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第12回 平成28年6月27日(6月定例会)

更新日:2016年8月16日

平成28年東村山市議会6月定例会
東村山市議会会議録第12号

1.日  時   平成28年6月27日(月)午前10時
1.場  所   東村山市役所議場
1.出席議員   24名
 1番   肥  沼  茂  男  議員        2番   島  崎  よ う 子  議員
 3番   かみまち  弓  子  議員        4番   おくたに  浩  一  議員
 5番   朝  木  直  子  議員        6番   矢  野  ほ づ み  議員
 7番   小  林  美  緒  議員        8番   小  町  明  夫  議員
 9番   渡  辺  英  子  議員        10番   村  山  淳  子  議員
 11番   横  尾  孝  雄  議員        12番   佐  藤  まさたか  議員
 13番   大  塚  恵 美 子  議員        14番   白  石  え つ 子  議員
 15番   土  方     桂  議員        16番   蜂  屋  健  次  議員
 17番   石  橋     博  議員        18番   熊  木  敏  己  議員
 19番   石  橋  光  明  議員        20番   伊  藤  真  一  議員
 21番   駒  崎  高  行  議員        23番   山  口  み  よ  議員
 24番   渡  辺  み の る  議員        25番   さ と う  直  子  議員

1.欠席議員   0名

1.出席説明員
市長 渡 部   尚 君 副市長 荒 井   浩 君

経営政策部長 小 林 俊 治 君 総務部長 東 村 浩 二 君

市民部長 大 西 岳 宏 君 環境安全部長 平 岡 和 富 君

健康福祉部長 山 口 俊 英 君 子ども家庭部長 野 口 浩 詞 君

資源循環部長 間 野 雅 之 君 まちづくり部長 野 崎   満 君

経営政策部次長 瀬 川   哲 君 経営政策部次長 原 田 俊 哉 君

教育長 森     純 君 教育部長 曽 我 伸 清 君

選挙管理委員会事務局長 田 澤 正 彦 君

1.議会事務局職員
議会事務局長心得 南 部 和 彦 君 議会事務局次長 湯浅﨑 高 志 君

議会事務局次長補佐 松 﨑   香 君 書記 藤 山 俊 輔 君

書記 萩 原 利 幸 君 書記 天 野 博 晃 君

書記 山 名 聡 美 君 書記 木 原 大 輔 君

書記 佐 藤 智 美 君 書記 田 村 康 予 君

1.議事日程
 〈政策総務委員長報告〉
 第1 28陳情第8号 未来の有権者のための、模擬投票所設置に関する陳情
 第2 28陳情第9号 東村山市職員任用等の改正を求めることに関する陳情
 第3 28陳情第20号 東村山市正規職員採用試験における障がい者雇用の合理的配慮を求めることに関する陳情書
 第4 28陳情第21号 職員互助会等の会費の改正等を求めることに関する陳情書
 第5 28陳情第22号 時限的な職員給与及び議員報酬等の削減による被災地支援を求めることに関する陳情書
 第6 28陳情第23号 公共事業等における被災地事業者との優先的な契約を求めることに関する陳情書
 第7 28陳情第27号 純粋に東村山市役所庁舎等における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求めることに関する陳情書
 第8 28陳情第29号 純粋に東村山市役所庁舎等における都旗の掲揚を求めることに関する陳情書
 第9 28陳情第32号 公文書等の元号使用廃止等に係る意見書提出を求めることに関する陳情書
 第10 28陳情第35号 武器はいらない!安倍内閣による《武器輸出》の禁止を求める意見書に関する陳情
 第11 28陳情第36号 緊急事態条項を新設する憲法改正に反対する陳情
 第12 28陳情第37号 日本国憲法の小冊子の作成と配布を求める陳情
 〈厚生委員長報告〉
 第13 議案第30号 東村山市保育所の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例
 第14 28陳情第10号 東村山市議会議員及び東村山市職員による動物殺処分施設の視察を求める陳情
 第15 28陳情第15号 障がい表記へ改めることを求める陳情
 第16 28陳情第24号 国及び都に動物の殺処分安楽死化を求める意見書を提出することに関する陳情書
 第17 28陳情第34号 住民の健康増進と2020東京オリンピック、パラリンピックにむけて受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情書
 〈都市整備委員長報告〉
 第18 28陳情第12号 水銀測定器の設置を求める陳情
 〈生活文教委員長報告〉
 第19 議案第28号 東村山市空家等対策協議会条例
 第20 議案第29号 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例
 第21 28陳情第13号 義務教育課程における平和教育に係る課題図書に関する陳情
 第22 28陳情第14号 消滅の危機に瀕する言語の保全及び継承を求めることに関する陳情
 第23 28陳情第18号 学校開放の適正化を求める陳情
 第24 28陳情第25号 学校給食の献立の改善等を求めることに関する陳情書
 〈議会運営委員長報告〉
 第25 28陳情第26号 純粋に東村山市議会における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求めることに関する陳情書
 第26 28陳情第28号 純粋に東村山市議会における都旗の掲揚を求めることに関する陳情書
 第27 28陳情第31号 東村山市議会における陳情の取扱いの改正を求めることに関する陳情書
 第28 28陳情第33号 東村山市議会議員の不適正なインターネット利用の自粛等を求める陳情書
 第29 議案第34号 平成28年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)
 第30 請願等の委員会付託
 第31 28陳情第38号 東京都知事の辞職を打診する抗議文の発出を求める陳情
 第32 28陳情第39号 東京都議会に東京都知事の疑義解明に係る百条委員会の設置等を求める意見書提出に関する陳情
 第33 推薦第2号 東村山市総合計画審議会委員の推薦について
 第34 議員提出議案第5号 次期介護保険制度改正における生活援助サービス、福祉用具、住宅改修の見直しに関し、慎重な検討を求める意見書
 第35 議員提出議案第6号 米軍属による沖縄女性殺害事件に抗議し、日米地位協定の見直しを含む実効性ある対策を求める意見書
 第36 議員派遣の件について



午前10時2分開議
○議長(肥沼茂男議員) ただいまより、本日の会議を開きます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(肥沼茂男議員) この際、議会運営委員長より、議案等審議に当たって「議会への報告申し入れ」が出されておりますので、特にこれを許します。議会運営委員長。
〔議会運営委員長 熊木敏己議員登壇〕
○議会運営委員長(熊木敏己議員) 議会運営委員協議会の集約結果を報告いたします。
  効率的な議会運営を行うため、本日の議案等審議、つまり議事日程全てについて時間制限を行いたいと思います。これは会議規則第57条の規定によるものです。
  具体的な「各会派の時間配分」につきましては、自由民主党市議団21分、公明党19分、日本共産党13分、ともに生きよう!ネットワーク13分、草の根市民クラブ11分、民進党11分、市民自治の会7分といたします。
  この時間については、質疑、討論時間を含んでおります。
  これら各会派に割り当てられました総時間については、同一会派内において1人で使おうと全員で使おうと、全く自由とします。ただし、時間内での一切の責任は会派内でとっていただきます。あわせて、同一会派内にあっては、1議案について1人の質疑、討論だけといたします。
  なお、表示の残時間につきましては、残り1分を切ったところから秒で表示しますので、時間内での発言を遵守してください。
  以上のとおり、本日の議案等審議、つまり、議事日程全てに時間制限を行うということで集約されましたので、御報告いたします。
○議長(肥沼茂男議員) 以上で、議会運営委員長からの報告を終了いたします。
  本件につきましては、会議規則第57条に「発言時間の制限」が規定されておりますが、改めてこの議会において議決をとります。
  本日の議案等審議、つまり議事日程全ての時間配分の方法については、先ほどの委員長の報告にありましたとおりに実施したいと思います。
  お諮りいたします。
  以上のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第1 28陳情第8号 未来の有権者のための、模擬投票所設置に関する陳情
日程第2 28陳情第9号 東村山市職員任用等の改正を求めることに関する陳情
日程第3 28陳情第20号 東村山市正規職員採用試験における障がい者雇用の合理的配慮を求めることに関する陳情書
日程第4 28陳情第21号 職員互助会等の会費の改正等を求めることに関する陳情書
日程第5 28陳情第22号 時限的な職員給与及び議員報酬等の削減による被災地支援を求めることに関する陳情書
日程第6 28陳情第23号 公共事業等における被災地事業者との優先的な契約を求めることに関する陳情書
日程第7 28陳情第27号 純粋に東村山市役所庁舎等における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求めることに関する陳情書
日程第8 28陳情第29号 純粋に東村山市役所庁舎等における都旗の掲揚を求めることに関する陳情書
日程第9 28陳情第32号 公文書等の元号使用廃止等に係る意見書提出を求めることに関する陳情書
日程第10 28陳情第35号 武器はいらない!安倍内閣による《武器輸出》の禁止を求める意見書に関する陳情
日程第11 28陳情第36号 緊急事態条項を新設する憲法改正に反対する陳情
日程第12 28陳情第37号 日本国憲法の小冊子の作成と配布を求める陳情
○議長(肥沼茂男議員) 日程第1、28陳情第8号から日程第12、28陳情第37号までを一括議題といたします。
  政策総務委員長の報告を求めます。政策総務委員長。
〔政策総務委員長 石橋光明議員登壇〕
○政策総務委員長(石橋光明議員) 政策総務委員会の報告をいたします。
  本委員会には、陳情12件が付託されました。
  まず初めに、28陳情第8号、未来の有権者のための、模擬投票所設置に関する陳情です。
  不採択の意見として、この内容は一定理解するが、主権者教育のための模擬投票だけでは不十分であり、学校教育の中で政治参加、選挙権行使について時間をかけることが重要。物理的な問題、現場の混乱、経費の増大などが考えられるといった意見がありました。
  逆に、採択の意見として、実務的、物理的な課題はあるが、法律も改正され、また早急な実施を求めているわけではない。若いときから模擬投票を行うことは、積極的に取り組むことを考えるべきである。
  採決の結果、賛成少数で不採択と決しました。
  続いて、28陳情第9号、東村山市職員任用等の改正を求めることに関する陳情であります。
  若干の意見は出ましたが、討論はなく、採決の結果、賛成なしで不採択と決しました。
  続いて、28陳情第20号、東村山市正規職員採用試験における障がい者雇用の合理的配慮を求めることに関する陳情書です。
  幾つかの質疑で明らかになった点は、採用試験の受験資格は、活字印刷、口頭による出題に対応できる方を要件としているため、現状では全盲、全聾の方については受験が困難な状況であり、その方々が担当できる職を設置できればよいが、現状では厳しい状況である。いわゆる障害者差別解消法上の考え方は、過重な負担とならない範囲で対応することになっている。今後、障害者の対応について具体的な議論をしていきたいという内容でございました。
  不採択の討論として、受け皿がない中で採用を考えることは難しいのではないか。しかし、一定程度考えるということであり、要望もしたいところであるが、陳情の内容としては不採択である。
  採択の討論として、新しい法律が施行されている現段階で考えるべきこととしては、この提案趣旨は極力受けとめていく必要があると考える。
  採決の結果、賛成多数で採択と決しました。
  続いて、28陳情第21号、職員互助会等の会費の改正等を求めることに関する陳情書です。
  若干の意見は出ましたが、討論はなく、採決の結果、賛成なしで不採択と決しました。
  続いて、28陳情第22号、時限的な職員給与及び議員報酬等の削減による被災地支援を求めることに関する陳情書です。
  この陳情には、意見、討論はありませんでした。採決の結果、賛成なしで不採択と決しました。
  続いて、28陳情第23号、公共事業等における被災地事業者との優先的な契約を求めることに関する陳情書です。
  不採択の意見として、被災地の業者が東村山市の工事を優先的に契約することによって、被災地の復旧・復興に影響が出ないか懸念される。また、本当に遠隔地である東村山市まで来て仕事ができるのか疑問があるといった意見でありました。
  討論はなく、採決の結果、賛成なしで不採択と決しました。
  続いて、28陳情第27号、純粋に東村山市役所庁舎等における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求めることに関する陳情書です。
  不採択の意見として、国旗の掲揚は委員によって見解が違うが、市旗も国旗も常に掲揚されているので、実現はしている。敬礼に関しては、強要されるべき内容ではないという内容でございました。
  討論はなく、採決の結果、賛成なしで不採択と決しました。
  続いて、28陳情第29号、純粋に東村山市役所庁舎等における都旗の掲揚を求めることに関する陳情書及び28陳情第32号、公文書等の元号使用廃止等に係る意見書提出を求めることに関する陳情書です。
  若干の意見は出ましたが、討論はなく、採決の結果、両陳情ともに賛成なしで不採択と決しました。
  続いて、28陳情第35号、武器はいらない!安倍内閣による《武器輸出》の禁止を求める意見書に関する陳情です。
  不採択の討論として、もともと武器輸出三原則とは、外国為替管理法の運用原則であるところの安全保障上の戦略から、通商政策の一つとして佐藤内閣によって表明された。それに加える形で三木内閣において武器輸出に関する統一見解として発表し、佐藤内閣の見解に加えて、対象外の地域への武器輸出を慎むといった事実上の武器輸出禁止政策として練り上げられてきた。
  しかし、自衛隊装備品の修理、国連平和維持活動、野田内閣で措置された国際共同開発・生産への参加などを通じ、通算21件の例外措置が行われてきたのも事実である。これらは、国際社会の一員として、自国防衛に必要な武器移転行為など、今まで容認され、今後もその必要な限度において実施されざるを得ないものである。この武器装備移転三原則は、従来の武器輸出三原則と、それに加えて例外措置の全てを含むものであり、あくまでも、武器輸出に経済的な利益を求め、道を開くものではなく、従来の三原則を時代背景に即した用語で再確認し、例外と認めてきた措置を種類ごとに整理したものと理解し、不採択とする。
  採択の討論として、1981年の衆参両院の国会決議の中で、日本国憲法の平和理念である平和国家としての立場として国会決議されたものである。それを一内閣の閣議決定でひっくり返すことは国会軽視である。加えて、防衛装備移転三原則に伴い、防衛省が検討しているのが貿易保険の適用である。武器輸出した企業が損害を受けた際に、国民の税金で損害を補塡する制度である。
  日本が武器を輸出し、輸出した相手国が紛争や戦争に参加し戦闘行為をすれば、日本はその戦闘行為に加担したとみなされる。憲法第9条を持つ日本として、武器輸出は決して行ってはいけない。今すぐやめるべきである。実質的に、安倍政権からは武器を積極的に国家戦略として売り込みたいという意思がはっきりとして見える。
  採決の結果、賛成多数で採択と決しました。
  続いて、28陳情第36号、緊急事態条項を新設する憲法改正に反対する陳情です。
  不採択の討論として、緊急事態条項というのは、外部からの武力の攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害である。これは党としての目標であり、識見のある方々や国で大いに議論していただきたいと考える。憲法改正、緊急事態条項について是とはしていない上で、緊急事態条項として掲げる目的が、これによって生じる国民の不利益、影響など、国会でも十分に議論されていなく、一議会が結論づけるには時期尚早であると考え、不採択とする。
  採択の討論として、緊急事態条項は、憲法を上回る力を持っている危険性が高い条文であることが指摘されている。地方公務員、国会議員等も、憲法の遵守、擁護しなければならないと規定している。その中で、憲法を形骸化させかねない、また地方自治に介入できる可能性のある緊急事態条項を許してはいけない。速やかに中止させるべく手段を講ずるべきと考え、採択とする。
  また、現政権は、選挙時に経済一辺倒だったが、その後にやったことは、秘密保護法、集団的自衛権だった。今回も経済と言っているが、こういったものを含めた話になるのではないかと大変危惧する。純粋に緊急事態条項に反対する内容の陳情に賛成とする。基本的に、緊急事態条項がナチの権力把握のプロセスの中で権力を把握する際に用いられた手法であることは、多くの識者が指摘している。
  採決の結果、賛成多数で採択と決しました。
  最後に、28陳情第37号、日本国憲法の小冊子の作成と配布を求める陳情です。
  不採択の討論として、小冊子を作成、配布するのは、費用対効果も含めて賛同できない。陳情趣旨には賛同するが、冊子を作成、配布する手法がベストかどうかは疑念が残り、議論の余地がある。陳情理由に「生活者として、主体かつ客観的に、憲法や民主主義、立憲主義、そして政局とその課題を理解し、判断する」と書かれており、一定の政治的意図を持ってやるべきと感じられるため、賛成できない。
  採択の討論として、学校教育としても大事である。また、子供が家に帰って憲法の話をしたとき、親が答えられない事態になったときなど、親の手元にあったほうがよいのではないか。主権者教育という立場からも、国民的議論を深める意味でも、市としてやってもらいたい。
  以上が討論の内容です。
  採決の結果、賛成少数で不採択と決しました。
  最後に、陳情審査の内容ではありませんが、委員から、陳情の取り扱いについて一定の変更が必要ではないかとの趣旨の意見が出されたことを申し加えさせていただきます。
  以上で、政策総務委員会の報告を終わります。
○議長(肥沼茂男議員) 報告が終わりました。
  28陳情第8号から28陳情第37号につきましては、質疑及び討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  なお、採決は陳情ごとに行います。
  初めに、28陳情第8号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第9号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第20号についての委員長報告は採択であります。
  お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第21号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第22号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第23号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第27号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第29号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第32号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第35号についての委員長報告は採択であります。
  お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第36号についての委員長報告は採択であります。
  お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第37号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第13 議案第30号 東村山市保育所の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例
日程第14 28陳情第10号 東村山市議会議員及び東村山市職員による動物殺処分施設の視察を求める陳情
日程第15 28陳情第15号 障がい表記へ改めることを求める陳情
日程第16 28陳情第24号 国及び都に動物の殺処分安楽死化を求める意見書を提出することに関する陳情書
日程第17 28陳情第34号 住民の健康増進と2020東京オリンピック、パラリンピックにむけて受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情書
○議長(肥沼茂男議員) 日程第13、議案第30号から日程第17、28陳情第34号までを一括議題といたします。
  厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。
〔厚生委員長 大塚恵美子議員登壇〕
○厚生委員長(大塚恵美子議員) 厚生委員会から議案1件、陳情4件の審査について報告します。
  議案第30号、東村山市保育所の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例についてです。
  子ども・子育て支援法施行令が改正されたことを受け条例改正するものであり、2点の改正内容となっています。
  1点目は、低所得の多子世帯について、多子計算に係る年齢制限を撤廃し、第2子は半額に、第3子以降は無償となる適用範囲が拡大されたことです。つまり、低所得者の方の子供の数の算定方法を変更することであり、従来対象とされなかった就学以降の子供の全てが多子計算の対象となるということになります。2点目は、低所得のひとり親世帯について、第1子は半額に、第2子以降は無償として、さらなる軽減措置を実施することになります。
  また、施行及び適用については、平成28年4月1日に遡及されることとなります。
  主な質疑内容を報告します。
  利用者負担軽減の対象となる世帯数及び影響額については、大まかな見込みで、軽減を受ける世帯はひとり親対象世帯が約25世帯、児童数は約30人、低所得者対象世帯が約30世帯、児童数としては約35人であり、年齢制限撤廃の対象となる世帯数は両方合わせて35世帯、約40人と見込んでいること。また影響額については、ひとり親世帯が約190万円、低所得者世帯が約250万円、合計440万円の減額を見込んでいるとのことでした。
  負担軽減に伴う財政負担については、国の徴収基準額の減が約980万円と大幅に上回ることが見込まれ、国及び都からそれぞれ2分の1、4分の1ずつの負担金が増額されることになり、国負担金が490万円増、都負担金が245万円増がそれぞれ見込まれることにより、結果的には295万円程度の一般財源負担が減ることになり、一般財源の負担は生じない試算だということがわかりました。
  対象者への周知については、軽減対象世帯については、担当職員より電話等にて手続等について個別に案内をした上で、利用者負担額の変更決定通知書や手続書類等を郵送させていただくなど、丁寧に対応を図っていくとのことでした。また、保育所等の利用者全体への周知も図っていくとのことでした。
  今回対象となる世帯所得割額7万7,101円未満の収入該当額については、子供が1人世帯の場合は360万円程度、2人の場合が400万円程度と試算し、合計所得割額が5万7,700円未満の収入該当額は、子供1人世帯が約320万円、2人の場合は約360万円と試算していることがわかりました。
  また、所得制限は設けるべきではないという指摘については、国の新たな予算化であり、子ども・子育て支援法施行令改正を受けて対応を図ったものであり、それを上回る形での軽減等は現状では考えていないとのことでした。
  幼児教育を利用している家庭への負担軽減については、認定こども園及び地域型保育事業の利用者負担についても改正し、対応する予定とのことでした。
  子ども・子育て支援新制度へ移行していない幼稚園についても、国の幼稚園就園奨励費補助金において同様の措置がとられ、負担軽減が図られるものとなっているとのことでした。
  主に以上のような質疑応答の後、討論はなく、採決は全員の賛成により原案可決となりました。
  次に、陳情4件の審査について報告します。
  28陳情第10号、東村山市議会議員及び東村山市職員による動物殺処分施設の視察を求める陳情についてです。
  意見としては、学ばなければいけない点はあると感じてはいるが、この陳情にある視察を議員、職員が恒例のものとして行うという部分に関しては、かなり無理のある内容であるとの意見が大半でした。
  討論はなく、採決は全員によって不採択となりました。
  28陳情第15号、障がい表記へ改めることを求める陳情についてです。
  障害の「害」の字を平仮名に改めよというものでした。
  質疑では、当事者からの声は届いているかとの確認には、障害者団体等からの「害」の字を平仮名にしてほしいとの要望を受けたことはないとのことでした。
  国や都での検討の経緯については、平成22年に内閣府が設置した障害者制度改革推進会議において、障害者団体を含め6回にわたり検討され、意見募集も取り入れ、法令等の名称における「障害」の表記のあり方について議論されたとのことでしたが、さまざまな主体がそれぞれの考え方に基づいてさまざまな表記を用いており、法令等における「障害」の表記については、現時点において新たに特定のものに決定することは困難であるとまとめられたとの答弁が所管からありました。障害者団体の中でも意見が分かれているようであり、早急に結論を出すことは難しいという意見が大半でした。
  討論はなく、採決は全員により不採択となりました。
  28陳情第24号、国及び都に動物の殺処分安楽死化を求める意見書を提出することに関する陳情書についてです。
  安楽死の定義というのは一体何か、動物に対しても何が一番なのかという定義自体を考えなければいけないとの意見や、飼い主のモラル、販売者のモラルをきちんと規制すべきで、飼い始めたら最後まで面倒を見るという基本を確認するほうが先決ではないかと考えるという意見がありました。
  討論はなく、採決は全員により不採択となりました。
  28陳情第34号、住民の健康増進と2020東京オリンピック、パラリンピックにむけて受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情書についてです。
  受動喫煙の害というのは非常にたくさん挙げられていて、脳卒中、肺がん、ぜんそくの誘発と悪化、心筋梗塞、狭心症が、また妊娠期においては出生時の低体重児、早産などの危険、子供の中耳炎、呼吸器の感染症、乳幼児の突然死症候群なども影響があるようであり、早期の制定を進めたいという意見がありました。
  また、たばこを吸わない人が健康障害をこうむることから、社会的対策が強く求められることは認識しているが、多くの区市では条例を制定していないものの、分煙が徹底されている。より分煙を徹底することが、まず現実的な対応ではないかと考えているとの意見がありました。
  飲食店、サービス産業など事業者を含めて分煙あるいは環境整備も含めて条例化を考えていくとなると、ハードルが高いのではとの意見もありました。
  その後、討論はなく、採決は賛成少数で不採択となりました。
  議案、陳情審査のほか、行政報告と所管事務調査事項、地域包括ケア推進計画、在宅医療と介護の連携について議論しました。
  以上で、厚生委員会報告を終わります。
○議長(肥沼茂男議員) 報告が終わりました。
  議案第30号から28陳情第34号につきましては、質疑及び討論の通告がありませんので直ちに採決に入ります。
  なお、採決は議案、陳情ごとに行います。
  初めに、議案第30号についての委員長報告は原案可決であります。
  お諮りいたします。
  本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に、28陳情第10号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第15号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第24号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第34号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
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日程第18 28陳情第12号 水銀測定器の設置を求める陳情
○議長(肥沼茂男議員) 日程第18、28陳情第12号を議題といたします。
  都市整備委員長の報告を求めます。都市整備委員長。
〔都市整備委員長 山口みよ議員登壇〕
○都市整備委員長(山口みよ議員) 都市整備委員会委員長報告を行います。
  都市整備委員会では、議案はなく、1件の陳情について審査いたしました。28陳情第12号、水銀測定器の設置を求める陳情についてです。
  陳情の内容は、第1に、水銀は人間の健康と環境に対して有害物質であり、まき散らしてはいけないものである。第2は、柳泉園組合において2015年9月に水銀汚染事故が起き、規制値の3倍の水銀汚染が発生した。これも水銀測定器が設置されていたためわかったものです。第3に、働く人や周辺住民の命と健康、安全を守るために設置を求めるものです。
  審査に入り、各委員から所管に対して状況や実態などの質疑がありました。
  まず1つ目に、水銀測定の検査はどのように行われているかです。当市では、大気汚染防止法に基づき、規定どおり実施している。1炉につき年間2回、2炉で年間4回実施していること。過去5年間で一度も規制値を超えたことはないとのことでした。
  2番目に、搬入についてです。有害物質の分別収集、特に戸別収集が始まり徹底されていること。事業系の一般廃棄物収集をやっている許可業者については、水銀含有物など不適正なものが入っていないことを確認するため、年間延べで20日前後、100台から150台の検査をしている。
  3番目に、設置する費用についてです。既存の炉に設置する場合は、工事費用として2炉で3,000万円、ランニングコストは2炉で年間200万円となります。耐用年数は10年ぐらいとなっています。
  4番目として、都内での排出事故件数と原因についての問いに対して、23区内では2010年以降で17回、26市では柳泉園以外は情報がない。原因については追及できていないが、血圧計や体温計などが可燃ごみに混入した可能性があると聞いている。都内では、硬質プラや廃プラ系も燃やしているところがある。
  5番目に、人体への影響についてです。0.05という管理濃度基準というのは、1日8時間、5日間連続で働いたとしても人体に影響を及ぼさないというレベルである。気化した蒸気を吸い込むと気管支炎や肺炎を起こすこと。食物連鎖で食した場合、知的障害や運動失調などの障害が出る。
  6番目に、今の炉で測定器をつけても水銀が検出され、焼却炉をとめても、火が消えるまでに12時間かかることもわかりました。
  この後、討論に入り、反対討論では、大気汚染防止法に基づき年間4回の測定を行っていること。しっかり分別収集をし、搬入の抑制をしているため、可燃ごみに混入することの確率は低いこと。水銀測定の回数をふやしていくことを要求していきたい。そして、今の炉では、水銀発生があっても、炉をとめて火が消えるまでの時間が12時間もかかってしまうのでは仕方がないというものでした。そして、東村山市の財政など費用効果を考えると、不採択とするというものでした。
  賛成意見は、事故原因がきちんと分析されていない。可能性が低いとはいえ、市民への健康被害が懸念される状況がある以上は、費用はかかっても測定器は設置することを考えてほしいというものでした。
  採決の結果、不採択となりました。
○議長(肥沼茂男議員) 報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
  28陳情第12号について、質疑ございませんか。12番、佐藤まさたか議員。
○12番(佐藤まさたか議員) 都市整備委員長の報告について若干伺いたいと思います。採決、不採択となった理由はわかりましたので2点目ですけれども、本件について市の見解がどうであったのか。特に、平成33年ごろ予定されている焼却炉の更新時、そこへ向けてこの問題についてどういう考え方を持っているのかということについて、どう示されたのか伺います。
○都市整備委員長(山口みよ議員) 焼却炉の更新に向けての見解ということは審査されませんでした。そして、ただ搬入の抑制に力を入れていくということで、それだけの審査でした。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。2番、島崎よう子議員。
○2番(島崎よう子議員) 私も4点通告しましたが、わかりましたので、3番の測定予算という通告のところです。当市では、大気汚染防止法に基づき、現在は2炉を年2回測定しているよというお話ですが、この回数をふやした場合はどのぐらい予算がかかるのか審査しましたか。
○都市整備委員長(山口みよ議員) その費用についての審査はいたしませんでした。
○2番(島崎よう子議員) この測定器を設置した場合、耐用年数はどのぐらいなのでしょうか、審査したでしょうか。
○都市整備委員長(山口みよ議員) この耐用年数は10年間ということです。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 以上で質疑を終了します。
  休憩します。
午前10時46分休憩

午前10時46分再開
○議長(肥沼茂男議員) 再開します。
  これより討論に入ります。
  28陳情第12号について、討論ございませんか。12番、佐藤まさたか議員。
○12番(佐藤まさたか議員) 本陳情について不採択ということで討論させていただきます。
  健康被害が懸念される問題でありますし、東村山市民のごみ焼却を長きにわたって行っている秋津町内にお住まいの方からの陳情であることもあって、なすべき対策、対応はとられるべきだと考えます。ただし、現在の炉については、平成33年をめどに使用停止、更新が見込まれております。そこに今、測定器をつけるかということで考えたときに、今回については厳しいのかなという判断をさせていただくところです。
  現状でいえば、混入、搬入の防止策はしっかりとっているという話でしたけれども、これをきちんと取り組んでいただくこと、そして焼却炉更新に向けての話し合いも始まっていきますので、この水銀問題についても課題として議論のテーブルにのせていただくということで、炉の更新時には住民の不安がないような形にしていただきたいということを申し述べて、討論といたします。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに討論ございませんか。2番、島崎よう子議員。
○2番(島崎よう子議員) この水銀汚染測定器の設置を求める陳情に対し、市民自治の会は採択すべき立場から討論します。
  東村山市境にある柳泉園において、2015年9月に排ガス中から高い水銀濃度が検出されたのは、可燃ごみの中に搬入された水銀が原因であると柳泉園組合は報告しています。過去において、水銀のこの基準値はないわけですけれども、自己規制値を超えたことは一度もなく、今回が初めての事態ということです。なぜ焼却炉に水銀が大量に入ってしまったかは、委員会審査の段階では明らかになっておりません。
  柳泉園も当市同様、体温計、蛍光管、電池などは分別して出すようになっております。また、事業者からの搬入も大いに想定されると考えています。当市においても同様な事態にならないとは限りません。
  よって、水銀汚染測定器を設置し、特に秋水園周辺住民の安全・安心を図るべきと考えます。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  28陳情第12号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
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日程第19 議案第28号 東村山市空家等対策協議会条例
日程第20 議案第29号 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例
日程第21 28陳情第13号 義務教育課程における平和教育に係る課題図書に関する陳情
日程第22 28陳情第14号 消滅の危機に瀕する言語の保全及び継承を求めることに関する陳情
日程第23 28陳情第18号 学校開放の適正化を求める陳情
日程第24 28陳情第25号 学校給食の献立の改善等を求めることに関する陳情書
○議長(肥沼茂男議員) 日程第19、議案第28号から日程第24、28陳情第25号までを一括議題といたします。
  生活文教委員長の報告を求めます。生活文教委員長。
〔生活文教委員長 小町明夫議員登壇〕
○生活文教委員長(小町明夫議員) 生活文教委員会の報告をします。
  当委員会には6月定例会初日に議案2件、陳情は3月定例会最終日に付託された3件と6月定例会初日に付託された1件、合わせて4件の審査を行い、結論が出ましたので報告します。
  初めに、議案第28号、東村山市空家等対策協議会条例について報告します。
  所管より、本条例は、空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に伴い、東村山市空家等対策協議会を設置して、空き家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するために条例を制定すること。組織については、市長のほか、法律、不動産、建築、福祉等の分野に識見を有する方、学識経験者、東村山市議会議員、公募市民等で、市長が委嘱する委員15人以内をもって組織すること。施行期日は本年7月1日からとするとの説明がありました。
  質疑で明らかになったことを報告します。
  多摩26市の協議会設置状況の質疑に対しては、現段階で設置しているのは府中市のみで、多くの自治体は今後検討する段階であり、日野市については準備会を設置している状況であるとの答弁でした。
  協議会の開催予定についての質疑には、今年度は協議会を3回開催する予定で、ふえる可能性もあり、その中で空家等対策計画の基本方針を定める予定であること。平成29年度については協議会を5回程度開催して、基本方針に基づき空き家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するため、空家等対策計画を策定する予定であることがわかりました。
  協議会メンバーに市議会議員が入っている理由の質疑に対しては、市内における各地域ごとのニーズを把握し、当該ニーズを空き家等施策に立法政策の観点から反映させる役割を果たしていただきたいとの答弁でした。
  関連して、以下のような質疑がありました。
  空き家等に含まれるものについては、建築物またはこれに付属する工作物であって、居住その他の使用がされていないことが常態であるもの及びその敷地、立木その他、土地に定着するものを含むとの答弁でした。
  今後の空き家の推移については、少子高齢化により病院や福祉施設に入所したり、相続により取得したが、居住する住宅が既にあることから空き家になったり、税制上の理由により取り壊すことができず、増加することが考えられること。特に、2025年問題と言われる団塊世代の高齢化に伴い、ある時期から急激に増加することが危惧されることが考えられ、防災、衛生、景観等、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす可能性があることがわかりました。
  また、空き家の庭木や雑草等が繁茂して、付近の環境や景観を損ねているので、所有者に連絡してほしいとの苦情、相談があることもわかりました。
  生活困窮者や住居の見つかりにくい方に空き家を地域資源として活用することを協議会で検討するのかについては、空き家の利活用は対策の一つとして考えているとの答弁でした。
  本議案は全員賛成で可決されました。
  続きまして、議案第29号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例について報告します。
  所管より、本条例改正は、自転車駐輪場指定管理者、サイカパーキング株式会社の提案に基づき、発券機、電磁ラックを導入して使用者の利便性向上を図ることに伴って条例を一部改正するもので、主な改正点は、発券機、電磁ラックを導入することで、入庫から出庫までを24時間を1日として統一的運営を行うこと。一時使用については、1日を単位として、引き続く7日を限度とした使用に改正すること。また、一時使用の場合、引き続く7日を超えて置いてある自転車等を処分できる規定に改正し、施行期日は本年8月1日からとするとの説明がありました。
  質疑で明らかになったことを報告します。
  条例改正のメリットとしては、使用券を朝6時30分から夜8時30分の間に駐輪場窓口で有人販売していたものが、各駐輪場に発券機もしくは電磁ロック式ラックを導入することで24時間利用が可能になり、利便性が向上すること。定期使用の更新などの手続についても、朝6時30分から夜8時30分の間の更新が、機械を導入することで取り扱い時間を朝5時から夜10時に前後1時間30分ずつ延長が可能となり、利便性が高まること。
  デメリットとしては、機械化等の新たな業務に取り組むことや、電磁ラックにおさめないで利用する事例もあることから、利用者への説明等が多くなることに伴い、昨年度より8名増の39名の職員体制となりましたが、来年度以降は順次29名の人員配置を行っていくことがわかりました。
  新たに設置される機械と設備に対しては、秋津駅第1駐輪場に自転車用電磁ラックが211台、原動機付自転車用電磁ラックが12台、精算機が1台、新秋津駅第1駐輪場に自転車用電磁ラックが283台、原動機付自転車用電磁ラックが30台、精算機が2台、久米川駅南口第1駐輪場に発券機が1台、久米川駅南口第2駐輪場、発券機が1台、萩山駅北口駐輪場に発券機が1台、それぞれ設置。
  また、東村山駅西口地下駐輪場と久米川駅北口地下駐輪場のゲートについては、交通系ICカード対応型のものに入れかわること。所有権については、発券機、電磁ラックともに指定管理者にあり、ゲートについては、市がリース契約を締結していることからリース会社のものになること。指定管理者が変更になる場合は、利便性の低下とならないように、市及び新旧の指定管理者間で協議を行うことになることもわかりました。
  今後のサービス向上策については、交通安全教室、タッチくん、シミュレーターを使った小学生や高齢者等に対する交通マナーの向上、ウエブサイトでの駐輪場情報の発信などに取り組むこともわかりました。
  また、1日を単位として引き続く7日を限度とした使用にした根拠については、長期占用を防止し、より多くの方に一時使用ができるようにすることもわかりました。
  本議案は全員賛成で可決されました。
  続きまして、陳情の審査結果について報告します。
  まず、28陳情第13号、義務教育課程における平和教育に係る課題図書に関する陳情については、当市は平和教育に対して熱心に取り組んでおり、図書に関しても、学校や図書館に平和や戦争の悲惨さを理解できる図書を数多く蔵書、分類して置いていることから、全員一致で不採択となりました。
  続いて、28陳情第14号、消滅の危機に瀕する言語の保全及び継承を求めることに関する陳情については、歴史や文化を伝える図書を蔵書しており、子供向けの本もあり、読み聞かせ等にも活用していること。小学校2年生の国語の教科書での掲載、中学校でも社会科教科書にて掲載して、しっかり取り組んでいることから、全員一致で不採択となりました。
  続いて、28陳情第18号、学校開放の適正化を求める陳情については、市としてもコミュニティ委員長会議や土曜講座委員長会議において利用方法の周知徹底と改善を図っており、学校施設コミュニティ開放要領の曖昧であった箇所を既に改正し、シルバー人材センターとの管理運営については、さきの学校施設コミュニティ開放要領や仕様書を渡して周知していることが確認され、本陳情は全員一致で不採択となりました。
  最後に、28陳情第25号、学校給食の献立の改善等を求めることに関する陳情書については、栄養士の管理のもとで食材の安全基準が設けられ、放射能検査も随時行っていること。洋食に偏ることなく、和食も取り入れていること。野菜も地場野菜を積極的に使用し、アレルギーのある児童に対しても配慮がされており、全員一致で不採択となりました。
  以上で、生活文教委員会の報告を終わります。
○議長(肥沼茂男議員) 報告が終わりました。
  質疑は一括で行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 質疑がありませんので、以上で質疑を終了いたします。
  休憩します。
午前11時1分休憩

午前11時1分再開
○議長(肥沼茂男議員) 再開します。
  これより討論に入ります。
  なお、討論、採決は議案、陳情ごとに行います。
  初めに、議案第28号について、討論ございませんか。2番、島崎よう子議員。
○2番(島崎よう子議員) 議案第28号、東村山市空家等対策協議会条例について、市民自治の会は賛成の立場から討論します。
  空き家問題は、私有財産に関することではありますが、防災、防犯、衛生や景観の観点から大きな社会問題であり、喫緊の課題です。空き家に関する総合的な計画の策定や対策を協議していく、この空家等対策協議会を設置し、速やかに検討していく必要があります。予防、啓発を進め、また空き家等の利活用をまちづくりに生かしていただくよう期待しています。
  しかし、この協議会の組織に議員が構成委員として入っている点は違和感を持ちました。全国市議会議長会が平成18年2月に「分権時代における市議会のあり方」に関する調査研究報告書において指摘している事項で、地方分権の推進に議会の厳正な監視機能の発揮、また住民の直接的な市民参画を拡充するためにも、議員の審議会等への参画を見直し、法令の定めによるものにとどめるべきとされました。
  以来、全国的にも、審議会等への議員参加は法で定められているものに限定してきています。議会は議論をする場を設けられているのです。議会改革度ランキング32位の東村山市議会としては、時代に逆行しているのではないかと思えます。今回は、議員は市長による選任でありますので、多様な立場からの議員を選任していただくよう要望します。
  また、この条例の審査において、議員の人数及び公募市民の人数などは議論されていないので、各人数においては不明ですが、空き家対策は地域住民の問題でもあり、公募枠を一名でも多く参加できるようにしていただきますようお願いして、討論とします。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  議案第28号についての委員長報告は原案可決であります。
  お諮りいたします。
  本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に、議案第29号について、討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 討論がありませんので、採決に入ります。
  議案第29号についての委員長報告は原案可決であります。
  お諮りいたします。
  本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に、28陳情第13号について、討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 討論がありませんので、採決に入ります。
  28陳情第13号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第14号について、討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 討論がありませんので、採決に入ります。
  28陳情第14号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第18号について、討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 討論がありませんので、採決に入ります。
  28陳情第18号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第25号について、討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 討論がありませんので、採決に入ります。
  28陳情第25号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
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日程第25 28陳情第26号 純粋に東村山市議会における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求めることに関する陳情書
日程第26 28陳情第28号 純粋に東村山市議会における都旗の掲揚を求めることに関する陳情書
日程第27 28陳情第31号 東村山市議会における陳情の取扱いの改正を求めることに関する陳情書
日程第28 28陳情第33号 東村山市議会議員の不適正なインターネット利用の自粛等を求める陳情書
○議長(肥沼茂男議員) 日程第25、28陳情第26号から日程第28、28陳情第33号までを一括議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長。
〔議会運営委員長 熊木敏己議員登壇〕
○議会運営委員長(熊木敏己議員) 議会運営委員会で審査しました陳情について報告いたします。
  初めに、28陳情第26号です。この陳情の内容は、議場に市旗及び国旗、もしくはこれを模した図画等を掲揚し、定例会等の開会時に、身体的事由のある者以外は起立及び敬礼することを求めるものです。
  審査での意見としましては、この件は東村山市議会の問題であって、陳情者が有権者でも納税者でもなく、利害関係もない方からの陳情ということで、審査の対象や賛否の対象とならないのではないかと考える。
  また、考え方の違いということで不採択とするが、陳情の扱いとして、現状は委員会で議論することになっているので、あくまでも中身について扱いたいが、今後の扱いをどのようにするかは議会運営委員会マターであると考えている。
  また、掲揚に関して起立及び敬礼するということについて、思想信条の自由に係ることで反対とする。また、東村山市が国旗も市旗も掲げていないというのは、歴史的に選択をして現在となっているということで、この陳情によって変わるということはない。また、国旗と制定してきた歴史的な経過から考えて、陳情者との歴史的認識が異なるなどの意見がありました。
  討論は、不採択の立場から、市旗また国旗の配置・掲揚に関しては、それぞれの会派で立場はあると思うが、市旗及び国旗に向かって起立及び敬礼することについては、市民の方はそれぞれの立場、思想信条を持っている。市民の代表として出てきている議員が、議会で一堂に起立及び敬礼することを求めることはふさわしくないというものでした。
  ほかに討論はなく、採決に入りましたが、賛成者はなく、不採択となりました。
  次に、28陳情第28号です。この陳情の内容は、議場に市旗とあわせて都旗も掲揚することを求めるものです。
  審査に入り、第26号と同じ理由、東村山市議会の問題であって、審査の対象とならないのではないかという意見がありました。
  ほかに意見また討論はなく、採決に入りましたが、賛成者はなく、不採択となりました。
  次に、28陳情第31号です。この陳情の内容は、陳情の取り扱いについて、地元住民持参の場合は従来どおり請願と同様に取り扱い、地元外からの提出または地元であっても郵送による陳情は、一律付託しないということを求めるものです。
  審査に入り、意見は、陳情第26号と同じ理由、市議会の問題であって、審査の対象とはならないのではないかという意見がございました。その他の意見はなく、討論に入りました。
  議会基本条例の見直しの中で陳情について検討していくとしている。これから考えていくということで不採択とする。
  また、陳情の取り扱いは今後の協議事項であるが、東村山市議会議員は有権者から選ばれた議員であり、市民の方からの要望や意見を第一として審査するのが筋であると考える。請願と陳情の区別、市民の定義、市民の声を聞く、市外から来たものについては取り扱わないなど、議論のテーブルにのせていきたいとして、不採択の立場の討論。
  また、基本条例の制定時に、陳情を請願と同じに扱うことは、市民からの政策提案、広く意見を聞くということで正しかった。その上で、特定の市外の方からたくさんの陳情が出されるということが続いている。この方の考えも一理あると考えるが、今回、検証の段階で議論することになっている。前進した部分を踏まえて議論するということで、この段階では採択しないという討論がありました。
  採決に入り、賛成者はなく、不採択となりました。
  次に、28陳情第33号です。この陳情の内容は、議員のうち、情報及びデータの管理・活用能力が低いと周囲が認める者にあっては、インターネット上のウエブサイトもしくはSNSの使用を禁止または自粛することとし、必要な申し合わせ事項もしくは例規等を規定することを求めるものです。
  審査に入り、意見は、これも陳情第26号と同じ理由、市議会の問題であるという意見がありました。
  その他、意見はなく、不採択の立場での討論があり、御指摘は、お考えということで受けとめさせていただく。議員としてそれぞれの判断で行っていることで、リスクや問題については本人がきちんと解決する問題で、一律に規制するということはなじまない。陳情で言う「情報リテラシー」の適性がない。また「他者から認められる」というあたりも判断基準がわからない。したがって、採択する理由がないというものでした。
  他に討論はなく、採決に入りましたが、賛成者はなく、不採択となりました。
  最後に、所管事務継続調査事項、議会基本条例の検証ですが、4月から実施してきており、今回の委員会で全文の検証が終了いたしました。今後は、検証結果と、この間の議会での取り組みを市民の皆さんにお知らせし、御意見をいただくように進めていきます。最終的には9月定例会を目途に検証を終了したいと考えておりますので、御承知おきください。
  以上で、議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(肥沼茂男議員) 報告が終わりました。
  28陳情第26号から28陳情第33号につきましては、質疑及び討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  なお、採決は陳情ごとに行います。
  初めに、28陳情第26号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第28号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第31号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に、28陳情第33号についての委員長報告は不採択であります。
  改めて、お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
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○議長(肥沼茂男議員) 日程第29、議案第34号の委員会付託は、会議規則第37条第2項の規定により省略したいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(肥沼茂男議員) これより議案審議に入りますが、発言通告書の中には、議題外と思われる質疑も見受けられます。議題外に及ぶ質疑は慎まれますよう申し上げるとともに、答弁者においては、議題に関係することについてのみ、簡潔に御答弁をお願いいたします。
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日程第29 議案第34号 平成28年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)
○議長(肥沼茂男議員) 日程第29、議案第34号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。経営政策部長。
〔経営政策部長 小林俊治君登壇〕
○経営政策部長(小林俊治君) 上程されました議案第34号、平成28年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案の理由と、その要旨について御説明をさせていただきます。
  本補正予算につきましては、舛添要一東京都知事の辞職に伴い、去る6月17日に東京都選挙管理委員会が、東京都知事選挙を7月14日告示、同31日投開票と決定したことを受けまして提案するものでございます。
  それでは、御配付いたしました補正予算書の2ページをお開きください。
  歳入歳出予算の補正でございますが、第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,371万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ540億5,501万8,000円とするものでございます。
  次に、第2項の第1表、歳入歳出予算補正につきましては、3ページから4ページにございますが、後ほど事項別明細書により御説明をさせていただきたいと存じます。
  8ページ、9ページをお開きください。
  歳入歳出補正予算事項別明細書の総括でございますが、こちらの内容につきましても10ページ以降の歳入歳出の説明欄により御説明をさせていただきます。
  10ページ、11ページをお開きください。歳入でございます。
  都支出金の東京都知事選挙委託金の4,371万7,000円でございますが、東京都知事選挙に係る事務の受託によるもので、関連いたします歳出経費の全てがこの選挙費委託金により賄われるものとなっております。
  12ページ、13ページをお開きください。歳出でございます。
  13ページ上段の職員人件費等1,324万1,000円でございます。職員手当等と旅費につきまして、選挙期間に合わせ、投・開票事務従事者手当を主なものとした経費を計上するものでございます。
  次に、東京都知事選挙費3,047万6,000円でございます。
  まず、報酬243万3,000円でございますが、北庁舎とサンパルネ、2カ所の期日前投票所、21の投票所、開票に係る管理者及び立会人の報酬をそれぞれ計上するものでございます。
  次の賃金205万1,000円につきましては、期間中、臨時職員を雇用するために必要な経費を計上するものでございます。
  報償費の31万円につきましては、選挙従事者・協力者謝礼として、東京都知事選挙の啓発活動を行う推進委員活動謝礼や点訳者謝礼などを計上するものでございます。
  需用費164万5,000円につきましては、選挙事務や啓発用の消耗品費、選挙記録や候補者氏名掲示紙などの印刷製本費のほか、事務機や備品等の修繕料について計上するものでございます。
  役務費464万4,000円でございますが、投票所入場券の郵送料などを計上するものでございます。
  次に、13ページ下段から15ページにかけて、委託料1,859万8,000円になりますが、ポスター掲示場設置・撤去委託料のほか、公報配布委託料、投・開票所設営委託料、期日前投票受付業務委託料などを計上するものでございます。
  最後に、使用料及び賃借料79万3,000円でございますが、投票所の机のほか、夏場の選挙に対応して投票所の環境を整えるため、扇風機の借上料などを計上するものでございます。
  以上が歳入歳出の主な項目の説明でございます。よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案の説明とさせていただきます。
○議長(肥沼茂男議員) 説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。18番、熊木敏己議員。
○18番(熊木敏己議員) 議案第34号、平成28年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)につきまして、自民党市議団を代表して質疑させていただきます。
  お忙しい中、事務局長、お疲れさまでございます。ほかの選挙をやっているさなかでございますが、細かいことは、2年前の専決だったでしょうか、あのときにお聞きしているので、多分そんなには変わらないんだろうと思いながら、何点か、わからないところを質疑させていただきました。
  前回、猪瀬知事が辞職された後の選挙で、その後、うちでは専決だったと思います。そのときの選挙費が5,686万円余りだったと思うんです。ほかに入っていたかどうかというのまで調べなかったんですが、大変申しわけございません。
  前回は、雪の対策だったりとか、体育館のたしか耐震化なんかもやっていたりして、その安全管理だとか、冬だったので暖房だとか、そういうものも用意したのかなとも思いますが、今回、実は4,371万7,000円で、私が思っていたより、何か比較的安いものだなと思ってしまうんですが、今回、有権者数、18歳以上がふえたりするにもかかわらず、単純に前回と比べると1,300万円程度減額されているということは、何か要因があるのかどうかお伺いさせてください。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 前回の都知事選挙の際、投票用紙交付機や投票用紙計数機や投票用紙読み取り分類機の増設等の備品購入費で約900万円を計上しておりましたが、今回の都知事選挙では備品購入費を計上していないことが大きな減額の要因となっております。そのほかの要因としましては、前回は真冬であったため、ヒーターの借り上げ等賃借料のほかに、議員御指摘のとおり除雪に伴う経費などの減がございます。
○18番(熊木敏己議員) その当時、備品を買われたということで、今回は必要ないというか、間に合わないということもあるのかもしれません。了解いたしました。
  2番目にいきます。前回はちょうど2月だったと思うんですが、間に成人式があったりして、成人式でも何か啓発をされたということが報告であったと思いますが、今回18歳以上、今、参議院選真っただ中で、また難しいんでしょうが、何かほかに啓発を考える予定というのはないんでしょうか、お伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 今回の都知事選挙は急遽決まった選挙のため、特に啓発活動を行う予定はございませんが、18歳選挙権が始まる周知として、5月1日号の市報の1面で、明法高校の学生に描いてもらった絵とともに、周知の記事を掲載させていただきました。また、5月、6月の期間はグリーンバスにて高校生に描いてもらった絵をポスターにして掲示することで周知し、啓発を行ってまいりました。
  また、7月10日に執行される参議院議員選挙では、18歳に選挙権が引き下がってから最初の選挙であるため、入場整理券には選挙権年齢の引き下げのチラシを同封し、周知を図っております。
○18番(熊木敏己議員) ぜひ参議院のほうは、10日でしたかね、それで都のほうは31日ということで、間がありますので、10日の結果というのか、若い方がどうだったのかというところもすぐに検討していただきながら、都知事選挙に反映していただけるような、もし何かあれば、やっていただければなと思っているところでございます。
  3番目です。東京都全体の選挙費というのを聞きたいんですが、実は40億円とも50億円とも言われていて、実際、都議会も開いていない状況で、多分、専決になってしまうんだろうと思うんですが、23区26市8町5村でしたか、5町8村でしたか、62自治体があるわけで、一体全体幾らかかるんだろうというのは、前の選挙のときにも言ったんですが、全くもってもったいないなと。本当に要らない金なんじゃないかなと思っているところでございまして、何ゆえに首にしてしまったのかなと。これは個人的な意見です。
  私、きょう黄色い羽根、これですね、全国保護司連盟の幸せの黄色い羽根というバッジなんですが、私は保護司をやっている手前で、仮に何があっても観察をつけながら見ていくということがあって、わかります、舛添さんがああいう人間で、いろいろやってきたことはわかるんですが、2年間保護観察をつけながら、今一番安心してできる知事、人間じゃないのかなと私は勝手に思っているところでございまして、そのためにまた短い期間で新しい人間を探すというのも、多分、各党の方々は大変な思いをされているんだろうと思います。
  人間としては失格だと思っていますが、議会がしっかりしていれば(「自民党が推薦したんじゃないですか」と呼ぶ者あり)自民党だけじゃないですよ。連合も入っていましたので、これは前の民主党も連合の母体じゃなかったかなと思っているところでございますから、いろいろ御意見はあると思うんですが、この金額で、4,300万円を選挙をやったつもりで市にいただけると非常にありがたいなというのが、これは完全に個人的な意見ですけれども、一体全体、東京都全体で、当然、東京都の費用もかかるんだろうと思う、各市区町村並びに東京都の経費もかかるんだろうと思うんですが、教えていただければと思います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 前回、平成26年2月9日に執行された東京都全体の都知事選挙予算は49億900万円、前々回の平成24年12月16日執行の選挙は50億5,600万円でしたので、東京都の補正予算額としましては約50億円が見込まれるところであります。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。10番、村山淳子議員。
○10番(村山淳子議員) 議案第34号について、公明党を代表し、質疑いたします。
  まず1番です。期日前投票自転車整理業務委託料は参議院選挙費にはないんですが、内容をお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 期日前投票所を東村山駅西口サンパルネ内のコンベンションホール等で行ってまいりましたが、おかげさまで、年々利用者が増加しております。それに伴い、投票所へ自転車でお越しになられる方が、東村山駅西口地下駐輪場を利用されるケースも多くなってきている現状がございます。
  そのため、平成28年度当初予算にて計上した参議院議員選挙後に執行される選挙より、自転車駐輪場整理員業務として整理員を配置することといたしましたが、今回の参議院議員選挙につきましては、他の利用者の影響がないよう関係所管と調整してまいります。
○10番(村山淳子議員) サンパルネのほうで整理員がつくというのは、例えば、どこか外にそういう方を配して場所がふえるのか、もしくは地下駐輪場、市で管理しているというと地下駐輪場のことだと思うんですけれども、そこの整理員をふやすということなのか、その辺、具体的なことを教えていただければと思います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 地下の駐輪場のほうに3日間、2人ずつプラスする、配置員をつけるという予算でございます。
○10番(村山淳子議員) 私も西口地下駐輪場をよく使わせていただくんですけれども、もう朝の時点でほぼ満車ですという表示が常にされているかと思います。その辺のところを、人をふやしたとしても、中に駐輪ができない場合についての対応はいかがでしょうか。
○環境安全部長(平岡和富君) 西口の地下駐輪場ですが、前回、市議・市長選のときに、実際に自転車が多く、一遍に来てしまったと、3日間ですね。その際に、倉庫など、ふだん使っていないところにも駐輪させたということで、人が足りなくなったという事例がございます。実際に稼働率は、その3日間は140%を超えていたという状況でございました。
○10番(村山淳子議員) 140%ということですけれども、なのでそこをどのように、環境安全部に聞いたほうがいいのか、選管のほうにお聞きしたほうがいいのか、人をふやすことで140%が、それで十分だったんだとしたらあれなんですけれども、その辺はどうなんでしょうか、もう一度お伺いいたします。
○環境安全部長(平岡和富君) 実際に140%といいますと、いわゆる瞬間風速的なことなのであります。ふだん使っていない倉庫や本当にぎりぎりのスペースを利用して、一時利用に対応しているという状況でございます。そのようにして対応してまいりたいと考えております。
○10番(村山淳子議員) 混乱のないように対応していただければと思います。よろしくお願いいたします。
  2番です。都知事選においても期日前投票所をサンパルネに開設する予定があるのか、開設する場合のスケジュールをお伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) サンパルネでの期日前投票所ですが、7月28日木曜日から7月30日土曜日までの3日間、午前10時から午後8時の間に開設する予定でございます。
○10番(村山淳子議員) サンパルネの場合、駅に直結しているということで、この後の質疑の改正公職選挙法のことにもつながるのであれなんですけれども、時間が、早くから始めていただければという声が届いていることをお伝えだけさせていただきます。再質疑ではありません。
  3番です。改正公職選挙法が6月19日に施行され、共通投票所の開設が可能となっています。開設予定はあるかお伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 共通投票所の開設につきましては、二重投票を防止するため、全投票所をネットワークでつなぐ必要がございます。また、ネットワークでつなげる際に、市の施設以外の投票所における回線のセキュリティーの問題、またネットワークを構築する費用の問題もあり、現在のところ開設予定はございません。
○10番(村山淳子議員) まだ課題が多いということで、そこはわかりました。これは再質疑とかではないんですけれども、最後に意見として申し上げさせていただきます。
  投票しやすい環境整備に向けて、今言いました共通投票所のこと、またサンパルネでの期日前投票の開催日をふやしていただきたいということ、それとあわせて、投票時間の延長また前倒しが最長2時間まで認められるようになると思いますけれども、今後の選挙での実施に向けてぜひ進めていただきたいということを申し上げます。
  あと、もう一点なんですけれども、障害者の方への対応について、現行の投票制度は、予算上の制約から、各種の障害者にとって公民権の行使である投票行為が事実上困難であることを放置していると言わざるを得ないということで、障害者団体の方からお声をいただきました。
  障害者差別解消法の施行を受け、全ての国民また有権者にとって公平であるべき選挙においては、投票事務においてもバリアフリー化が進められ、また障害者が障害を理由に投票権を行使できない事態の解消を進めていただきたいということを申し上げ、質疑を終わります。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。25番、さとう直子議員。
○25番(さとう直子議員) 議案第34号について、共産党を代表して質疑させていただきます。
  1番の職員人件費等についてです。①、職員は投票所ごとにどんな業務に配置されるのかお伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 投票所に来られた選挙人の受け付け業務、パソコンによるバーコードの受け付けです。投票用紙の交付、代理投票の補助、記載台の点検、投票速報の本部への電話連絡、投票録の作成、投票箱の送致等の業務がございます。
○25番(さとう直子議員) ②です。職員は全体で何人配置されるのか、それぞれについてお伺いします。また、おのおのの勤務時間は何時間になるか伺います。1)が正規職員、2)が嘱託職員、3)が非常勤職員です。それぞれについてお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 7月30日土曜日、31日日曜日の2日間での計算となりますが、投票関係につきましては両日とも正規職員で、一般従事者数は174人を予定しております。その内訳といたしまして、本部づけ29人、勤務時間は26時間、投票所が145人、勤務時間は16時間でございます。また開票関係につきましても正規職員で、一般従事者94人を予定しているところでございます。勤務時間は、44人が3時間、50人が5時間を見込んでおります。
  なお、嘱託職員及び非常勤職員の配置はございません。
○25番(さとう直子議員) ③です。正規の職員の方は代休をとれるのかお伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 投開票に従事する職員につきましては、選挙従事に伴う手当を支給するため、代休、振りかえの扱いとはなりません。
○25番(さとう直子議員) 代休はとれないということでしたけれども、今回また選挙が続いていますので、かなり厳しい勤務状況になると思いますが、その辺の対応はどのように考えておられるのでしょうか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 確かに僕ら選管の職員というのは、選挙が続きますので8月まで休みはとれないものと考えておりますが、健康の面を思いますと、順番で半日程度ずつは休みをとって、7月31日の都知事選挙に向かいたいと思います。
○25番(さとう直子議員) 半日程度のということで、かなりハードな期間になると思いますが、本当に健康に注意して頑張ってください。
  2番に移ります。東京都知事選挙費の委託料についてです。①、期日前投票受け付け業務を委託する事業者は市内業者かどうかお伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 本補正予算を御可決いただいた後に契約等の事務を行うため、現時点ではお答えすることができません。
○25番(さとう直子議員) ②に移ります。投票所入場整理券作成封入封緘業務を委託する事業者は市内業者ですか、お伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) これも本補正予算を御可決いただいた後に契約等の事務を行うため、現時点ではお答えすることができません。
○25番(さとう直子議員) 今の件は未定ということですけれども、参議院選挙と同じ業者になる可能性もあるということでしょうか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 可能性としては、こういった続いた選挙なので、そういうことも考えられます。
○25番(さとう直子議員) ③です。①、②の業者の選定は自治体の裁量で行えるのかどうかお伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 期日前投票受け付け業務及び投票所入場整理券作成封入封緘業務につきましては、適正な人材を確保するノウハウや専門性、技術性が問われる業務であるため、一般競争入札には性質的に適さない場合と考え、指名競争入札方式で行う予定です。指名業者については、資力、信用その他について適正と認められる業者の中から選定することが可能でございます。
  また、解散や辞任により予想できない突然の選挙が発生した場合は、入札による契約を行う時間がないため、随意契約により契約締結を行う場合がございます。
○25番(さとう直子議員) ④です。入場整理券は個人情報の扱いになると思いますが、個人情報の保護の対策はどのようにとられているかお伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 個人情報保護対策としましては、印刷業者と取り交わす契約書におきましても、個人情報の取扱いに関する特約条項第8条、取得個人情報の取扱責任者の届け出をさせるとともに、同第15条、情報セキュリティに関する合意書を取り交わしております。また、データの受け渡しに関しましては、受託者との間で必ず手渡しで行うこととしており、個人情報の保護対策を図っております。
○25番(さとう直子議員) 次に移ります。使用料及び賃借料のところで、会場費がわずかですが計上されていますけれども、公共施設以外の投票所は何カ所あるのかお伺いいたします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 公共施設外の投票所は、全生園、さくらコート青葉町、萩山都営集会所、明法高校の4カ所となります。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。12番、佐藤まさたか議員。
○12番(佐藤まさたか議員) 補正予算を伺います。1番はわかりましたので結構です。
  2番、期日前投票の計画で、これもさっき村山議員が聞いていましたので大体わかりましたけれども、西口、サンパルネの駐輪場の件、さっきおっしゃっていました。自転車整理員を3日間の期間中、2名ずつ置くということで、対策をとられるのはいいことだと思うんですけれども、地下の駐輪場に自転車が置けますという案内を地上でする人も、そういう役割がちゃんとつくんですかね。そういう説明だったので確認しておきたいんですけれども、地下に行かなきゃわからないんだとすると、何のための対策員かなと思ったので、そこを確認したいんですが、どうでしょうか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 例年、今回2名ふやすんですけれども、サンパルネのほうには、それプラスシルバーから2人行っていますので、その方のほうに周知しているという形になります。あと、入場券の中には、西口に来るに当たっては駐輪場をお使いくださいということで周知しているところでございます。
○12番(佐藤まさたか議員) 3点目です。こういう機会なので伺いたいと思ったんですけれども、都費というか、こういう形で選挙費が出てくるわけですが、各自治体がそれぞれどういう工夫とか、もうちょっと言うと節約みたいなことですけれども、そういったものを図ったかいが、これはあるのかないのかというのがよくわからないんです。つまり、使い切っちゃうんだったら同じなんだという発想なのか、そこを聞きたいなと思っています。
  というのは、具体的にここに書きましたのは、直前で参議院選挙が行われるわけで、公営掲示板が設置されています。この掲示板がそのまま存置して、再利用するという考え方もあるんだろうと思うんです。
  何年か前に、小平の例だったかな、私、ここでかな、ちょっと話したような記憶もあるんですけれども、直前の選挙のときに幕がかかっていて隠してあって、次の選挙のときにその覆いをとって、継続してやると。うちはそのときに、たしか一回撤去して、もう一回、設置し直すということをやったことがあるんです。ああいうことの違いが、できるんだったらしたほうがいいような気がするんですよね、もったいないということも含めて。
  ここで質疑として出したのは、公営掲示板の再利用は検討されているのかと伺っていますので、まずそこをお答えいただきたいと思います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 今回の東京都知事選挙の告示日が7月14日であり、7月10日執行の参議院議員選挙との間隔が極めて短いため、現在の掲示板を撤去し新たな掲示板を設置することや、事前の準備として現在の掲示板に隣接させて2つの掲示板を設置することは、時間的、スペース的にも極めて困難であり、また費用面など総合的に検討した結果、今回の東京都知事選挙に当たっては、参議院議員選挙の掲示板を活用し、掲示板の上から東京都知事選挙の板を張りつけることを考えております。
○12番(佐藤まさたか議員) 伺ってよかったです。ありがとうございました。
  それで、その中でちょっと関連して、冒頭申し上げたんですけれども、要は工夫だったり、どこの自治体も今回はそうせざるを得ないのかもしれないんですが、掲示板の再活用であったり、そういったものは市選管の判断ですることができるんでしょうかね。
  つまり、いろいろと、例えば人件費もそうだし、スピードアップする対策もそうですが、選挙費を効果的に使うということでいうと、こういうものが自治体ごとに、同じ項目なんだけれども、かかってくる費用は実際違うということになってくるじゃないですか。同じ業者を使うわけでもないしとなったときに、こういったものの費用を東村山市として、平たく言うと、節約するかいがあるのかどうかと。
  うまく伝わりますかね。費用としておりてくる予算があって、見積もって幾らと出すんでしょうけれども、税金なので、できるだけ低く抑えることが本当は必要なんだと思うんです。そういう点でいうと、できるだけ小さな費用で同じ効果を上げるのであれば、多分そういったことを考えていらっしゃるんだろうと思いますけれども、その辺の考え方というか、仕組みというか、教えていただきたいと思います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 確かに、先ほど佐藤議員がおっしゃったように、小平市では、前回使ったやつを、そこに白いのをやって、そこにかけたという形があったと思うんですけれども、それはあくまでも市町村で行えるような形になります。
  それで、選挙をやる場合の執行経費という形になりますので、もちろん各項目ごと、投票所とか開票所ごとになるんですけれども、全体での執行経費というものがありますので、その中で各自治体それぞれ、少しでも費用を少なく効果を大き目にということで努力している次第で、それぞれ知恵を出し合っているということが現状でございます。
○12番(佐藤まさたか議員) まさに今、参議院選挙の準備をされて、同時にこういうことで質疑通告も受けなきゃいけないので、選管は大変だと思うので、これ以上この話、きょうは一般質問じゃないのでしませんけれども、そういう費用が、どこまで再利用があるのかなと思ったんです。
  投票率向上への取り組みというのを伺いたいということで、4点目、通告しています。今回においては若い世代への何らかの対策もとられるのかどうかということで伺います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 先ほどの熊木議員への答弁と同じような形になってしまうんですけれども、今回、都知事に関しましては急遽決まったために、この都知事選挙に関しての啓発活動は行えないんですが、5月1日号の市報とか、5月、6月のグリーンバス、それと、先ほどと同じになってしまうんですけれども、入場券にはチラシを同封して、高校生に描いてもらったチラシも入れさせてもらったんですが、そういう意味合いで周知を図った次第でございます。
○12番(佐藤まさたか議員) 質疑は終わりたいと思います。さっき村山議員もおっしゃっていましたけれども、投票しやすい環境整備等について、今回いろいろな意味で立て込んでいるのであれでしょうが、ぜひ取り組んでいっていただきたいなと。
  時間延長だったり、あるいは障害者への合理的配慮という問題も、それでさっきちょっと聞いたんです。そういうものというのは、費用がないとできないものが出てくるじゃないですか。そういう費用というのはどこから出すんだろうと思ったんです。
  市の単費で別枠で持ってくるというのは難しいなと思うし、さっき言ったように、例えば看板の設置費用、撤去費用を浮かすという言い方はおかしいですけれども、そういうものをやりくりする中でやれる取り組みがふえるのであれば、そういうものは、同じ枠の中であれば、費用の中、予算をうまく使いながら対応できることをふやしていただきたいなと思ったものですから、若い世代の取り組みや障害者へのいろいろな配慮については、今後また別の場で話をさせていただきたいと思います。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。5番、朝木直子議員。
○5番(朝木直子議員) 議案第34号について伺います。
  まず、職員人件費のほうですが、これは①と②、一緒の質疑になるのかなとも思うんですが、まず①として、職員人件費の業務別の内訳、これは人数、費用を含めて、詳細について伺います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 選挙費の職員手当の内訳でございますが、期日前投票を含む選挙管理委員会事務局に従事する職員人件費、選挙当日の投開票事務に従事する職員人件費から見積もっております。
  選挙管理委員会事務局に従事する職員人件費の内訳としましては、選挙管理委員会事務局職員の平均時間単価3,400円を参考に、選挙管理委員会事務局職員3名及び期日前投票期間中に配属される応援職員3名の従事時間から、平日は延べ486時間、165万2,400円、休日は延べ571.5時間、210万3,120円、合計で1,057.5時間、375万5,520円を見込んでおります。
  選挙本部を含む投開票事務に従事する職員人件費の内訳としましては、投票事務174名の職員体制で829万9,800円、開票事務として94名の職員体制で117万5,400円、選挙本部従事を含む投開票事務合計で947万5,200円を見込んでおります。
○5番(朝木直子議員) ②で時間外手当の内訳も聞いたんですが、人件費というのは全額、時間外手当ということだと思いますが、一応、確認のため伺います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 時間外手当になります。
○5番(朝木直子議員) 先ほど時間外手当の平均が3,400円という答弁がありましたが、平均ではなくて、実際には幾らから幾らなのか伺います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 今、それぞれ個人の時間外のところは、手持ちに資料がありませんので、申しわけないです。
○5番(朝木直子議員) 私、「時間外手当の時間給の詳細を伺う」と通告しているのに、どうしてそのデータがないんですか。
○議長(肥沼茂男議員) 休憩します。
午後零時1分休憩

午後零時4分再開
○議長(肥沼茂男議員) 再開します。
  休憩します。
午後零時4分休憩

午後1時32分再開
○議長(肥沼茂男議員) 再開します。
  午前中、朝木議員の質疑がございましたけれども、その後、休憩させていただきました。御答弁からお願いしたいと思います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 大変失礼しました。選挙管理委員会事務局職員及び期日前投票期間中に配属される応援職員の時間外勤務手当の最高額は3,701円、最低額は1,894円でございます。
○5番(朝木直子議員) 次にいきます。前回の選挙で、その1回の選挙につき、大体1人当たり時間外手当、どのくらい支給された人がいるのか、その最高額と平均を伺います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 前回、平成26年2月の都知事選挙でお答えします。都知事選挙事務従事による手当の1人当たりの最高支給額は8万9,000円でございます。当該職員は選挙本部に従事した職員でございましたが、投票日前日の投票業務の準備作業及び投票日当日、市役所北庁舎における各投票所へ配付する投票用紙などの受け渡しが滞らぬよう、早朝からの除雪作業や開票所の撤収作業までを担当したものでございます。
  なお、1人当たりの平均支給額は約4万4,688円となります。
○5番(朝木直子議員) 今の8万9,000円の職員の方については、本部ということですが、これは選挙期間中ずっとの話なのか、それとも投票日から開票日までの話なのか、そこはどのようになっていますか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 前日の土曜日と日曜日の間の時間です。
○5番(朝木直子議員) お仕事自体、確かに大雪で大変だったのはわかりますけれども、普通の市民感覚からすると、土曜日の夜から日曜日までで約9万円のお仕事というのは、あり得ない金額なんです。それは規定に基づいてやっているんだということになるんでしょうけれども、それで思うんですが、さっきの4万4,688円という平均についても、同様の算定によって出た数字ということでよろしいでしょうか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 土曜、日曜の通した単価になります。
○5番(朝木直子議員) やはり高いんじゃないかなと率直に思うわけですが、そこで⑤にいきますけれども、この都知事選が、舛添前知事が辞職するかしないかという議論の中でも、選挙費用50億円をかけるのがもったいないんじゃないかという議論まで出てきて、よって、やめさせないで、このままいったほうがいいのかどうかという、都知事の適格性を議論する前に選挙費用のことが議論されるほど、選挙費用が高いという現状があるわけです。
  一体50億円というのは、その中身は何なのかというふうになると、やはり私は人件費が大きいし、普通の民間の感覚からいうと、多分、皆さん、こんなことになっているとは御存じないと思うんです。
  それで、さっきちょっとお伺いしましたけれども、例えばここの人件費の部分については民間に委託するとか、普通のアルバイトを雇用するとか、そういうことはできない業務ですか、この土曜日から日曜日、特に日曜日の投開票業務までの間というのは。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 7月10日に執行される参議院議員選挙のような事前に投開票日の時期が見込まれやすい任期満了に伴う選挙では、開票作業に使う分類機の作業員を職員から委託に変更するなどの工夫を行いますが、今回の都知事選挙のように急遽日程が決定した選挙では、人件費削減等の工夫を練る余裕がなかったため、前回の都知事選挙ベースで人件費を予算計上させていただきました。
○5番(朝木直子議員) 今回は急だというお話ですけれども、そうすると参議院選挙のほうはどうなっていますか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 今答弁させてもらったように、開票に関して分類のところを一部、職員から委託に変えるようなことを、これから参議院なんですけれども、行う予定です。開票作業のところを職員から委託のほうに一部やってもらうことは、今回、参議院議員選挙に関しては行う予定でございます。
○5番(朝木直子議員) 一部ということですけれども、一番大きいのは人件費だと思いますので、やはりこの部分が、私たち、この議案についてはちょっと賛成しかねるところかなと思います。やはり土曜日から日曜日にかけて、確かに除雪があったり大変だったのはわかりますけれども、それで9万円支給されるというところがもうちょっと工夫できなかったのかなと思います。
  次にいきます。今度は選挙費のほうですけれども、①は結構です。②も、委託先は今わからないということですけれども、この(5)までのうち、(4)の選挙システム運用管理というのはどういう内容なのか、委託内容について伺います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 選挙システム運用管理でございますが、投票システムの稼働準備、期日前及び当日受付機、パソコンなんですけれども、そのセットアップ作業、選挙人名簿データ連携作業などになります。
○5番(朝木直子議員) 次に、③にいきます。次の参議院選挙もですけれども、18歳以上からが有権者となりましたが、これによる有権者の増はどのくらいになりますでしょうか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 改正公職選挙法施行前の平成28年6月2日現在の選挙人名簿定時登録と施行後の28年6月21日現在の選挙時登録の有権者数を比較いたしますと、2,952人の増となっております。
○5番(朝木直子議員) 次に④です。18歳以上が選挙有権者となったことによって、具体的な業務への影響があるのかないのか、あればその内容を伺います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 7月10日執行の参議院議員選挙から18歳以上の選挙権となることから、投票者数は単純に増加することが想定されるものでございます。同時に、若年層への啓発活動の一環として、投票所に入場することができる子供の範囲が、これまで幼児とされていたものが、選挙人の同伴する子供、児童、生徒その他、年齢満18歳未満の者と改正されたことから、選挙人と類似世代の方が同伴者として入場する際には、選挙人と混同しないよう十分に注意する必要があると考えております。
○5番(朝木直子議員) 以上で終わりますが、次からの選挙では、人件費のほう、くれぐれも削減できますようにお願いして、終わりたいと思います。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。4番、おくたに浩一議員。
○4番(おくたに浩一議員) 議案第34号、平成28年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)に関しまして、民進党を代表して、通告に従いお聞きしていきます。一部、さきの議員の質疑でわかったところもありますけれども、そこは割愛しながらお聞きしていきます。
  大きな1番目、選挙費についてです。①、今回の補正予算額は4,371万7,000円です。平成24年12月16日執行の東京都知事選挙では、衆議院選挙と同日だったこともありまして3,475万5,000円、また平成26年2月9日執行の東京都知事選挙では4,331万1,000円となっています。
  さきの熊木議員への御答弁でも、前回は900万円ほどの備品費で読み取り機を買ったとか、ヒーター、除雪費用などがあったということなんですけれども、平成24年12月16日、平成26年2月9日とのそれぞれの金額の差は何かお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 今回の補正予算額4,371万7,000円は、職員人件費1,324万1,000円と都知事選挙費3,047万6,000円の合計でございますので、都知事選挙費ベースで比較させていただきますが、今、議員のお話の中で24年との比較ということがありましたので、そのところで答えさせてもらいます。
  平成24年に関しましては、やはり備品を890万円ほど買っております。今回、28年で、24年と比べますと28年のほうが多かったものが、委託料330万円、通信運搬費95万円、印本費20万円、報酬20万円ということで、今回のほうが約427万9,000円少ないという結果になっております。
  26年に関しましては、さきに熊木議員にお答えさせていただいたとおり、平成26年の都知事選挙執行時の備品の購入等によるものでございます。
○4番(おくたに浩一議員) 平成26年9月19日の決算特別委員会におきまして、選管事務局長がこのようにおっしゃっています。平成26年は、「東京都議会議員選挙、参議院選挙、都知事選挙の3つの選挙を執行いたしました。全ての選挙を共通して、開票作業において読み取り分類機を活用し、人員数の削減、時間短縮、人件費削減に努めました。前回選挙と比べ、都議会議員選挙では89人の減員、8分の短縮、人件費を比べますと93万4,878円の削減となりました。参議院選挙では46人の減員、東京都選出53分、比例代表選出は2時間3分の短縮、人件費203万5,871円の削減。都知事選挙につきましては、24年に執行した選挙が衆議院選挙とダブル選挙だったため、平成23年と比べますと110人の減員、14分の短縮、人件費159万6,522円の削減となっております」という答弁をされております。
  ②です。前回より今回、経費削減で工夫したことはどういったことがあるかお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 先ほど朝木議員にお答えしたとおりになりますが、7月10日に執行される参議院議員選挙のような事前に投開票日の時期が見込まれやすい任期満了選挙では、開票作業に使う分類機の作業員を職員から委託に変更するなどの工夫を行いますが、今回の都知事選挙のように急遽日程が決定した選挙では、人件費削減等の工夫を練る余裕がなかったため、前回の都知事選挙ベースで人件費を予算計上させていただきました。
○4番(おくたに浩一議員) 今、人件費の削減はないということなんですけれども、その他のところで何か削減するようなものというのはないですか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 先ほど佐藤議員にお答えさせてもらったとおりのところなんですけれども、掲示板等でちょっと工夫をさせていただければと思います。
○4番(おくたに浩一議員) 私も質疑通告の4番目で、委託料のところでそれは聞いているんですけれども、佐藤議員がおっしゃった掲示板活用を都知事選挙でもやると。参議院と同じ掲示板を使うということですよね。それによって削減というのはどれぐらい見込まれるわけですか。金額的にはどんな感じですか。
○議長(肥沼茂男議員) 休憩します。
午後1時50分休憩

午後1時51分再開
○議長(肥沼茂男議員) 再開します。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 前回の都知事選挙と比べますと、170万3,000円の減になります。
○4番(おくたに浩一議員) 結構大きい額ですよね。
  大きな2番目、投票率についてお伺いしていきます。①、平成24年12月16日執行の東京都知事選挙では、先ほど申し上げましたように、衆議院選挙と同日であったこともありまして、投票率は64.03%でした。また、平成26年2月9日執行の東京都知事選挙では、都議選が6月23日、参議院が7月21日にあり、選挙イヤーであったためか、投票率は45.02%でありました。今回は、参議院選挙が7月10日に終わってすぐの7月31日に東京都知事選挙のため、投票率にどのような影響があると考えておられるかお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 都知事選挙が執行される7月31日は、ちょうど夏休みに重なり、旅行やレジャーに出かける選挙人も多いと考えられますので、投票率に影響することも考えられます。また、参議院議員選挙が終わるまで、混乱を防ぐために、都知事選挙の啓発活動等で周知することができない問題があると考えております。
○4番(おくたに浩一議員) 結構影響があるなというお考えということで、②では投票率アップのために方策を聞いているんですけれども、さきの議員への答弁で特に今のところはないというお話だったので割愛します。
  大きな3番目、報酬についてお伺いしていきます。①、非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例によりますと、選挙管理委員会の委員の委員長は月額5万9,900円、委員が月額4万4,300円、補充員が日額1万300円となっています。選挙管理委員と補充員、それぞれの役割と日ごろの業務内容をお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 選挙管理委員会委員の役割でございますが、まず委員長は、委員会の招集と議案の提出、かつその議決を執行するものでございます。委員会では、委員長から提出された議案について内容を審議し、議案の可否を判断することが主な業務となっております。
  選挙管理委員会は、3人以上の委員が出席しなければ会議を開催することができませんので、その数に達しないときは補充員の方を充てることになっております。
○4番(おくたに浩一議員) 日ごろの業務内容をお伺いするということを先ほど質疑しているんですけれども、月額ということは、毎月、選挙管理委員会は開かれているということですかね。年に何回とか毎月定例であるとか、その辺を具体的に、月5万9,900円、委員の人が4万4,300円、毎月もらっているということなので、どういう業務を毎月されているのかなというのをお聞きしたいんです。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 委員会は毎月開催させていただきまして、そこで議案を審議することが主な仕事となっています。選挙管理委員会出席以外としましては、関係団体、26市で構成される東京都市選挙管理委員会連合会等の会議、研修に参加したり、当市の明るい選挙推進協議会が行う管外視察研修や、東京都選挙管理委員会事務局職員を招いて行う研修会等への参加も行っておる次第でございます。
○4番(おくたに浩一議員) ②なんですけれども、その選挙管理委員会の委員と補充員の方は、我々市議会で選んだと私は記憶しているんですが、それに間違いはないかお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 議員お見込みのとおりでございます。
○4番(おくたに浩一議員) そうですよね。選挙管理委員会事務局で、この前の任期が平成21年3月30日から平成25年3月29日、今期の方は25年3月30日から29年3月29日という4年間の任期で我々が選んでいるということですよね、はい。
  ③へいきます。期日前投票の管理者報酬は、選挙長の報酬に関する条例によりますと、1万4,900円であります。この期日前投票管理者の業務時間、職務内容をお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 期日前投票における投票管理者の従事時間でございますが、市役所北庁舎の期日前投票所が午前8時30分から午後8時まで、サンパルネの期日前投票所が午前10時から午後8時までとなっております。投票管理者の職務内容につきましては、投票の適切な管理執行、投票所の秩序維持などが主なものでございます。
○4番(おくたに浩一議員) 今、選挙長の報酬に関する条例によると、期日前投票管理者報酬は1万4,900円と書いてあったと思うんです。北庁舎とサンパルネでは時間が違うじゃないですか。北庁舎は8時半から20時まで、サンパルネは10時から20時までで、そこで時間が違うんですけれども、報酬は同じですか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 同じでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ④へいきます。期日前投票の管理者のほうには、補充員の方の名前が載っているということで、過去の記録を見せていただきました。ただ補充員というのは、先ほど申し上げましたように、我々議会で選んだということでございますが、それ以外の方のお名前も見受けられます。平成24年12月16日の知事選挙から平成27年4月26日の市長・市議会議員選挙まで、ほぼ同じ複数の方のお名前が入っています。どのような方を誰がどのように選んでいるのか、またそれは既得権になっていないのかお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 期日前投票管理者は、選挙管理委員会委員補充員の方のほかに、選挙事務経験を有する市役所職員OBの中から選んでおります。特定の方の既得権になっているものとは考えておりません。
○4番(おくたに浩一議員) その事務経験のOBという方なんですけれども、皆さんもどこでも見られる、下にあるし、選挙の記録には載っているんですが、これを見ますと、T川さんとかY野さんとかT川さんとかと、いろいろ毎回毎回同じ方が名前が載っているんです。
  選挙事務の経験のあるOBの方というのは、市役所の方でもたくさんおられると思うんです。選管についても選挙管理委員会の委員についても補充員についても、市議会で選ばれている方ということなんですけれども、事務の経験者のOB、ここに載っている人というのは誰が選んでいるんですか、それも先ほどお聞きしているので。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 事務局の中で選ばせてもらっています。
○4番(おくたに浩一議員) 1日1万4,900円の、時間は長いとはいえ、時給換算にすると1,000円ちょっとにはなるお仕事で、管理者なので誰でもできるというものではないんですけれども、ただ、余りに偏ってしまうと、この方たちだけが何か既得権みたいに思われることもあるんじゃないかという懸念はありますので、お伝えしておきます。
  ⑤、期日前投票の管理者のスケジュール調整です。これについては誰がどのような段取りで行っているのか。まず議会のほうから選出されている補充員の方のスケジュールを確認して、その後OBの方が入るという形でされているのかどうか確認しておきます。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 管理者のスケジュール調整ですが、選挙管理委員会事務局にて選挙管理委員補充員の方、選挙管理委員会事務局OB、市職員OBのスケジュール調整を行っております。今回の都知事選挙におきましては、まず補充員の方のスケジュールを確認後、その他の選挙管理委員会事務局OB、市職員OBの方へと調整を行っておるところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) 4番の委託料については、先ほど答弁もありましたし、わかりました。大きな5番目の開票作業別所要時間についてなんですけれども、開票時間を早くしようと思うと、備品が今回、前回かな、計数機を入れたので大分早くなったと思いますが、①、開票作業の効率化は、どのように経費削減につながっているのかお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 今、議員おっしゃられたとおり、選挙事務従事者の人件費の削減につながると考えております。
○4番(おくたに浩一議員) 最後、②です。平成26年2月9日の東京都知事選挙においては、立候補者が16名で、開票の終了時間が22時22分でした。作業別工程の中で幾つかの工程がありますが、短縮できるとしたらどの工程か、そしてそれによる終了目標時間はあるのかどうかお伺いします。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 短縮できる工程は、前回の都知事選挙と比較し、分類開披作業において分類機を1台増設し、作業の効率化を図る予定でございます。立候補者が前回の16名以下であれば、前回より早く終了することが可能かと考えております。
○4番(おくたに浩一議員) 前回が22時22分でしたので、早く終わればいいというものじゃないですけれども、後で間違いのないように、しっかりとした開票作業をしていただきたいと思います。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。2番、島崎よう子議員。
○2番(島崎よう子議員) 平成28年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)について、7番目となりましたので質疑はわずかですが、確認していきたいと思います。
  最初の職員手当です。仕事の内容や何人とか時間などはわかりましたので、③の担当職員はどのように決めていくのかという点を教えていただきたいと思います。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 投票、開票及び期日前投票期間受け付けの事務従事者につきましては、組織の定数に応じて選挙管理委員会事務局で人数を決めております。
○2番(島崎よう子議員) それで、希望者を募るというか、どの方に当たっていただくかというのは、恐らく土日であったりとかしますので、希望者を募るのだろうかなとも思うんですが、そこら辺はどう調整をしていくんですか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) うちのほうで各課に人数を割り当てさせてもらって、それで各課、もしくは課で調整がつかない場合は部でということで、人数を上げてもらうような形で行っております。
○2番(島崎よう子議員) ④の開票作業にかかる時間の改善にはどう取り組んでいるかということでは、今までお話が出てきました読み取り機を前回は購入したとか、今回は分類機を購入するということも上げられていたような気がしますが、いっときに比べて、投票用紙をユポにしましたよね。そういったことでも開票作業が一段と改善されているのかなと思いますが、今そのような、取り組んでいるのかというのでは、今まで上げてくださった回答でよろしいんでしょうか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 先ほどおくたに議員に答弁させてもらったとおりになります。
○2番(島崎よう子議員) 今のところはそのようだということで、次に通告ナンバー2番の東京都知事選のところで、①です。選挙総体にかかる人数と時間を教えてください。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 東京都知事選挙総体にかかる人数、時間という御質疑ですが、人件費につきましては、先ほどさとう議員に御答弁したとおりでございます。その他の選挙管理委員会事務局にて行う事務作業時間や委託にかかる人数や時間について、総体で把握することは困難でございます。委託に係る人数なども、時間について総体で把握するということは困難になります。
  あえて、うちのほうでわかる部分ですと、投票管理者が何人で、21人で2日とか、そういうところはわかるんですけれども、委託等の総体に関して、例えば入場券に関して、つくるに当たってどのくらいの時間がかかって人数がどのくらいかということは、うちのほうでは把握しかねるところがあります。
○2番(島崎よう子議員) いずれにしても大変な人数がかかりますよね。それで、3番、4番なんですが、先ほどさとう直子議員も聞いておりました。4番の投票所入場整理券作成封入封緘業務委託料なんですが、これから委託先を随契、指名競争入札などで検討していくんだというお話でしたけれども、この場合、障害者の就労支援という観点から、障害者の作業所なども対象にするということは検討しておりますか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 本補正予算可決後に契約等の事務を行いますが、過去に執行された選挙においては、投票所入場整理券には投票所の地図なども必要となり、専門的技術やノウハウを持った専門業者でないと作成できないことから、障害者作業所については検討してきておりません。
○2番(島崎よう子議員) 作成と封入封緘、全部ひっくるめて一連で行うから難しいということなんですね。なかなか仕事先がありませんね。
  6番の18、19歳の選挙についてなんですけれども、昨年、私は模擬投票の取り組みなどを提案しましたが、啓発をどのように進めてきたか。今回の通告では、都知事選なので急なことだったのでという御答弁がありましたけれども、一連の流れでということでお尋ねしますと、高校などへの働きかけは行いましたか。
○選挙管理委員会事務局長(田澤正彦君) 啓発につきましては、さきの熊木議員への答弁と一部重複いたしますが、18歳選挙権が始まる周知として、5月1日号の市報の1面で、明法高校の学生に描いてもらった絵とともに、周知の記事を掲載させていただきました。また、5月、6月の期間はグリーンバスにて高校生に描いてもらった絵をポスターにして掲示することで周知し、啓発を行ってまいりました。
  また、7月10日に執行される参議院議員選挙では、18歳に選挙権が引き下がってから最初の選挙であるため、入場整理券には選挙権年齢引き下げのチラシを同封し、周知を図っております。
  また、模擬投票につきましては、2月に秋津小学校から依頼があり実施させていただきました。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) ないようですので、以上で討論を終了し、討論に入ります。
  討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 討論はありませんので、採決に入ります。
  本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第30 請願等の委員会付託
○議長(肥沼茂男議員) 日程第30、請願等の委員会付託を行います。
  請願等の委員会付託につきましては、お手元に配付してあります付託表のとおりといたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
  なお、本件につきましては閉会中の継続審査といたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(肥沼茂男議員) 日程第31、28陳情第38号及び日程第32、28陳情第39号の委員会付託は、会議規則第134条第1項の規定により省略したいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第31 28陳情第38号 東京都知事の辞職を打診する抗議文の発出を求める陳情
○議長(肥沼茂男議員) 日程第31、28陳情第38号を議題といたします。
  御意見ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 御意見がありませんので、討論に入ります。
  討論ございませんか。20番、伊藤真一議員。
○20番(伊藤真一議員) 28陳情第38号、東京都知事の辞職を打診する抗議文の発出を求める陳情について、公明党を代表して、不採択とすべしとの立場から討論いたします。
  本件陳情の審査は、表題にある当該都知事は既に辞職しており、議会として委員会付託としないで、本会議への上程として取り扱われるものと認識しております。
  以下、不採択とする理由を申し述べます。
  本陳情の抗議文1では、前都知事の適性、姿勢、倫理観全般を不合格と議決することを当議会に求めております。ちなみに、辞職を求める法的手続は、地方自治法に定める都議会による不信任決議や、都民からのリコール請求によってなされるべきことであります。一方、本陳情は、当市議会として前都知事の評価を行い、合格あるいは不合格の判定を行うことを求めています。
  本来、政治家に対する審判、評価は、選挙によって下されるものであります。地方議会として、知事の辞任前にゆえあって辞職勧告決議を行うことはあっても、議決によって合格、不合格の判定を行うということは、法治国家における民主主義的な選挙制度のもとでは極めて不適切なものであると考えます。
  そして、抗議文2が求める東京都知事の速やかな辞職は、本日現在、願意が満たされており、これを改めて前都知事に求めることは意味がないと考えます。
  以上の理由により、本陳情は不採択とすべきことを申し上げ、討論といたします。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに討論ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第32 28陳情第39号 東京都議会に東京都知事の疑義解明に係る百条委員会の設置等を求める意見書提出に関する陳情
○議長(肥沼茂男議員) 日程第32、28陳情第39号を議題といたします。
  御意見ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 御意見がないようですので、討論に入ります。
  討論ございませんか。24番、渡辺みのる議員。
○24番(渡辺みのる議員) 28陳情第39号、東京都議会に東京都知事の疑義解明に係る百条委員会の設置等を求める意見書提出に関する陳情に対して、日本共産党を代表いたしまして、不採択の立場で討論させていただきます。
  まず、舛添前東京都知事の政治資金等の疑惑については、本人による説明責任が果たされておらず、その内容は全く明らかになっておりません。日本共産党東京都議団は、この疑惑が判明した当初より百条委員会の設置を求めており、前都知事が都民の声に追い込まれ辞職を表明した際にも、都議会生活者ネットワークと共同して百条委員会の設置を発議いたしました。
  前都知事が辞職した後も、東京都には都民からの問い合わせや抗議、説明が不十分で納得できないなどの声が届いています。日本共産党は、前知事の辞職をもってしての幕引きを許さず、都民の代表である都議会が責任を持って全容解明していくために、百条委員会を設置することが必要であると考えています。
  しかし、地方自治法第99条では、地方議会は、国会または関係行政庁に対し意見書を提出することができるとされており、この関係行政庁とは、各省大臣や地方公共団体の長など、行政主体の意思または判断を決定し、権限を持つものとされており、地方議会は含まれておりません。つまり、地方議会に対し地方議会から意見書を提出することは、自治法上できないということであります。
  以上、百条委員会が設置されないことは到底納得ができず、非常に残念であることを申し添えて、反対の討論といたします。
○議長(肥沼茂男議員) ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  お諮りいたします。
  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
日程第33 推薦第2号 東村山市総合計画審議会委員の推薦について
○議長(肥沼茂男議員) 日程第33、推薦第2号を議題といたします。
  本件については、議長において指名したいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、議長において指名いたします。
  推薦第2号、東村山市総合計画審議会委員に、大塚恵美子議員、土方桂議員、石橋光明議員、山口みよ議員の4名を指名いたします。
  お諮りいたします。
  ただいまの指名どおり推薦することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、それぞれ推薦することに決しました。
  次に進みます。
 ────────────────────────── ◇ ────────────────────────── 
○議長(肥沼茂男議員) 日程第34、議員提出議案第5号及び日程第35、議員提出議案第6号の委員会付託は、会議規則第37条第2項の規定により省略したいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
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日程第34 議員提出議案第5号 次期介護保険制度改正における生活援助サービス、福祉用具、住宅改修の見直しに関し、慎重な検討を求める意見書
○議長(肥沼茂男議員) 日程第34、議員提出議案第5号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。石橋光明議員。
〔19番 石橋光明議員登壇〕
○19番(石橋光明議員) 上程されました議員提出議案第5号、次期介護保険制度改正における生活援助サービス、福祉用具、住宅改修の見直しに関し、慎重な検討を求める意見書についての議案を、東村山市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき東村山市議会に提出いたしますが、代表して私から提案説明をさせていただきます。
  提出者は、敬称を略させていただきますが、島崎よう子、おくたに浩一、矢野ほづみ、佐藤まさたか、熊木敏己、山口みよ、そして石橋光明でございます。
  内容に関しましては、次期介護保険制度改正に向けて、軽度者に対する福祉用具貸与等の給付の見直しを検討することが盛り込まれました。現行の介護保険制度による生活援助サービス、福祉用具、住宅改修サービスは、高齢者自身の自立意欲を高め、介護者の負担軽減を図るという極めて重要な役割を果たしております。
  仮に軽度者に対する生活援助サービス、福祉用具、住宅改修の利用を給付から外す、または原則自己負担になれば、特に低所得世帯等弱者の切り捨てになりかねず、また、これらのサービス利用が抑制され重度化が進展し、結果として介護保険給付の適正化という目的に反して、高齢者の自律的な生活を阻害し給付費が増大するおそれがあります。
  以上の理由から、次期介護保険制度改正における生活援助サービス、福祉用具、住宅改修の見直しにおいては、高齢者の自立を支援し、介護の重度化を防ぐといった介護保険の理念に沿って介護が必要な方の生活を支える観点から、慎重な検討を行うことを強く求めますという内容になります。
  簡単な御説明でありますが、御可決賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げまして、議案説明とさせていただきます。
○議長(肥沼茂男議員) 説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) ないようですので、質疑を終了し、討論に入ります。
  討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 討論はございませんので、採決に入ります。
  本案について原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に進みます。
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日程第35 議員提出議案第6号 米軍属による沖縄女性殺害事件に抗議し、日米地位協定の見直しを含む実効性ある対策を求める意見書
○議長(肥沼茂男議員) 日程第35、議員提出議案第6号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。佐藤まさたか議員。
〔12番 佐藤まさたか議員登壇〕
○12番(佐藤まさたか議員) 上程されました議員提出議案第6号、米軍属による沖縄女性殺害事件に抗議し、日米地位協定の見直しを含む実効性ある対策を求める意見書につきまして、会議規則第14条第1項の規定に基づき提出するものであります。
  提出者です。東村山市議会議員、敬称を略します。島崎よう子、おくたに浩一、矢野ほづみ、熊木敏己、石橋光明、山口みよ、佐藤まさたかでございます。
  内容について、簡単に御説明いたします。
  去る5月19日、沖縄県うるま市在住の二十歳の女性が恩納村の雑木林で遺体となって発見され、同日、嘉手納基地で働く元米軍海兵隊員で米軍属の男が逮捕されました。
  これまで事件のたびに日米両政府が再発防止と綱紀粛正を県民に約束してきたにもかかわらず、実態は何ら改善されることがなく今に至っていることは明らかであります。もはや、国民の命と安全な暮らしを守るためには、日米地位協定の見直しを含む実効性ある対策が不可欠と考えます。
  よって東村山市議会は、女性の尊厳を根底から否定、破壊する今回の事件に関して厳重に抗議するとともに、政府に対して以下の事項を一日も早く実現するよう強く求めるものであります。
  1、遺族への謝罪を米政府に求めること。
  2、米軍人・軍属等の綱紀粛正と人権教育の徹底を図り、実効性ある再発防止策を講じること。
  3、国民の生命・財産、人権を守るため、日米地位協定の見直しを図ること。
  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。
  速やかに御可決賜りますようお願い申し上げて、提案説明といたします。
○議長(肥沼茂男議員) 説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) ないようですので、質疑を終了し、討論に入ります。
  討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 討論がございませんので、採決に入ります。
  本案について原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に進みます。
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日程第36 議員派遣の件について
○議長(肥沼茂男議員) 日程第36、議員派遣の件についてお諮りいたします。
  地方自治法第100条第13項及び東村山市議会会議規則第159条の規定に基づき、閉会中において議員派遣を行う必要が生じた場合、その日時、場所、目的及び派遣議員名等の諸手続について、議長に御一任願いたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、さよう決しました。
  本件に関し、議員全員を対象にした議員派遣の日程等が一部確定しておりますので、その内容をお知らせし、議会としての御了承をいただきたいと思います。
  初めに、平成28年7月14日木曜日、東京都河川改修促進連盟総会・促進大会が調布市グリーンホールで開催されます。
  次に、平成28年8月5日金曜日及び8月6日土曜日の2日間、議会報告会を行います。
  議員各位におかれましては、参加いただきますようお願い申し上げます。
  次に進みます。
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〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 14番、白石議員。
○14番(白石えつ子議員) 先日の一般質問での私の発言において、一部不適切な部分がありましたので、これを取り消されますようにお願いいたします。
○議長(肥沼茂男議員) ただいま白石議員から、発言の一部を取り消したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。
  ただいまの申し出のとおり、会議録副本及びインターネットによる録画配信から削除したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
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○議長(肥沼茂男議員) 去る6月6日から開催された本定例会の議員の発言において、地方自治法第132条の規定に反する発言、事実関係がはっきりしない事柄、すなわち確定されていない事柄を私的判断によって発言したもの等があった場合には、この発言の取り消しを議長として命じますが、今これを厳密に特定することができません。
  このことは、当然これからの議会運営委員協議会への諮問、調査、答申を待つわけですが、これらの発言があった場合、諮問、調査、答申に基づく本件取り消し処置について、これを議長に一任、承認することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(肥沼茂男議員) 起立多数と認めます。よって、本件はさよう決しました。
  次に進みます。
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○議長(肥沼茂男議員) 以上で、今定例会の会議に付議されました事件は全て終了いたしました。
  東村山市議会会議規則第7条の規定により、これをもって閉会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(肥沼茂男議員) 御異議なしと認めます。よって、今定例会は、これをもって閉会とすることに決しました。
  以上で、平成28年6月定例会を閉会いたします。
午後2時35分閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

東村山市議会議長  肥  沼  茂  男

東村山市議会副議長  伊  藤  真  一

東村山市議会議員  渡  辺  英  子

東村山市議会議員  山  口  み  よ

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