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第4回 平成22年6月11日(議会運営委員会)

更新日:2011年2月15日

議会運営委員会記録(第4回)


1.日   時  平成22年6月11日(金) 午前10時19分~午前10時54分


1.場   所  東村山市役所第1委員会室


1.出席委員   ◎山川昌子   ○肥沼茂男    佐藤真和    北久保眞道    島田久仁
          駒崎高行    田中富造    清沢謙治各委員


1.欠席委員   なし


1.出席説明員  なし


1.事務局員   榎本雅朝局長心得    南部和彦次長    姫野努次長補佐
         荒川知子庶務係長


1.議   題  1.21請願第 7号 東村山市議会「議会基本条例」の制定を求める請願
         2.21請願第12号 朝木明代議員殺害事件に関する請願


午前10時19分開会
◎山川委員長 ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎山川委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
  次に進みます。
  休憩します。
午前10時20分休憩

午前10時22分再開
◎山川委員長 再開いたします。
  審査に入る前に委員、並びに傍聴人に申し上げます。携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み、並びに使用は禁止をいたしますので、御承知おき願います。なお、携帯電話をお持ちの場合は必ず電源をお切りください。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕21請願第7号 東村山市議会「議会基本条例」の制定を求める請願
◎山川委員長 21請願第7号を議題といたします。
  この件については、資料が事務局より出されております。
  事務局より報告をお願いいたします。事務局次長。
△南部次長 大きく2点報告させていただきます。
  まず、前回4月26日から本日までの動きを若干説明させていただきます。
  4月26日の委員会では、5月6日に多摩市議会議員の安藤議員をお招きして、講演していただくということを、この委員会で集約されました。
  そして、予定どおり5月6日・午後3時から、市役所のマルチメディアホールにおきまして、多摩市議会議員、安藤邦彦議員を講師にお招きしまして、「多摩市議会の実践的議会改革」と題した議員研修会を開催したところでございます。
  この議員研修会には、議員21名と行政側の管理職、有志になりますが30名が同席させていただきました。この模様も市の議会のホームページで、簡単ですが報告させていただいたところでございます。
  2点目でございます。
  今回、資料を配付させていただきました。
  以前も、議会基本条例の制定団体の一覧ということで配付させていただいているんですが、時系列的にもう一度申し上げます。
  21年12月15日の委員会のときに最初にお話したのが、その時点で78団体が制定してございます。翌年、ことしの2月25日の委員会では86団体が制定してございますと申し上げました。本日お配りしています資料では、5月24日時点で把握できているのが、104議会で制定ということでございます。
  お配りした資料なんですが、こちらも「変えなきゃ!議会自治体議会改革フォーラム」のホームページを参考につくらせていただきましたので、どうぞ審査の参考としていただきますよう、よろしくお願いいたします。
◎山川委員長 報告が終わりました。
  ただいまの報告を参考に質疑、御意見ございませんか。駒崎委員。
○駒崎委員 ただいま議会事務局のほうから御説明がありました、多摩市議会の安藤議員のは、この議会運営委員会主催の議員研修会という形で、ほぼすべての議員の皆様、お集まりになって伺っておりますので、まず共通認識に立てたというところでも、すごいよかったのではないかなと思います。
  内容としては、さまざま時間をかけられて、2年間かかってしまったという感覚も安藤議員はお持ちでしたが、実際に非常に丁寧にやられて、2年間かけて、最終的に全会一致、全議員の賛成の議会基本条例の制定という形に持っていけたということは、すばらしいことだなと思います。
  具体的な仕組みとしても、また、さまざま参考にしなければいけないとは思うんですが、多摩市議会での原動力というのが、やはり言葉が適切かどうかはわかりませんが、私の感じた角度で言うと、いわゆる強大な―強大なと言ってしまっていいかどうかわかりませんが、市長部局、また、行政側というものに対しての議会の役割の強化ということを、やはり市民が議会を必要としているかどうかという問いかけ、及びアンケート調査も行ったとおっしゃっていましたが、それを原動力として大きく動かれたというところで、東村山市においても、今後、例えば、議会またはこの議会運営委員会等においてもアンケートの実施等、参考にするべきところが多くあるなと思いました。
◎山川委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。清沢委員。
○清沢委員 私も先日の安藤議員の講演について、若干感想を述べさせていただきたいと思います。
  安藤議員のお話、大変興味深く私も拝聴したわけですけれども、特に、決算特別委員会の中での意見交換、各会派の意見交換について大変興味を持ちました。
  私も会議録なども拝見させていただいたんですけれども、テーマごとに各会派が意見を述べ合う中で、議論が大変深まっていくというのが読んでいてわかりまして、意義のある取り組みだと感じた次第です。中には非常に激しいバトルになるテーマもありまして、ここまで会議録に載せるのかという激しいやりとりもあったわけなんですけれども、各議員にとっては論戦力が一層試されるという意味では、大変厳しい仕組みだとは思うんですけれども、議会の議論の活性化のためには、やはり当市の方向性としても今後必要ではないかと、改めて感じた次第です。
  こうした取り組みも含めて、やはり議会改革というものを進めていくためにも、今般の請願の採択については、ぜひ本日、速やかに各会派全会一致で可決されることを望みたいと思います。
◎山川委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。田中委員。
○田中委員 私の意見といいましょうか、多摩市議会の議会基本条例、講義を受けまして、いろいろと随分長時間かけまして御努力されているな、それもいろいろ会派がございますけれども、そういう中で共通認識として地方自治体ということで、二元代表制をいかに、この地方自治法に定められているその内容を発揮していくかということについて、熱烈な議論があって、そして議会の基本条例制定に至ったんだなと感じました。
  議会の活動原則というのが第3条にありまして、この中では議会として、あるいは、議員として、政策提案機能を積極的に活用できるようにすることとか、意思決定に当たっては、議員間の自由闊達な討議を通じて、論点、及び争点を明らかにして、合意形成を期すること。それから、市民に開かれた―わかりやすいということでしょうか、議会運営に努め、多様な市民の参加を保証し、意見を反映すること、市民にわかりやすい議会運営に努めること、この5つがあるんですけれども、やはりこれは大変重要な内容ではないかと感じました。
  とにかく、議会でどういうことが論じられているかということです。本当にわかりやすく市民の皆さんにお伝えすることは重要なことですし、それから、市民の皆さんの意見を伺うということも大切な仕事だと思いますので、東村山市議会の議会基本条例をつくるに当たっては、そういう多摩市議会のエキスをこの間学んだわけですから、それを生かしながらつくっていったらいいのかなと感じました。
  資料によりますと、2月の段階で出していただいた全国的な議会基本条例の制定の数ですけれども、84だったんです。これは2009年12月段階で84でしたけれども、2010年の3月時点で104ということで、20議会ふえている。ということは、全国的に見てもそういう方向に流れているのかなと感じた次第です。
  私は、もちろんこれは採択ということで市民の負託にこたえていきたいと思いますし、それから、我々は栗山町とか伊賀市とか会津若松市を視察したわけですから、そういうことも学びながら、いい基本条例をつくっていきたい。それで、私の個人的な意見ですけれども、採択して、あと我々の議会の任期は10カ月程度しかありませんけれども、この中で、なかなかいい議会基本条例をつくるというのは難しいと思いますけれども、何らかの努力の中で、これから議論が引き続き進むように、各会派の御努力を望みたいと思います。
◎山川委員長 ほかに質疑、御意見ありませんか。島田委員。
○島田委員 先ほど、我が会派では駒崎委員が意見を述べてくださったんですが、私もこの請願の中に書かれております、栗山町議会、そして伊賀市議会、また、会津若松市議会の視察も重ねてきて、今回、多摩市議会の安藤議員の実践的議会改革ということでお話を伺って、ちょっと漠然としていたものが、より具体的になったかなと感じました。
  議会改革と言っても、その議会、その議会で何を改革しなきゃいけないという部分と、それから普遍的な部分の改革というのがあるので、東村山市議会としては、同じ多摩地域にあるこの多摩市の、2年半をかけて、時間をかけてこの議会基本条例までたどり着いたという話は、大変に学ぶべきところが多かったと思います。
  特に、私が、今、危惧しているのは、名古屋市議会もそうですし、兵庫県の三木市もそうなんですが、首長が議会の議員の定数を削減する条例を出してきたりということで、二元代表制で、本来首長がそれをできるのかという議論もあると思うんですが、それをしたことが、市民に大変受け入れられるというか好評で、議会はぼやぼやしていると、強大な、そういう首長の権力の前に何もできなくなる可能性がある、やはり市民の皆さんに議会の存在自体を、安藤議員もおっしゃっていましたけれども、最終的に、では市長と議会とどっちを選ぶのかと言ったら、議会を選んでもらえるような議会にならなければいけないということを強く感じました。
  小平市議会でも、議会改革調査特別委員会というのを、今、やっていらっしゃるみたいで、やはり開かれた議会ももちろんなんですが、議会の権限の強化、また、議会とか議員のあり方自体をしっかり学んでいこうということで、きちんと整理をして、勉強を始められているみたいなんです。
  私としては、そこら辺のところの、議員自身が議会のあり方とか、議員のあり方を、しっかり自分自身に向き合って、みずから問うとともに学んでいかなければいけないというのは、すごく痛感します。それには、しっかりと地方自治法も学ばなきゃいけないということで、この請願を出していただいて、議論をさせていただいたということは大変に意味があったことだし、また、採択をすることをきっかけとして、即議会基本条例制定と向かうよりも、もう一度、しっかりと基礎から学び直したほうが、それで改選に向かったほうが、それだけ私たちは学ばなければいけないということを強く感じた安藤議員の話でした。
  先ほど、清沢委員がおっしゃっていた決算特別委員会についても、私も前からこの多摩市の決算特別委員会のやり方というのをいろいろな方から聞いていて、これも1度多摩市に行って、実際を見学して、傍聴してきたいなと思います。というわけで、さらに学ばせていただくことを痛感し、ここで決意を表明しまして意見といたします。
◎山川委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。佐藤委員。
○佐藤委員 本当に貴重な機会だったなと思います。そういう意味では、私も即請願採択を主張はしてきましたけれども、この委員会の中で議論をして、安藤議員を呼べたことはよかったなと思います。
  改めて、議会改革というのは十分な議論と、丁寧な合意形成の努力が必要なんだというのを、多摩市議会、本当にそこについては丁寧にやられてきたし、大変な取り組みだなと思いました。そういう意味では、見える議会とか、議論する議会へということで多いに勇気をいただいたと思います。
  先ほど島田委員もおっしゃっていましたけれども、安藤議員がおっしゃっていた、どっちを選ぶのか、首長か議会か、そのときに議会を選んでもらえるようにという、本当に並々ならぬ決意だし、裏打ちされることがちゃんとないと、それは言えない話なので、そうなれるように私たちの議会も頑張れたらいいなと思いました。
  改めて、議会が本当に要るのかというところまで、さっきのまさに二元代表制が危うくなっていて、議院内閣制みたいなことになりつつあること、民主党政権もまた新たな形を出してくるようですけれども、本当に地方自治がどうあるのかということについて、議会がもっともっと力をつけないといかぬなと私も思うし、危機感を共有して、超党派で市民とともに汗をかくというのか、そういうことが求められているのではないかと思いました。
  本来ですと、請願が出されなくても、議会みずからの意思でスタートを切るべきテーマだったと、最初から私もそんな気がしているんですけれども、そうは言っても、市民の方から請願が出されて、多少背中を押される形でスタートを切るわけですけれども、市民も本気だというふうなことで受けとめていますので、そういう意味では請願があってスタートを切るという形も、私たちらしいのかなという感じもいたします。
  私も、きょうはぜひ採決を諮って採択ということをお願いしたいというか、ぜひ希望していますし、そのように求めたいと思います。その後についても、一気に条例制定をということを掲げたときの、いろいろな会派によってのいろいろなものもあるだろうなと思うんですけれども、まずは、今、島田委員がおっしゃったとおりで、課題の整理というか、一体全体、全体像、そういう意味では、地方自治の全体の今の描きから個別の課題まで、あるいは、うちのいろいろな個別の事情まで含めて、いろいろな課題があって、みんなそれぞれに重きを置いているところが違うはずで、それはいいと思うんです。それを一度全部出して、何がうちの議会の実態、実相かというのを、1回、等身大のものをみんなで確認をするという作業を、まずそれは始めるべきなのではないかと思います。
  ですから、形には余りこだわらないので、すぐにでも。議会基本条例の委員会なんていうと、なかなかハードルが高いと思うんで、議会改革を学べる場とか、学び合える場、超党派で取り組める場を採択を諮った後に、今度は議会の意志で、速やかに、緩やかな場でいいですから、まずはつくっていくという形を主張したいし、できれば、それは市民からも見える形で開ける場を工夫をしていく。
  安藤議員の話のポイントは、徹底的に市民とやったというのが、多摩市議会の本当に腹の据わったところだと思いますので、なかなか大変なことだと思いますが、ぜひ1歩でも近づけたらなと思います。
◎山川委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。肥沼委員。
○肥沼委員 19年から1年、1年、視察等も行いまして、この前、多摩市議会の安藤議員に、身近なところで御説明いただいた。感想としては、大変エネルギーをすごく感じたなという、この議会基本条例をつくる上での思いとか、そういうものがすごく伝わってきたという気がしているんです。
  我々も、正直もっとよく勉強しないと、どれがどうなんだというような、確かに視察なんか行って資料ももらったり、話も聞いて、だけどこの東村山市議会にとっての議会基本条例はどういうふうにつくっていったらいいのかなというのが、まだ見えてこないというか、これからの話ですけれども、じっくり、我々自身が勉強しながらつくっていかないとならないのかなという気がするんです。
  要は、今までの視察等で培ってきたことを、ただ単にそれをうのみにしてというわけにはいかないわけでして、じっくり時間をかけて、我々自身が勉強しながらつくっていければと思ったところでございます。
◎山川委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。北久保委員。
○北久保委員 この間、多摩市議会の安藤議員の講演というか、勉強をさせていただきまして、本当に勉強になったなと思います。
  それで、どこにもあるのかもしれませんけれども、運営マニュアルで今までやっておりましたけれども、この際、東村山市に合った独自の議会改革というのもいいのかなと思います。新しい議会を目指して、ただ慎重に多摩市議会は2年半かけたと言いますけれども、東村山市も独自の議会基本条例を丁寧につくっていただきたいと思います。
◎山川委員長 皆さんから御意見がございました。
  ほかに何かおっしゃりたいことがあったら御意見等述べていただきたいと思いますが。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 討論に入ります。
  討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
  21請願第7号を採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎山川委員長 挙手全員と認めます。よって、本請願は採択とすることに決しました。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕21請願第12号 朝木明代議員殺害事件に関する請願
◎山川委員長 21請願第12号を議題といたします。
  資料について、事務局より報告をお願いします。事務局次長。
△南部次長 前回3月9日の委員会から本日までの動きとあわせてお話させていただきます。
  前々回になりましょうか、請願文書の中で言われています、本年7月14日、最高裁の判決というお言葉がありました。本年というのは昨年のことですので、平成21年7月14日ということになりますが、こちらの判決を請願人に対して求めていきたいということで、事務局としても、請願人に依頼して書類をお求めしたんですが、結果として違った、求めたのと違うものが送られてきたということで、前回の委員会で報告させていただきました。
  その委員会の中では、請願で言われている、最高裁の7月14日の判決を、もう一度請願人のほうへ要請していただきたいということが集約されましたので、それを受けて、即翌日に請願人に対して、改めてこの最高裁の判決を資料として提供されるよう、依頼したところでございます。
  それで、3月23日になりますが、請願人のほうから書類が届きました。平成21年7月14日付の最高裁の上告不受理の調書です。こちらと、これのもとになった事件、原判決といいますが、平成21年3月25日の東京高裁の判決、この2つが届きましたので、お手元に資料として配付させていただいてございます。
◎山川委員長 報告が終わりました。
  ただいまの報告を参考に質疑、御意見ございませんか。佐藤委員。
○佐藤委員 前回お願いしたものと違うものが来て、今回届いたものが一応該当するものであったと、事前に資料もいただきましたので、そう判断をさせていただいているところです。
  3月23日に郵送で届いたということで確認してよろしいですか。
△南部次長 そのとおりでございます。
◎山川委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 以上で質疑を終了し、討論に入ります。
  討論ございませんか。佐藤委員。
○佐藤委員 21請願第12号について、不採択とすべきという立場から討論をさせていただきたいと思います。
  請願人の方は、本請願の趣旨に、朝木明代殺害事件における殺害という文言を、として、「理由なく発言取り消しの扱いとし、会議録副本から削除した」としておられます。そういう点では、議会の扱いを公に問われているわけで、きちんと答える必要があると私も考えました。
  さらに請願人の方は、請願の理由という中で、「最高裁で本年7月14日に確定した再審の判決では、朝木明代議員事件は、他殺と考え得る相当な理由があると判示されています」とされています。そういう意味で、今回の委員会として、請願提出を受けまして、請願人が理由とするところの最高裁の再審判決なるものの提出を求め、提出をしていただきましたので、真摯に検討・審査をすべく進めてまいりました。
  請願人から届いた、該当とされる、この東京高裁判決の当事者、被告は、本請願の紹介議員である、草の根市民クラブ、矢野穂積市議会議員であります。
  同裁判は、控訴人、これ矢野議員のことですが、控訴人の著作物の一部の記述が、被控訴人の名誉を毀損したかどうかということを争う裁判でした。
  よく私もこの判決を読ませていただきました。引用しながらということになりますけれども、申し上げたいと思います。
  控訴人―矢野議員のことです。「控訴人が本件転落死につき、他殺の可能性を示す証拠があると信ずるについて、相当の理由がなかったとは言えないべきである」とし、問題とされる記述が、「人身攻撃に当たり、意見ないし論評の域を逸脱したものとは認められないというべき」としています。名誉毀損についての判断をしたものであって、請願人がおっしゃるところの他殺と考え得る相当な理由があるというのは、私も読ませていただきましたが、どこにも書かれておりませんでした。
  さらに加えて言えば、請願人からいただいた判決、この7月14日の判決よりもさらに後、本年4月28日に1つの判決が下されております。これは、平成20年(ワ)第2379号損害賠償請求事件といいますが、この判決の中で、東京地裁立川支部の裁判長は、請願人が根拠として提出された、今回の判決について、次のように言及されています。
  「別訴訴訟の東京高裁判決」、これは今の判決です。「別訴訴訟の東京高裁判決も、矢野穂積、及び朝木直子が、本件転落死につき、他殺の可能性を示す証拠があると信ずるについて、相当の理由がなかったとは言えないというべきであるとするにとどまり、他殺の可能性を示す証拠があることが真実である旨認定するものではない」。このように、ことし4月28日の判決で東京地裁立川支部は判断をされております。
  以上のことから、議会の議事録の扱い、発言の扱いについて問われました今回の請願人の主張には、根拠を見出すことはできないと考え、本請願を不採択とすべきだと主張したいと思います。
  最後に申し上げます。会議録副本を見ても、掲載されていない文言について、遠地にお住まいの請願者がなぜに特定することができたのか、大変不可思議な請願であったと感じております。議会において、該当の発言を意図的に繰り返し、事の詳細を知り得るのは、本請願紹介議員の矢野議員であります。請願が提出をされれば、その扱いには当然、市民の血税が注ぎ込まれるということを強く申し上げ、私の討論といたします。
◎山川委員長 ほかに討論ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎山川委員長 以上で討論を終了し、採決に入ります。
  21請願第12号を採択とすることについて賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
◎山川委員長 挙手なしであります。したがって、賛成者なしと認めます。よって、本請願は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
  以上で、議会運営委員会を閉会いたします。
午前10時54分閉会
 東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。

議会運営委員長  山  川  昌  子






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長心得



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〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 市役所本庁舎5階
電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)  ファックス:042-397-9436
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