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第12回 平成18年12月13日(秋水園整備計画調査特別委員会)

更新日:2011年2月15日

1.日   時  平成18年12月13日(水) 午後1時37分~午後2時45分


1.場   所  第2委員会室


1.出席委員  ◎鈴木忠文    ○島田久仁    島崎洋子    肥沼茂男    罍信雄
          荒川純生     保延務     田中富造各委員


1.欠席委員  渡部尚委員


1.出席説明員  北田恒夫環境部長   石橋茂環境部次長   古野実管理課長   西川文政環境部主幹
         中村孝司施設課長   霜田忠ごみ減量推進課長


1.事務局員  中岡優局長    田中憲太次長    神山正樹次長補佐    南部和彦調査係長


1.議   題  1.調査事項「秋水園施設の再整備計画について」


午後1時37分開会
◎鈴木委員長 ただいまより、秋水園整備計画調査特別委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎鈴木委員長 傍聴の申し出があればこれを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
  休憩します。
午後1時38分休憩

午後1時39分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  審査に入る前に申し上げますが、携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み並びに使用は禁止いたしますので、御承知おき願います。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕調査事項「秋水園施設の再整備計画について」
◎鈴木委員長 本件調査事項、「秋水園施設の再整備計画について」を議題といたします。
  冒頭に申し上げましたとおり、所管の方から研究調査会の報告を初めとする何点かの報告がございますので、よろしくお願いします。
  施設課長。
△中村施設課長 焼却炉の今後の整備計画、及び新炉をつくった場合どうかを素案という形の中で比較をした部分がございますので、それについて説明させていただきます。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後1時40分休憩

午後1時40分再開
◎鈴木委員長 再開します。
△中村施設課長 前回の特別委員会でも説明させていただきましたけれども、現在の炉の機能を把握する中では良好であるという立場に立ち、炉の延命ができないかという形の中で考えてまいりました。その中では専門家の意見等も聞きまして、計画的な部分更新や、あるいは部品のストック、それらを含めて定期点検整備工事、補修工事を続けることによって継続が可能であるということの意見も聞いております。そういったことから整備計画をまとめたものでございます。
  整備計画書につきましては、この中で建物調査という部分がございますけれども、それについては、この建物自体がそういう意味では新耐震以前の建物でございますので、耐震補強が当然必要であろうと考えております。
  整備計画費用につきましては、プラントという形の中でとらえた費用でございまして、その中には耐震の補強工事費、またこの施設をさらに改善しようという部分についての工事費、そういったものについては含んでおりません。また、新炉建設につきましては、現在と同等程度の焼却炉ということを想定した金額で積算したものでございますので、そういった形の中で説明を聞いていただきたいと思います。
  まず、5年間の延命した場合はどうかという形でございますけれども、ここにつきましては、最小限の機関改造を行いまして、それに定期点検整備工事を加えながら整備計画をつくったものでございます。前回の平成12、13の中で、ダイオキシン対策及び延命化工事という形の中で部分更新がされているわけでございますけれども、その中で機関改造で行ってない箇所がございます。燃焼室の部分の火格子と言われる部分、こういったところの部品の更新をしていく。また、ガス冷却室につきましてもですね、低温腐食とかそういったものが見られるところがありますので、ケーシングの劣化等もありますので、そういったところの部分を更新していく。また、電気設備関係ですね。高圧受電盤とかそういったものですね。そういったものを加えまして、そういったものの機関改造を行いまして、それに通常の定期点検整備工事を加えてやっていくということでございます。
  定期点検整備工事の中には、通常行っていますその中でも部品の交換をある程度のサイクルごとに行っていくということを含めて考えております。また同時に、燃焼室の耐火物、そういったところについても部分的な更新が必要と考えた中での定期点検整備工事を組んでおります。
  機関改造につきましては、平成22を起点として5年間の延命でございますけれども、21、22の中で機関改造をやっていくという考え方に立っております。残りにつきましては、通常の定期点検補修工事といった形の中で進めたもので、金額的には、平成22年を起点として5年間延命をした場合には、累積の費用ということで、平成18年のことしの予算から累積したものでございますけれども、これにつきましては、約24億4,900万という形の中で積み上げたものでございます。
  次に、10年間の延命化した場合はどうかということにつきましては、施設は安全に維持・管理していくということで、5年間の機関整備にプラス機関改造をやっていくということで、それに加えた少し大きな機関改造工事が含まれるという形になります。それに、先ほど申しましたように、定期点検整備・補修工事を加えてやっていくということでございまして、この中では、先ほどの5年間の延命整備のほかに、焼却灰の搬出装置といったものもございます。また、ガス冷媒の搬出装置といったものも延命化対策工事では手をつけてないところでありますので、こういったところ、また操作盤、運転監視室のところに操作盤等の制御盤、それぞれがあります。こういったものについても、ある一定の年数によって部品が耐用年数というところにありますので、そういったものをかえていきたいということでございまして、そういった機関工事を平成21、22、5年間と同じように21、22に機関工事を投資しまして、残りについては定期点検補修工事の中で小規模な部品更新をしながらやっていくという形でつくったものでございまして、結果的に、10年間そういった工事を行いますと、累積費用で、平成32年では約40億1,900万程度の費用がかかると積算をしたものでございます。
  次に、新炉の建設につきましては、現在のごみ量が同じと考えてつくったものでございまして、75トンで2炉、150トンですね。現在と同じような炉で想定してつくったものでございまして、ここの中には、それ以外に例えば資源を還元するような循環施設をつくるとか、そういったものについての上乗せはありませんので、今と同程度のものをそのまま持ってきた場合という考え方の中で積算をしたものでございます。
  それがトン当たり5,000万ということで、150トン炉ということでございますので、75億円、新炉建設の場合には約75億円かかりますと載せさせていただきました。あとは、年間の定期点検補修工事がそれに上積みがされていきます。これについては、建設費の2%程度を平滑化して載せていただきました。新炉建設以降ですね。それが結果的に、18年度からの累積で費用を見ますと、90億3,700万程度のお金がかかってくるという表としてつくったものでございます。
  それを下のグラフにあらわしたものでございまして、一番上の線が新炉建設した場合の費用でございまして、2番目につきましてが10年間の延命化をしたときの費用、一番下が5年間というグラフとしてあらわしたものでございます。
◎鈴木委員長 環境部主幹。
△西川環境部主幹 今の延命化、あるいは建てかえの費用を前提といたしまして、A案、B案、C案、中間報告で出されている内容の検討を行っております。
  まず最初に、なぜ延命化の検討を行ったかということでございますが、昨年の研究調査会の中で、炉を建てかえるか、あるいは延命化するか、そのベースを整えないことには、A、B、C、3つの案が同じ土俵に乗らないという問題がありまして、それを解消するために今回、現在の炉の状況が延命化が可能かどうか、可能だとするとどの程度の費用がかかり、それに対応する新炉を建設する場合にはどのような費用がかかるか、ここの整理をまずさせていただきました。
  引き続き、お配りしました資料の方で説明をさせていただきます。
  まず、今、中村課長の方から、1番の炉の延命化についてという説明は終わらせていただきまして、2番、A、B、C案についてということで、まずA案は、焼却炉の更新そのものということで、前提としては延命化を前提としております。次が、B案、C案については、炉そのものは延命化いたしまして、その周辺にB案に必要な施設設備、あるいはC案に必要な施設設備等を新たに設けた場合にどのようなことが考えられ、どのような費用がかかるかという形でA、B、C、3つの案を検討しております。
  具体的には、まず、先ほどのA3の用紙を1枚めくっていただきまして、こちらの方が、A、B、C、3つに対しまして、処理するごみ量を前提条件として確定させております。
  この大きな違いは、A案につきましては、現状のごみ量を前提といたしまして、処理1が、現在のごみ推計に対してそのまま延びた場合。処理2につきましては、一般廃棄物処理基本計画の中で総量規制という考え方を取り込んでおりますので、それが進んだ場合ということで処理量1、処理量2をつくっております。
  2番目がごみ質ということで、それぞれのごみに対して組成分析を加えているのが次のページです。
  いずれにしましても、先日お配りしました一般廃棄物処理基本計画の中の数値を使いますと、事業系のごみ量が明確にならないということで、今回のごみ量につきましては、事業系のごみを含んだ量ということで数字を算出しております。
  算出方法としましては、ごみピットの中に入りましたごみ量を組成分析しておりまして、その組成分析をした数値を利用しております。
  それともう一つが、生ごみに関する水分量についてでありますが、やはりごみピットに入るということで、通常の搬入ごみよりも含水量が減った状態の数値になっております。
  以上をもちまして、その次のページでごみ質ということで、先ほどのページで設定しましたごみ量、あるいはごみ質を前提に、熱のカロリー数を算出しております。
  A案につきましては2,100キロカロリー/キログラム、キログラム当たりの熱カロリー。B案が3,140キロカロリー、C案が2,910カロリー。それと処理2につきましては、C案だけが2,890カロリー。なぜかといいますと、生ごみの量そのものが大きく変動するということで数値を2つ並べております。
  それと、炉の稼働日数ということで、A案、B案、C案、それぞれ処理トン数をまず出しまして、1日当たり処理量から総数量を割りまして、稼働日数を算出しております。
  A案につきましては、1日75トンを想定しておりますので、357日という形で日数が出ておりますが、2炉並行運転した場合には、当然、この日数が減ってくるとお考えください。
  その次のページをあけていただきまして、生ごみ乾燥施設という表題になっておりますが、これがB案の考え方であります。
  B案について簡単に説明しますと、収集過程で分別収集を生ごみだけを抽出して収集するという考え方でB案が考えられておりますので、その生ごみに対する処理の説明をしております。
  まず1で、生ごみ処理量1日30トンを15トン2系列で動かすという考え方です。稼働時間については、1日16時間の設備稼働を予定しております。
  それと、生ごみ未処理の場合の水分量ですが、80.7%。このごみを、前処理としまして破砕、脱水、乾燥をかけまして、大きさを20ミリ以下に落とします。その落とした生ごみをスクリュープレス、脱水装置をかけまして、80.7%から70%まで水分量を落とすという施設を考えております。
  残り、70%から乾燥後水分30%まで落とす40%の処理につきましては、乾燥処理で予定しております。乾燥物につきましては、1日8トンが処理されるとなっております。
  この乾燥するためにどの程度の燃料が必要かということで、7番で燃料費、灯油を使いまして、稼働時については熱風炉1,300リッター/日、脱臭棟が400/日、停止時にも燃焼温度を下げることができませんので、200リッター/日、合計1日1,900リッターの灯油を使うと考えております。
  以上が大まかな乾燥一時処理の考え方でして、次のページに平面図がございます。平面図が、今回の処理施設を、一次処理になるわけですが、この処理施設を現在の秋水園にどのように配置するかと考えていますのがこの平面図になります。
  格子になっている建物がありますが、これが現在の炉です。旧三菱炉の跡地のところに、この一次処理の施設を設けると。大きさとしては、イメージで大体この程度の大きさになります。
  2ページ目が、一次処理に関するフロー。左上から投入しまして、それぞれスクリュープレス、脱水をしまして、それから乾燥機に入り、それで乾燥したものを排出するという流れになっております。
  次のページが一次処理施設の平面図になります。左側からプラットホームに入りまして、前処理施設、それから流れて左側に貯留ヤードという形で配置を考えております。
  次が生物処理技術の分類という表になりますが、これがC案のメタン発酵の施設についての資料になります。
  メタン発酵につきましては、大きく分けると、好気性分解処理と嫌気性という2つの種類がありますよと。好気性分解処理はコンポスト化するのに適しておりまして、嫌気性分解処理についてはメタン発酵処理に適しているということが書かれております。
  その次のページが、嫌気性分解処理をまた分類しますと2種類に分かれまして、中温、高温、それぞれの2種類になります。中温につきましては35度から40度の範囲、平均的には37度の温度設定をし、高温につきましては50度から60度、平均的には55度ということで温度設定をし、それぞれの内容をこちらの表で書かれております。
  次の裏面になりますが、中温、高温、それぞれ処理の仕方がありまして、一番上からいきますと、BIGADAN方式から始まりましてリネッサ。それと高温につきましては、METAKLESと言ったと思います。それから膜型メタン発酵という形で複数の種類があるのですが、今回につきましては、中温の一番上にありますBIGADAN方式で検討をしております。裏面のこちらの表になります。システム別方式一覧というものになります。入っていませんか。
  じゃあ、BIGADAN方式と次の東村山秋水園メタン発酵施設(BIGADAN方式)計画概要というのを、この表になりますが、こちらの方をよろしいですか。
  こちらの方がですね、受け入れ廃棄物の種類ということで、家庭系生ごみ。この家庭系生ごみは、結果的に搬入時に生ごみだけを分別収集して搬入・持ち込みをするということになります。
  搬入日数につきましては、365日で一応1年間完全に稼働させるよという前提でつくらせていただいております。
  排気物量は、処理1、処理2ということで、処理1については29トン/1日、処理2については27.5トン/1日ということで、前段にありました処理量から算出しております。
  それと、廃棄物の含水量については、同じく80.7%。それぞれ固形分量がどの程度になるか。それから、熱源あるいは電気につきましては、バイオガスを利用して発電施設をつくりますと。消化液の処理方法については脱臭、あるいは残渣・排水については、残渣は既存の焼却炉で焼却をし、排水については、既存の焼却炉で焼却処分をするという考え方でつくられております。
  この辺をずっと細かく見ていくと時間がかかりますので、後ほどお目通しください。
  次のページで、ちょっと御覧になっていただいて着目していただきたいのが、メタン発酵によって何がメリットがあるかということで、一般的には、メタン発酵をするとガス利用ができると言われております。
  今回も、処理量1を例にとりますと、生ごみをメタン発酵することにより、1日3,980ノーマル立米、1日当たりのガスが生産されまして、それを温水と電力に変化させると、温水は1日8,720メガカロリーでいいと思います。ですので、単位としては×1,000にしてください。それと電力については6,950キロワット/日だけのものが生産されますが、このメタン発酵するについては、電力と温水を使いますので、そのうち電力については5,860キロワット、温水につきましては1,680メガカロリー、これを自己消費をしてしまいます。ですので、余剰となります電力については、処理1ですと1,090キロワット、温水については7,040キロワット、これらが余剰エネルギーになると計画ではなっております。
  2枚飛んでいただきまして、メタン発酵処理施設のフローが入っております。左側から投入し、それぞれ処理を行った後に温水、電力にし、下側についてはメタン発酵の貯留関係が─中段にガスホルダーで貯留するという形になっております。
  下段については、脱水した計器類をどのように処理するかという流れになっております。
  1枚あけていただきまして、これが施設の配置計画です。左側から右側に流れまして、かなり大きい、もともと検討されたのは、横が90メートル、奥行きが90メートルですか、幅が35メートル必要だったんですが、これを重層式に変えて、65メートルの35メートル必要だという案になっております。
  以上がそれぞれの処理の内容になりますが、2枚めくっていただきまして、A、B、C案のまとめという表になっていると思います。これがですね、建設費の概要と維持・管理費の概要をA、B、C案について算出しております。
  まず、上のヘッダーですが、耐震補強につきましては、現在の炉を延命化するという前提で考えておりますので、A、B、C、3案に対して1億円の耐震補強を予定しております。
  A案につきましては、現在の炉を建てかえその他しませんので、A案、B案、C案、どれを選ぼうが、最初に前段で説明しました炉の延命化にかかる費用がまずかかりますと。ですので、この表では横棒の数字を入れておりません。
  B案、C案につきましては、先ほどの延命化にかかる費用プラス今回のこの表で出ております数字が上乗せさせるということでお考えください。
  まず、高カロリー対策ということで、B案、C案につきましては、生ごみを取り除きますので高カロリーになるということで、2ページ目か3ページに予定カロリーを出しておりますが、そのカロリー対策をするための費用がおのおの2億7,000万。それとB案につきましては、一次処理をするための施設が15億、それとC案につきましては、メタン発酵をさせるための施設が20億、以上合計として、A案については耐震補強1億、それとB案につきましては18億7,000万、C案については23億7,000万おのおのかかるという調査になっております。
  それと維持・管理につきましては、このB案が一次処理をするための1年間のランニングコストです。これが、B案は1億5,500万、それとC案については約1億おのおのかかると。それと、人員については左側の表になっております。
  以上がA案、B案、C案の今回提示した資料になっております。
  次、続けて説明をさせていただきますが、資料2-4というのがLCA分析による温室効果ガス排出量の比較ということで、A案、B案、C案それぞれを、LCA分析によってどの程度、環境負荷がかかるかという調査をしております。
  結果として、3枚めくっていただいた裏側、棒グラフがあると思いますが、温室効果ガスの排出量ということで、A案、B案、C案それぞれどの程度、炭酸ガスが排出されるかということで、結果としてはC案が最も少なく、A案がそれに続き、B案が最も排出ガスが多いという結果が出ております。
  続いて、資料2-5。
  従来より、生ごみの堆肥化をする業者について、ときどき話が出ていたと思うんですが、今回、この調査をするに当たりまして、関東近郊の生ごみの処理をしている業者に対してアンケートを実施しております。
  アンケートを行った業者につきましては14社。うち7社から回答がありまして、その7社のうち3社については廃棄物処理を専門に扱っているということで、家庭系の生ごみは処理できないという答えがありました。結果として、14社中4社が生ごみ処理については可能であるということで、この資料2-5の表になっております。
  A、B、C、Dそれぞれ所在地と年間処理能力、それと現在どういうものを処理しているか、それに出口としての供給先、それと今後の事業をどのように考えているかとういことで答えをいただいております。
  次にめくっていただきまして、この4社がですね、東村山市と特定しておりませんで、ある市がという前提で受け入れ可能かどうかについて回答してきたのが次のページの一番上の受け入れ可能量ということです。
  その受け入れするための品質条件が次の段になっております。
  その下が、その受け入れするに当たっての1トン当たり、あるいはキロ当たりもありますが、どの程度の費用がかかるかということで数字も出ております。
  あとその他、コメント何かあればということで書いていただきました。
  1枚めくっていただきますと、今のアンケートの各事業者に送ったアンケート用紙を添付しております。この内容で今回、アンケートを実施しております。
  それと、資料3がですね、当日、時間がちょっとなくなりまして議論しておりませんが、資料3につきましては、リサイクルセンター、炉を除いた粗大、瓶・缶、ペット類の現状と現状の処理方法、それと課題ということで表にまとめております。先ほど言いましたように、これらについては、当日、この資料までは入っておりません。
  以上、雑駁ですが、説明の方を終わらせていただきたいと思います。
◎鈴木委員長 ありがとうございました。大変丁寧な説明でございました。
  今の説明に関して、まず先に質疑、意見等あればちょうだいしたいと思います。
  質疑、意見等ございませんか。
  大分前に配付した資料ですから、皆さんももうお目通しはしているだろうと思いますけれども。
  田中委員。
○田中委員 前回、11月の委員会で、委員長の方から思っていることを述べてくださいということでしたので、私も、まあ全部じゃないですけれども、言わせていただいたんですが、基本的には、現在の焼却炉を更新しないで延命化できるはずだと述べたんですけれども、やはり同じような方向でこの調査研究会も、10年は延命できるということが数字で、調査で出たのではないかなと思うんです。実際上はもっと延びるのではないかなという感触。焼却炉というのはどっちかというとロールスロイスみたいなもので、管理と部品を適切に交換すればかなり延びると。
  今回、見ますと、炉壁というか、炉体以外は全部変えちゃっている形でしょう、これは。電気系統まで含めてですから。補強制御盤とか分析機だとかいろいろありまして、全部変えちゃう。たしか、それ変えた中でやはり新炉と比べてみると、新炉が90億、そして更新というんですか、部品の交換とか一部設備の交換で40億と。大体2.25倍ぐらい新炉の方が経費がかかるということではないかなと思うんです。
  それを基本にしてA案、B案、C案があると思うんですけれども、A案というのは、結局、完全に100%、要するに、分別で焼却するものを減らしながら、最終的には焼却してエコセメント化という方向じゃないかなと思うんです。その場合と、B案、C案というと、要するにバイオマスですか。メタン化だとかいろいろあるんですけれども、この場合の1トン当たりの経費というのはどう変わるんですか。どの部分が一番安くなるんでしょうか、最終処分までした場合。
△西川環境部主幹 まだ、具体的にトン当たり幾らかかるかというところまでは検討しておりません。ただ、最後のA、B、C案のまとめがありますね。このA、B、C案のまとめの建設費にかかるのがイニシャルコスト。あと、維持・管理費がランニングコストと考えていきますと、A、B、Cどれをとっても、炉のランニングコストは変わらずかかるわけです。B案、C案は、そのランニングコストプラスアルファとして、B案であれば1億5,500何がし、C案であれば1億4,000万かかると考えてくるとおのずと、どれが安いかという御質問でしたら、当然、A案について一番費用がかからないと考えていいと思います。
○田中委員 A案というのは、現状の施設をそのままにして、更新ということありますけれども、更新というか延命対策あるけれども、現状のシステムは変えないという意味ですよね。
△西川環境部主幹 A案、B案、C案3案とも炉は必要なんです。その炉を必要とする場合の炉は、現在の炉を延命化して動かしていくということですから、決してA案だけが炉が必要ということではありません。
○田中委員 要するに、先ほど言ったように、延命化対策をした上でA案、B案、C案となって、A案というのは、その他附属設備をしないということだよね。新規の。メタン化だとかそういうの。B案が、要するに堆肥化ですか、単純に言いますと。堆肥化を究明していくと。それから、C案がメタン化ということですか。その辺ちょっとわかりやすくお願いしたいと思います。
△西川環境部主幹 単純に言うと、A案は、現状をそのまま行くと。B案については、現在の炉を使いながら、堆肥化するための一次処理をする。一次処理は何かというと、単純に乾燥です。発酵は含みません、乾燥だけです。C案については、現在の炉を使いながら、生ごみだけをメタン発酵する施設をつくるという考え方です。
○田中委員 わかりました。そうすると、経費のところに出ていた表が、B案、C案にした場合の設備費の関係が出ていましたよね。総体的には、それはまだこれからということですか。1トン当たりの処理っていうのかな、A案、B案、C案についての。要するに、二ツ塚での処理をも入れたですね。そこまでは考えてないのかな。
△西川環境部主幹 すべてをひっくるめた総額と算出して、それをトン当たりで割った場合ということですよね。それはまだやっておりません。
○田中委員 何かいっぱい資料があって、あっちこっち見るのが大変なんですけれども、生ごみの分別収集、処理物の受け入れ可能性についての調査ということで、これが群馬、福島、埼玉、千葉で4社可能性があるなということで、どの程度検討していくことになるのでしょうか。
  B社がですね、1日当たり20トンの受け入れ可能になると。それから、A社が1週間で10トン程度ですね。こんなふうに書いてあって、B社は1トン当たり1万円前後、A社が1トン当たり5,000円、C社が1トンにすると2万3,000円ですか、一番高くなりますけれども、この辺の違いとですね、この辺の検討はこれから始めるのかどうか、その辺伺います。
△西川環境部主幹 おのおのの会社の違いについては、逆に我々もわかりません。相手方の処理の仕方とか、そういうところでトン当たりの費用換算をすると思いますので、差はまだ、そこまで踏み込んで調査はしておりません。
  それと、今後についてどのような検討をするかというお話ですが、A案、B案、C案、どれをとるかによって、このA、B、C、D、どう検討するか内容が変わってくると思います。ですから、まずはA、B、Cそれぞれの絞り込みが優先された後に、もし検討するとすれば、検討するようになると考えております。
○田中委員 そうすると、例えばB案、C案は、どちらかはわかりませんけれども、導入するということになりますと、今、生ごみの堆肥化については2,000世帯って言っていますよね。平成22年までだっけ。そういう状況ではとても追いつかないというのかな、とてもとても間に合わないというのか、そういう形になろうかなと思うんですけれども、仮にB社でいった場合は20トンということになると、もう抜本的に収集体制を変える形になるんですか。可燃ごみをまた2つに、不燃ごみじゃないけれども、生ごみとあれに分けるとか、そういう形を考えているのかどうか。
△西川環境部主幹 今の御質問は、B案だったらという前提でよろしいですか。
  B案だったらという前提からまだ踏み込んで、体制をどのように組むかとか、そういうところまでの検討は行っておりません。
◎鈴木委員長 アンケートだからね、あくまでもね。アンケートだから。これはあくまでも研究調査会の資料だから、決定事項でもないということを十分頭に入れながら質問していただきたいなと思いますね。
  ほかに質疑、意見ございませんか。
  罍委員。
○罍委員 いろいろ資料もらったし、頭の中整理できませんけれども、極端な話、こういうものを全部データ的にやって、所管が、部長の試案でも何でもいいんだけれども、どういうのがいいのかなって聞ければ一番ありがたいと思うんだけれども。
  その中で、今いろいろ出ていましたけれども、この間、我々が行った田原市の炭生館、ああいうシステムは非常にいいななんて思って帰ってきたんだけれども、そういうものの検討ここに入ってないわけでしょう。そういうものについての考えはどうなんですか。どの程度研究されているんですか。
△西川環境部主幹 部長の御意見ということなんですが、その前に、前回の28日に行われました各委員の感想といいますか、こんな感じだねというのをまず説明をさせていただきたいと思います。
  幾つもの意見あったんですが、全体としては、余りにも延命化に対する費用が差があり過ぎる。40億対90億という数字があるわけですね。その40億というものがやはり安いなということになると、必然的に延命化なのかなみたいな雰囲気、全体としては出ております。
  今度、延命化をするということになった場合に、イニシャルコストで15億なり20億かけ、かつランニングコストで1億以上かけるという意味合いはどこにあるのかという感じのお話も出ています。
  それと、学識経験者ということで3名の方、専門家を含めていらっしゃるんですが、そのうちのお1人の方が明確にお答えしている内容は、これだけの価格差がある場合、やはり延命というものを選ぶのが妥当な選択方法だろうという御意見もありました。その際に、延命化をして、A案、B案、C案という検討をしていくと、B案、C案のメリットを見つけることが難しい。それだけの費用をかけながら効果を何に求めるか、それはなかなか難しいんではないかという御意見もされておりました。
  それと、お2人だと思いますが、お2人のうちお1人は、延命化をしてB案、C案を検討していったらどうだという御意見もありました。それと、もう1人方が、延命化しながらB案だと言った方もいらっしゃいます。
  あと残りの方が、A案ならA案として、逆に延命化している間にごみの減量を、ちゃんと計画を立ててごみの減量化を進めていく方がいいのではないか。逆にその計画をつくって実施することを一生懸命やった方がより効果があるという御意見もございました。
  それらが大体、当日の要約する内容だと思います。
  それと、2点目の御質問で、炭化処理という検討はということなんですが、今回、研究調査会では、17年度において、A、B、C3つの案が中間報告という形でもう既に出されております。ですので、今年度においてですね、このA、B、C以外の案を研究調査会で検討するということはないと考えていただいた方がいいと思います。
○罍委員 調査会の話はわかりましたけれども、所管の方としてそういうアンテナといいますか、そういう研究というか、それやることは必要ではないかなという感じもします。
  ちょっと確認したいのは、延命化という話なんですけれども、延命化というのは、ちょっと初歩的な話で申しわけないんだけれども、炉だけの話なんですか。炉だけを延命するという話なんですか。全体が、秋水園があって、あそこを直しました、ここ直しました、こうやったら永遠に延命化で行くわけですけれども、炉だけの話で延命化って言っているんですか。
△西川環境部主幹 研究調査会の研究テーマがですね、まず炉をどうするかという1つの研究調査と、それとその他の施設ということで、破砕機なり、瓶・缶なり、ペットという施設、そういう形で2つに分けて検討がされております。
  ですので、先ほど最後の2枚の表なんですが、瓶・缶、ペット、破砕、それらのことを前回の28日にスタートを切ろうとしたんですが、結果としては時間がなかったものですから、そちらの方に入ることができませんでした。
  延命化というお話は、あくまでも炉の部分だけです。これからですね、恐らく次回からになると思いますが、破砕機を含めたその他の施設、リサイクルセンターという部類に入る部分、そこの検討に入るようになると思います。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後2時27分休憩

午後2時28分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  環境部主幹。
△西川環境部主幹 炉の延命化のときに、あくまでも延命化をする。先ほど説明した資料については、炉の建物の中の設備なんですね。ですから、クレーンであったり、炉そのものの火格子であったり、火格子の周りのレンガであったり、脱臭装置であったり、冷却装置であったりという装置類です。人間でいうと内臓ですよね。耐震診断を行うとか、あるいは1億円かけるというのは、どちらかというと体の外側、建物と考えていただいた方がいいと思います。
  研究調査会の中でも、あくまでも耐震診断をした結果、建物は大丈夫だという前提であれば、炉そのものはもつだろうということなんですね。ですので、19年度において耐震診断を実際に実施をしていきたいと考えております。
  それと、耐震診断というのは、今度、構造上、地震に対してもつかもたないかという話に限定していいと思うんですが、そのほか、経年劣化でごみを受け入れるピット、ごみの層になっているわけですが、これらについて若干話がありまして、一番やらなきゃいけないのは、ごみピットを1回、本当にもつかもたないか、これもチェックしなきゃいけないだろうと。ただ、やるからには中のごみを1回全部出してやるようになるから、大変かもしれないねという話は出ております。ただ、その場合も、もしクラークが入っていたり何かした場合には、そこを補強して対応するという話で回答をしたような気がしております。
○罍委員 さっきの試算ですか、いろいろなパターンでデータをもらいました。新炉をつくった場合は、その後のいろいろなメンテナンスも含めて90億とか言っていましたけれども、秋水園の問題が言い出されたころから、もう相当前の話なんだけれども、秋水園をつくりかえると200億とも250億ともかかるんだという話を聞いているんです。それはアバウトな話だと思うんですけれども。今の話を聞いて、炉だけの問題ではなくて、全体やればやっぱりそうなるのかなっていう感じもしたので、その辺は感触はどうなんでしょうか。
△西川環境部主幹 今の炉の関係は、今回、調査をしまして、精度が100%ではないですが、概算の費用としては初めて出てきた数字だと思うんです。
  一方、これから至急やらなきゃいけないのは、やはりリサイクルセンターの関係。特に炉以上に、炉以前に建てられた破砕機の施設をどうするか、あるいは、法改正で新たに東村山市で瓶・缶をもっと分別しようということでスタートし、後からつけたものですから、どうしても施設そのものがオープンスペースになっているから音の問題、あるいは雨天の日の作業性の問題、そういうものをひっくるめてですね、早急にリサイクルセンターの検討をしなければならないと考えております。
  ただ、まだリサイクルセンターの方が、先ほど言いましたように、資料をどういう方法で考えていくかとか、どの程度の規模をつくるかということが検討されておりませんで、金額的なもの、概算にしても、まだそこまでの検討には至っておりません。ただ、いずれにしろ、3けたの億がかかるはずはありませんので、やっぱり何十億という単位は考えておく必要はあるかなとは思います。ただ、炉まではいかないと思います。
◎鈴木委員長 この報告については、以上で質疑、意見は終了させていただきます。
  次に、1月4日からの容リの関係の説明を、カレンダーの件と市役所1階でやっているやつの感想をちょっと述べていただければなと思います。
  ごみ減量推進課長。
△霜田ごみ減量推進課長 市民ロビーで、窓口コーナーという形で5日間、説明会をさせていただきました。そのときにですね、やはり期間をもっと延長してほしいということと、ロビーよりも入り口のところに目立つようにサンプルを置いた方がいいのではないかという声もいただきまして、説明をさせていただきました。
  主な質問の内容なんですけれども、まず、プラマークがついているということを前提として説明をさせていただいているんですけれども、御質問の中には、雨がっぱはどうなんですかとか、ビニール傘の透明ビニールの部分はどうなんでしょうとか、そういった容器プラとそうでないものの区別が初めはつかなかったようですけれども、サンプルを見せながら、基本的に8割、不燃ごみの中の8割がこういったものですよ。マークがこういうところについていますよという説明でほとんど御理解いただいております。
  それから、まだまだ各地域からですね、自治会単位で説明会をしてほしいというところの要望がありまして、現在こなしている、まだ最中です。ほとんどがですね、参加者の方たちは前向きですから、基本的に説明会に来ていただくという方は前向きにふだんから分別を心がけていただいている方ですので、逆にマイナスな意見というのはありませんでした。
  それから、カレンダーでございますけれども、サンプルでお手元に置かせていただきました。今回から、13町ごとのカレンダーをつくらせていただきました。
  どこが変わったかといいますと、前回までは複数の町で共通で使ったためにですね、日にちの部分に一部断り書きを入れたり、そういう表現で中高年の方にちょっとわかりにくいというのがありました。それを改善するために1町ずつ、それぞれ単独でつくらせていただきました。この中に使われているイラストなんですが、私の下手なイラストで申しわけないんですけれども、手作りでやらせていただきまして、前回の費用と全く変わらず、1町ずつうまくできたというところで御報告させていただきました。
◎鈴木委員長 これの配付予定日とか、それもちょっと。
△霜田ごみ減量推進課長 来週月曜からスタートするように今準備しております。
◎鈴木委員長 容リ法の関係で、またごみの収集カレンダーの変更も含めて御報告ありましたけれども、これ今、手元に皆さんお持ちですけれども、何か質問等があったら。
  もう直せませんので、それを了解しながら質問していただきたい。
  島崎委員。
○島崎委員 細かい質問があったんだよというお話なんですけれども、よその自治体のホームページを見ておりましたらQ&Aみたくなっていまして、想定される、あるいは今まで受け付けた質問など、一覧表みたくなって出ていて、これは容リ法、これは不燃ですなんていうのがあって、なるほどすごくわかりやすいななんて思ったんですけれども、そういった不燃ごみの個別の、これはどっちみたいなのをホームページなり市報なり、あるいは何かアクセスするとわかるとか、そういうことも考えてらっしゃいますか。
△霜田ごみ減量推進課長 フルに公共PRの機能を使って、お知らせを今後していきたいと考えております。
○島崎委員 個別なものの一覧、名称を出してという形だとわかりやすいなと思ったんですけれども、それについてどうですか。
△西川環境部主幹 Q&A、今現在、整理しておりまして、ちょっと時期をいつごろとお約束できませんけれども、一応そういう作業は進めております。
◎鈴木委員長 ほかにございませんか。
  島田委員。
○島田委員 説明会をやっていただいたときにも質問が出ていたと思うんですが、町の中にありますワンルームマンションみたいなところへのアプローチというか、この説明は何か行っていただいたんでしょうか。
△霜田ごみ減量推進課長 現在、特にワンルームマンションを中心的にという形ではなくて、それぞれの地域から自治会単位で予約を受けて、フルに今そこを説明しておりますので、今後、もう少しお時間いただきたいと思います。もちろん、そのワンルームについては、オーナーさんとか管理人さんも含めて協力願わないと進めていけませんので、それも検討していきますので、よろしくお願いします。
○島田委員 そのときに出ていたと思うんですが、例えば、借り上げの社宅のようになっているワンルームのマンションみたいなところは、その社宅としてやっている企業のところにも連絡をとっていただいて徹底していただきたいという話があったんですが、なかなか一遍には難しいとは思うんですが、せっかくの市民の方の御要望なんで、丁寧に対応していただければと思います。
  それと、これは報告なんですが、ロビーで説明をやっていただいていたので、分別収集についての容リ法の説明を聞いた市民の方から、とてもよかったって。丁寧に本当に対応していただいて、東村山の市の職員にこんなに丁寧にしていただいたことはないと言って感動されていまして、ちょっとその方は私のところに文句を言いに来たんですが、そのことだけは大変評価をされていましたので、実際に対応に当たられた職員の方にどうぞ御報告ください。よろしくお願いいたします。
◎鈴木委員長 実務的なことなんですけれども、カレンダー見ても当然なんですけれども、今までの不燃ごみのほとんどが容リのごみだったねということがあるわけですね。これは、これから容リとして収集されれば、恩多町の方に行って、そこで容リに乗っかるという方法ですよね。でも、100%容リのものではないから、当然、そこから出たものは、今度、秋水園の方に持ち込んで処理をすると。この逆を聞きたいわけです。
  不燃の中に、例えば簡単な例で、容器包装といってもクリーニングのビニールは、本来であれば、法律からいえば対象にならないわけですよね。だからここにも載ってないわけです。でも、これを不燃に入れるだろうかっていう疑問もあるわけです。可燃に入れてしまうかもしれません、もしかしたらです。
  そういう意味で、不燃を収集したときに、そういう容リに回るプラスチック。いわゆるプラマークはついてないけれども、容リに回るようなプラスチックを逆に恩多町の方へ持ち込むという発想とか事案は起きないだろうかというところをちょっと聞きたい。
  施設課長。
△中村施設課長 今、委員長おっしゃったように、確かに不燃ごみの中にもそういう意味では容リプラが入っていると思っています。その選別作業というのは、私どもの方では、そこから資源物を取ります選別作業でございまして、容リという形の中でやっておりませんので、そこまでは求めておりません。ただし、恩多町の方で今度やりまして、残渣の問題ありまして、そこが戻ってきます。そのときに、秋水園から出る容リごみ、そういう意味では明確なごみですね。ペットボトルから出るごみとかいったものについては容リの方に持っていくという考え方をしておりまして、先ほど言われましたところまではちょっとできかねないという状況になっております。
◎鈴木委員長 わかりましたけれども、今、課長が、不燃の中からは資源になるものを抜き取ると言ってましたよね。容器包装プラスチック法の容リの収集はごみですか、資源ですかというところですよ。だから、本来であれば資源なんです。そこをちょっと。
△北田環境部長 いろいろな問題ございますが、できるだけさっき言ったような形で抜き出したものを恩多町の方に持っていくと御理解願いたいと思います。
◎鈴木委員長 ほかに質疑ございませんか。
  島崎委員。
○島崎委員 鈴木委員長の御質問と逆の発想なんですけれども、今度、容リ法の方は袋が半額になるというところで、そちらに流れる可能性もなきにしもあらずというところではどのぐらいを見てらっしゃいます。
  前回の実証実験のときはどうでしたかね。
△石橋環境部次長 他市の事例を見てますと、10%程度が混入されているという数字が出てます。
◎鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 次に進みます。
  以上で、秋水園整備計画調査特別委員会を閉会いたします。
午後2時45分閉会
 東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。

秋水園整備計画調査特別委員長  鈴  木  忠  文






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長



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