第4回 平成26年6月16日(生活文教委員会)
更新日:2014年8月27日
生活文教委員会記録(第4回)
1.日 時 平成26年6月16日(月) 午前10時4分~午前11時46分
1.場 所 東村山市役所第1委員会室
1.出席委員 ◎伊藤真一 ○小町明夫 朝木直子 山崎秋雄各委員
1.欠席委員 小松賢委員
1.紹介議員 熊木敏己議員
1.出席説明員 原文雄市民部長 東村浩二環境安全部長 曽我伸清教育部長
清水信幸市民部次長 細淵睦環境安全部次長 肥沼卓磨教育部次長
川合一紀教育部次長 倉持敦子市民協働課長 屋代尚子市民相談・交流課長
佐藤道徳学務課長 谷口雄麿教育部主幹 高橋功教育支援課長
大西弥生教育支援課長補佐 岸温協働運営係長 大森裕登施設係長
1.事務局員 南部和彦局長心得 荒井知子次長補佐 山名聡美主任
1.議 題 1.25請願第18号 東村山市立小・中学校の特別教室と体育館にエアコン設置を求める請願
2.26請願第3号 青葉町1~2丁目に公共集会施設の建設を求める請願
3.所管事務調査事項 特別支援教育推進計画について
4.行政報告
5.特定事件の継続調査について
午前10時4分開会
◎伊藤委員長 ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
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〔議題1〕25請願第18号 東村山市立小・中学校の特別教室と体育館にエアコン設置を求める請願
◎伊藤委員長 25請願第18号を議題とします。
初めに、所管より資料が提出されていますので、これの説明を求めます。
△肥沼教育部次長 5月9日提出資料、小・中学校の特別教室の空調機設置工事費に対する東京都補助金に関しての実施概要についての補足説明をさせていただきます。
お手元の資料の2枚目をお開きください。
内容につきましては、5月9日に提出させていただきました資料、東京都公立学校施設冷房化支援特別事業実施要綱及び東京都公立学校施設冷房化支援特別事業補助金交付要綱に基づき説明させていただきます。
まず、今お開きいただきました2枚目、東京都公立学校施設冷房化支援特別事業実施要綱につきまして説明させていただきます。
対象となる特別教室についてでございますけれども、この要綱中、第3条により「音楽室、視聴覚室、図書室及びパソコン教室又はそれに準じた教室」と定められており、その他の特別教室につきましては補助対象外となるものでございます。
続きまして、後ろから2枚目の別表第4条及び第16条関係というところをお開きいただければと思います。
東京都公立学校施設冷房化支援特別事業補助金交付要綱の中の、この別表の第4条第1項なんですけれども、「対象経費から、国庫補助金及び国庫補助事業相当分に対する地方債の起債額を除いた区市町村負担額、ただし、対象経費の6分の1を上限とする」と上段のほうでは定められており、単刀直入に申し上げますと、国から交付される補助額の半額を東京都が負担するという補助となっております。
2点目といたしましては、この2段目になりますけれども、同項第16条第2項、この別表により、「各事業における補助対象面積に、国が定める1平方メートル当たりの補助単価を乗じて算出した配分基礎額と、実工事費額とを比較して、実工事費額が配分基礎額を上回った場合の実工事費の超過額。ただし、実工事費が別に定める上限額を超える場合にあっては、別に定める上限額と配分基礎額との差額とする」と定められております。
これにつきましてもわかりやすく申し上げますと、国が定めた補助単価を上回るであろう工事費について、東京都が2分の1を上限に負担するという内容となっております。
一番最後のページにつけさせていただきました東京都公立学校施設冷房化支援特別事業の概要の都予算額等というところは、今申し上げました内容を図であらわしたものとなっておりますので、御参照いただければと思います。
なお、この本東京都補助金につきましては、支援期間を平成26年度から平成30年度までの5カ年とする時限事業として予定されております。
概要説明は以上でございます。
◎伊藤委員長 説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑、御意見等ございませんか。
○小町委員 いただいた資料を拝見いたしましたが、この実施要綱の第3条に「音楽室、視聴覚室、図書室及びパソコン教室又はそれに準じた教室」とあるんですが、この「それに準じた教室」とは解釈があるのかどうかお伺いします。
△肥沼教育部次長 音楽室、視聴覚室、図書室及びパソコン教室となっておりますけれども、例えば第2音楽室だとか、パソコン教室に関してはLL教室だとか、名称は変わったとしても、ここに書かれている4種類の教室の内容になっていれば対象となります。
○小町委員 確認ですけれども、結局、図工室ですとか理科室、家庭科室については認めないということでよろしいんでしょうか。
△肥沼教育部次長 仰せのとおり、対象外となっております。
○小町委員 続いてですが、この音楽室、図書室、パソコンルーム等々で未設置となっているのが、小・中合わせて37教室あると思われますが、今回は、これについては全て対象になるのかどうかお伺いします。
△肥沼教育部次長 今回、37教室につきましては対象内となっております。
○小町委員 これはちょっと離れてしまいますが、普通教室、この時期になるとエアコンをつけていると思うんです。特別教室は当然ついていませんが、室温差については、この間、調査をされているのか。されているのであれば、その結果をお伺いします。
△佐藤学務課長 特別教室の室温の調査なんですが、ことしの梅雨入り前の6月4日水曜日、午後2時に、外気温31度のところを副校長先生に依頼いたしまして、小学校においては図工室、理科室、家庭科室、図書室、中学校においては技術室、理科室において測定いたしました。
小学校の図工室の平均としては29.8度、中学校の技術室の平均が29度、小・中で図工室、技術室を一くくりとして、平均として29.5度でした。理科室においての小学校平均は29.7度、中学校の平均が29.9度で、家庭科室ですが、平均が29.7度、図書室ですが、29.4度という形になっております。小学校の特別教室の平均としては29.6度、中学校の特別教室の平均が29.7度、小・中平均として29.6度でした。
今後、今度7月3日に薬剤師会の学校訪問がありますので、またそのタイミングではかっていただこうかなということを予定しております。
○小町委員 普通教室はエアコンが入っていると思うんですが、室温は何度に設定されているんでしょうか。
△佐藤学務課長 一応、指針上28度という形で設定はお願いしているところです。
○小町委員 もう一つ、確認です。たしか答弁があったはずなんですが、万が一、災害が発生した場合、避難場所において、今現在、普通教室はエアコンが入っているわけですが、そこを使用するということは、学校側はオーケーを出しているのか、教育所管としてはどう考えているのかお伺いします。
△肥沼教育部次長 学校授業の兼ね合いで、学校長判断とはなりますけれども、今おっしゃられたように、避難所対応としては普通教室が可能となっております。
◎伊藤委員長 ほかに質疑、御意見ございますか。
○朝木委員 今、都の補助事業の御説明があったんですが、パソコン教室、音楽室、図書室、視聴覚室が対象となるということなんですが、請願項目のほうでは、図工室とか理科室とか家庭科室もエアコン設置を求めているんですが、これらの教室が対象とならなかった理由は何ですか。聞いていますか。
△曽我教育部長 これは、東京都立高等学校の基準として、冷房化の支援事業という内容での要綱となっております。
○朝木委員 ですから、その要綱で特別教室が、対象となっている教室と、なっていない教室がありますでしょう。それを分けた理由は何なんでしょうかと。
△曽我教育部長 今説明したとおり、東京都立学校の基準がそうなって、それに合わせているということです。(不規則発言あり)
◎伊藤委員長 今の朝木委員の質疑は、東京都教育委員会が対象とする教室とそうでない教室を分けたときの理由を聞いていらっしゃるのだと思うんですが、それについて御答弁いただけますか。
△曽我教育部長 そこまでは把握しておりません。
○朝木委員 いつもこういう話になるんですけれども、今回請願が出ているのは、体育館と図工室、理科室、家庭科室、図書室なわけです。今回この概要を御説明なさるのであれば、請願項目に入っている教室がなぜ対象とならなかったのかというところは、やはり調べておいていただきたいんです。請願された方たちも、そこが知りたいところだと思うんです。ですので、きょう採択、この請願がされるのかどうかわかりませんが、全くわかりませんか。
△肥沼教育部次長 今、東京都公立学校の基準と申し上げたものが、今回対象となっております4教室、そちらのほうが挙げさせられてはいるんですけれども、その他のところは、やはり図工室や理科室なんかにつきましても、教育長会等でも要望等は出されておりますので、今後、これから先、拡充していくという情報はまだありませんけれども、今後またふえていくという可能性もあるというところもあります。
それと、理科室や図工室というところは、確かに夏、冬、暑い、寒いとか、実験とかもある中なんですけれども、その辺は授業のカリキュラムにおいて、例えば火を使ったときに理科室は暑いとか、そういう形もありますけれども、そういったところは授業のカリキュラムの中でうまく通してやっていくというところで、今回は補助対象外となっていると思われます。
○朝木委員 今の答弁もよくわからないんですけれども、それで、今後拡充していくという可能性もありますという答弁があったんですが、一応この事業については、順次拡充していって、最終的には全教室にエアコン設置をするという方向なんですか。今、次長がおっしゃった答弁の根拠というのは何なんでしょうか。
△肥沼教育部次長 基本的には、今回、補助金事業というところで、そこで補助金対象となった事業から考えていかなきゃならないというところです。それで、今後拡充されるときがもしあれば、そういったところも含めて一括で整備していくのか、それとも早目に今対象となっているところを整備していくのかというところを慎重に検討していかなければならないと思いますので、今後さらに動向を注視しながら検討してまいりたいと考えております。
○朝木委員 よくわからないのですが、では、体育館についての見通しとか、都のほうの動向はつかんでいますか。
△肥沼教育部次長 体育館のほうは、今のところ動向はつかんでおりません。
○朝木委員 それは都のほうに一定の調査をされたんでしょうか。
△肥沼教育部次長 現在のところ、体育館についての要望は出されておりません。
○朝木委員 都のほうに問い合わせた結果、体育館については、全く見通しはないということでよろしいですか。
△肥沼教育部次長 現在のところはそのような状況となっています。
○山崎委員 先ほどから質疑が出ている、この請願は図工室、理科室、家庭科室、図書室という形なんですけれども、東京都の事業の内容だと当てはまるのが図書室だけだと思うんです。若干パソコン、音楽、それから視聴覚室は東村山でも入っていると思うんですけれども、事業が5年なので、普通教室が2年ちょっとかかったと思うんですけれども、これから5年ということは、26年から30年なので余裕があると思うんです。
それで、東京都の予算も関係があると思うんですけれども、一部だけ入れると非常に工事でも、この教室は入れて、この教室は入れないという形だと、分断というんじゃないですけれども、そういう関係があると思うので、その辺はいかがでしょうか。
△肥沼教育部次長 委員おっしゃるとおり、やはり教室をまちまち先に整備してしまって、後でまた補助金ついて整備するとなると、やはりエアコンの場合は室外機の問題等がございますので、その辺をもともと、大きな室外機を入れるのか、単体で入れるとまたコストがかさむということもありますので、その辺は慎重に検討してまいりたいと考えています。
○山崎委員 期間が5年という形で、これから5年あるんですけれども、その中で、東村山はこういう計画をして、請願のとおり特別教室全部に、予算の関係があると思うんですけれども、全部入れていくという方針を急速に立てて、今の答弁のとおり、一部やって一部は入れないというと、無駄という形が出てきますので、その辺を具体的にプロジェクト、私も前から言っているんですが、そういう計画の機関を早く立ち上げて、今すごく暑くなりましたよね。ですから、予算の計上もありますし、一刻も早く計画的にやっていただきたいと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。
△肥沼教育部次長 補助金の絡みという大きな問題がございますので、その辺をいち早く情報が来れば速やかにキャッチしながら、そういった絡みで適宜検討してまいりたいと考えております。
○小町委員 1つ確認させていただきたいのですが、実は先週の土曜日、私の子供にまだ中学生がいまして、修学旅行の説明会が体育館であったんですが、先週の土曜日は天気がよくて、座っているだけでも結構蒸し暑かったんです。授業はプールを使うということはわかるんですが、当然体育館を使用してやる体育系の部活があると思うんですが、そういう皆さんは、体調が悪くなっちゃったりだとか、そういう関係の対処は今どうされているのかお伺いします。
△肥沼教育部次長 学校の授業と同じにはなってしまうんですが、熱中症の関係なんかだと、指導の方から水分の補給、それと窓をあけることしかできないんですけれども、そういったところの対応と、場合によっては扇風機等の貸し出し等で空気の流れを変えるという形で対応しているところでございます。
○小町委員 同様に夜間、恐らく体力つくり推進委員会の関係で体育館を使われる方があると思うんです。そうすると、夜も当然蒸し暑いし、窓をあけておいて、騒音とは言いませんがうるさかったりして、逆に言うと周りから苦情が来るようなこともあるかと思うんですが、その辺はどう対処されているのかお伺いします。
△肥沼教育部次長 近隣住民の対応につきましては、窓をあけた際においては、騒音についての注意の呼びかけはさせていただいているところです。本当に皆さんには暑い中、寒い中というところで御不便をおかけすることになっておりますけれども、その辺、御協力を今いただいている状況でございます。
○朝木委員 1点だけ。さっき聞き忘れたんですけれども、今エアコンが入っていない部屋については、体育館なんかも扇風機なんかで少し風を出していますよね。今、理科室とか図工室とか家庭科室については、家庭科室なんかは火を使うと扇風機もどうなのかなと思うんですが、そうすると現状、全く無対策ですか。扇風機なんかは設置していない。
△肥沼教育部次長 扇風機につきましては、全教室に今入っておりますので、風が回って例えばくずとかが飛ばないように、扇風機といっても空気の流れを変えるような対策と、あとは授業に影響が出ないような形での窓のあけ閉めという対応をさせていただいているところであります。
先ほど、教室等の優先順位と、どうして4校が対象なんだというところがありました。答えになるかどうかはあれなんですけれども、今対象となっております教室につきましては、やはり高額の電子機器が入っている教室、例えばピアノだとか、プロジェクターだとか、パソコン、映像機器だとか、そういったものが入っている教室が最優先で事業が進められています。
先ほどの扇風機の対応ですけれども、普通教室は上からなんですが、ほかの特別教室は、学校が用意した通常の置き型の設置の扇風機を用意して対応しております。
◎伊藤委員長 ほかにございませんか。
○山崎委員 体育館のエアコンのことなんですけれども、日本共産党は数年来、大地震とか大型台風などの緊急避難所という形で、やはり体育館もエアコンをぜひという形で市民の声が出ています。きょうも地震があったみたいですけれども、いつどき地震があって避難場所に、当面は体育館が使用されると思いますので、ぜひ体育館もエアコン設置という形で市民の要望を聞いていただきたいと思います。
◎伊藤委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎伊藤委員長 ないようですので、以上で質疑を終了し、討論に入ります。
25請願第18号について、討論ございませんか。
○小町委員 25請願第18号、東村山市立小・中学校の特別教室と体育館にエアコン設置を求める請願に対し、自民党市議団として不採択の立場で討論いたします。
まず冒頭、この請願審査に対しまして多くの資料請求をしたところでありますが、たくさんの参考資料を提出され、活発な審査ができたことを感謝申し上げておきます。
さて、本請願審査には、閉会中も含めて多くの議論をしてまいりました。これまで市としては、いち早く優先して学校施設、校舎と体育館の耐震化に精力的に取り組み、全ての小・中学校施設の耐震化が完了したところであります。また、昨年からは国の緊急経済対策を活用して校舎外壁塗装とトイレの改修も行い、一定の改善が図られているところであります。
審査の過程で、市としては特別教室、体育館にエアコンの設置を自主財源のみで行うことは大変厳しいとの答弁がありましたが、今年度に入り東京都から、特別教室のエアコン設置に対して5カ年に限り補助するとの通知がされたところであります。ぜひこの機会に対象教室への設置を要望するものであります。
しかしながら、都補助金には全ての特別教室が補助対象となっておりません。請願にある図工室、理科室、家庭科室、そして体育館は対象外であります。補助対象外の特別教室は一般財源を充当することになり、現下の財政状況を考えると厳しいと言わざるを得ません。
また、体育館は部活動や地域活動での使用はしておりますけれども、学校の授業カリキュラムを考えると、夏はプールを使った授業を行っております。また請願では、体育館は災害発生時の避難所になるのでエアコン設置は不可欠とのことではありますが、災害発生時は普通教室で対応可能との答弁もありました。
昨年度からスタートした公共施設再生への取り組みに多額の予算がかかることも予想されますし、請願の趣旨は理解するものの、市が保有する公共施設再生全体のバランスを考えたとき、当補助対象外の特別教室、体育館にエアコンを設置することは極めて難しいと言わざるを得ません。
よって、自民党として本請願に不採択とさせていただきます。
◎伊藤委員長 ほかに討論ございませんか。
○山崎委員 請願の採択という形で討論とします。
小・中学校の特別教室と体育館にエアコン設置を求める会でこの請願を出されております。特に、当面まず図工室、理科室、家庭科室、図書室にエアコンという形なんですけれども、今、東京都は、この財源は図書室だけという形になりますけれども、やはり請願者の趣旨、特にお子様、先生、それから父母の方、この要望は大変強いです。
きょうも非常に朝から暑くて、一日特別教室を使っているお子様が大勢いらっしゃいます。汗をかきかき猛勉強しているわけです。やはり学校環境の整備・向上、それから学力向上には、特別教室にエアコンが必要だと思います。
支援事業の概要も決まりました。それから予算も決まっております。26年度から5年間、30年度、この予算が決まっておりますので、足りない分は一般財源があると思います。ぜひ、この請願者の趣旨にのっとりまして、一般財源も予算を立てていただいて、この東村山市小・中学校の特別教室と体育館にエアコン設置を求める請願に、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
◎伊藤委員長 ほかに討論ございませんか。
○朝木委員 25請願第18号、東村山市立小・中学校の特別教室と体育館にエアコン設置を求める請願について、東村山を良くする会は採択すべしとの立場で討論いたします。
これまでの質疑で、体育館や都からの補助制度が適用されない特別教室へのエアコン設置は、予算の確保が困難であり、実現は難しいとの所管の答弁があった。しかし、本請願の趣旨にあるように、教育環境の整備のみならず、昨今の猛暑では熱中症により命を落とす例まであることを考慮すれば、子供たちの生命と健康を守るという観点からも、そして体育館については、スポーツの場であること、また災害時の避難場所になる可能性を考えれば、その必要性は明白であり、これまでの審査の中でも、小・中学校の特別教室及び体育館へのエアコン設置の必要性は確認された。
したがって、本請願は期限を区切ってエアコン設置を求める請願ではないのであるから、都の補助制度創設を市として求めることも含め、請願趣旨実現のためのあらゆる努力をすべきであると考え、以上の理由で東村山を良くする会はこの請願に賛同し、採択の立場を表明します。
◎伊藤委員長 以上で討論を終了し、採決に入ります。
25請願第18号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎伊藤委員長 起立多数と認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
次に進みます。
◎伊藤委員長 休憩します。
午前10時34分休憩
午前10時35分再開
◎伊藤委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕26請願第3号 青葉町1~2丁目に公共集会施設の建設を求める請願
◎伊藤委員長 26請願第3号を議題とします。
初めに、所管より資料が提出されていますので、説明を求めます。
△倉持市民協働課長 5月9日付で提出させていただきました、お手元にございます青葉町1丁目・2丁目に東村山市が所有しております市有地に関する資料について説明させていただきます。資料は2種類ございまして、市が所有している市有地の一覧表と、それを住宅地図に落としたものでございます。
一覧表をごらんいただくとわかりますとおり、当該地域には行政財産が17カ所、教育財産が1カ所、借地が1カ所、貸付財産が2カ所ございますが、全て用途が定められておりますので、これらの土地に集会施設等を建設することにつきましては、日ごろから利用されております市民の方に御説明し、現行の用途を変更してでも集会施設を建設すべきという御意見が多数を占めた場合でない限り、かなり困難であると考えております。
また、用途変更せずに仲よし広場に公園施設を設置する場合につきましては、東村山市立公園条例第8条で設置基準が定められておりまして、建築面積の割合は100分の2と規定されておりますので、最も広い青葉町2丁目第3仲よし広場におきましても、約62平方メートルまでのものしか設置できない状況でございます。
◎伊藤委員長 説明が終わりました。
休憩します。
午前10時37分休憩
午前10時37分再開
◎伊藤委員長 再開します。
ただいまの説明について、質疑、御意見等ございませんか。
○朝木委員 今、強い要望があればというお話だったんですが、これまで市民の方から、この市有地について何かしらの御要望があったのかどうかだけ確認させてください。
△倉持市民協働課長 こちらの土地については、今回請願者から出されている要望以外は特に出ておりません。
◎伊藤委員長 ほかに質疑、御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎伊藤委員長 休憩します。
午前10時38分休憩
午前10時39分再開
◎伊藤委員長 再開します。
本日は、紹介議員である熊木敏己議員に来ていただいております。
熊木敏己議員におかれては、大変お忙しいところ、まことにありがとうございます。
熊木敏己議員に質疑のある方は御発言をお願いします。
○朝木委員 紹介議員の熊木議員に何点か質疑させていただきます。
まず初めに、この請願人の方、青葉町2丁目代表となっておりますけれども、熊木議員のほうでは、その2丁目代表ということについて、ほかの方とか、いわゆるこの代表という位置づけについては確認されているんでしょうか。
○熊木議員 代表ということで出ているがという質疑、それを確認したかと。私も確認したかどうかという記憶はないんですが、後で質疑はあるかどうかわかりませんが、アンケート等をとられたという状況がありまして、そういう意味では1丁目と2丁目の代表として出されていると私は理解しております。
◎伊藤委員長 ほかにございませんか。
○山崎委員 この青葉町1丁目、2丁目に公共施設を求める代表の方がいろいろ、数年前からお話があると思うんですけれども、今現在どういう声が、請願に書かれているんですけれども、特に何か特徴的な要望がわかりましたらお願いします。
○熊木議員 今、請願の方も実は傍聴にいらっしゃっているんですが、特徴的なことと言われますと書いてあるとおりなんですが、23年だったでしょうか、3丁目に集会所ができました。その後に1丁目、2丁目の方々でアンケートをとられたそうなんです。その中で、道路の行き来ができるという部分では70%の方が、やはり1丁目、2丁目にも必要だという話があったということをお聞きしております。
そのほか、質疑があるのかどうかわからないので言っちゃいますけれども、前の委員会でも、どの程度の規模なのかとか、いろいろあったと思います。できれば、希望としてはふれあいセンター並みの大きなものがいいのは、もう皆さんも御承知だと思います。
ただ、現在の状況等を考えれば、それは最小限という言い方をすれば、1丁目、2丁目の自治会、青葉町31自治会のうち1丁目、2丁目には21自治会が存在していまして、その自治会活動もままならない、集まるところがないということでは、最低限度、40人から50人が集まれる部屋が欲しいということは、私、確認してきております。
ただ、やはり老人会だとか退職された方々が、これからの文化的な趣味だとか健康増進とかを考える場としては、どの程度を必要かというところになっちゃうんですが、小さくても皆さんが認めていただけるんであれば、請願として受け取っていただきたいなというところでございます。
○朝木委員 大事なことを聞き忘れました。この請願は、公共集会施設の建設を求める請願となっているんです。今、熊木議員のお話にあったように、自治会活動の場が欲しいという意味では(「最低限の」と呼ぶ者あり)最低限のね。という意味では、確かにこれから高齢化していきますので、一定のエリアに1つの集会所みたいなものは、私も必要性は感じているんです。
ただ、請願人の方と一定のヒアリングをした中では、そのような小さい集会所ではなくて、求めているのは、いわゆるふれあいセンターの規模というよりも、用途とか運用をお聞きしますと、どうもふれあいセンターそのもののような施設の建設を請願されているようなんですが、熊木議員はそういうお話をされているのかどうかお伺いします。
○熊木議員 私もお聞きして、非公式でこの場で請願者にお話を聞いたということもお聞きしています。
先ほど申し上げたとおり、ふれあいセンター並みのものができれば、それにこしたことはない。ただ、もう一つの話として、都の老人福祉なりの新しいナーシングホームが移動してくると。せんだっての市長の所信表明でも、地域の意向や市の方針が十分反映された計画となり、市民のニーズを踏まえた形で整備されるよう東京都と協議していくとあったと思います。団塊の世代が75歳を超える云々という話もあったと思います。
そういう意味では、あそこにといいますか、都のほうで施設を用意していただいて、青葉町の方々だけじゃないんでしょうが、地域の住民の意見を十分把握させていただければ、それはそれでいいんだと、私が言い切っちゃいけないんですが、それはそれで願いとしてはかなう。その辺も踏まえた中で、先ほど言ったように最小限、今は40人なり50人が集まれる自治会の活動なり、老人会の活動なりができればという思いがあるということでございました。それは委員がお聞きになった後の話でございます。
◎伊藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
(発言する者なし)
◎伊藤委員長 前回の委員会で、私が委員の皆様方からお話をお聞きして、熊木議員にお見えいただくに当たってお尋ねする内容としては、青葉町全体の意見について、どれぐらいの人たちが新たな公共施設の設置を要望しているかという客観的な事実はどうなのか。
もう一点が、請願人が求めている施設の規模とかイメージが、例えばふれあいセンターレベルのものを求めているのか、あるいはもう少し小さいものでいいのか、具体的な用途はどんなものなのか、こういうことを熊木議員にお聞きしたいということできょうはお見えいただいております。
今、御答弁もいただきましたけれども、関連してさらに聞いておきたいことがありましたらお願いします。
○山崎委員 請願の文書の中にも入っているんですけれども、周りの施設は若干あるんですけれども、借りるのに満杯で、自治会活動は総会だと40名から50名集まる、そういう施設がないわけです。それで、この請願人の気持ちは、数年来から要望で、何としてもこれを早く解決したいと。そういう気持ちが請願文書にありますので、その辺は1・2丁目の代表の方が、住民の方の気持ちを請願文書に託してこの請願を出されたと思うんです。その辺はお聞きされていると思うんですけれども……
◎伊藤委員長 それは熊木議員に対する御質疑ということでよろしいですか。
○山崎委員 そうです。
○熊木議員 先ほども話をさせていただいたと思います。70%以上の方々が、1丁目、2丁目についてですが、自治会なり老人会なり、これからの施設、使い道がないんだと。現在でも周りにあります。ただ、活動状況を見ればあいているんじゃないかという御意見もあるかもしれませんが、実際には曜日なり時間帯というのは大体皆さん同じようなところで、使いたくても使えないんだという状況があるとお聞きしております。
そんな中で、今までは都の中に、あれは奏生館と言うんでしたっけ、何と言うんでしたっけ、あったんですが、あそこが耐震の関係でもう使えないよという状況もありまして、ならば欲しいという願意が根っこにもあるということをお聞きしています。
また、先ほど言いそびれちゃったというのか、またお願いでございますが、都の施設の中に使える部分ができるような方向であれば、それはある意味、一定願意はかなってくるのかなと思いますし、そのできる間に、ではどこを使えばいいんだという後の話は残ってくるんですが、その辺は市議会の方々も一致して東京都、我々も都議会の議員がいますので、今お願いはしていますが、ぜひその辺は、100%オーケーだよとなるまでは、取り下げという話もあったかと思うんですが、なかなかそれは難しいんだろうと、これは私が個人的に思っているんですけれどもね。
◎伊藤委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(発言する者なし)
◎伊藤委員長 ほかにないようですので、紹介議員、熊木敏己議員に対する質疑を終了いたします。
お忙しいところ本委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございました。
休憩します。
午前10時51分休憩
午前10時52分再開
◎伊藤委員長 再開します。
ほかに質疑、御意見等ございませんか。
○小町委員 1点お伺いしたいんですが、東京都老人ホーム内の集会施設を今度建てかえるときもつくるという話が前回の委員会でもあったかと思うんですが、その後、東京都とのやりとりがあったのか。あったとすれば、どの程度の話になっているのかお伺いいたします。
△倉持市民協働課長 東京都と話をさせていただきまして、新しい施設内に地域交流スペース設置を要望した結果、東京都の担当者からは、事業者の公募要件の中に施設内に地域交流スペースを設置することと、地域交流スペースの設置に関しましては地元自治体と十分に協議することという項目を入れていただけるとの回答を得ました。
○小町委員 地元自治体と十分協議をするというお話が今ありましたけれども、今後それは定期的に、建設に行くまでの間に行っていくのかどうかお伺いします。
△倉持市民協働課長 こちらの施設につきましては所管が高齢介護課になりますので、直接のやりとりは高齢介護課になろうかと思いますけれども、この地域交流スペースの関係では市民協働課のほうもかかわっておりますので、連携をとりながら東京都と協議を進めていきたいと考えております。
◎伊藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
○朝木委員 今、老人ホーム内の施設について、地元の交流スペースというのは前回もお話がありましたけれども、ほぼ確定ということでよろしいんだと思うんですが、それで、この前、請願人の方とヒアリングをしたんですが、その際に、請願人の方たちが求めているのは、その規模としては、今後もつくるんでしょうけれども、その交流スペース、大きさとしてはいいんだけれども、運用について、例えば飲食ができないとか、カラオケをやりたいとか、そういうところで結構規則が厳しくて、なかなか使い勝手というか、用途が限られてしまうというお話だったんですが、そこも含めた話し合いなのか、単に設計の問題なのか、そのあたりはどのように聞いていますでしょうか。
△倉持市民協働課長 東京都との話し合いの中では、あくまでも公募要件の中に入れられるのは、そういう地域交流スペースを設置するということと、先ほど申したとおり、地元自治体と十分協議するという公募要件しか入れられないということなんですが、実際に事業者が決まった後に、そういった地域交流スペースをどう運用していくかということにつきましては、地元自治体と協議を進めて、より市民のニーズに近いようにということは、事業者とのやりとりになると伺っております。(不規則発言多数あり)
○朝木委員 ちょっと事業者とのやりとりというか、その用途について、今は条例上の縛りがあるのかな。たしか都の問題で、もちろん設計については事業者との話し合いだと思うんですけれども、例えば飲食をしていいか悪いかとか、それは規則の問題なので、都の問題じゃないかと思うんです。例えばカラオケについては、防音スペースができるかどうかということなので、それは事業者との問題かもしれないんですが、飲食がいいか悪いかとか、それから用途とか利用していい範囲とか、そのあたりは都との協議ではないかと思うので、それは次回までに確認しておいていただけますか。
◎伊藤委員長 朝木委員の要望ということで、所管に対して、東京都の所管のほうにお尋ねして、次回御回答をいただくということでいいですか。
△倉持市民協働課長 東京都のほうからは、飲食はだめということは一応伺っております。ただ、その運用方法としてどういった扱い方をするとか、例えばパーテーションを設けるとか、そういったことについては直接事業者とやりとりをしてほしいと伺っております。
○朝木委員 そうしますと、やはり飲食の部分が割と請願人の方たちは、例えば忘年会をやりたいとか、総会の後の懇親会をやりたいという御要望があるようなんです。その運用について、さっき言った設計については当然、事業者との話し合いになると思うんですが、運用について飲食はだめと聞いておりますということでしたが、一応地元としてはこういう要望があって、市としてもお願いしたいということで、今後その検討をする余地があるのかどうか確認していただけますか。
◎伊藤委員長 ただいまの朝木委員の、これは御質疑というよりは御意見だと思いますけれども、請願人の意向としては、建物の設置以外に、運用の細かいルールについては、東京都本体がどこまでの範囲を指導していくのか、あるいはそれを受託した企業というか団体というか、その事業者のほうがルールを決めていくかという細かいところだと思いますので、もしかすると請願人にとって、今回設置されるのは大変うれしいことではあるけれども、そのあたりが一番、採決をとるときの鍵になってくる部分だと思いますので、次回の委員会までに調査、確認をしておいていただいてよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎伊藤委員長 では、所管にはその点をお願いしておきたいと思います。
休憩します。
午前10時59分休憩
午前10時59分再開
◎伊藤委員長 再開します。
休憩します。
午前11時休憩
午前11時再開
◎伊藤委員長 再開します。
ほかに質疑ございませんか。
○朝木委員 所管には今の点をお願いして、先ほど熊木議員からも、この施設ができるまでの間どうするかということもあったんですけれども、私も諏訪町に住んでいるんですが、諏訪町もふれあいセンターはなく、公民館もないわけです。小さい40人ぐらいの自治会館を建てたんですけれども、それで用が足りない場合というのは当然あるんです。その場合は私たちは化成小学校を利用しているんですけれども、例えば青葉町には青葉小学校があるんですが、青葉小学校の利用について、確認なんですけれども、当然、地域住民には開放されていますよね、現状は。
◎伊藤委員長 休憩します。
午前11時1分休憩
午前11時2分再開
◎伊藤委員長 再開します。
△曽我教育部長 確かに私も以前、青葉町に住んでいたときに、自治会で青葉町の方たちと集まって、青葉小学校の教室をお借りして会議は開いた経験もありますし、今、学務課長に確認したら、今も同じだということなので、普通教室ではなくて会議室だと思うんですよね、擁している。そこで会議ができると思っております。
○朝木委員 会議室もですけれども、視聴覚室とか体育館も当然開放されていますよね、確認させてください。
△佐藤学務課長 施設使用の関係で、自治会の申請があれば、もちろん貸し出しは庶務課で行っております。
◎伊藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
○山崎委員 請願理由の2番で、「今までは、青葉町1丁目地内の東京都老人ホーム内の施設を借用していましたが、平成27年度に閉鎖の予定であり、以降は会合の場がなくなります」と書いてあるんですけれども、平成27年に閉鎖の東京都老人ホーム内、奏生館だと思うんですけれども、その辺の今後の予定は聞いておりますか。
△倉持市民協働課長 奏生館につきましては、26年3月に既に閉鎖になっております。現状、さくらコート青葉町が1丁目の敷地内にございまして、そちらの地域交流スペースと会議室のほうは地域の方に御利用いただけるようになっております。
また、隣接しております恩多ふれあいセンターのほうも決して、ちょっとお恥ずかしい話ですけれども、稼働率は100%ではございませんので、御利用いただけるようになっております。
◎伊藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
○朝木委員 そのさくらコートの施設の規模はどの程度なんでしょうか。
△倉持市民協働課長 地域交流スペースにつきましては、100名ぐらいは入れると伺っております。あと、会議室のほうは30名ぐらい入れるという形で、先日確認させていただきましたら、大体週に一、二件入っているぐらいで、施設で使わない限りは御利用いただけると伺っております。
◎伊藤委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎伊藤委員長 ないようですので、以上をもって本日は26請願第3号を継続審査としたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎伊藤委員長 起立全員でございますので、本件は継続審査といたすことに決しました。
休憩します。
午前11時5分休憩
午前11時6分再開
◎伊藤委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題3〕所管事務調査事項 特別支援教育推進計画について
◎伊藤委員長 続きまして、所管事務調査事項、特別支援教育推進計画についてを議題といたします。
初めに、所管より、第2部の第5章の説明をお願いします。
△高橋教育支援課長 事前に、平成26年度特別支援学級案内と特別支援教育リーフレット平成26年度をお配りさせていただきました。
特別支援学級案内につきましては、保護者に広く知っていただくことを目的といたしまして、転学相談や就学相談の申し込みや相談を受けた際に窓口で配布いたします。また、教育相談室、幼児相談室の来訪者に必要に応じて配布いたします。また、各学校に校長会や運営委員会を通じて配布いたしまして、特別支援学級の様子について知っていただくことを目的としております。
続きまして、特別支援教育リーフレットでございますが、東村山市の特別支援教育の制度について広く保護者に知っていただくことを目的に発行いたしました。これにつきましては、学校を通じて全児童・生徒の保護者を対象に配布いたします。1万3,000部作成いたしました。
資料については以上でございます。
続きまして、第5章、特別支援学級の充実に向けてという部分であります。
特別支援学級の教員の資質向上という点で、特別支援学級に入学する児童・生徒の障害の多様さや、転学ケースの増加、特別支援学級での実践を市内の小・中学校に伝える必要があることなど、特別支援学級の教員の資質向上を今後図っていきたいと考えております。
そのため、1つは、専門家チームの巡回相談での助言・指導、特別支援学級の担任会での研修、清瀬特別支援学校との連携、校内研究協議会への参加、通級指導学級と在籍校との連携、理解啓発事業の実施などを行っております。
続きまして、東京都立特別支援学校との連携でございます。
清瀬特別支援学校は東村山市のセンター校になっておりまして、特別支援教育コーディネーターと次のような連携を図っております。専門家チームへの参加及び特別支援学級への助言、特別支援教育運営委員会への参加、就学支援委員会への参加、復籍事業についての連携、情報交換の実施、研修会の案内の配布、その他ケースごとの連携を行っております。
また、特別支援学校高等部との連携につきましては、全ての中学校で卒業後の連携について情報交換をいたしております。また、職業実習や就労支援等で障害支援課の連携を行っております。その他、ケースごとに高等部との連携を実施いたしております。
続きまして、3番の特別支援教室の検討であります。
東京都特別支援教育推進計画第三次実施計画におきまして、全ての小・中学校に特別支援教室を設置する特別支援教室構想が示されております。平成26年度には東京都がガイドライン等を作成するとしております。本市では、東京都のガイドラインやモデル事業の内容を踏まえまして、本市における特別支援教室のあり方や実施方法の検討を進める予定であります。
本市の実態といたしましては、通級指導学級への入級のケースが多くなり、特別な教育的配慮が必要と考えられるケースがふえております。また、個々のケースの障害の程度や種類などの教育的ニーズの多様化もあるため、東京都の情緒障害学級の固定学級、通級指導学級、特別支援教室の重層的な支援体制を含め、どのような支援体制が最も必要とされているか、教員の体制や実施場所等の課題を含め、検討が必要であると考えております。
現在のところ、東京都のガイドラインやモデル事業実施自治体の報告会などの開催はありませんが、今後も情報収集に努めてまいりたいと思います。
特別支援学級の教員対象の研修会はどんなことをやっているかということを申し上げたいと思います。
平成23年度につきましてはWISC-Ⅲの実施、24年度には山鳩の家とかポッポの施設見学、平成25年度は、これは知能検査なんですけれども、WISC-Ⅳについての説明を行いました。平成26年度につきましては、感覚統合について研修を実施いたす予定でございます。
それから、通級指導学級と在籍校との連携につきましては、在籍校訪問を年2回ほど行いまして、対象児童・生徒についての情報交換と、その他日常的に情報交換及び連絡ノートの交換などを行っております。
また、特別支援学級設置校と近隣小・中学校との連携の実情といたしましては、東村山第二中学校の特別支援学級の教員が久米川東小学校で啓発事業を実施いたしました。
以上、具体的にはそのような研修会や情報交換を行っております。
◎伊藤委員長 説明が終わりました。質疑、御意見等ございませんか。
○朝木委員 この間ずっとこの特別支援教育推進計画に沿っていろいろ御説明いただいて、形式的にはというか、いろいろな体制を整えているという努力はよくわかったんです。
それできょうお聞きしたいのは、この特別支援学級とか特別支援学校というのは、障害のある子供たちを隔離するためのものではなくて、特別支援、言葉のとおり特別な支援をして社会に出るための準備をしていくわけですよね。お聞きしたいのは、その効果です。
私はこの間、私立のいろいろな団体とか塾を見に行ったりヒアリングをしたりしているんですけれども、例えば、ちょっと何か気に食わないことがあると人にかみついて、暴れて手がつけられないような子も、1年間何とか格闘して、ほとんど健常者と、健常者という言い方は余り好きじゃないんですが、普通学級に通えるんじゃないかというぐらい回復したとか、全く言葉が出なかった子供が、普通に近いぐらいの言葉が出るようになったとか、やはり皆さん、一生懸命いろいろなメソッドをそれぞれのやり方で格闘しながら、いわゆる障害を少しずつ克服してこれだけの効果が出ましたということは、きちっとデータとしてとっているわけです。それによって、こういう障害の子にはこういう方法が効果的であるということで、少しでも社会に出たときに困らないようにという形の支援を一生懸命やっていらっしゃるんです。
そういう意味で、いろいろと専門家を配置しましたとか、こういう体制をつくりましたということはよくわかったんですが、実際にその効果というのはどのように分析されているんでしょうか。
△高橋教育支援課長 特別支援学級とか通級指導学級、あるいは通常学級に在籍する児童・生徒の障害というのもさまざまなんです。例えば特別支援学級、いわゆる固定学級に入学しているお子様につきましては、基本的には知的発達障害の子供でして、知的発達障害につきましては、従来から、自立の方法のために、こういうプログラムを組んで、こんなことが必要だと。
例えば体力の問題だとか、計算はこの程度が必要だとか、社会性はこのぐらいを身につければいいとかということのプログラムで進めていると思うんですけれども、今、委員がおっしゃられた社会に入っていくという意味では、通級指導学級に入っているお子さんの対応だとか、通常学級に在籍するお子様の障害、いわゆる発達障害傾向にあるお子様の障害のことをおっしゃっていると思います。
それにつきましては、障害の程度に基づきまして専門家チームの先生が、このお子さんにはこういう対応が必要だろうとか、こういう障害についてはこんな対応をしていったらいいんじゃないかというアドバイスをしていって、それで、一気にぱっと解決することではありませんので、基本的には校内組織、校内委員会で、そのお子様の変化を確かめていきながら次の段階を考えていく。以前にお話ししました個別指導計画などに基づいて、学校が把握しながらいろいろな、通級に通ったりだとか専門家チームの先生の助言を得ていると思います。
もう一つ、ことばの教室についてなんですけれども、本市のことばの教室につきましては、構音障害、赤ちゃん言葉が残るお子様だとか、あとは吃音、どもるお子さん、流暢に表現できないというお子様を対象にしているんです。この構音障害というのは、指導によっては障害が残らないようにはっきり消えることもありますし、その辺の状況に応じて、これも言葉の専門家を招きまして、その先生が指導するという対応をしております。
○朝木委員 今の話でも、こういうプログラムでやっていますということはわかるんですが、だからいつも、こういう体制をつくりましたとか、こういう支援体制をつくりましたとか、こういう専門家チームをつくりましたということではなくて、これからは、これだけの効果を上げましたという御報告をいただきたいんです。
ですので、ことばの教室については、何人中これだけの子供がこれだけ改善されましたとか、発達障害についても、何人いる子供の中で、これだけの子供がこれだけ改善されて、保護者の方からも評価をされていますというような、こういう支援体制をつくりましたではなくて、効果をどのように上げていくかという、そちらを主眼にした御報告を私としてはいただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
△高橋教育支援課長 今、手元に正確な数字はないんですけれども、昨年度入級していた、ことばの教室ですけれども、そのうち年間4人か5人は、もうその必要がないということで退級しております。次の通級指導学級なんですけれども、もう通常学級だけでいいというお子様は、すぐ出てくるわけではないのでなかなか難しいのですが、でも年間何人かは退級、これぐらい改善すればいいだろうという、そういう把握をしております。
それと、先ほど申し上げましたように個別指導計画なども、小学校でこんなふうにやっていたらこんな効果が出てきたということを、今度、中学に伝えていくことも必要だと考えて、それも実施しております。
ただ、発達障害傾向のお子様につきましては、こうするとこんな効果があった、あるいは大分改善されて、通常学級でもこれだったらやっていけるというお子様はもちろん出てきているんですけれども、はっきりと必要がないとか、全て障害がなくなってしまったというのはなかなか難しいので、その辺の把握の仕方というのが難しいと考えております。
○朝木委員 こういう話になるといろいろ言いたいことはあるんですが、とりあえず次回、できれば、これだけの効果を上げていますというところについて分析していただいた結果を御報告いただければと思いますので、お願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
△高橋教育支援課長 なかなか把握の尺度というのが難しいですけれども、こちらで把握できるところを報告させていただきたいと思います。
◎伊藤委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
○小町委員 29ページの特別支援教室の検討について1点お伺いしたいんですが、東京都の指針で全ての学校に設置する方向のような書き方がされております。当市においても情報収集を昨年、ことしとやるとなっておりますが、現在の進捗状況といいますか、検討状況についてお伺いいたします。
△高橋教育支援課長 この29ページの下にモデル事業実施自治体というのが記載されていまして、目黒区・北区・狛江市・羽村市というのがあります。この中で羽村市につきましては、文書の報告書がありますので、それを検討しております。例えばどういう場所に設置するのかとか、どういう子供を対象にして、それをどんなふうに選ぶのかとか、それから何曜日にどういう形で教員が回るのかとか、そういう報告がある程度なされていますので、そういうものは把握しております。
ただし、先ほど申し上げましたように、教室の問題だとか、特に教員の配置をふやすということではないんです。ですので、今の通級指導学級の教員が回るという可能性が高いんですけれども、そのための課題だとか、その辺を今、分析しているところであります。
特別支援教室のことについてもう少し説明したいと思います。
現在の通級指導学級というところは、通常学級に籍を置いています。基本的には通常の学級で授業をしています。ただし、その中で一部、例えば、学習は特に課題はないんだけども落ちつかないだとか、学習面では、数学とか社会はできるんだけども国語の作文は極端にできないだとか、逆に数学とか算数が極端にうまくいかないとか、学習能力の中に読むとか書くとか類推するとか、そういうところだけが一部発達がゆっくりだと。それから、コミュニケーションがうまくいかないという子供を現在は通常学級の中で対応したり、通級指導学級の中で対応しているんです。
特別支援教室というのは、どこの学校でもそういう教室を設置して、そういう課題の一部のお子さんについては、通級しなくても、その学校で、その教室で、例えば国語の時間はそこへ行って先生に指導してもらうとか、そういう構想ではあります。ただ、集団活動をしなきゃいけないお子さんの場合はやはり通級に行くだとか、そういうことなんですけれども、そういうことが東京都の特別支援教室構想ということになります。
○山崎委員 28ページに、東村山のセンター校は清瀬特別支援学校と書かれているんですけれども、例えば1カ月にこちらのほうの学校から誰かが来て、そういうお話とか何かがあるわけですか。
△高橋教育支援課長 専門家チームの巡回相談というのが各学校で行われております。それで、特別支援学級設置校につきましては、特別支援学級未設置校よりも2回多く巡回相談を行っております。その2回分を特別支援学校の先生に行っていただいて、そこで個別の助言指導をしていただいたり、先ほど申し上げましたように、運営委員会に参加していただいて、それで特別支援学級の運営委員の先生にお話をしていただくとか、運営委員会は月1回ありますけれども、特別支援学校の先生にも来ていただいております。あるいは、就学相談にも参加していただいております。
◎伊藤委員長 ほかに御質疑ございませんか。
○小町委員 もう一点確認させていただきたいのですが、今年度の学級案内を拝見すると、例えば萩山小学校においては通級学級に36名通っておられるようですし、中学校でも十何名いらっしゃいますが、担任が4名ないし3名とか、講師の方を入れるともうちょっとになりますが、おおよそ1人の担任の先生が見られる適正な人数というのはどの程度なのか、指針があるんでしたらお伺いします。
△高橋教育支援課長 障害の程度に応じて支援が必要だったり、割と少なかったりというのがありますので、一概には言えないんですけれども、通級指導学級につきましては10人で1学級になります。ですので、萩山小学校のきりの木学級につきましては4学級ということになります。
◎伊藤委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(発言する者なし)
◎伊藤委員長 ないようですので、所管事務調査事項につきましては、本日は以上で終了いたします。
次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題4〕行政報告
◎伊藤委員長 次に、行政報告を議題といたします。
初めに、市民部より御報告をお願いします。
△屋代市民相談・交流課長 市民相談・交流課より2点ほど報告させていただきます。
まず初めに、核兵器廃絶と平和展についてでございます。
核兵器廃絶と平和展は、昭和62年9月25日に行った核兵器廃絶平和都市宣言にちなみ、被爆当時の様子を写した写真や絵、また高熱によって溶けた瓦や瓶などの資料を展示し、原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さを市民の方々に訴え、あわせて平和のとうとさを知っていただくために毎年開催しているものでございます。
今年度の展示期間は8月18日月曜日から8月26日火曜日まで、平日8時30分から17時までとなっており、いきいきプラザ1階ロビーで行います。
展示期間に先立ちまして、8月16日土曜日の午後、中央公民館ホールにおきまして平和のつどいを開催いたします。こちらの内容につきましては、被爆体験談の講演と平和音楽会という構成を考えております。また、展示初日に当たります8月18日月曜日のお昼休みの時間帯には、サロンコンサートをふれあい喫茶いきいきにて開催する予定でございます。委員の皆様におかれましても、ぜひお越しいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
続きまして、男女共同参画推進フォーラムについて御報告いたします。
毎年開催している男女共同参画推進フォーラムは、公募市民による男女共同参画推進市民委員会の皆さんと共同で企画・運営を行っているものでございます。今年度はお手元のチラシにもございますとおり、7月13日日曜日、午後2時から4時まで市民センターにて開催いたします。
内容は、中央大学法学部教授の広岡守穂氏を講師にお迎えし、「妻が僕を変えた日」と題しまして、広岡先生が、先生御自身と学生結婚をして、5人の子供を育ててきたパートナーの本当の気持ちを知ってどのように変わっていったのかという体験談をもとに、男性が家庭や地域にかかわることによって知る喜びや、女性の自分育てについてお話しいただきます。
男性、女性それぞれが、今までの性別役割分担意識から開放されて、日々の生活の中に新たな楽しみを見つけるきっかけにしていただければ幸いと考えております。お忙しいとは思いますが、こちらのほうにもぜひ御参加くださいますように、あわせてよろしくお願い申し上げます。
◎伊藤委員長 市民部からの報告が終わりました。
以上2点につきまして、御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎伊藤委員長 それでは、次に教育部より報告をお願いします。
△川合教育部次長 私からは、平成25年度間の東京都の暴力による部活動指導に関する調査結果について御報告いたします。
本調査は、東京都が平成24年度より、体罰の疑いがあるような事例に対しても見逃さずに、迅速に対応することを含め、体罰根絶に向けた取り組みを行うため、実態把握をアンケートや聞き取り調査をもって実施したものでございます。東村山市においても、昨年に引き続き平成25年度間の調査を実施いたしました。
東京都全体では、小、中、高、特別支援学校で総計122人が体罰事故を起こしたものとして報告されており、そのうちの1件が本市の東村山第二中学校の案件として含まれております。今回の体罰事故は、部活動を手伝っていたボランティアの者による行為でした。本市では、全中学校運動部活動顧問対象の研修会を実施し、体罰の防止、人権感覚の向上に向け教員の意識の高揚を図ったり、部活動はもとより、日々の教育活動においても体罰根絶に向けたさまざまな取り組みを行ってまいりました。
今回報告した体罰は、教職員ではなくボランティアによるものではあったものの、指導の過程で生徒の心身を傷つける行為に及んだことを、東村山市教育委員会としましても重く受けとめております。
東村山第二中学校では、被害を受けた被害生徒とその保護者へ深く繰り返し謝罪をし、今後二度とこのような行為が繰り返されないことを約束しました。あわせて、当該部活動の関係する生徒や保護者にも事情説明を行いました。
体罰として報告したボランティアの者につきましては、学校長から厳しく指導した後、部活動補助をやめていただきました。この後も校長会や副校長会、生活指導主任会を通じて東京都の発出している文書やパンフレットを活用し指導を行うとともに、さまざまな研修会を通じて自己啓発を促すと同時に、部活動補助員やボランティアとして携わる者にまで体罰根絶に向けた指導について徹底してまいりたいと思います。
このことにつきましては、本市のホームページにも体罰問題に関する教育委員会からのメッセージとして掲載させていただきました。体罰根絶に向けては、教育委員会と学校が一体となって全力で取り組んでまいりたいと思いますので、何とぞ御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
◎伊藤委員長 報告が終わりました。
この件につきまして、御質疑ございませんか。
○朝木委員 まず体罰の内容、どの程度のものだったのかということと、それから、このボランティアという方は、例えば学生なのか、あるいはスポーツ関係の方なのか、どういう立場で携わっていた方なのか伺います。
△川合教育部次長 まず体罰行為については、頭を2度ほどはたく、それから頬を1つはたくという行為の1件でございます。それから、このボランティアの方につきましては、社会人の方で、地域の方で、部活動に支援してくださるということでのお手伝いをいただいた方でございます。
○朝木委員 先ほど関係者への事情説明というお話だったんですが、どの範囲で説明をされたんでしょうか。
△川合教育部次長 その体罰事故のあった部活動の関係生徒及び保護者と聞いております。
○朝木委員 男子バスケ部と聞いておりますが、その男子バスケ部の部員及び保護者も含まれるということですか。
△川合教育部次長 そのように認識しております。
○朝木委員 当該部、男子バスケ部の方たちには報告をされたようですけれども、普通にほかの保護者の方には報告をされていませんよね。本当であれば全校の生徒及び保護者にきちんとした説明をしないと、うわさでは聞いているという話になっているんです、保護者の方が。こういう話というのは、正確な情報でない形で伝わると、間にいろいろな情報がくっついて、いわゆる尾ひれがついた形で保護者の方たちに不要の不安をかき立てることになると思うんです。
ですので、やはりこれはあったこととして、きちんと正確な情報を二中の全体の保護者の方、特に部活をやっている方は心配されていますから、そういううわさのレベルで広がるということは防止すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
△川合教育部次長 不安という意味では、おっしゃるとおりだと思います。先ほど申し上げましたように、今後二度とこういうことがあってはならないということで、もちろん教員以外の部分についてもなので、きちんと説明することは必要だろうなと我々も理解しております。
○朝木委員 ということで、一応説明会なり事情説明は実施するという考えでよろしいですか。必要だとおっしゃるから、必要だけれどもやらないということなのか、きちんと説明しますということなのか、どちらでしょうか。
△川合教育部次長 この件に関しては、実は昨年の7月のことなんです。その後、先ほど申し上げましたように、対象の部活動のお子さんや保護者には説明を申し上げたということで、一定の解決を見たと思っています。
今現在は、その方は携わっていないということでございまして、また当該のお子さんも、詳しくは申し上げられないんですけれども、部活動に参加できる方向になってきていると聞いておりますので、あえて二中については、このことについて報告するとは考えていないところでございますが、今後についてそういうことは、お考えのとおり、やはり必要だろうなとは理解しております。
○朝木委員 確かに昨年の話ですけれども、昨年からうわさはありながら、完全に表に出たのが割と最近ですよね。そういう意味で、二中の保護者の方からすると、うわさでは聞いているけれども、どういうことが起きたのかということも割とアバウトな形で伝わっていますし、ボランティアの方というのは女性の方と私は伺っているのですが、その辺も含めて、当事者がつらい思いをしないためにも、逆に正確な情報をきちんと伝えることが解決の第一歩ではないかと思います。
今、説明する予定はないというお話でしたが、昨年のことであっても、やはりけじめをつけるという意味で、説明は私は必要だと思っています。今後についても、やはり何か起きたときには、きちんと正確な情報を学校全体に伝えるということはぜひ行っていただきたいと思いますので、その点、要望ですが、よろしくお願いいたします。
◎伊藤委員長 ほかにございませんか。
○小町委員 昨年、東京都の小、中、高を含めて122件あって、その中の1件が当市から起こったということは、これが氷山の一角と見るのか、本当にこの1件だけだったのかというのもわからないところもありますが、先ほども朝木委員がおっしゃったように、大きな事件や事故につながらないような取り組みを今後しっかりと、市として、教育委員会として取り組んでいただきたいと思います。これは要望です。答弁要りませんけれども、ぜひ体罰やいじめも含めて、市内からは起こらない、起こさないという毅然とした対応を今後とっていただきたいと思っております。
◎伊藤委員長 ほかにございませんか。
(発言する者なし)
◎伊藤委員長 お二人の委員から要望ということでございましたので、所管におかれてはよろしくお願いしたいと思います。
以上で行政報告を終了します。
次に進みます。
休憩します。
午前11時44分休憩
午前11時46分再開
◎伊藤委員長 再開します。
特定事件の継続調査についてお諮りいたします。
本件については、お手元に配付のとおりとし、本会議の議決を得たいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎伊藤委員長 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
次に進みます。
以上で、本日の生活文教委員会を閉会いたします。
午前11時46分閉会
東村山市議会委員会条例第23条の規定により、ここに署名又は押印する。
生活文教委員長 伊 藤 真 一
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長心得
-21-
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