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第3回 平成20年5月16日(環境建設委員会)

更新日:2011年2月15日

環境建設委員会記録(第3回)

1.日   時  平成20年5月16日(金) 午後3時5分~午後3時55分


1.場   所  東村山市役所第2委員会室


1.出席委員  ◎奥谷浩一    ○清沢謙治    朝木直子    伊藤真一    加藤正俊
         鈴木忠文各委員


1.欠席委員   なし


1.出席説明員  西川文政環境部長   小嶋博司都市整備部長   田中元昭環境部次長
         須崎一朗都市整備部次長   三上辰己都市整備部次長   新井至郎管理課長
         寺島修都市計画課長   森澤章行都市整備部主幹   中村周司道路・交通課長
         島﨑政一道路補修課長   小林徹下水道課長


1.事務局員   田中憲太次長    三島洋主任    白井優子主事



1.議   題  1.所管事務調査事項 コミュニティバス事業について


午後3時5分開会
◎奥谷委員長 ただいまより、環境建設委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎奥谷委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎奥谷委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
  次に進みます。
  休憩します。
午後3時6分休憩

午後3時7分再開
◎奥谷委員長 再開いたします。
  審査に入る前に委員に申し上げます。携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み、並びに使用は禁止をいたしますので、御承知おき願います。なお、携帯電話をお持ちの方は、必ず電源をお切りください。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕所管事務調査事項 コミュニティバス事業について
◎奥谷委員長 所管事務調査事項、コミュニティバス事業についてを議題といたします。
  初めに、所管から配付した資料について説明がありましたら、よろしくお願いします。道路・交通課長。
△中村道路・交通課長 本日、配付させていただきました資料につきましては、A4縦のコミュニティバス事業についての運行実績表1部でございます。
  説明させていただきます。
  まず、これまでの経過でございますが、平成15年1月21日に、東村山駅東口から多摩北部医療センターを経由しまして、新秋津駅までの区間で運行が開始され、ことしで5年3カ月が経過いたしました。
  また、本年2月17日には、市内で最も交通が不便な地域であるとされました久米川町に、久米川循環、並びに当市北西部にあります医療施設や北山公園等のアクセスとして、諏訪町循環が運行開始されました。
  次に、運行実績でございますが、本日配付させていただきました資料に基づいて説明させていただきます。
  まず、(1)久米川町循環、諏訪町循環でございますが、本年2月に運行開始いたしました新規路線の久米川町循環と諏訪町循環ですが、運行開始月の2月の乗車数は、13日間の運行で、久米川町循環が903人、1日当たり69人。諏訪町循環で834人、1日当たり64人。合わせまして133人となっております。次に、3月と4月の実績でございますが、久米川町循環の3月は2,585人、1日当たり83人。前月に比べまして20.3%の増。4月は2,969人、1日当たり99人。前月比19.3%の増となっております。次に、諏訪町循環は3月が2,801人、1日当たり90人。前月比40.6%の増。合わせまして173人。4月は3,180人、1日当たり106人。前月に対しまして、17.8%の増。合わせまして205人でございます。
  次に、今年度で7年目を迎えました東村山駅東口新秋津駅路線と同駅東口から多摩北部医療センターまでの2路線の実績でございますが、まず、多摩北部医療センター経由新秋津駅までの路線でございますが、運行開始以来7年間、1,864日の運行に対しまして、133万5,254人の乗客数がありました。1日当たりの平均乗客数は716人となっております。平成14年度の運行開始以来、翌年の平成15年度には18%という、7年間で最も高い乗客数の増加率を示し、その後、前年度に対しまして、1%から4%の増加傾向を示しております。
  次に、同駅東口から多摩北部医療センターまでの路線でございますが、運行開始以来81万3,690人の乗客数がありました。1日当たりの平均乗客数は437人となっております。これらの路線につきましても、運行開始の翌年であります平成15年度では、前年度に対しまして、最高値の25%の増加率を示しております。その後、2%から10%の増加率の推移を示しております。また、平成19年度の乗客数の増加率は、2路線ともマイナス3%と、運行開始以来初めてのマイナスの値を示すようになりました。マイナス要因といたしましては、先ほど報告させていただきました、久米川町循環の運行開始や天候等の影響によるものと思われますが、現在、分析・検証中でございます。
  以上、簡単ではございますが、実績報告とさせていただきます。
◎奥谷委員長 各委員からの質疑・意見等に入ります。
  質疑・御意見等ございませんか。朝木委員。
○朝木委員 お伺いしたい点なのですが、まず諏訪町、久米川町のほうなのですけれど、これ見ますと1日約70人くらいですか。ですと、一人100円とすると70人だと7,000円ですよね、収入が。これ1回走らせるごとに、要するにコストはどのくらいかかっているのですか。聞き方変えると、1日に何人乗ってそのコストになるのか。
△中村道路・交通課長 ただいまの御質疑でございますが、当初、この路線では、合わせまして1日約300人強、約340人ほどを見込んでおりました。4月の実績を見ていただきたいと思いますが、合わせまして205人という形になっております。340人のうち回数券利用者が40人ぐらいということになりますと、現金の利用乗客数は300人ということで、今205人ということで、予定の300人から200人ちょっとの利用数がある。将来的には350人から400人程度が当初見込まれていた予定乗客数ということでございます。
◎奥谷委員長 1日何人であればペイができるかっていう質疑があったんですけど、それについては。
△須崎都市整備部次長 今回、20年度の予算ベースの計算したものにつきましては、総事業費として約2,490万。それで運賃収入と回数券の収入で約1,193万。それでこの諏訪町循環と久米川町循環の補助額、市の持ち出し額が約1,296万。このような形で見込んでおります。
○朝木委員 要するに、何が聞きたいかというと、当初の見込みよりも少ないと思うのですね、この乗客が。そうすると、赤字の状況というか、この人数というか収入というか乗客数が見込みよりも少ないということで、1日でも月でも、どのくらいの赤字になっていくのかという聞き方をすればわかりやすいでしょうか。
◎奥谷委員長 休憩します。
午後3時17分休憩

午後3時19分再開
◎奥谷委員長 再開します。
  都市整備部次長。
△須崎都市整備部次長 当初、先ほど申しましたとおり、1日348人。平たくしますと348人の運賃収入ということで、これには実は、回数券収入を含んでおります。したがいまして、人数としては300人強と見込んでおりました。それが、4月の実績でいいますと205人乗っておりますので、約1日につき100人、予算要求時の人数に達していないということで、1日当たり1万円の見込み減ということになります。
○朝木委員 もともとのこの348人という、これは算定根拠というか、どういうふうな数字なのですか。この見込みの人数は。
△須崎都市整備部次長 実は、諏訪町循環の病院、2病院がございまして、これの利用客をある程度見込めるということで、これが約7割ぐらい見込めるということで算定いたしました結果の348人という数字なのですけれども、それを出させていただきました。
○朝木委員 そうすると、100人減というのは、主に病院のほうの利用客が見込めなかったということですか。
△須崎都市整備部次長 病院の送迎者の減ということでとらえております、現時点では。
○朝木委員 要するに、病院の送迎車が廃止するという前提での計算だったのですか。白十字と山手病院の送迎車が廃止になるというふうな想定だったわけですか。
△須崎都市整備部次長 当初の人数は、廃止を見込んだ人数で計上いたしました。
◎奥谷委員長 ほかに質疑・御意見等ございませんか。伊藤委員。
○伊藤委員 今、朝木委員が質疑された内容に関連してお尋ねしたいんですが、諏訪町循環に関しては、従来から病院の送迎ということが一つの目玉だったと思うんですけど、これについては、病院側の送迎車の廃止か否かという問題も含めて、今、病院側との交渉といいますか、そのあたりの状況について詳しく教えていただければと思います。
  それからもう一つお尋ねしたいんですが、合わせて。西口再開発完成後は、これは、例えば、病院とは直接関係ありませんけれども、ルートが当初の予定に戻るといいますか、当初の予定を走ることになって、売り上げに寄与するということは考えられるのでしょうか。
  この2点をお尋ねします。
△中村道路・交通課長 まず、病院との課題でございますが、今現在、病院の無料送迎車ということでやっていますが、将来的には今、白十字病院の玄関先の屋根が今当たってまして、バスがそこまで行けないということで、将来的にはそこが改修されれば、白十字病院のほうの送迎もやめるような状況であります。じゃ山手病院はどうかということになりますと、白十字は無料の送迎をやっていて、山手病院だけ廃止しちゃってコミュニティバスが行くようになりますと、患者さんが100円払って病院行くのと、無料のほうという対応の問題がありますので、将来的には山手病院と白十字病院が、同時期に送迎が廃止されるような形で、将来、病院の送迎車が廃止されるのではないかということと思われます。
  それから、西口再開発の関係につきましては、現在、当初の路線と違いまして、臨時の路線ということで、本来なら西口にバスが入るのですが、東口に入っております。西口の駅前広場が整備されました段階では、直接乗り入れることができますので、当初予定していましたバス路線をまた使うような形になると思います。
△小嶋都市整備部長 ちょっと補足させてください。基本的には、両病院の送迎バス廃止ということありきで、ずっと計画してまいりました。当初、両病院とも「廃止します」という御返事をいただきました。ただ、今、道路・交通課長が申し上げたとおり、白十字病院については、御案内のとおり、坂を上がって、先まで行かないといけない。ところが、バスがそこに当たってしまうので、上まで行けないという事情が、その後、課題となりまして、基本的には病院のほうに、今現在、何とかバスがそこに入れるように直してほしいという要請を、強力に、いろいろな関係者含めてお願いをしております。ある人を介して、その補修工事の見積書を参考に病院側へ届けたり、そんなようなことをして、一刻も早くそこの改修工事を急いでいただくということが、今一番課題になっておりますので、それに向けてさらに強くお願いをし、交渉させていただきたい。病院側は、市のほうで改修費の負担だとか、そのようなことも若干言われておりますけども、それはできないので、病院側でやってほしい。山手については、当初からオーケーでございましたので、山手だけでもお願いできますかということを率直にお話をしました。ところが、近くに病院が2つあって、片や送迎バスあり、片やなしでは、病院の経営上の問題があるので、山手のほうも廃止を、今の段階ではできない。したがいまして、白十字病院の屋根の改修を急いでお願いして、その結果で利用者増を図っていきたいと考えております。
  それから、バスの利用実態というのは、運行当初からこの表であるとおり、毎月伸びてますよね。平準化するのは、ほぼ1年ぐらいかかるのかなというふうに考えるのです。ですから、もう少し期間過ぎますと、実績の数字がもう少し上がってくるのかな。先ほど来からの質疑でお答えしますと、単純計算でペイするには幾らっていう話になると、660人ぐらい乗らないとペイなりませんので、単純にですよ、この2路線で。それが予算見込み上で350人弱、それで1,290万、市のほうの持ち出し負担金が。ですから、病院のその交渉を詰めていただく。それから一刻も早く西口再開発を完成することによって、本来のルートになるわけですから、そこのルートを通れば、当然、今、府中街道を回って通っているわけですよ。そうしますと、利用者のニーズという点では、やはり化成小学校通り、市道238を通るということが、最大ベストですので、再開発が完了後、速やかに路線変更して、本来ルートにすることによって、諏訪町循環はさらに利用者がふえると考えておりますので、しばらく病院の関係のことと、それから再開発の完了のこと。これら合わせますと、やはり2年程度、推移を見ながら進めていきたい。収入は利用者収入だけではなくて、広告収入等もございますものですから、それらは積極的にやりまして、できるだけ市の予算の補てん額が20年度守られるように、さらに今年度も努力を続けてまいりたいと考えています。
○伊藤委員 わかりました。諏訪町循環につきましては、今後のビジョンも含めて、よく理解をいたしました。もう一方の久米川町循環についてお尋ねしたいのですが、その前に、新秋津路線に関しては、ここに示されているとおり、単純に1日の便数で割り算しても、乗客数は非常に効率のいい運行が今まで実績として上がってきているのじゃないかと思うのですが、この新秋津への路線に関しては、大きな病院というのがありますし、またシャトルという、駅と駅をつないでいるという、非常に有利な環境があると思います。また、先ほど諏訪町循環については、将来的には、西口再開発の駅前広場が完成をして、なおかつ病院の先ほど来の問題が解消すれば、利用実績がさらに上がるということが見込まれると思うのですが、久米川町循環に関しては、大きな目玉となるような、そこをこのバスを使わなければ行けないというふうな、そういう目玉となるような施設が見当たらないように感じるのですね。そこも、所管としても悩まれているところかと思うのですが、今後、この問題についてどのような解決策というか、さらに運賃収入を上げていくための具体策を持っておられれば、お話を伺いたいと思います。
△須崎都市整備部次長 久米川町循環につきましては、実は、市内の有数の企業地帯でございまして、多くの企業がございます。あと、自動車教習所もございますので、一応、これらの利用者を久米川町循環に充てることができないか、この辺を企業と調整していきたいと考えております。
◎奥谷委員長 他に質疑・御意見等ございませんか。清沢委員。
○清沢委員 私のほうから、諏訪町循環についてお聞きしたいことがあるのですけれども、先ほど部長の話でも、現在、東口発着となっているものを、1日も早く西口発着に直していきたいということでした。私も全くそのとおりだと思っておりまして、大踏切の問題ですとか、府中街道の渋滞の問題ですとか、そういったことを解消していくためにも、やはり1日も早く西口発着にしていただけたらと思っております。その点、再開発とはまた別に。
  その点で、ここからが質疑なのですけれども、現在というか、5月1日から仮設の駅前広場が西口で運用開始されましたね。それに伴って、西武バスが既に仮設の駅前広場を使って、バス停が設置されております。そうしますと、この諏訪町循環につきましても、もう少し配置を工夫して、今すぐにでも西口発着ということにはできないのかどうかということを、この辺の検討はされたのでしょうか。
△小嶋都市整備部長 基本的には、今、西武バスのターンテーブルの撤去工事をやっております。当初の段階から、東口発着じゃなくて、そのターンテーブルの撤去等をにらみながら、あるいはそのまま存置していただくというようなことを十分検討しました。5月1日から半分だけ、今、駅広が供用開始されておりますけれども、暫定系で。そこの部分でも、当初から暫定の中での利用も考えたのですけども、絶対キャパが半分ですから、基本的に。今あるタクシー、あるいは、既存の西武バスの入るのも目いっぱいということで、そちらについては、結果的に当初の段階で検討した結果、当初段階から断念せざるを得なかった。西武バスに対しましても、そのターンテーブルの利用については、強く要望してまいりましたけれども、いろいろな規制関係等ございまして、暫定的な西口発着の点については、警視庁の協議を踏まえて、そこがあれだけの交通量のある中で、暫定は無理だろうということで、やむなく東口発着になってスタートしたということで、研究については、いろいろな角度から警視庁の本庁の規制を含めて、西口の暫定の発着についても、議論・検討してきたということが事実であります。
○清沢委員 確かに今、仮設の駅前広場。広さが半分ですから、タクシーなどもいっぱいいっぱいな状況だというのはわかりますけれども、バス停については、西武のバス停と、それと並行して一般車の駐車場というのが設定されておりますよね。一般車とグリーンバスは大きさが多少違いますけれども、一般車の停車場を1台分確保したからといって、それほど目立った効果があるのかなということもありますし、それよりもむしろ、もう少し何とか工夫して、一般車の部分をグリーンバスの発着所にできなかったものかなというふうに考えるのですけれども、その辺は難しかったのでしょうかね。
△小嶋都市整備部長 基本的にコースの最大の許認可権があるのは警視庁なんです。一般車の部分の今の問いでございますけれども、その場所にグリーンバスがどうかということも協議してまいりましたけれども、やはり暫定系であるし、もう少し広くとらなければいけないということで、警視庁の同意が得られなかったこと。それから、もう一つは西武バスが既存路線を、あそこを発着点に走っていますよね。その部分で、2社の了解を取り付けることが難しかったというのが経過でございます。
◎奥谷委員長 ほかに質疑・御意見等ございませんか。朝木委員。
○朝木委員 さっき伊藤委員のほうからの質疑で、関連なのですが、病院の件です、諏訪町の。病院のバスの廃止が予定されているという話だったのですが、コミュニティバスの収入という意味ではいいのですが、ただやはり、利用者の立場から考えますと、今無料ですよね、白十字も山手病院も。これが1回100円になるわけで、本来、このコミュニティバスというのは、便利に市民の方の利便を考えて、利益目的ではなくて運行するという目的という意味では、通院される方にとっては不便になるわけですよね。有料化になるわけですよ。そのあたりが、例えば山手病院にしても白十字病院にしても、バスを廃止することによって、コストが削減されるわけですよね。その分を例えば駐車券方式にして、例えば診察受けた人には乗車券を渡すみたいな。その辺は確かに病院の問題、病院と利用者の問題ではあるかもしれないのですが、ただし、市としてもそのあたりは配慮を前提として協議ということにはなっていないのですか、今、現段階で。
△須崎都市整備部次長 2病院と協議した経過の中で、病院のほうからは費用がかかることについて、再三話がありました。今までおっしゃるとおり、無料なのが往復200円かかるという話になるわけですよね。その200円の方法について、病院の中で検討していただきたいということで、市のほうは調整をしてきた経過でございます。病院の中で、今、患者さんについての補てん方式等を構築していただきたいということをベースに協議してまいりました。
○朝木委員 そうすると、山手病院、白十字病院とも何らかの、そういう患者さんに対する配慮というか補てんの方法というのは、両病院とも、それが廃止とセットで予定されているということですか。
△須崎都市整備部次長 そのような検討を2病院ともしておりました。ただ、最終的に病院の送迎を廃止しないということになりましたので、最終結論は、うちのほうには入っておりません。
○朝木委員 わかりました。じゃ今後また廃止する方向に進んだときには、ぜひ本来の目的と全く逆の方向にいってしまう可能性がありますので、利用者にとっては。ぜひその辺は協議の中で、そういう意見があったということを伝えていただきたいと思います。
◎奥谷委員長 ほかに質疑・御意見等は。加藤委員。
○加藤委員 病院へ行く所要時間ですね。バスを利用した場合と、送迎バスでやった場合とどのぐらい違うのですかね。
△須崎都市整備部次長 病院に行くのはほぼ同じコースを通っております。それで、今一番課題となっておりますのは、やはり大踏切の通過でございます。そして、大踏切を通過して、ほぼ同じコースでいきますので、行く時間としてはほぼ同じというように考えております。帰りにつきましては、バスのほうが遅くなりますけれども、どのぐらい遅くなるかということについては、やはり時間帯と込みぐあいによって、大分、差が出ているという状況でございます。
○加藤委員 回数はどうでしょうね。病院の送迎バスとバスの回数で。
△須崎都市整備部次長 病院の送迎バスは約20分間隔で、一番多いときは約20分間隔で出ております。バスのほうは、御存じのように、今1日諏訪町循環につきましては、12便ということになっております。
◎奥谷委員長 単位をそろえておっしゃっていただけますか。
△須崎都市整備部次長 諏訪町循環は、平日・土日も同じなのですけれども、朝の始発が7時35分が駅発でございます。次の時間は8時25分。この間50分の差があります。その次が9時15分。その次が10時。大体、45分から50分。朝のうちは45分から50分間隔というようになっております。
◎奥谷委員長 ほかに質疑・御意見等ございませんか。伊藤委員。
○伊藤委員 関連してお尋ねしたいのですが、先ほど私、質疑したときに、将来的には病院を一つの核として、諏訪町循環、さらに乗客数をということを考えていくわけですけれども、今の病院の自家用車の送迎と比較した場合、便数がこのままではすごく不便で、病院に行くために、例えば市の外から来られた方とか患者さんとかにとってみると、料金もさることながら、便数が物すごく少ない感じになってしまうおそれがあると思うのですが、その点に関しては、もし先ほどの屋根の問題がクリアできた場合、便数をふやさざるを得ない状況にもなるんじゃないかと思うのですけど、またこれはコスト増にもはね返るおそれがありますが、この点はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
△須崎都市整備部次長 当初、市のほうで考えておりましたのは、2路線を2台のバスで実施するという中身で、実は当初考えていたのは、約1.5対0.5。諏訪町循環のほうにウェートを置いて、その辺、送迎を廃止したときの利用者が、そのキャパを保てるような配分を予定しておりました。しかし、その廃止ができなくなりましたので、同等の配分に変えたという経過でございます。逆に、今、2台でやるということになりますと、久米川町循環の本数を減らす方法しかございません。あとはバスをもう1台購入して、諏訪町循環に充てる、このような方法が考えられます。
◎奥谷委員長 ほかに。鈴木委員。
○鈴木委員 今、大体、ほとんど皆さん質疑されたのであれなのですけど、全体的に多摩北部医療センター、新秋津間。これ当初の予想より多い乗車率にずっと経緯してきましたよね。この結果というか背景というのは、やはりルートに公共機関が、例えば税務署があったり市役所があったり図書館があったり、またスポーツセンターがあって病院があって。ルート的に公共施設を結んでいるというところに大きな、私はポイントがあると思うのですよね。また、学校があったりと。それで、今回の久米川町と諏訪町というところを検証してみると、公共というのは、例えば諏訪町ルートだとほとんど病院しかないわけですね。この病院の話というのは非常にネックだったと思いますよ。ただ、20年度の予算組むときに、一定程度の試算をして組んで、収入も1,190万くらい見込みました、それから補助金も1,296万くらいでやりましょうということをやったけど、先ほど部長が「1年か2年ならしてみないとなかなかわからない」ということをおっしゃってました。それは確かだと思うのです。確かだけど、予算上から言ってみたら、このままでいくと、多分このままの状況でいくと、単純計算で1日1万円だとしたって、360万ぐらいの予算に穴が開くわけですよ。負担がふえてくる。だから、それを早急にどうしたらいいかということで、各委員が病院への対応だとか、便の増発だとか、そういうものをおっしゃっていたと思うのですよね。
  ここのところはまずひとつ、そういうところを指摘はさせていただいた中で、先ほど久米川ルートだと、例えば企業があるとか自動車学校があるとかって言ってますけど、今、企業はみんな自前のバスを持っている。自動車学校だって自前のバス持っているのですね。そこの見通しはどうだったのかということ。それから、今、病院の話をしている。私も朝木委員が先ほどおっしゃったように、病院も今、バスを持っているということは、それなりの経費をかけているわけですよ。その経費と、また回数券みたいなものを導入したときとの比較をしたら、どっちが病院にとってはメリットがあるのかとか、そういうところをいま一度病院側と詰めたほうがよろしいのかなと思います。それと、患者さんの話だけされているけど、あそこの2つの病院に働く人たちの数というのは膨大な数なのですよね。その人たち職員ですから、その人たちがバスを利用できる方法というのは、私はやっぱり考えたほうがいいと思う。山手通りを朝から夕方まで走って歩いてみてても、あそこに勤める看護師だって時間でいろいろと変わるわけですけど、朝と夕方は結構な通勤の方が歩いているわけですよ。そういうところをいま一度検証されてみたらいいのかなと思うのですが、大体、先ほどの委員の議論で答えは出尽くしていると思いますけど、改めてその辺はどうお考えなのか、もう一度確認をさせていただきたいなと思うのですけど。
△小嶋都市整備部長 基本的には、予算は予算としてあるわけでございますから、先ほど答弁させていただきましたとおり、できるだけ既定予算の中で努力していくということが基本的なスタンスであります。それには、一刻も早く白十字病院の話を理解いただいて、その辺の、あかないような手だてをすることが、今年度の予算を乗り切る方法である。それから御指摘いただいた病院の職員の皆さんの利用のあり方についても、両病院とさらに構造的な問題含めて、答えを早く出せるようにすることが、今一番肝心かなと思っております。それから、企業のほうの関係は御指摘のとおりで、それぞれ企業の送迎バスを持ってます。ただ、企業の場合は特に時間が、フレックスタイムも多分ないのでしょうし、一どきに大量の職員ということになりますら、折衝としては、隘路があると思いますけれども、では担う部分についてどういうことが考えられるのかということについては、真摯に企業側とその辺の、利用率アップに向けた企業の協力がどの程度得られるか、その辺については協議をしてまいりたい。今までも若干協議をしてきたけれども、申し上げたとおりの状況ですので、さらに協議をしていきたいと考えています。
◎奥谷委員長 ほかに質疑・御意見等ございませんか。伊藤委員。
○伊藤委員 最後に一つお尋ねしたいのですが、将来的なことなのですけれども、この4月、銀河鉄道が銀鉄青葉・恩多町線を開設いたしました。そういうこともありまして、これは市内全域の交通不便地域の解消にとっては、そういう考え方にとっては、大きな追い風になるプロジェクトだと思いますが、今後、中期的、あるいは長期的に、市内の交通不便地域の解消のために、市長もこれには、いわゆるマニフェストで取り組むということは、市長就任のときにも触れておられたと思うのですけれども、どのようなことを展望されているかお聞きしたいと思います。
  コミュニティバスについて、将来的に市でやる事業ということに限って、今、具体的に進んでいる、将来的な構想があればお聞きできればと思います。
△小嶋都市整備部長 大変難しい質疑なのですけれども、基本的には、市長のマニフェストを含めて、それから実施計画等で一定の市のサジェスチョンはさせていただいておりますけれども、負担が両路線で多分4,000万くらいになるのですかね。その部分が恒久的に続くバス事業が、全市的に市民の皆さんから了解が得られるかどうかということは、一つ大きなポイントになるのだろうと思うのですね。そういうことを踏まえながら、できれば民間の、それぞれの企業の皆様が独自に新たな路線を開発していただいて、民間でできるものは、できるだけ民間でやっていただくほうが、行政としてはいいのかなと考えておりますが、それらと、不便地域の解消があるものですから、そういう新規の路線の開発の状況と、これからのさらに新規路線の民間の増発等の計画等をにらみながら、全市的な負担のことも十分検討しながら、将来的なバス事業の路線を展開していきたい、このように考えています。
◎奥谷委員長 ほかに質疑・御意見等ありませんか。加藤委員。
○加藤委員 今、灯油高、ガソリンが今、上がってきますね。そうすると今、100円がどのくらいもつのかなとか考えるのですけど、その点どのようにお考えでしょうか。
△須崎都市整備部次長 燃料が大分上がっております。実は、まだ軽油価格は走り始めた直後で把握しておりませんが、圧縮天然ガスのほうは、当初、1立方メートルあたり63円という単価でした。それが、年々上がってまいりまして、ことしの4月からは80円になっております。そして、さらにまだ上がる方向と、このように聞いております。したがいまして、非常に燃料費のコストを占める割合が高くなっておりまして、先行き不安を今感じている状況でございます。
◎奥谷委員長 ほかに。鈴木委員。
○鈴木委員 今、たまたま燃料の話出ましたけど、例えばコミュニティバスというのは、収益上がればそれは一番いいのだけれど、それだけが目的じゃないというところがありますよね。ありますから、一定程度理解を皆さんも示しているのだと思うのですけど、そんな中で全国的に、例えばコミバスを廃食油の油で運行する。いわゆる環境対策として運行するとかということが、最近ちょこちょこと目に入ってくるんですよ。地球環境の温暖化の問題だとか、いろいろな問題含めたときに、こういう事業の中で、全部の路線とは言いませんけど、今後の路線も含めて、そういう検討というのは道路・交通課では検討された経過というのはあるのですか。ガソリン、軽油、そしてガスとありますけど、新たに、いわゆる環境に配慮したものの燃料というものは、検討した経過があるのかどうかだけ。
△須崎都市整備部次長 過去に検討しております。そのときには、非常に環境にも優しい食用油なのですけれども、これを使った燃料ということで、日本のあちこちで今やっているところが多くなっておりますけれども、やはり設備費に相当費用がかかるということと、あとスペースです。土地のスペースとか、そういった問題が課題になっておりまして、あとやはり、大規模、東村山市だけではなくて、できれば近隣市を含めたディーゼル車の対応と現時点では考えておりまして、今後、市内の公共機関だけではなくて、民間事業者なんかともタイアップして、その辺の設備を構築するとか、そういったことで今現在考えておりますので、今後、近隣市なんかともその辺の研究をしていきたい、このように考えております。
◎奥谷委員長 ほかに質疑・御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎奥谷委員長 ないようですので、以上で調査事項を終了いたします。
  次進みます。
  以上で、環境建設委員会を閉会いたします。
午後3時55分閉会

東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。

環境建設委員長  奥  谷  浩  一






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長

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