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第2回 平成28年6月14日(生活文教委員会)

更新日:2016年8月29日


生活文教委員会記録(第2回)


1.日   時  平成28年6月14日(火) 午前10時~午後2時9分


1.場   所  東村山市役所第1委員会室


1.出席委員  ◎小町明夫    ○駒崎高行    かみまち弓子    白石えつ子
          土方桂各委員


1.欠席委員  なし


1.出席説明員  渡部尚市長   森純教育長   大西岳宏市民部長   平岡和富環境安全部長
         曽我伸清教育部長   肥沼裕史市民部次長   細淵睦環境安全部次長
         肥沼卓磨教育部次長   青木由美子教育部次長   荒井知子市民相談・交流課長 
         川崎基司産業振興課長   高柳剛環境・住宅課長   清水高志庶務課長   
         森脇孝次学務課長   小林宏教育部主幹   大西弥生子ども・教育支援課長 
         平島亨社会教育課長   田中香代子図書館長   前田寿美子公民館長   
         中澤信也市民スポーツ課長   立河和彦学務課長補佐   新倉敦子図書館長補佐
         小山健地域安全係長   田中幹仁住環境係長   仁科雅晴庶務係長 
         斎藤雅彦生涯学習係長   千葉勇輔振興係長   飯屋﨑麻美学務課主任栄養士


1.事務局員  南部和彦局長心得    松﨑香次長補佐    萩原利幸議事係長    山名聡美主任
         田村康予嘱託職員


1.議   題  1.議案第28号 東村山市空家等対策協議会条例
         2.議案第29号 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例
         3.所管事務調査事項 切れ目のない相談・支援体制の確立に向けて
         4.行政報告
         5.28陳情第18号 学校開放の適正化を求める陳情
         6.28陳情第13号 義務教育課程における平和教育に係る課題図書に関する陳情
         7.28陳情第14号 消滅の危機に瀕する言語の保全及び継承を求めることに関す
                  る陳情
         8.28陳情第25号 学校給食の献立の改善等を求めることに関する陳情書


午前10時開会
◎小町委員長 ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎小町委員長 この際、お諮りいたします。
  議案に対する質疑、討論及び答弁の全てを合わせた持ち時間については往復時間として、委員1人40分、また同じ会派の人が2人いる場合は、会派2人の往復時間合わせて80分の範囲で行うことにいたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
  委員の方々に申し上げます。
  ただいま決定いたしました質疑、討論等の持ち時間を厳守されますようお願いいたします。
  なお、議題外の質疑はなされないよう御注意申し上げますとともに、答弁者においても、議題に関することのみ簡潔にお答えいただきますようお願いいたします。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕議案第28号 東村山市空家等対策協議会条例
◎小町委員長 議案第28号を議題といたします。
  補足説明があれば、お願いいたします。
△平岡環境安全部長 上程されました議案第28号、東村山市空家等対策協議会条例につきまして、補足の説明をさせていただきます。
  本件は、空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に伴い、東村山市空家等対策協議会を設置するため、条例を制定するものでございます。
  恐れ入りますが、配付申し上げました議案書の2ページをお開きください。
  第1条でございますが、当市における空家等対策計画の作成、変更、実施等に関する協議を行い、空家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するため、空家等対策の推進に関する特別措置法の規定に基づき、東村山市空家等対策協議会を設置するものでございます。
  第3条の組織でございますが、市長のほか、法律、不動産、建築、福祉等の分野に識見を有する方、学識経験者、市議会議員、公募市民等で、市長が委嘱する委員15人以内をもって組織するものでございます。
  第4条でございますが、会長及び副会長につきまして定めるものでございます。
  恐れ入りますが、議案書の4ページをお開きください。
  附則でございますが、施行期日については平成28年7月1日から施行することとし、あわせて非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、空家等対策協議会委員の報酬を追加するものでございます。
  以上、雑駁な説明でございますが、よろしく御審査の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、補足説明とさせていただきます。
◎小町委員長 補足説明が終わりましたので、質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
○土方委員 議案第28号、東村山市空家等対策協議会条例について、通告のとおりに質疑させていただきます。
  1番目です。この条例を制定するに至った経緯をお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 空家等対策の推進に関する特別措置法につきましては、平成26年11月27日に公布され、平成27年2月26日に一部施行、平成27年5月26日に完全施行されたものであります。
  特別措置法第7条では、「市町村は、空家等対策計画の作成及び変更並びに実施に関する協議を行うための協議会を組織することができる。」となっております。当市におきましては、空家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するために、空家等対策計画を作成する必要があると考え、そのために協議会を設置することにしたものでございます。
  そこで、(仮称)東村山市空家等対策協議会条例(案)の基本的な考え方につきまして、平成28年4月1日から4月20日までパブリックコメントを実施いたしました。パブリックコメントには2名の方から2件の御意見をいただきましたが、直接条例案に関する御意見はございませんでした。そうした経過を経て、本条例を提案させていただくことになったものでございます。
○土方委員 2番目にいきます。資料では、近隣市、小平、清瀬、東久留米、西東京市と、これはまだ当市のように設定していない、これも協議していないということだったんですけれども、26市全体の協議会設置の状況についてお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 現段階で協議会を設置しているのは府中市のみとなっております。多くの自治体は、今後、協議会の設置について検討するという状況であります。
  なお、日野市につきましては、協議会ではなく準備会を設置しております。
○土方委員 再質疑なんですけれども、府中市はもう設定されたと認識しているんですけれども、要は協議会というか、それで今どういう状況になっているか教えてほしいんです。要は、空き家に対して何か対策を打てたのかどうかお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 府中市におきましては7月に改正するということで聞いておりますので、今後我々も注視していきたいと考えております。
○土方委員 3番目です。今後、空き家が増加すると、どのような問題が発生するかお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 今後、少子高齢化の進展に伴い、空き家が増加することが当市でも危惧されております。空き家が増加いたしますと、防災、衛生、景観等、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす可能性がございます。
  第4次総合計画後期基本計画の基本目標4であります「みんなが快適に暮らせる、活力と魅力あふれたまち」を実現していくためにも、空き家対策を総合的かつ計画的に実施していく必要があると考えております。
○土方委員 4番目です。空き家が発生するケースはさまざまな理由からだと思いますが、どのようなケースが多いと考えていらっしゃいますか、お伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 平成27年度に実施いたしました空き家の所有者を対象にした所有者意向調査では、その建物を使用しなくなったきっかけについて聞いております。その結果、「病院や福祉施設などに入所することとなったため」「相続により取得したが、居住する住宅がすでにあったため」「別の住宅を購入したため」との回答が多くなっております。また、「税制上の理由があり、取壊せなかったため」との回答もございました。
○土方委員 5番目です。自治会や市民から、空き家に関してどのような苦情とか相談があったかお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 自治会や市民の方から環境・住宅課に寄せられる苦情、相談の多くが、空き家の庭木や雑草等が繁茂し、付近の環境や景観を損ねているので、空き家の所有者に連絡してほしいという内容であります。
○土方委員 6番目です。今後、空き家の数については、どのように推移すると予測されているかお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 今後、少子高齢化の進展により空き家が増加するものと考えております。特に「2025年問題」と言われておりますが、昭和20年代に生まれた団塊の世代の高齢化が進んでいきますと、ある時期におきまして、空き家が急激に増加するのではないかと危惧しているところでございます。
○土方委員 次いきます。空き家問題を解決するにはどのような視点が必要と考えているか、見解をお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 空き家問題を解決するためには大きく分けて3つの視点が必要であると考えております。
  1つ目でありますが、不適正管理の空き家を発生させないための予防であります。予防・啓発チラシの配布、専門家による相談体制の確立、セミナーの開催などが考えられます。
  2つ目でありますが、空き家の利活用であります。中古不動産物件の流動性を高める必要があり、空き家バンクなども考えられます。また、所有者の同意を得て、空き家を集会所や子育ての場などとして、地域で活用することも考えられます。
  3つ目でありますが、そのまま放置すれば、倒壊など著しく保安上危険となるおそれのある状態などの特定空き家等に対する応急対応であります。空家等対策の推進に関する特別措置法第14条の規定に基づき、特定空き家等の所有者などに対して、除却、修繕、立竹木の伐採、その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置をとるよう助言、指導、勧告、命令を行うものであります。その措置が履行されない場合などは、最終的に行政代執行することになるものであります。
○土方委員 再質疑なんですが、そういう視点があって、先ほど相談事が、庭木が繁茂して道をこう、やるというんですけれども、そのときに質疑すればよかったんですけれども、要はこの視点で考えて、現在はどんな問題が発生しているのかというのは、市役所では把握しているんでしょうか。
  結構私なんかが聞いていると、繁茂もしかりなんですけれども、最後に勧告、命令、行政執行というような建物が何戸か存在しているんですけれども、そういうのは市として把握しているのかお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 危険性がある程度高い不適正管理の空き家については、市としてもある程度把握しております。直接自治会や近隣の市民の方からの御相談もありますので、個別ケースについては、個別にそれぞれの事象に合わせて対応しているというのが現状でございます。
○土方委員 最後です。協議会の今後の予定をお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 平成28年度におきましては、1回2時間の協議会を3回開催する予定でおりますが、今後の協議会の進捗により、開催回数がふえる可能性もございます。
  なお、平成28年度につきましては、空家等対策計画の基本方針を定める予定であります。また、平成29年度につきましては、基本方針に基づき、空家等対策計画を策定する予定であります。1回2時間の協議会を5回程度開催する予定でおります。
○土方委員 その協議会、基本方針をされるということだったんですけれども、先ほどメンバー構成が15人と御説明されたと思うんですけれども、その15人という枠はどのようなところで決めたのかお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 協議会の委員構成につきましては、特別措置法の中でも一部例示されておりまして、先ほど部長のほうから説明させていただいた中でも、法律、不動産、建築、福祉等というところがありますが、そういった分野に識見を有する方などを想定しますと、多くても15人というところで、15人以内とさせていただいたところでございます。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○駒崎委員 議案第28号につきまして、公明党を代表して質疑させていただきます。
  1点目、設置についてで、今の土方委員の御質疑と重複しますので、最後の部分だけ、この協議会を設置しなかった場合の影響は何でしょうか。
△高柳環境・住宅課長 協議会を設置しなかった場合の影響でありますが、空き家対策を総合的かつ計画的に実施することが難しくなるものと考えております。
○駒崎委員 2点目です。今も一定スケジュールが出ましたが、空家等対策計画の作成スケジュールを伺います。
△高柳環境・住宅課長 先ほど土方委員にお答えさせていただいたとおりでございます。
○駒崎委員 そうしますと、その計画をもとに実施される、いわゆる勧告から最終的に行政代執行になる、最短で言うと、いつぐらい、何年後になるのかわかりますか。
△高柳環境・住宅課長 今のところ、29年度に計画を策定することになりますので、物件があればということにはなりますけれども、30年度以降になるのかなと考えております。
○駒崎委員 30年に、ちょっと記憶が、勧告、命令、代執行、もうちょっとあった気がするんですけれども、勧告してから数年、これも計画の一部なのかもしれませんけれども、スパンがありますよね。そうすると、もう一回あれですけれども、一番早くて行政代執行が行われるとすれば、いつになるのか。
◎小町委員長 休憩します。
午前10時17分休憩

午前10時17分再開
◎小町委員長 再開します。
△高柳環境・住宅課長 個別案件ごとに、その状況におきまして、指導、助言から始まりまして、勧告、命令、そして代執行ということになりますので、それぞれの段階ごとにそれぞれのケースに合わせて、一定の期間を設けて所有者等と交渉していきたいと考えておりますので、30年以降、そういう案件がありましたら、実際に個別対応していきたいと考えております。
○駒崎委員 ちょっとしつこく伺ったのは、やはりスピード感を持ってやっていく必要があるんだろうということで伺いました。
  (2)です。条文の中には「計画の作成及び変更並びに実施に関する事項」、もう一つ言えば「その他空家等に関する施策」と列記されております。「実施に関する事項」とは具体的に何でしょうか。例えば具体的な特定空き家を決定することや、特定空き家への措置に関する承認、持ち主の方たちの意見聴取の場としてなども含むのでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 空家等対策計画の実施に関する具体的な事項といたしましては、総務省、国土交通省にて定められた空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針に例示されており、1、空き家等が特定空き家等に該当するか否かの判断、2、空き家等の調査及び特定空き家等と認められるものに対する立入調査の方針、3、特定空き家等に対する措置の方針などに関する協議を行うことが想定されております。
  御質疑にあります特定空き家等の決定は市長が行うことになっており、協議会は、あくまでその判断に際して協議を行うための場として活用することを想定しております。
  また、特定空き家等への措置に関する証人の意見聴取の場といたしましては、特措法上では規定されておりますが、協議会の中で意見聴取することは特に定められていないため、現段階では協議会で実施することは想定しておりません。
○駒崎委員 協議会のスパンとしては、計画をつくって終わりではなくて、ずっと継続されるということがわかりました。個人的な意見としては、証人の意見聴取の場は、市長が行うということは承知しているんですけれども、そういった場として定着させていく必要があるのかなとは思います。
  続いて、3番目で伺っております。所掌事項でありますので、空家等対策計画について、まだこれから、29年につくるということなんですけれども、一定方向性だけ伺いたいと思います。
  (1)です。特措法では、この計画自体を定めることができるとありますが、空き家対策を進めるためには定める必要があると理解してよろしいでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 空き家等対策を効果的かつ効率的に推進するためには、空き家等対策を総合的かつ計画的に実施するための計画を作成する必要があるものと考えております。
○駒崎委員 (2)です。特措法第6条の2項には、9個の定めるべき項目が挙げられています。これ以外にも追加する、または、法律に書いてあるのでこれを定めないということはないと思うんですけれども、これ以外を追加することは可能なんでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 空家等対策の推進に関する特別措置法第6条第2項に掲げている9つの項目以外に必要な事項については、計画に追加することは可能であると考えております。
○駒崎委員 (3)です。29年につくるということなんですけれども、特措法第14条の14項だと思うんですが、「特定空家等に対する措置に関し必要な事項は、国土交通省令・総務省令で定める。」とあります。これはもう既にできていれば問題ないんですけれども、今後何らかで新たに定められた場合は、当計画と矛盾する可能性というのが出てくると思うんですが、いかがでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 空家等対策の推進に関する特別措置法第14条第14項につきましては、「国土交通大臣及び総務大臣は、特定空家等に対する措置に関し、その適切な実施を図るために必要な指針を定めることができる。」となっております。既に特定空家等に対する措置に関する適切な実施を図るために必要な指針、いわゆるガイドラインとして公表されており、当市における空家等対策計画は、このガイドラインに沿って作成していくものと考えております。
○駒崎委員 ガイドラインとして、もうできているという認識でいらっしゃるということがわかりました。
  (4)です。特措法の第6条4項には、都知事というか、都との連携をうたっておりますが、現状と今後求めていく予定を伺います。
△高柳環境・住宅課長 現状では、空き家対策等にかかわる情報提供、意見交換を行うため、空き家対策連絡会が東京都都市整備局の主催で開催されており、市としても参加させていただいております。
  今後は、この空き家対策連絡会を通じ、空家等対策計画の作成に関する情報提供や技術的な助言などを求めていくことを考えております。
○駒崎委員 次は、ちょっととっぴな話かもしれないんですが、議会の関与と考えたときには、計画は計画でつくるわけなんですけれども、私は空き家対策というのはかなり大きな話だと思っております。ですので、例えば条例化をしてもいいのかなと。
  後に質疑しますけれども、各自治体はごみ屋敷条例とか、さまざま先進的というか、先につくっているところもあります。なので私は、空き家とか、そういう不適正管理一般みたいなことのまちづくりということでは、かなり大きく動いていったほうがいいんじゃないかという意見を持っているので、ここでは、議会の関与という角度からいって、条例化することの是非を伺いたいんです。
△高柳環境・住宅課長 空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に伴い、東村山市空家等対策協議会を設置するため、本条例を提出させていただいたものであります。空家等対策計画につきましては、空家等対策協議会で作成することになっており、特に条例化する必要はないものと認識しております。
△渡部市長 空き家問題については、これまでも議会でいろいろと御議論いただいて、当初、当市も当市独自の空き家条例の制定を検討してきた経過がございます。お隣の所沢市が全国では最初に空き家条例をつくられて、代執行までの踏み込んだところはありませんが、適正管理をされない空き家の所有者の名前を公表するという、ある意味、罰則規定的なものを設けた空き家条例があったわけであります。
  当市も空き家問題が顕在化した後、議会からもいろいろ御指導いただいて、近隣市の空き家条例を参考にしながら独自の空き家条例の制定に向けて検討を始めたところ、国のほうで特措法が成立したわけでありまして、ならば国の法律に基づいて、今回きちんとこの協議会を設定して、その中で計画をきちんと立てることが望ましいであろうと判断したところであります。
  議会の関与ということになりますと、特措法上、市議会からもということで、全国的に見ると協議会に議員を入れていない市もかなり多いんですけれども、当市は、一応議会の中から私のほうで選任させていただいて、委員に加わっていただき、議会の御意見をそこで述べていただくという形で、議会の関与をしていただこうと考えているところであります。
○駒崎委員 ちょっとレベルが、今言われたことはよくわかるんですが、例えばなんですけれども、この協議会をつくって空き家対策の計画を議論していますと。この計画自体を例えば生活文教委員会で所管事務調査とかに上げた場合に、その協議会との交通整理みたいなことというか、果たしてどちらが優先されどうなっていくのかなというのは、ちょっと疑問というか、空き家対策を議会が本当に進めていこうとすると、逆にそっちで議論しているからということで、ちょっと遠慮せざるを得ない状況が生まれる可能性もあると思います。
  というのは、やはり私は、一般的には協議会とか審議会は大事なものだというのは理解しているんですけれども、その議論が、あえて言えば、みんまち条例のときの議論が、納得いかない部分があっても後の祭りみたくなっちゃうこともあるので、大事な問題だと思うときは、なるべく関与させていただいて、また行政報告のレベルでも結構ですので、適宜御報告いただくしかないのかなと思って、きょうこの場には臨んでおります。
  次にまいります。組織について、各号の人数、先ほど伺いましたので結構です。条例案の中には部会についてということがございますので、調査検討を行う検討事項は何を想定されているのかを伺います。
△高柳環境・住宅課長 第6条にありますように、協議会は、特定事項について調査・検討を行うため、必要があると認めるときは、部会を置くことができることになっております。調査検討を行う特定事項につきましては協議会で決めていただくことになりますが、特定空き家等に対する措置に関する対応などを想定しております。
○駒崎委員 必要に応じて開くということで、そこまで具体的ではないんだなということはわかりました。
  報酬について伺います。算定根拠はどうでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例で定められております、他の審議会委員の報酬と同額とさせていただいたものであります。
  なお、金額につきましては、他市審議会と差はございますが、当市の水準は平均的と認識しております。
○駒崎委員 先ほど伺いました部会についてですが、この報酬は部会が開かれた場合も対象になるんでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 部会につきましても対象と考えております。
○駒崎委員 報酬についての全体的な話かもしれませんが、さきに子ども相談室の議案があったときにも痛感したんですけれども、下限や上限を設けても交通費の費用弁償が必要ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例第4条に費用弁償の特例が規定されておりますが、東村山市の区域外に居住する特別職の職員が、その者の居住する場所または勤務する場所から会議等に出席するため、交通機関を片道50キロメートル以上利用したときは、交通機関の区分に応じて旅客運賃等に相当する額を支給することができると定められております。鉄道の場合、急行料金を徴する区間に係る乗車に要する運賃、急行料金及び座席指定料金となっております。
○駒崎委員 協議会等の回数の少ない部分というのは、費用弁償はそんなに問題にならないのかもしれないんですけれども、例えばさきにも議案であった作業療法士であるとか、そういう感じの方で、比較的頻度、来られる方等は、有為な人材に来ていただくと考えると、ちょっと費用弁償を見直していく時期なんじゃないかなというのは、意見として持っていますので、お伝えしておきます。
  次に、全体としてというか、限りなく要望に近くなって恐縮なんですが、空き家対策自体が非常に大きな課題であると捉えています。協議会では、所掌事項のとおり、空き家等の施策に関し広く協議して進めていただくことを期待しています。その上で、空家対策特措法に関して、示されている国の指針、ガイドラインには、家屋倒壊に対する安全はもとより、景観、通行の支障、また防犯ですか、不審者侵入などの市民生活に悪影響を与える事象を特定空き家の判定対象とする、判定の条件とすることが示されています。
  特措法で定義されていますとおり、家屋だけではなく、立ち木を含む敷地全体を空き家等としているわけですので、これは家屋自体に人が住む住まないにより変化しない部分、具体的には、先ほどありました立ち木、庭木などの管理については、勧告や行政代執行について同様に協議会で議論が可能なのでは、または、していかなくてはいけないのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 東村山市空家等対策協議会では、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく空き家等が協議の対象でございます。人が住みつつも適正に立ち木等が管理されていない場合も、空き家の場合と同様に周囲の環境を損なうおそれがございます。
  一義的には所有者が責任を持って適切に立ち木等の管理をすべきものであると考えており、所有者に適切な管理を求めていく必要性は認識しております。人が住みつつも適切に立ち木等が管理されていない場合の解決の具体的な手法や仕組みにつきましては、今後、空き家対策に絡めて所管として研究検討してまいりたいと考えているところでございます。
○駒崎委員 ぜひお願いしたい。先ほどスケジュール、急いだほうがいいと言った部分というのは、実際にこの法律があっても、行政代執行までいくのは費用の関係とか、また随分先、遠くだなというのはあるんですけれども、現状、市で起こっていることというのは、所有者が住んでいたとしても、特に今あった定義しています立ち木等については、例えばお金を除いても、これはそういう事例があると思って聞いているんですけれども、人が住んでいるところで、ちょっとはみ出していますと、ただ、住んでいる人は高齢で、なかなか切ったりしていただけない、ないしは場合によっては、これはうちの財産なんだと主張される方がいて、それで今は市役所の職員が、周辺にすごく迷惑だからということで、切ってあげたいと思っている職員はたくさんいると思うんですけれども、それすらできない状況というのがずっと続いているわけです。
  この空き家対策の特別措置法ができたときに、やはりかなり踏み込んだ法律で、家屋に関しては担保、いわゆる私有の権利というか、抵当権が入っていても、代執行で倒壊の危険があるんだからということで、取り壊し、代執行かけてもいいよと私は理解しているんです。
  その考え方をやはり、先ほど言いました事例、それも行政の方たちは、当然法にのっとってというか、安全策をとっていかれるというのはあるんですけれども、私はなるべく議論も急いで、少なくともはみ出しているところを市役所等が切れる状態というのが、切っても少なくとも何も言われない状態というのを早くつくるべきだと思うんです。これは意見として申し上げておきます。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○白石委員 通告書に従って質疑していきます。
  1番です。今、土方委員と駒崎委員のでわかったところもあるんですけれども、空家等対策協議会の空家等という、「等」について含まれるものを伺います。
△高柳環境・住宅課長 空家等対策の推進に関する特別措置法第2条で規定している空家等の定義でありますが、「建築物又はこれに附属する工作物であって居住その他の使用がなされていないことが常態であるもの及びその敷地(立木その他の土地に定着する物を含む。)をいう。ただし、国又は地方公共団体が所有し、又は管理するものを除く。」とあり、空家等対策協議会条例における空家等も同様の定義になるものであります。
○白石委員 2番は、駒崎委員のところで、条例の中に部会を置くというのは、特例空き家等に対することに対応して調査等をしていくということはわかりましたので、3番にいきます。この対策協議会の中に市民の方を入れるとありますけれども、市民の公募はどのように行っていくのか伺います。
△高柳環境・住宅課長 市報及び市ホームページにて広く公募することを想定しております。作文により選考を行う予定でございます。
○白石委員 この作文を対策協議会の委員の方が、これは市長とかがごらんになって選ぶんでしょうか。
△高柳環境・住宅課長 協議会の公募委員を選ぶための公募でございますので、庁内の職員にて選考を行う予定でございます。
○白石委員 ぜひたくさんの方が応募してきてくれるといいなと思っています。
  4番にいきます。本年4月に行った、先ほど説明の中にもあったんですけれども、空き家対策について、パブコメ2件、2名の結果についてどう捉えているか伺います。
△高柳環境・住宅課長 当該パブリックコメントは、東村山市空家等対策協議会条例案につきまして御意見を募集するものでありました。寄せられた2件の御意見は、どちらも一般的な空き家対策に関する内容でありましたが、今後の空家等対策協議会での協議内容や空家等対策計画に反映させていきたいと考えております。
○白石委員 内容を読ませていただいて、切実なものもありましたので、ぜひ中身を鑑みていただいて、生かしていただきたいと思います。
  5番です。対策協議会の中で、先ほど説明の中に利活用のところがあったんですけれども、生活困窮者や家の見つかりにくい人にも、空き家を地域資源とした活用を視野に入れることは考えているのか伺います。
△高柳環境・住宅課長 空き家を地域資源として活用することにつきましては、今後、空家等対策協議会にて検討していただくものでありますが、空き家等の利活用につきましては、空き家対策の一つであると考えております。
○白石委員 ぜひそこのところ、先ほどの中古物件であるとか、空き家バンクということも視野に入れているとおっしゃっていました。ぜひこの生活困窮者とか、家の見つかりにくいというのは、自立支援施設を出て家を探さなければいけないという方の場合、保証人がいないと家を借りられないとか、やはり家がないと働くことができないと思いますので、そういった弱者の方にもしっかり目を向けていただきたいと思います。
  6番、協議会と東京都との連携体制はどのようになるのかというのは、先ほど駒崎委員のところで、情報提供と連絡会に参加していくということですので、ぜひ東京都の動向を見ながら、協議会の中にその意見等を生かしていただきたいと思います。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○かみまち委員 議案第28号の東村山市空家等対策協議会条例につきまして、民進党会派を代表して質疑させていただきます。
  ①の空き家等の対策計画の作成の予定と、②、特措法の第6条第2項では、9項目から成る多岐にわたった内容を定めなくてはならないけれども、それぞれの回数、また何時間でというのは、先ほど御答弁で、28年は1回2時間で3回協議会、29年は計画策定をということで、5回開催予定ということでよろしかったでしょうか、はい。では、①、②を割愛させていただきまして、③へいきます。
  協議会のメンバーが空家等対策の推進に関する特別措置法第7条第2項で、「協議会は市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)のほか、地域住民、市町村の議会の議員、法務、不動産、建築、福祉、文化等に関する学識経験者その他の市町村長が必要と認める者をもって構成する。」と定められ、市議会議員が入っているが、その理由を伺うという質疑の中で、先ほど市長の御答弁でも、市長が選任し、議会の関与も持ってもらうとありましたが、いま一度、ここについての御答弁をお願いします。
△高柳環境・住宅課長 協議会のメンバーにつきましては、特措法の第7条第2項では、市町村長は必須ということになっております。それ以外のメンバーにつきましては任意ということになっておりますが、当市におきましては、先ほど市長の答弁がありましたように、市議会議員の方にお入りいただいて、協議に加わっていただきたいと考えているところでございます。市議会議員につきましては、例えば当市における各地域ごとのニーズを把握し、当該ニーズを空き家等施策に立法政策の観点から反映させる役割を果たしていただくことなどを考えております。
○かみまち委員 いつまでにどれぐらいやっていくかという具体的なことを決めて、よりよく進めていただきたいと思うんですけれども、④のほうにいきます。
  空家等対策の推進に関する特措法の第7条第2項の協議会のメンバーに、いろいろ今御答弁等や説明もありましたけれども、関係行政機関の職員はないということで、市長が必要と認める者に当たるのかというのについては伺いたいんです。事務局としてではなくてメンバーとなる、その理由について伺っていきます。
△高柳環境・住宅課長 協議会のメンバーにつきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法第7条第2項で示されておりますが、国土交通省、総務省の資料によりますと、市町村長は必須でありますが、市町村長以外は例示であり、市町村長の判断で構成員を決めることができるとあります。
  東村山市空家等対策協議会条例でいう関係行政機関の職員とは、警察職員、消防職員、都道府県の建設部局の職員などを想定しており、特別措置法第7条第2項の市町村長が必要と認める者に該当するものと考えております。
  なお、環境安全部の職員につきましては協議会の事務局であり、関係行政機関の職員には該当いたしません。
○かみまち委員 先ほど報酬について、さきの委員からもありましたけれども、その中で⑤なんですが、報酬規程に会長、委員が新たに加わるものですけれども、会長の市長、メンバーの関係行政職員にも支給されるのかどうかお伺いします。
△高柳環境・住宅課長 東村山市空家等対策協議会委員の報酬は、非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例に基づき支給することになります。会長である市長につきましては、同条例第2条第3項に基づき、支給しないと定められております。また、関係行政機関の職員につきましては、支給することができると考えております。
○かみまち委員 ⑥、最後です。第7条第3項に「前2項に定めるもののほか、協議会の運営に関し必要な事項は、協議会が定める。」となっています。先ほどそれぞれの御説明がありましたが、条例案の中では、会長が定める、イコール市長が定めるとなっているということは、それだけを読んでみたりすると、市長の権限というものが余りにも強過ぎてしまうことにはならないのかなと危惧している部分もございます。「協議会」を「市長」とした理由についてお伺いいたします。
△高柳環境・住宅課長 本条例第9条は、協議会の会議運営などに関しては協議会で定めるという、空家等対策の推進に関する特別措置法第7条第3項の規定を前提としつつ、その他事務局として担任する事務の細目等につきまして、必要な事項に関し市長が定める旨を規定したものであり、当該規定をもって市長に権限が集中することはないものと考えております。
○かみまち委員 先輩たち含めて、議員それぞれ今回議会に、さきの議会含めて空き家等については出ていますし、本当に東村山の中でもますますふえてくる中で大事な問題だと思っています。協議会、そしてまた計画策定というのが行われていきますが、しっかりとこのあたりは進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で質疑を終了し、討論に入ります。
  討論ございませんか。
○土方委員 議案第28号、東村山市空家等対策協議会条例について、自民党会派は賛成の討論といたします。
  空き家対策は地方自治体というよりも、もう国のレベルの対策になっていると思います。当市も残念ながら空き家が増加傾向になっていることは、答弁の中で確認できました。空き家による要因も、その持ち主の入院や相続、金銭的に取り壊しができないなどであり、やむを得ない理由でありますが、しかし、当市の防犯、防災、衛生面など安心・安全を考える上では、空き家に対しての対策は必要重要であると考えます。
  また、26市では府中市しかこの空家等対策協議会を設置していないということが答弁でわかり、その中で、当市が空き家問題にスピード感を持って対応されたことに対しては、高く評価をいたしております。全ての空き家が、先ほど答弁でもありましたように、子育ての場、高齢者の憩いの場になるよう、それが東村山の財産になるような協議会が持てるよう、それを願って賛成の討論といたします。
◎小町委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  議案第28号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕議案第29号 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例
◎小町委員長 議案第29号を議題といたします。
  補足説明があれば、お願いします。
△平岡環境安全部長 上程されました議案第29号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例につきまして、補足の説明をさせていただきます。
  本件は、自転車駐輪場指定管理者でありますサイカパーキング株式会社の提案に基づき、発券機、電磁ラックを導入し、使用者の利便性向上を図ることに伴い、関係規定の一部を改正するものでございます。
  改正点につきまして、新旧対照表をもとに御説明申し上げます。
  恐れ入りますが、議案書の5ページ、6ページをお開きください。
  第5条、普通駐輪場の使用の形態につきましては、発券機、電磁ラックを導入することで、入庫から出庫までの24時間を1日として、統一的運営を行うことが可能となりますことから、第2号の一時使用につきまして、「1日を単位とし、引き続く7日を限度とした使用」に改正するものでございます。
  続きまして、第7条、普通駐輪場の使用料につきましては、電磁ラックの導入に伴い、後納、後払いの規定を第2項として新たに追加するものでございます。
  続きまして、第10条及び第26条につきましては、使用の承認及び取り消しの規定を整理し、統一的管理運営を行えるように文言整理を行うものでございます。
  続きまして、7ページ、8ページをお開きください。
  第33条、放置自転車等の処分につきましては、第5条を受け、全ての駐輪場における一時使用の場合において、引き続く7日を超えて置いてある自転車等を処分できる規定に改正するものでございます。
  続きまして、別表第2につきましては、学校教育法の改正により、義務教育学校が新たに追加されたことに伴い、備考にある学生の定義を改正するものでございます。
  最後に、本条例の施行期日につきましては、平成28年8月1日を予定しております。
  以上、雑駁な説明でございますが、よろしく御審査の上、御可決賜りますようお願い申し上げまして、補足の説明とさせていただきます。
◎小町委員長 補足説明が終わりましたので、質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
○土方委員 議案第29号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例について、通告のとおり質疑させていただきます。
  1番目です。この条例の改正によるメリット、デメリットをお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 まずメリットでございますが、一時使用では使用券を朝6時30分から20時30分の間に、駐輪場窓口で有人にて販売しておりました。こちらが今度発券機を入れることによりまして、もしくは電磁ラックを導入することで、24時間利用が可能となり、機械化による利便性の向上が図られるものでございます。
  また、定期使用でございますが、同様として、朝6時30分から20時30分まで更新手続を受けておりましたが、指定管理者の提案により機器を導入することで、定期更新の場合、朝5時から22時、前後1時間30分の延長が可能となりますことから、利用者の利便性の向上を高めたものでございます。
  また、デメリットといたしましては、機械化等の新たな業務に取り組みますことから、利用者の皆様に対する利用方法の説明等が多くなることに伴いまして、平成27年度より8名増の39名の職員体制で対応しているということで人件費がかかってしまうこと、また、電磁ラックにおさめないで利用する心ない方もいらっしゃる等の事例もありますことから、注意喚起の取り組みが必要な点が挙げられます。
○土方委員 今デメリットのところで、利用者のところで心ないとか、本当に知らなくてやっちゃう人もいるわけなんですけれども、変わりますよという周知はどのようにしていこうと思っているかお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 現在、窓口等で御案内するとともに、利用者に対しまして、自転車にチラシ等を置かせていただくなどして、利用促進を含めまして案内のほうをさせていただいているところでございます。
○土方委員 そういった丁寧な周知の仕方をまた、ホームページでも上げると思うんですけれども、何かあったら対応をよくしていただければと思います。
  2番目にいきます。他の駐輪場にも電磁ラックを導入する予定はあるかお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 電磁ラックの設置でございますが、新秋津第1駐輪場、秋津駅第1駐輪場に設置する計画でございます。萩山駅北口駐輪場、久米川駅南口第1、第2駐輪場の3カ所には発券機を設置していくこととなっております。
  現在、指定管理期間におきましては、発券機等を含めまして、ほかのところに対して予定のほうはまだございません。
○土方委員 3番目です。今回の提案やサイレージなどは、サイカパーキングの提案と聞いているんですが、その他にサイカパーキングからどのような提案が出ているかお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 緑の祭典におきまして実施いたしました交通安全教室、タッチくん、あと自転車シミュレーターによります小学生や高齢者に対する交通安全マナーの向上策への取り組み、それから、先ほど出ましたけれども、ウエブサイトでの駐輪場の情報発信など、利便性の向上に向けて取り組みを進めているところでございます。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○駒崎委員 議案第29号につきまして、質疑をさせていただきます。
  人員配置についてですが、ただいまの御答弁で8名増というお話がございました。私は、機械化をしていくので、当然人が減っていく方向なのかなと思って、それで指定管理の方は提案されるんだろうと単純に思っていたので、ちょっとびっくりしました。8人ということは、8カ所が何らかの変更があるからなのかわからないですけれども、ある一定期間ということですかね、どうでしょうか。
△細淵環境安全部次長 現在、昨年31名から8名ということで、実際としましては34名の職員配置の体制で、指定管理者がかわりましたので、その辺のルール化、また利用者に対するサービス向上ということで、丁寧な説明をさせていただいているところでございます。5名に関しましては応援職員ということで、本部でありますとか、ほかの駐輪場から派遣するなどして、余裕を持った配置にすることで実施しております。
  それから、2年目以降に関しましては、機械化により順次29名の人員配置で行っていきたいと報告を聞いております。
○駒崎委員 結果的にはそういうことですよね。やはり指定管理業者の利益にもなるということで提案があったと理解しています。
  設備について1点伺いたいんですが、新たに設置される機器や設備についてですが、今回変更されるのは御答弁にもありました券売機と電磁ラックと、あとゲート式がIC対応になると理解しているんですが、それぞれが何台設置されるのか、ちょっと煩雑ですが、駐車場ごとに伺いたいと思います。
  また、機器それぞれの所有権はどちらにあるのか伺います。
△細淵環境安全部次長 新たに設置されます機器でございます。秋津駅第1駐輪場につきましては、自転車用電磁ラックが211台、原動機付き自転車用電磁ラックが12台、精算機が1台の合計224台。次に、新秋津駅第1駐輪場に、自転車用電磁ラックが283台、原動機付き自転車用電磁ラックが30台、精算機が2台の合計315台となっております。次に、久米川駅南口第1駐輪場に、発券機が1台、久米川駅南口第2駐輪場に、発券機が1台、萩山駅北口駐輪場に、発券機が1台設置されます。
  また、東村山駅西口地下駐輪場並びに久米川駅北口地下駐輪場のゲートにつきましては、交通系ICカードに対応したものに入れかえを行う予定となっております。
  所有権でございますが、発券機、電磁ラックともに指定管理者がリースを行います。それからゲートにつきましては、現在、市の所有となっておりますので、市がリース契約をして行うという形になりますので、所有権としてはリース会社のものを借りるという形に全てなるものと考えております。
○駒崎委員 (2)で、初期費用がどの程度かということで伺っております。機器代とか設置費用とかを概算で伺いたいと思います。
△細淵環境安全部次長 先ほどお話しさせていただきましたので、リースということになりますので、設置費用につきましてもリースの中の費用として含まれますことから、平成28年7月から平成33年3月までの期間のリース契約となりますので、今回、月額及び約5年間のリース料の総額でお答えさせていただくことをお許し願いたいと思います。なお、税別となりますので、御了承願います。
  発券機でございますが、月額が3万8,000円、約5年間のリース料で総額が約217万8,000円、それから電磁ラック及び精算機は、月額約33万4,000円、約5年間のリース料の総額といたしまして1,908万8,000円となっております。
  それから、東村山駅西口地下及び久米川駅北口地下のゲートにつきましては、これから入札をやる予定となっておりますので予算額の積算となりますが、月額としては81万8,000円と積算したところでございます。
○駒崎委員 確認ですが、初期費用で市が持つ分というのが、ゲート式の3台をIC対応に変えるものだけと理解してよろしいんでしょうか、よくわからないので教えてください。
△細淵環境安全部次長 現在、東村山駅西口地下駐輪場は入り口が2カ所ございますので、そちらのほうで5台のゲートを入れてあります。それから久米川駅では3台のゲートを入れておりますので、その合計という形になりますので、これは市が現在も所有しておりますので設置という形になります。
○駒崎委員 細かいんですが、IC対応にすることでの増減というのはあるものですか。
△細淵環境安全部次長 今回IC対応ということよりも、実を言いますと、両地下駐輪場ができてからゲート等、一切あれしておりませんので、まだウインドウズ98という古い機器ということもございますので、前回、議会等でお話しさせていただきましたけれども、これを機会に全て更新していきたいと考えております。
○駒崎委員 細かいなと思いますけれども、電気代も今までなかった電磁ラックなんかはかかってくると思うんですが、この経費は概算でどの程度になるかおわかりになりますか。
△細淵環境安全部次長 発券機、電磁ラックの電気料など概算でございますが、月額で申し上げます。発券機3台の電気料は月額2,500円、それから電磁ラック536台の電気料は月額2,500円、ほかに保守点検年間費用として30万円、コールセンター費用を月額1,200円、それから交通系ICカードの認証等に係る通信費、月額9,800円を現在積算したところでございます。
  それから、電磁ラックに関しましては、省エネ商品であるということが今回提案事業の中の大きな一因となっておりますので、電気料に関してもかなりお安くなっているところでございます。
○駒崎委員 先ほど券売機で(4)も聞いちゃいましたね、ごめんなさい。それを含めてで結構ですが、今伺った費用負担について、市と指定管理者の割合を伺っておきます。
△細淵環境安全部次長 現在、指定管理者が導入します機器に関しましては、機器のリース料、電気料ともに指定管理者という形になります。地下駐輪場のゲート及び電気代に関しましては、機器リース代は市の負担となります。
○駒崎委員 (5)は、古い機器を入れかえた後どうなるのかと思ったんですが、ゲートですね、リースということでわかりました。
  (6)です。指定管理者がかわる場合、所有権をお持ちですので、今回設置されたものはどうなるのかを伺います。
△細淵環境安全部次長 まず、地下駐輪場でございますが、これは市が行いますので、このまま継続して使用してまいります。
  それから、普通駐輪場に設置します発券機、電磁ラックに関しましては、指定管理者が設置しておりますが、指定管理者が変更になった場合に関しましては、利用者の利便性の低下にならないように、市、それから新旧の指定管理者の間で協議を行うことを考えております。
○駒崎委員 3点目として、今回、ICカードになったり、券売機また電磁ラックが導入されるんですが、定期利用の方について変更される点というのは何かありますでしょうか。
△細淵環境安全部次長 定期使用につきましては、今まで、管理人が在席する時間帯である6時半から20時30分に窓口にて、定期使用券、紙製のものに印を押すなどしました手続を手作業で実施しておりました。
  今回ICカード対応型の定期更新機を導入することで手続が機械化されますので、先ほど申し上げましたように、朝5時から22時の夜間まで手続が可能となること。これに伴いまして、手続に交通系ICカード、もしくはこちらで御用意させていただきますフェリカカードを事前に御用意いただき、定期使用の手続を進めていただくこととなります。
○駒崎委員 定期使用の方で、最初に聞いておけばよかったんですけれども、今回、特に秋津関係ですね、電磁ラックはそうですよね。台数としては、今は詰めて入れたりしていると思うんですけれども、台数が変わったりするものなんでしょうか。例えば定期利用が減るとか、そういった角度で伺いたいと思います。
△細淵環境安全部次長 総数としては、定期利用また一時利用に関しては変わってはいないんですが、利用形態として、定期利用が減って一時がふえる駐輪場等もございますので、そのときの状況を勘案しまして、現在、先ほど申し上げました台数を導入するということで試算させていただきましたので、その辺につきましては、今後調整をしながら、また様子を見ながら、人がおりますので対応は柔軟にできるものと考えております。
○駒崎委員 何か変化すると、確かに戸惑う部分もあると思います。
  4点目です。今回さまざま入れますが、どの程度の工事期間なのか。また、利用者に何らかの影響があるのか伺います。
△細淵環境安全部次長 発券機、電磁ラックなどの機器の設置につきましては、1週間程度の工期で施工できるとの報告を受けております。
  なお、施工に当たりましては、利用者の皆様に御迷惑にならないよう、駐輪スペースを工夫しまして、利用者の安全確保を第一にさせていただく中で計画的に進めていきたいということで、1週間程度でできるということですので、調整しながらやっていきたいということでございます。
○駒崎委員 聞き漏らしたのかもしれませんが、券売機とかゲート式のIC対応にするというのは、多分もっと短くてできるんじゃないかと思うんですが、例えば一晩でできるとか、何かないのかなと思って。1週間というのは電磁ラックの話ですよね、違いますか。
△細淵環境安全部次長 確かに券売機のほうは1日、2日でできますし、駐輪には全く問題なく設置できますが、電磁ラックは1週間程度。ただ、ゲートに関しましても、利用者の時間帯等、かなり利用率が高い駐輪場2カ所ですので、それに関しては、工事環境を含めてうまく調整しながらやっていきたいということで、現在検討させていただいているところです。
○駒崎委員 全体として、利用者の利便性向上について改めて伺います。
  また、今後のサービス向上策について、例えばバスなんかがやっている、一時使用の月内で高い数利用した場合割り引くとか、または、多分今学割はないと思うんですが、学割とかをやはり見ていくべきじゃないか、電子化される部分についてはですね。いかがでしょうか。
△細淵環境安全部次長 先ほども御答弁申し上げましたが、一時利用につきましては、各駐輪場について、24時間管理できるということで、統一的な事務が可能となること。それから定期使用の更新などにつきましても、手続の時間帯が大きく延長されることは、サービスの向上策として挙げられます。
  また、先ほど申しました交通安全教室を含めまして、ウエブサイトによる情報等を出していくということが、今回の利便性の大きな向上策となっていくものと考えております。
  それから、今回御提案いただきました学割であったり回数券割引ということでございますけれども、市といたしましては、民間駐輪場の育成も一つの役割であると考えておりますことから、一時利用の割引制度を導入することによって民間駐輪場を圧迫するような施策というのは、大変難しいものではないかと考えております。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○白石委員 議案第29号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例について質疑いたします。
  1番なんですけれども、今、駒崎委員と土方委員のでわかったんですが、使用者の利便性の向上を図るとあるんですけれども、条例の一部を改正する、利用者はわかったんですが、東村山市と事業者についてのそれぞれのメリットをもう一度伺いたいと思います。
△細淵環境安全部次長 市と事業者のメリットといたしましては、手続が機械化によります事務の正確性のさらなる向上、手続に要する時間の短縮が挙げられるものと考えております。
○白石委員 先ほどの中に交通安全教室というのがあったと思うんですけれども、前に緑の祭典でタッチくんというのをやってみたんですけれども、大人もやったほうがいいなと思いました。やはり自転車の事故がすごく多いと思います。今、自転車の、そこができたんですけれども、そこを逆走する人もいるので、この利便性の向上の中に交通安全、安全というのはすごく大事だと思いますので、そこのところもぜひ啓発をお願いしたいと思います。
  2番は、駒崎委員のところで指定管理者制度が変わった場合どうかという、ラックの扱いは、利用者の利便性を損なわないように、ぜひそこのところをお願いしたいと思います。
  3番いきます。条例の中で「単位とした使用」を引き続く7日を限度とした根拠を伺います。
△細淵環境安全部次長 現在、地下駐輪場におきましては、ゲートにより入庫、出庫の時間の管理ができております。今回、機械化をすることによりまして、1日の単位を入庫から24時間、最大7日間の使用が可能となりましたことから、普通駐輪場の一時使用についても時間の管理が厳格にできることから、駅前の地下駐輪場と同様の対応とさせていただくということで今回修正をしております。
  7日間を使用する限度ということで長期占用を防止すること、それから、より多くの方に一時利用を御利用いただけるような体制をとっていきたいと考えております。
○白石委員 サイカパーキングになってから自転車の不法投棄がすごく減ったと思いますので、利用者の利便性を図ることがこの改正でより進むということをお願いして、質疑を終わります。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○かみまち委員 議案第29号につきまして質疑をさせていただきます。
  ①なんですけれども、今回の提案は、もともとプロポーザルのときに提示されて、向こうから提案があったものだと思うんですけれども、プラス評価としていたものなのかどうかお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 駐輪場利用者の皆様から、交通系のICカードが利用できるようにしてほしいとの御意見を多くいただいておりましたことから、利便性の向上策の一つとして評価をさせていただいております。
○かみまち委員 利用者の方からそういった話がとても多く出ていたということで、それがきちんとされるというのは大事なことだと思います。
  ②、もしそうであるなら、どれぐらいのポイントというのを置いていらっしゃったんでしょうか。
△細淵環境安全部次長 駐輪場の管理、運営及び自主事業の提案を含めて、今回全体の6割の評価とさせていただいております。その中の利便性の向上策の一つとして評価させていただいております。個別の配点等につきましては公開しておりませんので、御理解いただければと思います。
○かみまち委員 6割ということですね、個別のほうはそれぞれ控えるということです。
  ③にいきます。本来、平成27年の12月議会で指定管理者の承認を受けて、4月1日から実施できるように3月議会で条例の改正を行うべきだったのではないのかと思います。なぜ今回の6月議会に条例の改正がかかるのか、お伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 初めに、平成28年4月1日より新規の指定管理者による管理運営が開始されたものでございます。指定管理者では、管理運営の引き継ぎ、施設改善工事期間などの実施計画案の協議を市と進めていたところでございます。市では、実施計画案の協議に基づきまして、条例等の改正内容の協議を所管と実施していた中で、料金の後納に関する規定の整備、一時利用に関する規定の改正が必要となることに伴いまして、6月定例会に提案するための準備を進めさせていただいたものでございます。
○かみまち委員 それぞれ順番があるのかなという感じですけれども、④、サイカパーキングは、接遇などの教育を通して研修制度が自社で非常にしっかりしている、充実しているということでした。「自転車管理人の雇用はどうなるのか伺う」と書いたんですが、先ほど、27年は8名増で39名という御答弁があったかと思います。
  2年目以降は29名になっていくということだったんですけれども、その辺は実際に雇用のほう、先ほど、配置のほうで余裕を持って27年はふやすということでしたけれども、2年目以降29名になっていくということは、減らされることも含めて、そのあたりの管理人の方の雇用というのはどうなるのかお伺いします。
△細淵環境安全部次長 指定管理者では、当初70歳定年制を実施しておりましたが、東村山市の駐輪場では75歳に変更し、駐輪場の社員として現在雇用しております。
  それから、面接等を含めまして新たに雇用等のを含めてやっておりますということで聞いておりますので、定年等を含めた中で検討させていただく中で雇用を進めているということでございます。
○かみまち委員 具体的にはどうなっていくかは、ちょっとこちらではわかりにくい部分もあるのかなという形ですけれども、しっかり雇用のほうも守られるといいなと思います。
  それぞれ、先ほどチラシ等も含めて、変わっていきますよというお知らせをしているということもありましたが、⑤です。萩山の駐輪場の券売機で、自転車を置く際に、利用者の方々、皆さんに不便を強いるものではないのかな、どうなのかなというところが心配になったので、お伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 萩山駅北口駐輪場におきましては、細長い駐輪場でありますけれども、利用者の動線等を考慮しまして、発券機を設置する場所等の検討を進めさせていただいております。利用者がスムーズに駐輪できるような設置位置を進めていければという形で考えております。
○かみまち委員 今御答弁いただいたように、ちょっと細長い、また形状が特殊な部分もありますので、位置のほうはしっかりと見て対策をとっていただいて、設置していただきたいと思います。
  ⑥です。東村山、久米川、秋津のほうではデジタルサイネージを設置されて、いろいろな情報、天気もそうですし、さまざまな情報が出ていていいなと思います。それ以外に設置の検討というのは、考えているのかどうか、また、そういう話は聞いているのかどうか伺います。
△細淵環境安全部次長 デジタルサイネージでございますけれども、指定管理者の提案事業でありますことから、現在、自動販売機の売り上げによる運営で賄っているという状況でございます。今後の予定については、今のところ未定ということでございます。
○かみまち委員 自動販売機の売り上げで賄っているということなんですよね。そういった相関関係があるのかということを今知りましたが、わかりました。
  ⑦なんですけれども、27年12月議会で、女性の雇用機会が拡大されるよう期待しているという部長の御答弁がありました。そこの現場での女性の雇用機会拡大、そういったところは、さまざまな質疑等もあったりしましたけれども、気にかかっている方も多いと思いますが、実際に拡大はされたのかどうかについてお伺いします。
△細淵環境安全部次長 女性の雇用につきまして、平成27年度はゼロ名ということでございましたが、平成28年度からは2名の女性を雇用しております。指定管理者に確認いたしましたが、引き続き女性の積極的な雇用を進めることで、女性の雇用機会の拡大を進めていきたいとの回答でございました。
○かみまち委員 27年ゼロ名で28年が2名ということで、その女性がふえたことに関して、こういうことを工夫しただとか、この点は気をつけたとか、そういったお話は聞いていらっしゃいますか。
△細淵環境安全部次長 現在、指定管理が4月から開始されましたので、まだ2カ月程度ということで、今後ということに期待していただければと思います。
○かみまち委員 そうですね、今後にますます期待をしていこうというところですけれども、⑧になります。電磁ラック(機械式)の導入費用は指定管理者が負担するのか、どこに所有権があるのか伺うということで、先ほどの委員の質疑また御答弁で、ゲートは市だけれども、ラックは業者だということでよろしいですよね、はい。
  そうしますと、⑨にいかせていただくんですけれども、先ほど駒崎委員の質疑等もございました。御答弁もありました。指定管理期間が終了して、違う事業者が指定管理を受けた場合、電磁ラックはどのように取り扱うことになっているのか伺うという中で、新旧で協議していく、市も入るんですかね。そのあたり、もう一回詳しく教えていただけますか。
△細淵環境安全部次長 まず一番の大きな問題として、利用者の利便性が低下しないようにしなきゃいけないと考えておりますので、市と新旧の指定管理者との間で協議を行いまして、こちらのほうが運用、使えるような形、リースを切りかえるなり、そういうことができるのかどうかを含めまして協議していきたい。その中で利便性の向上策が低下しないようにしていくというのを考えております。
○かみまち委員 力強い御答弁、ありがとうございます。利用者の利便性が何よりも低下しないこと、それが大事だと思いますので、しっかりと協議をお願いしたいと思うんですけれども、ちなみに何月何日から変わりますというチラシが、例えば久米川の南口、これから変わりますというチラシが張ってあるんですけれども、若干文字が小さいというか、見にくかったりするんですが、市のほうがチラシをつくっているのかどうか、どうでしょうか。
△細淵環境安全部次長 指定管理者のほうがやっておりますので、もしそういう御意見があれば、もう少し大きくということで、細かくやっていただきたいということでお話ししてみたいと思います。
○かみまち委員 しっかり張ってくださっていて、ちゃんとやってくださってはいるので、それをより利用者の方に、利便性が低下することのないように、しっかりわかりやすいように何とぞ言っていただければと思いますので、以上で終わります。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で質疑を終了し、討論に入ります。
  討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
  議案第29号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  休憩します。
午前11時29分休憩

午前11時30分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題3〕所管事務調査事項 切れ目のない相談・支援体制の確立に向けて
◎小町委員長 所管事務調査事項を議題といたします。
  今回、子ども相談室のパンフレットの御提供がありました。内容については、前回所管から説明いただいたとおりでありますから、特段新たな説明はありませんが、今後の委員間の議論の参考にしてください。まずは委員間で議論を深め、必要により所管に説明や資料を求めていくことでよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 それでは、御質疑、御意見等ございませんか。
○かみまち委員 所管事務調査と、あと前回、日野のほうを含めて見に行こうという話もあったと思うんですけれども、行きたいという話もあったんですけれども、そのあたりはしっかりと話のほうを進めていきたいなと思う中で、まず東村山市内においての特別教室も含めた市内の現場を私たち自身もちょっと見ていきたいという部分もあるんですけれども、その辺を委員間で話し合えたらと思います。
◎小町委員長 それについて、何かございませんか。
○白石委員 今のかみまち委員の発言ですけれども、私も、幼児相談室と教育相談室が一元化になって子ども相談室になり、今、特別支援学級も大岱小に開設されて、特別支援教室が南台と富士見と八坂に今年度から開設されているので、そういったところも見学したほうがいいと思います。
  それで、子ども相談室に限っては、マジックミラーになっているところがあると思いますので、子供を直接見るというふうにならないと思いますので、どのように相談、支援、あとは、私は感覚統合療法の作業療法士でありますとか、そういった療育のところをぜひ見てみたいと思っています。
◎小町委員長 ほかに御意見等ございませんか。
○駒崎委員 今の御提案、そのとおりだと思います。なるべく御迷惑にならないように慎重に取り扱っていただいて、副委員長の私が言うのもおかしいけれども、委員長に御苦労願って、調整を願えればと思います。
  また、閉会後、打ち合わせをすることになっているそうですけれども、市外の視察等も含めて、そういうのも視野に入れて進めていけばいいのかなとは思います。
  実際に今視察というか、ちょっとお邪魔にならない程度に伺うのは可能かどうかだけ教えていただければと思うんですが、いかがでしょうか。
△大西子ども・教育支援課長 1点目の相談室の視察につきましては、相談の予約状況を確認しながら実施は可能かと考えております。
  また、先ほど、かみまち委員と白石委員からありました特別支援学級や特別支援教室の視察については、学校との調整が必要になってまいりますので、今ここでの御答弁は控えさせていただきます。
◎小町委員長 たしか改選前の生活文教委員会でも、特別支援学級を視察するのもかなり御苦労いただいたという、私も過去の記憶がありますので、これはすぐに結論が出にくい問題で、児童・生徒の環境に配慮するということもかなり必要で、その点は所管の皆さんが当時、相当御苦労されたのを私も見ておりますので、急になかなか見られないのかなという、私は個人的な感想を持っております。
  以上ですが、ほかに御意見ございませんか。
○土方委員 今、所管からも答弁があったんですけれども、皆さんの気持ちというか、僕もそうなんですけれども、当市の現状を把握するということを踏まえて、やはり市外で視察しなきゃいけないと思うので、それを見学するのがいいのかどうかというのは、今デリケートな問題なので難しいとは思いますけれども、やはりこれは教育部に頼むところなんですけれども、もうざっくばらんな報告をしていただければいいのかな。個人名がわからないような感じで、こういうことだということで、ここの状況をしっかり把握しているということは、僕らは絶対やるべきだと思うので、そこだけお願いして終わります。
◎小町委員長 ほかに御意見ございませんか。
○かみまち委員 実際に学校現場を見に行くというのは難しいこともあると思うんですけれども、一例ですと、富士見小学校だと特別支援のクラスのことを「スペシャルクラス」と言います。特別な才能を持っていたり、それぞれスペシャルなところがあるということで、「特別支援」とかそういった言葉は使わずに、スペシャルだということを保護者の説明会でも保護者たちに説明しています。
  それを受けて、また子供たちもそのことを知っています。スペシャルクラスに行くんだ、行かないんだとか、そういうのもありまして、例えば週に2回なら2回、行くというお子さんたちがいても、それはそのときの状況によって、2回行く行かないという状況でまた変わっていきます。
  通常の学級のほうでは、この間、白石委員が一般質問でも星本や教科書のことを話されていましたけれども、クラスの中では通常の教科書を使っているお子さんも多くいて、またスペシャルなクラスのほうではスペシャルな方法がまたあると思います。
  なので、そのあたりも含めて、もし可能であれば、見られる範囲で見ることができたらと思いますし、まずは大丈夫なところから、学校の調整のほうが難しかったら、それは別にすぐさま今ここでということではなくて、調整のほうを含めていきながら、まずはできるところから見ていけたらいいのかなと思います。
◎小町委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
○白石委員 授業を見させていただくのが一番いいんですけれども、ユニバーサルデザイン化された特別支援教室になっていますので、教室の設備的な部分、基礎的環境整備の部分とか、そういったところも見させていただくのは、別に児童とかいなくても、先生方からお話を聞くだけでも、どのように支援しているかというのはわかると思いますので、そういうのでも、私は放課後でもいいのかなと思っています。
◎小町委員長 今、白石委員から、実際に授業を受けていない時間帯の施設の見学というか、説明をというお話があったんですが、その辺についてはいかがでしょうか。所管の方として、御意見とか、それについて何かございますか。
△大西子ども・教育支援課長 比較的日程調整もやりやすいのではないかと考えますので、調整してまいりたいと思います。
◎小町委員長 今のを踏まえて、ほかに御意見ございませんか。
○かみまち委員 できるところから、まずは現場を見て、説明を受けたりして、私たち自体がそういうことを知って、さらにそれを話し合っていくということが大事なのではないかと思うので、可能なところからやっていけたらと思います。
○駒崎委員 所管の方に御説明いただければと思うんですけれども、たしか一般質問で子ども相談室の関係の、ちょっと記憶が曖昧で、作業療法士かどなたかが、つい先日、配置がやっとできたという御答弁があったと思うんですけれども、その辺は、やはり人を確保するのが難しかったという認識でよろしいのかということと、あとは状況を御説明いただければと思うんです。
△大西子ども・教育支援課長 先日の一般質問で、相談体制のところの答弁であったかと思うんですが、作業療法士の方につきましては、5月には面接を行っていたんですが、御本人のお答えをいただいたのがつい先日であったということで、勤務は7月からを予定しております。
  言語聴覚士のほうにつきましては、5月の当初から勤務が始まっておりまして、既に週2日の勤務の中で、言語の検査であったり言語の療育のほうを進めているところです。
◎小町委員長 ほかに御意見等ございませんか。
○駒崎委員 あとは委員の皆様に、これも一般質問で出た話で、僕がしたことじゃないので恐縮なんですけれども、白石委員だったか、いわゆる中学校卒業後の一貫したというところで、例えば小学校、中学校、見に行っても見えてこない部分ではあると思うんです。その辺というのは、先進事例とかをどなたか、みんなでもいいですけれども、調べないと何も進まないのかなという気はするんです。
  学校教育の部分、幼児、小学校、中学校はまあまあ市内でも一生懸命やっていただいているので何ですけれども、どうなんですかね。何か御存じなこととかないですか、いい事例とか。いわゆる中学校卒業後ですよね。ゼロ歳から18歳までの一貫したということなので、どうしても目の前が小学校、中学校なので、やはり中学校卒業しちゃうと、ちょっと僕らの視野からずれていく可能性があるなと思って今発言しているんですけれども、どうなんでしょうか。
○白石委員 今ゼロから18と言っていただいたんですけれども、切れ目のないなのでゼロから18以降も考えるということですよね。そうすると、私が見学に行きたいなと思っているのはNPOのところなんですけれども、明蓬館高校は本部は福岡、九州のほうにあるようですけれども、品川の御殿山にある明蓬館高校、校長先生も御自身が障害のお子さんをお持ちになっている方で、不登校や発達障害の子供さんたちを積極的に取り上げていて、診断書であるとか手帳とか、そういうものをお持ちの方を優先的に支援しているところがあります。
  あとはブレイブ、高校を中退してしまった子供たちをフォローする。あとは、高校だけはしっかり出ようよということで、高卒支援会という団体もあります。そこは、この間、講演会に伺ってきました。高校を出た後に社会に出て自立していくために、引きこもっていたり不登校の場合は、とても生活のリズムをつくっていくのが大変ということで、そこのところを地道に支援している杉浦さんという、とてもすごい方がいるんですけれども、そういう方のお話も伺うことで、そうなってくると教育だけではなくて福祉部分のところのほかもすごく、連携も必要になってくるということがすごく見えてくるんじゃないかなと。
  明蓬館高校の校長先生いわく、やはり個別の支援計画というのは支援と伴奏の羅針盤とおっしゃっていて、すごく厳かなものだとおっしゃっています。やはり支援計画をしっかりつくっていくことで、指導計画も一緒によいものになっていく。年々それをちゃんと書きかえていくことがすごく必要だとおっしゃっています。そういうお話も伺うと、いろいろな連携が必要ということがわかってくるのかなと思っていますので、そういうところの見学も必要かと思います。
◎小町委員長 今、各委員からいろいろお話があって、やはりしっかりその現場をまず見てみたいというお話だと思いますので、ぜひ、きょうこの場ということには当然なりませんので、子ども相談室であったり、特別支援学級の施設の面で十分結構だと思いますので、その辺の見学、説明を現場で受けさせていただいて、それをもって所管事務調査を深めていきたいと私は個人的に思っていますし、何名かの委員からも、行政視察にも踏み込んだ御発言もありましたので、含めて今回の所管事務調査を今後進めていきたいと思うんですが、それについて皆さんの御意見をお聞かせください。
○かみまち委員 所管事務調査で、すごく初歩的な質疑で申しわけないんですけれども、私たちで見に行かせていただくとします、そうやって調整していただいた上で。白石委員と話していたのは、やはり議員、一般質問等でもさまざまな部分でいろいろな話を受けて、また質問させていただいたり、さまざまな現場の悩み、声、思いをいただいて受けとめて質疑、質問させていただくことも多いので、私たち生活文教委員として行かせていただくときに、だめなんですね、今、駒崎委員が首を振っていますけれども、ほかの人にも希望を募って、一緒に声かけというのはできないのかなとちょっと思ったんですけれども、それはできない。
◎小町委員長 だめです。
○かみまち委員 では、まずは私たちがしっかりと見ていきたいと思いますので、調整等含めて、よろしくお願いしたいと思います。
◎小町委員長 この後、所管の皆さんと協議させていただいて、施設の見学ですとか、相談室の見学をさせていただきたいたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
  ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、この件については、本日は以上で終了いたします。
  次に進みます。
  休憩します。
午前11時47分休憩

午前11時48分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題4〕行政報告
◎小町委員長 次に、行政報告を議題とします。
  市民部より報告願います。
△荒井市民相談・交流課長 市民相談・交流課より東村山市第3次男女共同参画基本計画について申し上げます。
  東村山市第2次男女共同参画基本計画の計画期間が今年度で終了いたしますことから、現在、男女共同参画推進審議会におきまして第3次の計画策定作業に入っております。本年4月に、市長より、男女共同参画条例に基づく第3次男女共同参画基本計画の基本的な考え方について、審議会へ諮問いたしました。それを受けて、審議会において、第3次計画の基本的な考え方をまとめ、市民の皆様に御意見を伺いたく、パブリックコメントを実施いたします。
  実施期間につきましては、8月12日金曜日から31日水曜日の20日間で、市ホームページ及び市報8月1日号に掲載し、周知いたします。パブリックコメントの受け付けは、市内公共施設等に回収箱を設置いたしますとともに、郵送、ファクス、市ホームページの入力フォームでも可能となっております。
  市民の皆様からいただいた御意見につきましては、市ホームページ等で公表いたしまして、審議会へフィードバックし、9月末には審議会より答申を受ける予定になっております。
  第3次計画につきましては、平成29年度から33年度の5カ年計画として、来年3月末までに策定する予定となっております。
△川崎産業振興課長 次に、東村山菖蒲まつりについて申し上げます。
  ことしで28回目を迎えます東村山菖蒲まつりは、6月4日から19日までの16日間で開催しており、昨年同様、多くの皆様に御来場いただいております。
  今年度の新たな取り組みとして、花摘み娘でおなじみの花がら摘み体験を一般の方にもお楽しみいただけるよう体験コーナーを設けるほか、大変御好評をいただいておりますライトアップをより多くの皆様に御堪能いただきたく、去る6月11日土曜、12日日曜の2日間で開催し、7,000名の御来場をいただいたところでございます。
  さらに、ことしも観光振興連絡会の御尽力により、JR東日本主催のウオーキングイベント、駅からハイキングの、菖蒲まつり期間、全日の開催をしているところでございます。このことにより、来訪客の中心である西武線沿線のお客様に加えて、JR沿線のお客様にも足を運んでいただき、魅力ある東村山を知っていただける機会になっていると期待しているところでございます。
  最後に、本日の開花情報では見ごろとなっております最終日の6月19日には、おはやしの演舞や花摘み娘による実演、並びに花がら摘み体験等を引き続き準備しておりますので、委員の皆様はもちろん、御家族、御友人をお誘い合わせの上、御来場いただければ幸いでございます。
◎小町委員長 報告が終わりました。
  この件について、質疑等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、次に、環境安全部より報告をお願いいたします。
△高柳環境・住宅課長 まず、東村山市空き家実態状況報告書について報告させていただきます。
  恐れ入りますが、お手元に報告書を御用意ください。時間の関係もあり、概要を説明させていただきますが、平成27年度に3つの調査を実施いたしました。41ページをお開きください。
  1つ目の調査が空き家実態調査でありまして、空き家の可能性が高い建物を外観目視から、住宅の構造、電気メーター、表札、雑草、庭木の繁茂などを調査・分析いたしました。具体的な集計結果につきましては、44ページから掲載させていただいておりますが、雑草、庭木の繁茂につきましては、手入れがされていない空き家が約66%あり、接道、隣地にはみ出しているものが約15%ありました。空き家実態調査からわかったことにつきましては、54ページに掲載させていただいております。
  次に、55ページをお開きください。
  2つ目の調査が自治会意向調査でありまして、48の自治会から回答をいただきました。具体的な集計結果につきましては56ページから掲載させていただいておりますが、約60%の自治会が「空き家がふえている」と回答しております。また、空き家で困っている内容といたしましては、「庭木、生垣、雑草が繁茂している」という回答が最も多く、次いで「不審者の侵入や防犯・防火」「ごみの放置」が続いております。自治会意向調査からわかったことにつきましては、64ページ、65ページに掲載させていただいております。
  次に、66ページをお開きください。
  3つ目の調査が所有者意向調査でありまして、空き家の所有者等56名から回答をいただきました。具体的な集計結果につきましては67ページから掲載させていただいておりますが、空き家となったきっかけと空き家のままになっている理由につきましては、「相続」「病院や福祉施設などに入所」「別の住宅を購入」「買い手が見つからない」といった回答が多くなっております。所有者意向調査からわかったことにつきましては、76ページ、77ページに掲載させていただいております。
  以上、3つの調査からわかったことにつきましては、82ページ、83ページに第4章として取りまとめさせていただきましたので、後ほど御確認をいただければと存じます。
  今後につきましては、28年度に東村山市空家等対策協議会を立ち上げ、28年度末までに空家等対策の基本方針を策定し、29年度に空家等対策基本計画を策定する予定であります。
  以上、東村山市空き家実態状況報告書の報告とさせていただきます。
  続きまして、地域猫活動支援事業につきまして報告をさせていただきます。
  飼い主のいない猫に対する住環境保全策としまして、平成27年10月から本事業を開始いたしました。昨日も地域猫登録団体の情報交換会を実施させていただきましたが、順調に事業を推進することができております。
  平成27年度の6カ月間の実績を申し上げますと、登録団体数につきましては18団体となっております。また、猫の去勢・不妊手術にかかわる補助につきましては、去勢手術が36件、不妊手術が45件となっております。捕獲かごの貸し出しにつきましては、延べ22台となっております。
  以上、地域猫活動支援事業につきましての報告とさせていただきます。
◎小町委員長 報告が終わりました。
  この件について、質疑等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、次に、教育部より報告をお願いいたします。
△大西子ども・教育支援課長 子ども・教育支援課からは、平成28年度の就学相談の実施について、御報告及びお知らせをさせていただきます。
  就学相談は、障害のある幼児・児童の可能性を最大限に伸長することにより、自立し、社会参加するための基礎となる力を培うこと、一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育を保証する必要があるため、教育・医学・心理学等の観点から総合的かつ慎重な判断を行い、ライフステージを見通した就学先の決定を保護者の方と相談しながら進めていくものです。
  5月27日に東京都教育委員会におきまして就学相談事務担当者説明会が実施され、今年度の就学相談がスタートいたしました。6月7日には市民センターにおきまして就学相談ガイダンスを実施し、就学相談の内容や就学先決定までの流れ、特別支援学級や特別支援学校の教育内容などについて御説明させていただきました。
  本日、委員の皆様にはガイダンスの説明資料を配付いたしました。なお、児童・生徒の写真が掲載されておりますので、取り扱いには十分御留意いただきますよう、よろしくお願いいたします。
  当日は、雨の中でしたが26名の方の御参加があり、ガイダンス終了後には個別の相談やお申し込みもお受けしたところです。
  今後、8月1日、8月4日を一斉相談日とし、それぞれの翌日にはケース会議を予定しております。また、10月と11月には追加相談も予定しております。
  今年度、子ども相談室が設置されたことにより、就学相談のあり方も少しずつ変容してくるものと考えております。今後とも、お子さんと保護者の方にとって最善の方法で丁寧な就学相談を実施してまいります。
  また、本日お手元には理解啓発リーフレットでございます「東村山市の特別支援教育」及び「特別支援学級案内」も配付させていただいております。本リーフレットは、就学相談ガイダンス、就学相談をお申し込みいただいた保護者の方にもお配りしております。
  子ども・教育支援課では、保護者の方を初めとする市民の方に東村山市の特別支援教育に関する理解を深めていただくことを目的に、「東村山市の特別支援教育」については、6月中に小・中学校を通じて全ての世帯にも配布いたします。
  なお、リーフレット及び学級案内につきましては、本日の生活文教委員会終了後には議員ボックスのほうにも配付させていただく予定です。委員の皆様におかれましても、ぜひ御参考にしていただければ幸いです。
△平島社会教育課長 青少対地区白州キャンプを7月24日日曜日から7月31日日曜日まで実施いたします。今年度は4地区からのスタートになります。児童・生徒のチラシにつきましては、6月20日から6月24日に委員長が学校に出向き、配布予定になっております。
◎小町委員長 報告が終わりました。
  この件について、質問等ございませんか。
○白石委員 ガイダンス、すごくわかりやすく書かれていて、いいと思います。この中で、教科書については触れたのかどうか伺います。
△大西子ども・教育支援課長 特別支援学級の案内につきましては、第一中学校と化成小学校の教員に直接出向いていただき、説明をしていただきました。その中で使用教科書についても説明には触れてございます。
○白石委員 本物の星本とか一般図書を見せていますか。
△大西子ども・教育支援課長 説明の都合上、その現物を見せてという説明にはなっておりません。
○白石委員 ぜひ現物を見せていただいて、この教科書というか、一般図書とか星本、こういう教科書ではないものが配られますとお伝えすることは必要だと思いますので、そこはすごく大事だと思います。よろしくお願いいたします。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 青少対のキャンプのお話なんですけれども、ことし、漏れ聞いたところによると、スケジュールを随分工夫されたようなことを伺ったんですけれども、その辺教えていただけますか。
△平島社会教育課長 各地区の委員長会議の中で話した結果、8月にどうしても入ってしまうというのは、子供たちにも負担がかかってしまうんじゃないかということで、7月中に終わらせようという形で、1日前になったという経過がございます。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○土方委員 白州なんですけれども、最近、熊が出るということなんですけれども、今回の熊の対策はどうなるんでしょうか。
△平島社会教育課長 昨年、地域の委員長と市長との懇談会の中で、熊の安全対策の話が出ました。最終的には、私たちも熊の専門家じゃありませんので、曽我部長も一緒になって、多摩動物園のほうに行かせていただいて、熊の対応について聞いてきたところでございます。
  最終的には、自然のところにありますので、何をしても無駄ですよということで、今回もテントは張りますけれども、夜テントには寝ないというのと、やはり最終的には餌があるというのが一番問題なんだということで、今の段階だと餌があることがわかっていないということで、猿もまだ敷地内に入ってこないということで、密封性のごみ箱、それから、いつも夜、投光器で照らしていたんですけれども、それもなれちゃうので、センサーで動物が来たら光るほうが効果的ですよということなので、そちらをつけさせていただいたところでございます。
◎小町委員長 昨今、東北のほうでも熊の被害が多いようですから、十分に対策を講じていただければと思います。
  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、行政報告を終了します。
  次に進みます。
  休憩します。
午後零時3分休憩

午後1時14分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題5〕28陳情第18号 学校開放の適正化を求める陳情
◎小町委員長 28陳情第18号を議題といたします。
  御意見等ございませんか。
○土方委員 基本的には陳情は委員間討議ということなんですけれども、この陳情を見る限り何が適正なのか、「管理を規則に基づいて契約してない」とか、若干わからないんですけれども、もし所管でわかるんだったら聞いてもいいですか。
△清水庶務課長 簡単に経緯を説明させていただきたいと思います。
  陳情人からは、学校の管理運営に関すること、またはコミュニティー開放に関することについて、電話及び窓口来庁によってたびたび御意見をいただいております。
  具体的には、一中のテニスコートの使用のことについて、また、コミュニティー開放の方の駐車場のとめ方について、グラウンドの原状復帰のことについて、開放時間を守っていないことについて、雨天時にグラウンドを使用していることについて、また、開放中における指導、見守りを行っているシルバー人材センターのやり方についても、たびたび御意見をいただいているという状況でございます。
  いただいた御意見については、関係する所管、委託先、利用団体などに周知、改善を図っているところでございます。
  陳情人の方を含めて、近隣住民の方に御迷惑をおかけしていることはたびたびあるかもしれませんが、適時対応しているところでございます。
○土方委員 大体の外枠はわかったんですけれども、例えばコミュニティー開放には、何に対して怒っているのかというのがいまいちわからないんですけれども、一中のテニス開放のことももうちょっと詳しく、わかる範囲でいいです。
△平島社会教育課長 コミュニティー開放には4つの項目がございます。1つ目が遊び場開放、続きましてスポーツ開放、教室開放、土曜開放、これは「土曜講座」と言っておりますけれども、この4つに分かれております。
  この方が言っているのは土曜講座、土曜開放という、この中でスポーツとかいろいろなことがあります。土曜開放というのは午前9時から正午までという時間になっております。その時間を守っていないというお話だったので、こちらのほうもそこのところはきちんと、団体に関しましては、6月と3月に委員長会議がありますので、6月のときにも伝えたというところが現状でございます。
○土方委員 今、所管のほうから説明があって、全てがわかったわけじゃないんですけれども、指導しているということなんです。やはりそう言われても何かどういうふうに、これは市の管理の問題だと思うんですけれども、その辺についてはいろいろ、もし何かその現場近くで聞いた話があったら、なきゃないでいいですけれども、委員のほうで。
◎小町委員長 今、土方委員からそういう話がありますが、委員のほうに何かお声が入っておりますか。
○かみまち委員 特に意見というか逆に、開放はもう既には、バスケもサッカーも野球もそうですけれども、学校開放はされていて、時間を守っての中で使っているので、私たちの周りからは感謝の声は上がっていて、あとは、ただどうしてもバッティングしそうなときに、使い方として、先に入っていたり試合があったりというところでの困ったみたいな意見はありますけれども、開放が適正化されていないですとか守られていないとか、そういう声は私の周りでは上がってきていないですが、ほかの方はどうでしょうか。
◎小町委員長 ほかに御意見ございませんか。
○駒崎委員 私も学校開放、校庭開放等については、意見というか、そういう不正だという話は今回初めて伺ったものです。まずはありません。
  今、かみまち委員がおっしゃったのは、限られた時間の中でたくさんの団体が盛んに使っていらっしゃるということですよね。それを統括しているのが、私は、校庭の開放の委員会みたいなものが各校にあって、しっかりやっていただいているという認識でおります。
○かみまち委員 あと、学校開放の適正化を求める陳情とそもそも来ているんですけれども、教育委員会の規則の第3号で、東村山市立学校施設の開放に関する規則というのが定められているかと思うんです。そちらのほうでも、やはり必要な事項を定めて、開放のことはきちんと定められておりますし、適正化がされていないとは、声も聞こえてこないし、思わないかなというのが意見です。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○白石委員 この中で4番なんですけれども、今のではなくて、「学校22校公民館も同様である」となっているんですけれども、この部分については何かありますでしょうか。
△清水庶務課長 こちらの部分に関しましては、シルバー人材センターとの委託内容のことを指しているものかと思われます。
  公民館も同様に契約管理業務を結んでいるかとは思いますが、学校内の管理業務としてシルバー人材センターと、校内管理点検など業務委託契約及び施設清掃など業務委託契約を結ばせてもらっております。この前者の校内管理点検業務委託契約の中で、施設の開放の指導監視業務というものがございまして、開放中における指導、見守りを行ってもらっているところでございます。
  ここで指しているものについては、先ほど御意見をいただきましたところをちゃんと指導していないんではないか、管理していないんではないかという御意見かと考えられます。
○白石委員 シルバー人材と契約して管理していただいているということなんですけれども、規則など見たことがないと書いてあるんですけれども、契約する中に業務のことが書いてあると思うんですが、この「規則」と言っているのはどういうのを指すのかわかりますでしょうか。
△清水庶務課長 こちらのほうは学校施設コミュニティ開放要領のことを指していると思われます。シルバーのほうに確認しているところでは、市内の6つのブロックで分割してブロックごとに1人のリーダーを配置している中で、月1回、そのリーダー会の中でコミュニティー開放のことなどを話し合っていただいている、また研修していただいているという状況でございます。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 先ほども一定御答弁あったと思うんですけれども、それぞれ多少規則と時間延長の話とかで、各項目、是正に向かって動いているという認識でよろしいんでしょうか。
  いわゆる相手もあることなので、すぐぴたっとというか、だとは思うんですけれども、市が問題を認識して、そちらの解決に向けて動いていらっしゃるという状況なのかどうかだけ教えていただけますか。
△平島社会教育課長 今回出ているのは一中のテニスという形になっています。一中というのはテニス部がございません。南台小学校、富士見小学校の土曜講座の授業の中で、第一中学校がテニス部がないということで学校にお借りしております。それは教育委員会から第一中学校のほうに、放課後子ども教室で使いたいのでグラウンドを貸してくださいという通知文は出しております。
  こちらは、私からそちらの団体のほうには、3月の決算のとき、それから6月の土曜講座の委員長会議がこの間あったんですけれども、そのときにも「9時から12時まで、ここをきちんと守ってください」というお話をしました。向こうからも「子供たちが早く来たりグラウンド整備をするので、どうしても12時を回っちゃうときがあるんですよ」と言っていましたけれども、時間は9時に入る、12時には出るという形で念を押しましたので、そこのところは是正すると思います。
○駒崎委員 今のを伺えて、これは議会内ルールで恐縮ですけれども、既に実施済みというか、実施に向かっている内容というのは、陳情で本来議会としては受けないというルールも実はあったはずなので、そういう問題があったとして、市が既に認識して解決に向かっているということだと、やはり陳情としては余り。その状態をもともと僕らがわかっていれば、もしかしたらこの陳情自体を取り上げることが逆にできなかったのかなという感触も持ちました。
△肥沼教育部次長 初めからお話しさせていただきますと、今答弁でもありましたけれども、そもそも学校施設コミュニティ開放要領、ここで先ほど来4つの開放があるというお話がありました、遊び場開放、スポーツ開放、教室開放、土曜開放と。
  この陳情者に関しましては、スポーツ開放のところをまず言っていまして、本来、中学校の開放、ここはテニスコートなんですけれども、スポーツ開放に関しましては、テニスコートというのは開放していない。土曜日というのは、中学校はクラブ活動がありますので、基本的にはスポーツ開放をしていない日なんです。
  そこのところで、実際、一中のテニスコートでテニスを地域の方が今やられているというところでそもそもお話があった中で、私どもの窓口に来て、これはスポーツ開放ではなくて、地域の方と学校の中、あるいは土曜開放でも使われている団体ですので、そういった中で使っていただいていますよという説明を何度もさせていただいたんですけれども、スポーツ開放の要領の中に沿っていないということで、たびたび御指摘があったところなんです。
  これはスポーツ開放ではなくて、あくまでも使用の仕方が違うという説明は何度もさせていただいたところなんですけれども、確かに前回の昨年度まで使用されていた開放要領が、ちょっと表現が曖昧な部分がありましたので、今年度の4月15日付でその辺をきっちりわかりやすいように修正させていただいて、その開放要領も御本人にはお渡ししてあるところでございます。そこのところは何度も何度も説明して、もうかれこれ各所管、来れば1時間以上お話をさせていただいた中で、それも何日も継続してやっていた状況でございます。
  それともう一つ、シルバー人材センターのほうなんですけれども、こちらも管理運営ということで、仕様書には清掃管理だとか運用管理だとかというところは当然うたっているんですけれども、御本人の方は、やはり警備員というところでちょっと勘違いされていまして、シルバー人材センターに委託するときには、警備員とは今表現できませんので、あくまで管理というところで、ですから踏み込んだ指導ができないというところは再三説明申し上げて、しかも、仕様書、契約を結ぶときにも、研修をシルバー人材センターのほうでもしていただき、うちのほうも、学校にもこの要領、仕様書をお渡しして、こういった内容でシルバー人材センターに管理運用をお願いしていますというところを説明しております。
  そういったところを陳情者の方は、全然本人がそういう契約内容を知らないでやっているんじゃないかとか、そういうところを御指摘されたんですけれども、実際はそういったところで、今、管理という運営形態で契約を結んでいて、そこは周知が徹底されなかった部分もあったところに関しては、再度、シルバー人材センターにも、御本人にもちゃんと周知していただくように、指導はこれまでさせていただいたところでございます。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 今、4月15日付でその要領のほうも、今までちょっと曖昧な表現があったところを変えられたというお話があったんですけれども、陳情を出された方の日付が3月16日ですよね。それぞれ所管のところに1時間ずつぐらいいらっしゃるということで、その後、その陳情を出された方のほうから何か、態度の変化ですとか意見ですとか、変わったことを受けての変化とかというのはあったんでしょうか。
△肥沼教育部次長 再三、議会のほうにも陳情を上げるということはお聞きしておりましたので、それもあわせてこちらの新たな要領のほうをお渡ししたんですけれども、その後の反応はございませんでした。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○白石委員 今伺って、学校施設の開放の中に4つあるということで、スポーツ開放があって、もう一つ土曜開放ということのほうにも、土曜講座であるので適用になると思うので、別にその方がおっしゃるように違反しているとは当たらないのではないかと思うんですけれども、そういう解釈でよろしいでしょうか。
△平島社会教育課長 そのとおりでございます。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
  休憩します。
午後1時32分休憩

午後1時33分再開
◎小町委員長 再開します。
  ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で議論を終了し、討論に入ります。
  28陳情第18号について、討論ございませんか。
○駒崎委員 28陳情第18号につきまして、公明党会派を代表して不採択の立場で討論させていただきます。
  本来、委員間討議で結論が出せれば最もよかったんですが、この陳情については所管の方に多くのことを教えていただきました。また、議会にまさにこの陳情を出される前に、陳情者の方が所管に働きかけを強力に行われて、ある意味、事前に所管との、御本人は打ち合わせと思っていないかもしれませんが、行っていらっしゃること、そしてまた、本日明らかになりましたが、要領には曖昧な点があったことなどが既に改正されております。
  また、使用者の関係については、今後も含めて市のほうから使用時間等については是正を行っていくという御答弁もございました。
  そうしますと、既に一定と申しますか、所管が市としても問題を認識して対応いたしておりますので、陳情としては不採択が適当と思いますので、そのような討論とさせていただきます。
◎小町委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  28陳情第18号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午後1時35分休憩

午後1時36分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題6〕28陳情第13号 義務教育課程における平和教育に係る課題図書に関する陳情
◎小町委員長 28陳情第13号を議題といたします。
  御意見等ございませんか。
○土方委員 これも所管に聞きたいんですけれども、私が小学生のころには、「はだしのゲン」は学校図書とかにはあったんですけれども、数年前にこの問題が起きたときに、ごめんなさい、忘れちゃったんですけれども、今「はだしのゲン」はどういうふうになっているのかお伺いいたします。
△小林教育部主幹 2年前の調査では、全ての学校図書館に「はだしのゲン」を所蔵してあるということは確認しております。
○土方委員 そういったことで学校の図書、私も何十年前の話ですけれども、戦争の悲惨さや実態を伝える図書というのは、当市だけではなく、どこの学校でも十分に僕はあると思うんです。
  陳情者が、要は活字だけでは残念ながら伝わらないというのは、でも、それを言ったら戦争しなきゃいけなくなってしまうので、今は平和な時代であっても、私たちは唯一の被爆国であって、先日オバマ大統領も来て、そういう映像でもしっかりと教育はされていると私は感じるんですが、いかがでしょうか。
○白石委員 私も土方委員の意見に賛成です。
  広島に東大和と一緒に行きますよね。ことしも行かれるということですので、そういったところでも、必ず帰っていらして、行かれた子供たちがちゃんと感想文を書かれたり、とてもしっかりしたことを書かれていると思いますので、やはり現場を見てきて、しっかりそこも平和教育につながっていると思っています。
  それで学校の中でも、平和と人権は近いものがあると思うんです。だから、やはり人権、人の命をしっかり守っていくことも平和につながっていくと思うので、そういったところでは、そういう教育も学校教育の中にはしっかり盛り込まれていると私は思っています。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 陳情者の方の陳情の内容で、「市及び教育委員会並びに」ということで、「学校図書館及び市立図書館に当該図書を、「平和教育」を思わせるフレーズを含んだ目立つ様態での特別なスペースに置くこと」とありますが、2番のほうで。
  実際、中央図書館のほうでも、戦争のコーナーですか、あちらのほうに分類上でもそうなって、それぞれ絵本ですとか図書のほうを置かれていますよね。実際の検索機ですかね、あちらのほうで検索して、その内容としてもしっかりと、児童文学の本と絵本のほうですけれども、それぞれ戦争というコーナーに置いてあるのを私も確認してきました。
  学校の図書館のほうでの置かれている場所ですとかは確認していなかったもので、実際、学校図書館での展示の方法ですとか選定方法を所管に確認させていただけたらと思います。
△田中図書館長 学校図書館の整備につきましては、図書館の司書もかかわらせていただいておりますので、図書館のほうから回答させていただきます。
  学校図書館におきましては、先ほど命の大切さを考えるという観点での御指摘がございましたが、いのちとこころの本コーナーということで設置したコーナーに平沢さんから御寄贈いただいた本とかがありまして、ハンセン病とか、それだけではなくて人権を守ることの大切さを描いた本もございます。
  それから、学校図書館内には、当然ながら学校の授業の中で戦争について学ぶということがございますので、学校図書館の中の戦争について語られる分類の所定の場所に常に置いてございます。
○かみまち委員 実際に図書館のほうでも、やはり戦争コーナーとして、この「はだしのゲン」以外も「ひろしまのピカ」ですとか、そういった形でわかりやすい展示をされていたので、特別なスペースということではなくても、きちんとジャンル分けをされた展示がされているのかなと意見として思います。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 課題図書ということに絞ると、やはり課題図書の選定というのは司書の方等の責任、また教育委員会の責任でしっかり行っていくべきものであって、このように御意見があったからするものではないのではないかという感触を持っています。
  そういった意味では、3年ぐらい前には、実は「はだしのゲン」という作品は、ある市では図書館から回収するみたいなこともあったりして、作品の評価というのは実際は、この方は至高の芸術作品であると書いてありますが、ただ同じく、陳情理由の中に、「活字だけでも相当に強烈な描写であり、さらに情け容赦ないハードなタッチのイラストも加わった上での暴力描写満載の戦争漫画である「はだしのゲン」にあっては」と、それ以降、物議を醸すものの非常にすばらしいと続くんですが、そこの部分の判断というのは、やはり責任を持ってしていただいていると思いますし、また、せねばならないと思っています。
  そしてまた、内容には政治的な色合いというものも、これは現実あるわけであって、私は、教育は三権、司法、立法、行政と分離して、それがどういう状態になろうと、特に政治がどういう状態になろうと、中立を保つべきだという四権分立の立場に立つものですので、こういった個別のこの作品を通して勉強するんだとかということについて、政治というか、この議会として、教育の制度とか、そういったものについてはもちろんどこよりも注視していきますけれども、ここまでの内容になると、やはり教育現場、責任のある方に、ある意味、お任せするしかないと思います。
  私の意見としてはそういう意見ですし、また課題図書ということでいえば、それほど固定的なものではないんじゃないかというか、これは私の経験ですけれども、例えば普通に課題図書というと、各読書コンクールであるとか、長期休業期間の夏休みに読むべきものみたいな形でなっていて、私の認識はそういうふうに、毎年違うなとかというのを子供のときから思っていたものですから、ここにいう平和教育というのは、先ほど各委員がおっしゃっていたように、また御答弁でもあったように、全生園等を通してしっかり平和教育をやっていくことのほうが重要じゃないかとは思います。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
  休憩します。
午後1時45分休憩

午後1時46分再開
◎小町委員長 再開します。
  ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で議論を終了し、討論に入ります。
  28陳情第13号について、討論ございませんか。
○土方委員 28陳情第13号に対して、自民党会派を代表して不採択の立場で討論いたします。
  陳情者の中にもありますけれども、戦争の問題に関して活字だけでは悲惨さは伝わらないことは、ある程度は理解しますが、事、図書に関しては、当市の学校や図書館には平和や戦争の悲惨さを非常に理解できる図書も多く存在し、これは図書ではありませんけれども、当市は東大和市と合同で夏休みに広島へ訪問し、原爆ドームや慰霊碑に花を添えたりとか、中学生が訪問して、平和に対して感謝し戦争の悲惨さを伝える、そういった教育はなされていると思います。
  よって、当市は、平和教育には十分理解と、そして事業はできていると思っていますので、この陳情は不採択といたします。
◎小町委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  28陳情第13号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午後1時48分休憩

午後1時48分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題7〕28陳情第14号 消滅の危機に瀕する言語の保全及び継承を求めることに関する陳情
◎小町委員長 28陳情第14号を議題といたします。
  御意見等ございませんか。
○土方委員 所管に1個だけ質疑いたします。陳情の中にありますアイヌ語の保全に対する図書というのは、私は見たことがなくて、何とか歴史的なとか、各国の言語みたいなものには載っていた覚えがあるんですけれども、アイヌ語自体のものというのはあるんでしょうか。
△田中図書館長 市立図書館でのアイヌに関するものにつきましては、歴史や文化を伝えるものなど273件を蔵書としております。その中で今御指摘のアイヌ語ということに限りますと、アイヌ語について研究した本を初め、アイヌ語を学ぶ入門書や会話辞典、それからCDつきの独習書、さらにはアイヌ語弁論大会の報告書など、46件を所蔵してございます。
  また、子供向きの絵本といたしましても、アイヌの方たちの見る世界を描いた民話のような御本もあり、読み聞かせ等にも活用しております。
○土方委員 それは中央図書館ということで、学校のほうにはないということですよね。
△小林教育部主幹 全ての学校に対して確認したことではないんですが、小学校におきましては、小学校2年生の国語の教科書に、さまざまな地方の昔話を読んでみましょうという単元がございます。その中でアイヌの昔話で「カムイチカプ」という、実際教科書に載っているんですが、図書館専任司書に伺ったところ、その専任司書は2年生に読み聞かせをされているというのを伺っております。
  また、アイヌにかかわる学習につきましては、中学校の社会科の学習指導要領で、ちょうど鎖国時代の北方との交易についてアイヌを取り扱うことと出ておりますので、中学校ではもちろん社会科の教科書にも載っておりますし、学習しております。小学校につきましても、教科書にアイヌの記載がございますし、基本的人権の公民、政治の学習におきましてもアイヌの学習を行っております。
○土方委員 私も学校図書しか見ていなかったものですから、中央図書館にはあれだけあるということで、この陳情者が言われている保全は、当市はなかなかできているほうだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○かみまち委員 今、土方委員が言われたように、また所管から御説明があったように、実際、当市において、この陳情者がおっしゃっているように、図書がどんな扱いになっているかわからなかった部分がありましたので、今御答弁いただいた内容、説明があったのでわかりました。
  46件所蔵されていて、子供向けの絵本や読み聞かせにも使われている。小学校2年の国語の教科書のほうではまた説明もあったり、中学校の鎖国時代の社会学習でも触れているということで、しっかりとそのあたり、当市における教育の現場でも、また図書館のところでも扱いというのはされているのかなと思います。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○白石委員 今の答弁ですごくよくわかりました。やはり誰も排除しないというか、肌の色とか目の色とか、そういうことでも排除しないとか、誰もが一緒に、学校教育だけではなくて、地域で住む中でも、障害のある人もない人も、どんな人も一緒に学んでいくということが大事だと思いますので、そういうのを小さいときから学んでいくことが大事だと思います。
  こういった教育も、「消滅の危機に瀕する」と書いてありますけれども、アイヌ語とか、方言というものになると思うんですけれども、地方でもいろいろな方言がありますが、そういうものもちゃんと伝承していくことは確かに必要だと思いますけれども、東村山はそれができていると私も感じています。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 いろいろ教えていただいて、私は、言語というのはやはり生き物なので、変わっていくのはある程度仕方がないというのが、まず第一認識としてはあります。
  この陳情が採択された場合、東村山市が何をやるのかということがなかなか見えないなというのがあります。
  陳情項目の2項目めは、学校図書館や市立の図書館においてですので、これは先ほどの陳情の「はだしのゲン」の扱いと同じように、やはり公平な専門的な立場での方たちが、どういう扱いをするかということは決めていくべきだろうと思います。
  1点目の「保全及び継承へ努めること」というのが、今、各委員もおっしゃったとおり、既に努めていると言えなくもありませんし、そしてまた、陳情文にあれすると、陳情理由の4番目の後段ですけれども、「一般人によるアイヌ語の履修は、不可能となっている。現に、道内の大学出身者の陳情者自身も、当該履修はとうとう叶わなかった」という、この陳情者の方の原体験の中で、北海道でもアイヌ語がまともに学べない状態のところで東村山で、さらに言うと、ただ、陳情理由の8番目は「地域の如何を問わず」と書かれてはいるんですけれども、やはり地域性というのはあるでしょうとも思います。
  そういった意味では、これ以上の具体的な方策が見えないということで、非常に難しい陳情だなと思います。
◎小町委員長 休憩します。
午後1時55分休憩

午後1時56分再開
◎小町委員長 再開します。
  ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で議論を終了し、討論に入ります。
  28陳情第14号について、討論ございませんか。
○かみまち委員 28陳情第14号、消滅の危機に瀕する言語の保全及び継承を求めることに関する陳情の件に関しまして、民進党会派を代表いたしまして、こちらの陳情を不採択の立場から討論させていただきます。
  さまざまな言語への思い、そしてまたアイヌ語への思い、保全及び継承に努めること、また、学校図書館及び市立図書館においてそれぞれの特別なスペースのこと等、陳情の事項があります。
  そしてまた理由のほうでも、それぞれの陳情者の方の思いもあるんですけれども、先ほどさまざまな委員のそれぞれの意見でもありましたが、教育の行政の現場でもある地方行政からもアイヌ語の保全等に力を入れなくてはならないとありますが、「地方公共団体の地域の如何を問わず」といっても、やはり東村山の中で現状がどうであるかというのを見ますと、先ほど所管からの説明もあったように、小学校2年生の国語の教科書での掲載、また中学校は鎖国時代での地方との社会科学習の中での記載等を含めて、当市において、また資料、アイヌ語に関しては46件所蔵している等の説明もありました。
  そうしたことから、陳情者の言われていることは、既に当市においてはされているのではないかということで、民進党会派といたしましては不採択が適当と思います。
◎小町委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  28陳情第14号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午後1時58分休憩

午後1時59分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題8〕28陳情第25号 学校給食の献立の改善等を求めることに関する陳情書
◎小町委員長 28陳情第25号を議題といたします。
  御意見等ございませんか。
○土方委員 給食の献立の改善等を求める陳情でございますが、陳情者の4つの陳情項目があるんですけれども、「行き過ぎた贅沢な献立を止めること」というのは、当市はやはり安全で良質な材料を選び、味と彩り等を考慮している。
  2番目は、「ずれた洋食化及び偏食を是正すること」とあるんですけれども、それも、要はオリ・パラ教育も、この間私も質問しましたけれども、それに当たって世界の料理について知る機会でもあるし、月に何回かは洋食を取り入れたり、和食も取り入れているということを確認しました。
  もう一つ、3番目なんですけれども、今言いましたように、週3回以上は米を使った給食をしている。和食も積極的に当市は取り入れている。だしから完全手づくりのものは、うちは誇っていい給食だと思うんです。陳情者が言う大和魂は、やはりだしからとる御飯だと僕は思っているので、これはもう積極的にやっていると思います。
  4番目ですけれども、食材について、熊本とか福島とかのことは僕はいいと思うんですけれども、それは季節の旬の野菜とかも考慮して、よりよいものを納品しているということも確認できました。地場野菜を使っているという強みも、東京都では数少ないんじゃないかなと。
  26市の中でも都市農業がすごく盛んで、おいしい野菜、僕は一番だと思っているんですけれども、その東村山の野菜を使って子供たちが安心・安全な給食を食べられているなと私は思っていますので、これは結果を言っちゃいけないんでしょうけれども、余り適した陳情ではないなと思っております。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○白石委員 私もこの間、都市農業の見学に一緒に行かせていただいて、安全・安心、本当にそういうところに気を配られていて、それぞれが創意工夫をなさっていて、そういう技術をほかの方たちにもしっかり公開しているということで、地産地消、地場のお野菜を子供たちが食べられるということは、第一次産業の人たちを自分たちも守っていかなければいけないという教育にもなっているのではないかと思っています。
  管理栄養士の人が入られて、成長を考慮した献立にちゃんとなっていると思いますし、保護者の方へも試食会というのが小学校でも中学校でも必ず定期的にありますので、そこに参加する方が多いので、保護者の方にもそこは周知されていると思っているので、偏食を是正するとか、そういったところは当たらないと私は思っています。
○土方委員 長々言って言い忘れちゃったんですけれども、給食、当市は小学校なんですけれども、箸にも、これは陳情者が言う大和魂のところにひっかかると思うんですけれども、京華木という京都の木製の箸を使って、四角で、箸の持ち方の教育もしていると、私は子供がいましたので、そういう教育もしていると。
  先ほど白石委員が言ったように、一校一校、栄養士もちゃんと一生懸命、朝早くから夜遅くまで献立を考えてやっているところというのは、私は当市の給食関係は誇りに思っておりますので、先ほどと一緒に、この陳情は当たらないのではないかなと思います。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 今2人の委員からそれぞれ意見が出ましたけれども、陳情者の方が出されたことで、昨今の食文化に対しての思い、また教育現場に関する思いというのがとてもおありになるのかなということについては、とても敬意を表するものであります。
  ただその中で、「行き過ぎた贅沢な献立を止めること」ですとか「ずれた洋食化及び偏食を是正すること」等々、それぞれのことが述べられています。
  そうした中で、学生を著しく不当にお客様扱いする傾向ですとか、今、土方委員からも箸の使い方、白石委員からも出ましたが、それとともに食器の正しい使い方等ができていないから、だからこそ是正してほしいということかと思うんですけれども、実際に、今、土方委員、白石委員がおっしゃっていたように、給食の献立を保護者たちも食べることができます。希望を募って、年に1回の給食試食会がありますが、そこで私も2年前に食べていまして、ほかの保護者たちも食べています。
  また、毎月の献立を見ていても、それこそバリエーションあるものから、お魚、御飯、そうしたものから、パンも含めてですが、メニューに富みながらも、しっかりと子供たちの栄養バランスを考えたものになっているというのを、日々学校の現場で給食を見て、また献立も見ている保護者の立場からしても、ここは当市においては、しっかりとした献立と、そしてまた給食が出ているということをふだんから思っています。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
  休憩します。
午後2時5分休憩

午後2時5分再開
◎小町委員長 再開します。
  ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で議論を終了し、討論に入ります。
  28陳情第25号いついて、討論ございませんか。
○白石委員 陳情第25号、学校給食の献立の改善等を求めることに関する陳情書に対して、不採択の立場で討論します。
  今いろいろな方の御意見も伺ったんですけれども、東村山、小・中、カロリー計算しっかり、栄養士の方がいらっしゃいますので計算がされ、添加物や遺伝子組み換えの食材も使わないという安全基準も設けられていますし、放射能検査も随時しっかり行われています。もしその数値を超えた場合は、その食材を使用しないという基準も設けられています。
  そして、先ほど地場野菜というところも、都市農業で生産者をしっかり支えていくという意味でも、子供たちが小さいときからそういう教育がなされているということで、成人病とかそういったところというのは、養護の方もいらっしゃいますので、養護の先生なり栄養士の方、そしてアレルギーの子供たちにもしっかり、メニューがそんなに変わらないように配慮もされているというのを伺っていますので、どんな子供にもしっかりと対処がされていると思いますので、この陳情に対しては不採択ということで意見といたします。
◎小町委員長 ほかに討論ございませんか。
○駒崎委員 28陳情第25号について、意見を交わさせていただいて、全く同感でございます。
  1点、この陳情について、ちょっと特徴的だなと思うんですが、陳情理由の3番では、「ある自治体では」ということで大変長い内容、6行、7行にわたって書かれています。東村山に陳情を出されるということは、東村山が女性パティシエ一押しのという陳情は出していないわけで、それをこういう例で引いてくるというのが、一体どういう内容の陳情なんだということでちょっと疑問も持ちます。
  一言、先ほどの白石委員の討論の内容と同意ですが、陳情者の考え方というものに対しては苦言を呈する立場に立ちます。よって、不採択といたします。
◎小町委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  28陳情第25号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
  以上で、本日の生活文教委員会を閉会いたします。
午後2時9分閉会


 東村山市議会委員会条例第23条の規定により、ここに署名又は押印する。

生活文教委員長  小  町  明  夫






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長心得



-35-

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