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第3回 平成20年3月11日(行財政改革調査特別委員会)

更新日:2011年2月15日

行財政改革調査特別委員会記録(第3回)

1.日   時  平成20年3月11日(火) 午前10時8分~午後2時30分


1.場   所  東村山市役所第1委員会室


1.出席委員  ◎鈴木忠文    ○山川昌子    矢野穂積    島崎よう子    大塚恵美子
         北久保眞道    石橋光明    保延務     田中富造各委員


1.欠席委員   なし


1.出席説明員  渡部尚市長   金子優副市長   森純教育長   石橋茂総務部長
         神山好明財務部長   桑原純教育部長   榎本和美教育部次長   榎本雅朝学務課長


1.事務局員   木下進局長    田中憲太次長    神山正樹次長補佐    南部和彦調査係長
         三島洋主事



1.議   題  1.調査事項「小学校給食調理業務について」



午前10時8分開会
◎鈴木委員長 ただいまより、行財政改革調査特別委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎鈴木委員長 まず、市長より発言したいとの申し出がありますので、これを認めます。市長。
△渡部市長 おはようございます。
  前回の委員会で、副市長を出席させていただいて、これまでの経過についてはお話をさせていただいたとおりでございまして、所信表明でもお話をさせていただきました。ちょっとなぞるような形になって恐縮ですが、一応、現在の市の考え方と、これまでの取り組みについて報告をさせていただきたいと思います。
  まず、給食の調理業務につきましては、昨年10月18日に、いわゆる組合が言うところの現業闘争の第1回目の団体交渉が昨年10月18日に開催をされまして、これまで当局側と組合側でいろいろと約束をしてきた事項について、これを履行しなさいということで、組合の方から申し出があったわけでございますが、私としては、これまでの経過は経過としながらも、現在の大変厳しい財政状況の中で、新規の現業職員の採用については、これは履行できませんということで回答を申し上げてまいりました。
  10月から11月にかけて、何度か団体交渉、事務交渉を持たせていただいたんですが、その後、新たな提案として、12月10日に、私の方から、今後、官民の役割分担を明確にしながら、民間にできる業務については、極力民間にゆだねていきたいということで、小学校給食における7校直営方式については、今後、段階的、順次、民間委託を進めていきたいということで、組合の側に申し入れをした次第でございます。
  その後、この件について職員団体と労使交渉を持ってまいりましたけれども、いまだこの件については、まだ妥結に至ってはおりません。とりあえず、20年4月1日については、新規の現業職員の採用はしないということで、また、4月1日からの新たな民間委託はしないということで、とりあえず決着をし、20年度についても、引き続き、この問題で労使協議を続けていくというのが現段階でございます。
  私としましては、先ほど申し上げたように、現下の大変厳しい財政状況の中で、今後の東村山市の行政のあるべき姿というのを考えた中で、民間にゆだねられるものについては民間にゆだねるという考え方のもとに、給食調理業務については、既に8校が民間に委託をされ、特段問題もなく、スムーズに、安全でおいしい給食を提供している現状をかんがみる中で、引き続き、7校の直営方式についても見直しをすべく、継続して組合との交渉を続けてまいりたい、かように考えているところでございます。
◎鈴木委員長 休憩します。
午前10時13分休憩

午前10時14分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  この件については、後ほどにしたいと思います。
  この際、お諮りいたします。
  所管事務調査のため、議長に委員派遣承認要求をしたいと思います。
  これに御異議ございませんか。
(「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 休憩します。
午前10時15分休憩

午前10時15分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  異議がありますので、挙手により行います。
  委員派遣承認要求を行うことに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎鈴木委員長 挙手多数と認めます。よって、さよう決しました。
  なお、委員派遣について、目的地は、南台小学校、及び富士見小学校、日時は、本日3月11日。これから直ちに向かうこととし、諸手続等につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎鈴木委員長 挙手多数と認めます。よって、さよう決しました。
  休憩します。
午前10時16分休憩
(休憩中、南台小学校、富士見小学校視察)
午後1時37分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  傍聴の申し出があれば、これを許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
  次に進みます。
  休憩します。
午後1時38分休憩

午後1時39分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  審査に入る前に、委員、並びに傍聴人に申し上げます。携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み、並びに使用は禁止いたしますので、御承知おき願います。なお、携帯電話をお持ちの場合は、必ず電源をお切りください。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕調査事項「小学校給食調理業務について」
◎鈴木委員長 本委員会の調査事項であります「小学校給食調理業務について」を議題といたします。
  初めに、前回の委員会で答弁が留保された件について、所管より報告があればお願いいたします。
△榎本学務課長 私の方からですが、委員から資料請求がありました委託料の推移の関係でございますが、他市からの資料につきましては、お願いしたところ、だめでしたということで、資料の方が提供できないという状況でございます。
△石橋総務部長 私の方からは、保育園の調理業務についてお答えさせていただきます。
  学校は、基本的には5人体制で調理に当たるということで対応しています。実際には欠員がいて、そこには再任用であるとか、臨職さんを配置しているわけですけれども、基本系は5人です。保育園についても、基本は4人体制で調理に当たっています。ただし、学校と同様に、正職ではなくて、欠員状況の園はございます。
  業務ですけれども、学校と保育園との違いは、離乳食があるかということと、おやつを提供するという業務の違いがあります。その中で、各園ですが、第三保育園が6カ月からの受け入れ体制で、ゼロ歳児は6人定員で、トータルで107人が入園しております。
  他の園は、産休明けから受け付けておりまして、第一保育園がゼロ歳児8人定員で、計107人が入園しております。第二保育園も産休明けからで、ゼロ歳児が6人、合計で90人が入園しております。第三は先ほど申し上げました。第四保育園は、産休明けからで、ゼロ歳児9人、合計122人が入園しております。第五保育園は、産休明けから受けて、ゼロ歳児6人、合計で107人が入園しております。第六保育園、産休明けからで、ゼロ歳児が6人、107人が入園しております。第七保育園が、産休明けからで、ゼロ歳児8人で、合計108人が入園しております。
  職員体制が4人ということでありますが、この児童数と、それから離乳食という業務がありますが、学校の5人体制と労働というんですか、それは等しいと私は考えております。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後1時44分休憩

午後1時45分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  総務部長。
△石橋総務部長 今回の、言葉はよくないですけれども、現業闘争ですけれども、それは昨年の現業闘争の際、計画的に欠員は新規採用で補いますよという回答を市から出しております。そのことの履行を強く求められた今回の闘争でございました。
◎鈴木委員長 報告が終わりました。
  ただいまの報告について、質疑等ございませんか。田中委員。
○田中委員 前回、私の方からは、東村山が現在7校直営が残っていますよね。これが、いずれ7校全部が委託されて、15校全部が民間委託になった場合、委託費がついこの間発表になりましたけれども、それが全体的にはあるのではないか。そのことを質疑して、それを明らかにするように求めたわけなんですけれども、それが今の御回答ですと、全く調査不能というのか、教えてくれないというのか、相手の方が。
  例えば、台東区、それぞれ例があると思うんですけれども、企業とかそういったところでは、行政の方ではなかなか公表できないというかもしれないけれども、企業の方にその辺の調査のことを要望するというか、調査をするということはしなかったのかどうか、わかるのではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
△榎本学務課長 しておりませんが、余計難しいと思っております。
○田中委員 余計難しいというのは、企業が行政と同じように教えてくれないということなのかなと思うんですけれども、例えば、それぞれの行政の情報公開なり何なりでやった場合、12年前の委託費と現在の委託費というのが出てくるのではないかと思うんですけれども、そういうことを踏まえていけば調査できるのではないかなと思うんですけれども、いかがですか。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後1時49分休憩

午後1時50分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  学務課長。
△榎本学務課長 非常に困難かと思いますけれども、調べてみたいと思います。
◎鈴木委員長 ほかに報告に対する質疑ございませんか。矢野委員。
○矢野委員 組合側の主張の根拠を伺ったわけですけれども、計画的に補充するという約束があって、それを主張されているということなんですが、その中身と根拠について伺ったんですよね。
  さっきはやりとりがあったという程度のお話だと思うんだけど、計画的にというはどの内容で、それはどういう根拠に基づいて主張されているのかをお伺いしたんですけれども。
△石橋総務部長 昨年の春、組合と約束したのは、道路維持補修課の作業員さん、それから、学校環境整備の作業員さんの欠員補充を順次行います。学校給食に関しては、その計画をつくりますという、昨年の春の段階ではそのようなことであります。
  今回、計画どおり、新規採用による補充をしなさいという要求と、学校調理に関しては、計画をつくりなさいという要求でありましたが、いずれも財政難を理由に履行できませんという回答をしたところでございます。
○矢野委員 要するに、計画を当局につくってくれということのように聞こえたんですが、御自分たちの主張としてはどういうふうな、新規採用で補充するというふうにしても、あるいは計画をつくってくれということにしても、内容的なものとか、その根拠について、例えば、計画を提示してくれといったときに、その計画というのは、具体的に組合が要求している中身というのはどういうふうな中身で、根拠はどういうふうなところに基づいているのか、それをお聞きしているんですよね。
△石橋総務部長 要するに、7校、子育て支援を地域で学校給食もともに行っていく。7校は直営していくんだ、直営でいくんだという大原則に基づいて、現在ある欠員について計画的に補充をせよという要求でございます。
◎鈴木委員長 それに対しての行政側がどうなのということも、あわせて聞いています。
△石橋総務部長 したがいまして、先ほども申し上げましたけれども、財政難を理由にその計画はつくれませんよという議論の積み重ねの中で、学校も委託を考えているということの流れでございます。
○矢野委員 学校給食の場合は5人で対応するということが、これまで従前の方式としてとられていて、その5人について、欠けているところについて補充してくれという、新規採用で補充してくれということとは別に、計画的に具体的な要綱、計画的に、例えば、子育て支援とさっき言ったけれども、子育て支援のために地域のネットワークをつくるというようなことも含めて、その前提となるような計画を出してくれということなんですか。具体的に言ってくれないとわからないんですけれども。
△石橋総務部長 ただいま、5人欠員です。その5人欠員の補充を計画化してほしいということでございます。
○矢野委員 そうすると、35のうちの5を計画的に新規で採用するように要求が出て、その採用の計画を出してくれということで理解はいいんですね。
△石橋総務部長 そのとおりです。
○矢野委員 もう一点、先ほど部長がお答えになった地域のネットワークとかという、7エリアのネットワークとの関係でいうと、何か具体的に組合からの提案というのはあったんですか。
△石橋総務部長 この間、現業職の再構築をしてきたんだ。したがって、大前提である7エリア構想を堅持すべきだというのが組合の主張です。
○矢野委員 ぶつ切れになっているので、その7エリアの問題というのは、原則として堅持してくれということは議論としてはわかるんですが、具体的な提案とか7エリア構想について、学校給食の職員を社会資源として活用するというような観点で見たときに、具体的な組合からの提案というのはなされているのかどうなのかということです。
△石橋総務部長 新たな提案という意味ではありません。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後1時55分休憩

午後1時55分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  矢野委員。
○矢野委員 最後にしたいんですけれども、協議会で議論しているという中身について、提案とか意見交換とか、提案までいかないか、意見交換ぐらいなところで、具体的な提案とか集約されたものというのは、現在の時点ではないということですか、去年の秋まででもいいですけれども。
△石橋総務部長 その御質疑と答弁は、前回までのこの委員会で十分やってきているつもりでございます。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後1時57分休憩

午後1時58分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  学務課長。
△榎本学務課長 繰り返しになるかと思いますけれども、3食を補完する料理講習会の開催、例えば、親子料理教室とか、食育の推進で暮らしへの日常的なかかわり、給食だよりの発行、学校給食の紹介とか、子育て支援関係では、児童館との共同で、児童館の方の事業に参加したり、親子の料理教室ですか、そういうものをやっております。
◎鈴木委員長 報告については、以上で質疑を終了いたします。
  本日実施いたしました視察も踏まえて、小学校給食調理業務全般について議論してまいりたいと思います。
  質疑、御意見ございませんか。山川委員。
○山川委員 本日は南台小学校の直営の給食、富士見小学校の委託の給食について、2カ所拝見させていただきました。感想と意見を述べさせていただきます。
  まず、直営の方の南台小学校、外から見ただけでしたけれども、生ごみの堆肥化装置、中をあけて拝見させていただいてまいりました。さらさらと出てくる生ごみが、直営であるんだからというわけではありませんけれども、これは子供さんにとっても、大変に環境学習になると思いますし、進めていただきたいなと思っているんですけれども、今現在、たしか2校だけしかやっていないと思うんですが、これはなぜもっと推進できないのかなという感想があるんですけれども、お答えできるようであったらお願いします。
  それから、もう一点、富士見小学校の方の委託をやっているわけですけれども、栄養士の矢島さんから細かく全員がいろいろ御意見とか感想を伺ってまいりましたけれども、本当によくやっていらっしゃるなというのが私の感想でございます。
  直営のときは手を出した方が早いけれども、一々指示書で出さなきゃいけないという煩わしさがあるのかなと思いましたけれども、でも、しっかりとした考えで、その指示書を出す中で、パートさん6人、それから正社員の方3人、合計9人の方が本当にてきぱきとやっていらっしゃいました。
  その中で、直営だとコミュニケーションがとりやすいのかもしれないけれども、でも、また違う形でよい点もあるのかなと思ったのは、そういう中で、チーフの人がいろいろとボランティアで手伝ってくださるということもあったというお話もありましたし、それからあと、いろいろと食材なんかは同じということと、献立、私の認識が違っておりましたのは、献立が平均した給食の中でやっているのかなと思ったら、それぞれ各学校で、栄養士さんの裁量でもって献立がつくられているということを伺いまして、やはり行ってみてお話を細かく聞いてわかるような部分が大変にありましたので、有意義な見学・視察だったなと思いました。
△榎本学務課長 生ごみ処理機の関係でございますが、財政的な問題も、確かにございます。ただ、環境部の方と連携してやっている事業でございますので、また6次の実施計画等も踏まえて、そこのところは充実をさせていただきたいとは考えております。
○山川委員 今の御答弁に対してなんですけれども、生ごみの堆肥化装置の出る、要するに堆肥化で得られた砂ですね、さらさらの。あれは、そこの学校だけですべて消費されているんでしょうか。それともほかへ、例えば、勉強のために回すとか、そんなことはしないんでしょうか。
△榎本学務課長 他校に回すというのは、量的なところでどうかなという気がしますが、まず、南台小学校では、野菜とか果樹、そういうものも栽培しておりますので、そちらの方で消費できるという状況でございます。
  もう一校の方につきましては、環境部の方とも連携しておりまして、農家の方等に供給しているということを聞いております。
◎鈴木委員長 ほかに質疑・意見ございませんか。田中委員。
○田中委員 この行革特別委員会で議論が始まっていますけれども、行財政改革の一環ということで、小学校の給食調理業務を、残りの7校ですね、直営の。それを民間委託にすることが是か否かという議論ですよね。
  それで、それぞれの会派、各委員の意見がもちろんおありだと思うんですけれども、そのためにどうするかということをここで議論されているんですけれども、ここに副市長さんと教育長さんが出られていますので見解をお聞きしたいんですけれども、市長はとっくにアドバルーンを上げちゃったんですよね。21年に1校委託ですか。22年に2校だったと思うんですけれども、委託をするという方向性を前回明らかにして、それは施政方針説明だったかな。それから、きょうの午前中の委員会でも、そういう表明があったんですけれども、そうしますと、何か委員会の議論というのは、一体全体どうなってしまうのかなという感想を持っているんですよ。
  ですから、市の側としては、仮にこの委員会の結論が民間委託すべし、あるいは、逆に直営を残すべしという結論が出された場合は、そういう出された方向について、例えば、民間委託ではなくて直営で進めるべしという結論が出た場合は、市長を初め、副市長、教育長、そういう立場で議会の意向を尊重していただけるのかどうなのか。まだこれ、わかりませんよ、ただ私のそういう思いなんですけれども。その辺、何か先行してしまっているという感じがするんですけれども、その辺どう受けとめて、今、市のトップの中ではどうお話になっているのか伺いたいと思うんですよ。
△金子副市長 今、先生からのお話がございましたけれども、我々、今、この委託の問題を、財政の問題もありますし、それから、これから行財政改革の中で、一つの効率的な事業執行というもの、そして住民の方のサービスを低下しないようなやり方で何とか実施していこうと考えて今回の委託の問題を考えているわけでございます。
  議会としての御意向はどうなるのかわかりませんけれども、私どもとしては、今の状況の中で説明しているものが理解されるのではないかなと考えております。
△森教育長 一応、市長から、そういう民間委託という方向性が出されたわけでして、基本的にはそういう方向で考えていかざるを得ないのかなと思っておりますけれども、そういう中にあっても、この委員会の中でいろいろな意見を聞く中で、こういう部分についてはこうすべきだということがあれば、ある程度は踏まえていく必要もあるのかなとは思っております。
○田中委員 そうしますと、流れとしては民間委託という形で、その委託の中で、いろいろ我々が意見を述べたことが取り入れられて、若干手直しされる部分があるのかどうかもわからないけれども、基本的には、そういう方向性に行くという形になりますと、よく二元代表制とか何とか、よく言いますよね。特に、最近、地方分権が云々かんかんとか、そういう意見を大事にしていこうではないか、それでお互いに詰めて、お互いに議論していくのではないかというのがあるわけですよ。
  だから、私たちも栗山町に視察に行きましたけれども、町の考え方と議会の考え方、それが議論されて、それで一本化して、それで町の方々に当たっていくという方向が示されて、地方分権のあり方としてはすばらしいものだなとなったんですけれども、そうではなくて、今、市長の方向を出して、それが財政が厳しいんだからやむを得ないんだということで突っ走るという形になると、何かいろいろとぎくしゃくしてしまって、市長の言うことは絶対になってしまうんだよね。
  今、あちこちで民間委託という、今、現業の部分を中心に民間委託化しようという、市長もそういう言明をされていますので、だんだんそういう方向へ行ってしまうのかなという感じがしますけれども、そういうことではなくて、私の方でも前から質疑している、民間委託された場合には、必ず委託契約費が上昇して、そんなにメリットがあるのかなという感じがしていますので、それは私たちも独自に調べていかないと、ここに資料がありますけれども、そういうことを考えると、もっともっと白紙に戻して、もっと真剣に考えていく必要があるのではないかなと思うんですけれども、何かここに本来、市長が来られて、お話するのかなと思ったんですけれども、何か事情があって来れない、日程ですか。ですから、本当の意味で話し合いができないんですけれども、そういう点では真剣な議論になっていないのではないかなと思うんです。自分の考え方はこうだという形で、押しつけると言ったら失礼ですけれども。
  だから、そういう点では白紙に戻して、この委員会の中で、それこそ議論を闘わすということはどうなんでしょうか。ぜひそうしてもらいたいと思いますけれども、いかがでしょうか。今、副市長と教育長はそれを聞いて、はい、わかりましたというわけにはいかないかもしれないけれども、その辺の理事者会のお話し合いとかを求めたいと思いますけれども。
△金子副市長 これは議会と理事者側のいろいろなあり方論を先生はおっしゃっているんだと思います。ある意味でいうと、理事者である一つの方針を出し、それについて議会の方からチェックをし、それについての批判をちょうだいするという両者の意見交換の中に民主主義があるのではないのかなと私は思っております。常にそれを白紙に戻さなければいけないというものではないと思います。
◎鈴木委員長 ほかに質疑ございませんか。島崎委員。
○島崎委員 先ほどから、矢野委員からの前回の質疑でしたか、組合の方の、どのように継続をしたいという主張、継続というか、これ以上民間委託をしたくない理由はどうだというのに対しまして、明確な御答弁がなかったような気がするんですが、その中に、栄養士さんを初めとした現場の方の声というのは、今まで出てきたんでしょうか。
  といいますのも、先ほど山川委員の方から、きょうの視察の感想・意見を述べられておりました。委員たち、みんな同じ場所で聞いていたわけですけれども、校長先生の方は、大きい違いはないがという御意見でした。ただし、調理員さんが市の職員ではないために、コミュニケーションをとることに努力しなければならないという御指摘でした。
  それと、栄養士さんの方は、やはり指示書の課題が、指示書でやりとりをしなければならないというところの神経の使い方と言ったらいいんでしょうか、コミュニケーションのとり方と言ったらいいんでしょうか。そのことに課題があるように受け取れました。
  そこで、現在、8校が委託化されているわけです。そういった中で、現場の声として、組合とのやりとりなどのときに、栄養士さんの声、それから、調理員さんからの声というのは、どのように聞き取ってきたのかということをお伺いしたいと思います。
△石橋総務部長 団交の中でという理解の仕方で答弁させていただきますけれども、組合の発言者は役員でございますので、当然、役員は現場の意見を吸い上げで発言しているものだと理解しております。
○島崎委員 団交のことはわかりました。
  職場の配置、異動の希望とか、健康管理とか、そういうところでの職員からの声は上がってきていないのでしょうか。
△榎本学務課長 異動につきましては、直営とか民営ということについては、栄養士の方からも上がってきてはおりません。ただ、先ほど委員もおっしゃったように、直営と民営委託のところでは、若干かかわり方が違うわけですので、新人ではできないというところがありまして、一定、研修を、今のところは直営がありますので、そこで経験を積んだ者が民託の方に行くという形はとらせていただいています。
○島崎委員 きょうは、ベテランの栄養士さんからの経験というか、御意見をお伺いしたわけですが、そして委託の経験が昨年4月からで、ちょうど1年になるというところでしたので、そのことがクリアできるのかどうか、指示書のやり方ですね。そこら辺をもう少し検証する必要はあるのかなとも感じられたので、できれば、もう既に久米川小学校が一番最初でしたか、そちらの方では、栄養士さんの方はどのような経験を持って、超えられるのかどうかとか、そういったことをお聞きしたいなと考えます。今後、そのことは調べていただくことはできますか。
△榎本学務課長 そこについては、いろいろな場面でヒアリング等もやる機会がございますが、それについて直接聞いたということはございませんが、そういう視点で確認をするということはできると思います。
○島崎委員 ぜひ、次回に向けてよろしくお願いしたいと思います。
◎鈴木委員長 ほかに質疑ございませんか。大塚委員。
○大塚委員 市長がお帰りになってしまっているので、どなたに聞いていいやらと思うんですが、栄養士に関することです。きょう、直接、栄養士さんとお話することができまして、各校できめ細かなメニューをつくっていること、また、従来ある食材選定基準もさらに充実させたいというお話も帰り際に聞くことができました。さらに安全な給食を目指す、国産のものを使っていきたいという思いをきちんと、直営のすべて15校に、小学校の場合、入っている栄養士さんですから、私はそこをすごく信頼したいと、きょう改めて思ったところです。
  ただ、この間の一般質問で今回のこの給食のことを取り上げても、やはり行財政改革の面からスポットが当たっている委員会ですので、本来は、子供の安全な昼の食を担う場としての、教育の一環としての給食に、質の確保、安全の確保の点から一般質問させていただいた次第です。
  そこで、誇れる学校給食を私たちの市ではやっているけれども、それは15校にきちんと配置されている直営の栄養士さんがいるということがとても大きいのではないか、それを今後もぶれさせないか、これは譲れないものとして考えていらっしゃるかと見解を求めたときに、栄養士さんへの評価はとても高かった、認識はよかったんですけれども、最後に、行財政改革の一環としてということだと思うんですが、聖域は考えていない、退職不補充と、私は随分早目に地雷を踏んでしまったなと思ったんですけれども、やはり一つの安全の確保は、食材選定基準に沿って直営の栄養士さんが、直営校でも民間委託校でも差がなく、きちんと仕事をしていらっしゃって、すごく思いを持って、キャリアのある方がきちんと指示書でもつなげていっているというのはあるんですけれども、そこも不確かなんだということをこの間伺ったときに、私はかなり愕然といたしまして、きょう市長がお見えになったらそこの話を、そこまで方針、方向が決まっているかと思うと、今、市長いらっしゃらないので、どなたもこれはお答えされにくいことだと思うんですが、それは理事者の間で、さらに内部で、そのお話までされていらっしゃるのでしょうか。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後2時20分休憩

午後2時20分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  副市長。
△金子副市長 栄養士の皆さんの配置についてでございますけれども、基本的に、食育で栄養士の方に直営の栄養士が指示を出す、この部分については、基本的な考え方にぶれはございません。
  ただ、どういう配置基準にするのか、これについては今後検討すべき課題と考えております。
○大塚委員 確認ですけれども、直営の栄養士で指示をする、メニューをつくる、今までの教育の一環ではやるけれども、配置基準は検討の余地ありということですよね。
  つまり、いろいろな考え方があるんでしょうけれども、3校に1人にしようとか、15校に1人にしようとか、配置基準ですから、あらゆる幅を想定して考えられるということでしょうか。
△金子副市長 15校に1人という極端な話はともかくとして、実際に仕事ができるボリュームで考えたときに、どういう配置基準にするかということを検討するということでございます。
◎鈴木委員長 休憩します。
午後2時22分休憩

午後2時28分再開
◎鈴木委員長 再開します。
  ほかに質疑ございませんか。大塚委員。
○大塚委員 すごく基本的なことなんですが、今まで余り聞いたことがなかった。
  委託をされているところでも直営でも、食材を買うお金の入りと出なんですけれども、きょう、ちょうど富士見小に伺ったときに、集金ボックスなるものを初めて見まして、そこに子供さんが集金袋を入れて、徴収率抜群と伺っているんですが、食材はそこから買うんですよね。
  それで、この委託の契約金額というのは、1,400万円から2,000万円まですごく幅があるわけですけれども、これで使われるお金は、以前聞いた、使われる内容は、業務費、消耗品費、人件費、備品、光熱水費は市と、メモを自分で書いているんですけれども、民託でも直営校でも、食材を買うお金とその出と入りはどのように公表されるのか、そのあたりを教えてください。
△榎本学務課長 食材費につきましては、保護者の負担金ということで全部食材に使っております。ですから、民営も直営校も全く変わりはございません。年度の集計会計報告につきましては、学校側の方から保護者の方に全部、ペーパーでお知らせをしております。
◎鈴木委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎鈴木委員長 ないようですので、次に進みます。
  以上で、行財政改革調査特別委員会を閉会いたします。
午後2時30分閉会

東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。

行財政改革調査特別委員長  鈴  木  忠  文






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長

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電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)  ファックス:042-397-9436
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