第3回 平成19年9月18日(環境建設委員会)
更新日:2011年2月15日
1.日 時 平成19年9月18日(火) 午前10時4分~午前11時34分
1.場 所 東村山市役所第2委員会室
1.出席委員 ◎奥谷浩一 ○清沢謙治 朝木直子 伊藤真一 加藤正俊
鈴木忠文各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 小嶋博司都市整備部長 北田恒夫環境部長 田中元昭都市整備部次長
須崎一朗道路・交通課長 中村録正道路・交通課長補佐
1.事務局員 田中憲太次長 神山正樹次長補佐 荒井知子主任 三島洋主事
1.議 題 1.議案第57号 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例
2.追加の所管事務調査について
3.閉会中の委員派遣について
午前10時4分開会
◎奥谷委員長 ただいまより、環境建設委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎奥谷委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎奥谷委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
次に進みます。
この際、お諮りいたします。
議案第57号に対する質疑・討論、及び答弁のすべてを合わせた持ち時間については往復時間とし、委員1人40分の範囲で行うことにいたしたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎奥谷委員長 挙手多数と認めます。よって、さよう決しました。
委員の方々に申し上げます。ただいま決定いたしました質疑・討論等の持ち時間を厳守されるよう、お願いいたします。
なお、質疑・答弁の方に申し上げます。質疑・答弁は、簡潔にされるよう、御協力をお願いいたします。
次に進みます。
休憩します。
午前10時5分休憩
午前10時7分再開
◎奥谷委員長 再開します。
審査に入る前に申し上げます。携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の本会議場、及び委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み、並びに使用は禁止いたしますので、御承知おき願います。
休憩します。
午前10時8分休憩
午前10時9分再開
◎奥谷委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕議案第57号 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例
◎奥谷委員長 議案第57号を議題といたします。
補足説明があれば、お願いします。都市整備部長。
△小嶋都市整備部長 上程されました議案第57号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。
本議案は、久米川町4丁目地内に、新たに自動開閉機器式駐輪場を開設するための条例改正でございます。
新旧対照表により、主な改正点を説明させていただきます。
恐縮ですが、新旧対照表5ページ、6ページをお開き願います。
初めに、第2条ですが、自動開閉機器式駐輪場を開設することにより、2号として「自動開閉機器式駐輪場」を加えさせていただきました。また、駐輪場の名称、位置を、11ページの別表第1に加え、名称を「東村山駅東口第5駐輪場」とするものでございます。
次に、今回、新たに設置する駐輪場は、原動機付自転車も駐輪可能なことから、第3条第2項に追加させていただきました。
次に、7ページをお開き願いたいと存じます。
上段、第4条2項に、自動開閉機器式駐輪場の使用の形態を加えさせていただきました。
次に、第7条2項に、自動開閉機器式駐輪場の使用料の関係を加え、恐れ入りますが、13ページをお開き願いたいと存じます。13ページの別表第2に、一時使用ということで、1台1日1回当たり、自転車100円、原動機付自転車150円を加えさせていただくものであります。
以上が、主な改正点でございます。
要点のみの説明で恐縮でございますけれども、よろしく御審査いただき、御可決賜りますようお願い申し上げ、補足説明とさせていただきます。
◎奥谷委員長 補足説明が終わりましたので、質疑に入ります。
議案第57号について、質疑ございませんか。鈴木委員。
○鈴木委員 議案第57号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例について、自民党は2人おりますけれども、私の方が代表して質疑させていただきます。
この件に関しては、いろいろとありました。多分、当初、急に閉鎖した駐輪場にかわって、別の場所を探していたけれども、なかなかそれが上手に話が進まない。その中で、駐輪場を待っている方が非常に多いということで、今回、東京都の道路計画の中にある土地をお借りして整備するという内容であると思っておりますので、その辺を中心に、まず最初に聞いてみたいと思います。
今申し上げた、当初の駐輪場の整備予定地がありますが、今現在、そこの地権者との交渉の状況がどうなっているのか、まず先にお伺いしておきます。
△須崎道路・交通課長 当初予定していました本町2丁目地内の駐輪場予定地ですが、土地所有者の方とは一定の協議が調っておりますが、現在も、隣接している方々の合意が得られておりません。現時点では、継続して協議を行い、設置に向け努力していきたいと考えております。
○鈴木委員 そうすると、継続して交渉を進めていくということは、見込みがあるということですか。近隣の方の同意をもらうということが一番の問題だというお話ですけれども、見込みがあるという中で、交渉しているということでよろしいんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 現時点では、見込みはあると考えております。
○鈴木委員 今回の駐輪場だけでは、多分、十分な数を確保できないので、ぜひとも粘り強く交渉していただいて、地権者ではないですから、近隣の方ですから、同意を得られるような、何かいろいろな方策を考えていただければと思いますので、よろしくお願いします。
②として、東京都の土地を借りて、今回、整備するわけですけれども、この内容について、無料で借りられるのか、それとも一定程度、何かがあるのか、また、期間がいつまでと決まっているのか、それから、そのほかに何か附帯条件みたいなものがついているのかどうか、これをまず確認しておきます。
△須崎道路・交通課長 今回の駐輪場用地は、都市計画道路3・4・27号線の用地買収時に、土地所有者の方との協議によりまして、都市計画道路3・3・8号線の道路用地として先行取得したものでございます。土地の所有は、東村山市でございます。
この土地につきましては、かねてより駐輪場として利用できないか検討していましたが、都市計画道路3・3・8号線の計画用地であること、それと、用地取得の際、国・都の補助金を導入したことで、協議が長引いておりました。結果としては、都市計画道路は事業決定していないこと、また、補助金の関係は、現在、この土地が都市計画道路3・4・27号線の道路区域に入っていることから、占用申請を出して、その許可を受けることで協議が調ったという内容でございます。
期間は、都市計画道路3・3・8号線が事業決定し、着手するまでの間、駐輪場として使用していきたいと考えております。現時点では、その時期は未定でございます。
附帯条件は特にございません。
○鈴木委員 わかりました。私、大変勉強不足でした。東京都のものだと思っていたもので、こういう通告をさせてもらったんですが、東村山市は補助金をもらっていた関係で、そういう協議が必要だったということですね。
そうすると、補助金をもらっていても、事業決定されていないから、目的外使用には当たらないという解釈でよろしいですか。
△小嶋都市整備部長 まず、何で27号線の事業をするときに、3・3・8号線の南側の入り口を取得したかという経緯でありますが、都市計画道路3・4・27号線の事業をするときの事業認可で、3・3・8号線の計画するクロスの部分については、3・4・27号線で取得することが都市計画事業の認可要件になりました。なので、取得した、取得せざるを得なかった。ですから、名義は東村山市の名義になりますが、莫大な国・都の補助金が入っているという関係で、目的外使用になるわけです。道路予定地を駐輪場にするということは、ある意味、補助金上の目的外使用になる、ここが一番隘路になっておりました。かねて、清沢委員からも3月議会で、その土地はどうにかならないのかと一般質問がありましたけれども、結果的にそこが隘路になりまして、東京都を中心に目的外使用のことについて、何ら方策がないかということで協議してまいりました結果、道路区域だということで、占用申請することによってオーケーになったということであります。
したがいまして、3・3・8号線、府中街道の事業認可まで、こちらとしては附帯条件なしに使えるという東京都の最終的な判断をいただいたので、今回、条例を提案させていただいたという経緯でございます。
○鈴木委員 そうすると、3・3・8号線の事業決定というのは、かなり先ではないのかなという感じがするわけですけれども、ちょっと話は戻るけれども、今、当初から交渉しているところが、もし「いいよ」ということになっても、この駐輪場に関しては、3・3・8号線の事業決定がおりるまで併用して使っていこうと思っているのかどうか、そこを教えてください。
△須崎道路・交通課長 事業決定するまで、継続して使用していきたいと考えております。
○鈴木委員 わかりました。
次に、③です。③は、条例上の位置づけで確認したいんですけれども、2条のところです。旧条例だと、普通駐輪場が(1)になって、(2)が登録制駐輪場になっていたんですけれども、今回、新条例は、真ん中に「自動開閉機器式駐輪場」と入れてきたわけですけれども、これは(3)ではだめなのかどうか。また、(2)に入れなければいけない理由があるのかどうか。これは、条例上の位置づけの問題ですけれども、それを確認したいと思います。
△須崎道路・交通課長 (3)に入れるか、(2)に入れるかということでございますが、どちらでもということになるんですけれども、今回、(2)に入れた理由ですが、駐輪場の形態や料金体系が、既存の普通駐輪場と類似していること、それと、駐輪場の名称を「東村山駅東口第5駐輪場」としたこと、以上の点から、普通駐輪場と登録制駐輪場との間の第2号に入れさせていただいたというものでございます。
○鈴木委員 (2)でも(3)でも、どっちでもよかったんですけれども、前回、栄町の駐輪場を、やはり同じようにここで議案としてやって、私、議員としては、前回の条例が先にもう可決されたのであれば、順番とすればそのままストレートに(2)、(3)なのかなと思ったんですが、深い意味はないんですけれども、一応、確認だけさせてもらいました。
では、具体的にこの中身について入っていきます。
この自動開閉機器設置に伴う、まず工事費、多分つくるとなれば、更地のところに、周りにフェンスもつけるんでしょうし、それから表示板等、いろいろ附帯のものもあると思いますが、その内訳と、その機械本体のリース内容について、どういう内容になっているのか、まず確認します。
△須崎道路・交通課長 工事内容は、アスファルト舗装、コンクリート舗装、転倒防止さく、周囲フェンス、照明、及び区画線の築造工事で、工事請負金額は661万5,000円でございます。
リース内容は、非電力回転式の自動開閉機器―非電力回転式というのは、人の力によって回転し、出入りができるタイプのものでございます。出入り口ゲート、入り口発券機、満車・空車の表示灯、二輪車識別機、利用案内看板等の設置を含みますリース契約を締結する予定でございます。
なお、リース費用は、警備費用、及びメンテナンス費用を含みまして、1カ月当たり約23万円を見込んでおります。
○鈴木委員 具体的なイメージとして、開閉というと、我々は上下に上がったり下がったりする、または扉が開いたり閉じたりするというイメージなわけですけれども、自転車ですから、例えば今、人間の力で開閉するんだということですから、何かぐるっと回るものとか、そういうイメージでよろしいですか。まず、具体的にどういうものなのか。
△須崎道路・交通課長 約1.2メートルの間隔を持ちました2枚の回転ゲートがあります。これは、ステンレス製の棒状のものでございます。これが、角度が90度ずれながら、同時に回転いたします。それぞれの回転ゲートが180度回転する間に、自転車1台が通ることができます。回転ゲートの回転は、利用者自身が自転車を押す力、あるいは直接手で押すことで、簡単に回るようになっております。あと、出る際には、利用者が料金を支払いまして、自動的にロックが解除されるというシステムになっております。
○鈴木委員 イメージが余りわかないので、例えばこういうことですか。軸が1本あって、このところに何かついていて、これが1回、90度回って、2回、回って180度で出られるというものなんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 1.2メートルの間隔のレバーは、前後についております。横状です。それが、人が押していくと回転します。1.2メートルの間隔がありますので、それが90度、角度が変わっていますので、ちょうど自転車が1台しか通過できないという状況になっている。レバー的に、横になっているものが、1.2メートル離れて2枚ついているというゲートでございます。
◎奥谷委員長 休憩します。
午前10時24分休憩
午前10時26分再開
◎奥谷委員長 再開します。
鈴木委員。
○鈴木委員 今ので、十分理解しました。
そうすると、これは1.2メートルのところから、自転車は出せますか。横にこうして、どうですか。
△須崎道路・交通課長 説明がうまくなくて申しわけございません。角度が90度ずれていますので、自転車は1台、確実に通れるようになっております。
○鈴木委員 ここの高さのところの間から、自転車を、料金を払わないで出せますかということです。
△須崎道路・交通課長 持ち上げて出せば、可能だと思います。ただ、相当な力のある人はできるのかなと考えております。
○鈴木委員 無人ですから、やはりそこのところはどうなるのかな。
これは全体の整備の状況に入るんですけれども、自転車が入るところと人間が入るところというのは、当然、一緒ですよね。ということは、人間が自転車を持って出るときも、今、課長がおっしゃるように、上に持ち上げながら、先に自転車を出して、間から人間だけが出ていける、そんなつくりですか。
△須崎道路・交通課長 高さ的にはそんなにないんですけれども、長さが1.2メートルありますので、その間を持ち上げて、料金等を払わないで出すということは、現実的にはちょっと、高さはないんですけれども、長さがありますので、非常に難しいのかなと。ただ、全然不可能ということではないと考えております。
あと、人だけの出入りができる箇所を、別に設置いたします。このゲート以外に人だけが出入りできるスペース、それはまた別途、設置するという中身になっております。
○鈴木委員 ここでこんなにやりとりしようと思っていなかったんだけれども、そうすると、人だけがまた別に出入りできるというのは、扉ですか、それともゲートですか。
△須崎道路・交通課長 扉ではなくて、自転車を持って通過できない、人だけが通過できる通路というイメージです。
○鈴木委員 わかりました。この件については、ほかの委員が、もしかしたら質疑があるかもしれませんので、もう終わりにします。
先ほど、⑤については説明がありました。入庫と出庫の関係から、満車・空車の表示があるのかどうかということ。先ほど、あるようなこと、表示板として設置するようなことを言っていましたので、これは結構です。
⑥です。自動開閉機器による設置の歳入見込みです。先ほど、工事費とかも聞きました。リース料も聞きました。全体の歳入見込み、台数が決まっていますので、あとはその回転率だと思うんですけれども、歳入見込みと維持管理費について、もう一度、確認させてください。
△須崎道路・交通課長 11月1日を、開設予定しております。その後の19年度の歳入見込みは、台数が400台と見込みまして、その8割の利用状況として算出いたしますと、約500万円ということで歳入を見込んでおります。維持費に関しましては、リース料が約115万円、光熱水費、消耗品で約10万円、自転車整理及び集金業務で45万円と見込んでおります。
○鈴木委員 80%の見込みというのも、あれだけ待っていて、もともとの駐輪場に比べれば、何か低いような気がしますね。ただ、今度はそういう新しい方式になるから、どうなのかわかりませんけれども。
次の⑦、条例上の第8条の使用料の不還付のところです。「市長が特別の理由があると認めたとき」とありますけれども、こういう機械で管理するときに、どういう場合が想定されて、こういう条文整理になっているんですか。
△須崎道路・交通課長 定期利用の場合は、引っ越し、転勤、駐車場の変更等が、当然、考えられます。一時利用につきましては、入った段階で使用料が発生いたしますことから、基本的には還付はないものと考えておりますが、あえて例を挙げますと、盗難された自転車が駐輪場の一時利用へ駐輪されている。その自転車を、自転車所有者本人が発見した、このような場合には、それに該当するものと考えております。
○鈴木委員 わかりました。余り想定されることは、多分、ないと思うんですよね。
次に、⑧です。最高7日間駐輪することができるとあるわけですけれども、7日以降の処分に関して、これは前回も議論になりましたけれども、こういう駐輪場の場合は、またどのような方法で、まず7日間以上と警告するのか。それから、警告から撤去までの期間がどれくらいなのか。それから、他の駐輪場の警告、撤去、処分の流れと比較しながら、あわせてお伺いしたいと思います。
△須崎道路・交通課長 整理員が自転車を整理する際、動いていない自転車に、確認のための日付、及び注意事項が記載されている札を取りつけます。そして、約1週間経過した段階で、動いていない自転車は、撤去するという運びになります。ほかの有料駐輪場に関しましては、未納となっている自転車には警告札を取りつけまして、現在は、翌日に撤去しております。撤去された後の流れですが、2カ月間、自転車等保管所で保管いたしまして、その間に、防犯登録等から持ち主に連絡を入れます。引き取りのない自転車に関しましては、処分とリサイクル自転車としております。
○鈴木委員 もう一回、教えてください。自動開閉機器の駐輪場に、自転車が入ります。入った時点で、何か例えばその日に入ったよというものが、その自転車に表示されるんですか、自分で表示するんですか。そうしないと、7日間同じ場所にずっとあったかどうかということを、今、人の目で確認するというような答弁のように聞こえたんですけれども、それはできるんですか。
△須崎道路・交通課長 整理員の目視によって行いますので、実際には、その日に確認するのは難しいのかな。それで、二、三日動いていなければ、当然わかりますので、札をつけます。そして、その後、7日間置くという運びになります。ですから、実際に撤去するまでの間は、約10日前後かかるものと考えております。
○鈴木委員 これは、難しいですね、正直なところ。人の目で、何日置いてあるかみたいなものを、やはり判断していく。もう遅いでしょうけれども、入った時点で、多分、発券機も何もないんですよね、これは。あるんですか、発券機は。
△須崎道路・交通課長 発券いたします。
○鈴木委員 そうすると、その券を、例えば何らかの方法で自転車に張り付ける、半券でも何でも構わないんですけれども、それによって、いつ入ったかがわかるというようなシステムをとれると、7日間というのが把握できたんだと思うんですけれども、そういうことは議論されませんでしたか。
△須崎道路・交通課長 発券機は、精算の際に必要なものとなりますので、それを自転車に貼付するというのは、現実的にできないのかなと考えております。
そして、今後、どのように動いていない自転車について、それを見きわめるのかということにつきましては、営業後、整理員と、どのようにしたらうまい方法があるのか、その辺のところは研究していきたいと考えております。
○鈴木委員 最後の方に、また改めて質疑しますけれども、今後、こういう自動開閉機器というのは、やはり人件費を減らすためには、私は必要だと思う。でも、そういうところで、保管とか処分に関して、まだまだ人の手を借りていかなければいけない、または人の目を頼りにしていかなければいけないということは、やはりいつも人を、最後には頼ってしまうだろうということがあるわけです。そういう意味では、もう少し何かシステム的に考えられるのではないのか。細かいことかもしれないんですけれども、やはり400台くらいしか入れないわけでしょう。それ以上の待機者がいるということで、さらに自転車の盗難も非常に多いだとか、結果的には不法にいつもその場所を占拠するような状況に極力ならないようにしていかなければいけないのかなと思ったもので、ちょっと細かいかもしれませんけれども、質疑させていただきました。研究テーマだと思いますので、研究していただければと思います。
次に、これは⑨、通告して、考えてみたらできないんですよね。障害者等の減免措置ですけれども、これは方法論として、機械でやると、今申し上げたとおり、人間の目がないところですから、減免制度というのはやはり無理なのかなと思いながらも、ここについて、減免の措置に関して所管で議論があったのかどうか、それだけ確認しておきたいと思うんです。
△須崎道路・交通課長 一時利用の減免ですが、実際には非常に難しさがあると考えております。今後、西口地下駐輪場と北口地下駐輪場が完成した際、すべての駐輪場の使用料を見直す予定でございますので、その中で検討していきたいと考えております。
○鈴木委員 わかりました。
あと2つだけ質疑させてもらいます。
現在予定されている場所は、はとぽっぽ広場でしたか、ハトが結構多くいますね。あそこは、うちの子供たちもそうなんですけれども、よくキャンプとか、バス旅行とか、そういう場での乗りおりの場所に、今、結構、多くの方が利用されています。特に、夏休みなどは、非常に多かったですね。あの場所が駐輪場としてなくなってしまうわけですけれども、「ここは駐輪場になりますよ」という告知は、もうされているんですか。
△須崎道路・交通課長 案内看板が、今日の時点で告知しているかどうか、申しわけございません、確認はとれていないんですけれども、いずれにいたしましても、現地案内看板で早急に告知してまいります。
○鈴木委員 そうすると、11月1日開設予定と、先ほど、部長からお話がありました。工事は、一応、いつから着手する予定でいるんですか。議案が可決されたとしたら、その前提でお聞きしたいんですけれども、大体いつぐらいを予定しておるんですか。
△須崎道路・交通課長 当委員会で一定の御理解をいただければ、着手していきたいと考えております。
○鈴木委員 早目に告知できたら、告知していただければと思います。
それでは、最後です。これは、この議案に直接関係ないのかもしれませんが、前の駐輪場のところ、いわゆる急になくなってしまった駐輪場、あそこの駐輪場のところを、今、委員は多分、皆さん御案内だと思うんですけれども、高さ2メートルくらいのブロック塀で、周りが囲まれております。それで、地元の方たちからは、何が新しくできるんだろうとか、いろいろ不安とか、そういう声もお聞きしているみたいです。この跡地について、所管としては何か把握していることがあれば、報告いただきたいと思うんですけれども。
△須崎道路・交通課長 旧無料駐輪場と保管所の跡地ですが、現時点では、開発行為等の事前協議は一切ございません。また、問い合わせ等が多くありまして、都市計画課の方で今月初めに、多摩東部建築指導事務所と多摩小平保健所へも、この土地の協議の有無について確認を行いましたが、協議は行われておりませんでした。こういう状況でございます。
○鈴木委員 今、課長から、保健所にも確認したということですから、ぶっちゃけ、墓地ができるのではないかとか、つくりが1カ所しかないので、そんなうわさも流れております。何ができるか、何をつくるかは、その土地を持っている方の考え方次第でしょうけれども、許・認可ということも含めながら、この分については、余計な仕事になってしまうのかもしれませんけれども、情報収集にだけは、ぜひとも敏感に努めていただきたいという、この要望だけさせていただきます。
◎奥谷委員長 ほかに質疑ございませんか。伊藤委員。
○伊藤委員 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例案につきまして、公明党を代表いたしまして、通告に従いまして質疑させていただきます。
先ほど、営業開始日につきまして、11月1日というお話がございましたけれども、これについてお尋ねしますが、具体的には11月1日から使えるということで、その朝、例えば7時とか8時とか、通勤・通学に利用される方から使用が可能かどうかというところを、時間的なところも含めて、具体的に教えていただけますでしょうか。
△須崎道路・交通課長 今、現時点では、11月1日から使用可能としたいと考えております。そして、時間ですが、今、その時間について、協議しているところでございます。
○伊藤委員 ただいまお答えいただいた内容が、これから具体的に決まりまして、市民の皆さんに公告されると思うんですが、現地に看板を立てるというお話も、先ほど出ましたけれども、当然、市報でありますとか、あるいは自治会を通しての回覧のような形で、特に周辺住民の皆さんには、詳しい説明がなされるんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 現時点では、現地の案内告知看板と、市報を予定しております。10月15日号の市報で掲載予定でございます。
○伊藤委員 そうすると、その市報には、先ほどおっしゃった利用時間のスタートのところとか、あるいは料金でありますとか、機械の操作についてとか、それは市報を見ればわかるようになっているんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 当然、時間については市報で掲載いたします。あと、紙面の関係もありますが、できるだけ詳しく掲載していきたいと考えております。
○伊藤委員 わかりました。それでは、質疑の1番につきましては十分理解できましたので、次に参ります。
2番につきましては、私もこれは、当初、都の所有地のような認識をしておりまして、通告させていただきましたけれども、市の所有になっているということですから、割愛させていただきたいと思います。
それから、3番でございますが、先ほど鈴木委員に、設備につきまして詳しいお話が、さまざまございました。それで、素朴な疑問が何点かございまして、関連して質疑させていただきたいと思うんですが、自動開閉装置というのは、自転車と原動機付自転車を識別するようなことが、どのようなメカニズムで行われているのでしょうか。
△須崎道路・交通課長 入場通路の入り口部に、二輪識別装置を取りつけます。そこの上を二輪車が通過いたしますと、両サイドに5カ所ございます光電センサー、光センサーから、タイヤの高さ、厚み等によりまして、自転車、原付の識別をいたします。
○伊藤委員 そうしますと、タイヤの幅で自転車か、あるいは原動機付自転車かを識別しているということなんですけれども、そうしましたら、原動機付自転車には、この条例はもともと道路交通法によって定められている原動機付自転車ということなので、別の法律―道路運送法でしたでしょうか、そちらの方では、例えば70ccとか90ccといったバイクも原動機付自転車と分類されるところですけれども、これらは条例上は該当しないということになりますが、機械では識別が可能なのでしょうか。
△須崎道路・交通課長 50cc以上の小型な二輪車につきましては、識別できませんので、入庫できることになっております。その際、整理員によって、そのバイクにつきましては警告するという内容になります。
○伊藤委員 そうすると、条例上は、違法な自動二輪車が入ってくることは、避けることができない、防ぐことができないということかと思いますが、それは警告によって対応するしか、今のところは、システム上、しようがないという御見解でしょうか。
△須崎道路・交通課長 現地を使用できるものについて、内容を細かく掲載するとともに、あとは、入られてしまったものについては、人の手によって警告するという流れになります。
○伊藤委員 このシステムにつきまして、先ほど鈴木委員にお答えがあった内容で、関連して質疑させていただきたいんですが、先ほど、ロックを解除するという表現が、道路・交通課長から示されましたけれども、いわゆるロックを解除するというのは、自動車の自動管理の駐車場のようなロックのイメージなんでしょうか。それとも、駐輪場全体のエリアから外へ出るところへのロックの解除という意味なんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 使用料を入れることによりまして、退場ゲートのロックを解除するという内容でございます。
○伊藤委員 これも関連してですが、先ほど、駐輪場の周囲に1カ所、人が通るための通路をつくりますということが言われました。この通路というのは、通常は、駐輪場利用者の方は通ることがない、自転車と一緒に通常のところを通るわけですが、それ以外のところにほかの人が通ることのできる、自転車は通ることのできないゲートを1個つくるというのは、目的としては主にどういうことを想定していらっしゃるんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 自転車を駐輪された方は、そのほとんどが駅方向に向かうものと想定しております。できるだけ、駅方向に近い箇所に、自転車が通行できない、人だけが通行できる通路を設置するという内容でございます。
○伊藤委員 わかりました。
続きまして、次の質疑に移らせていただきます。
通告書4番のところで、事業の運営形態なんですが、これはさきの久米川駅の登録制の駐輪場と同様に、市の直営ということで理解してよろしいんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 一時利用のみの自動開閉機器式の駐輪場で、事前の契約等が発生しないことから、市が直営で管理運営を行いまして、自動車の整理・整とん、及び集金業務について業務委託するという予定でございます。
○伊藤委員 わかりました。
次の質問に移らせていただきます。
通告の5番でございますが、放置自転車の処分について、関連して質疑させていただきますが、最近、松戸市では、処分した自転車をアフリカへ贈呈するということで、有効利用してくださるということが話題になったことが報じられておりましたが、当市においては、処分の状況、費用をかけて処分してしまうとか、あるいは必要なものは再生して、何らかの形で贈呈するとか、どういった形で処分が行われているか、具体的なところを御説明いただければと思います。
△須崎道路・交通課長 放置自転車の平成18年度の処分状況は、自転車の廃棄処分が1,870台、バイクが10台でございます。リサイクル台数は、自転車が361台となっております。経費といたしましては、自転車処分費が37万2,130円でございます。
松戸市が、もったいない運動事業の一環として、市の職員とNPO法人が放置自転車を修理いたしまして、エチオピアに自転車を111台寄贈したと聞いております。このことは、国際貢献としての観点からも、当市におきましては、今後、他市の状況等を調査し、可能かどうか研究していきたいと考えております。
○伊藤委員 他市がそういった有効利用でありますとか、社会貢献という観点からやっておられるようなことも参考にしながら、有効利用していただければと思うんですが、今のお話ですと、約1,500台に及ぶ自転車が、完全に廃棄物として処分されていると理解してよろしいんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 処分として、廃棄しております。
○伊藤委員 それは、もう全く使い物にならない自転車ということなんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 先ほどと重複いたしますが、引き取り手のない自転車につきまして、リサイクル可能なものはリサイクルに回すという流れで処理を行っております。リサイクル不可能の自転車について、処分を行っているという状況でございます。
○伊藤委員 かなり多くの自転車が、リサイクル不能なものになるということにつきましては、驚いたんですけれども、極力、物を大事にしていきたいという考え方は、皆さん、持っていらっしゃると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に移らせていただきまして、6番ですが、これも先ほど、鈴木委員に御回答がありました本町2丁目16番地の計画中の駐輪場についてですけれども、これについては御回答いただいておりますが、関連して、1つだけお尋ねさせていただきます。
お話では、周辺の住民の御理解がいただけないということでしたけれども、反対なさっていらっしゃる方といいますと、何世帯ぐらいになるんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 周囲には、6軒の隣接している方がいらっしゃいます。そのうちの1軒の方は、理解はいただけたんですけれども、残りの方が理解をいただけないという状況でございます。
△小嶋都市整備部長 現在予定させていただいている、本町の駐輪場の土地の形状でありますが、府中街道に面して、入り口部分がたしか2メートルぐらいしかないんです。そして、奥が広がっている、かなり広大地になっている。ある意味、2メートルぐらいの通路を伝って奥に行くという状況なんです。ですから、自転車をどのように入れて、どのように出すかによって、例えば、その北側には赤道という市道があるんですけれども、それは1.82ぐらいしかないんです。そちらの方に回すとなると、1.82の北側の部分で、民有地がセットバックしている部分が実はあるんです。そうしますと、必然的にその民有地を利用者が通ってしまう結果になりますよね。1.82の赤道と、さらに民有地があって、3メートルぐらいの実質通路になっている。そこを通ってしまうということについて、入り口から入るのはそちらでいいんですけれども、出口をそちらにつけますと、そういうことで問題がある。だから、これは一定、理解できるんです。ですから、入り口と出口をどのようにするかによって、理解を得てくれる人がさらにふえるということを考えておりまして、もともとその一団の土地を、1人の人が持っていたんですけれども、借地権で貸している人がいらっしゃるんです。その辺の借地権の整理等も含めて、入り口と出口をどうしようかということを研究することによって、かなり前進はしていくかと考えております。さらに、継続して折衝を積み重ねていきたいと考えております。
△須崎道路・交通課長 先ほどの答弁を、訂正させていただきます。リサイクル自転車数を、361台と言いましたが、371台の誤りですので、訂正をお願いいたします。
○伊藤委員 所管におかれては、周辺住民の方への交渉ということで、御苦労なさっていらっしゃるお話がよくわかりましたので、引き続き、何としても早期に利用できる状態になるように、御努力いただきたいと思います。
続きまして、7番の質疑に移らせていただきます。
今、この該当地につきましては、はとぽっぽ広場と呼ばれているところですが、隣にファミリーレストランがございます。どうしても、この一時扱いの駐輪場を設置するということになりますと、周辺への不法駐輪みたいなことが懸念されるんですけれども、周辺の住民、あるいは事業者の御理解はいただけているんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 現在、告知看板で対処していきたいと考えておりまして、工事に入る中で、そういう意見等が出てくる可能性はありますが、駐輪場を廃止した関係から、東口への駐輪場設置が急務で、十分、告知等を行い、促していきたいと考えております。
○伊藤委員 ということは、現在までのところは、特に反対というようなことは、周辺からは出ていないということでよろしいでしょうか。
△須崎道路・交通課長 現在までのところは、一切、反対意見等は聞いておりません。
○伊藤委員 最後に、1つ、質疑させていただきます。
8番のところは、既に御回答がありましたので、割愛させていただきます。
最後に、9番の設置費用ですが、これも、鈴木委員の御質疑に対して御回答がございましたが、この予算につきましては、今年度の予算で既に手当てがなされているのでしょうか。その点だけお尋ねいたします。
△須崎道路・交通課長 予算措置につきましては、当初予算が本町2丁目地内の駐輪場設置費、及び委託費を見込んで計上されていますので、その分で対応してまいります。
○伊藤委員 その金額というのは、当初の予算とほぼ同額ぐらいのものでカバーできているものでしょうか。そして、もしこの本町2丁目のお話が急にまとまるようなことがあった場合には、その予算の措置につきましては、どのようになさる予定でしょうか。
△須崎道路・交通課長 工事費に関しましては、当初計上している予算は1,500万円強でございます。今回発注した工事費は660万円強ですので、開きはございます。当初予算の方が、多くなっております。
そして、今後、本町2丁目地内の用地が、交渉がうまくいったという場合ですが、この場合においては、19年度ではなく次年度以降、対応していきたいと考えております。
◎奥谷委員長 ほかに質疑ございませんか。清沢委員。
○清沢委員 議案第57号につきまして、日本共産党を代表して、何点か質疑してまいります。
まず、今回の駐輪場の新規開設の背景といたしましては、ことし1月に、約1,000台収容の駐車が突然閉鎖されるということで、市民の皆さんから、一日も早い新たな駐輪場の開設をということで、私ども議員のところにも、それから所管のところにも、たくさん御要望があったと思います。そうした中で、今回、さまざま困難もありましたけれども、新たな駐輪場の開設ということでこぎつけていただいたことに、まず、所管の御努力に感謝申し上げたいと思います。
質疑の内容につきましては、かなり理解できた部分もありますので、大幅に省略して伺ってまいりますけれども、まず、①です。自動開閉機器式駐輪場の内容については理解いたしましたが、これを普通駐輪場と比較した場合のメリット・デメリットについて、どのようにお考えでしょうか。
△須崎道路・交通課長 普通駐輪場と比較してのメリットですが、まずは、安価にて管理ができること。夜間や早朝に利用する方に対しても、使用料等の徴収漏れがなく、すべて利用者に対して公平であること。それと、24時間、監視カメラが作動していまして、夜間でもトラブルや問い合わせがあった場合、備えつけの電話回線で対応でき、遠隔操作ができ、遠隔操作で開閉の対処が可能なことが挙げられます。
また、デメリットといたしましては、常時、現場に人がいないため、いたずら等の可能性が挙げられます。
○清沢委員 次に、③、管理体制についても、詳しい御説明がありましたので、ほぼ理解いたしましたけれども、1つだけ確認です。発券機については、入場の際に入り口で発行するということですね。そして、出場の際に、その券をもう一度、機械に通して、それで日数も含めて精算して、料金を支払いするということでよろしいでしょうか。
△須崎道路・交通課長 券が、バーコードタイプになっておりまして、その券を当てますと、使用料が算出される。その料金を払っていただいて、退場していただくという中身でございます。
○清沢委員 わかりました。
次ですけれども、④の自転車と原付のそれぞれの台数です。先ほど、400台というお話もありましたけれども、もう一度、確認させてください。それぞれ何台でしょうか。
△須崎道路・交通課長 現時点では、自転車を約370台、原付を約30台と見込んでおります。
○清沢委員 次に、⑤ですけれども、今回、すべて一時使用と、私は、別表第2を見てそのように読み取ったんですけれども、このすべて一時使用というのはいかがなものでしょうか。通勤・通学の方々の利便性を考えますと、やはりある程度、定期使用もつくってほしいというのが利用者の声だと思うんですが、すべて一時使用にしたことについてのお考えを伺います。
△須崎道路・交通課長 東口には、一時利用ができる駐輪場がなく、定期利用のみの駐輪場が4カ所で、かねてから一時利用のできる駐輪場が、特に多く要望がございました。このようなことから、今回の駐輪場は一時利用としたもので、特に問題はないものと考えております。充足しなければ、定期利用の駐輪場を、今後、また対策していきたいと考えております。
○清沢委員 私は、1月に1,000台の駐輪場が閉鎖されてから、定期利用を利用したいんだけれども、どこも満杯だといった利用者からの声が何件も届いているんですね。そうした面から見ても、今回、すべて一時使用というのは、市民の皆さんの御要望からすると、ちょっとずれているのではないかと思うんですけれども、これはシステム的に、一時利用と定期利用を並行させることが難しいとか、そういうことなんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 一番最初に考えましたのが、定期使用をする場合には管理運営、そのスペースが必要と考えられます。それを設置した場合の総体的な駐輪台数の減少、それと、定期利用を併設いたしますと、現時点では市の直営管理が難しいこと、いずれにいたしましても、このような理由から、オープンは一時利用のみということで設定いたしました。
○清沢委員 今回の駐輪場の場所は、場所的にも大変便利な場所ですし、一時利用したかったんだけれども、行ってみたら満車だったといった苦情も予想されるのではないかと思いますので、そこのところはぜひ定期利用を検討していただけないかと思うんですけれども、道路の向かい側が第4駐輪場ですけれども、こちらは定期使用ですよね。この第4駐輪場と、それから道路の反対側の部分の一部を、一体的に定期使用として管理するといった考えは、難しいのでしょうか。
△須崎道路・交通課長 いずれにいたしましても、どういう状況になるのか、今後、一定の再整理をしていきたいと考えております。
○清沢委員 ぜひ、定期使用については、市民の皆さんの御意見なども、今後また伺いながら、考慮していただきたいと思います。
次ですけれども、⑦の第4条の2です。1日単位とありますけれども、常識的に考えると、夜中の12時を過ぎたら日付が新たになって、100円加算されるのかなとも考えますけれども、日付の変更についてはどのようになっているんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 自転車を入場させた時点から24時間と考えております。
○清沢委員 大まかに、通告してあったすべて、ほぼ理解いたしましたので、最後に、要望といいますか、討論もできるかどうかわからないので、申し上げておきますけれども、我が党は、従来から、駐輪場の有料化には一貫して反対してまいりましたけれども、この態度は今回も変わったわけではないんですが、ただ、今回は市民の皆さんの強い開設に向けた要望、そしてまた、所管の皆さんが迅速にこの声にこたえていただいたということで、賛成してまいりたいと思いますが、ただ、要望といたしましては、引き続き、本町2の16番地内の駐輪場開設に御努力いただくとともに、また、グリーンバスの朝夕の増便ですとか、そういったことも含めて、定期利用者のさらなる利便性の向上を図っていただきたいということを要望して、おしまいにいたします。
◎奥谷委員長 ほかに質疑ございませんか。朝木委員。
○朝木委員 通告に従って、お伺いいたします。
かなりの委員の方からの質疑を聞いておりまして、理解できた部分もあるのですが、順番に伺っていきます。
①といたしまして、市内駐輪場の需要と供給バランスの現状について教えてください。
△須崎道路・交通課長 各駅ごとの定期利用、一時利用を含めました適正収容台数と、現在の実利用台数と、キャンセル待ちの状況を申し上げます。キャンセル待ちにつきましては、駐輪場を重複して申し込まれている方もカウントしております。
久米川駅につきましては、5カ所の有料駐輪場で、適正収容台数が1,874台、実利用台数が1,899台、キャンセル待ちが100台となっております。
東村山駅地区につきましては、7カ所の有料駐輪場で、適正収容台数が2,197台、実利用台数が2,505台、キャンセル待ちが891台となっております。
秋津・新秋津駅地区につきましては、6カ所の有料駐輪場があり、適正収容台数が3,892台、実利用台数が4,129台、キャンセル待ちが207台となっております。
萩山地区につきましては、1カ所の有料駐輪場で、適正収容台数が394台、実利用台数が373台、キャンセル待ちはございません。
○朝木委員 東村山駅についてですが、西口の地下駐輪場が設置された後、これはどのような数になりますでしょうか。
△須崎道路・交通課長 西口地下駐輪場が完成後は、西口地区における駐輪場不足は解消されるものと考えております。東口地区につきましては、今回の新設駐輪場が設置されても、駐輪場不足が懸念されますので、今後の利用者の動向を見きわめながら、さらに駐輪場の確保に努めてまいりたいと考えております。
○朝木委員 ③の用地の所有形態は、先ほどの御答弁でわかりました。
④に行きます。この自動開閉機器式駐輪場のイニシャルコストは、先ほど、工事費で500万円とおっしゃいましたか。イニシャルコストとランニングコストを、内訳で先ほど御答弁いただいたんですが、私は書くのが間に合わなかったので、もう一度、ゆっくりお願いいたします。
△須崎道路・交通課長 イニシャルコストとしては、築造工事費でございます。工事費が661万5,000円でございます。ランニングコストですが、機械のリース料、警備費用、メンテナンス費用を含みまして1カ月約23万円、光熱水費、消耗品が約2万円、自転車整理・整とん、集金業務が1カ月約9万円を見込んでおります。
○朝木委員 先ほど、集金業務が約45万円とかという答弁が私のメモにあるのは、それは年間ですか。
△須崎道路・交通課長 先ほどのは、11月から19年度いっぱいの料金を見込んだものを、答弁させていきました。今は、1カ月単位の料金を述べさせていただきました。
○朝木委員 リースは、契約会社はどこかわかりますか。
△須崎道路・交通課長 これから入札予定でございます。
○朝木委員 使用料の算定根拠について伺います。
△須崎道路・交通課長 今回設置する駐輪場は、一時利用のみの駐輪場であり、既存の普通駐輪場と同額の自転車1日1回100円、原動機付自転車150円と設定させていただきました。
○朝木委員 この前も聞きましたけれども、⑥として、同面積で自動車の駐車場をつくった場合、これを基準にした場合の自転車1台の駐輪単価はどうなりますか。
△須崎道路・交通課長 今回の東口第5駐輪場を自動車駐車場とした場合ですが、一般民間ベースの通常の駐車スペースで見ますと、約39台の駐車が可能でございます。この地域周辺の一般的駐車料金を、月額約2万円として計算しますと、駐車場ですと約78万円の収入となります。今回、新設する駐輪場は、400台で、利用率を80%としますと月額約96万円、100%ですと約120万円、ランニングコストは、月に34万円と見込んでおります。
○朝木委員 この前も、自動車よりも駐輪場というのが、単価としては非常に高いのではないかというお話をしましたけれども、私どもが駐輪場は無料にすべきという根拠の一つとして、例えば商業とか農業、ほかの業種については、やはり市からいろいろな助成がありますね。
ところが、サラリーマンについては、何も税金の還元がないという意味で、このぐらいの駐輪場の納税者市民が通勤するためのサラリーマンへの還元といいますか、この駐輪場ぐらいは市の方で、市民サービスとして必要なのではないかと思いますが、こういう観点での使用料是正といいますか、西口駐輪場についてもそうなんですけれども、料金、有料・無料も含めてですが、そういう観点での検討というのはしていますか。
△須崎道路・交通課長 駐輪場の使用料につきましては、現時点では受益者負担というのを原則に、使用料を設定しているわけですが、先ほども申しましたが、今後、久米川駅北口地下駐輪場と東村山駅西口地下駐輪場の完成の際、すべての有料駐輪場の使用料の見直しを進めてまいりますので、その中で議論していきたいと考えております。
○朝木委員 繰り返しになりますが、サラリーマンに対する税金の還元というか、農業とか商業とか、そういうところには、結構いろいろな助成があるわけですよ。ところが、勤めている通勤納税者については何の税金の還元もないという不満が、やはりあると思うんです。駐輪場というのは、その一番わかりやすい例ではないかと思いますので、ぜひ、無料の方向で検討していただきたいと思います。これは、要望にしておきます。
次の、学生と障害者割引は、先ほど、鈴木委員から質疑がありまして、これは、今のシステムでは難しいということでありますが、それと関連して、次の⑨なんですけれども、今、清沢委員からも質疑がありましたけれども、これは何で一時使用なのかなと思うんです。今、一番困っているのは、通勤・通学の方ではないかと思うんです。一時使用にすると、逆に、さっき、伊藤委員からもありましたけれども、来てみたものの満車だった場合、自転車の置き場がないわけでしょう、今、どこもいっぱいなわけですから。そうすると、先ほど言った近くのファミリーレストランとか、近隣に非常な迷惑をかける可能性があるのではないかと思います。
確かに、西口などを見ても、この前の議案のときに言いましたけれども、自転車で来たもののあいていなかったとき、もうこれは不法駐輪せざるを得ないということがありますよね。私は、むしろ一時使用ではなくて、全部、定期利用の方がよいのではないかと思うんですが、今、キャンセル待ちだけで891台あるわけですよね。そう考えますと、むしろ一時使用よりも定期利用でないと、一時使用というのは、通勤・通学者にすると当てにならいわけですから、この辺はどう検討されたのか。清沢委員と私も同じなんですが、これは改善すべきではないでしょうか。
△須崎道路・交通課長 先ほどのお答えと重複いたしますが、これからオープンした後、その利用状況を見ながら、一定の再整理をしていきたいと考えております。
○朝木委員 利用状況を見ながらとおっしゃいますが、利用状況を見なくても、もうわかり切っていることなんですよ。一時使用というのは当てにならないわけで、例えば、朝5時とか6時とか、そういう通勤帯の方は、毎日あいているだろうという見込みを持って、自転車に乗ってくることができますけれども、確実ではない駐輪場を当てにして、自転車に乗ってくるということはできませんから、そうすると、通勤・通学の方には、ほとんど役に立たない駐輪場ではないですか。どうですか。
△小嶋都市整備部長 本来、本町2丁目の方が同時にできる、あるいは先にできている、そこは定期を考えておりましたので、これがベストだと思うんですけれども、ただ、一時利用の要望が多いというのは、確かに多いんです。ですから、今回、このような形態にさせていただきましたけれども、何としても一刻も早く、本町2丁目の方の定期利用にかなう駐輪場の整理を、折衝によってしたいというのが1点であります。
それから、実は、民間で駐輪場をしてもという御相談もありまして、そこは定期を考えているようでありますけれども、そういうことも含めて、一刻も早く定期の駐輪場を確保することが、現状、急務だと考えておりますので、そちらに努力していきたい。それから、この場所については、今回は一時使用でお願いいたしたいと考えます。
○朝木委員 1日当たりは、24時間ということでわかりました。
次に、短時間使用の無料利用と書きましたが、結構、最近、民間の駐車場とか駐輪場は、駅前の場合に、例えば30分なら無料とか、15分なら無料とか、要するに、駅にちょっと用事がある人はサービスしますよと、確か東村山駅西口もそうではないですか。30分無料ですよね。西口の民間の方ですが、たしか30分は無料なんです。そういうサービスは考えていますか。
△須崎道路・交通課長 今後、2カ所の地下駐輪場ができた際に、そのことは特に、どの程度まで無料にできるのかといったことで検討を、今現在、しているところでございます。
○朝木委員 そうすると、この駐輪場については、検討していないということですか。
△須崎道路・交通課長 この駐輪場につきましても、同様に、地下駐とあわせて検討していきたいと考えております。
○朝木委員 民間の駐車場でも、入ってすぐ出た場合は無料サービスがあるわけですから、それは検討していただきたいと思います。
次に、鉄道事業者の協力ですけれども、これは今回の駐輪場というか、全体の問題ですけれども、西武鉄道側の協力というのはどうなっていますか。過去も含めて、お伺いします。
△須崎道路・交通課長 今回、新設する駐輪場に対しての西武鉄道からの特別な支援はありません。今回、新設する駐輪場の件を含めまして、今後、西武鉄道に対し、さらに鉄道事業者としての責務を果たすよう要請してまいります。
○朝木委員 具体的には、今後、どのような要請をするんでしょうか。
△須崎道路・交通課長 今現在、検討しているのは、西武園駅での駐輪場用地の拡大、これについて検討しているところでございます。
今、西武鉄道から借りている駐輪場用地は、西武園駅のところにあります無料駐輪場、それと西武遊園地駅のところにあります無料の駐輪場、それと、東村山駅西口の第1駐輪場、以上でございます。
○朝木委員 この問題は、鉄道事業者からももっと協力をもらうべきだと考えますので、この点については、今後、もっと強く要請していただきたいと思います。
△小嶋都市整備部長 東村山市のまちづくりにおいては、西武鉄道との関係は非常に強くて、この駐輪場の課題も含めて、西武鉄道としては、多分、ほかの駅に比べて、用地を無料で提供する箇所数を含めて協力いただいている、これはまず感謝しなければいけない。長い間、うちは有料で運営しているわけですけれども、これは協力していただいています。
ただ、鉄道事業者の責務もあるものですから、そういうことを含めて、例えば久米川駅北口の地下駐、あるいは西口の地下駐輪場を市がつくるということをとらまえて、何とか御協力をいただきたいという具体的なお願いをしてきておりますが、こちらについてはかなり難しい。例えば、秋水園の西武グラウンドの跡地の民間売却に当たっては、その敷地の南側に市道があるんですが、その市道との間に水路がありまして、そこはまだ埋めていない。何とか売却に当たってそこを埋めて、全部、道路にしてくれ。売らない部分については、全部、西武が出してやってくれ、これについては要望をかなえてもらいました。もう一つは、直近の事例ですけれども、萩山の西武バスの駐車場がある場所でありますけれども、そこに民間売買でマンションを売却しまして、そこの場所については駐輪場を無料で借りておりました。そこについて、駐輪場を新たに設置して、新しい駐輪場をつくっていただいた。それから、西武グラウンドの方のもう一つの話としては、売却に当たっては、環境部との間の敷地についてのグリーンベルトを確保してほしいだとか、そういう要望をトータルとして、いろいろなまちづくりの要望をしていく中で、かなりこたえている部分もあるということについては報告させていただきます。
○朝木委員 今のお話はお話でわかったんですが、電車に乗る人の自転車ですから、私は、本来ならば、鉄道事業者が駐輪場を設置すべきではないかと思うんですね。ですので、先ほど言ったとおり、今後も強く要請していただきたいと思います。
◎奥谷委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎奥谷委員長 以上で質疑を終了し、討論に入ります。
討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎奥谷委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
議案第57号について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎奥谷委員長 挙手多数と認めます。よって、議案第57号は、原案のとおり可決することに決しました。
次に進みます。
休憩します。
午前11時26分休憩
午前11時33分再開
◎奥谷委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕追加の所管事務調査について
◎奥谷委員長 ただいま、皆さんから御意見をちょうだいし、「コミュニティバス事業について」を追加の所管事務調査にいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎奥谷委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
議長には、委員長より通知いたしますので、御了承ください。
なお、念のため、各委員に申し上げます。
運営マニュアルに記載されているとおり、議決された所管事務調査案件については、一般質問はできないことになっておりますので、御承知おきください。
次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題3〕閉会中の委員派遣について
◎奥谷委員長 閉会中の委員派遣について、お諮りいたします。
本委員会の特定事件調査のため、議長に対して、委員派遣承認要求をいたしたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎奥谷委員長 挙手多数と認めます。よって、さよう決しました。
なお、日にちは、10月31日水曜日から11月1日木曜日まで、場所については、北海道中空知衛生施設組合、及び滝川市とし、派遣委員、目的、経費等の諸手続については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎奥谷委員長 挙手多数と認めます。よって、さよう決しました。
次に進みます。
以上で、環境建設委員会を閉会いたします。
午前11時34分閉会
東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。
環境建設委員長 奥 谷 浩 一
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長
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