第2回 平成28年6月20日(議会運営委員会)
更新日:2016年8月29日
議会運営委員会記録(第2回)
1.日 時 平成28年6月20日(月) 午前10時~午前10時51分
1.場 所 東村山市役所第1委員会室
1.出席委員 ◎熊木敏己 ○石橋光明 島崎よう子 おくたに浩一
朝木直子 小町明夫 村山淳子 佐藤まさたか
蜂屋健次 駒崎高行 山口みよ各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 湯浅﨑高志次長 萩原利幸議事係長
1.事務局員 南部和彦局長心得 松﨑香次長補佐 木原大輔主事
1.議 題 1.28陳情第26号 純粋に東村山市議会における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬
礼を求めることに関する陳情書
2.28陳情第28号 純粋に東村山市議会における都旗の掲揚を求めることに関する陳情書
3.28陳情第31号 東村山市議会における陳情の取扱いの改正を求めることに関する陳情書
4.28陳情第33号 東村山市議会議員の不適正なインターネット利用の自粛等を求める陳情
書
5.28陳情第30号 地方議員による政党機関紙の役所庁舎等における販売の自粛を求めるこ
とに関する陳情書
6.所管事務調査事項 議会基本条例の検証
午前10時開会
◎熊木委員長 ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。
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〔議題1〕28陳情第26号 純粋に東村山市議会における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求める
ことに関する陳情書
◎熊木委員長 28陳情第26号を議題とします。
本件陳情について、御意見ございませんか。
○朝木委員 本陳情につきましては、東村山市議会における市旗とか国旗の掲揚ということなんですが、私どもの会派の考えは、その陳情者の方が、これは東村山市議会の問題であって、有権者でもなく、納税者でもなく、利害関係もない方からの陳情ということで、私ども会派といたしましては、審査の対象、それから賛否の対象にならないのではないかという考えです。
◎熊木委員長 ほかに御意見等ございませんか。
○佐藤委員 結論的に言うと、うちの会派はこの陳情については乗らないと。考え方として違うということで不採択を申し上げたいと思いますが、陳情の扱いですけれども、現状は扱うということで、ここで議論することになっていましたので、あくまでも中身と。扱いをどうするかについては今後の議会運営委員会マターだと思いますので、不採択にすべきだと考えておる理由は、考え方としてこれには乗れないということで申し上げておきたいと思います。
◎熊木委員長 ほかに御意見等ございませんか。
○山口委員 共産党市議団としても、この掲揚に関して、起立及び敬礼することというのは、やはり思想信条の自由にも係るということで、このことの内容について反対します。
それから、よその市からこういったうちの市議会の問題にかかわることを言われるということは、ちょっと問題にならないと思いますので、これについては反対します。不採択です。
◎熊木委員長 もし反対、賛成、採択、不採択であれば、討論でも構わないですけれども、よろしいですか。
○駒崎委員 純粋に東村山市議会における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求めることに関する陳情書でございます。
現在、東村山市議会では、掲揚以前に、国旗も市旗も掲げていないことは事実でございますが、これは考え方として、今も各委員から御意見があったとおり、考え方はさまざまでございますし、また原則として、現状が、やはり地方自治というのはさまざまな紆余曲折を経て現在の形になっていると考えるものですから、今現在、東村山市がないというのは、ずっと歴史的に選択してなっているということで、この陳情一つをもってそこに大きく動くことは、まずないのでないかという意見を持っております。
◎熊木委員長 ほかに御意見等ございませんか。
○島崎委員 私もおおむね皆さんと、この陳情の取り扱いについての考え方は同じであります。
それと、陳情理由の1にあります国旗の捉え方が私と違うかな、私とというより、国旗と制定してきた歴史的な経過から考えても、こういうふうに陳情者が捉えるというお気持ちは、それはその考え方として、歴史的認識がちょっと違うかなとも考えております。
◎熊木委員長 ほかに御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 ないようですので、以上で議論を終了し、討論に入ります。
28陳情第26号について、討論ございませんか。
○おくたに委員 28陳情第26号、純粋に東村山市議会における市旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求めることに関する陳情書に関しまして、民進党会派を代表いたしまして不採択の立場で討論いたします。
陳情事由の中で、国旗また市旗を配置すること、掲揚することに関しては、それぞれの会派で立場がそれぞれあるかと思いますけれども、4つ目のところで「市旗及び国旗に向かって一同起立及び敬礼すること」ということがあります。
これに関しては、我々はそれぞれの市民の代表として出てきている議会でございます。ということは、市民の中にはそれぞれ立場、またいろいろな思想信条を持っている方がおられて、その代表者が集まっているということで、一同に起立及び敬礼をすることを求めるというのはふさわしくないと考えられますので、不採択としての討論といたします。
◎熊木委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
28陳情第26号を採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎熊木委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
次に進みます。
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〔議題2〕28陳情第28号 純粋に東村山市議会における都旗の掲揚を求めることに関する陳情書
◎熊木委員長 28陳情第28号を議題とします。
本件陳情につきまして、御意見等ございませんか。
○朝木委員 草の根市民クラブといたしましては、28陳情第26号と同じ理由で不採択の立場という意見だけ申し上げておきます。
◎熊木委員長 ほかに御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 ないようですので、以上で議論を終了し、討論に入ります。
28陳情第28号について、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
28陳情第28号を採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎熊木委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
次に進みます。
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〔議題3〕28陳情第31号 東村山市議会における陳情の取扱いの改正を求めることに関する陳情書
◎熊木委員長 28陳情第31号を議題とします。
本件陳情について、御意見等ございませんか。
○朝木委員 28陳情第31号については、同第26号と同じ理由で不採択の立場だということだけ意見として述べさせていただきます。
◎熊木委員長 ほかに御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 ないようですので、以上で議論を終了し、討論に入ります。
28陳情第31号について、討論ございませんか。
○おくたに委員 28陳情第31号、東村山市議会における陳情の取扱いの改正を求めることに関する陳情書に関しまして、民進党会派を代表いたしまして不採択の立場で討論いたします。
陳情事項のところで、陳情の取り扱いにおきまして、地元民持参についてはこれまでどおり請願と同様、また、地元外または地元であっても郵送による陳情は一律付託外とするということが陳情人の求めるところでありますが、今現在、私ども東村山市議会では議会基本条例の見直しをしております。その中で陳情についてもこれから検討していくということが決まっておりますので、この内容につきましては、現在のところこれから考えていくということで、この陳情につきましては不採択とさせていただきたいと思います。
◎熊木委員長 ほかに討論ございませんか。
○石橋委員 陳情第31号について不採択の討論をいたします。
今、おくたに委員の御意見がありました。まさしく検証を行って、今後検討していくということですので、これに限ってここで採択してルール化するというのは、その流れからいきますと、不採択の理由に十分になるんじゃないかと思います。
あえて私どもの陳情の取り扱いの考え方とすると、今後皆さんで協議していかなきゃいけない事項ではありますけれども、我々は東村山市議会議員として有権者から選ばれた議員であります。ましてや市民の方からの御要望や御意見というのを第一として審査していくのが筋だと思いますので、私どもは請願と陳情のそれなりの縦分けといいますか、区別を今後も検討していくべきじゃないかということもありますけれども、市民という定義を改めてよくよく考えていきますと、先ほど言った我々の立場として市民の声を聞くという狭義の意味でも、市外から来たものに関しては今後は取り扱わないということを、今後、議論のテーブルにのっけた上でやっていきたいと思っております。
◎熊木委員長 ほかに討論ございませんか。
○佐藤委員 私ども、ほぼ同趣旨ですけれども、うちの議会が、2年前の議会基本条例の制定、施行に伴って陳情を請願と同じように扱うというのは、市民からの政策提案、それから広く意見を聞くということで踏み切ったことについては、正しかったと私は思っています。
その上で、確かに特定の市外の方から、県外というか市外の方から、特定の方からたくさんの陳情が出されるということが続いたこともあって、我々としても今回、検証の段階で議論するということになっているので、この方のおっしゃっていることについても一理あると思いますし、問題提起を御自身でされ、また御自身で総括もされている感じが受けとめられますが、我々とすると、これまでの前進した部分を踏まえて、議会運営委員会で議論するということを私から申し上げて、今回のこの段階においては採択しないということで、意見としたいと思います。
◎熊木委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
28陳情第31号を採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎熊木委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
次に進みます。
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〔議題4〕28陳情第33号 東村山市議会議員の不適正なインターネット利用の自粛等を求める陳情書
◎熊木委員長 28陳情第33号を議題とします。
本件陳情につきまして、御意見等ございませんか。
○朝木委員 第33号につきましても、第26号と同様の理由で不採択の立場をとらせていただきます。
◎熊木委員長 ほかに御意見等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 ないようですので、以上で議論を終了し、討論に入ります。
28陳情第33号について、討論ございませんか。
○佐藤委員 陳情第33号について、不採択ということで若干討論を申し上げたいと思います。
この方の御指摘は、そのお考えということで受けとめさせていただきますけれども、インターネットの利用につきましては、議会人としてというか、一個人でもあるだろうし、議員としてもそれぞれの判断で行っていることでありまして、そこから生じるリスクあるいは問題については、その本人がきちんと受けとめて解決する問題でありまして、一律に規制するということについては、全くなじまない問題だと思います。
加えて、この方がおっしゃっている情報リテラシーの適性がない、他者から認められるというあたりも判断基準がさっぱりわかりませんので、この陳情については、残念ながら採択する理由がないと考えます。
◎熊木委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
28陳情第33号を採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎熊木委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
次に進みます。
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〔議題5〕28陳情第30号 地方議員による政党機関紙の役所庁舎等における販売の自粛を求めることに関する
陳情書
◎熊木委員長 28陳情第30号を議題とします。
この際、委員会条例第18条の規定により、おくたに浩一委員、小町明夫委員、村山淳子委員、蜂屋健次委員、石橋光明委員、駒崎高行委員、山口みよ委員、そして私、熊木敏己の以上8名を除斥といたします。
なお、委員長及び副委員長ともに除斥となりますので、委員会条例第12条第2項の規定により、本件陳情につきましては、年長である島崎委員に委員長の職務を代行していただきます。
休憩します。
午前10時16分休憩
午前10時17分再開
◎島崎委員長(職務代行) 再開します。
本件陳情については、私、島崎よう子が委員長の職務を代行いたします。
本件陳情について、御意見ございませんか。
○朝木委員 本件28陳情第30号につきまして、草の根市民クラブといたしましては、これまでと同様の理由で不採択とすべしという立場でありますが、少し申し添えますと、これは東村山市の庁舎管理規則の問題であって、この内部の問題について全くというか、無関係の方からの陳情ですので、これについては内容に踏み込んで審査する必要があるのかなと考えております。
それから、陳情理由についても読ませていただきましたが、趣旨が不明でありますので、以上の理由で私は賛否についても、採択、不採択につきましても、これは表明できないかなと考えております。
◎島崎委員長(職務代行) ほかにございませんか。
○佐藤委員 陳情第30号について、若干意見を申し上げたいと思います。
まずもって、今11名の委員会が3名になっていることにつきましては、本陳情が政党機関紙の役所庁舎等における販売の自粛を求めるということですので、そして陳情事項の2つ目として、全国に波及させるべく、各政党に対しても同様の働きかけをすることとされている。このことをもってして政党関係の方たちについては除斥の対象となるという判断で、今回3名だけが、政党の関係者というか、政党の党員でない3名が残ってこういう形で議論するということになりました。
問題提起については、中身については、これまでも同様の陳情が出されたことがあって、それについても不採択にした経過がありますが、ここで指摘されていること自体を問いかけるということについては、あり得ることかなとは思いますが、この3名で結論を出すという話ではないと思うので、なかなかこの陳情については扱いが難しいなと思っています。
それで、内容について、私は現段階においては、市外の方から出された陳情においても、今のうちの議会のルールで言うと審査するものだと理解して申し上げます。その上で、東村山市庁舎管理規則の第5条に禁止事項が列挙されていて、これに該当するかどうかについては、適切に判断されるべきものだと思っています。
政治活動の自由と同時に、庁舎のルールにつきましては、誤解のないようにしっかりと関係者については対応されるということは、求められるんだとは思っています。ただ、最初に申し上げましたように、この3名で結論を出していくということ自体に無理があると私も思って、なかなかこの問題については、この段階で判断するということはできないのではないかと考えています。
◎島崎委員長(職務代行) 休憩します。
午前10時21分休憩
午前10時22分再開
◎島崎委員長(職務代行) 再開します。
ほかに御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎島崎委員長(職務代行) 以上で本件については終了します。
次に進みます。
ここで除斥を解きます。
休憩します。
午前10時23分休憩
午前10時24分再開
◎熊木委員長 再開します。
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〔議題6〕所管事務調査事項 議会基本条例の検証
◎熊木委員長 所管事務調査事項を議題とします。
本件につきましては、本年3月に本委員会の所管事務調査事項に設定し、4月にA、B、2チームによる分科会を、その後5月にはA、B合同での検証会議を通して熟議いただき、お手元に配付のとおり、検証結果(案)の段階までまとめてまいりました。
本日は、委員会として最終的な集約を行ってまいりたいと思います。1条ずつ確認していきます。
初めに、第1条、目的です。こちらは条例の設置目的をうたったものですので、評価対象とはいたしません。
次に、第2条、議会の活動原則と第3条、議員の活動原則については、第4条以降の各条において具体的に評価していますので、ここでは評価の対象外といたしました。
ここまではよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第4条、会派です。こちらは条文のとおりに行われており、「できている・これまで通り行っていく」といたしましたが、これでよろしいでしょうか。
○石橋委員 4条に関しては、対策としては明記していないんですけれども、皆さんの合意事項として、今後もこれは検討していく、協議していくということでなったと思いますので、一言言わせていただきます。
◎熊木委員長 「できている・これまで通り行っていく」ということにしたんですが、今、石橋委員は、対策として書いていないけれども、今後まだ検討していく、協議していくということがありましたよねという御意見でございました。よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第5条、説明責任及び市民意見の把握です。議会報告会と意見交換会をセットで7回、延べ14日間開催し、531人の参加がありました。評価としては、「できている・これまで通り行っていく」ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第6条、会議の公開及び傍聴の促進です。本会議と委員会の全ての会議を公開し、事前に周知してきました。また、傍聴者には議員と同じ資料を用意し、それをごらんになりながら傍聴できるようにいたしました。こちらも「できている・これまで通り行っていく」ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第7条、請願等の取扱いです。2年間で107件の請願・陳情が提出され、必要に応じて提出者の意見陳述や紹介議員から説明を受けて審査をしてまいりました。こちらも「できている・これまで通り行っていく」ということでよろしいでしょうか。
○石橋委員 これも第4条同様、対策としてはうたってありませんけれども、先ほどの陳情審査でも発言がありましたが、この取り扱いに関しては今後も協議していくということでなったと思いますので、一言つけ加えさせていただきます。
◎熊木委員長 ほかに御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第8条、広報活動の充実です。市議会だよりのフルカラー化を初め、庁舎内に議会専用の掲示板を設置して、会議の御案内や日ごろの議会活動をお知らせしてまいりました。あわせてツイッターも活用してまいりました。また、「議会報編集委員会」を「広報広聴委員会」に名称変更し、活動の幅を広げてまいりました。こちらも「できている・これまで通り行っていく」ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 休憩します。
午前10時29分休憩
午前10時29分再開
◎熊木委員長 再開します。
次に、第9条、市政運営の監視です。この条文は抽象的な表現になっていますが、この間の取り組みとして、市長が提案する人事について紹介、御挨拶していただく場を設けました。評価としては、この条文を理念として尊重することを確認し、今後は予算・決算特別委員会のあり方、議決事項の追加などを検討していくということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第10条、政策提案等の説明要求です。市長が議案を提出する際、説明資料をつけることを要求するもので、人事、予算、決算、専決処分報告は対象から外しています。こちらは「できている・改善が必要」とし、対象議案を見直すということでよろしいでしょうか。
(不規則発言多数あり)
◎熊木委員長 休憩します。
午前10時31分休憩
午前10時31分再開
◎熊木委員長 再開します。
再度申し上げます。第10条につきましては、「できている・改善が必要」という評価をいたしました。ただ、対象範囲を見直すという対策が必要だろうということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第11条、質疑等の一問一答です。さきの3月定例会から代表質問を一問一答に変えたことで、全ての質疑、質問が一問一答で行われるようになりました。また、論点整理のための問い返しも行われています。こちらも「できている・改善が必要」とし、今後は問い返しの運用方法の整理と、議長、委員長は議事整理を徹底していくということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第12条、文書質問です。こちらは詳細なルールをつくりましたが、2年間での実績はありませんでしたので、評価としては「適用例無し」とします。なお、本年度に入ってからは1件ございました。これもよろしいですね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第13条、政策提案等です。条例の提案、修正ともになく、政策研究会については、こちらもルールをつくったことにとどまりました。したがって、評価としては「適用例無し」といたします。よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第14条、議員間討議でございます。委員会における議案審査で1件の実績がありました。「できている・これまで通り行っていく」ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第15条、専門的知見、公聴会制度及び参考人制度の活用です。いずれも実績はなく、評価としては「適用例無し」といたします。よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第16条、議会事務局機能の強化です。議会における広報広聴活動を推進していくため、庶務係と調査係の業務見直しを行う中で、2名体制の広報推進係を設置いたしました。評価といたしましては、「できている・これまで通り行っていく」ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第17条、議会図書室です。議会図書室が手狭ということと、限られた予算の中ではありますが、各会派から要望された書籍の購入を行いました。「できている・改善が必要」とし、図書の陳列方法等を見直すということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 次に、第18条、見直し手続です。条例が施行されてから2年がたちますが、1年経過時に仮検証を行いました。そして今回、本検証を行っているところでございます。評価といたしましては、「できている・これまで通り行っていく」ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 最後に、第19条、委任です。議会報告会に関する実施要綱、広報広聴委員会設置規程、政策研究会、文書質問に関する取り決めなどを作成してまいりました。評価といたしまして、「できている・これまで通り行っていく」ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 これで全条文が終わりました。
この検証、見直し作業では、条例の1条ずつ、どのような取り組みをし、それをもとにできているとした中でも、これまでどおり行っていくのか、改善が必要なのかを、また、できていないとした場合、検討が必要なのか、条例改正が必要なのかという分け方で評価してきました。そして改善、検討が必要とした項目については、今後対策をとっていく、そういう流れであります。
最後に、きょうまでの検証作業について各会派からの御意見、感想などありましたらば、お伺いしたいと思います。
○朝木委員 先ほどの第5条の件ですけれども、草の根市民クラブは議会報告会には出席しておりません。うちの会派では、現状の議会報告会のあり方については異議がありますので、同調できません。これは草の根市民クラブの立場として、ここで表明しておきたいと思います。
◎熊木委員長 休憩します。
午前10時36分休憩
午前10時37分再開
◎熊木委員長 再開します。
そのほか、各会派その他個人、委員として、御意見等ございませんか。
○駒崎委員 今、集約した内容に関連して、大変恐縮なんですが、第11条で全ての質疑、質問が一問一答となったというのが私の記憶、皆様、御記憶があれば教えていただきたいんですけれども、委員外議員の議案に対する質疑は一問一答にするというところまでは集約していなかったのではないかと思うので、全てと言い切ることにちょっと違和感があったものですから、皆様に伺いというか、どうしましょうということで、もう一回まぜ返すわけではないんですが、ほぼ全てという表現が適当なのかどうかわかりませんが、どうでしょうかということを意見というか、この期に及んで質疑になっちゃうかもしれませんが、すみません。
◎熊木委員長 御意見ございませんか。
○朝木委員 確かに駒崎委員の御記憶どおりだと思いますので、それであれば正確な記載をするべきだと思いますので、例えば「委員外議員の質疑を除く全ての質疑、質問が」という表記にするとか、事実どおりに記載すべきだと思います。
◎熊木委員長 ほかに御意見ございませんか。
休憩します。
午前10時39分休憩
午前10時43分再開
◎熊木委員長 再開します。
○おくたに委員 第11条ですけれども、議会基本条例の検証は、ここ2年間で新たにやってきたことの取り組み状況でありますので、現状、駒崎委員とか朝木委員がおっしゃったことはそのとおりなんですけれども、取り組み状況として新たになったものとしては、「代表質問を一問一答にした」でとめて、その後の「ことで」から「一問一答になった」までを外せばいいと思います。削除する方法がいいと思います。
◎熊木委員長 取り組み状況で、先ほど私は「すべての」という書き方をそのまま発言したんですが、お二人の意見もありまして、この代表質問を一問一答にしたことが今回の検証の内容だろうということで、そこまでの表記ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 では、そのようにさせていただきます。
ほかに御意見等、総体でございませんか。
○おくたに委員 第18条の見直し手続についてなんですけれども、検証のところでも言いましたけれども、現状2年に1度ということで一応あったかと思います。解説のほうなんですけれども、期間については、この後また考えていくべきものであるということを意見としてつけ加えておきます。
◎熊木委員長 ほかに御意見ございませんか。
○佐藤委員 条例から2年で約束どおりの検証作業を進めてきたということで、今後は市民の皆さんの御意見をいただくということも含めて、一つ今回の作業を終えていくことになると思います。
これは感想ですけれども、制定まで2年半かけてみんなで頑張ってつくって、2年間運用してきたということで、結果をこうやって見てみると、前半の第8条までの部分というのは議会としての市民との向き合いの部分なので、市民参加とか情報公開、市民に開かれた議会ということを標榜して掲げてやってきた結果が、我々としても一つそういう総括になっているのかなと思うところです。
一方で、第9条以降の、先ほど理念でということがありましたが、市政運営の監視については、後半やはり残念ながら我々として、ルールはつくったけれども、実行、実現できていないことが多くなってくるというのが、うちの今の議会改革というか、議会の取り組みの一つの特徴があらわれているかなと思うところです。
先日、6月7日に発表になりました早稲田大学マニフェスト研究所の全国議会改革調査においても、昨年37位だったのが32位ということで、また5つランクが上がったということでは、市民の皆さんに評価されながらというか、市民の皆さんと向き合いながら、また議会そして事務局が一緒にやってきたことが、一つ外部から評価されたということではよかったなと思うところですが、そこでもやはり3点の視点において総括がされていて、それは「住民参加」と「情報共有」と「機能強化」ということです。
昨年も「住民参加」と、去年は「情報公開」と言っていたけれども、ことしは「情報共有」となりましたが、ここにおいて1桁とか20番台というランキングをもらって、ランクが昨年ジャンプアップしたということがありました。
一方で機能強化については、去年は270位台、ことしが220位か230位ということで、やはりそれも、外側から見ても東村山市議会の状況がそのように映るのだなと、我々の検証結果とそこについては、分析というか、近いのかなと感じるところです。あくまでも感想なんですけれども、今後の僕らの取り組みの方向性を一つ示しているのかなと思いましたので、一言申し上げました。
◎熊木委員長 ほかにございませんか。
○朝木委員 大事なことを言い忘れました。これもうちの会派としてなんですが、草の根市民クラブはこの議会基本条例に賛成しておりません。それで、その大きい理由としては、やはり通年議会の問題です。検証には私も立ち会っていろいろと意見を述べさせていただきましたが、基本的なところで、やはり第9条の実現という意味でも、東村山市議会においても通年議会の導入についての議論を早急に開始するべきだということを強く申し上げておきたいと思います。
◎熊木委員長 ほかにございませんか。
○佐藤委員 今、通年議会の話が朝木委員からありました。私もそこについては同感であります。これについては現地調査というか、先進議会も含めて調べたりしたことも過去ありますので、そういった蓄積もちゃんと生かすべきだし、やらないということになっていないので、実施ということの方向で議論していく。
ほかにも最初に条例をつくったときに盛り込み切れなかった倫理の問題であったりとか、議決事項の追加については、今回、対策にのせていただきましたけれども、我々とすると取り組まなければいけないねとなっていることについて、通年議会を中心に早急に議論していくということを、私もそれは委員の一人として進めていきたいと思います。
◎熊木委員長 ほかに御意見ございませんか。
○島崎委員 検証作業を4月、5月、そしてきょう、最終的なまとめをやっておりますが、大変有効であったなと思います。もちろん今、通年議会の問題とか検証作業の見直しなどについても御意見が出ておりまして、十分にやってこなかったということはあるかもしれませんが、議会基本条例の第1条からずっと検証することによって、議会運営に関してもさまざまな、ここの対策としてはのせられていなかった項目でも今後の課題として取り組んでいこうという、共通の認識が持てたということが大変意義深いと思います。
そして、今も最初に申し上げたとおり、倫理条例や通年議会については、これから残り2年半ですけれども、どこまで取り組めるのか、そのタイムスケジュールを考えていかなければいけないということも感じています。
◎熊木委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 今後の進め方を少しだけ申し上げます。この検証の結果、すなわちこの間の議会の取り組みを市民にお知らせして御意見をいただきたいと考えています。そして、最終的には9月定例会を目途に検証を終了したいと思います。そのような進め方でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎熊木委員長 以上で、本日の所管事務調査事項は終了いたします。
以上で、本日の議会運営委員会を閉会といたします。
午前10時51分閉会
東村山市議会委員会条例第23条の規定により、ここに署名又は押印する。
議会運営委員長 熊 木 敏 己
議会運営委員長
島 崎 よ う 子
(職務代行)
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長心得
-2-
このページに関するお問い合わせ
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〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 市役所本庁舎5階
電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)
ファックス:042-397-9436
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