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第9回 平成22年11月1日 (秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会)

更新日:2011年2月15日


秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会記録(第9回)


1.日   時  平成22年11月1日(月) 午後1時45分~午後5時24分


1.場   所  東村山市役所第1委員会室


1.出席委員  ◎肥沼茂男    ○駒崎高行    佐藤真和    朝木直子    島崎よう子
          島田久仁     伊藤真一    奥谷浩一    福田かづこ   加藤正俊
          田中富造各委員


1.欠席委員  なし


1.出席説明員  渡部尚市長   西川文政資源循環部長   新井至郎資源循環部次長
         井上聰ごみ減量推進課長   原田俊哉資源循環部主幹   田中建施設課長
         粕谷賢二減量指導係長   武田源太郎施設課資源再生係長


1.事務局員  南部和彦次長    姫野努次長補佐    三島洋主任


1.議   題  1.調査事項「秋水園リサイクルセンター計画について」

午後1時45分開会
◎肥沼委員長 ただいまより、秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎肥沼委員長 傍聴の申し出があれば、これを許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎肥沼委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  傍聴申請があれば、適宜これを許可いたします。
  休憩します。
午後1時46分休憩

午後2時16分再開
◎肥沼委員長 再開します。
  審査に入る前に申し上げますが、携帯電話、カメラ、テープレコーダー等の委員会室への持ち込みの禁止が集約されております。本委員会室への持ち込み、並びに使用は禁止いたしますので、御承知願います。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
 〔議題1〕秋水園リサイクルセンター計画について
◎肥沼委員長 本件調査事項、秋水園リサイクルセンター計画についてを議題といたします。
  休憩します。
午後2時17分休憩

午後4時26分再開
◎肥沼委員長 再開します。
  質疑、御意見ございませんか。
  伊藤委員。
○伊藤委員 せんだっての委員会でも、私、お話しさせていただいたんですが、美住町のタウンミーティングで市長がおっしゃったのは、資源物の処理にかかわる費用のトータルコストで考え直す必要があるという話を明確にされたんです。そのことについては、所管にも、もう一度調査してもらう必要があるという話もされました。いろいろ議論させていただく中で、例えばですけど、ペットボトルに関しては、今の処理ライン、業者に委託するという形をとったとしても、さほどコストアップにはならずに、むしろ経費削減につながってくるということが具体的になってくるんであれば、その品目に関しては、リサイクルセンターの中でどう位置づけるかということに関しては、再検討する必要が出てくるのかな。
  あるいは、品目によっては、むしろそれをやることによって、業者に任せることによって、業者の立場からすれば、広域でやらなければ効率が悪いとか、あるいは、周辺住民の理解を得るには、なかなか難しい問題をはらんでいるとかということになってくると、現実的ではないとか、そういった観点で、もう一度、改めて品目ごとに、この処理ラインから外すことが可能かどうかということは検討していく必要があるのかな。そう感じます。
△西川資源循環部長 きょう、お二人のお話を伺って、より具体的な実現可能性のある話ということであれば、ペットボトルを容リプラと一緒にあわせて収集するというのは、かなり具体的なお話になると思います。
  また、それを、今、検討しているリサイクルセンターの中に反映するのは十分可能であると思います。
  ただ、ほかの瓶、あるいは、缶もアルミとスチールに分けた場合に、最初にきょうお答えなさっていた中で採算性はないとはっきりお答えをされていたんですよね。ということは、やはり従来の行政回収と集団資源回収がある中で、行政回収でやるほうがより効率的でしょうとお答えもなさっておりましたので、瓶・缶類については、基本的に行政回収をしていく必要があるのかな、とすると、やはりラインのほうとしては、瓶と缶についてのラインはつくっていく必要があるのかなと、きょうのお話の中では考えております。
  それからしますと、ペットのラインを外したものを検討するということであれば、両方の入れたもの、外したもの、その2つを検討する必要があるように感じました。
◎肥沼委員長 ほかに、佐藤委員。
○佐藤委員 今の部長の話なんですけど、確かに回収コストについてはそうですね。
  一方で、今、部長はペットと容リプラの収集は具体的な話と思うというお話があった。
  そうすると、私は最終的にどうするかという議論をしていかなきゃいけなんだけれども、収集形態も含めて議論をし直さなきゃいけないという課題だとは受けとっていらっしゃらないのか、そこを聞きたいのです。
  というのは、そもそもペットは缶と収集してパッカー車で集めると言っていたわけで、そこだけでも大きく変わってきますね。そうすると、どっちみちといったら言葉がよくないけれども、リサイクルセンターが、当初の計画であれば、今から3年半後、26年4月、場合によっては、この間の話で言えばもう少し遅くなる。そうすると、どっちみち紺野さんも先ほどおっしゃっていたけれども、数年先になるとなった場合、収集方法含めて、もう一度きちっと考える。それは遠々と何年も考えるわけにはいかないと思いますが、ここの作業をしないで、今、考えている第2案に入れられるとか、入れられないとかという話だけでいいんでしょうかという問いかけをしたいんです。収集運搬方法を含めて、大きく動く可能性があるというのが、少なくとも私はきょうの受けとめ方なんですけど、駒崎委員おっしゃるように、現実的にどうかという最終的なことは出てくるんだけれども、私は収集運搬を含めて検討し直すべきだという受けとめ方、まず、そういう受けとめ方をされているかどうかだけ確認させてください。
△西川資源循環部長 そういう意味で、先ほど言いましたように、2つの案を提示する必要があるかなということでお答えさせていただいています。
○佐藤委員 確かに瓶・缶は採算性がないから、補助金がないとできないとおっしゃっていました。確かにそうです。だけど、うちだって税金を突っ込んで、これから箱を建てようという話をしてきているわけで、それを民間が、確かに初期投資は必要だという話もされていました。そういう点で、フルコストの比較をでき上がった後のランニングも含めて、やっぱり市は市として、今、必要だと思うランニングコストも含めたコストを全部出す。ランニング出ないなんて言わないで。民間の事業者にも、まさにプロポーザルとして、それだったら、うちで全部できますよという提案を一度してもらえばいいんではないですか。
  その作業をしないで、つまり同じぐらいの規模だったら、確かに駒崎委員がおっしゃるように、コストという話がありますが、もう一方で、秋水園に行くものが分散化するという車両の問題はとても大きいわけで、そのことを我々は中心的議題にしてきましたね。そういう点では、同じコストだったらどうするか、初めてそこで圧倒的に行政のほうが安いんだったら、それはだれが見ても明らかかもしれないけれども、同じぐらいのコストだったときに、初めてどうするかということになってくるわけで、そこは第2案のところに、つくることは私は否定しないけれども、同時に民間事業者から同じようなものをどんどん出していただいて、まさにコンペでも何でもやればいいんではないかというのが率直な受けとめ方なんですけど、そういう展開を、土壌汚染の問題もあるようだから、そういうことを含めて年限はある程度、きょう結論が出るとは思いませんけど、私は提案としては、少しこの議論を継続しながら時間をかけて、そういう点で本当に一番コストが効率的であって、そして予定されているものが目的を達せられるという方向をみんなで考えるべきいいテーマをいただいたと、まず、きょうの段階で受けとめていますので、特に所管に答え求めなくていいと思っているんですけど、そう受けとめてほしい、何か、今、出てきているやつを直して、年限切れているからそこまでやっちゃうという話には、どう聞いても私は受けとめられないということを申し上げておきたいと思います。
◎肥沼委員長 ほかに、福田委員。
○福田委員 私も、佐藤委員と同じなんですが、きょうは、例えば、瓶・缶できないとはっきり言ったわけではないと実は思っているんです。例えば、スチール缶も含めて、収益が出たものは市役所にお返しして、そのかわり費用は補ってもらいたいということも含めたさまざまな提案がされたと思っているんです。
  だから、これを全部酌み取ったときに、どうなるのかというのを考えなくちゃいけないと思うのと、それから、私はきょうのお話を伺っていて、一番思ったのは、本気で民間業者に頼まなきゃいけなかったんではないのということなんですよ。私たちは、この間の中で、できません、できません、できませんと言われて、できないのかと思ってきたんですけど、きょうの中では、かなりできるとおっしゃっていただいたと思っているんです。それは、きょう、あすのことではなくて、一定の年限、ここのリサイクルセンターを整備するまでに年限が必要ですね。その年限をお貸しいただければというのをおっしゃっていただいたと思っているので、そのことも含めて、本気になって、これこれこういうことは頼みたいんだ。その上で、コストを比較したらこうなんだよというのも含めて、これは行政の役割でもあるので、行政が直営でやった場合のコスト比較、建設費も含めてランニングコスト、それから、民間にお任せしたときのランニングコストや、今後、ごみ処理費としてつぎ込んでいかなくちゃいけないコストがどうなっていくのかということを、総じて見せていただいた上でというか、提案も受けた上で考えていくべき課題を我々は突きつけられた。
  きょう、これだけのお話を聞いた上で、従来どおりの計画が出されてきたんでは、きょう聞いたお話の意味はどこにもなくなると思っているんです。そういう意味で、所管が前回26年の4月稼働ではなくても、確実にそこがクリアしなければだめではないとおっしゃっていただいたので、そのことも含めて議論を組み立てていく必要があると思っていて、できることは何だということ、何ができないか、さっきのお話では、私が思ったのは、不燃も最後はできるみたいなお話も伺いましたので、結果として言うと、最終的には可燃と不燃をどうするのかなということかもしれないし、不燃も何らかの形で取り組むことができるとおっしゃっていただいたことも含めると、トータル的にお任せしたいけれども、どうなんだろうというのを本気で問いかけする必要がある。民間事業者の皆さんに知恵を出していただく必要があると思いました。
◎肥沼委員長 ほかに、田中委員。
○田中委員 先ほどの休憩中にいろいろ意見述べましたけれども、まず第一に次回の11月15日に第2案が出されるということですけれども、これは、まず、先ほど佐藤委員からありましたけれども、ペットボトルをどうするかとか、あるいは、瓶・缶・アルミをどうするかとか、いろいろあるわけです。
  ですから、そういう集団資源回収とか、あるいは、行政回収、そのあり方が、今、問われているわけですから、その結論、ある程度一定の方向がついたときに、こういう施設が最低限必要だなというところに持っていくべきであって、今度、第2案を出すということは、私から言わせると撤回してほしいと思います。
  私は福田委員も含めまして共産党としては、秋水園リサイクルセンターそのものについては、不要論を最初からぶっていたものですから、最低限の騒音対策は必要だけれども、それ以上の手だてをつけることは不要ではないかということを言っていましたので、その立場からいきますと、やはりもう一度、きょうの議論の中ではっきりしたのは、ペットボトルは業者が受け入れ可能です。それから、事業費の関係がありますけれども、瓶・缶・アルミも不可能ではないということでございます。
  ですから、行政がどうしても回収するということになるのは不燃ごみかなということになるわけで、詰めかえだけの点が残るわけですから、やはり十分慎重に議論して、そして時間をかけてどう回収の方法があるのか、集団資源回収はどうあるべきかということも含めて、あるいは、店頭回収もそうですね。ペットだとか、あるいは、トレーですか、そういうものもありますので、秋水園にごみ、その他を含めた持ち込みを極力少なくしていくということが、今考えなくちゃいけない点ですので、そういうことも考えながら、委員会では不燃のあり方とか、ペットボトルのあり方とか、これからの基本的なことを議論していくということが必要だと思います。第2案なるものは、それからにしていただきたい。このように思います。
◎肥沼委員長 ほかに、朝木委員。
○朝木委員 私も先ほど休憩中にお話ししましたけれど、私も田中委員と一緒で、次回に第2案が出るというふうなお話ですが、余り意味がないのではないかなというふうに思います。きょうのヒアリングを前提にした議論をきちんと詰めてからでないと、時間の無駄になるのではないかなというふうに思いますので、進行について、その辺は協議し直していただきたいと思います。
  私も、初めからリサイクルセンターの建設自体不要だというふうな立場ではあったんですが、きょうのヒアリングで、ますますそれは明らかだなというふうに思っていますので、私自身も代案が、私としても変更している面がありますので、それと加藤委員ではないですけれども、1回会派に持ち帰って検討したほうがいいんではないかなというふうに思いますので、委員長に、進行については協議をしていただきたいなというふうに思います。
◎肥沼委員長 ほかに、島田委員。
○島田委員 皆さんの御意見はよくわかるんですが、きょう事業者の方に来ていただいて聞いたお話というのは、かなり私も今まで何品目かでも秋水園の外で処理できるものがあれば、車両の問題も含めて、リサイクルセンターを不要とは言わないけれども見直して、必要最小限のリサイクルセンターを建てるのには必要なことだと思って伺ったんですが、皆さんがおっしゃるように、ほとんどのものを民間で処理することが可能であるようなお話であったんですが、これはきょう聞いた段階のことで、詰めていくと本当にどうなのかということは、今、ここでは言い切れないなというのは思いました。
  もう一つおっしゃっていた、日野市でこれまで民民でうまくやっていたのを、数年後に市独自の施設をつくる。瓶・缶・ペットの処理施設ということをおっしゃられていました。
  やはり市の施設をつくっておかないと不安なのかというお話だったんですけど、これについて、例えば、佐藤委員とか、事情とかわかれば教えていただきたいし、また、所管のほうで、そのことについて何か見解があればおっしゃっていただきたいと思います。
◎肥沼委員長 佐藤委員。
○佐藤委員 島田委員からお尋ねがあったので事実経過だけ。
  私が、この間、伊藤委員と駒崎委員と一緒に伺ったときの話として、ごみゼロ推進課長のお話をそのままお伝えすれば、瓶・缶と両方とも民間に100%ゆだねていますという中で、缶は私、報告しましたけど、区画整理がされた住宅地の中にあるので、将来的に周辺とのことを考えると、平成33年と言ったと思いますけど、新しいクリーンセンターを全面的に建てかえる計画があるので、その段階にはこちらに持ってくることになるでしょうというお話と、瓶は瓶で、やはり住宅が後から建った地域で周りに家があるので。
  もう一つ、瓶のほうは、事業者が高齢化しているということもあって、今後のことを考えると、もう少し缶よりも早く、日野はクリーンセンターの中に敷地が結構広いので、そこに持ってくることを検討していますとおっしゃっていました。そういう話だったと思います。
△西川資源循環部長 自分のほうも音の問題等があって将来的には、と聞いております。
◎肥沼委員長 ほかに、島崎委員。
○島崎委員 きょうのお話の中で、とても印象的だったことは、事業者さんのほうはペットに関して準備が整っている。引き受けられるよということと同時に、もう一人の方のほうも大変意欲的だというお話がありました。
  という意味を考えると、ここでいきなり行政側だけで結論を出してしまうということでは、特別委員会の私たちとしても不消化に終わってしまうのではないかと思いました。
  先ほど、どなたかがコンペでもやったらとお話もありましたけど、この秋水園のリサイクルセンターの計画そのものに関して、存分に民間事業者さんと話を詰めていくといったらいいでしょうか、もう片方の方は幾つか課題もあるということでしたけれども、同時に意欲があるということでしたから、時間的にも間に合うという点から考えたら、計画のそのものに事業者さんの意見を詰めるという作業をぜひやっていただきたいと思います。
◎肥沼委員長 ほかに、佐藤委員。
○佐藤委員 関連して意見として聞いてください。
  反発覚悟で申し上げますけど、非常に私はきょうの話はあんなに聞けると思わなかったということがあるんだけど、明らかになったことは、残念なんですけど、私、何で生ごみの話も聞いたかという話を入れると、生ごみも事業者側はやる気があったんです。だけど、東村山市の取り組みが、腰が入らないものだからやめたんです。そういう話だったでしょう。3分の1で容量も含めてやれる。私は、これまでもそういう認識であの問題を受けとめていたんです。
  それで、清瀬の問題も、うちが話をする前に、そういう可能性ってあるわけだけど、いろいろな意味で、民間事業者とどうやって腰を入れて話をするかということをずっとこの間、委員会でも問われてきていたと思います。さっきの土地を予定していたんだけど、はしごを外されたみたいな話もありましたでしょ。ああいうことも含めて、どこまでリサイクルセンター計画を18、19とつくられたけれども、どこまで本気になって、一番安いコストで、一番いい内容のものをやることを追求されたということを、きょう改めて突きつけられたんだと資源循環部が本当に思っているのかというのが非常に気になります。
  また、出てきた意見を部分的に、こことここはもらっておこうという話では基本的にない。根本的に、だって全然違う事業者ではないんです。東村山市が長年仕事をお願いしてきて、いろいろな意味で一番実情を知っている事業者に来ていただいているわけだから、その方たちの話を、こういう計画の大きなプランを立てるときに、ほとんど聞いていないということがはっきりしているわけで、こういうやり方、政策立案の順番や、やり方自体を大きく問われていると、私は、きょうの話は、細かい話は別にして、そこのところを本当に所管として重く受けとめていただきたいと思うんですけど、反論があったら伺っておきたいと思います。
△西川資源循環部長 きょうのお二人の御意見は、相反するというか、非常に環境の整った事業者と、これから環境を整えなきゃいけない事業者の2社が並んでしまったのかなと感じております。
  先ほどお話ししまたように、ペットボトルについては受け入れ可能だという方も、ここで改めて処理量を算出し直して、その結果として処理が可能になりましたというお答えをいただいております。
  もう一つの、条件が整えばというお話も、この特別委員会の中でもお話をさせていただきましたが、仮に分散化を可能にした際にも、他市の廃棄物を処理することを条件としないと採算性が合わない可能性がありますというお話もさせていただいたと思います。それもきょう御意見をいただいた中にもお答えがありました。
  結果としては、2社の方とも再三自分のほうではお話をさせていただいておりますし、そのときにお話を伺った内容とほぼ同じ内容がきょうお話しされているのかなと考えております。
○福田委員 もしそうだとしたら、リサイクルセンターの計画が何でこんなに出てきたのかがわからないですね。私たちも事業者さんに行って伺って、それから他市の、例えば、生ごみの堆肥化も視察してきた際に、やっぱりどの行政でも、自分たちがお願いしている事業者さんに一番相談をして、事業者がこれこれこういうようにできるよということを取り入れて取り組んでこられているわけです。
  今、部長がおっしゃったように、今までそういう話を事業者にしてきたけれどもとおっしゃるのであれば、事業者さんは、きょうのお話は条件さえ整えばということもあるんですけど、引き受ける可能性がありますよとおっしゃったのが、私どもがきょうの事業者さんのお話を伺った最終結論ですよ。私どもはそう受けとったのです。
  今まで行政としてはそういう話をしたけれども、相手はそう言っていただかなかったよというお話としか聞こえないんですけど、だとしたら、きょうお話を私たちが伺ったところで、新規まき直しで、先ほども申し上げましたが、本気で事業者さんに、これこれこの計画であなたたちがやっていただけるものは、いつまでに、どの程度のものがやれるかということを相談していただいて、その上で、リサイクルセンターの我が市の計画を出すべきです。ここで出すべきだと思います。
  そうしないと、我々は委員としてその知恵も伺いながら、このリサイクルセンター建設計画は、どこがどう必要かというのを議論してこようとしたわけですので、そのことを受けとめていただかないと、今までお話ししていた中身と同じですと言ってしまったのでは、これはちょっと、佐藤委員がおっしゃったように、どこまで受けとめたかという受けとめ方はないと思います。
◎肥沼委員長 ほかにありませんか。
  伊藤委員。
○伊藤委員 それぞれ福田委員、佐藤委員のおっしゃっていることも、私も理解するところではあります。
  ただ、きょうお話を伺った業者さんは、あくまで事業者として、自分の事業としてやったときに採算に合うかどうかという視点で見ていらっしゃると思いますから、そこの背後には、市からの支援がどれぐらい出るのかということも当然あるわけです。
  ですから、これは検討してみないと、果たしてどれぐらいの、あのようにおっしゃっていましたけれども、もしかすると、かなり高額な負担を市がしなければ事業としては成り立たない可能性もあるわけですね。
  そういうことも含んで、議会としては、やはり所管が考えているとおり、さまざまな考え方もあるけど、それは無理だということであるならば、なぜならばということをやはり示していただくことも必要になってくるのかなという感じがするんです。
  ですので、第2案を用意いただいているという途中ではあるかもしれませんけれども、きょうの質疑、それから、市長も先ほど来申し上げていますように、トータルコストで考えていく必要があるという認識をしているとはっきり公の場で話されていますので、先ほど来申しましたように、品目ごとに採算に合うのかどうかをもう一度関係事業者とすり合わせていただいて、その中で、この品目に関しては、やはり実現が無理だ、やはり秋水園で処理せざるを得ないということであれば、具体的な数値を上げてお話しいただくということは可能でしょうか。
  この辺の考え方を部長からいただきたいと思います。
△西川資源循環部長 恐らく全品目可能だとおっしゃったのは、お一人の方だと思います。
  その方の条件が幾つかありまして、まず1点目が収集を含めて受注できたらという条件がまず1点ついておりました。これをどのように解決していくか。それは収集を特命随契で新たに切りかえるという作業が必要です。それをどのように考えていくかが1点目。
  2点目が音とにおいをクリアできる場所があればという問題。これは従来から説明させていただきましたように、準工に設置する必要があるという条件の中で、その場所をどのように見つけるかという話だと思います。それをどうクリアするか。
  もう一つは、秋水園の土地をお貸ししたらという委員からのお話に対して、それができれば十分可能だというお話はあったんですが、一方で、秋水園に集中するという問題は、逆に他市も含めて受注をしないと対応できないというお話からすると、これは明らかに秋水園で事業するというのは無理だと思います。
  ですので、今、言ったような問題をどう条件づけて仮定をするかということだと思うんです。その辺の過程が、これをこうしてみよう、こうしてみようという一定の話ができれば、それに対して、相手方の事業者にこういう条件のもとで、どの程度の費用でできるのかという提示はできるかもしれませんが、今のようなお話を果たしてしていいのかどうなのかというのは、自分の範囲の中では、例えば、収集を随契で、おたくでいいですよとか、土地については、準工のこの土地に周辺からは十分理解が得られるような土地があった場合にというような仮定をできるかどうかというのは、今のところでは難しいです。
◎肥沼委員長 ほかに、駒崎委員。
○駒崎委員 私も、今の部長の意見と御答弁もっともだと思うんですが、やはり協力を求めるということは、イコール、言葉は悪いですが癒着的な要素、いわゆるバーター的な要素がどこまで事業主の方との関係を保っていけるのかというのは、やはり節度ある市とあくまで行政と事業者ということでの縦分けが僕はある程度必要だと思うんです。
  ですので、本日は公的な、きょうの休憩時間でのお話を伺えたのは、あくまで減量審の委員もされている市内事業者の方ということで、休憩中のお話としては、企業のお話という形にどんどん特化していきましたが、もともとは、あくまで公的な、業界の一般的なことを伺いたいということでのお話だったのではないかと私は理解しております。
  ですので、今後の進め方も、先ほど佐藤委員がおっしゃったプロポーザルで募集をする。広く公募をするというような展開になるのであれば、問題はないとは思うんですが、本日来ていただいた3名の方に過重な負担をかけてもいけませんし、また、過重な期待をかけてもいけない。そこのバランスをとりながらということでお願いをしたいと思うわけです。
◎肥沼委員長 ここでお諮りします。
  この際、会議時間を暫時延長したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎肥沼委員長 御異議なしと認めます。よって、会議時間は暫時延長されました。
  今、それぞれの委員から、さきの方々のお話を聞いての御意見をいただきまして、部長からも御答弁をいただいて、15日に第2案というか再検討されたものというのは、どの程度進んでいて、それを提示できるのかどうか、そこを確認させておいてもらいたい。
△西川資源循環部長 今も既に作業中でして、15日前には提示できる内容で進めております。
  先ほどのお話がありましたペットボトルのラインの確保については、それを加味して出すことも可能だと考えております。
◎肥沼委員長 休憩します。
午後5時休憩   

午後5時23分再開
◎肥沼委員長 再開します。
  ほかに質疑、御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎肥沼委員長 先ほど所管からもお話がございました計画の2案について、次回御提示いただけるというお話でございましたから、それはよろしくお願いしたいと思います。
  以上で秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会を閉会いたします。
午後5時24分閉会



 東村山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名又は押印する。

秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員長  肥  沼  茂  男






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長心得



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電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)  ファックス:042-397-9436
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