第5回 平成21年11月13日(厚生委員会)
更新日:2011年2月15日
厚生委員会記録(第5回)
1.日 時 平成21年11月13日(金) 午前10時6分~午前10時30分
1.場 所 東村山市役所第2委員会室
1.出席委員 ◎福田かづこ ○伊藤真一 朝木直子 山口みよ
鈴木忠文 熊木敏己各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 今井和之子ども家庭部長 菊池武健康福祉部次長 田中康道子ども家庭部次長
和田道彦地域福祉推進課長 森田義雄障害支援課長 伊藤博子ども総務課長
小林真知子子育て支援課長 山口俊英子ども育成課長 野口浩詞児童課長
並川恭子子ども家庭部主幹 空閑浩一子ども総務課長補佐 小町寛管理係長
1.事務局員 田中憲太局長心得 南部和彦次長補佐 三島洋主任 村中恵子主任
1.議 題 1.21請願第 4号 学童クラブで障害児枠の弾力的な受け入れができるような見直しを
求める請願
2.所管事務調査事項 次世代育成支援行動計画・後期計画策定について
午前10時6分開会
◎福田委員長 ただいまより、厚生委員会を開会いたします。
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◎福田委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
休憩します。
午前10時7分休憩
午前10時10分再開
◎福田委員長 再開します。
審査に入る前に申し上げます。携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み、並びに使用は禁止をいたしますので、御承知おき願います。
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〔議題1〕21請願第4号 学童クラブで障害児枠の弾力的な受け入れができるような見直しを求める請願
◎福田委員長 21請願第4号を議題といたします。
質疑、御意見等ございませんか。伊藤委員。
○伊藤委員 前回に引き続いてのお尋ねということで質疑させていただきますが、前回御答弁いただいた内容で、重複する部分もあるかもしれませんが、確認という意味でお尋ねしたいと思います。
前回、弾力的な受け入れということで、私のほうから、弾力的な受け入れを実際にはしているのではないですかというお話をしましたところ、弾力的な運用をしているということは、明確には恐らく、答弁をすることは、所管としてはもちろんできないんだと思うんですが、しかし、答弁の内容からすると、個別な御相談に乗った上で、所管としては妥当な判断をされているとは理解できたんです。
結局、請願者と所管との間で、弾力的な受け入れということにつきまして、ちょっとかみ合わない点というか、あるいは、請願者にしてみれば納得できない点があるということで、この請願になったと思うんですけれども、その点につきまして、所管としてはどのように受けとめられているというか、その部分です。請願者と所管の判断とのずれといいましょうか、弾力的な運用という意味で、もうちょっと幅を広げろということを言われているのかもしれませんけれども、そのあたりをどのように受けとめていらっしゃるか、お尋ねしたいと思います。
◎福田委員長 休憩します。
午前10時13分休憩
午前10時13分再開
◎福田委員長 再開します。
児童課長。
△野口児童課長 個別・個人的な経過を公の場でお話しすることはできませんので、一般的なお答えになろうかと思うんですが、やはり窓口でお話を聞いて、また、いろいろな御事情とかも、我々のほうから聞きにくい点もあろうかと思います。ですから、その辺は、丁寧なやりとりが求められるところでありますので、注意をしていかなければという点はございますが、やはり御家庭の御事情、または、どのようなところが問題になっているのかといったところを聞き取りの中で探りながら、また、必要であれば、御本人、御家族の了解のもとですけれども、いろいろな関係するところからの情報収集等、集めながら児童課として、受け入れるにはどのような課題があるのか、どのように解決したらいいのかというのを、対応の中で努めて図っているところであります。
○伊藤委員 そうしますと、今までも努力をいただいていると思いますが、今まで以上に、入所を希望される保護者の方との打ち合わせといいましょうか、それにつきましては十分な配慮を行い、そして、綿密な打ち合わせの上で御判断していただくということを、従来以上に努めていただく必要があろうかと思いますので、その点に関しては、各委員におかれても、所管においても考え方は一緒だとは思うんですけれども、その点、ぜひ御配慮いただくように要望したいと思います。
もう一点お尋ねしたいんですが、前回、職員数、障害のあるお子さんを受け入れるためのスタッフの人数についてということで、これは、スタートの段階で、年度の初めで、受け入れ人数が何人だから職員の数を何名、こちらのクラブにおいては必要としますよという対応は、なかなか難しいというお話があったと思います。
この請願の趣旨を実現していくために考えていきますと、なかなか難しいかもしれませんけれども、その地域の新年度における障害のあるお子さんの受け入れ、言葉はあれかもしれないけれども、需要ですね。どれぐらいの人数を受け入れる予定かというところをできるだけ早く掌握して、そして、職員をそのために配置していくという工夫が、どうしても必要になってくるんだと思います。この点につきまして、改めて、前回も御答弁いただいたかもしれませんけれども、もう一度お聞きしたいと思います。
△野口児童課長 ただいまのお話のように、詳細を正確に前もって調査するというのは、なかなか難しい面がありますが、お話しのとおり、実態がどうなのか、また、人数的に何人だからというのもあると思うんですけれども、また、その度合いというんでしょうか、課題の大きさ等、また、ケアの必要な部分がどの部分なのかといったところをトータル的に判断していきながら、適正な職員配置、または、施設のいろいろな課題もあろうと思いますが、総合的に考えて進めていきたいと思っております。
○伊藤委員 予算、そして、施設、設備の関係も含めて、なかなか難しい点はあるかもしれませんが、この請願の趣旨にこたえていくとしたならば、やはり今答弁いただいた点をどこまで充実してやっていくかにかかってきているのかと思いますので、一層きめ細やかな対応ができるように、工夫を御検討いただきたいと思います。
◎福田委員長 ほかにございませんか。鈴木委員。
○鈴木委員 1点だけ、確認させてください。
児童クラブにおける障害児育成事業実施要綱のところに、いわゆる障害児の学童の定員というところがある。そのところに、指定児童クラブ1施設につき2名、ないし、3名にするということになっているわけですけれども、御案内のとおり、萩山の児童クラブ、そして、野火止、回田と、第2児童クラブというものが今度新たにできてくるわけですけれども、この第2児童クラブの位置づけというのが、例えば、萩山だったら萩山なのか、それとも、萩山の第1、第2になるのか。
そうすると、第1、第2になったときに、この実施要綱にある定員というのが、どのような扱いになるのか。第1クラブで2人、または、第2クラブで2人なのか。それとも、萩山児童クラブとして、今までどおり2名から3名という枠なのか。これは、職員の配置の問題もあるかとは思いますので、そこのところを明快にしておいていただきたいということが、まず1つなんです。
それによって、弾力的な運用というところにも大きくはね返ってくるのかなという感じはするんですが、現在でのお考えがいかがなのか、それだけお聞かせ願いたいと思います。
△野口児童課長 来年の4月に向けまして、今、3つの第2ということで進めてございます。ただ、その3つも、3種類あるような形であります。というのは、萩山の児童クラブは、一つ屋根の下に2つの児童クラブの育成室を企画しております。また、回田のほうは教室であったりとか、野火止のほうは既存の建物改修といったぐあいに、建物自体の構造や、また、その中の設備面のところでも大きく違いがありますので、一概に1つふえたから対応できるかといったところも、なかなか困難なところもあると思いますので、そのあたりも、今、検討しているところであります。
○鈴木委員 そうすると、これから検討するということですけれども、第2児童クラブ、第2クラブというのは、法的な位置づけはどうなんですか。全く別個なものなんですか。それとも、名称だけがそうなんですか。それとも、運用としてそうなんですか。そこを教えていただきたい。
△野口児童課長 名称としては、第1、第2と考えておりますが、また、児童クラブとして、国・都のほうに申請して、必要な、歳入である補助金のほうに該当すべく、それを満たすに必要最低限のところを網羅したものを考えております。
○鈴木委員 たしか、これは、補助金絡みの関係で第1、第2になるわけですよね。そうすると、補助金の交付にそういう、今あるものを2つに分けるときに、きちっとした何か、補助金をもらうために、それぞれが別々だよという定義みたいなものはあるんですか。それとも、形だけ2つに分ければ、補助金くれますよという話なんですか。どっちなんですか。
△野口児童課長 ただ単に、今使っている部屋を、例えば、パーテーションで仕切って、こっちが第1、こっちが第2だよと言えばいいというものではなく、例えば、パーテーションで仕切るだけではだめですとかというものは示されております。はっきりと仕切られたもので、育成室という形でつくっていないとだめ、それから、ある一定の広さの静養するスペースもつくらなければだめだとかという制約があります。それがすべてオーケーにならないと、対象にはならないということになります。
○鈴木委員 そうしたら、この請願の趣旨にもあるように、弾力的な運用を求めるというところを考えていただければ、私は個人的に、第2児童クラブというのは、また別な存在であるのかなという感じもしますので、ただ、一番、財政的な問題で、職員の配置の問題だとか、かなり難しい問題があることは承知しておりますけれども、できましたら、第1には定員何名、第2には定員何名というものを、きちっと押さえておかないといけないのではないのかと思うんですが、その辺のお考えを、もう一度確認させてください。先ほど、検討したいということを言っていましたけれども、いかがでしょうか。
△野口児童課長 おっしゃるとおり、十分なマンパワー、職員体制も必要不可欠なところでありますので、具体的に、どういう方向、対応ができるのかというのを検討しているところであります。
◎福田委員長 ほかに御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎福田委員長 ほかに質疑、御意見等がないようですので、以上をもって、本日は、21請願第4号を保留といたします。
次に進みます。
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〔議題2〕所管事務調査事項 次世代育成支援行動計画・後期計画策定について
◎福田委員長 所管事務調査事項を議題といたします。
初めに、所管より説明があれば、お願いします。子ども総務課長。
△伊藤子ども総務課長 前回の厚生委員会におきまして、私から説明した内容でございますので、それに沿って御検討いただければと思います。
◎福田委員長 特にないということですね。
質疑、御意見等ございませんか。鈴木委員。
○鈴木委員 さっきの請願にちょっとかかってくる問題かもしれないんですけれども、これをいただいて、19年度、20年度、21年度と、結構前向きに改善されている、または、変更になっているところもあるんだけれども、中にはやはり、ずっと検討、検討で来ていますね。例えば、さっきの話ではないけれども、児童クラブの施設整備を、施設整備は一定程度進んでいるところもあるんだけれども、ここの中に定員の弾力的運用というところがありましたね。ここなんかも、ずっと19年度も検討、20年度も検討、21年度も検討になっているけれども、22年度に向けて、今、さっきの障害児枠だけの話ではないんです。どのような方向で、今、検討されているのか、その内容がわかれば御報告いただきたい。できれば、開所時間の見直しも含めて。
△伊藤子ども総務課長 前回の厚生委員会でも説明しましたが、今の計画の見直しについて、それぞれのテーマごとに作業を進めているという段階でございます。既に、ある程度、論点を整理していただいたテーマにつきましては、子ども家庭支援センターを中心とする子育て支援のあり方について、それから、母子保健事業を含めた母性と健康を守る問題について、それから、子育てを進めるための地域の体制づくり、円卓会議を含めた取り組みのあり方については、主な論点ということで、御意見の整理をいただいております。
今、委員から御指摘のございました放課後児童対策については、せんだって、その論点についていかがかということで、委員から論点整理を始めたところでございますので、まだ、議論の各論に入っておりません。計画の見直しという点に関しては、これからの課題だと考えております。
○鈴木委員 全体的にお聞きしたいんですけれども、また政治の話になってしまうわけですけれども、政権交代になりました。それで、いろいろな意味で、今、この子育て、きのうの事業仕分けだとか、おとといの事業仕分けを見ていても、直接的に補助金絡みで関係してきて、我々基礎自治体に影響してくるものというのはあるのですか。あるんだと思うんですけれども、そういうものというのは、今どれくらいつかんでおられるのか。直接的にまだないのかどうか、それも含めて答弁していただければ。
△今井子ども家庭部長 新聞報道のほうが先行していますので、どうしても、そのルートしか今はないです。正式に文書としては来ておりませんので、まだ何とも言えない状況であります。なるべく早く情報を収集するという意味では、東京都等にもお願いはしております。
○鈴木委員 ぜひとも情報収集を早くしていただいて、円卓会議とか、この計画に基づいて議論していただくわけですので、その辺は適切な情報開示をしていただければという、お願いだけさせていただきたいと思います。
◎福田委員長 ほかに質疑等ございませんか。伊藤委員。
○伊藤委員 たくさん施策がありますが、1点だけ確認で質疑したいんですが、私ども会派の石橋議員が、議会でもお尋ねしたことがあったかと思うんですが、病児保育と病後児保育というテーマがあったと思うんですが、これは、この全体の計画の中では、どのように位置づけられて進んでいるのか、お尋ねしたいと思います。
◎福田委員長 休憩します。
午前10時29分休憩
午前10時29分再開
◎福田委員長 再開します。
子ども総務課長。
△伊藤子ども総務課長 ただいまの御質疑につきましては、前期計画の中で課題として挙げているものでございますけれども、それにつきましては、現在のところ、まだそこの各論の、中にまで踏み込んでの具体的な今後の展望等については、委員の方々の中でも、なかなか議論としては厳しいものがあったということでありまして、今後、後期計画の中で引き続き、それらのあり方をどうするかということについては、さらに検討を進めていく必要があると認識しております。現在のところでは、そういう状況でございます。
◎福田委員長 ほかに質疑、御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎福田委員長 ないようですので、本日は以上で終了いたします。
次に進みます。
以上で、本日の厚生委員会を閉会いたします。
午前10時30分閉会
東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。
厚生委員長 福田 かづこ
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長
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