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第25号 平成4年 9月28日(9月定例会)

更新日:2011年2月15日

平成 4年  9月 定例会

           平成4年東村山市議会9月定例会
           東村山市議会会議録第25号

1.日時     平成4年9月28日 (月) 午前10時
1.場所     東村山市役所議場
1.出席議員   28名
 1番  遠藤正之君      2番  町田茂君
 3番  木内徹君       4番  勝部レイ子君
 5番  朝木明代君      6番  丸山登君
 7番  小町佐市君      8番  小峯栄蔵君
 9番  清水雅美君     10番  鈴木茂雄君
11番  罍信雄君      12番  根本文江君
13番  小石恵子君     14番  佐藤貞子君
15番  荒川昭典君     16番  立川武治君
17番  清水好勇君     18番  渡部尚君
19番  倉林辰雄君     20番  肥沼昭久君
21番  金子哲男君     22番  川上隆之君
23番  大橋朝男君     24番  木村芳彦君
25番  田中富造君     26番  土屋光子君
27番  小松恭子君     28番  国分秋男君

1.欠席議員   0名

1.出席説明員
市長       市川一男君     助役       原史郎君
収入役      池谷隆次君     企画部長     沢田泉君
企画部参事    橋本偈君      総務部長     市川雅章君
市民部長     入江弘君      保健福祉部長   間野蕃君
保健福祉部参事  粕谷クニ子君    環境部長     石井仁君
都市建設部長   中村政夫君     都市建設部参事  清水春夫君
上下水道部長   小暮悌治君     上下水道部参事  小町章君
財政課長     小泉征也君     下水道管理課長  市川常男君
教育長      渡邊静夫君     学校教育部長   小町征弘君
社会教育部長   細淵進君

1.議会事務局職員
議会事務局長   川崎千代吉君    議会事務局次長  内田昭雄君
書記       中岡優君      書記       宮下啓君
書記       武田猛君      書記       池谷茂君
書記       粕谷順子君     書記       小暮政子君
書記       北田典子君

1.議事日程

第1 議案第62号 東村山市教育委員会委員の選任について同意を求める件
第2 議案第63号 東村山市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件
第3 議案第64号 平成4年度東京都東村山市一般会計補正予算 (第1号)
第4 議案第65号 平成4年度東京都東村山市下水道事業特別会計補正予算 (第1号)
第5 一般質問 (続)
第6 陳情 (4陳情第7号) の取り下げについて
  <総務委員長報告>
第7 4請願第 1号 法務局の大幅増員に関する請願
第8 3陳情第 4号 憲法に関する陳情
第9 3陳情第13号 「東村山女性プラン」 (市婦人行動計画) の策定を求める陳情
第10 3陳情第24号 「東村山市女性行動計画」の策定を求める陳情
第11 3陳情第44号 公共料金への消費税転嫁撤回を求める陳情
第12 4陳情第 3号 「先取り」取引の是正に関する陳情
第13 4陳情第 5号 米軍横田基地及び米軍関係施設の返還を求める陳情
第14 4陳情第 6号 横田基地における米軍空母艦載機飛行訓練の中止を求める陳情
第15 4陳情第 9号 市内循環バス運行に関する陳情
  <建設水道委員長報告>
第16 3陳情第 7号 違法建築に対する監察制度に関する陳情
第17 3陳情第16号 東村山市都市計画道路3-4-26号の廃止及び変更についての陳情
第18 3陳情第35号 鷹の道の東村山高校から府中街道までの歩道の整備に関する陳情
第19 3陳情第36号 八国山緑地への「展望台」設置取りやめに関する陳情
第20 3陳情第38号 子供たちや親・市民が納得できる北山公園づくりを求める陳情
第21 3陳情第39号 市民に相談し、意向を入れた公園づくりを求める陳情
第22 3陳情第42号 歩道設置に関する陳情
第23 3陳情第47号 北山公園再生工事の早期完成を求める陳情
第24 3陳情第51号 違法工事の中止を求める陳情
第25 4陳情第11号 東村山駅西口広場整備の促進を求める陳情
第26 4陳情第24号 北山公園再生計画検討委員会の発足を求める陳情
第27 4陳情第25号 北山公園づくりに当たって生態系の調査を行うことを求める陳情
  <民生産業委員長報告>
第28 3請願第 3号 乳幼児医療費無料制度実施を求める請願
第29 3陳情第52号 青葉町に老人施設 (憩いの家) を求める陳情
第30 4陳情第 7号 東村山市の「酒害のない街づくり」を目指す5カ年計画作成を求める陳情
第31 4陳情第10号 " 保険で良い入れ歯" の意見書を求める陳情
第32 4陳情第12号 無認可保育所への補助金を「地域格差是正、公・私立認可、無認可格差是正」という観点に立って増額することを願う陳情
第33 4陳情第13号 青葉町に市立集会所の建設を求める陳情
第34 4陳情第15号 「保険で良い入れ歯を」の意見書を求める陳情
第35 4陳情第16号 日の出町谷戸沢廃棄物広域処分場の安全管理と新たな広域処分場建設計画に関する陳情
第36 4陳情第23号 老人はり・きゅう助成金申請手続き簡素化についての陳情
  <文教委員長報告>
第37 3陳情第26号 子供たちの命と安全を守るために、2学級以下と障害児のいる学級のプール授業に補助要員の配置を求める陳情
第38 4請願第 2号 「義務教育費国庫負担法」の改正に反対し、国庫負担制度から除外・削減された費用の復元を求める請願
第39 3陳情第 8号 新学習指導要領の白紙撤回を求める意見書採択の陳情
第40 3陳情第12号 新学習指導要領の白紙撤回を求める意見書採択の陳情
第41 3陳情第21号 父母の教育費負担軽減に関する陳情
第42 3陳情第23号 憲法・教育基本法の理念を否定し、子供を一層差別・選別に追い込む新学習指導要領を白紙撤回する陳情
第43 3陳情第29号 図書館に返却箱設置を求める陳情
第44 3陳情第30号 図書館の夜間開館を求める陳情
第45 3陳情第43号 カラオケ・ボックス等の規制条例制定を求める陳情
第46 3陳情第46号 図書館の市民サービス向上を求める陳情
第47 3陳情第57号 東村山の子供たちによりよい教育環境と教育費の父母負担の軽減を求める陳情
  <議会運営委員長報告>
第48 4陳情第14号 「〇」形の印影を押印と認めることを求める陳情
第49 4陳情第17号 委員会運営の適正化を求める陳情
第50 4陳情第18号 議会運営委員会の密室運営に関する陳情
第51 4陳情第19号 委員会の会議の記録に関する陳情
第52 4陳情第20号 委員会の会議非公開に関する陳情
第53 4陳情第21号 議会運営委員会の陳情等審査に関する陳情
第54 4陳情第22号 委員会の会議の公開を求める陳情
第55 各常任委員会の特定事件の継続調査について
第56 請願等の委員会付託

                午前10時5分開議
○議長(遠藤正之君) ただいまより本日の会議を開きます。
--------------------◇------------------
○議長(遠藤正之君) 日程第1、(「議事日程について動議があります」と呼ぶ者あり)(「賛成」と呼ぶ者あり)朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) 議事日程について動議を提出いたします。本日、配付されております本日の、9月28日の議事日程によりますと、日程第1として議案第62号が入っております。しかしながら一般質問につきましては、まだ全議員が行っておらず、この議事日程の変更については、合理的な理由が示されておりませんので、議長において合理的な理由を示していただきたい。またこのような理由のない、議事日程の変更は認めるわけにいきませんので、即座に一般質問の議事日程を第1の日程として入れるよう動議を提出いたします。
              〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) ただいま朝木明代君から日程を変更されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がおりますので、動議は成立いたしました。よって、本動議を直ちに議題といたします。本動議のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
                 〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手少数であります。よって、動議は否決されました。
 次に進みます。
--------------------◇------------------
△日程第1 議案第62号 東村山市教育委員会委員の選任について同意を求める件
○議長(遠藤正之君) 日程第1、議案第62号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。市長。
              〔市長 市川一男君登壇〕
◎市長(市川一男君) 上程されました議案第62号、東村山市教育委員会委員の選任について同意を求める件につきまして、提案の説明を申し上げます。
 現教育委員会委員長であります浅沼元春氏の任期が、平成4年10月1日をもって満了となることから、その後任委員につきまして、適任者の選考を進めてまいりましたが、その集約といたしまして、前練馬区立旭丘中学校長の高山昌之氏を教育委員として選任すべく、御提案を申し上げるものであります。
 任期満了となります浅沼委員長におかれましては、昭和50年7月就任以来、17年2カ月という長きにわたり、本市の教育委員として市勢進展のために御尽力を賜りました。この間、昭和56年12月から現在までの10年9カ月は、教育委員長として誠心誠意御努力され、多大な御功績を残されたことは、だれもが認めるところであり、改めて感謝を申し上げるとともに、心より敬意を表するものであります。浅沼委員長におかれましては、今後とも、市勢発展のために御指導と御協力を賜ればと存ずるところであります。
 御提案申し上げます高山氏につきましては、別添に履歴書を添えてありますので、お目通しを願いたいと存じますが、氏は、市内萩山町にお住まいで、昭和30年に渋谷区立代々木中学校に奉職、以来、平成3年3月まで、教育行政に情熱を傾注されてこられた方であります。この間、調布市教育委員会の指導室長や区等の指導主事として、また文京区立第六中学校、練馬区立旭丘中学校の校長を、それぞれ3年間経験され、長く教育現場において指導的な立場におられました。学校運営のかたわら、文部省や東京都所管の各審議会等にも参画され、東京都、全国中学校教育研究会の会長等の要職も経験されておられます。
 現下の教育を抱える諸課題は多くあるわけでございますが、学校教育一つをとっても、行政はもちろんのこと、家庭、地域、一体となって意を尽くす必要があるところでございます。高山氏におかれましては、今までの実績と経験を、これからの教育行政に十分生かし、活躍していただきたく、ここに御提案を申し上げるところであります。
 なお、同氏の履歴書等添付してございますので、お目通しをいただき、どうか選任を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げて、提案説明といたします。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
 質疑ございませんか。木村芳彦君。
◆24番(木村芳彦君) 議案第62号につきまして、1点だけ簡潔に質問をさせていただきます。
 高山先生が、今回教育委員にということで、議会の承認を得るわけでございますが、私どもは長年、たしか私の経験からも中学校出身の先生は初めてということで、大変歓迎いたすわけでございます。私も機会がありまして、一度先生にお会いしたことがありますけれども、教育者として、人格、識見ともに大変申し分ない方であると、私も思っております。そういった点で、人選に当たられた市長さんの御苦労というものもわかるわけでございますが、現在の教育委員会委員の先生方、5人いらっしゃいますけれども、ほかの4人の方のうちの3人が小学校の校長先生出身ということで、そういった面では、今後、生涯教育とか、あるいは社会教育の面で、あるいは社会体育とか、そういった面におきましても、何かちょっと偏っているのかななんていう感じも受けるわけでございます。今の先生方が別にいいとか悪いとかという問題ではございませんが、今後の問題として、この人選に当たりまして、市長さんの考え方をお聞きしたいと思っております。
 今の、たまたまそうなってしまったわけでございますが、今後の問題としてですね、どうとらえていくのか、その辺についてお尋ねをしたいと思います。
◎市長(市川一男君) (聴取不能)と申しますか、大変(聴取不能)わけですけれども、いつも苦労するわけですけれども、今回の教育委員の選任に当たりましては、御質問にもございましたように、現在5人の中、そしてまた、浅沼先生おやめになって、どう取り組むべきかというのを率直に私も考えたわけですが、御質問にありましたように、教育行政の重要性、また特に生涯学習、あるいは社会体育とか、御質問にあったような内容は、私としても、一義的に考えました。同時にまた、選考に当たりましては、教育委員会事務局等の意見等も十分承り、そしてまた、ある面では有識者の方の意見等もお聞きし、同時に、御勇退されます浅沼委員長さんの御意見等もお聞きしたわけですが、浅沼先生は、去る人は余り意見は言わないということを言われましたけれども、やはりその中で、今申し上げた生涯教育の重要性とか、そういうことは教育委員会事務局の意向と同感である。したがって、でき得れば、市内にそのような適格者はおるかもしれないけれども、市民を含めて、中学教育を経験した方がいいのではないか、そんな御示唆もいただいたのは事実であります。
 今後のことでありますが、一義的には法律に基づく内容、4条に基づく内容を基本としながら、当市の教育の現状等踏まえながら、人選については慎重に取り組んでいきたい、そのように思っております。
○議長(遠藤正之君) ほかに。佐藤貞子君。
◆14番(佐藤貞子君) 24番議員さんにつけ加えさせていただきますが、生涯学習時代ですから、学校教育関係以外の分野からも選任されるようなお考えはないでしょうかということと、学校関係とすれば、いつも管理職の方ばかりを選ばれていますが、一般教職員の方からも選任されるようなお考えはないでしょうか、お伺いします。
◎市長(市川一男君) 教育実務者と申しますか、生涯教育の重要性という中で、ほかの、ほかのというか、幅広く検討する必要はないかということでありますけども、もちろん、そういうことも考慮というか、念頭にはあったわけでありますが、やはり提案で御説明申し上げたように、集約的には、高山先生に、私、お会いしたわけでありますが、大変情熱がありますし、確かに、東村山の学校、教育には当たっておりませんけれども、履歴にありますように、社会科とか、そういう面に大変精通されて、専門的な分野というふうにお話も承りましたけれども、そのような中で、最適任者というふうに思ったわけであります。
 御質問にあったようなことは、いろいろ私として考える念頭の中にはあったわけですが、集約的にお願いを申し上げたということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) ほかに。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) それでは2点ほど質問いたしますが、まず第1点目としまして、高山氏は、中学校の社会科の教師であったようでありますが、この日本が歩んできた歴史を踏まえ、当人は、君が代、日の丸については、どのようなお考えを持っているか、把握している範囲で明らかにしていただきたい。
 第2点目としまして、昨年3月に練馬区立の旭丘中学校長を退職されたようでありますが、この練馬区立旭丘中学校において、入学式あるいは卒業式の場において、君が代、日の丸については、どのような扱いがなされたか、この点についても明らかにしていただきたい。
 以上です。
◎市長(市川一男君) 高山先生御自身といろいろお話をしたわけでありますが、率直に申し上げまして、御質問にあった君が代、日の丸についての考え方、そしてまた、現職中の旭丘中学校における対応、これらについては私としても聞きませんし、御本人も話しておりません。ただ、要は、法律に基づく教育委員会の職務権限、これらについての内容は、先生もよく御承知をされておりましたし、私もこの点について話したということで、御質問にあった内容については話もいたしませんでした。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。
              〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 討論がありませんので、採決に入ります。
 本案を原案のとおり同意することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
 次に進みます。
--------------------◇------------------
△日程第2 議案第63号 東村山市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件
○議長(遠藤正之君) 日程第2、議案第63号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。市長。
              〔市長 市川一男君登壇〕
◎市長(市川一男君) 上程されました議案63号につきまして、提案の御説明をさせていただきます。
 本件は、固定資産税評価審査委員会委員の選任について同意を求める案件でございます。委員会委員には、別表のとおり3名の方にお願いしているところでございますが、そのうち櫻井七二氏の任期が、来る10月25日をもって満了となります。御案内のとおり、固定資産税の評価が大変複雑している情勢の中で、平成6年度の評価替えにつきましては、地価公示価額に対し、7割程度の評価をする基本方針が示されております等、土地等に対する諸情勢はめまぐるしく、その対応については的確な状況判断が求められるところでございます。
 このようなことから、東村山の実情を十分に熟知されておられます櫻井氏を再任いたしたく、ここに御提案を申し上げるところであります。
 なお同氏の履歴等につきましては別添に添付してございますので、御説明は省略させていただきますが、お目通しをいただきまして、よろしく御同意を賜りますようお願いを申し上げ、提案の説明といたします。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) 議案第63号について伺いますが、櫻井七二氏を選任したいとの市長の提案でありますが、櫻井七二氏の職歴を拝見いたしますと、特に税務に詳しいという方のように見受けられませんので、その点、櫻井七二氏は、その税務につきましてどのような識見をお持ちと市長は考えての選任の提案か、その点が第1点。
 それから、市民の中には、固定資産税の評価に関して、識見高い市民がほかに多くいると思われますが、ここで再度櫻井七二氏を選任したいという理由について、ほかの市民より櫻井七二氏をあえて選んだ理由につきまして、明らかにしていただきたい。
◎市長(市川一男君) 5番議員さんから御質問いただいたのでお答えさせていただきますが、履歴等御覧いただいた中から、税務に、何ていうんでしょうか、精通はしていないのではないかというようなお話でございますけれども、履歴で、税務学校とか、あるいは会計士、税理士とか、そういう専門の分野ではありませんけれども、税自身については、大変今までも委員として大変御勉強になりますし、公平に、大変御熱心にお取り組みをいただいているということがございました。したがって、再選をお願いするわけでありますけれども、また2点の中で、市民の中には税務に精通の人もいるのではないか、それをあえて再選にという御質問でございますが、御案内のように、3名の方いらっしゃいますが、1名の方は専門家でありますし、また2名の方は市民として、あるいは納税者として大変広く御勉強になっておるということで、再度お願いを申し上げたく、御提案を申し上げている、そういうことでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) 議案第63号につきましては、不同意の立場から討論をいたします。
 櫻井七二氏につきましては、ただいま市長の答弁からは、税に精通している方という根拠が具体的に示されておりませんので、同意するわけにはいかないという立場から不同意の立場を表明したいと思います。
○議長(遠藤正之君) 以上で討論を終了し、採決に入ります。
 本案を原案のとおり同意することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
 次に進みます。
 休憩いたします。
               午前10時29分休憩

               午後1時4分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
--------------------◇------------------
△日程第3 議案第64号 平成4年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)
○議長(遠藤正之君) 日程第3、議案第64号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。企画部長。
              〔企画部長 沢田泉君登壇〕
◎企画部長(沢田泉君) 上程されました議案第64号、平成4年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案の御説明を申し上げます。
 今回の補正は、年度の中間点におきまして、年度内等の見通しを立てまして、補足が必要なものにつきまして歳入歳出の動きを把握した上で、補正予算を編成したものでございます。また、既に御可決をいただいております旅費等の改正に伴います内容につきましても、基本的には、それぞれ所管予算の中に組み入れさせていただいております。
 2ページをお願いします。歳入歳出予算の補正でございますけれども、第1条で歳入歳出それぞれ13億 4,474万 6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 393億9,996 万 8,000円といたしました。
 2点目に、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございまして、その歳出歳入の概要については、後ほど触れさせていただきます。
 5ページをお開きください。第2表、継続費補正でございます。あゆみの家改築事業費でございますけれども、議案第56号にて御可決をいただきました内容で、2カ年度の継続費追加をさせていただきました。変更でございますけれども、廻田憩の家建設事業費でございます。現在、実施設計を推進させていただいておりますけれども、設計基準単価のアップや集会所及び児童クラブのプレハブ、リース等の新規内容についても計上させていただきました。総額で 8,137万 8,000円の増額変更をお願いするものであります。
 次、第3表、債務負担行為補正でございますけれども、固定資産税、都市計画税の計算事務等の委託料で、例年お願いしております内容であります。次が回田架道橋改築工事委託料でございますけれども、議案第57号で御可決をいただきました内容で、5年度、7年度の債務負担行為を、追加をお願いするものでございます。次、変更でございますけれども、ごみ処理施設整備計画作成委託料につきまして、柳泉園との広域化検討に伴い、整理をさせていただくものでございます。
 6ページをお願いします。第4表、地方債補正でございますけれども、第2表、継続費の追加にて御説明いたしました、あゆみの家の改築事業費が2カ年事業となることによりまして、この財源であります地方債限度額を1億 2,000万円と減額させていただきました。
 12ページをお願いします。歳入でございますけれども、その主な点を説明させていただきます。
 まず1点目が地方交付税でございます。補正額で12億 6,380万 2,000円でございますけれども、内容について若干説明させていただきますが、基準財政需要額で 175億 3,270万 3,000円、対前年比 9.8%増であります。収入額におきまして 150億 2,829万 9,000円、4.9 %の増、交付基準額でございますけれども、25億 440万 4,000円となりまして、基準額で52.8%となります。これらに調整率を掛けまして、結果的に補正をさせていただきます内容が、今回、補正要素になります。
 増要因等の主な内容でございますけれども、まず基準財政収入額で、市民税の5億 1,613万 4,000円を初めといたしまして、消費譲与税の減、あるいは利子割交付金の減、また、プラス要素といたしましては、固定資産税あるいは軽自動車、たばこ、土地保有税等の増があります。これらを相殺いたしまして、基準財政収入額の増として5億 1,613万 4,000円でございます。なお、需要額でございますけれども、全体的に申し上げまして、需要額算定上の単位費用の伸びが、私ども当初で見積もった額よりも総体的に伸びております。それから各項目につきましても、例えば国庫関係につきましても、私ども見積もった額よりも、約3,167 万 4,000円の増、さらに私ども、当初で見込めなかった下水道復旧特別対策費がございます。これが大きく3億 1,820万 3,000円であります。その他、需要額の増については、さまざまな内容があるところでございますけれども、トータルとして、需要額で8億 6,180万 3,000円となります。したがいまして、先ほど申し上げました基準財政収入額の減、それから需要額の増、これらを加えまして、先ほど申し上げました需要額、あるいは収入額の算定になります。
 15ページをお願いします。一番上の柳泉園・秋水園広域基本計画策定負担金でございますけれども、柳泉園・秋水園の広域処理検討委員会が設置されまして検討を重ねてきたわけでございますけれども、柳泉園組合並びに東村山市の共同によりまして、広域の内容について、新たな調査をしてまいりたい。これにかかる経費が 1,499万 7,000円であります。そのうちの30%を東村山市に、柳泉園組合より負担金として受け入れるものであります。
 17ページをお願いします。市営住宅使用料と一番上欄にございますけれども、この内容は議案第52号で御可決をいただきました内容で、住宅使用料を見込んだものであります。
 19ページをお願いします。一番上欄に、地方道路整備臨時交付金がございます。これはその次の次に、市道 407号線歩道設置及び改良工事と書いてございますけれども、補助事業の路線の採択に伴いまして、新規に歳入を組み、歳出にも89ページで事業費を出しております。
 その下の廻田文化センター建設事業費補助金、図書館分、公民館分でございますけれども、これは補助額のアップによる増でございます。歳出については、図書館分が 109ページ、公民館が 113ページにございます。
 次ページ、お願いします。社会福祉費補助金の関係でございますけれども、補正額 970万5,000 円でございますけれども、全体的に補助基準のアップと、ランクづけの変更が主な増要因でございます。それぞれの内容につきまして、歳出に増額をしているところでございます。
 それから、3の児童福祉費補助金でございますが、補正額1億 3,070万 3,000円でございますが、継続費の内容で御説明させてもらったとおりの内容でございます。歳出については69ページにございます。
 次ページをお願いします。一番上欄の廻田文化センターの建設費補助金でございますけれども、屋内整備工事費等の増によりまして、東京都住宅局より補助金増として受け入れるものでございます。歳出は 109ページと 113ページにございます。
 27ページをお願いします。老人保健医療特別会計繰入金の増、 3,512万 9,000円でございますけれども、3年度の老人医療給付費等の精算戻入分でございまして、6月の補正予算にて、特別会計より繰り出しされることにつきまして、御可決をいただいている内容でございます。
 29ページをお願いします。前年度繰越金、平成3年度の繰越金として2億 277万 8,000円でございますが、平成3年度の決算剰余金として4億 777万 9,805円が剰余金でございます。これに財政調整基金積立金を2億 500万積み立て、残りをこのように繰り越し、一般財源として扱うものであります。
 33ページをお願いします。あゆみの家改築事業費でございますが、第2表、継続費の補正等で申し上げましたとおりであります。
 次のページをお願いします。次は歳出でございますけれども、主な点につきまして御説明をさせていただきます。
 35ページ、説明欄の中段下側、13委託料でございますが、まず会議録副本発行の関係で、弁護士委託料、20万円でございますけれども、平成4年5月7日、棄却に伴いまして、成功報酬として弁護士に支払うものであります。次、会議録副本関係でありますが、45万円につきましては、平成4年4月24日付で提訴されております弁護士の着手金を予算化させていただきました。
 37ページをお願いします。一番下の欄になりますけれども、職員福利厚生費の 160万の関係でありますが、育児休業資金貸し付けに伴います職員互助会貸付金の内容であります。
 41ページをお願いします。文書広報費の役務費関係ほか広報活動経費がございます。この内容は、市民サービスの向上のために市政情報案内を電話を利用いたしまして、実施する予定の経費でございます。
 45ページをお願いします。説明欄、やや下の方に13委託料、固定資産税関係訴状弁護士委託料の 100万でございますけれども、体育施設等の借地訴訟、並びに個人幼稚園訴訟による弁護士着手金であります。
 51ページをお願いします。中段やや下に11需用費で印刷製本 119万 5,000円ございますけれども、国際障害者年10周年記念事業といたしまして、障害者リーフレット等を作成したいと考える内容であります。
 61ページをお願いします。説明欄中段でありますが、25積立金、東村山長寿社会対策基金積立金で 8,500万の補正でございますけれども、普通交付税の基準財政需要額に地域開発基金という項目がございますが、ここに平成4年度の8月算定の中で、1億 8,438万 7,000円が算入されております。これらも勘案し、かつ基金の前倒しという観点も含めまして、積み増しをさせていただきました。
 そのやや下に、廻田憩の家等建設事業費 2,205万 4,000円がございますけれども、これは先ほどちょっと触れましたけれども、平成4年度の都単価の基準額等によりまして、その積算で全体建築工事費等を算出し、その額により平成4年度分を補正させていただくものであります。
 69ページをお願いします。あゆみの家改築工事実施設計委託料、あるいはその下の下に、19負担金補助及び交付金2万 3,000円、さらに、あゆみの家改築事業費等がございますけれども、第2表、継続費補正にて御説明をさせていただきました継続費のうち、4年度分を分けて計上したものであります。
 77ページをお願いします。中段やや上に13委託料、環境影響評価業務委託料減、あるいはごみ処理施設整備基本計画設計委託料減がございます。これらにつきましては、柳泉園組合との広域化を検討することによりまして、市の単独の委託関係費をここで整理をさせていただきました。その下の清掃事業各種調査委託料につきましては、今後、ただいま申し上げました状況の中で、特に全体の減量問題等を含めまして、各種調査をさせていただきたいという内容であります。その下の柳泉園・秋水園広域基本計画策定委託料につきましては、先ほど歳入のところで触れたところであります。
 85ページをお願いします。中段やや上の19の負担金補助及び交付金の中で、商店街路灯の設置費補助金 216万円でございますけれども、商店街路灯の設置箇所が、当初予定した内容よりもふえております。これらに対する補助金を増額させていただくものであります。それから、その下になりますけれども、28の繰出金 130万でございますけれども、基金枠が、御案内のように、小口事業資金融資について 3,000万ございます。今回、 130万を繰出金増することによって、満額になりますけれども、 3,000万の預託金までに達成することによりまして、融資枠をさらに拡大しようとするものであります。
 87ページをお願いします。中段に委託料、久米川駅南口トイレ設計委託料 116万 4,000円でございますけれども、かねてより懸案でございました久米川駅南口トイレの基本設計を委託するものであります。それから、一番下欄になりますけれども、13の委託料に1億 500万ございますけれども、債務負担設定、5ページにおきまして説明をさせていただきました内容で、回田架道橋の改築工事を、当初、負担金補助金及び交付金で予算化をいたしましたけれども、委託協定をする中で、委託料に組みかえをさせていただきたいと考えている内容であります。
 89ページをお願いします。中段でございますけれども、道路改良工事土質試験委託料でございます。それからさらにその下の15の工事請負費でございますけれども、歳入の19ページにて御説明させていただきました新規に補助採択によりまして、 407号線を計上させていただくものであります。それから、その下の河川維持補修経費でございますが、 1,156万円。これにつきましては、7月15日の大雨の影響で、前川の一部に被害が出たため、護岸等が崩れておるわけですけれども、これらについての補修等を計上させていただきました。
 91ページをお願いします。中段でございますけれども、13委託料で95万 2,000円、これは野口町1の3の27、面積245.37平米の用地につきまして、土地開発基金で購入したいとするもので、その前段としての土地鑑定委託料等であります。その下の欄で、公共下水道事業特別会計の2億 5,550万でございますけれども、普通交付税に下水道普及特別対策分といたしまして、今回、歳入措置がございました。規定繰出金に加算をいたしまして繰り出しをさせていただくものであります。
 93ページをお願いします。中段でございますけれども、市営住宅管理経費のうち、印刷製本費がございますけれども、市営住宅の入居申し込みしおり等の印刷をさせてもらうものであります。
 97ページをお願いします。中段のやや下に、報酬28万 8,000円がございますけれども、市長の所信表明でも申し上げておりますとおり、中学校給食調査検討委員会を、本年10月1日より設置しようとするものでございまして、関係経費を計上させていただきました。
 99ページをお願いします。中段やや下に、教育研究奨励推進事業費 138万 3,000円でございますけれども、御案内のように、平成4年度より小学校教育課程におきまして新設されました生活科の研究発表を、久米川小学校において実施するための諸経費を計上させていただきました。
 101 ページをお願いします。備品購入費でございますけれども、回田小学校保健室の空調機が老朽化によりまして入れかえをさせてもらう。また、緊急時の対応のために、小学校に酸素自動蘇生機を購入をさせてもらいたいとするものであります。なお、中学校費につきましても、 105ページに酸素自動蘇生機を計上させていただいております。したがいまして、小学校2台、中学校1台、現状ではそのように考えております。
 105 ページをお願いします。中段の中学校施設整備事業費 151万 7,000円でございますけれども、この内訳を見ますと、13委託料、第四中学校用地取得に伴う測量委託、あるいは土地鑑定委託料を含まさせていただきました。この内容につきましては、第四中学校の用地を拡張する予定といたしまして、校庭東側に隣接する用地につきまして、測量あるいは土地鑑定をさせてもらう内容であります。なお、用地の取得費につきましては、現在、その財源であります地方債について申請をしております。明確になる中で、できれば歳出全体について、12月補正を考えてまいりたいというふうに考えております。
 109 ページをお願いします。説明欄一番下欄でございますけれども、廻田図書館建物取得費でございますが、今年度、都より取得予定の中で、都が最終的に設計積算をしたところによりまして、増加になります。なお、あわせまして公民館分もあるわけでございますけれども、 113ページに、やはり同様な趣旨で計上させていただいております。
 115 ページをお願いします。やや上欄に、委託料のうち、土地鑑定委託料、測定委託料がございますけれども、これは運動公園拡張に伴いまして、都市計画区域の変更申請に必要な図書作成、あるいは鑑定委託料等であります。なお、土地開発公社で既に取得している内容については、別途触れさせていただきますけれども、今回、この内容につきましては、総体的に都市計画公園として見直す中で、運動公園拡張用地として取得する前提の準備作業でございます。その下の下に、17の公有財産購入費、秋津町ゲートボール場用地取得とございますけれども、平成3年度に土地開発基金で取得しました、秋津町ゲートボール場用地を一般会計で取得するものでございます。面積が646.93平米でございます。
 117 ページをお願いします。上欄に、工事請負費 113万 3,000円がございますけれども、これはスポーツセンターの、中2階の走路部分の天井一部の防水及び補修工事を予定するものでございます。
 119 ページをお願いします。土地開発基金繰出金1億 9,000万でございますけれども、普通交付税におきまして、昨年に引き続きまして、土地開発基金費として、トータルで4億 7,034万 6,000円が基準財政額に算入措置されております。この点等を含めまして、開発基金への繰り出しを増額するものでございます。
 次のページをお願いします。予備費でございますけれども、今回、補正予算額として、3億6,504 万円、補正後の数字として、4億 2,673万 4,000円を組まさせてもらいました。予備費についての主な内容でございますけれども、本年度中の事業推進をぜひ進めたいと考えております課題事業等を考えつつ、今後の財政運営を見通した中で、予備費に財源留保をさせていただいておるところでございます。
 その主な内容でございますけれども、1つは、国保会計への不足財源の補てんであります。御案内のように、国保につきまして、当初予算では満年度組んでおりませんけれども、満年度を組むための種々歳入歳出の状況の中で、約 3,900万を予定させていただいております。そのほか、ただいま申し上げてまいりました、運動公園の拡張用地に伴います、今後の一般財源見込み額、さらに、第四中学校の用地の拡張に伴います、先ほど起債の申請をしておりますというふうに申し上げましたが、その一般財源分、さらに御案内のように、既に、国の人事委員会の勧告が出ておりますけれども、これら人件費に伴う内容、さらに退職金等につきまして、当初予算の中では、定年退職分だけを予算化させていただいておりますが、普通退職等の内容が既に出ておりますので、これらの財源。これらを引きますと、残り 1,629万1,000 円が、現状での純粋の予備費として確保させていただきました。
 以上、大変重点的な御説明で恐縮でございますけれども、ぜひ御可決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案の説明にかえさせていただきます。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりました。質疑、ございませんか。立川武治君。
◆16番(立川武治君) 議案第64号につきまして、何点かお伺いをいたします。
 まず初めに、13ページの地方交付税の大幅増収の要因についてお伺いをいたします。
 次に、21ページの都支出金のうち、肢体不自由児通園施設費補助金減 2,735万 8,000円について、また、重症心身障害児(者)通所施設建設費補助金減1億 334万 5,000円についてもお伺いをいたします。
 次に、35ページの議会費のうち、委託料65万円でございますが、先ほど説明いただきましたけれども、これらについての内容、いま少し詳しくお伺いをいたしたいと思います。
 39ページの総務費のうち、一般管理費の委託料、外国人用のためのガイドブック作成料、442 万 9,000円の内容についてお伺いをいたします。
 次に、41ページの市政情報案内録音委託料 135万 4,000円、及び市政情報案内システムの使用料77万 3,000円についても、内容と利用についてお伺いをいたします。
 次に、77ページの①、清掃事業各種調査委託料 2,369万円の内容と、今後の進め方についてお伺いをいたします。②といたしまして、柳泉園・秋水園広域化基本計画書策定業務委託料について、協議がどの辺まで整ったかどうか、お伺いをいたします。
 85ページの商工業振興対策事業費のうち、商店街街路灯設置費補助金増でありますが、先ほども説明いただきましたけども、 216万円の内容について、いま少し詳しくお伺いをいたします。
 次に、 101ページの教育相談室費のうち、備品購入費 647万 8,000円の内容についてもお伺いをいたします。
 最後に 115ページの保健体育振興費のうち、運動公園ナイター照明遠方操作盤改修工事 342万円についての内容と、耐用年数等はどのくらいかお尋ねをいたしたいと思います。
 以上です。
◎企画部長(沢田泉君) まず第1点目の、地方交付税の大幅増収の要因でございますけれども、4年度の普通交付税の総額につきまして、結果的には対前年で 7,884億 1,565万円、5.7 %の増になっております。また、市町村分の全国の総額で12.3%の増。東京都の市町村分におきましても、交付決定総額で 298億 5,100万円、対前年で33.1%の大きな増となっているところであります。
 そういう中で、当市の8月の交付税の本算定によりまして、先ほどちょっと触れましたけれども、基準財政需要額が 170億 3,270万 3,000円、これは対前年で 9.8%の伸びであります。また基準財政収入額におきまして、対前年度で7億 134万 1,000円、 4.9%となっております。これらから交付税の交付基準額が算定しておりますけれども、結果的に、基準額で52.8%の増となっております。
 この基準財政需要額の増の主なものにつきましては、先ほども触れましたけれども、単位費用がアップをしております。さらに4年度より、臨時財政特例債償還基金費の新設がございました。その他もろもろございますけれども、その他、各項目で主なものは、基準財政需要額として触れますと、1つは懸案になっておりました国保の財政安定化の支援事業の算入分、これが 3,747万 4,000円、あるいは国保に関係します人件費、助産費の一般財源化に伴います単価費用の加算、さらに一番大きいものとしては、下水道費の投資的経費の増、先ほど申し上げましたように、下水道普及特別対策事業として、4年度に新たに交付税に算入をさせてもらっておるのが、3億 1,820万 3,000円でございます。
 それから逆に、基準財政収入額が、当初予算で、私どもが見込んだ額よりも減になっておるわけでございますけれども、先ほど申し上げましたように、特に市民税関係、あるいは利子割等が減になっている要素であります。逆に固定資産税は、私ども、当初交付税の算定上で見込んだよりも基準財政需要額とふえている。そんなことで、私ども、当初最大限、いろいろ情報を得ながら見積もったわけでございますけれども、結果的にはトータルとして、基準、予算と比較しまして、基準財政需要額の増、これらは単価アップ、その他の項目による増、それから基準財政収入額の減。したがいまして、その両方を足した内容で、今回補正をさせていただいている内容であります。
 それから、順不同で恐縮でございますけれども、市政情報案内サービス関係でございますけれども、一般質問の中で、19番議員さんにも、その対応については、基本的にお答え申し上げさせていただいておりますけれども、これらをなるべく早急に準備を進める中で、市民サービスの向上を図っていきたいとするものでありまして、大きい数字といたしましては、委託料が 135万 4,000円ございますけれども、市政情報の案内録音の委託等の内容であります。いずれにいたしましても、市民がふだん問い合わせてくる内容等、なるべくそのファクターを整理しながら、より利便性のある内容にしてまいりたい、そのように考えておりますテレフォンサービスの内容であります。
 以上です。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 21ページの都の支出金の関係で2点ほど御質問をいただきましたので、御回答いたします。
 肢体不自由児通園施設建設費補助金と、それとあわせまして、重度の心身障害児(者)通所施設建設費補助金でございます。御案内のとおり、今議会におきまして、議案第56号をもちまして御審議、御可決を賜ったところでございますが、東村山市あゆみの家の改築工事に係る補助金でございまして、東京都の民間児童福祉施設等整備費補助金要綱に基づきまして交付されるものでございますが、御案内のとおり、あゆみの家改築工事につきましては、平成4年度で一応予定させていただきましたが、平成4年、平成5年度の2カ年継続事業として推進させていただくことになりまして、補助金の交付につきまして、東京都の所管局と鋭意協議を進めてまいりましたが、両施設の補助金の交付は、工事出来高によってお願いするということで、おおむね4年度につきましては、補助金算定額の30%、5年度がしたがって70%ということになりまして、このような内容から、それぞれ調整させていただきました。
 肢体不自由児通園施設建設補助金につきましては、当初予算では 4,037万 1,000円ということで計上させていただきましたが、補助基準等の変更によりまして、補助算定額が 4,337万 8,000円と、これの30%を今回、4年度の最終額となるように補正をさせていただきました。
 それから、重症心身障害児(者)の通園施設費の補助金でございますが、これにつきましも、当初建設費、初度備品等の補助といたしまして、1億 5,198万 2,000円の計上をさせていただきましたが、先ほど申し上げましたとおりの出来高によりまして、また、4年度の算定結果によりまして、総額1億 6,212万 4,000円の30%、 4,867万 7,000円の歳入となるように調整をさせていただきました。いずれにいたしましても、当初予算とのそれぞれの差額、1億 334万 5,000円を減額させていただくものでございます。既に東京都より、両施設の今年度の補助金分につきましては、 6,165万円の交付決定を最近受けたということになっております。
 以上です。
○議会事務局長(川崎千代吉君) 35ページの委託料65万円の内容につきまして、答弁させていただきます。
 まず、会議録副本発行頒布禁止仮処分命令抗告事件弁護士委託料としまして20万円でございますけども、その内容につきましては、平成2年1月5日付にて、平成元年12月定例会分の会議録の発行に対しまして、会議録副本発行頒布禁止仮処分命令申請が東京地方裁判所の八王子支部民事第四部の方に、議長であります遠藤正之及び、市長であります市川一男を債務者としまして提出されたわけでございます。それに伴いまして、代理人としまして、弁護士の方に依頼しまして、平成2年3月7日付をもちまして、東京地裁八王子支部より却下の決定がなされまして、その後、債権者朝木明代より平成2年4月12日付をもちまして、今度は東京高等裁判所民事第四部に抗告の申し立てがありまして、平成4年5月7日付、棄却の決定がありましたので、契約報酬に基づきまして、成功謝金としまして、それぞれ議長・遠藤正之、市長・市川一男、それぞれが10万円掛ける2で20万円を支払うべく、予算計上をさせていただいた内容でございます。
 次に、会議録副本削除処分無効確認等請求事件弁護士委託としまして45万円。内容といたしましては、平成4年4月16日付にて、平成3年12月定例会分の会議録副本削除処分無効確認等請求事件が、東京地方裁判所の民事第三部の方に、原告朝木明代より東村山市代表者、市長の市川一男、それから東村山市長、市川一男、それから東村山市議会議長の遠藤正之を被告といたしまして提訴されたわけでございます。
 やはり代理人としまして弁護士に依頼しまして、報酬としまして着手金及び実費としまして、東村山市代表の市長、市川一男、それから東村山市長、市川一男、それから市議会議長であります遠藤正之、それぞれ15万円掛ける3で45万円を計上させてもらった内容でございます。
 以上でございます。
◎市民部長(入江弘君) 市民部から2件、お答えをさせていただきたいと思います。
 外国人用ガイドブックにつきましては、平成2年度に市民課の戸籍係がつくっております。これが実物になるわけです。このときには英語と中国語、2カ国を1冊にまとめたということをやったわけですが、今回、つくるに当たりまして、日本語が入っていた方が、より対比がしやすいし、説明もしやすいというふうな御意見をいただきました。で、同時に日本語が入ってますと、外国の方も日本語の勉強もあわせてできるだろうというようなことがありましたものですから、本年度については、日本語を対比しながら、英語と中国語というふうに考えたわけですけれども、3カ国語を1冊にまとめるというのは大変難しさがあります。したがいまして、日本語と英語、それから日本語と中国語、これをそれぞれつくってまいりたい。当初、印刷製本で 1,000冊分、 206万を予算計上したわけですが、今申し上げましたように、それぞれつくるということで、 1,000冊増刷をすることにいたしました。したがいまして、約倍の 442万 9,000円というのが、その内容になっております。
 それから2点目の、商店街街路の補助ということで、もう少し詳しくというお話でした。具体的には、朝日商店会が30基、それから萩山仲通り商店会が24基、合計54基を新しくつくるわけです。普通ですと、予算組む前に、いろいろ要望等聞くわけですけれども、年度に入りまして、今申し上げました2つの商店会が何とか資金獲得ができた、市も面倒見てほしいという要望がありましたので、今回補正をさせていただきました。1基当たり、8万円の2分の1という補助金になっておりますので、 216万円、今回補正増ということでございます。
◎環境部長(石井仁君) 清掃事業に関して2点ほど御質問いただきましたので、回答させていただきます。
 最初に、清掃事業各種調査委託料についてでございますけど、本調査の項目は大きく分けて4項目になりますが、第1として、日の出町谷戸沢廃棄物広域処分場に対応する調査の検討であります。御案内のように、最終処分場は平成8年度に埋め立てが完了する予定になっております。また、第2処分場の建設計画も非常に困難を極めており、将来とも状況が好転するとは考えられない状況であります。したがって、最終処分場の延命化は緊急の課題となっており、三多摩地域廃棄物広域処分組合からは、東村山に対し、平成8年度までには8,300 トンの埋め立て量の削減を要求されております。東村山としては、ごみ減量、リサイクルの推進の施策として、今まで積極的に推進してきましたが、これらの施策の延長のみでは、その要求に応じられないことになってきております。
 そこで、本調査は、第1点として、東村山市の今後の埋め立て量の推計と、要求との整合の照合です。2点目が、施策の基本方針の検討。3点目が施策の確立。具体的には灰溶融設備の検討を含めて、既存施設での対応の検討、それから、ごみ減量化計画などを行うものであります。それから2点目は、今申し上げました最終処分場への対応の施策と整合を図った秋水園の土地利用。さらに広域化された場合の、東村山独自の構想の確立を検討していく必要がありますので、そのような調査を行うものでございます。第3点目は、御承知のとおり、リサイクルの問題によるごみ減量が今言われておりますけど、リサイクルセンターの構想等の検討も含まれております。最後に、第4点といたしましては、第1点で申し上げました、ごみ減量計画につきましての行動計画の立案及びその効果予測等を行うものでございます。
 それから、2点目の柳泉園・秋水園広域基本計画書策定業務委託料に関する御質問でございますが、御案内のように、柳泉園と秋水園のごみ処理及びし尿処理施設が、同時期に更新を迎えるに当たり、両施設が隣接すること。また、し尿処理施設につきましては、小規模になること等を踏まえて、共同化できる事業につきましては共同化を進め、有機的な相互依存体系を推し進める方向で、話を行っているところでございます。今後は、東村山市と柳泉園が事務的レベルにおいて共同化作業を進めるに当たって、合理的に種々検討を進め、基本計画を策定しなければなりません。したがいまして、本業務は、まず両自治体の廃棄物処理の現状分析と、共同化した場合のメリット、そしてデメリットを抽出し、どの部分で共同化を進めた方が有効であるかどうか、予測を行うものであります。
 そのほか、共同化する場合の基本理念、基本構想の策定、あるいは処理規模と財源の整合性を図りながら、事業スケジュールの策定、さらにごみ処理施設、そしてし尿処理施設の建設費、運転経費、運転人員の算定等々、最終的には幾つかの素案に絞り、最善案を作成していくものでございます。これはあくまで事務レベルにおける、政策判断のもととなる検討報告の補助業務でございます。
 また、協議の進捗状況についての御質問でございますが、し尿処理施設につきましては、両施設の老朽化度の点検、土地利用の判断、さらに公共下水道等の諸条件などを総合的に検討した中間報告書の作成が終わりまして、前回、理事者にも報告させていただきました。
 このような状況、さらに4市のし尿搬入量等について、再度綿密なデータ整理を行っているところでございまして、一方、ごみ処理施設につきましては、双方の土地利用、これはケース別に見た土地利用計画案の検討及びその工程案について、協議を重ねているところでございまして、今の段階では、協議の内容についての詳しい御回答につきましては御容赦をお願いしたいと存じます。
 以上でございます。
◎学校教育部長(小町征弘君) 小学校の保健衛生経費のうち備品購入費 647万 8,000円の内容についてでございますけども、このたび学校環境衛生基準の改正がございました。また、学校保健法施行規則の一部改正もございまして、これに伴いまして、測定器具並びに健康診断の検査器具を購入予定するものでございます。
 内訳を申しますと、照度計5台で16万 7,000円、騒音計5台、62万 6,000円、じんあい計5台で 153万円でございます。そのほか、視力検査器具といたしまして、15台、各校1台ずつということで 185万 1,000円でございます。そのほかに、先ほど提案の際に御説明申し上げましたように、回田小学校の保健室が老朽化いたしましたので、空調機の入れかえをするということで、1台、 137万 7,000円でございます。そのほか、蘇生機2台、61万 8,000円、さらに保健室のベッドの老朽化に伴いましての入れかえということで、5台、30万 9,000円でございます。
 以上です。
◎社会教育部長(細淵進君) 保健体育施設につきまして御答弁させていただきたいと思います。これは運動公園のナイター照明でございますが、本施設につきましては、53年度に設置されたものでございます。経年化の中でスイッチ、操作装置、その他、安定機、ランプ等の摩耗度が非常に激しくなっている。それらについて早急に対応をしなければならないということと、また、照明灯の変圧機に供給している電力、電圧と申しましょうか、 6,600ボルトというふうに、非常に高圧の送電をしているわけでございますけれども、これにかかわります、いわゆるオンとオフの操作装置が故障している、そういうようなこともございましたので、このところで予算をお願いしているという内容でございます。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。鈴木茂雄君。
◆10番(鈴木茂雄君) 議案第64号につきまして、私も何点か御質問させていただきます。
 初めに、歳入の12ページでございますが、私も地方交付税につきまして若干お尋ねをしたいと思います。交付税の算入については、私が今さら申し上げるまでもなく、基準財政収入額と需要額との差額の交付でございますが、今回、御提案の補正額を見ますと、ただいま御説明にもございましたが、当初予算での算入額のほぼ同額に近い12億 6,380万 2,000、こうなっております。
 毎年、予算審議の際に、歳入の過小計上には注意するようにというふうな指摘が、各議員からなされていることは、所管も承知のとおりでございますが、今、部長の答弁の説明によれば、3億円余に上る基準財政需要額に算入すべき下水道普及に関する事業費があったんだというふうな御説明がございました。これが大きな原因になり、今回の補正になったということでございますが、これだけの額の計上がなぜ予算編成時につかめてなかったのか、この辺甚だ疑問に思っておりますので、再度御説明を求めたいと思います。
 また、この事業費の性格といいましょうか、どのような事業費なのか、この辺もあわせてお尋ねをしたいと思います。
 18ページ、教育費の国庫補助金でございます。(仮称)廻田文化センター建設事業費補助金 2,200万円について伺いたいと思います。まず図書館分の 500万円の増額でございますが、補助額のアップということでございます。内容的には、設計内容にどんな修正なり、影響が出てくるのか、この辺の御説明を受けたいと思います。また図書館につきましては、具体的な規模、蔵書の数などもわかりましたならば教えていただきたいと思います。
 次に公民館分の 1,700万円の増額につきましても、同様に、この増額が、やはり公民館の設計内容にどのような変化を及ぼすのか、この辺の影響も伺いたいと思います。また、承りますれば、(仮称)廻田文化センターの方の公民館には、従来の秋津や富士見の公民館とは違った特徴があるというふうなことも聞いております。この辺の特徴についての御説明もいただければと思います。
 21ページ、都支出金でございます。環境保全普及啓発事業補助金90万 8,000円でございますが、これは平成4年度の新規事業が対象というふうに聞いております。これの具体的な内容について伺いたい、このように思います。
 歳出でございますが、37ページ、総務費、一般管理費の中から特別職の報酬等審議会経費について伺いたいと思います。この審議会委員の委嘱の任期が、聞き及ぶところによりますと、本年の3月で満了したままになっている、このようなことを聞いておりますが、真偽のほどはどうなのか。また、もし本当とすれば、このような事態がなぜ起きたのか、御説明をいただきたいと思います。
 41ページでございます。市政情報案内録音委託料 135万 4,000円、先ほども同僚議員の方からも御質問ございましたけども、私は若干内容が違いますので、あわせてお聞きしたいと思いますが、いわゆる、市民からの電話問い合わせに対する音声応答システム、もしくはテレホンガイドと呼ばれるものでございますが、この導入に対しましては、我が党では、かねてから根本議員が一般質問でもたびたび取り上げ、訴えてきた経過がございます。
 既に導入をされている他市などの例では、土曜、日、祭日などの閉庁日に限って稼働させているところもあったり、また、通常の開庁日にも稼働させているところもございます。また稼働時間につきましてもさまざまでございまして、午前8時半から午後5時までという町や、24時間の対応をしているところなど、やはりさまざまでございます。そこで伺いたいのは、当市での運用はどのように考えられておられるのか。また、市民に提供されるその情報の内容はどのような内容を予定されているのか。また、導入の時期等も含めて御説明をいただきたいと思います。
 43ページ、交通安全対策費でございます。駐輪場維持管理経費の分としまして、 1,121万5,000 円とございます。東村山駅及び秋津駅周辺と比較しまして、久米川駅南口の駐輪の混雑状況は目に余るものがございます。この増額分は、どこの駅の周辺の混雑解消に、どのように使われるのか伺いたいと思います。また現在、全国的な課題といたしまして、この駐輪問題については、各自治体と大規模スーパー等との駐輪対策のための協議会が持たれておりますが、当市におきまして、久米川駅の場合など、西友ストアさんとの話し合いはどのように進んでおるのか、これについても伺いたいと思います。
 77ページ、ごみ減量対策費でございます。集積場看板作成委託料の 176万 4,000円が減額となりまして、全く同額がその下、備品購入費に充てられております。何を購入されるのか、お尋ねをしたいと思います。
 87ページ、土木総務費でございます。久米川駅南口トイレ設計委託料が 116万 4,000円、先ほども御説明ございました。我が党でも、毎年の予算要望の中で、過去に提案してまいりました駅前トイレがいよいよ実現するなという感をいたしておりますけれども、どのような形態のトイレを計画されているのか。また、久米川駅南口という場所は、大変にスペースがない場所でございますが、位置としてはどのあたりを考えられておられるのか、またこの利用されます市民の声がどう反映をされていくのか。身障者に対する配慮、また規模等はどんなものなのか伺いたいと思います。あわせまして、今後の久米川駅以外、他の駅の駅前対策としてのトイレの設置、これに対する対策についても伺いたいと思います。
 91ページ、都市計画総務費でございます。再開発等都市計画事業関連用地取得に伴う土地鑑定委託料95万 2,000円でございますが、東村山の駅西口と伺いました。やはり、これもいよいよ動き出したなという感じでございますが、鑑定の委託先、並びに今後の西口再開発計画の概要についての御説明をいただきたいと思います。
 同じく91ページでございますが、公共下水道事業特別会計繰出金2億 5,550万円、これについて伺いたいと思います。年度途中の9月補正としては、大分大きな額だと思います。下水道の事業計画に何か大きな変更があったのか。また、平成7年度完成といいます当市の整備計画にどのような、この補正の繰り出しが影響を与えるのか、お尋ねをしたいと思います。
 93ページ、公園費でございますが、北山公園用地取得の 272万 2,000円について伺いたいと思います。このたびの用地取得のその相手先は、田無市にあります某病院というふうに聞いておりますが、これも地権者の台帳整理の中で、地権者のあることが判明をし、今回この補正となった、手続となったということでございます。その前には、それ以前には、水路のつけかえ工事に伴いまして、東京都への手続の不備があった、このようなことも伺っております。市内外の多くの人々の憩いの場として整備の急がれます工事にもかかわらず、なぜこのように不手際が目立つのか、所管の御説明を求めたいと思います。
 97ページ、教育委員会費でございます。中学校給食調査検討委員会経費といたしまして68万 6,000円がございます。当市では、今回でたしか3度目の検討委員会の設置となるわけでございますが、埼玉県庄和町におけます、給食廃止という町の方針に対する多くの住民の方々の反対運動でも明らかなように、私は、現時点におけます給食の廃止論は全くの時期尚早である、このような考え方を持っております。当市での過去2回にわたります検討委員会の答申においても、廃止という方向は出されておりませんでした。そこでお尋ねをいたしますが、今回の、いわば第3次の検討委員会に対しましては、どのような諮問をするおつもりなのか。また、その委員の構成はどのようになされるのか。そして、その諮問の期間はどの程度になるかお尋ねをいたします。
 最後でございますが、 115ページ、体育施設維持管理経費、このうちの公有財産購入費の2億 8,691 万 4,000円について伺いたいと思います。秋津町ゲートボール場の用地取得とのことでございますが、開設までの計画、さらに今後、同様の施設設置の計画などございましたらば、お聞かせいただきたいと思います。
 以上でございます。
             〔「議長、関連」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 木内徹君。
◆3番(木内徹君) 鈴木議員が何点かにわたって質問しております。関連のところで質問したいと思います。
 まず歳入で、21ページの環境保全普及啓発事業補助金、これは都の補助金ですけども、その目的、内容についてお伺いいたします。
 それから第2点目に、77ページ、備品購入費です。これは聞くところによると、何か高速で、いわゆる生ごみを堆肥化する装置だというふうに聞いておりますけども、たしか昨年の9月議会で、田中議員が一般質問で、ごみ問題のときに、市内の市立保育園ですか、それについても、生ごみが 150トンぐらい発生するので、それについて早急に10月から、すなわち昨年の10月ですけども、10月から堆肥化装置、施設を設けたい、そういう話がありましたんで、その件も含めてお伺いしておきます。
 それから最後に、久米川駅南口トイレ設計委託料ですけども、これは建水委員会にも報告がございませんので、ちょっと聞いておきますけれども、一応、設計委託という形で、特に南口のあのシンボルであるケヤキですね、その問題も絡んでくると思うんですけども、場所の選定ですね。一体、どこら辺を考えているのか、意思確認ですけども、シンボルとなっているケヤキは、やっぱりこれは絶対動かしちゃいけませんし、手をつけてもいけないというふうに思ってますので、その点についてお伺いをします。
 以上です。
             〔「議長、関連」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 鈴木議員の関連ですね。勝部レイ子君。
◆4番(勝部レイ子君) 97ページの中学校給食調査検討委員会経費68万 6,000円について関連質問させていただきます。
 私は、市民に対して、人選については公募制を採用すべきと考えておりますけれども、今回これを採用しなかった理由についてお尋ねしたいと思います。
 それから、多様な市民の意見をどのように反映させるおつもりなのか、また、検討内容等の公開方法について、どのように考えているのかお尋ねしたいと思います。
 以上です。
◎企画部長(沢田泉君) 12ページの地方交付税の関係と、関連いたしまして、公共下水道特別会計の繰出金の内容につきまして、上下水道部長とも協議しておりますので、私の方から一緒に答えさせていただきます。
 まず、下水道普及特別対策費の内容ですけれども、確かに御指摘がございましたように、実質上、平成3年度からこの制度ができております。たまたま平成3年度におきましては、町と村だけという実質的な内容がございました。そういう中で、平成4年度につきまして、東村山市でどうかという検討はさせていただきましたけれども、その段階では難しいという状況もありました。
 この事業費、基準財政需要額に入れる、その算定の内容でございますけれども、公共下水道を推進する上に単独事業についてのみその算定の基礎とする、こういうことがございました。それから、その条件といたしまして、第7次下水道5カ年計画、平成3年から7年度でございますけれども、これらについて、トータルとして10%以上の普及率が賄える、こういうような内容がありまして、実質的に平成4年3月11日付で、下水道普及特別対策の拡充という、その通知が入りまして、平成4年3月24日に申請をさせてもらった内容であります。したがいまして、予算のスケジュールからいたしますと、大変厳しい内容で、当初無理があった。また、情報不足と言えばそれまでかもしれませんが、実質的にそういう内容であります。そのほかの内容については、私ども、かなり慎重に、今回、算入をさせていただいたつもりでおります。
 そんなことで、ちょっと御理解を賜りたいと思いますが、91ページの繰出金で、結果的には2億 5,550万という内容になりますけれども、今回、算入された内容を含めまして、トータルで公共下水道特別会計の財源振り分けをさせていただいておるわけでありますけれども、その多くは公債費でございます。シェアとしては 84.56%、それから、その次が事業費でありまして、約12%、さらに総務費関係で 2.6%、こんな配分で考えております。
 こういうことによって、プラスの繰出金を出すことによって、事業の変更はということでありますけれども、事業そのものにつきましては、変更はほとんどありません、このためにはですね。これは、財源内訳といたしまして、ただいま申し上げたような経費充当シェアと起債との振り分け、こういうことで御理解を賜れば幸いだと思います。
 それから、そういう意味では、平成7年度までの完成目標としても、基本的に従来から計画している内容と変わりありません。
◎社会教育部長(細淵進君) 最初に廻田文化センターにつきまして御答弁させていただきたいと思います。
 本件につきましては、当初予算の中で、公民館条例、図書館設置条例の改正をお願いいたしまして、11月23日のオープンに向けて、現在準備を進めているところでございますが、これの施設にかかわります補助金、国庫補助の御質問をちょうだいいたしました。当初予算におきましては、公民館 3,700万円、図書館 4,100万円を見積もり計上させていただいたところでございますけれども、今回の補正によりまして、公民館 1,700万円、図書館 500万円の追加をお願いさせていただくものでございます。
 増額の理由でございますけれども、当初見積もりの計上額につきましては、平成元年度に参考として提示されておりましたものを計上させていただいたわけでございますけれども、その後の年度差、財政状況等を勘案した中で、増額という形で提示されてまいったものでございます。
 なお、両施設の特色でございますけれども、公民館につきましては、視聴覚室をホールとして使用料を設定させていただいておりますけれども、昇降式のステージを設置させていただいた。2つ目としては、陶芸窯も設置されているわけでございますけれども、準備、処理スペースの確保をした。その他、いろいろあるわけでございますけれども、特に、身体障害者に対する施設面での配慮でございますとか、和室につきましては、視聴覚室の控室としても可能な動線の配慮をした、それらが施設の特色と言えると思っております。
 図書館関係でございますけれども、特に開架面積を 620平方メートルで、秋津図書館と大体同規模とさせていただきまして、スペース的にはゆったり化したスペースと思っているところでございます。なお、図書につきましては、開架5万冊、閉架3万冊、計8万冊の収納が可能である。その他、CD、CT 5,000本の収納、書架、雑誌 150タイトルが展示できる書架などでございます。特に当館につきましては、中高校生を対象といたしましたティーンズコーナーも設けさせていただいております。
 次に、ゲートボールの関係で御質問をちょうだいいたしましたけれども、本施設につきましては、既に53年1月から借用している場所でございます。その後、相続の問題が発生いたしまして、平成3年8月に土地開発公社の方で御購入をしていただいたという内容のものでございます。
 それで、今後の考え方といいますのは、恐らく増設なり何なりのことではないかと思いますけれども、御案内のとおり、ゲートボールにつきましては、公の施設としては8施設、借用地としては6施設あるわけでございますけれども、教育委員会といたしましては、お使いしていただいている対象が、高齢者の方が多いわけでございますけれども、生きがい対策、健康づくり、また、コミュニティーの場所としても非常に重要な施設であると理解しておりまして、これら施設につきましては、最低、各町1施設は必要であろう、こういうふうな考えを持っているわけでございますが、そういうふうな形で、現状の中では、全町に充足されているわけではございませんけれども、利用度等見た中で、用地等の確保ができれば、全町にそれら施設を確保して、体育の推進を図ってまいりたいと思っているわけでございます。
 以上でございます。
◎環境部長(石井仁君) 環境部関係について、2件の御質問があったので、回答させていただきます。
 最初に、歳入の環境保全普及啓発事業補助金の関連でございますけど、3番議員さんも関連質問ございましたので、一括回答させていただきます。
 これは、環境保全に関する普及啓発事業に対する、東京都の補助金でございまして、平成3年度より設置されたものでございます。補助対象事業が、先ほども言われましたけど、新規または拡充事業ということに限定されております。それで平成4年度におきましては、私ども、環境部の公害係の方で、小学生による環境に関するポスターの応募がありまして、それに対する継続補助ということになっております。それで実績は4年生、5年生、6年生、7校から 174枚の応募がありました。これについては、一部、環境週間に掲示させていただきました。また、都市建設部の緑政課の新規事業として、まだ実施されておりませんけど、緑の探検マップコンクールの経費として補助対象となっているものでございますので、御理解いただきたいと思います。
 次に、看板作成委託料について 176万 4,000円の件について御質問いただきましたけど、これもあわせて関連で、生ごみ減量機の問題について、一括回答させていただきたいと思います。これは、ごみ減量対策費の中での看板作成委託料として、当初、組ませていただきました。これはごみの分別が徹底されてない地域に、ある種の実験をしてみようという考え方で、当初計上させていただいたものでございます。内容は、実験地域を設定して、ごみの分別とは、というような、街角に変わったイメージの看板を立て、他の地域との変化を見たらどうかという提案もございまして、集積所に立てることもございますけど、あらゆる街角に立てて、市民にPRしていくという内容でございます。
 今回、この予算を一部組み替えた理由につきましては、当初見込んでなかった生ごみの減量機を導入し、公共施設や事業所等で、実験的に生ごみの減量対策を実施してみようという考え方で導入したというわけでございます。と申し上げますのは、日の出町最終処分場に向けてのごみ減量というのが、緊急かつ重要な問題であるということで、このようなごみ減量機を試験的に導入したいという考え方でございます。
 それで、前段で申し上げた実験地域に関しては、実験成果に支障のない範囲で、当初の計画を一部縮小して実施してまいりたい。その結果については今後も、広くごみ減量に向けて普及していきたいというように考えております。
 それから、ごみ減量機の内容でございますけど、家庭系のごみ減量機につきましては、既に御案内のとおり、平成3年度より4年間で 2,000基のコンポスターの普及に努めておりますが、事業系の生ごみについては、ほとんど手がつけられていない状況でございます。こうした事業所の生ごみの減量も今後考えていかなければならないことから、今回、デモンストレーション用として1基購入したいという考え方でございます。先ほど申し上げましたけれど、ごみ減量対策費の一部を組みかえて購入させていただきたいということでございます。
 御案内のとおり、生ごみというのは、80%が水分と言われておりますので、この機械は電熱によって水分を取る。それで生ごみの質によっては、6時間から10時間で粉末状のものが、肥料、堆肥系のものができるということで、量的には10分の1に減量されるという内容のものでございます。いろいろな品物が出ておりますけれど、当市においては、できるだけ速く減量できる内容の機械をということで、試験的に購入してみるという内容でございます。
 それから公共施設でも、特に学校、保育所等の生ごみが非常に多いわけでございますけど、今後もこのようなものを、所管が違いますので、よく横の連絡をとりまして、このようなものをさらに普及していけば、よりよいごみの減量になるというように思っておりますので、今回、行政内でも連絡をとり合い、できるだけ早く普及していきたいというように考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
◎総務部長(市川雅章君) 特別職報酬審議会につきましてお答えをしたいと存じます。
 確かに御指摘のとおり、任期が切れております。できれば引き続きお願いしたいというふうに考えておるわけですが、正式にまだ委嘱をいたしておりません。今年度5回ほど報酬審議会開催を予定しておりまして、改めて急ぎ委嘱の手配をしたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◎都市建設部長(中村政夫君) 4点につきまして、私の方から答弁させていただきます。
 初めに、駐輪場維持管理経費の関係でございます。御質問の中で、どういうところを整備するのかという点でございますけれども、今回、補正をお願いしております内容につきましては、東村山駅の西口駐輪場の通路部分と、同じ東村山駅の東口、土地区画整理事業絡みで、代替の駐輪場を設けるということで取り組んでおりますので、その増額分とを、今回、補正でお願いをさせていただきました。
 御質問の中で、課題の西友の問題、どうなのかという点でございますけれども、議会で御指導いただく中で継続的にお話し合いはさせていただいております。大変残念なことで、結果がまだ生まれておりませんで、申しわけなく思いますけれども、場の確保ということで、強くお願いをしておりますので、御理解をいただきたいと思います。また、関連いたしまして、西武鉄道の方にも交渉を持っておりまして、現在、借りておりますバスの待機所のそばに 190平米ほどの用地があるわけですけども、そこを約 500平米にふやした中でお借りする見通しが出ております。できる限り早く整備をして御利用いただきたい、こんなふうに考えております。
 次に、久米川駅のトイレ設計の問題でございます。久米川駅周辺の商店街の方々、また、駅を利用されている方々から、公衆トイレの要望が率直にございました。状況を判断する中で、今回、補正で調査を含めました基本設計にかかわる委託料を計上させていただきました。率直に申し上げまして、東村山駅の問題については、いろいろ御指導いただく中で、当初で見させていただいておりますけれども、久米川駅につきまして、非常に、御質問にもありましたように、場所というか、位置の問題が非常に難しさがあると思います。そういうことからして、調査も含めてということでございまして、御質問にもありましたとおり、どのようなトイレを考えていったらいいのか、位置はどうしたらいいのか、大変難しい問題がありますので、その辺は多くの方々に御指導いただく中で、一定の方向性を見出していきたいというふうに考えております。
 そういうことからいたしまして、関連に質問のございました、大変いい樹木がございますので、そういう問題のことも含め、十分検討をしていきたいというふうに考えておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思っております。また御質問の中で、他の駅の問題もございましたけども、現時点では東村山駅と久米川駅というふうに考えているところでございます。
 3点目に、再開発と都市計画事業関連用地の関係で御質問をいただきました。今回、関連用地といたしまして、野口町1丁目3の27番地に約 245平米の用地の取得をさせていただきました。御質問の鑑定に当たりましては、複数の業者から鑑定をいただいております。
 また、今後の計画の関係でございますけども、平成3年度に西口地区再生整備構想の案というものを策定させていただきまして、これらをもとに、市民の方々への報告、PR、ニュース等も発行しながら、整備をしていくための啓蒙とか、意識を高めることに、今心がけているところでございます。具体的な現時点での計画では、9月末から延べ8回に分けまして、西口地区周辺の方々に対して、一定の報告書の説明をさせていただく中で、地域の皆さんのお考えも聞いた中で詰めてまいりたいというふうに考えております。
 最後に北山公園の関係でございます。再生工事につきまして、事務手続上の問題も含め、大変御迷惑をおかけし、深く反省をいたしているとともに、いろいろ議会にも御指導をいただいております。日常事務の基本的な問題が足りないという強いおしかりも受けております。私も含めて、課長を通して職員にも指導、徹底をしているところでございます。本件につきましては、線路際に約19平米の用地がございまして、当面の処理といたして、土地開発基金で対応させていただいたものを、今回、一般会計で買い戻させていただきたいという内容でございます。事務の問題も含めて、努力していきたいというふうに考えておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと存じます。
◎学校教育部長(小町征弘君) 私の方から、中学校給食の検討委員会についてお答えを申します。
 まず、構成委員の人数等でございますけども、今考えておりますのは、学校関係者として9名を考えております。内容を申し上げますと、校長として、小学校校長、中学校校長、おのおの各1でございます。教頭が中学校から1人、さらに、中学校として教務主任、生活指導主任、学級担任は2人、養護教諭、栄養士という計9名を考えております。さらに2番目として、保護者代表を3人、小学校1人、中学校2人ということで、これはPTA等をお願いする予定でございます。3つ目の区分として、市民代表として、お二人を考えております。4つ目の区分といたしまして、学識経験者3人でございまして、1人は給食に明るい方、2人目といたしまして、学校保健会で医学的な知識がある方、さらに子供の発育発達に関して、外科から1名ということを、今考えておりまして、合計17名の構成を考えております。
 次に、どのような諮問をするのかということでございますが、大きく4つを考えております。まず1つとして、中学校給食が教育的役割、いわゆる教育の役割について考えていただくということが1点でございます。2つ目には、学校運営についてお願いしたいというふうに思っております。3つ目には、生徒の指導に関すること。4つ目には、家庭教育に関すること。大きく分けまして、この4つを考えてお願いしたいというふうに思っておるところでございます。
 3番目に、御質問の期間の問題でございますが、これにつきましては、おおよそ3年を考えております。
 関連で、4番議員さんからの御質問でございますが、公募制をしないのかということでございますが、基本的には、それぞれ専門分野から出ていただいて、幅広く考えていただくということを基本にいたしておりますので、公募制は考えておりません。
 2つ目の多様な意見がどう反映されるのかということでございますが、先ほど申し上げました、それぞれの団体等、あるいは選出区分から出られておりますので、多様な意見が十分反映されるというふうに考えております。
 3点目の公開の関係でございますが、現在のところ公開は考えておりません。
 以上です。
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
                午後2時36分休憩

                午後2時38分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
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◎企画部長(沢田泉君) 今、基本的な内容につきましては、16番議員さんにお答え申し上げたとおりでありますけれども、なお、その具体的な内容につきまして、各区、市の先進地の事例等を把握いたしまして、その対応を詰めておるところであります。
 なお現在、市政情報等案内の利用時間の予定でございますけれども、基本的には月曜日から金曜日までは、PM5時からPM10時まで、こんなふうに考えておりまして、さらに土曜日、日曜日、祝日、年末年始等につきましては、8時半から夜の10時まで、こんな対応を考えております。
 その他、今後の課題でございますので、早急に詰めさせていただきまして、なるべく早い時期のスタートを考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。土屋光子君。
◆26番(土屋光子君) 13ページ、地方交付税について、先ほど増の要因の説明がありましたが、増要因の中で、国保事業はどの事業内容で需要額が伸びたのか、その点を詳しくお答えください。
 それから、19ページ、市道 407号線歩道設置及び改良工事の件で、場所とか範囲、どのようにするのか、工事期間等、内容についてお知らせください。
 21ページ、民生費都補助金について、先ほどランクが変わったとお話がありましたので、その点はわかりましたが、さらに補助金を近隣市並みに、都と同額にならないものでしょうか。また、このような要望をどう受けとめているか、どう検討されているか、内容をお尋ねいたします。
 31ページ、自動車撤去処分助成金、8万円計上されています。これは何台分の予算なのか、自動車工業会よりの助成金が出るとのお話でしたが、そういったことは大変評価いたしますが、生産者が責任をとって、かかる費用の全額を企業が出すべきだと思いますが、企業への働きかけについて検討されているか、明らかにしていただきたいと思います。
 37ページです。海外派遣研修費用について、場所、研修目的など、具体的な内容についてお答えを下さい。
 それから39ページ、職員労働安全衛生費についてです。産業医委託料48万円が増となっておりますが、当初予算では96万円、大幅アップですが、その内容、実態についてお答えください。
 43ページ、東村山駅東口代替駐輪場整備工事増につきまして、増の内容について、そして駐輪場の内容につきまして、開所はいつごろを予定しているのかもあわせてお答えください。
 45ページ、納税貯蓄組合補助金減、当初では38万 4,000円の予算のうち、30万円の減でありますが、要因は何であるのか。納税貯蓄組合補助金は不要だと考えますが、今後どうされていくのかも、あわせてお答えください。
 それから57ページ、障害者世帯住み替え家賃助成事業都補助金返還金と、65ページ、ひとり親の返還金、それぞれ、これは利用されないで返還したものだと思いますが、実態をお知らせください。またどのような形で、こういったことを周知してきたのかもあわせてお答えください。
 87ページ、久米川駅南口トイレ設計委託料、今までの御説明でわかりました。障害者用も当然あると思いますが、その点、1点だけ確認させていただきます。
 87ページ、回田架道橋改築工事委託料につきまして、後でわかったことなんですが、今回の工事委託料9億 4,000万何がしの中に、西武鉄道に対しての手数料4%が含まれていることがありましたが、西武は負担金を出すどころか、手数料まで取る。こういった仕組みについて、市はどのようにとらえているか、お答えください。
 それから89ページ、護岸補修工事増につきまして、先ほど、前川とありましたが、その場所と、それから前川の準用河川格上げの話がありますけれども、そのことについてお答えください。
 それから91ページ、公園管理経費につきまして、公園等清掃作業委託料と空堀川広苑照明灯実施計画委託料、これについて、場所と内容について御説明ください。さらに、公園等砂場検査委託料41万 8,000円につきまして、子供たち、幼児が使う砂場で、大腸菌とか、それから回虫の卵、これは犬や猫のふん便によってですが、そういったことに汚染されている公園が、検査の委託料がついたことは、大変評価いたします。その中で、検査の内容、それからどのような公園を選ぶのか。1回限りではなくて、継続的にと考えますが、今後の計画についてお答えください。
 97ページ、中学校給食調査検討委員会経費につきまして、ただいま御説明がありましたけれども、今、メンバーは、もう既に選出されているのか、これからされるのか、そこのところを明らかにしていただきたいと思います。そして3年間という検討期間ですが、3年間はただこれを見守るだけなのか、どうするのか、そういったことについてもお聞かせください。そしてさらに、埼玉県庄和町が打ち出した来春からの学校給食廃止の方針は、さまざまな論議を起こしています。9月18日には、より豊かな給食を願う町民の運動が実って、給食廃止反対の請願が可決・採択されました。このような現状をどのようにとらえているのか、市長のお考えをお聞きしたいと思います。
 それから 101ページ、学校プール運営事業費について、小学校、それから 105ページに中学校と同じ項目がありますが、指導員がなかなか集まらなくて苦労していると話を聞いておりますが、その実態と、その集まらない原因をどう考えているのか、また、どのように検討されているのか、お聞かせください。
 それから 105ページで、中学校四中の用地取得に伴うものですが、完成予定を含めて、今後のスケジュールを、さらに四中に続き、七中についても進捗状況を伺います。
 107 ページ、市史編さん調査員報酬増とありますが、この増の中身は単価アップなのか、そうでないのか明らかにしてください。また調査員は専門職であるにもかかわらず、大変低い報酬だと思われますが、その点いかがですか。また、今の人数では、今後の市史編さん事業には難しいと思われますが、どう考えていらっしゃるか、その点もお答えください。
 さらに 119ページ、土地開発基金についてお尋ねいたします。現在の基金のあり高、1億9,000 万円を含めてのあり高、そして、現在保有している土地面積をお答えください。
 最後です。 120ページの予備費、先ほど御説明がありました、運動公園の拡張とか、四中の校庭用地のお金とか聞きましたけれども、こういったことは最初から予備費でなくて、最初からその項目に入れたらいいんじゃないかと思いますけれども、その点の見解について伺います。
 以上です。
◎企画部長(沢田泉君) 1つは、交付税の関係で、御質問は国保の内容だと思いますけれども、詳しく言いますと切りがないんですけれども、1つは、4年度に密度補正されております。これは総体的に国保の一般財源化に伴う4年度交付税算定状況ということでございまして、御案内のように、保健衛生費の経常経費に算入されるわけであります。その内訳の概略を申しますと、1つは基礎数値といたしまして、2年度の国勢調査人口を採用しているわけです。それから補正後の、それらを補正しますと16万 266人、これをベースにいたしまして、4年度の密度補正につきましては、 3,747万 3,659円という数字があります。さらに単位費用の新設加算がございます。この内容は、人件費と助産費、この単位費用が 693円であります。先ほど申し上げました基礎数字16万 266円に 693円を掛けたものが1億 1,604万338 円。で、4年度の新規算入合計としまして、1億 4,853万 7,997円という数字であります。さらに保険基盤の安定事業でございますけれども、これ、単位費用が 170円になっております。先ほどの基礎数値に掛けますと 2,724万 5,220円、こういう数字になるところであります。
 予備費の関係でございますけれども、確かに御指摘のように、当初から組める内容が、基本的には本来かと思いますけれども、御案内のように、1年間を通じながら一定の補正をさせていただくという中で、今回、特に国保事業の運営の問題とか、あるいは運動公園の拡張の問題につきましても、当初からその財源等、あるいは都市計画決定上の手続等、努力をして、当初から組みたいという気持ちもございました。しかしその見通しは極めて困難でございまして、組んだ後に財源の不足ができますと、全く運営困難になります。そのほかの状況につきましても、ただいま申し上げたような見通しの中から、予備費として、先ほど提案説明で申し上げました内容について留保をさせていただいた、ぜひ御理解を賜りたいと思います。
 それから土地開発基金の問題でございますけれども、先ほど提案説明で申し上げましたように、基準財政需要額の算出におきまして、一定の積算数字があるわけでありまして、基本的にはその需要額算入をされた総額を、今回、用地費に充てさせていただくべく考えたところであります。先ほど説明で申し上げました秋津ゲートボール場の基金からの買い取り、それから今回、新たに積み立てる額、この2つを加算いたしまして、そのような額になります。
 ちょっと面積につきましては、後ほど。面積と総額ですね。8月末現在におきまして、総積み立て額は約22億 4,900万で、このうち現金であるのが約11億 6,900万、で、土地は全部で約 2,696平米ございまして、これらを換算した数字と、先ほど申し上げました現金の数字は、現在積み立て額と同額であります。
◎都市建設部長(中村政夫君) 都市建設部関係について、何点か御質問いただきましたので、答弁させていただきます。
 初めに、市道 407号線の関係でございます。この 407号線につきましては、公共下水道絡みで次年度を予定していたわけでございますけれども、資料を出している中で、国の方からも一定の目安がついたということで、補正の中で事業化に取り組ませていただいた路線でございます。場所につきましては、青葉町2丁目の下堀橋から北の方へ約 550メートル、道路幅員が7メートルございますので、車道と歩道を区分するような改良工事を考えております。また工期でございますけれども、現在、設計等行っておりまして、11月上旬ごろから工事に入っていくような、現在予定でおります。
 次に、自動車撤去処分助成金の関係でございます。財団法人の日本自動車工業会ほか3協会によりまして、このほど路上放置車処理協会というのが設立されました。この中で、最高1台当たり1万 6,000円を限度として路上放置車に対する助成をしていただけるというような事柄がございまして、今回の補正で5台分の歳入を見込ませていただきました。
 また企業への働きの関係でございますけれども、関係する話し合いの中で、そのようなことも含めて要望をしていきたいというふうに考えております。
 次に、東村山駅東口の駐輪場の関係でございます。先ほど申し上げましたとおり、土地区画整理事業絡みで、新しい代替駐輪場を設置すべく、一定の予算をいただいております。今回、若干の増額をさせていただいたということで、この内容につきましては、約 2,000平米の用地がございますので、ネットフェンス、あるいは自転車を置くパイプというようなものをつくりながら、砕石を敷き、駐輪場として御利用いただくというような内容でございます。
 次に、久米川駅のトイレの関係でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、調査費を含めた基本設計を計上させていただいたということでございます。これから具体的な調査に入るわけですけども、身障者の対策も含めて検討していきたいというふうには考えております。
 次に、回田架道橋の手数料でなくて事務費の関係でございます。議案第57号でいろいろ御審議をいただきました。基本的には、道路と鉄道との交差に関する運輸省と建設省の協定をもとに、事務整理をさせていただいております。御質問の事務費の4%の問題でございますけれども、この辺につきましても、建設省と運輸省との覚書、これは平成元年10月31日付で覚書がされておりまして、道路の拡幅を行う立体交差工事における損失補てん及び事務費の取り扱い基準という中で、4%が示されておりますので、それらをもとにお願いをしたわけでございます。
 次に、護岸補修工事の関係でございます。対象河川といたしましては、前川のところの2カ所を予定させていただいております。玉石積みの部分がございまして、このところに、ことしの7月豪雨がございまして、崩壊したというようなことから、今回、補修をさせていただきたいということでございます。また前川の格上げの問題でございますけれども、議会でもいろいろ御指導いただく中で、準用河川へ格上げしたいということで、国、東京都の方へ足を運び、御指導をいただいております。現在、前川の現況とか、大雨のときの溢水の状況等をつぶさに報告をさせていただいているわけでございますけれども、遊水地の問題も含めて、大変大きな問題がございます。これらについては、可能な限り努力をしていきたいというふうに考えております。
 次に、公園の清掃の関係でございます。今回 167万 9,000円を予算計上させていただきました。内容的には空堀川沿いの下堀公園文化村のところの公園と、美住町の緑道等を含めた管理が東村山市の方へということでございますので、これらについての、一定の清掃作業委託料を組ませていただいております。
 次に、空堀川の公園の照明の関係でございます。これにつきましても、東京都の方から、大変いい公園をつくっていただきまして、その後管理をお願いしたいということでございまして、これらの公園についての照明灯の設置でございます。当初、空中線で考えておりましたけれども、占用条件等のことから、地下埋設というようなことから、このような額をお願いしたいということでございます。
 最後に、公園の砂場の問題でございます。いろいろ議会の方でも御指導いただいておりますけども、今回の補正で、約20カ所の砂場の検査をしていくというような考え方でございます。検査の内容といたしましては、大腸菌の検査を主目的に行いたい。また、どういう場所を選ぶのかということでございますけれども、公園の規模、あるいは利用実態を見ながら、抽出をしていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 21ページの東村山けやき会第2共同作業所運営費補助金減につきまして御質問ございましたが、これにつきましては、精神障害者の共同作業所の補助金、東京都の精神障害者共同作業所通所訓練事業運営費補助金交付要綱というのがございまして、その要綱によりまして、その施設の開所日数とか、あるいは指導員数、通所者数、そして年間の延べ訓練人員、それぞれ一定の基準がありまして、A、B、C、3つのランクがあるのは御案内のとおりでございます。東村山けやき会第2共同作業所につきましては、平成3年度まではAランクでございましたけれども、4年度につきましては、5月1日現在で、開所日数5日、指導員2人、通所者は16人でございまして、年間の延べ訓練人員についてはAランクの 2,750人以上ということを確保することが困難であるということがございまして、設置者とも十分協議の上、Bランクとさせていただいた内容でございます。
 施設の運営費の補助の増額についての御質問でございましたけれども、現在、東京都におきまして、施設補助制度の改正を、今検討しております。これらを踏まえまして、市単の補助につきましても、補助基準を、一定の補助基準を設ける等の検討を進めてまいりたい、そのように考えておるところでございます。
 それから57ページの関係でございますが、住みかえ家賃の助成制度につきましては、平成3年10月1日から開始をさせていただきまして、内容といたしましては、取り壊しのため立ち退き要求を受けている障害者世帯に対しまして、転居後の家賃と従前家賃との差額を助成して、住みなれた地域の中で、さらに住み続けられるような対応をしているところでございますが、対象者は、身体障害者手帳4級以上及び「愛の手帳」3度以上に該当するものの世帯でございます。返還金の8万 5,000円についてでございますが、10月1日の事業実施であることから、1件程度の助成申請があるものと見て計上しておりましたが、年度末までに申請がなかったということで、前年の部分を返還させていただいたということでございます。
 次に、この制度の市民への、いわゆるPRの関係でございますが、平成3年11月15日号の市報で、住みかえ家賃制度の内容については登載させていただいたところでございますが、また、実際の業務の中でもケースワーカー等によりまして、その相談の中で随時周知はいたしているところでございます。ちなみに、平成4年度につきましては、現在2件の申請がございまして、助成をいたしております。
 65ページのひとり親家庭等の住みかえ家賃助成事業等につきましても、同様でございますので、御理解いただきたいと思います。
◎総務部長(市川雅章君) 2点につきましてお答えいたします。
 まず第1点目の海外派遣研修の件でございますが、場所、目的ということですが、場所はヨーロッパ4カ国でございます。イギリス、ドイツ、フランス、オーストリアでございます。目的でございますが、これにつきましては、議案第50号、第51号で御質疑をいただき、いろいろ申し上げておりますが、端的に申し上げますと、今日の国際化の時代に対応すべく、職員の視野を広げ、国際感覚を身につける、こういうことでございます。
 2点目の産業医の内容、こういうことでございますが、月額8万円の6カ月分、48万円、こういうことでございますが、御案内のとおり、今日、我々の職務も非常に複雑多様化しております。また、人間関係も入り組んでおるわけでございますが、非常にストレスがたまっております。メンタルで病んでいる方も非常に多くなっている、そういうことで専門医にお願いをいたしまして、そうした職員のカウンセリングを行う、こういうことで措置をさせていただいたものでございます。
 以上でございます。
◎市民部長(入江弘君) 45ページの納税貯蓄組合の補助金についてお答えをさせていただきます。
 納税貯蓄組合につきましては、いろんな事情がありまして、平成2年度、3年度、総会が持てないという状態にありました。本年5月、2年ぶりに総会を開いたわけですが、そのときに、いわゆる本来の業務である納税貯蓄組合法第10条による活動は、今後、できないという結論が出ました。したがいまして、30万円を減額させていただいたということです。ただ、今後の活動としては、小中学校の租税教育の推進であるとか、あるいは納税のPR、口座振替の推進、こういったものに協力していくということに相なっております。したがいまして、具体的なその施策として、1つには、今、納税の標語を募集いたしております。あと1つ、11月の14、15日、恒例の産業まつりに、今申し上げましたような納税のPRをしていく。そのために、1つとしては、例えば納税ミニカレンダーをつくって配る、こんなふうな事業を、今考えておるわけです。したがいまして、それらの経費として30万をそっくり振りかえております。
◎学校教育部長(小町征弘君) 中学校給食の調査検討委員会の委員の選出について御質問いただきました。委員の選出については、現在、まだ選出をお願いしているところでございます。
 2点目に、3年間見守るだけなのかということでございますけども、おおむね3年かかってお願いしたいということでございまして、小学校給食については、より充実した給食を進めてまいりたいというふうに考えております。
 学校プールについてですけれども、小中学校とも指導員が集まらないではないかというようなことで、どこに原因があるのかということでございますけれども、本年度も8月3日から20日まで実施させていただきました。もちろんこれにつきましては、指導員につきましては努力をいたしておりまして、一応、各学校とも全校とも開催ができました。もちろん、集まらない原因につきましてはいろいろあろうかと思いますけれども、それぞれの学校に教育実習生等も見えておりますし、また、先生等から見つけていただくとか、あるいは、教育委員会でも指導室から市報等で公募いたしますので、来年度もことし同様に実施していきたいというふうに考えております。
 次に、四中の用地の関係でございますが、本年度中に地主の御理解を、御協力をいただければ、本年度中に買収していきたいというふうに考えております。その後、学校の整備等、校庭の整備等を考えていきたいというふうに考えております。
 以上です。
◎社会教育部長(細淵進君) 市史調査員にかかわる御質問をちょうだいいたしましたけれども、本件につきましては、当初予算の中で、いわゆる市史編さん事業に対しまして、原始、古代、中世、近代、民俗、自然等の各部門について調査の必要性が生じまして、当初予算の中でお願いしたわけでございますが、今回、お願いいたします内容は、いわゆる、作業の進捗状況の中で、調査回数の増分が生じてきたことが1つでございます。さらに新規調査分、これは追加内容といたしましては、現在、自然、民俗、原始でございますけれども、特に民俗につきましては、いわゆる市内の古老の方から、習慣、行事等をヒアリングする必要がある。これは時程的な問題もございまして、ここのところで補正をお願いするものでございます。
 なお2点目の、報酬費が低いんではないかという御質問でございますけれども、本件につきましては、いわゆる人勧等ございますと、特別職報酬等審議会の方に、必要が生じた場合には御諮問、御答申をいただくというシステムをとられているわけでございますけれども、これらの一環といたしまして、今、申し上げております市史調査員の方につきましては、非常勤の特別職職員という形になっておりますので、通年、これらを連動して単価等が見直されてきている、そういうふうな経過もございますので、それらの時期等を勘案した中で進めていくのが適切であろう、こういうふうに思っているわけでございます。
 3点目の、職員の問題で御質問ちょうだいいたしたわけでございますけれども、これらにつきましては、事業の進捗状況によって対応してまいりたいと思っておるわけでございます。
 以上でございます。
◎市長(市川一男君) お答えさせていただきます。
 当市の、中学校給食につきましては検討委員会を設置して、十分検討をしていただきたいという説明を申し上げております。関連いたしまして、庄和町の件で、市長はどう考えるか、という御質問ですけれども、新聞紙上では拝見しております。また、いろいろ論議が過去にあったというのも承知しております。しかし、今の段階で、前段に申し上げた内容等踏まえ、東村山市長としては、他市の自治体、他の議会等のことについてのコメントは差し控えたい、そのように思います。
◎学校教育部長(小町征弘君) 答弁漏れが1件ございましたので、お答え申し上げます。
 七中の用地の件で、御質問いただきました。この件につきましては、6月議会で19番議員さんから同様の御質問いただきました。その後残念ながら進展はございません。今後も、さらに努力してまいりたいというふうに考えております。
◆26番(土屋光子君) 何点か再質問させていただきます。
 回田架道橋の件ですが、西武への手数料4%の算出根拠をお答えください。(「詳しく言ってないんだよ」と呼ぶ者あり)さらに詳しくです。(「言ってないよ」と呼ぶ者あり)
 それから、市史編さんのところですが、低いんではないかと私はお聞きしているんですけれども、そのところの明確な御答弁がないようなんです。そこの点をもう一度、さらに詳しく教えてください。
 さらに海外派遣研修旅費のところで、職員が海外に行って、いろんなことを見てくることは大変いいことだと思いますので、この職員の選出方法についてお答えください。
 以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 再質問いただきました回田架道橋の関係でございます。先ほど、御答弁させていただいたとおり、基本的には運輸省と建設省の協定に基づいて、今回鉄道の方にお願いをしたということでございます。そういう中で、事務費4%の関係でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、元年10月31日付の建設省と運輸省との覚書ということがございまして、その中で道路の拡幅を行う立体交差工事における損失の補償及び事務費の取り扱いの基準額が示されております。そういう中で4%を見込んだということでございますので、ぜひ御理解をちょうだいしたいと存じます。
◎社会教育部長(細淵進君) この作業につきましては、非常に専門の知識のある方にお願いしているわけでございますけれども、博士課程を継続されている方でございますとか、内容によっては、大学の先生もお願いしているわけでございますが、近隣市の資料等見てみますと、主任調査員につきましては、全市でございませんけれども、近隣市並びに区、これは2区でございますが、主任調査員の報酬としては 8,025円、これは平均でございます。調査員につきましては 7,025円という関係でございますが、これらにつきまして、御指摘のございますとおり、非常に知識を有する仕事でございますので、それらの御質問の趣旨はわからないわけではないわけでございますが、いわゆる先ほど申し上げました、そういうふうな審議会の過程等を通して、所管としても考えをお話をさせていただきたいと思っておるところでございます。
◎総務部長(市川雅章君) 海外派遣職員の選出方法ということでございますが、今年度につきましては、50歳未満、在職10年以上の行政職の職員で、各部課長に推薦依頼を行いまして、庁議に諮って市長が決定した、こういうことでございます。来年度以降につきましては、市の独自の海外派遣研修を含めまして、選考基準を策定したい、要綱を策定したい、このように考えております。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) 休憩いたします。
                午後3時16分休憩

                午後3時43分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
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○議長(遠藤正之君) 質疑を続けます。小石恵子君。
◆13番(小石恵子君) 議案第64号について何点かお伺いいたします。
 まず15ページの柳泉園・秋水園広域化基本計画書策定負担金と、77ページの計画書策定委託料に関連してお尋ねいたします。先ほどの御答弁でわかりにくいところがありましたので、お尋ねいたします。広域化の御答弁があったのですが、計画書はどこに委託するとお考えでしょうか。東村山市が多くの負担金を出しているので、主導権があると思いますが、いかがでしょうか。
 それから、ごみ減量のためには分別収集などについて、組合に加入している人の話し合いが大切だと思いますが、どのように進んでいるのでしょうか。それから廃プラの処理については、どのような話をしていらっしゃいますか。リサイクルは、各市で取り組むとのことですが、ストックヤードの問題はどうなっているのでしょうか、お尋ねいたします。
 次に、17ページの廻田公民館使用料についてお尋ねいたします。待ちに待った公民館ですので、たくさんの人が利用すると思われますが、他の公民館の実績から考えまして、部屋の利用率を何%と見た額でしょうか。また、登録団体は使用料が免除されるわけですが、使用料を払う団体との比率はどのようになっているのでしょうか、お尋ねいたします。
 次に21ページの、杜の会久米川共同作業所運営費補助金増、同じく55ページの、この増についてお尋ねいたします。人数がふえて、BランクからAランクに上がったと伺いましたが、内容をお聞かせください。
 37ページの、職員採用試験作文採点謝礼について伺います。これはだれが採点したのでしょうか。どんなテーマの作文を書かせるのでしょう。その中で何を見るのでしょうか。当市の職員としてふわしいと言える人はどのような人だとお考えでしょうか。
 次に57ページ、老人日常生活用具増についてお伺いいたします。施設入所が困難であり、在宅で介助を受ける人が多くなってきましたが、どのような用具を給付されたのかお伺いします。
 同じく59ページの、老人自己設置福祉電話通話料助成増ですが、今、何人の方に助成していらっしゃいますか。去年からは、どれくらいふえたのでしょう。聞くところによりますと、行政の方から安否の確認電話がされているそうですが、これはいいことだと思いますが、所得制限など、厳しい条件があるようで、多くの人に広がりません。今後のお考えはいかがでしょうか。
 77ページの、清掃事業各種調査委託料について伺います。先ほど、16番議員さんに御答弁があったわけですが、この調査委託はどこになさるおつもりでしょうか。何を調査するのか、具体的に詳しくお願いいたします。
 同じく77ページの、集積所看板作成委託料減についてですが、先ほど御答弁があったわけですが、以前、不燃物、危険物用の缶をなくした方が、ごみの集積所がきれいだという意見がありました。看板があることで通行人がごみを捨てていくことがあるという声も聞いています。近くの人は、集積所の場所は知っているわけですから、今後のこの看板の対応についてお伺いいたします。
 79ページ、三多摩地域廃棄物広域処分組合負担金増ですが、先ごろから新聞などで問題になっております、シート破損などの問題が負担金増となったのでしょうか、お伺いいたします。
 最後に85ページ、消費生活相談員報酬増ですが、この増の中身を教えてください。また、今一番相談が多いのは何でしょうか。
 以上です。
◎環境部長(石井仁君) 環境部の関係について回答させていただきます。
 まず最初の、調査委託の関係でございますけど、これにつきましては、先ほども回答させていただきましたけど、柳泉園組合との支出の問題については、当市が、圧倒的にあのソフトの面で調査関係を考えている内容が多いわけでございます。と申し上げますのは、柳泉園組合は、もう既に4市で広域的に柳泉園組合という形で出発しているわけですから、現在、当市におきましては、今まで、過去30年近い単独事業としての事業を広域化へ進むというのは、いろんな角度で、慎重に検討していかなきゃならないというようなことで、今回の歳入に負担金として入ってきたわけですけど、これにつきましては、当市が主導権を持った中で、いろいろ調査委託をしてまいりたいと思っております。
 それから、柳泉園組合との話し合いでございますけど、これは先ほど、16番議員さんにも御回答申し上げましたけど、現在、し尿処理施設の縮小化という問題で、御承知のとおり、3年度までに東京都に対して、いろんな基本計画の経過がございます。その中で、東京都の方からもいろいろな角度での指導等もございまして、今回、柳泉園組合と協議をしているわけでございますけど、この内容につきましては、今後、し尿処理につきましては、両施設の老朽化の点検等、土地利用の問題も含めまして、先ほども報告しました、中間報告をさせてもらいました。今後のごみ処理施設の問題につきましても、先ほどの調査の内容の中で、さらに検討を加えていきたいと思っております。
 それから、4市との、リサイクルの取り組みの問題でございますけど、御承知のとおり、今後も、リサイクルの問題については、条例等の問題も、今後考えていくわけでございますので、その中で他市との連携を持ってやっていきたいと思っております。現在、東村山市と、それから他市の4市についても、お互いの認識は一致しているところでありまして、それぞれの経験をより生かして、リサイクルの関係については、これからも、よい施策が生まれるように検討してまいりたいと思っております。
 それから、廃プラの処理の関係でございますけど、都市ごみの中の廃プラのリサイクルには、まだまだ、いろんな問題があることは、もう御承知のことと思いますけど、エネルギーとしてのリサイクルも一つの方策だとは、いろいろな観点から言われているわけですけど、これも公害問題等も含めて、施設の整備等も含めた中で、慎重に考えていきたいと思っております。
 それから、清掃事業各種調査委託料の問題でございますけど、これの委託先ということでございますけど、これも先ほど申し上げましたように、過去に、今回もいろんな面で減額をさせてもらっておりますけど、それに関連して、引き続いて同じような調査、関連した調査がございますので、よく東村山の秋水園の実態を知っている業者にお願いしたいというふうには、基本的に考えております。
 それから、集積所の看板の件でございますけど、これも、先ほど質問者も言われましたように、街角をきれいにするということで、東村山は、できるだけ集積所には看板をできるだけ外して、その日に出して、その日に収集する、運搬するという考え方を当初からとっております。今後も、引き続きそのような方法で考えていきたいと思っておりますけど、また看板の問題につきましては、今回の内容は、さらに一歩前進した、ただ集積所に限らず、いろんな角度から市民に分別等、あるいは収集等の問題で理解をしていただける意味で、内容を濃くした看板を作成していくというような考え方で、これから進めていきたいと思っております。
 それから処分地組合の、広域処分組合の負担金増の関係でございますけど、これは御質問者も御指摘しているとおりに、最終処分場の問題については、シートの破損による水質調査等の問題も提起されております。しかし当初、市の方で負担金として出された金額がございまして、昨年度の実績よりも幾分下回って、今回、予算化されているわけでございまして、そういうものも含めて、今後、第2処分場の問題等含めて、昨年度同様の、3年度実績同様の金額を今回補正させていただいたということです。
 それで実は、遮水シートの汚水漏れの調査料については、組合等も協議したら、できるだけ現行予算内で賄っていきたいという回答を得ておりますので、今後も、よく協議しながら検討してまいりたいと思っております。
 以上でございます。
◎社会教育部長(細淵進君) 公民館の使用料、その他、2点御質問いただきましたけれども、1点目につきましての使用料でございますが、それぞれ他館の実績等勘案いたしまして、有料団体の使用区分数を予想して見込ませていただきました。1つといたしましては、集会室、これについては2つ部屋があるわけでございますけれども、月1回、午前、午後、夜間、3区分が使用されるものと見込んで、これの4カ月、さらにその他の部屋、これは美術工芸室、視聴覚室、保育室、料理教室、和室でございますけれども、これらにつきましては、月1回、午後の区分が使用される、そういうふうな見積もりをさせていただきまして、金額としては5万 1,800円。それとホールでございますけれども、月1回、土曜日、日曜日の午前、午後の使用が見込まれるということで、2万 9,200円。その他、機材器具使用料といたしまして、13万 9,200円を見込ませていただいたものでございます。トータルといたしまして、22万円でございます。
 2点目の質問でございますけれども、登録団体と使用料を払う団体との比率でございますが、これは一例として、中央公民館の平成3年度におけます全使用可能区分数に対します、いわゆる、有料の区分数の割合で御理解ちょうだいいたしたいと思いますけれども、これの割合は 9.5%でございます。
 以上でございます。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 杜の会の共同作業所につきましては、平成3年度まではBランクでございましたが、平成4年5月1日現在の通所者が24人、そして指導員も1名ふえて4人となりまして、年間の延べ授産人員も 3,350人以上確保できる見込みが確実になりましたので、設置者とも十分協議をさせていただきまして、Aランクに格付けさせていただいたということで、補助金の交付が決定になりまして、 516万 3,000円の歳入増額となったところでございます。歳出につきましても、都の補助金、市の単独補助合わせまして 643万 4,000円の増額を計上させていただきました。
 以上です。
◎総務部長(市川雅章君) 職員採用試験の作文につきましてお答えをいたしたいと思います。
 まず、だれが採点するのか、こういうことでございますが、専門的な知識をお持ちの方にお願いをしている。具体的にだれということについては御勘弁をいただきたいと存じます。
 どのような作文を書かせるのか、こういうことでございますが、過去の一例で申し上げたいと存じます。「最近特に感動したことについて」、「国際化について」、「現代若者のモラルについて」、このようなテーマでございます。その中で何を見るのか、こういうことでございますが、作文、論文は、その人の総合評価するに非常にいい、このように言われておりますが、知識、人物、識見等でございます。
 職員にふさわしい人とはどんな人か、こういうことでございますが、一口には申し上げられませんが、当然、資質の豊かな人、また意欲のある人、公平であり、公正である職員、このような職員が望ましい、このように考えております。
 以上です。
◎保健福祉部参事(粕谷クニ子君) 57ページ、59ページについてお答えさせていただきます。
 まず、57ページの老人日常生活用具の増についてでございますが、どのような要求かということですが、特殊寝台10台とマットレス10台の増でございます。
 それから59ページの、老人自己設置福祉電話通話料助成増の関係でございますが、これにつきましては、基本料金の改定に伴う増でございまして、現在何人の老人に助成しているかということですが、70件で、前年に比較しまして10件の増でございます。
 それから所得制限があるが、今後の考え方ということですが、これだけの助成ではございませんので、高齢者の助成事業、ほかにも関連いたしますので、現在は特に考えておりません。
 以上です。
◎市民部長(入江弘君) 85ページの、消費生活相談員報酬の増についてお答えをさせていただきます。
 増の理由ですが、1つとしては、報酬条例改正による増があります。主な増要因といたしましては、現在、3人の相談員が週4日相談に当たっております。ただ最近、何というんでしょうか、消費生活の問題については複雑多岐というんでしょうか、非常に深みのある相談がふえてきているということで、東京都におきましても、かなり多くの研究会等が開催されております。したがいまして、やはり一定の知識をつけるという意味で、勤務の指定日以外に相談員の方、お勉強をしていただいております。ちなみに、4月から8月まで見ますと、3人で54日間、そういった研修、これはまあ研修だけじゃなくて、行政側の相談とか、いろいろ含めてですけれども、そういったものが、今回の増額の主な内容です。
 それから最後に御質問あったのは、相談件数で何が多いかということでしょうか。(「一番多い相談は何か」と呼ぶ者あり)契約解除、この問題が一番多いです。
◎環境部長(石井仁君) 1点、ストックヤードの関係について回答を落としてしまいましたけど、先ほど来、回答ささせていただいておりますけど、リサイクルセンター等の絡みもございますので、その辺を含めて、今後とも、リサイクル問題については、ストックヤードは大きな問題でございますので、十分検討に入れてまいりたいと思っております。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。木内徹君。
◆3番(木内徹君) 先ほど3点ばかり関連でやりましたので、4点についてお伺いいたします。
 もちろん歳出部分ですけども、61ページの在宅サービスセンター都補助金返還金、これはかなり高額に上っておりますので、その要因についてお伺いをいたします。
 次に77ページ、動物死体安置所設置工事、これについて内容をお聞かせいただきたいと思います。
 次、3点目、89ページの工事請負費、これは市道 407号線というふうに載っております。歩道設置ということですので、街路樹の植栽がされるのかどうか、その点についてお伺いいたします。
 これに関連いたしまして、歩道そのものが、かなりアップダウンが激しい歩道がございます。それはいわゆる歩道部分で、民地への出入り口の配慮から、縁石が非常に高いのと、あるいは滑らかにいっているのとありまして、特に、余りにも民地の出入りに配慮をいたしますと、かなり低くなったり、その意味では歩道、特に車いすの方々は、アップダウンが余りにも激しいと大変歩行困難となりますので、その点についてお伺いいたします。
 最後になりますけども、これは 103ページ、小学校校庭高木整枝委託料増というのが 150万円あります。この件につきまして、秋津小学校だということで、私も見に行ったんですけども、桜のあの見事な木がかなり道路部分、枝おろしがされておりました。もちろん、いろんな理由があるとは思いますけども、特に、最近では富士見町で、桜の木の保存をしてくれという保存運動もありました。一方で、公共施設の木をかなり切ってしまうということには問題がある。特に、もちろん付近住民のいろいろと、日陰になるから切ってくれ、あるいはまた、学校の管理上問題があれば、必要最小限度の枝おろしは必要かと思いますけども、今回の話は、どうも学校も、また近隣の住民からの要望は何か受けてないみたいな……。そうしますと、ほかの理由があると思いますけども、その理由についてお伺いしておきたいと思います。
 以上です。
◎保健福祉部参事(粕谷クニ子君) 61ページの在宅福祉事業費補助金の返還分についてお答えいたします。
 3年度の在宅福祉事業の補助金の精算による返還金でございますが、当補助金の交付申請の際に、基本事業の基準額、1日当たりの利用人員10人以上、10人以下という基準がございまして、交付申請の時点で、10人以上の 3,230万 9,000円で申請いたしましたが、最終的には、基準を下回ることになりまして、9人以下の 2,423万 1,000円という数字が出てしまいまして、最終的な精算の減ということになっております。
◎環境部長(石井仁君) 動物死体安置所設置に関する問題でございますけども、御承知のとおり、最近のペットブームを反映してか、非常に取り扱いが多くなってきたというのが実態でございます。今まで秋水園には、その安置所がなくて、動物愛好家の市民から苦情や、安置所の設置の要望があったことも事実でございます。それで、現在の処理方法といたしましては、園内に持ち込まれた動物死体につきましては、冷凍庫に保管いたしまして、毎週月曜日、業者に引き渡しまして、丁重に処理させていただいているのが実態でございます。
 以上でございます。
◎都市建設部長(中村政夫君) 3点目に御質問いただきました、市道 407号線の関係でございます。この道路につきましては、幅員が7メートルございまして、車道 5.5、歩道 1.5というような中で、現状ではガードレールで区分してあるというような内容でございます。そこを車道と歩道を1段高くして区分をする工事でございますけども、御質問の植栽について、どうしても2.25メートル以上の幅員がないとどうしても植えられないというようなことが、状況として出てまいります。考え方としては、そのようなことで進んでおりますけども、補助の内容、またこの道路幅員構成の問題で、大変難しい場所でございますので、御質問の趣旨はよくわかりますけれども、本路線の整備に当たっては考えておらないというのが内容でございます。
 また、道路と民地との、とり合いの問題でございますけれども、おっしゃるように、いろいろ課題、問題がございます。歩行者、自転車あるいは車いす等の負担のかからない歩道づくりというものを考え、段差の解消を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
◎学校教育部長(小町征弘君) 秋津小学校では、校庭の東から西側にかけまして、31本の桜の木が、御存じのように、ございます。植栽しましてから30年経過いたしまして、立派な樹木になっているわけでございますけども、この間、ほとんど手入れをしてないことから、市道にはみ出し、市道の半分強を覆う状態となっていたところでございます。東側の住宅の方から、学校に対して、日当たりの悪いこと等、枝おろしの要望がございました。また、氷川神社の祭礼等で、山車の通るのに妨げになるというようなことも要望としてございました。さらに、電線に接触するおそれがあったというようなことなどから判断いたしまして、今回、予算措置をお願いいたすものでございます。
 なお、学校側から、児童への危険防止のため、夏休み中に実施してほしい旨の申し出がございました。そんなことで、急遽予算流用させていただきまして、対応いたしたところでございます。整枝に当たりましては、極力緑を残すために、必要最小限度にとどめ、実施いたしたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) 議案第64号について、順次質問をいたします。
 まず最初に5ページの債務負担行為のうち、回田架道橋関係を、87ページの本年度分を含めて伺います。本定例会の当初議案の質疑の中でも、一定の答弁があったわけでありますが、本件委託費の契約金額の妥当性についてであります。所管は、都が委託費契約金額について審査しているとの答弁をしたように思うのでありますが、そこで①として伺いますが、都が行っている委託費契約金額の妥当性に関する審査が完了していないにもかかわらず、なぜ当初議案として提案したのか。
 ②、いつ都の審査は完了するのか。
 ③、当初予定した契約金額が、5割に当たる約3億円も増額した理由と、その経過について明らかにしていただきたい。
 ④として、本件委託費は、先ほど同僚議員からも指摘がなされておりますが、委託先の西武鉄道に、4%である約 3,000万円の事務費が、全く工事を担当しないにもかかわらず、算定されているとの答弁があったわけでありますが、西武鉄道が、各建設業者に発注する際に予定されている金額を明らかにしていただきたい。さらに、各工事ごとの、予定工事費に含まれている事務費を、それぞれ明らかにしていただきたい。
 ⑤、先ほどの同僚議員の質問に対して、この4%の事務費につきましては、建設省及び運輸省の協定、時には覚書という言葉も使っていたようでありますが、これに基づいてという答弁があったわけでありますが、これは、何年何月何日付のものであるか、また、その覚書の該当する文言はどのようになっているか、明らかにしていただきたい。
 ⑥、当初議案で、本件工事を委託契約として提案した件に関し、与党議員からも、その適法性について一定の質疑がなされているわけでありますが、内容が実質的に工事の請負契約であるにもかかわらず、委託契約の承認をするといった形式で、議会に提案した手続について、法令上の問題については、どのように考えているか、明らかにしていただきたい。
 次、12ページの地方交付税増について、その原因となった基準財政収入額減及び基準財政需要額増の具体的内容を、それぞれ明らかにしていただきたい。
 ②として、収入減の要因はどのようなものであるか。
 ③、前年度繰越金補正計上の理由を明らかにしていただきたい。
 ④、財政構造について、当市の財政構造についてどのようにとらえているか。
 ⑤、財政構造に今後支障はないかどうか、この点についても明らかにしていただきたい。
 次、14ページ、清掃負担金及び77ページの基本計画策定関係をあわせて伺います。陳情も出されているようでありますが、どのようなコンセプトで広域化を行うのか。急遽予定した方向を変えざるを得ないというようなこと自体が、市長の行政哲学の欠如だと言わざるを得ないのでありますが、広域化へと方向転換した経過、理由を踏まえ、市長自身、どのように取り組んできたのか、具体的に明らかにしていただきたい。
 16ページ、土木使用料のうち、市営住宅共益費について、93ページの市営住宅費、管理費とあわせて伺いますが、①として、市営住宅の共益費の算定基礎に繰り入れられている費用を具体的に数字を挙げて明らかにしていただきたい。
 ②、エレベーターの保守管理費用は共益費に含まれているかどうか。エレベーターの電気代は共益費に含まれているかどうか、これも明らかにしていただきたい。
 16ページ、土木手数料の内訳、根拠をそれぞれ具体的に明らかにしていただきたい。
 21ページ、日常生活用具給付事業等補助金の内訳と増額理由、及び本件給付事業の最近の実績を明らかにしていただきたい。
 21ページ、公害対策補助金について、啓発事業の内容及び75ページの公害対策事業費に関して、違法操業を行っている久米川3丁目の紺野鋼業に対する指導はどのようになっているか。昨年提出させた、念書の内容はどのように実行させていくお考えか明らかにしていただきたい。
 35ページ、不況がさらに深刻化しているわけでありますが、まず諸外国から日本企業の交際費、出張費の金額の大きさが、諸外国には例のない極めて異質なものとして強く指摘されており、民間企業の側も不況下の減量経営という観点から、交際費及び出張費については極力抑えていく方向にあるわけであります。
 そこで①として伺いますが、現在の経済動向を踏まえ、財政所管として、旅費及び各種手当の支出について、どのような考え方を持っているか。
 ②、一般会計総務費のうち、議員を含む旅費は何%になるか、及び議員を含む旅費の総額を明らかにしていただきたい。
 ③、議員は、本年度は、海外出張の予定がないとの答弁が、当初議案であったわけでありますが、理事者のうち助役が本年度に中国に海外出張する際、議員が同行する予定はあるかどうか。また、助役に同行する議員に対し、本年度は議員の海外出張旅費は計上されないという答弁があったわけでありますが、助役に同行して訪中するような場合、本年度は公費支出されないものが、来年度は公費から議員に海外出張旅費が支出されるようなことはないかどうか、この点についても明確に答弁をいただきたい。
 ④、議会事務局議事係職員は、5年前と比べて速記の事務は全く廃止されているわけでありますが、既に3名のうち2名の職員が異動したわけでありますが、残る1名について、異動対象としない理由はなくなっていると言わざるを得ないのであります。この残る1名について、どのように異動に対して取り組むお考えか明らかにしていただきたい。また、速記事務を担当していた時代の議事係3名を維持する理由が、既にないのではないかと思われますので、この点についてもどのようにお考えか、明らかにしていただきたい。
 73ページ、職員人件費について、定数上の問題、とりわけ保育所用務員、水道事務所、新システム推進室の問題について、まず①として、どのように検討をしているか。
 ②、保育所用務員2名のうち、1名を給食調理に回すかのような話を聞くのでありますが、小学校給食職員と用務員の定数を具体的に明らかにしながら、どのように適正化を考えるおつもりか明らかにしていただきたい。
 ③、特勤手当について、条例でなく規則で支出している法令上の問題を、町田市の監査請求の結果を踏まえ、明らかにしていただきたい。また、特種勤務手当の内容を具体的に、所管ごとに明らかにしていただきたい。
 ④、旅費が支給し得る公務の範囲について明らかにしていただきたい。また既に指摘した、理事者が個人として当事者となっている裁判を傍聴することが、公務に該当するか否かについても、国、都の見解はどのようになっているか。国、都の見解を明らかにしていただきたい。
 ⑤、本年度予定している、職員の海外研修の派遣先ではなく、研修の具体的内容について明らかにしていただきたい。(「朝木議員がいなくて……」と呼ぶ者あり)3番議員、静かにしなさい。
 ⑥、職員採用試験関係で、作文の採点者につきまして、先ほど、同僚議員から質問がなされたわけでありますが、ペーパーテストの採点の委託先で、作文の採点を委託することについて、どのような取り組みがなされたか。また、1次試験に作文を含めている自治体は、23区、27市ではどのようになっているか。さらに、作文は1次試験ではなく、2次試験に回し、1次はより客観的評価を目指すべきではないと考えるわけでありますが、この点についてもどのようにお考えか。
 41ページ、市政情報の録音の委託先はどこであるか。また、このシステムの内容を具体的に明らかにしていただきたい。
 同じく41ページの庁舎維持管理、整備関係について伺います。
○議長(遠藤正之君) 朝木議員にお願いしますけどね、ほかの議員さんにも大分御協力いただいてますので、時間を見て、なるべく協力してください。
◆5番(朝木明代君) だれのための議会なんですか。何のための議会ですか。
○議長(遠藤正之君) お願いしているんです。
◆5番(朝木明代君) 理由もなく休むからいけないんですよ。
○議長(遠藤正之君) お願いしちゃいけないんですか。
◆5番(朝木明代君) 理由もなく休憩したことの説明しなさい、じゃあ。
○議長(遠藤正之君) 皆さんに御協力いただいてますので、朝木議員にも協力してください。(議場騒然)よろしく。
◆5番(朝木明代君) 41ページの庁舎維持管理、整備関係について伺います。
 ①として、コミュニティ課、浄書室、環境部等の職場環境の改善は、その後どのように図ってきたか。
 ②、庁舎内の禁煙対策は、どのように取り組んできたか明らかにしていただきたい。
 43ページの固定資産評価委員に関して伺いますが、念のために伺っておくのでありますが、マンションと戸建の評価の方法について、相違点を具体的に明らかにしていただきたい。
 45ページ、納税貯蓄組合補助金の減額の原因につきましては、先ほど一定の答弁がなされたのでありますが、この納税貯蓄組合につきましては、2年連続で総会も開かれなかったとの答弁があったわけであります。各個別の納税貯蓄組合につきましても、総会が開かれてないようでありますので、事実上、納税貯蓄組合は解散したと言わざるを得ない実態であると思われますので、具体的にその点について伺いますが、91年度の納税貯蓄組合のそれぞれの組合の活動はどのようなものであったか、明らかにしていただきたい。また、消耗品の内容につきましては、先ほど、一定の答弁があったわけでありますが、事実上日常的な活動をしていない納税貯蓄組合に、この消耗品についても委託するということについて、所管はどのようなお考えであるか明らかにしていただきたい。
 45ページ、固定資産税関係の委託について、具体的中身をお答えいただきたい。
 55ページ、けやき会共同作業所補助金減の原因につきましては、先ほど、AランクからBランクに通所者の人数が減ったということで、格下げされたという答弁があったわけでありますが、精神障害者の施設である平成の里の運営上の問題点、精神障害者の共同ホーム設置の方向づけと現状について明らかにしていただきたい。
 55ページ、とんぼ作業所について、今後の位置づけと取り扱いを明らかにしていただきたい。
 63ページ、民間保育所助成費及び保育所設置費について、あわせて伺いますが、(傍聴席より呼ぶ者あり)保育所措置費……。
○議長(遠藤正之君) 傍聴席は黙っていてください。黙っていろって言っているんだよ。
◆5番(朝木明代君) 補助金の(傍聴席より呼ぶ者あり)返還の原因……。
○議長(遠藤正之君) あんた、関係ないの。傍聴規則あるんだから。
◆5番(朝木明代君) について、明らかにしていただきたい。また、無認可保育所への助成をあわせ、今後どのように検討を加えるか明らかにしていただきたい。(議場騒然) 75ページ、3番議員、静かにしなさい。
○議長(遠藤正之君) 朝木議員、早くやって。
◆5番(朝木明代君) 3番議員、静かにしなさい。(「傍聴席、静かにしなさいって言いなさい」「そうだよ、傍聴席」と呼ぶ者あり)(議場騒然)3番議議員、静かにしなさい。
○議長(遠藤正之君) 続けないと、もう終わりにしますよ。
◆5番(朝木明代君) 75ページの清掃人件費について伺いますが、①新システムの収集コストと不燃物収集コスト、民間委託分の可燃物収集コストを、それぞれ明らかにしていただきたい。
 ②、不燃物収集を民間に委託するという動きがあると聞くのでありますが、この点について、どのような理由で民間委託の方向で検討をしているのか、明らかにしていただきたい。
 77ページ、リサイクル作業場運営経費について伺いますが、①、抜き取りは十分でないのではないか。
 ②、委託業者の、水野商会の業務の内容を人員配置、作業時間等を具体的に明らかにしていただきたい。
 ③、不燃物回収量合計のうちの、抜き取り分の割合と総重量を明らかにしていただきたい。
 77ページ、調査委託料の内容と委託先について明らかにしていただきたい。
 77ページ、ごみ減量対策費について伺いますが、本町1丁目のマンション建設等でのごみ置き場に見られるように、市内各地でごみ集積所設置所について、紛争が発生しているわけでありますが、これについて、どのように対応するお考えか、明らかにしていただきたい。
 79ページ、広域処分組合負担金について、処分地の日の出町と秋川、桧原、五日市の3自治体の間で紛争が尾を引いているのではないかと思うのでありますが、現状の問題点はどのようになっているか明らかにしていただきたい。
 83ページ、農業振興対策事業に関し、①、協力員の業務内容はどのようなものであるか。
 ②、市内農家による市場への出荷量と、無人販売等の直販量の割合はどのようになっているか、明らかにしていただきたい。
 85ページ、消費者対策事業費増に関して伺いますが、①、反訳して製本する8月に行われたフォーラムの運営方法について、行政の他の所管の事業との整合性をどのように考えているか。
 ②、消費者対策行政の範囲と消費者運動との範囲、これについて所管はどのように受けとめているか明らかにしていただきたい。
 続いて89ページ、河川維持管理費について伺いますが、この工事請負費の護岸補修工事につきましては、前川の補修であるとの答弁がなされたわけでありますが、前川のうち化成小学校西側の護岸につきましては、大雨の降るたびに、近隣の方が溢水に悩まされ、床下浸水の被害をたびたび受けているわけでありますが、この化成小学校西側の前川の改修については、どのような予定で検討をされているか明らかにしていただきたい。
 91ページ、北山公園等維持管理費について伺います。この委託料のうち、公園等樹木手入れ作業委託料増及び公園等清掃作業委託料増についてでありますが、この委託先はどこであるか、具体的に明らかにしていただきたい。
 次、 115ページの秋津町ゲートボール場用地取得について伺いますが、これは53年1月から市が借用していたゲートボール場であるとの答弁がなされたわけでありますが、このゲートボール場の買収に当たっての、契約の相手方はどなたであるか、明らかにしていただきたい。
 続いて91ページの北山公園維持管理費について、先ほどの質問の関連で伺いますが、公有財産の購入費ということで、北山公園用地取得費が計上されております。これは先ほど、同僚議員からも、この用地取得の経過については質疑がなされ、一定の答弁がなされたわけでありますが、この北山公園につきましては、昨年の9月議会で、3期工事の契約議案が可決された後、現在に至るまで、3期工事については工事がなされていないのであります。そこで伺いますが、3期工事の契約以降、特に手続を含めて、現在までの経過を具体的に明らかにしていただきたい。
 以上です。(議場騒然)
◎助役(原史郎君) 私の方から御回答する点が2点ほどございますので……。
○議長(遠藤正之君) お静かに願います。
◎助役(原史郎君) 順不同となりますけれど、御回答申し上げます。
 1つは、今議会におきまして、旅費の改正について、議案第50号、51号で改正をさせていただきまして、中身は全体的な改正で、海外出張の旅費も含んだ内容でございますが、私自身、出張は、公務として出張しますが、議員の方もいらっしゃいますけれど、旅費の支出はいたしません。こういう内容でございます。
 また、裁判関係の訴訟の問題でございますが、理事者自身が、いわゆる公共行政の上、必要性があるために行った行為を個人で訴えるということは、甚だ私は遺憾だと思っております。(「そうだ」と呼ぶ者あり)したがって、公共行政の推進に当たりまして、今後も引き続き、裁判等については、公務として職員の出張をさせる予定でございます。
◎都市建設部長(中村政夫君) 私の方から何点か御答弁をさせていただきます。
 初めに回田架道橋の問題でございます。その中で契約金額の妥当性の問題、この関係につきましては、契約議案の中で御質問を受け、答弁させていただいたとおりでございまして、私どもといたしましては、東京都の指導をいただく中で判断させていただいておりますので、妥当であるというふうに考えております。
 また、4%の関係でございますけれども、(議場騒然)立体交差工事における損失の補償及び事務費の取り扱いについてということで、建設省等の関係の覚書があるということは、先ほど申し上げたとおりでございます。その中で、一定の金額が示されておりまして、その基準額に基づく本件の契約については4%であるというふうに明記されておりますので、これに基づいて、東京都の指導を得ながら、事務費の計上をさせていただいたということでございます。
 御質問の中で、覚書云々、日付云々とございましたけれども、平成元年10月31日というふうになっております。
 また、予定工事費の年次的な事務費の関係でございますけれども、4カ年工事に分けての4%ということで、それぞれ土木工事、軌道工事、電力工事、通信工事に基づく工事費の4%を組ませていただいたというような内容でございます。
 また金額が変わってきている点についてでございますけれども、当初の計画の中で、運輸省、建設省の中で、鉄道側が指導を受けてきた構造に変えたというようなことからして、一定の経緯の中でこのようになってきたということでございますので、御理解をいただきたいと存じます。
 次に、土木手数料の関係で、内容、根拠でございますけれども、内容的には優良住宅及び良質住宅の認定手数料ということでございまして、租税特別措置法第63条に基づく申請が出されましたので、市の認定事務に関する規則に基づき、審査をし、手数料をいただいたというのが内容でございます。
 次に、河川維持経費の関係でございます。護岸の関係で、補正で先ほど申し上げましたとおり、2カ所の補修を、護岸補修をさせていただくということで、説明をさせていただきました。御指摘の化成小学校の西の場所でございますけれども、現時点の中での予定は入ってございません。状況を把握した中で、今後の対策を講じてまいりたいというふうに考えております。
 次に、北山公園の委託料の関係でございますけれども、土地所有者の方の御配慮もいただきまして、土地を約 2,100平米お借りしたということでございまして、この管理につきましては、従来からいろいろ御指導いただいております多摩湖町水菖組合にお願いをしていきたい、このように考えております。
 次に、北山公園絡みでの経過の問題でございます。その後の問題といたしまして、幾つか御質問いただいたわけでございますけれども、4年5月16日付で、新設水路の認可申請をし、これに基づく許可受理が4年6月9日されたということです。そして、翌日の6月10日付で国有財産法の関係の用途廃止、交換の申請書を提出をさせていただいております。いずれにいたしましても、3期工事があのような形で、大変御迷惑をおかけいたしております。私どもといたしましては、何とか工事を再開したいということで、議会の方々にも、いろいろお世話をいただきながら取り組んでいるところでございまして、一日も早く工事が再開できるよう、さらに努力をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上です。
◎環境部長(石井仁君) 環境部関係について何点か回答させていただきます。
 最初に、広域処理の問題についてでございますけど、これにつきましては、東村山の廃棄物処理行政は37年から、現在まで30年間にわたって単独で処理してきた経過がございます。日の出町の最終処分地の延命、そして第2処分場の確保と、その運営のための減量化、さらに、地球環境にやさしい施策と同時に、当市の健全財政の運営等、総合的に考慮して、広域化の方向について、現在検討しているところでございます。
 2点目の公害対策費の問題でございますけど、環境保全普及啓発事業補助金については、先ほど10番議員さん、3番議員さんに御回答申し上げた内容でございます。
 それから、公害対策費の紺野鋼業についての指導でございますけど、昨年7月15日付でもって計画書が提出されておりまして、これにつきましては、現在の位置から4年から5年計画で加工をやめ、材料置き場とするというような、移転先につきましては、現在、市内不動産屋に話し合いを持って、今、物色中であるということで、それまでは加工についてはできるだけ自粛しながら、付近に迷惑をかけないようにやっていく。それでこのような計画書が出ておりますので、計画書の実行については、今後、十分指導していきたいと思っております。
 それから、とんぼ作業所の今後の位置づけでございますけど、これは福祉関係で質問があったわけですけど、現在、とんぼ作業所の関係につきましては、今後のリサイクルの作業所の内容検討の中で、十分検討して、位置づけについては今後の現状を、現在は現状でございますけど、今後の問題については、その中で検討してまいりたいと思っております。
 それからコストの問題でございますけど、先ほど、細かく分析ということで質問がございましたけど、現在、私が把握している内容については、総体的な秋水園のごみ処理単価の分析をやっているところでございまして、1トン当たり3万 6,639円のコストになっておりまして、キログラム当たり、36円でございます。
 それから、不燃物の民間に委託する動きがあるかどうか検討をということでございますけれど、この辺については、今、清掃行政は大きな転換期に来ているようなことは御承知のことと思いますので、今、庁内検討委員会で十分、今後のリサイクルの問題を含めて検討しているところでございまして、民間委託の問題については、いろんな角度から重要な問題でございますので、慎重に検討してまいりたいと思っております。
 それから、リサイクル作業所の関係でございますけど、先ほどの御質問の中で、抜き取りが十分でないのかというような御質問でございますけど、ちょっと御質問の内容が、私、理解できないわけですけど、リサイクル作業所については、瓶、缶を収集して、現在、アルミ缶、スチール缶との区分をやっておりまして、瓶についても、さらにそれを区分けして実施している方向づけで、十分でないということはないわけですけど、その後、質問いたしました水野鋼業の作業内容でございますけど、これについては、8時半から5時まで、不燃物がピットに入りまして、破砕にかける不燃物の途中で有価物を引き抜いているわけでございますけど、これについては、誠心誠意やっていただいているわけでございますけど、分別とか、その排出段階のいろんな問題がございまして、相当多くの瓶、缶がまだまざっているというのは事実でございます。この辺のものを含めた中で、今後も十分検討をしてまいりたいと思っております。
 水野商会でございます。失礼しました。
 それから、調査委託料の内容でございますけど、先ほど来、この内容については細かく回答しているつもりでございますので、割愛させていただきます。
 それから、マンション等のごみ集積場の問題については、紛争がどうのこうのということでございますけれど、確かにいろんな問題が出ているのは事実でございます。今後、先ほど言われたように、清掃問題の今後の指導体制の強化というところにも重点を置きまして、今後、マンション、あるいは排出段階の指導を徹底してまいりたいという考え方を持っております。
 それから、広域処分組合の現状の問題点ということでございますけど、秋川、日の出、五日市というような問題が出ておりましたけど、第1処分場の遮水シートの汚水漏れの件で、現在、掘り起こして調査をしなさいというところが、近隣の市町村の言わんとしているところでございまして、それについては組合から、現在、調査結果によって調査は必要ないという回答をさせていただいている内容でございます。
 以上でございます。
◎総務部長(市川雅章君) 全部で9点にわたりまして、御質問がございました。2点につきましては助役の方からお答えをしておりますので、残りの7点について、順次お答えしたいと存じます。
 まず、市営住宅の共益費の関係でございますが、算定基礎いかん、こういうことでございますけれども、まず廊下、階段、屋外の照明灯の電気料、これは平均でございます。月によって増減がございますけれども、平均で出しまして3万 8,000円、それから受水槽の動力用電気料月、4万 5,000円それから、足洗い場とか、ごみ置き場の清掃用の上下水道料、これが3万円、これを足しますと、月額11万 3,000円。これをそれぞれ戸数で割りますと、月額2,300 円、こういうことになるわけでございます。エレベーター等の保守点検の管理料は入ってるのか、こういうことでございますが、入ってございません。これは月割、戸数に直しますと約 1,900円ほど、合わせて 4,200円、こういうことでございますが、共益費としていただくのは 2,300円ということでございます。
 それから、旅費の総額ということでございますが、これにつきましては、予算書に載っておりますので、御参照いただきたいと存じます。たしか一般会計ベースで 4,200万円ほどだったと思いますが、御参照いただきたいと存じます。
 それから、用務員の関係につきましては、既にお答えをいたしておりますが、そのほか水道事務所、環境部につきましては、現在、労使関係等もございまして、そういう中で集約をこれからしていく、こういうことでございます。
 それから特勤手当の関係でございますが、その内容を具体的に、こういうことでございますが、これにつきましても例規集の 2225 ページだったと思いますが、規則がございます。そこに詳しく載っておりますので、御参照いただきたいと存じます。
 それから所管ごとに幾ら、こういうことでございますが、詳細の資料調製につきましては手元にございませんので、申し上げられませんが、これにつきましても予算書に載ってございます。なお、町田市の例を出されてお尋ねでございますが、27市の状況を見てみますと、27市のうち18市が条例でございます。東村山市を含めて9市が規則、なお、東京都も国も規則で定めている、こういうことでございまして、これにつきましては、今後研究したいというふうに存じます。
 それから、海外研修の具体的中身、こういうことでございますが、これにつきましては、議案第50号、51号で御審議をいただいております。その中でもいろいろお答えをしておりますが、先ほども26番議員さんにお答えをしておりますので、それをもちまして御理解をいただきたいと存じます。
 それから、職員の採用試験の作文の件でございますが、筆記試験につきましては、財団法人日本人事試験研究センター、ここに委託をしておるわけです。ところが作文につきましては、受託をしない、こういうことでございまして、これにつきましても13番議員さんにお答えをいたしておりますけれども、あわせて作文は2次に回したらどうか、こういうことでございますが、〇×式、択一式の試験が多いわけでございますが、作文、論文につきましては、総合的なその人の知識とか学力、それから識見とか知識、いろいろなものを総合的に評価する方法として、大きく評価をされているところでございます。そういうことで御理解をいただきたいと存じます。
 27市の状況でございますが、把握いたしておりません。
 それから、職場環境の件でございますが、禁煙対策いかん、こういうことでございますけれども、御案内のとおり、庁舎の増築計画がございます。非常に庁舎が狭隘なわけでございますが、そういう中で、トータルとして今後考えていかなきゃならないだろうと存じます。禁煙対策につきましても、前にお答えをしているとおりでございます。一部の場所においては、禁煙措置をしている、こういうことでございます。
 以上でございます。
○議会事務局長(川崎千代吉君) 議事係の定数削減について、御答弁させていただきます。この定数の削減につきましては、過去、予算審議の際、何回か御指摘もあったわけでございますけれども、市の議会事務局の処務規程にもありますとおり、速記だけが議事係の仕事ではございませんで、議会運営に関する事務を、役割分担の中で日常の業務を行っておるわけでございます。ちなみに、三多摩の27市の議事係の平均の職員数におきましては、3.88という数字が出ておるわけでございます。当市の議事係の職員については、決して多いというふうには思っておらないわけでございまして、削減する考えは持ってないわけでございます。
 それから、何か議事係職員を異動させるか、しない理由という御指摘があったんですけども、御質問者も含んだこの議会が、議会の運営上、議会の補助者として、議会が決めていますので、そういうことで異動させないとかしないというふうに、理解はしておるわけでございます。
 以上です。
○議長(遠藤正之君) お諮りいたします。この際、会議時間を暫時延長いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、会議時間は暫時延長されました。
 答弁を願います。保健福祉部参事。
◎保健福祉部参事(粕谷クニ子君) 21ページの日常生活用具給付事業についてお答えいたします。
 用具の内訳でございますが、特殊寝台10台分、 162万 8,000円、マットレス10台、41万 2,000円の、 204万円の3分の2の補助でございます。
 増額理由でございますが、在宅サービスセンターの設置により、特養ホーム入所者が横ばいの状態になり、在宅高齢者がふえたことによるものです。
 それから実績でございますが、平成3年度では、特殊寝台、マットレスとも12台です。平成4年度は8月現在で9台出ております。
 以上です。
◎企画部長(沢田泉君) 交付税関係の、特に収入減の要素でありますけれども、市民税関係で均等割、所得割、法人税割等含めまして、トータルで5億 1,613万 4,000円、当初予算比較でございます。それから、固定資産税関係では、土地、家屋、償却資産等含めまして、プラスの1億 3,764万 9,000円。軽自動車、市町村たばこ税、特別土地保有税、その他でプラスで 3,513万 3,000円。それから利子割交付金でございますけれども、マイナス 9,484万5,000 円。主なものを申し上げましたが、トータルとしては、先ほど御答弁申し上げさせていただいたとおりであります。
 次に、繰越金の関係でございますけれども、御案内のように、平成4年3月議会におきまして、最終補正いただいたものが 363億 6,252万 7,000円でございます。これに対して歳入歳出を見てみますと、決算見込み額で見てみますと、歳出で0.98%の不用額でありまして、歳入でプラスの0.43%、こういう数字になっておるわけでございまして、トータルで繰越額というか、歳入歳出差し引きで4億 777万 9,000円でありますが、これがトータルで予算額に比較して1.12%、こういうことでございますので、適正な運営が、平成3年度においてできて、その結果が繰り越しに至ったというふうに存じております。
 それから、財政構造、あるいは、今後の財政構造を含めてどういうふうに考えるかという点でありますけれども、これは御質問者も御理解いただいていると思いますけれども、トータルとして、財政構造の場合、1つの例でありますけれども、経常収支率等で比較をしているのが実態でございまして、例えば60年の経常収支比率は94.7でございまして、これが26市、当時、26市平均で81.6%、したがって、その差は13.1%であります。さらに、平成3年度の決算見込みで見ますと、経常経費率79.5で、26市平均が74.2、その差は 5.3ということで、その経常経費率を26市、あるいは都下の市と比較してみますと、東村山としては、財政構造について、その努力をしている数字があるわけであります。
 今後どうかという点につきましては、先ほど、基準財政収入額の点で申し上げましたように、大変財政としては厳しいわけでございますけれども、いずれにいたしましても、財政の構造をどう考えていくかという点もありますし、入るを図って出るを制するという点もありますけれども、効率的な財政運営をしてまいるべく、今後も努力してまいりたいというふうに思います。
◎市民部長(入江弘君) 最初に17ページの評価の相違ということですけれども、1つには比率の問題があります。これは1平方メートル当たりの比率、非木造で3万 7,000点、それから木造で 5,000点、こういうふうになっております。それからまた、総評価点数をもとに、課税標準額を算出することになるわけですけれども、経年減点補正率を、非木造では 0.9、それから木造では 0.8を乗じた上、設計監理費等補正率を非木造で 1.1、木造で1.05。したがいまして、一例を挙げますと、総評価点数が 2,000万点の場合に、非木造で1,980 万点、それから木造で 1,680万点、このような評価の差があります。
 続いて、納税貯蓄組合の関係で御質問があったわけですが、事実上の解散かということに対しましては、納税貯蓄組合法第10条による活動はしていない、このように思っております。
 それから、91年度の活動状況は、税務署等に対する納税PRに協力をしたということです。
 それから、消耗品を委託というお話がありましたけれども、これは委託をするのではなくて、私ども市が買って、その産業まつりに組合の方に配布をしていただく、こういう考え方です。
 それから次に、固定資産税の訴訟の関係について、もう少し具体的にということですが、61年度分の体育施設の固定資産税について、東村山市長分について、2人の弁護士にお願いをしておりますので、その費用が合わせて40万。それから同じく61年度分の私立幼稚園の固定資産税について、これは市長分ですけれども、弁護士1人に60万、合計 100万ということです。
 それから、農業振興協力費の関係ですけれども、職務は規則でいろいろ決めておりますけれども、具体的には、例えば作付面積の調査の配布、取りまとめ、あるいは、契約栽培事業の希望調査の配布、取りまとめ、それから、野鳥防除対策の希望調査の取りまとめ、あるいは地区別座談会の開催の準備、この辺のことを具体的にやっております。
 市場出荷と直売の割合はどうかということですが、調べたところでは、市場出荷が 208戸、それから直売が 182ということで、例えば、梨のような場合には、ほとんど直売だけに頼っているわけですが、今、申し上げました中には若干ダブりがあるというふうに御理解をいただきたいと思います。
 それから、最後の消費生活の関係で、行政との整合性をどう考えるかということですが、市の方では、一般消費者に対する資料提供、あるいは情報提供、講座等による意識の啓発、これが主になってくるだろう。それから団体活動の方としては、あくまでみずからの目的に従って、自発的に行動すべきであろう、このように考えています。
◎保健福祉部長(間野蕃君) けやき会の第2作業所については、先ほど26番議員にお答えしましたので、省略させていただきますが、精神、何か障害者のグループホームの関係についてお尋ねでございましたが、東京都におきましては、平成4年7月31日付で要綱を設定をしているようでございますが、本市につきましては、まだその対応を整えていないところでございます。なお、うわさかどうか知りませんが、平成の里の共同ホームというのは、私ども全く聞いておりません。
 それから、民間保育所助成の関係でございますが、東村山市民間保育所運営費加算補助要綱に基づきまして助成を行っております。補正の内容といたしましては、今回、都制度の改正がありまして、補助対象が拡大されたということで、市の方の補助が必要なくなったということで、全額減額をさせていただいております。一方、増額要素につきましては、特例保育の補助金、障害児パート保母、嘱託医差額補助金、これらにつきましては、賃金単価のアップ、あるいは報酬費のアップによる増額でございます。
 それから63ページの保育所措置事業費のことでございますが、これは前年分、都が保育所に対しまして、東京都の保育所運営費助成要綱に基づき、補助した補助金の実績報告によります都への返還金でございます。
 以上でございます。
◎社会教育部長(細淵進君) 秋津ゲートボール場の関係でございますけれども、土地開発基金より一般会計に買い戻す内容でございます。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) 議案第64号につきましては、草の根市民クラブは反対の立場から討論をいたします。
 討論に入る前に、議長の公平さを欠く議事運営に対して強く抗議をいたします。
 まず、反対の理由の第1点目といたしましては、先ほどからの私の質疑に対して、具体的な、誠実な答弁がなかったこと。その内容につきまして、まず、回田架道橋の件でありますが、この答弁の中から契約金額が5割上乗せされたことにつきまして、当初の金額に5割上乗せされましたことについて、明確な答弁がなかったこと。またこれにつきまして、委託契約金額の都の審査が完了していないにもかかわらず、当初議案として提案したこと、また西武鉄道が、各建設業者に発注する際に予定されている金額を明らかにするよう質問したことに対して、明確な答弁がなかったこと、これが回田架道橋についてであります。
 続いて、市営住宅の共益費についてでありますが、共益費の算定基礎の金額につきましては、電気料、水道料等、具体的な数字を明らかにされたわけでありますが、この算定基礎となる数字をどこから、何を根拠に持ってきたのか、それが明らかになっていないこと。
 また、本年度の議員の海外出張費につきましては、旅費が支出されないとの答弁があったわけでありますが、私の質問にもかかわらず、来年度の支出についての明快な答弁がなかったこと。
 また、保育所用務員の2名のうち、1名を給食調理に回すかのような答弁があったわけでありますが、小学校給食職員と用務員の定数を具体的に明らかにした上で、どのように適正化するかについて、考えを明らかにしなかったこと。
 また、固定資産税関係の訴訟に対しての弁護士委託料についてでありますが、ゲートボール場等の、少年野球場等の固定資産税の非課税に関する訴訟につきましては、同様の訴訟が過去にもなされているにもかかわらず、再度2人の弁護士をつけたこと。これにつきましては、たった1回の答弁書及び準備書面で結審がされようとしております。この点について、2人の弁護士をつけたことについて、明確な説明がなかったこと。
 また幼稚園につきましては、(議場騒然)幼稚園につきましては、60万円という高額の弁護士料が払われていること、これにつきましても、明確な答弁がなかったこと。
 また、水野商会の業務の内容につきまして、明確ではなかったこと。また人員配置につきまして、明確な説明がなされなかったこと。以上の中で、減量経営の観点からの人件費支出に対する、減量経営の観点からの人件費の支出が認められ、という観点からの支出が認められないこと。
 以上の理由から、本件議案64号につきましては、反対の立場を明らかにするものであります。
○議長(遠藤正之君) ほかに討論ありませんか。立川武治君。
◆16番(立川武治君) 議案第64号、平成4年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)に、自由民主党東村山市議団を代表し、賛成の立場から討論に参加いたします。
 昨年度とは違い、バブルがはじけた本年は、法人市民税の大幅減収等による収入減が予想される中で、今後、効率的な財政の運用を期すべく、将来に向けて財政基盤の確立を進めるなど、また(仮称)廻田文化センターの開設、東村山駅西口開発計画に向けての調査委託など、商店街活性化事業の推進、ごみ処理関係の対応、道路整備事業への増額、交通安全対策等、その他、積極的な補正をされた努力に深く敬意を表し、討論を終わります。
 以上です。
○議長(遠藤正之君) 以上で討論を終了し、採決に入ります。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 休憩いたします。
                午後5時14分休憩

                午後5時14分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
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△日程第4 議案第65号 平成4年度東京都東村山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(遠藤正之君) 日程第4、議案第65号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。上下水道部長。
            〔上下水道部長 小暮悌治君登壇〕
◎上下水道部長(小暮悌治君) 上程されました議案第65号、東村山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
 今回お願い申し上げます補正予算の内容は、国における第7次下水道整備5カ年を計画期間として、下水道普及率の向上と、面整備を促進する下水道普及特別対策実施要綱に基づき、交付税措置がなされたことによる一般会計からの繰入金、平成3年度決算に伴う繰越金の整理を主とする補正予算であります。
 では、予算書に基づき説明をさせていただきます。
 恐れ入りますが、2ページをお開きください。今回の第1号補正予算は、歳入歳出それぞれ 1,466万 4,000円を追加し、予算の総額を79億 2,966万 4,000円とさせていただくものであります。
 4ページをお開きください。第2表、地方債の変更にかかわる補正でございますが、2億5,550 万円を減額し、補正後の額を40億 1,850万円とさせていただきたいとするものでございます。
 7ページをお開き願いたいと存じます。歳入関係につきましては、一般会計からの繰入金2億 5,550万円を追加し、補正後の額を20億 550万 1,000円に、繰越金につきましては、1,415 万 7,000円を追加し、補正後の額を 2,415万 7,000円に、市債につきましては、2億5,550 万円を減額し、補正後の額を40億 1,850万円とするもので、一般会計繰り入れ額は、市債の発行を抑えることといたしたところであります。
 次に歳出関係につきまして、主なものを御説明申し上げます。
 総務費で 161万 5,000円の追加、主なものは使用料徴収事務経費、水洗化普及経費であります。
 公債費 1,000万円の追加につきましては、一時借入金利子償還金で、国都の入金時期のずれ等から、その間、一時借入金での対応が生ずる利子償還金であります。
 予備費に 227万 1,000円を追加させていただきました。
 以上、要点的な御説明で恐縮に存じますが、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案説明を終わります。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) 議案65号につきまして、質問をいたします。
 本件議案は、一般会計からの繰入金を含む補正でありますが、当然のことながら、繰り入れられた金額につきましては、事業費等を含む下水道事業全般に費消されるわけであります。そこで、事業費に関連して、負担金の賦課徴収について伺いますが、過去の議会でも、再三私は質問しているのでありますが、いまだに明確な答弁がありませんので、再度伺うのであります。
 負担金の賦課につきましては、萩山負担区が平米当たり 270円、市長、あるいは議長が住む久米川町を含む東負担区につきましては 370円、北、それから西、南負担区につきましては、平米当たり 450円の負担金が賦課徴収されているわけであります。しかしながら、本年度の工事でも明らかなように、久米川町の工事に関する負担金の賦課徴収は、平米当たり 370円、その他の地域につきましては、全く同じ時期に工事をするにもかかわらず、平米当たり 450円、(「前回と同じだぜ、それ」と呼ぶ者あり)平米当たり80円の不公平が生じているわけであります。このような負担金の賦課徴収の不公平について、なぜこのようなことが起こるのか。負担金についての差がある理由について、過去の議会と同様の答弁ではなく、具体的な理由について明らかにしていただきたい。
◎上下水道部長(小暮悌治君) 負担区の負担金の賦課につきましては、過去の議会におきましても御質問いただき、我々はこの負担金につきましては、議会の議決をいただきながら進めているところであります。
◆5番(朝木明代君) 負担金に差がある理由については、議会の議決を経ているからだと、よくわからない答弁があったわけでありますが、過去のこの負担金の賦課徴収につきまして審議した際にも、所管は、工事費を算定基礎として入れているわけであります。審議の中でも、工事費が年を追うごとに高くなっている。したがって、当然のことながら負担金も高くなるとの答弁がなされているわけでありますので、そのような過去の答弁を踏まえ、本年度の工事のように、全く同じ月に工事をするのに 370円と 450円の差があるのはなぜですかということを伺っておりますので、その点について具体的に明らかにしていただきたい。
◎上下水道部長(小暮悌治君) 議会の議決を踏まえて我々は進めているところでありまして、受益者負担金の説明会にも、この点につきましては御説明申し上げ、一定の理解を得、また受益者からは、それなりの負担金の徴収を、また納めていただいている多くの経過がございますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) 本件議案65号につきましては、一般会計からの繰越金を含む補正でありますが、事業費等に関しての下水道の負担金の賦課につきましては、いまだに市民の間に不公平が生じている現実があります。これにつきまして何ら是正がされていないのであって、納税者市民としても到底認めるわけにまいりませんので、草の根市民クラブは、本件議案につきましては、反対の立場から討論をいたします。
○議長(遠藤正之君) 以上で討論を終了し、採決に入ります。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 次に進みます。
 休憩いたします。
                午後5時23分休憩

                午後5時41分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
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△日程第5 一般質問(続)
○議長(遠藤正之君) 日程第5、一般質問を行います。
 順次質問を許します。
 17番、清水好勇君。
◆17番(清水好勇君) 通告に従いまして、狭山公園の自然について、公園内の樹木被害、その他の対策について、北川の源流等、周辺整備についてでございますが、これはやめさせていただきます。
 それでは、管外施設についてお尋ねいたします。具体的な用地取得の見通しについてでございますが、東村山市の管外市民施設は、他市に先駆けて、山梨県の白州町より廃校となった旧駒城小学校を借用し、16年の長きにわたり、管外施設の場として青少年健全育成、及び生涯学習の場としての一環として活用してまいってきました。白州も、自然に抱かれた渓谷、また南アルプスも目前であり、自然の中で団体生活を通じ、青少年の健全な育成を図り、かつ市民の健康、レクリエーション活動などを目的に、広く市民に利用され、経験の場でもあったと思います。
 その白州の山の家も建物の老朽化が進み、施設利用が大変危険な状態になっており、市民から整備が要求されているところであります。残念ながら、この施設も数年後には契約が切れる時期も参っているやに聞いていますが、そこで対応について各種委員会等で検討されているところでありますが、4年度当初の予算に、土地調査委託料として 400万円が計上されております。新学習指導要綱の改正、学校5日制の試行等、大きく変わりつつある社会環境の中で、生涯学習施設としても、青少年健全育成施設は必要不可欠であり、また、大変重要な役割を果たしていると思います。
 現在、平成5年度より始まります第4次実行計画を策定中と聞いておりますが、このような状況の中で、所管においてどのような形で検討されているのか。また現在、山の家の借用期限も残り少なく、このまま使用することは大変危険と思いますので、今後の見通し等を含め、地質調査費の施行とあわせて、その対応においてお伺いいたします。
 また、改築あるいは新築する場合、どのような性格を持った施設として考えていくのか。外部検討委員会においては、当市の財政事情等から、2カ所、3カ所というような形では考えられないことから、健全育成と保養を兼ね備えた施設にすべきだと思うが、例えば、四季を通じてだれもが使用できるような施設であって、学校週5日制に伴い、学校、家庭、地域という中で、生涯学習も含めた中で、市民のふるさとと呼べる場所であってもよいでしょう。また、距離的にも時間その他で、3時間程度の場所がよいかと考えますが、所管のお考えはどのような施設と、距離も含めてお考えをお聞きしたいと思います。
 以上です。
◎社会教育部長(細淵進君) 管外施設につきまして答弁させていただきたいと思います。
 御案内のとおり、質問にもございましたけれども、多くの市民の皆さんに御利用していただいております管外市民施設、白州山の家につきましては、青少年の健全育成施設といたしまして、白州町より廃校となった旧駒城小学校を52年7月より20年間の借用期間をもって契約、現在に至っているわけでございます。しかし御指摘のとおり、昭和29年の建設によります木造であることから、既に耐用年数を超え、年々の老朽化が進んできております。これは転用施設であること等により、特に、北側の2階等につきましては老朽化が激しく、早急に何らかの手当をしなければならない状況下にあると思っております。
 基本的には市民施設として、より多くの皆様に快適に、また機能的に御利用していただくためには、一定の施設改善が必要であること等より、所管といたしましても種々検討をしてきているところでございます。このように、大変憂慮されることから、議会におきましても種々御質問いただき、また所管委員会をもって御協議申し上げ、御指導願っているところでございます。
 既に、所管委員会にて現地調査を行っていただくなど、慎重に検討を進めてきているところでございますが、地質調査予定地につきましては、1つといたしまして、保養を考慮した施設の立地条件、2つ目として、今後の整備費の問題、3つ目といたしましては、山際であり、過去一度崩れたこと等の安全性の問題等から判断いたしますと、極めて困難な状況にあると判断しているところでございます。したがいまして、教育委員会といたしましては、現存する山の家施設の安全性を重視し、健全育成施設として、保養的施設を切り離すべきではないか、そういうふうな考えを持っているわけでございますけれども、したがって、現在の山の家施設を基本としつつ、ただし、これにつきましては相当の財源措置を必要とすることより、場所を含めまして、関係機関と十分協議を行う中で、早い時期に一定の方向性を見出してまいりたいと思っているところでございます。
 また、施設の内容といたしましては、施設利用者を、いわゆる青少年、小中学校児童生徒、一般市民に至ります広範な年齢層によって利用され、かつ、その目的は、野外レクリエーションから研修、教育等、多目的な利用を可能として、生涯教育施設として考えてまいりたく思っているところでございます。したがいまして、民間施設としての競合するようなホテル的、旅館的といった施設ではなく、公共団体でなければ設置できない、いわゆる公共性の高い、健全育成を主体といたしました施設を考えてまいりたいと思っているところでございます。
 ただ、これにつきましては、いろいろ経過もございますし、学校5日制との関係もございますので、財政的な面を含めて、所管といたしましては、非常に白州に固執するわけでございますけれども、これは歴史的な経過も含めて。ただ、果たして市の財政状況等から判断いたしまして、社会教育的健全育成施設として白州に位置づけ、また、それ以外の保養的な面も含めて、他所へ保養的な感覚でつくるということが、果たして財政的にどうなんだろうという、実際その辺の悩みもあるわけでございます。それが1つの場所として設定していただければそれにこしたことはございませんけれども、非常に莫大な予算を投じることから、また、老朽化の進捗状況が非常に激しゅうございますので、非常に至急結論をお願いしたいというあせりの気持ちがあるわけでございますけれども、ただ、場所等の設定につきましては、それぞれ議会等の御指導いただきながら、できますれば年内に御決定していただければありがたいと、率直な希望を持っているところでございます。
 以上でございます。
○議長(遠藤正之君) 次に進みます。立川武治君。
◆16番(立川武治君) 大きく2点にわたって通告しておきましたけれども、大変時間もせっぱ詰まってまいりましたので、第1点目の、これからの街づくりの考えについての内容でございますが、21番議員の質問でもお答えをいただいておりますので、大きな1点目は割愛させていただきます。
 2点目の文化財の保存と新たな発掘に対する考えについて。市内遺跡の実態について、市内の埋蔵文化財の発掘状況と経費負担、発掘計画の現状、所管の対応と人的な問題点等はどうなっているか。開発の事業計画に伴う発掘についてもお伺いをいたします。また、当市における過去の発掘実績についてもお尋ねをいたします。それから、発掘資料の修復、管理状況についてもお尋ねいたしたいと思います。
 埋蔵文化財の発掘現場における問題点とその対応について、特に現場等では、いろいろの、聞くところによりますと、トラブル等があるというふうにも聞いています。また、埋蔵物の所有権については、どのような取り決めをされているか。以上をお伺いいたします。
 それから、2点目といたしまして、将来に向けての美術館構想についてお尋ねをいたします。1番として、近隣市における美術館の設置状況についてお尋ねをいたします。それから、近隣市におけるところで、今回、設置計画があるやに聞いておりますけれども、その内容がわかりましたらばお聞かせをいただきたいと思います。3点目として、高級美術品の収集展示館まで行わなくても、市民の作品が展示できるギャラリーの設置構想はないか。聞くところによりますと、公民館の展示ギャラリーはいつもいっぱいと聞いておりますが、その利用状況等についてもお伺いいたします。
 以上です。
◎社会教育部長(細淵進君) 文化財保護関係、特に、埋蔵文化財の保存等につきまして、答弁させていただきたいと思います。
 御案内のとおり、文化財保護法では、いわゆる文化財を保存し、かつその活用を図り、もって国民の文化的向上に資すると、保護の目的を明記しているところでございまして、また、国民も文化財保護行政に協力する義務をうたっているところでございます。したがって、埋蔵文化財の保護とは、いわゆる、住民の方々の協力に支えられた遺跡の保存と活用と言えると思っております。
 遺跡とは、国民の共有財産で後世に引き継ぐものとの観点からすれば、遺跡保存、活用の最良の方法といたしましては、現状のまま保存し、活用することが一番よろしいのではないかと思っているわけでございますけれども、つまり開発行為を中止するとか、遺跡にかからないように、計画変更するとの調整が必要ではないかと思っております。しかし、現状保存に固執することは、いわゆる、住宅建設や公共事業のような市民福祉の向上を阻害する原因ともなる。また、土地利用の自由の保障とも抵触することにもなりかねないと思っております。ひいてはまた経済活動にも影響してくる、こういうふうなことも考えられるわけでございますが、そこで、法では、遺跡の保存と活用につきまして、特に重要な遺跡を除きましては、行政指導と、いわゆる事前協議により、記録保存ということで、発掘調査を中心に規定しているところでございます。
 このような状況のもとで、昭和63年度に作成されました、これは東京都遺跡地図によるものでございますけれども、東村山市には、53カ所の大小遺跡が確認されているところでございます。これらの包蔵地でございますが、廻田、多摩湖、野口、諏訪、秋津、恩多町と、いわゆる市の北東部に集中しているようでございますが、これらの地域に比較的空き地が多いこと等から、今年4月の新生産緑地法の施行に伴う開発行為絡みの遺跡の確認調査が非常にふえてきているというのが実態でございます。
 これらの埋蔵文化財の調査の方法でございますけれども、民間の遺跡調査機関にお願いするとか、また都の埋蔵文化財団センターがあるわけでございますけれども、これらにお願いするとか、市に設置されております遺跡調査会へお願いする等のいろいろな方法があるわけでございますけれども、実態といたしましては、行政指導面からも各種の遺跡調査会が依頼をし、調査を実施しているケースが多いようでございます。当市におきましても、市の調査会が設置されておりますので、それに基づきまして調査をさせていただいているというのが実態でございます。
 したがって、当市におきましても学識経験者等によります10名の構成員によりまして、東村山市遺跡調査会を組織し、年間事業計画等の審議をお願いし、埋蔵文化財包蔵地の計画的、系統的な調査を実施し、埋蔵文化財を保護すること等を前提といたしまして、協議をさせていただいているところでございます。
 次に、当市におきます過去の発掘調査の実績でございますけれども、秋津町地域では、既に戦前から大学等による調査が実施されているようですが、残念ながら報告はないわけでございます。戦後の学術調査の代表的なものといたしましては、第1次の市史編さんに伴うものでして、秋津の、いわゆる下沢遺跡や廻田の日向遺跡、あるいは諏訪町の徳蔵寺遺跡等が調査されてきております。当市の代表的な遺跡でございます秋津町の笹塚遺跡は、市史編さんに伴う調査以外に、秋津東小学校の建設に伴う調査で住居跡が発見され、その後もマンション建設等で何件かの住居跡を発掘している実績がございます。
 一昨年の調査を見てみますと、2件の住居跡から当時の信仰関係の遺物とされております石房を伴って発掘され、また今年の5月から行った、やはりマンション建設に伴う調査では、住居跡とともに、約 4,500年前の縄文時代中期のかめが、ほぼ完全な状態で発掘されてきております。
 これらの発掘資料の修復等でありますが、土器等はできる限り原形に復元いたしまして、完形に近い、できたものは郷土館に陳列し、市民の皆様に見ていただいている。また、その他の膨大な土器片、石器類も整理を行いまして、報告書にまとめ、研究資料として教育委員会では大切に保存をさせていただいているところでございます。
 次に、現場における問題点、いろいろな形で経験をしているわけでございますけれども、特に、開発に伴います確認調査をする必要が急増してきております。これらの調査に直接当たります埋蔵文化財担当職員が、一般の文化行政を兼務している状況等から、調査日程等の設定、またその結果によって、本調査を必要とするわけで、これらの日程等に非常に苦慮しているというのが実態でございます。さらに、発掘調査は専門的な仕事ですので、これら調査に携わる、いわゆる専門的技術者の不足という問題も、三多摩では深刻な状態にあるようでございます。調査日程がおくれることによりまして、業者との調整の非常に難しいトラブル等も発生しており、これらが一つの原因となっているのが実態でございます。
 また、これらの開発行為に伴う発掘調査の、いわゆる費用の問題でございますけれども、これは現行法の中では原因者、いわゆる地主さんの、よって御負担をしていただくということになっているわけでございますけれども、これもまたトラブルの原因となっている。したがって、それらの窓口が市でございますので、これらについての担当者の御苦労も非常に多うございます。これらは、法律上は遺失物として取り扱われているようでございますけれども、国の指導等も含めて、所有権をある程度さかのぼれます、例えば大判小判の類と異なりまして、国民の共有財産ということから、所定の法的手続を経た上で、地元教育委員会が保管をさせていただく、これが通例になっているようでございますけれども、これら発掘される品物につきましても、場合によっては非常にトラブルの原因となることが多いわけでございます。
 これらの開発行為の中で、個人住宅等につきましては、いろいろ法的な救済手段があるわけでございますけれども、いわゆる、国都によって費用負担し、御本人からは負担をしていただかない、そういうような制度もあるわけでございますが、この費用負担の問題につきましても、全国レベルでは非常に大きな、開発行為のかかわる問題でございますけれども、大きな問題となっているのが実態でございます。
 当市におきましても、ますますこのような事例が多くなることが予測されますので、理想から申し上げますと、先ほど申し上げました、53カ所の包蔵地の確認調査を計画的に推進していけば、これらもある程度解決される部分があるわけでございますけれども、ただ、専門の技術者の確保等、いろいろ問題を解決しなければ、理想的に調査活動は進まないわけでございますが、それらの対応につきましては、今後、十分検討していく必要があるであろう、こういうふうに思っているわけでございます。
 以上でございます。
◎企画部参事(橋本偈君) 2つ目に、将来に向けた美術館構想について御質問がございました。文化薫る市にしていくという発想は、私どもとしても同感でありまして、今後、検討するに値する内容だろうというふうに思われる次第であります。
 そういう中で、現在、近隣市ではどのような美術館設置の状況かという御質問がございました。この近隣で調査いたしましたところ、近隣では4市の市が、既に美術館が設置されております。その中では、青梅市に市立美術館、これは小島善太郎美術館という形で設置されております。また町田市では、国際版画美術館、これは日本で唯一の版画美術館だそうであります。また小平市では、平櫛田中館という、非常に、これも彫刻の巨匠であります田中という方の作品を取り入れた美術館、これが設置されているそうであります。また小平につきましては、さらにこの田中館に、来年の平成5年には新館をオープンさせたい、こういうことで計画が進んでいるそうであります。
 それから、近隣でさらに計画している市があるのかないのか、こういうことでありますが、武蔵野市が現在、構想検討委員会というものを設置いたしまして、現在検討をしている最中であります。
 このように全体の中では、まだこの美術館設置の団体というのは少ないわけでありますが、非常に、文化という観点からいきますと必要な施設であろう、こういうふうに考えられる次第であります。
 そこで、東村山市はどのような考え方でいったらいいのか、こういう形になるわけですが、大きく分けますと、非常に世界の名作を収集して展示する美術館、またもう少し小さく、市民の中から選んで、その市民の作品を展示するギャラリー的な美術館、そういうものがあると思いますけれども、この大きな前段の、いわゆる名作を収集して展示する美術館は、むしろ広域的に、東京都とか、または広域圏の中で設置していくのがベターなんではないだろうか、このように考えているところであります。
 そこで、東京都が第3次長期計画で三多摩に1館、都立美術館を設置する計画があります。こういうものが東村山に誘致されれば一番いいわけですけれども、現在、複数の候補地を東京都の方では選んでいるそうです。その中でも一番今有力になっているのは、国分寺の旧中央鉄道学園跡地、この中につくっていきたいというような方向が、今出されているわけですが、なかなか東村山には誘致することはできません。
 そこで、市のいわゆる美術館、これはローカル美術館というんでしょうか、もう少し規模の小さい、また、市民を対象としたギャラリー的な美術館、こういうものは今後、東村山市としても文化の薫る市を形成していくために必要な施設、こういうふうに認識しておりますし、第3次、すなわち、8年以降の基本構想の中で十二分に検討してまいりたい、このように考えているところであります。
 以上です。
○議長(遠藤正之君) 次に進みます。荒川昭典君。
◆15番(荒川昭典君) 老人福祉行政につきまして、順次質問をしてまいりたいと思いますが、(1)で通告をいたしました内容につきましては、後日の課題として譲りたいと思っております。
 (2)からお伺いをしてまいりたいと思います。
 平成5年度以降の高齢者対策のうちということで、課題を設定をさせていただきましたが、老人福祉事業につきましては、大変範囲の広い、そして奥行きの深い課題が多いわけでございますので、短時間のうちにすべてを語るというわけにはまいりませんので、私としては、順次シリーズ的に、毎議会にお伺いをしてまいりたいと考えております。
 今回は、当市の最も力点を入れている事業について、こういうことでございますが、平成5年度末までには、市町村老人保健福祉計画を策定をして、実際に行動していかなければならない、こういうことになっているわけであります。ご存じのように、市町村が策定中の老人保健福祉計画は、国が策定をいたしました、一昨年の衆議院総選挙の前に、大急ぎと言っていいくらいの大まかな策定をいたしました、いわゆる、寝たきり老人ゼロ作戦、通称ゴールドプラン、こういうことになっておるわけでありますが、この国のゴールドプランの市町村版であろうかと思いますが、このプランの中でも、特に違う点は、1990年の、いわゆる老人福祉法など、福祉8法を改正をした時点から、各市町村が老人福祉などについて、全面的な責務を持ったわけでありますので、これは作文だけで終わってはならないし、特に、市町村が具体的に1年、1年実施できる範囲のものをつくり上げていかなければならない、このように考えているわけであります。
 先日の、保健福祉部長の答弁を聞いておりますと、民間のコンサルタントに、この計画について策定の委託をした。しかしながら、ただ単に委託をしたのではなくて、関係の職員などを中心として、いろいろな協議を行って、その得た結論の範囲で委託をしている、このように答弁がなされたことであります。大変結構なことであります。野山を歩かないで、昆虫標本を買ってよしとするという状況が、残念ながら各地域で起こっているというお話を聞いております。ある団体が全国的に調査をいたしました。92年8月21日付の新聞報道によりますと、全国各市町村に対しまして調査をいたしまして、 1,672の市町村から回答があった模様であります。特に、ホームヘルパーの問題について回答した模様であります。そしてその中では、大変各自治体ともホームヘルパーを確保することについては、大変厳しい状況である。特に、痴呆性老人のホームヘルパーを確保することはできない。1人もいない。このように答えた市町村が42%にも上っていると報道されております。
 したがって、先日、平成4年7月13日に厚生省から事務次官通達が都道府県知事を経て、各市町村長に達していると思います。その中身をつぶさに見てみますと、特に私が申し上げます第1点の、マンパワーの確保問題、この問題について、東村山市としてどのようになされていこうとしているのか。例えば、ホームヘルパーサービスの確保の問題につきましては、在宅の要介護老人数とその痴呆性老人の、いわゆる週3回ないし6回する、それで52週を掛けて、そして市の力量による割合を算出をして、最終的には 100分の 100に達するようにという内容になっているわけであります。
 また、在宅の虚弱老人数につきましても、週1回または2回掛ける年52週掛ける市の力量、この割合を算出をして、ホームヘルパーを確保するように、このように通達をされていると思いますが、このマンパワー確保のための方策についてお伺いをしておきたいと思います。
 2番目は、訪問看護ステーション問題でございますけれども、これも先ほど申し上げましたが、老人保健法などの改正のときに、いわゆる、施設ケアから在宅ケアに軸足を移していく、その中で、訪問看護が重要な役割を果たす、また、その体制がつくり上がらないと、本当の意味の在宅ケアはできない、こういうことになっているわけでありますが、当市の計画の中で、この訪問看護ステーション問題についてはどのようになっておるのか、お伺いをしておきたいと思います。これは特に地域の医師会の皆さんや社会福祉協議会など、多くの人たちの御協力をいただかなければできないわけでありますから、当然、今、策定中のこの計画の中に、明確に位置づけられておると思いますので、お伺いをしておきたいと思います。
 それから3番目は、今度の法律改正で最も重要になってまいりましたのは、いわゆる、病気になった人に対する、いわゆるケアの問題ではなくて、生涯を通じて健康で天寿を全うできるように、それが法律の趣旨であります。したがって、健康教育、健康相談、健康診査などについても、一定の法文上明らかになり、そして基準も明確になっているわけであります。例えば、老人保健法に基づく健康教育につきましては、人口1万から3万人未満の市町村は、年60回行うこと。そして、それ以上の市町村につきましては、これを基本として人口により勘案をした回数、また健康相談につきましては、同じく老健法に基づく人口1万人以上3万人未満の市町村は、年に 180回以上、これを開きなさい。そして、これを超える市町村は、この 180回を基準として、人口規模を勘案をした回数を健康相談としてやりなさい、このようになっているわけであります。また、老健法に基づく健康診査につきましても、一定の基準があるわけであります。
 そこで私は、この小中学校の空き教室問題について提言をして質問をしたいと思うわけであります。小中学校は教育委員会の所管であります。したがって、福祉関係の皆さんが、勝手に空き教室を使うわけにはまいらないだろうと思います。しかしながら、今、私が申し上げましたような健康教育、健康相談などを考えてみますと、小中学校がやはり市内に多く、22校存在をして、お年寄りの皆さんにとっては好都合な場所にあるわけでありますから、この小中学校の空き教室を利用して、これらの健康教育や健康相談を行うべきではないか。そして、国が定めた基準以上に、東村山市が、このお年寄りの健康保持のために尽くすべきだと考えておりますが、所感をお伺いをしたいと思います。
 それから、毎日1食の給食サービス問題につきまして、お伺いをしたいと思います。今、給食サービスにつきましては、ひとり暮らしの老人、寝たきり老人の皆さんに配食をしておる模様でありますが、私は、21世紀を展望したときに、ただそれだけでは済まされないだろう、このように考えております。したがって、この国の基準の中で言われております、虚弱老人の皆さん方の人数、これは年々ふえてくると思いますので、こういう人たちを中心とした、毎日1食の給食サービス、これを行うべきではないかと思います。ただ、現在、行っているような家庭まで食事を届けるということが、果たしてよいことであろうか。私は、そうではなくて、近くの公共施設に食事をつくり、そして、そこで近くのお年寄りの皆さんが相寄って食事をし、そして地域の交流を深めながら、給食のサービスを行うことが大切ではないか、このように考えております。
 お年寄りが少しでも長く、1回でも多く外に出る機会をつくることが、これからの老人福祉サービスの重要なポイントになるのではないか、このように考えておりますので、お伺いをしておきたいと思います。
◎保健福祉部参事(粕谷クニ子君) 老人福祉行政について、4点の御質問と思いますので、順次お答えさせていただきます。
 まず、マンパワー確保のための方策についてでございますが、地域福祉計画の中でも、ホームヘルパーの確保は重要な位置づけをしているところでございます。正職員ヘルパー、民間ヘルパー、また、福祉公社的なヘルパーの活用等、有償システムの導入や研修も含め、多角的な配慮が求められると考えられます。在宅福祉のより一層の推進のため、社会福祉協議会等の連携を図りつつ、充実のため検討してまいりたいと存じます。
 2番目といたしまして、訪問看護ステーション設置についてでございますが、訪問看護ステーションにつきましては、疾病等により、家庭において寝たきりの状態になった方に、主治医の指示で保健婦等が定期的に訪問看護をする制度でありますが、これにつきましても、医師会を初め、各開業医の協力が必要でございますし、地域保健福祉協議会等の意見を伺いながら、現在実施しております白十字、久米川病院、緑風荘等との調整をした上で、今後とも検討してまいりたいと思います。
 3番目の、小中学校の空き教室の活用についてでございますが、健康教育、健康相談、健康診査を実施するに当たりまして、地域の身近にある小中学校の空き教室を利用できないかということでありますが、考え方としてはお説のとおりと存じます。確かに、生徒数、教室の割合でいきますと、余裕ができている教室がありまして、それらは各学校とも有効活用されていると聞いております。今後、教育委員会と協議をさせていただいた中で、検討してまいりたいと思います。
 4番目といたしまして、毎日1食の給食サービス体制の確立についてでございますが、健康は食事からということで、憩の家を拠点として給食サービスの実施ということですが、確かに、この方法ですと高齢者の交流ができ、また、外出の機会をふやす等のメリットがあろうかと思われます。今後、給食サービスの充実を考えていく上での課題は多うございますので、今後とも検討課題としてまいりたいと存じます。
○議長(遠藤正之君) 次に進みます。
 休憩します。
                午後6時26分休憩

                午後6時26分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
--------------------◇------------------
○議長(遠藤正之君) 本日は以上をもって延会といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。
 よって、本日は以上をもって延会といたします。
                午後6時26分延会

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平成4年・本会議

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