第39号 平成4年12月19日(12月定例会)
更新日:2011年2月15日
平成 4年 12月 定例会
平成4年東村山市議会12月定例会
東村山市議会会議録第39号
1.日時 平成4年12月19日(土)午前零時10分
1.場所 東村山市役所議場
1.出席議員 28名
1番 遠藤正之君 2番 町田茂君
3番 木内徹君 4番 勝部レイ子君
5番 朝木明代君 6番 丸山登君
7番 小町佐市君 8番 小峯栄蔵君
9番 清水雅美君 10番 鈴木茂雄君
11番 罍信雄君 12番 根本文江君
13番 小石恵子君 14番 佐藤貞子君
15番 荒川昭典君 16番 立川武治君
17番 清水好勇君 18番 渡部尚君
19番 倉林辰雄君 20番 肥沼昭久君
21番 金子哲男君 22番 川上隆之君
23番 大橋朝男君 24番 木村芳彦君
25番 田中富造君 26番 土屋光子君
27番 小松恭子君 28番 国分秋男君
1.欠席議員 0名
1.出席説明員
市長 市川一男君 助役 原史郎君
収入役 池谷隆次君 企画部長 沢田泉君
企画部参事 橋本偈君 総務部長 市川雅章君
市民部長 入江弘君 保健福祉部長 間野蕃君
保健福祉部参事 粕谷クニ子君 環境部長 石井仁君
都市建設部長 中村政夫君 都市建設部参事 清水春夫君
上下水道部長 小暮悌治君 上下水道部参事 小町章君
教育長 渡邉静夫君 学校教育部長 小町征弘君
社会教育部長 細淵進君 監査委員 須田守彦君
事務局長
1.議会事務局職員
議会事務局長 川崎千代吉君 議会事務局次長 内田昭雄君
書記 中岡優君 書記 宮下啓君
書記 武田猛君 書記 池谷茂君
書記 粕谷順子君 書記 小暮政子君
書記 北田典子君
1.議事日程
第1 議会諸報告
午前零時14分開議
○議長(遠藤正之君) ただいまより本日の会議を開きます。
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〔「議長、朝木議員に反省を求める動議を提出いたします。」と呼ぶ者あり〕
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 勝部レイ子君。
◎4番(勝部レイ子君) ただいま配付されました朝木議員に猛省を促し陳謝を求める決議を日程に追加し、直ちに議題とされることを望みます。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) ただいま、決議案の日程追加の動議が提出され、所定の賛成者がありますので動議は成立いたしました。
お諮りいたします。この際、本動議を日程に追加し議題とすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△追加日程第1 議員提出議案第14号 朝木議員に猛省を促し、陳謝を求める決議
○議長(遠藤正之君) 追加日程第1、議員提出議案第14号を議題といたします。
本件につきましては、5番、朝木明代君の一身上に関する事件であると認められますので、地方自治法第 117条の規定により、朝木明代君の除斥を求めます。朝木議員出てください。どうぞ。
〔「議長、記名投票の動議を提出いたします。」と呼ぶ者あり〕
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 荒川昭典君。
◎15番(荒川昭典君) 動議の内容を申し上げます。議長が地方自治法に規定された内容での議事進行を行っているのに、このような状況にあっては審議が進めません。よって、会議規則第67条の規定により記名投票による表決で、地方自治法第 117条の規定、除斥をはっきりしていただきたいと思います。
以上であります。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) ただいま、荒川議員から除斥の問題については記名投票によられたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので動議は成立いたします。よって、直ちに議題といたします。
お諮りいたします。本動議に賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、記名投票により採決いたします。
議場の閉鎖を求めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(遠藤正之君) ただいまの出席議員は27人であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(遠藤正之君) 投票箱をあらためさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(遠藤正之君) 異状なしと認めます。
念のために申し上げます。本件に対し除斥を可とするものは賛成、否とするものは反対と水色の投票用紙に記載し、点呼に応じて順次投票を願います。
なお、所定の記載のないものについては否とみなします。
点呼を命じます。議会事務局長。
◎議会事務局長(川崎千代吉君) それでは、議席順に議席番号とお名前をお呼びいたします。
〔点呼、投票〕
○議長(遠藤正之君) 朝木議員は投票をしないようですけれども棄権ですか。棄権をされますか。意思表示がないようですから、投票用紙回収してください。棄権だと思いますので。
そのほかの方で投票漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
○議長(遠藤正之君) 開票を行います。
会議規則第25条の規定により、立会人に
18番 渡部尚君
19番 倉林辰雄君を指名いたします。
両名の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(遠藤正之君) (議場騒然)お静かに願います。お静かに願います。ちょっとお静かに願います。お静かに願います。
開票の結果を御報告いたします。
投票総数 26票、これは先ほどの出席議員数に符号いたしておりませんが、朝木議員が棄権した結果であります。
本件に賛成する者 26票
すなわち、2番、町田茂君、3番、木内徹君、4番、勝部レイ子君、6番、丸山登君、7番、小町佐市君、8番、小峯栄蔵君、9番、清水雅美君、10番、鈴木茂雄君、11番、罍信雄君、12番、根本文江君、13番、小石恵子君、14番、佐藤貞子君、15番、荒川昭典君、16番、立川武治君、17番、清水好勇君、18番、渡部尚君、19番、倉林辰雄君、20番、肥沼昭久君、21番、金子哲男君、22番、川上隆之君、23番、大橋朝男君、24番、木村芳彦君、25番、田中富造君、26番、土屋光子君、27番、小松恭子君、28番、国分秋男君。
以上であります。
したがって、本件除斥決定は議決されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(遠藤正之君) そういうことですから、どうぞ。皆さんで決めていただきましたからどうぞ出てください。(議場騒然)
〔「議長、議案審議続行の動議を提出いたしたいと思います」と呼ぶ者あり〕
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 田中富造君。
◎25番(田中富造君) 平成元年12月20日、議員提出議案第6号、朝木明代議員の発言を糾弾する決議、平成2年12月21日、議員提出議案第6号、市議会議員が 100万円単位の寄附をしたという発言をしながらも不誠実な態度を取り続け、疑惑と当惑の渦を巻き起こし、あまつさえ一般市民を憤慨させた朝木明代議員に動議的な猛反省を促す決議を出した際においても、本日、ただいまと同じ事態でありました。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)
ということは、今回も同じことが予想されます。ふだん、法律、条例等の条文解釈云々と言われている方でありますから、それなりのお考えがあってのことと思います。その本人が除斥せず、いてもいいのだと言われるんであるならば、私としては極めて、極めて遺憾ではありますが、これ以上はやむを得ません。朝木議員がいないものとして審議を続行することを問う記名投票を行っていただきたいと思います。このことを動議として提出いたします。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) ただいま田中議員から、審議続行については記名投票によられたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。よって、直ちに議題といたします。
お諮りいたします。本動議に賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、記名投票により採決いたします。議場の閉鎖を求めます。
〔議場閉鎖〕
○議長(遠藤正之君) ただいまの出席議員は26名であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(遠藤正之君) 投票箱をあらためさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(遠藤正之君) 異状なしと認めます。
念のために申し上げます。本件に対し審議続行を可とするものは賛成、否とするものは反対とウグイス色の投票用紙に記載し、点呼に応じて順次投票を願います。
なお、所定の記載のないものについては否とみなします。
点呼を命じます。議会事務局長。
◎議会事務局長(川崎千代吉君) それでは、議席順に議席番号とお名前をお呼びいたします。
〔点呼、投票〕
○議長(遠藤正之君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
○議長(遠藤正之君) 開票を行います。
会議規則第25条の規定により、立会人に
18番 渡部尚君
19番 倉林辰雄君を指名いたします。
両名の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(遠藤正之君) (議場騒然)いない人とはなるべく口をきかないようにしてください。いませんからね。
開票の結果を御報告いたします。(傍聴席より不規則発言あり)うるさい。
投票総数 26票、これは先ほどの出席議員数に符号いたしております。
本件に賛成する者 26票
すなわち、2番、町田茂君、3番、木内徹君、4番、勝部レイ子君、6番、丸山登君、7番、小町佐市君、8番、小峯栄蔵君、9番、清水雅美君、10番、鈴木茂雄君、11番、罍信雄君、12番、根本文江君、13番、小石恵子君、14番、佐藤貞子君、15番、荒川昭典君、16番、立川武治君、17番、清水好勇君、18番、渡部尚君、19番、倉林辰雄君、20番、肥沼昭久君、21番、金子哲男君、22番、川上隆之君、23番、大橋朝男君、24番、木村芳彦君、25番、田中富造君、26番、土屋光子君、27番、小松恭子君、28番、国分秋男君。
以上であります。
したがって、審議続行は議決されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(遠藤正之君) 議員提出議案第14号の提案理由の説明を求めます。大橋朝男君。
〔23番 大橋朝男君登壇〕
◎23番(大橋朝男君) 議員提出議案第14号、朝木議員に猛省を促し陳謝を求める決議を東村山市議会に提出するものであります。
提出者、東村山市議会議員、敬称を略します。町田茂、木内徹、勝部レイ子、丸山登、小町佐市、小峯栄蔵、清水雅美、鈴木茂雄、罍信雄、根本文江、小石恵子、佐藤貞子、荒川昭典、立川武治、清水好勇、渡部尚、倉林辰雄、肥沼昭久、金子哲男、川上隆之、木村芳彦、田中富造、土屋光子、小松恭子、国分秋男、大橋朝男であります。
朝木議員に猛省を促し陳謝を求める決議を別紙のとおり決議せられたいので、決議案を提出するものであります。
御審議の上御可決賜りますようよろしくお願いいたします。
決議案を朗読いたします。
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朝木議員に猛省を促し、陳謝を求める決議
職員個人と個人の会話を一見。
一方的な感覚で、その「雰囲気が異様」だから「一見、右翼か暴力団風」と決めつけ、あげく、「議長交際費から公金を右翼関係者に支出した」などと、この様子を決め付け、「右翼関係者への公金支出に関する抗議申入書」を新聞社等に連絡。
こともあろうに、さらに当事者からその“実態”を調べるために、「了解を取らずに、電話での会話をテープに録音」し、公式の場所でこれを公表。「これが立派な証拠だ」などと公言。
「公金から不当な支出がなされている」という、風評が流れ始め、東村山市議会としては、本会議の議決でこの「調査」を議会運営委員会に付託。
議会運営委員会は、それぞれの関係者から説明・意見を聞くため“事情聴取”を行い、調査を終了。その結果、議会運営委員会は「公金からの支出は一切なかった」ことを認めたところである。
この段階で、当初に朝木議員が述べた内容が事実に著しく反していることが同時に判明した。
同じ議会の構成員としては、
1.こうした一連の行動は、立法府の議員としてはあまりにも軽率過ぎる。
2.市職員との信頼関係を根本的に覆し、これからの議員活動に大きな支障を及ぼす。 3.常軌を逸したとも思われる、全く恥ずべき行動を平然と取れる議員と同じ議会を構成していることに、大きな憤りを感ずる。
4.議会の議決にも従わず、議会の公正な判断を認めようとしない態度については大きな怒りさえ感ずる。
上記の理由により
朝木議員に対し、猛省を促し、陳謝を求めるものである。
以上決議する。
平成4年12月18日
東村山市議会
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以上であります。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
質疑ございませんか。
◎23番(大橋朝男君) 失礼しました。平成4年12月19日に訂正いたします。東村山市議会。
以上です。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 質疑がありませんので、討論に入ります。
〔「省略」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 討論がありませんので、採決に入ります。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
朝木明代君の除斥を解きます。
次に進みます。(議場騒然)
○議長(遠藤正之君) 陳謝がないようですから、次に進みたいと思いますが、よろしゅうございますか。
休憩いたします。
午前零時44分休憩
午前1時2分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
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○議長(遠藤正之君) 先ほどの決議で朝木議員の陳謝を求められておりますけれども、朝木議員、陳謝をしていただけますか。
◆5番(朝木明代君) 身に覚えのないことで陳謝はできません。
○議長(遠藤正之君) そういうことですので、何か、そんなことを言ってるようですから、このまま時間がたってもいけませんので次へ進みたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) それでは次に進みます。
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△日程第1 議会諸報告
○議長(遠藤正之君) 日程第1、議会諸報告を行います。
本件につきましては、それぞれ関係者より報告書が提出されておりますので、これをもって報告といたします。
なお、本件につきましては質疑通告がありますので質疑を許します。
朝木明代君。
◆5番(朝木明代君) それでは、議会諸報告につきまして質問をいたします。
この例月検査の報告は本年の8月、9月、10月の例月検査の報告でありますが、去る10月19日の議長交際費から右翼に金員が渡された、その伝票の件でありますが、この伝票の流れとしましては10月19日に議長交際費出金伝票と領収書が19日以降議会事務局に保管されていたわけであります。これが(議場騒然)10月の月末に会計に渡され、会計はその出金伝票と領収書をそろえて監査委員会に11月の15日ごろに渡されているわけであります。その後、この伝票と領収書は会計課に25日以降戻され、現在は会計課の金庫の中に保管されていると思われるわけでありますが、(議場騒然)この10月19日の議長交際費に関する領収書及び出金伝票を会計が監査した際、この議長交際費の内容についてどのような監査を行ったか、具体的に明らかにしていただきたいと思います。
それから、さらにもう1点確認したいと思いますが、10月19日に議長交際費を支出したとすると、その伝票は現在、伝票及び領収書は現在会計課の金庫に保管されていると思うのでありますが、これに間違いはないか。
この2点について答弁をいただきたいと思います。
◎監査委員(立川武治君) お答えいたします。
例月出納検査にかかわる御質問にお答えを申し上げます。
交際費につきましては、行政実例に見られますように、経費の性質にかんがみまして、その内容にまで立ち入って監査することは適当でないとされておりますことから、行っておりません。
以上です。
○議長(遠藤正之君) 以上で議会諸報告を終わります。
次に進みます。
以上をもちまして、平成4年12月定例会を閉会いたしたいと思いますが、これに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本定例会を閉会いたします。
午前1時7分閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
東村山市議会議長 遠藤正之
東村山市議会副議長 木村芳彦
東村山市議会議員 渡部尚
東村山市議会議員 倉林辰雄
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