第25号 平成3年 9月20日(9月定例会)
更新日:2011年2月15日
平成 3年 9月 定例会
平成3年東村山市議会9月定例会
東村山市議会会議録第25号
1.日 時 平成3年9月20日(金)午前10時
1.場 所 東村山市役所議場
1.出席議員 28名
1番 遠 藤 正 之 君 2番 町 田 茂 君
3番 木 内 徹 君 4番 勝 部 レ イ 子 君
5番 朝 木 明 代 君 6番 丸 山 登 君
7番 小 町 佐 市 君 8番 金 子 哲 男 君
9番 清 水 雅 美 君 10番 鈴 木 茂 雄 君
11番 罍 信 雄 君 12番 根 本 文 江 君
13番 小 石 恵 子 君 14番 佐 藤 貞 子 君
15番 荒 川 昭 典 君 16番 立 川 武 治 君
17番 清 水 好 勇 君 18番 渡 部 尚 君
19番 倉 林 辰 雄 君 20番 肥 沼 昭 久 君
21番 小 峯 栄 蔵 君 22番 木 村 芳 彦 君
23番 大 橋 朝 男 君 24番 川 上 隆 之 君
25番 田 中 富 造 君 26番 土 屋 光 子 君
27番 小 松 恭 子 君 28番 国 分 秋 男 君
1.欠席議員 0名
1.出席説明員
市 長 市 川 一 男 君 助 役 原 史 郎 君
企 画 部 長 池 谷 隆 次 君 企 画 部 参 事 沢 田 泉 君
総 務 部 長 市 川 雅 章 君 市 民 部 長 入 江 弘 君
保健福祉部 長 間 野 蕃 君 保健福祉部参事 萩 原 則 治 君
環 境 部 長 小 暮 悌 治 君 都市建設部 長 中 村 政 夫 君
都市建設部参事 清 水 春 夫 君 上下水道部 長 細 淵 進 君
上下水道部参事 石 井 仁 君 財 政 課 長 小 泉 征 也 君
用 地 課 長 林 幹 夫 君 下水道管理課長 市 川 常 男 君
下水道工事課長 武 田 哲 男 君 教 育 長 田 中 重 義 君
学校教育部 長 小 町 征 弘 君 社会教育部 長 小 町 章 君
1.議会事務局職員
議会事務局 長 川 崎 千代吉 君 議会事務局次長 内 田 昭 雄 君
書 記 中 岡 優 君 書 記 宮 下 啓 君
書 記 武 田 猛 君 書 記 野 口 好 文 君
書 記 長 谷 ヒロ子 君 書 記 粕 谷 順 子 君
書 記 小 暮 政 子 君
1.議事日程
第1 議案第52号 平成3年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)
第2 議案第53号 平成3年度東京都東村山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第3 一般質問(続)
第4 推薦第 9号 東村山市総合計画審議会委員の推薦について
〈総務委員長報告〉
第5 3陳情第 4号 憲法に関する陳情
第6 3陳情第11号 公団住宅建てかえ事業における家賃算定に関する意見書提出の
陳情
第7 3陳情第13号 「東村山市女性プラン」(市婦人行動計画)の策定を求める陳
情
第8 3陳情第14号 遠隔地に市役所出張所の設置を求める陳情
第9 3陳情第24号 「東村山市女性行動計画」の策定を求める陳情
第10 3陳情第25号 小選挙区制の導入に反対する陳情
第11 3陳情第27号 NTTのダイヤルQ2サービスに関する陳情
〈建設水道委員長報告〉
第12 3請願第 1号 新青梅街道国分寺線下周辺の排水改善を求める請願
第13 3陳情第 7号 違法建築に対する監察制度に関する陳情
第14 3陳情第10号 東村山市駅前に公衆トイレの設置を求める陳情
第15 3陳情第16号 東村山市都市計画道路3ー4ー26号の廃止及び変更についての
陳情
第16 3陳情第31号 東村山駅東口に公衆トイレの設置を求める陳情
〈民生産業委員長報告〉
第17 3請願第 3号 乳幼児医療費無料制度実施を求める請願
第18 3陳情第 5号 東村山市のまちづくりの一環としての「秋水園将来計画」に関
する陳情
第19 3陳情第 6号 「シルバー入院共済」に関する陳情
第20 3陳情第 9号 秋水園の施設整備に関する陳情
第21 3陳情第18号 都立清瀬小児病院の存続と小児医療の拡充についての陳情
第22 3陳情第19号 秋水園の焼却熱利用によるリハビリ施設設置に関する陳情
第23 3陳情第20号 タクシー料金の一部補助制度の改善に関する陳情
第24 3陳情第22号 青葉町に老人総合施設を求める陳情
〈文教委員長報告〉
第25 3陳請願 2号 「義務教育費国庫負担法」の改正に反対し、国庫負担制度から
除外・削減された費用を復元することを求める請願
第26 3陳情第 8号 新学習指導要領の白紙撤回を求める意見書採択の陳情
第27 3陳情第12号 新学習指導要領の白紙撤回を求める意見書採択の陳情
第28 3陳情第21号 父母の教育費負担軽減に関する陳情
第29 3陳情第23号 憲法・教育基本法の理念を否定し、子供を一層差別・選別に追
い込む新学習指導要領を白紙撤回する陳情
第30 3陳情第26号 子供たちの命と安全を守るために、2学級以下と障害児のいる
学級のプール授業に補助要員の配置を求める陳情
第31 3陳情第29号 図書館に返却箱設置を求める陳情
第32 3陳情第30号 図書館の夜間開館を求める陳情
第33 各常任委員会の特定事件の継続調査について
第34 請願等の委員会付託
第35 議員提出議案第5号 国民健康保険制度の改革促進を求める意見書
第36 議員提出議案第6号 銀行・証券等の不祥事の解明と公正な金融・証券市場の確
立に関する意見書
午前10時25分開議
○議長(遠藤正之君) ただいまより本日の会議を開きます。
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△日程第1 議案第52号 平成3年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)
○議長(遠藤正之君) 日程第1、議案第52号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。企画部長。
〔企画部長 池谷隆次君登壇〕
◎企画部長(池谷隆次君) 議案第52号、平成3年度一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。
今回の補正は中間的に行うもので、現時点で捕捉できる歳入歳出の動きにつきまして補正すべく編成したものでございます。また、先般4月1日付をもちまして行わせていただいた組織改正に伴います所管予算の組み替えも、今回関係科目において行わせていただいておりますので、あわせて御理解を賜りたいと存じます。
まず2ページをお開きください。第1条でございますが、歳入歳出の予算の総額にそれぞれ19億 3,948万円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ 372億 1,359万 4,000円とさせていただくものでございます。
5ページを御参照ください。継続費の補正を1件お願いするわけでございますが、公民館等建設事業費、内容的には富士見文化センターでございまして、今回工事費といたしまして誘導チャイム、総合触知案内板設置、事務室拡張、防火水槽工事費等の追加によりまして 648万 2,000円。備品購入費といたしまして、16ミリの映写機、児童館の机、いす等の備品追加によりまして 521万 4,000円、合計 1,169万 6,000円を平成3年度分の追加をお願いしたいというものでございます。
第3表の債務負担行為補正でございますが、追加は1件例年お願いしてございます固定資産税及び都市計画税の計算事務等の委託の債務負担行為の設定であります。
変更といたしまして、工事請負契約等でございますが、回田小学校プール・校庭整備工事でございまして、建築工事につきましては先日御可決いただいたところでございますが、引き続いて実施予定の電気・給排水工事、植栽工事を含めまして、不足見込額 784万 8,000円を追加させていただきたいとするものでございます。
次に13ページをお開きください。歳入補正の主たる点を御説明申し上げます。まず市税でございますが、今回個人市民税の現年課税分に7億 580万 8,000円を追加補正させていただきました。内容としましては、所得割分の納入件数増による追加、特に譲渡所得分の増によるものでございます。
次のページでございます。地方交付税の補正でございますが、9億 3,933万円の追加、普通交付税の追加でございます。これにつきましては算定結果に基づきます補正でありまして、市長の所信表明におきます説明のとおり、基準財政需要額が 159億 6,619万 4,000円、対前年13.8%の増、基準財政収入額が 143億 2,695万 8,000円で、対前年10.9%の増となりました。交付基準額は16億 3,923万 6,000円でありますが、調整率がかかりまして 3,490万 6,000円が調整減額となり、16億 433万円が交付決定額となった次第でございます。需要額が大きく伸びました要素としましては、3年度限りの措置といたしまして土地開発基金費が4億 6,552万 2,000円算入されました。また前年度に引き続きまして地域福祉基金費 9,176万 5,000円、財源対策債償還基金費3億 7,436万 3,000円の算入があるところでございます。
次のページをお開きください。使用料及び手数料でございますが、富士見公民館の使用料につきまして44万 2,000円の計上をいたしましたわけですが、先般改正条例を御可決いただきました富士見公民館開館に伴います使用料を計上したものでございます。
次に21ページを御参照ください。東京都の支出金のうち何点か御説明をしたいと存じます。民生費都補助金のうち、説明欄にあります重度脳性麻痺者等介護人派遣事業補助金増 577万 2,000円。それから精神障害者共同作業所通所訓練事業補助金増 166万 3,000円、それと心身障害児・者通所訓練事業補助金増 137万円がございます。これはいずれも単価または補助基準額が引き上げになったことによりまして増加するものでありまして、53ページ、55ページに関連歳出がございます。
それから、本欄のその次の欄に、地域福祉計画策定事業都補助金 300万円がございますが、所信表明、その他で御説明しておりますように、ここで行っていきます計画策定事業に対します補助で、51ページに関係歳出といたしまして 700万円の策定コンサルテーション委託料を計上しているところでございます。
次のページであります。財産収入でございますが、土地売り払い収入増といたしまして 4,938万 5,000円を計上いたしました。内容としましては、廃道敷につきまして、既定2件の売り払い収入の増及び追加2件の売り払い収入、合計 1,169万 2,000円の増でございます。もう1点、3・4・27号線事業の代替地といたしまして、久米川町4の7の50、 70.85平米の処分収入 3,769万 3,000円を計上させていただきました。
次のページであります。寄附金につきましては、今回一般寄附金が9件ございましたので、 205万 6,000円を計上いたしました。なお、そのうち緑地保全のためにという寄附が2件、7万円ございます。これにつきましては89ページ中段で緑地保全基金へ積み立て処分といたしました。また、図書費の充実のためにということの御寄附が1件 100万円ございました。これにつきましては歳出の 101ページ中段で図書館の図書整備費に計上しているところでございます。
次のページをお開きください。繰入金でございますが、今回老人保健医療特別会計繰入金増 4,683万 6,000円であります。2年度の老人保健医療特別会計精算分の戻入でございまして、特別会計サイドとしましては、去る5月23日の臨時議会で老健特別会計補正第1号として御可決をいただいたところでございます。
次のページでございます。今回繰越金の整理をさせていただいておりますが、計上額が1億 5,585万円の追加であります。おかげさまで平成2年度の決算を終えておりますが、実質収支が3億 1,185万 1,354円となりました。このうち財政調整基金条例第2条第1号の規定によりまして、2分の1を下回らない額ということで、1億 5,600万円を財政調整基金へ積み立てまして、残余の1億 5,585万 1,354円を繰越金とするものでございます。
次のページであります。諸収入でございますが、中段に一般コミュニティー助成金 240万円の計上をしております。これは自治総合センターより補助を受けるものでございまして、秋津公民館における16ミリ映写機等の備品充実に充当すべく 103ページに関係歳出を計上しております。
それから1欄飛びまして、保育園職員給食費納入金 568万 8,000円の計上をさせていただきましたが、市立保育園におきまして職員の給食につきましては、従前食費として徴しまして、直接材料購入費に充当していたところでございますが、やはりそれぞれ歳入歳出予算に計上して経理するのが適切と判断いたしまして、今回納入金として歳入計上させていただいたものでございます。なお、同額を65ページ、賄材料費として歳出するものでございます。
次の段の東京都中小企業振興公社助成金 736万円でありますが、栄町の八坂商業協同組合が実施主体となって行いますリフレッシュ商店街八坂デザイン計画事業に対しまして助成を受けるものであります。予定事業費が 1,236万 8,000円でございまして、本補助金 736万円に市の補助金 264万円を加えまして、 1,000万円の助成として81ページに計上しているところでございます。
次のページをごらんください。次に歳出の主たる点につきまして御説明を申し上げます。
33ページ中段に、委員会傍聴不許可処分執行停止申し立て等弁護士委託料80万円の計上をさせていただきましたが、御承知のとおり、本件について執行停止申し立て及び無効等確認請求がなされまして、弁護士委託料について今回着手金を計上させていただくものでございます。
次のページであります。中段やや下に、東京都市長会負担金増38万円を計上させていただきました。これは雲仙普賢岳の噴火災害に伴いますお見舞金として26市で 1,000万円をお送りしたわけでございますが、それの各市負担金でございます。1市38万円の26市分で 988万円になりますが、残りの12万円は市長会の繰越金を充当いたしまして措置をさせていただきました。
また、本ページ一番下欄に、航空写真作成委託料64万 7,000円がございますが、都市景観事業の検討資料といたしまして、自治調査会が版権を所有しております航空写真を借用いたしましてモザイクをしたいというものでございます。
次のページであります。下欄に、多摩北部都市広域行政圏負担金増83万 7,000円がございますが、今回広域行政圏といたしまして自治省の地域情報ネットワーク整備構想推進プロジェクトの指定を受けることとなりました。具体的には図書館サービスの拡充のために、図書館の情報ネットワークを整備するための調査、研究の概要設計を行おうとするものでございます。事業費は 1,500万円を予定しておりまして、3年度はそのうち30%分ということで、これを各市の負担金で賄うものでございます。
次に41ページへお進みください。上欄に庁舎施設補完整備工事増 362万 8,000円をお願いしてございますが、庁舎の設備のうちオイル返送管漏洩がございまして、これに伴う改修工事及びコンピューター機器に伴う電源工事費でございます。
中ほどに集会所施設補完整備工事、備品購入費95万 9,000円及び40万円の計上がございますが、内容としましては富士見集会所のフジ棚の取りかえ、萩山集会所の雨戸の取りかえ、市民館の畳の取りかえ等を予定しているところでございます。
次のページをお開きください。中段に駐輪場維持管理経費がございます。このうち駐輪場整備工事増 5,203万 9,000円をお願いしてございますが、所管の努力によりまして西武鉄道より650.51平米を借用することができまして、東村山駅西口に駐輪場を整備しようとするものでございます。平成4年度の開設をめどとしておりまして、内容としては、2段ラック方式で自転車を 532台、バイクを51台収容するものにしていきたいという考え方でございます。
その次の欄に、公共施設等建設基金積立金5億 9,000万円の措置をさせていただきました。これにつきましては特に秋水園の整備、その他大規模な事業を控えているわけでございますが、それにかんがみまして、歳入歳出の補正に伴います財源を本基金に積み立て処理をしたいというものでございます。
次に51ページへお進みください。民生費でございますが、中段に公衆浴場入浴券補助事業費が 464万 8,000円の増であります。御承知のとおり、本年5月より入浴料金が 310円が 320円に引き上がりました。また人数の増加もございまして、事業費の増でございます。
それから、それを下がってまいりますと、東村山市社会福祉協議会補助金増 121万 9,000円がございます。これにつきましては国庫補助事業でございますが、以前にボラントピア事業の指定を受けた時点がございました。これの終了した社会福祉協議会を対象として、今回触れ合いの町づくり事業というものが起こされまして、その採択を受けるものであります。国が3分の1、東京都が3分の1の額を都社協より直接社協へ補助されまして、市としましては3分の1という考え方で、3年度の1月から3月までの3カ月分の事業として実施されることに対しまして、補助金を計上したものでございます。
次に61ページへお進みください。一番上欄に老人性白内障人工水晶体等助成事業 100万円を計上させていただきました。これは新規事業として計上するものでありまして、要望の強い老人性白内障に対します改善に助成しようとするもので、65歳以上、市内に住所を有する者といたしまして、所得制限を設ける中で実施したい考えであります。補助率2分の1、限度額5万円といたしまして、予算は20件を一応見込みました。また、生保の対象者につきましては法外扶助費といたしまして1件12万円の4件分を71ページで計上しておりますので、御理解賜りたいと存じます。
それから、61ページの中ほどに老人相談運営事業費 1,574万 4,000円がございますが、これは実はその上欄にございます社会福祉センター管理委託料減 1,195万 8,000円との兼ね合いがございますけれども、従来社会福祉センター運営事業の中で実施しておりました老人相談等にかかわる分を、今回新たに分離いたしまして、事業として明確化したいというものでございます。
次に69ページへお進みください。やや下段に児童館分室管理経費のうち、施設補完整備工事増 389万 9,000円がございますが、これは雨漏りのために青葉分室の屋根の補修をさせていただきたいというものであります。また、その下に生活保護法施行事務経費のうち、精神科嘱託医医師報酬17万 9,000円がございますけれども、本件につきましては生活保護法の医療扶助運営要綱の一部改正によりまして、福祉事務所に当該嘱託医を置くこととなったことに伴います措置であります。
次に73ページへお進みいただきたいと存じます。一番下の欄に委託料 6,355万 8,000円の減になっております。また、77ページをちょっとお開きいただきたいと思うんですけれども、このやや中段下の方にやはり委託料 6,355万 8,000円の増になっております。これは冒頭で申し上げましたように組織改正に伴いまして所管がえを行ったための単純な組み替えでございます。一例として申し上げました。このような措置がそれぞれ組織改正に伴いましてさせていただいているところでございます。
次のページ、75ページをお開きください。75ページの上の方に、秋水園の整備でありますが、園内整備工事増 173万 1,000円、3号井戸補修工事 1,252万 5,000円を計上いたしました。園内整備工事は給水管の取りかえを一部行うものでございます。3号井戸でありますが、現在は御承知のとおり、2号井戸で対応しているわけでありますが、2年度におきまして1号及び3号井戸の調査を実施いたしました。その結果、3号井戸につきましては十分修理をした上で、揚水量も相当期待できるという結果がございましたので、今回補修をして、2号井と、故障に備えた安定確保しておきたいということであります。なお、1号井は修理不可能という判断でございます。
次のページをお開きください。77ページの下の方でございますが、ごみ処理関係測定検査委託料増 487万 9,000円、これにつきましてはダイオキシンについて測定調査を行っていきたいとするものであります。最下段にごみ処理施設補修工事増 7,307万 6,000円を計上いたしましたが、内容としましては、ごみ処理施設について電気集じん機の補修、1号炉の燃焼段両側の壁のレンガの積みかえ、灰出しコンベアの補修等、また粗大ごみ処理施設につきまして、破砕機の圧縮蓋用シャフトの交換、選別ホッパー用油圧シリンダーの交換等が主なるものでございます。
次のページをお開きください。同様に、中段にし尿処理施設補修工事費増 1,145万円を計上させていただきましたが、内容としましてはいわゆる前処理の微細目スクリーンの更新、余剰汚泥脱水機の分解補修等を行うものでございます。それぞれ必要やむを得ず行うものであります。
次に83ページへお進みください。土木費につきまして何点か御説明を申し上げます。中段に市道 515号線拡幅用地取得 383万円を計上いたしました。この場所は恩多町2丁目37番地先でございますが、補助道3号線を経まして、東久留米市内で都道 129号線に接続する道路でありまして、今回東久留米市の事業と合わせて整備しようとするものであります。
また、一番下段の方に、私有道路整備費補助金増 2,910万 2,000円を計上いたしました。これは申請の増がございまして、措置をしたいものであります。当初は15件を予定しておりましたが、これの計上によりまして20件までの対応ができます。なお、4件ほど申請人工事という扱いがございますので、この上の欄に受託工事増 1,004万 7,000円がございますけれども、差を生じております。
次のページをお開きください。道路整備に関します工事請負費を 6,938万 2,000円を増額させていただきたいわけですが、一番下にございます 515号線は新規追加でございますけれども、他の13件は各工事とも単価諸経費等の増がございます。その辺の事情から工事費の追加をお願いしたいとするものであります。
次のページをお開きください。一番下の欄に、土地開発基金保有用地取得 4,215万 6,000円がございます。歳入の財産収入のところで御説明いたしましたが、3・4・27号線の代替地、久米川町4の7の50、 70.85平米の土地を土地開発基金より引き取るものであります。
なお、取得した時点、処分をする時点との相違によりまして、結果的に 446万 3,000円の差を生じることとなっております。しかし、これはやむを得ないというふうに考えております。
次のページをお開きください。上欄の方に、公園等施設補完工事増68万円でありますが、萩山公園内の水飲み場の設置をしたいというものであります。またその次に東村山駅東口土地区画整理事業関連府中街道拡幅測量委託料 607万 7,000円を計上いたしました。これは府中街道の西側というんでしょうか、トヨタビスタから東原商事さんの間約 650メートルを測量するものでございまして、御承知のとおり、中央公民館の前など、郵便局から都道 128号線の区間は現状セットバックされております。この部分を府中街道の拡幅化という形で進めていきたいということで、このような措置をしていくために測量をさせていただきたいというものであります。
それから、やや下の方に、東村山駅西口再開発計画調査委託料増 1,000万円を計上いたしました。本件は既定予算と加えまして 1,500万円で調査をするものでございますけれども、御承知のとおり、本事業は今後相当長期を要するものでありまして、この調査はいわば最も初期段階のものというふうにお考えをいただきたい。すなわち事業手法でありますとか、ポテンシャル等について探っていくことを目的としております。
次に95ページまでお進みください。中段に教育費でございますが、トイレ悪臭除去委託料99万 9,000円を計上いたしました。学校におきますトイレの臭気を防止するために有効な方法はないかということで検討されてきましたが、便器配水管内の尿石を除去する、あるいは水を封じるトラップの補充等をすることによって一定の効果が上がるだろう、こういう考え方であります。なお、97ページの中学校にも同様に措置をしております。
また、その下の備品購入費 120万円につきましては、歳入で御説明を省略いたしましたが、理科教育振興法によります備品の充実を図るもので、97ページに中学校分も計上しております。
次のページをお開きください。97ページ上欄に、小学校施設整備事業費、備品購入費78万 8,000円でございますが、これは久米川小学校の陶芸窯を購入しようとするものであります。 次のページでございます。中学校建設事業費のうち、第二中学校、第四中学校、第六中学校、第七中学校につきまして、今後コンピューターの導入を図っていくわけでございますが、そのための実施設計委託費を 2,266万円計上させていただきました。また、その下の三中、五中のコンピューター室改修工事の増 3,192万 3,000円につきましては、キューピクル、変電設備がございますが、この容量の関係上、あわせて今回改修を行わせていただきたいとするものであります。
それから、下の方に第2次市史編さん事業費の経費といたしまして備品購入費 116万3,000円計上しております。これにつきましては市史資料中の自然資料のデータ蓄積のために、水位計を購入いたしまして、地下水変化の資料を得たいということ並びに写真関係備品を充足するものであります。
次のページをお開きください。一番下のところに自主公演委託料増を中央公民館の運営経費として 103万円増額しております。おかげさまでスタンウェイというピアノが本年度導入されました。これを記念いたしまして記念コンサートを催したいというものでございます。
次に 105ページをお開きください。上欄でございますが、土地鑑定委託料、測量委託料、運動公園施設基本設計委託料を計上してございます。土地鑑定委託料につきましては、秋津ゲートボール用地、運動公園のグラウンドの東側拡張用地、測量委託料につきましては運動公園グラウンドの東側の拡張用地、それから基本設計につきましては拡張計画に伴います施設配置についてそれぞれ行わせていただきたいとするものであります。
次に 109ページへお進みください。土地開発基金繰出金でございますが、5億円を計上させていただきました。今回地方交付税に需要額として4億 6,552万 2,000円が算入されたところでございますが、これに見合いますものとして5億円を繰り出したいというものであります。なお、これによりまして本市の土地開発基金の総額としましては約22億円となるというふうに考えております。
次のページへお進みください。最後になりましたが予備費でございます。2億 9,484万 8,000円を今回計上いたしました。通常に比べまして大きい額を計上したわけですが、御承知のとおり、公務員給与に関しまして既に国におきまして3.71%の改善勧告がなされております。東京都の人事委員会からの勧告は今後でございますが、一定の給与改定を本市職員についても行っていくことが必要となっている事情がございます。当初予算におきまして2%の留保計上しておりますけれども、国家公務員並みに3.71%程度とした場合でも、さらに3億 4,000万円程度の所要額が推定されるわけであります。そこで今後の財政運営を考慮しながら、今回予備費に一定の留保をさせていただきたいといたしました。
以上、極めて要点的な御説明で恐縮でございますが、予算書を参照賜りまして御可決を賜りたく御提案の説明とさせていただきます。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
質疑ございませんか。立川武治君。
◆16番(立川武治君) 東村山市一般会計補正予算(第1号)について何点か御質問させていただきます。
最初に、歳入の市民税個人現年度分として昨年度は9月期7億 1,188万 6,000円の補正がされています。今回もほぼ同額の補正額でありますが、当初の際の見込みとしてはどのように見ておったのか。また、主な増収要素は何か。今後の見込みはどのように見ているのかお尋ねをいたしたいと思います。
2点目といたしまして、予算書14ページに地方交付税について載っております。市長の所信表明でも説明があり、その要因として平成3年度限りの措置であり、土地開発基金費が算入されたことや、昨年に引き続き地域福祉基金等が算入されたことが言われておりますが、もう少し説明をいただきたいと思います。現状の算入方法の継続などの要望も含めて、今後の見通しなどをお聞かせいただきたいと思います。
3点目は地域福祉計画策定でありますが、歳入で東京都の補助金 300万円増。歳出で策定委託料として 700万円増となっております。東村山市の福祉ニーズ等を適切に把握して、市政推進に資することということでございますが、どのような調査なのか。例えば高齢者住宅計画等のすりつけはどのようになっているかお伺いいたしたいと思います。
4点目として、駐輪場整備工事について補正額が 5,203万 9,000円増とあります。東村山駅西口に整備をしようとすることで、東口に比べ駐輪場が余りないことから大変喜ばしいことでございますが、特定財源の確保はどうか。当市の場合大多数が民間鉄道の通勤・通学での利用している中で、ほかの駅についても今回のような対応をすべきと思うが、交渉等はしているかどうかお伺いをいたしたいと思います。
5点目といたしまして、公共施設等建設基金5億 9,000万円増について、今後市民センター、庁舎の改修工事、秋水園施設の改修工事を考えると、多額の資金を必要とする中で、それを見込んで今回の積み立てであると理解しているが、今後どのような考えをお持ちかお伺いいたします。
6点目といたしまして、老人性白内障人工水晶体等助成事業であります。これは新規事業として 100万円が計上されておりますが、現時点で市で考えている事業の内容を教えてほしい。議会でも種々論議された経過を踏まえての補正か。
7点目といたしまして、ごみ処理関係測定検査委託料 487万 9,000円の増でありますが、当初 250万 3,000円の計上であり、補正後は 738万 2,000円と当初より2倍強の増加であり、内容についてまた指導基準の変更でもあったのかどうかお尋ねをいたします。
8点目といたしまして、商店街活性化事業で 1,000万円の追加であります。今回はモザークに続いての活性化事業、八坂商協を対象として外部コンサルによる調査委託をすると思うが、どのような内容か。また、モザークとのすりつけ、八坂商協圏での課題等についてお伺いをいたします。
9点目に、私有道路整備事業についてお伺いいたします。私有道路整備受託工事に当初 5,000万円、補正額として 1,004万 7,000円でございます。私有道路整備費補助金が当初 4,500万円に、補正が 291万 2,000円でございます。補正後 7,410万 2,000円、私有道路を逐次整備されていくことを喜ばしいと思うところでありますが、市民からの申し込みの関係で、前年度申し込みの積み残し等はないのか。今後の対応についてお伺いいたします。
10点目といたしまして、東村山駅東口土地区画整理事業関連で府中街道の拡幅測量委託料、新規で 607万 7,000円が計上されております。府中街道の交通渋滞は恒久的にひどいものであります。今回駅前整備事業関連でやるということで、今後府中街道全体拡幅へと期待が大きくなるが、その辺の見通しについてどうかお伺いいたします。
最後に、土地開発基金繰出金5億円増であります。生産緑地法施行等により公有地化を図ることが予想される中で、原資がなければ話にならないと思うが、基金額は先ほどの説明でも22億とのことでございます。今後どのようにこれらの基金を活用していかれるかお尋ねいたします。
以上です。
◎市民部長(入江弘君) 市民部に2点の御質問がありましたので、お答えをさせていただきます。
まず第1点ですけれども、歳入の関係で個人市民税の現年度分についてお尋ねがありました。まず第1点でございますけれども、当初予算での見込みはどうなのかということです。当初の見込みを申し上げますと、まず給与収入での増分として、1つとして春闘の多摩地区平均を6%アップで見込んだ。それから2つ目として、納入者の増を 1,000人ちょっと見込ませていただいた。これが増の主な要因です。次に提案説明にもありましたように、譲渡所得でございますけれども、これは大口の株式譲渡を除いたものについて、前年度並みということで見積もりをさせていただきました。
次に減要素といたしましては、いわゆる平成2年度の改正による減収分が 4,600万。それから2つ目として平成3年度改正で見込まれます所得割減税分、これが8億 6,400万。これらを勘案いたしまして、改正後で前年度当初比 6.4%の伸びということで当初予算は見込ませていただいております。
2つ目として、今回の主な増要素は何かということでございますけれども、調定ベースで申し上げますと、譲渡所得の増加が約75%、金額で5億 3,300万。それからそのほかのものといたしましては給与所得、その他の事業によるものが 6,631万 5,000円、これを見込ませていただいておりますけれども、今後の見込みといたしましては、未申告についての調査を今後いわゆる税務調査という関係でやってまいりますけれども、この辺を1億 1,500万ばかりの増収を見込んでおります。このうち大半を占める譲渡所得ですけれども、先ほど申し上げましたように大口の株式譲渡分を除き前年度並みで見積もったところですけれども、農林で71人の増、 671名。1人平均所得で 885万円増となっております。内容的には一般的な長期保有土地の売却が税額で71%増の4億 5,000万というのが主な増因でございます。
次に、今後の見通しはどうかということですけれども、住民税については今回見込ませていただいております。他の税目の今後の見込みとしては、固定資産税の状況から若干の整理補正が考えられるのではないだろうか、このように思っております。そのほか法人市民税であるとか、たばこ税があるわけですけれども、年度途中ということもありまして、不安定要素もありますので、しばらく動向を見て対応してまいりたい、このように考えております。
それから2つ目の歳出の81ページですけれども、商店街の活性化事業 1,000万ということの御質問がありました。御案内のとおり、久米川駅から八坂駅へ向かう市道 347号線、あそこの活性化をどうするかということでいろいろ検討してまいりました。私ども通称ルート 347というふうな呼び方をしておるわけですが、その活性化の第1段として、御質問にもありましたように久米川中央銀座会でモザーク久米川というものをつくって完成をさせたわけです。今回はその第2段として八坂商業協同組合の商店街を対象に事業を実施していくという提案の説明にもあったとおりです。
そこで1点目の、どういう内容の調査をするかということですが、これは専門家、いわゆるコンサルタントにお願いして、目的としてはリフレッシュ商店街デザイン化計画ということですけれども、大きく分けまして2つばかりの内容があります。まず第1点は基礎調査事業ということでありまして、周辺の環境調査と分析、あるいは経営者意識の調査、あるいは共同化事業の実態調査、それから消費者意識の調査と、13項目に分けて基礎調査を実施いたします。
次に、2番目としては、具体的に企画設計事業に入るわけですけれども、これの実施計画としては、まず街区のモール化設計、それから戸別店舗の改装、改修計画、それから建物等の色調計画と、こういったものの実施計画を立てていきたい。それらをまとめまして、商店街側とも十分御相談を申し上げて、いわゆるハード事業に入っていく、このようなスケジュールになってこようかと思います。
それから、モザーク久米川とのかかわりはどうなのかということですが、確かに先ほど申し上げましたようにルート 347というのは、3つの商店街がありまして、中央銀座会では既に完成している。今回八坂商協になりますと、中があいてしまうということがあるわけです。したがいまして、八坂商協が終わった後、直ちに商店街側の了解もいただきましてハード事業を実施していきたい。整合性を持たせていきたい、このように考えております。
それから、今行う事業につきまして、課題はどうなのかということですが、1つとしては、府中街道の拡幅の問題、それから2つとしては八坂駅の整備の問題、3つ目としては一般住宅も混在しておりますので、一般住宅ともう1つは未加入のお店がありますので、それをどういうふうに取り込んでいくかということが課題として今取り上げられております。
以上です。
◎総務部長(市川雅章君) 2点目に、地方交付税についてもう少し説明をというお話がございました。その点でございますけれども、1つは、当初予算と乖離したその事情がございます。その理由はどういうことなのかということがあろうかと思います。御承知のとおり、推計をいたしまして予算を計上させていただいているわけでございますが、推計としましては、需要額の経常経費は項目によりまして単位費用を3%から10%、投資的経費については8%から11%ぐらいの伸びを予測して、収入につきましては、税は3年度の調定見込みによりまして、項目により 7.1から 7.6%の伸び、また地方譲与税や利子割交付金等は東京都の見込額、自動車取得税交付金は都の伸び率を見込むなどいたしまして、市の歳入予算編成の方向を勘案して推計したわけでございます。また利子割交付金については毎回議会で御論議いただいておりますように、精算要素がございますので、これも考慮したわけでございます。測定単位は前年度の数値を使用いたしましてきたわけですが、土地開発基金については 5,000億円、地域福祉基金費につきましては市町村分として 1,400億円を算入するということは、情報としては持っておったんですけれども、算定方法が不明でありましたために見込めなかったということでありました。
このようなことで当初予算を計上してきたわけでございますが、結果的には3つの基金費がそれぞれ算入されまして、この総額が9億 3,165万円になります。ほぼ予算より上回った額に相当するぐらいの内容になったような実情がございます。東京都全体として見てみましても、需要額が 9.6%、基準財政収入では 8.1%、交付決定額ベースでは17.7%伸びておりまして、交付決定額が増加した団体が21団体、交付決定額が減少した団体は1団体、これは武蔵村山市さんでありますが、に過ぎませんで、稲城市は逆に平成2年度は不交付から3年度交付団体に変わった、こういうような結果になっております。この辺は市長さんの冒頭の御発言にもございましたように、なかなか推計が困難になっている事情が私としても感じるところでございます。
今後の見通しという点でありますが、平成3年度の地方交付税の総額としましては14兆 8,403億 6,200万円でありまして、2年度に対しまして当初ベースで 7.9%、補正ベースで3.6 %増加しているわけですが、これらの総額の確保と伸びが4年度以降どうなってくるかという点が1つです。地方六団体側では安定確保を強く要望しているところでございます。
また、お聞き及びのとおり、地方富裕論というのが台頭しておりまして、3年度は交付税総額の特例減額が 5,000億円行われたわけです。大蔵省はもう既に4年度に向けまして、いわゆる交付税率の引き下げを含めます本格的な圧縮を主張しているようであります。もちろん自治省は強く抵抗している、こういうことでございますので、この辺の行方がどういうふうになっていくかという点が1つです。
それから土地開発基金費は3年度限りという措置として行われたようであります。地域福祉基金費はその年度限りですよと言われながら、実際は名称を変えながら元年度の再算定から財源対策基金費も元年度から連続して算入されております。しかし、財源対策債基金費は3年度の算入まで一応全部完了していると見られますので、今後いわゆる調整債等に手を出していきませんと、算入の内容がなくなってしまうんじゃないかと思われます。
また、一般論としまして、収入が伸びれば交付税は減少しますので、当市の場合は基本的には交付税は減少していくモーメントが強いということです。しかし、どうも単位費用や補正係数、算入項目等が毎年改正されておりまして、不確実に、ちょっとこれは言いようがないような実情がございます。ただ、諸般の情勢を考えますと、基金費算入がなくなった場合には、大幅にダウンしてくるんではないかというふうに思われるわけでございます。交付税につきましては大体そんな考え方をしております。
次に、公共施設等整備基金に対する積み立て上の考え方でございますが、これは毎回申し上げておりますとおり、本市の財政運営、これは1つは体質の改善等努力していく中で、各もくろむべき建設事業がつつがなく実現できていくような一つの調整弁、あるいは財源の用意という性格で考えてきました。今回5億 9,000万円を計上させていただくわけですが、平成2年度末の保有高としては27億 2,933万 4,689円になっております。それで3年度で4億円を富士見文化センターの財源として繰り入れさせていただきますので、結局3年度の状況を考えますと29億 1,900万円ぐらいの保有がやはりなるだろうと思われます。御承知のとおり、特に直近では秋水園の整備事業、また、もし許されるとしますと庁舎の整備、あるいは市民センターの改築というような事業を手がけていくべきではないか。そういたしますと、非常に多額な一般財源の所要額が見込まれるということでございまして、ここへの活用をもちろん考えているわけでございますが、東村山市の財政力量としましては、むしろこういう財源の蓄積と調整弁の働きを上手にやっていきませんと、もっと積極的にやっていきませんと、そのような大きな事業を消化していくことは、これは事実上できないということになると思いますので、平成3年度、今回の1号補正の編成方針としましても、私どもとしましてはいわゆる安易な増額補正というのは一切考えない。より健全財政、堅実な財政運営を心がけますとともに、その余裕財源をそういうような対応に向けて収れんさせていくというような方針を立てているところでございますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
◎保健福祉部参事(萩原則治君) 保健福祉部関係で2点の御質問をいただきました。まず3点目に御質問ありました地域福祉計画策定事業都補助金、これに絡みまして歳出との関連でございますけれども、歳入の 300万円につきましては区市町村が地域福祉の推進にかかわります作成することによりまして、地域福祉の推進を図ることを目的とするもので、地域福祉推進のための基本的な考え方、また目標、方策など、これらの事項を明らかにすべく、地域福祉計画を策定する。市町村に対しましてその施策に要する経費の一部を予算の範囲内で都が単独で補助するものでございます。したがいまして、補助限度額等ございまして、補助率が2分の1で補助限度額が 300万円。これらの事業につきましては、2以上の年度にわたる場合は3カ年を限度とする、こういう規定がございます。
それからこれに付随します歳出の関係で、委託料のどのような調査をするのかという御質問ですけれども、地域福祉計画策定の基本的な考えといたしましては、21世紀を生き生きとした長寿社会を創造し、高齢者や市民ニーズ等に立脚して福祉サービスと保健サービス等の現況を踏まえまして、整備目標を立案し、計画的に実施するものでございます。したがいまして、高齢者等にかかわります福祉を初めとする保健医療、既に住宅等の関係で高齢者住宅計画等を進めておりますけれども、これら町づくりなど関連施策を総合いたしまして、実効ある計画を市民に名実ともに包括的なサービス供給を法的責任において推進するための基本計画でございます。既に国の老人福祉計画、老人保健計画。老人保健福祉計画と言われておりますけれども、これらとの整合をし、都の地域福祉推進計画、いわゆる3相計画を策定の基準とするものでございます。計画の対象範囲は高齢者、障害者、児童を含む町づくりの方向に持っていく考えでございます。
整備の分析等でございますけれども、この整備を分析を行うとともに、作業を委託し、基礎資料を作成するもので、平成3年、4年度の2カ年事業として実施を予定しているものでございます。
それから6点目に御質問ございました老人性白内障助成事業の 100万円、それから48万円の関係に関連すると思いますが、これは生活保護の法外援護事業として白内障水晶体等の助成を行うものでございます。老人性白内障人工水晶体等の助成につきましては、既に御案内と思いますけれども、人工水晶体、いわゆる眼内レンズを目に装着することによっての技術が開発されてきております。さらに、これらに対します材質の改良がなされまして、ここ数年前より治療法が主流となった、こういう経過がございます。特に高齢者に適した方法とも言われております。早急に普及し始めたものと理解しているところでありますが、人工水晶体の費用は1眼について約5万円から15万円かかる。それに装着費用等の約2万円程度と聞いております。現在、いずれもこれらの費用が保険給付の対象外でございますので、高齢者に対して多い病気だけにかなりの負担となっているところは御案内かと思います。
したがいまして、人工水晶体の移植手術を必要とする老人性白内障、高齢者に対してその費用の一部を助成することにより、高齢者福祉の増進を図る。これらの目的をして10月から実施を予定しているものでございます。対象助成等につきましては、提案の御説明でも申されておりますので、省略させていただきますけれども、これらの助成事業に対して高齢者の福祉増進を図っていく、こういう内容でございます。
以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 何点か御答弁させていただきます。
初めに、4点目の御質問にございました駐輪場整備の関係でございます。御提案にもありましたとおり、西武鉄道の御協力によりまして東村山駅の西口に駐輪場を開設したいということで、これから準備に入らせていただきたいということから、一定の予算をお願いしたところでございます。借地面積といたしましては約 650平米ということで、施設的には屋根つきの2段ラック式のものを用いていきたいというふうに考えております。また使用につきましても、今計画としては自転車で約 530台程度、バイクとしまして約60台程度使用できるようなものを考えていきたいというふうに考えております。
そこで、御質問の駐輪場の整備に伴う特定財源の問題でございますけれども、私どもも何とか特定財源を欲しいということも含めて、東京都の方と協議をしております。現在東京都の方で制度的に持っております放置自転車対策推進モデル地区指定というのが、生活文化局の方で、これは一定の限度額はあるわけですけれども、そういう制度がありまして、他の区市でもこの制度について交渉しているわけですけれども、この何とか枠を取った中でこの事業にも取り組んでいきたいということで、現在鋭意努力している途中でございます。
また、他の場所でどういう交渉をしているのかという点でございますけれども、西武鉄道に向けましては多くの議員さんからいろいろ御指導をいただいているように、久米川の駅周辺というのが一番問題があるというふうに事を考えて、久米川駅周辺につきまして鉄道側の方と協議をしているところでございます。
次に、私有道路の整備事業の関係でございます。当初予算におきましては受託工事、申請工事で、見込みとしまして15件程度見ておりました。今回補正時におきまして20件というような内容になっていることから、ここで補正をお願いしたいというものでございます。そこで、質問の中で、積み残しの問題がどうなっているかという点でございますけれども、いろいろ工期等の問題がございますので、前年度の内容を申し上げますと、9月の補正時までに間に合う申請については何とかその年度内でやっていきたいというふうな考え方を持っておりまして、財政当局の方にもいろいろ御無理を言っております。
そういう意味からしまして、昨年9月以降に出たものはことしの中で一緒にということで、全体20件の中では昨年の後半に出た分と、ここの補正時に出たものをすべてここでやらしていただくというようなことでお願いをしておりますので、御理解をいただきたいと思っております。
次に、東村山駅東口の土地区画整理事業の関連ということで、測量委託料をお願いさせていただきました。補正させていただく測量区といたしましては、府中街道の東村山の郵便局前から東村山駅の東口の先、都道 128号線までの間を都での事業として歩道拡幅を前提に測量させていただきたいというものでございます。具体的には、都の計画といたしまして、府中街道の歩道拡幅の計画が出てまいりまして、全体の取り組みとしてはかなり先になるというようなことも伺いました。そういう中から、現在取り組んでおります東口の土地区画整理事業用地の関連する部分を、都で先行して買収していただきたいというようなことも含めて今回一定の測量費をお願いするものでございます。
また、御質問の中で、現在の府中街道の全体拡幅の見通しでございますけれども、東京都といたしましては、交通安全対策の一環で、現道の道路に歩道の拡幅をしていきたいという計画があるようでございます。具体的な場所としましては、本町の郵便局のところから久米川五丁目までのニチレイの交差点のところまでを計画をしていきたいというふうなことを伺っております。具体的な用地の買収、また工事となるとかなり先になるのではないかと推測いたしますけれども、私ども所管といたしましても、少しでも早く事業が推進できるようにさらに要請をしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◎都市建設部参事(清水春夫君) 11点目の御質問のありました土地開発基金繰出金の関係につきまして私の方から御答弁させていただきます。
今回土地開発基金5億円の増額補正につきまして、内容的には生産緑地法施行等による公用地化を図ることが予想される。このような中で、その原資となるべき金額がどのくらいかというふうな点が1点と、それから今後どのように考えていくか、このような御質問の趣旨だったと思います。
土地開発基金につきましては、御案内のとおり昭和44年12月11日条例第32号によりまして東村山市土地開発基金条例が設置され、当初基金の額につきましては1億円だったわけでございますが、以後積み立ての増額が行われ、効率的にその活用が図ってまいったところでございます。
土地開発基金の現在額でございますが、9月1日現在で申し上げたいと思うわけでございますが、現金といたしまして5億 5,100万円余となっておるようなわけでございます。今回5億円を増額補正いたしますと10億 5,100万円有余、こういうふうなことになるわけでございます。
次に、2点目に今後というふうなことで御質問のありました生産緑地法の施行等によりますところの関係でございますが、現時点におきましては社会情勢、経済情勢等の変化がどのようになってくるかということにつきましても、予測しがたい点もあるわけでございますが、御質問の中にもありましたが、公共用地等、または代替地の買い取り希望が出ることも考えるところであり、今後公共用地、または代替地等の取得につきましては土地開発基金、また土地開発公社、一般会計等での取得等、いかにしたらいいかというふうなことであり、地権者にとっても重要なことじゃなかろうかと考えておるようなわけでございます。
そのようなことからいたしまして、状況等見きわめながら対応について十分今後検討する必要があるというふうに考えておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
◎環境部長(小暮悌治君) 最後になりましたけれども、7点目に御質問いただきましたごみ処理関係測定検査委託料という御質問をいただきましたので、御回答させていただきます。
当初この測定検査委託料として 250万 3,000円の予算を計上させていただきました。この内容につきましては定期的に調査を実施している内容でございまして、これは排ガスの測定を年6回とか、あるいは水質の検査を年6回、またごみ質の分析等を年4回というふうなことで当初の予算計上させていただきました。なお、現在環境アセスの調査も実施をいたしておりまして、この中には、調査項目の中にダイオキシン関係が入っておらない関係がございまして、これも現在の社会的なこと等を考えた中で、調査を実施しておく必要性があるというふうな判断をいたしまして、単独でこの調査を実施することにいたしたわけであります。
御案内のとおり、平成2年12月26日付をもって厚生省生活衛生局水道環境部長名をもってダイオキシン類発生防止等ガイドラインが発表されております。これを受けて今後焼却炉の実態を把握いたしたいところだ。調査をすることによって、今後施設整備の中にも十分検討をしていきたい、供していきたい、このような考え方から、 487万 9,000円の新規の調査委託料を計上させていただいたところであります。
◆16番(立川武治君) 先ほどの9点目の質問の中で、数字が若干違っておりましたので、訂正をさせていただきます。
私有道路整備補助金の質問の中で、補正額を 291万 2,000円と申し上げましたが、 2,910万 2,000円の誤りでございますので、おわびをして訂正をいたします。
それでは、再質問で1点お願いしたいんですが、提案理由の説明の中で土地開発基金繰出金が現在22億というふうに御説明いただきましたが、所管の方の今説明では若干数字が違っているようでございますが、その点について御説明願いたいと思います。
◎企画部長(池谷隆次君) 提案説明の中ではちょっと御説明がうまくなかったのかなと思いますけれども、現在の保有額としましては17億円なんです、約。この額は土地開発基金でございますから、御承知のとおり、土地になっている状態、現金になっている状態、両方がございます。土地開発基金の原資としましては17億円でございます。そこで今回5億円を積み増しさせていただきますと、22億円になる予定である、こういうような御説明を申し上げました。
○議長(遠藤正之君) 休憩いたします。
午前11時40分休憩
午前11時42分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
────────────────────◇──────────────────
◎都市建設部参事(清水春夫君) 先ほどの答弁で不十分な点がありましたので、補足答弁させていただきます。
先ほど現金の額が5億 5,100余万円と申し上げたわけでございます。現在、現金におきまして5億 5,106万 6,387円、それから土地が11億 5,355万 4,613円でございまして、トータルしますと17億 4,062万 1,000円となっているわけでございます。これに今回5億円を増額補正させていただきまして、企画部長が説明申し上げました22億になる、こういうふうなことで御理解賜りたいと思います。以上です。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。鈴木茂雄君。
◆10番(鈴木茂雄君) それでは、議案第52号につきましてページを追いながら質問させていただきます。
まず14ページの地方交付税につきまして私も質問させていただきます。当初予算に対しまして2倍以上の伸びでありまして、先ほど部長の方からは提案理由の中でも基準財政需要額等を引きながら措置の御説明がまたございました。先ほどまた質疑の中の御答弁でもこの要因についての御説明もございました。私は、それでは、今回の9億 3,933万円の増額補正された後に、実質の収支比率はどのぐらいの数値になるのか。また、財政構造の目安になります経常収支比率等につきましても、その数値の変化を聞きたいと思います。
それから21ページの地域福祉計画策定事業都の補助金 300万円について質問させていただきたいと思います。先ほども答弁もありまして、私も逐一聞いておりました。ただ、計画設定に当たりまして委託する場合、その委託の内容というのが非常に重要であろう、このように考えますが、また委託の内容と委託先についてのお話はなかったように思いますので、この辺のお話を伺いたいと思います。
それから22ページの財産売り払い収入 4,938万 5,000円についてでございます。これも土地の売り払い収入ということで、都市計画道路に関連をする4カ所というふうな御説明があり、そのうちの2カ所は具体的に先ほど説明があったと思います。その他の場所につきまして、どこになるのか御説明を伺いたいと思います。また、たびたびの議会等でも話題になっておりますが、地価の鑑定等につきましても今回当然複数鑑定とされていると思いますが、これについても確認をさせていただきたいと思います。
42ページの公共施設等建設基金5億 9,000万円でございます。これも先ほどの質疑また御答弁の内容の中から、秋水園の改修に絡み、関連をしてこれを想定した中の積み立てをという御説明があったかと思いますが、東村山市の総合計画後期5カ年計画の中にも、秋水園以外にも公共施設等の建設が予定されていると思います。今回の積み立てはそのほかとしてはどのようなものを想定されているのか。また、この基金の現在の残高についてもお話はなかったかと思いますので、伺いたいと思います。
43ページの駐輪場の維持管理経費でございます。 5,216万 1,000円ですね。これも東村山駅の西口ということで自転車、バイク等 530台以上というふうなことで今御説明がありました。ただ、伺いたいのは、2段ラック式というふうなお話でございましたけれども、この構造がちょっとよくわかりません。所沢市さんの方でも、所沢の西口等にこのような2段ラック式というふうな2層式の駐輪場がございますが、今既に設置後年数の経過とともにですね、とめ金の脱落でありますとか、出し入れの際の何といいましょうか、高い方というんでしょうか、上層の方に駐輪する場合に非常に労力といいましょうかね、体力が要るということで敬遠をされがちである。2段の上層のラックがあいているのに、結局駅前の方へやはり行ってしまうというふうな弊害が出ているように聞いております。この辺の構造についての御説明を伺いたいと思います。
また、料金も当然有償無償ということも検討されると思います。この西口に関しましては近隣に、すぐ近くにも自転車の預かり場等がございますので、この辺の整合をとる意味での料金を有料とする場合のバランスといいましょうかね、この辺の考え方もお伺いしたいと思います。
53ページの心身障害児・障害者通所訓練運営助成事業費 176万 1,000円とございます。これは市内施設の数と、この助成の内容を伺いたいと思います。また、このたび9月のこの年度途中の補正でございますので、恐らく都の単価アップがあったんじゃないかなというふうに推察しておりますが、あったとすればその額を伺いたいと思います。また、各施設の対象人数はどれほどあるのか、これも伺いたいと思います。
65ページの償還金利子及び割引料のうちのひとり親家庭助成事業に関しまして3件出てまいります。返還金ということでございますが、毎年の精算の方法について伺いたいと思います。
69ページでございます。児童館の日曜開放管理委託料47万 4,000円、いよいよ富士見の文化センターのオープンとともに、市では2館目の児童館がオープンするわけでございますが、栄町児童館での日曜開放の経験を富士見町の方ではどのように生かされるのか、具体的な委託の内容を伺いたいと思います。
77ページでございます。清掃の委託料のうち2件伺いたいと思います。清掃委託料及び環境影響評価業務委託料、これについて伺いたいと思いますが、まず清掃委託料の方ですが、当初予算におきまして不燃ごみの収集委託料の計上がございました。たしか御説明でも平成3年度中に2台の委託を行うというふうに御説明あったように聞いておりますが、この後の経過はどうなったのか。
また、次に環境影響評価業務委託料につきましては、環境アセスメント調査の調査内容を伺いたいと思います。また、この委託先につきましてもお願いをいたします。
81ページ、商店街活性化推進事業補助金 1,000万円、これも提案説明等でも触れておられましてよくわかりました。ただ、都によります助成事業でございますが、今回対象となっております八坂商協さん初め、いわゆる法人組織化された商店街が対象であろうかと思います。未組織といいましょうか、法人化していない商店街への補助事業というのはないのでしょうか。この辺ちょっと御説明を伺いたかったと思います。
85ページでございます。道路新設改良事業費 6,938万 2,000円。14本出てまいります。すべて増額ということで、これは工事請負費として計算しますと、約14%ぐらいな数字になるかと思います。すべてこれが物価上昇分ということで、1件のみが新規事業であるというふうな御説明がございましたけれども、ちょっと理解しにくいといいましょうか、非常に大きゅうございます。グレード等の改良はないのか、この辺再度確認させていただきたいと思います。
93ページでございます。仮称教育課題研究室運営経費87万 4,000円ございます。私、不勉強でこの教育課題研究室の内容等存じ上げないものですので、補正の具体的内容について伺いたいと思います。
95ページでございます。小学校維持管理経費のうちの委託料99万 9,000円、先ほど小中学校、次のページにも中学校の分が出てまいりますが、トイレの悪臭除去委託料というふうな御説明でございました。便器等の改良で大変に結構なことだと思います。ただ、私のところに来ております市民要望という形ですが、小学校の中には一部ゴキブリ等の害虫が大分大量発生しているところがあるというふうな相談も承っております。この辺につきまして悪臭だけでなく、こういった害虫に対する対策もお立てになっているのかどうか伺いたいと思います。
99ページの第2次市史編さん事業費 155万 6,000円でございます。先ほどやはり質疑の中で、備品の購入に充てるというふうなお話ございましたけれども、たしか各部門に分かれて現在策定作業中と思います。今回の補正はどの部門に当たるのか。またこの各部門の進捗状況はどうなのか伺いたいと思います。
次に 103ページ、秋津公民館の管理経費のうちの備品購入費 261万 3,000円でございます。今部長のやはり提案理由の説明の中でも、歳入の方の1館コミュニティー助成金の歳出部門という御説明でございました。何か16ミリのフィルムでしょうか、映写機でしょうか、というような備品名が出てきたと思いますが、そのほかに何か購入されるものがあるならば、内容を伺いたいと思います。
105ページの委託料のうちから1点、運動公園の施設基本設計委託料150万円。これにつきまして市民球場のダグアウトが大分傷んでおります。議員の野球をされる皆さんはよく御存じだと思いますが、この辺の改修計画があるかどうか伺いたいと思います。
最後になりました。 108ページの土地開発基金費の5億円、私もこれについて若干承りたいと思います。今地方交付税等の算入に伴って年度途中に5億円の積み立てができたというふうな、市の将来にとっては喜ぶべき御説明がございましたわけですが、従来からこの基金の目標額はたしか30から40億円欲しい、見込んでいるというふうな御説明があったかと思います。現在、先ほど参事並びに部長の御答弁でわかったとおり、総額では22億に上るようなお話ございました。また、立川議員の質問にもありましたとおり、今回の生産緑地法の施行に伴いましてさらに充実すべきと当然思われるわけですが、今後目標額の変更は考えられてないのか。この辺を含めて最後伺いたいと思います。
以上です。
○議長(遠藤正之君) 休憩いたします。
午前11時54分休憩
午後1時5分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
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○議長(遠藤正之君) 答弁よりお願いします。企画部長。
◎企画部長(池谷隆次君) 第1点の点でございますけれども、普通地方交付税が増加したということは、御質問の分母となります標準財政規模、あるいは経常一般財源ですね、がふえることになりますので、実質収支比率あるいは経常収支比率をいい方へ向けるモーメントにはなると思います。ただ、現時点では年度途中でございますし、最終的には実質収支比率は補正予算の中で歳出にきちっと十分充てられますと、必ずしも数字としては高くならない。経常収支比率の方も今後の需要によりましては若干不透明な点がございます。
それから公共施設整備基金でございますが、御指摘のとおり、この基金の条例上の性格からいきますと、総合計画で定めました事業の財源とすることも可能でございまして、現に富士見文化センターにつきましては平成3年度4億円の充当を予定させていただいているところでございます。現在の定められております実施計画の3年度フレームの中では、そこだけに引き当てることになっておりますが、特に再三申し上げておりますとおり、秋水園の整備事業あるいは庁舎の整備や市民センターの整備をさせていただく等になりますと、非常に多額な一般財源を要しなきゃならない。そのためにはこの公共施設整備基金への蓄積の努力がこれで一つの期待することとなりますので、大いに活用させていただきたいと考えているところでございます。理論的には条例で許す事業の財源に充当することはもちろん可能でございます。
それから、土地開発基金の問題でございますが、御承知のとおり、現状地価が非常に高騰いたしまして、面積を取得する値段そのものが非常に多額になってきております。土地開発基金は目的としましては、基本的には先買いの制度でございまして、いずれは代替地として事業用地に引き当てるか、あるいは市の公用、公共用資産として引き取るか、こういうことで、絶えず基本的には基金の方へ戻すという、いわゆる回転をする仕組みになっているわけでございます。ですから、その辺の回転の度合いが十分得られる額、それから最近特に公共用地の需要というのが金額的にも、また件数的にも多くなってきておりまして、まさに今後街路事業等積極的にやりますと、一定の代替地を用意しておかなきゃならない、こういう要素がございまして、その辺のボリュームの関係がございます。したがいまして、昨年度、平成2年度におきまして9億円の繰り出しをさせていただいて、ようやく17億円という枠をつくっております。しかし、現時点ではさっき御答弁がありましたように5億円ぐらいしか現金として動かせる資金がないということでございます。そんな面からいきますと、22億というふうになるわけでありますが、その辺の需要に対応して回転を図っていくにはさらに希望としては増額を図っていく必要があるのではないか。ただ、どのぐらいまでできるかという問題がございます。
ちょっと漏らしましたんですけれども、公共施設等建設基金の現在高でありますが、2年度末では27億 2,933万 5,000円となっております。
以上です。
◎総務部長(市川雅章君) 22ページの土地売り払い収入増につきましてお答えを申し上げます。
これは当初予算では2件予定しております。美住町1丁目2番地の64、廃道敷でございますが、これは平米単価20万で予定しております。それからもう1件は萩山町3丁目16番地の44、これも廃道敷でございますが、当初平米単価23万 2,000円ということで予定しております。トータルで 645万 4,400円、こういうことでございましたが、鑑定評価をいたしまして二者でございますが、前者につきましては平米単価が22万 3,000円、後者につきましては29万 8,000円ということで、この価格差が 120万 2,300円。それから新たに道路改良によります廃道敷の処分でございますが、1件目が久米川町2丁目11番地の19外3筆でございまして、面積が106.05平米でございます。これが平米単価3万 3,000円。総計が 349万 9,650円。それからもう1件は、これも道路改良による廃道敷の処分でございますが、久米川町5丁目12番地の40外2筆。面積が218.48平米でございまして、平米単価が3万 2,000。トータルで 699万 1,360円、こういうことでございます。これは御案内と存じますが、東村山市廃道敷等の不用残地処分要綱がございますが、その第5条を適用いたしまして、鑑定評価いたしてございません。それからもう1件は、久米川町4丁目7番地の50、都市計画街路事業用地でございまして、面積が 70.85平米。平米単価が53万 2,000円。これは三者に鑑定を依頼しておりまして、この価格が 3,769万 2,200円ということでございます。これを加えまして、トータルで 4,938万 5,510円、こういうことになっております。
以上でございます。
◎都市建設部長(中村政夫君) 2点につきましては御答弁させていただきます。
1点目の駐輪場の関係でございます。先ほどの御質問にも、今回西口につきましては屋根つきの2段のラック式を採用していきたいということをお答えさせていただきました。私どもこの駐輪場のあり方ということでいろいろ検討してきた経緯があるわけでございますけれども、1つには平面的に利用したいというようなことも検討してきた経過がございます。また、少しでも自転車を整理整とんしたいというようなことで、どうしたらその辺がうまくいくかということで、近隣の様子を見ながら今回2段式のものを使っていきたいということでございます。
構造的な問題なんですけれども、非常に説明しにくいんですけれども、屋根がありまして、両方からコースターで1段、2段に入れていくわけでございますけれども、使い方としては手動式になってくるということでございます。そこで、使いにくいという問題も当然予想されますので、近隣を見に行った中で、女子の職員も一緒に行って体験というか、その辺もしたわけでございますけれども、初めのうちはどうしても戸惑うというか、なれないということがあるようでございますけれども、お聞きした中では、なれればさほどというか、そういうことがございますので、今回そのような形で設置をしてまいりたいというふうに考えております。
また、近隣業者とのバランスの問題でございますけれども、近隣にこのようなお仕事をされている方もおりますので、この辺は使用料審議会等の中でも十分検討しながら方向づけをしていきたいというふうに考えております。
次に85ページの道路改良事業の関係でございます。提案させていただいたときの説明にもありましたとおり、諸経費の値上げも含めて今回増額補正をお願いしております。増の内容につきましては大きく2点ございまして、1つは御質問にもありましたとおり、この歩道設置改良拡幅につきましては、当初13路線を計画させていただきました。この計画につきましては予算編成当時は平成2年度の単価というものを用いながら積算してきたわけでございますけれども、3年度単価を採用する中でかなりのアップがございまして、今回補正増をお願いするわけでございます。特にアップの中を見てみますと、やはり人件費の問題、現場管理費の問題、残土処分費の問題、市街地補正値の問題、こういうものが全体の中でかなりアップをしているという内容でございますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
もう1つの増の理由でございますけれども、新規に1路線、 515号線でございますけれども、新しく計上させていただきました。内容的には、恩多町の1丁目の地内でございますけれども、東久留米市境の路線でございまして、東久留米市の方から改良の工事が計画がございまして、もっと早くお話ができればよかったわけですけれども、年度に入りましてからそのようなお話がございましたので、関連の工事として延長で約65メートルでございますけれども、今回ここに補正をお願いいたしました。
以上でございます。
◎保健福祉部参事(萩原則治君) 地域福祉計画策定事業の点で、事業内容と委託先はという御質問をちょうだいいたしました。本事業につきましては、基本的には16番議員さんにお答えいたしましたとおりですけれども、本事業を推進するに当たりましては、関係所管との協議も含めまして、現時点考えられる事業内容といたしましては、今後の社会動向、また地域動向を踏まえた中でのニーズの把握、さらには市民のライフステージなど、新しい視点からの分析、調査等の実施、さらには既存資料等の整理、分析をお願いする予定でございます。
委託先の点でございますが、本予算の御可決をちょうだいしてからのことになりますので、現時点まだ決まっておりません。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 53ページの心身障害者の通所訓練運営費助成事業等につきまして御質問いただきましたので、お答えさせていただきます。
当助成事業につきましては、東京都の運営費補助金に市の補助金を加算をいたしまして、それぞれの作業所ごとに補助金を交付いたしておりますが、今回の補正は御質問者おっしゃっておりましたように、当初予算におきましては平成2年度の実績等を踏まえながら、その基準額で計上させていただいた経過がございます。3年度の都の基準額がアップされてまいりますと、その部分につきまして今回歳出で補正増をさせていただいた、こういう内容が主でございますが、なお、1点だけ杜の会の久米川共同作業所というのがございます。ここにおきまして燃料が灯油でございます陶芸窯の関係で、若干御近所に御迷惑かけていた。煙の関係がございまして、そのような苦情もいただいたところから、それらの費用の一部を追加で市が補助をいたしておる、そういう内容が一つございます。したがいまして、基本的には先ほど申し上げましたように、補助基本額増分を歳出に回したということで御理解をいただきたいと思いますが、全部でここに書いてございますように、7施設ございまして、都の額につきましては 3,849万 1,000円。それが 3,986万 2,000円になりまして、都の補助金関連だけで申しますと 137万 1,000円の増ということ。それから先ほど申しました杜の会久米川作業所の関係で、陶芸窯の追加分が39万ございますので、合わせまして 176万 1,000円を追加させていただいた、こういう内容でございます。
なお、通所の人員の関係でございますが、総体で申し上げますと、この部分だけで74名でございます。7施設でございます。74名。事業内容につきましてそれぞれ申し上げればいいわけでございますが、総じて申し上げますと、リサイクルの自転車の組み立ての関係でございますとか、陶芸の関係でございますとか、お弁当づくり、あるいは手づくりクッキー等もございますし、空き缶、空き瓶等の選別作業もいたしておるところでございます。
なお、訓練室については、山鳩訓練室、あるいは幼児訓練室ポッポというのがございますけれども、これは作業でございませんで、実際に訓練をいたしているだけでございます。
それから2点目に、ひとり親家庭の医療費助成事業の都の返還金の関係で御質問いただきました。前年度分の精算による東京都への返還でございまして、ひとり親家庭が病院等で診療を受けた際に支払います自己負担分を、市が3分の1と、都が3分の2ということで助成をいたしているものでございまして、次年度に実績報告で精算するということになっておりますので、平成2年度は補助金として 1,249万 9,000円を既に受領いたしておりますが、都が負担する医療費の確定額が 1,056万 2,000円だということで、その差額分 193万 7,000円を今回東京都へ返還額の通知に合わせて返還する、そういう内容でございます。
それから3点目に御質問ございました児童館の日曜開放につきましての委託の関係で御質問いただきました。御案内のとおり、富士見文化センターにつきましては11月の23日の土曜日に落成式典を予定しているわけでございますが、その後児童館を若干準備の関係がございます。したがいまして、11月28日に開館したいということで、今備品等の購入を初めといたしまして諸準備をいたしておるところでございます。日曜日の施設開放につきましては、管理上支障を来さない部分、例えば児童音楽室及び児童工作室を除きましてのゾーンを予定をいたしております。
委託内容でございますけれども、来館した児童の受け付け遊具の貸し出し及び利用者の安全を期するため、1階、2階の児童館ゾーンの管理でございまして、御案内のとおり富士見児童館につきましては、栄町児童館とは異なりまして2層になっておりますので、2名増の4名の体制を考えておる。施設の開放につきましては運動を主体とした小中学生用のプレイルーム、これが1つございますが、それから遊びを中心の幼児向けのプレイルーム、親子で観賞できる水中観察コーナー、それから図書コーナー、児童クラブ室、ワーキングスペースと、このような開放を今予定をいたしておりまして、開放時間につきましては9時から5時でございますので、管理委託の関係は8時半から5時半というような形で今予定をいたしております。開放規程につきましては現在改正を準備中でございますので、このような形で実施いたしたいと考えております。
以上です。
◎環境部長(小暮悌治君) 環境部関係について2点の御質問がございましたので、御答弁をさせていただきます。
1点目の不燃物の収集委託についてという内容でございますけれども、直営部分のごみ収集業務について、当初収集車1台の区域を委託することを考えて当初予算に計上し、御審議の際、瓶・缶回収の体制強化ということでお答えをさせていただいております。その後委託を進めるため職員組合と話し合いをしてまいりましたが、このことが秋水園整備計画との絡みの中で将来勤務条件等を含む大きなかかわりが出てくるとして、その整合性を厳しく求められているところでございまして、その都度説明をし、理解を求めているところでございます。目指す清掃行政を踏まえた整備計画、将来の職員体制にも当然かかわりが出てまいりますので、整備計画、特に体制の問題で理解が得られれば委託問題も決着ができると判断をいたしておりまして、今後さらに話し合いを継続し、できるだけ早く決着の努力をしてまいりたい、このように考えておりますので、内容が内容でありますので、今日までの経過並びに今後についても御理解をいただきたい、このように存じます。
2点目の環境影響評価業務の内容についての御質問でございますけれども、環境アセス業務については、当初予算に計上をさせていただき、御可決をいただいたわけでございますけれども、今回組織改正に伴い、所管がえが生じたことによっての予算の組み替えを行ったものであります。3月定例市議会の中でも御説明を申し上げましたように、今回の業務については焼却炉の建てかえに伴って、周辺に及ぼすおそれのある行為、要因を抽出し、さらにその影響の程度について検討を加え、予測評価を行うもので、その項目の設定は東京都環境影響評価技術指針に示されたものを準拠いたしたものであります。内容といたしましては、大気の汚染、悪臭、騒音、振動、日照障害、電波障害、景観の7項目でございます。
なお、調査地点はそれぞれの項目によって違いますけれども、例えば大気汚染の測定は計画、煙突、高さ、及び排ガス条件を与えて大気汚染物質の最大着地点を推定をいたしまして、6地点を設定をいたしております。その地点は秋水園、化成小学校、青葉小学校、清瀬市立第六小学校、所沢市立牛沼小学校、旧所沢街道沿いといたしております。
また、この調査につきましては最終的に評価書の作成が終わるのは、平成4年度末になる予定でございます。
◎市民部長(入江弘君) 81ページの商店街活性化の補助金についてお答えさせていただきます。
現在の助成の制度につきまして二通りあります。1つは、東京都のコミュニティー商店街事業というのがありまして、これは御指摘のとおり、いわゆる法人格を持っていないと対象になってこないという問題がありまして、先ほど申し上げました八坂商協についても、ハード事業についてはこちらに乗ってやらしていただきたいと思っております。あと1つが今回御提案させていただいております中小企業振興公社の助成です。これは東京都から 400億の基金をいただいて、それで助成をやっておるわけですが、本年度から新たにいわゆるデザイン化事業に対して助成をしましょうということが新たに入ってまいりました。八坂もそれに乗ったわけですが、いわゆる公社の関係では法人化という制約がありませんので、一般商店街でも希望があれば乗れるということです。ただ、条件として20店舗以上という条件があったり、あるいは当然負担割合というのがありまして、今回の八坂について見ますと、公社の助成金が3分の2、その残りの半分ずつを市と商店街が負担するということになりますので、ある程度商店街もそういった資金力がないとちょっと乗れないかなと思いますけれども、そういったものが整えば市の方でも全面的にバックアップしていきたい、このように思っております。
◎学校教育部長(小町征弘君) 教育課題研究室の具体的な運営内容ということの御質問をいただきました。これにつきましては本年度久米川小学校の空き教室をお借りしまして課題研究室を設置させていただきました。スタッフとしましては本年3月に退職になられました小中学校4人の校長先生を東京都の公立学校の嘱託職員としてお願いしているところでございます。具体的な事業の内容でございますけれども、まず1つには、研究部門といたしまして、例えば御存じのように御岳研修の宿泊研修がございます。これらのアンケートを作成したり、あるいは企画、立案等で指導、助言していただく。あるいはそのほか初任者研修、また夏休みには19本の研修会を行っております。これらの指導、助言、あるいは資料の収集等を行っていただいております。そのほかに生活指導面においての指導、助言、さらに教育課題部門といたしましては、国際理解教育だとか、あるいは姉妹提携関係だとか、あるいは帰国子女、外国人子女、引き揚げ子女等への指導、助言等もいただいております。さらに、教育関係資料の収集、また保管、視聴覚教材の貸し出し業務等を行っております。
2点目に、トイレの悪臭除去の関係でございますけれども、これにつきましては提案の際に御説明申し上げましたように、トイレの悪臭の対策についての要望が学校からございましたので、よく調査しましたところ、便器に、あるいは排水管に尿石が付着しておりまして、それを業者に取り除いていただくというものでございます。これに関連しまして、ゴキブリ等の要望等があったわけでございますけれども、これにつきましては学校で害虫等が発生した場合には、それぞれの学校に学校薬剤師がおりますので、まず学校薬剤師と相談していただいて、学校でできる範囲内においては学校でやっていただく。またできない部分については専門業者にお願いいたしまして実施しております。本年度も数件ございます。よい環境の中で学習できるように今後も配慮してまいりたいというふうに思っております。
以上です。
◎社会教育部長(小町章君) 社会教育関係で3点ほど御質問をちょうだいいたしました。1点目は、第2次の市史編さんの事業の関係でございます。御案内のとおり、本年4月から第2次の市史編さん事業を本格的に開始をいたしましたことは、御質問者も御案内のとおりだと存じます。現在まで編纂委員会を7月に1回開催をいたしまして、編集調査会を4月、6月、9月と3回ほど開催をしてまいりました。専門家からなります編集調査会は、原始、古代、中世、近世、近代、現代、民俗、自然からなる各部門の専門家によりまして構成をされております。各部門の事業計画が既に提出をされまして、委員会において御協議をいただいた経過がございます。その各部門の事業計画に基づきましてそれぞれ活動を現在いたしておるところでございますが、自然部門の専門委員会による会議を8月に開催いたしましたところ、市内の水位を測定をしたいというふうな要望がございました。市内に3カ所の簡易自動水位計を設置してまいりたいと思っておりまして、この費用が92万 7,000円でございます。それから平成5年を予定しておりますけれども、図説、主に写真集と御理解いただければよろしいのかと思いますけれども、東村山市史を発刊をしてまいりたい。今市民に呼びかけをしておりまして、いろんな写真があったら御協力賜りたいというお願い申し上げておりますけれども、これの撮影用のストロボ、これが3万 9,000円、さらに三脚4万 4,000円、また市民からお借りをいたしました写真を複写するためのコピースタンド4万 4,000円、写真を複写した後に保存するためのキャビネット10万 9,000円、これらが今回補正をさせていただきます 116万 3,000円の内容でございます。
それから秋津公民館に関しまして、備品購入費の 261万 3,000円の御質問がございました。購入の予定品目は、16ミリの映写機、紙折機、電子拡大プリンター、CDカセット、八ミリビデオカメラ、カラーテレビ31型、カメラセットでございます。7点でございます。なお、これらの備品を購入して市民の方に御活用いただくことになるわけですけれども、財団法人の自治総合センターで行っております一般コミュニティー助成金というのが交付の対象になりまして、 261万 3,000円の費用を出しますけれども、 240万が雑入で31ページに書いてございますけれども、コミュニティー課の方の予算として入っております。したがいまして、非常に安い経費でこれらが購入できるという内容でございますので、御理解をちょうだいしたいと思っております。
それから3点目に運動公園の基本計画委託料 150万の御質問がございました。この内容は、運動公園の東側の地主さんに御協力を賜りまして、拡張面積が5,828.28平方メーター、買収予定が3,499.44平米、さらに借地として2,328.84平米、これらが拡張できることになりつつあります。これに伴いまして野球場、陸上競技場、サッカーコート、走り高跳び、砲丸投げ等の基本的な計画を進めるためのいわゆる設計委託料でございます。当然現在も都市計画公園でございますし、これからまた都市計画審議会にお諮り申し上げて運動公園としての必要とする緑地面積等の割合等も含めた基本設計をしていくわけですので、これらの基本設計するための費用が 150万かかるとするところでございます。
なお、そういう関係がございまして、ダッグアウトが非常に古くなっていると。御指摘のとおりでございますけれども、最小限の手直し程度を今後行ってまいりたいと思っております。なるべく早く新しい拡張されたグラウンドを活用しての全設計にわたって新装をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をちょうだいしたいと思います。
◆10番(鈴木茂雄君) 1点だけ再質問をお願いしたいんですが、43ページの関係の駐輪場の維持管理経費でございます。構想等についてもよくわかりました。ただ1点、久米川駅の南口の第二駐輪場の例えば出入口のスロープに見られますように、駐輪場の構造によりまして利用客の利用率が大きく変わってしまうといいましょうか、そういうふうな影響があるというふうに思いますので、この辺についての御配慮を最後にちょっと承りたいと思います。また、今行われております有料駐輪場の関係の市民要望といたしまして、やはり開設時間の延長等の考え方、これについても西口についても伺いたいと思います。
◎都市建設部長(中村政夫君) 再質問に御答弁させていただきます。
久米川駅の南口の有料駐輪場の関係でございますけれども、議会開催のたびにいろいろ御指導をいただいておりますけれども、何か思うような成果が上がってなくて大変恐縮に思っております。あの駐輪場をどうしたら有効的に使えるのか、また使っていかなくてはならないのかという立場で、私ども都市建設部の中でもいろいろ協議はした経過がございます。1つは、出入り口の問題、かなり急な何というんですか、スロープになっておりまして、そういう面では使いにくいのかなと、そういう中から、しからばどういう形のものがいいかということで、建築課の職員にもいろいろ検討をしてもらっています。考え方としては、何と申しましょうか、駐輪場の東側の方へ円形ではなくて、真っすぐ上がるような形が使いやすいのでないか、こういう考えに成り立つわけでございますけれども、それをやることによって、1階の自動車の駐車場に大体3台ぐらいの影響が出てくるようでございます。この辺の問題について、建物所有者の方々と今後そういう問題も含めて、私どもは今の状態で決してよくないというふうには認識しておりますので、何とか改善策がとれるように努力をしていかなくちゃならないということでございますので、ぜひその点御理解をいただきたいと思います。
また、もう1つ使い勝手の問題で、このスロープを直せばすべて入るのかという観点からもいろいろ検討しているわけでございますけれども、あの場合、行って人の通勤・通学の流れを見ていますと、どうしても朝というのは新宿の方へ向かう方がおりまして、人の流れからして場所的にちょっと考えさせられる問題も率直にございます。ただ、久米川駅周辺につきましてはスペースというか、場所が非常にないものですので、これは有効に使用しなくてはなりませんので、今の御指摘も含めて何とか早いうちにいい方法が見出せるように努力をしてまいりたいというふうに考えております。
それから、新しい駐輪場も含めての管理の問題でございますけれども、皆さん方が利用しやすいような立場で考えなくちゃいけませんし、管理をお願いしている業者というか、受託される方々の問題もあるわけでございます。今の御質問を受けまして新しい駐輪場も含めて利用しやすいようなことを検討してまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) ほかに質疑ございませんか。国分秋男君。
◆28番(国分秋男君) 歳入の方から質問いたします。
市民税の問題ですが、先ほどお答えでは、企業会計で今後の増収見込みは1億 1,500万円余の増収が見込める、このように答えております。そこで私聞くんですが、問題なのは法人税でございます。法人税は大体3月決算が圧倒的に多いわけですが、この法人税の問題で先ほどお答えでは、今後の推移を見ながらというふうなお答えでありましたが、もう少しはっきりお聞きしたいんですが、推移を見るということは今のところわからないというふうに解釈できますけれども、実際上法人税が先ほど言ったように3月決算ということでありますから、現状の中で法人税が増収が大幅にアップするのか、そうじゃないのか、この辺についての見通しについては今後の推移を見るということだけではなくて、その辺もう少し明確につかんでおりましたらお答え願いたいし、また明確にしていただきたいというふうに考えます。
それから地方交付税の問題ですが、やはりこれも先ほどいろいろ企画の方からお答えがありました。基準財政需要額の中に土地開発基金、それから地域福祉基金、それから財源対策債償還基金等が算入されておる。説明の中では、この財源対策債償還基金が91年度でなくなるのではないかという意味のお答えがありましたが、私が知るところでは、これだけではなくて、土地開発基金とか地域福祉基金等々が91年度限りで法改正される、そのように聞いております。先ほどの答弁ですと、財源対策債償還基金がこの基準財政需要額に算入されないという、その前提で地方交付税が約12%ぐらいダウンするだろう──私の聞き間違いなら後で訂正してください──というふうにお答えしておりますが、もしその他の基金が91年度限りでなくなりますと、もっと大きい影響が地方交付税に出てくるのではないかということを考えますので、その点についてぜひ聞かせていただきたいと思います。
同時に財源対策債償還基金とか、その他を基準財政需要額に算入するということは、これは自治体の要望ではないはずですよね。国が勝手に──勝手にというといろいろ言われるかもしれませんが、国が指導して、行政としてそれを受け入れたというのが実態だと思うんです。そういうことで、この問題について、国が指導して行政が受け入れざるを得なかったという、この点について、行政としてはどのように受けとめておるのか、このことをひとつ聞きたいと思います。
それから、同時に、財源対策償還基金、その他今言った他の2つの基金、これをこの設置を自治体に国が指導する、指導した。指導するというと聞こえはいいんですが、実態は自治体に強要したというふうに私は見ます。そういうことですから、それが結果的に、後でまた私の質問に出てきますけれども、さまざまな基金等々という形になってきておる。そうすると、当然のことながら、俗に言う、これはやはり一つのため込みの手法だというふうに言われても、私弁解のしようがないのではないかというふうに思うのでありますが、その点についての行政の考え方についてぜひお聞かせいただきたいと思います。
それから、歳入の21ページでありますが、民生費補助、これは都補助ですね。先ほどこれについても単価アップ云々というふうにお答えしておりましたが、これを見ますと、歳入歳出、1事業を除いてほとんど同じですね。これはまさに入って出た。ツーペイということになりますが、私はここでお聞きしたいんですが、そろそろこの7事業ということでありますが、この作業所、7つの作業所について行政としても、ただ単に東京都が単価アップしたからイコールアップということではなくて、市単の上乗せを考えてはいいんではないかというふうに考えます。そうすると、ただ市単の上乗せということになりますと、無原則的になりますので、やはり要綱等をつくってきちっと決めて市単の上乗せを考えるべきだというふうに思いますが、この点についてのお考えをぜひ教えていただきたいと思います。
それから29ページ、繰越金でありますが、これも先ほどの説明がありました。3月議会で専決された。その専決された残りの2分の1、これが繰越金として入っているわけですが、これを私たち共産党議員団は、この繰越金の2分の1を財調とか何かに過去には入れておった。今後もそうかもしれませんが、そういうふうに2分の1をどうこう、財調とかどうこうということではなくて、あくまでも繰越金は繰越金としてやはり全額やるべきだ。そしてこれは繰り返して我々聞いておりますけれども、市民の皆さんが本当に小さいさまざまな要望をしておりますから、その要望にこたえる方向でこのお金を使うべきだというふうに思いますが、その点についてのお考えをお聞きしたいと思います。
それから31ページでありますが、防火貯水池設置工事負担金、金額は 300万円ですが、恐らくこれは多分野口町2丁目の31番地、例の高圧線鉄塔下だというふうに思いますけれども、その経過と現状についてぜひ教えていただきたい、かように思います。
それから歳出へ入ります。41ページの庁舎施設補完工事増、これについてぜひ中身について、補完工事の中身について教えていただきたいというふうに思います。同時に、18日の一般質問でも、これから私が聞こうとすることについては、企画もそれらに答えておりますけれども、庁舎の全面的な改築というんですか、改造というんですか、これは一般質問だけではなくて、いろいろちまたでも言われているようでありますが、具体的な計画があるのかないのか。あるとするならば、その中身、例えば着工年次とか、総額等々、恐らく考えているというふうに思いますので、これについて教えていただきたい、かように考えます。
43ページ、駐輪場整備工事ですが、これもお二方から聞かれておりますので、その点は避けます。簡単に聞きます。まあ2段ラック式と、非常にこの点では所管の苦労は大変だったというふうに思います。そこで聞きますが、私たちは駐輪場についてはあくまでも無料ということを年来主張してまいりました。2段ラックということで、さまざまな条件はあると思いますが、この西口の新設駐輪場についても使用料を取らないという立場を貫くことはできないのかどうか、そのようなことを伺いたいというふうに考えます。
それから43ページの公共施設等建設基金積立金、先ほどの企画の答弁では約22億円余と、現在高、このようにお答えされておりますので、まず間違いないと思いますが、この基金について今後とも引き続き積み立てるおつもりなのかどうなのか、この点まず第1点聞きたいと思います。
それから、当面この基金の運用、この問題についてでありますが、私はいろいろ聞いても、当面運用の目標はなさそうなんですね。強いて言えば、強いて言うならば、秋水園関係、これに相当のお金が必要だろうというふうなことが聞こえてきますけれども、要するに当面の運用はないというふうに思いますが、この点についての考え方。同時に、近い将来──近い将来というのはその人々の判断によって、近い、遠いの判断はいろいろ違うと思いますが、その近い将来、この公共施設等建設基金積立金の運用のめどはあるのかどうなのかについて、ぜひお聞きしたいと思います。
それから43ページ、生産緑地実態調査等電算委託料です。これは今議会でも一般質問等々でいろいろ話題にされました。要するに法改正による事業だと思います。そこで聞くんですが、 216万 3,000円の支出でありますが、私は率直に思うんですけれども、この法改正によって事務量が大幅にふえる。同時に電算委託料もふえる。これはことしだけではなくて、来年度がまさにピークではないかというふうに思うのでありますが、本来ならばこれは当然補助対象、国や都の補助対象になるべき私は性格のものだと思っているんです。ところが聞いてみると、現状では補助対象ではないということでありますので、どうも国や都の、もっとはっきり言っちゃえば、近郊農村の経営を危なくするような、そういう法改正に対して、私たちはやはり物を申さねばならぬ、そういうふうに考えますので、この点について補助対象が現況ないけれども、今後あり得るのかどうなのか、これについてお聞きしたいと思います。
それから、公衆浴場入浴券の補助です。これは増ですね。 464万 8,000円増額です。これもいろいろ聞きますと、単価アップ等と言われておりますが、実際上 464万 8,000円という、これは大幅な増額でありますから、公衆浴場券の補助としては、本来ならばこれは当初の時点で正確に人員が把握されてしかるべきだろうというふうに思うんですが、ただ単に単価アップ、人員増ということだけでは了解できない点がありますので、その点についてひとつお答えいただきたいのと、それから運用の面です。この受給券の券の運用の面で、いろいろと問題があるというふうに私は聞いております。そこで、今後のこの受給券の管理、同時に活用について所管としてはどのように対応なさるおつもりか、これについてお聞かせいただきたいと思います。
55ページ、脳性小児麻痺者等介護人派遣事業、先ほどこれは所管もそれなりにお答えしておりましたが、もっと詳しく御説明いただきたいと思います。中身についてね。ぜひよろしくお願いします。
61と、それから71、白内障人工水晶体助成事業、これは新規事業でありますね。61ページでは 100万円、先ほどの説明ですと65歳以上、収入限度がある。そして1件5万円限度額で20件というふうにお答えしており、P71では48万円という助成額です。これについては、非常に私は評価いたします。既に昨年我が党の佐々木当時議員が、一般質問でやりましたが、この実現を見たということでは評価いたします。同時に市内の一定年齢の人々の多くの方々は、これが実施されることによって非常に喜んでおります。そういう意味では、私は所管の努力を非常に可と評価するものであります。
そこで聞くんです。1件5万円、それで20件ということでありますが、もし年度内に20件以上の申し込みがあった場合どのように対応なさるおつもりか。
それからもう1点、先ほど収入限度額ということだけで、収入限度は幾らかということについてお答えしておりませんので、一体全体現状の中で収入限度額とはどのくらいなのか、これについてもぜひお聞きしたいと思います。
65ページ、ひとり親家庭医療費助成の問題です。これもやはり先ほど鈴木議員が聞きましたが、返還金 193万 7,000円ですね。私はここでちょっと聞きたいのは、問題は、要するに東京都との差額の返還ということだけで事は済まない中身ではないかというふうに思うんです。それはどういうことかといいますと、この制度があるということを対象者の母親がよく知らないということではないのか。そういう心配があります。ですから、そういうお母さん方、対象者がなかなか十分に知らないということのために、申請がされていない。本来ならもっとこういうお母さん方がいらっしゃるのではないかというふうに思いますが、1つはやはりそういう点からいって、この制度に対するPRが不足しているのではないか、このように思いますが、ぜひその点お答えいただきたいと思います。
それから67ページ、富士見文化センターの問題ですが、これは同じく 103ページにも仮称富士見公民館運営費という形で出ておりますので、あわせてお聞きいたします。67ページ、運営費の中の電子複写機使用料6万 2,000円、それから 103ページ、公民館運営費、その中に電子複写機使用料36万 3,000円と出ております。どっちにしても、現状では金額はそう多くありませんけれども、要は、同じ器の中で、同じような機械を使う。にもかかわらず、片方は市長部局だと思います。片方は教育委員会関係というふうに思います。これについては今議会当初の条例一部改正の際にも我が党の小松議員がつぶさに聞いておりますが、そのことがこの補正で全く見事に証明されたといって私は言い過ぎではないだろうと思います。まさにそういう点で、今後このことが同じ建物の中で働く職員が1台の機械を使うにもそういうことでありますから、大変混乱を起こすのではないかというふうに思いますが、その点いかがですか。ぜひ明快なお答えをいただきたいと思います。
77ページ、ごみ施設補修工事であります。これは当初予算では1億円でしたから、 7,300万円余補正増ということで、1億 7,307万 6,000円ということになります。そこで、これだけの補正をしなければならなかったということは理由が確かにあるんです。ただ、残念ながらその理由の説明が十分されておらないので、それについての説明をひとつお願いしたいんです。同時に、新しい炉が建設され、完成するというのは、聞くところによりますと平成8年度完成、供用開始は恐らく次の年になるでしょう。そうすると現在の炉は直しながら、補修しながら、少なくとも、遅くとも8年までは使わざるを得ないということでありますから、当然のことながらこの補修としての年次計画があってしかるべきだろうというふうに思うんです。
例えば先ほど言ったように、当初で1億円、9月補正で 7,300万、また10月、3月どう組むかわかりませんが、そういうふうな無計画的なことではないはずだというふうに思いますので、その辺のことについて、要するに補修の年次計画について、恐らくあるというふうに思いますので、ぜひ教えていただきたい。
同じく79ページ、これはやはりし尿施設です。やはり補修工事です。これも同じ観点から聞きます。平成5年に現在のし尿処理施設が大幅に変化して、新しい施設が完成するというふうに聞いておりますが、やはり老朽化しているというふうにも言われておりますので、これについての補修計画もあってしかるべきだ。これもやはり先ほどの質問で言いましたが、途中で今回の補正で 1,445万組まれていますよね。そういう意味でもまさにこの補正を見る限りでは場当たり的な補修というふうに見ざるを得ないんですが、しかし、これも恐らくそうではないだろう。あくまでも補修年次計画があるだろうというふうに思いますので、この点についてぜひお聞きしたいと思います。
81ページ、商工業振興対策事業費、これもお二人の方が聞かれました。要は八坂商協ということでありました。私はそういう意味で非常に結構なことだというふうに思いますが、問題は、今後まあ20店舗以上ということでありますけれども、どのように商工業振興策を拡大していくのか、その方向、それについてぜひ聞きたいというふうに思います。あわせて、私昨年八坂商協の問題との絡みで、振興策との絡みで、八坂駅の改修を含めた八坂駅前再開発の問題で質問しております。実はぜひこの振興策、これだけの問題ではなくて、ぜひ駅前再開発をやってくれという商店会の強い意向があることは御承知と思います。もしそういうことが具体的な計画にのった段階で、地元商店会の人々は大きな協力を惜しまないということを言っておりますので、いろいろ昨年の一般質問の段階では問題があるということはわかっておりますけれども、やはりなるべく早くあそこの八坂駅前の再開発をすべきだろうと思うし、そのことが久米川駅から八坂駅までの一直線の商店会振興策について大いに役に立つんだということは、だれもが見ても納得できるし、当たり前だと思いますので、この点についてぜひお答えいただきたいと思います。
それから89ページ、東村山土地区画整理事業関連事業問題です。この関連で府中街道拡幅測量委託料、これについては先ほども説明がありました。私簡単に聞きます。問題は、五、六年先に多分東京都がやるというふうなことが言われておるようでありますが、先行投資ということで市がそこを測量するわけでありますから、本来ならば東京都がお金を出して自分のところで測量する。それは当たり前だし、そうであるはずです。それを言うならば市が立てかえて先にやるわけですから、いかな 600万円といえども、やはり筋を通すためには都に──これはちょっといつごろかはわかりませんけれども、やはり返せというのは当然だと思うんです。この点についてどのような見解をお持ちなのか、 607万 7,000円といえどもむだに使っちゃいけませんから、ぜひ都に返せということをどの段階でどのように働きかけるかについてお聞きしたいと思います。
それから西口の再開発、89ページの問題でありますが、これについてもやはり先ほど質問にありましたが、私はこの問題で一つ心配があるんです。そのことも含めて質問したいと思いますが、まず 1,000万円というのは調査でありますから、これはこれでいいんですが、問題なのは調査の段階からやはり地権者を含めた関係住民の皆さんの意見は聞くべきだろうというふうに思います。いつの段階で聞くかということは時期的になかなか難しいということはあるかもしれませんが、やはり基本は住民、地権者の意見を聞くという立場を崩してはならないというふうに考えます。そうでなくても、例えば久米川地域のあの地区計画についても、あれほどいろいろコンセンサスを得ながらも失敗したという苦い経験があるわけですから、そのようなことを繰り返してはならないというふうに思いますので、ぜひその辺をお聞かせいただきたいのと、問題なのは、駅前再開発となりますと、必ず大型店とか、特に駅前ですから鉄道事業者が顔を出してくるでしょう。間違いないと思いますね。そうなってきますと、中身はいろいろあると思いますけれども、あくまでも行政が主導型の駅前再開発でありますから、鉄道事業者や大型店に振り回されちゃいかぬというふうに私思います。その点を今から心してかからにゃいかぬというふうに思いますので、その再開発の問題についての市としての基本的に方針、これについてお聞かせいただきたいと思います。
それから99ページ、三中、五中のコンピューター室改修工事 3,192万 3,000円の問題です。これは当初で 2,215万 2,000円組んでおりました。そこで聞くんです。 3,192万 3,000円というと、補正としてはちょっと大き過ぎるというふうに考えますが、これはコンピューター室改修事業工事の見積もり違いなのかどうなのか。また設計変更なのか、これについてもぜひお聞かせいただきたいと思います。
最後、 110ページです。予備費でございます。2億 9,484万 8,000円予備費に入れました。聞くところによりますと、人件費等に充てる。その必要があるというふうに聞いておりますが、それも私はあると思います。ただですね。ただ、これはその他の基金との関係もありますけれども、繰り返しますけれども、現在市民要望は非常にさまざまな問題が出ております。それは私がここで一々申すまでもなく御承知と思います。例えば私ごとで申しわけございませんが、私のせんだっての一般質問で、市内被爆者在住者に対しての見舞金などを出してはいかがか、そろそろ考えてはいかがかというふうに聞きましたが、残念ながら色よい返事はいただけませんでした。これだけの予備費があるんです。そのほかに基金もあります。だから、言うならばそのほんの一部、これを充てるだけでも本当に被爆者の皆さんには喜ばれるはずです。
例えば1人見舞金1万円とする。1人見舞金1万円としますと、市内にいらっしゃる被爆者の方々は 103人から5人でしょう。そうすると 103万から5万で間に合うんです。私はこれだけのお金があるんですから、このくらいのことはせめてやってもおかしくはないんじゃないかというふうに思うんですが、まさにお金とはそういうふうに使うんだと思うんです、予算とは。その点についてぜひ、一つのこれは例ですから、ぜひ行政としての基本的な考え方をお伺いします。
第1回目は以上です。
◎市民部長(入江弘君) 市民部に2点ばかり御質問がありましたので、お答えをさせていただきたいと思います。
まず第1点の法人税について、大幅なアップあるいは減があるのかという御質問でございますけれども、3月決算に影響します5月、6月の調定を見た限りでは、前年に比べて多少増額だというふうに見ております。ただ、業種の内容を見ますと、機械器具製造業、その他の小売業などが増額にはなっております。電気・ガス等、不動産業などが減額と、それから銀行であるとか、あるいは信託業はやや減で横ばいと、こんなふうな状態になっております。したがいまして、景気の動向もちょっと陰りがあるようなところも見え始めておりますので、私どもとしては当初の見込額は何とか達成したい、このように考えております。
それから2点目の、81ページの商店街の活性化ということで、拡大の方向はどうなのかということですが、まず第1点としては、先ほどお話をしましたように、ルート 347、モザーク久米川と、今回八坂が終了しますと、ちょっと中があいてしまうということがありますので、その中を何とか埋めて1本につなげていきたい。1本につなげて活性化の方向に持っていきたい。それから第2点目としては、やはり今後の考え方としては、駅がやはり核になってくるべきだろう、このように思いますので、やはり駅を中心とした何というんでしょうか、の発展、こういったものを検討してまいりたい、このように思っております。
◎企画部長(池谷隆次君) 交付税の関係で、財対債基金費が外れたら12%下がるというふうには申し上げた覚えはありません。基金がなくなるとダウンするのではないかということは、当然それは予想されることです、というふうに16番議員さんに御説明申し上げました。
それで、強要ではないかというような観点からの御質問があったわけですが、特に財源対策債償還基金費につきましては、いわゆる財源対策債として発行された起債の毎年度の償還費、これを毎年度の需要額に入れるという仕組みになっておったわけです。その部分を地方財政健全化という名のもとに、将来償還すべき金額を一括して今回基金費として交付税に算入した。したがって、地方団体はそれを減債基金に貯金をしておくべきである。その貯金を毎年度おろして返していけばいいではないか、こういう考え方になっているわけです。
しかし、そうだとすれば、私どもは本来その起債の繰り上げ償還を認めるべきではないかというふうに考えたわけでございまして、それは道が開かれていないわけです。そのところと、平成元年度は御存じのとおり、初めてその基金費が算入されましたけれども、実際は調整不交付で、交付税の交付額がないという状態の中で、我が市としてはそれはしないということに判断させていただいた経過がございます。
そんなところでありまして、基本的には交付税は一般財源ということになっておりますので、強要はされておりませんので、東村山市としてはこの貯金はしないということで決めておるわけでございますけれども、地方財政健全化のためという点は理解できるんですが、若干異論、あるいは御意見のある部分かなというふうには思われます。
また、ため込みではないかということでございますが、これとは全く性格が違うというふうに考えております。
次に、歳入の繰越金でございますが、繰越金の2分の1を下らない額をというのは、御存じのように、財政調整基金条例21項、それから地方財政法7条で明定されている取り扱いでございますので、御質問の趣旨がちょっとわかりにくいんですけれども、それを積んだ残りは全額今回計上している次第でございます。
それから、歳出の方で庁舎の施設補完整備に関連いたしまして、庁舎計画について御質問がありました。再三御論議いただいておりますように、基本的には市役所の庁舎は整備していきたい、またいく必要があるという認識に立っているわけです。現在第3次実施計画上は、平成5年度には何とか工事に入りたいものであるというような枠組みになっております。ただし、これは非常に大きな事業でございまして、関連事業としては市民センターの整備のあり方、これとの一種ワンセットで考えていく必要がある事業でございまして、この辺の内容については現在検討させていただいているわけでございます。したがって、この辺の年次計画あるいは内容というのは、もう少しお時間をいただいて具体化すべきものでありまして、そういう方向にはございますが、詳細な御提案は今後であるというふうに御理解いただきたいわけであります。
それから、公共施設整備基金でございますが、これは先ほども16番議員さん、また10番議員さんにも御説明しましたとおり、私たちとしては長期・中期的な財政運営、また財源の蓄積、調整弁、こういうことを考えますと、非常に有効活用すべきである。その諸背景は財政の全体の姿がございますし、市の各事業に対するニーズというものを十分考えていく必要がございます。特にこれは大型、大規模な事業についての財源の担保が、このことを必要性を高めております。東村山としましてもここで少なくも秋水園計画なり、先ほどの中心地区整備なりについては多額の財源充当ができるかどうか、ここが一つの大きな課題になっておりまして、むしろこのことは行政の財政運営の、あるいは事業を達成していくその仕組みとしては、議会としてもむしろ積極的に積みなさいという御意見が出てしかるべきでないかというふうに私は考えるのでありますが、ちょっとどうも御意見が若干違うようでございますが、そういう意味で、当面は御説明しているとおり、富士見文化に予定し、近くその辺の活用についてはいろいろ御指導いただく時期になってきているということを申し上げたいと存じます。
それから予備費でございますが、予備費に今回2億、約3億弱を計上させていただいた理由は御説明したとおりでございます。確かに御質問のようにお金というものはという、そういうお考えも、これはこれで理解できますけれども、御質問に具体的な取り上げられた内容につきましては、既に御質問がございまして、市長からも考え方を申し上げておるところでございますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) 大分時間がたっていますから、そこらを気をつけてやってください。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 歳入の21ページ関係で、東京都の精神障害者共同作業所訓練事業費補助金、これが 166万 3,000円ほど追加させていただいておりますけれども、これにつきましては先ほども10番議員さんにお答えさせていただいた他の作業所等とも同様な考え方でございまして、その辺は省略させていただきますが、市といたしましてはやはりこれまでの都の訓練事業等の補助基準を前提として考えておりまして、それぞれの作業所の経過や実績等を踏まえて市の補助金額を決めている。こういうことはこの前の一般質問にもお答えしたとおりでございます。要綱等を作成しまして、その基準を明示しながらできるだけ運営しやすいように市の方でももっと努力すべきだというような内容のお話だろうと思いますけれども、補助金額の少ない作業所につきましては底辺の引き上げ等を目指して努力をいたしてまいりたい、これはそのとおりでございます。
特にそれぞれ作業所におきましては面倒を見ておられる指導員等の方々の御努力もあるわけでございまして、本年度以降につきまして低い補助率の作業所について、その見直しをするということにつきましては、私どもといたしましては一層いろんな面で努力はいたしていきたい、そのように考えておりますので御理解いただきたいと思います。
それから2点目に、公衆浴場の51ページの入浴券補助事業費ということで、今回 464万 8,000円ほど追加させていただいております。これにつきましては御案内のとおり、65歳以上のひとり暮らしの老人の方に1カ月8枚、生活保護者の方に1カ月4枚を補助しているものでございまして、生活保護者の方につきましては東京都より直接年間60枚、月に直すと5枚でございますけれども、それらが別途に支給されているというのは御案内のとおりでございまして、単価につきましては 310円から 320円に引き上がったということで、今回追加をさせていただいておりますが、65歳以上のひとり暮らし老人の自然増がございます。それからこれらにつきましてのPRも、前、これまでは年1回のPRをしておりましたが、ことしから年2回4月と9月にいたしております、市報を通じまして。それから老人福祉課の方で出しております「暮らしの泉」等におきましても、それらのPRに努めて、窓口あるいは金融機関等の窓口にも置かせていただいている。医療機関等にも置かせていただいている、こういうことでございまして、申請主義でございますので、予測はつかみづらい部分もございます。生活保護の部分につきましては確実につかんでおりまして、当初 414人が 420人ということですから、6人だけの誤差でございます。そのほかにつきましてひとり暮らし老人の方で若干人数が多かった、こういうことで御理解をいただきたいと思います。
ただ、その中で、これの運用管理の問題について御質問いただいたわけでございますけれども、私どもも運用管理につきましては今の文書で周知するとか、あるいはそのほかの方法で手渡すときに言ってもらうとかいうことで対応はいたしております。したがいまして、これらについてはいろんなプライバシー等の問題がございまして、難しい要素がございます。ぜひそういう場合をお気づきになりましたら、ぜひ御注意をしていただきたい、そんなふうに思いますので、御理解賜りたいと思います。
それから3点目に、重度脳性麻痺者等の介護人の派遣事業費についてお尋ねがございました。ページは55ページでございますが、増額内容につきましては3点ございまして、1つとしては単価の増、2つとしては回数の増、3つとしては対象者の増でございまして、内訳といたしましては 4,500円が 4,770円、月20回が23回、8人が11人、このような内容でございまして、補正後の額が 1,385万 3,000円とさせていただいた内容でございます。
次に、4点目に、65ページのひとり親家庭の医療費の助成事業の都の返還金について御質問いただきました。既に10番議員さんにもお答えいたしておりますので、簡略にさせていただきますが、都の医療費の確定額に基づきまして 1,056万 2,000円でありましたので、実績の 1,249万 9,000円で組んでおりました部分を実績に置きかえたという差額分でございます。また、この制度につきましては毎年市報に掲載しておりまして、そのほか保育課に児童扶養手当の申請にひとり親の方がおいでになられたときにも、来庁したときに福祉課でひとり親家庭医療の申請をするようなPRの方向をとっておりますので、御理解をいただきたいと思います。
それから5点目に質問ございました児童館の関係でございますが、富士見児童センターは御案内のとおり、公民館と併設でございまして、その管理費と運営費に分かれておりますが、67ページには児童館部分の関係、そして 103ページには公民館部分の関係がございます。あわせて私どもの方でお答えさせていただきますが、児童館の方のファクシミリを予定しておりまして、これは5年間の賃貸借を予定しております部分でございまして、1万 2,000円の5カ月、11月から3月ごろまでの予定をしております。それに消費税を上乗せしました6万1,800 円、約6万 2,000円が設置費を含めて計上させていただいた内容でございます。
なお、公民館の方につきましては複写機のゼロックスの賃貸借料を公民館予算で計上した。御案内のとおり、これは維持費、コピー料金、契約基準額等から出しました36万 3,000円でございますが、このように計上させていただきました。
御質問の予算が公民館あるいは児童館と分かれていて、運営上の支障を来すのではないかとか、あるいは同じ建物の中で働く云々というのがございましたが、ともにこの前も申し上げましたとおり、複合施設のメリットを十分に生かしながら、今職員の方でも一生懸命に対応いたしているところでございますので、おっしゃられましたようなことはないわけでございまして、私どももこの備品、消耗品、器具等についての共同利用については十分に図ってまいりたい、そのように考えておるところでございます。
以上です。
◎保健福祉部参事(萩原則治君) 老人性白内障人工水晶体等の助成事業についての御質問をちょうだいいたしました。20件以上の申し込みがあった場合どうなのかという御質問と所得制限の関係だと思いますが、まず1点の件数の関係ですけれども、この点につきましては申し込み状況を見ながら対応していく考えでございます。また、所得制限の関係でございますが、これは対象者の関係になりまして、当市において生活保護受給者と所得制限につきましては一定の所得制限基準表を設けていきたい。これは御案内と思いますが、マル福の所得基準に準じて考えております。例で申しますと、本人のみですと 228万円を超えない者、こういう対象になります。
◎都市建設部長(中村政夫君) 5点につきまして御答弁させていただきます。
1点目の、西口の駐輪場の設置に向けての使用料の問題でございますけれども、最終的には使用料審議会等の御指導をいただきながら、決定というか、判断させていただきますけれども、私どもの考え方といたしましては使用料をいただくということで進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
次に、生産緑地絡みで国、都の補助の問題でございますけれども、今回、 216万 3,000円の予算計上させていただきました。内容的にはほとんど事務経費になってくるわけでございまして、今東京都等の説明の中では、国の補助はないということは、事務的には言われております。とはいえ、国の方でこういう援助をしていただくことが望ましいと思いますので、その辺は会議というか、そういう場を通しながら要望もしていきたいし、期待もしていきたいというふうに考えておるところでございます。
3点目に、八坂駅周辺の再開発の問題で御質問いただきました。大変大きな問題でございますし、八坂商協の方々からもどうなんだということのお尋ねがあったことも事実でございます。現在府中街道の拡幅の事業が特に八坂周辺は大変おくれております。また八坂の駅舎の問題も東京都、また鉄道側の方の内容を聞きますと、十分まだ詰まってないということも把握してございます。それらの動向を見ながら、できる限りいい町づくりということで、今後の大きな課題にさせていただきたいわけでございますけれども、動向を見た上で都市計画審議会あるいは議会等の御指導をいただきながら、考え方を出させていただきたいというふうに考えているところでございます。
次に、府中街道の拡幅の関係でございます。御質問にもありましたとおり、都道なので東京都で測量すべきではないか。基本的には私もそうだというふうに考えます。ただ、先ほど御答弁させていただいたとおり、かなり拡幅が先になるということ。そしてまた、今私どもが地権者の方々にお世話になって取り組んでおります東口の土地区画整理事業の関連部分について、東京都の協議の中で先行買収ということで、市としてもかなりのメリットがあるというふうなことで、今回このようにさせていただきましたので、御理解もいただきたいし、欲というか、今後の問題としては今御質問のあった点について、できる限りそうしていただきたいなという気持ちは持っておりますので、その点も御理解をいただきたいと思います。
最後に御質問のありました西口の再開発の問題でございます。当初予算といたしまして勉強あるいは学習を重ねて、基礎的な調査をしてみたいということで 500万円を計上させていただきました。その後各種の調査を行い、また東京都との方の協議の中で、将来法定再開発として国の補助採択を受けるためには建設省の実施要綱に基づいた調査を行うことが、結果的には経費の節減になり、ベターであるというふうな判断から、今回このような調査費用をお願いしたところでございます。
御質問にもありましたとおり、住民の方、また商工会、いろいろな方々の御意見を聞くというのは大変大事な問題でございますけれども、一定のお話のできる資料づくりというものが大事だと思っております。かなり時間もかかるかと思いますけれども、今御指摘のあった住民の御意見ということは尊重しながら、そういう場づくりはしていきたいというふうに考えているところでございます。
◎総務部長(市川雅章君) 私の方から2点お答えをさせていただきます。
まず第1点目は防火貯水槽の件でございますが、これは電源開発によります野口町2丁目31番地先にございます。送電線の鉄塔の建てかえ工事によるものですが、この同社の敷地の一部を市で防火貯水槽用地として使用しておるわけですが、このたび土地の返還と、それから貯水槽の撤去が求められました。地域消防及び防災対策の見地から電源開発と協議をいたしまして、次の2点を集約したわけでございます。
1点目は、新設する防火貯水用地については、電源開発所有地、野口町2丁目32番地1のうち 28.83平米内に設置いたしました。当該土地は電源開発所有地に挟まれます市道 271号線の3の土地と等積交換をするということと、それから2点目には、防火貯水槽の設置及び撤去については、設計管理施工は市で行いますが、その費用については全額電源開発株式会社が負担する、こういう2点を集約しました。設置工事につきましては 28.83平米の中に40立米の防火貯水槽を設置するわけでございますが、民地との余裕がないものでございますから、崩れるおそれがあるということから、周囲全体にH鋼、それから横矢板土どめを設置いたしました。貯水槽工事に当たる、こういうことでございまして、それの増と、それから人件費、それから材料費等のアップによるものでございます。これが約 233万 3,000円ということと、それから撤去工事に伴います追加分として約73万円。こういうことでございます。10月末までには竣工の予定だ、こういうことでございます。
それから2点目の庁舎施設の補完工事の関係でございますが、これは2カ所ございます。1つは、庁舎南側にあります地下タンク返油管の漏洩に伴う警報装置の設置工事でございまして、昨年末に地下タンクの配管の気密漏洩検査を実施いたしましたが、返輸管の一部に漏洩が発見されました。返輸管は25ミリ管で、地下に埋設されておるわけですが、返輸管の漏洩工事をすると、非常に莫大な費用がかかるということで、消防署とも相談いたしましてサービスタンクが満杯になったときに、警報を発する警報装置を設置すればよいという御指示をいただきました。サービスタンクに液面リレーの警報装置を設置する。この工事費が 298万 9,000円ということでございます。それからもう1つは、財政課、会計課のパソコン入れ替えに伴います電源の設置工事でございます。現在使っておりますものは既に限界にきておりまして、機種変更に伴いまして既設の電気容量では不足する、こういうことで電源工事を行うものでございます。これの予定価格が63万 9,000円ということでございます。合わせまして 362万 8,000円、こういうことで補正をさせていただく内容でございます。
以上でございます。
◎環境部長(小暮悌治君) 77ページのごみ処理委託、78ページのし尿処理費についてのお尋ねがございました。順を追って御回答をさせていただきます。
まず焼却炉につきましては、連続燃焼式で、平均稼働年数は約15年と言われております。当市のごみ焼却炉は昭和56年9月に竣工いたしまして稼働後本年9月をもって満10年を迎える施設でありまして、最近のごみ量の増加、ごみ質の変化による高カロリー化等、焼却炉には厳しい条件が重複しております。また、粗大ごみ処理施設、破砕機でございますけれども、昭和52年3月に竣工し、稼働後満14年を経過をいたしており、老朽化が進んでおります。引き続き適正処理、処分のための必要で欠くことのできない機能維持のための工事でありますので、御理解をいただきたいと存じます。
そこで、今回補正をお願いする内容につきましては、ごみ処理施設として、焼却炉関係で9項目にわたる補修工事を実施する内容でございまして、主なるものにつきましては電気集じん機の補修とか、あるいは1、2号炉の乾燥、段差壁の耐火レンガの積み替え補修、さらに1号炉の燃焼段両わき壁のレンガ積み替え補修と、こういうふうなことを含めて、9項目にわたる補修を行いました。その経費が 4,510万 1,640円、さらに粗大ごみ施設、破砕機でございますけれども、これは3項目にわたる補修を行うことになっておりまして、破砕機の圧縮ぶた、ボソシャフトの交換の整備、さらにごみ選別ホッパー用油圧シリンダーの交換等、さらに照明器具の増設等を図る内容でございまして、 2,797万 4,000円、合わせましてごみ処理費として 7,307万 6,000円の計上をお願いしているところでございまして、これらにつきましては毎年点検、診断の中から、一定の内容については当初予算で計上させていただいてまいっておりまして、予算の編成といたしましては当初予算に組むべきものは当初予算にという考え方で進んでまいりましたけれども、今回平成3年度予算の中ではこのような結果になったということで御理解をいただきたいと存じます。
次に、し尿処理関係の内容でございますけれども、し尿処理関係についても、2項目にわたる工事を行うわけでございまして、それは微細目スクリーン更新工事と、これが 1,028万 1,000円、さらに余剰汚泥の脱水機分解補修工事に 416万 8,410円、合わせまして 1,445万円の補正をお願いする内容であります。いずれも現状の施設の適正な管理をしていく上での機能維持のための補修工事でありますので、御理解をいただきたいと存じます。
次に、御質問の中にございましたこれらが年々どういうふうに計画整備されていくのかという内容でございますけれども、東村山市総合計画第3次実施計画においても、平成3年度から平成5年度までの3カ年間で焼却、破砕、し尿等の内容を含めて、3カ年間の総額が3億 7,947万 6,000円を計画をいたしておるところであります。なお、平成6年から平成7年度までの2カ年間で約4億円が必要である、このように判断をいたしているところでございます。
いずれにしても、現状施設が老朽化しているというふうなことから、ランニングコストも新設に切りかえるまではやはりこれだけのランニングコストがかかるであろう、このように考えているところであります。
◎学校教育部長(小町征弘君) 三中、五中のコンピューター室の改修工事の増 3,192万3,000円について御質問をちょうだいいたしました。これにつきまして金額が大きいので見積もり違いか、あるいは設計変更なのかということでございますが、本件につきましては平成2年度の第3号、12月補正で実施設計を計上をお願いいたしました。その当時は、現在いわゆる提案説明の際に申し上げました、これはキューピクル、受変電設備の関係でございまして、当時は、現在のその当時の容量で足りるだろうという考えでいたんですが、設計が上がった際にコンピューター21台、さらに冷暖房を完備した場合に容量が不足だということが判明いたしました。そういうことで、三中、五中のキューピクルの増設を行いたいというものでございます。
ちなみに、三中は90キロワット現在あるわけですけれども、それを 120キロワットに、また五中では75キロワットを 105キロワットにそれぞれ増設するものでございます。ただ、ここで今あるものに対してもう1つ不足した容量を部分的に増するものではなくして、消防署の強い指導によりまして、一つのものにしてしまうということでございますので、これだけの金額を要するものでございます。
以上です。
○議長(遠藤正之君) 国分議員にお願いしますけれども、質疑の中で大分御意見が入っていますので、気をつけながら簡単に質問をお願いします。
◆28番(国分秋男君) 幾つか再質問させていただきます。
1つは、民生費都補助の問題です。先ほど7作業所で、1つ除いて出る・入るが同じだというふうに言いましたが、先ほどの答弁ですと、都の単価アップということで、まあ出る方も同額支出ということでありますから、あえて聞きたいのですが。都の方が単価アップしておるわけですから、それなりに、先ほどいろいろ要綱云々と言いましたけれども、それはともかくとして、それなりの単価アップがやはりあっていいと思うんですよね。都が上げた分だけくらいはやはりアップすべきだと思うんですが、その点についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
それから、これは市長さんにお聞きした方がいいと思うんですが、生産緑地の実態調査電算委託料、先ほど所管は、当然国、都に補助金を出すように働きかけていきたいというふうに御答弁いただきましたが、ぜひこれは市長さんのお答えをいただきたいのは、市長会等ではこの問題は取り上げられているのかどうなのか。決して小さい問題では私ないと思うんです。特に来年がピークだというふうに私申し上げましたので、ぜひ、もし市長会等でこれが話題になっていなければ、ぜひ強力に取り上げていただいて、市長会等を通じても国、都に補助金を出せという要望をしていただきたいというふうに考えますが、市長の考えをお聞かせいただきたいと思います。
それから、富士見文化センターの問題ですが、先ほど私は電子複写機使用料、児童館は管理費で、公民館は運営費というふうに言わなかったかもしれませんが、あえて言いますと、児童館は管理費で、公民館は運営費ということですが、ちょっと聞きたいんですが、これは1台のものをお互いにリースするんじゃないかと思うんですよ。そうしますと、片方は同じ機種、同じものを管理費扱いし、片方は運営費扱いにする。そもそもここで大変だということだけではなくて、もっと小さいことを言うならば、例えばコピーを使うのに、当然紙が必要だ。そうすると、児童館はコピー用紙はここにあって、これだけだ。公民館のコピー用紙はここにあってこれだけだ。お互い使い分けする。あるうちはいい。なくなったらよそから、児童館なら児童館がなくなったら公民館から借りるとか、公民館がなくなったら児童館から借りるとかいうことだってあり得るんですよ、これは。
そういうことを考えるとですね、職員さん含めて、将来混乱を招くおそれが出てくるのではないかという立場が、そういうことがありますので、あえて聞いたので、ぜひお答えいただきたいと思います。
それから、し尿の問題ですけれども、先ほど私質問の中で言いましたように、し尿については4年、5年で完成するだろうということを言いました。恐らく平成7年に公共下水道が全部完成しますと、市内のくみ取りは4%か、5%になるだろうと思うんですよ。それはお答えもあったように聞いております。それがますます進んでいきますと、くみ取りがますます少なくなるということが考えられますよね。そこで、それはいつの段階か私はここで定かじゃありませんけれども、そういう段階になったときに、秋水園のし尿施設を改築してそのまま使うのではなくて、言っちゃえば流域に直接流し込むという方法だってあるんではないか。そうすれば、素人考えですけれども、非常に経費も安く済むのではないかというふうに思うんですが、その辺の計画を一体どのように考えられているのか、ぜひお答えいただきたいと思います。
以上です。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 先ほどの共同作業所関係の補助金について、都が増額になった部分、市も合わせてというふうなお話でございましたけれども、あくまでもこれは基準を都と合わせておりまして、その部分都が今回増加いたした部分を全部歳出の方へ回させていただいております。したがって、そういう点では当初計上の部分から増加した部分については歳出の方へ充てさせていただいたということで御理解をいただきたいと思います。それで、さらに、あわせて市もそれと同じようにという御質問でございますけれども、現時点におきましては私どもの方もそういう形ではなく、増加した部分についてそっくり回していただきたい、そういうことで、その部分については歳出の方へ充当させていただいた経過がございます。今後につきましては、また十分検討させていただくということにいたしまして、今回の補正につきましてはそのような形で計上させていただいた内容でございます。
それから、67ページと 103ページになります児童館並びに公民館の関係の機器の関係でございますけれども、困難があるのではないかということでございますけれども、困難がないように私どもでは一生懸命対応させてまいりたい、そのように思っております。
◎市長(市川一男君) 生産緑地法、また一定の土地税制法の改正に伴う対応につきまして、補助金の導入をすべきではないか。市長はどういう考えだというような御質問でございますが、率直に言って、三大都市圏、いわゆる全国共通じゃなくて、三大都市圏の特定市における市街化区域内の農地の取り扱いということで、これは事実として大変な問題というふうな認識をして所信表明でも申し上げたとおりですが、いずれにしても、今の段階の中では、市長会に対して、また法律自体はもう施行されているんですが、政令とか、あるいは通達とか、これがまだ来ていない。実際やっていく場合に難しさがあるということで、各市が農地所有者に対する意向調査とか、各市とも市の財源の中でこれをやっていくために必要な事項ですからやっているというのが事実でありますが、市長会に対して東京都から、東京都のまた通達、省令が来てない中での、都としての方針というのもはっきり言ってまだ説明もございません。これらで事務的な説明という中では、都から各市担当の方にあるわけですけれども、その段階で部長が申し上げたように、都としても今の中では非常に予算というか、補助については消極的というふうに私も聞いているわけですけれども、今後説明等の機会の中で、法律は衆議院、参議院、何か全党一致とかと聞いていますけれども、もちろん附帯決議等はついているようですけれども、そういう中から各市の市長等とも相談をしていきたい、まあそのように思っております。
◎環境部長(小暮悌治君) 再質問でし尿のことで御質問がございました。内容につきましては先日の一般質問で15番議員さんの御質問に対して御答弁をさせていただいたとおりでございますけれども、し尿は公共下水道の整備とともに年々減少するという予測数値を出してございまして、平成5年には48.6キロリッター、日量でございますけれども、平成7年には30.4キロリッター、平成10年には15キロリッター。10キロリッター割るのが平成13年で、 9.8キロリッターというふうな推計をいたしてございまして、御質問の中にございましたとおり、し尿処理の量が減るに合わせまして、今後どうするのかという内容のことでございますが、し尿の処理量、さらに施設の維持管理経費、さらに公共下水道の使用料等総合的に判断し、その時期で決定する時期も論議をされる時期もあるだろう、このように考えているところでございます。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。
休憩します。
午後2時53分休憩
午後3時33分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
────────────────────◇──────────────────
○議長(遠藤正之君) 質疑を続けます。小石恵子君。
◆13番(小石恵子君) では、たくさん質問が出ましたので、少しお聞きしたいと思います。
15ページの地方交付税についてですが、先ほど御説明の中で、21団体が増額したとお聞きしましたが、東村山市と財政状態の似通った昭島市や、東久留米市などの増額の状況がわかればお教えいただきたいと思います。
次に、21ページの地域福祉計画の策定の都の補助金の問題ですが、これからこの計画を実施するに当たって国から補助金が出るわけですが、この計画策定については国からの補助金はなかったのでしょうか。これをお伺いいたします。
次に、43ページの駐輪場整備についてですが、たくさんの方がお聞きになりましたので、違う面からちょっとお尋ねいたします。東村山駅の西口方面の方の自転車の利用者の数は把握していらっしゃるのでしょうか。収容台数は 530台とお聞きしましたが、とても足りないと思います。残りの自転車を収容する場所を確保する予定はおありになるのでしょうか、この点をお伺いいたします。
次に、45ページの市税過誤納金還付金及び加算金について伺います。当初 2,000万円を見込んでいたわけですが、毎年このくらいの額で済んでいたのでしょうか。今回の補正で倍になったのはどういうことでしょうか。どんな内容かお知らせください。
75ページの3号井戸の補修工事内容は先ほどの御説明でわかりましたが、利用計画はどうなっているのでしょうか。飲み水とか、プールの水は上水道を使っているのは承知しております。他の1本の井戸はだめだと伺いましたが、水量は足りるのでしょうか。
99ページ、中学校施設整備の中で、第三、第五中学コンピューター室改修工事増とありますが、コンピューター室ができるのは結構なことですが、同じ五中の美術室は漏水し、体育館は雨漏りが激しいとの声が父母から社会党に届きました。今回なぜ予算をおつけにならなかったのでしょうか。
109ページ、土地開発基金に5億円、公共施設等建設基金に5億9,000万円の積み立てになっていますが、高齢社会のために平成2年3月議会で新設された長寿社会対策基金の方にはどうして積み立てがないのでしょうか。以上お尋ねいたします。
◎企画部長(池谷隆次君) まず1点目、交付税の関係でございますが、先ほど御報告申し上げましたとおり、東京都の様子をちょっと説明しますと、26市15町村41団体ございますが、そのうちの交付団体は9市14町村23団体でございます。それで、平成3年度の普通交付税の算定結果から見ますと、26市中では9市が交付団体になっているわけでございますが、御質問のございました昭島市は不交付でございます。東久留米市は7億 9,731万 1,000円が交付決定額でございます。
それから、最後にございました長寿社会対策基金への積み立てはしないのかという点でございますけれども、確かに今回交付税上、地域福祉基金費として算入がございました。この分については当然御質問のような観点で検討はしたわけでございますが、既に平成3年度当初予算におきまして1億円の積み立てがされてございます。この基金につきましては、設定当時10年間に10億円程度はという目標を持っていたわけでございますが、2年度におきましても2億10万円、元年度当初時点では1億 2,000万円の積み立てをしておりまして、率直のところ、いわばこれから予想されます大規模施設への財源のセーブというのが念頭に強くございまして、一種の危機感を私どもも持っているわけでありまして、この辺から今回は当初予算の計上額をもって進んでいきたいと、9月時点では考えました。しかしながら、この長寿社会対策基金につきましては、やはり補強していくことが必要だと考えておりまして、今後の財政運営の中では念頭に置いて考慮してまいりたいと考えております。
◎都市建設部長(中村政夫君) 駐輪場の関係につきまして御答弁させていただきます。
1つには、東村山駅の西口の駐車場の設置に絡んだ問題でございますけれども、東村山駅周辺に来られる通勤・通学の方々の自転車の数はおおむね 3,700台ぐらいの方が利用されているんではないかという調査をしたことはございます。御質問の西口方面からということでございますけれども、詳細なデータがなくて大変恐縮でございますけれども、前に一定の調べをした数字でいきますと、大体 1,400から 1,500人ぐらいの方が利用しているんではないかというふうな把握をしてございます。そういう中で、今回西口の駅前に約 530台ぐらいのお願いするわけですけれども、私ども所管といたしましても、少なくてももう1カ所西口方面に欲しいということで、今関係の方々にお願いに上がっているということでございますので、その辺も含めてさらに努力していきたいということです。
以上でございます。
◎保健福祉部参事(萩原則治君) 地域福祉計画策定事業費の中で、国庫補助はないのかということでございますが、この点については16番議員に歳入の点で御答弁させていただいておりますけれども、この事業策定に要する経費といたしまして、これらの一部は東京都の都の予算の範囲内で単独で補助がされている。したがって、国補の関係はこの事業についてはございません。
◎市民部長(入江弘君) 45ページの還付金の関係についてお答えをさせていただきたいと思います。
いわゆる還付については2通りの方法がありまして、1つは、例えば必要経費の控除を忘れたとか、あるいは保険税の控除を忘れたという場合に、本人が税務署へ対する修正申告というのがあります。あと1つは、税務署自体が行う更正決定ということがありまして、これによってそれぞれ還付あるいはその間の利息を加算するということです。御質問の 2,000万円で毎年済んでいたのかということですが、時には若干3月で補正増ということがありましたけれども、大体この額で済んでおったようです。ただ、今回、さらに補正をお願いします要因といたしましては、大口還付というんでしょうか、 1,676万という還付が出てまいりました。これの内容をちょっと見てみますと、いわゆる分離長期譲渡で、たまたま同一家庭にAとBという方が住んでおられまして、本来Aに課税されるところ、Bに課税があったということが何か税務署の方でチェックした結果、Bについては今言った額を還付しなさいということで、大口の還付が出てしまった。これはAの方に逆にかかりましたので、市としては実損というのはありませんでしたけれども、相手が税務署ということで、この辺の見きわめは大変私ども苦労をしているというところでございます。
◎環境部長(小暮悌治君) 75ページの3号井の補修工事についての御質問がございました。秋水園の敷地には深井戸3基が設置されておりまして、飲料水以外の清掃工場用水として使用しているわけでございまして、2号井戸につきましては平成元年度において補修工事を実施し、現在順調に稼働いたしておるところであります。1、3号井戸につきましては老朽化と落雷のために機能停止をしておりましたので、平成2年度で深井戸揚水能力調査を実施させていただき、実態と機能回復にかかる費用調査を行ってまいりました。調査報告書によりますと、1号井戸につきましては壁面が崩れ、修復が困難であるとともに、今後における秋水園整備計画上の支障物件となる位置でございまして、これを廃止し、3号井戸の補修工事を今回実施するために補正といたしまして 1,252万 5,000円を計上させていただいたところであります。揚水量は平成2年度総量で15万 2,040立方、月平均では1万 2,670立方であります。用途といたしましてはし尿処理施設の希釈水、脱臭、前処理で使用したり、また焼却炉においてはガス冷却式の水噴射、機器冷却等に使用をいたしております。その他といたしましても洗車、散水等があるわけでございまして、これらに利用しても十分揚水は達し得る、このように判断いたしております。
◎学校教育部長(小町征弘君) 教育の方で1点御質問ございました。三中、五中のコンピューター室の改修工事はよいんだけれども、なぜ五中の雨漏り等を予算計上しないのかという御質問をいただきました。五中の確かに美術室の漏水はございました。これは既に修繕済みでございます。2点目の体育館の雨漏りの件でございますけれども、これは学校から確かに依頼を受けてございます。また現場も見させていただいているわけですけれども、コーキング等による応急的な措置では無理だろうというふうに判断しております。これから早速業者に見ていただいて、それなりの対応を図ってまいりたいというふうに考えております。以上です。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。木内徹君。
◆3番(木内徹君) それでは、この一般会計補正予算については同僚議員が本当に膨大な質問をしておりますので、質問をちょっと通告したのが12問ですけれども、4問だけに絞ってさせていただきます。
まず第1に、ページ33ページの弁護士委託料でございます。最近この弁護士委託料というのがとみにふえていると思います。私はそれが実感です。そこでこの件につきましては、いわゆるここにいる朝木議員が原告となっておるわけでございますけれども、この朝木議員が原告となって裁判所に訴えた訴訟について、これまで過去5年間どうであったのか、私はお聞きしておきたいというふうに思います。
まず第1に、被告が公人として訴えられている事件はトータルで何件あるのか。また、訴えられたのは何件あるのか、これまでですね。それぞれの件名と判決の内容についてお伺いいたします。
また第2番目に、住民訴訟の4号請求事件は何件あり、それぞれの件名と判決内容をお伺いしておきたいというふうに思います。
次に、ごみ処理関係測定検査委託料増ということで、ページ77ページに載っております。この内容についてはダイオキシンの測定をしたい。そしてこれは市が単独で調査するんだということはお答えを聞いております。私自身この問題を取り上げるのは何かといいますと、いわゆる今可燃ごみの中にもかなりのプラスチック類が含まれている。それを今市では焼却をしているわけですけれども、その可燃ごみの中に10数パーセント含まれているというふうに部長の過去の議会の中の答弁で聞いているんですけれども、これはどうでしょう。今回限り1回限りなのか、あるいは今後定期的に行っていくのか。と申しますのは、やはり今ダイオキシンの問題、いわゆるプラスチックの中に含まれるいわゆる塩化ビニール系の塩化水素の問題、そういうことで、住民の関心が高まっておりますので、その点についてお伺いいたします。
それから、ページ85ページの道路新設改良事業費です。もちろんこの内容に聞きました。いわゆる人件費の高騰、資材の高騰ということで、平均 12.何パーセントの増があった。それはわかりました。そこで、この歩道設置も含めたいわゆる道路改良工事が3本ございますけれども、これは街路樹の植栽の件ですね。もちろん当初予算で出てきたときに、その点についてはお伺いしたんですけれども、私はそのときに指摘しました。歩道がある程度狭くてもできるだけ武蔵野方式を説明いたしましたけれども、いわゆる植樹帯が狭くても、いわゆるちょっと金網、フェンスみたいのをやってふたを張らして、それで道路緑化といいますか、それに寄与しているという話を聞いていますので、この間にですね、こういうことの御検
討をなさり、いわゆる今回補正増となった部分の中で街路樹を何とか積極的にやっていこう、そういうふうにこの間にお考えになったものがあるのかどうか。その点についてお伺いいたします。
最後に、ページ 105ページですけれども、運動公園の施設基本計画委託料というのが載っております。それで、ほかの同僚議員からいろいろこの件について質問がありました。それで、答弁を聞いてみますと、いわゆるグラウンドの東側の部分を買収し、そしてグラウンドを拡張していくんだ。それでサッカーにも供していきたいというふうな話は聞きましたけれども、あそこの東側は現在クリ林になっておりまして、私はその奥にある工場や何かがいわゆる一部しか見えない状態で、大変良好なる状態だな。いわゆる運動公園自体が全体に緑に囲まれている、その意味では大変すばらしい運動公園だなというふうに考えておりますけれども、これを拡張するとなりますと、買収して、そしてクリ林もかなり切られていく。その点は私自身はできるだけクリ林といえども何とか残して、できるだけですね、今あるものは残していくという何といいますか、市の基本姿勢というものが必要だというふうに思ったんです。もちろんそのグラウンドの需要、いわゆる拡張することによって2面が使いやすくなり、かつサッカー場も、サッカーの用途にも使えるということで意味わかりますけれども、できるだけその部分、これ基本設計ですから、あそこの間の部分の植樹といいますか、あるいはクリ林の件、できるだけ保存していくという基本に立って、最小必要限度の伐採なり、処理していただきたい。その意味でお答えを求めます。
以上です。
◎議会事務局長(川崎千代吉君) 一番初めに御質問がありました議会費関係の現時点までにわかっている状況を御答弁申し上げます。
平成2年の1月の4日付で、元年の12月定例会の会議録副本発行頒布禁止仮処分が出まして、それにつきましては平成2年3月7日に却下ということ。それは却下になりまして、その後平成2年の4月の12日に高裁の方に交付されまして、現在保留をされているというのが1件ございます。
それから平成2年の5月7日の日に、今度3月の定例会の会議録副本発行頒布禁止仮処分が出まして、これは6月の22日の日に却下されております。それに伴いまして6月28日の日に、3月定例会の会議録の副本発行頒布禁止仮処分命令が今度高裁の方に出まして、これは平成3年の3月27日に棄却されております。また、平成3年になりまして、今回補正でもお願いしておるわけでございますけれども、平成3年の7月4日付で、今度は委員会傍聴不許可処分執行停止申し立てが出されまして、ことしの7月の19日に却下されまして、これがさらに8月の21日に高裁の方に出まして、棄却ということになっております。現在のところ、さらに、これは補正でまだ予定はさせてもらうわけでございますけれども、平成3年の9月9日付で、今度は一般質問の通告不受理処分執行停止申し立てが出まして、これは9月の13日の日に却下。それから9月の17日に同様の中身におきまして、今度は被申し立て人が相手をかわりまして、地裁の方へ出まして、9月の19日、きのうでございますけれども、却下という、このような関係になっていますので、御答弁申し上げます。
◎総務部長(市川雅章君) 御質問の、市が訴えられた事件につきましては、昭和60年以降の分として申し上げますと、議員控室改造工事費支出差しとめ等請求事件の1件でございます。この件は既に棄却の判決が平成元年10月に出されておりまして、確定しております。訴訟費用といたしましては40万円でございます。
次に、御質問の2点目でございますが、何分にもいわゆる4号請求事件でございまして、個人が訴えられていることでございますので、当方で把握している範囲内でお答えをさせていただきたいと存じます。全部で9事件でございます。順次件名と判決内容を申し上げたいと存じます。これも昭和60年以降でございますが、廻田町の土地取得及び処分損害賠償等請求事件、これは取り下げでございます。それから議員控室改造工事費支出差しとめ等請求事件、これは棄却でございます。それから図書館長管理職手当損害賠償請求事件、棄却でございます。それから講師謝金損害賠償請求事件、これも棄却でございます。大運動会折り込み広告費損害賠償請求事件、棄却でございます。借用地の固定資産税減免及び非課税損害賠償請求事件、棄却でございます。委員派遣及び旅費支出損害賠償請求事件、これは和解でございます。それから納税奨励金損害賠償請求事件、取り下げでございます。それから公共施設用地の固定資産税減免及び非課税損害賠償請求事件、これは継続中でございます。
以上市の関係が1件、それから住民訴訟第4号の請求の分でございますが、これが9件、以上10件でございます。以上でございます。
◎環境部長(小暮悌治君) ごみ処理関係測定検査委託料について御質問がございました。公害問題につきましては、所管といたしましてはゼロに向けて日夜努力をいたしているところでございまして、市民、住民に不安を抱くことのないように今後も努力を重ねなければならないという考え方でございまして、今回のダイオキシンの調査も今後年間の定期観測項目に加えて実施していく必要性がある、このように考えておるところであります。
◎都市建設部長(中村政夫君) 85ページの道路関係で御答弁させていただきます。
本年度補正を含めまして14路線の道路の改良等をお願いするわけでございますけれども、御質問にもありましたとおり、歩道の設置、改良ということでは4本ございます。内容的には市道の 718号線、これは武蔵野西線の側道になるわけでございますけれども、ここの歩道の改良工事をやっていきたい。ここにつきましては環境部の方との協議がございまして、花壇というものを設けさせながら整備をしてまいりたいというふうに考えております。
また、補助道5号線の歩道設置を考えておりまして、ここには 2.5メートルの歩道を考えておりますので、低木・高木の植栽をしてまいりたいというふうに考えております。
また、市道の87号線、これは3カ年計画で進めてきたわけでございますけれども、金山通りにつきましても2.25の歩道をつけ、ここにも高木・低木の植栽をしてまいりたい。それから市道の 131号線の歩道設置改良を予定しているわけでございますけれども、場所的には南台公園と明治学院のグラウンドの間を入る車道6メーター、歩道2メートルの道路でございます。ここの場所につきまして、周囲が学校であることも含めて、何かいい方法がとれないのか、担当の方も検討しているわけでございますけれども、朝夕というんですか、高校生、中学生がかなりあそこを通学しておりまして、植え込みを2メートルの中にすることがかえって安全上のことも含めてどうなのかということも、率直に今検討しております。何かいい考えが、方法がまたとれないかということで検討しておりますけれども、大変難しい問題であるなというのが率直なところでございます。
以上でございます。
◎社会教育部長(小町章君) 運動公園の関係で質問ございました。先ほどの10番議員さんにもお答え申し上げましたけれども、都市計画公園として現在も運動公園という名称で位置づけておりますし、今後の内容としましても、今の景観を余り壊さないような方法で、やはり都市計画公園の一部として運動場を設けてまいりたいと考えております。御質問にありましたけれども、今のクリの木をというお話でございましたけれども、率直に申し上げまして大変今のクリを残してグラウンドをつくるというのは難しいように考えられますけれども、運動公園のイメージを保つ意味から、今後設計段階で十分これらを配慮してまいりたいと考えております。
◆3番(木内徹君) 裁判例はお聞きいたしました。恐らくまだドナルドの問題で、市史講座の問題もこれを把握しているんじゃないかと思いますけれども、その点どうでしょうか。
それから、どうも聞いてみますと、かなりの裁判ですね、原告が、朝木議員が単独あるいは連名で原告になっているその裁判というのは、これで見ますと、今聞きますと、棄却ないしは却下、あるいは和解という形ですね。一体それじゃ今までの裁判例で、原告朝木議員が勝訴した例があるのかどうか、その点についてお伺いいたします。
◎総務部長(市川雅章君) 先ほど私の方でお答えいたしましたのは、住民訴訟の第4号請求事件と、市が訴えられたということで、昭和60年度以降の分につきまして申し上げたわけでございますが、ドナルドの件についてはどうかということなんですが、ちょっと把握しておりませんで申しわけないと思うんですが。
それから第2点目の勝訴した事例があるかということでございますが、こういう言い方、あるいは不謹慎なのかもわかりませんが、寡聞にして聞いておりません。
以上でございます。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。朝木明代君。
なお、質問に入る前に朝木議員にお願いをしておきますけれども、従来から多項目にわたる質問につきましては、特別に規則とか、申し合わせというのはありませんけれども、各質問者前もってある程度具体的な質問通告をしていただくのが通例になっております。今回の場合、朝木議員にもたびたび担当者がお電話をしたようですけれども、おうちの電話は何か出られない。事務所については留守番電話ということで一方通行だったものですから、なかなか連絡がとれなくて、最終的に通告をいただいたのが昨夜の6時7分ということだそうです。この通告も何か具体的なあれは全然ありませんので、何を聞かれるのかよくわからないということで、大変担当が苦労されました。ですから、これからはなるべく早い機会に通告をしていただいて、よりよい答弁をしてもらうような方法をとっていただきたいと思いますし、今回追加議案の配付というのは中2日でいいわけですけれども、補正予算等がありましたので、たしか9月の13日に予算案は配付されていると思います。ですから、なるべく早い機会に質問通告をしていただければ、担当が非常にありがたいと思いますので、お願いをしたいと思います。
どうぞ質問をしてください。
◆5番(朝木明代君) いろいろと議長権限を超えたかのような発言があったようでありますが、それでは補正の質問に入ります。
第1点目、14ページの地方交付税の9億 3,933万円の増額補正について伺いますが、これは同僚議員からも質問が出ておりますけれども、違った角度から質問をいたしたいと思います。
本定例会の発言の中に、経常収支比率が70%台になったことに手放しで感激している向きもあったのでありますが、三多摩26市中で見た場合、たしか下から6位でありますから、90%台のころとさして財政構造的には変化していない。つまり他市を含めて全体として税収等歳入状況が総体的安定状態にあるのは、日本経済が著しくはリセッションとなっていないというだけに過ぎないのであって、企画部所管も特に楽観視していないようでありますから、この点に余りこだわる必要もないと思いますので、1点だけ伺います。
経常収支比率の低下傾向の中で、名目のみの富裕団体扱いをされるという懸念はないか。今年度の状況を踏まえ、所管として今後地方交付税の推移をどのように予測しているか。また、不交付または交付額が圧縮された場合、財政状況としてどのような状態を想定しているか明らかにしていただきたい。
第2点目、24ページの一般寄附金 205万 6,000円の内訳についてでありますが、先ほど緑化基金あるいは図書の充実というふうな指定のあった寄附があったというふうな御説明があったわけですが、もう少し具体的にその件数、金額等、また雲仙普賢岳の被災者関係はどのような取り扱いになっているか、これらのことについてさらに具体的にお聞かせをいただきたい。
第3点目、31ページの中小企業振興公社助成金 736万円について伺いますが、これにつきましても先ほどから同僚議員から聞かれておりますので、1点だけ、東京都に交付、あるいは助成要綱が定められているかどうか。また、使途等についてはどのように特定されているのか。その内容を明らかにしていただきたい。
第4点目、33ページの議員報酬10万円の増額補正がなされているので伺いますが、①この10万円はだれに対する報酬増であるか。②仮に議会運営委員会の委員長に対する支出分だとすれば、6月議会で議運が法制化されて以来、議会運営委員会は正式に委員会条例に基づいた委員会の会議を行っていないはずでありますが、この点に間違いはないか。③委員会が法定の会議でなく、単に協議を行う協議会でしかないときは、費用弁償等の支給は違法であるというのが国の判断でありますが、6月から9月までの間、議会運営委員長に対し報酬を支払ってきたのかどうなのか、またこれについて道義的には問題があると思うのでありますが、これについてどのようにお考えか明らかにしていただきたい。
第5点目、33ページの議員旅費増63万円について伺います。①63万円増額補正の理由は何であるか、具体的に明らかにしていただきたい。②現在、決定あるいは予定されている会派視察はどのようになっているか。それぞれの会派ごとに視察先、日程、費用予定額、宿泊先の住所と宿舎名を明らかにしていただきたい。③現在委員会の議決によって決定されている行政視察を明らかにしていただきたい。それぞれ委員会ごとに視察先、日程、費用予定額、宿泊先の住所と宿舎名を明らかにしていただきたい。
第6点目、33ページの委員会傍聴不許可処分執行停止申し立て等弁護士委託料80万円について伺います。まず①として、まず金額について伺いますが、本件は行政処分の執行停止事件、すなわち行政訴訟ではなく、民事訴訟の場合には仮処分事件に相当するものでありますので、本案訴訟と一体的に提起されるわけであります。すなわち本案、いわゆる本裁判とは違った簡略化された手続がとられるのであります。したがいまして、仮処分の場合は本案訴訟よりも通常弁護料は安いはずであります。与党会派の中には弁護士資格をお持ちの議員もいらっしゃるようでありますから、この点については当然知っているはずであります。
そこで伺いますが、本件護料80万円は先ほどの説明では着手金ということでありますが、どのような内訳となっているか。本案の弁護料と執行停止の弁護料はどのような差異があるのか明らかにしていただきたい。
②本件弁護料を支払った弁護士には、市として顧問弁護士料を支払っているのか。念のためその金額を明らかにしていただきたい。
③として伺いますが、先ほど同僚議員から私が原告になった行政訴訟等についての質問がなされました。質問の趣旨としましては、判決が却下であったのか、棄却であったのか、あるいは認容であったのかと、非常にその2文字にこだわっているだけの質問がなされていたようでありますが、訴状が提起され、判決が出た後、行政執行がどのように変わったのか。また判決の中にどのような問題点が指摘されているのか、また本議会の運営に関する申し立てにつきましても、決定の内容を見ますと、本議会が反省しなくてはならないものも種々裁判所から指摘されているわけであります。そこで、本件執行停止事件につきましては、東京高裁は次のとおり、当東村山市議会の議会運営を強く批判しているのであります。この東京高裁の決定の文の中に、なお疎明資料によれば、本件決定は常任委員会の正副委員長会議における行政報告はすべて一律に非公開の委員協議会で行うこととし、委員会の議題とはしない旨の申し合わせによったものであること。しかし、そのような取り扱いは、これまでの東村山市議会の慣例を変更するものであることが認められる。そのような取り扱いを採用することについては、委員会みずからが委員会制度を軽視し、議員あるいは一般市民の議会傍聴の機会を不当に制限するものであるとの批判が存するとしても、それは市議会ないし委員会の自立によって解決されるべき事柄である。すなわち東京高裁は東村山市議会について①本年6月以降の委員会の運営方法は、これまでの東村山市議会の慣例を変更するものであって、②そのような取り扱いを採用することについては、委員会みずからが委員会制度を軽視し、議員あるいは一般市民の議会傍聴の機会を不当に制限するものであると強く批判し、このような議会の制度を軽視する現行の運営方法は、市議会ないし委員会の自立によって解決されるべき事柄である……と判断、断定しているのであって、市議会または委員会の自立に任されるのではなく、はっきりと解決されるべき事柄であるとしているのであります。
したがいまして、勝手に自分の判断で議会運営をしてもよろしいというのではなく、議会が自主的にこれらの批判にこたえて、問題を解決しなさいという東村山市議会の現在の運営方法を改めるよう強く求めているのであります。この高裁の批判を所管はどのように受けとめているのか明らかにしていただきたい。
④当東村山市議会の委員会が陳情、請願の審査しか行っていない事実について……
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
午後4時17分休憩
午後4時17分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
────────────────────◇──────────────────
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げますけれども、この種の質問は一般質問に回してください。
◆5番(朝木明代君) 同じ補正の中身ですよ。
○議長(遠藤正之君) 次に進んでください。
◆5番(朝木明代君) 補正の中身なんですよ、80万の。
○議長(遠藤正之君) 補正の中身ではありませんので、一般質問に回してください。どうぞ続けてください。もしなかったらもうこれで終わりにします。じゃ、質問がなかったら終わりますよ。
◆5番(朝木明代君) 当東村山市議会の委員会が陳情・請願の審査しか行っていない事実について、本件申し立て事件以降、国あるいは東京都から事実調査あるいは照会がなかったかどうか明らかにしていただきたい。
第7点目、37ページ、研修開発担当運営経費 139万 6,000円について伺います。①現在研修担当職員はどのような職務に従事し、担当しているか、具体的にその内容を明らかにしていただきたい。②資質、能力のある職員がその持ち味を発揮し得ないというような職場環境あるいは人事がなされているというようなことはないか、明らかにしていただきたい。
第8点目、43ページ、公共施設建設基金5億 9,000万円について伺います。①取り崩しについては同僚議員からも質問がなされておりますが、どの施設から行う考えなのか。優先順位は秋水園からと決定していると考えてもよいのかどうなのか、この点について確認をしたいと思います。②各種の基金の中で、公共施設整備等の資金手当が必要であるのは理解できるのでありますが、高齢者、障害者、難病者を一体的に地域ケアの中で援助していくためには、その財源として長寿社会対策基金の目標額の大幅アップも必要だと思うのでありますが、これにつきましての企画部所管のお考えを伺いたい。 第9点目、43ページ、駐輪場整備工事に関して伺います。私は第1に、自転車の路上駐輪対策としては、禁止区域や有料駐輪場を設けるのではなく、無料駐輪場を量的に確保するのでなければ無意味であること。さらには第2として、商工会や農業従事者へは一定の市補助金が交付されていることを考慮すれば、一般サラリーマン世帯への税の還元という視点からは、1人当たりの金額として著しく高額とは言えないことなどを理由として、基本的立場として有料駐輪場には反対でありますが、この立場を前提とした上で以下の点について伺います。
①東村山駅西口には3件の民間の有料自転車預かり所が既に営業しているのでありますが、西武から土地を借用し、市営の有料駐輪場を設置した場合、既存の民間の営業活動に算入していくという事情になるわけでありますが、民間の自転車預かり屋さんへの配慮についてはどのように検討をしているか。先ほど使用料については使用料審議会で検討していくとの答弁がありましたが、その他の配慮についてお聞かせをいただきたい。また東京都の指導内容等も明らかにしていただきたい。
②この間私が指摘しているのでありますが、バスも電車も学割の制度があるのでありますが、市の有料駐輪場は学生も一般社会人と同額料金であります。行政に庶民の生活への配慮が全くないと言わざるを得ないのでありますが、この際具体的に検討すべきと思うのでありますが、所管の考えを明らかにしていただきたい。
第10点目、43ページ、生産緑地実態調査等電算委託料関係で伺います。①として、委託業務の具体的な内容をお聞かせいただきたい。②生産緑地の指定及び税制の所管に伺いますが、最終的に市や、国都との買収交渉が成就しない場合、結局は民間業者に売却されてしまうことに全く歯どめがないのが改正生産緑地法の最大の欠陥であり、ざる法になりかねないと思うのでありますが、どのようにこの点をとらえているか、それぞれの所管の考え方をお伺いしたい。③本定例会の質問の中で、宅地供給を目的とする改正生産緑地法の施行後、開発が進むことを前提として、開発指導要綱の規制を緩和する方向で見直しを所管に迫るという発言があったのでありますが、さすがに所管も改正生産緑地法の施行と要綱見直しは直接関係ないという程度の答弁であったように思います。乱開発を規制し、一定割合の緑の保存を義務づけているこの開発指導要綱を緩和するならば、改正生産緑地法の施行の宅地供給や開発が進む施行の中で、宅地供給や開発が進む中、むしろ緑や景観を破壊し、道路もろくに考慮しないような乱開発を引き起こすのは目に見えているのであって、一方で緑の保護をうたいながら、開発指導要綱の緩和を要求するのは大いなる矛盾というほかないのであります。宅地供給を前提とする改正生産緑地法の施行を機に、むしろ開発指導要綱の規制を強化し、乱開発を防止すべきと思うのでありますが、所管の考え方を伺いたい。
第11点目、45ページに市税過誤納付還付金等 2,000万円については、先ほど若干答弁があったわけでありますが、もう少し具体的にその件数、原因等を明らかにしていただきたい。
第12点目、51ページの入浴券 464万 8,000円について伺います。増額補正の理由につきましては説明があったわけでありますが、入浴券の配布の方法に問題はないのか。本人に直接窓口交付すべきと思うのでありますが、この点についてお答えをいただきたい。
第13点目、51ページ、地域福祉計画策定委託料 700万円について伺います。委託内容、あるいは委託先については説明があったわけでありますが、①としてお伺いしたいのは、東村山には既に20年も前から全国の実践モデルとなった地域ケアの先駆的事業が医師会主導で開始され、社協に引き継がれて東村山市老人保健福祉事業という全国的にも知られた実践経験があるのでありますから、これらの経験を踏まえた計画策定を行うべきであると思うのでありますが、そこでとして伺いますが、老人保健福祉事業の総括をどのように行ったか。隹、計画策定に老人保健福祉事業の教訓をどのように生かすお考えか。雎、計画策定には老人保健福祉事業の経過を熟知している専門家を加えるべきと思うのでありますが、この点についてお考えを伺いたい。
④本定例会の一般質問に対する答弁を聞いておりますと、耳に聞こえのよい言葉が語られているのでありますが、政策の基礎的考え方が甚だ不透明というほかないのであります。そこで所管に伺いますが、補助金が出るので、出てくる補助金の順にメニューを細切れに並べるというのではなく、所管として高齢者福祉、とりわけ地域ケアについて、一体今何を行う考えなのか。政策の基礎となる考え方は何なのかを明らかにしていただきたい。
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げますけどね。ほかの議員の質問と同じように単刀直入に質問していただけませんか。お願いします。
◆5番(朝木明代君) ⑤先日市内の高齢化社会研究会から市長に対しB4約20枚の地域保健福祉再開発計画案、すなわち高齢者、障害者、難病者に対する地域ケアを一体的に推進するというプランが提言として手渡されたと聞いておりますが、所管及び市長はこれをどのように受けとめているか明らかにしていただきたい。
第14点目、53ページの共同作業所仲間の家関係で伺います。①3月議会での所管の説明では、仲間の家はアルコール依存症の方々を対象ということでありますが、現状の利用者はどのようになっているか明らかにしていただきたい。②アルコール依存症の方々にとって、作業所での就労はどのような意味があるとお考えなのか、明らかにしていただきたい。③アルコール依存症の方々の悲惨な事情については、私もかなりの認識を持っているつもりでありますし、私の持つ知識の範囲では、禁酒を続ける以外に方法はなく、そのためにはまずもってミーティングに参加することが必要とされているのであります。そこで、このミーティングについて伺いますが、アルコール依存症の方々がミーティングに参加する際、交通費が必要とされるわけでありますが、この交通費についてどのように扱われているかお答えをいただきたい。
第15点目、57ページのケアセンター運営事業費関係で伺いますが、ショートステイ利用者からショートステイを利用すると、すぐにおむつを当てられるので、本人が利用を敬遠するという声が出されているのでありますが、この点について所管はどのように受けとめているか。
16点目、57ページ、老人福祉電話事業費について伺います。実施要綱第2条第3項に規定する生保・非課税世帯以外に貸与もしくは通話料助成をしている件数を明らかにしていただきたい。またこれらを対象とした理由はどのようなことであったか明らかにしていただきたい。
第17点目、21ページ、53ページ、57ページの生活用具給付貸し出し関係についてまとめて伺います。社会福祉協議会には現在貸し出し用の車いすが50台確保をされているということでありますが、生活補助用具は金員の給付というより、用具自体の貸し出し制度へと先進諸国は移行しているので、この点に関して伺うのでありますが、①として、保健福祉部として社会福祉協議会とも連携をとり、貸し出し制度の強化、充実を図るお考えはないか。②生活補助用具の提供について、過去3年間の各所管ごとに実績を明らかにしていただきたい。
18点目、53ページ、57ページ、65ページのヘルパー派遣事業についてまとめて伺います。①各所管で行っているヘルパーの派遣事業について、過去3年間の派遣事業の実態、すなわち過去3年間の派遣世帯の実数をそれぞれ明らかにしていただきたい。②各所管のヘルパーの職員の内訳を明らかにしていただきたい。③嘱託職員としてのヘルパーの活用について、採用、研修のあり方を含め、各所管ではどのように考えているか。④保健福祉部全体としてヘルパーの派遣事業について、横断的、統一的に再編するという方向については、デンマーク等の先進例では既に統一的に事業の一元化がなされているという状況にあるのでありますから、これについて所管の考え方を明らかにしていただきたい。
第19点目、59ページ、71ページの白内障手術の助成について伺いますが、法外援護として行われる助成の基準、また他市での事例を明らかにしていただきたい。
第20点目、73ページの公害対策事業費関係で伺います。①既に本定例会の質問の中で出されていた合成洗剤の問題でありますが、環境部所管として無リン合成洗剤については界面活性剤に対する認識も含め、総務部所管と同じ考え方であるのかどうなのか明らかにしていただきたい。②合成洗剤から石けん使用へというのは殊さら現在取り上げるまでもない時代の趨勢でありますが、総務部所管の答弁は聞き捨てならないので、再度確認したいのでありますが、石けん使用を奨励していくことについて、公害担当所管としてどのようにお考えか明らかにしていただきたい。
21点目、59ページの高齢者サービス総合調整推進事業について伺います。①発足後まだ余り時間はたっていないと思いますが、現在までの事業内容を明らかにしていただきたい。②チームの高齢者施策の中での位置づけはどのようになっているか明らかにしていただきたい。③今年度の事業の財源の内訳を明らかにしていただきたい。
第22点目、61ページ、老人相談運営委託料について伺います。①事業の実績、とりわけ延べ件数ではなく、相談実数はどのようになっているか。②相談業務の内容と方法を明らかにしていただきたい。
第23点目、69ページの生保施行事務経費のうち、精神科嘱託医師報酬17万 9,000円について伺います。今後社会状況から見て、精神科の重要性はさらに高まってくると思うのでありますが、本件事業に関し考え方、方向性を明らかにしていただきたい。
第24点目、新システム事業関係で、くうかん鳥の設置について伺いますが、明後日22日から使用開始という状況のようでありますが、その経過と今後の方向性を明らかにしていただきたい。
25点目、83ページほかの市道拡幅新設関係で伺います。本町2丁目の株式会社本庄の建設予定の14階建てマンションの敷地の一部を、所管は境界査定を行い、石を入れたようでありますが、市道 283号線の1を一体的に6メートル幅員とした上で公道の幅員証明がなければ建築確認がおろされないというのが多摩東部の立場のようでありますが、この点を所管はどのように受けとめているか。また当該道路の拡幅予定地に2件の住民の方が実際に住んでおられるようでありますが、この方々の意向を無視して計画を強行するようなことはないか、明らかにしていただきたい。
第26点目、商店街活性化推進事業 1,000万円について伺います。これにつきましても同僚議員から質問がなされておりますが、もう少し具体的な事業の内容を①として伺いたいと思います。②所管が商工会関係者と接する際、主食をともにし、接待を受けるなどの事実はないか。③商工会や商店会の会合では、職員が一杯つき合うという例が多いという声が聞こえてくるのでありますが、公務と個人的な交流の境界が判断しにくくなっているのではないか。今後どのようにしていくお考えか、所管のお考えを明らかにしていただきたい。
27点目、84ページの西口再開発事業 1,002万 9,000円について伺います。①調査委託の項目の内容をもう少し具体的に明らかにしていただきたい。②委託先はどこであるか。③西口再開発に関して住民、商店などの意向をどのように踏まえた上で調査委託をするお考えか。④調査委託する前提として、計画の基本的なコンセプトを所管としてどのように考えたか明らかにしていただきたい。
28点目、79ページのカヤぶき民家管理経費について伺います。①民家園敷地内にある北山公園や、民有水田へ送水するポンプについて、下水道完成後はどのように取り扱うお考えか明らかにしていただきたい。②都市建設所管に伺いますが、北山公園西側の民地の水田と線路北側の水田の水利権は、ポンプとの関係でどのように検討しているか明らかにしていただきたい。
最後の質問でありますが、29点目、112ページの……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員、ちょっと急いでください。もう大分時間がたっていますから。
◆5番(朝木明代君) 給与費明細、その他人件費についてまとめて伺います。これは市長にお答えをいただきたいと思いますが、まず①として、収入役の選任について伺います。収入役につきましては……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げますけれども、収入役等の関係は補正予算にはありませんので、やめてください。(「あるじゃない最後に、人件費がある」と呼ぶ者あり)いやいや、それだったら何でも聞けることになるでしょう。そんな、とんでもない話ですよ、それは。議題から逸脱した質問はやめてください。もう終えたんですか。
◆5番(朝木明代君) 終わってないですよ。
○議長(遠藤正之君) もうちょっとはしょってください、それで。今の質問はやめてくださいね。補正にはありませんから。
◆5番(朝木明代君) それでは質問を続けますが、 112ページの給与費明細、その他人件費について伺いますが、収入役の選任につきまして伺います。収入役につきましては……
○議長(遠藤正之君) 収入役は……
◆5番(朝木明代君) 本年6月30日に……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げます。収入役はこの補正予算と関係ありませんので、質問をやめてください、それは。
◆5番(朝木明代君) 前収入役、細渕静雄氏が任期満了で辞職してから現在まで、収入役の席は空席のままとなっているのであります。本定例会にも収入役の選任議案は出されていないようでありますので伺うのでありますが、隸、収入役の空席が続いている理由は何であるか明らかにしていただきたい。隹、前収入役細渕静雄氏を再任しなかった理由は何であったのか具体的に明らかにしていただきたい。
②助役人事について何点か伺います。
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げます。助役人事についてもこの補正予算とは関係ありませんので、御注意しておきます。
◆5番(朝木明代君) 助役につきましては……
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
午後4時42分休憩
午後4時53分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
────────────────────◇──────────────────
○議長(遠藤正之君) お諮りいたします。この際、会議時間を暫時延長いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、会議時間は暫時延長されました。
では、朝木議員の質問が終わりましたので、答弁から入ります。(「終わってないですよ、議長」と呼ぶ者あり)答弁どうぞ。企画部長。
◎企画部長(池谷隆次君) 第1点の経常収支比率につきまして、90%と76.5は確実に差異がございます。それから本市は交付団体でございますので、富裕団体扱いということは当てはまらないと思います。交付税の予測等につきましては16番議員さんに詳細に御答弁してございますので、御理解をいただきたい。
寄附金でございますが、御説明申し上げましたとおり、今回補正で計上いたしましたのは9件でございまして、金額は 205万 7,715円です。このうち緑化推進のためにという寄附目的が2件、7万円ございました。また、公共図書館の図書費の充実のためにということで 100万円、これは1件でございます。その他は一般寄附でございます。
なお、雲仙普賢岳の問題につきましては、義援金だと思いますので、本件については扱っておりません。
公共施設等建設基金について、どの施設からという御質問がありましたが、御答弁申し上げておりますとおり、これは一種の裁量がございます。当面は富士見文化センターの予定、 次には大規模事業として予定される秋水園、あるいは庁舎、市民センター等の整備に予測をしているところであります。
それから長寿社会基金につきましては、当面その積み立てを早期に達成することが先決であろう、このように考えております。
◎市民部長(入江弘君) 市民部で3点御質問いただきましたので、お答えをしたいと思います。
まず第1点ですけれども、商店街活性化推進事業助成交付金要綱というのが決められておりまして、その中で細かい対象事業が明示されております。
それから2点目の、還付金の内訳ということですが、8月末で申し上げますと、市都民税で 126件、法人市民税で55件、固定資産税で24件、軽自動車税で17件。内訳はということですけれども、税務署から来ます書類を見ますと、修正申告であるとか、交付決定と、そこのところにマルがしてあるということだけですので、中身についてはちょっとわかりかねます。
それから3点目の、活性化事業のもう少し細かい内訳ということですけれども、実質的に商店街の負担金がありまして、総額で今回 1,236万 8,000円のいわゆる調査事業費になっております。1つとしては謝金であるとか、原稿料、これが85万、それから調査視察費として40万、それから専門機関と外部への委託費が 1,008万、それから会議費として 103万 8,000円、これが内訳になっております。
○議長(遠藤正之君) 休憩いたします。
午後4時57分休憩
午後4時58分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
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○議長(遠藤正之君) 答弁をお願いします。総務部長。
◎総務部長(市川雅章君) 2点についてお答えいたします。
まず第1点目の研修担当の職務内容いかんということでございますが、一口に申し上げまして、職員に研修の場と機会を提供いたします。多種多様なメニューを用意する業務全般と、このように御理解をいただきたいと存じます。
それから2点目の人事について御質問がございましたが、公正な人事に最大限の努力を払っている、こういうことでございます。
以上でございます。
◎議会事務局長(川崎千代吉君) 議会費関係について御答弁申し上げます。
報酬10万円の内容でございますけれども、これは自治法の改正がございまして、議会運営委員会が法定委員会になったということで、6月の定例会で委員会条例の一部改正が行われまして、議会運営委員会が設置されたのに伴いまして、委員長の役職加算分としまして、条例に基づきまして支出するものでございます。1万円掛ける10カ月、10万円でございます。
それから63万円の関係でございますけれども、これも議会運営委員会が法定委員会に位置づけられまして、他の常任委員会と同様に行政視察の旅費としまして計上させていただきました。7万円掛ける9人、63万円。視察の先はまだ未定でございます。
それから弁護士の委託料の関係でございますけれども、本案訴訟ということで、委員会が傍聴不許可処分執行停止申し立て事件の方は10万円、1人、掛ける2で20万円。それから委員会傍聴不許可処分無効等確認請求事件の方は30万円掛ける2で60万円と、20万円で、合計80万円ということで、着手金と実費として委託料の方で支出をする予定になっております。
それから、委員会傍聴の関係で不許可の処分が高裁の方で決定が出て、どういうふうに変わったか。その変化というか、反省点はということでございますけれども、変わっていないというふうに思います。
それから自治省からの何か指導とか、照会がという御指摘あったんですけれども、何もございません。
以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 御答弁させていただきます。
1点目に駐輪場の関係でございます。新しく西口に整備をさせていただくわけでございますけれども、周辺に同業者というか、民間の方々がおられますので、その辺は料金設定の段階で一定の配慮というか、そんなことをやっていきたいというふうに考えております。
また、料金を変えたらどうかという点でございますけれども、基本的には有料というか、料金をいただくということを考えておりまして、詳細については先ほど申し上げましたとおり、使用料審議会等の御指導をいただきながら、最終的にまとめていきたいということでございます。
次に生産緑地法の関係で、電算委託料を計上させていただきました。委託の内容でございますけれども、生産緑地の実態調査リストということで、名前順のリストをつくるプログラム作成料と処理料をお願いしてございます。また、地番順のプログラム作成と処理料、そして生産緑地の意向調査書作成の処理費等でございます。
次に、生産緑地法の買い取り制度の問題でございます。御案内のとおり、指定してから30年を経過をすると買い取りの申し出ができる。また農業従事者がお亡くなりになったり、また従事することが不可能になったときに申し出られるというふうになっております。したがいまして、今私どもが御指導いただいて得ている中では、買い取りの申し出があれば、特別の事情がない限り時価で買い取るというふうになっております。そして買えない場合の処理としては、東京都あるいは住宅整備公団、公社と、さらに農業従事者にあっせんに努める、このような手順で整理をしていきたいというふうに考えております。
また、開発指導要綱の関係でございます。さきにお答えさせていただいたとおりでございますけれども、実情そぐわない点、また要綱の中で指導はしているものの、明文化というんですか、そういうものをきちっとしていきたいということも含めて見直しをしていきたいということでございます。
次に、道路拡幅の絡みで、市道 283の1号線の関係でございます。私ども所管といたしましては、部分的ではなくて、連続して6メーターの道路を確保していく、そういうような指導をいたしているところでございます。
次に、西口の再開発関係の点でございます。調査の内容でございますけれども、国で定められました基本的な調査、基礎調査、地区診断、地区再生計画等を今回お願いをしていきたいというふうに考えております。また、委託しようとしている業者でございますけれども、社団法人の全国市街地再開発協会へお願いをしていきたいという考え方を持っております。また住民等の意向の問題でございますけれども、一定の調査を見ながらいろいろ御相談をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 共同作業所の仲間の家の関係で御質問いただきましたが、ことし5月現在17名でございまして、全員が生活保護受給者でございますので、当事業によります交通費の補助金の対象とはなっておりません。
それから、御案内のとおり、作業訓練等グループセラピーというミーティングを通して、精神障害者の自立、社会参加を目指して行っているということでございまして、現在作業の方におきましては牛乳パックの再生和紙、はがきづくり、紙すき用木枠づくり等々を行っている内容でございまして、これらにつきましては共同作業所の仲間の家の規約というものがございまして、現在本町から廻田町に移りまして実施をいたしている内容でございます。
それから次に、入浴券の配布方法について問題はないのかというお尋ねでございますけれども、これにつきましては年4回に分けて支給しているわけでございますが、その支給枚数等は先ほど御答弁申し上げておりますので、省略させていただきます。これは希望した場合におきまして、シルバー人材センターを通しまして配布をいたしておりますが、来所して窓口で渡す両方の併用型で行っているところでございまして、特に問題があるとは私ども思っておりません。
それから69ページの精神科嘱託医師報酬17万 9,000円の関係でお尋ねがございました。提案説明でも行われておりますが、東村山医師会の方に推薦をいただきまして10月から精神科の嘱託医を1名月1回委嘱していくものでございまして、17万 8,000円を月額、日額に分けた報酬で支給をしたい、こういうものでございます。業務内容といたしましては、指定医療機関から提出された精神障害入院要否の意見書というのを審査していただきまして、入院の要否を判定していただく。毎月平均30ケースぐらいがあるんじゃないかということを言われております。またケースワーカーが抱えているケースに対しまして必要に応じ助言指導をいただき、医療扶助の適正な運営を充実していくということでございます。現在通常の部分につきましても週2回の嘱託医でお願いをいたしておりますが、今回新たに精神科医をお願いするということでございます。
以上です。
◎保健福祉部参事(萩原則治君) 地域保健福祉計画策定事業に伴う老人保健福祉事業等、多くの御質問をちょうだいいたしましたが、順次お答えさせていただきたいと思います。
老人保健福祉事業の総括ということで、在宅福祉のケアを推進する関係、諸般の社会資源等、所管といたしましてもこれら連絡調整しながら、今回の議会でも16番議員、10番議員、それから24番議員と多くの答弁させていただいておりますが、これら事業のさまざまな内容、今日まで培ってきたものを地域福祉計画の中で検討させていただきたい、このように思っております。
それから2点目にありました保健福祉事業の経過を熟知している専門家、この辺はどうかということですが、この辺につきましては検討課題とさせていただきたいと思います。
それから地域ケアの政策の基礎となる考え方でございますけれども、これらにつきましても高齢者が日常生活を送る上で、他のものからの援助の必要性が生じた場合、現在の事業を推進する中で高齢者の介護から生じる各種の困難等ございますので、これらの軽減に対処すべく各種の援助を推進してまいりたいというふうに考えております。
それから次に御質問ありました先般市長に提出された地域保健福祉再開発計画案の御提言でございますけれども、現時点で私どもまだ熟知しておりませんけれども、十分拝聴させていただきまして、この計画の中で推進する中で検討してみたいとは思っております。
それからケアセンターのショートステイの利用者の件で、入所してすぐおむつの点でございますけれども、これは5市の中での連絡調整会議等ございますので、必要性判断した中で対応していくようにお願いしてまいりたい、このように思っております。
それから福祉電話の関係でございますけれども、これらの設置については既に暮らしの泉なり、福祉のしおり等、これで御案内かと思いますけれども、理由等は御判断いただいていると思います。そこで台数でございますが、現在市保有台数は77台、自己電話台数50台を本年度60台にしていこう、こういう考え方でございます。
それから生活用具の貸し出しの関係でございますが、これは社会福祉協議会等の関係もございまして、地域との根差した内容等を十分していかなきゃいけませんので、今後もなお続けて協議をし、対応に善処してまいりたい、このように思っております。そこで3年間の所管の云々でございますけれども、これは今3年間という手元にちょっとないんですが、実態としては生活用具については特殊寝台、マットレス、エアパット、腰かけ便座、車いす、移動用バーとか、たくさんあるわけですけれども、今日までは総計して10台程度の年間で対応してきておりましたけれども、昨年来高齢者在宅ケアサービスセンターですか、廃止したことによりまして、今回それらの影響と思われますけれども、補正として特殊寝台、マットレス等の増額 163万 2,000円をお願いしている内容でございます。
それからヘルパーの派遣の関係でございますけれども、この点につきまして3年ということでございますが、63年が 769世帯──延べ世帯です。元年が 704世帯、2年度につきましては 667世帯で減少されておりますけれども、平成2年度においては市内の3地区、ひとり暮らし、高齢者等への掘り起こし、訪問実施等、福祉サービスの提供等を図った 223件がございますので、これらに対しても所管としては充実していると判断しており、なお、推進に努力してまいりたい、このように思っております。
それから各所管のヘルパーの職員等の関係、それから嘱託職員の活用の関係、それから高齢者等一元的な関係の事業の推進でございますけれども、これらについては福祉計画を推進する中で検討の材料にしてみたいと思っております。
それから高齢者サービス総合調整推進事業の関係でございますが、この点につきましては、事業の内容につきましては、高齢者の個々の福祉ニーズに見合った最も適切なサービス提供、福祉保健等の地域福祉サービスの総合調整するという内容でございます。今日まで実施してきましたのは、ケースカンファレンス等の審議の内容等でございます。調整チームになる以前につきましては、御案内かと思いますが、プロジェクトチームという形で進んできたのを、このように切りかえております。本年度の事業費、財源ですが、事業費としてはございませんで、食糧費、報償費、通信運搬費、これらの要素でございます。
それから老人相談関係、最後の御質問でございますけれども、相談運営費のこの関係につきましては、社会福祉センター運営費事業費より移しまして、組み替えによる事業項目を設置したもので、今回補正をお願いしたという内容でございます。老人相談のコーナーの内容としては、職員人件費分でございます。今後の考え方でございますが、地域福祉計画の中でこれらも一定の考え方を示していきたい、このように思っております。
○議長(遠藤正之君) 答弁漏れありませんね。(「まだある。答弁していただいてないのがまだある」と呼ぶ者あり)以上で質疑を終了し、討論に入ります。
討論ございませんか。国分秋男君。
◆28番(国分秋男君) 平成3年度東村山市一般会計補正予算(第1号)に日本共産党市議団を代表し、残念ながら反対の立場から討論を行います。
補正第1号の幾つかについては評価できる点はあります。例えば我が党が一般質問で要求した多くの市民団体も実現を要望しておりました老人性白内障人工水晶体の助成、または萩山公園内水飲み場の設置、商店会活性化推進事業補助、その他であります。しかし、基本的には歳出補正額19億 4,004万円の2分の1以上の10億 9,000万円が質疑の中で明らかなように、公共施設等建設基金5億 9,000万円、土地開発基金繰出金5億円としてため込まれてしまったということであります。ましてや、歳入での地方交付税に至っては、土地開発基金、地域福祉基金、財源対策債、償還基金など、政府指導で自治体に押しつけ、基準財政需要額を算定しておりますが、これは本来一般財源として自由な裁量で歳出措置できるのに、政府は基金という枠をはめ、ため込みを奨励する措置などは納得できるものではありません。さらに基金を91年度限りで終わりとするなど、自治体を財政面から政府の都合でコントロールするなどは承服できるものではありません。まさに地方自治権の財政面から侵害しているということであります。
一方緊急を要し、かつわずかな予算で実現できる視覚障害者用点字ワープロ、障害者用ペンダント、小規模作業所の補助金のアップ、被爆者手当の創設などが見送られるなど、また東村山西口駐輪場、この問題では、日本共産党は無料の立場から質問しましたが、答えは残念ながら有料ということであります。結果として本当に残念であると言わざるを得ません。しかし、東村山市の将来構想から見れば、基金のすべてを否定するわけではありませんが、こうした緊急施策を切り捨てての基金積み立てには到底納得のいくものではありません。
以上の理由から、残念ながら平成3年度東村山市一般会計補正予算(第1号)に日本共産党市議団は反対を表明するものであります。以上です。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。立川武治君。
◆16番(立川武治君) 議案第52号、平成3年度東村山市一般会計補正予算に自由民主党東村山市議団を代表し、賛成の立場から討論に参加いたします。
昨年度に続き本年も譲渡所得税等個人市民税の増収、地方交付税の土地開発基金費、地域福祉基金等算入方法の継続による増、効率的財政の運用を期すべく、今後多くの資金を必要とする公共施設等建設基金積立金5億 9,000万円、土地開発基金繰出金5億円、生産緑地法施行等により公有地化の原資として基金額をふやすなど、将来に向けて財政基盤の確立を進めるなど、また地域福祉計画策定委託料の増額、新規事業の老人性白内障人工水晶体等助成事業に 100万円の増額、また東村山駅東口駐輪場の整備、ごみ処理関係測定検査委託料大幅増額補正、八坂商協への商店街活性化事業の推進は大きな商店街への発展が約束されるところであります。道路整備には私有道路整備事業への増額、新規では東村山駅東口土地区画整理関連府中街道拡幅のための測量委託料等、町づくりの歩道整備とつながるところであります。その他積極的な補正をされた努力に深く敬意を表し、討論を終わります。
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
午後5時22分休憩
午後5時22分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
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○議長(遠藤正之君) 以上で討論を終了し、採決に入ります。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
次に進みます。
休憩いたします。
午後5時23分休憩
午後5時45分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
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△日程第2 議案第53号 平成3年度東京都東村山市下水道事業特別会計補正予算( 第1号)
○議長(遠藤正之君) 日程第2、議案第53号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。上下水道部長。
〔上下水道部長 細淵進君登壇〕
◎上下水道部長(細淵進君) 上程されました議案第53号、東村山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明をさせていただきます。
今回お願い申し上げます補正予算の主な中身でございますけれども、歳入につきましては、工事区域の確定に伴いまして、国都補助金が確定したこと。2つ目といたしまして、平成2年度水道事業特別会計収支の決算が確定したこと。3つ目といたしましては、工事区域確定に伴います市債発行の必要性が生じたこと。歳出につきましては、下水道使用料徴収事務経費のうち、過誤納金の追加が生じたこと。2つ目といたしましては、工事追加等によりまして、建設工事費の追加が生じたことでございます。
それでは、補正予算に基づきまして御説明させていただきます。恐れ入りますが2ページをお開きいただきたいと存じます。今回の第1号補正にかかわる補正予算は、歳入歳出をそれぞれ5億 993万 7,000円を追加させていただきまして、予算の総額を70億 8,493万 7,000円とするものでございます。
恐れ入りますが、4ページをお開きいただきたいと思います。地方債にかかわる補正でございますが、当初予算をもって34億 5,750万円を計上させていただきましたが、3億 5,530万円を追加し、補正後の予算額を37億 9,280万円とさせていただきたいとするものでございます。
7ページをお開きいただきたいと思います。歳入歳出事項別明細書をもって御説明させていただきます。国庫支出金ですが、補正前の予算額に1億 8,010万円を追加し、補正後の予算額を4億 2,835万 7,000円とするものでございます。これは面整備拡大によるものでございまして、国庫補助金の一般分、当初1億 1,160万円でございましたが、これが3億 710万円に、国庫債務につきまして、当初1億 3,240万円が1億 1,484万円に確定したことに伴いまして、追加をお願いするものでございます。
次に、都支出金でございますが、補正前の予算額に 711万円追加させていただきまして、補正後の予算額を 3,971万円とするもので、これは面整備拡大によりまして、基礎数字が上がったことによりまして追加をお願いさせていただくものでございます。
次に、繰越金でございますが、補正前の予算額に 3,108万 7,000円の減額をし、補正後の予算額を 731万 3,000円とするもので、歳入総額57億 3,655万 4,671円、歳出総額57億 2,924万 1,131円、差っ引き 731万 3,000円を次年度へ繰り越しするものでございます。
なお、減額の主な内容でございますけれども、下水道使用料並びに受益者負担金が予定された金額よりも下回ったためが主な内容でございます。
次に、諸収入のうち受託収入でございますけれども、補正前の予算額に 1,851万 4,000円を追加し、補正後の予算額 8,412万 7,000円とするもので、これは都営住宅建てかえに伴います面整備に伴う水道管切り下げ工事でございます。場所につきましては廻田都営住宅でございます。
次に市債でございますが、補正前の予算額に3億 3,530万円を追加し、補正後の予算額を37億 9,280万円とするものでございます。これは建設工事の追加に伴う不足額を市債に依存するものでございます。
次に歳出に移らせていただきますが、総務費の補正前の予算額に 393万 9,000円を追加し、補正後の予算額を6億 8,723万円とするもので、これは総務費のうち一般管理費につきましては 525万 8,000円を追加させていただいているわけでございますけれども、同じく総務費の維持管理費につきましては 131万 9,000円の減額をし、差っ引き 393万 9,000円の追加をお願いするものでございます。
なお、追加の主な内容でございますけれども、下水道使用料過誤納金還付金の大幅な発生によるものでございます。減額の主なものにつきましては、下水道債作成委託費の契約金の差金でございます。該当地区でございますけれども、平成2年度実施いたしました本町1丁目、2丁目、諏訪町1丁目、2丁目の地区でございます。
次に、事業費でございますが、補正前の予算額に5億 5,828万円を追加させていただきまして、補正後の予算額を46億 7,762万 1,000円とするものでございます。なお、追加の主な中身でございますけれども、廻田住宅建てかえに伴います下水道管の敷設替え工事、2つ目といたしましては、主要地方道4号線、これは所沢街道沿いでございますけれども、下水道管の敷設替え工事。3つ目といたしましては、北山処理分区の一部工区拡張によるもの。4つ目といたしましては、都営栄町三丁目団地建設に伴います公園整備による下水道工事でございます。5つ目といたしましては、上水道管切り回し工事委託に伴う路線延長によるもの、並びに物騰分を追加させていただいております。
次に、公債費でございますが、補正前の予算額に 5,651万 8,000円を減額し、補正後の予算額を16億 9,152万 9,000円とするものでございます。この減額につきましては、起債発行額の減額と利率の減等により減額をお願いするものでございます。
以上、大変雑駁な説明で恐縮でございますけれども、御審議の上御可決賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。丸山登君。
◆6番(丸山登君) 提案説明でもございましたが、13ページの下水道使用料過誤納金還付金が 480万円増額されておりますが、この内容についてお尋ねいたします。時間もございませんので、2点ばかりお伺いさせていただくわけですけれども、1点目の方といたしまして、下水道使用料の過誤納金は該当者本人から指摘されて発見されたのかどうか。また件数はどのくらいあるのか。例えばまだ下水道が完成してないところなどが入っていないかどうか。また何年の何月から何年の何月までなのかをお聞きしたいと思います。それからまた該当者本人との折衝はどのように行っているのかお聞きしたいと思います。それからまた発生した原因等もお聞かせいただきたいと思います。それから今後の事務のチェック体制の改正、見直し等のお考えはどうかお聞きしたいと思います。
15ページの工事請負費4億 5,802万円の内訳を詳しくお聞きしたいと思います。また、増額中に平成4年度計画区域が国庫補助金の関係から一部先行工事の形で含まれているようですが、全体計画が早められるのかどうか。また、久留米幹線がおくれているというようなこともお聞きしておりますし、逆に本町都営の建てかえは予定より早まるというようなこともお聞きしております。補助金等の関係で残された区域が平成7年度までに予定どおり、計画どおりですね、実施できるのかどうかお聞きしたいと思います。
以上です。
◎上下水道部長(細淵進君) 最初に、下水道料金にかかわります過誤納金につきまして御答弁させていただきたいと思います。
まず、発見までの経過でございますけれども、面整備等の工事完了に伴いまして、いわゆる供用開始が始まり、公共下水道管への接続をお願いしているわけでございますけれども、時間経過の中で、未接続者に対しまして接続促進方の文書をもってお願いしているわけでございます。その際、対象者のチェック時に供用開始以外区域のものへの下水道料金の賦課がされていることが発見されました。本件発見に伴いまして、事の重要性にかんがみ、全世帯を約2カ月かけて調査させていただいたわけでございますけれども、結果的には38世帯が同一処置をされているという結果に至ったわけでございます。このようなことを犯し、該当する市民の皆さん、また議会の議員の皆様方にも心よりおわび申し上げる次第でございます。
該当する市民の皆様への対応でございますけれども、一部の方につきましては既に連絡をとってございますけれども、最終的には議会御議決をいただいた時点で速やかにおわび方々措置をさせていただきたいと思っているわけでございます。
次に、発生原因でございますけれども、結果につきましては、下水道部といたしまして厳粛に受けとめなければならないわけでございますけれども、このようなことを繰り返さないことを肝に銘じまして、慎重さを欠いたということが単純なミスに至ったわけでございますので、今後の対応につきましてはさらにチェック体制の確立をいたしまして、このような御迷惑をかからないような再発防止に努めてまいりたいと思っているわけでございます。
次に、工事請負費2億 5,802万円追加についての御質問でございますけれども、追加工区といたしましては、都営廻田住宅建設にかかわります下水道の敷設替えでございます。2つ目といたしましては、主要地方道4号線、これは所沢街道の沢の台から全生園寄りのところでございますけれども、敷設替えに伴います工事でございます。3つ目といたしましては、都営栄町三丁目団地に建設されます公園設備に伴います下水道設備工事でございます。それと工区拡張、いわゆる現在多摩湖町を実施しているわけでございますけれども、それにかかわります市道10号線の延長分等々でございます。それと物価上昇、これは約12%程度が上昇しておりますので、それを一括して今回お願いいたしました額がこのように4億 5,580万 2,000円という多額の額になったわけでございます。
次に、国庫補助金追加によります先ほども御説明申し上げました4年度実施計画予定の北山処理分区の工区を本年度事業といたしまして、一部事業区域を拡大することによりまして、これらの関連いたしますいわゆる全体計画を早めることができるかとの御質問でございますけれども、基本的には実施計画でお示ししております年次別排水区域整備計画をもって進めるべきであると考えておるわけでございますけれども、恩多町1丁目、2丁目、萩山町2丁目から4丁目にかかわりますいわゆる野火止用水の南側地区でございますけれども、荒川右岸東京流域下水道東久留米幹線の整備計画がそこに埋設される東久留米都市計画道路用地の買収時期等によりまして、当初計画より1年先送りになったということが確定いたしましたものですので、これらにつきましても当市といたしましては市民への影響並びに実施計画との整合性等の問題があったわけでございますけれども、助役さん等にも御足労いただいたわけですけれども、結果的には相手様のあることでございますので、どうしても地域によっては1年間延伸せざるを得なかった、そういうことで各地域につきまして図面でそれぞれ御説明させていただいておりますので、その点細部につきましては御容赦いただきたいと思います。
以上でございます。
◆6番(丸山登君) 簡単に、下水道使用料の過誤納金が発生したことは本当、非常に残念なことなんですけれども、答弁をお聞きしますと、職員の方が2カ月もかけて発見したということでございます。大変だったなとは思うんですけれども、市民の方々の信頼を回復するために、該当者に対しまして誠心誠意の対応をしていかなくてはいけないと思うんですけれども、どのようになさっていくかというか、どのようにお考えか。また今後このようなミスは絶対起きないように、どのように取り組んでいかれるのかお聞きしたい。
それから計画を変更が一部あるようですけれども、変更地域住民の説明はどのようになさっていくのか御説明願いたいと思います。
◎上下水道部長(細淵進君) 下水道料金の関係でございますけれども、前段で申し上げましたとおり、非常に重大な事態ということでございますし、一件もあってはならないことでございますので、先ほど御答弁させていただきましたが、やはりチェック体制の確立、職員の意識の問題もございますけれども、それらを相まって指導の充実を図ってまいりたいと思っているわけでございます。
それと、工事区域の変更等によります関係する住民の皆様へのPRでございますけれども、本件につきましては予定といたしましては11月1日号の市報をもって周知徹底を図ってまいりたいと思っているわけでございます。
以上でございます。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。罍信雄君。
◆11番(罍信雄君) 最初にお伺いいたしたいんですが、この補正予算の所管として予想できなかったといいますか、予想が難しかった部分の出と入りはどの辺でしょうか、その辺を最初にお伺いしたいと思います。
それからもう1つは、上水道関連の切り回し工事の委託増が1億円ほどでございましたけれども、これは物騰分ということもございましたけれども、何カ所ぐらいに当たるのか、その辺を教えていただきたいと思います。
それから、今の過誤納金の返還分でございますけれども、 480万ということでございますから、推定38世帯ということでございましたので、単純計算すると13万ぐらいかなと思うんですが、例えばその中で大口はどういうところが大口なのか、その辺がわかったら教えていただきたいと思います。
供用開始区域内というのがあるわけですが、この水洗化状況についての普及率をできれば開始年次別にわかったら教えていただきたいと思います。
以上でございます。
◎上下水道部長(細淵進君) 1点目の当初予算で今回の補正額が予想できなかったのかという御質問かと思いますけれども、御案内のとおり、国都補助金につきましては、当初予算の中でやはり昨年度の実績をベースといたしましてせざるを得ないわけでございます。しかし、それぞれにつきましては所管等の御努力等も踏まえましてですね、結果的には一部区域の拡大等によって国庫補助の増額をいただいたわけでございますけれども、やはりこれらにつきましては当初予算からのまた国都との折衝の経過等もございまして、予算、当初の中では見切れない部分があったということで御理解ちょうだいいたしたいと思います。
それと、上下水道の工事にかかわりまして、物騰分等といたしまして、非常にことしにつきまして大幅な額が補正としてお願いしているわけでございますけれども、結果的には12%程度の物騰分があったということでございます。
それと、管渠築造にかかわる関係につきましては、先ほど廻田住宅、主要地方道等々で御説明させていただきましたけれども、本件につきましてもいわゆる拡幅の状況はどうなのであろうとか、道路の線形はどうなるであろうとか、じゃ高さはどうであろうとか、編成当初におきましてはまだ確定しておりませんでしたものですので、この2件につきましてはこれが確定いたしました補正で追加をお願いしているという内容でございます。
それと、工区の確定につきましては、議案については6月議会でお願いしているわけでございますけれども、やはりその間も国都との折衝はあるわけでございます。それらを踏まえまして、工区を若干延長することによって補助金も獲得できる、そういうふうな目鼻がつきましたのは最近でございますので、それに伴います補正をお願いしたいということでございます。大きくはその点で御理解ちょうだいいたしたいと思います。
それと、過誤納金の大口の関係で御質問をちょうだいいたしたわけでございますけれども、1点につきましては、これは御商売されているお店でございますけれども……、ちょっと端数数字まで申しわけございませんけれども、 420万何がしかでございます。
それと、1億円の委託費の関係で御質問をちょうだいいたしたわけでございますけれども、本件につきましては下水道敷設によりまして、上水道との併合する部分があるわけでございますが、それに伴います関係で切りかえをここのところでお願いする部分、これは約多摩湖町地区等で3カ所あるわけでございますけれども、これの部分と、もう1点につきましては先ほど御説明させていただきました物騰分12%、これが主な増の内容でございます。
それと、普及率の関係で御質問をちょうだいいたしたわけでございますけれども、普及率の関係につきましては、前提条件といたしまして、いわゆる供用開始後3年経過いたしました地区が3町あるわけでございます。その3町で御容赦いただきたいと思いますけれども、ただし、これにつきましても一部条件があるわけでございますけれども、秋津町でございますが、秋津町の5丁目の、1丁目から5番地、いわゆる西武池袋線の北側になりますけれども、まだそこは未敷設でございます。世帯数としてはそんなにございませんけれども、ここを除かせていただきますと、水洗化既に実施されている世帯が95.8%でございます。青葉町でございますけれども、91.4%でございます。富士見町でございますが、本町につきましては、4丁目の一部がまだ3年経過してございませんので、その部分は差っ引いて御理解ちょうだいいたしたいと思いますけれども、79.8%の普及率でございます。
以上でございます。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。佐藤貞子君。
◆14番(佐藤貞子君) それでは歳入の方からお尋ねいたします。
18ページをごらんいただきたいと思いますが、地方債につきまして、3年度までの残額が264 億 4,556万 7,000円となっていますが、下水道は7年度末の完成の時点で、下水道債の発行残高はどの程度見込んでいらっしゃいますか。また30年先の37年度末には返済完了の見込みはありますか。そのことをお尋ねいたしたいと思います。
次に歳出の方につきまして、初めに、過誤納金のところで、先ほど先輩議員がお尋ねくださいましたけれども、いつからいつまでの期間か、そのあたりの御返答がなかったように思いますので、その期間を教えていただきたいと思います。
次に、15ページの管渠築造工事につきまして、所沢街道沿いの工事で、敷設替えというような御説明がございましたけれども、何メートルで、管の太さはどれだけで、なぜ敷設替えをするのか、その理由をお尋ねいたしたいと思います。よろしくお願いします。
◎上下水道部長(細淵進君) 1点目の、地方債の関係で御質問いただいたわけでございますけれども、平成7年度の現債額でございますけれども、 354億 1,451万 7,506円でございます。それと、平成37年度によりまして完了するわけでございますけれども、したがって、完了時点ではゼロということになるわけでございますが、7年度につきましては年次計画をもって、整備計画の最終が7年度でございますので、7年度までは財政事情等によりまして起債にお願い、依存するほかないわけでございますけれども、37年度につきましてはそういうことで御理解ちょうだいいたしたいと思います。
それと、過誤納金の関係で御質問をちょうだいいたしたわけでございますけれども、先ほど私の方から38件ということで御答弁させていただきましたが、これにつきましては古い年度という御質問かと思いますけれども、62年でございます。38名のうち62年の方が一番古いということでございます。したがって、これらにつきましては発見いたしまして、お返しするということになりますと、いろいろな計算があるわけでございますけれども、平成3年の6月時点で発見いたしまして、それで全世帯調査して、先ほど御答弁申し上げました結果になったわけでございます。
それと、いわゆる主要地方道の所沢街道の延長でございますけれども、 376メーターでございます。これは両サイドで歩道部分へ敷設替えするわけでございますけれども、管の口径でございますけれども、 250ミリ管でございます。
以上でございます。──これはですね、いわゆる都道に敷設しているわけでございますので、御案内のとおり、所沢街道につきましては都道でございます。そこにうちの方でお借りしているわけでございます、敷設の場所をですね。それで都道等の拡幅等によりまして、原因が都の方に出てまいりましたので、お借りしている下水道の方で原因者負担ということで敷設替えをさせていただく、そういうことでございます。
◆14番(佐藤貞子君) ありがとうございました。
もう1点お尋ねしたいんですけれど、お返しする分はもちろん利息をつけてお返しくださると思いますが、そのことが1つと、もう1つは、市長さんは──おいでにならなくなりました。じゃ助役さんにお尋ねいたしたいと思いますけれども、国は日米構造協議の中で、10年間で 450兆円の公共投資を行うということになっておりますけれども、国の補助率の引き上げに向けてぜひこれから市長会の中でどのように対応なさってくださるかお尋ねいたしたいと思います。表を見ますと、余りにも市の負担と、市債の負担と、それから国庫支出金の比が、市債に対して国庫支出金の方が10分の1に近いような割合になっておりますので、ぜひこの点お考えをいただきたいと思います。
◎上下水道部長(細淵進君) これに伴います還付加算金の関係でございますけれども、これらにつきましては当然地方自治法、地方税法等に準拠いたしまして還付加算金は計算させていただいております。ただし、38件のうちにこの加算金に該当する世帯につきましては、2世帯でございます。
◎助役(原史郎君) 下水道事業につきましては、御承知のように2つに大きく分かれておりまして、1つは幹線は流域下水道として国が実施する。それから幹線以外の枝線につきましては、これは国庫補助対象としていわゆる公共下水としての事業を市町村が実施するというふうな内容になっているところでございまして、当然流域に国は全額国の主体で行っておりますので、公共下水の市町村が担任する部分については、非常に補助率が低いことは事実でございますけれども、今後やはり26市としましてもこれらの実態の地方債の現実等も踏まえまして、努力をするように今後とも重ねてまいりたいと思います。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) それでは、下水道特別会計の補正予算、議案第53号について何点か伺います。
第1点目、14ページの下水道建設費の補正後の44億 5,376万 5,000円について伺います。①として、これはどの負担区の工事費であるか明らかにしていただきたい。②下水道建設費の補正額の財源内訳は、特定財源が5億 5,049万 6,000円、一般財源が 752万 4,000円となっているのでありますが、そこで伺いますが、補正後の下水道建設費合計44億 5,376万 5,000円の財源の内訳、すなわち国庫支出金、都支出金、起債、負担金等、これらについて具体的に明らかにしていただきたい。
第2点目、下水道建設費に関連して何点か伺います。公共下水道の敷設に伴って、公共下水道の下水管に排水管を接続させるのは各世帯ごとの費用負担で行われるのは当然でありますが、排水管設置については本定例会の中でも既に指定下水道工事店ではなく、個人で工事ができないかというような質問が出ていたようであります。そこで本件について、まず①として、下水道条例第5条及び第10条によれば、排水管等の設備の新設等の工事はあらかじめ市長の確認が必要であり、市の指定水道工事店でなければ工事を行ってはならないと規定されているわけでありますが、念のため確認しておくのでありますが、これに間違いはないか。
②次に、下水管に排水管を接続させる工事を市指定下水工事店に発注した際の問題について幾つかトラブルが発生しており、私のところにも市民から苦情が寄せられておりますので、具体的に伺いますが、隸、丸山設備工業という業者は市の指定工事店であると思うが、これに間違いはないか。隹、丸山設備は市指定下水道工事店規則第17条及び第18条に基づく配管工の登録はいつ受けたか。雎、ところで、この丸山設備は、本年4月17日付で市民に対して排水設備工事の見積もりを行い、文書で渡しているのでありますが、この市民の方が工事の見積書に基づいてこのたび工事を発注しようとしたところ、本年5月に市が工事等の基準単価の改定を行ったことを奇貨として、2割も見積もり金額の上乗せを要求したのであります。本来見積書に金額を明記したということは、工事費用の予約をしたのと同義でありますから、見積書に特約条項を設け、見積もり金額の有効期間を明示していない限り、見積書を受け取った相手方の市民から発注があった場合には、見積書記載のとおりの金額で工事を請け負うべき義務を負担しているはずであります。所管としてこのような商道徳に反する態度をとっている業者に対して、どのような指導を行っているか明らかにしていただきたい。丸山設備工業側は、当該の市民に対して、市が工事代金の上乗せを指導しているというような説明をしたと聞いているのでありますが、これについて事実かどうか明らかにしていただきたい。
雋、次に、排水設備工事等の基準単価等の改定について伺いますが、改定の手続、すなわち時期、内容等について具体的に明らかにしていただきたい。
雉、基準単価の改定と見積書の扱いについて伺いますが、基準単価の改定前に作成され、交付された見積書の金額については、改定後も変更することなく業者は維持しなければ、市民は急に工事費用が上乗せされて、何かだまされたような気がするのは当然であります。当該市民からいただいた資料によりますと、見積書の中で、付記として、工事内容により金額が見積もりと多少前後いたしますが、御了承くださいとか、浄化槽のくみ取り料金は別途扱いです等の付記はあるものの、基準価格の変更による見積額の変更については何ら触れていないのであります。したがって、このような場合、工事費用の基準単価の改定前に発行された見積書の金額は維持するよう業者を強く指導すべきと思うわけでありますが、これに対処する所管のお考えを明らかにしていただきたい。
第3点目、13ページの維持管理費について伺いますが、①下水道法第12条の2第1項または第5項、②として下水道条例第14条、第16条及び第23条、これらは有害汚染物質の下水への垂れ流しを防止する目的で規定された条文でありますが、これらのそれぞれについて現在どのような監視あるいは監督の体制がとられているか明らかにしていただきたい。下水道条例の第14条、16条、23条の関係についてお答えをいただきたいと思います。
第4点目、13ページの一般管理費関係について伺いますが、下水の所管としては水洗化普及経費が設定されているのでありますが、ここでは所管は環境部だと思いますが、浄化槽作業経費の負担軽減措置について伺います。本件については要綱で定められており、第2条第3号に軽減措置の対象が公共下水道供用開始地域以外に有する一般家庭の使用する浄化槽に限定されているため、下水道が供用開始された途端、本件軽減措置は打ち切られてしまうという状態になっているのであります。確かに下水管への接続を促進しようという考え方は理解できないわけではないのでありますが、排水管の接続工事はおよそ50万円前後の経費がかかるという事情になっており、世帯によっては下水が供用開始になったからといって、直ちに排水設備の工事ができない場合もあるのであります。機械的に供用開始を境に、直ちに軽減措置を打ち切るのではなく、下水道法第11条の3の規定を基準とすべきではないか。すなわち処理区域内においてくみ取り便所が設けられている建築物を所有するものは、当該処理区域についての第9条、供用開始の公示等第2項において準用する同条第1項の規定により、公示された下水の処理を開始すべき日から3年以内にその便所を水洗便所に改造しなければならない、このような3年間を限度とするという考え方に立って規定をされているわけであります。
このような……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員に申し上げますけれども、朝木議員、これも一般質問に回していただきたいような感じですので、そのつもりでなるべく早く質問を切り上げてください。
◆5番(朝木明代君) この規定の3年間を限度とするという考え方に立って、庶民の生活に配慮すべきだと思うわけでありますが、この点についてどのようにお考えか明らかにしていただきたい。
以上です。
◎上下水道部長(細淵進君) 工事費にかかわります関係で、増の御質問をちょうだいしたわけでございますけれども、本件につきましては今回整備計画をいたします北山処理分区地区が主でございますけれども、一部栄町が1区域、それと先ほど追加としてお願いしてございます廻田住宅、所沢街道沿い等とあるわけでございますけれども、これらに基づきます総トータルとしての事業費に対しまして12%の、おおむね12%のアップが生じた、そういうことで御理解をちょうだいいたしたいと思います。
それと、補助金等について財源の内訳を示せということでございますけれども、これにつきましては補正予算の中で財源内訳表というのが裏面にございますけれども、これは当初予算もこういうふうな形で、総予算額に対して国都を初め一般会計からの繰り入れ等について、その資料で御参考いただきたいと思いますので、御理解をちょうだいいたしたいと思います。
それと、指定工事店にかかわります問題を御質問いただいたわけでございますけれども、東村山市の指定水道工事店規則があるわけでございますけれども、これの中で指定工事店の必置条件といたしましては、排水設備技術者及び排水設備配管工をそれぞれ1名専属として置くということが1つでございます。それと指定はいつかということでございますけれども、これにつきましては、条例に基づきまして書きかえがあるわけでございますが、平成3年4月1日付で35店舗、全員条件が具備されておりまして、再更新をさせていただいてございます。
それと、工事費にかかわりますお客さんとの関係で御質問ちょうだいいたしたわけでございますけれども、これは条例、規則等につきましては申しわけございませんけれども、省略させていただくわけでございますけれども、工事に伴います工事費につきましては、標準単価表というものを市の方で作成いたしまして、この標準に基づいて工事費をそれぞれ工事店において積算をしていただいたというわけでございますけれども、これに伴います平成3年度に単価表の改正をさせていただきました。改正前につきましては、60年の6月に改正させていただいた以降、改正してないわけでございますけれども、それぞれの物騰、社会状況等踏まえまして、平成3年5月15日、これは平成2年度に整備計画、工事をいたしました地区への供用開始が翌年度の5月15日ということでございますので、これに合わせて改正をさせていただいたものでございます。
なお、これに伴いますお客さんとのやりとりの関係でございますけれども、やはり基本的には標準単価表を参考といたしまして積算していただいているわけでございますけれども、それが改定前と改定後のちょうど時期的に非常にタイミングの悪い時期かと思いますけれども、基本的にはこれらの問題につきましてはあくまでも業者とお客さんの関係ということで、私たちは基本的には理解をさせていただくわけでございますけれども、ただ、たまたま改定が市の単価表という問題もございますので、これらにつきましてはちょっと調査させていただきまして、ちょっとお時間をちょうだいいたしたいと思っているわけでございます。
それと、あと、特定施設に対するたしか御質問かと思いますけれども、これにつきましても下水道法、水道法等ございまして、やはり特定施設が公共管に放流する場合には、その放流の内容によりましてそれぞれの構造等の設備を条例で期待しているわけでございますけれども、非常に急な質問で申しわけございませんけれども、これらにつきましては6月の段階でも勝部議員さんにも御質問いただいておりますので、できましたらその辺で御容赦いただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。(「終わってないじゃないか」「まだ答弁終わってないでしょう。環境部って言ってんでしょう」「なし」「答弁してないぞ」と呼ぶ者あり)じゃ、答弁続けてください。環境部長。傍聴席はうるさいから黙ってて。あんた関係ないんだから。
◎環境部長(小暮悌治君) 急遽御質問をいただきまして、明快な答弁はできないかと思いますけれども、浄化槽の清掃に係る内容につきましては、公共下水道の水洗化を促進するという東村山市の施策に沿いまして、昭和61年に住民の負担軽減という措置に関する要綱が設置をされております。これに基づいて公共下水道の供用開始地域以外のところについての助成軽減、負担の軽減をいたしますけれども、供用開始の告示がなされたところは公共下水の普及を、水洗化の普及を図るということからして、即告示をされればこの軽減措置の適用は外れるわけでございまして、今後も水洗化の促進を図るということから、この要綱に沿った推進を図ってまいりたい、このように思っております。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。
討論ございませんか。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 討論がありませんので、採決に入ります。
本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 異議がありますので、挙手により採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第3 一般質問(続)
○議長(遠藤正之君) 日程第3、一般質問を行います。
順次質疑を許します。木内徹君。
◆3番(木内徹君) それでは、質問通告に従いまして、「緑と街並み美しい街づくり」についてお伺いをしたいというふうに思います。
さきの6月議会では、緑に関する項目は除いて地球環境に優しい自治体づくりについて質問をいたしました。今回はこの緑の問題と、そして都市景観、都市美の問題についてお伺いをしてみたいというふうに思います。
まず、緑の施策についてでございますけれども、御存じのように地球全体は森林の伐採が進んでおりますし、また乾燥化、いわゆる砂漠化も進んでおります。その意味から、私自身はこの地球環境の緑を守るためには、私たちが住んでいるこの地域の緑を守るということが大変大切であるというふうに思っております。そしてまた、特に都市に住む住民にとってこの緑というのは絶対に欠かせない、いわゆる生活環境の要素であるというふうに認識しております。
そこで、私は今市が緑の総合計画の策定に向かって進んでいるということをもちろん緑化審議会の委員としても聞いておりますので、ここでは身近な個々の問題についてお伺いをすることにいたします。まず第1点に、広域行政圏協議会の緑化専門委員会についてであります。これは平成2年度というふうに私は記憶しておりますけれども、この緑化専門委員会でいわゆる関係市の緑被率の調査をする。そしてその後の委員会でその調査をもとにさまざまな広域的な緑の問題についての話し合いを行うというふうに聞いております。その意味で、この間の緑化専門委員会の動き、内容についてまず第1点目にお伺いをしておきたいというふうに思います。
それから第2番目に、都の浄水場の問題でございます。私が「鷹の道」や何かを通るときに思いますことには、あそこの側道部分の緑がどうしても少ない。非常に手入れをされたそんな緑になっていますけれども、もっともっとボリュームを持たせることもできるんではないかと思います。と申しますのは、あれは境の浄水場、これはその意味では東村山の浄水場と同じ条件なんですけれども、いわゆる本当に森の中の浄水場という景観を呈しております。もちろんこの間に私はこの件について何回か質問をし、都の見解はいわゆるその緑をもっと植栽をすることによって、浄水機能に弊害が出てくる。そのような答えも聞いておりました。しかしながら、境の浄水場でそのようなことができて、なぜ東村山でできないのか。その意味では、もちろん植栽のための費用、あるいはその管理のための費用がかかるでしょうけれども、私は東村山市が自然の中に囲まれた都市、そういう緑豊かな都市を目指しているという、いわゆる基本計画もございます。その意味で、再度浄水場の緑についてのお伺いをしておきたいというふうに思います。
それから次に、通産省研修所の件でございます。もちろん私自身この地域住民の方々は、私自身も含めてあのブロック塀がなければいい。何とか生け垣にしてほしい。特にあそこの通産省のブロック塀は9段になっておりまして、それからいわゆる都立東村山中央公園の入り口にも当たるところです。そして右側にはいわゆる富士見小学校の生け垣があり、左を見ると本当に監獄のようだというふうに地域の住民が言ったそうですけれども、私自身もそのような気持ちを抱いております。特にこれから都市景観の問題、そしてまた緑の問題を取り上げたときに、一体国があんな施策でいいのか。もちろんこの間の経過は十分承知しているつもりですけれども、その意味で、再度強い意思を持って通産省に当たっていただきたい。そして、もしかですね。確かにこの間やったばっかりだから、すぐはできないという答えもあるでしょう。そういうときには、緊急一時避難的にあそこの富士見小学校の児童による壁画の問題。
ただですね、私考えてみて、この間の新聞に載っていましたけれども、壁画もそのまま直接かくのではなくて、ひとつパネルに児童生徒にかいてもらって、あそこのブロック塀にかける、こういう方法もあると思います。直接かくとなりますと、あそこも交通量が多いところですから、危険も伴いますし、雨の日もかけません。その意味で、一時緊急避難的にそういうパネルを掲示することによって、あそこの前を通って東村山中央公園に入る人が、本当に心和んで入れる。そういうふうにしてみてはどうでしょうか。これらについてお伺いいたします。
それから、野火止緑道の件ですけれども、今年度の予算計上で緑道の改修計画、これがございます。これは八坂駅から、いわゆる九道の辻からというふうに聞いておりますけれども、あそこの緑道で私は何回もこれを取り上げておりますけれども、まさしくこの野火止の公有地であるにもかかわらず、二、三軒の家があたかも自分の駐車場かのように使っている事例が身受けられます。これはもう私5年前からその件には指摘をしまして、それでその答弁の中では、その人たちに会って、いわゆる一定の構造物の整理をし、そしてさらに生け垣あるいは植栽をしていく、そういうふうに答えられております。
ところが、現状を見ますと、確かに構造物そのものは撤去されておりますけれども、そのままいわゆる不法占用という形で駐車場に使われている問題。これは何かで確かに行政としてもお願いするときにきっかけがないとなかなかやりづらい点もあると思います。この野火止の緑道の改修計画をきっかけに再度この問題について話し合っていただきたい。そして緑道の回復を図っていただきたい、そういうふうに思うわけです。
次に河川の緑化の問題です。これについては今私はずっと取り上げてきた問題に空堀川のいわゆる廃川敷、あるいはまた管理道路、それを緑のいわゆるプロムナード化にしたらどうかという提案をしてまいりました。そして今、東京都の理解も得て、いわゆる緑道、ミニ公園化の計画が進んでおります。本当に所管の方々の御努力を私は大変敬意を持って見守っているわけでございますけれども、今後前川の準用河川の問題が確かに同僚議員から問題が出ました。そこで、いわゆる準用河川をして格上げをして、改修をすると、そういう方針のもとに進んでいるわけですけれども、この前川の改修のときに、今からやはりいわゆる散策道、あるいは緑道というものも常に頭に入れて、この前川の改修工事についても今後進めていただきたい、そういうふうに思いますので、その点についてお伺いをしておきたいというふうに思います。
次に、道路緑化の件でございますけれども、これも本当に行政の皆さんの努力に対して敬意を表するわけでございますけれども、武蔵野西線沿いの緑化、そして金山通り等の緑化、大変すばらしいものがあります。本当に皆さんの努力に対して敬意を表しますけれども、さらにこれは一般的に言えることなんですけれども、建設省の基準によりますと、大体2メートル以上の歩道の場合は緑化をできるだけしなさいという努力義務といいますか、そういうものがありますけれども、私自身は先ほどちょっと議案の中で申し上げたんですけれども、2メートル以下でももちろん、1メートルだったらなかなか車いすの問題もございますし、すれ違いの問題もございますけれども、ただ、2メートル以下だから、即この植栽帯、いわゆる街路樹を設ける必要はないというふうにしゃくし定規に考えるのではなくて、いわゆる何回も言っていますように、武蔵野の場合は、できるだけ沿道緑化、あるいは街路樹を植えていこうということで、幅が狭くとも、もちろん限度もありますけれども、いわゆる金網フェンス的なものを高さ大体どのぐらいありますか。60センチぐらいありますけれども、そこにツタをおわせることによって、植栽帯の幅を縮めていると、そういう事例もございます。
私は基本的にできるだけ歩道あるいは街路に植樹をしていくという基本にのっとって、そういうところも大いに考慮していただいて、今後の道路緑化を進めていただきたいというふうに思います。
次に、デイキャンプ場ですけれども、この件については2年前でしたか、あのデイキャンプ場を公有化して、いわゆる半永久的に東村山市の緑として残しておきたい、残していきたいという答えがございました。ただ、あの端側ですけれども、東京都の河川の代替用地として民間に売られ、そしてそこが木が伐採されました。その意味で、私大変心を痛めているわけでございますけれども、そういう事例があったとしても、あのデイキャンプ場を何とか残していただきたい。その公有地化の考えは変わっていないだろうなということでお伺いをいたしたいというふうに思います。
次に、事業所との緑化協定でございますけれども、これについては、敷地面積 3,000平方メートル以上の市内19カ所の事業所のうち、既に9事業所と締結を結んだというふうに聞いております。そのところの進捗状況と、そして将来ですね、もちろんまだ残されていますから、大変な努力が必要かと思いますけれども、将来 3,000平方メートル未満の事業所とも協定を進めていただきたい。そういう意味で、時間はかかります。まだ先の話かもわかりませんけれども、そういう基本的な立場に立って、この事業所との緑化協定を進めていただきたい。そういうことで御質問をいたします。
次に、駐車場の沿道緑化の問題でございますけれども、私が市内を歩いてみますと、本当に都市景観上、今駐車場というのが大変妨げになっている。いわゆる何十台もとめてあって、そして金網が、あるいはブロック塀というものがなされておりますけれども、もちろん私自身この駐車場の需要が高まるというのはよくわかります。そして、しかしながら、道路に面した部分の緑化も、そこを前を通る人たちにいわゆる緑被率といいますか、これが大体60%以上になりますと、非常に安らぎ感が生まれるというふうに言われておりますけれども、この生け垣補助、いわゆる補助といいますか、この本年度に生け垣補助制度ができました。その意味では、この制度は事業所にも適用されるというふうに聞いております。その意味で、積極的にこちら行政側から、例えば一周パトロールをしたときに、この駐車場が沿道が緑化されていれば大変いいだろう、そういうところも積極的にこちらから呼びかけてこの制度の活用を図っていく。そういう意味で、このお考えをお伺いしたいというふうに思います。
次に、畑地の問題ですけれども、市内にかなり畑地があるわけでございますけれども、雨が降ると表土が流出し、道路に、普通の歩道なり、あるいは道路に出てまいります。また風が強くなりますと、その土が飛散し、そしてまた大変な何といいますか、ほこりの問題も出てきます。その意味で、私が見てみますと、あの畑地でもかなりその所有者によってドウダンツツジなり、あるいは生け垣が植えられて、非常にすばらしい、またそういう表土の流出防止もあるんでしょうけれども、きちっと管理しているところは管理しているんですけれども、管理してないところは本当に目立つようになっております。これも例えば生け垣補助制度がございますし、その意味で、積極的な活用を図って、畑地の道路に面したところの緑化をお願いしていってもらいたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
次に、第2番目に、美しい町並みづくりについてでございます。現在は心の充足、また豊かさを求めている時代と言われております。すなわち豊かな緑、美しい町並み、また静かなたたずまい、あるいはまたきれいな水辺など、心が休まる環境を市民は求めております。これらについては市民の意識調査にもはっきりあらわれているわけでございますけれども、そこでまず第一に、景観を損ねる要素の除去、そして修景、あるいは歴史的建造物、道の保存等修景ということがまず第一に求められるんではないでしょうか。
町の中を歩きますと、いろんなさまざまな広告物がございます。もちろん捨て看もございます。あるいは歩道を狭める電柱の問題もあります。あるいは上を見上げると電線がこんなこんな混線しております。さらにまた、私から見ますと、あの白いガードレール、あるいは空き地や、道路のごみの散乱、またごみ集積所、あるいはその周辺のごみの散乱、また河川でも一部ネットフェンスが張られております。また不統一な建物の高さと色彩、あるいはまたブロック塀など、周辺の景観を損ねるものがたくさんありますけれども、都市の美観を創造するためには、まず第一に、私たちがその町を歩いてみて、どうもこれは周囲の景観にマッチしてない。そのような景観を損ねる要素を除去し、また周辺の修景を図っていく。これがまず基本になるんではないでしょうか。
さらにまた、市内には正福寺だとか、あるいは八坂神社、梅岩寺等の神社仏閣、あるいはまた八国山、万年橋のケヤキ、水車苑などのアメニティー資源もございます。これらと市内の図書館とか、児童館、あるいは公園などの公共施設を結ぶ道の整備と、それぞれの施設やアメニティー資源の保存、またその周辺の修景も大切であるというふうに思っております。
そこで私は、今回はこれらの個々の細かい問題をお尋ねするんではなくて、私は議会のたびに緑の問題を取り上げておりますけれども、なぜかといいますと、これまで例えば学校、あるいは道路、いろんな建物を建てるというときに、一体どれほどこの東村山の全体の景観というものを考えてその建物自体、あるいはまた周辺の景観というものを考えながらきただろうか。もちろん私も先ほどいろいろと評価をした点や何かも挙げましたけれども、全体がそのような景観行政に向かって、各部がそれぞれそのことを頭に入れて常に、例えば基本計画、あるいは実施計画を立てる際に、それらのものを十分に生かしていく。そういう姿勢が特に大切だというふうに思います。
そこで、これからいろいろと行政がさまざまな施策を展開するにおいては、常にディスアメニティーの除去と美しい町並みの創造を考慮して、修景にも力を入れていただきたいというふうに思いますので、基本的なお考えをお伺いしておきたいと思います。
最後に、景観条例のことでございます。これについては6月議会で金子議員も聞いております。そしてその回答も読みました。そこで、この景観というものが近年大変ないわゆる新たな観点から見直しをし、都市景観を創造する行政の動きが全国的に広まっていることは行政担当者の方々も認識していると思いますけれども、その動きは金沢、あるいは横浜、神戸、あるいは最近では、本当にごく最近ですけれども熊本市が都市景観条例を制定しております。今後市でも条例化に向けて努力していただきたいという気持ちを込めて御質問をさせていただきます。
以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 緑の施策につきまして御答弁させていただきます。
御質問者もおっしゃられましたとおり、緑というのは大気の浄化、あるいは都市災害の防止、景観の創造というか、大変人々の生活に潤いを、あるいは安らぎを与えてくれる。大変重要な施策であるというふうには認識しているところでございます。そういう中で、議会あるいは緑化審等の方々に御指導をいただきながら取り組んでおりまして、おかげさまで平成2年度には緑の町づくりの計画の策定という基礎調査もでき、これから具体的な施策を立てながら、さらに努力をしていかなくてはならないというふうに考えているところでございます。
そういう中で、幾つか具体的な例を挙げましての御質問でございます。1点目の広域行政圏の関係でございますけれども、緑化専門委員会というのがございまして、主として課長、係長が中心にこちらの方へ出向き、各市との情報交換とか、広域的な立場からの緑の町づくりというものをいろいろ検討、協議をしているところでございます。そういう中で、平成2年度から3年度にかけまして、緑の基礎調査とか、カルテづくり、また緑被率の調査もということで、計画はおっしゃるようにしていたわけでございますけれども、東京都等の補助の問題、あるいは一律に取り組む問題等がございまして、航空写真撮影等ができなかったということがございました。したがいまして、現状ではそういう検討はしておりますけれども、具体的な集約まで至っていないということでございます。そういう中で、今お聞きするところでは、平成5年度に調査を行う方向である程度話が進んでいまして、その後に6市のマスタープランというものをつくっていきたいということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
次に、浄水場の関係でございます。いろいろ御指導をいただいておりまして、お邪魔しているわけですけれども、具体的な形がとれてこないというのが率直にそう思っております。おっしゃられるように大変膨大な敷地でございまして、あそこに緑が整然と並ぶとか、植えられるということは非常に町並みでも大変すばらしいものがあるというふうには思っております。その意味で、私も職員と一緒になって、さらにお願いをしていきたいということでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
また、野火止沿いの緑道の問題でございます。この問題につきましても何回か御指摘いただいていまして、直接現場を見る中でそのような状況が見られます。何回かお邪魔し、また今回行く中で、ことしと来年にかけての工事がございますので、その辺に向かってはかなり向こう、先方さんにも言ってありますし、私どももきちっとしていかなくてはならないというふうに考えておりますので、そういう中で御指摘のないような整理の仕方をしてまいりたいというふうに考えております。
次に、河川の問題でございますけれども、御質問者もおっしゃられたとおり、空堀川につきましてはいろいろ都の御配慮もいただく中で、一定の整備が見込まれております。前川の問題でございますけれども、前川の問題については河川の拡幅というよりも、河床を下げるということで、治水対策を考えております。ただ、具体的な工事に入った段階では努めて緑を生かすような工事を手がけていく必要があるんではないかというふうに考えておりますので、そういう段階でさらに努力をしていきたいというふうに考えております。
また、道路の緑化の問題でございます。基本的には2.25メートルというのを基本に持っているわけでございますけれども、御指摘の中に武蔵野の例、建設省の事例もございました。どういう形でできるか、御指摘の点も含めて、努めてそういうものが生かせるように研究してまいりたいというふうに思っておりますし、武蔵野の例も職員の方によく見てくるような指示もしておりますので、今後できる限りの努力をしてまいりたいというふうに考えております。
また、デイキャンプ場の問題でございます。一昨年いろいろ御審議いただく中で大変御迷惑かけました。私どもあの場を何とか緑として残していきたいというふうな基本的な考えはございます。ただ、土地所有者の意向というものもどう持っているか、その辺は定かではございませんけれども、あの場を全体の緑として残すようなことでですね、計画があるようであれば、そんなようなお話も伝えてございますので、そういうふうにならないように確保すべく努力をしていきたいというふうに思っております。
また事業所緑化につきましても、文書をもってお願いをしておりますけれども、具体的な協定までは至っておりません。 3,000じゃなくて 1,000平米ということで、約 100事業所程度あるんではないかと思いますけれども、可能な限り努力をしていきたいというふうに考えております。
また、駐車場、畑地の問題でございますけれども、生け垣補助制度そのものの本来の目的とすれば、一般家庭を重視して考えておりますけれども、その辺の何というんですか、取り組みというのをどうできるかですね、この辺は検討していきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
時間がないので、十分な説明はできなかったわけで、お答えできなかったわけですけれども、通産省の問題も含めて企画の方から御答弁いただきたいと思います。
◎企画部参事(沢田泉君) 1点目の緑の施策の中の通産省研修所の関係でございますけれども、平成2年の9月の議会におきましても同様の御質問をいただいているところでございまして、防災安全上、あるいは景観上の観点から、視点を広げまして地元の議員さんとの御協力をいただきながら国との折衝をしているところであります。国の考え方と市の考え方、あるいは地元住民の考え方、かなりの差異がございまして、非常に苦慮しているところでございます。通産省との関係におきましては、ブロック塀のフェンスか、あるいは生け垣か、かつ現在植えられておりますカイズカイブキ等が成長しているような点、これらを含めまして一定の折衝をしておるわけですし、そのほかに通産研修所のグラウンド等の開放、こういう点いろいろ含めまして折衝しているところであります。残念ながら現時点ではその結論は出ておりませんけれども、約束としては年内に一定の結論を出すということになっておるところでありまして、その後の進展としてはなかなかスローペースで恐縮でございますけれども、何せ国との折衝というのは大変難しいと、実感として感じておるところであります。
また、ブロック塀への絵画化につきましては、ただいま申し上げてまいりました経過のように、基本的にはブロック塀をフェンス化なり、生け垣化をするという点を含めて、絵画化につきましては若干地元住民等の反対等もありますし、関係者による絵画をする作業上の時間等がございまして、一定の結論を今現時点では出すべき段階にないというふうに考えておりまして、先ほど申し上げました年内の国の方の結論を待ってその結論を出したいというふうに考えております。
また、ただいま提案としてございましたパネルの点につきましては、新しい提案として一緒に考えてまいりたいというふうに思います。
それから、2点目の美しい町づくりについてということでありますけれども、時間の都合上、1、2、3点をあわせて答弁をさせていただきますけれども、景観行政の考え方や、平成3年度における位置づけにつきましては、8番議員さんに6月議会でお答え申し上げたとおりでございまして、引き続きその作業をしていきたいというふうに考えております。具体的に景観に関する制度が設置されていない現状においても、例えば御案内と思いますけれども、モザーク久米川の電線や電柱、街路灯、街路樹等の配慮や、最近できております栄町児童館設置に伴う歩道、ガードレール、これらの配慮をしておるわけでございまして、それぞれのケース、ケースによって公共施設事業でよくなっているという実感はあると思いますし、そのように全庁的に努力をしているところであります。
景観は一つの風景というふうに言われますけれども、いわゆる総合行政だというふうに考えておりまして、御質問の趣旨に合うものだというふうに思います。
なお、その後の都市景観行政の具体的な取り組みにつきましては、多角的視点から論議を重ねていく必要があると考えている。現在のところ、市内の建築士を中心としたアーバンデザイン東村山会議というチームがございますけれども、これらの方々の専門的な立場や、かつ自主的課題としての取り組みの中で、市の私ども企画調整課、あるいは都市建設部の建築課長外ですね、ともにその会議等に出席しながら、論議を重ねているところであります。
都市景観条例そのものにつきましては、そういうことで、平成3年度には基礎的な概要をもう少し整理しようということで、そういう作業を進めておるわけでございますけれども、景観そのものというのは先ほど申し上げましたようにトータル行政でやっていくということでありますけれども、じゃその東村山としてある一定の制度をつくる場合にはどこにポイントを置いて東村山らしさ、あるいは東村山がここにある、こういうものを出していくかという点におきましては、制度化をする、考える場合には、一定のファクタル、その中心というものをどこに置くかという課題があると思います。
そういう意味では、他市の例を見ますと、建築物のコントロールを主とするその制度、あるいは沿道の修景を目的とするもの、さらには水辺環境や水質の保全を目的とするもの、それから緑の保全や、緑化推進を目的とするもの、あるいは歴史的建造物や伝統的町並みを中心とするものということで、各市町の先進例を見ますと、それぞれやはり制度化する場合でも中心的な課題があります。当市としてはどういうものに中心を置いたらいいかということで、あれもこれもということで、どこをポイントにしたらいいか、総合的に風景というふうに考えますと、確かに全体的なバランスを見ながらやっていくという点がございます。しかし、くどいようですけれども、どこかを中心的な課題として「らしさ」を出していく必要があるだろう、そういうことで論議を継続しておりまして、例えば最近建設省におきましても色彩の問題を中心的にどう考えるかという提案もされております。あるいは東京都でも一定の論議を進めておりまして、これらの内容を含めまして、本年度も引き続き先進市の視察等も含めまして、御質問にあった内容等を含めて情報収集等をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(遠藤正之君) 次に進みます。町田茂君。(「あれ、やるの」と呼ぶ者あり)
◆2番(町田茂君) 済いません、仲間の議員が今「おい、やるの」と言っていますが、最後ですので、簡単に質問させていただきます。
それでは、通告に従って順次質問させていただきます。まず、公共施設整備についてお伺いするわけですが、本件につきましては既に一般質問あるいは補正予算の中で審議された点がありますが、できるだけ重複を避けて質問させていただきます。なお、今までの質問の中で不明確な点もありましたので、重複する面があるかと思いますが、御了承願いたいと思います。
秋水園の施設については、市民生活上一日も休むことのできない重要な施設であることは今さら私が申し上げるまでもありません。本件について市長は、本定例会の冒頭におきます所信表明で次のように触れられております。それは、昭和37年開設から今日までの30年間にわたります経過と、中間施設として今後も大きな役割を果たすわけだが、施設の老朽化、増加するごみへの対応、またし尿処理必要量の変化等から、全体的な見直しが必要な時点にあり、後期計画における重要事業として全体計画を立てて年次的に再整備を進めることを課題としてなど、秋水園の再整備について積極的な姿勢を打ち出されました。さらに、結びといたしまして、したがいまして、私は当市において秋水園を整備し、適切な清掃行政を確立していくことは避けることのできない重要な課題として取り組んでまいりたいと考えますが、膨大な額に上るであろう事業費を初め、多くの困難も予想するところであります。今後さらに多角的視点を持ってその具体化に向けて検討していく所存でありますので、議会並びに市民の皆様の深い御理解と協力を賜りたいと存じます。
以上のように申されておりますが、私も秋水園の整備については全く同感でありますが、そこで次に何点かお伺いするわけですが、本件について後期5カ年計画及び第3次実施計画によりますと、し尿処理施設縮小整備工事は本年度で基本計画、そして平成5年度で着工、さらには総合的ごみ処理施設新設工事として、ごみ処理能力1日 195トンの焼却炉及び1日30トンの不燃ごみ処理施設をあわせて建てかえる計画になっております。今年度から明年度にかけて、環境アセスメント基本計画、平成5年度には申請手続となっておりますが、以上の事業を中心的に推進するために今年度からは環境部内に秋水園整備担当の主幹、主査制度が設けられましたので、担当者を中心に環境部と企画部との間で調整を図りながら、既にある程度の各施設の位置づけや、事業内容の年次計画など、全体の整備計画について検討がなされていると思いますが、その内容についてぜひとも現時点で判明しているまでで結構ですので、お聞かせ願いたいと思います。
次に秋水園整備に関する事業費についてお伺いいたします。巷間聞くところによりますと、総事業費はさきの一般質問で荒川議員は 150億から 200億と想定されておりましたが、私が聞くところによると、この事業費は 200億円もかかると聞いておりますが、現時点で考えられる事業費はどのくらいの額を想定しておられるのか、概算で結構ですのでお伺いしておきます。
また、本事業に対する国・都の補助金、起債等、総事業に対してどの程度期待できる予定なのか、あわせてお伺いしておきたいと思います。
次に、本事業実施に当たっては、国・都の補助金、起債等を充当しても、なお、かつ、膨大な自己財源が必要と思います。私はこの際、秋水園整備についての必要な財源を確保するために、新たに基金制度を設けて、年次的に積み立てて運用を図るべきだと思いますが、そのお考え方についての御見解をお聞かせ願いたいと思います。
それはなぜかと申しますと、現在当市にあります基金の中に、公共施設等建設基金条例があることは承知しておりますが、そもそもこの条例を設けた背景には、当初は市民会館の建設、そしてその後条例の改正等を行い、庁舎の増改築、あるいは文化センター等を含めた財源確保のための基金であり、当時は秋水園の全体整備計画については検討されていなかったと私は記憶しております。また、同条例の設置目的であります第1条には、東村山市総合計画に基づく建造物的市民施設(以下公共施設等という)の建設云々とされておりますが、果たして今後計画されております焼却炉あるいは破砕機、また建物を除いたし尿処理施設等が果たして建造物といえるのかどうか、その見解についてもあわせてお聞かせ願いたいと思います。
次に、周辺住民対策についてお伺いいたします。今事業を推進するためには、何といっても周辺住民の深い理解と協力がなければ推進することはできないと思います。そのためには地域住民に対して説明会等が既に行われておりますので、その内容についてぜひお伺いしておきたいと思います。
また、現在地域住民あるいは自治会等の間で協定が結ばれていると聞いておりますが、今後整備を進めるにおいて、従来の協定に抵触する内容があるとしたらば、どのようなものがあるのか、この際お聞かせ願いたいと思います。
次に、大きな3点目の庁舎増改築と市民センター改築事業についてお伺いいたします。後期計画によりますと、庁舎の増改築事業として現在の老朽狭隘対策を進め、新しいニーズに対応した事務体制を整備し、行政事務の効率化を図るとしながら、長期の見通しのもとに市民センター改築計画等と整合性をもって庁舎の増改築計画を進めるとされておりますが、第3次実施計画では、本年度が計画内容の検討、明年度で設計、そして平成5年度には第1期工事に着手予定になっております。額は20億が予定されております。また市民センターについては、教育、福祉等の新しいニーズに対応するために、保健センター、あるいは教育センター等を含めて改築が予定され、庁舎とは1年ずれて本年度で計画内容の検討、そして明年度で基本計画、そして平成5年度に設計という手順になっておりますが、着工は当然平成6年を予定されていると思いますが、そこでお伺いするわけですが、庁舎の増改築と市民センターの改築については先ほど申し上げましたとおり、平成5年度で、つまり第3次実施計画に盛り込まれておりますが、これ以降の事業計画についてある程度既に検討されていると思いますが、ぜひこの際お聞かせ願いたいと思います。また、総事業費についてどのくらいの額を想定されておられるか、あわせてお尋ねしておきたいと思います。
最後に財政計画についてお伺いいたします。以上3事業に対して質問を行いましたが、いずれも後期5カ年の計画事業でありまして、さらにそれ以降に引き続き継続して行う事業もたくさんあります。これを実施するには、多額の財源を確保しなければなりませんと思います。現在財政計画についてどのように検討されているのか、お聞かせ願いたいと思います。また、特に庁舎の増改築については、第3次実施計画の3年次の最終年次であります平成5年に第1期工事着手され、20億が予定されておりますが、国・都の補助金が得られないため、当然自己財源を充当せざるを得ないという大変厳しい財政状況の中での事業が執行されると思います。また、さらに、その翌年、つまり平成6年度からは市民センターの改築という手順になると思いますが、公共施設等建設基金を充当するにせよ、財政的に無理がないのかどうか私は危惧するものでありますが、その点についてぜひお聞かせ願いたいと思います。
なぜなれば、例えばこのような事業を推進するに当たって、せんだっての議会の中でいろいろ議論されましたが、例えば今後のこの基本計画に基づいてそれぞれ事業を進めていくことで、ほかの事業に影響するんではないか。特に富士見文化センターの開館に伴います、例えば廻田架道橋の改築に当たっても、例えば当初では平成4年、5年で2億 5,000万ずつそれぞれ計上されておりましたが、実際に設計してみれば、その約倍額かかるというふうなことも言われており、それらについても今後十分財源を検討しなければ実行できないような時点が既に発生しておりますので、ぜひお聞かせを願いたいと思います。
また、当市は大変市長以下関係者の努力によりまして、あの私たちが大変危惧いたしました57年決算の状況、すなわち経常収支比率が97.5%、このときの状況は皆さん御承知のとおりだと思います。しかし、その後の社会情勢の変化あるいは税収の伸び等によって、ようやく今日的では経常収支比率も76.5%になってまいりましたが、しかし、この経常収支比率が下がったにせよ、私はこれは手放しで喜ぶ状態ではないと思います。なぜなれば、これは財政力の絶対値が高くなったのであると私は判断しません。たまたま7番、小町佐市さんの質問の中でもされておりましたが、それに対する答弁の中では、財政的のこのような状況は、財政の体質としては弾力性を回復したといえるが、財政力の絶対値が大きく伸びたのではない。当市としては、当市で持つ財政の中で好ましい配分ができたという結果であるというふうなことも申されておりましたが、ぜひ私はこのような状態の中で今後の財政計画についてお聞かせ願いたいと思います。
以上です。
◎企画部長(池谷隆次君) 後期計画で幾つか糸口を御提示しておりまして、トータルとしては一定の時間と中身があるわけですので、本来ですと議会のいろんな御審議を経て御指導を得ながら固めていくプロセスがですね、なるべく時間を持って進めるべきだと思うんですが、ただいまの御質問に対して、率直のところまだ私どももその青写真と財政の裏づけ、その他については一種の決意と何というんでしょうか、お諮りする内容がですね、どうも煮詰まっていないという時点にございます。その点はぜひお許しをいただきたいと思うんですが、ちょっと御質問の順序とお答えする順序が違うかもしれませんが、お許しをいただきまして、現状の概要の考え方をちょっと申し上げたいと思います。
1つは、秋水園の整備の問題でございますが、これにつきましては御質問にもありましたように、平成2年度と3年度で本市の一般廃棄物処理基本計画、それを検討しております。それから管理棟の老朽化で、これを改築しなければならないという課題が過去かなり前からあったわけです。これをやるときに、やはり全体の施設の将来計画、土地利用というものを考えなければいけないということで、それをあわせて昨年とことしでですね、一つの目標としては管理棟をどうしたらいいかということを立てながら、全体について検討してまいりたい。その2つの中で、おおよそ本市の清掃施設のこれからのあり方というのが、過去におけるいろんな市としての積み重ね、あるいは庁内的には清掃事業検討委員会というのがございましたが、そこでの各種の検討等も踏まえてですね。また今日的なごみ問題、清掃問題に対する背景というものを考えて、それを新たに検討しなければならないということでございましたので、そこには環境部を中心としまして、都市建設部、また私どもも参加させていただいたわけです。
結局は、現在の施設を更新をしていかなきゃならない。更新をしていく場合には、単に今の敷地の中にただぽんと建て直しをするという形ではできないということですね。ですから、トータルにこれを進めていかなきゃならないという事情がございます。
現在のところ、焼却炉につきましては、更新をしていくわけですが、おおむね将来のごみ予測や、ごみをどうやって分別してもらうか。どういうふうに中間処理していくかということも含めまして、また、理念ですね、その減量と、実際的な減量目標というものをかみ合わせまして、一応 195トンのキャパというのがいいんではないか、この辺が大体の到達点でございます。
それから粗大ごみ処理施設が現在動いておりますが、これも相当老朽化しておりまして、更新が必要であります。この場合はやはり焼却炉と連動性があるわけですね。その辺も含めてやっていかなきゃならないということで、ただ、その容量としましては、5時間5トンぐらいでいいんではないかというふうに言われております。
さらに、し尿処理施設です。これは御案内のとおり、公共下水道の普及に伴いまして、現在の 144キロというのは要らない。しかし、し尿処理がなくなるわけではないので、縮小して整備をしていく必要がございます。御承知のとおり、あの場所には大きなスペースを持っておりますのはし尿処理施設です。ですから、施行の順序としましては、し尿処理施設が先行しませんと、ごみの施設ができないというような、土地利用上の制約もございます。そこで考えられていますのは、既に御答弁されておりますが、30キロリットルパーで、くらいの量でいいのではないかと思います。ただし、これが稼働する時期には30キロで足りない。したがって、現在持っております施設の一部を使って、50キロ程度に対応していく必要があるということが言われているわけです。
このほか不確実な要素としましては、いわゆる広域処理をどうするかということにつきましては、若干協議の要素がまだ残っているというふうな現状でありますが、その辺については早い時期に結論をしなきゃならないということであります。
それから、現在秋水館とか、プール、あるいはグラウンドがいわゆる周辺の住民の皆さんに対する還元施設的な便利施設として用意されております。これらについても更新の時期になっておりまして、今回の全体計画の中では、焼却炉の新鋭化に伴った余熱利用という形で、例えば温水プールを中心とした還元施設、そこに集会施設の機能も当然入ってくるでしょう。そういうものを一定考えておるということでございます。
それから、全体を管理すべき管理棟、さらには現在瓶、缶の中間処理工場が動いておりますが、こういう類の資源化施設というんでしょうか、あるいはもう少し幅を広げたリサイクル施設というんでしょうか、その辺をどういうふうにコンセプトさせていくか、それとさらに園内全体のアメニティーの向上と、それから秋水園が地域に対してシンボル的に、ごみ行政、清掃行政のシンボル的になっていくという意味での、あるいはごみの今後の市民意識といいますか、生活態度といいますか、そういうものに対する教育的な役割というのがあるであろうということでございまして、その辺を結局全体としては土地利用と施設の必要事業量としてとらえていかなければならないわけでございます。
今のところ、平成4年度にはし尿処理施設の着手に入らなければならないだろうということで、その後は耐用年数から考えますと、一つ一つが稼働していくという順序になっていくと思うんですが、全体が完成するには10年くらいまでかかるんではないかと言われておりますが、そこのおしりをどういうふうに押さえるかというのは、実はやはり財政との裏づけの中で組み合わせを考えなくちゃいけない点であります。
次に、庁舎の問題でございますが、これは御承知のとおり47年の12月にオープンをしております。この議場もそのときから使用開始しておりますが、約19年たちまして、おかげさまで何とかタコ足を多少しながら今日まできましたが、狭隘は一定改善しなければならない時点にあるんではないかということで、全体の前からの計画の中で、南側と西側にL型に増築をするという予定を持っておりますので、それを生かしながら考えていきたいということで、現在この辺は逆に建築のキャパシティーとしてどのくらいが可能かというアプローチ、それから将来市役所ですね、市のセンターとしての市役所としての整備の仕方というアプローチ、その両方から今攻めて検討しておりますが、この場合は敷地の容量から見まして、建築上やはり成立する範囲というのが限界になると思っております。
それで、その辺で面積につきましても多少振幅がございますが、まだ決めかねております、こちらもですね。増築の面積がどのくらいかということも決めかねております。ただ、考えられます要素としては、20年前の庁舎建設の設計思想と、これからの庁舎建設の設計思想はかなり違ってまいりまして、例えば事務室としての環境の問題一つとりましても、物の考え方が変わっております。OA化の取り入れでございますとか、文書管理の問題ですとか、あるいは市民のサービスへのあり方の問題ですとか、いろいろ新しい何というんでしょうか、都市の公務所として整備していくにはいろいろな考え方が必要ですので、その辺を攻めていきますと、結果的には面積が多く欲しいということになるわけですが、この辺は建築のキャパから押さえていこうということでございます。こちらの方は実施計画では、平成5年には何とか最初の工事に首を出したいということになっていまして、一応事業費ベースで20億を計上しているわけです。
それからもう1つは市民センターでございますが、これは昭和33年の建築でありまして、御案内のとおりの状況ですので、整備が課題になっております。ここでの内容については、むしろお金があれば、敷地の許す建築キャパについて有効活用すべきだという物の考え方と、それから施設の機能ですね。何をあそこに置くのかという両方から攻めていく必要があります。現在各所管の方といろんな東村山市として備えるべき施設機能について協議をしておりまして、いずれその両方から施設機能を仮定していきたいと思っております。ただ、高いものはちょっと、今の用途では不可能でございます。せいぜい四、五階建てがリミットと思われます。
この中では全体のキャパの中で、建ぺい容積の中で、まあ建ぺいは御存じのとおり、 60・300、建ぺい容積がですね。なっているんですが、その中でどのぐらいのというのは、やはり財政との兼ね合いでやっていくということになります。問題は中央図書館を一つに取り込むかどうかという点が一つございます。消防署については前に沢田参事の方から御答弁しておりますので、多分あれはあのままでというふうになるのかなと思っておりますが。
そして、この建築計画につきましては、やはり庁舎と市民センターはできればワンセットでやることが工程上よろしいと思われるわけですね。といいますのはやはり休日・準夜診療にしても、あれですね、一六健診を初めとします現在の市民センターの機能を停止した状態で工事をやるわけにいかないだろう。ですから、できれば庁舎を先にやらしてもらったら、そこに一時余裕スペースの中に移してですね。それから向こうをやり遂げて、向こうへというのが素直ないい案ではないだろうか。また建築的にも大胆に一つにつなげて考えていくとか、そういう方法もあるのかな。
ただ、率直に言いまして、幾つか大きな要素として不安定な要素はたくさんあるんですね。こちらの再生計画との関係ですとか、府中街道の絡みの問題ですとかございますので、これについてはいろいろ今後の中で御指導いただきながら考えていかなきゃならない。
そんなようなスケジュールでございますので、こちらの方の終了年度もちょっと決めかねております。ただ、順序としては庁舎、市民センターという順序になるんではないか。そうすると、結局は平成4年度から平成10年なり、11年ぐらいまでの期間の中に、少なくも本市としては2つの事業をやりたいということで計画にのせているわけですね。
そうすると、問題はこのお金がどのくらいかかるのかなということでありますが、今概算でありますが、清掃施設関係で大体 200億円ぐらいはかかるのではないかと思われます。これは精査した数字ではもちろんございません。それから庁舎と市民センター、これはキャパシティーをどのくらいにとるかによって変わってまいりますけれども、前に40億円ぐらいという希望的観測を述べたこともある記憶がございますが、今の時点で考えますと、少なくも100 億円ぐらいかかるんじゃないかと思われます。両方ですね。そうすると、私たちとしましては、この両事業を計画化していくには 300億円という事業スケールでですね、物を考えなきゃいけないだろうと思われるわけです。財源確保のめどがありませんと、実際にはできないわけですので、事業間調整と財源調整を現在始めているわけでございますけれども、財源的にはごみと破砕施設で大体現在の単価、補助率でいきますと22億 5,000万円ぐらいが補助金として予定されます。ただ、これもどういうふうに変わってくるかというのがありますし、御承知のように起債を来年度からは40%ぐらい下げたいと言っているんですね。厚生省の方では。そういう点もございますので、ちょっと何とも言えないわけですが、ですから、大ざっぱに考えますと、 300億円としまして、東京都の補助金をさらにのせたとしても、24億ぐらいが特定財源で、残りの 276億円が一般財源になってしまう。それを起債としまして、3事業で 155億円ぐらいの起債ができないだろうかということで検討しているんですが、これができたとしても 121億円が一般財源になるということですね。
それで、簡単な計算でございますが、仮に平成5年から、し尿処理が平成4年から始まりますけれども、事業費が割と少ないというふうに考えますと、主体的には平成5年から大きな事業費が必要とすると考えられますので、平成5年から、まあ10年か、11年ぐらいまでかけますとすると、六、七年なんですね。単純にこの 300億を六、七年で割りますと43億から50億ぐらいの年間の事業費ベースになるわけです。さらに、さっき申し上げました補助、起債を考えたとしても、一般財源を17億から20億は最低考えなければならない。しかし、その起債の方も実は先ほどの厚生省の考え方がどういうふうに動いてくるかによってちょっと変わってくるんですね。この辺が財政フレーム上可能かどうかということに相なります。
それで、3年度の投資的経費の一般財源の充当額が25億ぐらいあるんですね。市の予算の中ですね。それから今後、さっきも御指摘ありましたように、例えば廻田架道橋事業におけるとか、あるいは他の投資的事業ですとか、街路の用地取得ですとか、社会状況の変化ですとか、一般経費の新しい事業ですとか考えますと、これは簡単なことではない。重点的事業としてやり遂げていくには、例えば他の伸びが抑制されないかというお話がありましたが、そういうこともある程度考えた、織り込んだ一つの決意をもってやっていかないと、これは正直言って、普通の状態でこれをやっていくには余りにもちょっと大きな数字ではないかと思われるわけです。
そこで、先ほど出ました基金の問題でございますが、基金については、御指摘のとおりだと思っております。条例をそのまま読みますと、どうもごみ焼却炉等の財源に充当しにくい。ですから、私の方としましては、できればもう少し検討させていただいて、基金条例を整備すべきではないか。第1条を改正させていただくか、あるいは今言ったプログラムをある程度立てまして、そのような目的基金に幾らか変えていくかですね。その辺はもう少し考えて御指導いただきたいなと思っております。
ただ、いずれにしても、財政運営上、基金の整備と積極的な活用が絶対必要だと思われます。そういう意味で、基金は今後できる限り年度間で発します剰余金、場合によっては当初予算から積むぐらいの考え方を持って事業費ベースと一般財源ベースの調整弁としての役割も持たせる必要があるのではないか、そんなふうに考えております。
それから、私どもの一つ歯どめとしましては、やはり起債の発行が、これは東京都が許可するかどうかとなりますと、 150億東村山で起債するとは何事であるかという話になるかもしれませんし、したがって、その辺で過去の経験を生かして、公債比率は15をできれば超えないように、超えるとしてもそこはかなり明快に一つの計画の考え方を示した中でやる。それから公債比率が上がりますと、経常収支比率が上がってきます。これもできれば85を超えないように、それで一定の尺度の中の財政計画を考えてですね、その可能性を検討すべきだと思います。現時点ではその辺の補助金の確保を、起債の確保というふうに関係機関との調整が今大事な点になっておりまして、この辺も環境部では一生懸命やっていらっしゃるわけですが、私どもとしましても、やはり投資意欲の捻出ということに努力をいたしまして、何とか計画の具体化を検討していきたい。しかし、冒頭申し上げましたように、もう少し時間いただきたいと思うんです。それで、これは重要なことでございますので、やはり重要な、いろんなファクターを検討しまして、それで議会の御指導をいただく中で進めていくということが絶対必要だと思いますので、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。
時間がございませんが、住民との関係をちょっと環境部の方からお願いいたします。
◎環境部長(小暮悌治君) 周辺住民との関係でございますけれども、昭和37年に秋水園の業務を開始して以来30年の歴史がございますけれども、この業務を円滑に推進させていただく上には、周辺の、また地域の方々の深い御理解を、また御協力をいただいているところでありまして、感謝をいたしているところであります。秋水園の過去の内容、協定等の内容でございますけれども、御案内のように現在の協定は既設炉を建てかえるに当たりまして結ばれたものでございまして、また平成元年度に完成したリサイクル作業所を建設するときに結ばれたものとの2つの協定がございます。まずごみ焼却炉の建てかえは昭和54年から始まりまして、最終的に協定を締結したのは56年でございまして、特に柱となりましたのが焼却炉のキャパと、1日最大焼却量の問題でありました。そのときの情勢から、キャパにつきましては 240トン、さらに焼却炉につきましては平常日で 165トン、年末年始の異常日で1日 180トンと定められております。またリサイクル作業場の建設に伴う協定におきましては、瓶、缶の作業時間を午前10時から午後4時までと定め、その他旧焼却炉の煙突の撤去、騒音、振動、緑化等の改善をお約束している協定の内容でございます。
今後予定されます整備に当たりましても、現在まで数回の自治会に説明会を行ってまいりましたけれども、土地利用、環境整備、あるいは還元施設等の内容でございまして、またいろいろの意見も聞いております。誠心誠意努力をしながら周辺住民の深い御理解をいただきたいと思っております。
○議長(遠藤正之君) 以上で一般質問を終わります。
次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第4 推薦第9号 東村山市総合計画審議会委員の推薦について
○議長(遠藤正之君) 日程第4、推薦第9号を議題といたします。
本件については、任期が11月30日で満了となりますが、それに伴う新委員の推薦を行うものです。
お諮りいたします。本件については議長において指名いたしたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、議長において指名いたします。
推薦第9号、東村山市総合計画審議会委員に町田茂君、罍信雄君、立川武治君、倉林辰雄君、川上隆之君、小松恭子君を指名いたします。
以上でございますので、よろしくお願いをいたします。
次に進みます。(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
何の動議ですか。(「それでは……」と呼ぶ者あり)まだ指名してませんよ。(「議事日程追加に関する……」と呼ぶ者あり)指名してませんよ。指名してません。(発言する者多し)(「議長、議事日程追加の動議です、議長」と呼ぶ者あり)
朝木明代君。
◎5番(朝木明代君) それでは、議事日程追加に関する動議を提出いたします。
提出理由。既に要件となっております3名以上の提出者の連署をもって、去る18日付で議長に対し提出した議員提出議案である公共料金への消費税転嫁に反対し、消費税転嫁の撤回を求める決議について、なぜか議会運営委員会で手続がストップし、現在に至っても議事日程として加えられていないのであります。既に新聞報道でも明らかにされているとおり、東京都議会において、都営交通料金への消費税転嫁が議決されようとしているのでありますが……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員……。
◎5番(朝木明代君) 消費税……
○議長(遠藤正之君) ちょっとそれは動議には当てはまりません、それは、そんな長い動議というのはありません。(傍聴席から発言する者あり)
◎5番(朝木明代君) 動議の理由を……
○議長(遠藤正之君) 傍聴席は静かにして。(傍聴席から発言する者あり)うるせえじゃねえか。
◎5番(朝木明代君) いいんですよ。長い短いなんて関係ないじゃないですか。どこに書いてあるんですか。
○議長(遠藤正之君) 具体的に動議の内容を言ってください。
◎5番(朝木明代君) だから言ってるでしょう。(発言する者多し)聞きなさい。
消費税転嫁を含む公共料金の値上げは現在消費税転嫁を行っていない……
○議長(遠藤正之君) 朝木議員、ちょっと……
◎5番(朝木明代君) 大多数の自治体への波及……
○議長(遠藤正之君) お諮りいたします。ただいま朝木議員より日程追加の動議が出されましたけれども、賛成の方おりますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 朝木議員より日程追加の動議が提出されましたけれども、所定の賛成者がおりませんので、この動議は成立いたしません。
次に進みます。
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△日程第5 3陳情第4号 憲法に関する陳情
△日程第6 3陳情第11号 公団住宅建てかえ事業における家賃算定に関する意見書提出の陳情
△日程第7 3陳情第13号 「東村山女性プラン」(市婦人行動計画)の策定を求める陳情
△日程第8 3陳情第14号 遠隔地に市役所出張所の設置を求める陳情
△日程第9 3陳情第24号 「東村山市女性行動計画」の策定を求める陳情
△日程第10 3陳情第25号 小選挙区制の導入に反対する陳情
△日程第11 3陳情第27号 NTTのダイヤルQ2サービスに関する陳情
○議長(遠藤正之君) 日程第5、3陳情第4号、日程第6、3陳情第11号、日程第7、3陳情第13号、日程第8、3陳情第14号、日程第9、3陳情第24号、日程第10、3陳情第25号、日程第11、3陳情第27号についてを一括議題といたします。
お諮りいたします。本件については総務委員長よりそれぞれ継続審査といたしたいとの報告書が提出されております。委員長の報告どおり継続審査とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ継続審査とすることに決しました。
次に進みます。
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△日程第12 3請願第1号 新青梅街道国分寺線下周辺の排水改善を求める請願
△日程第13 3陳情第7号 違法建築に対する監察制度に関する陳情
△日程第14 3陳情第10号 東村山駅前に公衆トイレの設置を求める陳情
△日程第15 3陳情第16号 東村山市都市計画道路3−4−26号の廃止及び変更についての陳情
△日程第16 3陳情第31号 東村山駅東口に公衆トイレの設置を求める陳情
○議長(遠藤正之君) 日程第12、3請願第1号、日程第13、3陳情第7号、日程第14、3陳情第10号、日程第15、3陳情第16号、日程第16、3陳情第31号についてを一括議題といたします。
お諮りいたします。本件については建設水道委員長よりそれぞれ継続審査といたしたいとの報告書が提出されております。委員長の報告どおり継続審査とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ継続審査とすることに決しました。
次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第17 3請願第3号 乳幼児医療費無料制度実施を求める請願
△日程第18 3陳情第5号 東村山市のまちづくりの一環としての「秋水園将来計画」に関する陳情
△日程第19 3陳情第6号 「シルバー入院共済」に関する陳情
△日程第20 3陳情第9号 秋水園の施設整備に関する陳情
△日程第21 3陳情第18号 都立清瀬小児病院の存続と小児医療の拡充についての陳情
△日程第22 3陳情第19号 秋水園の焼却熱利用によるリハビリ施設設置に関する陳情
△日程第23 3陳情第20号 タクシー料金の一部補助制度の改善に関する陳情
△日程第24 3陳情第22号 青葉町に老人総合施設を求める陳情
○議長(遠藤正之君) 日程第17、3請願第3号、日程第18、3陳情第5号、日程第19、3陳情第6号、日程第20、3陳情第9号、日程第21、3陳情第18号、日程第22、3陳情第19号、日程第23、3陳情第20号、日程第24、3陳情第22号についてを一括議題といたします。
お諮りいたします。本件については民生産業委員長よりそれぞれ継続審査といたしたいとの報告書が提出されております。委員長の報告どおり継続審査とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ継続審査とすることに決しました。
次に進みます。
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△日程第25 3請願第2号 「義務教育費国庫負担法」の改正に反対し、国庫負担制度から除外・削減された費用を復元することを求める請願
△日程第26 3陳情第8号 新学習指導要領の白紙撤回を求める意見書採択の陳情
△日程第27 3陳情第12号 新学習指導要領の白紙撤回を求める意見書採択の陳情
△日程第28 3陳情第21号 父母の教育費負担軽減に関する陳情
△日程第29 3陳情第23号 憲法・教育基本法の理念を否定し、子供を一層差別・選別に追い込む新学習指導要領を白紙撤回する陳情
△日程第30 3陳情第26号 子供たちの命と安全を守るために2学級以下と障害児のいる学級のプール授業に補助要員の配置を求める陳情
△日程第31 3陳情第29号 図書館に返却箱設置を求める陳情
△日程第32 3陳情第30号 図書館の夜間開館を求める陳情
○議長(遠藤正之君) 日程第25、3請願第2号、日程第26、3陳情第8号、日程第27、3陳情第12号、日程第28、3陳情第21号、日程第29、3陳情第23号、日程第30、3陳情第26号、日程第31、3陳情第29号、日程第32、3陳情第30号についてを一括議題といたします。
お諮りいたします。本件については文教委員長よりそれぞれ継続審査といたしたいとの報告書が提出されております。委員長の報告どおり継続審査とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ継続審査とすることに決しました。
次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第33 各常任委員会の特定事件の継続調査について
○議長(遠藤正之君) 日程第33、各常任委員会の特定事件の継続調査についてを議題といたします。
本件については、各常任委員会の委員長より特定事件について閉会中の継続審査の申し出があります。お手元に配付の各常任委員会の特定事件の継続調査申し出一覧表のとおり、閉会中の継続調査に付したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続調査に付することに決しました。
次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第34 請願等の委員会付託
○議長(遠藤正之君) 日程第34、請願等の委員会付託を行います。
3陳情第32号を民生産業委員会に、3陳情第33号を総務委員会に、3陳情第34号を総務委員会に、3陳情第35号を建設水道委員会に、3陳情第36号を建設水道委員会に、3陳情第37号を議会運営委員会に、3陳情第38号を建設水道委員会に、3陳情第39号を建設水道委員会にそれぞれ付託いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、付託された案件については、それぞれ閉会中の継続審査といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれ閉会中の継続審査と決しました。
以上で請願等の委員会付託を終わります。
次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第35 議員提出議案第5号 国民健康保険制度の改革推進を求める意見書
○議長(遠藤正之君) 日程第35、議員提出議案第5号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。大橋朝男君。
〔23番 大橋朝男君登壇〕
◎23番(大橋朝男君) 議員提出議案第5号、国民健康保険制度の改革推進を求める意見書を東村山市議会に提出いたしたいと思いますので、その内容を御説明いたします。
提出者は、東村山市議会議員、敬称を略させていただきます。町田茂、木内徹、勝部レイ子、荒川昭典、倉林辰雄、田中富造、大橋朝男であります。
本案は、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出しようとするものであります。内容につきましては既に皆様のお手元に御配付してあるとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
提出先は内閣総理大臣、海部俊樹殿、大蔵大臣、橋本龍太郎殿、厚生大臣、下条進一郎殿、以上であります。速やかに御審議、御可決賜りますようお願い申し上げて、提案説明といたします。
────────────────────────────────────
国民健康保険制度の改革推進を求める意見書
国民健康保険制度は、創設以来、半世紀にわたり医療保険制度の中核として、地域住民の医療の確保、健康の維持、増進に大きな役割を果たしてきた。
しかし、高齢化社会の急速な進展、低所得者層を多く抱えるなど、構造的な財
政基盤の脆弱さに加え、医療費の増高により、国保財政は重大な危機に直面している。
このため、多くの市町村では、一般会計からの繰り入れを継続的に余儀なくされているが、そうした対応も限界に達している。
したがって、国保制度の基盤強化のために、次の措置を講ぜられるよう、格段の配慮を強く要望する。
記
1.疾病予防及び医療費抑制の推進
2.低中所得者層の保険税軽減対策の推進
3.国庫負担率の引き上げ
4.高額医療費共同事業に対する財政援助
5.調整交付金制度の改善
上記、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。
平成3年9月20日
東京都東村山市議会
内閣総理大臣 海部 俊樹殿
大 蔵大 臣 橋本龍太郎殿
厚 生大 臣 下条進一郎殿
──────────────────────────────────
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 質疑がありませんので、討論に入ります。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 討論がありませんので、採決に入ります。
本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第36 議員提出議案第6号 銀行・証券等の不祥事の解明と公正な金融・証券市場の確立に関する意見書
○議長(遠藤正之君) 日程第36、議員提出議案第6号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。田中富造君。
〔25番 田中富造君登壇〕
◎25番(田中富造君) 上程されました議員提出議案第6号、銀行・証券等の不祥事の解明と公正な金融・証券市場の確立に関する意見書を東村山市議会に提出いたします。
提出者は、東村山市議会議員、敬称を略させていただきます。町田茂、木内徹、勝部レイ子、荒川昭典、倉林辰雄、大橋朝男、田中富造でございます。
説明といたしまして、銀行・証券等の不祥事の解明と公正な金融・証券市場の確立に関して、地方自治法第99条第2項の規定によりまして、意見書を提出しようとするものであります。
なお、意見書案につきましては、御配付させていただいておりますので、御了承いただきたいと思います。
提出先は、内閣総理大臣、海部俊樹殿、大蔵大臣、橋本龍太郎殿でございます。
以上、速やかに御審議、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げまして、提案理由といたします。
───────────────────────────────────────
銀行・証券等の不祥事の解明と公正な金融・証券市場の確立に関する意見書
住友銀行、イトマンの巨額の不明瞭融資問題から証券各社の損失補填問題、さらに、東洋信用金庫の架空預金事件等、一連の証券、金融の不祥事が相次いで起こり、国民の不信感が急激に高まり、国際的にも非難が強まっている。
我が国経済、とりわけ、金融・証券市場の歪みをただし、構造的な改革を実施 することは、国内外の信用を回復するためにも緊急な課題である。
よって、政府におかれては、今回の不祥事の実態と背景、原因を明らかにするとともに、徹底した国会審議などを通じて、その真相を解明し、国民の前に明らかにするとともに、今後の再発防止、公正な証券・金融市場の確立のため、証券取引法などの抜本改正、新たな監視体制の創設等の再発防止のための抜本的な改革を早急に実施するよう強く要求する。
上記、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。
平成3年9月20日
東京都東村山市議会
内閣総理大臣 海部 俊樹殿
大 蔵 大臣 橋本龍太郎殿
───────────────────────────────────────
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 質疑がありませんので、討論に入ります。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 討論がありませんので、採決に入ります。
本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
お諮りいたします。本定例会の会議に付された事件はすべて議了いたしました。
東村山市議会会議規則第5条の規定により、本日をもって閉会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、今定例会は以上をもって閉会とすることに決しました。
以上で平成3年東村山市議会9月定例会を閉会いたします。
午後7時56分閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
東村山市議会議長 遠 藤 正 之
東村山市議会議員 丸 山 登
東村山市議会議員 小 町 佐 市
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〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 市役所本庁舎5階
電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)
ファックス:042-397-9436
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