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第13号 平成4年 6月11日(6月定例会)

更新日:2011年2月15日

平成 4年  6月 定例会

           平成4年東村山市議会6月定例会
            東村山市議会会議録第13号

1.日  時   平成4年6月11日(木)午前10時
1.場  所   東村山市役所議場
1.出席議員   28名
 1番  遠  藤  正  之  君    2番  町  田     茂  君
 3番  木  内     徹  君    4番  勝  部  レ イ 子  君
 5番  朝  木  明  代  君    6番  丸  山     登  君
 7番  小  町  佐  市  君    8番  小  峯  栄  蔵  君
 9番  清  水  雅  美  君   10番  鈴  木  茂  雄  君
11番  罍     信  雄  君   12番  根  本  文  江  君
13番  小  石  恵  子  君   14番  佐  藤  貞  子  君
15番  荒  川  昭  典  君   16番  立  川  武  治  君
17番  清  水  好  勇  君   18番  渡  部     尚  君
19番  倉  林  辰  雄  君   20番  肥  沼  昭  久  君
21番  金  子  哲  男  君   22番  川  上  隆  之  君
23番  大  橋  朝  男  君   24番  木  村  芳  彦  君
25番  田  中  富  造  君   26番  土  屋  光  子  君
27番  小  松  恭  子  君   28番  国  分  秋  男  君

1.欠席議員   0名

1.出席説明員
市     長  市 川 一 男 君   助     役  原   史 郎 君
収  入  役  池 谷 隆 次 君   企 画 部 長  沢 田   泉 君
企画部参事    橋 本   偈 君   総 務 部 長  市 川 雅 章 君
市 民 部 長  入 江   弘 君   保健福祉部長   間 野   蕃 君
保健福祉部参事  粕 谷 クニ子 君   環 境 部 長  石 井   仁 君
都市建設部長   中 村 政 夫 君   都市建設部参事  清 水 春 夫 君
上下水道部長   小 暮 悌 治 君   上下水道部参事  小 町   章 君
管 財 課 長  武 内 四 郎 君   税 務 課 長  中 野 了 一 君
建 築 課 長  大 野 廣 美 君   用 地 課 長  林   幹 夫 君
教  育  長  渡 邉 静 夫 君   学校教育部長   小 町 征 弘 君
社会教育部長   細 淵   進 君   庶 務 課 長  井 滝 次 夫 君
監 査 委 員
事 務 局 長  須 田 守 彦 君

1.議会事務局職員
議会事務局長   川 崎 千代吉 君   議会事務局次長  内 田 昭 雄 君
書     記  中 岡   優 君   書     記  宮 下   啓 君
書     記  武 田   猛 君   書     記  池 谷   茂 君
書     記  粕 谷 順 子 君   書     記  小 暮 政 子 君
書     記  北 田 典 子 君

1.議事日程

第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
 ────────所信表明────────
第3 議会諸報告
第4 陳情の取り下げについて(3陳情第55号)
第5 請願等の委員会付託
第6 報告第1号 専決処分事項(東村山市税条例の一部を改正する条例)の報告について
第7 議案第35号 (仮称)東村山市立新秋津児童館新築工事請負契約
第8 議案第36号 市立回田小学校給食室改築工事(建築)請負契約
第9 議案第37号 市立東村山第一中学校大規模改造工事(建築)第二期請負契約
第10 議案第38号 平成4年度東京都東村山市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)

               午前11時20分開会
○議長(遠藤正之君) ただいまより平成4年東村山市議会6月定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(遠藤正之君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本件は会議規則第94条の規定により、議長において指名をいたします。
 12番 根本文江君
 13番 小石恵子君
の両名にお願いをいたします。
 次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第2 会期の決定
○議長(遠藤正之君) 日程第2、会期の決定についてお諮りいたします。
 本定例会の会期は6月11日から6月26日までの16日間といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
             〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 異議がありますので、挙手により採決いたします。
 本定例会の会期を6月11日から6月26日までの16日間とすることに賛成の方の挙手を願います。
                 〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。
────────────────────◇──────────────────
                 所 信 表 明
○議長(遠藤正之君) 次に、市長より所信表明がございます。
 市長、お願いいたします。市長。
              〔市長 市川一男君登壇〕
◎市長(市川一男君) 平成4年6月定例市議会の開催に当たりまして、所信の一端を申し上げ、あわせて何点かの課題と、若干の御報告をいたしまして、議員各位並びに市民の皆さんの御理解と御協力を賜り、市政の限りない発展のため温かいお力添えを賜りますようにお願いを申し上げます。
 初めに、平成3年度の予算の執行でありますが、去る5月末日をもって、各会計の出納を閉鎖いたしました。平成3年度の財政運営につきましては、御案内のように経済情勢の一時期の好景気にかげりが見られると懸念もあったところでありますが、種々御指導をちょうだいしたおかげをもちまして各会計とも赤字を生じせしめることなく決算する見込みとなりましたことを御報告をさせていただきます。詳細につきましては、決算御認定をお願いする際に御説明を申し上げます。
 特に、国民健康保険事業についてでありますが、平成3年度事業において事業運営が心配されていたもので、御案内のとおり平成3年度当初予算時点におきましては、一般会計より6億 7,664万円を繰り入れてもなお、2億 5,000万円余の不足が見込まれ 11.09カ月予算として平成3年度スタートをいたしましたが、平成3年6月定例市議会におきまして国保税の改正をお願いし御可決をいただきましたことや、医療費が比較的に低い水準であったこともありまして、一般会計同様赤字を生じせしめることなく決算できる見込みとなりましたが、引き続き平成4年度の国保事業運営は非常に厳しい状況にありまして、平成4年度予算審議の際御説明申し上げたとおり、満年度予算とするためには、なお、3億 5,000万円余の不足が見込まれておりますが、平成3年度決算に基づく繰り越し見込み額、国保税の年間見込み等の精査、国都補助金の確保に努め4年度事業運営に支障を来さないよう進めてまいりたいと考えているところであります。
 次に、平成4年度の行財政運営推進についての何点かについて、その課題について考え方等を申し上げます。
 最初に、都営久米川団地及び公団久米川団地の建てかえ計画について申し上げます。都営久米川団地の再生計画につきましては、市議会本町都営再生計画調査特別委員会の御指導を賜りながら、東京都住宅局と協議し、居住者との意見交換を重ねてまいりましたが、このたび住棟及び公共公益施設等の具体的な建物配置、建てかえ手順等が詰まり、再生プロジェクト推進計画が策定されました。
 この計画の基本的な方針といたしましては、周辺地域の町並みになじんだ景観形成を図るとともに、開かれた団地を目指し、団地内の街路や緑道のネットワークを通じて団地内外の交流が図れるようにすること、また、団地西側に位置する市役所等行政中核ゾーンへのシンボルロードの整備、さらには団地内に広いオープンスペースを確保し、日常的な市民の利用に供するほか、イベントや災害時の避難場所としての利用、公益施設等の位置づけにより市民サービスの向上を図っていきたいとするもので、市の抱えている町づくりの課題に対応しながら、団地の活性化を目指すというものであります。
 この計画は既設戸数 1,970戸を約 2,900戸に建てかえをしたいとするもので、工期は4期12カ年を予定をしております。
 現在、環境影響評価の調査を実施しておりまして、本年12月には実施計画に着手、早ければ平成5年12月ごろに第1期工事に着手していきたいとのことで、東京都では既に第1期工事区域の居住者の皆さんへの説明会を実施しております。
 次に、公団久米川団地の建てかえ計画でありますが、居住者からの陳情、御要望が出される中で、総務委員会の御指導を賜りながら、公団との協議を進めているところであります。事業概要といたしましては、既設戸数 986戸を約 1,600戸に建てかえをしたいとするもので、現在環境影響評価の最終手続きを推進中でありますが、既に地元説明会が終了し、東京都環境影響評価条例の規定に基づき7月初旬には環境影響評価書が公示され縦覧される予定となっております。
 また、実施計画作業も並行して進められておりまして、工期は3期、8カ年が予定をされており、早い機会に建物の除去作業に着手していきたいとのことであります。
 本団地の建てかえに当たり懸案となっておりました電車図書館につきましては、公団の御理解をいただき新規車両が設置される見通しとなりましたが、団地周辺の動線を円滑にするための周辺道路の整備及び公益施設等の配置については、継続して公団との協議を進めているところであります。
 なお、公団久米川団地への公営住宅の併設につきましては、公団と建設省並びに東京都等の協議の中で基本的事項について合意に達したとの連絡を受けておりますので、今後東京都とも十分な協議をしたいと考えております。
 次に、市民センター地区の整備プランについて若干触れておきたいと存じます。既に御案内のとおり、第3次実施計画の東村山らしさと都市機能を創造する4つのプランのうちの課題として取り上げております市民センター地区の整備は、ただいま申し上げてまいりました都営久米川団地の再生計画とリンクさせながらの町づくりを推進していく必要があるところと考えております。
 市といたしましては、平成3年度に市民センター地区整備の調査を実施し、その方向性を専門的な立場から報告を取りまとめていただきました。内容的にはさらに検討を重ねる課題もあり、今後内部的にコンセンサスを得ながら推進していかなくてはならないものと考えております。
 この報告書を素材として、種々の観点より可能性を詰めてまいりたいと考えております。報告書の考え方は、市の文化と行政の中核ゾーンとしてとらえ、市の顔として、町づくりを前提とした考えにまとめられております。
 今後、これらを慎重に進めていくためにも庁内にプロジェクトチームを設置し、また、議会を初め幅広く御指導を受けてまいりたい所存であります。その節はどうぞよろしく御指導を賜りたくお願いを申し上げます。
 次に、生産緑地地区にかかわる案について申し上げます。平成3年9月議会の所信表明で申し上げました生産緑地法の改正に伴う指定地区につきまして、このたび関係農業者の理解と御協力を得まして、東村山市都市計画生産緑地地区にかかわる案がまとまり、都市計画法第21条第2項の規定に基づき5月25日から6月7日までの期間、縦覧告示を行いました。
 指定地区の案の概要でございますが、旧法による既定指定面積 13.22ヘクタールを166.49ヘクタールに変更するもので、団地数は指定団地を含め 362カ所となります。さらに、指定率ですが、さきの意向調査時とほぼ同じ62%となっており、関係農業者数は 421名であります。
 また、指定作業に当たりましては国会の附帯決議を尊重しながら目指す将来都市像との整合性を図るとともに、法及び政令等に基づき指定基準により作業を進めてまいりました。
 今後の日程といたしましては、6月8日に開催の市の都市計画審議会よりの御審議をいただき、答申を踏まえ、東京都市計画地方審議会の審議を経まして、本年の12月に都市計画法に基づく決定告示手続きをもって指定手続きが完了することになります。
 区域指定に当たり「保全すべき農地」につきましては、法の趣旨に基づき、良好な肥培管理の指導と、一方「宅地化農地」につきましては、関係地権者の協力を得ながら良好な町づくり、有効な土地利用推進に向けて努めていく所存であります。
 今回の指定案の作成に当たり、議会、都市計画審議会、農業委員会、都市農政推進協議会等各位の御高配を賜りましたことに深く感謝を申し上げます。
 次に、住宅マスタープランの策定について申し上げます。既に御案内のとおり、東京都におきましては昨年6月に東京都全域を対象とした住宅マスタープランを発表し、平成4年4月には、これらに基づき住宅基本条例を制定するなど、都としての一定の進め方がまとまっております。
 当市におきましては、先ほども触れましたとおり都営久米川団地、公団久米川団地の建てかえが近々着手されるなど、公的住宅の大規模団地の再生が今後の当市における町づくりに大きく影響することが予想をされるところであります。
 特に、当市は東京都の長期計画において、武蔵野ゾーンとして住環境中心の整備地区の位置づけの中、当市の総合計画におきましても将来都市像の具体的な姿として、「いきいきとくらしやすい住宅都市」に位置づけて、農地等の緑地空間と住環境整備、すなわち豊かな自然環境と調和を図りながら住宅都市像の形成を目指しており、土地の有効利用と生活環境が調和し、だれでもが安心して住み続けられる愛着のある町の総合的な施策を展開していく必要があると考えております。
 今回生産緑地法の改正案を踏まえ、平成4年度に当市においても住宅マスタープランを策定すべく、このほど内部での策定体制が整い、かつ専門的な助言を得るために学識経験者や国・都の関係者の協力により懇談会を設置し、現在現況等の調査作業に入っているところでございます。
 いずれにいたしましても、当市の目指す将来都市像に向けて土地利用と、住宅政策の基本的な方向を見出してまいるもので、今後の町づくりの指針となるものと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
 次に、環境行政について申し上げます。去る5月25日から31日までの期間を東村山市環境週間と位置づけて「つくろう、のこそうよいかんきょう」をテーマに、市役所1階ロビーを開放し環境展を開催いたしました。地球環境問題が叫ばれている中、多くの市民の方々の御高覧を得たところであります。
 また、環境週間の最終日5月31日には環境美化デーにおける市内一斉清掃が行われまして、約半数の自治会による御参加、その他各種団体の方々の参加を得て、前日までの大雨から当日の天候が心配されたところでありますが、幸いにして好天に恵まれ実施することができ、今日ごみ減量が叫ばれている中での行事であり、ごみに対する意識啓発が行われたものと考えており、心から感謝を申し上げるところであります。引き続きごみ減量を初めとする環境問題について積極的継続的に取り組んでいく必要があることを、私自身清掃デーに参加し改めて感じたところであります。
 さて、当面する清掃行政について、何点か御報告と課題を申し上げさせていただき、御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 まず、日の出町の谷戸沢処分場の汚水漏れの問題でありますが、既にマスコミ等を通じて御案内かと思われますが、東京都の指導によって去る5月26日、27日の両日にわたって、地元住民日の出町の立ち会いのもとに公開による水質鑑定調査を実施をいたしました。この結果につきましては今月の下旬に報告される予定でありますが、この結果を見て今後の対応を協議してまいりたいと存じます。
 今回、このような事態になったことから第2処分場の受け入れに関しましては大変厳しい状況となってきております。一方、現在の処分場の状況ですが、その延命を余儀なくされており、各搬入団体への指導は日ごとに強まっているところでありまして、先般の三多摩廃棄物広域処分組合からの個別指導では、平成8年までに各市が搬入できる割り当て制についての案も示される情勢となっております。
 不燃物の中の廃プラを、一定割合焼却してでも搬入量を減らさないと、この指導には沿えない内容でありますが、周辺住民との関係をも含め当市では当面、他の手法による減量策を検討しているところであります。この最終処分地問題は、非常事態の状況となっておりますのは現実であります。
 このような中で鉄くずの有償問題が発生し、資源の有効利用策に水を差す状況が出ていることは御案内のことかと思います。幸いと申しましょうか、当市のリサイクルは質的に優良ということで、影響は比較的少なく済んでおりますが、リサイクル法の制定趣旨と今後の動向等率直に申し上げ、種々の背景を介しての工夫が必要であると考えておりますが、市民、事業所に対してはますますごみ減量、リサイクルへの御協力をいただくよう努力を続けてまいりたいと思っております。
 なお、平成3年度の一般廃棄物の処理状況でありますが、ここ数年ふえ続けてきましたごみの増加の傾向は、若干ではありますが減少に転じつつある状況となってまいりました。具体的には、平成2年度のごみ総量に比較いたしまして3年度の減量分は 654トンとなっておりまして、これを市民1人1日当たりの排出量で見てまいりますと、平成2年度 918グラムに対し、3年度は 898グラムとなり、1人1日当たり20グラムの減量が図られたことになります。
 一方、システム回収の状況でございますが、平成2年度の瓶、缶の収集量に対し3年度は6.2 %の増加となり、資源回収の向上がみられるところでございます。
 次に、3月定例市議会で若干触れましたが、今後の清掃行政に大きくかかわる課題であります柳泉園との広域処理の問題について、基本的な考え方を申し上げたいと存じます。
 御案内のように、公共下水道の整備が進むにつれ、し尿処理量は当然のことながら減少していくわけでありますが、この状況は当市だけでなく多摩全域の現象でもあります。このような中で昨今、南多摩地区を中心に広域処理の再編が目立っております。
 そこで当市の中間処理事業の今後のあり方でありますが、去る2月12日柳泉園組合の管理者であります田無市長とのトップ会談を行い、お互い基本的な認識の一致をみまして具体的な検討を職員に指示いたしております。
 現在の状況は、両団体間で検討委員会を設置開催し、個々に進めてきた整備計画のすり合わせ、土地利用を含む共同利用のあり方等について誠意協議を進めております。30年の秋水園の歴史に大きな転換を生む今回の広域問題でありますが、廃棄物処理を取り巻く社会情勢の急激な変化、膨大な建設費への対応、そして国及び東京都の広域指導等を考慮し、広域処理に向け一歩踏み出す方針を固めたところでありまして、今後多くの課題を乗り切る必要がございます。議員各位並びに市民の方々の深い御理解、御指導を賜りたいと存じます。
 次に、清掃条例の改正及び清掃手数料の見直しについてであります。昨今、国におきまして廃棄物処理及び清掃に関する法律の改正及び新たに再生資源の利用の促進に関する法律、いわゆるリサイクル法の制定が行われましたことは御案内のとおりであります。
 この法制に伴い、各地方公共団体では条例の検討に入っており、東京都においても6月都議会に上程されると伺っておりますが、当市といたしましても今年度中に現行条例の改正案を作成すべく作業を進めているところであります。
 今後、作業の進展に伴って、所管委員会にも御協議を申し上げ御理解を得たいと存じますので、議員各位の御指導と御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。
 次に、北山公園整備工事について申し上げます。
 本工事につきましては、3月定例市議会におきまして御論議、御理解を賜り、水路敷関係の諸手続きを済ませる間工事を中断せざるを得ないこと、またこれに伴う予算措置として繰り越し明許手続きを取らせていただきました。その後、必要とされる諸手続きにつきまして速やかに解決すべく関係者との協議を進めてまいりました。その内容といたしましては水路の境界確定申請手続き、また新設水路工事許可申請手続きを行い、東京都よりそれぞれの許可書を受理いたしておりますが、最終的な事務手続きとなります国有財産の用途廃止、変更申請手続きを現在東京都へ提出させていただいております段階でございます。
 大変時間を要し、かつ複雑な書類の作成、また申請手続きが求められ、今日に至りました点大変申しわけなく思うと同時に、この間関係地権者の方々を初め議員各位、そして多くの市民の方々に御迷惑をおかけしていることに対し重ねてお詫びを申し上げます。
 今後も引き続き、国並びに東京都と協議を重ねながら一日も早く工事が再開できますよう最善の努力をしてまいりたいと考えておりますので、御理解と御指導を賜りますようにお願いを申し上げます。
 なお、このような北山公園の状況でございますが、毎年この季節に実施しておりますショウブ祭りにつきましては、商工会を中心として継続しているショウブ祭りの火を絶やさないためにも、あるいは遠方より来園される方々があること等からして、本年度は6月13日、14日の両日、北山民家園周辺で実施すべく準備が進められております。先ほども申し上げましたように一日も早く北山公園の再生工事の着工を行い、再開が望まれているところであります。
 次に、本議会において何点かの議案について御審議をお願い申し上げるわけでありますが、当初の案件といたしましてはお手元に御配付申し上げましたとおり、秋津児童館新築工事を初め契約案件3件、及び平成4年度老人保健医療特別会計補正予算第1号を御提案申し上げるものであります。
 なお、当初議案として予定いたしておりましたあゆみの家改築工事契約議案についてでございますが、さらに当建物の改築設置にかかわる諸課題について周辺自治会等との協議を継続する必要があると判断し、一定の御理解をいただくまでの期間工事着手を見合わせたいと考え、今回議案提出を控えさせていただきましたので、ぜひ御理解を得たいと存じます。
 また、追加案件といたしまして予定しております東村山職員の育児休業等に関する条例の制定につきましては、さきの第 122国会において「地方公務員の育児休業等に関する法律」が成立し、平成4年4月1日から施行されたことに伴い条例改正をいたしたく予定しているところであります。
 また、既に御案内のことかと存じますが完全週休2日制、週40時間勤務体制の実施に関することを内容といたしまして東村山市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例及び東村山市の休日を定める条例の一部を改正する条例でありますが、これら議案につきましては現在関係職員、市職員組合と協議を重ねており、集約され次第追加議案として御説明申し上げ御審議、御可決を賜りたいと存じます。
 さらに、公共下水道整備についてでありますが、下水道事業は生活環境の改善、公共用水域の水質保全等を図る上で、一日も早い整備が望まれるところであります。公共下水道整備は当市の主要課題の最優先事業として、その計画的推進に努めているところであります。おかげをもちまして、平成3年度末の整備率は 79.04%に達することができました。平成4年度におきましても、平成7年度全市公共下水道整備の目標に沿って、北山処理分区、久米川処理分区、清瀬処理分区の面整備95ヘクタールを引き続き推進してまいりたいと考えております。
 3月定例市議会におきまして御可決をいただいておりますとおり、これら予定いたします平成4年度の全体事業費予算額は、野火止第1号幹線管渠築造工事の平成6年度までの債務負担行為あわせて約57億 8,000万円となっておりまして、当然のことながら、これら平成4年度事業の推進いかんが全市域公共下水道達成の大きな導入となるわけでございます。現在この課題実現に向けて職員は休日返上で作業に取り組んでおります。
 今議会追加議案といたしまして、早期着工を図るため久米川第1号幹線を主体とした幹線管渠築造工事請負契約議案4本の御審議をお願いすべく準備を進めているところでございます。残る野火止第1号幹線等の推進につきましても極力早期に着工すべく現在東京都の設計審査、補助金等の財源措置について諸手続きを精力的に進めているところでございます。現時点での今後の進め方を考えますと大変恐縮でございますが、参議院議員選挙終了後の日程の中で臨時市議会を開催させていただき、予定いたします公共下水道の推進につきましての御審議をいただき、所期の目的に向けて努めてまいりたいと存じておりますので、ぜひ御理解を賜りたいと存じます。
 いずれにいたしましても、それぞれの案件につきましては提案の際に詳細について御説明申し上げることといたしますが、ぜひとも意のあるところをおくみ取りいただき、御理解を賜りたいと存じます。
 次に、姉妹都市インディペンデンス市との学生相互の派遣交流について申し上げます。既に御承知のとおり、昨年度は湾岸戦争の影響によりまして双方の交流事業を中止したところでありますが、本年は6月の12日より6月29日までの間インディペンデンス市より、ジョアン・ワイマン小学校教諭を団長として9名の学生訪問団が当市を訪問する予定であります。また7月26日より8月13日までの間、当市から市立第五中学校の佐藤先生を団長とした親善訪問団11名がインディペンデンス市を訪問することになっております。
 当市の姉妹都市提携も既に14年の歴史を重ね、来年には15周年を迎えるに至っております。本交流事業も定着し、一定の成果を得られたものと思っているところであります。また、インディペンデンス市以外の関係につきましても活発化する国際化の動向を承知する中で、前向きに進めていく考えでありますので、議員各位の一層の御理解と御協力をお願いを申し上げます。
 次に、総合水防演習について申し上げます。7月の2日午前10時より諏訪町2丁目36番地先におきまして、消防団、消防署、警察署、建設業協会等関係機関の御協力のもと、台風接近による洪水警報が発令され、空堀川の溢水危険ありとの想定により実施をいたします。
 当市においても、空堀川の改修の進む中、また未改修地域での溢水の危険箇所も残されておりまして、大雨災害に備え、災害を最小限の被害にとどめるべく議会の御指導並びに議員各位と市民の参加をいただきながら演習等を重ね、防災対策の一層の充実を図ってまいりたいと考えております。
 次に、市民表彰及び春の叙勲・褒賞について申し上げます。
 去る5月2日、東村山市表彰条例によります自治表彰及び市民表彰を市議会より正・副議長、常任委員長、推薦者の方々の御出席を得た中で実施をさせていただきました。本年度の表彰対象者といたしましては、多年にわたりそれぞれの分野において御活躍をいただき市政に対する御支援をいただいた方々で、市民表彰31名及び自治表彰2名であります。今日の東村山市の発展もひとえに先輩諸氏の御支援、御協力によるものであり、改めて心から敬意と感謝の意を表するとともに御報告を申し上げます。
 また、先般の春の叙勲・褒賞におきまして、当市より7名の方々が栄誉を受けられました。受賞者の中には、市議会の先輩でもあり行政に対しても直接御指導、御協力を賜ってまいりました細渕林氏、また長い間人権擁護委員として御活躍をいただいてまいりました大石里きの氏が受賞されております。市といたしましても大きな喜びであります。
 次に、市長会の最近の動きにつきまして申し上げたいと存じます。去る5月22日府中の森芸術劇場におきまして全国市長会関東支部総会が開催され、また6月3日、4日にかけて日本都市センターにおきまして全国市長会総会が開催されました。
 関東支部総会では多くの議案を協議いたしまたが、特にさきにも述べました最終処分場の厳しい状況等を踏まえ、現下の緊急かつ重要課題としての廃棄物の減量化、資源化に対し、国を初め関係機関に抜本的対策の確立を要請していくことを決議をいたしました。
 また、全国市長会におきましては、関東ブロックを初め9ブロックより提出されました重要課題87件を国等へ要望していくことについて協議し、決定するとともに、「都市基盤施設の整備促進に関する決議」や「環境保全対策の推進に関する決議」など、地方自治体を取り巻く諸課題打破のために5項目について国等へ強く要請していくことをアピールいたしたところであります。
 いずれにいたしましても、私は全国市長会を初め機会あるごとに諸課題充実、促進等のために、強く働きかけをしてまいりたい、このように考えているところであります。
 以上、市長としての今後の市政運営を進めていくに当たっての基本的な考え方、また何点かに限り御報告を申し上げ、所信の一端を述べてまいりました。
 限られた会期ではございますが、厳しい行財政環境が続く中で、私はそれぞれの行政課題について渾身の努力をもって対処してまいりたいと考えております。御提案申し上げる諸案件を速やかに御審議賜り、御可決いただきますことをお願い申し上げ、私の発言を終わります。
○議長(遠藤正之君) 以上をもって、所信表明を終わります。
 次に進みます。
 休憩いたします。
                午後零時5分休憩

                午後1時10分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
────────────────────◇──────────────────
△日程第3 議会諸報告
○議長(遠藤正之君) 日程第3、議会諸報告を行います。
 本件については、それぞれ関係者より報告書が提出されておりますので、これをもって報告といたします。
 なお、例月出納検査結果報告書、工事監査報告書、定期監査結果報告書、土地開発公社決算書について、朝木議員よりそれぞれ質疑通告がございますので、一括して質疑を許したいと思います。
 なお、質疑に入る前に朝木議員に申し上げておきます。今回議会諸報告に対して各種の質疑通告をされておるようでありますが、その多くは議会諸報告の質疑になじまないものであると思われます。さらには、報告への質疑の範囲を超えているものもあると思われますので、これらは今後、もしおやりになりたいのでしたら一般質問という場もありますので、そちらでおやりいただきたいと思います。どうか、質疑と質問を十分御理解の上質疑をお願いいたしたいと思います。なお、質疑通告につきましては答弁者の立場に立って、時間的な余裕をもって通告をしていただきたいと思います。
 朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) それでは、議会諸報告について通告に従って質問をいたしますが、報告の内容に関連のある質問内容でありますので、通告の予定内容に従って順次質問をいたします。
 第1点目、例月出納検査の結果について何点か伺います。
 ①として、会計帳票の計数について伺いますが、換金性のある郵券、はがき、印紙、商品券等についてはどのように確認を行ったか。
 ②、預金の内容と保管の方法について伺います。
 1として、それぞれの月の預金した金融機関とその金額はどのようになっているか。
 2点目として、預金の運用実態はどのようになっているか。
 3として、預金の運用についてどの範囲まで認めているのか、具体的に明らかにしていただきたい。
 ③として、一時借入金の内容について伺います。それぞれの月の借り入れ先を、これも具体的に明らかにしていただきたい。
 第2点目、91年度工事監査報告について伺います。
 ①、監査の方法、すなわち工事技術調査の方法を具体的に明らかにしていただきたい。また、社団法人日本技術士会の業務の実態及び委託費用はどのようになっているのか、明らかにしていただきたい。
 ②、監査の観点、すなわち工事技術照査の内容を項目ごとに明らかにしていただきたい。
 ③、工事監査の対象を市営住宅建てかえ工事第1期工事のB工区と、北山1号幹線管渠築造工事第1工区とした理由はどのようなものか。
 ④、工事監査の実地調査は、市営住宅建てかえ工事が本年1月25日、北山1号幹線管渠築造工事が1月30日となっておりますが、実地調査の予告はいつ行われたのか。実地調査所要の時間はそれぞれ何時から何時までとなっていたか。
 ⑤、いずれも特に指摘する事項はないとする監査の結果は、具体的には工事の設計施工がいずれも法令に準拠し、適正かつ効率的に執行されているということを意味するのか、問題が全くないということなのかどうなのか、この点について明らかにしていただきたい。
 ⑥、本年4月以降の92年度は、この工事監査の予定はどのようになっているか、明らかにしていただきたい。
 次、3点目の、91年度第3回定期監査の結果について伺います。
 ①、小学校のうちで予算差し引き簿の記載事実について問題のあるものはなかったのかどうなのか、明らかにしていただきたい。
 ②、小学校の備品の償却交換はどのようになされているか。償却備品の処分方法はどのようになっているか。また、償却期限前に途中破損した場合はどのような取り扱いとなっているか。さらに、備品管理カードは各小学校とも整備されているのかいないのか、明らかにしていただきたい。
 ③、小学校校舎、体育館等施設の管理について、警備員の配置、勤務状況を調査したかどうか。PTA等から警備員に金品が支出されるなどの例が過去にあったわけでありますが、そのような例は現在ないのかどうなのか。また、野火止小学校の警備員の中で勤務状態に問題があるという例を耳にするのでありますが、この点については調査をしたかしないか。また、空き教室は本年5月1日現在で小学校で合計 111、中学校で 162あると聞くのでありますが、管理、使用方法に問題はないか。また、ランチルームへの転用等の有効活用はなされているのでありますが、校舎、運動場、体育館等の一般開放について問題はないかどうか、明らかにしていただきたい。
 ④、私用電話、赤電話の収入事務はだれが担当し、どのような手続きで処理されているか。また、現金の管理、収支等、会計処理に問題はなかったかどうか、明らかにしていただきたい。
 ⑤、郵券、はがき、印紙、商品券等の購入、管理の実態はどのようになっているか。また、問題はなかったかどうか明らかにしていただきたい。
 ⑥、副教材費及び準要保護の取り扱いの実態はどのようになっているか。会計処理上事故の発生した事実はなかったか。給食費の収支の……
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
                午後1時18分休憩

                午後1時19分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
───────────────────◇───────────────────
◆5番(朝木明代君) 給食費の収支の取り扱い手続きの実態はどのようになっているか。給食費については準要保護児童の公費支出分が未納という現実もあると聞くのでありますが、この点についてどのように監査をしたか。給食費の支出の決裁手続きはどのようになっているか。食材業者選定等の手続きについて問題はなかったのかどうなのか、明らかにしていただきたい。
 給食関係施設の償却調理用備品及び食器の管理、食品の安全性の確保の前提として、給食関係の備品管理カードは整備されているのかどうなのか、この点について明らかにしていただきたい。
 第4点目、91年度土地開発公社決算について何点か伺います。
 第1点目、決算書7ページから8ページの土地の取得及び売却について伺いますが、①、取得物件番号1について伺います。
ア、坪価と鑑定業者名及び鑑定結果について明らかにしていただきたい。
イ、取得に至る交渉経過、すなわち契約までに要した交渉機関等について明らかにしていただきたい。
 ②、取得物件番号2について伺いますが、
ア、坪価と鑑定業者名及び鑑定結果について明らかにしていただきたい。
イ、取得に至る交渉経過、すなわち契約までに要した交渉機関等具体的に明らかにしていただきたい。
ウ、現在の管理状況はどのようになっているか、明らかにしていただきたい。
 ③、売却物件番号1について伺いますが
ア、取得時はいつであるか。
イ、鑑定した日時、鑑定業者名を明らかにしていただきたい。
ウ、取得したのはだれからであるか。
エ、取得に至る交渉経過について具体的に明らかにしていただきたい。
オ、筆ごとの鑑定結果はどのようなものであったか。
カ、筆ごとの取得坪価についてはどのようなものであったか明らかにしていただきたい。
 第2点目の質問として、91年9月26日の理事会評議員会での売却等取得案件に関する審議内容はどのようなものであったか。すなわち、理事、評議員の意見等について明らかにしていただきたい。
 第3点目、92年2月17日の評議員会及び92年2月18日の理事会の取得案件に関する審議内容について具体的に明らかにしていただきたい。また、都計路3・4・27号線の用地取得の承認は全会一致で行われたかどうか、明らかにしていただきたい。
 4点目の質問ですが、昨年度の報告では次年度の予算、すなわち本件の場合は92年度土地開発公社予算が提出されていないわけでありますが、昨年度同様なぜ予算について提出されていないのか、その理由について明らかにしていただきたい。
 以上です。
○議長(遠藤正之君) 監査委員。
◎16番(立川武治君) 監査関係につきまして何点かの質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げます。
 まず最初に平成4年2月、3月、4月期の例月出納検査の結果についての御質問にお答えをいたします。会計帳票の計数の確認の件は、お手元の例月出納検査結果報告書記載のとおりとして、収入役から提出の各帳票の計数の検算を行うとともに、支出計算票と突合をした結果、誤りは認められなかったということでございます。
 次に、預金の保管方法についてでありますが、本件につきましては昨年も御答弁申し上げましたとおり、東村山市の指定金融機関であります協和埼玉銀行等に普通預金とし、また一部につきましては他の金融機関で定期預金をしております。これらは例月出納検査のとおり預金通帳等におきまして確認したところでございます。
 次に、一時借入金について御答弁申し上げます。2月、3月、4月の一時借入金の借り入れ先は次のとおりです。東京都市町村振興協会、大蔵省、それに協和埼玉銀行、以上となっております。
 次に、工事監査についての御質問に御答弁申し上げます。当市では初めての工事監査ということでありましたが、報告書記載のとおりの内容でございました。まず監査の方法についてですが、専門技術的な監査ということであり、監査の一部を補完する目的でその面の調査を社団法人日本技術士会に委託し、調査結果を参考として監査委員としての職責を十分認識した上で工事監査を実施したわけでございます。
 次に、監査の観点についてであります。工事には執行過程におきまして一連の流れがあることは御案内のとおりでございます。それらを踏まえ、観点を次の点といたしました。
 1点目は実施計画です。これは工事施工の計画は適切かという点。
 2点目は、設計の面で計画は合理的か、現場の実情に適合しているか。
 3点目は、施工について施工不良はないか。工事監督は適正か等々です。
 以上の観点は、当然法令等に準拠していなければならないことは当然であります。
 次に、監査の対象でありますが、今回対象といたしましたのは当該工事の工期の点、工事規模の点、さらに進捗状況等々を判断材料として抽出したわけでございます。すなわち、建築関係では東村山市営住宅建てかえ工事第1期B工区、下水道関係では北山第1号幹線管渠築造工事第1工区をそれぞれ対象とし、市営住宅は1月28日、北山第1号幹線は1月30日、実地調査とも実施いたしたところでございます。
 次に、平成3年度第3回定期監査の結果報告についての御質問に御答弁申し上げます。
 まず、各小学校における予算差し引き簿及び予算の執行状況についてでありますが、予算差し引き簿は各校とも適正に処理されており、また、計数にも誤りはありませんでした。予算執行状況につきましても、適正かつ効率的な執行をされていることが認められました。
 次に、備品の管理について申し上げます。各小学校の備品を抽出によりまして備品台帳と現物を突合する方法で実施いたしました。その結果、おおむね適正な管理をしていると認められました。
 次に、施設管理について申し上げます。各小学校の施設管理は実際行った結果おおむね適切な管理がなされておりました。
 次に私用電話、赤電話に関する収入事務処理の件、また、郵券受け払い管理について申し上げます。これらは使用簿との照合、また現品と受け払い簿残高との突合等の結果、それぞれ適正に処理されておりました。
◎土地開発公社常務理事(清水春夫君) 御質問のありました平成3年度東村山市土地開発公社決算についての御質問について、お答えいたします。
 御質問が多岐にわたっているようでございますが、質問を受けまして時間的な面で十分調査もできてない面もあろうかと思いますが、その点につきましては若干十分な回答ができない点もありますことをお許しいただきたいと思うわけでございます。順次御回答申し上げたいと思います。
 まず、第1点目にございました決算書の7ページでございます。平成3年度の土地の取得明細表というふうなことの内容につきましての御質問でございます。まず物件番号1というふうな中で御質問ありました運動公園拡張用地の関係でございますが、これにつきましてはまず鑑定に当たりましては複数、いわゆる2社の鑑定を実施いたしておるところでございます。
 それから、契約の関係につきましては平成3年の9月17日に契約し、なお単価でございますが、この資料で積算、割り返していただければおわかりだと思いますが、取得面積が3,335.41平米、取得金額が9億 5,059万 1,850円でございますので、平米当たり単価は28万5,000 円というふうなのが内容であるわけでございます。
 次が、2点目の関係でございますが、2点目につきましては都市計画道路3・4・27号線でございます。これにつきましても明細表に記載のとおりの内容でございますが、まず最初に経過につきまして御回答申し上げたいと思うわけでございます。平成3年の4月の時点におきまして用地取得の交渉に入らせていただいております。10月に入りましてより地権者より一応の内諾を得たというふうな状況を得まして、10月の8日、3者の業者に鑑定評価を依頼したところでございます。それをもちまして11月1日に鑑定評価書を受理いたしております。なお、10月30日に用地の取得及び資金手当てについてということで、市長より土地開発公社への依頼を受けておるところでございます。それに基づきまして、土地開発公社におきまして評議員会が11月21日、それから11月26日が理事会開催し、事業計画、補正予算がそれぞれ承認可決され、平成4年の1月16日に土地売買契約、それで2月18日に所有権移転登記が完了したというふうなのが内容であるわけでございます。
 次に、3点目にございました補助道5号線用地の売却の関係でありますが、まず経過を申し上げたいと思うわけです。平成元年7月に沿道地権者の説明会を開催いたしております。それから、私の方へ業務依頼が8月の時点で来ております。9月の21日でございますが土地物件の鑑定依頼、これも複数の業者に依頼しておるところでございます。それで、10月の15日の日に鑑定書を受理いたしておりまして、平成元年の11月上旬ですか、地権者と交渉をいたしております。なお、契約につきましては平成2年の3月12日契約いたしまして、これの地権者につきましては3名、さらに、平成2年の4月の15日に契約していただきましたのが11名というふうなのが内容であるわけでございます。したがいまして、契約につきましては平成元年度と2年度で契約を済ませていただいておるというふうなのが内容でございます。
 なお、取得者のだれからというふうなことでございますが、これにつきましては東村山市土地開発公社の平成元年度決算書及び平成2年度の決算書で、詳細につきまして御報告申し上げている内容でありますので、ぜひ御理解賜りたい、こんなふうに思うわけでございます。
 それから、同じく処分の経過でございますが、平成3年の9月5日付で市長より公社へ買い受けの依頼がございました。買い受けの時期といたしまして9月30日でございましたが、買い受け価格といたしましては取得価格と、それから支払い利息を含めまして4億 281万8,129 円というふうに相なったわけでございます。
 次に、御質問にありました91年9月26日の理事会評議委員会の審議内容、内容的には運動公園の取得、それから補助道5号線用地の処分といいますか売却の点でございますが、この審議内容でございますが、どういうふうな意見が出されたかというふうな御質問でございます。これにつきましては、まず評議員会におきましては今後の拡張計画の予定はどうか。それから運動公園の拡張についての考え方はどうか。それから、未買収地の有無についてどうか。それから取り組みはどうなのか、今後のことでございます。それから、補助道5号……のような内容であります。
 それから、自治会の関係につきましても同じような内容で、今後の拡張計画等につきまして御意見が出されておるというふうな内容でありました。
 次が、92年の2月17日に評議員会、それから2月18日理事会の審議内容でございますが、これらにつきましては3・4・27号線都市計画街路でございますが、この取得の審議内容ということでございますが、質問の内容といたしましては事業の進捗状況につきまして評議員会、理事会とも御質問があったわけでございます。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) 以上で議会諸報告を終わります。
 次に進みます。
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△日程第4 陳情の取り下げについて
○議長(遠藤正之君) 日程第4、陳情の取り下げについてを議題といたします。
 3陳情第55号、(仮称)萩山パークホームズ新築工事計画の変更に関する陳情については、陳情人より「都合により取り下げたい」との申し出がありました。本陳情の取り下げを承認することに御異議ございませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。
 よって、本陳情の取り下げについては承認されました。
 次に進みます。
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△日程第5 請願等の委員会付託
○議長(遠藤正之君) 日程第5、請願等の委員会付託を行います。
 4陳情第9号を総務委員会に、4陳情第10号を民生産業委員会に、4陳情第11号を建設水道委員会に、4陳情第12号を民生産業委員会にそれぞれ付託いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定しました。
 以上で請願等の委員会付託を終わります。
 次に進みます。
 休憩いたします。
               午後1時39分休憩

               午後1時42分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
────────────────────◇──────────────────
△日程第6 報告第1号 専決処分事項(東村山市税条例の一部を改正する条例)の報告について
○議長(遠藤正之君) 日程第6、報告第1号を議題といたします。
 報告を願います。市民部長。
              〔市民部長 入江弘君登壇〕
◎市民部長(入江弘君) 報告第1号でございますが、地方税法の一部を改正する法律の施行によりまして、東村山市税条例の一部を改正する条例を次のページの専決処分書のとおり平成4年3月31日に専決させていただきましたので、御報告申し上げますと同時に、説明させていただきます。
 新旧対照表をお開きください。大きくは4点の税目の改正と、その他地方自治法の改正に伴う条文の整理が1点ありました。
 税目改正の第1点は、非課税限度額の引き上げに伴うもので、1ページ目の第17条第2項をごらんください。個人市民税均等割の非課税限度額の引き上げで、加算額4万円を8万円に改めるものです。旧条例では34万円掛ける家族数プラス加算額4万円でしたが、新条例では34万円掛ける家族数プラス加算額8万円、加算額が4万円アップとなりました。
 大変恐縮ですけれども7枚めくっていただいて8枚目をお出しください。附則第14項の6をごらんください。個人市民税所得割の非課税限度額の引き上げで、加算額15万円を19万円に改めるものです。旧条例では34万円掛ける家族数プラス加算額15万円でしたが、新条例では34万円掛ける家族数プラス加算額19万円と加算額が4万円アップとなったものです。
 以上2項目はいずれも控除対象配偶者または扶養親族がいる場合のみ加算されることになります。
 新旧対照表の最初のページに戻ってください。第2点は仮算定についてです。恐縮ですけれども4枚めくっていただいて5枚目をお開きください。附則第9項の2をごらん願います。長期営農継続農地制度の廃止等に伴う課税の円滑化のための措置として、平成4年度分の固定資産税の課税に限り仮算定による賦課徴収制度が設けられたことによる改正です。
 4枚めくっていただいて9枚目をお開きください。新条例の附則第6項をごらんください。平成4年度分の固定資産税に限り仮算定による賦課徴収制度が設けられたことに伴う都市計画税への準用規定が加えられたものです。
 以上の仮算定については平成4年3月定例会で固定資産税等納期延期の市税条例改正をいただいたときにも申し上げました。生産緑地の指定を希望する農家に対しては固定資産税、都市計画税ともに仮算定、すなわち農地課税相当額を賦課するという内容です。
 このことは、生産緑地を選択された農業者に対して最大限の配慮がされたものと思っております。
 第3点目は、ミニ保有税の1年延長です。恐縮ですけれども新旧対照表の1ページに戻ってください。5枚めくっていただいて6枚目をお開き願います。附則第12項の8ですが、旧条例の平成4年3月31日を新条例では平成5年3月31日に改めるものです。
 特別土地保有税の特例措置、面積で 330平方メートルから 1,000平方メートル未満の土地に対するいわゆるミニ保有税のことですが、この適用期限を1年間延長したことによる改正です。
 第4点目はみなし法人課税の廃止です。次のページをお開きください。旧条例附則第13項の3を新条例では削除するものです。みなし法人課税を選択した場合の課税の特例措置が、平成5年度分の個人市民税の適用をもって廃止されたことによる改正で、所得税においても平成4年分の適用をもってみなし法人課税制度が廃止されることに対応した措置です。
 最後に、その他の改正の1点は、法人等の区分に地縁による団体を含める整理をしたものです。新旧対照表の1番上から1枚めくっていただいて2枚目をお開きください。第24項の第2項、法人等の区分の1をごらんください。共有する不動産の権利を明確にするために市長の認可を受けた団体を指すものでございます。
 以上、大変簡単ですが、改正要点について説明させていただきました。よろしく御承認を賜りますようお願いいたします。
○議長(遠藤正之君) 報告が終わりましたので、質疑に入ります。
 質疑ございませんか。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) それでは、報告第1号について何点か伺います。
 まず第1点目として伺いますが、24条関係で伺いますが、自治法改正により法制化された自治会等の地縁による団体については、自治法 260条の2第1項に基づいて市長の認可を受けることになっているわけでありますけれど、市内で不動産等の資産を有する自治会、町会は、どのようになっているか。実態及び市長による認可の手続きと現時点の状況についてお伺いします。
 第2点目、第52条1項適用による固定資産税の減額措置を受けた件数は91年度はどのようになっているか。
 第3点目、第52条2項適用による固定資産税の減額措置を受けた件数は現在までどのようになっているか。
 第4点目、税法附則29条の5及び市税条例附則9の3に基づいて、固定資産税及び都市計画税の10分の9免除、あるいは徴収猶予がなされる宅地化農地の申告及び認定件数を明らかにしていただきたい。
 第5点目、税法附則29条の2の農地課税相当額に減額される市内の農地の件数及びこれにかかわる固定資産税減額の合計金額を明らかにしていただきたい。
 第6点目、久米川町2丁目35の農地改良工事に関して、3月議会で完了期限を本年5月末日まで猶予し、5月末日までには農地として現に耕作の用に供する状態とする旨の答弁がなされているわけであります。しかしながら、完了期限の5月末日を過ぎてもなお工事が完了していないため、所管は昨日までには完了させる旨の念書を取っているようでありますが、なお工事は完成しておらず、現況は農地ではなく残土処理場というほかないのであります。周辺住民にも大きな迷惑となっており、1年以上も耕作をしていない土地に対し、もはや農地課税の優遇を与えることは課税の公平上できないと思うのでありますが、農地改良届け、念書等を踏まえ、本件土地に関し、固定資産税の課税について所管の見解を伺いたいと思います。
 第7点目、生産緑地法改正の関係で税法及び市税条例の生産緑地にかかわる条文上の整備が行われているわけでありますが、耕作していなければ取り消し、あるいは追徴のなされる、長期営農継続農地制度の場合と比べて、現段階までの法制ではむしろ生産緑地制度にかかわる農地の方が耕作していない場合、あるいは脱法的に偽装農地化している場合について指導することが極端に難しくなるのではないかと思うのでありますが、久米川2丁目の例を踏まえて、現況課税主義の原則に立ってどのように対応していくお考えなのか明らかにしていただきたい。
 以上です。
◎市民部長(入江弘君) お答えをさせていただきます。
 まず第1点の、地縁団体の、いわゆる市長の認可がどのように進んでいるかということですが、現時点ではまだ動きはありません。
 それから、第2点ですけれども、52条第1項による減額措置、これは木造住宅と非木造住宅の2つがあります。木造住宅では平成3年度 2,408件、それから非木造住宅で 3,276件です。
 それから3点目の、52条第2項による減額措置、いわゆる土地ですけれども、これは33件ありました。
 それから第4点目の、いわゆる10分の9の免除ということですけれども、これは現時点ではまだ申告はありません。ただ、平成4年12月31日までに計画されたものについては該当するわけですので、所管の方としては7月の市報にそのことは掲載をしてPRをしていきたい、このように思っております。
 それから5点目の、税法附則29条の関係ですけれども、これは直接的には仮算定をいたしましたので現実にその該当はありません。ただ、仮に宅地並み課税をやった場合にどのぐらい、いわゆる還元というんでしょうか、なるのかという金額を申し上げますと、約3億2,200 万程度、このように計算をいたしております。
 次に6点目ですけれども、確かに御指摘がありましたように何回か延長をしたという事実はあります。ただ、一時休耕で将来的にも営農する意思は持っておりますので、やはり私どもとしても即いわゆる現況で課税をするということではなくて、営農の意思をくんでやりたい、このように思っております。
 1つには、例えば生産緑地の指定要件でもおおむね1年から2年、例えば目的外に使っていても、それが完全に農地にかえるということであればそれは認めていいというようなこともありますので、若干時間はたっておりますけれども本人の営農意思をくみたい、このように思っております。
 それから最後の関係ですけれども、肥培管理等に含めてはやはり農業委員会等の指導が大切であろう、このように思います。
◆5番(朝木明代君) 大体お答えはいただいたんですが、最後の現況で農耕を耕作をしていない場合の生産緑地について、地権者の耕作の意思があれば1年ないしは2年は耕作以外の目的でも農地、生産緑地課税でいけるというふうな答弁があったわけでありますが、目的外の場合、1年ないしは2年という場合であっても当然のことながら目的等に規制があると思われるわけであります。この点について今後どのような指導をしていくお考えなのか、その点について1点確認したいと思います。
 また、長期営農継続農地制度が廃止され、今後生産緑地指定農地の中でこのような事態が多くなることが当然のことながら予想されるわけでありますが、このような事態が起きた場合、所管としては具体的にどのような指導をしていくお考えなのか、先ほどの質問とあわせて具体的な答弁をいただきたいと思います。
 以上です。
◎市民部長(入江弘君) 再質問の第1点ですけれども、これはあくまで本人の営農の意思を確認するということが一番ベターであろう、このように思います。
 それから2点目については、やはり指導監督という意味では農業委員会の御指導をいただく、これがベターだろう、このように思います。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。
              〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 討論がありませんので、採決に入ります。
 本件を承認することに賛成の方の挙手を願います。
                 〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本件は承認されました。
 次に進みます。
────────────────────◇──────────────────
△日程第7 議案第35号 (仮称)東村山市立新秋津児童館新築工事請負契約
○議長(遠藤正之君) 日程第7、議案第35号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。総務部長。
             〔総務部長 市川雅章君登壇〕
◎総務部長(市川雅章君) 上程されました議案第35号、 (仮称) 東村山市立新秋津児童館新築工事請負契約につきまして、提案の御説明を申し上げます。
 御案内のとおり、児童館事業につきましては議会の御指導、また各関係機関等高い関心を寄せていただいております、多くの方々のお知恵を得てその推進を図っているところでございます。御提案申し上げます新秋津児童館は、児童館整備構想の3番目の事業として児童福祉のさらなる充実に寄与するものでございます。
 では、内容につきまして御説明を申し上げます。契約の目的でございますが、 (仮称) 東村山市立新秋津児童館新築工事でございます。工事内容でございますが鉄筋コンクリートづくり2階建て1部地下1階建て、集会室、遊戯室、育成室等延べ床面積549.93平米でございます。工事場所は東村山市秋津町3丁目51番地25でございます。具体的には、市立秋津小学校の東でございます。工期でございますが、本契約締結の日の翌日から平成5年1月30日まででございまして、去る5月21日に仮契約を締結させていただいております。
 次に、契約の方法でございますが、指名競争入札によります請負契約でございます。契約の相手方でございますが、東京都東村山市野口町1丁目13番地1、株式会社興建社多摩支店でございます。契約金額でございますが、1億 7,664万 5,000円でございます。
 なお、工事支出の予算年度及び会計区分につきましては平成4年度一般会計でございまして、支出科目につきましてはここに記載されているとおりでございます。
 添付書類といたしまして、入開札状況調書、配置図、平面図、立面図を添付させていただいております。
 以上、よろしく御審議の上御可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
 質疑ございませんか。肥沼昭久君。
◆20番(肥沼昭久君) それでは、議案第35号につきまして何点か質問をさせていただきます。
 秋津地区には公民館に続いて児童館が建設する運びとなりまして、住民の皆さんも大いに関心と期待を寄せているところでございます。過日は地元住民への説明がなされました。また、ただいま提案説明で述べられた中から、まず工期と開館の関連からお伺いをいたします。工期につきましては、本契約締結の日の翌日から平成5年1月30日までとなっておりますが、開館はいつを予定されているのかを伺います。
 また、この開館に伴いまして現在の氷川神社境内にあります児童館が今後どのようになるのか、でき得る限り詳細に今までの経過を含めて御答弁をいただきたいと存じます。
 2点目でございますが、秋津小学校の児童館、秋津分室、これは児童クラブですけれども、これを廃止して新児童館の育成室に入るということでございましたが、秋津東小学校の児童クラブについては従来どおり存続することなのかどうか、伺います。
 2つの施設がある方が便利ではございますけれども、通学区域が地理的に大変入り込んでいる地域もありまして秋津東小学校の児童の中には新しい児童館に移りたいというケースも十分考えられますので、どのように対応されるかをお伺いをいたします。
 3点目、エレベーターの設置につきまして、建物が2階でございますが、からだの不自由な児童、車いすの児童への配慮、このように受けとめております。玄関までのスロープなどについて伺いたいことと、からだの不自由な児童への職員の配置、それから職員全体の体制についもお伺いをいたします。
 次に4点目でございますが、安全対策でございますが、建設工事の作業時間は何時から何時までになりましょうか。また、工事用の車両の出入りの際の誘導員の配置について、特に秋津小学校児童の登下校時の誘導について、車両の出入りする道路が秋津小学校前と工事現場の東側に新道がございますので、時間帯を決めて小学校前の道路の通行を規制するなどの方策が考えられますが、安全策をお伺いいたします。
 最後に5点目でございますが、館内外の主な遊具と図書数、それから外周りの整備、植栽についてお伺いたいをいたします。
 以上です。
◎保健福祉部長(間野蕃君) それではお答え申し上げます。
 秋津児童館の工期につきましては、先ほども提案説明等で申し上げましたように本契約締結の翌日から平成5年の1月30日でございますが、足かけ8カ月ございます。2月には外構工事を行いたいということで、1月30日までに建築工事の方の完了を予定していきたいということでございます。したがいまして、3月の部分につきましては開館の諸般の準備をさせていただきまして、平成5年の4月1日に開館をしたい、そのような予定でございます。
 それから、既存の今あります秋津児童館の関係でございますけれども、氷川神社の境内地をお借りしまして現在まで来ておるわけでございますが、39年の8月1日よりお借りしまして666.55平方メートルという敷地でございますが、地域の児童館として親しまれてきたことは御案内のとおりでございます。神社側の諸事情がございまして、数年前よりやはり用地の返還要望が出されております。平成2年に入りまして新しい児童館が開館するまでは何とか延長をお願いしたいということで実は現在まで来ているわけでございます。平成3年の3月に現在建てようとしております秋津児童館の場所、秋津町3丁目51の25でございますが 1,100.1平方メートルを購入させていただきまして3年度に実施設計、そして今4年度で建築をお願いしたい、こういうことでございまして、5年の4月開館を予定させていただいておりますが、5年3月をもって建物を取り壊しまして借地の返還、そのようなお約束になっております。いろいろ交渉を重ねてまいりました結果そうなっておるわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 それから、秋津児童館の育成室の関係でお尋ねがございましたが、秋津分室の児童の入所を予定しておりますが、父母会等々の話し合いもこれまでも何回も続けてまいりまして、昨年来よりそのような方向で進めてまいったということでございます。
 一方、秋津東の分室の方でございますが、これはそのまま存続してまいります。通学区域外の秋津東小の児童が今度つくられます児童館の育成室に入所希望があった場合ということでお尋ねがございましたが、通学路等、安全面も配慮しつつ希望に沿った対応も考えておるところでございます。
 次に、からだの不自由な子供の配慮及び職員体制でのお尋ねでございますが、新児童館の入口等につきましてはフラットな、水勾配程度のフラットな状況から玄関に入れるような形で設計されておりまして、車いすでも入館できるスロープ、それを通りましてエレベーター、2階図書コーナーへもエレベーターで行けるような使い勝手になっております。
 職員体制でございますが、児童館に児童厚生員2名、それから育成室に2名、育成室にもし障害のある方が入るということになりますと、そこに補助指導員1名の配置を考えております。
 図書等につきましても他の児童館と同様な整備をしてまいりたいと思っております。
 それから、館内の整備等につきましても外周りの整備と植栽、あるいは藤だな等を設けまして、児童が大変喜びます水場の関係、あるいは各種の遊具、ブランコ、すべり台、平均台、チェーンネットと、それらをコンビとして設置しまして、さらに築山を、これは 1.5メーターぐらいでございますが築山も設定したい。
 それから、さらに新しいものではパイプ、1メーター45センチから2メーター45センチぐらいのパイプによります13本程度のメロディータワーということで、新しいことも考えておるわけでございます。これらが大変期待されるものではなかろうか、そんなように思っております。
 植栽の関係につきましても、フェンスの内側に植栽帯を設けまして、南側と西側は高木、北側と西側が中木、あるいは建物の裏側と入口付近を低木としまして、東京都における自然の保護と回復に関する条例及び施行規則に基づきまして20%の緑地を設けてまいりたい、そんなように考えております。
 なお、交通安全対策等工事絡みの関係につきましては、都市建設部の方からお願いいたしたいと思います。
◎都市建設部長(中村政夫君) 工事中の交通安全対策のことについて御質問をいただきましたので、御答弁をさせていただきます。
 この工事現場周辺には御案内のとおり小学校があり、また学童クラブがあるというようなことも含めまして、安全対策には細心の注意を払いながら工事を進めていきたいというふうに考えているところでございます。既に学校側に対しての説明をさせていただいておりますけれども、具体的な工事に入る前にさらに詳細な説明をしながら、学校側からもより安全対策を徹底するようなこともお願いをしていきたいというふうに考えております。
 御質問の作業時間の関係でございますけれども、午前8時から午後の6時というような予定を組んでるところでございます。
 次に、誘導員の関係で御質問をいただきました。この建設現場にかかわる道路といたしましては、御案内のとおり秋津小学校のすぐ東側っていうんですか、学校の校庭沿いにある補助道9号線と、さらに東側にございます新しい道路というか市道の 617号線という道路が2本ございます。工事車両につきましては、この新しい方の市道 617号線を使って資材の搬入等をさせていただきたいというふうに考えております。そういうことから、誘導員につきましても市道 617号線志木街道沿いのところへ、配置をしていきたいというふうに考えているところでございます。
 また、学校の近くというようなことで登下校の時間帯等につきましては、工事車両等の通過はなるべく避けるようなことを段取りしていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) ほかに。川上隆之君。
◆22番(川上隆之君) 議案第35号につきまして、何点か簡潔に質問をいたします。
 ただいま地元の秋津町の20番議員さんの御質問の中で、秋津東小学校の児童クラブは当面存続するという御答弁がございましたので、それに関連してちょっとお尋ねいたします。この新秋津児童館建設計画に伴って、秋津東小学校の児童クラブの廃止をして、この施設の中へ統合するというような動きがあったかのようにも聞いてるわけでございますが、それらの要因と経過についてお尋ねいたします。私ども公明党市議団としましては、原則として1つの小学校に1つの児童クラブがあるべきであろうというように考えているわけでございまして、その観点からお伺いをいたします。
 第2は、我が市が現在推進している児童館建設計画は、私どもが昭和61年に北海道の札幌の児童館を視察をしてこれらを参考にして、議会などの一般質問を通じてさまざまな形で提言をしたという経過がございました。既に、栄町児童館、富士見町児童館がオープンをして利用されておりますが、これらの地域の反響や評価についてお尋ねをいたします。
 第3に、我が市は児童館の8館構想を基本に事業を進めているところでありますが、この計画どおりに事業の推進を図ることに変わりはないか、確認のためにお伺いをいたします。また、その場合、完成年度の目途をどの辺に置いてるのかということもあわせてお尋ねいたします。
 第4は、既にマスコミの報道で明らかなように、埼玉土曜会が加盟66社の談合問題が大きく取り上げられました。最近においても国や東京都、さらに近隣市においてもそれぞれ指名停止等の処置が取られたようであります。当議案の後の第36号、37号にもかかわると思われますが、当市においてこれら六十数社への対応をどのようにされたのか、お尋ねをいたします。
 また、参考のために近隣市の対応についてもお尋ねいたします。
 最後に、建設中の事故防止対策について伺います。特にこの場所はですね、小学校の隣接しているということからして、小学校の学童などがその工事地域に入る可能性があるというふうに判断いたしますので、その点の無事故対策を具体的にお尋ねいたします。
 以上です。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 1つの質問としては、秋津東の児童クラブの関係で廃止・合併の話等のことでございましたけれども、市の方からそうしたいといったのかどうかというのがございましたが、63年の2月に東村山市児童施設等協議委員会からの報告が1つあることは御案内のとおりでございまして、秋津地区に児童センターとしての機能を持たせたものをつくりたいということでありました。
 御案内のとおり、そのときの位置関係につきましてはもっと両方に近いような位置で設定をしておったと思いますが、今回計画されました位置につきましては秋津東小学校からは遠いわけでございまして、そういう面も踏まえながら若干の検討を加えさせていただいて今のような形になったということでございます。
 それから、秋津児童館の借地の返還というのがここにはございまして、それには早く繰り上げて実施をしなきゃならないという問題もありまして、現在のような敷地の御提供をいただいてできたということでございます。
 それから、秋津町の3の51の25番地に今回その地区児童館としての位置づけをさせていただいたわけでございますが、このためにその近さ、あるいは秋津東小からの遠さ、秋津小学校からは近いわけでございますけれども、遠いところになりますと、もし仮に秋津東小学校の部分を取り込みますと西武の秋津駅の北側の秋津町5丁目の辺からの距離、それが非常に遠いわけでございまして、それらを勘案しまして検討に検討を重ねた結果、秋津東分室を存続することになったわけでございます。
 次に、栄町、あるいは富士見児童館の関係のオープン後の地域住民の方々等の評価の関係でお尋ねがございましたが、御承知のとおり栄町児童館は昨年の4月にオープンさせていただきまして、午前中は幼児の集い等、親子あるいは母親同士の交流も図られておりますし、午後は小学生、中学生の児童生徒の来館で、大体、八坂、東萩山、萩山三中、そのほか他の学区域の児童との集団の遊びとか自由工作、あるいは音楽広場の行事等で異年齢集団といいますでしょうか、それらの友だちづくりも活発に行われておると、大変評価を受けているところでございます。
 ちなみに、開館しましてから4月からことしの3月までの5万 3,400人という来館者がありまして、これ1日平均に直しますと 180人の来館者となります。このように成果を上げているところというのは多摩地域でも一二を争うということになっております。
 それから一方、去年11月に開館いたしました富士見児童館につきましては、御案内のとおり3世代交流の複合館として活気のある館としての御利用を願っておりまして、親子の触れ合いの場、あるいは季節ごとの行事、それらの参加を積極的になされておりまして、都立中央公園と一体となりながら遊びの拠点として、昨年度で申しますと1日平均 260名の来館者がありました。11月28日から3月末まで延べ2万 5,700人の来館、このようになっております。また、学習や読書の部屋では世代間交流の場としてのいろんなことが行われておりまして、地域の児童館としての利用は相当活発に行われている、そんなように思っております。
 次に、8館構想でございますが、新秋津児童館、これは仮称でございますけれども、これで3館目になるわけでございますが、1館秋津がなくなりますので3館目ということになるんですが、第4次の実施計画及び平成8年度より始まります新しい総合計画等の中で、北山小学区とか本町地区、青葉町地区、野火止小地区、萩山町地区の5館、それで合わせまして計8館という設置計画を立てております。
 いろんな意味で、平成3年に栄町、富士見町をオープンさせて、5年には秋津の児童館、地区館をオープンさせたいということ、それから7年度には北山児童館、こういうようには計画は立てておりますけれども、これらにつきましては第4次の実施計画、あるいはそれに続きます総合計画の中で企画とも十分調整を図りながら検討をしてまいりたい、こんなように思っております。
 以上です。
◎総務部長(市川雅章君) お答えいたします。
 既に新聞報道等で御案内だと存じますが、旧埼玉土曜会66社に対しまして公正取引委員会が受注活動行為が独占禁止法第3条に違反するものといたしまして、排除勧告をいたしております。5月25日にこの排除勧告を66社が応諾したということでございますが、5月の26日に一斉に各新聞等に報道されております。
 当市として、66社に対してどういう対応をしたか、こういうことでございますが、東村山市といたしましては指名停止基準がございますけれども、違法行為を行い社会的信用を失墜した行為に対しまして東村山市指名業者選定委員会を開催いたしまた。5月の28日でございますが協議をいたしました。そして排除勧告の応諾を知った日、5月の26日でございますが、1カ月間、5月の26日から6月の25日まで指名停止処分を行いました。
 当市の指名競争入札の参加者の資格は、該当企業は64社でございました。平成4年の5月28日付をもちまして、東村山市長名をもちまして指名停止処分通知書を送っております。
 次に、近隣市の状況、こういうことでございますが、私どもの方で把握しております一部について申し上げたいと存じます。八王子市が5月の26日から25日まで1カ月間でございますが指名停止をいたしております。それから調布市でございますが、5月の15日から6月の8日まで25日間。それから保谷市が5月の20日から6月の19日まで。それから東久留米市が5月の15日から6月の14日まで1カ月間でございます。なお、小平市、情勢により1カ月準備している、こういうことでございます。清瀬市、それから田無市も同様の状況でございます。
 なお、御案内だとは存じますが、東京都が5月の18日から6月の17日まで、やはり1カ月でございますが指名停止。なお、建設省でございますが、御案内だとは存じますが5月の28日から原則として1カ月、若干幅があるようでございますが、原則として1カ月、こういうことでございます。
 以上でございます。
◎都市建設部長(中村政夫君) 最後に御質問がありました建設現場内での安全対策の問題でございます。当工事につきましては、周辺に鉄板の仮囲いを設けて作業に当たっていきたいというふうには考えております。したがいまして、御心配されます学校の子供たちの問題もございますので、現場代人にその旨よく伝えながら日常の作業の中で作業にわたる方々全員でそういうことのないように、無事故でいけるような努力をしてまいりたいというふうに考えております。
 また、作業現場で働かれる作業員の方々の問題でございますけれども、労働基準監督署の指導事項を遵守しながら、安全作業の徹底をすべく責任者に強く指導をしていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) ほかに。田中富造君。
◆25番(田中富造君) 今回、新秋津児童館につきましては児童施設検討委員会の報告書がございますが、この中に入る予定でありました秋津東児童クラブにつきましては、父母の要求等も入れまして現時点に継続維持されるということに対しまして、事前のこの栄町の児童館、あるいは富士見児童館と違いまして、そうしたトラブルを避けて父母の要求を取り入れたということにつきまして、大変よかったというふうに思います。
 また、私どもが要望してまいりました土に親しめる児童館ということでもこの一定の、配慮がされているということにつきまして評価をしておきたいと思います。
 そこで第1点目の質問でございますが、今地球サミット等も開かれておりましたが、熱帯雨林の保全を初めとして地球環境全体の保全ということが大変重要な政治課題になっておりますが、この建物関係のコンクリート打ちにはコンクリートパネルが使われるわけでございますが、こうしたいわゆる熱帯雨林を産地とするラワン材の合板が、1回か2回の使用で使い捨てられるということで、大変大量消費、そして大量浪費の1つの典型であるということで今改善がされつつあります。
 こうした中で、自治体によりましてはアルミのパネルであるとかスチールパネルを、使う自治体も徐々に出ているというふうに聞いております。また、東京都も指導指針を持っているようでありますが、そろそろ東村山市もこの新秋津児童館を契機といたしまして後の議題の建築請負工事も含めまして、このパネルの使用についてはこういう使い捨てとならないような、熱帯雨林を保全できるような材料の変更を業者に指導できるようにしていく必要があるのではないかと思いますが、その点についての考えをお聞きしておきたいと思います。
 2つ目には、外構及び植栽の関係で先ほど質問がございましたが、この外構関係につきましては地元の説明会でも60センチのコンクリート打ち、その上に 1.2メーターの鉄さくというか金網というか、そういったものを行い、その内側に、植栽を行うようでありますが、これからは今緑が徐々に失われつつある中で公共施設にこそ豊かな緑を保全していくべきではないか、あるいはつくっていくべきではないかというふうに考えるものですが、このいわゆる外構につきましては生け垣で行うことによって、いわゆるこの緑を保全し、また、公共施設であるからこそ緑がつくれるという立場をとってみてはいかがかと思いまして、こうした生け垣のみで外構をつくっていくということについてお考えをいただきたいと思います。
 また、高木、あるいは中木というような考え方もありましたけれども、この秋津町地域には秋津図書館が図書園を設け、緑の豊かな図書館を造成し、今後大きな期待が持たれているわけですが、この新秋津児童館におきましてもこうした立場と同じように、この豊かな緑を配置すべきだと思いますが、この高木とか中木、これがどのような樹木であり、今後どのような園庭をつくり出していくのか、もう少し具体的な考え方をお聞きしておきたいと思います。
 3点目に、旧館の取り壊しの問題につきまして先ほどの質問がございましたが、3月にさら地にして地権者に返還するということでありますが、この新館が4月開所ということになりますと、その間、児童館がなくなるというような状況ですね、あるわけですが、1カ月にしても、あるいは半月にしてもその間児童館行政がこの秋津町方面におきましてはストップするわけですけれども、その辺につきましての対策をお聞きしておきたいと思います。
 それから4点目に、秋津小と児童館の間の道路、補助道9号線の関係につきましては先ほども質問が出ましたが、比較的、車の通行の多いところでありますが、児童館の正門となるところとの間に児童の安全を期すために、横断歩道の設置について検討をしていく必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 最後に、この建物の配置、あるいは立面図等を見ているわけですが、この地域に映えるというんでしょうか、そういうことで外部塗装の関係とか、その建物の色あいというか、そういうことについてどのような配慮がされているのか、お聞きしておきたいと思います。
             〔「議長、関連」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 木内徹君。
◆3番(木内徹君) それでは関連ということで、まず第1点目に、植栽の問題でお伺いしたいと思いますけれども、もちろん肥沼議員も質問いたしまして高木、中木、低木、そして緑地を20%確保したいという話がございました。それで私はいろいろと視察やなんかでも都市の見てきますと、やはり土地緑地には、緑化には、いわゆる建物の周りに高木の役割がかなり大きいというふうに判断しています。確かに今緑、緑という形でよく低木やなんかのボリューム感は多少出てきたんですけれども、高木が果たす役割というのがかなり、例えば遠くから見ても、もちろん近くから見てもそうなんですけれども、かなり大きな役割を、景観上ですね、果たすというふうに判断しておりますので、何とかこの、これからのいろんな建築、外構工事等についてはできるだけ高木をふやしていく、そういう方針に立っていただきたいというのと、それからもう1点は、先ほど建築の際のコンパネの問題がありました。確かに熱帯雨林の問題で今けんけんがくがくいろんな論議がされておりますけれども、いわゆる熱帯木材の世界貿易の約3割を日本が輸入し、その輸入量の約4分の1、すなわち25%がこのコンクリートパネルに使用されてるというふうに聞いております。さきの東京都議会では、これからいわゆる東京都が発注する工事についてはできるだけコンパネの、特にあの熱帯の木材を使用するのを規制していく、そしてまた田無市議会では請願が採択されまして、そういう方針での決定がなされておりますんで、やはり東村山でも私、昨年の6月議会の一般質問でこの件について質問したんですけれども、やはりそういう方針を各自治体が出していくことによって、いわゆる地球環境を守っていく、そういうことで、ぜひともそういう積極的な施策の展開も必要と思いますので、そのようにお願いしたいと思います。
 以上です。
◎助役(原史郎君) 大変大きな問題でございまして、単に東村山だけの問題じゃございませんで、この地球環境の問題含めての対応につきましてはいろいろな御論議もあるところでございます。しかしながら、やはり御指摘のございましたアルミ等のサッシによってはどうか、こういうふうな端的な御質問があったわけでございますが、もちろん業界を挙げてこれらパネルのですね、木材使用というものの仕様書というものを変えていくという姿勢がないと対応できないわけでございます。それには行政が一貫してそのような仕様書を提出して、今後の建築行政に当たる、こういう姿勢もあろうかと存じます。したがいまして、これらの点について専門的に、いわゆるコストの面、あるいは利用の状況の問題、あるいは耐久力はあるわけでございますけれど、こういう点も含め前向きな姿勢の中で、今後よりよい地球環境を目指す中での一自治体としても対応を検討してまいりたいと思います。
◎都市建設部長(中村政夫君) 何点か御答弁をさせていただきます。
 初めに、外構工事の関係でございます。御質問にもありましたとおり、この児童館の周辺には、今考えておりますのは下にコンクリを打って網を周囲にしていきたい、そして内側には植栽を植えていきたいということで、先ほど福祉部長の方からお答えを申し上げたとおりでございます。考え方といたしまして、今どういう種類の樹木を考えてるかという点でございますけれども、最終的なまだ決定ということではございませんけれども、高木類としまして約40本、ヤマモモ、モッコク、ハナミズキ等を考えております。また、中木といたしましても約40本、キンモクセイ、フジ、オトメツバキ等を考えております。低木として約60本、ベニカナメとかサツキとかマイツゲとかを考えているところでございます。
 御質問の中で生け垣等を考えたらどうかということもございましたけれども、緑ということ、また周囲の環境ということであれば、御指摘中の点もよくわかるわけでございますけれども、1つには周辺の民家への通風ということもかなり大きな問題として出てきておりまして、その問題については今後の課題として検討してまいりたいというふうに考えております。したがいまして、この秋津新児童館につきましては今申し上げたようなことで外構工事に入っていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思っております。
 また、秋津小学校のすぐ東側の補助道9号線の関係でございます。御質問の中に児童館との専門の安全対策というかかわりで御指摘いただいたと思うんですけれども、状況を警察当局にも十分把握していただきながら、その辺については前向きに努力をしていきたいというふうに考えております。
 次に、外壁の関係でございますけれども、コンクリートを打った上にタイル張りをというふうに考えております。
 また、色彩については十分この御指摘にもありましたとおり、周囲との調和を考えた色彩を用いていきたいということで、色合いについては現在検討中でございますので、御指摘の点も含め、また周囲の環境等をマッチする内容で取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 秋津児童館の新しい児童館ができてそこへ入るのと、あるいは古いといいますか、現在の児童館を取り壊す時期とのすり合わせの関係で御質問をいただいておりますが、先ほども申しましたように、現在の秋津児童館につきましては新しい児童館の完成を待って取り壊し、さらに廃館手続きを取りましてさら地にして地主さんにお返しする、それが平成5年3月末でございまして、そのような約束になっております。したがいまして、新しい児童館の正式な開館は5年4月1日ということで都の方とも協議をいたしておりますが、この間秋津児童館というのは休館状態になるんじゃないかというようなお話でございますが、これらにつきましてもなるべく短い期間に取り壊しを行いたいということで、3月、新しい児童館につきましては3月までにはでき上がっておりますし、それらの意向等も配慮しながら正式なオープンは4月1日じゃないとなりませんけれども、そのような対応を図りながらその間の継承をしていくように検討してまいりたいと思っております。
 それから交通安全の関係で横断歩道の設置というのがございましたが、確かに秋津小学校の東側の道路につきましてはかなりの交通量があるというふうに思っておりまして、児童が来館するその動線等を、十分現地調査を行いながら、警察署とも、あるいは関係部署とも十分協議をしてそれらの対応を図ってまいりたい、そのように思っております。
◆25番(田中富造君) 生け垣に若干こだわるんですけれども、先ほど部長の方の答弁で地域の環境というか、そういうことからいけば、生け垣がよろしいのではないかというようなお答えをいただいたわけなんですが、その民家への通風の点でということで設計のとおりの方向でいくというようなお答えなんですけれども、生け垣であっても、その民家への通風ということであれば十分対応できるということだと私は思うんですよね。その辺で、やはり私が先ほど言ってるように見映えとか緑を公共施設にたくさんつくっていくという点では、生け垣というのは大変有効であるし、現に南台小でもやってありますよね、生け垣になってますよね。そういう考え方にぜひ立っていただきたいなということで、先ほどだけの理由でしたらば大した理由ではないと思いますので、ぜひその辺の考え方をもう一度お尋ねしておきたいと思います。
          〔「議長、先ほどの再質問」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 木内徹君。
◆3番(木内徹君) それじゃ1点だけ、そのコンパネの問題で、どうしても今回できるだけ指導していただきたいというふうに思うんですけれども、その昨年の6月でいわゆる他の市なり東京都の動向を見守りたい、それで検討していきたいという発言がございました。それで今の助役の話ですとまた検討するという話ですから、これはもう実行に移す時期、それで特に、やはり建築業界の方に、業者の方にやはり指導していく、それでできるだけそういう形での何回も使えるパネルへの切りかえといいますか、そういうことではやはり現実的に指導していただきたいというふうに思いますので、その点についてお答えをいただきたいと思います。
 以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 生け垣の問題でございます。確かに通風の問題も含めて申し上げたわけですけれども、通風だけでやらないということじゃございませんで、大きくは予算の問題あり管理の問題がありまして、おっしゃられるように、生け垣についての通風は当初はそんなに問題はないわけですけれども、幾つか抱えてる問題の中でそういうこともあり得るということを含めて申し上げましたので、率直に申し上げまして、今私どもが考えているのは、さっき申し上げたようなネットフェンスの中に高・中・低木の植栽を用いながら周辺環境を配慮し、親しまれる環境のいい場所をつくっていきたいということでございますので、通風だけで申し上げたんではございませんので、その点ぜひ御理解いただきたいと思います。
◎助役(原史郎君) 大気汚染と、いわゆる生活環境の悪化の問題でございますが、この問題は御答弁申し上げますと大変長くなりますけれども、国連の統計によりましても、いわゆる1950年に25億人の人口が1987年には50億人になった、これはすべて亜熱帯林の低生産国がみんなやはり食糧増産のために畑にかえていく、こういうことから減少になってるわけです。いずれにいたしましても、いわゆるパネルというものから、このアルミサッシ等を恒久的に使うには、業界も含めて対応しなきゃなりません。したがって、今後、当市の自治体も先駆けてこれらの対応について市内の業界から、また都の業界に吸い上げるような指導というか、そういう対応で要請をしてまいりたいと思っております。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。小石恵子君。
◆13番(小石恵子君) では、議案第35号について何点かお伺いいたします。
 最近、他市でも当市でもこういう施設の近隣の方々の問題が多く耳にするんですが、周りの家の方々の承諾は十分に得てあるのかどうかお伺いいたします。
 それから、ここはせっかくなんですが敷地が少々狭いように思われます。それで周りの環境が大切だと思いますが、東側の畑は生産緑地として申請されているそうですが、将来的に周りの環境をどのように維持していくお考えか、お伺いしたいと思います。
 それからもう1点は、このたびの生産緑地法の改正によって秋津町も宅地がふえるわけです。すると住民もふえますし児童の数もふえるわけですね。それでこの育成室の定員は何人としてあるのか、将来的に大丈夫かどうか。
 以上、3点お伺いいたします。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 周りの家の承諾ということのお話ございましたが、この関係につきましては自治会を通しまして、特に3丁目、4丁目の付近住民の方には回覧方式で説明会の日程等お知らせいたしまして、6月2日の夜7時から秋津文化センターで地元の説明会を実施したところでございます。いろんな御意見をいただきまして、総じて申し上げますと交通安全に気をつけて、計画されております立派な施設を早く完成させてほしいという御要望がほとんどでございました。そういうことでございますので、それぞれ地元との調整は十分行っております。
 それから、育成室の定数の関係と、あるいは環境の問題が出ておりましたが、まず環境の問題につきまして、あそこのあの東側の環境等につきましては非常に生産緑地として今回も申請されているようでありますし、相当長い年月にわたって環境は維持される、そのように私どもは思っております。
 それから、育成室の定数でございますけれども、今後児童館条例等の一部を改正することにつきましては後日またお願いを、御審議いただくわけでございますが、育成室には50名の定員でやっていきたいということで予定をいたしておるところでございます。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。勝部レイ子君。
◆4番(勝部レイ子君) 議案第35号について何点かお尋ねいたします。
 私たち生活者ネットワークでも市民の方に幾つかお尋ねいたしましたけれども、その中では市民の方の理解、あるいは協力が十分得られているというふうなお答えが戻ってきまして、所管の方々の御努力に大変評価しているところでございます。
 さて、今の社会状況の中で地域での遊び場や子供の居心地のいい場所は大変少なくなってきており、また、時間の過ごし方においても習いごとや塾の通いなどで遊ぶ時間や睡眠時間も大変減少し、大人社会を反映してか子供を取り巻く環境は悪化しているといわれております。建物をつくる場合、中に入れるものを十分検討していると思いますので、このような社会状況の中で地域の子供の拠点としての児童館の役割をどのように認識しているのか、お尋ねいたします。
 次に、栄町児童館は商店街の中にありますし、富士見町児童館は中央公園の隣とそれぞれ立地条件が異なるわけですが、先ほども色調等、周りの環境の御質問がなされましたけれども、仮称新秋津の場合は学校のそばにあり、また住宅地に接しているようでありますが、周辺環境との調和をどのように取っていくのが、あるいは、どのようなものを特徴として地域で一体感を持たせていくのかお尋ねいたします。
 もう1点、利用対象者が18歳未満と大変幅が広くなっているわけですけれども、実態は小中学生を中心とした利用が多いと聞いております。学年が高くなりまして中学生の高学年、あるいは高校生にとりましても地域に居場所がないように私たちは実感しております。やはり児童館におかれましてもそのような、今利用が薄くなっております、その中高生の利用に対して今回の建築設計に当たりましてどのような工夫がなされたのか、特徴をお尋ねしたいと思います。
 以上、よろしくお願いいたします。
◎保健福祉部長(間野蕃君) まず、児童館の役割ということで御質問をいただいておりますが、御案内のように都市化により人口が集中してまいりますと宅地化が進行いたしまして、児童の適当な遊び場が少なくなるということは御承知のとおりでございまして、児童館はこのために、やはり児童の健全育成を援助する社会資源の1つだというふうに私どもはとらえておりまして、児童が地域の児童館でいろんな活動に自主的に参加する。そして施設でその施設設備を利用しながら、かつ友だちと遊び、学び合っていくその過程ですね、それが非常に大事な問題だと思っておりますし、自己を自覚しながら友だちとの信頼関係を体験する場でその児童館があってほしい、そのように思っております。
 子供が持っている能力を認めながら、それを引き出して発展させることがやはり地域の活動の拠点であります児童館の役割ではないか、そのように考えております。
 設計に当たりましては、それらを十分配慮しながら進めてきておるわけでございますが、児童館は御案内のとおり18歳未満の児童が対象でありまして、そういう面では幅は広いわけでございますが、自主的に個人的かつ集団的な遊びを展開できるような、小学生や中学生が中心となっております。現実にですね、中心となっておりますが、幼児や高校生までのそのジュニアリーダー的な行事に供する集会室のオープンスペース等も考えてまいりました。あるいは、図書コーナー等利用状況に応じた機能について配慮をしたつもりでございます。
 また、一方ではからだの不自由なお子さんのために、その利用についていろんな配慮を加えまして、スロープの問題とかエレベーター等の設置の配慮をしたところでございます。
 以上、それらを通しまして秋津町の地区としての地域の特性を生かした児童館にしてまいりたい、そういうことでいろんな対応をさせていただく。これは外構工事も含めましてそのような対応をしていただきたいということで今考えておるところでございます。
◆4番(勝部レイ子君) どうもありがとうございました。
 今、児童館の役割というところで、社会資源の1つとして、あるいは地域の児童健全育成の核としてというふうなお答えをいただきましたけれども、私たちもそういうことでぜひ期待しているところですけれども、具体的に地域の中で健全育成のネットワークをどのように発展させていくおつもりなのか、具体的な検討をなされたことがありましたらお答えいただきたいと思います。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 再質問にお答えさせていただきますが、やはり児童館をつくることによりまして、今までの栄町、あるいは富士見町の実績が物語っておると思いますが、本当に子供たちが自主的に、かついろんな意味で異年齢集団との交流等も図りながら、そしてまた、そのジュニアリーダー的な面も含めながら活動をされてきているという実態がございますので、さらに私どもは秋津児童館におきましてもそれらをさらに推進していきたい、そのように考えております。
○議長(遠藤正之君) ほかに。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) それでは議案第35号について何点か伺います。
 第1点目、本件秋津児童館新築に関してまず設計について考え方を伺います。本件秋津児童館の設計に際し、児童館育成室を利用する児童クラブ入会児童と地域の児童の交流を図り地域の教育力の低下を補っていくという観点からは、設計上どのような配慮、工夫がなされたのか、明らかにしていただきたい。この点につきましては先ほど児童館のこの1年間の経過の中で行事等を含めて一定の努力をされてきたようでありますが、日常的に交流を深めるための設計の工夫について具体的にお答えをいただきたいと思います。
 第2点目、本件秋津児童館の新築について児童クラブ入会児童の保護者の意見、さらには地域に住む児童の保護者らの受けとめ方はどのようになっているか、明らかにしていただきたい。
 第3点目、本件児童館の新築に関連して、児童館分室の児童クラブ、すなわち旧学童クラブについて伺います。旧学童クラブの名称変更による児童クラブ分室のほとんどが、地域の児童との交流については物理的にも制約もあり、なされていないようでありますが、所管はこの点をどのように受けとめているか。また、児童クラブのうち、敷地が狭いため児童クラブ児童が、分室敷地以外の一般道路等に当然に出てしまうというような例もあると思われますが、交通事故等の危険防止、等安全対策について、児童クラブ職員に対してどのような指導を行っているか明らかにしていただきたい。
 第4点目、本件請負契約に関する入札手続きについて伺います。
 ①、指名業者の選定委員会はいつ行われたか。
 ②、入札に参加した業者の等級、格付をそれぞれ明らかにしていただきたい。
 ③、指名を辞退した業者の有無。
 ④、所管が予定価格を積算し決裁用の文書を起案したのは何月何日か、明らかにしていただきたい。
 ⑤、市長が予定価格の決裁をしたのは何月何日か、明らかにしていただきたい。
 ⑥、現場説明は何月何日に行われたか。また、説明を行う旨の通知は何月何日にどのような方法で行ったか、明らかにしていただきたい。
 ⑦、契約事務規則第20条第2項が定める最低制限価格は今回設定したのかどうなのか、明らかにしていただきたい。
 ⑧、予定価格を積算する際の人件費等の積算単価に最近変更はあったかなかったか、明らかにしていただきたい。
 第5点目、先ほど同僚議員からの質問にもありましたように、公正取引委員会から排除勧告を受けた大手建設業者66社に対しては、5月26日から1カ月間の指名停止を行っているという答弁があったわけでありますが、この点について1点お聞きしたいのでありますが、この指名停止期間に東村山市契約事務規則第28条に基づいての契約に伴う入札者の指名は行われたか。また、行う予定があるのかどうなのか、明らかにしていただきたい。
 また、当市についても指名競争入札について談合等の発生することのないように、厳重な対策が取られるべきであると思うのでありますが、この点についてどのような検討を加えられたか、具体的に明らかにしていただきたい。
 以上です。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 何点か御質問をいただきましたのでお答えしたいと思いますが、まず設計上の取り組み配慮点ということでお尋ねがございました。いろんな意味で取り組んできておるわけでございますが、言ってみれば、まさに 1,000人の児童が1回訪れるのではなくて、1度訪れた児童が常連となるような魅力のあるものにしていきたいということで児童館設計に当たってまいりました。
 いろいろな交流ができるような形では育成室から図書コーナー等ですね、即出入りも自由な形にして、ホール利用等も図れるようなこともいたしましたし、あるいは、その他屋外からの児童館への入口、これは2方向避難も含めました点でございますが、それらもあわせました中で、育成室へは外階段も通っていけるような方法をしたとか、いろんな配慮をした。ただ、その中で秋津地区の特色を生かしたいということで先ほども出ておりましたが、土をテーマにしたり、あるいは秋津の語源でございますアクツというのがございますけれども、水たまりというようなことが表現されておりますが、それらのトンボの水場の関係とか、そんなものもイメージの中には取り込みながら、周囲の景観と一体感を持たせた外構工事も図ってまいりたい、そんなような形で考えました。
 それから、保護者の受けとめ方ということでございますが、保護者もこの間も説明会もやりましたし、保護者、父母会等も何回もやってまいりましたが、やはり受けとめ方につきましては新しい秋津児童館に期待するものが大であるということでございます。集約的に申し上げまして、そのようなことになっております。
 それから、児童クラブで既存の児童クラブが分室としてありますが、そこでの地域の児童との状況ということが問われておりますが、物理的にその交流がないのではないかというようなお話もございましたが、これらにつきましてはそれぞれの、今までありました分室の過程の中で、若干の相違はあると思いますけれども、今後も交流については努力をしていきたい。
 それから、それぞれ子供が外で遊んだりいたしますので、あるいは外に出てしまうのではないかというようなことでございますが、確かにそういう事例もございます。それで、例えば、1つ言えば、ボール遊び等につきましてもやっぱりボールが飛び出すとかということございますから、そういう点での日常の指導は児童館長を通じまして適切に行っております。今後も引き続いてその辺は十分遺漏のないように努めてまいりたい、そのように思っております。
◎総務部長(市川雅章君) 全部で9点ほど御質問がございました。お答えをいたしたいと存じます。
 まず選定委員会いつ行われたか、こういうことでございますが、平成4年の5月の6日でございます。
 格付ということでございますが、Aランクが1社、Bランクが4社、Cランクが5社、こういうことでございます。
 辞退の有無、こういうことでございますが、ございません。
 起案日、決裁日でございますが、起案日が平成4年の4月の21日、決裁日が平成4年4月27日でございます。
 現説でございますが、平成4年5月の7日でございます。
 通知の方法ということでございますが、これにつきましてはたびたび御質問がございます。それをもちまして御理解をいただきたいと存じます。
 それから、最低制限価格を設けているか、こういうことでございますが、設けております。
 それから、7番目に、人件費の変更云々、こういうことでございますが、これは毎年積算基準、単価というのが変わってまいりますから、それによりまして積み上げている、こういうことでございます。
 それから、66社に対する件でございますが、これにつきましては22番議員さんにお答えいたしておりますが、この業者の中には入っておりません。
 それから、談合対策云々、こういうことでございますが、私どもの方では談合を前提といたしておりませんので、特に検討はいたしておりません。
 以上でございます。
◆5番(朝木明代君) 何点か再質問をいたします。
 まず、現場説明会は5月7日に行われたということでありますが、この説明を行う旨の通知は過去にお答えしているとおりということでありますので再度確認していただきますと、現場説明会の当日にそれぞれ電話で連絡したということに間違いがないのかどうなのか、その点について確認をしたいと思います。
 それから、最後の私の質問に対して質問の意味と違った答弁がありましたので、再度確認したいと思いますが、この指名停止期間に指名選定委員会が行われたか、あるいは行われる予定があるのかどうなのか、その点についてお答えをいただきたいと思います。すなわち5月26日から1カ月間の間に入札者の指名というのは行ったか、あるいは行う予定があるのかどうなのか、お答えをいただきたいと思います。
 以上です。
◎総務部長(市川雅章君) 2点について再質問がございました。
 1点目の現説の通知でございますが、これは申し上げておりますように電話、前日にやっている、こういうことでございます。
 それから、66社について指名を行うか、こういうことでございますが、じゃあないんでしょうか、ちょっと御質問の趣旨が……。停止は22番議員さんにもお答えいたしましたように1カ月間でございます。5月の26日から6月の25日でございますが、この期間中に指名するということはあり得ません。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。
              〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 討論がありませんので、採決に入ります。
 本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 次に進みます。
 休憩いたします。
                午後3時12分休憩

                午後3時44分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
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△日程第8 議案第36号 市立回田小学校給食室改築工事(建築)請負契約
○議長(遠藤正之君) 日程第8、議案第36号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。総務部長。
             〔総務部長 市川雅章君登壇〕
◎総務部長(市川雅章君) 上程されました議案第36号、市立回田小学校給食室改築工事請負契約につきまして、提案の御説明を申し上げます。
 回田小既存給食室につきましては昭和40年に建設され、自来26年を経過し、既に大分老朽化しておりますので、改築を行うものでございます。
 内容につきまして御説明を申し上げます。契約の目的でございますが、市立回田小学校給食室改築工事でございます。
 工事内容でございますが、鉄筋コンクリートづくり平屋建て一部3階、調理室、配膳室等、延べ床面積310.09平米でございます。
 工期でございますが、本契約締結の日の翌日から平成5年2月25日まででございまして、去る5月21日仮契約を締結させていただいたところでございます。
 次に、契約の方法でございますが、指名競争入札によります請負契約でございます。
 契約の相手方でございますが、東京都福生市志茂 161番地、田村建設工業株式会社でございます。
 契約金額でございますが、1億 3,235万 5,000円でございます。
 なお、工事支出の予算年度及び会計区分につきましては、平成4年度一般会計でございまして、支出科目につきましてはここに記載されているとおりでございます。
 添付書類といたしまして、入開札状況調書、配置図、平面図、立面図を添付させていただいております。
 以上、よろしく御審議の上御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
 質疑ございませんか。大橋朝男君。
◆23番(大橋朝男君) 議案第36号について4点お伺いいたします。
 第1点、安全対策について伺います。現在工事中のホール、また校庭の改修工事については順調に進んでいるようですけれども、期間内に完了するかどうか。
 2つ目、隣接する都営住宅の建てかえ工事に関連した工事車両等による安全対策はどのように検討されているのか。この周辺道路は通学路になっておりますけれども、児童の登下校時における安全対策はどのようになっているか。
 2点目に、周辺対策についてお伺いします。周辺住民、特に2軒の家が隣接しておりますけれども、その人たちに対して工事内容の説明及び協議が行われたかどうか。特に、換気扇の位置とか残菜処理施設等についてはいろいろ問題があると思いますが、隣接民家に迷惑がかかるようなことはないのかどうか。
 3点目、内部協議について伺います。現行給食室より、よりよい施設にするために、調理士とか栄養士などの現場の意見、また話し合いを持ったかどうか。
 2つ目に、建設工事中の給食は現給食室で行うと思いますけれども、備品等はそのまま利用するのかどうか。
 4点目、外構工事について伺います。現給食室跡地の利用計画はどのようになっているのか。
 2つ目、新給食室の北側斜面は別途工事が行われるのかもしれませんけれども、関連しておりますのでお伺いしますけれども、この斜面も校庭と同じようにかなり急な長い斜面になっておりますが、どのような擁壁、また工事が行われるのか。土どめによってできる空間地がどのように利用されるのか。また、学校側からどのような要望が出されているか。
 以上についてお伺いいたします。
◎都市建設部長(中村政夫君) 私の方から何点か御答弁をさせていただきます。
 初めに、安全対策、周辺対策の関係でございます。1点目の、現在行っておりますプールの改造、校庭整備の工事の関係でございますけれども、昨年の9月議会で御可決いただきまして、その後工事に着手をし、本年の6月30日までの工期をもって現在取り組んでいるところでございます。おかげさまで工事の方も順調に進んでおりまして、現時点で申し上げれば予定どおり6月中には何とか完成ができるんではないか、このようにみておるところでございます。
 次に、都営住宅の建てかえ絡みの安全対策の関係でございます。御質問にもありましたとおり、回田小学校の工事と都営住宅の建てかえの関連から御心配いただいての点だと思いますけれども、私どもも工事に携わる者といたしましてもその辺について事故の起こらないような万全の対策を取っていきたいというふうに考えております。
 今、東京都の方からお聞きする内容ですと、11月から12月ごろから工事に入るやに伺っております。したがいまして、一部重複する期間がございますので事前に十分協議を重ねながら、努めてスムーズに車が流れるよう、また事故のないよう、協議をしてまいりたいというふうに考えております。
 また、登下校の問題でございますけれども、ただいま申し上げたとおり安全対策という面で努めて登下校の時間帯については大型車等の進入についてはですね、努めてなくしていきたいというような考え方で取り組んでまいりますけれども、東京都の工事絡みで、その辺がまだ十分詰め切っておりませんので、その辺も今申し上げたような考え方で段取りをしていきたいというふうに考えております。
 次に、周辺対策の問題でございますけれども、今回第2期工事に当たっての説明会はしてございませんけれども、第1期の工事の段階で周辺の方々にお集まりをいただき、全体の問題も含めてお話をした経過がございます。したがいまして、今回いろいろ御迷惑がかかりますけれども、周知文書をもって御理解と御協力をお願いしているというのが内容でございます。また、御心配いただいております換気扇等の問題で近所の方に迷惑がかからないかとの点でございますけれども、今回の給食室に取りつけます換気扇等の器具につきましては、給食調理室の西側の方の壁に持っていきたいということで、体育館側の方へ換気扇がつくようになっております。そういったことから、直接民家への影響はほとんどないというふうにみております。
 それから最後に北側の斜面、外構工事の関係でございますけれども、現在、来校者用の駐車場として考えております。この工事に当たりましては、昨年の校庭整備のときにもいろいろ御指導をいただきました。かなりの傾斜面でなるということから、テールアルメ工法といいましてコンクリートブロックを組み積みするというような工法でさせていただいておりますので、北側斜面についてはそのような工事をもってこの整備をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。
◎学校教育部長(小町征弘君) それでは何点かお答え申し上げます。
 まず残菜の処理の関係につきましてでございますが、本件についてはコンポスト等の導入を考えていきたいというふうに考えております。
 次に、内部協議についての御質問でございますけれども、学校施設の改築、あるいは改造に当たりましては、過去の問題点の総括と同時に、校長を初めといたしまして学校現場の先生方、給食主任、あるいは栄養士、調理員等多くの方々の御意見をお聞きした中で行ってきているところでございまして、これらの意見は設計に可能な限り反映し、使いやすい施設づくりに努めているところでございます。
 また、最近の給食室の改築等につきましては、平成2年度に久米川小学校の給食工事を行っております。これらを十二分に実績を参考にしながら微に入り細に入り研究、検討し、よりよい設計に努力をしたところでありますので、御理解をお願いしたいというふうに思います。
 続きまして、工事中の給食の関係でございますけれども、新しい給食室ができるまで既存の給食室で行っていくということでございます。
 なお、じゃいつまで既存の施設を使っていくのかということでございますけれども、新築の工期が平成5年2月25日まででございまして、その後若干の準備期間を置きますので、実際の開始は平成5年の3月1日ごろからかなというふうに判断しているところでございます。したがいまして、既存の給食室の利用は平成5年の2月の末日までということを考えておるところでございます。
 また、備品の利用の関係でありますけれども、備品類については原則として新しいものに取りかえていく予定でおりますけれども、現在使っているものでも比較的新しいもの、例えば冷蔵庫だとか、あるいは牛乳保冷庫等につきましては移設して使っていきたいというふうに考えております。
 なお、就学備品等については今後現場と十二分に詰めていきたいというふうに考えております。
 もう1点でございますが、外構工事として北側斜面の関係の、いわゆる整地した後どうなのかということでございますけれども、この利用については回田小学校の場合正門前に5台程度置ける駐車場があるわけでございますけれども、来客用の駐車場があるわけでございますけれども、行事等がありますと足りなくなるわけでございまして、各校とも来客用として10台ぐらいは用意いたしておりますので、そんな関係から回田小学校につきましても北側斜面を整備して、10台程度の収容できる駐車場にしていきたいというふうに考えております。これは学校の要望もそのとおりでございます。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) ほかに。小松恭子君。
◆27番(小松恭子君) 何点か質疑させていただきます。
 今回の入札の落札者、田村建設でありますが、昨年度のプール、校庭の改修工事の業者もやはり同一業者であったと思われます。これはたまたまであるのか、やはり同一業者のがということで意図的なそういうものがあったのか、その辺をお伺いしたいと思います。
 それから、この改築されますこの給食室は、市内これでほぼ大体できてくるわけで、大変働きやすくなったということで喜ばれております。当市の学校給食というのは、大変高い評価を受けているわけですけれど、今回の改築でも例えばオーブンなどがさらにそろえば、より給食の質の向上も、さらに望めるのではないかということでは、そうした備品関係での、新しい備品というのがどうなっているのかお伺いしたいと思います。
 それから、これは場所を見ますと東側から北側に移動をされております。これには理由があると思うんですが、その理由。それから、この移動したことによる問題点はないのかどうかということですね。
 最後に、これで市内小学校の給食室の改築ということではほぼそろったんではないかと思われますが、ただ1つ、秋津小の給食室はまだやに伺っておりますが、この秋津小の給食室の改築計画をお聞かせ願いたいと思います。
 以上です。
◎総務部長(市川雅章君) 1点につきましてお答えをしたいと思います。
 前期の工事と同じ業者であるが、何かそこに意図があるのか、こういうことでございますが、今回につきましては同じ業者でございますが、違った業者が落札しているという事例もございます。したがいまして、今回につきましては同じ業者でございますが、これはその理由についてどうか、こういうことでございますが、私の方ではちょっと判断しかねるというふうに思います。
 以上でございます。
◎学校教育部長(小町征弘君) それでは何点かについてお答え申し上げます。
 まずオーブンの関係でございますけれども、御存じのように小学校15校中、八坂と回田小学校についてはコンベクションオーブンは設置されておりませんで、今回改築の中で回田小学校につきましては設置していく予定でございます。既に、ここに御存じかと思いますけれども、コンベクションオーブンを設置することによりまして従来の揚げる、あるいはいためる、あるいは煮る、ふかすの調理方法に加わりまして新たに焼くという調理方法が加わるわけでございまして、具体的には、あるいはグラタン、あるいはトースト、焼き魚、焼き肉等のメニューの幅がふえるということでありまして、また、焼くという調理方法によりまして適度な風味、あるいは焼き色が、俗に言うこんがりととか、あるいはキツネ色に焼けるとか、そういう食欲の落ちる時期などにも、食欲増進に役立つものではないかと期待しているところでございます。
 それで、なぜ西から北側に移したのかということですけれども、場所的にちょうどプールの改造に伴いまして、プールが改築いたしますので、そのスペースがかなり広くなりますのでそこへ移動したものでございます。特に広くすることによって各設備がゆったりとできるということで、いろいろ検討を重ねてまいったところでございます。
 次に、回田小学校の次に秋津小学校ということでございますけれども、給食室の改造につきましては回田の次に秋津小学校を考えております。
 以上です。
◆27番(小松恭子君) ちょっと1点だけ。秋津小学校を次に考えてるのは、それはもう最後ですからわかるんですけれど、一時も早く、すぐ来年にでもという感じはあるんですけど、その辺の具体的な計画はどうなんでしょうということです。
◎学校教育部長(小町征弘君) これにつきましては、第4次の実施計画の中で明らかにしてまいりたいというふうに思っています。
○議長(遠藤正之君) ほかに。佐藤貞子君。
◆14番(佐藤貞子君) それでは、36号議案につきましてお尋ねします。
 改築に際してどこに力点を置いて改良をされたかお尋ねします。
 2番目に、このプールの跡地に給食室をつくることになっておりますけれども、この跡地はどのように地盤整備をされるお考えか、お尋ねしたいと思います。実は、このプールは傾いていたということを見てきましたので、今後そのようなことが起きないように大変重大な問題ですからどのように地盤整備するかということをお聞きしたいと思います。
 なお、高台に建つ建築物ですから周辺の住宅への日照上の配慮はどのようになっているかということをお聞きしたいと思います。(議場、私語多し)
○議長(遠藤正之君) お静かに願います。
◆14番(佐藤貞子君) 次に、給食室の設備内容について、今後の児童数の推移と、備えつける機械、備品などはどのように対応されているか、お尋ねします。
 それからもう1つ、給食調理員の休養室など労働環境についてお尋ねします。白衣の洗濯機とか乾燥機など、もちろん備えつけてあるかと思いますが、念のためにお尋ねします。
 なお、この図面にはトイレの位置が明記されていませんので、もちろん専用トイレがあると思いますけれども、念のためにお尋ねしたいと思います。
 以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 私の方から何点か御答弁させていただきます。
 1つは、プールというか跡地の地盤の問題でございます。北側が急斜面になっているというようなことも含めて、地盤についてはきちっと設計をした中で全体計画をしていかなくてはならないというふうには考えております。そういう中で、特に給食室の建設に当たりましては過去のボーリングデータを参考にしまして、基礎くいっていうんですか、パイルを支持層まで約35カ所打ち込んだ設計をしてございますので、御心配の関係はないんではないかというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 また、日照の関係でございますけれども、給食室がかなり東側の方というんですか、道路に面したところにございまして、それを体育館寄りの方へ持ってきたということからして、特に民家の方々の影響は少ないんではないかというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思っております。
 以上でございます。
◎学校教育部長(小町征弘君) まず、改善の理由ということでございますけれども、回田小学校の給食室につきましては、先ほど昭和40年というお話がありましたように、建設されたのが40年でございまして、築後26年経過しておりまして、狭隘と全体的に老朽化の激しいことからこのたび建てかえに至ったものでございます。
 改善、改良された点ということでございますけれども、まず面積が173.85平米から310.09平米に、現有面積の約 1.8倍に拡張されました。したがいまして、下処理室、あるいは更衣室、栄養士の事務室が新設されると同時に、調理室を初め配膳室、休憩室等、一定の余裕をもって配置することができたところであります。
 また、厨房設備におきましても食器洗浄器、あるいは熱風口、さらにコンベクションオーブン、あるいはガスの回転がま、衣類の乾燥機等を新設し、内容の充実を図っております。備品類については先ほど申し上げましたように、原則的には新しいものに取りかえていく予定でございますけれども、現在使っているものでも比較的新しいものについては移設して使っていきたいというふうに考えております。具体的には、今後現場を含め詰めていく考えでおります。
 なお、回田小学校につきましては今回建てかえ中のオーブンを、先ほどお話しましたように新規に購入して取り入れていく予定でございまして、また、御質問の作業着等の洗濯の関係、衛生面についての御質問をいただきましたけれども、これにつきましては、特に梅雨や秋の長雨等に対応できるように新たに乾燥機を設置いたすものでございます。
 続きまして、児童数と施設の対応ということでございますけれども、設備に余裕はあるのかということでございますが、給食室の建設に当たりましては、児童数に対してどれだけの面積が必要かという施設の設置の基準面積がございまして、本市といたしましてはこの基準面積を超えた中で整備しているところでございます。
 また、設備面におきましても学校給食の設備の品目、規格及び数量の基準というのがございまして、これに基づき整備しておりまして、当然のことながら回田小学校、現在 564名の児童がおるわけでございますけれども、十分対応し得る施設設備の整備を図っているところでございます。
 以上です。(「抜けてるよ」と呼ぶ者あり)
 失礼しました、1点トイレの関係ですけれども、休憩室の中に設置されております。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) それでは、議案第36号について何点か伺います。
 第1点目としまして、埼玉土曜会の構成業者66社に対する公取委の排除勧告に関して、当市は64社に対して5月26日から1カ月間の指名停止処分を行ったという答弁が、先ほどの35号議案審議の際になされたのでありますが、私がただしておりますのは、業者に実害があったのかという点であります。すなわち、1カ月の指名停止処分を行っても、その1カ月の間に入札自体が行われなければ本件指名停止処分そのものが実効性のない、有名無実のものに過ぎなくなるという点についてであります。
 そこで再度伺いますが、5月26日から1カ月間の間に高額予定価格の指名競争入札は予定されているのかどうか、明らかにしていただきたい。
 また、指名停止処分の目的からみて1カ月の停止期間というのは、適当であると所管はお考えなのかどうなのか、明らかにしていただきたい。
 第2点目、所管部長は、先ほどの36号議案で談合を前提として対応する考えはないと答弁しているのでありますが、現に公取委の排除勧告を応諾した66社のうち64社が当市の指名業者であったのであり、排除勧告を応諾したということは談合という違法行為を犯した事実を自白したわけであります。この談合を自白した64社を永久に指名しないというのならともかく、1カ月の経過後は指名対象となるわけであり、入札にも参加してくるのを拒否しないのでありますから、談合を前提としないとか、談合が起こることは考えられないというようなのんきな態度でよいのかどうなのか。談合防止について厳重な態度が必要だと思うわけでありますが、検討を加えたのかどうなのか。また、今後検討していくお考えなのか、明らかにしていただきたい。
 第3点目、談合というのは埼玉だけの問題ではなくて、談合発生の土壌はどこにでもあると言わざるを得ないので、何回でもチェックの意味で以下順次伺います。
 ①として、指名業者選定委員会はいつ行われたか。
 ②、本件工事請負契約について入札に参加した業者の等級、格付をそれぞれ明らかにしていただきたい。
 ③、指名を辞退した業者はいたか、いなかったか。
 ④、所管が予定価格を積算したのはいつであるか。また、決裁用の文書を起案したのはいつであるか、明らかにしていただきたい。
 ⑤、市長が予定価格の決裁をしたのはいつであるか。
 ⑥、現場説明は何月何日に行ったか。また、説明を行う旨の通知はどのような方法でいつ行ったか、明らかにしていただきたい。
 ⑦、契約事務規則第20条第2項が定める最低制限価格は設定したかどうか。
 ⑧、予定価格を積算する際の人件費等の積算単価に今回の場合変更はあったかなかったか、明らかにしていただきたい。
 第4点目としまして、本件給食室改築工事に関連して伺います。小学校給食の施設面での整備という点では、幾つかの学校でランチルームの設置が進んでいるわけでありますが、現在、小学校合計で 111の空き教室があるという事情を踏まえ、高齢者に対する通所型食事サービスのための施設整備という視点を含めて、小学校のすべてに計画的にランチルームを設置すべきと考えるわけでありますが、教育長及び理事者の考え方を明らかにしていただきたい。
 以上です。
◎総務部長(市川雅章君) 後段の方から先にお答えしたいと存じます。
 まず、委員会の開催でございますが、平成4年の5月の6日でございます。
 次に、格付でございますが、Aランクが2社、Bランクが3社、Cランクが5社でございます。
 それから、辞退の有無でございますが、ございません。
 それから、起案日でございますが、平成4年の4月の23日。
 決裁日でございますが、平成4年の5月の1日でございます。
 現場説明ですが、平成4年の5月の7日でございます。
 通知の方法でございますが、前日電話で、こういうことでございます。
 それから、最低制限価格でございますが、設けてございます。
 それから、人件費の関係でございますが、35号議案でお答えいたしましたように積算単価というのは毎年変わりますが、その積み上げで行ってございます。
 それから、前段に戻らせていただきますが、64社に指名停止の通知を出したわけでございますが、この間、実害があるかどうか、こういうことでございますが、その業者の内情と申しますか、どういう運営かということにつきましてはこちらで承知しておりませんのでわかりませんが、この間に私どもの方で選定委員会を設けましてやった事業もございます。その中には指名しておりませんので実害があった、このように判断をいたしております。
 それから、1カ月云々ということでございますが、これにつきましては22番議員さんにもお答えしておりますように他市の状況、それから東京都、それから国の状況、こうしたところで1カ月、このようになっております。
 ちなみに、建設省の見解でございますが原則として1カ月、こういうことでございますが、その中でこういうことを言っております。「長期間では倒産の恐れもある、その辺を配慮した」。2番目に、「建設行政の停滞が憂慮される」、このようなことから配慮した、このようにうたっております。私どもの方で1カ月ということを定めましたのは、こうした国、東京都、それから近隣市の状況等を勘案して定めた、このように御理解をいただきたいと存じます。
 それから、談合を前提としていない、このように35号議案の中で申し上げたわけでございますが、現時点では私どもの方では検討しておりません。ただ、これは新聞報道でございますが、交互の入札ですか、交互の指名競争入札、このようなことを新聞報道の範囲でございますが検討しているということでございます。状況の推移を見て私どもの方でも検討したい、このように考えております。
 以上でございます。
◎教育長(渡邉静夫君) 私の方から、ランチルームの件につきまして答弁申し上げますが、現在、東村山の小学校には4校ランチルームを設置しているわけでございます。化成小学校、大岱小学校、久米川東小学校、北山小学校の4校でございますが、このあとの小学校につきましては、順次できるところからランチルームをつくっていきたいと思っておりますが、ランチルームそのものの開放は考えておりますが、通所型の給食については、現在考えておりません。
 以上でございます。
◎助役(原史郎君) ただいま教育長が御答弁申し上げました実態はそのとおりでございますが、特に集合して、高齢者の方々も含めてという対応でございますけれど、御案内のように、平成元年の12月に高齢者保健福祉10カ年戦略が策定されまして、この中で厚生、大蔵、自治大臣によって合意をされた内容では、今後平成5年度から施行される老人保健福祉計画に基づいて、それぞれの市町村が区域ごとに保健施設の対応というものを整備目標を定めるというふうな内容になっておりますので、当面これらについての、ランチについての考え方は当面としては持っておりません。
 以上でございます。
◆5番(朝木明代君) 指名競争入札についての一定の答弁はあったわけでありますが、この1カ月間の間に、私が伺ったのは、高額予定価格の指名競争入札が行われる予定があるのかどうなのかという点でありますので、少額のはあるかと思いますが、高額についてはどうなのか、明らかにしていただきたいと思います。
 以上です。
◎総務部長(市川雅章君) 高額ということでございますが、高額の解釈でございますが、市の方ではAランクの工事、Bランクの工事、Cランクの工事、このように区分をいたしております。実害が、1カ月の指名停止で実害があったのかどうかということでございますけれども、指名停止をしておるわけですから当然指名を受けないわけで、そういう意味では実害がある、このように理解をしております。
 また、指名停止処分ということはペナルティーでございますから、社会的な信用を失墜しておるわけでございます。そういう意味でもインパクトはあった、このように理解をしております。
○議長(遠藤正之君) ほかに。勝部レイ子君。
◆4番(勝部レイ子君) 議案第36号について1点だけお尋ねいたします。
 学校給食から出る野菜くずや残飯類などの生ごみ処理についてでございますが、先ほどの御答弁の中でコンポストを利用していくというふうな答弁がありましたけれども、保育園や学校の一部で既にコンポストによる実験を開始しているというふうに聞いていますけれども、その後の経過、あるいは現場の作業負担等についてお尋ねしたいと思います。
 生活者ネットワークでは、ことし1月に三鷹市の、実験をしております中原保育園に見学に行ってお話を伺ってまいりました。生ごみ堆肥化装置なんですけれども、畳2畳ぐらいの大きさで木くずやバクテリアなどを使って処理をして、コンポストなんかで心配されております虫の発生やにおいなどの心配がなくて非常に良質な堆肥ができるということで、堆肥は保育園の農園に利用しているというふうな実態を見てまいりました。それですので、コンポストにかわりまして、現在ごみ減量が大きな課題となっておりますし、日の出の処分場でも水質汚染の緊急課題、緊急な問題を初めとして第2処分場の問題等、多々ごみ問題は山積していると思いますので、ごみの減量や環境教育からの面も踏まえまして、建てかえ時にこのようなミニプラントの導入を検討していただきたいと思いますけれども、それについての御見解を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎学校教育部長(小町征弘君) ごみの減量につきましては今や大きな課題と認識し、十分認識しているところでございます。先ほどコンポストでというお話をしましたけれども、御質問の内容をみますと、もっと大規模なもので対応できないかということでございます。実は新聞に出ておりましたけれども、三鷹市で今、生ごみ分解消滅機が予想以上に好成績を上げている、これについては今後学校にも設置していくんだという記事がございました。これを見させていただきましたけれども、ただ、これらにつきましてはまだ実験段階だということでございまして、確かに単価的にも1台 350万ですか、というようなことを言われておりますけれども、それらの動向に注目しながらよりよい方向を模索し、検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いしたいと思います。
◆4番(勝部レイ子君) 現状、コンポストを使っている現場の負担とか、その後の経過についても御報告いただければと思います。
◎学校教育部長(小町征弘君) 学校では、先ほど申し上げましたように、ことし化成小学校で始めまして、近いうちに北山小学校がやるんですけれども、まだ化成小学校等実施して日が浅いものですから、まだ実績というまで至らない、把握できないもので、またでき次第御報告申し上げたいというふうに思います。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。
              〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 討論がありませんので、採決に入ります。
 本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 次に進みます。
 休憩いたします。
                午後4時26分休憩

                午後4時28分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
────────────────────◇──────────────────
○議長(遠藤正之君) 本日は以上をもって延会といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。
 よって、本日は以上をもって延会といたします。
                午後4時28分延会

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平成4年・本会議

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