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第4回 平成28年9月9日(生活文教委員会)

更新日:2016年11月24日


生活文教委員会記録(第4回)


1.日   時  平成28年9月9日(金) 午前10時~午後1時42分


1.場   所  東村山市役所第1委員会室


1.出席委員  ◎小町明夫     ○駒崎高行      かみまち弓子    白石えつ子
          土方桂各委員


1.欠席委員  なし


1.出席説明員  渡部尚市長   森純教育長   平岡和富環境安全部長   曽我伸清教育部長
         肥沼裕史市民部次長   細淵睦環境安全部次長   肥沼卓磨教育部次長
         青木由美子教育部次長   倉持敦子市民協働課長   荒井知子市民相談・交流課長
         嶋田昌弘防災安全課長   清水高志庶務課長   森脇孝次学務課長
         小林宏教育部主幹   平島亨社会教育課長   前田寿美子公民館長
         中澤信也市民スポーツ課長   小向圭子ども・教育支援課長補佐
         小山健地域安全係長   菅谷正史子ども相談係長


1.事務局員  南部和彦局長心得    松﨑香次長補佐    萩原利幸議事係長    山名聡美主任


1.議   題  1.議案第35号 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例
         2.所管事務調査事項 切れ目のない相談・支援体制の確立に向けて
         3.行政報告
         4.28陳情第40号 萩山四季の森公園における一時集合場所の標識等設置に関する陳情書
         5.28陳情第42号 消費税率10%への引上げは再延期するのではなく、中止・断念して税率を現行8%から5%に引下げる意見書を政府に提出することを求める陳情書
         6.28陳情第47号 東京都知事に対する非核都市宣言等を求める意見書提出を求める陳情
         7.28陳情第49号 消防吏員に労働基本権である団結権を与えることを求めることに関する陳情
         8.閉会中の委員派遣について


午前10時開会
◎小町委員長 ただいまより、生活文教委員会を開会します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎小町委員長 この際、お諮りいたします。
  議案に対する質疑、討論及び答弁の全てを合わせた持ち時間については往復時間として、委員1人40分、また同じ会派の人が2人いる場合は、会派2人の往復時間合わせて80分の範囲で行うことといたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
  委員の方々に申し上げます。
  ただいま決定いたしました質疑、討論等の持ち時間を厳守されますようお願いいたします。
  なお、議題外の質疑はなさらないよう御注意申し上げるとともに、答弁者においても、議題に関することのみ簡潔にお答えいただくようお願いいたします。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕議案第35号 東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例
◎小町委員長 議案第35号を議題といたします。
  補足説明があれば、お願いします。
△平岡環境安全部長 上程されました議案第35号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明をさせていただきます。
  改正点につきまして、新旧対照表をもとに説明申し上げます。
  議案書の4ページ、5ページをお開き願います。
  別表第1、普通駐輪場のうち、新秋津駅第3駐輪場の用地を一部返還し、縮小することに伴い、位置を「東村山市秋津町5丁目14番地9、13、14」から「東村山市秋津町5丁目14番地9、14」に改正するものでございます。
  続きまして、同じく別表第1、自動開閉式駐輪場として新秋津駅第5駐輪場を新たに設置することに伴い、その名称、位置、利用車種、使用の形態を記載のとおり追加するものでございます。
  次に、附則でございますが、施行期日につきましては平成29年4月1日を予定しております。
  以上、雑駁ではございますが、よろしく御審査の上、御可決賜りますようお願い申し上げまして、補足の説明とさせていただきます。
◎小町委員長 補足説明が終わりましたので、質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
○土方委員 議案第35号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例に対しまして、質疑させていただきます。
  1番目として、新秋津駅第3駐輪場が374台から225台に減りますが、149台の定期で借りている方々はどのように振り分けられるのでしょうか。また、周知方法はどのように行うかお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 新秋津駅第3駐輪場につきましては、一部返還工事を行う必要がございますことから、平成29年3月31日をもって全体の利用を休止し、御利用の方につきましては、新設を予定している新秋津第5駐輪場を4月1日より御利用いただく計画としております。
  返還工事は4月中に終了し、5月1日から新秋津第3駐輪場の利用を再開する予定で、現在計画をしております。その際、これまで新秋津駅第3駐輪場を御利用いただいていた方で、引き続き御利用を希望される方を募った上、利用の調整を考えております。
  周知方法でございますが、今回、条例改正を御可決賜りました後に、速やかに利用者へのはがきでの通知、駐輪場での告知により周知を順次実施させていただくことで、現在考えております。
○土方委員 1つ再質なんですけれども、例えば振り分けるといって、どうしても第3駐輪場がいいんだという人がふえちゃった場合は、どのようにするんでしょうか。
△細淵環境安全部次長 そちらのほうは丁寧に説明させていただくということです。
  それから、今回新設するところに関しましては、新秋津駅から見える、位置的にも直線ということもございますので、利便性がかなり高いということで、逆に戻る人が少ない可能性もあるのかなと所管では考えております。
○土方委員 2番目です。第3駐輪場が縮小する際、どのような管理システムになるでしょうか。一応、先ほど説明がありましたが、もう一度お伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 新秋津駅第3駐輪場につきましては、現在と同じ状態で、新秋津駅第1駐輪場からの管理員が巡回するという形になる予定でございます。こちらに関しましては、定期使用のみという駐輪場になっておりますので、一部返還後も同様と考えております。
○土方委員 これも先ほど説明されたんですけれども、もう一度、3番目ですけれども、お伺いしますが、新設の第5駐輪場の管理システムはどのような形になるか。また、見に行ったんですけれども、結構広い場所なので、管理人を置くのか、置く場合に管理室は設置するかどうかお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 新設いたします新秋津駅第5駐輪場につきましては、出入り口に自動開閉ゲート、こちらは、現在の地下駐輪場と同じようなシステムを導入した形で運用したいと考えております。
  また、管理室は置かないで、朝の時間帯には管理員を配置いたしますが、日中等につきましては巡回での管理を行いたいと考えております。
○土方委員 先ほども第1の管理員が巡回して見るとおっしゃっていたんですけれども、第5駐輪場ができることによって、人員はふやす予定はあるんでしょうか。
△細淵環境安全部次長 こちらに関しましては、今後、指定管理者等が決まりましたら、そちらと調整しながら、どういう配置がベストなのかということで精査していきたいと考えております。
○土方委員 4番目です。当市の駐輪場の設置状況ですが、借地での設置割合は、全体ですけれども、何%でしょうか。また、秋津は全部の駐輪場が借地と認識しておりますが、今後の課題をお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 当市の有料駐輪場の借地割合でございますが、全体で17カ所、それに対して市有地による駐輪場が7カ所ございます。借地による駐輪場が10カ所で、割合でございますが、約59%となっております。
  秋津駅、新秋津駅周辺の有料自転車等駐輪場は、委員のお見込みどおり全て借地となっております。市といたしましては、将来にわたって安定的に駐輪場の運営を進めていくことが重要と考えております。土地所有者の理解を得ながら借用させていただき、民間の力を活用することを含め、引き続き検討を進めていきたいと考えております。
○土方委員 5番目です。そもそも第3駐輪場を地権者から買う選択肢はなかったのかお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 現在、新秋津駅第3駐輪場は、地権者2名の方の土地を利用し、駐輪場台数を確保する工夫で実施している駐輪場でございます。現在、自転車の大型化が進みまして、より広い駐輪場スペースが必要となっていること、それから、地権者をふやしまして、借地返還等に対しましても柔軟に対応ができる駐輪場運営を第一に検討した結果、借地による運営のほうを選択させていただいております。
○土方委員 4番と5番と同じような質疑をさせていただいたんですが、借地で今回みたいに地権者のほうから、どういう理由かわからないんですけれども、変な話ですけれども、戻させてくれというのが、例えば、一遍にということはまずあり得ないかもしれないんですけれども、そうなった場合に、今、次長がおっしゃったように、運営がちゃんと回るのかというのが心配なものですから、答弁でもございましたけれども、例えば、9カ所ある駅のところで、必ず駐輪場があるわけですよね。だから、秋津みたいに第5駐輪場まであって、1つは市の土地とか、そういったものをつくるべきじゃないかなと思いますので、その辺も少し考えながら検討を本当にしていただきたいと思います。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○駒崎委員 付託議案第35号につきまして、公明党を代表して質疑させていただきます。
  1点目です。台数増加をされる必要性ということで伺います。
  ただいま土方委員からもございましたが、新秋津駅第3駐輪場は149台減りますと。参考資料でいただいた平均利用台数から見ると、201台減りますと。これに対して新秋津駅の第5駐輪場新設ということで、計画では定期利用1,100台、一時利用200台、バイクは第3では減はないわけなので、純増で50台増となりますと。自転車だけに注目しますと1,151台、または平均利用台数から見れば1,151台、ないしは平均利用台数を考えると1,099台が純増となるわけなんです。
  新秋津駅または秋津駅周辺の放置自転車の状況とか、さまざま検討されたと思うんですが、または将来的に駐輪場を整理する必要性の有無などがあるのかなと。また新秋津駅第5駐輪場が、今回、新秋津駅第3駐輪場が縮小されまして、場合によっては、先ほどの御答弁では、地権者の御利用をお願いするということがありましたけれども、万が一廃止となった場合の影響が、これだけ一気にふやした場合には非常に大きいのではないかと。このリスクがあっても、この大幅な増加を決定した理由を伺いたいと思います。
△細淵環境安全部次長 新秋津・秋津駅周辺でございますが、設置から20年以上経過した施設も大変多くございます。それで現在、設備改修ということが大きな課題となっているところでございます。
  今回、新秋津駅第3駐輪場返還工事につきましても、一時的に利用者全員の方に一回移動していただく必要性があること、それから、現在、新秋津第4駐輪場の利用者から、雨が降りますと水たまりができるとか、駐輪場の路面が下がっているという御意見もいただいておりますことから、市では地盤の調査を含めまして、対応策を検討しているところでございます。
  このことからも、緊急時の対策を考慮し、駐輪場スペースを多目に確保するなどの対策を講じておく必要があること、それから、地権者をふやしまして、借地返還にも柔軟に対応できる駐輪場運営が必要であると考え、駐輪場の面積を増という形でさせていただいたものでございます。
○駒崎委員 面積を大きくするということに異存ないんですが、2点目で用途の検討ということで挙げさせていただきました。大きいところを借りるというのと、それだけ台数をふやすというのは少し、使わないというのもおかしい話なので、用途の検討をされたのかなということで伺いますが、1で述べたように、非常に大きいのをつくれば、なくなったときのリスクが大きいですと。当たり前のことで申しわけありませんが、なので新秋津駅第5駐輪場、新設の駐輪場については、用途を検討したほうがいいのではないかなと思いますので、以下、順次伺います。
  (1)は、一部を放置自転車の一時置き場とするということは考えられないでしょうか。
△細淵環境安全部次長 先ほども答弁申し上げましたけれども、秋津駅、新秋津駅地域の駐輪場の課題に取り組むためにも、やはり第5駐輪場の用地面積がまず必要である。それから、設備の老朽化の課題の整理後には、新秋津駅前の好条件の駐輪場の用地でありますことから、秋津・新秋津地域のまちづくりの拠点となり得るのではないかと考えておりますので、今後、幅広い御意見を伺いながら検討できればと考えております。
○駒崎委員 先ほども申しましたが、ちょっとかみ合っていないのは、用地を確保して、いざというときに必要であればとめられるということと、台数をそれだけ、いわゆる、いっぱいまでとめて1,100台プラス一時利用200台、プラス、バイク50台だと思うんです。
  もちろん、せっかく新しくつくるので、精いっぱい使いましょうというのはわかりますけれども、やはり駐輪場用地で様子見ながら使うとか、そういった必要があるかと思ってこの質疑をしたので、面積を確保することはもう大賛成でございますが、使い方についてどのような検討がなされたのか、また検討する必要がないかということで伺っていますので、(2)です。
  バイクですが、50台ふえるということは非常に喜ばしいことだと思いますが、さらに、多分オートバイのほうが幅とるというか、台数は少なくなっちゃうんだろうなと思うんですが、バイクの駐輪を充実していくということについて見解を伺います。
△細淵環境安全部次長 新たに設置を計画しております新秋津駅第5駐輪場の周辺の調査を行いまして、その結果、民間が1カ所、それから新秋津駅第1駐輪場の2カ所で、大体120台分の駐輪スペースが確保されていることもございます。それがありますので、今回、定期利用分20台、一時利用分30台の計画で、今回は立てさせていただいているという状況でございます。
○駒崎委員 単純にバイクを充実させていただいて、いいなと思うんですけれども、条例でもそうなんですけれども、いわゆる50ccのバイクだけですよね。これを125cc、せめて原付二種と言われる、世間では原付と言われてもいいようなものですけれども、見方によっては違うということで、市はそれすら認められないんですけれども、結構、今、二段階右折の関係とか速度30キロ制限だったりして、50ccよりも125ccの割合がふえている気がするんです。この辺の検討というのは、どうなんでしょうか。
△細淵環境安全部次長 この課題につきましては、現在検討のほうを進めさせていただきまして、条例改正等の必要性もございますことから、指定管理者を指定する前に、こういう業務内容という形で変更しないとできないということもございましたので、今後、指定管理者の変更等があるときに関しましては、条例等も含めまして検討をさせていただきたいという形で、今現在、課題としてしっかりと受けとめておりますので、よろしくお願いいたします。
○駒崎委員 通勤・通学で、本当に大きなオートバイというのはどうかなとは思うんですけれども、何回も言いますけれども、125ccは本当に今、日常的に皆さんが使われているので、一定の考慮はぜひお願いしたいなと思います。
  (3)です。今回、1,100台の定期利用で、一時利用が200台なんですが、先ほども言ったバッファをふやすという意味でいえば、定期利用のほうが動きやすいというか、あいてなければとめられないわけですので、そうすると、この1,100と200という割合等はどのように決められたのかなと思うんです。
△細淵環境安全部次長 こちらに関しましても、新秋津駅第5駐輪場周辺の調査の結果でございまして、まず民間では一時利用の形態で運営している駐輪場のみとなっていること、それから、駐輪場利用者の皆様には安心して自転車がとめられる場所を確保できるという、定期利用の基本でございますけれども、そこを中心という形で計画をさせていただきました。今後、利用状況により、その点につきましては柔軟な対応が可能かと考えております。
○駒崎委員 (4)で伺っているんですが、今いろいろ伺ってきて、一応通告には、結果として駐輪台数を必要十分な台数とするというふうに伺っています。いわゆる1,100台と200台の割合であるとかオートバイの割合ということについては、御検討する余地はございますか。
△細淵環境安全部次長 先ほども答弁させていただいておりますけれども、この地域に関しましては、近隣市であります清瀬市、東久留米市、それから所沢市からの利用者も大変多い地域でありますことから、新規住宅の開発による自転車利用者の拡大が見込める等もございますので、現在としては自転車を中心としたものという形で考えております。それから、先ほど申しました諸課題の解決の進捗状況等を見定めながら、柔軟な対応をしていきたいと考えております。
○駒崎委員 3番です。新秋津駅第3駐輪場の縮小の理由ということで伺っています。プライバシーに当たるところは結構ですが、地権者側が今回一部返還を求められた理由を一定伺えればと思います。
△細淵環境安全部次長 こちらに関しましては、地権者様より平成27年度末に返還の申し入れがございましたけれども、理由といたしましては私事都合という形でしかお答えはできないんですけれども、市では急に返せと言われても返せない状態がありますので、協議させていただいて、1年間の延長をお願いして、了承いただいたところでございます。
○駒崎委員 大変な御協力をいただいたということで理解いたします。
  4点目、意向ということで伺っていますが、さきの土方委員への御答弁でほぼ混乱なくできそうだなと思いますので、割愛します。5点目も、駐輪方法と管理ということで、先ほどありましたので割愛します。
  6点目です。一応どれだけお金がかかったりするのかなということで判断したいと思ったので、予算の概要ということで伺っています。細かくはというか、全体としては、補正予算を組まれるということなんですが、例えば第3駐輪場の原状復帰が幾らぐらいなのかなとか、指定管理料に変更があるのかなとか、多少気になるところもございますし、また何よりも借地権の大きさ、大きいところを借りるので、または非常に立地条件もいい、駅からも近いところですし、この補正予算の大枠で結構ですが、伺えますか。
△細淵環境安全部次長 第5駐輪場に関しましては、今、補正予算精査中ということで、補正予算の審議に際してお示しさせていただければと考えております。
  それから、第3駐輪場の原状復帰でございますが、こちらは平成29年度当初予算で計上する予定でございますので、今現在、調査を開始した状態でございますので、お示しすることができない状況でございます。御理解いただければと思います。
○駒崎委員 大分の増額になるんですかね、借地料としては。第3は減って第5はふえるわけですけれども、トータルとして結構な増額になるのかどうかだけ伺えればと思います。
△平岡環境安全部長 やはり面積が広いということがございますので、それ相応の経費がかかるのではないかと想定しております。
○駒崎委員 第3駐輪場の原状復帰は補正には含まないということも理解しましたし、また、さきの土方委員への答弁で指定管理関係、管理の予算も今後検討していくということなので、補正予算は純粋に第5駐輪場を新設する予算になるんだなということで理解いたしました。
  7点目です。先ほどもあったんですが、東村山市の駐輪場は、市外在住であっても利用に制限は全くないということでよろしいんですよね、確認します。
△細淵環境安全部次長 先ほども答弁の中で触れさせていただいておりますけれども、近隣市の状況も含めましてお答えさせていただきました。他の公共施設と同様でございまして、こちらに関しましては、市内、市外を問わず御利用いただいている現状でございますので、安心して御利用いただければと思っております。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○白石委員 議案第35号、東村山市有料自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例について質疑いたします。
  1番なんですけれども、今、駒崎委員のところでかかった部分もあるんですけれども、駐輪場の用地、第3を返還して新たに第5を借地するということで、3,404台、これは全部の合計ですけれども、4,550台になって1,151台ふえることになりますけれども、需要と供給のバランスというのは保たれるのかを伺います。
△細淵環境安全部次長 先ほどの答弁と一緒のところはございますが、秋津駅、新秋津駅地域の駐輪場に関しましては、設置から20年が経過しているということもございます。そのため設備改修が今後の課題となっている点、それから、今回、新秋津駅第3駐輪場の返還工事におきましても、一時的に全員の利用者の方に移動をお願いしなければいけない点もございます。
  それから、今後としましては、この地域では近隣市である清瀬市、東久留米市、所沢市からの利用者も大変多いことから、新規住宅等の開発による自転車利用者の拡大が見込めることがございますので、このことからもバランス的には保たれるものと判断しております。
○白石委員 駐輪場、今度214平方メートルから2,254平方メートルと10倍にふえるということなので、面積的にはすごくふえると思いますので、ぜひたくさんの方に利用していただけるといいと思います。
  2番なんですけれども、さっき駒崎委員がおっしゃったんですけれども、定期利用と一時利用の割合の部分、今回第5のところでも定期が1,100台で一時利用が200台ということなんですけれども、一時利用の数字というのはどう割り出しているのか、もう一回伺っていいでしょうか。
△細淵環境安全部次長 まず定期使用につきましては、通勤や通学者の移動手段である自転車の駐輪区画の確保が主な目的という形になります。それから一時使用につきましては、駅前の放置自転車対策が主な目的として、誰でも自由に使っていただけるということを目的としております。
  以上のことから、定期と一時の割合につきましては、周辺の民間駐輪場や放置自転車の状況等を踏まえまして、毎年見直しを行っているところでございますが、このような中、このたび新設いたします新秋津駅第5駐輪場につきましては、周辺において定期使用できる民間駐輪場はないことなどから、定期使用を1,100台、それから一時使用についても200台を確保するということで、さらなる放置自転車対策の充実を図っていきたいということで決定させていただいております。
○白石委員 3番なんですけれども、一時預かりから定期利用が加わった駐輪場で、第1駐輪場が変わっていると思うんですけれども、一時預かりなのに定期利用の箇所に置いてしまった場合は、対応はどのようにされているのか伺っていいでしょうか。
△細淵環境安全部次長 新秋津駅第5駐輪場につきましては、定期利用ゾーンと一時利用ゾーンに大きく識別できる表示をしたいと考えております。また、朝の時間帯には係員を配置し、御案内する人員配置を考えておりますので、この問題に関しては、この辺の周知で十分いけるだろうと判断しております。
○白石委員 駐輪場なんですけれども、第1駐輪場のところが、前は全部一時利用だと思ったんですけれども、今、機械が入って置けるようになっているんですけれども、すごく自転車同士がぶつかっていて出しにくいという状況が結構あるんです。
  私もこの間見受けたんですけれども、前は置けない、ただ100円ずつ払う、対面で駐輪ができていたと思うんですけれども、今機械になってから、とても皆さんが出しづらくなっているという状況があるんですけれども、そういうお声は届いていないでしょうか。
△細淵環境安全部次長 現在、電磁ラックということで24時間いつでも置けるという形で、指定管理者の提案で今回設置させていただいているものでございます。こちらに関しましては、現在のところ、幅の問題なんですかね、今お話を聞くと、そういう形がしますので、再度確認をさせていただきながら、その点についてはもう一度検討させていただければと思っております。
○白石委員 大分、皆さん出しづらくされていて、必ず管理員の方が一緒に手伝って出しているという状況、結構お見受けしますので、ぜひそこのところの改善をお願いしたいと思います。
  4番です。満車の際なんですけれども、置かれたままの自転車が結構見受けられるんです。放置自転車の対応について伺います。
△細淵環境安全部次長 現在、駐輪場では、子供乗せ自転車など大型の自転車に関しましてはラックに入らないことや、放置自転車対策の一環から、利用者の歩行障害とならない場所を指定し、自転車を受け入れている場合がございます。
  なお、市内の有料自転車等駐輪場におきましては、放置自転車を発見した場合の対応といたしましては、東村山市自転車等の放置防止に関する条例の規定に基づきまして、7日間の警告期間を超えた自転車は撤去を行いまして、自転車保管所に移動のほうを行っている状況でございます。
○白石委員 今度、第5も開閉式の駐輪場になるということなんですけれども、東村山駅東口のサイカがやっているところで、私、一度満車になって、入れないときは後ろに回れるようになっているんですが、今度この第5は、日中は常駐するんですよね。でも巡回されるということだと、もし満車だったときに、後ろに行ったときに誰も常駐の人がいないと、そういう対応というのはいかがなんでしょうか。
△細淵環境安全部次長 満車の場合に関しましては、ほかの民間等を含めまして、そちらを御利用いただくようになると判断しております。市だけが全部やるのではなくて、やはり民間、かなり秋津・新秋津駅は多くありますので、全体として約5,000台を超えるものがありますので、今の状況ですと、一時利用はかなり多くなっているということもありますので、自転車等に関しては放置にならない状況がつくれればと考えております。
○白石委員 放置自転車があると美観的にもよくないので、まちづくりという点では景観が必要だと思いますので、そこの対処をぜひよろしくお願いいたします。
  5番です。1回利用の100円の換算基準があると思うんですけれども、駐輪場によって全て統一されているのかどうか伺います。
△細淵環境安全部次長 一時使用を含めまして、有料自転車駐輪場の使用料につきましては、市の使用料・手数料の基本方針に基づき算定を行い、東村山市使用料等審議会への諮問、答申を経て、使用料改定に係る条例改正を市議会へ提案させていただいているところでございます。市内の駐輪場につきましては、一時使用料は全て100円となっております。
○白石委員 この換算なんですけれども、第1だと24時間100円なんですけれども、第2だと10時間で100円とかで換算が違うと思うのですが、そこを伺ってよろしいでしょうか。
△細淵環境安全部次長 先ほど答弁させていただきましたのは、市の管理するものにつきましては24時間100円という形でやっております。民間におきましては、市との差別化と民間の努力ということで、10時間で80円だとか12時間で100円だとか、やはり工夫されていまして、若干その辺での価格差がいろいろ出てきているというのは、今現在、市内の現状となっております。
○白石委員 6番のところは補正のほうで、今予算を検討されているということですので割愛いたします。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
○かみまち委員 付託議案第35号、東村山市有料自転車駐輪場条例の一部を改正する条例に付きまして、民進党会派を代表して質疑させていただきます。
  改正内容と経緯につきまして、先ほどの委員とまた御答弁からわかったところ、それぞれありますが、①の第3駐輪場の5-14-9、3、14から13を地主、地権者の方に要請により返却するものであるが、その理由について伺うというのは、先ほどの御答弁から私事都合ということでよろしかったでしょうか、確認します。
△細淵環境安全部次長 議員お見込みのとおりでございます。
○かみまち委員 ②なんですけれども、先ほど、すぐに返却と言われてもなかなか困るので、1年間延長という御答弁がありましたが、返却要請が27年度末からあったということですが、その間、何回かの協議というのはされたのか。また、協議の内容についてお伺いしたいと思います。
△細淵環境安全部次長 新秋津駅第3駐輪場につきましては、2名の地権者のうち1名より平成27年度末に返還の申し入れがあり、市としては、地権者の強い御希望ということもございましたので、1年間の延長をお願いし、その間は代替地の選定、交渉期間をいただくことで御同意をいただいたものでございます。
  また、駐輪場運営及び条例改正等の手続等の諸課題もありますことから、現在、平成29年4月末日までの再延長に御同意をいただいている状況でございます。
◎小町委員長 回数を聞いていたんじゃないのか。
△細淵環境安全部次長 この間、5回ほど、いろいろ行ったりしながら協議させていただいております。
○かみまち委員 やはりいろいろなやりとりもありますので、それぞれの地権者の方の思いもあるかと思います。
  ③なんですけれども、第3駐輪場の秋津町5-14番のうち、13以外の9や14に関しましては、地権者の方からの返却要請等はないのかお聞きします。
△細淵環境安全部次長 現在、第3駐輪場のもう一件の地権者に関しましては、特段の申し入れはございません。
○かみまち委員 そこの部分だけ、半分の面積に当たるかと思うので、その部分は返してほしいということだったのかなと思うんですけれども、④にいきます。
  今回、第3駐輪場512平方メートルのうちの約半分に当たる部分を返還し、用地縮小とともに、今回新設する第5駐輪場のほうでは、かなり広いスペースになるかと思います。
  この地図も見させていただいて、また現地も見させていただいて、多分、今、木を切っている畑のところがそうなっていくのかなと思った次第ですが、第3が少し中に入っていて、狭くもあり、入りにくかったり出しにくかったりする中、第5になると、今度は道路沿いに面していて、わかりやすいし広くなるという利便性はすごくあるとともに、ただ若干、位置的に近いものの少し遠くなるのではないかという部分では、利用者の利便性は損なわれないのかについて伺います。
△細淵環境安全部次長 新設いたします新秋津駅第5駐輪場は、武蔵野線沿いにありますこと、それから、新秋津駅第3駐輪場から直線距離で30メートル程度という位置でございます。また、先ほど申し上げましたが、直線で新秋津駅から見えるということで、かなりこちらについては利便性が高い駐輪場になるんじゃないかということで、市のほうでは予想しております。
○かみまち委員 ⑤の借地料が土地の返還によって幾らに変わるのかについてお伺いします。
△細淵環境安全部次長 新秋津駅第3駐輪場の一部を返還した後の借地料ということですが、平成27年度の税額等で試算させていただきますと、130万円程度になるんじゃないかと考えております。
○かみまち委員 ⑥です。第3駐輪場の原状回復工事金額と期間、期間は先ほどの御答弁で1カ月間、平成29年4月の返還ですかね。5月1日からまた再開ということで1カ月なのかなと思いますが、原状回復工事金額についてお伺いします。
△細淵環境安全部次長 こちらは先ほど駒崎委員にもお答えさせていただきましたけれども、こちらは平成29年度当初予算のほうに計上する予定でございますので、調査を開始したところでございますので、金額等を含めまして、現在お示しすることはできない状況でございます。
○かみまち委員 ⑦の第5駐輪場の設置工事の金額について、確認のため伺います。
△細淵環境安全部次長 こちらに関しましても先ほど駒崎委員にお答えさせていただきましたけれども、現在、補正予算精査中のため、補正予算の審議の際にお示しさせていただければと考えております。
○かみまち委員 ⑧の第5駐輪場の借地料については先ほどの御答弁があったかと思いますので、⑨の第5駐輪場の契約期間と契約内容について一応確認させてください。
△細淵環境安全部次長 新秋津駅第5駐輪場の契約期間につきましては、本条例を御可決賜りました後に地権者と詳細な内容の協議に入りますことから、現段階におきましては、期間、内容とも未定というお答えをさせていただくことになります。
  借地料につきましては、現在、固定資産税、都市計画税の、市のルールがございます3倍相当額を上限として、今お話をさせていただいている状況でございますので、今後、地権者との協議のほうを御可決賜った後に進めていきたいと考えております。
○かみまち委員 ⑩にいきます。第5駐輪場の指定管理者はどこになるのかについて伺います。
△細淵環境安全部次長 開設期間が平成29年4月1日を予定しておりますけれども、現状といたしましては、指定管理者に関しては未定ということでございます。
○かみまち委員 現在のところ駐輪場というのはサイカだけ、1者になってくるかと思うんですね、指定管理制度の中で。⑪にいくんですけれども、今未定ということであっても、もしサイカパーキングになるのであれば、指定管理料7,189万4,000円にどのような影響があると考えられるか伺うと入れていますが、お願いします。
△細淵環境安全部次長 こちらに関しましても、指定管理者の選定が未定でございますことから、新秋津駅第5駐輪場の指定管理料につきましては、平成29年度当初予算のほうでお示しさせていただく形になるものと考えております。
○かみまち委員 ⑫にいきます。6月議会の議会報告会が、通告書にも書いていますが、8月5・6日に開かれました。そこではさまざまな御意見を頂戴するんですが、6日の廻田公民館で耳が不自由な方から、デジタルサイネージが公共施設等にもっとふえるといいなという御意見を頂戴いたしました。
  今回の新秋津駅第5駐輪場にそうしたものが設置される予定かどうか。また、指定管理者が決まらないとそこに関しては、また飲料メーカー等もあると思うので御答弁しづらいかもしれないんですけれども、今後の計画もあわせてお伺いいたします。
△細淵環境安全部次長 ただいま委員がおっしゃるとおり、まだ決まっておりませんので、その点につきましても、今回、指定管理者の提案で設置しているということもございますので、指定管理者が決まりませんと、その点に関してはまだ協議も入れないという状況がありますので、御答弁のほうは、未定という形にさせていただきたいと思います。
○かみまち委員 指定管理者がどこになるかわからないんですけれども、仮にサイカだとした場合等を含めて、提案をいただいているのは、あれは1つの飲料メーカーが入っているところにデジタルサイネージをつけられるということで、現状2カ所あるかと思います。
  もし1者になってしまって、この後もなるんであれば、なおさらにそういう努力をしていただくのも必要なことなのかなと思いますので、ぜひとも今回、デジタルサイネージの設置も含めてお願いできたらなということを一言申し添えておきまして、⑬にいきます。
  新秋津駅第3駐輪場、秋津町5-14番地の13以外にも、市内におきまして地権者の方から返却の要請が来ている土地があるのか、あるならどこかについて、その理由とともにお伺いしたいと思います。
△細淵環境安全部次長 市内各駐輪場用地の返還の申し入れに関しては、現在ございません。その点に関しては、安心していただければと思います。
○かみまち委員 安心しました。
  ⑭、先ほど委員からの質疑もありました、秋津駅周辺におけます借地割合100%であるかということ、確認できましたが、小平や清瀬では、いただいている資料によりますと、借地割合44%や64%となっております。
  今回のように地権者の方からの要望によって返還する可能性は、これからも出てくる可能性、本当にあるかと思います。確認のために、市有地にする考えはないのかについて、改めて確認させてください。
△細淵環境安全部次長 先ほども御答弁させていただいておりますけれども、現在、自転車の大型化が進んでいるということで、駐輪スペースや駐車面積をふやすことが今回可能となるという状況でございます。ただし、突発的な借地返還にも柔軟に対応できるような形で、駐輪場面積も今回は大き目にさせていただきまして、駐輪場運営を第一に考えていく中で、今回こういう判断をさせていただいております。
  現状では、安定的に駐輪場用地を確保する観点、それから、賃借料契約を当面継続させていただきつつ、将来にわたって持続的かつ安定的な駐輪場運営のあり方について、引き続き研究を進めていきたいと考えております。
○かみまち委員 ⑮、最後にいきます。第3と第5駐輪場における管理員の体制について伺うなんですが、第5のほうにも、先ほど、朝はいても日中は巡回ということだったかと思いますが、実際にそれだけの台数になってくると、やはり常駐の方が必要ではないのかなと思ってしまうんです。体制についてお伺いします。
△細淵環境安全部次長 市といたしましては、新秋津駅第5駐輪場の管理体制については、朝の時間帯に係員を配置すること、日中は巡回管理を実施するということで現在考えております。こちらに関しましては、今まで東村山駅東口のほうに第5駐輪場、第4駐輪場と、同様の運営でやった大型、かなり台数が入る駐輪場もございましたことから、十分可能だろうという判断をいたしまして、今回この方式をとらせていただきたいと考えております。
○かみまち委員 日中の巡回、東口のほうもそうなんですが、どれぐらいの時間の割合で巡回されていらっしゃるんですか。
△細淵環境安全部次長 大体3時間置きには常に回ってくるという形で、駐輪場の状況ですとか、ごみの清掃ですとか、そういうことを行いながらやっていくという形で、現在実施をさせていただいております。
○かみまち委員 朝は何時から何時までいらっしゃることになるんでしょうか。
△細淵環境安全部次長 朝でございますが、通勤時間が始まります6時ぐらいから10時近くまでいるような形で考えております。
◎小町委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で質疑を終了し、討論に入ります。
  討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
  議案第35号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立全員と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午前10時49分休憩

午前10時51分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕所管事務調査事項 切れ目のない相談・支援体制の確立に向けて
◎小町委員長 所管事務調査事項を議題とします。
  本日は、先日視察いたしました市立大岱小学校青葉学級及び市立富士見小学校特別支援教室について、委員の皆さんの御意見、御感想などを伺い、その後に、その他全般的な議論ができればと思っております。
  まずは先日の視察について、質疑、御意見等ございませんか。
○白石委員 いきいきプラザにある子ども相談室を見させていただいて、マジックミラーがあって、子供たちからは見えないようになっているという工夫がされているのはいいかなと思ったんですけれども、明かりがついていると人が見えてしまうという状況がありますよね。向こうを暗くしておかないといけないというところに、すごく子供たちは敏感でないかなと私は思いましたので、そこは本当に考慮していただいて、あと鏡は少し大き過ぎるように私は思いました。
  せめてドアのところにミラーをつくるとか、そうすると本人からは背中になるので見えない、けれども、あそこだといろんなことをやっているときに、すごく鏡に目が行くなというのが、一番広い部屋ですけれども、ちょっとそう思いました。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 委員会で視察に行かせていただいて、大変ありがとうございました。感想としては、置いてあるものとか、相談室4部屋、5部屋ある中で、それぞれに用途も少しずつ変えたりとかされながら、本当に工夫をされて、また、思ったよりも場所というか、全体の場所としては十分な広さを保っていらっしゃるんだなとは思いました。
  その中で、これは意見というか何というか、非常にお子さんと直接的に触れられるので、一つ今後の課題としては、例えば、保育園等に通っていらっしゃるお子さんだったりした場合は、子ども相談室の意見で保育士の加配が可能になるとか、その辺の連動をいかにつくっていくのかということを市を挙げてというか、全体の話、部署を超えてしまうのであれなんですけれども、場合によっては教員の加配についても、強い意見が発信できていく仕組みがつくれれば一番いいのになと思います。
  また、視察では大岱小学校、また富士見小学校にも行かせていただいて、もちろん夏休中、あえて選んでいただいたんだと思いますが、お子さんがいない状態で見させていただいたんですけれども、前と比べたら、どんどん進んできたなという実感をいたしました。
  所管事務調査の調査事項は切れ目のない相談支援体制の確立ということなので、昨年度は始まるまでというのが危惧、きちんと幼児相談室から一本化することについての危惧の声も多少議会ではあったようには思うので、そういったものについては、そこでいろいろ伺ったことについては、先ほども申したとおり、かなり充実してやられているなという感触を持ちました。
○土方委員 先日、視察、ありがとうございました。いきいきプラザの相談室、先ほど白石委員のほうからも言われたんですけれども、そこも僕もちょっと気になっていて、電気をつけるとちょっと透けてしまうというのは、もう少し工夫が必要なのかなというのと、すごくよかったのは、その子供に対して、いろいろな性格の子たちがいて、それに応じた部屋が分けられているというのは、どこにもありそうでないのかなと思ったので、当市の切れ目のない相談・支援体制というのは、もっともっとよくなっていくんじゃないかなと思っております。
  それで、相談しているところは、なかなかデリケートな部分で見られないとは思うんですけれども、だから説明をされていても、ああそうなんだという形だったので、それはもう絶対見られないとは思うんですけれども、御相談しているシミュレーション、要は、大人同士でこういうことをやっているというのを見せてもらったらありがたかったかなというのがあったりとか、あと、先日見せていただいたビデオを作成した先生がここにいらっしゃるというのが、すごく僕は強みというか、もっともっと生かしていくべきかなと思いますので、ぜひその辺をよろしくお願いして終わります。
○かみまち委員 先日は、8月10日に視察のほうをさせていただきまして、ありがとうございました。
  子ども相談室、そしてまた大岱小学校の青葉学級、そして富士見小学校の特別支援教室の施設の見学ということで、子ども相談室のほうでは、私たち委員会で見させていただいた中で、箱庭療法ですとか、そしてまた、それぞれの子供たちがどこに興味を持つかわからないから、分野別におもちゃを置いていらっしゃった。それを見させていただいて、私たち大人たちも懐かしいねという感嘆の声が上がってしまうぐらいに、本当に子供たちの興味がどこに行くかわからないのが引きつけられるものだったなと感じました。
  マジックミラー等はもう、今それぞれの委員からありましたので、それは委員の中でも話し合っていたことでした。
  そして大岱小学校のほうの青葉学級、広々としたスペースの中で、先生方が本当に温かく指導していらっしゃる様子を伺いまして、本当にしっかりとしたものがなっているなと思いました。
  そして富士見小学校のほうも、ふだん私自身が入っているものの、また教室の前も見てはいるものの、実際どんなふうにプログラム、特にヨガについて、子供たちの体の能力、身体能力を高め引き出すということを特にすごく重視されているということがとてもいいことだなと思いまして、全体的に本当に当市におきましてしっかりとしている部分がありながらも、また現場の保護者たちからも、それぞれ意見をもらったりしていきながら、さらによくなっていくといいのかなと思っていました。
◎小町委員長 今、数名の委員から、相談室のマジックミラーのところの照明に関して少し御意見があったかと思いますけれども、その辺について、例えば教育委員会のほうに何か御意見等は、利用者の方からあったりはするんでしょうか。これは私から確認させていただきたい。
△小向子ども・教育支援課長補佐 今いただいた御質疑に関しまして、直接保護者の方から御意見をいただいているというところは、相談室のほうの声としては、今のところいただいておりません。
◎小町委員長 ということだそうです。とりあえず視察したところに関して御意見をいただいているわけだけれども、その件について、今、御意見もマジックミラーの件はなかったというお話ですが、含めて何かこの視察の件についてございましたら、御意見ありませんか。
○白石委員 大岱小の特別支援学級を見させていただいたんですけれども、あそこは、前は1年生の教室だったところが特別支援学級になっていますよね。そうすると、1年生は本当は1階が望ましいと思うんですけれども、そういったところを1年生の保護者の方にはどのように周知されたのか、御説明されたのか、伺ってよろしいでしょうか。
△小向子ども・教育支援課長補佐 小学校1年生と、2年生もクラスがあったところなんですけれども、工事に当たりまして、昨年の冬あたりから教室のほうを移動しておりますので、そちらの前に大岱小学校より、特別支援学級が設置される趣旨の説明をしながら、保護者の方々に上の階に移っていただくというところを説明させていただいているところでございます。
○白石委員 では今の新1年生、入られた方ですよね。その方たちには、それをいつごろ説明して周知されたのか、伺ってよろしいですか。
△小向子ども・教育支援課長補佐 大岱のところに特別支援学級ができるという旨につきましては、新1年生の保護会において周知させていただいているところでございます。
○白石委員 その際に特別支援教育であるとかインクルーシブ教育ということを、その新1年生のお母さんたちとか保護者の方からはどういう質問が出たんでしょうか。特別支援学級が大岱小にできる、今までなかったものが今回できたわけですよね。そこに対しての御意見というのはなかったんでしょうか。
△小向子ども・教育支援課長補佐 特に新1年生の保護会の説明のところで、固定学級、特別支援学級ができることに関しての御質問等という意味で、こちらのほうに学校のほうから、こういう意見があったというところで、報告という意味ではございません。
◎小町委員長 そうしましたら、次は全般的に委員間討議をしてもらえればと思うんですが、今のことも踏まえて、所管事務調査事項に関して議論ができればと思いますが、何かございませんか。
○白石委員 新1年生の方から御意見がなかったということなんですけれども、今、幼稚園とか保育園とかでは就学支援シートというのを皆さん、ほとんど100%書かれていると思うんですけれども、そこから個別の支援計画に移行してくると思うんですが、個別の支援計画というのが3割ぐらいしか作成されていませんけれども、今回この大岱小の青葉学級に入られた子供たちは100%作成されておりますか。
△小向子ども・教育支援課長補佐 特別支援学級に在籍という児童になりますので、基本的には作成されていると思います。
○白石委員 グレーゾーンの子供がいらっしゃると思うんですけれども、特に発達障害の子供は知的にはおくれがない子供が多いので、やはり発見がおくれる可能性があります。そうすると、就学児健診とか、そういったところで気づかれるお母さんもいらしたり、そこで指摘されたりということがあると思うんですが、今回はそういう子供というのはいらっしゃったんでしょうか。大岱に限らずです。
△小向子ども・教育支援課長補佐 就学児健康診断の際に、そういった形で御心配があるというところで、保護者の方が御認識していただいているケースも実際のところありますが、そういった際には、子ども相談室の御案内などをして、お子様の発達などについて、よく御理解をいただくようなところ、子ども相談室のほうで説明の案内を促したりという取り組みを行っております。
○白石委員 特別支援学級の子供たちはいいと思うんですけれども、発達障害で通常に在籍している子供たちには、今回、個別の支援計画というのはどのように、就学支援シートから個別の支援計画への移行というところでは、どのくらいの割合でつくられているんでしょうか。通常学級に在籍する発達障害の子供に限ってはいかがですか。
△小向子ども・教育支援課長補佐 今の段階では把握しておりません。
○白石委員 そうしましたら、先生方がおつくりになる個別の指導計画というのは100%つくられていると思うんですけれども、そちらは把握していらっしゃいますか。
△青木教育部次長 通常学級に在籍する個別指導計画につきましても、必要に応じて作成しているというところで、数値については把握しておりません。
○白石委員 ぜひ切れ目のない相談支援体制ということですので、ぜひ就学支援シートは100%、皆さん協力して、保護者の方が協力して書いてくださっていると思うんです。そこからの情報が切れないように、小学校、そして中学校、中学校になったら高校受験というのがありますので、知的にはおくれがない発達障害の子供たちですので、なるべくIQが下がらないようにと思っていらっしゃるお母さんはとても多いと思います。
  今回、感覚統合療法であるとか、先日見させていただいたDVDを見させていただくと、すごく子供たちが楽しく通級のところで学習している。学習だけではなくて、運動面のほうもすごくケアをしているなと思いますので、全般的に子供たちが通常の中でも、発達障害を持っていても一緒に学んでいけるようにするためには、その支援計画というのがそれぞれに必要だと思います。そして高校受験のところでも、それが高校にもしっかりと連携していけるようにしていくことが必要だと思います。
  その後、特別支援学校に行かれたり、普通の学校に行かれたりする子供もいらっしゃいますけれども、そこのところでも必ず、就職する方もいらっしゃると思いますし、そういうところで福祉とか、精神に疾患を持っている子供の場合は医療的なケアも必要でありますし、そこのところ、大きくなってから、切れ目のないということなので、18歳以降のところもしっかりと支援体制が、ほかのところの横の連携がとっていけると、よりいいんだろうなと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 萩山小学校のきりの木学級があったところから、例えば今回は特別支援教室が富士見小学校に配置されて、巡回で八坂、南台と行くわけなんですけれども、大きく分けて2つ意見をいただいているんです。
  まず1つ目は、きりの木のときには、丸一日通うから4時間授業を受けることができました。そして今度、特別支援教室ができたことで、富士見小学校で4時間あったのが2時間になってしまった。そこに関して、それは枠が狭まってしまっていて、非常にそこに関しては使いにくいというか、今まであったものが短くなってしまったりするのはどうかという、実際に通っていらっしゃる保護者の方からそういうお声をいただいているんです。
  そのあたりについて教えていただけますか。2時間かける2日なのかもしれないのかな。そのあたり、教えてください。
△小向子ども・教育支援課長補佐 お子様の御様子等を含めて、学校の中で週2時間という授業数を決定していくという形をとっているのでございますが、一応今の特別支援教室の指導といたしましては、週1時間から8時間まで授業をすることができるということにされておりますので、そちらにつきましては削るとか、そういう考え方ではなくて、お子様の実態に応じて指導を提供していくことになると思います。
  また、今までと違うのは、巡回指導教員のほうが実際に学校に出向いておりますので、指導を受けていなくても、その他の時間などに巡回指導教員が出向いて様子を見るとか、そういったこともできますので、そういったところのメリットも活用していくことができるかと思います。
○かみまち委員 今のお話ですと、1時間から8時間までの間でプログラムは組める。通っている保護者のほうからだと2時間と決まっているというお話だったのは、そのお子さんに合わせて、例えばそのお子さんが2時間という枠になっているということなんでしょうか。
△小向子ども・教育支援課長補佐 委員おっしゃるとおりでございます。
○かみまち委員 ただこれは、1人の方だけではなくて、実際に拠点校となる富士見小になるんですけれども、何人かからいただいていて、また、拠点校としてまだなっていないほかの4地域は29年度からということになると思うんですけれども、ほかの保護者たちからも時間は狭まっているということを言われているんです。
  2番目にいくんですけれども、今回、富士見小学校が拠点校になっていて、巡回校が八坂、南台とある中で、1週間のうち5日間、月曜日から金曜日までの授業なので、それを3カ所、富士見にいるんですけれども、あと八坂、南台と、ではどんなふうに巡回していくのか。実際に巡回がうまくされていくのかというのをすごくいただいているんです、声をね。そこについて教えてください。
△曽我教育部長 所管事務調査の内容でここまで、一般質問等の質問と同じになっていますので、これは整理していただきたいと思います。
◎小町委員長 おっしゃるとおりです。
  休憩します。
午前11時13分休憩

午前11時15分再開
◎小町委員長 再開します。
  ほかにございませんか。
○かみまち委員 今、所管のほうにいろいろお聞きしたわけなんですけれども、ほかの委員の方々に聞きたいんですけれども、通級させていたときに比べて、今は減ってしまっているという保護者たちのお声が幾つかあるんです。そこに関して、今、所管のほうからもそれぞれ説明とかもいただいたんですけれども、なかなかうまく、巡回も含めて、いるところから回っていけるのか、また、29年度において全てそれぞれ配置されるまでは、なかなか難しいんじゃないかと、実際に通わせている保護者たちからお声をいただいています。
  そうしたことに関して、どう応えていったり伝えていけばいいのかなという部分がありますので、それぞれ御意見というか、いただけたらと思います。
○駒崎委員 先ほど一定御答弁があったというか、2つ御質疑されていて、1つ目の御答弁で、詳細はわからないので、ぜひ一般質問等で取り上げて、うまくいくようにというのは望むところでございますが、先ほどあったとおり、お子さんの状況、いわゆる支援が受けられないという状態なのか、ないしは、一番いいバランスがあるわけで、8時間まで認められているからといって、1人のお子さんが必ずしも8時間びっちりやらなきゃいけないということでも僕はないと思いますので、それはもうお子さん、児童の状況に応じてというのが、これはあれだと思います。
  いわゆるお母さんがなぜその支援を、やはり今までと変わったことに対しては、不安感なりを持たれるのは保護者の方は当然だと思うんですけれども、そこに余り左右される必要もないのかなという感覚はあります。そこでのしっかりした説明が保護者に対してないということであれば、またちょっと問題ですけれども、それは保護者の方が納得するまで、先生なり教育部なりに聞いていくという保護者の努力も必要でしょうしと思うんですけれども、お答えになっているかどうかわかりません。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 お話を伺っていて、切れ目のない相談・支援体制ということなので、特に先ほど申しましたとおり、幼児相談室がなくなって一本化されたことの影響ということでは、僕は具体的には今のところ、わかっていないのかもしれませんけれども、その辺にやはりテーマを絞っていくべきなんだろうというのが一つあります。
  先ほど白石委員がおっしゃった一人一人の就学支援シートとかの充実というものは、いかによく運用していくか、またその内容の見直しとかも常にやっていってほしいところではございます。ある意味、そこに勝負がかかっているのかなというか、4月からそういう体制になって、まだそれがどうだったのかというのはないんですけれども、私の立場としては、やはり一本化することによって速やかになった部分というのは必ずあるんだろうと、感触としては持っているんです。
  その上でなんですけれども、先ほど、これも同じく白石委員がおっしゃった、これは所管にちょっとだけ伺いたいんですけれども、切れ目のない、その上の世代の18歳までと、子ども相談室、うたっていただいているので、今までというのは、私が見た場合、中学校を卒業したら一挙にこの支援の手が離れざるを得ないというか、そういうイメージがあったんです、市立の中学校から出てしまったら。
  今伺っても、結局そういう状態で、いわゆる教育支援室ができたのも多分四、五年前ですよね。なのでその辺が、1個だけは、やはり今の体制の方たちが数年後にならないと、中学校から高校へのつなぎとか、または18歳までというと、先ほどあったとおり就職とか、そういったことというのは、なかなか結果というのは出ないときを、その辺の上の世代、上のほうのつなぎということに関していうと、もう少しお時間がかかるという認識でよろしいんでしょうか。
△曽我教育部長 18歳までという目標を立てています、はっきり申し上げて。それで、何回となく教育委員会でも、中学校で切れてしまってはしようがないだろうということで、実際には今までも、高校生までもずっと続いて相談を受けている件数が非常にふえてきているんです。私もこんなに件数をかかえているのかというぐらいに、継続性が持たれてきているということです。
  今後、中学校で終わりというのは、以前からもございませんけれども、よりそのつなぎを、今後も子供たちを見守っていくのには必要かなと捉えておりますので、また18歳以降になると、そこは少しまた違ってくるのかなと思っていますけれども、その辺は今後の教育委員会、また教育委員会から離れての自立性に伴う就職等も絡んできますので、どのようにつなげていくかというのは今後の、また市としての全体の検討材料かなと思っていますので、その辺は教育委員会でなるべく全体の市を見ながら、その辺は教育委員会でも考えていく必要があるんだなと思っています。
  したがいまして、中学校からも高校へ、のいろいろ学校でも指導していただいていますし、また子ども相談室でも、そこはしっかり今後も引き続きやっていく必要があるかなと考えております。
○駒崎委員 今伺って、でも委員の皆様に申し上げますけれども、あくまで幼児相談室から子ども相談室に一本化された影響というか、そのことがメーンテーマという確認だけしたいんです。またそれをどうやって僕らが評価というか、提案なりをしていくかというのが、非常に難しいなと思っているんです。
  白石委員なんかお詳しいですけれども、何らかの指標なり、またこうやっていったらいいんじゃないかみたいなことというのは、僕らでまとめられるのかなと言うと、ちょっと弱気な発言かもしれませんけれども、その角度づけをかなりピンポイントに、先ほど委員長、休憩中にあったとおり、かなりピンポイントにやっていかないと終わらないのかなと思いますので、御意見、もしあれば伺いたいと思います。
○白石委員 今度、子ども相談室で感覚統合療法が取り入れられたというところは、私はすごく画期的なことだと思います。困り感がすごく見えにくい子供たちが本当にふえてきたと思います。見えにくいがために、やはり保護者の方もそこに理解がいくのがとても時間がかかると思いますので、そこの合理的配慮であるとか基礎的環境整備というところで、手帳を持っている子供と持っていない子供がいたりとか、手帳をとる時期がそれぞれ違っていたりしますので、支援をする側もすごく大変な部分があると思います。
  そこのところでは、ぜひ子供の心と発達の相談室の中に、これで感覚統合療法ができますというのは一つも書いていないんですけれども、これはあえて書かないんですよね。あえて書いたらいいんですか。そこだけ聞いてもいいですか。
△小向子ども・教育支援課長補佐 そちらの表記等につきましては、今後、検討等、工夫してまいりたいと考えております。
○白石委員 ほかのところにも皆さん通っていらっしゃって、理学療法を受けていると思うんですけれども、やはり市内のところで、近いところで訓練が受けられるということは、障害の子供を持っているお母さんたちにとっては、とても心強いところだと思います。
  そこはもっとアピールしていただいて、ここでも受けられる。でも、お医者さんとの連携は絶対に保護者の方、子供さん必要ですから、薬を飲んでいらしたりする場合というのは特に必要だと思いますので、そこのところの配慮をしつつ、ここにアピールをぜひひとつ入れていただくことで、行ってみようかなと。
  相談室がとても敷居が高いということも、この間の視察をさせていただいたときに課長からも伺いましたので、やはり少しでもハードルを低くして、皆さんが入りやすいようにするのが必要かなと思いますので、本当にこのガイダンスができたことが、私は一歩すごく進んだなと思います。
  このガイダンス、就学相談の前に説明会というものがあることで、どういうものが受けられるのかとか、どういう相談ができるのか、どういう検査をしてくれるのかということがこの中に書かれているので、これだけ細かく書かれているというのは、とても絵も入っていますし、それぞれの行くところによっての学習とか概要とか、いろいろなことが全て書かれていますので、これが来た人に渡せるということはいいことだと思いますし、これをもし学校の中でグレーゾーンにいるかなという子供に担任の先生が渡せたりできると、もっとよりその子の困り感に寄り添うことができるんじゃないかなと思います。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○土方委員 今、白石委員がおっしゃっていたことで、僕も視察に行ったときに、課長かな、やはり敷居が高いというのがあって、そのときに返ってきた答えが、確かに今、白石委員が言ったのと、やはり人的に学校を回るとか幼稚園を回るとかということをやっているから、なおかつことしから始まったから、その結果は今どうですかと求めても多分出てこないと思うんです。だから、やはりそこは、ことしの今時期というか、3月が終わった時点でそういう結果が僕は出ると思うんです。
  それで、この間視察に行ったときの、あの意気込みと答弁を聞いたら、僕は結構期待しているところがあって、その敷居が低くなればなるほど、今、白石委員がおっしゃっていたグレーゾーンのちょっと困り感がある子たちも保護者の方も相談しに来るんじゃないかなというのは、すごく期待していることを僕は言われたから、僕は期待して待っているんです。白石委員がおっしゃるとおり、そういう細かい表示とかというのは、やはりやっていったほうがいいかなとは思いました、今聞いて。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、この件については、本日は以上で終了いたします。
  次に進みます。
  休憩します。
午前11時28分休憩

午前11時28分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題3〕行政報告
◎小町委員長 次に、行政報告を議題といたします。
  市民部より報告願います。
△倉持市民協働課長 市民協働講座について、市民協働課より連絡させていただきます。
  このたび市民協働課では、10月27日木曜日の午後1時30分から、北庁舎におきまして協働講座、協働の取り組み、市民と行政が一緒に取り組む地域課題を開催いたします。
  一昨年より協働講座を市民と職員が一緒に学ぶ場として開催いたしました。市民の方からは「職員を身近な存在に感じた」「対話の重要性を学んだ」、職員からは「市民の方と話し合うよい機会になった」と好評であり、所管といたしましても、そのような場は必要だと考え、今後も引き続き設けていくことにしております。
  今年度は、市と市民との間でお互いに感じられていると言われている壁を取り除くをテーマに、特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター代表、古賀桃子氏に協働講座のコーディネートをお願いしております。
  ここでいう壁とは、市と市民が同じ地域課題を見ていても、見る姿勢や視線がずれているためにできるものであり、言いかえれば、組織の建前や前例にこだわりがちな行政と新たなチャレンジを目指す市民との間で、不幸なぶつかり合いが起こることがあると言われているということです。その壁を打破するために、協働という視点に立ち、市民と職員が一緒に考える協働講座となるよう、東村山オリジナルのワークショップを計画しております。
  この講座につきましては、10月1日号の市報やホームページで市民向けに募集を行いますとともに、職員につきましては、研修の一環といたしまして、入庁8年から10年目の職員が参加できますよう調整しているところでございます。現在チラシを作成中でございますので、準備ができましたら、議員ボックスのほうに配布させていただきたいと思っております。
  委員の皆様におかれましても、大変お忙しいとは存じますが、お時間がございましたら、傍聴にいらしていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
◎小町委員長 報告が終わりました。
  この件について、質疑等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、次に環境安全部より報告をお願いいたします。
△細淵環境安全部次長 地域安全課では、第2次東村山市交通安全計画(中間案)に対するパブリックコメントを実施させていただきます。こちらは、平成28年4月に第10次東京都交通安全計画を受けまして、当市の交通安全計画の見直しを行うものでございます。
  期間といたしましては、平成28年9月20日から10月11日。
  こちらのほうの御案内を含めまして、委員会終了後に議員ボックスのほうへ御案内をさせていただきたいと考えております。
◎小町委員長 次に、防災安全課。
△嶋田防災安全課長 防災安全課より、ことしの10月29日土曜日に開催いたします平成28年度総合震災訓練について御報告申し上げます。
  本年度は市立秋津小学校を会場とし、主に秋津町地域の市民の皆様を対象として、市民及び市関係機関が一体となり訓練を行い、震災時における初動救出支援活動等の習熟を図るとともに、みずからの地域はみずからで守るとの視点に立った自主防災の意識を高めていただくことを目的として、訓練を実施させていただきたいと考えております。
  訓練内容につきましては、現在、詳細を詰めているところでございますので、こちらで細かく説明申し上げることはできませんが、会場となります秋津小学校には、平成28年3月に東京都水道局により、震災時には災害時給水ステーションとなる応急給水槽施設が設置されましたことから、秋津町地域の皆様に給水拠点について広く知っていただける機会となるようにしたいと考えております。
  委員の皆様には、後日改めて御案内を差し上げますので、ぜひ当日は訓練会場に足をお運びいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
◎小町委員長 報告が終わりました。
  この件について、質疑等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、次に、教育部より報告をお願いいたします。
△清水庶務課長 庶務課より、東村山市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書について、説明報告申し上げたいと思います。
  委員の皆様のお手元には、A4判の両面刷りになっている概要版、または8月24日ごろ、点検評価の冊子を配付させていただいております。そちらを用いて、雑駁ではございますが、説明させていただきたいと思っております。
  まず、昨年度とは様式を大きく変更させていただいております。見開きで1つの目標を説明させていただいております。右のページには、より具体的に施策がわかるよう、写真などの資料を添付するように変更いたしております。
  また、平成27年度からは、教育目標、基本方針の下に9つの取り組みを設けておりますので、それにあわせて評価をさせていただいております。
  また、今までは、1つの目標に対し複数の部署がかかわっている場合は、それぞれの部署がそれぞれの評価をしていましたが、今年度からは、1つの目標に対し複数の部署がかかわっていても、1つの目標に対しての評価という形をとっております。
  次に、点検の内容ですが、平成27年度におきましては、主要施策としては45項目について点検評価を行いました。概要版の最後に載せさせていただいておりますが、A項目については5項目、B評価のものについては38項目、C評価については2項目、D評価については0項目となっております。
  A評価の項目について説明申し上げます。
  A項目は、冊子では28ページになります。取組2の(2)の①で、社会教育課、図書館が取り組んだ市民の集い、いのちの大切さを考える本の紹介事業でございます。学校、行政、地域と連携し、事業及び本を通しまして健全育成の環境整備に大きく貢献したことについての評価となっております。
  続きまして、72ページの取組7の(5)の①、子ども・教育支援課が取り組みました幼児相談室と教育相談室の一元化、特別支援教室及び大岱小学校特別支援学級の開設事業でございます。こちらのほうは、1年間精力的に取り組みまして、平成28年度への準備を無事に行ったことに対しての評価でございます。
  3つ目が88ページの取組8、(3)、図書館、公民館、ふるさと歴史館が取り組んだ親子が参加する各イベントの事業でございます。多くの親子に参加していただき、好評であったことへの評価となっております。
  4つ目が90ページの取組8、(4)、図書館が取り組んだブックリスト、案内リーフレットなどの作成、館内整備の事業でございます。リーフレットなどで、より効果的にPRできたこと、授乳コーナーや子供用トイレの設置などによる親子の読書環境整備などが進んだことが評価となっております。
  最後に、98ページの取組9、(1)の④のふるさと歴史館が取り組んだ下宅部遺跡を初めとする指定市文化財の保護、公開事業でございます。諏訪神社本殿の補修工事及び下宅部遺跡を初めとする文化財の公開、活用を進めることができたことへの評価となっております。
  逆に、評価が少し低かったC項目を2つ説明申し上げます。
  こちらは66ページ、取組7の(2)でございます。こちらのほうは教育課程の適正な実施ということで目標になっておりますが、三中の保健体育の件がございますので、こちらのほうは未達成の部分があるということでの評価とさせていただいております。
  もう一つが、92ページになります。取組9、(1)の①で、こちらのほうは、東村山市スポーツ推進企画の策定に向けた準備を予定しておりましたが、明確にすることが困難な状況に陥ったということで、再検討を必要とするということがございました。そのため、C評価という形になっております。
  これらのことについて、104ページに有識者から助言をいただいていることがございますので、よろしければ御参照いただければと思います。こちらのほうは、市のホームページに掲載させていただきまして、また広く公表していくものでございます。
◎小町委員長 次に、社会教育課よりお願いします。
△平島社会教育課長 社会教育課は、青少対地区キャンプ並びになぎさ体験塾の報告をさせていただきます。
  最初に、青少対地区白州キャンプでございます。
  7月24日日曜日から7月31日日曜日まで、各青少対地区委員が企画した白州キャンプが実施されました。委員の皆様、また各学校の校長先生、副校長先生、教員の皆様に参加していただき、ありがとうございました。児童・生徒は楽しく交流ができ、大きな事故もなく実施できましたことを報告いたします。
  続きまして、なぎさ体験塾でございます。
  8月19日金曜日から8月22日月曜日、3泊4日で、東村山市、小平市、新潟県柏崎市の5年生、6年生の70人とスタッフ34人、合計104人で実施いたしました。当日の開校式では、柏崎市の本間教育長、高橋生涯学習課長、並びに東村山市では、森教育長、町田委員、曽我部長、肥沼次長にも参加していただきました。
  また、開校式に柏崎日報が取材に来られまして、翌日、新聞に掲載されました。4日間とも晴天で、自然体験活動のプログラムが予定どおり進み、楽しく交流ができました。
  また、大きな事故もなく実施ができ、帰り、そのときは東京のほうに台風が来ているということで、私たちが帰ってきたのが7時ということで、台風が去ったときだったので、きちんと保護者のほうに引き渡すことができました。
◎小町委員長 次に、市民スポーツ課よりお願いします。
△中澤市民スポーツ課長 市民・スポーツ課より、夏休み屋外プール利用状況と市民大運動会開催について報告させていただきます。
  初めに、平成28年度夏休み屋外プール利用状況について報告いたします。
  7月16日から運動公園プールを開放しておりましたけれども、8月31日をもって開放を終了いたしました。ことしは、梅雨明け後、一定期間晴れの日がありましたけれども、梅雨明けがおくれたということと、8月の台風の影響もございまして、天候不良による中止が例年は3日から4日程度なんですけれども、平成28年度は平成27年度より2日多い6日間の中止日となりました。
  来場者数につきましては、平成28年度は1万1,820人でございました。また使用料につきましては、平成28年度194万2,830円ということで、平成27年度より若干少ない結果となりました。
  運動公園プールについては、施設のほうも古くなっておりますけれども、利用者の安全を第一に来年も実施できればと考えております。
  次に、市民大運動会の開催について御案内いたします。
  来る10月9日の日曜日、第52回市民大運動会を運動公園グラウンドにおいて開催いたします。
  平成28年度当初から大運動会企画委員会及び運営会議を開催いたしまして、市民の皆様に楽しく参加していただけるよう、準備を進めているところでございます。
  内容といたしましては、例年どおり13町対抗戦を基本といたしますが、当日飛び入りで参加できるオープン競技も用意しておりますので、多くの市民の皆様にも御参加いただければと思います。
  また、委員の皆様にも既に御案内させていただいておりますが、ぜひ御参加いただけますと幸いでございますので、よろしくお願いいたします。
  なお、送付いたしました案内状をごらんになられてお気づきになった委員の方もいらっしゃるかもしれませんけれども、例年設けておりました順延となった場合の予備日につきましては、平成28年度は設けないことになりました。
  予備日を設けなくなりました経過といたしましては、既に大会の数日前から天候がすぐれない中での開催となった昨年の運動会の際に、大会の数日前から、参加される町の方であったり、また大会の役員をお願いしている100人以上を超える方々の半数近くの方から、翌日開催になってしまうと選手を集められない、あるいは役員の協力ができないという申し出が相次いだという状況がございました。
  その中で、昨年は天候が早い時間に回復する予報が出されておりましたので、順延をしないで開催し、その後、天気も回復しましたので、予定されていた競技の全てを実施することができましたが、その後の反省会議において、再度その話が話題になりました。
  これを受け、予備日の設定の賛否についてのアンケートを各町の体力つくり推進委員会に対して実施し、その結果等をもとに、主催者であります行政、体育協会、そして13町体力つくり推進委員会と協議した結果、ただいま申し上げましたように、今年度は予備日を設定しないということになったわけでございます。
  ただ、周年大会の年、今度は市制施行60周年ということになると思いますが、そういった年の開催は記念大会ということになりますので、その年の企画委員会において予備日の設定については検討していくことになりましたので、委員の皆様におかれましても御承知おきのほど、よろしくお願い申し上げます。
◎小町委員長 次に、公民館からお願いいたします。
△前田公民館長 中央公民館夏休み居場所づくりの取り組みについて報告させていただきます。
  平成27年度に中央公民館は耐震化改修工事を施工し、その中で2階ロビーの改修や、机、椅子等のレイアウトを工夫することにより、2階ロビーを有効に活用できるフリースペースに改修することができました。
  平成28年3月より再開した中央公民館ですが、2階ロビーは、従来の公民館利用者ばかりではなく、近隣の都立高校の生徒たちが放課後来館しグループ学習を始めるなど、今までにない利用が生まれていました。
  公民館といたしましては、若者の居場所づくりの一端を担う事業として、中学生や高校生が学校の夏休み期間を利用しての個人学習やグループ学習ができるスペースを確保する取り組みを行いました。7月1日の市報、館内のチラシ等で、中・高校生の学習スペース提供と広報をさせていただきました。
  夏休み期間中は、塾に行く前や帰りに自主学習をしたり、友達と集まって宿題を行ったりと、活発に利用されておりました。2階フリースペースの活用により、新たな利用者層を生み出す結果になりました。この利用者数は、数字にはあらわれない数ですが、さらなる利用の拡大を図ってまいりたいと考えております。
◎小町委員長 報告が終わりました。
  この件について、質疑等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で行政報告を終了いたします。
  次に進みます。
  休憩します。
午前11時48分休憩

午後1時10分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題4〕28陳情第40号 萩山四季の森公園における一時集合場所の標識等設置に関する陳情書
◎小町委員長 28陳情第40号を議題といたします。
  質疑、御意見等ございませんか。
○土方委員 この萩山四季の森公園は、今持ってくるのを忘れちゃったんですけれども、東村山の防災マップにももう書いてあって、ちょっと見に行ったときに、これから看板もつける予定だということなので、この陳情者がおっしゃっているように、わからないと困る、いっとき集合場所というのは、各避難所に行く前に最初に集まって、そこから分かれるという場所と僕は認識しているんですけれども、その時点でそこがわからないのが困るということだったので、これから何か、所管のほうにも聞いたら、看板も立てるし、そのマップにも載っているということもあるので大丈夫だとは思うんですけれども、どうなんですかね。その辺の皆さんの認識を僕は聞きたいんです。
◎小町委員長 休憩します。
午後1時11分休憩

午後1時11分再開
◎小町委員長 再開します。
○土方委員 1つ確認なんですけれども、所管のほうに、その看板を立てるかどうかというのだけ確認させていただいてよろしいですか。
△嶋田防災安全課長 萩山四季の森公園につきましては、今、土方委員の御発言にもありましたように、ことしの3月に市内の皆様に全戸配布させていただいた防災ガイドマップのほうでは御案内させていただいているところであります。ただ現場には、この陳情者の方がおっしゃるように案内看板というものは立てておりませんので、こちらに関しましては、今回陳情をいただいたということもございますので、予算の関係もございますので、今すぐ、きょうあした行いますということは申し上げられませんが、前向きに検討を進めさせていただきたいと所管のほうでは考えているところです。
○土方委員 私の早とちりでござまして、すみませんでした。そういった話もあるということなので、ぜひその辺は早目につけていただくことをお願いします。
  防災マップに載っている、あれは全戸配布してあるので、絶対に、萩山四季の森公園だけではなくて、やはり各地の皆さん、代表で出ていらっしゃいますので、その辺も確認しておいたほうがいいのかなと私は思いますので、ぜひ1回、2回は目を通してもらえればありがたいと思います。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 ほぼ同趣旨なんですが、いっとき集合場所等のところは、基本的に道路とかに出す標識ですよね。さまざま市内で動いていても見ますので、あるほうが普通なのかなという認識を持ちます。
  さらに、この萩山四季の森公園は、都で初めてでしたか、全国初めての民設公園としてつくられていますし、たしか、いっとき集合場所よりももっと高機能のマンホールトイレとか、あとは、かまどに変えられるベンチを設置しているなど、避難所として公式に学校のように使うということは明記されてはいないですけれども、そういった機能も持っているので、市民にとっては比較的重要な防災拠点だと認識します。
  私も、さらにはこれは、管理組合の理事会で決めていただいたという、いわゆる公園として以上に市民の方たちに、しっかり認識して、また有効に使ってほしいという思いも入っている陳情だと思いますので、高く評価をしつつ、討論は多分しないと思うので、一応賛成の立場に立つものでございます。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○白石委員 私も、前向きに検討していくということで、萩山町はすごく防災が進んでいるところだと思います、組織的には。新しくできたマンションですので、やはりあそこに住んでいる方たちもしっかり防災意識をお持ちなので、こういう陳情を出されていると思いますので、社会的弱者の方がお住まいになっている可能性もありますし、いっとき避難所として看板があれば、新しく引っ越してきた方にも周知になると思います。
  あと、市境になると思うので、すごくそういうのでは、いっとき避難所の看板があると、どこの市の避難所なのか、いっとき避難所というのがわかるのは必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 さきに委員たちからもありましたように、私も同趣旨でございます。ここに掲げられています、陳情書にある看板になるのかどうか、実際そのところはわからない部分もありますけれども、やはり看板が設置されることで視覚的に効果的になると思いますので、より早い設置をお願いしたく思いまして、またこれに関しては本当に賛同いたします。
◎小町委員長 休憩します。
午後1時16分休憩

午後1時16分再開
◎小町委員長 再開します。
  ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で質疑を終了し、討論に入ります。
  28陳情第40号について、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
  28陳情第40号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立全員と認めます。よって、本陳情は採択することに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午後1時17分休憩

午後1時18分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題5〕28陳情第42号 消費税率10%への引上げは再延期するのではなく、中止・断念して税率を現行8%
     から5%に引き下げる意見書を政府に提出することを求める陳情書
◎小町委員長 28陳情第42号を議題といたします。
  質疑、御意見等ございませんか。
○土方委員 この陳情の思いもわからないわけでもないんですが、この文書にあるところでいいますと、税金逃れのタックスヘイブン、いわゆるパナマ文書、これはもう断じて許されないことでありますし、違法ではないということも何か言われていますが、そういったものを抜かしてでも、やはりそこはちゃんと追及するべきだと私も思います。
  ただ、日本の国のことを考えますと、28年の予算で96.7兆円、そのうちの税収が58兆円である。その中でも、28年の96.7兆円のうち4割弱は将来負担に回さなきゃいけないような予算を組んでいる。これは当市も同じような感じで、今回は、これから決算やるから言わないですけれども、ちょっと改善しているところはあるんですが、国はやはりどんどん将来負担をしなければいけない状況であると。
  その中で社会保障の金額が、これは15年のあれなんですけれども、31兆円もある。それが全体の32.7%。これはもうこれからどんどんふえる要素があって、では何で埋めていくかというと、全ての税金を上げるというわけにもいかないですし、やはり消費税を引き上げるしかないと思っていますし、それでその上げた分は社会保障に全て回すということも発表していますので、1回目は延期しましたが、これからどうなるかわかりませんけれども、今の社会情勢を見ればいたし方ないのかなと思っていますので、この陳情には賛成できないです。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 私も、今の土方委員とほぼ同意見です。社会保障と少子化対策、これから特に国を支えていくという点でいえば、どこを財源とするのかというのは、さまざま国会でも議論してきまして、3党合意という形で消費税でいこうと決めた経緯もございます。
  そういった意味では、さまざまな考え方はもちろんございますし、それは承知していますが、さらにこの景気の悪化を懸念する部分も大きくわかりますが、さまざま議論をした上で決定している点は大きいかなと。
  そしてまた、パナマ文書が明らかになって、タックスヘイブンのことというのは非常に大きな話でございますが、国の対策としては、一つには、ことしの5月ぐらいですか、パナマと協定を国が結んで、情報公開を定期的に行っていくということ。
  また、年初からですが、日本でも所得の補捉という点でいえば、個人番号、マイナンバー制度がしっかりして、これに国民の皆様が賛同してというか、マイナンバーは勝手についてしまいますので、この所得の捕捉という角度でも行っていければ、脱法的に税金を逃れるという方はいなくなる。
  また、消費税率については、現在は8%から10%ということですが、少なくともそういった脱法行為がなくなって適正に行われれば、やはり国民の負担は確実に軽くなっていくということを期待します。
  その将来も見た上で、この陳情は、ここ数年の間にこのタックスヘイブンが全部なくなるのかという保障もどこにもない状態で、今ここまで進んできた消費税率を上げるということについては理解しますので、この陳情には不採択の立場をとらせていただきます。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○白石委員 私も、消費税率10%に引き上げということで、弱者の人たちの負担が重くなるというのはありますけれども、断念して税率を現行8%から5%へ引き下げるというのは、また混乱を招くことにもなると思いますし、しっかりと消費税率を10%に引き上げるのであれば、本当に生活が困窮している人とか、そういう命が優先されるほうに、社会保障に税金がしっかりと行くことを願って、この陳情には反対の立場です。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 今回の陳情第42号なんですけれども、まず陳情を出された方には、本当にお気持ちのところを酌み取りたいという部分もすごくあるということは申し上げておきます。
  実際に給与が上がったかというものの中で、陳情の中の理由の中で、85%が上がった実感はないと答えているですとか、非正規労働者の割合がふえてきているというところに関しては、本当にこの方がおっしゃっていること、また抱えていることに関しては賛同する部分もあるんですけれども、またパナマ文書ですね、こちらのほうを抱えていて、そんなことが行われているということで、また驚愕したことも事実ですし、周りでもそうした声、さまざまな声がございます。
  また、この陳情の方が、陳情書の作成直前にインタビューも行っていらっしゃる、そして事例を紹介されていらっしゃいます。そうしたさまざまな御努力があることを本当に心から、そのあたりは推察するところなんですけれども、そこで今度10%は再延期ではなく中止、断念、そして8%の現行から5%に引き下げるという部分を、では意見書を政府に提出するのかとなりますと、なかなかそこの部分は、気持ちの面と実際にやる部分というのは、ちょっと異なってくる部分があるのかなと思いまして、残念ではありますが、こちらの陳情に関しては、承知がなかなかしかねる部分があるかと思います。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で質疑を終了し、討論に入ります。
  28陳情第42号について、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 討論がありませんので、採決に入ります。
  28陳情第42号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午後1時26分休憩

午後1時27分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題6〕28陳情第47号 東京都知事に対する非核都市宣言等を求める意見書提出を求める陳情
◎小町委員長 28陳情第47号を議題といたします。
  質疑、御意見等ございませんか。
○かみまち委員 陳情第47号、東京都知事に対する非核都市宣言等を求める意見書提出を求める陳情なんですけれども、まず陳情事項の中、1番から3番まであって、東京都において非核都市宣言をすることとあるかと思います。また、その後、2番、3番、それぞれあるんですが、東京都の中で非核都市宣言、東京都では、まず東京都都民平和アピールというのを東京都として過去に行っていることが、95年3月10日にアピールがされています。
  また、実際に東京都内において、檜原村、あきる野市、瑞穂町を除く、また島を除く、ほとんどの区また市町村が、それぞれこちらの非核都市宣言を出されているという現状があることが明らかにはなっております。
  そうした中で、東京都において非核都市宣言というのは、東京都というのはそれぞれの自治体の集合体なので、東京都における非核都市宣言というのは、なかなかここに関しましては、どこに置くのか、ほぼみんなが置いているという中で、若干難しいのかなという部分が、思いを感じずにはいられません。
  また、それぞれ都議会との関係性において、不必要な争いはせずに都政を円滑に遂行することを最優先、それぞれの理由があるかと思うんですが、なかなかこの非核都市宣言を東京都知事に対して意見書提出を求めるということに関して、現状がそれぞれの市区町村でされているものでありますので、東京都においてというのは、若干難しいのかなというところが思いです。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○土方委員 今、かみまち委員がほとんど言ってくれたんですが、当市は核廃絶平和都市宣言も行っているということで、当市に関しては、変な話ですけれども、こういう平和に関することに対しては宣言しているのでいいのかなと思いますし、逆に陳情の1番に関しては、まあまあ気持ちはわかるんですけれども、3番目に、都議会との関係において、不必要な争いをせず、都政を円滑に遂行することというのは、どちらかというと、これは僕らが言うことでもないのかなと思いますし、変な話ですけれども、同じ東京都ですけれども、やはりそういったことを言うのはいかがなものかなと思っております。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○駒崎委員 ちょっと本筋とずれるのかもしれないので、委員の皆様、御意見があればとは思うんですが、一緒に東京都における非核都市宣言等を求める意見書(案)というのをつけていただいています。その文面ですと、これはあえてなのか、どういう意図なのかわかりませんが、「あなたが当選されました」とか、「あなた」という形で非常にフレンドリーに文書をつくっていらっしゃる形なんです。
  それで、私どもの議会の立場としては、明らかに間違っていることとかというのは、訂正をしたりというのができるんでしょうけれども、陳情の趣旨採択をしないという意味からも、この陳情を採択したら、この意見書のまま出さない理由を逆に、なぜあなたはできないんだみたいなことも議論して決めなきゃいけないようなことにもなりかねるので、様式として、案とつけてくるのであれば、やはりそのまま出せるものでないと陳情の場合は、請願の場合は市会議員が紹介議員としてつきますので、そこでこれはもっとこうしないとだめですよと、事前なり事後なりに了解をとったりとか、ここを変えますよということができますけれども、これは陳情ですので、そういった動きをすること自体がほぼできないですので、これはどう思われますか。
  このまま出せますかと僕は委員の皆様に、これは内容としての賛否ももちろんあると思うんですけれども、様式として陳情でこの意見書をつけられてきたときには、大分、もうちょっと考えて出していただかないとなという感触を持つんですけれども、いかがですか。
○土方委員 私も駒崎委員に賛同します。おっしゃるとおりでございます。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○白石委員 私もここがすごく気になったところです、この一文が。本当に軍事推進では困るし、脱原発ですし、核非武装が絶対に必要だと思うんですけれども、やはりこれは個人的に都知事に対して宣言してくださいと言っているように読み取れてしまうので、これには賛同しかねるなと思っています。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で質疑を終了し、討論に入ります。
  28陳情第47号について、討論ございませんか。
○駒崎委員 28陳情第47号につきまして、不採択の立場から討論に参加させていただきます。
  一つには、都市宣言を一つの自治体が行うということは、非常に重い意味を持っていると考えます。その上でこちらの陳情の、まずそれをする理由というのが、都知事とはいえども、たった1人の都知事の方の軍事推進、原発推進、核武装を明確に否定するため、いわゆる都知事がそうじゃないんだというために非核都市宣言を行うというのは、その動機において、ここで述べられている現都知事のためだけにしかというか、それしか陳情理由に載せられていないということには、非常に違和感を感じます。
  もちろん東村山市も非核都市宣言等をしていますので、だからこそ都市宣言というのは重要であると考えます。
  また、先ほど意見交換もさせていただきましたが、案として寄せられている意見書は不備も多くあるように見えますので、不採択とさせていただきます。
◎小町委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  28陳情第47号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午後1時35分休憩

午後1時35分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題7〕28陳情第49号 消防吏員に労働基本権である団結権を与えることを求めることに関する陳情
◎小町委員長 28陳情第49号を議題といたします。
  質疑、御意見等ございませんか。
○土方委員 1つだけ所管に確認させていただきたいんですけれども、当市の場合の消防団の扱いについてお伺いしたいんです。
△細淵環境安全部次長 本陳情に関しましては、消防事務に関しましては東京都へ委託しておりますことから、東村山市では消防等の事務の取り扱いを一切行っておりません。消防団とは全く別であるということがありますので、これにつきましては、本来、東京都で行っていただくべきものと考えておりますので、その点、よろしくお願いしたいと思います。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 当市におけるもの、今、土方委員からのこと、また所管からのことがあったんですが、わかればでいいので教えていただきたいんですけれども、平成22年12月に総務省による消防職員の団結権のあり方に関する検討会というのが行われていて、報告書もあるんですが、そちらのほうでは、今までさまざまな警察や消防や監獄職員や、それぞれのところは団結権に関しては認めないというのがあった中で、ここの陳情理由の中にもあるように、ILOのほうからの是正へ向けて勧告を受けておりというのを受けてもあって、消防職員と監獄職員に関しては団結権は認めていくという方向があったかと思うんです。
  1月から検討会が22年に行われて、12月に検討会の報告書が出された後はどうなっているかというのを知っていたら、教えていただきたいんです。
△細淵環境安全部次長 当市消防吏員というのがおりませんので、現在のところ、防災等を含めて災害対応という形、それから予防という形での業務としては連携等をとって行っておりますが、そのような情報に関してはうちのほうには入ってきておりませんので、お答えすることができません。
◎小町委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で質疑等を終了し、討論に入ります。
  28陳情第49号について、討論ございませんか。
○駒崎委員 28陳情第49号につきまして、不採択の立場から討論をさせていただきます。
  陳情理由にございますように、「(国際労働機関)から度々是正へ向け勧告を受けており」とあります。ただ日本の場合というか、警察また自衛隊等も団結権が認められておりません。それは、治安はもちろんですが、震災とか一朝有事の場合、消防が非常に力を発揮するという期待のあらわれでもないかと思います。
  また、さきの答弁がありましたとおり、東京都が行うべきものでございますので、「市及び関係機関に働きかけ」ということでございますが、関係機関が東京都になるのかもしれませんが、こちらは、国を挙げてその状況は認識していると判断いたします。
  一つのあらわれとしては消防職員委員会ということで、平成8年に設置されまして、平成17年には取りまとめの機能が強化されました。年間5,000件ほどのさまざまな職場環境であるとか備品等についての要望が実際に消防吏員から出されて、平成11年から数えると4万6,000件ほどの意見が出されて、そのうち1万5,200件は実現しているということでございます。
  そしてまた、団結権を認めることの意味というものも考えねばなりません。団体交渉権、また争議権まで含めて、団体行動権まで含めての議論というものもした上で決めていかなければならないので、端的に団結権だけを認めるということに賛成することはできません。
  以上をもって不採択の討論といたします。
◎小町委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎小町委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  28陳情第49号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午後1時41分休憩

午後1時42分再開
◎小町委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題8〕閉会中の委員派遣について
◎小町委員長 閉会中の委員派遣について、お諮りいたします。
  特定事件の調査のため、議長に委員派遣承認要求をしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立全員と認めます。
  なお、日時は10月27日木曜日から28日金曜日の2日間とし、目的地及び視察項目は、広島県広島市、学校における平和教育及び広島平和記念資料館の取り組みについて、大阪府池田市、発達支援についてであります。
  諸手続については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎小町委員長 起立全員と認めます。よって、さよう決しました。
  次に進みます。
  以上で、本日の生活文教委員会を閉会といたします。
午後1時42分閉会

 東村山市議会委員会条例第23条の規定により、ここに署名又は押印する。

生活文教委員長  小  町  明  夫






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長心得



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