集まって20カ所収集した方が、ぐっと収集効率は下がるという考え方から、グループ化してくださいというお願いでやっているわけですが、5世帯グループ化も大変難しいねということもよく理解はできます。
○島崎委員 私の意見を少し言わせていただくと、私自身は、1世帯1世帯希望があるところに回収するという提案をしているつもりは全然ありません。私自身、自分で5世帯の方に働きかけるというのをやっていますし、そういうことで、またコミュニケーションもできる、コミュニティーもつくられていくということで、いい取り組みかもしれないとは思っているんですが、ただ、私と違う町の人に話したときに、5世帯探すなんてすごく大変だという反応が同じように、判で押したように返ってくるものですから、ここがネックなのだろうかという気がしていたんです。そのことを行政の方はどう考えているのかなと思ったものですから、そのことを確認したかったわけです。
△西川環境部主幹 物の考え方の順序の話になってしまうんですが、今のお話しですと、5世帯集めるのが大変だということは、言いかえるならば、集団回収そのものが無理ではないかと聞こえてしまうんですが、全市減量をとか、あるいは全体に生ごみの資源化をと考えるのであれば、逆に言えば、5世帯簡単に集まる、あるいは10世帯簡単に集まるという方法ではないと、広がる可能性はより少なくなると考えてしまうんですが、そうすると、今の、1軒1軒を収集するのではなくて、むしろ、そういう意見が委員の方で多く聞かれるとするならば、もしかしたらその方法はよくないのかもしれないです。
○島崎委員 大変誤解を生むと困るんですが、私は進めたいと思っている方ですので、そう受け取られると。何とかうまく広げるためには、どこをどうしたらいいのだろうかと考えていますので、先ほど、ごみ減量推進課長から、まだ始まったばかりですよというお答えもありましたし、実際に、もう既に始められた方とそういった話をしたときに、先ほど言いましたように、台所がとてもきれいになってねとか、そういう話をしてくださる人から言わせて、その方の御意見だと、やっていることで、あのバケツが出ることで、これは何やっているのかと周りの御近所の人が気がついて、そこから、活動から人が広がっていくかもしれないねと考えたらどうかしらという意見もありますので、私も短兵急に、これは難しい、5世帯に話しかけられないから無理だとは全然言っているつもりはありません。
  それに、人の暮らし方は、今、さまざまですから、共働きの方とか、小さいお子さんや介護をなさっている方は難しいかもわからない。そういう意味では、選べる方法、選択肢がたくさんあるということが大事だと思っていますので、決して悲観的に思っているわけではないんです。一緒に考えたいという意味で、5世帯をあれするにはどうしたらいいのかなという意味で先ほどから提案していると、趣旨をきちんと伝えたいと思って、今、もう一度発言させていただきました。私の住んでいるところでも、これからアンケートをとってやっていこうという動きもありますので、決して悲観はしておりませんから、行政も頑張っていただきたいと思います。特に、担当の方が物すごく熱心に説明してくださるということでは、とても市民の方は評価が高いです。
◎鈴木委員長 意見ですね。渡部委員。
○渡部委員 今のお話に関連して質疑したいんですけれども、5世帯というのは、どのぐらいのエリアで固まっていないとだめなんですか。例えば、隣同士で、全部5軒並びではないとだめなのか、例えば、100メーター四方とかぐらいで、飛び飛びでもいいんですか。それとも、同じ自治会で、集まる場所さえ、持ってこられる範囲であれば、かなり外れていても構わないということなんですか。
△石橋環境部次長 集積場所を決めてもらいます。週に1度、例えば、朝8時にそこに持ってこられればいいわけです。収集が終わった後、そのバケツを自己管理で持ち帰っていただければいい、その範囲内で集まってもらえればいいということです。
○渡部委員 では、やる気のある人は、かなり遠くからでも、持ってこられれば別に、そんなに、同じ町会単位だとかということには決してこだわるものではないということですよね。
△石橋環境部次長 今のやり方は、そういうやり方です。ただ、効率とか、将来的に点を面にしていかなければいけないというところでは、委員が言われる幾つかのことは、考えていかなければならないのかなというのが、今のところの立場です。
◎鈴木委員長 ほかに意見、質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 以上で、秋水園整備計画調査特別委員会を閉会いたします。
午後3時5分閉会


 東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。

     秋水園整備計画調査特別委員長  鈴  木  忠  文






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長


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