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第10号 平成2年 3月22日(3月定例会)

更新日:2011年2月15日

平成 2年  3月 定例会

           平成2年東村山市議会3月定例会
            東村山市議会会議録第10号

1.日  時   平成2年3月22日(木)午前10時
1.場  所   東村山市役所議場
1.出席議員   26名
 1番  倉  林  辰  雄  君    2番  町  田     茂  君
 3番  木  内     徹  君    4番  川  上  隆  之  君
 5番  朝  木  明  代  君    6番  堀  川  隆  秀  君
 7番  遠  藤  正  之  君    8番  金  子  哲  男  君
 9番  丸  山     登  君   10番  今  井  義  仁  君
11番  大  橋  朝  男  君   12番  根  本  文  江  君
13番  国  分  秋  男  君   14番  黒  田     誠  君
15番  荒  川  昭  典  君   17番  伊  藤  順  弘  君
18番  清  水  雅  美  君   19番  野  沢  秀  夫  君
20番  立  川  武  治  君   21番  小  峯  栄  蔵  君
22番  木  村  芳  彦  君   23番  鈴  木  茂  雄  君
24番  諸  田  敏  之  君   25番  田  中  富  造  君
26番  佐 々 木  敏  子  君   27番  小  松  恭  子  君
1.欠席議員   1名
16番  小  山  裕  由  君
1.出席説明員
市     長  市 川 一 男 君   助     役  原   史 郎 君
収  入  役  細 渕 静 雄 君   企 画 部 長  池 谷 隆 次 君
企 画 部 参 事  野 崎 正 司 君   総 務 部 長  細 淵   進 君
市 民 部 長  都 築   建 君   保健福祉 部 長  沢 田   泉 君
保健福祉部参事  萩 原 則 治 君   環 境 部 長  小 暮 悌 治 君
都市建設 部 長  中 村 政 夫 君   上下水道 部 長  清 水 春 夫 君
上下水道部参事  石 井   仁 君   都市計画 課 長  金 子 武 男 君
教  育  長  田 中 重 義 君   学校教育 部 長  間 野   蕃 君
社会教育 部 長  小 町   章 君
1.議会事務局職員
議会事務 局 長  川 崎 千代吉 君   議会事務局次長  入 江   弘 君
書     記  中 岡   優 君   書     記  宮 下   啓 君
書     記  藤 田 禎 一 君   書     記  武 田   猛 君
書     記  野 口 好 文 君   書     記  長 谷 ヒロ子 君
書     記  粕 谷 順 子 君
1.議事日程

第1 議案第 9号  平成2年度東京都東村山市一般会計予算
第2 議案第10号  平成2年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計予算
第3 議案第11号  平成2年度東京都東村山市老人保健医療特別会計予算
第4 議案第12号  平成2年度東京都東村山市下水道事業特別会計予算
第5 議案第13号  平成2年度東京都東村山市受託水道事業特別会計予算
第6 一般質問

               午前10時4分開議
○議長(遠藤正之君) ただいまより本日の会議を開きます。
───────────────────◇───────────────────
△日程第1 議案第9号 平成2年度東京都東村山市一般会計予算
○議長(遠藤正之君) 日程第1、議案第9号を議題といたします。
 本案については、質疑の段階で延会となっておりますので、質疑より入ります。
 答弁よりお願いいたします。学校教育部長。
◎学校教育部長(間野蕃君) 3点ほど私どもの方で御質問をいただいておりますので、御回答を申し上げたいと思います。
 まず一番最初に、教職員の研修経費につきましての御質問をいただいておりますが、本市におきます教育的展望を考えてみましたときには、やはり学校の抱えている課題というものは決して少なくないと、そのように思っておりますが、それら課題の探究と実践活動をより充実発展させ、教職員の資質の向上を図り、事業のより一層向上を図るために研修を積極的に行っているところでございます。平成2年度におきましても、教育委員会の教育目標の重点施策の1つの柱といたしまして教職員の資質の向上を掲げてございます。教育の専門職としての使命感並びに創意ある学級、学年経営など、教育指導実現のために意欲や実践力を高めるため研修活動を充実していきたいと、そのように考えているところでございます。これらの研修効果は数字などには直接あらわしにくいものでございますので、そういったものはございませんけれども、私どもは着実に効果が上がっていると、そのように判断しております。
 なお、参加されます教員の方々の出席の度合い等でございますけれども、本人の努力とさらに校内の協力体制、こういうものを踏まえまして、予定されました人員についてはほとんど達成されていると、このように考えております。時には推薦枠を超えるような場合もございますし、教員1人1人みずからがやっぱり実践していく、調査、自分で研究しながらその研修を行っていくと、そういう方法をとっておりますので、それらについても多くの教員の方々が出席され立派に研修活動を行っているところでございます。
 研修の内容といたしましては、学校全体を把握するためのものでございますとか、生活指導に関するものと、あるいは学習指導法の研究──これは一番多いわけでございますけれども、そういった研究、それから国語や数学等各教科の授業指導の関係、こういうものにつきましても多くあるわけでございますが、それらの研修を行っておると同時に、各校におきまして、各学校におきまして教科別の研修会などを重ねておると、そういうところが実態でございます。
 なお、特に本市の特筆すべき研修といたしましては、御岳研修というのを8月1日から、ことしも8月3日の間に予定しておりまして、2泊3日の宿泊研修。これは教頭先生が、3名の教頭先生が中心となられまして、あと学校から教師の方々が参加していただいて運営委員会を開いている。その運営委員会でいろいろな企画立案をいたしまして、その中で立派な研修会を実施をいたしております。これらにつきましては他市からも非常に単独市開催ということで注目を集めているところでございますが、それらの結果につきましては研究紀要に収録いたしまして、参加できなかった先生方にもお配りをしたりしているところでございます。これには、一応 125名の参加をいたしております。
 そのほか、初任者研修でございますとか人権尊重教育でございますとか、一般研修あるいは校内研修等も進めておりまして、東村山の教育研究会、これは過日公民館でも開催をさせていただきましたが、そのような形でみずから実践研究を通して研修活動を行っていると、このように御理解いただきたいと思います。
 特に、本年度 1,511万 6,000円の経費を予算化させていただきまして、元年度の 775万 3,000円から比べますと大幅なアップをさせていただいたわけでございますが、これにつきましては御案内のとおり、中学校におきます技術家庭の中に平成5年からコンピューターの関係が入ってまいります。したがいまして、教師指導用のコンピューターの購入を7校にわたりまして 619万ほどの予算を計上させていただいておりますので、これが主な増加の内容でございます。そのほか若干の既定の研修活動の充実に上げました予算でございまして、どうぞ御理解いただきたいと思います。
 それから、2点目に御質問をいただきました姉妹校の訪問関係の補助金の関係でございますが、訪問予定日と訪問する氏名等がということでございましたけれども、現在、学校と鋭意検討中でございまして、本件につきましてはアメリカのインディペンデンス市との姉妹都市提携10周年を期に、グレンデール小と回田小との姉妹校が締結されたのは一昨年でございますが、昨年はグレンデール小学校からの訪問を受けましたので、その答礼も兼ねまして、やはりこちらからも訪問を計画する必要があるんじゃないかということで、昨年来議会でも御論議をいただいたところでございますが、今回、一応2名の枠ではございますけれども、旅費の一部を補助するということで予算に計上させていただきました。将来的にはいろいろと子供の派遣等も含めて検討されるべき課題であるとは思いますが、本年はそのような形で、多分夏休みごろだと思いますけれども、こちらから訪問をさせていただくと、そのようなことでございます。
 それから、3点目に御質問をいただきました、大きな関係では3点にまたわたろうかと思いますけれども、小学校の給食運営経費、 403ページにございますけれども、これの中の需用費の消耗品の内容ということで、食器に充てている金額等につきましての御質問をいただいたわけでございますが、消耗品の予算につきましては都の学校運営標準を参考にいたしまして、学校あるいは学級及び児童数により算定いたしました 726万 5,000円を計上させていただいているところでございますが、支出につきましては学校給食運営をしていく中でやはり必要な消耗品、例えば食器、洗剤、ごみ袋等を初め食品衛生を維持管理するための白衣でございますとか、テーブルクロス等を購入をいたしているわけでございます。食器につきましては毎年、新1年生分程度の入れかえを予定しておりまして、平成元年は 111万 8,000幾らというのが実績でありますけれども、やはり2年度におきましても新1年生程度の入れかえを計画をいたしておるところでございます。食器の耐用年数につきましてのお尋ねでございましたけれども、大体五、六年としておりますが、それらも破損状況等を考慮いたしまして順次入れかえておるところでございます。
 その中で、食器の見直しについての御提言を受けたわけでございますが、もう見直しの時期にきているのではないかということでございますが、御案内のとおり、当市で使用している食器につきましてはお盆、パン皿、小皿、大小カップ、深皿の6種類でございますが、アルミニウムを表面処理いたしましたアルマイト食器を使用いたしておるわけでございます。これにつきましては、やはり安全性や耐久性にすぐれ、破損、摩耗が少ないということが1つと、2番目といたしましては食器洗浄機での洗浄が比較的安易にできると。3番目といたしましては軽量のため児童の運搬がしよいと。それから、4番目としまして調理員の作業に負担がかからないと。5番目としては、当然でございますが、比較的安価であるということでございまして、現在まで使用しているわけでございますが、文部省通達でも食器類につきましては児童生徒の望ましい食習慣形成に資するために料理形態に合わせました使用についての配慮することが言われております。御指摘の点については、やはり今後の給食運営の中で、給食調理員の事務連絡会とか、あるいは栄養士の事務連絡会等ございますが、種々協議をして、検討してまいりたいと考えております。
 なお、食器によりましては、その食事の雰囲気が変わったり、同じ食物でもおいしさが増したり、楽しさが増すということは十分承知しているわけでございまして、そのために、現在、ランチルーム等保有校、大岱、北山、久米川東小学校等で使用している強化耐熱ガラス製のそのコレール食器につきましては、児童の評価はやっぱり高いと、そのように聞いておりますし、これらにつきましてのそのよさというものは非常にわかるわけでございますけれども、特に重たいとかですね、破損率が高いとか、また問題になりますのは、現場作業からの面から総合的に考えてみますと、現在のアルマイトを使う方がやりやすいとかということがございまして、なかなかこれすぐに解決しない問題もございます。したがいまして、全校コレールに切りかえるということの難しさがあるわけでございますが、ランチルームの限定した場所などでの使用については継続的にまた実施をしてまいりたいと、そのように思っております。
 それから、最後に御質問ございました、ランチルーム方式の効果とランチルーム方式を導入する予定校はというのの御質問をいただきました。学校給食は家庭の食事と異なりまして、大勢の子供たちが一堂に会してこの食事をとるという集団行動で行われますから、したがって食事の環境を変えたり、管理に留意することが極めてやっぱり大切なことであろうと、そのように考えております。機能面から見て、教室のその給食よりも、やはりランチルームで異学年ともども集まって給食をするということなどは高く評価されているところでございますが、それらの楽しい雰囲気づくりのために、やっぱり施設面からも相当検討していく必要があるだろうということで、私どももそのような形で空き教室の有効活用等を踏まえながらそのようなことを試みているわけでございますが、なかなか、構造的な面もございまして、耐力壁になっております壁を抜くこともできませんので、抜けるところはどこなのかというその調査等もこれから開始をさせていただきたいと、そのように思っておりまして、大規模改修を行います学校につきましてはそれらを鋭意検討して対応してまいりたいと考えております。
 現在、計画しておりますのは、化成小学校が今、御案内のとおり1期、2期──平成2年度で2期目の改修をやるわけでございます。その2期目ではまだ管理室部門が改修でございますので、3期の、来年のですね、改築のときにはランチルーム、あるいは多目的的な利用のできるような教室の整備を考えておりまして、これらによりまして、先ほど申し上げました既設の3校に加えて化成小学校でもそのようなランチルーム方式が3階にできる予定でございます。これは来年でございますけれども。そのように考えております。
 なお、富士見小学校につきましてはランチルーム形式ではございませんけれども、あそこをつくりましたときに、やはり中庭を利用した異学年との給食ができるようにということで現在もやっておりますが、そのような配慮もいたしているところでございますので、また今後ともそれらについて十分いろんな意味で検討させていただきたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。
◎社会教育部長(小町章君) 社会教育につきまして3点ほど御質問がございましたので、御回答を申し上げたいと存じます。
 1点目は、管外市民施設の関係でございます。歳入のときにも20番議員さんから御質問がございまして、この件につきましては御回答を申し上げたところでございますけれども、心身ともに健全な青少年の育成の場として、また市民のレクリエーションの場として、これらを踏まえた中で老朽化しました白州の旧駒城小学校の建てかえ計画、あるいは管外施設の位置づけについてそれぞれ検討してまいったところでございます。特に、内部検討委員会という市の職員で構成いたしました委員会の結論を得まして、現在、外部検討委員会でそれぞれ御検討をいただいているところでございます。外部検討委員会のメンバーは、議員さんを初め青少対の地区委員の方、青少年委員会会長さん、体育指導委員会、それから小中学校校長、小中の生活指導主任、児童、民生委員等の代表の方、市内の多くの関係する方々で御意見を拝聴するというふうなことで今進めております。3月20日、一昨日ですか、にも第3回目の検討委員会を開催いたしまして、それぞれ委員の皆さんから貴重な御意見を拝聴しております。位置づけ等につきましてもまた新たな分野での考え方も発生をするのではないかなというような感を受けましたけれども、いずれにしましても、内部検討委員会では白州の町の別な場所にというような内部検討の集約を見ておりますけれども、それぞれまた貴重な外部検討委員会の皆さんの御意見を拝聴して、それぞれ考え方を集約してまいりたいと、このように考えているところでございます。御質問の中にありましたように、青少年だけではなくてというような意見もございましたし、内部検討委員会でもそのような集約になっておりまして、市民を交えた施設としての位置づけをしてまいりたい、このように考えているところでございます。
 そうなりますと、教育委員会、社会教育で担当してよいのかというような御質問ございましたけれども、実力的には私の方の部も十分その対応できると思っておりますけれども、これらは今後の推移を見ながら全庁的に対応していくことにもなろうかと思いますので、今後の推移を見守ってまいりたい。御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 それから、図書館の関係につきまして御質問がございました。特に、時間延長、各市でも大分その動向があるやに伺っておりますけれども、この件につきましても昭和62年の9月定例会で12番議員さん御質問をいただきまして、一般質問だと記憶しておりますけれども、ございまして、そのときにもお答え申し上げてございます。夜間の開館時間の要望につきましては、図書館の職員を通じましても、また職員との、また市民との接触の中でもそういう声があるということは私どもも存じ上げております。御指摘のとおり、余暇時間の活用等ございまして、市民の方々の利用の時間の拡大、また都心に勤める市民の皆様への便宜を考慮した場合には、閉館時間の延長という問題につきましてはやはり十分、今後、課題として取り上げるべきではないかというふうに考えておるところでございます。しかしながら、職員等の対応も今後含めまして、今後の課題として詰めていきたいと考えておりますので、ぜひ御理解をちょうだいしたいと思っておるところでございます。
 もう1点、公民館の講座につきまして市民の反響はという御質問がございました。御案内かと存じますけれども、東村山市では余り他に例を見ない企画員制度というものを持っておりまして、この企画員、市内の市民の皆様それぞれ応募をいたしまして企画員になってもらっております。平成2年度の企画に当たりましては、講座は24名の委員さんで構成をされました企画員の中でそれぞれ目指します公民館活動の中の13項目につきまして御審議をちょうだいいたしました。端的に申し上げますと、13項目では、憲法と政治を学ぶ、2番目は経済を学ぶ、3番目は歴史を学ぶ、4番目は社会福祉を考える、5番は文学を学ぶ、それから6番目は生活を考える、7番目は女性論、男性論のセミナー、8番目は親と子を考える、9番目は心の健康と人間関係を考える、10番は芸術を学ぶ、11番目は外国を知る、12番目は古典に親しむ、13番目は趣味と実益を楽しむ、このような形で13項目の中でそれぞれ年間を通じまして中央公民館を基準といたしまして各分館等で講座を行っておるところでございます。特に、単発的な講座というのが、映画会だとかそういうのがございますけれども、そのほかは4月から7月、これ前期と呼んでおりますけれども、中期が9月から12月、後期が1月から3月、この3つの年間区分をいたしまして、今申し上げました13のテーマに沿っていろんな講座を開催しております。
 そういうことで、平成2年もこれらにのっとりましての講座を予定しておりまして、特に市民の方々から選ばれました、いわゆる応募されました皆さんの考え方の中で講座を開いておりますので、非常に好評だと自負しておるところでございます。
 以上でございます。
◎収入役(細渕静雄君) 一時借入金の利子についてお答えいたします。
 公定歩合が平成元年の12月25日に 2.5%から 4.25%に引き上げられました。
これに伴いまして短期プライムレート、すなわち短期最優遇貸出金利ですか、これが本年1月より5.75%から6.25%に 0.5%引き上げられましたので、これによって予算を計上しております。これが1つの要因でございます。
 それから、2点目といたしましては、 予算書6ページの地方債の額が 26億 8,200万円計上されております。これが前年度は 14億 5,970万円でございますので、 12億 2,230万円の増額になっております。これが2つ目の要因でございます。
 御存じのとおり、起債というのが翌年の3月から、遅いときですと出納閉鎖期間の最終日でございます5月末に歳入されますので、これに見合うところの歳出を行うにはやはり一時借入金で賄うということになります。
 そこで、おおむねこれに見合う額とですね、期末勤勉手当、工事費等に支払う額をですね、想定いたしまして、予算書の5条にあります限度額を定めさせていただいております。この限度額に対するところのですね、利子を計上するというのが一時借入金利子を計上するときの基本的な考え方にしております。この限度額が平成2年度には30億になっておりますので、この元金の増によるところの利子の増、これが2点目でございます。
 これは内容的に申しますと、年度当初の支払い並びにその後の運用に充てるためにですね、東京都の振興協会より4月1日から3月31日までの間5億円を、これは3%の利子で借り入れます。これが 1,500万円。この利子につきましてはプライムレートの変更には何ら関係なくですね、据え置かれるというのが毎年の例になっておりますので、この額はそのままいきます。そのほかですね、今申し上げました支払いに充てるために市中銀行から一時借入金としてですね、行います。これが12月15日から3月31日まで。これは期末手当等、それから工事費等の支払われるわけでございますけれども、これらを埋め合わせするのが3月31日までかかりますので、これを 15億。これは 6.25%で借り入れますと、この利子が 2,748万 3,000円。それからなお、年末のですね、運用基金としてですね、12月15日から12月28日まで 10億円を予想しております。これが 6.25%で借り入れますと 239万 7,000円。これは年度末の支払い、これは起債の返還に充てるのが主でございますけれども、これに充てるために、約10億を2月1日から3月31日までの間借り入れる予定でございます。これも同じように6.25%で計算しておりますので、この額が 1,010万 3,000円。合計で 5,498万 3,000円となっているわけでございます。
 なお、 これを前年度の当初予算の計上の利率と比較いたしますとですね、前年度は 4.25%で算定しておりますので、差額が 4,178万 1,000円となりましてですね、プライムレートの引き上げによるところの増がですね、 1,320万 2,000円、これだけが増額になってきております。
 また、前年度の予算額は 3,408万 5,000円となっておりますので、元金の増によるところの影響はですね、 769万 6,000円、この額が借入金をふやしたために増になっている分でございます。しかし、3月20日にですね、第4次公定歩合が即日実施でもって1%引き上げられております。これに伴いまして予算計上をしております6.25%はですね、実行の段階にいきますと7.25%になるのではないかというふうに予想されます。これによりますところのですね、利子の増を計算してみますと、約 560万 3,000円現在の予算額より増額になるというふうに算定されるわけでございます。
 このようになりますとですね、より一層効率運用いたすためにですね、歳計現金の手元残高を相当押し込みましてですね、一刻も早く期日前にですね、一時借入金を返済──東京都の振興協会の分は別でございますけれども、市中銀行から借り入れている分につきましては一日も早く返済してですね、支払い利子を抑えていくという運用をしていきたいというふうに考えております。
 以上で終わります。
○議長(遠藤正之君) もう終えたかな。再質。漏れてます。もう終えたでしょう。再質あります。根本文江君。
◆12番(根本文江君) 2点ほど再質問をさせていただきます。
 1点目は住宅改修資金の件で、これはスタートされまして非常に新しくて、昨日の御説明で去年──去年というか、今までで3件、ことしの見込みが10件ということなんですが、実はこの所得制限のですね、この 500万という枠で、実際、自己住宅の要するに増改修ですから、何人かの方にお伺いしましたら、やはりその総所得の 500万というのはちょっとそれ以上、何というんでしょうね、共稼ぎとか、またそれなりに収入がそれ以上の方で利用したいなんておっしゃっている方もおりましたので、ちょっと今後の推移を見ていかなければ何とも言えない部分もございますけれども、この辺の要するに上限というか、限度額のですね、引き上げ等についての今後のお考えについてお伺いさせていただきたいと思います。
 それから、市営住宅のこれは建てかえの件について御丁寧な御答弁をいただきました。この中で、集会所の規模についてはいろいろお伺いしました。それで、やはり地域の中の市営住宅でございますので、この市営住宅が、要するに地域開放型か、また閉鎖型であるのか。そして、ますますこれからはこういう集会所というのは冠婚──冠婚というか、葬祭用に主に利用される場合もございますし、また多目的に非常に利用される回数もふえていくと思いますので、その辺のですね、要するに出入り口ということで私もちょっと昨日提案させていただいたんですが、その辺の設計というか、どういうようなお考えを現在検討されておられるのか、それをお伺いさせていただきたいと思います。
 あと、管理なんですけれども、これも非常に大事な、まして市営住宅でございますので、この辺のあり方についてのお考えもお伺いしておきたいと思います。
 あとは、皆さん、非常にやはり今、住宅難ということで、我が市に市営住宅ができるということで、今から大体いつごろ公募があるのかとか非常に注目しておりますので、工事としては来年から着工ということでございますが、この辺の工期の見通しと、それに伴っての公募の時期の予定等もお伺いさせていただきたいと思います。
 以上です。
◎市民部長(都築建君) 1点目の、住宅修改築資金のいわゆるその貸し付けの限度額でございますけれども、まだスタートして1年目で様子がまだつかめないというところでとりあえずスタートしたのが、いわゆる給与所得控除後の総所得が 500万ということの対象で御利用いただくという状況だったわけですけれども、この一、二年経験する中でですね、どの程度までそういったことが拡大することがなお市民から見て利用しやすいのか、また貸付限度額、今 300万ということになっていますから、この辺のところも含めてですね、検討していかなきゃいけないんじゃないだろうかというふうに考えておりまして、こういったせっかくの制度が市民に利用されるような形を今後も検討させていただきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。
◎総務部長(細淵進君) 市営住宅の建てかえの関係につきまして御答弁させていただきます。
 1点目の、開放か閉鎖型かということでございますけれども、現時点ではまだ結論は出てございません。居住者の方並びに関係部とのですね、協議に待ちたいと思っておりますけれども、ただ所管の方といたしましては開放型を考えてございます。
 それと、多目的利用ということで、葬祭に関係するですね、利用勝手の問題も出ましたけれども、これにつきましても床からの窓を設けましてですね、物の出入りをですね、可能なようなですね、形をとりたいと思ってございますし、また屋外にも多少の空間ですね、要するにテントを張れるようなとかですね、そういうふうな工夫はしてまいりたいと、こう思っているわけでございます。
 それと、管理の問題でございますけれども、当然、開放型になりますと管理の問題が生じてくるわけでございますけれども、平米数といたしましては 100平米程度を考えておりますので、開放の結論が出た場合には、当然、管理の問題につきましても支障のないようなですね、体制はとらせていただくようになるかと思います。
 それと、公募の関係でございますけれども、平成2年度に実施設計、今回の予算でお願いしているわけでございますけれども、したがって第1期工事につきましては平成3年度になるわけですけれども、議会との手続もございますし、できますれば工事の契約等議会にお諮りする時期を6月ぐらいをですね、平成3年の6月でございますけれども、なるべく早い時期にお願いいたしたいと。したがって、1期工事につきましては約1年間ぐらいを見るようになるかと思いますので、その後をですね、公募等につきましては所定の手続をとらせていただくと。ですから、工期との絡みの中でですね、また公募等につきましても当然住宅の使用料等の関係も議会とのかかわりが非常にあるわけでございますので、それらにつきましてはまだ今の時点では確定の時期は申し上げられませんけれども、平成3年度の御協議を申し上げる中でですね、それらの時期も明らかにしてまいりたいと思ってございます。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) ほかに質疑ございませんか。田中富造君。
◆25番(田中富造君) 何点か質問をさせていただきます。
 既にお2人の方が質疑をいたしてございますが、同様の項目もございますので、重複を避けまして、その間隙を縫ってですね、質問をさせていただきたいと思います。
 その第1点目は……。(「重複するんだよ。絶対」と呼ぶ者あり)大丈夫です。商工会の補助金の関係でございますが、部長の御答弁では、昨年、そして──失礼いたしました。89年度と90年度、それぞれ 200万円の観光開発事業に補助をするということでございますが、私、これがっかりしたんですね。と申しますのは、観光開発といいますと今まで議会でも取り上げられてきましたように、東村山の観光事業をどうするのかということをですね、商工業者の立場でですね、調査しているのかと思いましたならば、ショウブ祭りに補助をすると。
 これはもう昨年度からやられてますが、これはいわゆるお祭り補助なんですよね、言ってみれば。東村山の資源をどう生かせば、東村山の観光開発として伸びていくかということをですね、調査していなければならないわけなんですが、その辺がですね、十分な調査がされていないと思いますので、90年度ではその辺どのようにですね、市の商工行政としてどういう指導をされるのかですね、お聞きしておきたいと思います。
 それから、2番目に、 335ページのですね、公有財産購入費の関係でございますが、市道 641号線のほかにですね、5路線拡幅されるわけでございます。この関係ではつぶれ地補償の問題について、これは前向きに検討ということでございますので重複を避けるわけでございますが、念のためにお聞きしておきたいのは、この現時点でのつぶれ地、立ち木移転ですか、こういう関係での移転補償につきましては、市道 641号線等々につきましては平均のですね、取得単価と申しましょうか、1平米あるいは1坪でも、どちらでもよろしいわけですけれども、そのどのくらいの価格をですね、現時点で予定しておるのか、お聞きしておきたいと思います。
 それから、3点目には、市道の雨水排水管の設置工事でございますが、市内の4カ所、税務署前、柳瀬橋手前の西ということで、その他2カ所ですね、予算で計上されております。昨年の集中豪雨ではっきりいたしましたのは、この道路の冠水地域が市内に27カ所あると。私、昨年の9月のですね、一般質問でも取り上げまして、この27カ所をですね、年次計画で二、三年の態勢で排水対策の確立を求めたわけでありますが、今後はどのようにですね、この問題で進めていくのか、お聞きしておきたいと思うわけです。しかし、この市内4カ所ですとですね、今後四、五年かかってしまうというペースではないかと危惧されるわけですので、その点のお考えをお聞きしておきたいと思います。
 また、都道のですね、新青梅街道につきましては、西武国分寺線陸橋下の排水が大変な状況でございまして、下り線ですか、野口橋の信号を、野口信号をですね、赤から青に変わった途端にですね、スピードを上げたところに水たまりがあるということで、大変この歩行者に迷惑をおかけしているようですので、年度内東京都にどのように働きかけていくか、お聞きしておきたいと思います。
 4点目に、廻田架道橋の改築負担金につきましては御質疑もございましたが、平成4年で都の補助、あるいは西武の負担を折衝していくということでございますが、10.5メーターの道路幅員、両側に歩道設置ということでありますが、地元の美住町あるいは富士見町の周辺の方々は、現在の車道をそのままにしておいた方が交通安全対策上はよろしいのではないか、むしろですね、人道橋、いわゆる歩道トンネルというんでしょうか、それを別につくった方が交通安全対策になるとも言っておるわけですね。それで、この直近のところには御承知のとおり遊歩道が、多摩湖遊歩道がございますので、これと交差しているという問題もありますので、こういうこと、専用歩道トンネルを含めた交通安全対策の確立の考え方についてですね、お聞きしておきたいと思います。
 それから、5点目に、秋津駅の北口開設負担金が 135万円計上されておりますが、所沢市、そして清瀬市を含めまして市民の方々のですね、長い間の要望が実現したということで大変喜ばしいことだと考えるわけでございます。しかし、当然のことといたしまして、北口開設とともにですね、自動車が乗り入れがふえてくる。それから、歩行者、自転車の流れが変化してくるわけでありますが、所沢市では秋津町5丁目4番地にですね、 551平米の有料自転車置き場、 300台からですね、 350台が収容されるということを聞いておりますが、この取りつけ道路が市道 524号線、そして踏切から松戸橋方向へ向かっていく市道 531号線の1という道路がございまして、この交差部分はわずか6メーターほどしかないわけですね。それで、自転車の集中、学童の通学路、そういうことで非常にですね、朝晩が特に危険になるのではないかということで危惧されておるわけでございます。道路拡幅の協力ということをですね、地権者からお願いするなど、歩道設置などをですね、計画していく必要があるのではないかというふうに思いますが、この点についての考え方をお聞きしておきたいと思います。
 それから、6点目に、美住町の水道道路用地緑化設計でございますが、これは先ほど質疑もございましたが、このいわゆる低木あるいは高木の緑化と歩行者専用通路についての91年度工事については賛成ということで、反対するわけではございませんが、ただ問題になりますのは、市道 296号線の2というのがございまして、これは野口橋のマツダオートの販売所からですね、国分寺線の土手に行きどまりになる18メーター道路がございます。これは昭和53年のですね、12月の議会で 117メーターの長さをですね、あそこに、当時は何もなかったわけですね。原っぱのところになぜ18メーター道路をつくる必要があるのかということで私が質疑をした記憶がございますが、結局、工事の執行が棚上げになりまして、54年の3月の市議会でですね、この構想については国分寺線の下にトンネルを掘ってですね、この美住町の水道道路と接続させて、これはですね、この会議録を見ますと、浄水場の正面玄関、これとの一体の中でですね、浄水場の外周道路と接続させる形でのですね、道路づくりについて考えていきたいという答弁がありまして、それで 296号線の2がですね、認定されたという経過がございますので、その今後のですね、取り組みについてお聞きしておきたいと思います。
 7番目につきましては、都市計画道路3等4類27号線のいわゆる用地取得の問題でございますが、日本共産党はですね、この都市計画道路につきましては反対の表明をしてまいりました。今年度にも9億 1,214万 5,000円の用地取得を予定してございます。そこで、聞くところによりますと、この計画路線上では土地の買収にはいろんな御都合の中で応じられないという地権者もおられるというふうに聞いておりますが、95年度までの前期計画については既に後期にずれ込むという御答弁がされておりますが、代替地の問題とかいろいろあるようでございますが、今後この9億 1,200万についてはどこをですね、買収予定されておるのか。
 それから、それからですね、このいわゆる青果市場の関係、都道1・3・1号線との交差する部分について市が先行買収ということで行っておりますが、その辺のですね、移転先のめど等についてお聞きしておきたいと思います。
 次に、都市計画道路3・4・26号線でございますが、2億円の予算計上で歳入の部分でも質疑がございました。そこで、総予算についてお聞きしておきたいと思います。これは補助道3号線までの築造で95年度までの事業ということが御回答されておりますが、東京都の人件費、設計費を除いた、いわゆる直接補助分はこの95年度まででどの程度予定しておるのか。
 それから、この都市計画道路につきましてはですね、線引きどおり進めますと、清瀬市の野塩橋まで行くわけですね。その途中については青葉町2丁目のいわゆる下堀団地、そして青葉町3丁目のですね、星ケ丘団地ということで、住宅密集地をですね、通過することになるわけですが、その線引きどおりですね、今後進めていくつもりなのかどうか、お聞きしておきたいと思います。
 それから、9点目に、公園内水洗便所設置工事でございますが、89年度にはアメニティートイレということで南台、稲荷などの公園にこのトイレが改造、現在工事がされております。
 90年度につきましては熊野公園、廻田児童遊園、赤坂児童遊園に設置されるわけですが、これらもですね、アメニティーとしての考え方で行うのかどうか、また北山公園などを含む今後の計画はどう進めるのかについてお聞きしておきたいと思います。
 それから、野火止用水水車復元事業費1億 2,853万 6,000円でございますが、これも質疑がされておりますが、私の方からはこの水車復元事業基本計画案を見ますと、二宮さんのですね──二宮さんと言ってもちょっとわからないんですけれども、二宮尊徳ですか、金次郎さんですか、彫像がですね、置かれる計画になっております。これは、たまたま書いてしまったのかどうかということで聞きましたならば、稲荷公園のところは昔大岱の分校があったということで、そこにこの二宮尊徳のですね、彫像ですか、置かれていたような話も伝わっております。この二宮尊徳と言えば、忠君愛国、天皇制擁護のですね、象徴で、大戦中、小学校などに置かれたと。旧戦争教育体制のもとで置かれたものでありまして、主権在民の現憲法下で問題があると思いますので、この辺の、時代と場所にマッチしたものとすべきだと思いますので、お考えをお聞きしておきたいと思います。
 それから、緑地保全基金積立金の関係でございますが、1億 3,426万 4,000円の計上でございます。この基金の活用のあり方につきましてはそろそろこうすべきだという考え方もお聞きしたいところでありますが、貴重な緑を守るということで大きな関心が市民の方々から持たれております。また、一方では、非常に地価が高いということで思うように買収が進まないのも事実だと思いますが、水と緑が一体となったところから買収を進めるのか、あるいは丘陵部の一定面積を占めるところから進めるのか、あるいは住宅街の残された緑地から進めるのか、考え方はさまざまありますけれども、どのように考えているのか、お聞きしておきたいと思います。
 そして、東京都のですね、緑地資金貸付制度というのがございますが、これと複合させての運用についてもですね、考えてもよろしいのではないかと思います。そこで、その考え方についてお聞きしておきたいと思います。
 また、東京都のですね、この資金貸付制度で買収しようといたしました多摩湖町の1の12、この北斜面の緑地については、 3,727平米ですか、予定しておりましたが、どうなったのか、お聞きしておきたいと思います。
 それから、緑の総合計画策定調査につきましては、90年度については居住環境、計画の準備、緑のカルテ、市民の意識調査ということでありますが、これはやはり基本とするところはですね、川とのかかわり、国や都の施設とのあり方、街路樹、屋敷林、そのネットワークづくりのための調査、それから緑を守るということだけでなくてですね、新たに雑木林や樹林をつくるという観点もですね、この総合計画の中には必要ではないかと思いますが、その基本とするところをお聞きしておきたいと思います。
 それから、13番目に、教育の関係でございますが、特別活動報償22万円、それから教職員研修経費 1,511万計上されてございますが、この中には中学校のですね、情報教育研修用コンピューターが購入費が含まれております。これは、いわゆる新学習指導要領に基づくものであると言われております。小学校では新学習指導要領は1992年から、中学校は93年から完全実施になるわけでございますが、国家主義、能力主義のイデオロギーを軸とした教育改革と言われておりますこの新学習指導要領について、日の丸あるいは君が代については90年度の入学式から使用の義務づけが都教委から指導されております。そういう背景の中で、90年度の予算あるいはその後の教員研修などについてどのようなですね、準備がされているのか、お聞きしておきたいと思います。
 それから、14番目に、小学校給食費助成事業でございますが、これは準要保護の家庭のお子さんに支給されておりまして、 1,732万 6,000円が計上されておりますが、90年度からはですね、一般児童に対しましても給食費が上がるということが知らされております。1、2年生が 1,000円、3、4年生が 1,500円、5、6年生が 2,000円ということでありますが、消費税の影響もあろうと思います。かつて給食費の直接補助を牛乳代という形で行っておりましたが、59年度からの特別実施計画でカットされたという経過がございます。今後の問題といたしまして、給食費のですね、直接補助は考えられないのかどうか、この点についてお聞きしておきたいと思います。
 次に、中学校の消防施設について監査委員の指摘事項がございました。それについての今後の対策をお聞きするわけでございますが、89年度第2回定期監査報告の中では、火災報知機の表示ランプのカバーがなかった、消火器が所定の位置にない、非常口に錠がかかっていたということで、三中以外の各中学校でそれぞれ指摘をされておりましたけれども、これにつきましてはどのように対処されたのか、あるいは対処するおつもりなのか、お聞きしておきたいと思います。
 そして、管外市民施設外部検討委員会の問題では御質疑もございましたけれども、7月、8月、9月に利用が集中するという状況。そこで、この検討委員会ではですね、冬、春にですね、利用を拡大するためにはどのように行ったらよいのかということで、スキー場も近くにあるというふうには聞いておりませんが、スキーばっかりではないと思いますが、こうした年間を通じた利用の拡大のためにはどうあるべきかということについて検討の内容をお聞きしておきたいと思います。
 それから、市立郷土博物館建設計画事業でございますが、これは諏訪町の都営住宅建てかえに東京都から 2,500平米のですね、施設提供を受けるということを、話を承っておるわけでありますが、この中で設立準備委員会も発足するようでございます。この郷土博物館をどこに持ってくるかということについては、秋津町が適切だということは私は申し上げたいとは思いませんが、やはり東村山市はやはり諏訪町あるいは野口町が東村山市のですね、歴史発祥の地ということから見れば、今まで東村山市の北西部の議員さんが言われておりましたように、この北西部に博物館を設置することはやはり適切でありますけれども、適切だとは思いますが、果たして諏訪町の都営住宅につくることが一番ベターなのかということでは柔軟な対応が求められるのではないかと思います。国宝正福寺千体地蔵堂、北山公園、八国山緑地などの観光資源とのドッキングもですね、考慮して、適切な場所にですね、配置するべきではないかと、このように考えるわけでございます。そして、公民館、図書館の7館構想の復活を図るべきであるということでありますので、考え方をお聞きしておきたいと思います。
 そして、準備委員会はですね、この諏訪町に設置することを前提としてですね、論議をするのかどうか、あるいは幅広くですね、考え方を求めながら論議をしていくのかどうか、この辺についてお聞きしておきたいと思います。
 それから、富士見町文化センターの建設工事がいよいよ始まるわけでございますが、公民館、老人憩いの家、児童館、育成室などが配置される複合施設でございます。市民の方々も大変待ちに待った施設だとは思いますが、ここで問題になるのは別々の施設ということで、教育委員会所管、保健福祉部所管、社会福祉協議会の委託事業という別々の施設が同居することであります。そこで、職員体制や機能確立をどのように進めていくのか、お聞きしておきたいと思います。
 そして、老人憩いの家は日曜日が休みということであります。また、児童館もですね、日曜日を休みにしたいなというような動きもあるということで小松議員の質問にもありましたが、大勢の市民、お子さんから老人までに利用してもらうためには、公民館と同様の体制が望ましいのではないかというふうに思いますので、この考えをお聞きしておきたいと思います。
 それから、駐車場管理のあり方でありますが、ここ、都立の中央公園利用に来た人に利用されるということもありますので、駐車場の純粋な利用のあり方についてお聞きしておきたいと思います。
 それから、秋津公民館についてでございますが、これは90年度の対応をお聞きしておきたいと思いますが、コーヒーの自動販売機が設置されております。福祉の施設ということであるそうでありますが、展示室の前に設置されておるわけですね。それで、書や、あるいは絵や写真などの展示の大変障害になっていると、利用がしにくくなっているということでありますので、この辺のところについて設置の位置をですね、配慮できないのかということをお聞きしておきたいと思います。
 それから、展示室のパネルがございますが、ここに温度計だとか火災報知機などが厚さ15センチぐらいで出ておりまして、非常にその部分については展示できないわけですね。それで、見ばえが悪いし、利用の障害になっておりますので、今後の改善が必要だと思いますので、お考えをお聞きしておきたいと思います。
 最後に、体力づくりの推進事業につきましては多くの方々が体力づくりに熱心に励まれておりますけれども、大変結構なことだと思いますが、それに対する職員の方々の御努力も敬意を表したいと思いますが、これはしかし健康人をですね、対象とした体力づくりであるわけです。そこで、健康を害した人の機能回復、あるいは害しつつあると言っては失礼ですけれども、そういう方々のですね、保健予防との連携についてどう進めていくのかということでございます。私どもたまたま例に出します香川県の善通寺市の例ではですね、毎朝ジョギングだとか、日曜マラソンではですね、こういった脳梗塞で倒れた方なども参加して機能を回復したという例もございますので、この辺のですね、保健予防との連携についてどのように考えておるのか、お聞きしておきたいと思います。
◎市民部長(都築建君) 商工会関係と、それから水車復元関係については私の方からお答えさせていただきますけれども、初めに商工会補助のうち、いわゆる観光開発関係の補助金についての御質問でございます。
 この観光資源開発につきましては前にも御論議いただきましたように、当初、南地域と北地域に分けて、当市内の観光に関する資源はどうかという実態調査から実は始まりまして、その中でですね、特に最近脚光を浴びております北山ショウブ園、このショウブ園については何らかの形でそのイベント化する必要があるんじゃないかということで、手始めにそれがショウブ祭りということで昨年初めて実施されたわけでございます。これらの観光資源あるいは開発を東村山の町づくりと今後どう展開し位置づけるべきかということにつきましては、それぞれの思いもございましてですね、これはひとつ調査検討する必要があるだろうということで、現在、商工会の中で村興し事業開発推進委員会というんですか、というような形が、各界の人たちを委員を選出いたしまして、またコーディネートをですね、高千穂商科大学の先生の主宰します研究室にお願いいたしまして今、調査中でございます。
 いずれにいたしましても、この東村山市の観光を考えますときに、これは商工会だけでできる性質のものじゃなくて、もちろん東村山市の町づくりとも関係してこようかと思います。
 そこで、私どもの考え方としては、要するに東村山市の町づくり的な、いわゆる施設的なハード面につきましては、これはやはり行政で、基本的には行政が取り上げるべき性格のものじゃないだろうか。しかし、せっかくそういった資源があってもですね、それをどうアピールするかという点等を考え合わせますと、これはもう底辺を全市民的なすそ野を広げて実施していかなきゃ成功できないだろうということから、例えば商品開発とかイベント等のノウハウ提供的なソフト事業、こういったものがやはり商工会あたりが中心になって展開していただくのが一番好ましいんじゃないだろうかということで、行政と商工会が一体となってそれぞれの持ち分を生かしながら、東村山市の観光を今後考えていきたいという立場で考えておりまして、現時点ではまだまとまった形にはなっておりませんけれども、そういったこれからの方向性を見出すための調査も含めた段階であるということでぜひ御理解をいただきたいと思います。
 それから、9番目に御質問をいただきました野火止の水車復元に関連いたしまして、何かたまたま絵にかいた表示がですね、二宮金次郎像ということの御指摘でございましたけれども、これはたまたまそういったモニュメント的なイメージとしてあらわしたものでありましてですね、必ずしもその二宮金次郎像だけにこだわっているということじゃなくて、何らかのモニュメントが欲しいなという表示でございますので、その点を含めて御理解をいただきたいと思います。
◎都市建設部長(中村政夫君) 都市建設部関係につきまして多くの御質問もいただきました。
 御答弁をさせていただきます。
 1点目の、公有財産購入費の中の道路拡幅用地の取得の問題でございますけれども、御質問にもありましたとおり、平成2年度の予定といたしまして当初6カ所を予定させていただいております。
 そこで、御質問の現時点での補償の考え方の点でございますけれども、具体的な交渉は4月以降入っていくわけでございますけれども、今、予算計上に当たりましての一定の担当としての考え方を申し上げますと、市道第 641号線につきましては市の補償要綱、取扱要綱をもとにしながら固定資産の評価額、また市道第 415号線の1につきましても固定資産評価額、市道第 390号線の2につきましては相続税路線価の2分の1、市道第 426号線の1につきましては実勢価格、5番目の市道第 230号線の6につきましては相続税路線価、市道第 219号線のほかにつきましては固定資産評価額ということで、予算積算上はこのようにさせていただいております。具体的な交渉によって若干の動きがあると思いますけれども、この定められた要綱に基づいて地権者の方々に御協力をいただきながら道路整備をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 2点目に、市道の雨水排水管設置工事につきまして御質問をいただきました。昨年の9月議会におきまして集中豪雨に伴う道路の冠水箇所としていろいろ御指導をいただき、私どもといたしましても、技術的な方法も検討し、可能な範囲内で努力をしていく旨御答弁をさせていただいた経緯がございます。以降、都市建設部の土木課が中心となりまして協議を重ねながら取り組んでいるところでございますけれども、元年度中に野口町の2丁目の前川沿いの冠水箇所につきましては一定の工事で対処させていただいた経緯がございます。2年度の当初に向けましては5カ所予定させていただいております。一定の見通しがついたということで計上をさせていただいているところでございます。
 御質問の中に、こういう件数であればかなり年限がかかるのではないかという御質問もいただいたわけですけれども、私どもも、技術的な問題もありますし、可能な範囲内でですね、なるべく早い機会に対処するというのが基本的な考えでございますので、その辺はぜひ御理解をいただきたいというふうに考えます。したがいまして、他の場所につきましても極力努力をさせてもらいますし、かなり東京都とのかかわり合いの問題もございますので、この辺は東京都とも詰めてまいりたいというふうに思います。
 また、御質問のありました、西武国分寺線の陸橋下の排水の関係でございますけれども、東京都の方へ早いうちにですね、要請はしてまいりたいというふうに考えております。
 次に、市道の 302号線の廻田架道橋についての御質問でございます。新青梅街道から入りまして、新武蔵野のスカイハイツ、都立の東村山西高、そして中央公園を回って市道の 302号線に接続して、八坂小学校の前から府中街道までの区間を、幹線市町村道の2級に選定をさせていただいております。この2級における標準幅員につきましては、道路構造令によりまして車道の片側が3.25メートル以上と規定をされておりまして、これらに基づきまして現在既にでき上がっております南側の都営住宅からの車道が既に 6.5メートル、 片側の 3.25の 6.5メートルというふうに整備をされておりますので、 これらを整合性を持たす中で道
路幅員を確保してまいりたいという考え方でございます。私ども今考えておりますのは、御質問にもありましたけれども、 6.5メートルの車道に両サイドに2メートルの歩道をつけまして 10.5メートルで整備をしてまいりたいというふうに考えております。
 御質問の中に、人道橋というか、トンネルの方がいいじゃないかというような御質問もございましたけれども、その状況を判断した中でですね、車道と歩道を区分した中で整理をしてまいりたいというような考え方に立っているところでございます。
 次に、秋津駅の北口開設の関係で御質問をいただきました。過去、議会等に請願が出されまして以来、関係3市と西武鉄道と一定の協議をさせていただき、協定が見出されたというようなことも含めて負担金の予算計上をお願いしたところでございます。具体的には、建設費につきましては3市で負担をするということで、その内容につきましては、北口を利用する駅勢圏人口によって負担をしていくというような内容になってきているところでございます。
 そこで、御質問いただきました交通安全対策の関係でございます。御質問にもありましたとおり、地域の方々からこの開設に向けての交通安全対策の御要望というか、内容について関係市の方に要請が来ております。考え方といたしましては、歩道の拡幅と、また一定の用地を確保しての道路幅員のお願いが参っているわけでございまして、私どもといたしましても可能な限りということで地権者の方とは協議に入っておりますけれども、率直に申し上げまして、大変難しい点もございます。要望の中には、新しくできる駐輪場のサイドのところにですね、歩道をというようなこともございますので、この辺につきましては所沢市と協議をしながら現在要望に沿った内容で一定の努力というか、整備をさせていただきたいというような考え方に立っているところでございます。
 いずれにいたしましても、安全対策、大事な問題でございますので、横断歩道の問題、あるいはカーブミラーの問題、いろいろお話が来てますので、警察当局と協議をしながらですね、可能な範囲内では努力をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
 次に、美住町の水道道路の緑化設計の関係で御質問をいただきました。内容的には12番議員さんにもお答えはさせていただいたところでございますけれども、御質問の中に、53年当時の市議会の一定の御質疑を通してのお考えがあったということを今承ったわけでございます。私も当時のことは詳しくは存じ上げませんけれども、一定の経緯はあったということは伺っております。今回お願いするのは国分寺線のところから浄水場の方へ向かっての場所でございますけれども、その東側になるんでしょうか、国分寺線から府中街道のところまでの内容については現状は考えておりません。西武国分寺線との立体交差費用の負担とか、道路構造令等の建築の限界等もございまして、大変難しい問題であるというふうに見ているところでございます。したがいまして、今回お願いしているのは国分寺線から浄水場方面に向かっての整備をさせていただくということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、都市計画街路3・4・27号線の整備関係で御質問をいただきました。率直のところ、御質問にもありましたとおり、用地交渉をさせていただいているわけでございますけれども、大変厳しい問題がございます。大変重要な事業でございますので、私どもの方も誠意を持って足を運んでおりますので、ぜひ御理解をいただきたいというふうに考えます。平成2年度予算の計上に向けましては9億 1,200万円強を予算計上をさせていただいたところでございまして、この考え方といたしましては久米川町4の6の1のところの約 759平米、久米川町4の5の9ほかのところの約 640平米を一定の予算化をさせていただいたところでございます。
 また、御質問の中に、青果市場の移転のことも含めて御質問をいただいたわけですけれども、私どもも足を運んでおりまして、市場の方のお考えとしてもですね、御協力はしていきたいけれども、代地の問題で難航しております。お考えとしてはですね、隣接するところに用地の確保ということを、市場側ではそういうような考え方に立っておりまして、私どももその辺のことも加味含みながらですね、代替地等の交渉には入っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、新しく予定されております都道3・4・26、道路整備特別交付金絡みの関係で御質問をいただきました。この内容につきましては歳入の段階でも御答弁をさせていただきましたけれども、多摩地域の道路整備がおくれているというようなことも含めて、東京都の特別交付金をもってこの事業化に当たるというような内容でございます。現在、私どもが東京都から伺っている、また相談している内容といたしましては、先般御答弁させていただいたとおり、新青梅街道から補助道3号線に当たる、約事業延長 800メートル、道路幅員が16メートルということで、平成2年度から7年度までの6カ年をもって事業化というようなことでお話をさせていただいているところでございます。当面、東村山市につきましては現在内定いただいているのは平成2年度分として、用地買収、調査費等を含めて約2億円というようなことで予算計上をお願いをしているところでございます。
 予算の絡みで今私どもが伺っているのは、今回、平成2年度新規の事業になるわけですけれども、11市1町ございまして、対象とされているところが11市1町ございまして、用地関係で補助がついたというのが東村山市を含めて4市1町というふうに伺っているところでございます。東村山市の平成2年度から7年度までの約6年の中の事業予算でございますけれども、今私どもが東京都からお考えを伺っているのは、約70億から80億円程度必要であるというふうに言われているところでございます。
 また、今後どのように進んでいくのかという点でございますけれども、当面、予定としては補助道3号線のところまでを考えているわけでございますけれども、この先の問題についても幹線道路というか、バイパスというようなことも含めてですね、東京都の方にはこの事業の対象として私どもは取り組んでいきたいというふうな考え方で今後折衝をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 次に、公園内の水洗トイレの設置の関係で御質問をいただきました。先般ほかの議員さんにもお答えをさせていただいたとおりでございますけれども、2年度につきましては熊野公園、赤坂児童遊園、廻田児童遊園の3カ所を予定をさせていただき、汚れているというか、悪臭がするというような、そういう条件を取った快適なトイレにしてまいりたいというような考え方でございます。
 他のトイレの関係でございますけれども、現在、公園関係の場所が 103カ所ございますけれども、この 103カ所のうち27カ所がトイレを設けておりました。既に公共下水の供用開始とともに逐次切りかえをさせていただき、平成元年度までには15カ所完了するということで、平成2年度に3カ所。今後残ったところについては、考え方としては水洗化というか、その地域にマッチしたトイレづくりというものをしてまいりたいというふうに考えておりますし、北山公園等につきましてもこれは大きな計画の中で一定の整理をしていきたいというふうに考えているところでございます。
 次に、多摩湖町の山林の問題で御質問をいただきました。この内容につきましては昨年の9月議会でいろいろ御審議、御指導をいただいた中で、東京都区市町村保存樹林地等の公有化資金の貸付制度というのがございまして、これらを活用する中で公有地化をしていきたいということでお願いをしてきた経緯がございます。取得につきましては私どもも努力、また交渉を重ねてまいりましたけれども、大変残念で、また申しわけなく思いますけれども、土地所有者が他の方に所有権を移転されたということで当面、公有地化はすることができませんでした。この辺につきましては大変申しわけなく思っているところでございます。
 次に、緑の総合計画の関係で御質問をいただきました。内容的には、緑の量と質を調査をし、把握をして、自然環境の保全と快適な住環境の創造に向けた緑の総合計画の作成の基礎資料をつくるということで予算計上をさせていただいたわけでございますけれども、御質問にもありましたような内容も含めて私どもも調査をしてまいりたいし、また広くは緑化審の委員の方々からも御意見を聞きながら、一定の整理をしてまいりたいということでございますので、御理解もいただきたいし、また御指導もいただきたいというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) 時間がありませんので、ちょっとピッチを上げて御答弁をお願いしたいと思います。学校教育部長。
◎学校教育部長(間野蕃君) 特別教育活動の報償費22万円についての御質問をいただきました。
 自然や文化的環境に恵まれた本市の地域的なその特色を教材や学習の場に生かしたいということから、地域との接触を深め、地域に学んで心身とも健康で自然愛や郷土を愛する心情を育てるため、地域に根差したその学習教育の推進というのに力を入れているわけでございまして、具体的には理科、社会の学習とか、特別活動、学校行事、クラブ活動等にその地域の人的、物的なその教育資源の活用を図るものでございまして、特別活動の内容では、御案内かと思いますけれども、繭玉祭りでございますとか、勤労体験学習でございますとか──これには稲刈りとか田植え、みんな入っておりますけれども、それらの実践、それから野火止祭り、恩多ばやし等の指導とか、教育懇談会、学年会活動等が挙げられておるわけでございますが、これらに1校当たり 5,000円の2回の22校ということで22万円を計上させていただいている内容でございます。
 それから、2番目に教職員研修経費の中での御質問がございました。これにつきましては先ほども12番議員さんにもお答えさせていただいたところでございますが、予算額 775万 3,000円が 1,511万 6,000円になったと。大幅な増をしたわけでございますが、それにつきましては御案内のとおり、今日の社会の変化の著しい中でコンピューター教育が代表されるわけでございますが、そうしたニューメディアを駆使した情報化社会の到来などがもう目の前に差し迫っております。そういう情報が飛び交う社会におきまして、その情報の選択、活用する能力と態度を子供たちにもやっぱり養ってもらわなきゃならないと。そんなようなことから大きな役割として出てまいったものでございますが、御案内のとおり、文部省では平成3年学習指導要領の改定を告示いたしまして、学校教育へのコンピューターの導入が打ち出されたところでございます。中学校では技術家庭科に情報基礎の履修科目を設定されておりまして、数学や理科などの学習指導にも用具としてのコンピューターを活動していくということが重視されております。これらについて、早いところでは、町田市等では町田市コンピューター教育センター等をつくりましてですね、もう既に59年あたりから始めてまして、もう大体その辺の研究の大方を終了して、既にコンピューターを導入いたして研修をしているところでございます。本市におきましては先ほども申し上げましたように、平成5年度からそのような形の教育が始まるわけでございますので、ここでその準備として各中学校に先生方の授業用として1台を設定させていただいた内容が主な内容であると先ほど申し上げましたが、そのとおりでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 それから、小学校の学校給食に対するいわゆるお考えは直接補助を言われているんじゃないかと思うんでございますけれども、かつて58年までは本市におきましても先ほど申されました牛乳代の補助、1本3円でございますが、これは実施していたことがございます。東村山市特別実施計画が58年から60年度にかけましての中で、いわゆる財政の健全化に向けていろんな事務事業の見直しが行われたわけでございますが、その中でリストアップされまして、59年からは学校給食に対する直接補助というものは御案内のように廃止されて、現在に至っております。学校給食におきます保護者負担は食材料費のみでございまして、市の方ではそれらを合わせて7億程度の予算をまた別に公費としてつぎ込んでいるわけでございますが、現在、なお財政事情は厳しい状況にございまして、当市におきまして、今回、牛乳代補助の復活を新たにいたせる状況ではないわけでございまして、これにつきましては今後十分検討課題とさせていただきたいと、このように思っております。
 それから、4点目に御質問をいただきました、平成元年度の定期監査の中学校の指摘事項の関係でございますけれども、これにつきましては今、御質問の中でもありましたように、指摘がなされたわけでございますが、平成2年の1月の9日から12日まで実際学校に行かれまして監査委員の監査が行われたわけでございますが、施設の状況等につきましては前回59年のときに監査をしたときから比べまして総体的にその改善努力の点があると、そういう御評価もいただいておりますが、1つ、火災報知機等の表示ランプのカバーがないところとか、あるいは消火器が所定の場所に置いてないとかというものが指定されておりますが、これらにつきましても早急に整備を──できるものはもういたしましたし、また2年度におきまして即実施をしてまいりたいと。
 東村山市の教育委員会の教育目標の1つでございますその施策の重点の中にも、やはり学校における安全管理の充実、その中で消防関係施設設備の改善充実についてということで1項目挙げさせていただきまして、これには努力をしているところでございます。比較的な、大きな、工事に伴うものにつきましては 421ぺージにございます施設補完整備工事 2,163万円ほどがございますけれども、この中から優先的に振り分けて緊急度を見ながら実施をしていると。それからさらに、小規模な、今ここで御指摘されている中での小規模なものにつきましては、中学校につきましては 407ページにございますが、学校管理費の中のそれらの校舎等の修繕費がございます。これも 2,100万ほどあるわけでございますけれども、これらにより緊急なものについては対応していくと。
 御案内のとおり、学校におきますときどきの状況によりましてはですね、やはり防止策としてそういうことをとらざるを得ない場合が正直言ってございます。苦慮している部分でございますけれども、それらはそういう、緊急避難的にはそういうことをさせていただいているわけでございますが、なお学校とも十分連絡をとりながら、重要なことでございますので、十分に点検整備をしてまいりたいと考えております。
 なお、別途には消防用の設備補修委託料等も計上させていただきまして、その万全を期しているところでございますので、どうか御理解賜りたいと思います。
◎社会教育部長(小町章君) 何点か御質問ございましたので、社会教育部の方からお答え申し上げたいと思います。
 1点目は、管外の市民施設の関係でございます。20番議員さん、12番議員さん等御質問をいただきまして、それぞれ御回答を申し上げたところでございますけれども、御質問の内容は、いわゆる一時期、7、8、9月の3カ月ぐらいに集中をして、冬季、また春等の寒い時期の利用がないんではないかと、これらの増大あるいは増員といいますか、これを考えられないのかという御質問でございましたけれども、お説のとおりでございまして、今、先ほど申し上げましたとおり内部の検討委員会を過ぎまして外部検討委員会に諮っておりまして、端的に申し上げますと、老朽化に伴いますこの御検討いただいている内容でございますので、改築とは表現してございますけれども、できるならば市民の広く皆さんに御活用いただく上での新築に近いもの、これらを考えて今、御質問にありましたような対応を図ってまいりたいと、このように御検討をお願いを申し上げているところでございます。──そういうことで、新築、改築等を含めて今、御検討を外部検討委員会でお願いを申し上げているところでございます。
 それから、市立の郷土博物館の関係で御質問がございましたけれども、郷土博物館の計画につきましては平成元年12月の議会で18番議員さんの一般質問で御答弁申し上げました経過がございます。そして、その建設場所等につきましては当市の歴史的な背景を考慮した市内の北西部に位置づけることが一連の地域的な特性を生かす上から望ましいと考えておりますということで御回答を申し上げた経過がございまして、御質問のように、都営住宅の建てかえ絡みでなく独立したものという御意見がございましたけれども、最近では、東京都の都営住宅の建てかえに伴いましてJR武蔵野線の西国分寺駅前に併設した集会施設、これは音楽等を主体にしたようなものだと思いますけれども、それから最近ではまだ計画中でございますけれども、小平市で計画中の芸術会館といいますか、小平駅の南側だと聞いておりますけれども、これらがございまして、都営住宅絡みでのそういう施策も半ば独立館的な要素を含めての設置ということが各所に見られております。これらを含めまして、現段階では第1候補としましては諏訪町にあります都営住宅絡みで当市の博物館の計画を考えていきたい、このように思っておるところでございます。
 それから、富士見センターにつきましては企画部の方からお答えを、富士見文化センターにつきましてはお願いを申し上げたいと思っております。
 それから、秋津公民館のコーヒーの自動販売機の問題がございました。これは昭和63年の11月に御案内のとおり秋津の文化センターがオープンしたわけでございますけれども、その間、秋津町、青葉町、久米川町の皆さんより多くの御意見を拝聴して進めてまいったところでございます。そういうところで、市民の皆さんの1つの憩いの場所でもありますことから、コーヒーの自動販売機を設置いたしたところでございます。御案内のとおり、自動販売機が最近非常に大型化してまいりまして、いろんな種類のコーヒー、冷たいものとか温かいものが出まして、当初考えておりましたよりか少し大型化した経過がございます。こういうことで、現在の場所は水利の問題、電源の問題、また管理をしていく上でその場所がよろしいということで設定をいたしました関係で多少御不便は利用者にはかけますけれども、現在の場所で今後も自動販売を行ってまいりたいと、このように考えておるところでございます。
 それから、火災報知機の関係でございました。ギャラリー、展示室の中にございまして、これは消防法という法律がございまして、その中で設置をいたしたものもございますし、また温度計等はこれら室内の温度をはかるためのものでございまして、出っ張りが多いというような御質問でございました。壁面等の関係もございますけれども、法律的に定められた火災報知機等、これらにつきましてはどうしても設置しなければならないという義務がございますのでぜひ御理解をいただきたいと思いますし、温度計につきましては壁面より前に出ておりませんと温度がはかれないということがございますので、これらは構造上の問題も含めてそういう設置をさせていただいたところでございます。そういうことでございまして、利用者には多少御不便をかけておりますけれども、利用する場合、創意工夫をお願い申し上げまして現在利用していただいているところでございますので、ぜひ御理解をちょうだいしたいと思っております。
 それから、体力つくりと保健予防との連携をという御質問がございました。昭和47年に13町の体力つくりを発足いたしまして、3年間で各町の組織ができ上がりました。今日では多くの人々が健康体力つくり、また生きがいや仲間づくりなどを目的に、多くのスポーツ活動を実践をしておるところは御案内のとおりでございます。当市の13町体力つくりの推進委員会では、地域に合った体力つくり事業を実施しておりますけれども、これら体力つくり、すなわち健康づくりが目的で各町の体力つくり委員さんは各自分の仕事を多くお持ちになりながら、多忙の中、日曜日、祭日等御活躍をちょうだいしているところでございます。
 スポーツセンターの事業といたしまして、スポーツ教室、トレーニング教室等を年3期に分けて実施をしておりますけれども、その中で、中高齢者、中年、高年の方を対象にいたしました、ヨーガだとかシルバー体操、ソフトエアロビクス教室を開催しております。特に、シルバー体操のカリキュラムの中では健康教育講座を設けて、保健予防課より講師に保健婦をお願いし、健康教育を実施しております現在でございます。
 また、保健予防課で実施をしております健康事業の紹介を行っております。健康診断の窓口での相談等で、肥満児等スポーツによる解消できるものはスポーツセンターのトレーニング室、スポーツ医科学室の活用を御紹介等をお願い申し上げているところでございます。その他、町を対象に毎年1回保健予防課主催の健康の集いがございますけれども、各町の体力つくり推進委員、トレーナー等が協力して、昭和63年度は富士見町、平成元年度は秋津町地域、さらにことしの10月21日も予定されている秋津町地域、これにはそれぞれ市のトレーナー等が出向いたしましてお手伝いを申し上げていることがございます。本年も同じような形でやっていきたいと考えております。今後も引き続き保健予防課との連携を行って実施してまいりたいと思っております。
◎企画部参事(野崎正司君) まず最初に、廻田架道橋の道路拡幅に伴う幅員の問題で、過日8番議員さんの御質問の中で、車道 6.5メーターと、それから歩道両サイドに 2.5メーターというふうに私、申し上げたようでございまして、これは私の誤りでございまして、先ほど都市建設部長がお答え申し上げましたように両サイド2メーターでございますので、そのように訂正をさせていただきたいと思います。おわび申し上げます。どうぞよろしく御理解のほどお願い申し上げます。
 それでは、最後に御質問のございました富士見文化センターについてでございますけれども、この富士見文化センターにつきましては当市で初めて公民館、図書館の形態以外の複合施設ということでございまして、管理運営方法とあわせまして施設面でもそれぞれの機能を独立させながら複合のメリットを可能な限り生かせるようにということに努めてきたところでございます。幼児から成人、またそして老人まで一貫して利用できる施設といたしまして、親から子、それから子から孫へと伝えられていく人の営みの中で、文化の伝承を継承し、さらにまた新たなる発展のために創造性をはぐくむ、夢を語れる施設ということで、地域全体の利用を想定した当市の個性的施設の1つといたしまして実現させていきたいと考えるものでございます。したがいまして、各施設につきましては1、2階の階層等で区別するということではございませんで、共通ロビー等によりまして複合施設としてのメリットを充実するということに努めたわけでございます。特に、児童館ゾーンが1階と2階に分かれておりますけれども、1階は遊びを通して体力増進機能の部屋、さらに2階につきましては図書、工作、それからワーキングスペースなどの創造の場ということで機能的に分けたものでございます。また、育成室につきましては対象が限定されて、かつ目的を持った運営を行っておりますので、不特定多数を対象とした児童館とは必ずしも同一ゾーンでなくてもよいのではないかと、このような考え方に立ったところでございます。
 御質問の中にもありました駐車場につきましては、設計では地上が14台、それから地下19台と、合わせまして33台の駐車が可能になっております。これらにつきまして、付近に適当な駐車場がないというようなことの中から、隣接いたします住宅でありますとか中央公園の利用者、これらが利用するようなことがあってはいけないと。あくまでもこの駐車場につきましては館内利用者のための駐車場ということでございますので、その辺の管理等につきましては十分これらも配慮した中で、今後もその方法等について十分検討していきたいと、このように考えているところでございます。
 それから、組織と職員の体制についてでございますけれども、公民館につきましては公民館条例と、さらに児童館は児童館条例、また憩いの家につきましては憩いの家条例でありますとか、学童の場合は学童クラブ条例、こういう系列ということで、各機能それぞれやかたとして現行のネットワークの中で位置づけをし、職員の配置を考えていくということでございまして、この辺について人員とかそういう分担、これらについても今後十分煮詰めていきたいということで考えられているところでございます。いずれにいたしましても、運営に支障のないように、特にスムーズな運営ができるようにということで、その辺を十分検討させていただきたいということで考えております。
 それから、それぞれの施設の休館日の関係の御質問ございましたけれども、現行におきましては、公民館、それから秋津児童館の場合が月曜日、祝日──ただしこの児童館の場合は5月5日は開館してございますけれども。そしてまた、憩いの家は日曜日、祝日が休館というふうになっておりまして、これらにつきましては今後、開館、休館日のあり方、それらを運営方法とあわせてどのようにしていくかということは、これから煮詰めさせていただきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
◎市民部長(都築建君) 大変恐縮でございますが、私の答弁中、誤りがございましたので、まことに申しわけございませんけれども、訂正をさせていただきたいと思います。
 野火止用水水車復元の二宮金次郎の像のところで、こだわっているわけではありませんので云々と申し上げましたけれども、これは集約しているわけではございませんので云々ということで御訂正をお願いします。
◎社会教育部長(小町章君) 私の答弁の中で2点ほど訂正をさせていただきたいと思いますけれども、外部検討委員会の関係でございまして、管外施設の中で新築等という発言がございましたけれども、さらに外部検討委員会で十分に御検討いただくということで御訂正をさせていただきたいと思います。
 それから、体力つくりの推進事業につきましての内容で、秋津地区を2度申し上げましたけれども、平成元年は秋津地区でございまして、ことし10月21日を予定しておりますのは場所がまだ未定でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) 休憩いたします。
              午前11時55分休憩
              午後1時8分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
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○議長(遠藤正之君) 田中富造君。
◆25番(田中富造君) 何点か絞りまして再質問をさせていただきたいと思います。
 その第1点目は、秋津駅の北口開設負担金でございますが、この関係ではですね、 524号線と、それから 539号線の1との交差部分の交通安全対策について質問したわけでございますが、この部分のですね、地権者との協議を行ってきたという御答弁がございましたが、今後のあり方としてやはりここは一定のですね、道路が拡幅改善されないと今後問題を残すと思いますので、今後の協議のあり方についてお聞きしておきたいと思います。
 それから、JRを横断しております陸橋部分がですね、これが非常に3.99メーターしかないということで、当然、北口の方に抜ける自動車もふえてくると思いますので、この陸橋対策についてもあわせてですね、お聞きしておきたいと思います。
 それから、美住町の水道道路用地の緑化関係でございますが、市道 296号線の2につきましては、このいわゆる連絡については部長の方では現状は考えていないというふうに言い切ったわけでございますが、これ54年の3月議会でもいろいろやりとりがございましたが、もし現状は考えていないということになりますとですね、東村山市道路の認定、廃止、変更に関する取扱要綱にですね、違反というんでしょうか、違反ですね、これは。第4条違反になるわけですね。第4条では、「新設道路を認定する場合は、市が必要とする公共施設等の関連道路及び都市計画法に基づく開発行為を除くほか、次の各号に該当する」ということで、公道から公道にですね、系統的に連なり一般公衆の交通利便に供されるものが市道認定の基準になっておりますのでね、このままではこれに抵触するということで、今後どうするかということにつきましてお聞きしておきたいと思うわけです。
 この点につきましてはですね、54年の3月の会議録、私の質問に対しまして、現在収入役に御出世なされた細渕静雄都市計画部長はですね、「西武鉄道国分線に当たりますので、この点につきましては西武鉄道と十分折衝を持ちまして、西武鉄道のほうでも、道路が下をくぐるという」……。(「国分寺線。国分線と言った」と呼ぶ者あり)国分寺線ですね。「道路が下をくぐるということについては異議ありませんという回答を得ております」というふうにですね、御回答をいただいておりますので、その辺の整合性についてもですね、お聞きしておきたいと思います。
 それからでございますが、緑地保全基金の積立基金のあり方につきましては、私の方からこういう方法があるのではないかということで質問をいたしましたが、現状全然お答えが返っておりませんので、お答えいただきたいと思います。
 それから、廻田架道橋の改築問題につきましては、歩道については 2.5メーターではなく2メーターで、10.5メーターの道路拡幅だということですが、先ほど地元の考え方としては完全に歩車道分離ということでですね、むしろ歩道トンネルだけでもよろしいのではないかという声が強いということでありますが、この多摩湖、歩道、何ですか、多摩湖へ行くですね、専用歩道ですね、これとの交通安全対策について、それではどのようにですね、確立させていくのか、お聞きしておきたいと思います。
 それからですね、教育関係でございますが、特別活動、それから教職員研修、これにつきましては新学習指導要領に基づきまして7個中学にですね、7つの中学にコンピューターの導入のための備品購入費が計上されておりますのは承知しておりますが、私が聞きましたのは、それだけではなく、新学習指導要領に基づく、90年度がですね、準備期間になるわけですから、いわゆるこの教員研修というのが幾つもあるわけですね、いろんな関係で。そういうことで、どのようなですね、教員研修が組み込まれているのかということでお聞きしたわけであります。特別活動につきましては従来型、野火止祭りだとか繭玉祭りに補助があるということですが、新学習指導要領では特別活動についても特別重視した書き方がされておりますのでね、そういった問題を含めました予定される事業をですね、お聞きしておきたいというふうに思います。
 それからですね、市立郷土博物館建設計画事業でございますが、先ほどの御答弁でも諏訪町の都営住宅に建てかえに際しましての施設の設置ということが言われておりますが、それではですね、この準備委員会からですね、諏訪町ではなくてもっと場所の適切な場所があるのではないかというような提起があった場合はですね、この辺はどうするのかということをお聞きしたわけでございまして、もしそういうことでなければこの準備委員会の位置づけというのがこの諏訪町を前提とした論議となってしまうのではないかというふうに危惧いたしますので、お聞きしておきたいと思います。
 それから、秋津公民館の問題につきましては、コーヒーの自動販売機、これは小さな問題ではなくて大きな問題です。建物全体の機能の問題でもあるし、美観の問題でもあります。それで、私がこれはやはり場所が悪いというふうに指摘いたしましたが、結局、聞くところによりますと、これからできる富士見文化センター、それから廻田文化センターも自動販売機を据えつけるですね、あらかじめはめ込み型のですね、そういう建物にするというふうなですね、話も聞いておりますので、やはり秋津公民館は、あれはやっぱりまずかったんじゃないかという反省に立っているんじゃないかと思うんですね、この内部では。そういうことでお聞きしているわけですが。
 それから、いわゆる火災報知機だとか温度計について、これはもちろん消防法だとかいろんな法関係で設置されるということはわかっておりますが、置いてはいけないというふうに私は言っているんじゃないんですよね。先ほどの社会教育部長の御答弁はゼロ回答というか、そういう感じがするわけですけれども、展示のパネルにですね、設置しなくても、別の壁面に設置するとかね、いろいろ方法があるんですけれども、そういうお答え、どうするのかということについてはお答えがありませんので、全く改善を必要としないというようなですね、お考えなのか、あるいはこの91年度の中では何らかの方策でですね、この美観の問題、その他機能の問題で市民からもですね、問題を提起されているこの展示パネルについて改善をするのかどうかですね、その点についてお聞きしておきたいと思います。
◎都市建設部長(中村政夫君) 再質問をいただきましたので、御答弁をさせていただきます。
 第1点目の、秋津駅の北口に開設にかかわる交通安全対策の問題でございます。この安全対策の問題につきましては、秋津町の5丁目の北住環境を守る会という市民の方々の会がございまして、この方々から大きくは6点の御要望をいただいた経緯がございます。内容的には、新しく予定されている駐輪場の規模の関係、あるいはどのような設計をなさるのかというのが1つでございます。また、2つ目には、市道第 524号線の──これは補助道4号線でございますけれども、この起点から所沢市で設置する駐輪場までの区間の道路拡幅を行ってほしい、また歩道設置をしてほしい。また、3点目には、同じく補助道4号線の跨線橋の拡幅及び歩道の設置。また、 524号線の、または補助道4号線の交差点のところに信号機を欲しい。あるいは、都営の北側までの交通規制を実施してほしい。そして、6点目には、現況の道路敷内に交通安全の標識の設置をしてほしいと、大きくはこの6点の御要望がありました。
 私も住民の方にもお会いし、言われている内容、またこれらに伴う解決策ということで内部では検討した経緯もございますし、所沢市と相談しているケースもございますし、警察当局の方にもお願いしている事項がございます。何回かお話し合いを重ねている中で、1つは横断歩道の設置につきましては警察の方にもお願いをし、一定の見通しの中でこれから具体的な詰めをしていきたいということ。また、道路の拡幅の問題につきましては先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、民有地でございまして、土地所有者の方々とお話し合いをさせていただいた経緯がございました。率直に言って、御返事はいい御返事がいただけなかったわけでございますけれども、再度この要望に向けてですね、地権者の方と御協議をするようなことで努力をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。また、駐輪場用地の側の歩道設置につきましては所沢市と協議をいたしておりまして、所沢市の考え方としては御要望に沿えるような考え方で今集約に至っているというふうに伺っておりますので、御回答申し上げたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、細かい問題も含めて若干まだ残っている問題もございますので、お話し合いを重ねる中で一定の方向を見出していきたいと、このように考えているところでございます。
市道 296の2号線につきましては理事者の方から御答弁をさせていただきますので、御了解をいただきたいと思います。
 3点目の、緑地保全基金の関係で御質問をいただきました。緑化基金条例につきましては御案内のとおり、61年の4月にこの制度を制定させていただきまして、以来、基金として毎年一定の積み立てをお願いをし、現状では元利合計で約5億 3,800万程度の積み立てができておるところでございます。これらの活用の問題でございますけれども、緑地保全、大変大事な内容でございまして、今、私どもといたしましては緑地保護区域の実態調査をさらに進める中で、市内全体の取得候補地というものを選定をしていくことが一番早める作業ではないかというふうに考えております。それに加えて、税務対策の問題、あるいは国、都の補助金の導入の問題等も含めていろいろ検討をしてまいりたいと思いますけれども、大変重要な問題でございますので、緑化審議会等の御意見を拝聴しながらですね、これらの活用を集約してまいりたいし、また考え方を出してまいりたいというふうに考えているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、廻田歩道橋の関係でございます。先ほど御質問に対し御答弁をさせていただいたわけですけれども、再質問の中では、市道の 302号線と通称水道道路と交差する場だというふうに思います。この辺につきましては好ましい安全対策をどう講じていったらいいかということで現在内部でも検討しておりますし、これらの集約に基づいて、広くは企画部、また警察等との協議を重ねる中で一定の方策を考えていきたいというふうに考えておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
 以上です。
◎助役(原史郎君) 御指摘のございました、 296号線の延長線上にございますいわゆる緑道の、美住町水道道路緑化の設計委託料に絡んでの御質問でございますけれども、若干、経過を御報告申し上げますと、この美住町の水道道路については議会の中でもですね、桜並木か何かにしたらどうかと、こういうふうな御質問を受けまして、それ以後検討を重ねてまいりました。内部の検討の中でですね、やはり御指摘がございましたような西武国分寺線の隧道として抜いてですね、一定の認定行為があることが好ましいだろうと、そうすることによって、美住町の水道道路敷地の両サイドにある家屋がいわゆる建築確認のですね、認定行為もできると、こういうことでもって当初は打ち合わせをしたわけです。その後、水道局に参りまして、この土地について認定行為をお願いしたいということをお話し申し上げたんですが、水道局としましては、現時点で道路としての位置づけは好ましくないと、遊歩道としてならですね、対応してもよろしいというふうな最終的なお墨つきをいただきましたので、今回このような設計委託料の金額を計上させていただきました。
 御指摘のございました西武国分寺線の隧道についてはですね、好ましいとは思いますけれども、現時点では西武鉄道に接触をいたしてございません。したがってですね、今回の設計委託を含めて、その中でですね、これが接続できれば好ましいんですけれども、含めていわゆる府中街道の野口交差点との対応等も十分配慮しなけりゃなりませんので、この辺を含めて今後の対策とさせていただきたいと、このように考えております。
◎学校教育部長(間野蕃君)  379ページの職員研修に絡みまして、特別活動の報償についてまた御質問をいただいているわけでございますが、これにつきましてはあくまでも自然との触れ合い教育を中心として、この地域に生きた人材がいるということから、その人たちの活用を図っていきたいということが中心でございまして、新学習指導要領に直接、間接にはかかわり合いはあろうかと存じますが、特にそれだけのことで実施をするものではない点は御理解いただきたいと思います。具体的な内容につきましては先ほど御説明したとおり、実際の体験学習を中心とした活動をしていきたいと、そういう活動に対する報償費を22校分設定させていただいたと、こういう内容でございます。
 それから、先ほど、やはり教職員の研修関係で 736万 3,000円ぐらいの増加にはなるわけでございますが、その主なものとして先ほどコンピューター教育の研修の関係を御説明したわけでございまして、そのほか特に変わった点ということで申し上げますれば、幾つかの点はありますけれども、まず一般研修の中に情報教育研修会というものを5回ほど開催させていただきたいということで計画をいたしたのが、この研究会は教育系研究会とかいろいろございますけれども、その中の1つに情報教育の研修会を5回程度開催させていただきたいという内容で入れてございます。
 それから、各種委員会の研究委託の中に中学校の、昨年は小学校の教育課程の検討委員会でございましたが、1年おくれて平成5年には中学校が入るわけでございますので、中学校の教育課程の検討委員会を開催して研究を進めると、こういうことになっております。
 それからさらに、この各種の委員会研究委託の中には情報教育の検討委員会を8年程度で委託研究をさせていただきたいと、このような内容になっております。
 したがいまして、幾つかの、新学習指導要領に伴います幾つかの点はございますが、前年と同様な方法で中学分を含めて実施をさせていただくという内容でございますので、御理解いただきたいと思います。
◎社会教育部長(小町章君) 私の方から2点にわたりまして御回答を申し上げたいと存じます。
 1点目は、市立郷土博物館の関係でございますけれども、先般も御回答申し上げましたとおり、これから、4月から郷土博物館の設立準備委員会を発足してまいりたいと考えているところでございます。市といたしましては、委員会の基本的な考え方というのを6項目挙げまして御説明を申し上げた経過がございます。これらをもとに、それぞれ委員の方から御意見を拝聴して、これから計画を進めてまいりたいと考えておるところでございますけれども、準備委員会でもしもという御質問で場所の問題がございましたけれども、4月以降の委員会の過程を経て、これから十分に煮詰めてまいりたい、このように考えておるところでございます。
 それから、秋津公民館のコーヒーの自動販売機の内容でございますけれども、先ほど御説明申し上げましたとおり、大型化した販売機が非常に出入りの進行等に邪魔になるというような御指摘がございました。御利用なさる皆さんには逆な面で好評を得ておるところでございますけれども、この問題につきましては先ほど申し上げましたとおり水利の問題、いわゆる配管と申し上げてよろしいんでしょうか、電源の問題等がございまして、現在の場所をすぐに変えるというわけにはまいりませんので、現在の場所でさらに皆さんに御利用いただく考えでおります。
 ただ、御指摘にもございましたように、富士見町、廻田町が同じような名称で、センターという名称を考えながら建築を進めてまいる予定でおりますけれども、これらにつきましても同じように市民の御利用にたえるような、そういう施設を設けてまいりたいと思いますが、その節は十分にまた内部で検討いたしまして、出入り等にも、また使いやすいような場所に設置をしてまいりたいと、このように考えております。
 それから、障害物の問題で、ギャラリーの中に障害物が非常にあるというような御指摘がございました。出っ張り部分と申しましょうか、邪魔になるような部分については機能的に必要な部分、それから法的に必要なもの、この2点に大分されると思いますけれども、それぞれいろんな区分がございまして、今、御利用なさっている方にも不便を多少かけておりますけれども、それらの利用する場合にいろいろな工夫をしていただきまして、御理解と御協力を得ながら御使用いただいているところでございますので、ぜひ御理解をちょうだいしたいと思います。
 それから、91年度でどうかという御質問ございましたけれども、現在のところそのような考えはなく、将来、長期にわたっての計画の中にはそれらの改善点があれば、将来に向けては考えてまいりたいと思っております。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。木内徹君。
◆3番(木内徹君) それでは、同僚議員がかなり聞きましたので、私は絞ってお伺いをしたいと思います。
 まず第1点に、ページ 341ページ、道路新設改良事業というのがございます。これ何路線か、いわゆる拡幅をして、そして歩道の設置等々が書いてございますけれども、もちろんいろんなその歩道の幅、それから道路の全体の幅の問題もあると思いますけれども、植栽工事については何も載ってないので、その点がありましたら、ぜひともお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 それからまた、いわゆるこれからの道路というのは、もちろんその歩道を設置し、そしてアメニティー環境を創出するという意味ではできるだけこの植栽をしていく、いわゆる街路樹をつくっていくと。そういうことが基本的になければならないというふうに考えておりますので、この点、平成2年度の予算の中で基本的な考え方をどう組み立てられたのか、お伺いをしたいと思います。
 それから、第2点目に、これは河川事業費ともいいますか、 343ページでございます。今、いわゆる空堀川の改修、拡幅ですか、それが行われております。下流の方からどんどん行われておりますけれども、これがいわゆる川幅が26メーター、そして両岸に管理道路を4メーターそれぞれ設けるという内容でございます。それで、私は何回も議会の中でお願いをし、また考え方を述べているんですけれども、この空堀川というのが非常にこれからの東村山市の町づくりの中で中心の1つになってくるんではないかなというふうに位置づけてます。と申しますのは、今、緑の関係、あるいは水の関係、それから空間の関係、いわゆるアメニティーの空間の関係から言いますと、この空堀川というのが東西、東村山市の東西を結ぶ重要な河川である。その意味で、例えば外周を考えてみますと、今、例えば東村山の中央公園ができまして、それからサイクリングロードを通って狭山公園、そして北山、八国山、そしてまた全生園の緑があり、かつ養育院の緑があり、そしてまた南下していわゆる野火止の緑道があり、小平霊園の緑につながる。その意味では、東村山市幸いにして自然物といいますか、そういうものが恵まれておりまして、東村山市を全体を囲むような感じになっております。そこの全体像からいいますと、この空堀川というのがやはり東西を結ぶ重要な、特に私自身はこのアメニティーという観点からは、この管理道路をただ単に河川に金網をかけて住民と自然との隔離をするというような、そういう考え方ではなくて、この管理道路を何とかプロムナード化、遊歩道化といいますか、あるいはまた散策路といいますか、そういう事業の展開に何とか持っていっていただきたいというふうに考えております。それで、もちろんこれは交渉相手が東京都ということであるわけなんですけれども、ただこれ本当に東村山の東西を結ぶ重要な河川ですから、そういうことでの──これまでの東京都との交渉経過というのは聞いておりますし、ただこの平成2年度でさらにこのプロムナード化というものを進めていってもらいたい。その意味でどのように考え、そしてまた東京都と交渉していくのか、その点についてお伺いをしたいと思います。
 そしてまた、この河川に関連して、例えば北川がございまして、何年度でしたか、去年でしたか、あるいはおととしでしたか、親水施設というものができました。大変好ましいんですけれども、さらにちょっとその上を行きますと、いわゆる落下防止さくといいますか、危険防止さくということで金網が、私の背丈よりもちょっと高い程度に張りめぐらされております。この管理という面から非常に難しい点があるんですけれども、確かに、五、六年前までは、いわゆるその道路の管理者、あるいは河川の管理者というものがその事故が起こった場合にかなり管理責任というものが問われましたけれども、最近の判例や何かを見ますと、やはりただ管理責任だけではなくて、その子供なり、ないしはその人たちの自分で管理する、あるいは子供をしつける、そういう面も非常に大切であるというふうな判決も出ておるように聞いております。そういう点から、今後、河川を改修するにおいてただ単にその金網を設置して危険防止だという形でですね、住民と川、あるいは自然というものを乖離していくという考え方は私なかなか納得できないところがございますので、その点も含めて基本的なお考えをお伺いしたいと思います。
 それから、第3点に、野火止用水水車の復元事業でございます。これはもう事業内容等々についてはるる同僚議員が聞いておりますので、一応この水車小屋の事業の計画の中に、やはり何といっても、散策路として、もちろん観光資源として位置づけているわけですけれども、いわゆる散策路、緑道散策路としても野火止というのが位置づけられております。ただ、現状を見ますと、例えば久米川駅をおりまして野火止の方に来まして、そしてその水車小屋に行くまでの道というのが非常に狭い。そして、ある部分は一方通行になっておりまして、非常にその意味では、なかなかこの野火止を四季折々の変化を楽しみながら散策するような道路にはなっておりません。それで、私自身、この野火止のその側道というのが非常に狭いということを十分認識はしているんですけれども、何とか安心してその四季の風景というものを見ながら通れる、歩行ができて、そして言うなら、その水車小屋まで行けるような道、こういうのを何とか考えていただけないか。私もこれだというものがあれば本当は出したいんですけれども、まだまだその意味では職員の皆さんの英知を結集しながらもやれることではないかな、その可能性があるんではないかな、そういうことでお聞きしたいと思いますので、いわゆる用水沿いの道路の散策路化の検討、こういうものをしていただきたいという意味でお聞きをいたしておきます。
 それから、第4点目に、市民寄贈樹木移植委託料というのが 359ページにあります。これは去年も、昨年度も計上されておりましたけれども、いわゆるこれは聞きますところによりますと、いわゆる引っ越し、あるいはその家の建てかえ──家の建てかえですか、というのの件でどうしてもその樹木を切らなくちゃいけない、低木を切らなくちゃいけない、しかしながらこれだけいわゆる育ってきた低木を切るともったいないということで、例えば市に相談があったときに市がその必要としているところに移植をする、そのための費用だというふうに聞いておりますけれども、例えば府中市だとか、あるいはまた盛岡市だとか、私ども行政視察で行ってまいりましたけれども、いわゆるグリーンバンク制というのがありまして、不要になったといいますか、どうしても切らざるを得ない、しかしながらもったいないというものについては、いわゆる市がグリーンバンク制のもとにその樹木を引き取って、必要としているところに差し上げる、ないしは公共施設等々に植栽をすると、こういう制度が設けられております。
 その意味で、私の栄町の近辺でも空堀川の拡幅に伴って家々が立ち退き、そしてその低木、いわゆる庭の木ですけれども、そういうものが切り倒されるのを見ますと、ああなかなかいい木だけれどももったいないなという気が非常にしております。その意味で緑を守り、そしてまたふやしていくためには、一方で現在ふやしていく方策はありますけれども、その保全するという意味の中でのこのグリーンバンク、あるいはその考え方というものを、これからいわゆる緑の総合計画の中にやはり位置づけていく必要があると思いますので、その点のお考え方をお伺いしたいと思います。
 最後に、これは小中学校の校舎の外壁補修工事です。私が文教委員会のときにちょっとお話ししましたけれども、校舎もだんだんだんだんその外壁が汚れてきている。そしてまた、内装も本当に壁のあたりがかなり汚れている。特に、私が八坂小学校ですけれども、あるとき、以前の教頭先生が昼休みあるいは放課後を利用して内壁を塗っておりました。もちろん、皆さんの手でいろいろとやることは大切なんですけれども、どうしても私、基本的には建物なり、あるいは内部なりが汚れてきますと心もすさんでくるというふうな、何といいますか、そういう気持ちを非常に持っております。その意味で、今、大規模改修工事、こういうものが終わったら、徐々にその小中学校の外壁塗装なり、そういうものをやっていくんだという話を聞いております。その点の、これからまだ大規模改修工事は残っておりますけれども、今後、恐らく年次計画的にですね、暫時補修工事をしていかなくちゃいけない、かように思いますので、その点のお考えをお伺いしたいと思います。
 以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 都市建設部関係につきまして何点か御質問をいただきましたので、御答弁をさせていただきます。
 第1点目は、道路新設改良事業に伴う植栽工事の関係でございます。平成2年度の新設及び改良事業につきましては12の路線の歩道設置及び改良工事を予算の中でお願いをさせていただきました。この12路線の中で植栽工事を伴うものといたしましてはこれから申し上げる2路線になるわけでございますけれども、考え方といたしましては、過去の議会を通しましていろいろ御指導もいただいている点も多々ございまして、可能な限りその旨の努力はしたつもりでございますけれども、道路幅員の関係、また歩行者の問題等の関係から、予算化までには踏み切れませんでしたので、その点もぜひ御理解をいただきたいと思っております。
 1つは、市道87号線の関係でございまして、これは通称金山通りでございます。平成元年度に第1期の工事として水路橋までのところの工事をやっておりますけれども、それに加えて2年次目については東洋宣教会の裏までの延長約 260メートルの工事をさせていただくというような計画を持っております。道路幅員が2.25メートルの中に約76センチの植栽帯を設けまして、低木、高木等の植栽をしてまいりたいというふうに計画をしているところでございます。
 もう1つは、補助道1号線の関係でございまして、これは小平市境の西武拝島線の踏切から萩山駅の西信号までの約 164メートルのところでございまして、ここについては歩道が幅員 2.75メートルの中に約 76センチ程度の植栽帯を設けまして、連続した植栽を考えていきたいということでございます。
 その他の10路線につきましては、いろいろ工事に取り組ませていただくわけでございますけれども、先ほど申し上げましたような理由で、残念ではございますけれども、取り入れる余地というか、場所の問題でできておりませんので、ぜひ御理解をいただきたいということと、考え方としては極力そういう植栽帯の場を確保していきたいということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 2点目に、空堀川の拡幅に伴います管理道路等を含めたプロムナード化の御質問をいただきました。御案内のとおり、空堀川の溢水を防止するというようなことで東京都が1時間に50ミリ程度の降雨に対応できる本格的な改修工事を実施しているのは御案内のとおりでございまして、総括質問の中で市長の方からもその進捗状況を申し上げさせていただいたところでございます。この河川改修に当たりましては、管理用通路、両側に4メートルの管理用通路が設けるわけでございますけれども、川幅は34メートルということで、かなり大きな幅員を持った川に変わってまいります。管理用通路を設ける中で、植栽を当然考えてまいりたいし、潤いのある空間をつくるような計画で進みたいというような基本的な考え方は持ってございます。
 そこで、現在、東京都の方とこの辺の問題を協議をしておりまして、今、私どもと東京都の協議の中では、廃河川敷等につきましては緑のネットワーク化の計画メーン用地としての位置づけ、管理用の車両が入る場所がありますけれども、それらを除いては緑化を行って廃河川敷の水辺環境というか、そういうものも含めた整備をしてまいりたいし、その他のスペースの活用としましてはいろいろ御指導をいただいております親水施設等ができればというようなことで、現在、東京都の北多摩北部建設事務所と具体的な協議をいたしているところでございます。また、ある程度の整理ができましたら御指導もいただきたいというふうに考えているところでございます。
 次に、市民寄贈樹木移植委託料の関係で御質問をいただきました。御質問の中にもありましたとおり、建てかえとか転出等によって不要となった樹木の寄贈申し込みが年間数件問い合わせがございます。これらに対応するための費用を計上させていただいたところでございます。御質問の中にもいろいろ考え方というか、これからの位置づけも含めての御質問をいただいたわけでございますけれども、率直に申し上げて、問題点もかなりございます。その内容と申しますと、移植に大変費用がかかると、それと植栽する場所の確保の困難性が出てまいります。努めて公共施設等へこれらの寄贈のあった植木等を植えさせていただくわけでございますけれども、進める中ではそういう困難性の問題もございます。また、樹木によって、また時期にもよるんでしょうけれども、かなり大きな木になりますと、根巻きというんですかね、その移植の準備が大変になってくるということ。また、話が急に出てまいりますので、その時期の選び方というんですかね、その移す時期の問題等が率直にございます。せっかく市民の方々からそういう声をかけていただいているわけでございまして、内容を見させていただいた中では、そのような樹木の活用もしていきたいし、また大事な問題であるというふうに考えております。御質問にもありましたとおり、保全するための緑というか、そういうことも含めて総合計画の中でも検討するような考え方で取り組ませていただきますので、御理解をいただきたいと思います。
 以上です。
◎学校教育部長(間野蕃君) 第二中学校の校舎の外壁補修工事に関連いたしまして御質問をいただきましたので、御回答申し上げます。
 心身ともに健康で人間性豊かな児童生徒の育成のためには、やはり適切な教育諸条件の整備が必要だと言われておりまして、そのことにつきましては全くそのとおりであると思っております。そのために、環境整備といたしまして平成2年度におきましては校舎の外壁の補修工事を行うということにいたしましてお願いをいたしておるところでございますが、過去にも何回となく御質問にもございましたように、御意見はいただいておりますが、なかなか、維持補修工事でございますので、国庫補助等の特定財源も得られませんものですから、現在まで及んでおるわけでございますが、実施の方法といたしましては、これまでは防音改築事業でございますとか、そういったところで大規模改修工事を行いまして、実際に行ってきたわけでございます。その他につきましてはほとんど手つかずの状態であったというのが実態であるかと思います。
 ここで、南台小学校の木造の老朽校舎も改築が終了することとなります。したがいまして、これからにつきましては、やはりこういう外壁等の整備、環境整備の工事が計画化されてくるというふうに私どもは思っておりますが、今年度、特に予定しております二中の外壁につきましては、やはり専門家によります外壁の調査が必要でございます。ただ単にペンキ等で塗装するというわけではございませんので、壁のクラックの状態でございますとか、いろんな調査事項がございます。それらを別途委託によりまして調査をお願いし、さらにそれに基づきまして外壁の補修工事を 3,765万 9,000円の予算をいただきまして実施をしたいと、こういうことでございます。もちろん、調査が部分につきましては 3,934平方メートルぐらいの面積になるもんでございますので、それらについて十分工期、あるいは工程等ですね、十分調査をしていただいて、実施に移したいということに考えております。
 なお、将来のこれの計画でございますけれども、私どもはこれと合わせて大規模改造工事というものを実施をさせていただいておりますが、後期の計画の中で、その大規模改造工事で実施いたします部分、学校等、それからただそうでなくこの外壁補修だけで済む学校等振り分けながら考えておりまして、現在政策担当の方と調整中でございますけれども、平成2年度は今申し上げました二中の1校、それから3年度には小中1校ずつ2校を予定させていただいたと、4年度も同じく2校ずつを予定させていただいておりまして、5年、6年につきましては大規模改造との取り合いの点もございますので、1校ずつを予定させていただいているということでございますので、どうか御理解いただきたいと思います。
 以上です。
◎助役(原史郎君) いわゆる潤いのある道路緑化の問題を含めてですね、金網の問題、また空堀の問題、これらについて一定の考え方について都市建設部長が御答弁させていただきましたけれども、いわゆる都市の中の緑を考えるときにですね、非常に、これはもう膨大な大型の土地の獲得ということはこれはもうできがたい問題でございます。したがいまして、いわゆる緑というものはですね、道路の緑化、それに河川とか水路の緑化を考えなきゃならないことを有機的につなげてですね、これからの対応をしていきたい。空堀川のいわゆる廃川敷になる部分、これらについては、清瀬市等も大変にこれらについて御検討いたしております。当市の場合もですね、管理道路は管理道路としての機能を持たせ、緑化の推進も図りたい。さらに、廃川敷になりました河川についてはですね、やはり一定の市街地の中の廃川敷等はですね、地域の方々のコンセンサスを得ながら、また御意見をちょうだいした中でですね、有機的な、いわゆるその線的なつながりのあるような緑化問題の検討を進めてまいりたい。
 それから、北川等はほとんど準用河川でございましたので、いわゆる国都の補助金をいただいてフェンス張りにした河川にいたしました。こういうのはですね、昨今では、やはり御指摘のございましたように管理面も大きく影響されますけれども、やはりこれはリバーフロントというものでですね、こういう考え方を積極的に御提言しなけりゃいけない。したがって、部分的にですね、いわゆる河川の路床が深い部分についてはですね、これは非常に管理上問題がありますので、河川の河床が浅い部分ついてはですね、これはむしろネットフェンスは取り除くべきであろうと。こういう考え方から、多摩湖町の一部に湧水の水をですね、生かしたリバーフロントにしようということの考え方を御提言申し上げました。したがって、今後の河川管理についてはですね、やはりすべてが行政の責任じゃないと。やはりそういうところに、リバーフロントによってお子さんを連れてくる。また、そういうところを散策する。これによってですね、水と緑の問題というものの貴重さを求めさせて、またそれに対する1つの楽しさというものを与えていくという考え方で、どうしても部分的にできる範囲は後期計画の中にのせてまいりたいと、このように判断いたしているところでございます。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。荒川昭典君。
◆15番(荒川昭典君) それでは、順次質問をさせていただきます。
 まず冒頭にですね、市長にお伺いをしておきたいと思いますが、きょうの午前中の答弁のあり方についてどのように思っておられるか、お伺いをしておきたいと思うんです。議会における発言につきましては、私もそうでございますけれども、答弁につきましては、食言や食言に近いような発言、あるいは不統一の発言をすることはやはり答弁内容の信憑性を失うものである。したがって、慎重に行うべきであると思います。しかし、本日午前中の答弁内容についてはまことに問題がありますので、市長の所見を伺っておきたいと思います。
 それでは、第1点目でございますが、廻田架道橋の問題で、私が今、指摘をいたしました内容にも若干触れますが、当然のことながら車道が 6.5、歩道が2メートルずつの歩道が両側、このような計画をして西武鉄道に委託をする。こういうことになれば、当然のことながら富士見町5丁目の受け皿はどうか、美住町1丁目の状況はどうか、このことは十分考えて、このように、いわゆる車道、歩道を決めたと思うんです。先ほどの答弁を聞いておりますと、美住町1丁目方面についてはこれから部内で検討しなければならない、企画部と相談をして云々と言っておりました。しかし、あの 302号線という道路が現状どのような状況になっているかは十分把握をしているはずではありませんか。江戸街道や府中街道のバイパス的な役目を今果たしつつあるこの道路、また水道道路、自転車道路などの交通状況を見れば、とてもではありませんが、この美住町1丁目の道路の歩道を設置をする問題についても、当然のことながら考えておかなければ、このような道路設計ができるはずはありませんので、この点について明らかにしていただきたいと思います。
 それから、ページ 347ページでございますが、国土法土地取引関係につきましては事業内容は同僚議員が聞いておりますので、わかりました。しかしながら、この中で計上されております 2,127万 9,000円は、東京都から委託をした金額 5,151万円から見ると相当な開きがあるわけであります。もちろん事務費プラス人件費でございましょうが、この約 3,000万円はすべて人件費と考えてよろしいのかどうか、この点について明らかにしていただきたいと思います。
 ページ 349ページでございますが、都市計画道路3・4・27号線の問題についてお伺いをいたします。私たち日本社会党はこの道路については不要とは言ったことはありません。これだけの金額を今、投資をしなければならないのかという問題で従来いろいろと質問をしてまいりましたし、意見を述べてまいりました。一昨年の3月予算議会の討論の中でも私が指摘をいたしました。もちろん、東京都の計画も承知をいたしております。昨年の12月、東京都は都市計画道路などの平成2年度から平成7年度までの分について、一応、事業計画なる案を発表いたしました。その中には、私が以前申し上げましたように、現在は3・4・5という路線名に変わっておると思いますが、昔は2等2類4号線でございますが、東久留米市内はいよいよ完成という状況になってまいりました。そういたしますと、当然のことながら、この、毎年9億円内外の投資をし続けているこの状況は、やはりこの道路をつくることによって何かしらのやはり展望と利便性が確保されなければならないだろう。こういうように考えますが、これは政策の問題でございますので、市長のお考えをお伺いをしておきたいと思います。
 それから、ページ 355ページでございますが、北山公園計画の再生計画の事業問題であります。私も都市計画審議会委員として末席を汚させていただいております。北山公園の再生計画の事業につきましては幾分は承知をいたしております。しかしながら、この平成元年度から4年間にわたる事業、これが北山公園の最終的な完成のいわゆる予想図とどのような脈絡を持っているか甚だ不安定であります。したがいまして、私は、都市計画審議会あるいは緑化審議会等で議論をされているのはまだ中途だと承知をいたしております。A、B、Cという3案が出されたことも承知をいたしております。しかしながら、この3案のうちこの案に決めたということは私は承知いたしておりません。また、この議会でも議論を交わした覚えはありません。そういたしますと、この年度ごとの計画は、最終完成の予定に対しまして1つ1つのプログラムがあって、それを充足をしていく、こういう手法だと思います。だとするならば、当然のことながら、この北山公園の最終的ないわゆる公園計画については議会で議論をすべきではないか。このように思いますが、お考えを聞いておきたいと思います。
 それから、ページ 357ページでございますが、仮称ゲートボール公園用地取得事業でございます。これは昭和52年の当時、市有地を東京都に勤福会館を建設をする、こういうことで売却をしたと言われております。当時議員でおられた方々も多数おりますので、当然のことながらこの問題については記憶は新しいと思います。私も先輩にお会いをいたしましたし、またいろいろな議事録などを含めまして勉強させていただきました。
 ただ、私が市民の立場で考えてみますと、この勤福会館を建設をするということで東村山市が東京都に土地を提供したわけであります。確かにその当時の金額で3億二、三千万円だと思います。しかし、今度東京都が勤福会館の建設をやめて、東村山市が自分の持っていた土地を今度は買い戻す。こういう状況になったわけでありますが、この値段が一応公園用地ということで9億 750万円、こういうことだと言われております。しかし、本来、建造物を指定をしない、いろいろの用途を指定をしないで買い戻した場合は、聞くところによりますと、18億円を超えていると言われておりますが、これではたった13年をたったこの期間の中で3億で売ったものが18億で買い戻しをしなければならない。こういうことについて市長はどういうお考えをお持ちですか。勤福会館を建てるといって用地を買った東京都が建てない。
 いわゆる約束を守らなかった。こういう経緯は間違いないと思いますけれども、そういうことを含めまして御答弁をいただきたいと思います。
 それから、ページ 365ページ、常備消防都委託金の問題でございますが、これは年々歳々委託金の額がふえております。63年度が10億 1,100万円余であります。そして、平成元年度が10億 4,400万円余。平成2年度はついに11億 1,100万円余となっているわけであります。ちょうど2年間で1億円の委託金の増であります。これは当然のことながら基準財政需要額を算出の根拠といたしていると思います。そういたしますと、この2年間で算出の根拠が何が変わったのか。人口はそれほど変わっていないと思います。世帯数も変わっているとは思いません。しかし、人件費、物件費その他は上がっているでしょう。ですから、需要費が上がると思いますけれども、この元年度から計算をしてみても 6.7%の増である。この需要額がどこで、どのようにふえて、委託費がふえてきているのか、その内容について明らかにしていただきたいと思います。
 それから、小中学校、ページ 405ページ及び 421ページでございますが、小中学校新設整備事業費ございますけれども、この前も私は議会で申し上げましたが、最近の工事費の値上がり問題は、これは公の機関であろうと民間であろうと変わっておりません。この工事請負費を算定をしてございますけれども、本当にこれだけの金額で平成2年度中にこの工事が終了する、このようにお思いになっておられるかどうか。
 それからまた、国の基準、都基準などあろうかと思いますが、それに全く同じパーセントで計算をしてあるのか、あるいは若干、今日の経済情勢、労働市場の状況を見て上乗せをしてあるのか、お伺いをしておきたいと思います。
 それから、ページ 431ページ、文化財保護事業のうち、 433ページ、バス借り上げ料の問題であります。これは毎年行っておりますいろいろの事業を、バスを連ねてお出かけになる。
 こういうことでございますが、最近、3月8日に「春の史跡めぐり」という、いわゆる募集をいたしました。大変な応募があったと言われております。定員は50名で、応募者の数は 200名に近いと言われております。市民の皆さんはこれほど大きな関心を示しておられる。だとするならば、当然のことながら、十年一日のごときの事業ではなくて、台数をふやすなり、あるいは回数をふやすなりして市民の要望にこたえたらどうでしょう、このように思います。このバス借り上げ料を増額をして市民の希望にこたえられるかどうかお伺いをしておきたいと思います。
 今度はページ 501ページでございます。これは資料の関係でございますので、資料に触れましてお伺いをしておきますが、仮称富士見文化センターの設計事業の財源でございます。国や都の補助金は、22億 4,057万 5,000円の総事業費でありながら、残念ながら4億 5,000万円余でございます。大変低い数字になっているわけであります。国の方は高齢者の保健福祉の10カ年計画、あるいは東京都は平成2年度の重点課題の1つとして生き生きとした高齢社会をつくるための総合的な施策を進める、こういう大きな課題を挙げているわけであります。しかし、この国、都の支出金の状況を見てみますと、老人憩いの家についてはほとんど補助金が出ていないのではないか、こう考えております。だとするならば、今の制度では確かにこれだけしかはじけない。これは承知をいたしておりますけれども、今、国の政策、あるいは東京都の政策から見たら、老人憩いの家のいわゆる事業費についても一定のやはり補助を要求すべきではないか、また可能性としてあるのではないかと、このように思いますので、お伺いをしておきたいと思います。
 最後でございますが、これも資料でございますが、ページ 525ページから 528ページ、財源内訳をひとつ見ていただきたいと思います。この中で、特に国庫支出金の問題についてお伺いをいたしておきます。と申しますのは、国庫支出金の額は歳入で明確になっております。
 しかし、財源内訳を眺めてみますと、民生費、衛生費から始まって教育費までそれぞれ出ておりますけれども、国庫支出金のいわゆるトータルは合っておりますけれども、款の額が違っております。どういうわけかということをお伺いをしたいと思います。
 例えば、一番簡単なのは労働費でございますけれども、国庫支出金は8万円出ております。
 しかし、市の予算を見ますと、国庫支出金8万円を受けておりますけれども、国からの支出金は1万 5,000円である。このようになっているわけであります。予算の配分、振り分けの方法等については一定のルールはあると思いますけれども、委託金などは完全に事業を消化をしなければ、年度を越えて国に返さなければなりません。いわゆる償還分が発生をするわけであります。したがって、特に委託金、負担金の問題については慎重に配慮しなければならないと思いますが、これらの点についてお伺いをしておきたいと思います。
◎市長(市川一男君) まず1点の、議会における議員さんの御質問に対して市側といいますか、の答弁についてどう思うかということでございますが、特に午前中の市側の答弁に対しての御質問というふうに思ったわけでありますが、議員さんの御質問も市側の見解ということで御質問になるわけでありますので、市としての正しいお答えをするというのは基本だろうと思います。ただ、その中で、いわゆる未確定の部分、あるいは審議会なり検討委員会なりにお願いしてこれから検討する内容ということについて、市側の与件というのは、委員会等に話す場合は、いずれにしても議会の中で与件ということを先に話すというのはどうかなと、そのように思います。いずれにしても、誠意を持ってお答えするというのは基本と、そのように承知をしております。したがって、不備の点については議会の場の中で御訂正なり、そういう処置をすべきと、そのように思っているところであります。
 それから、2点目の、特に都市計画道路の中の3・4・27号線について市長の考え方というのがございましたが、本件につきましては御案内のように法的の中で事業認可を受けてスタートをさせていただいたわけでございます。したがって、都市計画審議会等の中でもこれらの事業についての御説明を申し上げ、御理解を得た中で都の方に申請をし、認可を受け、告示をし、そういう中で御案内のように事業着手、予算を含めて事業の着手をさせていただいているということで、その目的ということでございますが、認可を受ける、また審議会等にお諮りをする中でも申し上げたとおり、やはり決定された都市計画街路というものが、まず1点は当市の中では大変他市に対してその執行がおくれているというのもありますけれども、やはり道路というものは一朝にしてできないということがございますし、やはり東村山駅からの重要路線ということで位置づけて、駅前広場を含めて中間までできた延長線上は最優先にしなければいけないという基本に立ちながら、道路の必要性というのはやはり将来を含めた町づくり、あるいは幹線としての交通量の問題、あるいは防災上の対応とか、その道路構造等についても緑地帯とかそういう必要性というものをお話を申し上げ、認可をさせていただいたということでございますから、御理解をいただきたいと思います。
 それから、勤福会館の件でございますが、これは提案の御説明のときにも申し上げましたように、過去は御質問者がおっしゃるとおり、都において勤福会館を計画的につくっていくと。しかし、都の方に予算がないのでできれば自治体においてというか、特に東村山の場合はその予算をもって適地があるとすれば買収をしなさい──しなさいというか、それに対して都は後でその用地も買い戻すと同時に勤福会館を建設しますと。こういう約束の中で──これはもう議員さんも御承知のとおりです。しかし、詳細は申し上げませんけれども、都の政策変更の中で、都は勤福を建てませんと、建てられませんと。それと既設の会館につきましては建てた自治体に移管をするという方針が出されたのは御案内のとおりだと思います。そこで、その土地をどうするかということで、議会の中でも、また市の考え方の中でも、それは都が用地を買うと言ったわけですから用地は都が買いなさいということでですね、議会でも大変問題になりましたけれども、その後、都がそれでは買うという中で、都の価格表示がですね、市が開発公社で取得し利息を含めると、都が買収価格を下回ると。たしか 1,400万円ぐらい不足ということで、それでは議会も納得できないというようなことから都に再三折衝をいたしまして、いやどうしても都は適正価格だとかいろいろありましたけれども、何とかその対応は利子を含めた価格で都が買収した。
 その後、御案内のように都有地でありますけれども、市のゲートボール場として無償でお借りしていたわけでありますが、やはり都の考え方の中で、都有地としてそのまま無償でお貸しするというのは都のやはり条例違反とかいろいろな関係があるのでできません。市で利用するということなら、市の過去の経過があるから、市の方に払い下げをいたします。市がどうしても必要でないということになると、都の方はやはり、率直に言うとですね、都有地のいろいろ処分とか、都の用地の活用とか、そういうことを考えなければならないということが都の方からありまして、何年までに何とかはっきりしてくれとかありましたけれども、市の財政事情とかそういうことも考えて、いわゆる平成2年度も都の方も、何というんですか、リミットであるというようなこともありまして、いろいろその過程では都とも協議いたしましたけれども、やはりこの用地については取得をし、市民の公共用地として活用すべきであるという判断の中で、いろいろ委員会にも御報告申し上げ、予算措置をさせていただいたということでございますので、この辺についてもいろいろと御承知かと存じますけれどもお答えをさせていただきました。
◎都市建設部長(中村政夫君) 何点か御質問をいただきましたので、御答弁をさせていただきます。
 第1点目の、廻田架道橋に絡んでの道路の問題でございます。御質問者の言われている内容というのも私も理解はできますけれども、私ども実際に道路を担当している立場といたしましては、市道 302号線の現況がどうであるか、5.53の車道に 1.5のガードレールの実態からどうだろうか、また市道 113号線の現況、歩道3メートル、車道 6.5メートルの中でどうだろうかというようなことも含めて、この廻田架道橋の道路幅員等を検討してきた経過がございます。したがいまして、内容を把握した中で先ほど御答弁させていただいたような集約で申し上げさせてもらいましたので、御理解をいただきたいと思います。
 なお、先ほど25番議員さんのところで、たしか私は企画部また警察当局というふうなお話をさせてもらったわけでございますけれども、市道 302号線と水道道路に交差する部分の安全対策については、率直のところ、まだ最終的な詰めができておりません。そういう意味で警察のお考え、また仮称富士見文化センターの問題、また西武鉄道の窓口というのは企画部の方で窓口になっていただいてますので、そういう意味合いで御答弁をさせていただきましたので、ぜひその点は御理解をいただきたいというふうに思います。
 2点目に、国土法の関係で事務経費で御質問をいただきました。国土法にかかわる事務経費といたしましては、歳出関係の項目では委員報酬、これは3人の委員さんにお願いしてございまして、年間51回分、それから土地鑑定の委託料としまして年間 150件分、物件鑑定委託料として年間20件分と、その他消耗品、印刷製本費、通信費等の事務費を計上させていただき、 2,127万 9,000円というふうに当初はさせていただいたところでございまして、御質問にありましたとおり、確かに歳入項目で都委託金としましては 5,151万円ございます。この 3,000万円の差につきましては委託事務に伴う人件費ということで御理解をいただきたいというふうに思います。
 次に、北山公園の再生計画の問題でございます。いろいろ大事な問題ということで私どもも取り組ませていただいたわけでございますけれども、3つの案をもとに、一応、A案を最終的に選ばせていただきながら、今、具体的な検討には入らせていただいているわけでございます。御質問の中で、議会へということもよく理解はできますけれども、緑化審、都市計画審議会の中で一定の報告なりお考えを今聞かせていただいておりますので、その点ぜひ御理解をいただきたいと思います。
 以上です。
◎学校教育部長(間野蕃君)  405ページあるいは 421ページにわたります小中学校の学校建設費関係で御質問をいただきました。
 最近における建設業界は内需拡大型のこの大型景気といいますでしょうか、中で、これがなかなか長期間にわたる様相が続いております。これが一方ではやっぱり若年労働者不足などの課題を抱えておるわけでございまして、市の工事にかかわらず全国的に影響を受けているわけでございますが、市といたしましても限られた範囲の中でその解消のための努力はしております。御案内のとおり、昨年も10月ごろより不調が目立ちまして、一部工事請負費につきましては12月議会等で繰越明許の設定等をお願いいたしまして、工期の弾力的な扱い等をいたしたところでございまして、おかげさまをもちまして、現在それらは全部契約締結をして、現在工事を進行中でございます。
 新年度の単価の関係につきましての御質問をいただきましたけれども、これらにつきましても都の予算単価をもとに当市の実態を考慮しながら、市自身の標準建物の予算単価というものを専門部署であります都市建設部の建築課等にお願いをいたしまして、予算の積算の段階からその対応を財政当局ともしてきたところでございます。平成2年度は昨年度に対しましてはやはり十数%の上昇率となったところでございますが、これらを参考に予算を算定したわけでございますが、さらに実施の段階におきましても工法等を十分検討して、確実なる執行を願っておるところでございます。
 御質問の中にも言われておりますが、これらはもし万一ですね、さらにまたそういう大幅な値上げがあるということでございますれば、やはり当初予定いたしました事業の確保という観点に立ちまして、財政所管とも十分協議をしながらでございますが、繰越明許費等の工期の問題を含めましての調整等十分にとりながら円滑な執行を考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
◎企画部参事(野崎正司君) 富士見文化センターの補助金の関係で御質問をいただきました。
 言われておりますように、補助額につきましては4億 5,094万 8,000円の計上でございますが、その内訳といたしましては、公民館補助として1億 1,500万、それから児童館補助としまして 2,666万 6,000円、防災備蓄庫が 780万円、それから防火貯水槽につきまして 148万 2,000円でございまして、さらにこのほか振興交付金といたしまして3億円を見込んでいるわけでございます。補助率につきましては、公民館については1館定額補助ということで、児童館につきましては限度額が 4,000万円、それからこれの3分の2ということでございます。また、防災備蓄庫あるいは防火水槽につきましてはそれぞれ基準額の、備蓄庫が3分の1、それから貯水槽が2分の1ということになっております。
 なお、御質問にもありましたように、憩いの家につきましては国庫補助、あるいはまた都の補助制度というのは現行ではございませんです。
 御指摘をいただきました補助金につきましては、補助対象事業としての条件、さらには定額補助、限度額補助といったような制限の中で、東京都あるいは国とも話し合ってきた段階でこの額で計上させていただいているわけでございますけれども、先ほど御質問の中にもありましたように、昨今におきます国あるいは東京都における老人施策の問題等が出てまいりまして、これらにつきましても当然市としてもそういう面で何とか補助をいただきたいということは当然考えておりますし、その辺については今後さらに国あるいは東京都とも十分積極的な折衝を重ねていきまして、何とかそうした補助の導入が図れるように努力をしていきたいということで考えておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
◎企画部長(池谷隆次君) 前後して大変申しわけございませんです。常備消防費の負担金につきましては地方交付税に関係するもんですから、私の方からお答えをさせていただきます。
 確かに御指摘のとおり63年度の負担額から見ますと、2年度の額は約1億円増加しております。御承知のとおり、この負担額につきましては一定の経過がございましたが、現在は三消協でいろいろ御論議をいただきました姿としまして、前年の当該団体の普通地方交付税の消防費にかかる基準財政需要額、それの常備消防分の 100%ということになっているわけでございます。
 数字の動きを若干御報告いたしますと、1つは単位費用でございますが、63年度が 6,460円、元年度が 6,630円、2年度が 7,040円で、それぞれ上がっております。消防費は人口測定単位といたしまして交付税計算いたしますが、補正係数としましては段階補正、密度補正、態容補正がございます。元数値としましては国調人口でございますので、変更はないはずなんですけれども、それぞれ需要額算定上は一定の改善が図られているようでございます。
 参考までに、63年度の場合 6,460円から 6,630円に増額したわけでございますが、この場合は消防団の団員報酬、出動手当、被服費等の引き上げ、それから消防職員の、いわゆるあの当時B型肝炎感染という問題がございましたが、そのワクチンの接種経費、あるいは感染防止用の機材備品等の措置、そのほか給与改定に伴います人件費その他等の改定が行われまして引き上がりました。元年度の場合でございますが、やはり消防団につきましては報酬、出動手当、被服費等の引き上げが図られておりますとともに、週46時間体制勤務、これを達成するために消防職員を2名増員すると。さらに、救急隊員の服制基準が制定されたことによりまして、救急隊員の被服費を充実すると。そのほか給与改正、改定経費等が措置されまして 7,040円に上がったところでございます。したがいまして、需要額としましては63年度が11億 2,922万 7,000円、2年度が12億 4,455万 9,000円となっておりまして、これのうちいわゆる消防団にかかる経費並びに消防施設費にかかる経費を引きまして、常備消防にかかる割合が大体89%台でございます。それによりまして計算されました 100%の額が各市の委託負担金というふうになっておりまして、これは交付税の姿からいきますとやむを得ないのかなというふうに考えられます。
 それから、最後に御質問のございました、 525ページ以降にございます財源内訳と国庫支出金の額が款ごとに見ると合わないんじゃないかという御指摘でございますが、全く御指摘のとおり一部合わないところが出ております。これは事務的問題でございますが、参考までに1つの例を御説明したいと思います。民生費につきまして 525ページ以降の財源内訳に表示してあります額は20億 7,347万 8,000円になっていると思うんですが、国庫支出金のうち民生費関係を集積いたしますと20億 6,669万 3,000円になると思うんです。ですから、これは一致しないわけでございますが、実はこういう事情がございます。
 1つは、各省庁から縦割りで国の補助金、都の補助金、支出金が参りますので、受け入れ科目としましてはそのように処理をいたします。しかしながら、内容的には市の事業費が必ずしもその区分と違ってくる場合があります。ただいまの民生費で申し上げますと、衛生費国庫負担金の中に5番の老人保健事業機能訓練法定事業負担金というのがございます。これが 223万 7,000円でありますが。それから、6番に老人保健事業訪問指導法定事業負担金 407万 4,000円がございます。それから、衛生費国庫補助金のうちに1番の老人保健事務費補助金40万 9,000円がございます。これはすべて歳出のベースとしましては民生費の老人福祉費に事業を計上しておりまして、この財源に充当するものでございます。衛生費国庫補助金の、ただいま申し上げました老人保健事務費補助金40万 9,000円は、非常におわかりにくいかと思いますが、 215ページに老人福祉費中、老人医療費助成事業費というのがございまして、これがいわゆるレセ点でありますとか、制度普及を図る事務でございまして、そこに充足しているという姿です。
 それから、労働費についても御質問の中で御指摘がございましたが、日雇い労働者健康保険の委託金が8万円ございます。このうち1万 5,000円は労働費の日雇い健康保険事務費消耗品に充当しております。残りました6万 5,000円は民生費の国民年金費の国保年金運営経費、ここに充当させていただきました。すなわち、8万円は、市の受け皿の歳出としましては人件費を含みませんので、労働費には1万 5,000円しかないと。それは国保年金の運営経費の方へ残りを充てたという姿でございます。
 したがいまして、そのように個々の経費を分析いたしまして財源内訳としましては民生費が20億 7,347万 8,000円ということになりまして、歳入予算の民生という名前の部門を集計すると20億 6,600万円余で合わないということになっておりますが、総合計いたしますとそのように突き合わせはさせていただいているところでございます。ぜひ御理解をお願いいたします。
◎社会教育部長(小町章君) 社会教育で、文化財の保護事業のうちバスの借り上げ料につきまして御質問ございました。
 これは毎年2回、春と秋行っております史跡めぐりでございます。15年前ごろお寺の方で始めたものに、東村山市がタイアップしたという経過がございまして、春は毎年正福寺にタイアップしてやっていると、秋は徳蔵寺の方で催しますいわゆる史跡めぐりに、市もタイアップして一緒に行っていると、このような事業でございます。それぞれ1回にバス2台を連ねまして、 100名程度参加をしております。1台のバスはそれぞれ檀家の皆さんといいますか、保存会の皆さんが乗っていただきます。それから、市の方では約50人ですけれども、1台のバスは市で50名程度の皆さんを応募いたしましてそこに参加していただくと。都合合わせて 100名程度でそれぞれ行っておるところでございます。3月8日に実は抽せん会を行いましたけれども、 199名ございました。抽せんによって、その中から四十数名を選出をさせていただきまして今回御参加をいただくところでございます。今回は3月25日を予定しております。
 ただ、御質問の中にありました、回数の増加から人数の増加というような御意見がございましたけれども、 100名というのは非常にいい数字でございまして、バス2台ですから、3台よりもまぐれることは少ないというようなこともございますし、またもう1点は、場所によっては、見学する場所で 100名を超えますと1回に収容できないというような場所もあります。私は前回一緒に参加をさせていただきまして、都内の皇居等を見学いたしましたけれども、確かに 100名になりますと、先頭と後の、いわゆる敷地が広いと、今度は逆に離れてしまって、なかなか集合ができないというような面もございます。こういうことで、回数の増加を別にしまして、人員増加というのが今後も含めて非常に難しいのかなと思っております。ただ、回数については、今までお寺の関係でございまして、それぞれタイアップしてまいりましたので、また今後検討課題としていきたいと、このように考えております。
◆15番(荒川昭典君) のれんに腕押しの話はしたくありませんけれども、歩道の関係ですけれどもね、あなたも毎日通っておるわけですね。私も通っておりますから。大変厳しい状況ですので、あえてまたお聞きしますけれども、あの美住町側のね、道路拡幅というのはなかなか困難だと私も思いますよ。しかし、ガード下の通路がですよ、2メートル幅の通路があると。それでは、通路というか、あれですね、それをどこで切るつもりでいらっしゃるのかなと、こうやって思っているわけですね。ですから、私はね、東京都水道局の名前が全然出てこないから不思議だと思っているんですよね。やはり、考えてみますれば、当然のことながら一方通行の入り口付近まではですね、東京都水道局の用地なんですね。ですから、当然、そこら辺までは必ずですよ、歩道として確保しなければならないやっぱり範囲じゃないかと思うんですね。これは、個人の住宅を動かすことはないわけですね。反対側もそうだと思うんですね。今、東京都の水道用地になっておりますから、あの辺まで歩行者や自転車がですね、自由に通れるようなやはり折衝をしておかなければ──富士見町はおかげさまで広くなって歩道もありますよ、確かに。だから、ガード下をね、広げても、あそこはスピードを上げるところに今度なりますから、当然。ですから、やっぱりはっきりとした歩道設置ができなければ、東京都水道局から一定のですね、やはり土地を借用して、やはり歩けるように、自転車が通れるようにね、こういうふうにしなければならないだろうと、こういうように思いますのでね、何かしらその辺のところが十分検討されないでほうっておかれているような気がいたしますので、再質問しておきたいと思うんですね。
 それから、市長の方にですね、3・4・27線の道路の必要性をね、また都市計画審議会その他いろいろなところで議論しておりますという話を私は聞いているわけじゃないんですよね。こういう道路を設置をしていかなければならない、都市計画道路をできるだけやはりつくっていかなければならないという主張、政策はいいんですよね。私はそれを要らないと言っているんじゃない。しかしながら、これだけのお金を投資をしてね、スポーツセンターの裏まで道路を広げたままで、将来展望何があるんですかと聞いているわけですよ。ですから、今の名前で言えば何というんですか、3・4・5というんですか、3・4・5は出水川までもう東京都計画だと今度図面で上がってきているでしょう、たった 100メートルぐらいですけれども。でき上がるわけですよね。だから、東村山市内の3・4・5がね、今のスポーツセンターのところまでジョイントできるとすれば、新青梅街道のバイパスの役割は果たすだろうし、府中街道のいわゆるその踏切の問題が解決しなくてもですね、東京都の方は郵便局から北の方へ延ばそうという計画もあると言われているんですから、当然のことながら、それらの展望を踏まえて事業をやりたいというんならね、投資効果もあるだろうし、もちろんその必要性も十分増してくるのではないかと、これが政策だと、こういうふうに考えて聞いておりますので、その辺のところをですね、答弁をしていただきたいと思います。
◎市長(市川一男君) 御質問の、再質問の順序は違うかもしれませんが、市長に対して都市計画街路の件で再質問をいただきました。
 確かに、都市計画街路3・4・27だけつくっていいということだけではありませんけれども、しかし都計審等にお諮りした中では、まずここが優先道路であるという中からお諮りをしたわけですが、もちろんそのときにもですね、何というんですか、都市計画街路というのは市、東村山市のみでなくて、いわゆる東村山都市計画区域という中での当初御相談した中で設定されている部分がありますので、御質問にあった内容等もですね、今後やはり検討はしていかなきゃなりませんし、もう1点は、例えばこの件も問題になっているわけですけれども、飯所線の問題とか、埼玉県はそこまで来ておる。そしてまた、一方では、東久留米市の方では滝山団地における野火止用水の、これもそこまで来ていると。そこにつながるには老人施設のある東京都老人ホーム等があると。これらもかなり東京都の考え方、また都市計画審議会等の御論議等も私も承知しておりますけれども、御質問にあったその道路等につきましてもですね、やはり検討は今後ですね、してまいりたい、そのように思っております。
◎都市建設部長(中村政夫君) 廻田架道橋につきまして再質問をいただきました。
 市道の 302号線の現況、そして 113号線の現況ということで、そういう把握した中で先ほど申し上げましたとおり、多摩湖線の線の下の道路の取り合いで今私どもも考え、先ほど申し上げたような整備をしていきたいというふうなことで進めているわけでございますけれども、問題はこの 302号線と水道道路と交差する部分の問題がいま一詰め切られておりません。今、御質問の中にもありましたとおり、確か水道局の用地もございまして、水道局ともその辺の話し合いは事実してございますけれども、集約までできてませんのでお答えを控えさせていただいたわけですけれども、いずれにしましても、大きな施設ができ、立派な道路ができると安全対策の問題が大変重要な問題になってまいりますので、その辺も含めていい方向を見出していきたいというように考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) それでは、歳出の後半について順次伺います。
 第1点目、 315ページ、農業振興費について伺います。既に昨年12月議会の請願審議の際、私は指摘したのでありますが、都市農業、特に首都圏などの市街化区域内の都市農業はその実態というものが現在あるのかという問題であります。10アール当たりよくて20万円そこそこの純益しか上げられないという都市農業の営農実態は、既に産業として存立し得なくなっている事情をみずから立証しているのであります。すなわち、10アールというのは言うまでもなく 1,000平米、つまり 330坪であります。安く見積もっても坪単価 100万円としても3億 3,000万円の土地から年間20万円しか収益が上がらないというのが実態であります。
 すなわち、言いかえれば、銀行に同額の預金をした場合に0.07%しか利息がつかないというのと全く同じ計算になるのであって、もはやこのような営農実態では農業を続けるより不動産としての資産運用を図る方向へ農家が動くのは火を見るより明らかであります。したがいまして、農家の多くが当面資産運用を図るということはしないまでも、何とか節税対策をとろうとするのは自明の話であります。宅地並み課税に対して60分の1から 100分の1にすぎないと言われる長期営農の認定を継続して受けたいのは、農家ならだれでも考えるのは当然であります。
 私は、公共用地提供を視野に入れた生産緑地としての保全と、偽装農地を容認するかのような長期営農とは区別していく必要があることを以前から一貫して主張しているのでありますが、最近、総選挙で公表された政策の中で野党の多くが私の主張してきた政策内容と類似の主張をしていることはまことに当然の推移であると言わざるを得ないのであります。
 そこで、伺いますが……(「偉そうに」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) お静かに願います。
◆5番(朝木明代君)  1、農地の生産緑地としての保全について、市民農園やその他の利用形態についてもこれを許容する方向で生産緑地制度の見直しを検討する考えはないか、明らかにしていただきたい。
  2、さらにまた、生産緑地に対する現行税制を明らかにしていただきたい。
  3、農地を、まず市が市民農園等緑地として無償、非課税で借り上げ、さらに進んで生産緑地化し、保全していくという方向を検討する考えはないか。この点は市民部及び企画部それぞれの考え方を明らかにしていただきたい。
 4、アとして、家族レジャー農園の現行の使用料は農地として農家が耕作した場合と比較すると高いのではないか。10アール、つまり 1,000平米の耕作面積当たり年間16万円から 20万円の純益と見て計算すれば、坪当たり月額 50円程度の使用料で十分だと思われるが、見解を伺いたい。
 イ、家族レジャー農園として市民に貸している農地は長期営農の認定はどうなっているか。宅地並み課税でなく、長期営農の認定を受け、優遇税制を受けているとすれば、レジャー農園の使用料は当然引き下げるべきと考えるが、見解を伺いたい。
 次、第2点目、 321ページ、商工会補助金について伺います。 310万円の増額で 1,450万円の計上がなされているわけであります。最近、商工会で「小売商業振興モデル商工会事業報告」というのを対象地域で配布しているようであります。これを見ますと、アンケートを実施した諏訪町、野口町、廻田町、多摩湖町の4町で売上高が減少している商店が52.5%、横ばいのものを含めると67%が経営の先行きに不安を抱いているようであります。商工会はこの間、市から 1,000万円を超える莫大な補助金を受けているわけでありますが、このような報告を配っているようでありますし、果たして十分に振興対策を行ってきたのだろうかという疑問が残るわけであります。先ほど挙げた商工会の報告を見ますと、瓶、缶リサイクルの新システムが開始された当時と同じような、観念的なアイデア先行傾向が目につくのであります。
 そこで、伺いますが、 1、この 1,000万円を超える補助金の使途について監査は行っているか。
  2、この補助金の具体的使途の内訳を明らかにしていただきたい。
  3、売り上げの減少化傾向の進む当市内の商店について抜本的な改善策あるいは展望を踏まえた補助金の支出であるべきだと思われますが、考え方を明らかにしていただきたい。
 次、第3点目、 333ページ、道路台帳整備事業に関連して、赤道の、あるいは水路敷の不法占拠について伺います。
  1、秋水園付近の水路敷の不法占拠について、その経過を明らかにしていただきたい。
  2、美住町の赤道の不法占拠の箇所は何カ所あるか。また、その経過、指摘されている実態を明らかにしていただきたい。
  3、多摩湖町1の23、都営アパート北側にも赤道の不法占拠があると思うが、その経過を明らかにしていただきたい。
 4、野口町弁天池東側の赤道については一部砂利は入れたものの、不法占拠に近い状態にあるが、これについて実態を明らかにしていただきたい。
 5、ヨーカドー西側の西武鉄道の軌道敷内に廃止されたまま譲与の手続がとられないで放置されている赤道があると思うが、この経過を伺いたい。
 第4点、 335ページ、公有財産購入費ということで道路の拡幅用地取得費用が6本計上されていますが、この中には周囲の状況から見て、本来、地権者側が開発の際、建築基準法や開発指導要綱に従って上地する形で拡幅すべきものが含まれているように思われますが、なぜ市が拡幅用地を買収するということになったのか、明らかにしていただきたい。
 次、第5点目、 337ページ、公共事業用代替地造成工事 1,505万 9,000円の内容について、計上に至った経過、取得用地との交換についてどのような事情があったのか、明らかにしていただきたい。
 次、第6点目、 339ページ、私有道路整備工事について伺います。この間伺っております、上地の手続をとった上で舗装する諏訪町の例と、私有地のまま 100%の公費で舗装した秋津町の市道 559号線の2の場合の取り扱いの違いに関する問題であります。都市建設部長は当時の担当でなく、昨年辞任した岸田前助役が直接指示を下した問題でありますから、答弁内容が首尾一貫してない点はあり得ることではありますが、しかしながらこれまでの答弁では余りにも事情が説明できていないと言わざるを得ないのであります。
 すなわち、昨年9月議会での一般質問で部長は、要綱の条項を適用したとか、市長が認めた特別条項で判断したと答弁しているのでありますが、第1に、当市では私道整備補助については規則はありますが、要綱というものはまずもって存在しない。第2に、どこを探しても、私有地を 100%公費で舗装することを市長が認めることができるとする特別条項というような規定はどこにもないということであります。しかも、第3に、この秋津2の8の例はむしろこの私有地28平米を舗装することが中心となったために、市道 559号線の2の全体ではなく、その途中までしか舗装されていないという、極めて本末転倒した変則的な市道整備工事となっていると言わざるを得ないのであります。
 そこで、伺いますが、 1、なぜこのような公道整備工事としても中途半端で変則的な工事となったのか、その経過を具体的に明らかにしていただきたい。
  2、現在、公道整備の舗装工事がこの秋津町2の8のように、上地をしないまま一部私有地を含めて行うことができるのかどうか、この点については特に明確に御答弁をいただきたい

  3、諏訪町の場合は、地権者らが費用を出し合って境界を確定し、上地の手続きを行った上で公道整備が図られるという事情になっているが、秋津町の例を放置したままで説明を求められた場合、諏訪町の関係地権者の方々に所管はどのように回答をする考えか、明らかにしていただきたい。
 続いて、第7点目、 347ページ、都市計画課運営経費について伺います。
  1、昨年度から私が取り上げてきました野火止ホテルについて、野火止用水の水利権あるいは管理権との関係で、建設計画は現在どのようになっているか。開発審査会の審査結果通知に盛り込まれた、通行及び下水管埋設に関する野火止用水の管理権者あるいは水利権者の許可等は現在どうなっているか、明らかにしていただきたい。
  2、開発審査会の審査結果を通知書に記載し、条件をつけた場合、この条件が成就したかどうかについて所管は文書で報告をとらないで手続を進めるというような安易な態度があるのではないか、この点について考え方を明らかにしていただきたい。
 続いて、第8点目、 347ページ、国土法土地取引規制に関する事務経費に関して、東村山市国土法審査会会長である用地課長に伺います。
  1、歳入段階での質問に対して所管の答弁が漏れていた点があるので、まずこの点から伺います。一般的に大画地の鑑定評価を行う場合に、当該大画地の最有効使用が戸建て分譲住宅用地として判定されるということは、1つに当該大画地にマンションを建てるよりも戸建て住宅の分譲とした方が収益が上がるという場合。2つとして、この大画地にはマンションが建設できない事情があって、戸建て住宅の分譲地として利用する以外にない場合。この2つのうちのどちらかだと思われるが、これに間違いはないか。
 2、続いて、大画地を開発する場合について伺います。これも一般的な例として明らかにしていただきたいのでありますが、当該大画地にマンションを建設する場合は、当該土地を 100%の宅地率で全面利用できるが、この土地を戸建て分譲する場合は同一画地内に取りつけ道路が必要になるため、必要とされる道路部分の面積だけ有効宅地率が下がるので、当然にこの土地はマンション用地として利用する方が土地全体の評価額は高くなる。つまり、戸建て分譲の場合は道路控除分だけ画地全体の評価額は下がるのは明らかだと思われるが、これに間違いはないか。
 3、本年2月初め、柳瀬川拡幅計画の全体計画線の図面を掲載した草の根通信が配布された際、用地課所管の係長が都の国土法の所管である都市計画局総務部土地調整課に対して、この全体計画線の図面の掲載された草の根通信ナンバー82をファックスで送付し公拡法関係の照会を行った事実があることを私は当事者の都の土地調整課から聞いているのであります。
 なぜ所管はこのような照会を行ったのか、経過を明らかにしていただきたい。
 4、国土法の所管の用地課は柳瀬川拡幅計画の全体計画線の線引きの事実があることを88年9月ごろ図面の管理者である都市計画課から伝えられたと思うが、これに間違いはないか。
 続いて、第9点目、 351ページ、公園費について伺います。八国山の頂上付近に展望台を設置するという都の計画についてでありますが、先日の建設水道委員会で都の係から現地で説明を聞いたのでありますが、展望台の建設予定場所は面積も狭く、かなり高木を伐採しなければならないという事情が明らかに存在する一方、都側の展望台設置の理由が極めて情緒的であって、その必要について説得力あるものではなかったのであります。若干のベンチ等を配置するだけの展望広場という程度であれば問題はないのでありますが、このような現段階の状況からすれば、八国山の頂上部分の自然の形状をかなり変えてしまう展望台の設置は容認しがたいと考えるのでありますが、市としての考え方を明らかにしていただきたい。
 続いて、第10点目、 359ページ、樹林、樹木保護事業費について伺います。指定樹林、樹木については条例、要綱に基づいて指定補助金、さらには枝落とし補助金が支出されているわけでありますが、昨年10月の自治会長会議の際、秋津町の自治会長の方が、保存樹木があることで近隣の家屋への影響を与えているので、必要な枝おろしは行うべきであること、あるいは家屋の傷み等について近隣対策を考慮すべきであるとの意見が述べられたのに対し、原助役はこの自治会長の意見のとおりであるので具体的に十分に対応するといった回答をしたのであります。
 そこで、伺いますが、 1、保存樹木の指定を行ったものについてでさえ近隣の住環境への影響が出ている場合には、枝おろしを含めてこれを除去すると明言している以上、保存樹木以外について道路管理者として、秋津町2の8の例のように苦情が出されるなど近隣に影響が出ている場合には、住環境への悪影響を除去するため適切な措置をとるべきであると思うが、お考えをお聞かせいただきたい。
 2、公道に大きく越境した隣地の樹木によって住環境の悪化という影響を受けている住民からすれば……(「調整しなくちゃいけないんだ、本当は、議員というのは。間に立って」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) ちょっとお静かに願います。質問を続けてください。質問を続けちゃってください。
◆5番(朝木明代君) 不規則発言とめて下さい、議長。
○議長(遠藤正之君) 質問を早く続けちゃってください。
◆5番(朝木明代君) 公道に大きく越境した隣地の樹木によって住環境の悪化という影響を受けている住民からすれば、公道の管理者である市に対し抗議し善処を要求するのは当然だと思われるが、市も巻き込んだ形で裁判所に調停が持ち込まれることのないよう適切な対応をすべきと考えるが、考え方を明らかにしていただきたい。
 第11点目、 347ページ、秋津駅北口開設負担金 135万円……
○議長(遠藤正之君) ちょっと静かにしてください。
◆5番(朝木明代君) について伺います。
  1、秋津駅の北口開設の計画は、過去に建設水道委員会などで明らかにされた図面とは大幅に変更されたようでありますが、当初の計画では配慮されていた障害者の方への施設の配慮等はどのようになっているか。また、大幅に設計の変更された経過について具体的に明らかにしていただきたい。
 2、利用者へのサービスという観点からも、西武鉄道は当然当駅の北口開設にかかわる建設費を全額負担すべきと考えるわけでありますが、3市の自治体も負担をするということでありますが、西武鉄道負担と自治体負担との割合はどのようになっているか、具体的に明らかにしていただきたい。
 次、第12点目、 365ページ、非常備消防費について伺います。
  1、食糧費が49万円から 122万円と大幅な増額計上となっておりますが、どのような理由からか、明らかにしていただきたい。
  2、常備消防と非常備消防の基本的な問題について伺いますが、本来、消防組織法第9条に基づく自治体に義務づけられた消防事務の処理は、20年前に都との間で締結された消防事務の委託に関する規約及び消防事務の委託に関する附属協定書に基づいて、すべて都に委託されているのであります。したがって、本年度の予算案でも、常備消防費は11億 1,178万の負担金を都に支払っているのに対して、非常備消防の消防団関係は 6,389万円という予算であります。都に支払う常備消防委託金の年々の伸び及び消防団の団員確保の困難等の事情から見て、非常備消防の役割と位置づけを見直すべき段階に既にきているのではないかと思われるが、この点について市の考え方を明らかにしていただきたい。
 次、教育委員会関係に移ります。13点目、 375ページ、市立小学校並びに教頭転退職者記念品に関連して伺います。既にかなり前から事実について通告しているので所管は当然承知のことと思いますが、教師の異動に当たってPTAから転出する教師に対してせんべつの金品が渡されているという事実があります。しかも、PTAの予算、決算に堂々と計上された上で支出されているのでありますが、このせんべつ金については東京都教育長が「教職員に贈られる餞別金等について」というタイトルの通達を出しているのであります。通達44年2月22日教社社発第36号がこれであります。この通達は次のように言っているのであります。すなわち、「生徒・父母あるいは一般都民の教育に対する信頼をそこなう結果を生じ、ひいては、教育の正常な発展にとって大きな障害となるおそれがあります。したがいまして、本委員会としましては、教職員は上記餞別金等の受領を辞退すべきである旨、別添のとおり、校長あて通知しました」と述べているのであります。本件通達は義務教育における私費負担解消の一環として発令されたものであることは言うまでもないのであります。
 そこで、伺いますが、 1、市内の小中学校のPTAのせんべつ金支出の実態を明らかにしていただきたい。
 2、せんべつ金は辞退すべきであるとした都教育長の本件通達を踏まえ、どのように指導してきたか、明らかにしていただきたい。
  3、本件退職者記念品は校長、教頭に限定されているようでありますが、他の教師と同様に廃止すべきではないか。教育に平等にかかわってきたにもかかわらず、差別を持ち込むものとなっていると言わざるを得ないのでありますので、見解をお伺いしたい。
 第14点目、 387ページ、希望学級運営経費について伺います。
  1、希望学級の利用はその後どのような効果を上げているか、希望学級の実態、実績等を明らかにしていただきたい。
 2、希望学級に関する報告書が発行されておりますが、父母の性格、傾向あるいは信条まで含めた内容で公表されているようであります。希望学級を利用するに至る因果関係ということで父母に関する内容も発表されたということのようですが、希望学級の利用者は余り多くない人数である現実を考えれば、個人のプライバシーを侵害するおそれはないのか、若干疑義を感じますので、報告書の内容並びに考え方を明らかにしていただきたい。
 第15点目、 389ページ及び 409ページ、トイレ清掃委託料について伺います。議長、3番議員の不規則発言をとめてください。
○議長(遠藤正之君) 質問を続けてください。大分時間がたっていますから、要領よく。
◆5番(朝木明代君) 3番議員に注意しなさい、議長。
○議長(遠藤正之君) はい、質問続けて。
◆5番(朝木明代君) この間、生活指導の教育的見地から、私は、トイレの清掃はトイレを使用する児童生徒に担当させるべきであるという立場から見解を伺っているのでありますが、十分に説得力のある答弁もなく、毎年トイレ清掃委託料は増額計上されているようであります。さらに、この間、中学の給食問題が取り上げられておりますが、トイレの掃除程度の生活指導ができないようでは、給食問題について現場での十分な対応が果たして可能なのかどうなのか、疑念されるところでありますが、この点について教育現場とどのような話し合いを行ってきたか、経過を明らかにしていただきたい。
 続いて、第16点目 389ページ、学校宿日直委託料について伺います。
  1、委託先、委託の内容、委託料計算の方法を明らかにしていただきたい。
  2、警備員の方は巡回時以外は通常用務員室にいることになると思うのでありますが、用務員室の使用方法等について一部の学校で若干の問題が発生していると聞くのでありますが、この経過を明らかにしていただきたい。
 次、第17点目、 391ページ及び 409ページ、学校管理費のうち下水道受益者負担金について伺います。小中それぞれ 1,326万、 753万余りの計上がなされているわけでありますが、負担金条例第9条及び条例施行規則第14条との関連では、これらの負担金支出はどのような扱いになっているのか、具体的に明らかにしていただきたい。
 次、18点目、 391ページ及び 411ページ、老朽学習セット廃棄処分委託料が合計66万円計上されておりますが、学校の備品類については耐用年数でまだ傷んでないものを機械的に処分しているのではないかという声も聞かれるのであります。学校備品の処分については直ちに業者に委託するのではなく、リサイクル等の形で市民の再利用の機会を検討すべきではないかと考えるのでありますが、この点について考え方を明らかにしていただきたい。
 次、第19点目、 393ページ……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げますけれどもね、1人会派ですから、そのつもりで質問を絞って……
◆5番(朝木明代君) 関係ないじゃない。
○議長(遠藤正之君) やってください。皆さんに協力してください。
◆5番(朝木明代君) 各種団体負担金について伺います。本年度 104万円だったものが 123万円に増額計上されておりますが、この理由を具体的に明らかにしていただきたい。
 第20点目、 393ページ、小学校教材、指導書経費について、今年度 1,129万円だったものが5万円余となっておりますので、今年度の実績と来年度の予定されているものを明らかにしていただきたい。
 第21点目、 403ページ、学校給食費について伺います。本年度には計上されていた給食用食品等検査委託料及び給食用残菜処理委託料が来年度は計上されていないようであります。
 そこで、 1として、この間の経過を明らかにしていただきたい。
  2、学校給食に使用する食品等の安全性についてどのように配慮を加えているか。また、野菜等について残留農薬の除去についてどのような取り扱い及び処理をしているか、明らかにしていただきたい。
 第22点目、 407ページ、化成小学校校庭整備工事 4,460万円について伺います。化成小学校の排水が極めて悪く、雨が降ると長時間グラウンドが使用できなくなるということから、学校、PTAなど各方面から要望が出されていたところであります。私も運動場のかさ上げによる対策をこの間所管に要請してきた立場でありますので、整備工事が所期の目標が実現できるよう期待しているところであります。
 そこで、伺いますが、 1、工事の内容についてどのようなものを予定しているか。
 2、前川改修に合わせて校庭整備工事を行おうとしていた当初の考え方から、今回の工事実施に至る経過の中で、当初の問題とされていた点がクリアできると判断したので今回の工事実施となったと理解してよいか、明らかにしていただきたい。
 第23点目、 411ページ、中学校の各種研修補助金について伺います。今年度 364万円から 70万円の増額計上となっているわけでありますが、 補助金を支出している研修の内訳及び増額の理由を明らかにしていただきたい。
 第24点目、 427ページ、成人式関係で伺います。教育長は今3月議会の答弁の中で、日の丸、君が代は押しつけるのではなく、各学校の自主的判断にゆだねるという趣旨の発言をしているのでありますが、一方、成人式については日の丸を掲揚し、君が代斉唱を式次第に組み入れて実施しているのであります。過去の経過の中では、所管の社会教育課の内部でもさまざまな意見があったと聞いているのであります。
 そこで、伺いますが、 1、成人式において日の丸、君が代を使用する根拠は何か。
  2、教育長は日の丸、君が代を、国旗、国歌と考えているか。いるとすれば、その法的根拠は何か。(「そんなことよりも、成人式のことを、言うなら、うそ書いて、言うなら、あれなんかどうなるんだ、本当に」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) お静かに願います。質問を続けてください。静かに。早く続けてください。時間がどんどんたっちゃうから。時間ばっかりたっちゃうから、早く続けてください。
 もう、それでなくったって、長いんだから。
◆5番(朝木明代君)  3、さきの大戦で唯一陸上の戦闘の行われた沖縄県では、日の丸、君が代について、立たない、弾かない、歌わないという運動が現在も行われている事実について、教育長はこのことを知っているかどうか、明らかにしていただきたい。
  4、日の丸を掲げて走り回っている右翼を名乗る1人の暴漢が、天皇に戦争責任があると議会で発言した長崎市長を背後から狙撃し重傷を負わせた事件について、教育長はどのように考えるか。
○議長(遠藤正之君) ちょっと本予算に関係の(聴取不能)質問ですから、これは(聴取不能)さい。朝木議員。
◆5番(朝木明代君)  5、世論が分裂している中では、来年度以降、成人式での日の丸、君が代の使用について取りやめるべきであると考えるが、教育長の考え方を明らかにしていただきたい。
 次、第25点目、 431ページ、無形文化財公開謝礼について伺います。当市の文化財のうち無形文化財に指定されている祭りばやしと浦安の舞について伺います。祭りばやしは、戦後青年団が他市へ学習に出かけ、重松流及び鈴木流を取り入れて東村山で祭りばやしを開始したものであり、浦安の舞というのは新たに考案されたものを村山貯水池の完成の際初めて披露されたものが最初で、これも戦後継続的に行われるようになったものであります。
 そこで、市民の間に混乱を引き起こしているのは、無形文化財に指定されているという事実から、浦安の舞が雅楽を連想させ、遠く平安のころから東村山で伝承されてきたとか、祭りばやしについても、はやしの題材やストリーからして、鎌倉時代から東村山の地で伝承されてきたのではないかという誤解を発生させているのであります。
 このことは有形文化財について考えてみれば、直ちにどこが問題であるかははっきりするのであります。すなわち、建造物などを考えた場合……
○議長(遠藤正之君) 質問の中身に入ってください。
◆5番(朝木明代君) 鎌倉時代に制作され現存しているものを文化財として指定するのは当然の手続でありますが、鎌倉時代の建造物が非常に趣があるからといって、それと同じものを例えば戦後制作したとしても、これは模倣にすぎず、模造品を文化財として指定するわけにいかないのは当然であります。戦後開始された祭りばやし及び村山貯水池完成の際開始された浦安の舞の問題は……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員、質問にしてください、質問に。
◆5番(朝木明代君) 文化財にどのようなものを指定すべきか、どのようなものは指定すべきでないか、東村山の文化財のレベルと質を決定するという意味で極めて重大であると言わざるを得ないのであります。単に、模造や模倣にすぎないものを文化財に指定するのでは東村山の文化の質が問われる事態というほかないのであります。
 そこで、伺いますが、 1、無形文化財の指定の基準は何か。
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
               午後3時29分休憩
               午後3時29分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
───────────────────◇───────────────────
○議長(遠藤正之君) 今、予算の質疑ですから……
◆5番(朝木明代君) 予算の質疑でしょうが。
○議長(遠藤正之君) 文化財の説明は後にして……
◆5番(朝木明代君) 文化財のね、あれで、お金使っているわけでしょう。
○議長(遠藤正之君) もうちょっと要領よく、端的に質問してください、それじゃ。中身を絞って。
◆5番(朝木明代君) 関係ないでしょう。
○議長(遠藤正之君) 何をいつまでもぞろぞろぞろぞろ説明しているんですか。
◆5番(朝木明代君) 干渉ですよ。干渉ですよ、議長。
○議長(遠藤正之君) もうちょっと中身を絞ってきちっと質問してください。
◆5番(朝木明代君) そこまで議長は権限ないんですよ。
○議長(遠藤正之君) はい、質問を続けてください、朝木議員。
◆5番(朝木明代君) 再開してください。
○議長(遠藤正之君) 再開しています、もう。
◆5番(朝木明代君)  1、無形文化財の指定の基準は何か。仮に他の地方の模倣であっても文化財として指定するのかどうか、明らかにしていただきたい。
 2、現在、市史の第2次編さんが進められようとしておりますが、文化財、特に無形文化財指定の見直しを行うべきであると考えるが、見解を伺いたい。
 次、第26点目、 437ページ、第2次市史編さん事業費 101万円について伺います。市史編さん委員会条例案に関する審議の際に、私は18年前の第1次市史編さん事業によって刊行された東村山市史の問題についてただしたのでありますが、担当部長は市史編さん委員会条例案を提案する側の説明員として議場のひな壇の席に着いていながら、私の質問に対し、知らないから答弁できないなどという発言を行ったのであります。市史編さん委員会条例を提案する側の所管でありながら、既に刊行されている第1次東村山市史の内容すら知らないというのでありますから、こちらの方があきれる話であります。先日の市史編さん委員会条例案の審議からかなり時間も経過しておりますので、よもや再び知らないから答えられないなどというような珍答弁はなし得ないと思いますので、再度伺います。なお、部長が答えられない場合は速やかに教育長が答弁されるよう、あらかじめお断りしておきます。
  1、18年前に刊行された第1次東村山市史 165ページに附せんがつけられ、部落差別に関して別紙が挟み込まれた経過及び……。(「議案でやるんだよ、議案で」と呼ぶ者あり)(「答弁してないだろう」と傍聴席より呼ぶ者あり)だれの責任でこのような措置がとられたか、明らかにしていただきたい。
○議長(遠藤正之君) 傍聴席は静かに。
◆5番(朝木明代君)  2、第1次東村山市史刊行後に、この市史を補足するという目的で嘱託職員の手によってなされた3冊の市史研究の内容については大いに問題があるので、この点についても疑義をただす考えでありますが、先日の答弁から見て所管の現在の力量の範囲を超えているのではないかと考えられますので、編さん事業の経過の中で伺うことにして、ここでは1点だけ伺います。すなわち、悲田処に関する研究として極めて重要な研究成果を発表されている柴田常恵氏の論文の取り扱いについては、これを無視することはできないという点では、第1次東村山市史と同様の……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員……
◆5番(朝木明代君) 取り扱いになると……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員……
◆5番(朝木明代君) 思うが……
○議長(遠藤正之君) 5番議員……
◆5番(朝木明代君) 柴田氏の右論文中に、いわゆる差別用語が含まれているとされる点は、これも避けて通ることができないはずであります。この点についてどのように取り扱う考えか、明らかにしていただきたい。
  3、教育長及び市長に伺いますが、当市における被差別部落の存在とこれに対する不当な人権侵害について、第2次市史編さんに当たりどのように考えるか、はっきりと見解を明らかにしていただきたい。
 第27点目、 443ページ、445 ページ、449 ページ、図書館のコピーサービスの料金引き下げ問題について伺います。歳入段階でも伺ったのでありますが、所管は1枚20円の根拠について著作権法を持ち出したり……
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
               午後3時34分休憩
               午後3時35分開議
○議長(遠藤正之君) 再開します。
───────────────────◇───────────────────
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げますけれども、これはもう既に歳入のときにもう議論されてますので、やめてください。
◆5番(朝木明代君) 答えてないところを聞くんですよ。
○議長(遠藤正之君) 答えてあります。
◆5番(朝木明代君) ないですよ。
○議長(遠藤正之君) 質問を続けてください。
◆5番(朝木明代君) 歳入段階でも伺ったのでありますが、所管は1枚20円の根拠について著作権法を持ち出したり、新たに規則を定めたなどという理由にならない説明を繰り返したのでありますが、さすがに職員の人件費が……
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
               午後3時35分休憩
               午後3時35分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
───────────────────◇───────────────────
○議長(遠藤正之君) 5番の朝木議員に申し上げますけれども、意見が平行線の場合には質問を中止させることができますので、それを考えながら質問してください。
◆5番(朝木明代君) 何で質問……。中止する根拠をはっきりしなさいよ。中止なんてできる理由ないじゃないですか。
○議長(遠藤正之君) 質問を続けてください。
◆5番(朝木明代君) 新たに規則を定めたなどという理由にならない説明を繰り返したのでありますが、さすがに職員の人件費が10円以上かかっているなどというおかしな、現実を知らない主張は引っ込めつつあるようであります。
 そこで、伺いますが、 1、著作権法の第何条に、図書館の職員が直接コピーサービスの作業を行うべきであって、市民のセルフサービスで行ってはならないというような明文の規定があるのか、はっきりとお答えいただきたい。
 2、図書館職員の話によれば、図書館協議会にコピーサービスが1枚20円でよいかどうか諮問したと聞いているが、経過を明らかにしていただきたい。
 3、再度伺いますが、コピーサービス1枚20円の算定の根拠は何か、明らかにしていただきたい。
 続いて、第28点目、 471ページ及び 131ページ、借用地賃借料関係で何点か伺います。
  1、まず、本年3月31日までに是正措置を勧告した監査委員の勧告監査結果にもかかわらず、先日歳出前半で確認したように借地謝礼30万円が計上されているのでありますが、具体的に、何を借り上げた際、何円ずつ謝礼を支払うのか、明らかにしていただきたい。
  2、歳入、歳出前半でも明らかにしたように、謝礼なしの非課税借地の制度化のために4つの借地条件を設定し、公募するよう提言しているわけでありますが、市長は稲城市の公共用地代替地の登録制度を持ち出して、この登録制度がうまく機能していないから、この謝礼なしの非課税借地の公募制度は採用する考えはないというような答弁を行ったのでありますが、市長はよほど税務行政は苦手と見えて……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員、同じ質問はやめてください。
◆5番(朝木明代君) この稲城市の登録制度でも全く大きな誤解と認識不足をみずから証明しているのであります。すなわち、稲城市の登録制度というのは、公共用地の代替地として 100平米以上の所有権以外の権利が設定されていない土地を登録し、 200平米を超えたとき市が買収するという、借地ではなく、用地取得のための登録制度であります。しかも、この登録制度が人気がないのは、面積が大きくても一律 1,500万円しか税金控除がないためであって、私が取り上げるべきであるとしている非課税借地の公募制度とは全く無関係であります。
 そこで、伺いますが、市長は、謝礼なしの非課税借地の公募制度を考えないとする主張の根拠、そしてどのような理由で稲城市の登録制度を持ち出したのか、明らかにしていただきたい。誤りである場合ははっきりとその誤りを確認していただきたい。
  3、 2とも関連しますが、市長は謝礼なしの非課税借地の公募制度を全く取り上げようとしないまま、市に莫大な財政負担を強制する賃借料を一部地主に支払うという、一部地主への特恵的優遇を行おうとしているのでありますが、どうも非課税借地の公募制度をやってみようという気配すらないのは、市の財政ではなく、一部地主の利益の方を市長は念頭に置いているのではないかと言わざるを得ないのであります。
 そこで、伺いますが、ア、市長が謝礼なしの非課税借地の公募制度を採用しようとしない理由は何か。
 イ、また、採用しない理由は、公募制度を採用すれば一部地主の既得権が……
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
               午後3時41分休憩
               午後3時41分開議
○議長(遠藤正之君) 再開します。
───────────────────◇───────────────────
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げますけれども、これは前の段階でもう答弁が済んでおりますので……
◆5番(朝木明代君) 済んでないですよ。
○議長(遠藤正之君) この質問を終わりにしてください。次に進んでください。
◆5番(朝木明代君) 済んでないですよ。
○議長(遠藤正之君) さもないと、途中で切るようになります。
◆5番(朝木明代君) 答えてないんですよ。
○議長(遠藤正之君) 答えてあります。
◆5番(朝木明代君) ないです。
○議長(遠藤正之君) 市長の考えは答えてありますから。
◆5番(朝木明代君) 答えてないんです。理由は答えてないんです。
○議長(遠藤正之君) 市長の考えはもう答えてありますから。はい、次の質問に入ってください。
◆5番(朝木明代君) 一部地主の既得権がなくなるからでは……
○議長(遠藤正之君) 次の質問に入ってくださいと言ったんですよ。
◆5番(朝木明代君) ないかという見方もあるが、この点についてはっきりと答弁していただきたい。
 第29点目、 479ページ、スポーツセンター運営経費について伺います。
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
               午後3時42分休憩
               午後4時4分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
───────────────────◇───────────────────
○議長(遠藤正之君) 質疑を続けていきたいと思いますが、5番の朝木議員に申し上げますけれども、大分質問時間も長くもう使っておりますので、要領よく、手短な質問をお願いしたいと思います。質問からお願いします。
◆5番(朝木明代君) それでは、最後の29点目の質問に入ります。 479ページ、スポーツセンター運営経費について伺います。歳入段階でもただしたのでありますが、体協がスポーツセンターの部屋を占有し、電話まで使用料を支払わないまま使っている公私混同の問題であります。
 ところで、スポーツセンターを使用する場合は、条例第7条の許可を受けなければならない上、第11条の使用料免除規定に該当する以外は使用料を支払うことが義務づけられているのであります。
 そこで、伺いますが、 1、団体がスポーツセンターを使用するときは条例第7条及び条例施行規則第2条に基づく使用申請書を提出し許可を受けなければならないが、体協はこの条例及び条例施行規則に定める手続をとっているか。
  2、条例及び条例施行規則に基づいて適法な手続をとったとしても、私物を置き、電話まで使用するというような方法でスポーツセンターを使用することは認められていないのは明らかであって、条例及び条例施行規則に違反すると言わざるを得ないのであります。この点につきましては教育長の見解を伺いたいと思います。
 以上です。
○議長(遠藤正之君) これから答弁に入りますけれども、条例案の審議とか歳入のときに既に質問をいただいて答弁がしてあるところは省いて結構です。
 質問者にもお願いしましたけれども、答弁者にも再度お願いしておきます。時間が大分経過しておりますので、答えは端的に、しかも落ちのないようにやっていただきたいと思います。市民部長。
◎市民部長(都築建君) 大変多くの御質問をいただきましたが、最初の2つにつきましては私の方からお答えさせていただきますが、あるいは質問の趣旨を踏まえてまとめてお答えさせていただく場合がありますことを御了解いただきたいと思います。
 まず、生産緑地に対する現行税制についての御質問でございますけれども、地方税法附則19条の2の1項の規定によります市街化区域農地に対して課する固定資産税から、都市計画法第8条1項14号に掲げる第1種生産緑地及び第2種生産緑地につきましては除外されております。したがって、当該生産緑地につきましては地方税法附則19条の規定に基づき、資産課税でない、いわゆる一般の農地としての税負担が求められているところでございます。
 次に、それでは、それらの農地の課税の状況でございますけれども、市街化区域の農地のいわゆる本来の農地課税、これを平米当たりで1つの例で申し上げますと 237円07銭、それからこれが生産緑地の場合ですと平米当たり1円65銭、それから長期営農のときに平米当たり8円56銭。したがって、市街化区域の通常の農地の場合を 100%といたしますと、生産緑地が 0.7%、それから長期営農が3.61%相当の課税の額になるというのが現在の実情でございます。
 次に、農地を市が市民農園等緑地として無償、非課税で借り上げることについての点でございますが、税法上の考え方についてお答えさせていただきますと、市が所有者から無償で借り上げた土地を公共の用に供する場合は、御案内のとおり非課税の対象となりますが、質問者が言うような市民農園の用に供している場合についての考え方といたしましても、公共の用に供する固定資産に該当すると考えられるところでございます。
 さらに進んで、生産緑地にしていく考えはないかとのことですが、地権者が生産緑地という制約、それから無償により使用収益権を相当年数市に提供するということを了解するのであれば可能でしょうけれども、問題は相続が発生したときの対応、さらには将来関係してくるであろう地権者との関係等、いわゆるその現状の農地に対する考え方はさまざまでございまして、現実の問題としては相当に困難ではないかというふうに考えられるところでございます。
 それから次に、レジャー農園に関しての少し使用料金が高いんじゃないかという御質問でございます。これは、現状1区画年間で10平米が1つの基準になっておりますが、 4,800円でございます。これが質問者が言われるような計算でいきますと、進入道路等の区画等がありますから、有効レジャー農園率が大体7割と逆算しますと、 1,000平米当たり48万円くらいに相当するかなというふうに見ております。失礼しました。48万円の 70%ですから 33万 6,000円。いわゆる農業収益が20万から30万ということからすると、やや分がいいということは御指摘のとおりでございますけれども、これはやはり地権者のそういうレジャー農園として提供していただくか否かのやはり判断というものがありますので、こちらから基準的に制限してしまうと、逆にせっかくそういった道が閉ざされるということも十分考えながら、ひとつこれは対応すべきじゃないだろうかというふうに考えているところでございます。
 それから、その次に商工会関係についての御質問をいただきました。
 1点目の、補助金の使途についての監査につきましてですが、これは監査委員による監査が61年4月に行われております。それとはまた別途に、所管としての対応でございますけれども、予算要望の段階、でまず商工会から予算要望内訳が提出されまして、所管にて予算要望の内訳を十分審査、検討いたしまして、財政に予算要求をいたしますし、さらに財政とのヒアリングの中で過去の事業等の継続性、今後の見通し等も含めまして検討し、議会の承認をいただいた中で補助金が決定されるわけでございます。また、年度途中におきましても、担当所管と商工会と事業の進捗状況につきまして随時打ち合わせをしながら進めておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 それから、2点目の、具体的な使途についての御質問でございますが、これは歳入の補助のときにも御説明申し上げましたように、原則として2分の1の補助とさせていただいておりまして、具体的には人件費等の義務的な経費、それから特定退職金共済事業等奨励すべき事業、いわゆる継続的経常経費、それからさらに観光資源開発、サマーフェスティバル、その他特別事業としての経費、さらに異業種交流事業、こういったものを補助対象としているところでございます。それぞれ特定財源を除いた残りの半分ということを原則にしているという内容でございます。
 それから、3点目の御質問ですが、いわゆる商業振興の補助金につきましては商工会を通しての補助金、それから市が直接補助をいたします補助金等の2つがございまして、商工会につきましては市内における商工業の総合的な改善、発達を図りながら経済の健全な発展に寄与する商工業振興策ということで補助をしているわけでございます。特に、これら商工業振興策につきましては、商工会の組織等に関する法律、あるいは中小小売商業振興法、さらには中小企業基本法等関係法令があるところでございまして、そのうち特に商業振興の原動力となっております公益法人の商工会が設置されているわけでございますが、この商工会の事務局の経費、義務的経費に対する補助、それからさらには商工会員の健康診断とか特定退職金共済事業、それから雇用確保対策、それから中元、歳末の大売り出し等の継続的な経常経費に対する補助、それからさらには観光開発、サマーフェスティバル、異業種交流等の特別事業に対する補助金があって、いずれも商工会の要望事業で上がってきたものを補助しているものでございます。したがって、商工会運営上の経常的な補助と将来展望を踏まえた補助の二面性があるということを御理解いただきたいと思います。
 私の方からは以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 都市建設部関係につきまして多くの御質問をいただきましたので、御答弁をさせていただきます。
 初めに、道路台帳の整備関係で何点か御質問をいただきました。そのうちの1点目の、秋水園付近の水路敷の問題でございます。この内容につきましては昭和33年当時土地改良事業法により南秋津土地改良組合によりまして改廃、区画整理された水路用敷でございまして、建設省に引き継がれ、編入されてないために今まで残ってきたわけでございますけれども、市の名義として土地表示登記あるいは土地所有権の登記等を済ませているところでございます。この内容につきましては隣接地の方よりも払い下げの要望が出ておりますので、お話し合いの中で整理に当たりたいということでございます。
 次に、美住町の関係で、不法占拠の箇所ということでお尋ねいただいたわけでございますけれども、いわゆる赤道の問題については道路台帳の整備の時点で市内で何カ所か調査報告をされております。具体的な内容につきましては、地権者とのかかわりもございますので、現時点ではお答えを控えさせていただいておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 ただし、過去、御質問のありました日機装の東側の方になるところにやはり赤道があったわけですけれども、それらにつきましてはさくを設け一定の管理をしているところでございます。
 次に、多摩湖町の1の23ということで、都営住宅の北側の方の御質問をいただいたわけでございますけれども、実態把握してございませんので、調査をしてみたいというふうに考えております。
 次に、野口町の弁天池のそばの関係で御質問をいただきました。御質問にもありましたとおり、暫定的に排水の問題で処理工事をさせていただいた経緯がございます。今後、道路拡幅あるいは公共下水道の関係と合わせ一定の整備をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 次に、先般、道路の認定、廃止でお願いしましたイトーヨーカドーの西側の道路の関係でございます。先般もお答えさせていただいたとおり、あの議案につきましては5メートル道路の関係で御決議いただいたとおりでございまして、52年の3月の時点で御質問のありました道路については廃道の可決をさせていただいている経過がございます。ただ、鉄道敷内にそのまままだ残されている問題がございますので、それらは今後の全体の中で西武鉄道との一定の整理をしていくということになっておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、公有財産購入費の関係で道路拡幅で御質問をいただきました。御質問の内容からして、市道 219号線の拡幅整備のところだと思います。場所は野口町4丁目の35番地のところでございまして、内容的には西武鉄道敷の1メートルを含めまして5メートルの道路に拡幅をしていきたいというような内容でございます。過去の経緯といたしましては、昭和40年ごろ、踏切閉鎖によりまして市道の進入路がないために、市道 219号線と結びつける、いわばその解消を図るための機能回復というようなことも含めて、今回お願いするものでございます。
 次に、 337ページの公共事業用代替地の関係で御質問をいただきました。先般の御質疑の中でも申し上げましたとおり、通称赤坂道の道路拡幅等のことを地権者の方にお願いをしておりまして、その地権者の中で代替地の御要望もありますので、近くにある旧教員住宅跡地を造成をしながら、この事業の推進に寄与してまいりたいということで造成をさせていただくところでございます。したがいまして、どの場所を、どの方にということまではまだ集約に至っておりません。
 次に、野火止ホテルの関係でございます。野火止用水の水路敷の占用許可につきましては63年の2月8日付で、野火止用水の使用管理者である新座市長からその許可は得ているところでございます。また、下水道埋設の関係でございますけれども、平成2年の1月の29日付で、東京における自然の保護と回復に関する条例に基づく同意をいただいているところでございます。
 次に、文書のやりとりということの御質問をいただいたんですけれども、御質問の内容はシティコーポパルナスの関係の──ちょっとその辺がはっきりしなかったわけでございますけれども、文書のやりとりにつきましてはしてないということで御理解をいただきたいと思います。
 次に、 339ページの私道の整備の関係で御質問をいただきました。場所としましては秋津町2丁目の8番地先ということで、この問題につきましては過去の議会でもいろいろ御質問をいただき、また答弁をさせていただいているわけですけれども、市道の 559号線の2の整備工事に合わせてですね、公道からセットバックした私道の分約28平米を、当時の私有道路の整備補助に関する規程を運用してですね、住民の方の要望も含めて一定の整理をしたということでございますので、その点御理解をいただきたいと思います。
 また、八国山の緑地の関係でございますけれども、御質問者も先日一緒に御視察いただいたわけでございますけれども、東京都の方でもいろいろ検討しておりまして、現時点では私の方からどうするこうするということはお答えを差し控えさせていただきたいというふうに思います。
 次に、樹木の関係で御質問をいただきました。住環境の影響を含めての御質問だったわけでございますけれども、幾つか例を申す中で申し上げさせてもらうならば、この樹木の関係が道路法に触れて通行に問題があるというような場合には、私どもの方の管理のもとで処理をさせていただくということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、国土法の関係で用地課長にというようなことを含めて御質問をいただいたわけですけれども、私の方から御答弁をさせていただきます。
 答弁に入ります前に、去る3月の14日の日に、国土法開発疑惑と称しまして用地課職員が疑惑の的になっているというチラシがまかれました。私どもといたしましては、御質問者が言われているような問題は全くないというふうに考えております。一生懸命働いている職員に傷つけるような、こういうことについては私は大変遺憾に思うし、その点ぜひお考えをいただきたいというふうに思っているところでございます。
 そこで、この関係について、1つには戸建て分譲地とマンション用地での価格の問題が御質問をいただきました。基本的には変わりはないというふうに判断いたしているところでございます。通常、最有効使用の判断というのは、近隣地域の標準的使用を有効な指標として判断をいたしているところでございます。したがって、その土地の置かれている状況によって判断するわけでございまして、マンション適地と言われる土地は、主として行政条件、環境条件、交通接近条件がすぐれていることが主な要素と言われております。例えば、行政条件のみがすぐれていても、他の要件が劣っていれば、マンションが可能であっても、最有効使用をマンションにすることは、判断基準として最有効使用の定義上から希薄であるというふうに考えられているところでございます。したがいまして、土地の価格というのは行政条件のみで形成するわけではなく、他の交通接近条件、環境条件等の相関関係により形成されているというふうに考えているところでございます。この辺の価格の問題について大変難しい問題がございますので、私どもは専門の方々の委員さんの御意見を聞きながら事務処理に当たっているところでございますので、御理解をいただきたいと思っております。
 また、広大地の場合の評価の関係でございますけれども、この内容につきましても一概には判断はできないというふうに考えております。と申しますのは、それぞれの土地が置かれている状況、つまり近隣地域の環境条件、行政条件、交通接近条件など総合的に考慮した上で価格を判断いたしますので、それぞれの不動産の特性によりまして価格の点で減額される場所もあるし、ない場所も出てまいりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
 また、3点目に、草の根通信の関係を東京都になぜ送ったのかという問題でございます。御質問者の方からもいろいろ御指摘というか、御意見が出されまして、私ども、東京都の委任された事務の中で処理を進めておりますので、指導的な立場にあるところの東京都の見解も聞きたいし、参考に供したいということで送らせてもらいましたので、その点は御理解をいただきたいと思います。
 また、4点目に、河川改修の計画が用地課長がいつの時点でという御質問あったわけでございますけれども、昨年の4月の時点ごろより協議に入ってまいりましたので、私はそのころを知り得たというふうに判断をしているところでございます。
 次に、秋津駅の北口の関係で御質問をいただきました。内容的には、障害者対策といたしましてはスロープの設置をさせていただいているところでございます。
 また、大幅に変わってきた経緯ということがあったわけですけれども、いろいろ駅周辺の方々、商工会等も含めた中でいろいろ西武との御協議があったようでございます。そういう中で一定の方向というのが当時のものからすれば変わってまいりまして、最終的には北口の駅開設のみというふうな集約に至ったということでございます。
 また、負担金の問題、今回、駅勢圏人口割合で一定の予算を計上させていただいているわけでございますけれども、この内容につきましては前回も御答弁させていただいたとおり、請願駅というようなことで、自治体の負担割合でということでこの秋津駅北口の事業は進めてまいりたいということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 私の方からは以上です。
◎学校教育部長(間野蕃君) 13番目に 375ページの市立小中学校校長、教頭転退職に伴います記念品の関係で御質問を受けておりますが、本件につきましては、例年、本市で尽力されました校長先生、教頭先生あるいは一般の教員の先生方が退職した場合におきまして記念品を贈呈して感謝の意をあらわしているところでございますが、市立学校教職員表彰規程に基づきまして、「校長、又は教頭が退職、又は市外へ異動したとき」に一定の記念品を差し上げていると。それから、教職経験10年以上で、かつ本市に3年以上勤務した教職員が本市において退職した場合におきましても、同じような記念品を贈呈しているところでございまして、これにつきましては今までもずっと続けてきておったところでございます。
 これに関連いたしまして、何か他にせんべつ等のというお話がございましたけれども、PTAの決算とか予算とかと言われてましたが、私どもについては、御案内のように、先ほども質問者が申されておりましたように、44年の2月22日東京都教育長が都立学校のPTAの会長にあてた文書、「教職員に贈られる餞別金等について」と、こういうことにつきましては実際に行われないように指導しているところでございまして、そのようなことにつきましてのあるなしについての調査はいたしておりませんが、いつもそういうことの疑義を招くことのないように、私費負担の解消につきましてお願いをいたしておるところでございます。
 それから次に、御質問のございました希望学級の運営費 91万 5,000円、昨年は 77万 5,000円でございますが、それの利用実態等についての御質問をいただいておりますが、本件につきましても63年に開設をいたしまして3年目に入るわけでございますが、その成果を上げておるところは御案内のとおりでございまして、今回、特にそれらの成果を注目を受けまして、東京都でも東村山市、練馬区、足立区、板橋区、この3区1市でございますけれども、これについて登校拒否児の適応指導教室の設置ということで 2,200万円ほど新規に東京都の予算措置をいたしておる等高く評価をされているところでございまして、御質問の中でありましたような形は決してないと私の方では思っております。
 それから、 389ページ、 409ページにおきます学校のトイレ清掃の関係の御質問をいただきました。本件につきましては体験学習上から、そういうものにつきましては委託料でなく生徒にじかにやらせたらどうかというようなお話でございますけれども、これにつきましても何回かの議会で御質問いただいて、そのときもお答えしておるわけでございますが、校長会等十分に話しした中でも、やはり衛生面とかそういうものもございます。したがいまして、それらは存続をしてほしいというような校長会挙げての御要望もいただいておるところでございまして、私どももそのような中で対応しているところでございます。なお、体験学習は、いろいろな面でそれぞれの体験学習はさせていただいているところでございますので、御理解いただきたいと思います。
 それから、 389ページの学校宿日直委託料の関係で御質問をいただきましたが、これにつきましては委託先といたしましては警備会社、あるいは高齢者事業団、あるいは警備保障会社と、そういうところに委託をしておりまして、その委託料を計上いたしておるところでございます。
 なお、この内容でございますけれども、これらにつきましては当市の場合は施設開放を盛んに行っておりますので、ただ単に機械警備に踏み切れないという面がございまして、富士見小学校1校は機械警備に踏み切ったわけでございますけれども、そのほかについては有人で警備をさせていただいているという内容でございます。
 その内容の中でですね、御質問の中に、警備員室の使用方法とかというのがございましたけれども、これらについて私どもが承っている中にですね、何といいますか、ロッカーを別にしてくれとかね、そういうお話は受けておりますが、その他については施設の関係上、別々の部屋でそれをさせてほしいなどという要求もないことはないわけでございますけれども、その一室で対応させていただいているというのが実態でございます。
 それから、下水道負担金の関係で 391ページ 1,326万 7,000円と、 409ページ 753万 8,000円の関係で、受益者負担金の関係で御質問を受けておりますが、本件につきましては小学校につきましては化成小学校が、これは 450円でございますから、面積を掛けまして 719万 8,362円、北山小学校がやはり 450円でございますので、面積を掛けまして 606万 8,250円、合わせまして約 1,326万 7,000円ということで予算計上させていただいております。中学校につきましては第四中学校が該当いたしておりまして、同じような算出で計上をさせていただいている内容でございます。
 それから、 391ページの老朽学習セットの廃棄処分の委託料の関係でございますが、これは中学では 409ページにございます。これにつきましては、もう使えない、もうどうしようもない使えないものが学校であるわけでございまして、それを今までは事務とかそういうことでいろいろと運搬などをしたんでございますけれども、それらが腰痛とかそういうものになる。学習セットというのは机とかいすの関係でございますので。そういうことが出ましたもんですから、ぜひこれは予算措置をお願いしたいということで学校側からも強い要望を受けておりまして、私どもの方でもその点を考慮し、今回新たに措置されたと、そういう内容でございます。
 それから、 407ページの化成小学校の校庭整備の関係でございますけれども、本件につきましては、工事の関係につきましては、従来いろいろ自治会の方々、あるいは学校当局、あるいはスポーツ開放の関係の方々等いろいろ御質問を受けていたところでございますが、考え方としては、御承知かと思いますけれども、前川の準用河川格上げに伴います抜本的な改修が本来一番望ましいわけでございますが、それらを、都市建設部の調査をいたしておりますが、そのときに、今まで御答弁申し上げましたのは、そこである東京都と埼玉県との調整がつきますれば一定の先行実施が、調整池を公共用地に付設することが必要でございますので、それを先行して実施できないかということに焦点を絞ってずっと交渉をしてまいったわけでございますが、いかんせん流末の関係の埼玉県との調整がございます。したがいまして、それらをまだ、現時点になりますとちょっと時間がかかりそうだというのがございます。
 したがいまして、それならばある一定の方法でといいますと、今いろいろこの実際的な委託のあれは、委託を出して調査するわけでございますけれども、例えば、例えばの1つのあれですと、その部分だけを高くしまして、一時降ったものは四方をU字溝に流して、何時間かたてば対応できると。それはもうずうっと雨が降りますと、河川の河床とのグラウンドのレベルの関係がございますので、うまくはいかないんでございますけれども、とにかく学校の御要望なり自治会の方々の御要望は、すぐ使えるような状態、よその学校で運動会やっているのに化成だけできないということじゃなくて、してもらいたいということがございますので、今回思い切って予算措置をさせていただいた内容でございます。今後は十分これらの対応のためにですね、検討してやってまいりたいと。
 それから、 393ページ、 411ページ関係の、各種団体の負担金の関係でございますが、これらにつきましては東京都の都市教育長会等を通じまして、各学校のそれぞれの校長会、教頭会とかという上部団体の研究会等がございますが、それらに対して26市同様な形の予算措置づけをさせていただいていると。特に、単年度限りのものとしましては、東京でそういう研究大会を開きます場合にですね、例えば全国特殊学級設置校長会の全国協議会が東京で開かれるといった場合には、東京の学校が1校当たり 1,000円ずつを負担しまして、その大会のために準備をしましょうというようなことが1つの例としてあります。そのようなことで予算措置をさせていただいておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 なお、中学校につきましては御案内のとおり、中学校のクラブの中体連等の参加費の補助がございまして、それらがそのほとんどの額になっているという内容でございます。
 それから、あとは……。大体、以上でお答え申し上げたと思うんですが、御理解いただきたいと思います。
◎教育長(田中重義君) 24番目かと思いますが、 427ページ、成人式におきます国歌、国旗の問題につきまして御質問があったわけでございますが、教育長はどう考えるのかと、また今後やるのかやらぬのかという御質問があったわけでございますが、あるいはまたその根拠は何かということでございますが、御案内のように、国旗、国歌につきましては法律では定まってございません。慣習によりまして広く国民の間に定着しているものと私は考えてございます。したがいまして、本市の成人式におきましては、毎年、恒例によりましてあのような形で実施させていただいてございます。したがいまして、今後につきましてもそのように実施いたしたいと、こう思ってございますので、御理解いただきたいと存じます。
 それから、飛んで失礼でございますけれども、26番目の、第2次市史編さんの関係につきまして御質問がございました。これは条例審議の段階におきましてもお答え申し上げているわけでございますけれども、もちろん、これは郷土を愛し、郷土の進展を願うものは全市民の願いであろうと、私はそのように考えているわけでございまして、したがって郷土を知るとともに、郷土遺産につきましては確実に継承いたしまして、また後世に伝えなければならないという責任があるわけでございます。したがいまして、この間の条例のようにですね、今後、長期間ではございますけれども、その期間をもって第2次の市史編さんに努力していきたいと思っているわけでございます。第1次段階におきまして 165ページ云々の差別問題がございますけれども、第2次におきましてはそのようなことのないようですね、正しく将来に継承していきたいと、こう思っているわけでございますので、御理解いただきたいと存じます。
◎市長(市川一男君) 関連して市長の考えはということでございましたが、第2次の市史編さんにつきましては御質問のあったときに市長お答えしたとおりでございます。
 それから、公有地の公募についての件でございますが、何か市長は税が苦手じゃないかというようなことで御質問をいただいたわけでありますけれども、もちろん市税の課税者は市長でございまして、苦手とかそうでなくて、責任のあるというのは常に感じております。公平に賦課をすると、税法に従って、という内容でやらせていただいております。
 ただ1点、稲城市の件は確かに御質問者がおっしゃったとおりですね、同じ、公募という字は同じで公募ですけれども、内容が違うというのは御質問者のとおりであります。ただ、じゃ、なぜしないのかということでございますが、御質問者が御提案というか、おっしゃっております4項目の中でも、ちょっと市長として考えなきゃならない点があると同時に、公共用地にはおのずとその目的と、目的に従ったある程度の場所、エリア、そういう問題があります。それは公募の要件でいろいろあろうかと思いますが、なかなか難しさがあるので、現時点の中では公募というのはする考えがないと、こういうことで御理解いただきたいと思います。
◎総務部長(細淵進君) 2点ほど御答弁させていただきたいと思います。
 1点目は 365ページの食糧費の御質問でございますけれども、本件につきましては、御案内のとおり、北多摩地区消防団連絡協議会が18市で構成されてあるわけでございますけれども、これに伴います北多摩地区の消防大会が当市において実施されると。これは18市の持ち回りでございますけれども。参加内容といたしましては、各市から50人の隊員並びに消防車2台という非常に大規模な大会でございますが、これに伴います費用ということで御理解をいただきたいと思います。
 2つ目でございますけれども、非常備消防につきまして御質問をいただいたわけでございますけれども、非常備消防につきましては消防組織法の規定によりまして設置しているわけでございます。市民の財産、生命を守る意味からもその役割は非常に大きなものがあると思っているわけでございます。御案内のとおり、事務報告でもそれぞれ御報告させていただいているわけでございますが、年間を通しての団員の出動回数というものが非常に多くあるわけでございますし、また非常時における組織的な対応ということを考えますと、非常に消防団に対する依拠する部分というのは非常に大きなものがあると、こういうふうに考えているわけでございます。
◎社会教育部長(小町章君) 社会教育の関係で何点か御回答申し上げたいと思います。
 最初に、無形文化財の関係でございますけれども、祭りばやし、浦安の舞、何か戦後行われたというような御質問の内容でございましたけれども、どうも私が生まれたときからあったようでございますので、相当古い時代ではあったろうと思っております。資料をちょっと当たってみますと、浦安の舞は大正時代ではないかなと思っております。それから、祭りばやしは江戸時代だろうと思っております。そういうことで、無形文化財は文化財の保護審議会で……
○議長(遠藤正之君) お静かに願います。
◎社会教育部長(小町章君) 御指定を申し上げる内容になっておりまして、それら権威のある皆さんで過去において無形文化財と指定をした経過がございますので、ぜひ御理解をいただきたいと思っております。
 それから……
○議長(遠藤正之君) 傍聴席、静かにしてください。
◎社会教育部長(小町章君) コピーサービスの料金の問題がございました。この件につきましては今議会の歳入で5番議員さんにもお答え申し上げてございますので、そのとおりでございますので、御理解をいただきたいと存じます。
 それから、 471ページの借用地の問題がございました。これは平成2年から課税をいたしまして賃借料をお支払いすると。貴重な財産を地主さんから大変御理解をいただきまして借用するわけでございますので、そのような処置を講じさせていただきたいと考えているところでございます。
 それから、 479ぺージのスポーツセンターの運営費の中で、体育協会の部屋の問題等ございました。これはスポーツセンターの使用料等の中での適用ではございませんで、東村山市の行政財産の使用の関係で、それぞれ1年ごとに申請をいただきまして、許可を申し上げている内容でございます。これは詳しく申し上げますと、東村山市の行政財産使用条例第5条第1項第3項の規定に基づき行い、使用料を免除しているものでございます。
 以上です。
○議長(遠藤正之君) 再質問ありますか。朝木明代君。時間がありませんから、手短にお願いします。
◆5番(朝木明代君) それでは、何点か再質問をさせていただきますが、まず、都市計画課運営経費について野火止ホテルの件についてお答えいただいたわけですが、2点目の質問につきましても私は野火止ホテルのことにつきまして質問をしたわけであります。要するに、開発審査会の審査結果を通知書に記載し、条件をつけた野火止ホテルについて文書で報告を受けているのかどうなのか。先ほどの答弁によりますと、63年の2月8日新座市長から許可を得ている、さらに平成2年1月29日に同意を得ているとの答弁がありましたが、これは文書で出されているのかどうなのか、その点について確認をしたいと思います。
 続いて、6点目の私有道路整備工事についてお答えをいただいたわけでありますが、私が伺っているのは、公道整備工事として行ったとの答弁でありますが、 559号線の2の全体を舗装をしていないと。全体について使用されているにもかかわらず、住民の方が使用されている公道であるにもかかわらず、その途中まで一部だけ工事をしているというのはどのような理由なのか。そのような舗装をした経過をお聞きしているのであります。
 また、2点目の質問でありますが、このように一部上地されないまま私有地が公道に接続してある場合、ほかの市内にこのような場所があった場合に、所管は公道の整備事業として同じような形でやると断言できるのかどうなのか、その点について再度明快に御答弁をいただきたいと思います。
 これに関連して、諏訪町の場合と秋津町の場合の違いはどういうことなのか。諏訪町の場合も、それでは上地をしないで、原状の、1年前の原状のままで舗装ができたのかどうなのか。地権者の方たちにどのような説明をされるおつもりなのか、その点について再度答弁を求めます。
 それから、 347ページ、国土法の土地取引規制に関する事務経費に関して何点かお伺いしたわけでありますが、私がお伺いしている質問とまた違った角度からお答えをいただいていると思いますので、私が伺っているのは、非常に一般的な、簡単なことを伺っておりますので、簡単に一言で御答弁をいただければ結構ですので、再度伺いたいと思いますが、大画地の鑑定評価を行う場合に最有効使用が戸建て分譲住宅用地として判定されるということは、二通りの理由からしかないのではないかと。その1つの理由は、マンションを建てるよりも戸建て住宅の分譲とした方が収益が上がるという場合。もう1つの場合は、マンションが建設できない事情、用途地域などの指定の問題があると思いますが、このような理由。この2つのどちらかではないかというふうなことをお伺いしてますので、その点についても、評価の方法などについて私は聞いているのではありませんので、明快な答弁をいただきたいと思います。
 続いて、もう1点、2点目の質問についてでありますが、この点につきましても大画地にマンションを建設する場合、例えば奥行きの深い大画地を想定した場合に、当該土地をマンションの場合は 100%の宅地率で全面利用できると。しかしながら、戸建て分譲する場合は、その大画地の中に取りつけ道路が必要となるために、必要とされる道路部分の面積だけ有効宅地率が下がると。このようなことに当然なると思われます。したがいまして、評価額はマンション用地として利用する方が当然に高くなると。
○議長(遠藤正之君) ちょっと質問を早めてください。
◆5番(朝木明代君) この点について一般論としてお伺いしているのでありますので、この点についても明快な答弁をいただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) お静かに願います。
◆5番(朝木明代君) それから、3点目の柳瀬川拡幅計画の全体計画線の図面を東京都に用地課所管の係長がファックスで送ったと。この理由について伺っているのでありますが、この草の根通信ナンバー82につきましては、開発についての問題点を指摘した草の根通信なのであります。国土法の関係を指摘した内容ではないにもかかわらず、どのような理由で東京都の所管にファックスを送って問い合わせをしたのか、この点についてさらに具体的に答弁をいただきたいと思います。照会の内容を具体的に御答弁をいただきたい。
○議長(遠藤正之君) 休憩いたします。
               午後4時57分休憩
               午後4時57分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
───────────────────◇───────────────────
○議長(遠藤正之君) お諮りいたします。
 この際、会議時間を暫時延長いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、会議時間は暫時延長いたしました。
 じゃ、質問を続けてください。なるべく手短にお願いします。あと会議を控えている人がありますから、手短にお願いします。
◆5番(朝木明代君) 続いて、4点目、国土法の所管の用地課は、先ほどもお伺いしましたように、柳瀬川の拡幅計画の全体計画線の線引きの事実があることをいつの時点で知ったのか。都市計画課がいつの時点で知ったのかということをお伺いしているわけではありませんので、国土法の所管の用地課がいつの時点で全体計画線について知ったのか。それは88年の9月ごろ都市計画課から伝えられたのではないかということをお聞きしているのでありますので、この点についてもお答えをいただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) 再質問ですから、簡単にお願いします。
◆5番(朝木明代君) それから、 375ページ、市立小中学校長並びに教頭転退職者記念品に関連して伺いますが……
○議長(遠藤正之君) 傍聴席、静かにお願いします。
◆5番(朝木明代君) この件につきましては大分前の期間に所管に通告をしていたわけであります。にもかかわらず、市内の小中学校のPTAのせんべつ金支出の予算書、決算書が私は持っていると言ったにもかかわらず、十分な調査をしていないとの御答弁でありました。
 なぜ、このような重大なことについて十分な調査を行おうとしないのか。即刻調査をして処理をすべきと考えますが、再度、所管の調査の実態についてお伺いをしたいと思います。
○議長(遠藤正之君) もうちょっと簡潔に質問をお願いします。
◆5番(朝木明代君) それから、 387ページ、希望学級運営経費につきましても私が伺いましたのは、希望学級に関する報告書が発行されておりますが、この内容について、父母の性格、傾向あるいは信条まで含めた内容があるのであります。希望学級を利用している児童生徒というのは非常に数が少ないということから、おのずとどの児童生徒のことかということが推定、容易に推定できるような内容もあるように見受けられますので、個人のプライバシーを侵害するおそれになりかねないということで、この点について所管の考え方を明らかにしていただきたい。
 それから、 389ページ、学校宿日直委託料について警備員の方の用務員室の使用方法について伺ったのでありますが、用務員室の使用については、例えば私物を持ち込むこと等についてどのような内容で指導をしているのか、この点についてさらに明らかにしていただきたい。
○議長(遠藤正之君) もう終わりでしょう。急いでください。
◆5番(朝木明代君) 以上です。
○議長(遠藤正之君) お静かに願います。答弁お願いします。都市建設部長。
◎都市建設部長(中村政夫君) 再質問に御答弁させていただきます。
 1点目の、野火止ホテルの関係でございますけれども、東京都等を含めて関係の文書で報告書をいただいております。文書でいただいております。
 次に、私道の整備の関係でございますけれども、基本的には要綱に照らし合わせて処理をしていきたいということが基本でございまして、状況によってですね、ケース・バイ・ケースということもあり得るかと思いますけれども、基本的には要綱での処理をさせていただくというのが考え方でございます。
 次に、国土法の関係で御質問をいただきましたけれども、私は一般的なことも含めて先ほど1、2の御質問にお答えをさせていただきましたので、先ほど申し上げたとおりでございますし、柳瀬川のファックスの問題についても先ほどお答えをさせていただいたとおりでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 また、全体計画の問題でございますけれども、都市計画課から用地課が知り得たというのは、私は4月当初ではないかというふうに判断をしているところでございます。
○議長(遠藤正之君) お静かに願います。傍聴席も静かに。
◎都市建設部長(中村政夫君) 以上でございます。
◎学校教育部長(間野蕃君) 市立小中学校の関係の御質問を再度いただいておるわけでございますが、私どもにつきましてはそのようなことがないようにということで指導をいたしておるわけでございまして、それで御理解をいただきたいと思います。
 それから、希望学級の内容の関係でございますけれども、私も今ここに紀要等を持っておるわけでございますが、それらプライバシーに該当するようなことはないと思っておりますし、そのようなことが今後もないように私どもは十分気をつけてまいりたいと、そのように思っております。
 それから、学校宿日直委託料の関係で、警備員の用務員室使用について私物持ち込み云々の御質問でございますが、これらにつきましても私物の持ち込み等がないように十分注意をしてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) 以上をもって質疑を終了いたします。
───────────────────◇───────────────────
○議長(遠藤正之君) お諮りいたします。
 明日、3月23日は議事の都合により本会議は休会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、3月23日は休会とすることに決しました。
 本日は以上をもって延会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本日は以上をもって延会といたします。
               午後5時4分延会

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