第8回 平成18年8月23日(秋水園整備計画調査特別委員会)
更新日:2011年2月15日
1.日 時 平成18年8月23日(水) 午後2時4分~午後2時41分
1.場 所 第2委員会室
1.出席委員 ◎鈴木忠文 ○島田久仁 島崎洋子 肥沼茂男 罍信雄
荒川純生 渡部尚 保延務 田中富造各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 北田恒夫環境部長 石橋茂環境部次長 古野実管理課長 西川文政環境部主幹
中村孝司施設課長 霜田忠ごみ減量推進課長
1.事務局員 中岡優局長 神山正樹次長補佐 南部和彦調査係長
1.議 題 1.調査事項「秋水園施設の再整備計画について」
午後2時4分開会
◎鈴木委員長 ただいまより、秋水園整備計画調査特別委員会を開会いたします。
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◎鈴木委員長 傍聴の申し出があればこれを許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
休憩します。
午後2時5分休憩
午後2時7分再開
◎鈴木委員長 再開します。
審査に入る前に申し上げますが、携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み並びに使用は禁止いたしますので、御承知おき願います。
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〔議題1〕 秋水園施設の再整備計画について
◎鈴木委員長 本件調査事項、秋水園施設の再整備計画についてを議題といたします。
まず初めに、冒頭に申し上げましたとおり、本日をもって、生ごみ、可燃ごみについての議論を一定程度集約をさせていただきたい。そういうお話を前回の委員会で、委員の皆さんの御理解をいただいておりましたので、今日までの委員会の流れについて、私委員長として一部、報告書を皆さんのお手元に今配付させていただきました。これはあくまでもきょうの委員会の審議のたたき台というか、参考資料でございますので、これがすべてではございません。ただ、ここの中に書かれていることは、17年10月14日から先月7月24日の都合11回の委員会の中での会議録、全部でここに138ページの会議録がございますけれども、この138ページの会議録の皆さんの発言、それから、行政側からの報告に基づいてつくらせていただいておりますので、それをまず御理解いただきたいと思います。それによって、一定の集約というのでしょうか、委員会の中の雰囲気を私なりに判断をさせていただいた中で一部だけですが、考え方を述べさせていただいて、いいか悪いかはきょうまた皆さんで御論議をいただきたいと、このように思います。
今、御配付したばかりでございますので、とりあえず私の方で、お手元の資料に基づいて、大ざっぱに説明をさせていただきたいと思います。資料は1ページから5ページにわたってあると思います。
まず初めにということで、特別委員会の設置の経過、並びに昨年9月に不燃物の関係を容リ法に基づいた処理の方法を中心とした報告書を出させていただいております。それから、昨年17年10月の開催から、当委員会の主要課題を可燃ごみ、特に生ごみというところを中心に本日まで皆さんと調査・研究をさせていただいてきました。その中においては、途中、途中いろいろなことがまたありましたし、また、不燃物に関しての途中報告、容リに関する取り組みの途中報告等もありましたから、100%全部可燃ごみ、生ごみだけの調査をしたわけではございませんが、一応、ここに書かせていただいたとおり、開催委員会数が11回、その間、柳泉園の視察、それから、日高市の千成商会の視察をさせていただいて、都合15時間にわたってこの議論をさせていただいたところであります。その間、可燃ごみに直接関係することとしては可燃ごみの組成・分析結果を行政の方から報告をいただきました。それから、一般廃棄物処理基本計画の見直し・答申・改定、この問題もありました。それから、直近では二枚橋衛生組合の解散問題も含めた報告もございました。これらを含めて、本日まで議論させていただいたところであります。
2ページ目でございます。調査報告結果ということで、これはあくまでもこの会議録に基づいた中で、今までの東村山市のごみ処理の計画の概要をお示しさせていただいた次第でございます。また、一部もし御指摘があれば、これは違いますよということで御指摘があれば、御指摘をしていただきたいと思います。
その次に、これは今さらここに書くことではございませんが、秋水園の施設のあり方を検証するに当たって、あえて現行の秋水園の処理能力(焼却施設)ということで、16年度の決算ベースで書かせていただきました。それと先ほどちょっと申し上げましたように、可燃ごみの組成・分析についても、行政から報告があったものをこのように31分類に分別して、可燃系が11分類、不燃系が20分類であったとか、またはその中における生ごみは55.8%あったとか、または10年前の組成・分析と比較すると、社会的な状況も反映して大変大人用の紙おむつが多かったとか、そういうところを若干拾い出して、記載していただきました。
3ページ目です。生ごみに関する行政が行ってきた施策を、この会議録の中で議論になったものを拾い上げて、話をさせていただきました。まずは、飼料化から肥料化ということで、平成17年4月から4自治会における生ごみを、今まで秋水園内で処理していたものを外部処理してやろうということになって、飼料化ということになったんですが、その後、二度この横浜エコポートの火災があったということで、その後この事業が一部の自治会だけで、あとは中断をしてしまったということの流れをずっと拾い出してみました。ここで若干特筆すべきことは、④として、その話をしていたときに千成商会、現在、肥料で行っているところですが、そこの受け入れキャパがまだ2,000世帯あるということを、課長の方から御報告いただきました。重さで月約5トンぐらいだということの御報告もいただきました。
それから、生ごみの集団回収事業、これについては先ほどの飼料化から肥料化というところと、一部ダブるんですが、17年度末から秋津の一番館20世帯でスタートした。その後、秋津、青葉、野口、広がっているけれども、現行64世帯弱で実施しているのが現状であることが確認できました。ただ、これについても若干の課題があったということと、指摘があったということで、バケツの購入の負担感もありますねとか、または置き場所、または回収、またはここには書いてありませんが臭気等の問題とか、いろいろな議論がされました。
それから、行政側としては、やはり集積所が小規模で点在することによる収集運搬コストが高いという、そういう御報告もありました。市営住宅の大型処理事業については、従来どおりこれを行っているわけですけれども、市営住宅の中での協力者が少しずつ減ってきたということも御報告されております。
次に、4ページです。あとは生ごみ処理機対応事業、これは16年度実績で、ただこれで6.2トン資源化されたということを報告したくて、あえて書きました。それから、生ごみ減量化処理機購入補助事業、これについては現在この補助事業に関しては、これぐらいの内容で今行っているということを記載していただきました。ただ、やはり先ほどの集団回収のところでもそうですが、処理機の補助事業も含めて、やはり経済的な負担感があるのではないかという議論も会議録の中に多く残されておりましたので、その中でアメニティ基金の活用等で、もっと普及を図るべきではないかという意見もありましたので、課題として一応残しておきました。
それから、ここからが委員会として、どうまとめていくかということでありますが、今後の生ごみに関する方向性ということで、ここはちょっと私なりに考えさせていただいて、資料の中からも、会議録の中からも皆さんの意見があったので集約してみましたので、これはちょっと読ませていただきます。
平成12年度に策定した基本計画では、平成22年度までに市内全世帯に生ごみ処理機を普及させ、生ごみを100%資源化することがうたわれた。その後、循環型社会形成推進基本法の制定により、ごみ行政の中心がリサイクルより発生抑制に変化してきた。また、廃棄物に関する各審議会や研究会においても現実問題として、生ごみ100%資源化は難しいとの意見もある。しかしながら、現行の処理(排出・収集・運搬・焼却)、この方法を継続することは、既存の秋水園施設(焼却炉)などへの負荷だけでなく、地球温暖化問題への対策にも好ましいものとは言えない。今後は改定された廃棄物処理基本計画にある排出抑制を大原則にした可燃ごみ(生ごみ)処理施策を実行し、限りないごみ減量社会を目指して、秋水園の今後のあるべき姿を検討することが望ましいと考える。
その方策として、現行の集団回収方式や、生ごみ資源化補助事業等をさらに拡大・発展させていくことが現実的な手法と考える。その方法として、具体的に以下の施策を積極的に展開することを要望したいということで、5ページ目、①から⑥まで書かせていただきました。
ここに関しては、①としては、飼料化、堆肥化を含めた生ごみの資源化は今後も積極的に展開されたい。また、発展・拡大させていくためにも処理、これは一次、二次も含めてですが、現在のところだけではなく、いろいろなチャンネルを確保しておくべきであると。これはまた事件・事故も想定した場合にも、いろいろな応用がきくということもありました。
②、堆肥化業者の受け入れキャパ、先ほども申し上げましたが、2,000世帯も明らかになった以上、現行の集団回収事業が大型集合住宅、自治会等を中心にできるよう計画見直しをされたい。その場合、回収容器の購入補助金を個人から自治会単位に変更し、さらに回収量、資源化量に応じ、何らかの形で自治会等へ還元できる施策を検討されたい。この3行の部分だけに関しては、これは私の私見でございますので、これはいいか悪いか、また皆さんで後で議論していただければと思います。
③、地域説明会、ごみ見聞録、市報、ホームページ、美住リサイクルショップの事業を通じて、行政の施策以外にも生ごみの資源化を幅広く紹介し、生ごみの資源化に関する啓発活動を積極的に展開されたい。
④、集団回収事業以外の生ごみ資源化、堆肥化事業についても、積極的に支援し、個人単位の資源化、堆肥化を促進されたい。また、利用については、資源化されたものですね。利用についてはあくまでも排出者の意思を尊重できる施策を講じられたい。
⑤として、行政として食品残渣の出る市の公共施設、小学校、中学校、保育園など。などという言葉の中には社会福祉関係の施設とかいろいろなことも含みました。生ごみ資源化に積極的に取り組まれたいということ。具体的には、大型生ごみ処理機、日量500キログラム程度の施設を小学校単位で新たに設置することを検討されたい。
⑥でございます。以上の施策をいま一度検証し、具体的数値目標を市民に示し、理解・協力を求められたい。この⑥に関しては、いろいろなところを、会議録も含めてそうですが、拾っていくと委員会の中でも一定程度のこれぐらいの数量ということは計算できるかとは思うんですが、ここの部分はあえてこういう書き方をさせていただきましたので、皆さんの御意見もいただきたいなとこういうことでございます。
以上、いろいろと誤字・脱字もあるかと思いますけれども、私の方で会議録をもとに拾ったことを、簡単に資料としてまとめさせていただきました。これに基づいて、ぜひともきょうは議論をしていただければと思います。
よろしいでしょうか。
この報告だけでなくても結構でございますので、質疑、御意見等がございましたら、お受けいたしたいと思います。
質疑、御意見等ございませんか。田中委員。
○田中委員 質疑なんですけれども、誤字・脱字というの、あるんですけれども、その前に、「受け入れキャパ2,000世帯も明らかになった以上」という形で、「計画を見直しされたい」というようになっていますよね。それは前の委員会で、これは私のノートでいきますと、3月8日のときに毎年度500世帯広げて、3,000世帯ぐらいは可能だということを、市当局の方で試算したという記録があるんですけれども、この辺はどうなんだろう。2,000でいいのか、あるいは3,000にするのか、その辺ちょっと。これは市が環境部の方で試算した数字だと思うんでね。その辺、整理した方がいいのかなと思うんですけれどもね。
◎鈴木委員長 私はここにあえてそれ承知していましたけれども、2,000と入れたのは現実の受け入れキャパが確実なところが2,000だということがあったもので、それで2,000という形を書かせていただいたということ。2,000で終るというわけではありませんけれども、そういう書き方をさせていただいたということです。
○田中委員 千成商会はたしか一日6トンとかって言っていましたよね。
◎鈴木委員長 5トン。私は5トンと記憶していたんですけど。
○田中委員 どこだったかな。いつ行ったっけ。7月か。(「5月24日です」と呼ぶ者あり)5月24日だね。一日8トン、これ違うの。6トンですか。受け入れキャパというのは。その辺も整合性をとっておいた方がいいのではないかなと思いますけれども、どうでしょうか。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後2時24分休憩
午後2時25分再開
◎鈴木委員長 再開します。
今の次長からお話があったときに、東村山分の受け入れ数量として2,000世帯、それを月換算すると5トン、こういう御報告に基づいてこれをつくったという経過があります。
よろしいですか。田中委員。
○田中委員 いいです。あとでは、文章を直した方がいいんじゃないかというのは後でいいですか。
◎鈴木委員長 それは公に出るものじゃないですから、後で言ってください。
保延委員。
○保延委員 ちょっと考え方を聞きたいんですが、この2,000というのは2,000世帯の受け入れが可能な以上、それを早くやろうというそんなような意味でしょうか、この項目の。要するに、2,000世帯が明らかになった以上、現行のあれを大型集合住宅を中心に展開するように見直しされたいとなっているから、そういう意味でしょうかね。それで、2,000世帯の受け入れがあるんだから、それを早くやろうよという意味でしょうか。それでまとまった取り組みができる大型集合住宅ということでしょうか。この意味をお伺いします。
◎鈴木委員長 全体として、冒頭で申し上げればよかったんですが、この11回の委員会を開催させていただいて、生ごみのこの議論をさせていただいた中で、委員皆さんどなたも生ごみのこの現行の施策を全部やめて、燃やしちまえという人もだれもいませんし、または議論のここの中での大体の主なものは現行の事業、やられている事業はどうだったの。今後どうするというのがほとんどの議論でした。なぜそうなのとかということも皆さんの議論でした。でありましたので、結果として、皆さん多分同じだと思うんですが、生ごみのこの今やっている事業を発展・拡大させていく。どんな形であれ、例えば、集団回収で5世帯集まれば、取りに行きますよというところでもいろいろな議論がありました。5世帯集めるのも大変だという方もおられたし、行政側は行政側として、あっちに5世帯、こっちに5世帯ということで回っていったら、収集運搬コストについては大変だねと、そういう議論もありました。ありましたので、2,000世帯というところが明らかになった以上、これに向かって現行の施策を拡大・発展させていくということの方が報告としてはいいのかなということで、案として出させてもらったということです。
○保延委員 これ、反対するわけじゃないんですけれども、二通りあるような気がするんですよね。つまり、可能なところを早くやれという問題と、それから困難ではあるけれども、そこもできるようにいろいろな努力をするという両方があると思うんです。だから、これに私は反対するという意味ではないんですけれども、そういうことがあるかなというふうに。例えば、あっち5世帯、こっち5世帯、向こうからあれして、これはコストが悪いからという、確かにそのとおりなんだけれども、単純にそのことだけで考えるというよりか、私はやはりこの問題は市民認識を変えていく問題というか、市民の全市挙げての運動にどうしていくかという問題だと思うんですよね。そういったことからすると、そう余り単純にただあるコストだけを考えていくというよりかも、全体をどう取り組んでいくのかという構想の中で、取捨選択というか、いろいろしていくようになると思うんです。私はこれ別に反対ではありません。2,000のあれがある以上、はっきりして、受け入れると言ってくれているんだから。それはすぐにやろうよと、こういうことでしょうね、これは。ただし、しかし、やりいいところだけじゃなくて、やりにくいところもあって、そこにどう取り組んでいくかということも考えなきゃならないよ、こういうことがあるということをちょっと意見として。
◎鈴木委員長 ここについてはその次にも書いてありますとおり、やはり、今保延委員がおっしゃったように、市民全体の意識を上げていくということは、これは十分承知をしております。そういう意味ではこれらの事業を通して、さらに③のところで、いろいろな啓発活動を積極的にやっていくべきだろうと。今、64世帯ぐらいでやっているものを、やはり2,000世帯に持っていくだけでも、私は大変だという思いでおりますけど、たまたま2,000世帯の受け入れキャパがあるということがありましたので、2,000世帯という言葉をあえて入れさせていただいたというだけでございますので、これはまた皆さんで御意見があれば、また御論議いただきたいと思います。
島崎委員。
○島崎委員 初めに、では私は積極的にこの2,000世帯のところの②の項目、賛成です。何回か委員会でもお話させていただきましたが、せっかく集団回収も始まりましたけれども、私自身もいろいろな市民に働きかけをしているんですが、5世帯の同意を得るというのは大変ハードルが高いというふうに言っています。それから、その仕組みをどうやってつくっていくか。市民が4世帯の方の賛同者を募るという、そのことも必要かもしれませんが、そこのハードルが高いので、ぜひともその仕組みをつくる一つとして、大型集合住宅だとか、自治会を通じてやるというのは行政の方の仕組みづくりというところに寄与すると思いますので、これはいい考えだなという点で賛成です。
そこで一つ現状のことでお尋ねしたいんですけれども、前回の委員会のときに、生ごみ集団回収をやりたいと手を挙げているところがあって、10月ぐらいから開始してもらう予定だと御報告がありました。この集団回収事業委託料の当初予算が22万5,000円でしたよね。それで大変少なくて、今希望しているところに対しまして、どのぐらいの補正予算の申請といいましょうか、要求をしていらっしゃるのかしら。
△石橋環境部次長 当初予算は50世帯分でしたが、トータルで200世帯分の要求をしております。
○島崎委員 4倍ですね。ぜひもう既に名前、やりたいと手が挙がっているところがあるわけですから、もちろん、担当の所管の方は何とか最低の200はつけていただきたいと思っていると思いますが、この委員会でも皆さんもそう思っていますよね。そこら辺をここの②がこの報告書がまとまることで、委員会としての姿勢もあらわれるということでしょうか、委員長。
◎鈴木委員長 いろいろなことが、難しいものがあると思います。委員会として、調査をしたものの報告をするだけではなくて、特別委員会ですから、やはり秋水園の次の施設のあり方というところを議論している中で、やはり一定程度行政が今持っている施策以外にも、委員会としてこういうことをしたらいいじゃないですかとか、こういう方法を取り入れた方がいいですよという、やはり提案型もしていかなきゃいけないというところがありまして、そこのところは少し難しいのかなとは思っています。
○島崎委員 では、特に部長には特別委員会の生ごみ検討のところでは、そういうふうに主張する委員がいたということをお伝え願えればと思います。
⑤の学校の方の小学校のごみ処理機ですか、500キロ対応の処理機を今はたしか平均ですけれども、各小学校から日量20キロぐらいの給食残渣が出ているかと思いますので、かつて、私一般質問でも提案させていただきましたが、大変効率が悪くてもったいないなと前から思っておりました。そういった点からもぜひこの大型処理機の有効活用というところでは、中学校のスクールランチだとか、保育園とか。それでもまだ500キロには十分余裕があるような気もするんですけど、ここを有効活用をして、生ごみの堆肥化が進むようにしていただきたいと思っております。これは意見です。
△石橋環境部次長 先日、委員長から問い合わせを受けまして、⑤の関係ですけれども、大型処理機の能力はどのぐらいだいという問い合わせを受けたときに、私、けたを間違えて申し上げまして。(「50キロ」と呼ぶ者あり)はい。だから、ここは20から50ぐらいの数字が正しいのかなと思います。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
荒川委員。
○荒川委員 今後の方向性ということで、5ページのところで②の2段落目の、その場合、回収容器の購入補助金云々というところについてどういうお考えなのか、お伺いしたい。
◎鈴木委員長 これは冒頭でも申し上げましたとおり、これ、本当に私の私見で書かせていただきました。これは今までの議論の中で、先ほどちょっと島崎委員からもおっしゃっていたように、5世帯集めるのも大変だよとか、または行政側の方はその5世帯、5世帯のところの収集運搬コストの問題もある。この事業をやはり2,000世帯に限りなく近づけていく一つの方法として、東村山市は200以上の自治会があるわけですけれども、それは自治会によっての温度差というのはありますけれども、一定程度の協力できる自治会というのは必ず存在するのではないかという、私なりの考えがありました。それで自治会単位で一定程度、行政の方が努力をしていただければ、この2,000という数字もそんなに遠くない数字ではないかという、私の考え方です。ただ、やはり現行のしっかりした組織力のある自治会については、それでなくてもいろいろな行政から受けている仕事を、仕事というか、いろいろなことをやっているということは事実です。そういうところに協力を求めていくには、やはり資源回収の量に応じたり、その努力に報いる形も行政は示さなければいけないだろうという形で、何らかの形で協力してもらった自治会、または大型集合住宅のところには還元できる方法も考えられるのではないかという考え方で記載していただきました。
○荒川委員 となると、個人単位から自治会単位と、全部ということではなくて、個人単位で購入補助金をやる場合もあるし、その自治体範囲という2つの仕組みが並存していくというのはそういったお考え。
◎鈴木委員長 私としては、個人でやられている方の補助事業が現実問題として、別な形でありますから、全部を個人から団体の方に切りかえるという、そこまでの考え方は今のところありません。
ほかに質疑、御意見ございませんか。罍委員。
○罍委員 意見ではありませんけれども、よく委員長がここまでまとめられた御苦労にまず、敬意を表したいと思います。みんな夏休みでぼけっとしているときに、これだけの大作業を、議事録を読みながらまとめられたということで、もうきょうは何も言うことないのではないか。今、委員長からも、これは作り話ではなくて議事録の中からの話ですから、よくまとめてくれたなと思います。委員長の私見がちょこっとあるというけれども、これは何かそういうものを示さなければ、行政の方に言えないわけですから、大変御苦労さまでした。
そこで、これを見た環境部長の所見を聞きたい。
△北田環境部長 細かい点は別として、我々としてはこれまでも焼却炉をなくすとか何かは、前の委員会でもお話したように、我々とも約束しておりませんし、これは無理だと考えておりますけれども、ただ、この限りなく焼却を少なくすることに関しては、これはだれも一致する点だと思うんですよ。そういう意味においてはこの委員会においても、たびたび生ごみのことは努力していくという、また先ほどの島崎委員の話にございましたように、予算の関係も私どもとしても積極的に今回動いておりますから、そういう意味において、私どもにおいて大筋においてはこう考えております。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 それでは、多分、いろいろな意見も思いもあるかと思いますが、前回、皆さんとお約束したとおり、一定程度、今お示しした資料に基づいて報告書をつくらせていただきたいと思います。なお、この報告をつくることによって、本日で可燃生ごみについては終了したいと思いますが、これについて賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎鈴木委員長 挙手全員と認めます。
よって、さよう決しました。
なお、中間報告書についての提出方法、作成については正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎鈴木委員長 挙手全員と認めます。
よって、さよう決しました。
以上で、秋水園整備計画調査特別委員会を閉会いたします。
午後2時41分閉会
東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。
秋水園整備計画調査特別委員長 鈴 木 忠 文
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長
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