第5回 平成21年9月9日(環境建設委員会)
更新日:2011年2月15日
環境建設委員会記録(第5回)
1.日 時 平成21年9月9日(水) 午前10時3分~午前10時59分
1.場 所 東村山市役所第2委員会室
1.出席委員 ◎佐藤真和 ○北久保眞道 大塚恵美子 丸山登
山川昌子 保延務各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 渡部尚市長 西川文政資源循環部長 三上辰己都市環境部長
須崎一朗まちづくり担当部長 新井至郎資源循環部次長 田中元昭都市環境部次長
田中建施設課長 中村周司道路・交通課長 森澤章行都市環境部主幹
池谷衛道路・交通課長補佐 中澤恭管理係長
1.事務局員 田中憲太局長心得 礒田順直調査係長 三島洋主任
1.議 題 1.議案第53号 駅前広場内駐車施設の設置及び使用に関する条例の一部を改正する条例
2.議案第56号 東村山市道路線(久米川町1丁目地内)の廃止
3.議案第57号 東村山市道路線(久米川町1丁目地内)の認定
4.閉会中の委員派遣について
5.追加の所管事務調査事項について
午前10時3分開会
◎佐藤委員長 ただいまより、環境建設委員会を開会いたします。
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◎佐藤委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
次に進みます。
休憩します。
午前10時4分休憩
午前10時5分再開
◎佐藤委員長 再開します。
この際、お諮りします。
議案第53号及び56号から57号に対する質疑、討論及び答弁のすべてを合わせた持ち時間については往復時間とし、委員1人40分の範囲で、また、同じ会派が2人いる場合は、2人の往復時間を合わせて80分の範囲で行うことにいたしたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎佐藤委員長 挙手多数と認めます。よって、そのように決しました。
委員の方々に申し上げます。
ただいま決定いたしました質疑、討論等の持ち時間を厳守されるようお願いいたします。
なお、質疑、答弁の方に申し上げます。
質疑、答弁は簡潔にされるよう御協力をお願いいたします。
次に進みます。
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〔議題1〕議案第53号 駅前広場内駐車施設の設置及び使用に関する条例の一部を改正する条例
◎佐藤委員長 議案第53号を議題といたします。
補足説明があればお願いします。都市環境部長。
△三上都市環境部長 補足説明をさせていただきます。
上程されました議案第53号、駅前広場内駐車施設の設置及び使用に関する条例の一部を改正する条例について、補足説明をさせていただきます。
現在、当市の駅前広場内駐車施設は、久米川駅前南口広場、及び東村山駅前東口広場に駐車施設を設置しているところでございますが、久米川駅前北口広場、及び東村山駅前西口広場の完成に伴いまして、駐車施設を増設することから、駅前広場内駐車施設の設置及び使用に関する条例の一部を次のように改正させていただくものでございます。
議案書2ページ目を御参照願います。
第3条表中に、「久米川駅前北口広場」「東村山市栄町1丁目3番地」「7台」及び「東村山駅前西口広場」「東村山市野口町1丁目41番地」「10台」をそれぞれ追記するものでございます。
この条例は、平成21年10月1日から施行を予定しております。ただし、第3条表中の「久米川駅前北口広場」「東村山市栄町1丁目3番地」「7台」の改正規定につきましては、供用開始を予定しております平成22年4月1日からの施行といたしております。
以上、よろしく御審査いただき御可決賜りますようお願い申し上げ、補足説明とさせていただきます。
◎佐藤委員長 補足説明が終わりましたので、質疑に入ります。
議案第53号について、質疑ございませんか。北久保委員。
○北久保委員 5点ほど質疑させていただきます。
まず最初に、駐車能力が久米川駅北口7台、及び東村山駅西口10台となっていますが、どのように決定されたのかお伺いいたします。
△中村道路・交通課長 駐車能力の決定でございますが、久米川駅北口、東村山駅西口ともに、駅前広場計画面積の中でタクシー、及びバス事業者の要望等を加味しながら、可能な限り台数を確保するよう調整し、最終的に警視庁との協議の結果、決定いたしました。
○北久保委員 次にいかせていただきます。
現在、使用者、タクシー会社の内訳をお伺いいたします。
△中村道路・交通課長 現在の使用者の内訳でございますが、事業者別で順不同で説明させていただきます。
まず初めに、三幸交通株式会社が久米川駅南口に1台、それから東村山駅東口に2台、合わせまして3台でございます。それから、東京交通株式会社が久米川駅南口に2台、東村山駅東口に4台、合わせまして6台でございます。それから、西武ハイヤー、久米川駅南口に7台、東村山駅東口2台、合わせて9台でございます。最後に、個人タクシーで、久米川駅南口に1台、東村山駅東口に2台、合わせて3台。合計しますと、久米川駅南口に11台、東村山駅東口に10台、合わせて21台でございます。
○北久保委員 3問目に、久米川駅、東村山駅2カ所以外に、タクシーが駅前広場を利用しているところはないのかお伺いいたします。
△中村道路・交通課長 この2カ所以外にタクシーが駅前を利用している事例でございますが、新秋津駅前と萩山駅前がございます。しかし、駅前広場の所有者が新秋津駅は独立法人の鉄道建設運輸施設整備支援機構、萩山駅前は厚生労働省の敷地となっておりますことから、認可、及び承認につきましては、権原を所有する機関となっております。
○北久保委員 4番目になりますけれども、他市の状況をお伺いいたします。
△中村道路・交通課長 他市の状況でございますが、羽村市が月8,000円、福生市が月6,000円、あきる野市が月2,575円、青梅市が平均で5,117円でございます。羽村市と福生市、あきる野市が駐車施設に関する条例が施行されておりまして、青梅市につきましては行政財産使用料条例により徴収しております。
○北久保委員 質疑が逆になっちゃったかなと思いますけれども、東村山の使用料についてお伺いいたします。
△中村道路・交通課長 現在の月額6,000円の料金は、他市と比較しましても、高い市で8,000円、安い市で約3,000円となっておりますので、当市の6,000円は妥当なものと考えております。
◎佐藤委員長 ほかに質疑ございませんか。山川委員。
○山川委員 議案第53号について、公明党を代表して質疑させていただきます。
1番については、今ほとんど終わりましたので、2番目から質疑させていただきます。
東村山駅西口に対してなんですけれども、広場への乗り入れや客待ちの流れについてお伺いいたします。
△中村道路・交通課長 広場の乗り入りや客待ちの流れにつきましては、空車のタクシーが広場へ進入し、まずタクシープール、待機場所でございますが、そこと乗り場で待機しております。その後、お客様を乗せ、発進後は待機順にタクシーがローテーションして待機するという順になっております。
○山川委員 今、広場へ入ってくるとおっしゃいましたけれども、広場へ入ってくる道についてなんですが、開通できない道路がありますね。あそこは、今後、道路が開通するとまた流れが変わるのではないかなと思いますけれども、その開通できていない道路の対策についてお伺いいたします。
△三上都市環境部長 今お尋ねの件は、多分、東村山駅西口の3・4・9号線と区画道路第1号についてだと思いますが、そういう点に限って説明いたしますと、本会議等でも説明しておりますように、一つの土地に複数の権利が設定されておりますので、現在も月に2回から3回のペースで地権者間の間を調整に行って、早く用地を取得して道路が築造できるよう、また、車の流れも、今、委員おっしゃったように、よりスムーズになると思いますので、そういう意味で一生懸命やっているのでありますが、まだ残念ながら合意を得るには至っておりません。
○山川委員 今の車の東村山駅西口への道路については、何回もいろいろな方が質疑しているので、よく理解しているところなんですけれども、当然、東村山駅西口の広場が開通して、いろいろな車が入ってくるようになると、今使われている狭いところだと渋滞のもとというか、現に今そこを通ってきたんですけれども、1階にできた商店の商品の搬入の車がざっと並んで、片側をすっかりふさぐような形になっていたりして、今後もう少し道路が整理されるまでは、これが続くのかなと思いながら通ってまいりましたので、積極的に、一生懸命やってくださっているのはよくわかりますけれども、今後の開通に向けての御努力をお願いしたいところでございます。
3点目に移ります。
東村山駅東口広場のタクシーの駐車場が、地盤とか路面がタイヤのわだちの形にへこんでしまって、タクシードライバーからの苦情も毎回出て、いろいろ埋めていただいたりしておりますけれども、今回、駐車場築造工事をしていただきました箇所、それぞれの施設の駐車場所が地盤強化されたのかどうかお伺いいたします。
△中村道路・交通課長 まず、東村山駅西口広場につきましては、路盤改良を行いまして、地盤強化に努めております。それから、久米川駅北口広場につきましても、駅前広場内の設計について対応しております。いずれにしましても、わだちにならないような対応をさせていただきたいと考えております。
なお、東村山駅東口広場と久米川駅南口広場につきましては、わだち対策としまして、半たわみ舗装を実施しております。
○山川委員 今、伺った半たわみ舗装というのは、どんな舗装の形なのかわからないので教えてください。
△中村道路・交通課長 一般的には、アスファルト舗装の中に、空隙部分にセメントミルクを注入するという方法なんですが、一般のアスファルト舗装表層材につきましては、密粒といいましてかなり粒の細かいものなんですが、ここで使われているものは開粒といいましてかなり粒が大きく、砂利と砂利の間の空隙部分がかなり大きなものとなっております。その空隙部分にセメントミルクを染み込ませることによって舗装を固化させて強化させている、そういう方法でございます。
○山川委員 今、御説明のありましたそういう舗装を、ほかもやっているから大丈夫ということなんでしょうか。
△中村道路・交通課長 実施例でいきますと、ただいま答弁させていただきました久米川駅南口の駅前広場につきましては、この半たわみ舗装が実施されておりまして、実施時期が平成14年度ということで、5年以上経過しておりますが、現状かなり平坦性が保たれている状況でございましたので、かなり効果はあると思います。
○山川委員 もう一度確認させてください。久米川駅南口はよくわかったんですが、東村山駅東口、最近直しましたね。それが今おっしゃったようなその舗装の方法を使ったから、今後、大丈夫という意味なんだろうと理解しましたけれども、そうすると、ほかのところも同じように車10台、11台と来るわけですけれども、とまっている間の車のわだちのようにへこむのは、今後ないだろうと予測されるような舗装の方法で、しっかりやりましたよということなのか、そこが確認したかったので、お願いいたします。
△中村道路・交通課長 失礼いたしました。東村山駅西口広場につきましては、路盤改良を行いまして、地盤強化に努めております。そういった面でタクシーの待機所等の舗装部分については、強度的にも十分なものと考えております。
○山川委員 先ほどの質疑の中で、もう1点だけ確認したいことがありますので、1番の②の部分でございます。個人タクシーの車両の割り当て数なんですが、東村山駅西口、久米川駅北口については、私が書き漏らしたんでしょうか、なかったように思ったので、確認させてください。
△中村道路・交通課長 東村山駅西口と久米川駅北口につきましては、現在、タクシー協議会のほうで調整中でございます。今月をめどに、各社の割り当て台数を決めていただくということでお願いしております。
○山川委員 前の北久保委員が伺った合計の台数は変わらないけれども、内訳が変わる可能性があるということでしょうか。確認いたします。
△中村道路・交通課長 先ほどの各社の割り当て台数につきましては、現在、既存の久米川駅南口と東村山駅東口でございます。今後、タクシー協議会のほうの割り当て台数につきましては、現在、東村山駅西口と久米川駅北口を協議しておりますので、その部分が各社割り増しという形になるということでございます。
○山川委員 そうすると、さっき一生懸命書きとめたんだけれども、書き写せなかったのかなと思っていた部分が、そうでなくて、久米川駅北口と東村山駅西口については、今協議されているので、今後、協議が終わった段階で発表しますよということなんでしょうか。確認いたします。
△中村道路・交通課長 そのとおりでございます。
◎佐藤委員長 ほかに質疑ございませんか。保延委員。
○保延委員 議案第53号について、前の質疑者で私の質疑通告は出ているので、残った2点だけなんですけれども、現在のタクシーはわかりました。新秋津とか萩山とかというのは、いわば東村山の土地ではないので、関知しないという感じでしょうか。協議とかは何かあるんですか。ちょっと不公平なような気がするんですけれども、そういったことはあるんでしょうか。もし、協議しているとか、そういうことがあったら伺っておきたいと思います。
△中村道路・交通課長 新秋津駅南口の駅前広場に関しましては、鉄建公団と協定書を取り交わしておりまして、その中の駅前広場の占用につきましては、第8条で、許可及び承認という項目で、広場区域内における許可及び承認につきましては、甲が乙に協議の上、甲が行うものとするということで、甲が鉄建公団となっておりますので、鉄建公団が市に協議をして鉄建公団が行うということになっております。
それから、萩山駅南口の駅前広場につきましては、現在、厚生労働省の土地を市がお借りしているということで、そういったことで、タクシー広場とか、そういったものについては対応していないということでございます。
○保延委員 そうすると、新秋津は鉄建公団と協議して、鉄建公団にお任せしている。そういうことですか。
△中村道路・交通課長 そのとおりでございます。
○保延委員 わかりました。
もう1点なんですけれども、タクシーはこれでわかったんですけれども、タクシー以外にいろいろ駅前を利用しているのありますね。路線バスでありますとか、あるいは、病院の送迎とか、そのほかにもありますでしょうか。そのほかについてはどんなふうになっているか、あるいは、考えているか伺います。
△中村道路・交通課長 現在、路線バスにつきましては、施設使用料等は徴収しておりません。また、他市については、あきる野市のみ徴収いたしております。今後、路線バス等につきましては、他市の状況を踏まえながら研究してまいりたいと考えております。
○保延委員 路線バスについては、今後、他市の状況を見ながら検討していきたいということ。
病院なんかの送迎については、どんなふうになっているんでしょうか。何らかの協議があるんでしょうか。
△中村道路・交通課長 病院等については、協議はしておりません。
◎佐藤委員長 ほかに質疑ございません。大塚委員。
○大塚委員 重複を避けて何点か伺います。
1番目です。
昭和50年設置の当該条例については、何回か改正が行われています。平成16年に一部改正が行われていますけれども、この改正のいきさつや理由は何だったでしょうか。
△中村道路・交通課長 理由につきましては、東村山駅のタクシー利用者もふえたことによりまして、既定の駐車台数以上の客待ちタクシーが駐車していた状況であったため、市民の利便性、及び待ち時間の短縮を図る目的で、東村山駅前東口広場の駐車台数を4台から10台に増設したことによる改正でございます。
○大塚委員 2番目を割愛いたします。
3番目です。
この条例によれば、タクシーの使用は許可制ということですけれども、更新もありますと書いてあります。先ほどの内訳では、個人タクシーも参入していることがわかったんですけれども、個人タクシーを含めた新たな参入は現実では可能なんですか。許可制ということですけれども、今までおっしゃられた内訳だけのタクシーなんですか。新たな参入は現実では可能なのですか。
△中村道路・交通課長 許可の範囲としましては、駅前広場内駐車施設の設置及び使用に関する条例の第7条にうたってございます。営業所が東村山市内にあるタクシーで、当該駐車施設の能力の範囲内となっております。よって、新規参入につきましては、許可条件を満たしており、かつ、久米川駅北口広場7台、久米川駅南口広場11台、東村山駅東口10台、東村山駅西口広場10台の駐車能力の範囲内であれば可能であると考えております。
○大塚委員 第7条に沿って、市内の事業者だったら一応可能性はあると伺いました。
4番目です。
いわゆる構内タクシーを取りまとめる仕組みがあるとも聞きますが、先ほど協議会というお話がありましたが、この業界を含む連絡協議会のような場所はあるんですか。何をされているところですか。
△中村道路・交通課長 東村山市の言われました連絡協議会でございますが、東村山市内駅構内広場タクシー協議会という名称でございます。会員につきましては、三幸交通株式会社、東京交通株式会社、西武ハイヤー、それから北多摩個人タクシー協同組合、東日本個人タクシー協同組合となっており、今回の御審査いただいている駐車場の駐車台数の割り振りとか、そういったものを協議していただいております。
○大塚委員 今までのところはわかりましたが、いわゆるタクシーの構内権については、構内権と言い切っていいのかどうかわかりませんが、いわゆる構内権については、一般的に不公平であるとの指摘もあります。その点の解決に向けて、協議会に入っていらっしゃるところの会社も今伺いましたけれども、そういった不公平であるという指摘の解決に向けて、公平を期すための実効性のある取り組みは何かされているのか伺います。
△中村道路・交通課長 ただいま答弁させていただきましたように、この東村山市内駅構内広場タクシー協議会の中で会員の皆様が合意の上の協議ということで、現在のところそういった指導等につきましては行っておりません。
○大塚委員 6番目です。
今回、新たな2カ所の駐車施設に対する使用申請のことなんですけれども、今、協議中ということでしたけれども、新たな駅前広場2カ所の駐車施設に対する使用申請の周知なんですが、施行が西口のほうは10月1日、また、久米川駅北口は来年の4月と少しずれておりますけれども、そのあたりの周知。結局、協議の上、合意の上だから周知は要らないのかなと思うんですけれども、条例に基づけば周知はいつ、どのように行われる予定なのか伺います。
今、見に行きますと、タクシーがずらり待機待ちをしています。すべて三幸交通さんのように見受けています。この周知というのは、いつ、どのように協議の中で行われるのか伺っておきます。
△中村道路・交通課長 周知でございますが、平成20年5月14日に、この東村山市内駅構内広場タクシー協議会のほうに周知しております。具体的な内容につきましては、久米川駅北口の駐車スペースが7台、それから東村山駅西口の駐車スペースが10台、それと条例等の改正等の予定、それから西口駅前広場と久米川駅の駅前広場の工事の竣工予定日などを周知させていただきました。
○大塚委員 周知はすべて協議会に向けて、昨年5月14日にされているということでよろしいんですね。
それで、何回か西口を拝見しに行った中で、私は自分の車で人を待つために構内に入ったんですが、送り迎えのためにとめるスペースが全くない。タクシーに怒られてしまって、これはどうしたものか。三幸の黒い車がずらりと並んでいて、障害者の方の乗りおりのスペースがあり、バスのスペースはあるんですけれども、これは市が所有する市の駅前広場であるのに、送り迎えも十分にできない。これはどのように考えられているのか。実際を見て、活用の仕方、お聞きしておきたいと思います。
△須崎まちづくり担当部長 今、一般車の乗りおりの場所ということでございますが、今の西口広場の形態について、ずっと警視庁協議をしてまいりました。その中で身障者の乗りおり場所については確保できたんですけれども、一般車のものについては確保できていない、こういう状況でございます。
それで、これにつきましては場所がないということで、警視庁のほうとも協議したんですけれども、結論といたしましては、今現在ありませんので、今後、利用勝手が非常に悪いという声をさらに皆さんからいただくようであれば、この点についてもさらに、警視庁のほうと協議をして、実現可能かどうか再度調整していきたい、このように考えております。
◎佐藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎佐藤委員長 質疑がないので、質疑を終了し、討論に入ります。
討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎佐藤委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
議案第53号について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎佐藤委員長 挙手全員と認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決することに決しました。
次に進みます。
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〔議題2〕議案第56号 東村山市道路線(久米川町1丁目地内)の廃止
〔議題3〕議案第57号 東村山市道路線(久米川町1丁目地内)の認定
◎佐藤委員長 議案第56号及び57号を一括議題といたします。
補足説明があればお願いします。都市環境部長。
△三上都市環境部長 議案第56号並びに57号につきまして、一括して補足説明をさせていただきます。
初めに、議案第56号、東村山市道路線の廃止について、補足説明をさせていただきます。
廃止する路線は、久米川町1丁目48番地64先から同46番地14先までの幅員1.82メートル、延長38メートルの市道452号線5で、隣接する地権者からの当該路線の部分的な払い下げ申請により廃止するものでございます。
測量図に基づきます現地精査の結果、当該路線は申請者が所有する畑に挟まれた道路で、将来的にも通り抜けの余地等はなく、道路の機能を廃止し、売り払いを行っても支障がないと判断でき、道路廃止に伴います隣接土地所有者の同意も得られましたことから、東村山市道路線の認定、廃止及び変更に関する取り扱い規則第6条により部分的に廃止するものでございます。
次に、議案第57号、東村山市道路線の認定について、補足説明をさせていただきます。
当該路線は、ただいま説明をさせていただきました払い下げ部分を除きましたところ、起・終点の変更に伴います存置部分の再認定でございます。
よろしく御審査いただき御可決賜りますようお願い申し上げ、補足説明とさせていただきます。
◎佐藤委員長 補足説明が終わりましたので、質疑に入ります。
議案第56号及び57号について、質疑ございませんか。北久保委員。
○北久保委員 3点ほど質疑させていただきますけれども、まず最初の1点ですけれども、道路の廃止が38メートル、認定が29.5メートルということですけれども、今の説明でわかりましたので、これは結構です。払い下げということでよろしいんですね。
2番目の質疑にいきます。
道路線認定には、私が思っていたのは、舗装とか、側溝ですとか、街路灯ですとか、この間かかった2点がそうだったもので、そういうものだと思っていたんですけれども、今回のは全くの農道で、このような道路でも認定するのかなと思ってお伺いします。また、このような道路は、まだたくさんあるのかなというのも一緒にお伺いできればと思います。
△中村道路・交通課長 御質疑のように、新設道路につきましては、公道認定の条件等がございますが、既存道路につきましては、明治時代の初期におきまして、官有地と民有地とを区分する中、不特定多数のものが通る道として朱色で表示した、いわゆる赤道でございます。大正9年3月に、旧道路法で村道として認定したときから、現状のような行きどまりの状態で認定されておりました。確かに、この道路は行きどまりでございますが、廃止・認定することにより、今まで自分の畑として市の道路財産が使用されていた状況が改善され、再認定されることにより隣接する開発業者のところに築造された一戸建ての住民の皆様が万が一、火災等、災害等が発生した場合の避難通路や消火活動の通路として、広い意味で一般公衆の利便性、及び地域の道路事情に供するということも考えられ、今回、御審査をお願いしているものでございます。
○北久保委員 3番目の質疑ですけれども、経緯をお伺いしてあったんですけれども、今、経緯も一緒にお話しされたようなんですけれども、それ以外にまた経緯がありましたらお伺いします。
△中村道路・交通課長 経過につきましては、隣接します西武開発による境界査定立ち会い時におきまして、隣接関係地主立ち会いの際に、当該路線が確定しております。境界確定に伴い、払い下げ申請者が耕作している中に道が介在し、不適切な状況を解消するため、払い下げ申請をし、土地を取得し、適切な状況にするというものでございます。
◎佐藤委員長 ほかに質疑ございませんか。保延委員。
○保延委員 議案第56号、それから57号について、質疑いたします。
再認定にならない部分というのは、いわば売却されるということだと思うんですが、売却先、それから金額を伺います。
△中村道路・交通課長 払い下げ先につきましては、東久留米市在住の地主さんでございます。金額等につきましては、現在、確定しておりません。
○保延委員 再認定する部分なんですけれども、今、隣接地の建て売り住宅が万が一、火災の場合等に避難路となるという、ちょっと苦しい言いわけのように聞こえるんですけれども、私、現場を見たら、ここも含めて払い下げたらどうかなという感じがするんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。そういう検討はされたんでしょうか。
△中村道路・交通課長 この道路につきましては、隣接する地主さんが、今回の払い下げ申請をされた方でございますが、農地に農耕の機具等を搬入するために使う目的で道路も使用されるということでございます。
○保延委員 だから、そこは一般公衆の使う道路というのが常識なんですよね。そういうことからすると、どうなのかなと思うんですが、余り強く言ってみても仕方ないかなと思います。もし、答えがあればあれですけれども。
次に、市内にあるこうした赤道というのはかなりあると聞いているんですけれども、いわゆる赤道というのは何件、何平米ぐらいあるのか、そして、その処理についての基本的な方針があったらお聞きしたいと思います。また、ここ5年、10年で処理はどの程度進んだかということについても伺います。
△中村道路・交通課長 赤道につきましては、市内273キロメートルあります市道のうち、幅員が2.5メートル以下の道がまだ32キロメートルほどございます。
それから、ここ5年、10年の赤道の処理との御質疑でございますが、平成18年から20年の3カ年のデータで説明をさせていただきますと、平成18年度は14件で488平方メートル、売り払い金額は3,338万6,967円、それから平成19年度は8件で140.8平方メートル、売り払い金額は1,545万4,187円、平成20年度は2件で12.06平方メートル、売り払い金額は93万5,000円でございます。
◎佐藤委員長 ほかに質疑ございませんか。大塚委員。
○大塚委員 ほかの委員の皆様と大体質疑は同じなんですけれども、確認のために何点か伺わせていただきます。
認定された理由というのは、袋小路でありますし、あれだけロープも張ってある泥道の状態なので、すごく現場を見ると不思議でならなかったんですが、明治からの赤道の関連と聞いて、その処理には時間がかかるんだなということが多少わかりました。
ただ、一部8メートルの部分だけ今回払い下げするというけれども、形態としては延びている部分だけが、更地の部分に延びているところを解消するだけで、新たに再認定する理由というのが、災害時の避難通路になる。右手に確かに西武開発による建て売り住宅がずらりと建っていて、左側は生産緑地です。だから、その関係の避難通路となるということだとは思うんですけれども、私道だったら避難通路にはならないものなんですか。そのあたりをちょっと。私わからないので、市道ではないとならないんですか。そのあたり明快なお答えがいただければと思います。
△三上都市環境部長 今おっしゃられたように、私道でも避難通路にはなりますけれども、私権が絡んでおることでございますので、自由に出入りできるという意味では、公道として存置するのは、先ほど道路・交通課長が申し上げたような意味で、自由に出入りできるというところで存置するという意義があるということでございます。
○大塚委員 納得度が低いので、再質疑の形で伺わせていただければと思います。
現場を見ると、この道の先は丁字形になっていて、広い部分は、払い下げる道がついていた部分は、今、真っさらな更地になっています。見方によっては、宅地化されるのではないかとも考えてしまうわけなんですが、そのあたりの何か今後の展望などを何か察知していらっしゃるのでしょうか。それがあるとこの道路線のことが少しはわかるような。ただ、そのあたりのことがおわかりになれば教えてください。なかなか疑問が、見ただけでは、きょうの御答弁だけではちょっと納得がいきにくいので、そのあたり。今後の展望についてどのように察知されているか教えてください。
△中村道路・交通課長 今後の利用計画ということでございますが、市のほうに入っている情報等は、この付近に関するものでは、今後の利用計画等については何もございませんので、市としては察知しておりません。
◎佐藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎佐藤委員長 以上で質疑を終了し、討論に入ります。
なお、討論、採決は議案ごとに行います。
初めに、議案第56号について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎佐藤委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
議案第56号について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎佐藤委員長 挙手全員と認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第57号について討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎佐藤委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
議案第57号について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎佐藤委員長 挙手全員と認めます。よって、議案第57号は原案のとおり可決することに決しました。
次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題4〕閉会中の委員派遣について
◎佐藤委員長 閉会中の委員派遣についてお諮りいたします。
本委員会の特定事件調査のため、議長に対して委員派遣承認要求をいたしたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎佐藤委員長 挙手全員と認めます。よって、そのように決しました。
なお、日にちは11月12日・木曜日から11月13日・金曜日まで、場所については島根県松江市とし、派遣委員、目的、経費等の諸手続については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎佐藤委員長 挙手全員と認めます。よって、そのように決しました。
休憩します。
午前10時54分休憩
午前10時58分再開
◎佐藤委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題5〕追加の所管事務調査事項について
◎佐藤委員長 所管事務調査についてですけれども、前回、一般廃棄物処理基本計画を含めたいろいろな意見もいただく中で、当面、今回の所管事務調査事項につきましては、「ごみ処理の現状について」ということで集約をさせていただけたらと思いますけれども、これに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
議長には、委員長より通知をいたしますので、御了承いただきたいと思います。
なお、念のため各委員に申し上げますが、運営マニュアルに記載されておりますとおり、議決された所管事務調査案件については、一般質問はできないこととなっておりますので、御承知おきください。
次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎佐藤委員長 以上で環境建設委員会を閉会いたします。
午前10時59分閉会
東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。
環境建設委員長 佐 藤 真 和
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長
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