第3回 平成26年4月21日(生活文教委員会)
更新日:2014年7月18日
生活文教委員会記録(第3回)
1.日 時 平成26年4月21日(月) 午前10時9分~午後零時7分
1.場 所 東村山市役所第1委員会室
1.出席委員 ◎伊藤真一 ○小町明夫 朝木直子 山崎秋雄各委員
1.欠席委員 小松賢委員
1.出席説明員 原文雄市民部長 東村浩二環境安全部長 曽我伸清教育部長
清水信幸市民部次長 細淵睦環境安全部次長 川合一紀教育部次長
倉持敦子市民協働課長 戸水雅規納税課長 嶋田昌弘防災安全課長
田中宏幸庶務課長 谷口雄麿教育部主幹 高橋功教育支援課長
大西弥生教育支援課長補佐 岸温協働運営係長 田中裕子管理係長
大森裕登施設係長
1.事務局員 南部和彦局長心得 湯浅﨑高志次長 荒井知子次長補佐 山名聡美主任
1.議 題 1.25請願第18号 東村山市立小・中学校の特別教室と体育館にエアコン設置を求める請願
2.26請願第3号 青葉町1~2丁目に公共集会施設の建設を求める請願
3.所管事務調査事項 特別支援教育推進計画について
4.行政報告
午前10時9分開会
◎伊藤委員長 ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
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〔議題1〕25請願第18号 東村山市立小・中学校の特別教室と体育館にエアコン設置を求める請願
◎伊藤委員長 25請願第18号を議題といたします。
本請願につきましては、12月定例会最終日に付託され、本日は3回目の審査になります。委員の皆さんの活発な議論を期待いたします。
各委員より、質疑、御意見等ございませんか。
○山崎委員 前回資料をいただきまして、都がこの冷房化事業に積極的に予算もという形なんですけれども、所管にお尋ねしたいんですが、その東京都の概要は何か連絡が入ってきていますか、現在。
△田中庶務課長 3月に説明した段階から、具体的な進展は現在のところございません。要綱とか規則等についても、私どものほうでも東京都に照会したんですが、まだ市町村に配られるというお話をいただいておりませんので、今待っている状態でございます。
◎伊藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
○朝木委員 今まだ都のほうの概要がはっきりしていないという所管の答弁がありましたので、今までそれなりに議論は積み重ねてきたと思うんですけれども、具体的に今後、多分各会派によって意見は分かれるとは思うんですが、その概要がはっきりしてからこの議論を先に進めたほうがよろしいかと思うんですが、いかがでしょうか。
◎伊藤委員長 朝木委員から、東京都からの具体的な補助金制度についての説明がなされていない段階で議論を進めるのは難しいというお話がありましたが、これにつきまして、ほかの委員の皆さんはいかがでしょうか。
○小町委員 今、朝木委員からもお話がありましたけれども、東京都のほうの概要が出てこないと恐らく、今まで12月から何度かこのエアコンの請願に関してはしてきていますので、そこを少し待たないと、この先、資料もいろいろいただいてはありますが、出てこないと思われますので、そこの部分の状況を見きわめたいと思うんですけれども、委員の皆さんはいかがでしょうか。
◎伊藤委員長 所管から出てきております資料に関してのお尋ねはございませんか。
○山崎委員 そういう経過があるんですけれども、所管としては、具体的にこれをどうするかという何か特別のプロジェクトとか、そういうものはこれからつくる、今現在どういう段階になっていますか、お尋ねしたいと思います。
△田中庶務課長 現在のところ都の補助要綱、うちのほうからも先週の金曜日に、今お伝えしましたとおり、どうなっていますかという照会はかけているんですが、まだ市町村のほうにはお配りできないということだったので、それを待っている状況です。当然、今年度の予算計上もされておりませんので、東京都の補助要綱等を見ながら、内容を確認していくという形で現在のところは考えております。
○山崎委員 この予算が26年から30年ということで5年間なんです。それで、ことしも予算がついていないという形で、普通教室では約2年半かかっていると思うんですけれども、具体的に5年間なので、早目に具体的にそのことをやらないとだめじゃないかと思うんですけれども、その辺の考えはどうでしょうか。
△田中庶務課長 そちらにつきましては、全体予算等の兼ね合いもあるかと思いますので、具体的に示された段階で協議してまいりたいと考えております。
◎伊藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
○朝木委員 見込みで、次の委員会の日程の関係もありますので、都のほうからいつごろになるということもお聞きになっていないんでしょうか、概要がおりてくるのは。
△田中庶務課長 4月中には何とかというお答えはいただいているところではございますので、5月連休明けてというところで、何とかめどは立つんではないかと考えておりますが、また東京都のほうにも逐次情報の照会を行ってまいりたいと考えております。
◎伊藤委員長 ほかに質疑ございませんか。
○小町委員 今、庶務課長からもお話ありましたけれども、5月連休明けが一つのめどというか、あると思いますので、その概要が出てきましたら、速やかに委員長なり委員なりに概要の資料をいただくようにお願いしたいと思うんですけれども、委員長、よろしくお願いします。(不規則発言あり)
◎伊藤委員長 休憩します。
午前10時16分休憩
午前10時17分再開
◎伊藤委員長 再開します。
ただいま小町委員より、小・中学校の特別教室の空調機に対する設置工事費の補助金について、東京都補助金に関しての実施概要についての資料請求がありました。これは現在のところ、まだ手元に来ていないわけですが、教育部に、入手次第この委員会に御提出をお願いしたいと思います。
その資料の請求につきましては、委員会で議決をとる必要がございますので、お諮りしたいと思います。
ただいま申し上げました資料につきまして、提出していただくことに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎伊藤委員長 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
所管におかれましては、入手次第、生活文教委員全員に御送付くださることをお願いいたします。
資料請求の件はただいまのように決めましたけれども、ほかに質疑、御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎伊藤委員長 それでは、以上で25請願第18号の審査を終わらせていただきます。この審査に関しましては、御案内のようにまだ結論が出せる状況でありませんので、本日は保留といたしたいと思います。この保留にするということにつきましても議決をとります。
賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎伊藤委員長 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕26請願第3号 青葉町1~2丁目に公共集会施設の建設を求める請願
◎伊藤委員長 次に、26請願第3号を議題といたします。
本請願につきましては、3月定例会最終日に付託され、本日が初回の審査となります。これより審査に入ります。
各委員より、質疑、御意見ございませんか。
○朝木委員 この青葉町1丁目及び2丁目に公共集会施設の建設を求める請願について、何点か、今後の進め方も含めて申し上げたいと思います。
まず1点目ですけれども、多分ほかの委員にもお電話があったんではないかと思いますけれども、この請願人の方が2丁目代表と名乗っていることについて、同じ地域住民の方から、これは異議がありますと、これは個人的な意見であるので、私たちの総意ではありませんというお電話が私のところにも、そういう御意見をいただきました。
それで、2丁目代表かどうかということが、この請願の本質にそのままかかわるわけではないとは思うんですけれども、ただ青葉町の地域住民の方の民意というか、世論というか、それがどういうものなのかということを踏まえることは非常に重要だと思うんです。それにつきまして、紹介議員をお呼びになって事情を聞くか、御本人に何か質問するかということで、何かしらの形で、この地域の方たちの民意を把握する必要があるとまず思います。
それからもう一点は、理由の4のところで、「行政の担当からは「土地がない」「場所がない」と聞きますが、青葉町には市有地があります」というくだりですけれども、この市有地というのはどこを指しているのか、もう少し具体的に聞き取りをしていかないと、ここも意味がわからないので明らかにしたいと思いますので、委員長よろしくお願いいたします。
◎伊藤委員長 今の市有地についてですが、きょう所管にわかる範囲で尋ねるということではなくて、請願人にということでしょうか。
○朝木委員 行政の担当は土地がないと言っているけれども、青葉町には土地があると書いてありますので、所管のほうでこの意味も含めて御説明いただければ、それはそれでありがたいです。
◎伊藤委員長 ただいまの朝木委員の質疑にありましたように、所管として、この請願文、請願理由の4番にある、青葉町には市有地がある、あるいはないとかということに対する、所管としての現時点における御見解がありましたらお聞きしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
△倉持市民協働課長 正確には把握しておりませんので、確認してお答えさせていただくという形になろうかと思います。
◎伊藤委員長 現時点においては、それに対する答弁ができる情報が手元にないということだと思います。
○朝木委員 また次回に送ると議論がおくれるんですが、今の青葉町の、特に1丁目、2丁目の市有地の所在などはすぐにわかるんではないでしょうか。すぐわかるんであれば、調べていただきたい。また一つおくれてしまうんですね、審査が。
△清水市民部次長 市有地の管理については管財課が行っておりまして、申しわけないですが、今現在その資料を持っていないものですから、ここの段階ではお答えできない形になっています。
○朝木委員 ではこれも、次回の委員会での答弁ですと、また大幅に審査がおくれますので、わかり次第、委員に資料を配っていただきたい。お願いします。
◎伊藤委員長 休憩します。
午前10時24分休憩
午前10時39分再開
◎伊藤委員長 再開します。
ただいま市民部次長より答弁がございましたけれども、これに対しまして御意見やさらなる質疑がありましたらお願いします。
○朝木委員 ただいま次長から、土地については管財課なので今すぐわからないというお答えがあったんですが、まず本日の請願については、今言った部分ですけれども、理由の4として「行政の担当からは「土地がない」「場所がない」と聞きますが、青葉町には市有地があります」と書いてありますので、やはりこういう質疑があることは想定して調べてきていただけると非常にありがたかったなということは指摘しておきます。
その上で、行政の担当から土地がない場所がないというやりとりがここに書かれているわけですけれども、これまで青葉町の特に1丁目、2丁目に集会施設をつくってほしいという要望を受けたことはあるのか、また、そのときのやりとりについてはどういうことだったのか伺います。
△倉持市民協働課長 正式な要望書という形では、平成24年度に1件、お受けさせていただいております。その後は、請願人のほうから直接何度か、口頭でやりとりはさせていただいております。
○朝木委員 そのときの経過のことではないんでしょうか、この土地がないとか場所がないと書いてあるのは。違いますか。
◎伊藤委員長 休憩します。
午前10時42分休憩
午前10時43分再開
◎伊藤委員長 再開します。
△倉持市民協働課長 平成24年度に要望書を出していただいた際に、その当時の経過の記録が私どもの手元に残っておりませんで、その後請願人と直接やりとりをさせていただいている経過の中では、現在「東村山キャンパス」といって、青葉町の老人ホーム跡地の部分についてのやりとりはさせていただいておりまして、直接市有地についてのやりとりはしておりませんので、申しわけございません。
○朝木委員 そのときには、まずこの公共集会施設の規模ですけれども、いわゆる小規模の自治会集会所程度の集会所のことであったのか、それともふれあいセンターのような複合施設というか、大き目の集会施設を御要望だったのか、その辺はいかがですか。
△倉持市民協働課長 要望書の中には、特段規模のことについて余り触れていないんですけれども、お話をさせていただいている中では、ふれあいセンターとかその程度の規模のものを求められているのかなと判断しますが、あとは自治会とかでいろいろ集会、青葉町の東村山キャンパスの中に奏生館という集会施設がございまして、そこをより活用されているということで、そこが閉鎖されるに当たって、同程度のものが欲しいというお話は伺っております。
○朝木委員 その施設はどの程度のものなんですか。
△倉持市民協働課長 調べたんですけれども、平米数までは東京都のほうで確認ができなかったんですけれども、和室とかが数部屋ございまして、あとはちょっとした運動スペースみたいな(「じゃ結構大きいね」と呼ぶ者あり)結構大きい規模のものでございます。
○朝木委員 とりあえず、この請願を拝見した限りで、不明な点が多いと思われるんです。さっき言ったように、確かに非公式ではありますけれども、各委員のところに2丁目の民意ではないという御意見も入っておりますので、それについては、地域住民の民意をどの程度把握していらっしゃるのかということと、民意というのはやはり大事だと思いますのでね、集会施設建てるに当たっては。恐らく管理なども地域住民で、相当皆さんでやっていただくことになると思いますので、その辺は非常に大事だと思います。
それが1つと、それから規模についても、本当にふれあいセンターのような規模のものを御要望なのか、それとも小さいものでもいいというお考えなのか、それをまず紹介議員あるいは、まずは紹介議員でしょうかね、請願人の方よりも先に。
紹介議員の方にまずお伺いしたいということと、それから市有地についても、平米数を含めて集会施設建設可能な市有地のリストと、できれば地図に落としたものを資料として提出していただきたいので、その資料が出てから、それから紹介議員の方にお話を伺ってから審査を進めたほうがいいんではないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎伊藤委員長 ただいま朝木委員がおっしゃった内容を私なりに要約いたしますと、まず、青葉町の皆さんの民意あるいは世論といいますか、要望がどの程度かということを把握する必要があるということです。
それから、あるとして、どれぐらいの規模の施設を期待されているのか、求められているのかということを、請願人もしくはその紹介議員に尋ねる必要がある。
それから最後に、建設場所として適当な市有地が、この請願文に述べられておりますけれども、果たしてあるかどうかということの調査であろうかと思います。
最後の不動産の調査に関しては、紹介議員にということではなくて、あくまで所管ですので、所管にお願いするというお話かと思います。
ほかにどうでしょうか。今、朝木委員からはこのような3点にわたってのお尋ねがありましたけれども、請願文全体を通して、次回の審査を行うに必要な項目、資料、そういったものがないかどうか改めてお尋ねしたいと思います。
○小町委員 この請願理由の中の2番目に東京都老人ホーム内の施設云々と書いてありまして、平成27年に閉鎖の予定ということが書いてありますけれども、この辺について、今後の動向は所管のほうでつかんでいるのかどうかお伺いします。
△倉持市民協働課長 集会施設につきまして、先ほど申しました奏生館につきましては25年度末で閉鎖になっております。老人ホームにつきましては順次閉鎖の予定で、28年度末で閉鎖の予定です─失礼いたしました。27年度末で事業所が廃止になりまして、28年度以降、解体工事が進むという形に予定されております。
○小町委員 そうすると、この奏生館については、既に使えなくなっているということでよろしいんですか。
△倉持市民協働課長 25年度末で使えなくなっておりまして、既に近隣住民の方には御説明をされていると伺っております。
○山崎委員 請願書に、平成22年2月に青葉町の公共施設の要望書を出しているということで書かれているんですけれども、それ以後毎年ですから、今平成26年ですから、相当何年か要望書を出して、その後口頭で何回かやりとりをしているんですが、その経過の資料が余りないと言うんですけれども、やはり次回この辺を具体的にしていただいて、この要望書を出しているけれども、何の返事もない。
それで、私は推測するんですけれども、やはり請願を出さなくちゃいけないという形で、規模とかは詳しく書かれていないんですけれども、集会施設をぜひつくってほしいということだと思うんですが、その辺の流れがこの文章2つだけでは非常にわかりにくくて、次回でもよろしいんですけれども、22年、それから23年、24年、25年、どういう口頭、それから要望があったという、もしわかれば、次回でも御説明をお願いしたいと思います。
あと、公共施設が一番少ないのが青葉町という形で資料が出されたんですけれども、確かに公共施設が非常に少ないという点では請願人の気持ちだと思います。
○朝木委員 今、山崎委員から青葉町の集会施設が少ないという、確かに町境でやっていくと、そういう見方もできるかと思うんですが、ただ、恩多ふれあいセンターというのは、青葉町とのほぼ境にありますよね。そういう意味でいうと、例えば、むしろ恩多町のほかの丁目、恩多町でもふれあいセンターから遠い方よりも、青葉町の方たちのほうが非常に近い距離にあるかと思うんです。
それで、所管に確認しておきたいんですけれども、ここに「現代社会は多様化の時代」、理由の3ですが、「各会合施設はどこも満員で、他町の施設を借用できない現実があります」とありますが、確認したいんですけれども、恩多町ふれあいセンターについては、恩多町住民を優先するという予約方法をとっているんでしょうか。
△倉持市民協働課長 恩多ふれあいセンターにつきましては、そのような取り決めはしておりませんし、青葉町1丁目につきましても、会員になっていただいたりという形をとっておりますので、恩多町に限っているということは全然ございません。
○朝木委員 請願人の方がどの程度の集会施設を御要望なのかはわからないんですが、私は、小規模の集会施設は、一定の距離を置いてたくさんつくるべきだという立場ではあるんですけれども、ただ、ふれあいセンターみたいな規模のものが欲しいという御要望となってくると、恩多ふれあいセンターと近過ぎるんではないかなと思いますけれども、所管としては、そういうことも考慮に入れて、今までこの要望の対応をされてきたんでしょうか。
△倉持市民協働課長 市としましては、新しく集会施設を建設するということ自体が、規模にかかわらず現状として難しいというお話はさせていただいておりまして、特に青葉につきましては、平成23年6月に青葉地域センターを、3丁目ですけれども建設させていただいておりますので、青葉町地域に市の施設がないということはないと所管としては判断しております。
○朝木委員 ただ、3丁目では遠いというのがこの請願人の方の御主張なわけでして、小規模な施設も無理だということですと、例えば、青葉町にもいろいろな事情はあると伺っていますけれども、空きテナントを利用するとか空き家をリフォームするとか、そういう議論とか検討というのは、内部でされたことはありますか。
△倉持市民協働課長 空き家の活用につきましてはまだ検討しておりませんけれども、たまたま青葉1丁目のところに東村山キャンパスという、東京都の土地ですけれども、大きな敷地がございまして、そこの老人ホームの再開発ということが前提にありまして、東京都のほうでも何らかの地域とのかかわり、今までもそういう施設を地域住民の方に貸していただいていたという現状もございました。
市としましても東京都のほうに、今後も地域の方に集会施設という形で御提供いただけないかというお話はさせていただいてまいりまして、今回も新たに建設を予定していただく建物の中に地域交流スペースという形で、現在、青葉町のさくらコートにも地域交流スペースというのは設けていただいているんですけれども、同じような形で地域交流スペースは設けていただく、公募要件の中に入れていただくようにはお願いしております。
○朝木委員 その見通しはどんな感じですか、感触は。
△倉持市民協働課長 地域交流スペース自体は、入れていただくことはほぼ確定な感じなんですけれども、あとは、和室がいいのか洋室がいいのかとか、そういう中身のことについては、ある程度こちらのほうからもお話はさせていただけると。
○朝木委員 そうすると、旧老人ホームの中には一定の集会施設ができる見通しがあるということでよろしいですか。
△清水市民部次長 今お話しさせていただいたとおり、去年ぐらいから東京都とずっと調整しておりまして、まだ完全に確定したわけではないんですが、その方向で検討はしていただけるという状況にはなっております。
○朝木委員 請願人の方とその施設にどのぐらいのずれがあるのかちょっとわかりませんけれども、今のお答えを聞くと、一定の規模の集会施設ができる見通しがあるということですと、この請願の前提自体がどうなのかなということになってくるんですが、それも含めて、やはり紹介議員の方をお呼びして、今の施設、老人ホーム内の施設が前提になっているのか、あるいは、この施設があってもまだ足りなくて、こういうものが欲しいということなのか、そのあたりもお聞きしないといけないかと思うんですが、いかがでしょうか。
◎伊藤委員長 朝木委員、今の御意見は、老人ホーム内の施設がリニューアルした時点で、どういう形かは見えないし、まだ具体的にそれを、正式に了解を得られたわけではないけれども、新たに設置される施設の計画がかなり可能性の高いお話として見通せていると。それを踏まえて、そういうことであれば、この請願そのものがどうなのという話になるので、請願人にその点も、ただいま所管からあったお話のような計画のことについて、承知されているかどうかということを尋ねると。
ちょっと議論を整理しているのは、請願人ないしは紹介議員を次回の委員会にお招きするということですと、何を尋ねるのかということがあります。先ほど朝木委員から3点についてお話がありました。これをお聞きすることになると思いますけれども、さらにその新しい施設の計画についても、認識があるかどうかをお聞きしたいということですね、わかりました。
ほかに、資料を請求させていただきたい、あるいは、請願人もしくは紹介議員にお尋ねしたいという項目はございますか。
○山崎委員 この請願の文書の中で、1・2丁目が非常に交通不便な地域なんです。あと1・2丁目は、全体の自治会のうち21、70%を占めているという形で、その1・2丁目の連絡会、1・2丁目代表の請願人さんから出されているので、その辺がこの請願人さんの気持ちだと思うんですけれども、1・2丁目は交通も不便だ、それと青葉町の70%を占めているという形で、今お話があった東京都の老人ホーム内の施設の見通しが立てば、話がまた違ってくると思うんです。
◎伊藤委員長 請願人及び紹介議員のほうの御認識、そして今所管から出ました将来的な見通し、それらをあわせて実態はどうなんだということを詰めていくことは非常に重要なことだと思いますので、あわせてお聞きしていきたいと思いますが、それでは、次回の委員会において紹介議員である熊木敏己議員にいらっしゃっていただくという方向でお話を進めますか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎伊藤委員長 ただいま紹介議員をお呼びして次回お話を伺いたいという御意見が複数の委員から出ましたけれども、会議規則第135条に基づいて、紹介議員にお越しいただいて御意見を伺うことについて、委員会としての議決を得たいと思います。
紹介議員にお越しいただき御意見を伺うことについて、賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎伊藤委員長 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
委員長より委員会への出席説明要求書を出したいと思います。先ほど来議論になっておりますように、紹介議員に対しては、主に次の4点についてお尋ねしたいと思います。
まず、青葉町全体の民意の把握です。客観的な状況ということで、青葉町の住民の皆さんがどれぐらい新たな公共集会施設の設置を要望していると、これが一部の方のお話ではなくて、全体として強い御要望があるということについての一般的な民意を御説明いただきたいということであります。
次に、請願人が求めております施設の規模あるいはイメージ、ふれあいセンターのような大きなものをイメージされているのか、それほど大きなものではなくて、小規模なものでもよいということなのか、そのあたりについてお聞きしたいと思います。紹介議員にお尋ねするのは以上ですね。
それから、所管におかれては、市有地の遊休地というか、使える場所があるかどうか、これは調べていただきたいと思います。
所管にお尋ねしたいんですが、先ほど朝木委員から幾つかお尋ねあった中で、請願人ないし紹介議員ではなくて所管にお尋ねしたいことということで、市有地の状況に関する資料をぜひ御用意いただきたいと思いますが、準備していただけますか。簡単な資料であれば、この場で私が委員長として口頭でお願いして用意していただくことになりますけれども、正式な資料請求の形をとらせていただいたほうがいいですか。
△清水市民部次長 事務報告なんかにも実際どこがあいているかというのが載っていないものですから、これから管財のほうと調整して、でないとどこまで出せるかという判断ができない状況になっておりますので、管財課と調整させていただいて、どこまで出せるか判断して、出せるものについては出していければと思っております。
◎伊藤委員長 休憩します。
午前11時7分休憩
午前11時8分再開
◎伊藤委員長 再開します。
資料請求につきましてはこれから皆さんにお諮りしたいと思いますが、その前に、山崎委員より、今まで地元住民の皆さんが所管に対して、青葉町1丁目、2丁目の公共集会施設の設置に関して要望されてこられたことについての過去の経過をもう少し詳しく説明していただきたいという要望がございました。これにつきましては、内容的に口頭での御説明でよろしいかと思いますが、山崎委員よろしいですか。
〇山崎委員 はい、いいです。
◎伊藤委員長 よいということですので、口頭で本日御説明をいただけなかった過去の詳しい御説明を、どのような具体的な要望があり、それに対してどう回答されてきたのかというところが中心になると思いますけれども、次回の委員会において所管から御説明をいただきたいと思います。
それでは、資料請求につきまして、皆さんにお諮りしたいと思います。
ただいま委員各位から資料請求の御意見のございました、青葉町1丁目、2丁目に東村山市が所有している市有地に関する資料につきまして提出していただきたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎伊藤委員長 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
関係所管と連絡をとっていただきまして、請願審査に必要な資料を御準備いただきますように、所管にはお願いしておきます。
ほかに質疑、御意見ございませんか。
(発言する者なし)
◎伊藤委員長 では、次回、紹介議員の御出席を求めること、そして今回新たに請求させていただきました資料をもとに、次回はもっと具体的で突っ込んだ議論を展開してまいりたいと思いますので、委員各位におかれましても、特に2丁目、1丁目の世論がどうなのかということは、偏りがあるといけませんので、それぞれのお立場で可能な限り調査していただけると委員長として大変に助かりますので、よろしくお願いいたします。
本件につきましては意見、御質疑がないようですので、以上をもって本請願は保留といたしたいと思いますが、賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎伊藤委員長 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
次に進めます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題3〕所管事務調査事項 特別支援教育推進計画について
◎伊藤委員長 次に、所管事務調査事項、特別支援教育推進計画についてを議題といたします。
初めに、所管より、第2部第4章の御説明をお願いいたします。
△高橋教育支援課長 第4章、学校の指導体制の充実に向けてを御説明させていただきます。
お手元の東村山市特別支援教育推進計画の23ページの章でございます。
第4章では、市立小・中学校の指導体制の充実に向けての取り組みについて掲げています。特別支援教育推進のため、市教委ではさまざまな取り組みを進めていますが、その取り組みを生かしていくためにも、学校内の体制は重要です。管理職や特別支援教育コーディネーターを中心とした校内委員会の整備はもちろんですが、教員一人一人が意識を持ち、特別支援教育に取り組んでいくことが大切です。
これまで、学校によって対応が違う、先生によって対応が違うという声が多く聞かれてきました。第4章では、東村山市立小・中学校全ての学校において、格差が起きないような指導体制の整備を進めます。
1、校内委員会の充実についてでございます。
小・中学校において特別な教育的ニーズのある児童・生徒の指導は、担任教諭や特別支援教育コーディネーターが単独で行うものではありません。管理職や特別支援教育コーディネーターを中心とした校内委員会において共通理解を持ち、学校全体の特別支援教育に関する認識の向上とともに、具体的な指導や支援方法についても検討し、学校全体に発信していく必要があります。
第三次実施計画では、各校の校内体制の状況を把握し、役割や機能を見直し、有効に取り組めている学校の実践例を参考にするなどして、校内委員会の充実を図ります。
今後の取り組みといたしましては、1、特別支援教育運営委員会などの委員会組織を活用して、校内委員会の役割や機能について、継続的に体制を整えるために具体的なあり方を示します。2、特別支援教育専門家チームの巡回相談などを活用して、校内研修を実施し、学校全体の特別支援教育に関する認識を高めて成果を検証いたします。3、特別支援教育リーフレットの配布、特別支援学級未設置校での啓発事業、特別支援学級との交流事業などを通して、保護者や児童・生徒に対して、特別支援教育制度や障害について理解啓発を進めてまいります。
2、個別の教育支援計画・個別指導計画の作成について。
個別の教育支援計画は、本書参考資料の45ページから47ページに様式が掲載されておりますが、特別な教育的ニーズのある幼児、児童・生徒の一人一人のニーズを正確に把握し、適切に対応していくという考え方のもと、長期的な視点で、乳幼児期から学校卒業まで一貫して的確な支援を行うことを目的にして作成いたします。この作成には、教育のみならず、保健、医療、福祉、労働等のさまざまな側面からの取り組みを含め、関係機関、関係部局の綿密な連携協力を確保することが不可欠であります。
個別指導計画は、本書参考資料の48ページと49ページに様式が掲載されております。これは、特別な教育的ニーズのある児童・生徒の実態を把握し、目的と指導内容・方法を明確にして、適切な指導を行えるよう、学校における教育課程や指導計画、当該児童・生徒の個別の教育支援計画等を踏まえて、より具体的に児童・生徒一人一人の教育的ニーズに対応して、指導目標や指導内容・方法等を盛り込んだもので、学校と保護者が連携して作成します。
個別の教育支援計画、個別指導計画の作成については、共通様式の利用だけでなく、各校の実態に合ったものを作成するなど、活用が進んでおります。児童・生徒一人一人の教育的ニーズを的確に把握し、将来像を示すなど、目標と指導内容を具体的に示すことで、保護者の理解を得ていくことが大切です。また、作成したことで満足するのではなく、評価や進級・進学に際しての連携の基礎として活用の充実も進めます。
今後の方向といたしましては、1、校内委員会で、個別の教育支援計画、個別指導計画の作成を推進するとともに、活用の成果を検証いたします。2、個別の教育支援計画、個別指導計画の活用成果について、本人や保護者へ伝え、継続的な支援を行います。3、作成に当たっては、本人、保護者、学校だけでなく、特別支援教育専門家チームや主治医などの意見も参考にし、就学支援シート、就学支援ファイルとの整合性も図ります。4、作成した個別の教育支援計画、個別指導計画は、進級や進学の際に継続的な支援のための連携ツールとして活用いたします。
3、教員・特別支援教育コーディネーターの資質の向上について。
困り感がある児童・生徒への指導や支援を実施することは、対象となる児童・生徒を取り囲む学級全体の運営、保護者との信頼関係による協力体制の構築、さまざまな制度の活用など、教員一人一人が総合的な力をつけていく必要があります。
また、特別支援教育コーディネーターには、他機関との連携窓口となることにあわせて、校内の取り組みを充実させる役割があります。教員及び特別支援教育コーディネーターの資質向上のため、研修内容の充実を図り、継続性のある人材育成に取り組みます。
①、特別支援教育の考え方や本市の特別支援教育の取り組みについて、市立小・中学校全教員の共通理解を図ります。②、障害の理解、授業や教育環境の改善、校内体制のあり方等について、経験や職層に合わせた研修を実施し、困り感がある児童・生徒への指導に対し、教員の資質向上を図ります。③、特別支援教育運営委員会を活用し、特別支援教育コーディネーターの資質向上を図ります。④、特別支援教育コーディネーターについて、校内委員会における役割、保護者や関係機関との連携窓口としての役割について継続性を確保するため、複数任命及び適した人材の任命と育成を図ります。⑤、実施した研修について、実施の報告や成果の検証を行います。
4、副籍制度の充実について。
副籍制度とは、本書8ページの14番にありますように、都立特別支援学校の小・中学部に在籍し、原則として希望する児童・生徒全員が、居住する地域の区市町村立小・中学校に副次的な籍を持ち、直接的な交流や間接的な交流を通じて、居住する地域とのつながりの維持・継続を図る制度であります。間接的な交流とは、学校・学級だより等の交換などで、直接的な交流とは、学校・地域行事等における交流や教科等の学習交流などであります。
副籍制度につきましては、直接的な交流を通じて地域とのつながりを維持・継続していくことに効果が見られる一方で、地域指定校によって制度理解に差がある実態が見られます。また、保護者の地域指定校の希望についても広がりが見られます。さらに、本市の特別支援学級─固定級ですけれども─に在籍する児童・生徒については、副籍制度に準じ、地域との交流を進めていくことを個々の学校で実施していますが、今後は制度の整備が必要と考えます。副籍の実施状況といたしましては、本書39ページの下段の3に掲載してあります。
今後の充実への方法といたしましては、①、副籍事業の実施に当たり、他校での事例を参考に、地域指定校において実施前に協議を行い、当該児童・生徒の状況及び交流活動について、教職員が理解を図り、円滑に行事や授業への参加を実施いたします。②、地域指定校の児童・生徒や保護者に対して、交流活動を通じて、副籍制度の趣旨や障害のある児童・生徒に対する周知を行い、効果的な実施を図ります。③、地域指定校の指定については、副籍制度の趣旨の範囲内で柔軟に対応いたします。
以上、簡単ではございますが、第4章の学校の指導体制の充実について説明させていただきました。
◎伊藤委員長 説明が終わりました。
委員の皆さんから質疑、御意見等をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○朝木委員 今この推進計画について御説明ということがあったんですが、推進計画の第三次実施計画の朗読ですよね。それで、私ができれば聞きたいのは、この計画の中身を具体的に、今どういうふうに現場で実施しているかということが大事なんです。
計画は立派なものが立てられると思うんですけれども、ただ、この各項目について、現状市内でどういう取り組みをしているのかという具体的な内容が全くないと、申しわけないけれども、今の内容は、もう私たちは読んでおりますので、その中身について聞きたいんです。
ですので、委員長、今後、今までずっと朗読で来たんですけれども、これはもう私たちは全部目を通してあるものですので、この①とか②とか③について、今市内で具体的にどういう取り組みをしていて、どういう効果を上げているのか、どういう問題点があるのか、そこをお伺いしたいんです。
◎伊藤委員長 小町委員あるいは山崎委員、ただいまの御指摘につきまして、御意見ありましたらいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○小町委員 今、朝木委員からもお話がありましたけれども、年度も変わりまして26年度になったわけで、ここで25年度のそれぞれ取り組み方、いろいろ書いてありますので、できればそれの中で、どのような話がそこの委員会であったかとか、そういうのを含めてお聞かせ願うと、恐らく議論も深くなるし、手間が省けるということもあると思いますので、ぜひそのような進め方をさせていただくとありがたいかなと思っております。
◎伊藤委員長 山崎委員、いかがですか。
○山崎委員 やはり現場の内容を話していただくと非常にわかりやすいと思うので、今後よろしくお願いします。
◎伊藤委員長 各委員からそういう御意見がありましたけれども、所管としてはいかがですか。御意見、お考えがありましたら、お話しいただければと思います。
△高橋教育支援課長 御指摘ありがとうございます。この東村山市特別支援教育推進計画第三次実施計画の説明ということで、これを1章ずつ説明させていただきましたけれども、今後、今どんなふうに取り組んでいるか、そのあたりを具体的に説明させていただきたいと思います。
◎伊藤委員長 では、ただいま各委員から御意見いただきました方向で今後は進めさせていただければと思いますので、御準備をいただければと思います。
ほかにございませんか。
△高橋教育支援課長 こちらで十分な説明はできないかもしれませんけれども、校内委員会が今どんなふうに取り組んでいるかというあたりをかいつまんで、わかる範囲で御説明させていただきたいと思います。
以前からお話ししてありますように、特別支援教育の運営委員会というのがありまして、その中に設置校長会といいまして、特別支援学級の設置校、固定級、それから通級指導学級の固定級を含めた校長、10校ありますけれども、その設置校長会というのがまず1つあります。そこで全体の方向、今年度の方向を諮っていく。
例えば各部会といいますのは、例えば専門部会が3つありまして、1つは特別支援教育部会といいまして各コーディネーターが集まっている会、各学校のコーディネーターが参加して校内組織をどんなふうに運営していくかという話し合いをする部会ですとか、それから、これはいろいろあるんですけれども、大きな事業としましては、特別支援学級未設置校の学級に、障害の理解であるとか、児童に指導するという啓発部会が1つあります。
それからもう一つ、担任会といいまして、特別支援学級の設置校の担任が集まりまして、さまざまな問題を協議する。例えば大きなイベントとしましては、以前申し上げましたように合同作品展がありまして、それを今年度どうやっていくか、そんなことも含めた話し合いを設けたりします。それを設置校長会で、今年度の計画をどんなふうにやっていくかという話し合いを先日いたしました。そういうのがまず1つあります。
もう一点、コーディネーターが学校でどんな取り組みをしているか、いわゆる校内委員会というのはどんなことをしているかということについても御説明させていただきます。
特別支援教育のコーディネーターは、各校必ず1名設置しております。最近では、全部は把握しておりませんけれども、複数名配置しているという学校もあります。
それで、例えば発達障害を含めた障害のある子供さんに対して、教員一人一人がどんなふうに対応するのかというだけではなくて、学校としてどう取り組むか。例えば、学校の施設をどんなふうに活用すると、そういう子にわかりやすくやっていけるかだとか、そういう取り組みがあったり、あとは保護者との話し合いをしていったり、学校全体として取り組むという、そんなことの役割だとか、コーディネーターはそれだけではなくて、例えば教育相談室との連携だとか医療機関との連携だとか、その辺の窓口にもなります。
それから、昨年度からスクールカウンセラーを小・中全校に東京都から配置されています。スクールカウンセラーも発達障害等、障害に関する造詣がいろいろありますので、そのスクールカウンセラーを含めた話し合いといいますか、学校全体で障害のある子供さんをどんなふうに対応していくかという話し合いも進めております。
それから、個別の教育支援計画、個別指導計画のことにつきましても、本書の後半に出ています様式は、全体としてはこんな様式を使ってみたらどうでしょうという一つの御提案なんですけれども、各学校、いろいろな様式をそれぞれでつくって、個別の教育支援計画といいますのは、そのお子さんのずっと以前から、幼児期から今までの流れだとか、それに例えば医療機関がどんなふうに関与しているかだとか、今までどんな検査を受けたことがあるかというような表になりますけれども、そういうものを活用して、校内委員会でその子供さんの理解を進めていくという取り組みをしております。
そのためコーディネーターを含めて、コーディネーターの資質の向上というのは、コーディネーターの1人の資質を向上するというだけではなくて、やはり学校全体が、障害に対する、特別支援教育に対する認識を高めていかなきゃいけませんので、管理職、それから学校全体のレベルアップといいますか、その辺を進めていくということで、いわゆる専門家チームの巡回相談員が各学校に派遣されていますけれども、その専門家の方の御意見を伺ったりして、先ほど申し上げたコーディネーターが参加する運営委員会で、事例研究を取り上げたりして資質の向上に努めております。
最後の副籍制度の充実ということでは、都立の特別支援学校に在籍する子供さんが、地域の学級と交流するために、どんなふうにしていくとより交流が深まるかということで、例えば、まだ各学校それぞれがそれぞれの取り組みをしているんですけれども、今後その事例を挙げていって、全体として交流の仕方というのをレベルアップとか、その辺を狙っているところでございます。
ちょっと不十分ではありますけれども、現在把握しているところを説明させていただきました。
◎伊藤委員長 改めて具体的な詳しい御説明をいただいたわけでありますけれども、質疑、御意見がございましたらお願いいたします。
○朝木委員 前にもどこかの時点で聞いたことがあると思うんですが、現状の特別支援学級の教師の問題なんですけれども、有資格者の割合というのはどのくらいですか。
△川合教育部次長 元来、特別支援学級あるいは特別支援学校、特別支援教育専門の免許というのは有していなくても、それで十分という実態があります。これは全都的なパーゼンテージですけれども、特別支援学校で約6割と聞いています。それから、特別支援学級でいうと3割以下だと聞いています。これが実態です。
○朝木委員 当市についてはわかりませんか。それと、資格というのは、確認ですけれども、養護教諭資格ということですか。
△川合教育部次長 資格というのは、特別支援学校用の免許がありまして、養護教諭とは別です。本市については、正確なところは把握できておりません。小・中学校の教員の異動というのは、他区市から希望によって入ってきますので、その免許を有しているかどうかというところまで把握する状況にはないからでございます。
○朝木委員 それは調査が可能ですよね。今の時点では異動直後でしょうけれども、というのが、やはりどういう指導をするかって、もちろんこういう紙に書いた計画も大事なんですけれども、やはりどれだけ現場がわかるかということと、あと私、この前個人的に、放課後教育というか塾みたいなところなんですけれども、発達障害のお子さんたちが個別に指導を受けるところを1日見に行ってきたんです。
そこはそこで、御自分たち独自のメソッドというかやり方で、お子さんたちを1時間半、週に1回ないし2回、いろいろなことをしているんですけれども、非常に効果を上げているというお話なんですよ、保護者たちのお話を聞いてもね。
そういう意味で、それぞれいろいろなメソッドというか、いろいろなやり方が、この世界でもいろいろな先生がいらして、いろいろな説があると思うんですけれども、こういう資格を持っていたり勉強されている方、それから現場の経験が長い方を配置することの大切さというか、それをもうちょっと認識していただきたいというのと、それから、私も1日いろいろ見に行って、やはり基本方針というか、どういう、メソッドという言い方でいいのかな、どういうメソッドを基本にして教育をするかというところが、もうちょっとうちの市の独自のやり方で効果を上げられないかなと思ったりするんです。
なので、ここに書いてあるものを何とかこなしていくということではなくて、発達障害のお子さんたちが社会に出たときに、きちんと社会になじんで巣立っていけるという強い気持ちを持った先生に担当してほしいなという意味で、せめて私は、もうちょっと免許を持っている方、3割と聞いて本当に、前も聞いて少なかった気がするんですけれども、3割しかいないのかという意味で、もうちょっと東村山、力を入れることはできないんでしょうかね。何か方法はありませんか。
△川合教育部次長 経験値を持っているとか、そういう必要性というのは委員おっしゃるとおりだと思います。ですので、特別支援学級配置の先生というのは、市内だけでの経験値を持って異動しているわけではなくて、これは全都的な動きなんです。免許も都道府県の免許制度によりますので、東京都の免許の問題だけではなくて、他府県で免許を取得した方も東京都の教員になれるわけです。
そういったことからいうと、必ずしも免許を有しているから高い指導力を持っているかということには、やはり一つ課題にはなると思います。それよりも、本市がこの特別支援教育の第三次実施計画にのせているように、配置された先生方が意識を持って目の前の子供たちにどう指導していくかという実態を踏まえた上での研修の充実、やはりこれをどう立てていくかということのほうを重視したいということで、この計画を立てたわけでございます。
○朝木委員 何でこんなことを言うかというと、やはり幾つかそういう専門家の方たち、特に現場で発達障害の子供たちに取り組んでいる方たちの話を聞くと、一番の問題は、やはり教師の問題が大きいと皆さん口をそろえておっしゃるんです。ちょっと言いづらいこともあるので、ここまでにしておきますけれども、教師の問題が一番大きいよという声はよく聞くんですね、現場の声として。実際に特別支援学校の隣で授業をやっている先生からの声もあるんです。
なので教師の資質について、私は、市内の学校でどういうことをしているのか、実際にこの目で見たわけではありませんから勝手な評価をすることはできませんけれども、例えばたまたまこの事務報告書、手元にありますけれども、スクールカウンセラーの相談件数を見ると、中学校に入ると生徒の倍以上の教師が相談しているわけでしょう。
そういう意味で、教師のケアも含めて資質の向上にぜひ力を入れていただきたいと私は思っているのと、それから問題点として、やはり所管も感じられていることはたくさんあると思うんです。特別支援学級に限らず、保護者からもいろいろな声が出ていますよね。ですので、その点について、今後の検討課題とか今感じている課題などは、もしあれば教えていただきたい、教師に関してね。
△高橋教育支援課長 その点につきまして、例えば専門家チームの巡回相談が市内の学校を、特別支援学級設置校には年間6回、未設置校には年間4回行って、いろいろ助言、指導しています。その専門家チームの集まりの連絡会があるんですけれども、そのときに、やはり学校によって格差があるとか、教員によって違いがあるとかという御指摘を受けているところです。
それで、やはり全体のレベルアップをしなきゃいけないということで、もちろん研修会もありますし、それから、例えばコーディネーターの会議でもそこを意識して取り上げて話しておりますし、その辺、全体のレベルアップを目指した取り組みというのがこの計画と認識しております。
△川合教育部次長 委員の御指摘のとおり、やはり教員に関する課題というのが一番大きいというのはわかっています。教員の問題というのはどうかとは思っていますけれども、課題として、その指導する部分の資質をどう向上させるかということは非常に大きい課題だなと思っていますので、計画を立てたということがまずあります。
それから、今のお話の中で、特別支援学校の先生たちから見てもという御指摘がありましたけれども、私どもも、近隣で言えば、清瀬特別支援学校の先生たちとの交流を先生たち同士が図っていただいての研修というのも充実させていますので、今後の方向性としては、ぜひそういったものをより深めて、あるいは回数を多くしたり、巡回指導の専門の先生に来ていただく回数も、できることならばふやしていきたいという思いはあります。そういったことで、研修の充実、資質の向上と御理解いただけたらありがたいと思っています。
◎伊藤委員長 ほかに御意見、質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎伊藤委員長 ないようですので、本日は以上で終了いたします。
次に進みます。
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〔議題4〕行政報告
◎伊藤委員長 次に、行政報告を議題といたします。
初めに、市民部より報告願います。
△戸水納税課長 個人市民税、都民税の還付加算金の支払い不足について、報告、説明をさせていただきます。
全国複数の自治体が還付加算金の事務処理に誤りがあったと公表したこと、及び東京都からの通知である「個人住民税における還付加算金の取扱いについて」を受けて、当市の還付処理手続について確認したところ、還付加算金の算定における起算日について一部誤りがあり、還付加算金が本来の額より少なく算定されていたことが判明しました。
市が市・都民税などの過納金を還付する場合には、地方税法の定めに基づき計算した金額を加算しなければなりません。今回、この還付加算金の算定方法について定めた条文の解釈を誤っていたものです。
お配りしました資料の右側、確定申告なしの部分をごらんください。
差異も多い事例ですが、年末調整済みの給与所得者等が確定申告期間を過ぎて医療費控除等の還付申告を行い、その還付申告までの間に住民税の納付が終わっているケースです。
この場合の還付加算金の計算期間の式について、地方税法第17条の4第1項第1号を適用し、納付または納入のあった日の翌日とすべきところを、所得税の更正の通知があった日の翌日から起算して一月を経過する日の翌日と、同法第17条の4第1項第3号を適用していたために、正しい金額より少なく算定していたものです。
対象となる方は、還付加算金の算定における起算日について、地方税法第17条の4第1項第1号適用とするべきところ、同法第17条の4第1項第3号を誤って適用した方です。対象となる期間は、東京都の通知により、当市における還付加算金の計算に一部の誤りがあることが明らかとなった平成26年3月10日を基準日とし、地方税法の消滅時効の規定により、過去5カ年分を対象といたします。
現在、この期間の加算金の再計算を行い、対象者及び金額などを調査しております。調査の結果、還付加算金の支払い不足、未払いが判明した方には、おわびと還付の御案内を発送し、速やかに還付いたします。対象となりました市民の皆様には、御迷惑をかけたことを心よりおわび申し上げます。また、二度とこのようなことがないように、今後適正な事務処理に努めてまいります。
以上、簡単ではございますが、報告、説明とさせていただきます。
◎伊藤委員長 報告が終わりました。
この件について、質疑ございませんか。
○朝木委員 対象者がどのぐらいになりそうですか。
△戸水納税課長 市・都民税還付発行状況ですが、年度当たり約2,500件の発行となっております。消滅時効ですが、地方税法第18条の3により5年となっております。このことから、1万2,000件ほどの調査を行う必要があります。このため、現時点で対象件数と影響額について正確な情報をお示しすることができません。
ただ、現システム稼働後の平成24年2月から2年分のデータの抽出をもとに、この間、同項の更正3号として処理している件数は836件になっています。このうち、更正1号として加算金を再計算し、1,000円を超えたものは302件、金額として約150万円となっております。ただ、この中には更正3号適用である者も含まれていますので、申告状況について申請書を閲覧し、更正事由の再判定を行いますので、実際には、2カ年としてはこれを下回るものとなると思います。
○朝木委員 この処理は、いつまでに終える予定でしょうか。
△戸水納税課長 作業期間ですが、一日でも早い処理を目指してまいりたいと考えております。その一方で、システム上の問題から一定のお時間をいただくことをこの場でお願いしたいと思います。ですから、具体的にはどれぐらいというめどではわかりませんが、全体として6カ月程度の期間を目途にして作業を進めてまいりたいと思います。
◎伊藤委員長 ほかにございませんか。
(発言する者なし)
◎伊藤委員長 次に、環境安全部より報告をお願いします。
△嶋田防災安全課長 2点御報告申し上げます。1点目は避難所運営連絡会についてでございます。
昨年度当初より、モデル校として化成小学校、萩山小学校、青葉小学校の3校で避難所運営連絡会を立ち上げ、地域住民の皆様による避難所運営について御協議をいただいております。
当初の計画では、26年度中に全22校に連絡会を設置する予定でございましたが、各地域及び学校の実情に応じた検討を地域の自治会、自主防災組織、PTA等を中心に行っていただいており、防災意識の高まりからもさまざまな御意見があり、検討に時間を要しております。
今後設置が予定される各小・中学校の避難所運営連絡会の事務局として市職員の参加が求められるとともに、各避難所マニュアル作成のための合意形成にも時間を要することが予想されます。こうしたことから、現在、市内を6地域に分け、避難所運営連絡会の地域説明会を実施しているところであります。
説明会の日程としましては、3月27日の久米川地区を皮切りに、4月18日に富士見地区、4月25日に廻田地区、5月13日に秋津地区、5月22日に恩多地区、日程は未定ですが、5月末には栄地区で開催する予定です。各地域での説明会終了の後、各地域の中から学校を選択させていただき、避難所運営連絡会を順次設置してまいりたいと考えております。
2点目は、5月9日に実施いたします総合水防訓練についてでございます。
今年度も北山公園を会場とし、東村山市消防団、東村山消防署、東村山建設業協会、災害時支援ボランティア、防火女性の会、諏訪町、野口町地域の自治会並びに自主防災組織の参加を得て訓練を行います。議員の皆様におかれましては、お忙しいと存じますが、ぜひ御出席いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
報告としましては以上です。
◎伊藤委員長 報告が終わりました。
この件につきまして、質疑ございませんか。
○小町委員 避難所運営連絡会の件ですが、6ブロックに分けてやるということは、この地域ごとに─小学校は15ですよね。では、例えば久米川地区だったら2校とか3校とか、一緒にやるということでいいんですかね、この6区を分けてありますけれども。
△嶋田防災安全課長 今年度中に設置する予定の学校としましては、各ブロックに1校ずつ、関係機関とも調整させていただいた上で決定し、今年度中にはとりあえず追加で6校、設置させていただく予定でございます。
○小町委員 それはわかりましたが、水防訓練なんですけれども、これは私もたしか一般質問か何かでやったと思うんですけれども、全く北山公園の意味がわからないんです、ここでやる意味が。これについてもうちょっと説明ください。ここで何で水防訓練をやるのか。前から僕は言ってこだわっているんだけれども、何の意味があるんですか、ここでやることに。
事細かに、ここになった経緯もそうだし、ずっとやっている意味もわからないから、お願いします。(「問題点を具体的に言えばいい」と呼ぶ者あり)だって、水防訓練をやっている場所として意味がないでしょう、ここ。(「だから何で意味がないのか」と呼ぶ者あり)水が出るわけでもないし、何か広場で土のうをつくって、そこに土のうを並べましたみたいな、川もないところに連結水のう工法をやったりとか積み土のう工法をやったりとかということに、何の意味があるのか。
私が前から言っているのは、一般質問みたいになっちゃうけれども、ちゃんと水が出るところでやってくれと言っているんです。そこにいる住民を巻き込んでやってくれと前から言っているんだけれども、ただ単に土のうをつくるためだけの訓練でしょう、これ、僕から言わせれば。消防団員としてやっていたからよくわかるんですが、これは土のうをつくるだけの訓練なんだから。そこを一歩踏み出さなきゃだめだと思うんですけれども、その辺について見解を聞かせてください。
△細淵環境安全部次長 小町委員から御指摘いただきましたが、東村山市水防訓練を今まで空堀川、美住町でやっておりましたけれども、変更した理由といたしましては、市内での過去に水が出た経緯として、野口町地域、シチズングランドあたりですね、あと諏訪町のほうでも水が上がったという経緯があることから、諏訪町、野口町地域に近い地域という部分で考えまして北山公園のほうへまず移動させたと。
それから、今回、自治会であるとか自主防に参加いただくことで、現在、諏訪町を含めまして2カ所、野口町の健康広場、諏訪町には防火貯水槽があります参加地域に、実を言いますと土のう等を配備して置いてあります。そういうことで、地域の皆様に自由に持っていっていただくこと、それから積み方を含めて理解してもらうことで、事前準備をやりたいということで、今回含めまして北山公園のほうへ移動させたという経緯がございます。
○小町委員 そうしたら、団員が土のうを積むなんていうことをする必要は既にないわけで、今おっしゃったような、自主防の方や地域住民の方に率先してやってもらうようなことをもう少し進めてください、ぜひ。それこそがやはり、団員だって絶対に全部なんて回り切れないんだから。
要望がよく防災安全課の事務局に来ますよね、あっちから水が出ている、こっちからって。全部その都度タイムリーに行けていないわけですよね。だからこそ住民にやってもらいたいと僕は思っているんだけれども、団員が教えるでもいいから、もう少し参加した住民の方にやってもらう取り組みをぜひお願いしたいと思って、これは要望しておきます。
◎伊藤委員長 ほかにございませんか。
(発言する者なし)
◎伊藤委員長 次に、教育部より報告をお願いします。
△田中庶務課長 庶務課より、2点御説明させていただきたいと思います。初めに、学校施設の改修工事関連でございます。
平成25年度の3月議会におきまして補正予算を御承認いただきまして、26年度に予算を繰り越したところでございます。その予算につきましては、外壁等の改修事業につきまして小学校7校、中学校5校、トイレの改修工事につきましては小学校6校、中学校2校について、事業を繰り越したところでございます。
現在の進捗状況といたしましては、4月2日にまずは実施設計、どう工事をしていくかという設計の入札行為を行いまして、おかげさまをもちまして事業の実施設計の落札が完了して、現在実施設計に取り組んでいる状況でございます。
今後この実施設計を進めてまいりまして、外壁等につきましては9月の中下旬を目途に、トイレ等につきましては10月の中下旬を目途に契約締結を進めてまいりたいと現在のところは考えております。また、授業を進めながらの工事となることから、安全には配慮しながら学校とも協議して進めてまいりたいと考えております。
また、実施計画事業であります水飲栓の直結化工事につきましては、現在既に設計は終わっておりますので、工事の準備に手続をしているところでございまして、6月の中下旬をめどに契約ができればと考えておりまして、9月末には何とか工事完了ができればと考えております。こちらについては、小学校2校、中学校2校を予定しております。こちらが1点目です。
続きまして、学校の周年行事でございますが、今年度、市立東村山第七中学校が創立30周年を迎えることになりました。こちらにつきましては、今後実行委員会の立ち上げを学校のほうで行いまして、10月17日金曜日の午後になりますが、記念式典を開催する予定で進めてまいりたいと考えております。
今後、委員並びに議員の皆様には実行委員から御案内を差し上げるということで、現在その手続を進めておりますので、本日のところは開催日時の御案内ということで御報告とさせていただきます。
△谷口教育部主幹 もう一点、教育部より報告させていただきます。
現在、東村山市で作成している東村山市版算数基礎ドリルがテレビ番組に取り上げられ、4月12日土曜日、NHKですけれども、放送されましたので御報告いたします。
番組名は「エデュカチオ!」という約30分間の放送番組でございました。内容は、教育、子育て、子供に関する課題を取り上げて保護者の疑問や不安を解消していくという、教育ジャーナル番組でございます。
番組の流れとしましては、小学生の子供たちが苦手とする教科の一番が算数であるという意識調査の結果から始まりまして、算数におけるつまずきの原因、学校での取り組みの紹介、家庭でできる算数嫌いの克服法などが柱立てて紹介されました。
この学校での取り組みの紹介の部分で、本市が作成した算数ドリルの工夫点や、秋津小学校でのドリルを使った学習の様子、先生方の打ち合わせの様子や、子供たちの学習を終えた後の感想などが紹介されました。子供たちからは、ヒントがあってわかりやすい、算数が好きになったといった感想が放送されております。
本ドリルでは、解き方のヒントのほかにも、子供たちが陥りやすい間違い、穴埋め式による解き方の指導、図などを使った視覚化など、作成した先生方の工夫点が随所に盛り込まれ記載されております。これらの工夫点などをクローズアップしていただき、番組では取り上げていただいたようです。
本市教育委員会としましても大変ありがたいことでありますし、作成した先生方にとっても大きな励みになったんではないかと思われます。本年度は、他の領域の算数ドリルを作成しておりますけれども、今後作成されるドリルについても活用の場面を広げて、学校と連携しながら子供たちの学力向上に努めてまいりたいと思います。
◎伊藤委員長 報告が終わりました。
この件について、御質疑ございませんか。
○山崎委員 学校の改修工事の件なんですけれども、外壁とトイレの工事はいつごろ完了予定でございますか。
△田中庶務課長 現在設計を進めているところでございますが、その設計に基づきまして、下半期から工事を進めていきたいと今の段階では考えております。工事の完了の目途でございますが、2月末ぐらいを目途に進めていきたいと考えております。
◎伊藤委員長 ほかにございませんか。
○小町委員 最後の算数基礎ドリルの件ですけれども、私もこのテレビを見ましたが、かなり、尾木さんでしたか、教育の方も含めて、出た先生方は絶賛されていたように私は思ったんですけれども、つくられた皆さんも励みになったんじゃないかなと思いますし、今また新しいのもつくられるということですけれども、あのテレビの放映があった後に、全国の例えば学校なり教育委員会なりから、当市の教育委員会に何か問い合わせがあったりとか、そういう事例はあったんでしょうか。
△谷口教育部主幹 放送番組の前には大分あったというお話はさせていただいたかと思いますが、番組の後には1件ほど、中学校の校長先生からのお問い合わせがございました。中学校でも使わせていただくことはできるだろうかという内容でございました。
○小町委員 ちなみに、市外の人ですか。どちらですか。
△谷口教育部主幹 市外でございますが、東京都内の中学校になります。
◎伊藤委員長 ほかにございませんか。
△戸水納税課長 先ほどの還付加算金の問題について、追加説明をさせていただきたいと思います。公表予定です。本日4月21日午後1時以降に、ホームページのアップまたプレスリリースを予定しております。
◎伊藤委員長 それに関してはよろしいですか。
(発言する者なし)
◎伊藤委員長 それでは、以上で行政報告を終了いたします。
以上で、本日の生活文教委員会を閉会いたします。
午後零時7分閉会
東村山市議会委員会条例第23条の規定により、ここに署名又は押印する。
生活文教委員長 伊 藤 真 一
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長心得
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