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第 5 号 平成5年 3月15日(3月定例会)

更新日:2011年2月15日

平成 5年  3月 定例会

          平成5年東村山市議会3月定例会
           東村山市議会会議録第5号

1.日時     平成5年3月15日(月)午前10時
1.場所     東村山市役所議場
1.出席議員   28名
 1番      遠藤正之君       2番      町田茂君
 3番      木内徹君        4番      勝部レイ子君
 5番      朝木明代君       6番      丸山登君
 7番      小町佐市君       8番      小峯栄蔵君
 9番      清水雅美君      10番      鈴木茂雄君
11番      罍信雄君       12番      根本文江君
13番      小石恵子君      14番      佐藤貞子君
15番      荒川昭典君      16番      立川武治君
17番      清水好勇君      18番      渡部尚君
19番      倉林辰雄君      20番      肥沼昭久君
21番      金子哲男君      22番      川上隆之君
23番      大橋朝男君      24番      木村芳彦君
25番      田中富造君      26番      土屋光子君
27番      小松恭子君      28番      国分秋男君

1.欠席議員   0名

1.出席説明員
市長       市川一男君      助役       原史郎君
収入役      池谷隆次君      企画部長     沢田泉君
企画部参事    橋本偈君       総務部長     市川雅章君
市民部長     入江弘君       保健福祉部長   間野蕃君
保健福祉部参事  粕谷クニ子君     環境部長     石井仁君
都市建設部長   中村政夫君      都市建設部参事  清水春夫君
上下水道部長   小暮悌治君      上下水道部参事  小町章君
財政課長     小泉征也君      教育長      渡邉静夫君
学校教育部長   小町征弘君      社会教育部長   細淵進君

1.議会事務局職員
議会事務局長   川崎千代吉君     議会事務局次長  内田昭雄君
書記       中岡優君       書記        宮下啓君
書記       武田猛君       書記       池谷茂君
書記       小暮政子君      書記       北田典子君

1.議事日程

第1 議案第15号 平成5年度東京都東村山市一般会計予算
第2 議案第16号 平成5年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計予算
第3 議案第17号 平成5年度東京都東村山市老人保健医療特別会計予算
第4 議案第18号 平成5年度東京都東村山市下水道事業特別会計予算
第5 議案第19号 平成5年度東京都東村山市受託水道事業特別会計予算

               午後1時6分開議
○議長(遠藤正之君) ただいまより本日の会議を開きます。
------------------ ◇--------------------
○議長(遠藤正之君) 議会運営委員長より予算審議に当たりまして「議会への報告申し入れ」が出されておりますので、この際、特にこれを許します。議会運営委員長。
            〔議会運営委員長 金子哲男君登壇〕
◎議会運営委員長(金子哲男君) それでは、議長のお許しを得ましたので、議会運営委員協議会の集約結果を御報告させていただきます。
 今議会の予算審議から効率的な議会運営を行うために、時間制限を行いたいと存じます。これは東村山市議会会議規則第45条第1項の規定によるものです。
 具体的な時間配分の方法につきましては、予算審議の5日間を、1日 5.5時間で計算しますと 1,650分となります。この数字から、過去の今までの議会の実績から計算しました3時間の一般会計及び特別会計を含む提案説明を差し引きますと 1,470分となります。
 各会派の質問時間についてでございますけれども、1人会派は50分としまして、これを基本的な数字といたします。現在の1人会派は4人ですので、その合計が 200分となります。社会党は基本数字の50分に現在の当該所属議員数3人にそれぞれ10分を掛けましたものを加えまして80分、以下、同じような計算で共産党は90分、公明党は 110分、自民党は 150分、以上の合計が 630分となります。
 答弁時間については、予算審議時間 1,470分から質問時間を引いた 840分になります。この答弁時間は質問時間の約 1.3倍を目安といたします。ちなみに、これまでの実績は約 1.7倍の数字でしたので、今後の答弁につきましては十分御配慮をいただきたいと存じます。
 そのほかにつきましては、第1に総括質疑は、「東村山市議会交渉団体代表者会議規約」でいう「交渉団体」を構成している会派が行うことができるといたします。
 2つ目に、関連質問につきましては、しないものといたします。
 3つ目に、討論は各会派ともできますが、その時間は1議案10分以内といたします。ただし、この時間につきましては前述の各会派質問時間の中に入れて計算をされます。
 4つ目に、登壇につきましては一般会計につき、総括質疑と討論といたします。
 以上のとおり集約されましたので、ここに御報告をさせていただきます。
○議長(遠藤正之君) 以上で議会運営委員長からの報告を終了いたします。
 本件につきましては、会議規則第45条第1項に「発言時間の制限」が規定されておりますけれども、改めてこの議会において議決をとりたいと思います。時間配分方法については、先ほどの委員長の報告にありましたとおり実施いたしたいと思います。
 お諮りいたします。以上のとおり、決することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数であります。よって、予算審議についてはさよう決定されました。
 次に進みます。
 休憩をいたします。
                午後1時11分休憩
                午後2時14分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
------------------◇--------------------
△日程第1 議案第15号 平成5年度東京都東村山市一般会計予算
○議長(遠藤正之君) 日程第1、議案第15号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。市長。
              〔市長 市川一男君登壇〕
◎市長(市川一男君) 上程されました議案第15号、平成5年度一般会計予算の骨子につきましては施政方針をもって申し上げてまいりました。御審議の上、速やかに御可決を賜り、平成5年度に予定いたしております諸事業の推進に取り組んでまいりたいと存じます。
 詳細につきましては助役より説明をさせていただきますが、その前に大変恐縮でございますが、先般申し上げてまいりました施政方針説明のうち、第4次実施計画の策定について触れ、この中でごみ問題に関係して、広域的処理体制の推進について申し上げてまいりました。この件について若干補足説明をさせていただきたいと存じます。
 広域処理体制の問題につきましては、昨年6月議会、及び9月議会の所信表明で経過的に述べさせていただいてまいりましたが、現在、事務レベルの検討委員会で報告書のまとめに入っているところであります。
 特に、ごみ処理につきましては昨年10月に柳泉園組合管理者であります田無市長と協議の機会を得て、方向づけを話題に上げてまいりました。共同処理につきましては基本的には一致をいたしましたが、双方の土地利用等の具体的内容につきましては、考え方の相違があり、集約に至らなかったわけでございます。このようなことから土地利用、及び規模等、諸条件を含めて検討を指示したところであり、現在、誠意、整理、検討作業を深めております。
 この報告をまって議会における特別委員会等で御意見を拝聴しながら、最終的な判断をする考えでございまして、この過程にある中で施政方針説明の発言につきましては、背景や実情をしんしゃくするに当たり、配慮が欠けている点がございました。
 ここに以上の点を補足させていただき、重要な事業でございますので、今後とも慎重に双方の意向を反映しつつ進めてまいりますので、御理解、御指導を賜りますように、心からお願いを申し上げ、補足説明とさせていただきました。
 よろしくお願いをいたします。
○議長(遠藤正之君) 説明をお願いします。助役。
                〔助役 原史郎君登壇〕
◎助役(原史郎君) それでは議案第15号、平成5年度一般会計予算につきまして御説明をさせていただきたいと存じます。
 5年度の予算の編成においては、国、都、並びに各市とも総じて税を初め、税外収入の落ち込みから予算編成に大変に苦労されている実態につきましては、御案内のとおりかと存じます。予算編成における国、都等の基本的な動向につきましては施政方針の中のとおりでございますが、その背景を含めて、若干申し上げ、御理解をいただきたいと存じます。
 国の予算編成につきましては、我が国経済が引き続き低迷し、資産価格等の下降傾向の厳しい状況に直面しているなどを反映し、地方税収等の落ち込みや、伸び率の鈍化が見込まれ、地方財政の運営に当たっては税収動向を的確に把握する必要があり、また、多額の借り入れ残高を抱えていることから、財政の健全性の確保に引き続き努力をする必要があるとしております。
 一方、自主的、主体的な活力のある地域づくり、高齢化社会への進展への対応等、現下の重要政策課題を推進していく上で、地方団体はますます大きな役割を担うよう求められております。このような状況の中で、国の5年度の一般会計予算は72兆 3,548億円、前年度比に比べ 0.2%の伸び、低い伸びの予算となっております。一般会計予算のうち、一般歳出では前年度に比べ 3.1%の伸びであります。一方、地方財政計画の規模はおおむね76兆 4,200億円、前年度に比べ 2.8%の伸びであります。地方税は全体で 1.6%、市町村民税では 6.4%の増が見込んでおりますが、都道府県民税のうち、所得割12.1%の増、法人税割12.2%の増、利子割40.3%の減、法人事業税 9.2%の減であり、また市町村民税のうち、所得割12.5%の増、法人税割10.6%の減、固定資産税 6.9%の増の見込みとなっており、都道府県民税の落ち込みが大きく影響し、全体といたしまして 1.6%の低い伸びとなっているところでございます。
 地方交付税は15兆 4,351億円、前年度に比べ 1.6%の減でありますが、4年度の臨時財政特例債償還基金を除いた場合は 5.2%の増となっております。そのほか、地方財政計画で主なところでは国庫補助金の整理、合理化等により、公共事業にかかる国庫補助金負担率の恒久化や、国庫補助金の一般財源化等により、国民健康保険基盤安定事業にかかる国庫負担金の定率補助から定額補助に制度改正がなされるなど、地方財政がますます厳しい状況になりつつあります。
 一方、東京都の5年度の予算規模は7兆 112億円、前年度に比べ 2,202億円減のマイナス3.0 %となっております。大きな要素といたしましては、都税収入のマイナスであります。都は都政始まって以来の大幅なマイナスの伸びであるとしております。都の編成方針も、やはり、厳しい経済情勢を反映し、歳入歳出を堅実、かつ適切に見積もるとともに、限られた財源を重点的、効率的に配分し、現下の都政の研究課題を中心に、93総合実施計画の着実な具体化を目指し、これまでにも増して、簡素で効率的な都政運営を堅実な財政運営に努め、一層、活力ある都政の推進を目指すとしております。
 しかしながら、歳入の根源となる都税収入は法人2税が前年度に比べ22.4%のマイナス、その他の税を含めた都税で13.1%の大きな減収としております。このため、都債については前年当初に比べ87.7%の大幅な伸びを示しており、このため、一般会計における起債依存度は4年度当初の 5.1%に対し、5年度は約倍近い10.0%となっております。
 また、都税収入の減に対応し、基金の一層、積極的かつ弾力的な活用による財源確保のため、財政調整基金より 650億円、減債基金より 650億円を繰り入れております。その他、特定目的基金からも総額で 2,154億円を取り崩し、財源の確保を行っております。
 これら国、及び都の厳しい財政事情を踏まえ、かつ低迷の続く経済情勢の動向に留意しつつ、当市の財政環境、財政運営を根本的に再認識する中で、平成5年度の予算編成を行ったところであります。
 編成方針の基本的な考え方は施政方針説明の中で申し上げておりますので、割愛をさせていただきますが、経済情勢の変化が大きく、率直に申し上げ、例年になく財政運営の見通しを立てることは難しさを痛感しつつの予算編成となったところであります。このため、編成作業を進めていく中で、枠配額の減額、見直しを初め、経常経費のさらに見通し、査定経費の抑制など、人件費、物件費等の抑制を一層図ったところであります。
 それでは、予算案の内容を順次御説明申し上げたいと存じます。
 お手元の予算書の2ページをお開き願いたいと存じます。
 平成5年度東京都東村山市一般会計予算第1条の総額は 396億 8,526万 8,000円であります。前年度に対しまして 4.3%の伸びとなっております。 4.3%の伸びの要因としましては、歳入の最大限の確保を図った中から、実施計画、及び後年度事業を考慮した中で、さらに必要な事業の厳選をした上での予算としたものでございます。
 第2条の債務負担行為といたしまして、公共用地の取得事業等を設定したものであります。
 続きまして、第3条の地方債でありますが、5ページにあります第3表の内容となっております。継続費を設定しております。憩の家等建設事業、肢体不自由児等施設建設事業、新規事業であります体験農園整備事業、電線の地中化事業、保健体育施設整備事業、そして例年、起債を充当しております都市計画道路整備事業、架道橋改築事業、市営住宅建設事業、消防施設整備事業、義務教育施設整備事業を予定し、総額で24億 5,510万円を設定いたしたところであります。
 次に、2ページの第4条にあります一時借入金の限度額を30億円とさせていただきました。
 次に、第5条の歳出予算の流用につきましては、地方自治法第 220条第2項ただし書きによりましてお願いをするものであります。
 次に、事項別明細書によりまして御説明を申し上げたいと存じます。
 12ページをお開き願います。
 市税でございますが、総額で 203億 584万 5,000円で、前年度に比べ7億 1,299万 1,000円、 3.6%の伸びとなっております。その内訳としまして、市民税が 124億 1,684万 8,000円で、前年度より3億 1,109万 4,000円、 2.6%の増となっておりますが、前年度に対し今年度は小さい伸びとなっており、考えられますことは経済社会の全般的な景気の後退によるものと予測され、個人分では給与所得が、春闘に見られますようにアップ率が低かったこと等含めて、景気の後退にさらに拍車がかかったこと、また法人についても前年度に引き続き7,547 万 7,000円、 6.5%のマイナスとなっておりまして、いかに景気の回復の時間がかかり、長引いているかを示しているところでございます。
 次に、14ページをお開き願います。
 固定資産税は全体で58億 6,090万 1,000円、 5.4%の伸びであります。このうち、土地分につきましては 4.2%の伸びでありますが、生産緑地法改正に伴う宅地並み移行による増等を含んでおります。また、家屋分は 7.9%の伸びとなっているところであります。
 次に、16ページをお開き願います。
 市たばこ税でありますが、4億 9,417万 4,000円で、 569万 7,000円、 1.2%の伸びとなっておりまして、売り上げ本数の微増によりまして前年度を上回る予算となっております。
 次に、特別土地保有税でありますが、 2,104万 9,000円、59.2%の伸びとなっており、保有分の対象土地が増加したことにより伸びとなっております。
 次に、下段にあります都市計画税でありますが、14億 2,703万 8,000円で、前年度に比べ7,391 万円、 5.5%の伸びとなっております。負担軽減は4年度と同様に 100分の 0.3を0.27に軽減を継続しております。
 次に、18ページをお開き願います。
 地方譲与税でありますが、7億 3,082万 9,000円で、前年度当初に比べ 3,667万 8,000円、5.3 %の伸びでありますが、東京都からの収入見込み額、及び推計によりまして計上したものであります。
 次に、20ページをお開き願います。
 利子割交付金でありますが、3億 4,433万 2,000円、前年度当初に比べ6億 8,316万8,000 円の減、66.5%の大幅な減となりました。御承知のとおり、預金利子等にかかわる収入でありまして、個人所得の伸びの鈍化から、預貯金の減少、法人の減収に伴う精算還付が大きく、これらの影響が大きなマイナスとなる見込みであります。
 ちなみに3年度決算では2年度決算に対し28.2%の減、また4年度決算見込みでは4年度当初に比べて58.7%の減、決算見込み対比では56%の減の見込みであります。いずれにいたしましても、景気の動向に直接影響の出る交付金でありまして、予測の把握が非常に難しい面もございますのも事実かと存じますが、なお4年度の利子割交付金につきましては、追加議案として御提案させていただきます4年度の3号補正において減額補正をさせていただきたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 次に、24ページをお開き願います。
 自動車取得税交付金でありますが、4億 3,099万 7,000円で当初対比では 6,577万 6,000円、13.2%のマイナスであります。この交付金につきましても、景気の後退から新たな自動車の取得の伸びがないことが影響によるものと見込んでおります。これらにつきましても、3号補正において4年度の補正減を予定いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、26ページをお開き願います。
 地方交付税でありますが、20億 1,000万円、前年度当初に比べまして7億 300万円、53.8%の伸びを見込んだところであります。地方交付税につきましては予算審議の都度、御説明申し上げておりますが、結果的に基準財政需要額と基準財政収入額との差により、交付金として交付されたり、不交付となるもので、その積算に当たっては需要額、収入額とも多くの費目の積み重ねによる算定となっており、その構造は複雑多岐にわたっております。5年度の積算に当たって、基準財政需要額では前年度の地域づくり推進事業がふるさと事業に改められ、引き続き算入されること、地域福祉基金も同様、算入されること、社会福祉経費の充実、環境保全対策経費の拡充等がなされる一方、土地開発基金、臨時財政特別債償還基金費が除かれるなどの項目もあります。また、国民健康保険基盤安定事業における国庫補助金の国庫負担金の暫定引き下げに伴う需要費の措置がなされることとなりましたが、この部分については現段階での見込みでは困難な状況であります。
 一方、基準財政収入額においては、市民税の伸びが法人税の減収に見込まれるように伸びが小さく、固定資産税の伸びは見込めますが、税全体での伸びは期待薄であること、加えて利子割交付金が大きく減となっており、さらに自動車取得税交付金も減となる中で、地方財政計画の交付税の考え方等を分析把握した中で、積算により計上したものであります。
 次に、30ページをお開き願います。
 分担金及び負担金でございますが、民生費負担金のうち、児童福祉費負担金については保育料の改正がなされたことに伴う増が主なところであります。また、教育費負担金がゼロとなっておりますが、4年度当初で計上いたしました多摩北部都市広域行政圏協議会の関係6市の図書館利用の利便性を高める目的で、6市の負担金をもってOA化を基本として事業を進めることを発想したところでありますが、概要設計等の結果を踏まえ、事業化に踏み切るにはさらに多面的方策の検討をする必要があるものとの判断から、即事業化を見送ったことによるものであります。
 次に、32ページをお開き願います。
 使用料及び手数料でございますが、3億 3,751万 6,000円で、前年度当初に比べ 3,443万円、11.4%の伸びとなっております。このうち、大きな伸びとなりましたのが住宅使用料で1,443 万 1,000円の増となり、第1期工事完成に伴う48戸分の住宅使用料、及び駐車場使用料の増によるものでございます。
 また、34ページにありますお開き願いますと、おわかりかと思います。戸籍住民基本台帳手数料につきましては、平成5年1月1日よりの政令改正に伴い、それぞれ単価が改正されたことに伴う増となっております。
 次に、38ページをお開き願います。
 国庫支出金でありますが、29億 3,354万 6,000円で、前年度に比べ 3,198万円、 1.1%の増となっております。主なるものとしましては、国民健康保険基盤安定国庫負担金が定率負担から定額負担へと制度改正により大きな減となっており、地方負担の増加については交付税措置をするとしておりますが、現段階での見通しが皆目つかめない状況であります。
 また、補助金では老人福祉費補助金のうち、地域特別賃貸住宅の補助金が平成5年8月ごろ入居予定のため、一定の国庫補助があり、大きな増となっております。
 また、ホームヘルプサービス事業補助金については、国の直接補助に変更となりましたが、4年度当初では把握できず、4年度の12月補正で整理をさせていただきましたので、当初対比では皆増となっております。そのほか、運動公園拡張用地取得費補助金 5,000万円、(仮称)農とみどりの体験パーク整備費補助金 450万円、市営住宅第2期工事分補助金2億9,914 万 1,000円などでございます。
 次に、48ページをお開き願います。
 都の支出金でございますが、60億 8,964万 8,000円、前年度に比べ4億 3,399万 2,000円、7.7 %の伸びとなっております。
 主なものとしましては、心身障害者福祉手当、老人福祉手当等は単価改正をされたことによりまして、それぞれ増額となっております。
 また、コミュニティースポーツ施設建設補助金として、(仮称)廻田憩の家等の建設補助で、 2,084万 6,000円、グラウンド夜間照明灯整備補助 884万 2,000円。
 また、児童福祉費補助金のうち、保育所臨時財政補助金が前年度に比べ、大きな減となっております。
 土木費補助では市道 302号線の拡幅改良工事、都市計画道路3・4・27号線、及び3・4・26号線の整備、運動公園拡張用地など、8億 2,724万 5,000円の増となっております。
 また、教育費補助では廻田文化センター建設補助がなくなったために3億 2,914万円の減となっております。
 さらに、児童福祉費委託金については、あゆみの家に関連します委託内容の変更等により、肢体不自由児、重症心身障害児者の運営委託金が増となっております。
 次に、ちょっと飛ばしますけれども、70ページをお開き願います。
 財産収入でございますが、2億 5,958万 5,000円で、前年度に比べ1億 4,010万 5,000円、35.1%の大きな減となっておりますが、このうち、利子及び配当金につきまして数回にわたる公定歩合の引き下げに関連しまして、預貯金利率の引き下げによる影響から大きな減となっております。
 次に、76ページをお開き願います。
 繰入金でありますが、5年度予算編成を進める中で、財政フレームがどうなるのか懸念されたところでありますが、税の伸びが前年度に比べ低いことや、利子割交付金、自動車取得税交付金等の減など、歳入の根幹をなす収入が総じて減となったことから、職員退職手当基金、財政調整基金より繰り入れをし、計上したところであります。
 また、国際交流基金からの繰り入れにつきましては、果実運用による交流に対する補助を進めるため 210万円の繰り入れを行ったものであります。
 次に、80ページをお開き願います。
 諸収入でありますが、26億 8,948万 7,000円、前年度に比べ 597万 8,000円 0.2%の伸びとなっております。主なるものとしましては、やはり、景気に左右されると思われます収益事業収入が入場者の数、売り上げとも4年度実績見通しを勘案し、落ち込みが大きな点を踏まえ、前年度に比べ2億 5,000万円減の7億 5,000万円を見込んで計上したものであります。
 また、民生費雑入としまして、高齢者アパート入居者の家賃納入金として 370万円、土木雑入としまして第2天王橋架替負担金 6,600万円などを計上しております。
 次に、88ページをお開き願います。
 市債でありますが、先ほど第3表の地方債で若干触れましたが、24億 5,510万円で、前年度に比べ 7,400万円、 2.4%の減となっておりますが、(仮称)廻田憩の家等建設事業に3億 1,280万円、あゆみの家改築事業に1億 2,910万円、都市計画道路3・4・27号線整備事業に3億 3,100万円、回田架道橋改築事業として3億円、市営住宅建設事業に3億 1,750万円、(仮称)農とみどりの体験パーク整備事業に 2,500万円、防火貯水槽整備事業、消防ポンプ車整備事業として 2,100万円、秋津小学校大規模改造事業に2億 4,000万円、第1中学校大規模改造事業に2億 6,000万円、運動公園拡張用地取得事業に4億 4,000万円、(仮称)スポーツセンター屋内プール建設事業に 2,700万円、夜間照明灯整備事業に 1,800万円、そしてコミュニティー商店街電線地中化事業としまして 3,370万円を計上し、事業の推進を図るものであります。
 以上、要点のみではございますが、歳入について御説明を申し上げてまいりました。
 引き続きまして、歳出関係につきまして御説明を申し上げたいと存じます。
 まず議会費でございますが、94ページをお開き願います。
 総額3億 7,408万 3,000円、対前年度比 9.7%の伸びとなっております。議会運営経費のうち、97ページをお開き願いますと中段やや下になりますが、工事請負費としましてスピーカー設置工事21万 3,000円を計上しておりますが、傍聴席の入り口廊下にスピーカーを設置し、傍聴者の利便に供するものでございます。
 次に、総務費関係でありますが、総務費総額43億 8,769万 8,000円、対前年度比マイナス1.1 %となっております。
 103 ページをお開き願います。
 下段の職員研修費関係費 1,242万 2,000円でありますが、現行研修の充実にあわせ、新規事業といたしまして、 105ページの上段になりますが、管理職の宿泊研修、また海外派遣研修は東京都市町村職員研修所主催によるものと、市の独自の研修も加え、研修の充実を図るものであります。
 次に、 109ページをお開き願います。
 上段の姉妹都市事業費 1,140万 4,000円でありますが、主なる内容としましては姉妹都市インディペンデンス市と友好のきずなを結んで15周年になることから、両市の相互訪問、記念事業等の経費、さらにはTAMAらいふ21事業の関連で、多摩ワールドジュニアサッカーフェスティバルに出場する選手団が8月22日から31日の間、当市に滞在する予定となっており、選手団のバス借り上げ等を計上したものであります。
 また、下段にございます筆耕翻訳料8万 3,000円でありますが、在住外国人の国籍が約41カ国となっていることから、在住外国人の市民生活への利便性を考慮し、家庭から集積所へのごみの出し方について、タガログ語、ペルシャ語、中国語等の外国語に翻訳を依頼するものであります。
 次に、 111ページをお開き願います。
 下段になりますが、総合計画策定経費 609万 3,000円のうち、委託料 500万円でありますが、平成8年から10カ年間の第3次基本構想の策定に伴う基礎調査のための委託によるものであります。
 次に、 113ページをお開き願います。
 中段の委託料2億 9,119万 3,000円でありますが、税関係事務の電算化を平成5年度からの稼働を予定しておりまして、稼働後の税法改正に対処するため、市民税、固定資産税のシステム変更の委託料を計上したものであります。
 次に、諸事業推進経費 136万円でありますが、 119ページをお開き願いますと、上段の原爆被爆展の関係でありますが、本年度は新たに廻田公民館を含めて5会場を予定するものであります。
 続いて、下段に移りますが、広域行政圏事業費のうち、多摩北部広域子供科学博物館組合負担金2億 3,945万円でありますが、広域行政圏の一つの顔としての役割を担う子供科学博物館が平成6年3月にオープンとなりますが、その建設についての負担金であります。
 次に、 121ページをお開き願います。
 上段にございます女性行政推進事業経費 263万 5,000円でありますが、啓発誌の発行のほかに、女性問題セミナー、講演会等を予定するものであります。
 次に、 125ページをお開き願います。
 上段の景観指標作成経費でありますが、市の景観、特性と景観形成の課題の把握と景観形成に向けた個別課題の検討を行うため、懇談会を設置していく内容であります。
 中段でございますが、住宅マスタープラン策定事業費84万 9,000円でありますが、地域の特性に応じた住宅、町づくりを総合的に進めるための基本計画の策定が4年度で終わるために、本年度はその計画書の印刷を行うものであります。
 続いて下段にございます、TAMAらいふ21事業経費 7,142万 1,000円でありますが、明治26年、多摩地域が神奈川県から東京府に移管され、平成5年、 100周年を迎えるという歴史的な節目をとらえ、多摩全域で多摩新時代を先導する町づくりの運動を展開していく事業内容であります。うち、TAMAらいふ21企画イベント委託料 2,000万円につきましては、市内において薪能の開催等を検討を予定するものであります。
 次に、 127ページをお開き願います。
 上段の市の鳥制定事業費 177万 8,000円でありますが、平成6年の市制30周年に向けての制定事業としてのそのメニューを検討していくものであります。
 続いて下段に移りますが、文書事務経費のうち、シュレッダー使用料 317万円でありますが、ごみ減量の一環として再生可能紙をシュレッダーにかけ、資源の有効活用を図るものであります。
 次に、 129ページをお開き願います。
 広報活動費のうち、下段の市制30周年記念ビデオ作成委託料 560万円でありますが、市制30周年に向けて歴史の一こまとして考えているものであります。
 次に、 137ページをお開き願います。
 庁舎維持管理経費のうち、委託料で汚水雑排水管の清掃委託料 111万 3,000円でありますが、前回は平成3年度に実施し、隔年ごとに行っている内容であります。
 次に、少々飛びますが、 145ページをお開き願います。
 下段の市センター地区整備事業費 896万 8,000円でありますが、主たる内容としまして第3次、及び第4次実施計画を基本とした市センター地区の整備基本構想推進計画に基づき、施設計画、施設機能等の検討をしていくための懇談会の設置と、市センター地区整備構想作成調査の委託であります。
 次に、 147ページをお開き願います。
 上段になりますが、集会施設整備事業費84万 9,000円でありますが、西武園競輪の周辺対策の一環として、市内西北部に土地を求めて集会施設を建設いたしたいと考えているところでありますが、適地が見つかった場合の土地の鑑定料として計上したものであります。
 続いて中段になりますが、交通安全対策事業費のうち、東村山市交通安全協会補助金 489万円でありますが、運営費等の補助の充実をさせていただいたところであります。
 また、その下の駐輪場維持管理経費でありますが、次の 149ページでございます。中段の委託料のうち、放置禁止区域等看板設置委託料 187万 6,000円でありますが、東村山駅西口を自転車放置禁止区域の指定を予定するもので、その周知のための看板を作成するものであります。
 次に、 153ページをお開き願います。
 中段にありますが、防災会議経費のうち、地域防災計画現況調査委託料 600万円でありますが、平成3年9月1日に東京都が発行した、東京における地震被害の想定に関する調査研究の被害想定の数値を基本に、さらには社会情勢、環境の変化等を踏まえまして、防災アセスメント調査、地震災害編を中心に、現況調査を委託するものであります。
 次のページ、 155ページをお開き願います。
 下段になりますが、負担金及び交付金 196万 6,000円のうち、電波利用料負担金67万8,000 円でありますが、電波法の一部を改正する法案が平成4年5月29日に可決、成立し、平成5年4月1日より施行され、現在、当市が使用いたしております防災行政無線の固定型、移動型が電波法第 103条の2第3項に該当することから、電波利用料として国に納付するものでございます。
 次のページ、 157ページに移りますが、上段の自治会報償 465万 5,000円でありますが、自治会活動の充実を図るため、世帯当たり 100円から 120円に増額した内容であります。
 次のページ、 159ページをお開き願います。
 上段の国際交流基金積立金でありますが、国際交流事業の推進を図るため 2,000万円を積み立てるものであります。
 次に、 163ページ、1ページ飛ばします。
 下段にございます納税奨励経費のうち、税標語立て看板設置委託料84万円でありますが、納税のPRを図り、収納率の向上に努めていくものであります。
 次に、恐縮でございますが、少し飛ばします。 171ページをお開き願います。
 中段の地域サービス窓口経費 569万 5,000円でありますが、秋津公民館、萩山公民館に新規に窓口を開設し、地域サービスに努めていくもので、当面は、動く市役所巡回の日程の中で対応していくものであります。
 次に、 177ページをお開き願います。
 上段にございます東京都議会議員選挙費 2,767万 5,000円でありますが、都議会議員の任期が平成5年7月22日で満了することからその選挙費用を計上したものであります。
 続いて 179ページですが、これも上段の一番上です。
 衆議院議員選挙費 2,543万 9,000円でありますが、衆議院議員の任期が平成6年2月17日で満了となるため、その選挙費用を計上したものであります。
 次に、 190ページをお開き願います。
 民生費関係です。民生費関係に移りますが、民生費の総額 129億 5,042万 5,000円、対前年度比 3.9%の伸びとなっております。
 191 ページをお開き願います。
 中段の民生委員・児童委員活動経費のうち、東京水辺ライン水上バス借り上げの関係でありますが、隅田川、荒川をルートとする川の手の町づくりの様子を見学するとともに、これからの町づくりに対する認識を深めていただくための研修の場として設定をしたもので、この関係につきましては、社会教育総務費の講習会事業費、青少年対策事業費に計上しているものであります。
 次に、 193ページ、次のページです。
 中段の社会を明るくする運動事業費のうち、保護司活動報償でありますが、犯罪の予防、社会を明るくする運動等、保護司の方々の充実を図るため、3万 5,000円から3万 7,000円に増額をしたものであります。
 次に、 201ページをお願いします。
 国民健康保険特別会計繰出金、9億 8,636万 7,000円の繰り出しとなっております。この関係につきましては、若干申し上げますと、平成4年度において国庫事務費負担金の人件費分、及び助産費について一般財源化されたことは御承知のとおりと存じますが、5年度においてはさらに地方財政計画において5年度と6年度の暫定措置ながら、保険基盤安定制度の改正が行われ、従来の定率補助が定額補助になるなど、2年続けての制度改正がなされているところであります。このため、基盤安定国庫負担金につきましては、歳入の中で御説明申し上げましたが、定額がどの程度になるか、現段階では把握が大変難しいところがございますが、一定の試算によりまして、5年度は 4,969万 3,000円を繰り出しております。
 また、昨年12月に税条例の改正の承認をいただき、保険税の改善を図ったところでありますが、さらに不足が生じるため、5年度においてその不足額を加算、繰り出しすることによりまして、59年度以来の満年度予算の編成ができたところでございます。
 次に、 203ページ、次のページです。
 中段の身体障害者更生援護事業費の関係でありますが、次のページの 205ページの上段に視覚障害者点字図書給付費、点字図書の入手を容易にし、知識や情報を得やすくするための援助であります。
 次に、 205ページやや中段になりますが、心身障害者福祉手当事業費につきましては、議案第8号で御審議をいただいた内容であります。
 続いて 209ページをお開き願います。
 難病患者福祉手当事業費の関係でありますが、この内容につきましても、議案第11号で御審議をいただいたところでありまして、手当の増額を図り、福祉の充実に努めるものでございます。
 次に、 213ページ、下段の心身障害児(者)通所訓練運営助成事業費でありますが、日常生活における基本的な動作の指導、及び集団生活への適応訓練のための支援を行っているわけでありますが、自立援助ホーム・まんぼうにつきましては、宿泊訓練を含めて心身障害者の自立を目指す新たな団体でございます。
 次に、 217ページをお開き願います。
 下段になりますが、重度心身障害者巡回入浴サービス事業費 756万 5,000円でありますが、家庭での入浴困難な重度障害者にそのサービスを行うものでありますが、従来は月2回の定期実施でありましたが、本年度は月3回としまして、その充実を図っていくものであります。
 次に、 221ページをお開き願います。
 下段の心身障害児(者)ショートステイ事業費 568万 2,000円でありますが、本年度、新たな事業として取り組むわけでありますが、在宅の心身障害児者の援護の一環としまして、保護者等の事情により一時的に介護を受けることができない場合、施設機能を提供し、日常生活に必要な介護を行うものでございます。
 225 ページをお開き願います。
 中段の老人クラブ助成事業費のうち、老人クラブ連合会補助金でありますが、60万円から70万円に増額を図り、連合会の活動の支援を行うものであります。
 次に、 227ページ。
 中段にありますが、老人福祉手当事業費のうち、扶助費としまして5億 1,554万円を計上いたしておりますが、議案第12号で御審議をいただいた内容であります。
 次に、 233ページをお開き願います。
 中段になりますが、憩の家運営事業費 9,122万円でありますが、高齢者の交流の場、憩いの場として久米川、萩山、富士見の3館の憩の家を社会福祉協議会に委託をする費用を主たる内容であります。
 次に、 237ページでございます。
 上段の在宅サービスセンター等事業費のうち、在宅サービスセンター運営委託料2億1,961 万 4,000円でありますが、信愛デイケアセンターが、平成6年度より従来の共同利用から清瀬市単独事業に移行するため、当市の利用者を5年度に白十字八国苑、寿デイサービスセンターに移すことになります。このため、両施設の職員の増員に伴う委託料の増でございます。
 続いてその下の段になりますが、在宅サービスセンター建設費等補助金 6,000万円でありますが、社会福祉法人、大洋社が秋津町1丁目32番地の4に定員80床規模の特別養護老人ホームを建設する予定であり、併設いたしますと、在宅サービスセンター等の補助金として計上するものであります。
 また、工期は平成5年から6年で、工期の予定としましては平成5年9月に着工し、平成7年4月、運営開始を予定するものであります。
 その下の高齢者アパート事業費 3,636万 7,000円でありますが、平成5年8月ごろより入居を予定するものであります。
 239 ページをお開き願います。
 中段の、長寿社会対策基金積立金でありますが、長寿社会に対応した福祉施策に充当するための基金とし、1億円を積み立てるものでございます。
 続いて下段になりますが、(仮称)廻田憩の家等建設事業費のうち 241ページ、次のページの下段になります。工事請負費3億 6,469万 6,000円でありますが、憩の家、集会所、児童館分室の3つの機能を有する複合施設の工事でありまして、平成4年度、5年度の継続事業であり、平成6年4月オープンを予定するものであります。
 続いて、一番下の老人性白内障特殊眼鏡等助成事業については、次のページ、 243ページにかけてでありますが、白内障の手術が4年4月1日より保険適用となったため、新たに、老人性白内障のため水晶体の摘出手術としたもので、眼内レンズの挿入ができない高齢者に対し、特殊眼鏡等を購入する経費の一部を助成する内容でございます。
 続いて、その下の老人保健医療特別会計繰出金3億 2,064万 3,000円を計上いたしておりますが、4年度より 1,328万 9,000円の増となっております。
 続いて、下段にございます社会福祉センター運営事業費のうち、工事請負費 3,159万1,000 円でありますが、社会福祉センターが建設されて16年になり、冷暖房装置の老朽化に伴い、冷温水発生機の交換工事を行うものであります。
 次に、 247ページをお開き願います。
 中段の、無認可保育室助成事業費 7,927万 3,000円のうち、無認可保育室補助金 7,884万6,000 円、この内容は保育室に対する補助金のうち、市単分としまして3歳未満児 1,000円、3歳以上児 500円、それぞれ引き上げを図り、保育の充実に努めていくものであります。
 続いて、下段の民間保育助成事業費のうち、特に次のページになりますが、上段にあります保育推進加算補助金 258万 1,000円を計上してあります。民間保育所の運営助成の充実を図っていくものでございます。
 続いて、幼児施設助成事業費のうち幼児教室補助金 241万 6,000円につきましては、単価を 110円から 120円に引き上げて運営の助成の充実を図っております。
 次に、 251ページから 253ページの上段にかけてでありますが、児童育成手当事業費につきましては、議案第7号で御審議をしていただいた内容であります。
  253ページ、下段になりますが、一番下段で重度心身障害児福祉手当事業費でありますが、これも議案第9号で御審議をいただいた内容でありますが、市の単独事業として実施をしているものでございます。
 次に、 261ページをお開き願います。
 上段の保育所施設維持管理経費のうち、 263ページの上段になりますが、印刷機使用料197 万 3,000円でありますが、保育園7カ所に印刷機を導入し、事務の効率化を図っていくものであります。
 続いて、中段になりますが、秋津児童館運営経費 272万 4,000円、下段の秋津児童館管理経費 1,007万円につきましては、市内3館目の児童館としまして4月1日の開園を予定いたしておりますが、年間の運営と管理経費を計上したものでございます。
 次に、 265ページをお開き願います。
 下段になりますが、児童館建設事業費 1,217万 5,000円でありますが、4館目の児童館として現北山児童クラブの敷地に建設をしていくため、本年は地質調査、実施設計を委託していくものであります。
 次に 273ページをお開き願います。
 中段になりますが、児童館分室管理経費のうち 275ページの、上段になりますが、工事請負費 450万円でありますが、恩多分室の床、屋根、外壁の補修と南台分室の空調設備工事を行うものでございます。
 次に 277ページをお開き願います。
 中段になりますが、あゆみの家運営助成事業費のうち、委託料 7,283万 1,000円でありますが、就学前の肢体不自由児に治療と機能訓練を行う内容と、重度の精神薄弱、肢体不自由児で在宅している者を通所させ、治療を行う内容でありまして、いずれにいたしましても、社会福祉法人まりも会に委託をしていくものであります。
 また、備品購入費 634万 1,000円につきましては、重症心身障害者用のバスを購入するものであります。
 続いて、その下のあゆみの家改築事業費3億 860万 9,000円でありますが、4年、5年の継続事業でありまして、改築に当たっての経過は御案内のとおりでありますが、本年9月にオープンを予定いたしているものであります。
 次に、衛生費関係に移ります、 282ページを。
 衛生費総額29億 4,397万 1,000円、前年度とほぼ同額となっておりますが、 283ページの下段になりますが、健康相談事業費 190万 4,000円でありますが、老人保健法第15条、第20条に基づき、健康相談を実施するものでありますが、本年度は新たに薬害に対する相談も含めて実施をしていくものでございます。
 次に、 289ページをお開き願います。
 下段になりますが、休日診療事業費 1,341万 1,000円であります。祝日、休日における市民の医療不安の解消に努めるとともに、休日応急診療委託料1日6万円から6万 2,000円に増額し、休日診療の充実を図っていくものでございます。
 次に、 293ページをお開き願います。
 上段になりますが、医師会、歯科医師会等助成事業費 480万 1,000円でありますが、各種検診事業研究費補助金として、新たに、寝たきり老人の歯科治療と5歳児の歯科検診についての研修費の増額を図ったものであります。
 続いて下段になりますが、市民健康の集い事業費 129万 4,000円でありますが、市民が健康な日常生活を送るために、健康に関する正しい知識の普及と健康意識の高揚を図るため実施するものでございます。
 次に、 305ページをお開き願います。
 上段の美化推進事業費 708万 4,000円でありますが、環境美化運動を全市的に広めるために、環境美化推進員、環境美化推進モデル地区を設け、実践活動を推進し、団体等の育成と支援を行う一方、美化キャンペーンの実施による公衆道徳の向上を図り、環境美化の推進に努めるものでございます。
 次に、 309ページをお開き願います。
 下段の清掃事務所維持管理経費のうち、 311ページ、次のページの下段になりますが、管理棟施設補完整備工事 1,031万 2,000円でありますが、焼却炉棟、破砕機棟、計量機室等について、公共下水道に切りかえするための工事内容であります。
 次に、 313ページをお開き願います。
 新システム推進事業費のうち 315ページの上段に、次のページになりますが、資源物運搬委託料 183万 8,000円でありますが、スチール缶、カレット等、資源物の運搬を委託するものであります。
 続いて 317ページになりますが、アメニティ基金積立金5年度、瓶、缶の資源物売り払い収入予算計上額 1,115万 4,000円と利子分を計上いたしております。
 次に、 319ページをお開き願います。
 上段のごみ減量対策費でありますが、市民生活の環境保全のため、廃棄物適正処理に加え、廃棄物有効利用による資源循環の町づくりを目指す廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例が4月1日より施行するため、廃棄物減量等推進審議会、廃棄物減量等推進委員を設置する経費、ごみ減量意識の高揚と分別排出の徹底化を図るために、看板作成、ごみ減量の具体策の経費を含め、 1,851万 2,000円を計上したものであります。
 日の出町の谷戸沢処分場への廃棄物の搬入の総量規制という大変厳しい状況もあり、深刻度を増すごみ問題に対して行政レベルでの取り組みが強く求められており、この増加の抑制から減少する方策に向けて、さらに努力をしてまいりたいと考えております。
 次に、 325ページをお開き願います。
 下段になりますが、ごみ処分地経費のうち、各種組成分析委託料でありますが、焼却残渣の組成分析結果を2カ月に1回、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合に報告することになっておりまして、組成分析の委託をするものでございます。
 次に、 329ページをお開き願います。
 中段になりますが、ごみ収集委託事業費でありますが、市内5万余の世帯から排出されるごみの収集委託料としまして2億 5,846万 1,000円を計上いたしたものであります。
 次に、 331ページをお開き願います。
 下段になりますが、し尿処理施設補修工事 1,774万 2,000円でありますが、余剰汚泥脱水機分解補修、脱臭装置、抜気槽機器等の補修工事を行うものであります。
 次に、 336ページをお開き願います。
 労働費関係でありますが、労働費、総額 6,731万 3,000円、対前年度比マイナス 1.5%となっておりますが、失業対策事業費のうち、自由労働者の報酬が廃止になったことによりますものでございます。
 次に、下段にございます勤労者互助会事業費 6,600万円を計上いたしております。内容としましては、勤労者互助会の運営補助金 600万円、勤労者互助会の法人化に向けての資金積み立て補助としまして 6,000万円であります。
 次に、農林費関係でございます。
 農林業費、総額で1億 2,023万 1,000円、対前年度比11.6%の増となっております。
  341ページをお開き願います。
 農業振興対策事業費のうち、下段の野菜端境期対策補助金 579万 4,000円でありますが、冬季における野菜の供給を促進するため、ビニールハウス設置に対する補助で、新たなる事業であります。
 次に、 343ページでございます。
 上段に産業まつり、農畜産業展事業費 410万円、4年度より10万円の増、また商工業振興費に計上して商工農展、消費者対策費に計上してある消費生活展につきましてもそれぞれ10万円の増とし、事業の推進と充実を図っていくものであります。
 次に、 344ページの商工費関係です。
 総額2億 4,429万 2,000円、対前年度比 107.9%の増でありますが、 347ページの上段になります。コミュニティ商店街配電線の地中化委託料 4,500万円でありますが、八坂商店街、栄町児童館前の通り約 110メートルを予定し、商店街の活性化を図っていくものであります。
 続いて下段になりますが、市制30周年記念事業商工会補助金 150万円、市制30周年のプレイベントとしまして水車祭りの開催と史跡の探索、商店街の青空市場を開催し、東村山ふるさとづくりの提唱と商業振興を図っていくことを内容とするものであります。
 続いて、その下のごみ減量対策事業商工会補助金 545万円でありますが、ごみ減量には事業者、消費者の協力が不可欠でございまして、商工会としましてもごみ減量のPRに努めるなどとともに、ごみ問題について調査研究を重ねていく内容であります。
 次に、 349ページをお開き願います。
 上段になりますが、小口事業資金融資基金繰出金 1,000万円でありますが、議案第6号で御審議をいただいた内容でございますが、積立金の増をするものでございます。
 次に、 351ページの下段になりますが、工業施設集約化基礎調査委託料 824万円でありますが、散在的に立地をしている企業に操業の場を確保し、工業施設集約化に向けての基礎調査を行うものであります。
 次に、 353ページ、上段になります。
 消費者団体関係団体委託料 400万円でありますが、消費者祭りを予定するもので、消費者団体を中心に、TAMAらいふ21事業の一環として秋に実施を予定しているところであります。
 次のページ、土木費関係でございます。
 土木費総額80億 3,031万 2,000円、対前年度比25.1%の伸びとなっております。
 357 ページをお開き願います。
 中段になりますが、久米川駅南口トイレ設計委託、また、やや下に東村山駅東口トイレ新築工事 3,620万 5,000円でありますが、障害者用も含めて駅前に公衆用トイレの設置を推進するものであります。
 次に、 365ページをお開き願います。
 上段にあります道路拡幅事業費6億 4,594万 1,000円、主なる内容としましては、市道61号、市道 462の1号線、拡幅用地取得、市道拡幅新設つぶれ地立ち木移転物件等の補償料、並びに回田架道橋改築工事委託料等が主なる内容であります。
 次に、 369ページ、下段になりますが、道路新設改良事業費2億 7,929万 8,000円、歩道設置、排水管布設、拡幅改良等、8路線の道路改良工事を行うもので、市内全域にわたり計画的に道路整備に努めているところでございます。
 次に、 371ページ、中段に橋梁かけかえ工事費1億 8,000万円、空堀川改修工事に伴い拡幅するための費用として負担をするものでありますが、第2天王橋は幅員 5.2メートルから10メートルに、馬頭橋につきましては3メートルから6メートルにそれぞれ拡幅されるものでございます。
 続いて河川維持補修経費のうち、 373ページ、上段に親水施設調査委託料 100万円でありますが、遊水池の調査をするものでございます。
 次に、 375ページをお開き願います。
 中段の都市計画化運営経費のうち、飯能・所沢線接続検討調査委託料 721万円でありますが、対象地域の道路網等の体系の検討、路線の位置づけ、代替ルート案の検討する内容であります。
 前川準用河川全体計画書作成委託料 515万円でありますが、準用河川格上げのための全体計画書を作成するための内容でございます。
 新用途の地域指定がえの調査委託料 1,030万円でございますが、都市計画法、及び建築基準法の一部改正に伴い、用途地域が現行8種類から12種類に変更されることから、現行の調査を委託するものでございます。
 379 ページをお開き願います。
 下段になりますが、生産緑地事業費のうち、生産緑地標識設置委託料 762万 2,000円、平成4年度において、指定しました地区に標識を設置するもので、生産緑地法により義務づけられているものでございます。
 次に、 381ページをお開き願います。
 上段の都市計画道路3・4・27号線整備事業費でありますが、土地鑑定委託、物件鑑定委託、用地取得費を含めまして5億 7,854万 8,000円を計上し、事業の推進に努めるところであります。
 続いて、その下の都市計画道路3・4・26号線整備事業費、用地取得として10億円、総額12億 1,001万 3,000円でありますが、東京都より歳出と同額の交付金を受けて事業実施をするものであります。
 続いて、一番下の町づくり調査事業費でありますが、 383ページの上段にあります。住宅街区整備事業基本計画調査委託料 1,500万円でありますが、久米川駅北口周辺の整備方針のマスタープランの作成に向けて調査委託するものでございます。
 続いて、その下の排水管布設事業費でありますが、市道 539の3号線に排水管の布設をし、降雨時の道路冠水の解消に努めるものであります。
 続いて、下段の公共下水道事業特別会計繰出金23億 3,722万 8,000円、4年度より5億8,722 万 8,000円の増額ですが、公共下水雨水事業計画の調査費の一部を含め繰り出しとなっております。
 次に、 385ページ下段になりますが、公園等砂場検査委託料44万 5,000円でありますが、砂場の衛生管理に努めていくものでございます。
 続いて、その下の公園内水洗便所設置工事 1,965万 9,000円でありますが、秋津第2児童遊園に設置をするものであります。
 次に、 389ページをお開き願います。
 上段の北山公園再生計画整備工事1億 4,500万円ですが、園路、広場、及び修景工事等予定しているものでございます。
 続いて中段になりますが、東村山駅東口土地区画整理事業費のうち、東村山駅東口土地区画整理組合の助成金 1,100万円、東村山市土地区画整理事業助成規則に基づき補助するものであります。
 次に、 393ページ、下段の、農とみどりの体験パークの整備事業費 5,377万 1,000円でありますが、レジャー農園とは異なり、農地を生かした公園とし、市民が土と触れ合いながら、緑と農のかかわり合いや生産のプロセスなどとともに、自然保護の醸成に努めていくもので、秋津町1丁目に約 5,600平米の用地を借地し、平成5年度、造成等を行い、6年度にオープンを予定するものでございます。
 次に、 397ページをお願いいたします。
 市営住宅建てかえ事業費9億 7,361万 2,000円でありますが、4年度、5年度の継続事業でありまして、第2期分の建てかえ工事として1種、32戸、2種、11戸の建設を予定するものであります。
 次に、 399ページ、消防費関係でありますが、消防費総額15億 2,063万 9,000円、対前年度比 1.9%の伸びとなっております。
 上段に常備消防委託経費14億 914万 5,000円で、4年度より 9,441万 8,000円の増額となっております。
 続いて 403ページをお開き願います。
 上段の備品購入費 1,869万 7,000円でありますが、本部指揮車の老朽化に伴う指揮車の購入と、第2分団消防ポンプ車の入れかえをする内容でございます。
 次に、教育関係でございますが、次のページです。
 教育費、総額60億 1,906万 1,000円で対前年度比マイナス10.8%となっております。この要因の1つには、平成4年度におきまして廻田公民館・図書館の完成による工事費のマイナスが考えられます。
 少々飛びますが、 411ページをお開き願います。
 下段になりますが、市立小学校交通防犯整理事業費のうち、青葉小学校児童登下校の整理委託費58万 4,000円で新たに委託を行うものであります。
 次に、 419ページをお開き願います。
 中段になりますが、教育研究奨励推進事業費 205万 8,000円でありますが、市立小中学校のうち2校分の研究発表に伴う経費が主たる内容でありますが、市教委としても研修、研究の充実に力を注いでいるところでございます。
 次に、 433ページでございます。お開き願います。
 上段にありますが、移動教室事業費のうち、移動教室宿舎借り上げ費補助金 469万 2,000円、4年度よりアップを図り、父母負担の軽減に努めてまいったところであります。
 続いて、下段のTAMAらいふ21の暮らしの祭典入場料補助金でありますが、本年度多摩地域の全市町村が参加するもので開催される暮らしの祭典を見学するための補助として計上したものであります。
 次に、姉妹校事業費の関係でありますが、 437ページをお開き願います。
 上段の方になります。上段にイ市姉妹校訪問補助金としまして53万 2,000円でありますが、昭和63年7月14日、回田小学校とイ市グレンデール小学校と姉妹校を提携し、5年目に当たることから、訪問するための補助を計上したものであります。
 次に、 441ページをお開き願います。
 小学校給食維持管理費のうち、生ごみ分解消減機設置工事94万円でありますが、今年度は2台の設置を予定いたしまして、給食の残渣の処理を考えていくところであります。
 次に、 443ページの上段になりますが、小学校施設整備事業費4億 6,763万 2,000円でありますが、今年度、新たに秋津小学校大規模改造工事、化成小学校公共下水道接続工事、青葉、北山小の受水槽設置工事、東萩山小学校教室用テレビ配線改修工事と、キュービクルの取りかえ工事、久米川小学校保健室の改修工事、小学校ガス漏れ警報設備工事等が内容でありますが、学校施設の充実を図り、教育環境の整備に努めていくものでございます。
 次に、中学校費に移りますが、 447ページをお開き願います。
 中学校運営経費のうち、第四中学校30周年記念報償40万円でありますが、周年事業として計上したものであります。
 次に、 453ページをお開き願います。
 上段の修学旅行宿舎借り上げ費補助金 635万 8,000円でありますが、1人当たり 200円の増額をして、中学校の修学旅行事業の充実を図ってまいります。
 次に、 457ページをお開き願います。
 中学校施設整備事業費3億 8,475万 4,000円でありますが、第一中学校大規模改造工事第3期分、新たに第四中学校校庭拡張に伴う測量等の委託、中学校音楽室冷暖房設備工事、第二中学校幹線設備工事等、学校施設の充実を図り、教育環境の整備に努めていくものであります。
 次に、社会教育関係に移ります。 463ページをお開き願います。
 上段にありますが、印刷製本費 309万円でありますが、生涯学習情報誌として発行をしていくものであります。
 次に、 465ページをお開き願います。
 下段になりますが、市立小中学校地域教育推進事業費でありますが、従来の遊び場開放事業を、学校5日制を契機に各小中学校の校庭や体育館を中心に地域開放とし、学校を核としたコミュニティーづくりを目指すもので、学校単位に推進委員会を設置していくものであります。
 次に、 475ページをお開き願います。
 第2次市史編さん事業費の関係でありますが、調査、研究が進む中で、本年度は図説東村山市の刊行を予定するものであります。
 次に、 477ページでありますが、中段の(仮称)市立郷土博物館建設計画事業費 2,400万9,000 円でありますが、生涯学習の時代にこたえる新たな社会教育施設として諏訪町都営住宅に合築する形で郷土博物館の建設計画の中で、本年度は都が進める建物実施設計にあわせて展示実施施設作業を進めるとともに、展示資料、資料ビデオの制作を委託していく内容であります。
 次に、図書館関係費であります。 489ページをお開き願います。
 秋津図書館建設運営経費のうち、本年度は秋津図書館の特色である図書館に万葉植物の案内板の設置と、万葉植物カラー版の発行を予定するものであります。
 次に、 493ページをお開き願います。
 下段にありますが、図書館のOA化等推進事業費1億 3,415万 1,000円でありますが、主たる内容としましては利用者のサービスの向上に向け、書誌検索の迅速化と、中央館と地域館とのオンラインネットワークを構築していく内容であります。
 次に、公民館関係でありますが、公民館の5館構想も4年度で実現し、社会教育施設としての地域活動の拠点として昨年オープンした廻田公民館において新たに文化、芸術鑑賞を目的とした講演を予定いたしておりまして、地域文化の振興に努めていくものであります。
 次に、体育関係 521ページをお開き願います。
 中段やや下になりますが、体力づくり推進町会旗作成委託でありますが、市制30周年に向けて新たに作成をするものであります。
 次に、 523ページをお開き願います。
 体育施設維持管理経費でありますが、新たに久米川テニスコートの改修工事、夜間照明灯整備工事、運動公園拡張用地の取得費等を含めて6億 7,455万 8,000円を計上したものであります。
 次に、 537ページの下段に移りますが、(仮称)スポーツセンター屋内プール建設事業費3,893 万 4,000円でありますが、幼児用のプールも含めて実施設計の委託を行うものでございます。
 539 ページです。やや中段でありますが、私立幼稚園園児保護者負担軽減補助金でありますが、市単分としまして 300円を引き上げ、父母負担の軽減に努めたところであります。
 次に、公債費でありますが、総額29億 7,364万 8,000円で、対前年度比 4.2%の増となっております。
 以上、御説明申し上げてまいりましたが、5年度の予算編成に当たり、近年にない困難な財政環境の中でありますが、実施計画と整合性を図りながら作業を進めたところであります。予算総額に対する目的別の構成費の順位としましては、民生費、土木費、教育費となっております。
 大変ボリュームの多い内容でございましたが、極めて簡単に要点のみ御説明申し上げてまいりました。どうか、慎重な御審議を賜りまして、平成5年度の予算に対し御可決を賜りますよう、心からお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりました。本案については一時保留といたします。
 休憩いたします。
                午後4時7分休憩
                午後4時33分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
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△日程第2 議案第16号 平成5年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計予算
○議長(遠藤正之君) 日程第2、議案第16号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。市民部長。
              〔市民部長 入江弘君登壇〕
◎市民部長(入江弘君) 上程されました議案第16号、平成5年度東村山市国民健康保険事業特別会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。
 御承知のように、国保事業は大変厳しい状況が続いておりまして、平成5年度の見込みにおきましても、既に予算編成の段階で3億 5,000万円余りの歳入不足が見込まれておりました。このため、昨年10月9日に保険税のあり方についてを国保運営協議会に諮問申し上げ、10月30日に答申をいただき、12月議会で均等割額と限度額の引き上げを内容としました国保税の改正を行ったところでございます。この税改正によります増収と、一般会計からの繰入金の増額などによりまして、当初より満年度として予算編成をすることができました。
 平成5年度における予算編成方針といたしましては、一般会計での編成方針を基本としているところでございますが、編成途中におきまして国の国保制度に対する幾つかの改正案が打ち出されております。この中で、当市の国保財政に影響のありますものとしては、1、国保財政安定化支援事業の暫定的な拡充、制度化、2、保険基盤安定制度の費用負担割合の変更、3、国保事務経費のうち、賃金、委託料、負担金を職員給与費に準ずる経費として一般財源化を図るなどが挙げられるところでございます。
 第1点目の財政安定化支援事業繰入金につきましては、地方交付税の中に算入するとされておりますが、具体的な金額が予測できませんので、予算上は科目存置としての計上にとどめさせていただいております。
 第2点の保険基盤安定繰入金につきましては、国庫負担の大幅削減により、一般会計としては 2,000万円余りの負担増となるところでございます。
 第3点目につきましては、事務費負担金の中で賃金、委託料、負担金が対象経費から除かれることになりますので、事務費国庫負担金は4年度に比較して 1,000万円余り減額して計上せざるを得ないという厳しい状況にあります。
 これらを考慮しまして、平成5年度における被保険者数や医療費などの各種の統計を行い、歳入歳出予算の編成を行ったところでございます。
 それでは予算書に沿って御説明を申し上げたいと存じます。
 2ページをお開きください。
 第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額はそれぞれ63億 1,053万 3,000円と定めさせていただくものです。
 第2条といたしましては、一時借入金の借り入れ限度額を6億円と定めさせていただくものでございます。これは国庫負担金の変更交付決定が3月末になることもありまして、事業運営資金として一時借り入れの必要が予想されるためでございます。
 第3条といたしましては、歳出予算において不足が生じた場合の流用について定めさせていただくものでございます。
 次に、歳入について御説明申し上げます。数字による説明が多くなり、大変恐縮ですが、よろしくお聞き取り賜りたいと存じます。
 8ページをお開きください。
 国民健康保険税でございます。国民健康保険税の見込みですが、基本となります課税標準額につきましては冒頭にも申し上げましたように、昨年12月に改正されました新しい税率によっての見込みでございます。一般被保険者の現年度調定額、9ページの (C)ですが、17億7,297 万 5,000円、退職被保険者の現年度調定額 (I)になりますが、2億 4,105万 4,000円に、過去の収納実績をもとに一般被保険者分を 91.16%、退職被保険者分を99%、さらに滞納繰り越し分につきましては 26.26%の収納率をそれぞれ見込みまして計上させていただいたものです。総額として19億 5,270万円となり、4年度と比較しますと2億 1,648万 5,000円の増、 12.47%の伸びとなるところでございます。
 次に、14ページをお開きください。
 国庫支出金でございます。まず事務費負担金といたしまして、物件費相当分として 1,336万 9,000円が見込まれるところでございます。これは5年度の制度改正の1つとして既に一般財源化されております職員給与費の範囲の見直しとして、職員給与費に準ずる経費、すなわち賃金、委託料、負担金も一般財源化が予定されております。この結果としまして、事務費の基本額がかなり落ち込み、被保険者1人当たり 352円程度が見込まれるという予測で計上しております。
 次に、療養給付費等負担金19億 5,820万 9,000円の内容ですが、一般療養給付費、療養費、高額療養費の医療費見込みにより算出いたしました。
 中段の療養給付費負担金は国庫負担40%のルールに従って計上しております。また、老健医療費拠出金につきましても同様に国庫負担40%で算出しております。事務費負担金を加えまして、国庫負担金は合計で19億 7,157万 8,000円となり、4年度と比較しますと満年度予算となりました関係で、3億 4,523万 6,000円、 21.23%という大幅な伸びを示しました。
 次に、国庫補助金でございます。特別財政調整交付金は過去の実績から見まして、従来の入所老人分に対する交付金 3,646万 7,000円に加えて、結核、精神病が多いことに対する交付金 4,902万円、応益保険税の改正による交付金 2,053万 5,000円の交付が見込まれますので、国庫補助金として1億 602万 2,000円を計上しております。
 次に、16ページをお開きください。
 退職者医療制度に伴う療養給付費交付金でございます。退職者医療制度に該当する被保険者にかかわる療養給付費に対して、退職被保険者が負担する国保税等控除した額が交付されるものです。見込み額としては8億 2,269万 9,000円を計上しており、4年度に比較して6,175 万 2,000円の増、8.12%の伸びとなるところでございます。
 次に、18ページをお開きください。
 都支出金でございます。昭和62年8月に東京都国保委員会より市町村、及び国保組合に対する東京都の国保事業助成に対する答申があって以来、基本補助は23区と同様の不足財源の8分の2の補助率となっており、このほかに入所老人分が交付されることになります。平成5年度の見込みといたしましては、基本補助分2億 7,656万 4,000円、入所老人分、1億2,782 万 6,000円の合計、4億 439万円となるところでございます。これを4年度に比較しますと、 5,948万 7,000円の増、 17.25%の伸びとなります。
 次に、20ページをお開きください。
 共同事業交付金でございます。この共同事業は高額医療費にかかわるもので、東京都の市町村においては昭和63年度より実施されております。東京都国保団体連合会が実施主体となり、対象額として80万円を超える額について実施するという内容で、その費用は各保険者からの拠出金と東京都からの補助金によって運営され、再保険的な性格を持っております。以上の内容によります高額医療費共同事業の交付金の見込み額としましては、国保連合会において算定した試算数値を計上したもので、 5,262万 6,000円となるものでございます。
 次に、24ページをお開きください。
 繰入金でございます。繰入金につきましては9億 8,636万 8,000円でございます。この内訳といたしましては、6項目ありまして、それぞれ節科目を設定してございます。
 第1節は、昭和63年度に創設されました保険基盤安定制度に伴う繰入金 4,969万 3,000円でございます。
 第2節は、平成4年度から一般財源化されました職員給与費等繰入金1億 2,801万 4,000円でございます。
 第3節は、同じく4年度より一般財源化されました助産費繰入金 3,584万円でございます。
 第4節は財政安定化支援事業繰入金で科目存置として 1,000円を計上しております。
 第5節はその他一般会計繰入金で、従来の算定ルールをもとに算定した額と、不足財源の特別補てんとして1億 5,860万 1,000円を加算した7億 7,281万 9,000円を計上しております。
 第6節は基金繰入金で、科目存置として 1,000円を計上しました。
 次に、28ページをお開きください。
 諸収入でございます。内訳といたしましては、一般被保険者、及び退職被保険者にかかる国保税の延滞金、及び加算金収入 410万円、預金利子として30万円、雑入としまして一般被保険者、及び退職被保険者にかかる第三者納付金 510万円、返納金23万円、一日人間ドッグ受診料 303万 5,000円、海の家利用料 138万円でございまして、諸収入の合計額は 1,414万5,000 円となるところでございます。
 以上、歳入合計といたしまして63億 1,053万 3,000円となり、4年度当初予算額に比べ9億 4,093万 1,000円の増、 17.52%の伸びとなるところでございます。
 引き続いて、歳出について御説明申し上げます。
 32ページをお開きください。
 総務費でございます。まず、総務管理費ですが、国保事務にかかる職員人件費、及び物件費の計上でございます。一般管理費の見込み額といたしましては 8,456万 1,000円で、4年度に比較いたしまして45万 1,000円の増となるところでございます。
 次に、34ページをお開きください。
 徴税費でございます。国保税の賦課徴収にかかわる職員人件費、及び物件費などで 7,240万 4,000円の計上でございます。これは4年度に比較して 3,646万 9,000円、33.5%の減となっております。これは国保税賦課システムの開発が終了しましたので、この委託経費がなくなったものです。
 以上、総務費合計といたしまして1億 6,356万 2,000円となり、4年度当初予算に比べ3,558 万 5,000円、 17.87%の減となるところでございます。
 次に、40ページをお開きください。
 保険給付費でございます。この保険給付費につきましては、一般被保険者、及び退職被保険者にかかる療養の給付費、療養費、高額療養費、助産費、葬祭費、育児諸費、及び審査支払い手数料の合計でございます。5年度見込み額といたしましては44億 1,765万 7,000円となり、4年度に比べ8億 3,248万 8,000円の増、 23.22%の伸びとなるところでございます。内訳といたしましては、一般被保険者分の療養給付費として28億 558万 3,000円、前年比33.14 %の増、退職被保険者分の療養給付費として9億 8,859万 9,000円、前年比6.95%の伸びを見込んでおります。なお、この一般被保険者分、療養給付の大幅な増ですが、4年度は不足見込み額相当分について圧縮した額で計上しておりましたが、5年度は満年度予算を計上しておりますので、このように増加したものです。
 療養費といたしましては、一般被保険者分 5,104万 4,000円、前年比3.77%の伸び、退職被保険者分として 1,846万 2,000円、 11.71%の伸びであります。さらにレセプト審査、及び支払い手数料、共同電算基本処理委託料、レセプト電算処理システム手数料を合わせまして 2,213万円を計上させていただいております。これらの療養諸費合計は38億 8,581万8,000 円が見込まれ、前年度比7億 7,006万 5,000円の増、 24.72%の伸びとなるところでございます。
 次に、42ページをお開きください。
 高額療養費でございます。一般被保険者分として3億 9,772万円、前年比 12.02%の伸び、退職被保険者分として 5,516万 1,000円、 17.04%の伸びを見込み、高額療養費全体といたしまして4億 5,288万 1,000円で、4年度に比較して 5,092万 9,000円の増、 12.67%の伸びとなるところでございます。
 次に、助産費でございます。被保険者の助産1件につき24万円を支給するもので、年間出生件数を 224件と見込み、 5,376万円となるところでございます。
 次に、葬祭費でございます。被保険者が死亡し、葬祭を行った方に対し5万円の給付を行うもので、年間 495件を見込み、 2,475万円となるところでございます。支給額につきましては、昨年12月に条例改正されており、4月1日から従来の3万円を5万円とするものでございます。
 次に、育児手当金でございます。出産後引き続いて育児をした場合に1件について 2,000円の給付を行うもので、件数は助産費と同数の 224件を見込み、44万 8,000円を計上しております。
 次に、44ページをお開きください。
 老人保健拠出金でございます。医療費拠出金、事務費拠出金の合計額といたしまして16億5,532 万円となるところでございます。昭和58年2月より老人保健拠出金制度が実施されており、この間、加入者案分率の改正が行われ、2年度より 100%となっておりますので、これらの係数を基礎として試算しました額を計上しております。拠出金額も毎年、増加の傾向にありまして、4年度に比較して1億 4,411万 4,000円の増、9.54%の伸びを示しております。
 次に、46ページをお開きください。
 共同事業拠出金でございます。1つは歳入のところでも御説明いたしましたように、昭和63年度から実施されております高額療養費共同事業に対する拠出金で、 2,928万 2,000円となるところでございます。見込みに当たりましては国保連合会での試算数値を計上いたしました。もう1つはその他共同事業拠出金で、退職被保険者を把握するための年金受給者リスト作成にかかる拠出金1万円で、合計 2,929万 2,000円となる内容でございます。
 次に、48ページをお開きください。
 保健施設費でございます。事業内容といたしましては、従来どおり、被保険者の疾病予防、健康の保持増進を目的としました健康相談、一日人間ドッグ、契約保養施設、海の家の開設、健康家庭の表彰などの事業費の計上でございます。予算額につきましては 3,553万 9,000円で、前年度比59万 2,000円の増、1.69%の伸びとなるところでございます。なお、海の家の開設場所につきましては、4年度と同様に千葉県館山市と、新潟県柏崎市の2カ所を予定しております。契約保養施設につきましても、現在の13カ所をさらに増設したいと考えております。できるだけ多くの被保険者の方々に御利用いただければと期待しているところでございます。
 次に、54ページをお開きください。
 公債費 246万 6,000円でございます。国庫負担金の変更交付決定が年度末になることもありまして、事業運営資金として一時借入金に対する利子を計上したものでございます。借り入れ金額6億円として、予想利率を5%、借り入れ期間を30日間と見込んで計上したものでございます。
 次に、56ページをお開きください。
 諸支出金でございます。内容といたしましては、国保税、過誤納還付金などで 662万9,000 円を計上させていただいております。
 最後に、58ページをお開きください。
 予備費ですが、これは端数整理ということで御理解をいただきたいと存じます。
 以上、歳出合計額といたしましては63億 1,053万 3,000円となり、歳入合計額同様、前年比で 17.52%の伸びとなる内容でございます。
 以上で、平成5年度国保事業特別会計予算についての説明を終わらせていただきます。よろしく御審議をいただき、御可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりました。本案については一時保留といたします。
 お諮りいたします。この際、会議時間を暫時延長いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、会議時間は暫時延長されました。
 次に進みます。
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△日程第3 議案第17号 平成5年度東京都東村山市老人保健医療特別会計予算
○議長(遠藤正之君) 日程第3、議案第17号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。保健福祉部参事。
           〔保健福祉部参事 粕谷クニ子君登壇〕
◎保健福祉部参事(粕谷クニ子君) 上程されました議案第17号、平成5年度東村山市老人保健医療特別会計予算につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
 平成5年度老人保健医療特別会計予算編成に当たりましては過去の実績、あるいは、4年度上半期の実績等を踏まえ、老人保健法による医療の実施に必要な平成5年度予算を編成させていただきました。
 予算書の2ページをお開きいただきたいと存じます。
 歳入歳出予算の総額それぞれ63億 5,216万 6,000円を計上させていただき、4年度当初予算比較で1億 9,310万 8,000円増の、3.14%伸びとなっております。
 それでは内容説明に入らせていただきますが、19ページをお開きいただきたいと思います。
 歳入については、歳出に計上しております医療給付費と医療支給費の合計額63億 3,382万1,000 円に対し、老人保健法に定める法定負担割合に基づく分と、過年度精算交付の科目存置分を計上させていただきました。
 1の支払い基金交付金のうち、審査支払い手数料交付金につきましては、歳出1の医療諸費のうち、審査支払い手数料 1,833万 4,000円に対し、 100%を交付金で手当てされる分と、科目存置分であります。
 次に、歳出については、1の医療諸費のうち、現物給付の医療給付費61億 6,757万 3,000円と、現金給付の医療費支給費1億 6,624万 8,000円の合算額63億 3,382万 1,000円がこの特別会計の根幹をなすものでございます。したがって、総医療費、あるいは、総支給者数等、過去の実績、さらには一部負担金引き上げ分を勘案し、総医療費ベースでは4年度当初比較で3.14%の増、4年度必要見込み額試算ベースで3.25%増を見込んで計上したところでございます。
 なお、審査支払い手数料につきましては、国保や社会保険における審査支払い手数料の4年度単価により、受診件数を推計する中で 1,833万 4,000円を計上させていただきました。
 以上、大変雑駁な説明でございますが、老人医療の支払いについて円滑な事業運営を進め、受給者に支障を来さぬよう心がけて予算編成をしてまいりました。
 よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりました。本案については一時保留といたします。
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△日程第4 議案第18号 平成5年度東京都東村山市下水道事業特別会計予算
○議長(遠藤正之君) 日程第4、議案第18号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。上下水道部長。
            〔上下水道部長 小暮悌治君登壇〕
◎上下水道部長(小暮悌治君) 上程されました議案第18号、平成5年度東京都東村山市下水道事業特別会計予算につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
 当市の公共下水道整備事業につきましては、年次計画をもって平成7年度完成に向け、事業を進めているところであります。平成4年度事業もおかげさまで市議会の御指導、関係者、市民の方々の御理解、御協力をいただく中で、無事終了すべく努力をいたしているところであります。4年度末における整備率は85%に達する見込みであります。
 平成5年度下水道事業の概要につきましては予算書の中でも述べさせていただきました。御参照賜りたいと存じます。
 平成5年度における公共下水道整備事業も、前年度に引き続き管渠築造建設工事を主体に久米川1号、5号、及び野火止第1号幹線布設、久米川処理分区、及び北山処理分区 108.1ヘクタールの面整備に40億 4,862万 4,000円を投入し、年度末には整備面積 1,457.9ヘクタール、整備率91%を予定したところであり、建設費につきましては国、都の補助金、起債による財源確保に努めたところでもあります。
 また、下水道建設の貴重な財源であります受益者負担金につきましては、新たな賦課区域として残る区域、多摩湖町、恩多町、萩山町、 151.9ヘクタールに受益者負担金を賦課させていただくため、関係する皆様には去る2月4日から2月10日の間、都合7回にわたり説明会をさせていただき、多くの御指摘を賜り、御質問、御要望を通して御説明を申し上げ、御理解をいただいたものと思っております。
 整備に伴う一連の業務として水洗化普及事業が連動してくるわけでありますが、供用開始地域の方々の御理解により順調に進んでおり、面整備の拡大に伴い、下水道法に基づく下水道台帳の整備、汚水処理として流域下水道維持管理負担金等、所要の経費を計上させていただきました。
 それでは、予算書2ページをお開きください。
 第1条、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ77億 9,100万円と定めさせていただきました。
 第2条、債務負担行為でありますが、4ページ、第2表のとおり、公共下水道完成事業として平成5年度より実施し、平成6年、7年度の債務負担行為とさせていただきました。
 第3条、地方債につきましては5ページ、第3表でお示しのとおり、公共下水道債として29億 6,290万円、流域下水道債として2億 5,190万円、合計32億 1,480万円、前年比24.8%減の起債を予定したところであります。
 第4条、一時借入金につきましては、国、都補助金、起債等、歳入時期の関係から一時借入金をもって処理することから、最高限度額を32億 1,000万円と定めさせていただきました。
 恐縮ですが、9ページをお開きください。
 事項別明細書、歳入から御説明申し上げます。
 初めに、分担金及び負担金であります。これは受益者負担金で、先ほど御説明いたしましたように、新たな賦課区域を含め、対前年比 16.27%増、4億 794万 8,000円を計上させていただきました。徴収率につきましては過去の実績等踏まえ、現年度99.5%、滞納繰り越し50%見込みといたしました。
 次に、使用料及び手数料で、前年比 26.34%増、10億 6,211万 4,000円を計上させていただきました。増要因といたしましては水洗化の普及による有収水量の増によるもので、現年度収入見込み99%、滞納繰り越し分68.9%見込みといたしました。徴収率の向上につきましては、より一層の努力をしてまいる所存であります。
 次に、国庫支出金でありますが、前年比6.83%減、5億 455万 6,000円を計上いたしました。内容といたしましては、一般分としての補助対象事業費10分の5、2億 9,300万円、国庫債務1億 9,980万円、及び下水道緊急整備事業助成補助金、すなわち、利子補給分として1,175 万 6,000円の見込みであり、減の要因は整備面積によるものであります。
 都支出金につきましては前年比1.17%減、 4,544万円を計上させていただきました。
 12ページ、財産収入は基金利子であります。
 次に、繰入金でございますが、一般会計より23億 3,722万 8,000円、前年比 33.56%増の計上をさせていただいたところであり、起債と元利償還金に対します財源とさせていただくものであります。
 繰越金につきましては 1,100万円を見込まさせていただきました。
 14ページ、諸収入のうち、受託収入の内容といたしましては、東京都が施行する荒川右岸東京流域下水道、東久留米幹線のうち185.65メートルを東村山市が東京都から受託事業として施行する工事費等1億 1,984万円が主な内容であり、雑入につきましては消費税にかかる還付金 8,000万円を計上いたしました。
 次に、市債でありますが、前年比 24.78%減、32億 1,480万円を計上させていただきました。内容といたしましては、公共下水道整備事業債29億 6,290万円、流域下水道事業債2億5,190 万円の市債発行をいたすものであります。
 引き続き、歳出関係について御説明申し上げます。
 歳出予算の編成に当たりましては、編成方針に基づき、経常経費につきましては必要最小限度の費用に配慮し、編成してまいりました。
 恐縮ですが、17ページをお開きください。
 総務費でありますが、前年比14.2%増、8億 4,303万 5,000円を計上させていただきました。19ページ、使用料徴収事務経費として1億 1,126万円を計上させていただきましたが、下水道使用料徴収につきましては、御案内のとおり、その業務を東京都に委託をしております。水洗化普及による取り扱い件数の増によるものであります。水洗化普及経費につきましては、水洗便所改造資金助成金として 1,150万円を見込み計上いたしました。
 20ページをお開きください。
 維持管理費として前年比14.9%増、6億 2,300万 3,000円を計上させていただきました。内容は修繕料といたしまして管路ホースライニング、委託料として管路清掃費、下水道台帳作成が主なものであります。
 ポンプ場維持管理費 2,163万 4,000円につきましては、秋津汚水中継ポンプ場を初めとするポンプ場の保守点検委託料であります。
 23ページをお開きください。
 流域下水道維持管理費で4億 9,894万 6,000円を計上させていただきました。整備地域の拡大、水洗化の普及による汚水流出量の増によるもので、汚水処理単価につきましては、1立方メートル当たり38円で計上をいたしました。
 24ページをお開きください。
 事業費は前年比12.7%減、45億 5,866万 8,000円を計上させていただきました。歳出予算の 58.51%を占めております。
 27ページ、中段でありますが、受益者負担金徴収事務経費につきましては前年比9.59%増、5,194 万 9,000円でありますが、納期前納付報奨金で賦課対象面積の増、対象者65%の方々から一括納付を見込まさせていただきました。
 28ページをお開きください。
 下水道建設費でありますが、歳出予算総額の51.9%を占める40億 4,862万 4,000円の計上をいたしました。財源措置の93.2%、37億 7,326万 4,000円を特定財源である起債等に求めているところであります。
 委託料につきましては、平成6年度工事予定区域内の試掘、地質調査、地下埋設物調査等で、 3,868万円、上水道管等切り回し工事委託2億 1,357万 4,000円、その他ガス・電気等切り回し委託費であります。
 雨水基本計画業務委託につきましては汚水整備後、雨水事業に取り組むことから、基本構想、既存水路の調査を委託するものであります。工事請負費で36億 8,455万 1,000円を計上させていただきました。工事内容については先ほど御説明申し上げましたので、省略させていただきますが、詳細は43ページ、45ページを御参照賜りたいと存じます。
 次に、流域下水道建設費でありますが、前年比119.67%増、2億 9,920万円を計上させていただきました。流域下水道建設費は荒川右岸流域、及び多摩川流域、各処理場における建設負担金であります。
 30ページをお開きください。
 公債費でありますが、公共下水道整備事業の性格上、起債に依存せざるを得ないことから、平成4年度末の現在高は 327億 3,734万 1,000円に達する見込みであります。借入金、元利償還金として21億 6,681万 9,000円を計上させていただきました。
 次に、都支出金でありますが、下水道事業建設基金に2億 2,009万 7,000円の積み立てをさせていただくものであります。
 最後に、予備費として 238万 1,000円を計上させていただきました。
 以上、平成5年度東京都東村山市下水道事業特別会計予算につきまして、大変雑駁な説明で恐縮に存じますが、予算編成に当たりましては基本構想、後期5カ年計画、第4次実施計画との整合性に配慮し、編成に努めたところであります。
 よろしく御審議の上、御可決賜りたく、お願いを申し上げ提案説明を終わります。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりました。本案については一時保留といたします。
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△日程第5 議案第19号 平成5年度東京都東村山市受託水道事業特別会計予算
○議長(遠藤正之君) 日程第5、議案第19号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。上下水道部参事。
            〔上下水道部参事 小町章君登壇〕
◎上下水道部参事(小町章君) 上程されました議案第19号、平成5年度東京都東村山市受託水道事業特別会計予算につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
 恐縮ですが、2ページをお開きいただきたいと存じます。
 本年度の予算編成は、平成4年8月に東京都に予算原案を提出し、協議を重ねてきたところであります。歳入歳出の総予算は歳入歳出それぞれ11億 7,900万円と定めさせていただきました。
 次の3ページをごらんください。
 歳入の金額は、東京都との協定によりまして、全額受託水道収入として東京都から支出をされます。したがいまして、説明は省略をさせていただきたいと存じます。
 歳出の内容でございますが、当市水道は99.8%でありますことから、維持管理経費が総額の83.2%、9億 8,139万 3,000円を占める状況となっております。
 恐縮ですが、7ページをお開きください。
 対前年度比 7,350万円、 5.9%の減額で予算を計上いたしたところでございます。
 それでは歳出につきまして、事項別明細書により内容を御説明申し上げます。
 10ページをお開きください。
 配水費は5億 5,926万円で、対前年度比 9,324万円の減額となっております。主たる要因は11ページの中段にあります、光熱水費が廻田増圧ポンプ場廃止に伴い 692万 4,000円の減額、工事請負費の中で道路関連切り回し工事、下水道関連切り回し工事の費用が 6,855万円の減額となったものであります。
 中段にあります委託料でありますが、昨年に引き続き漏水調査を50キロメートルにわたり実施をし、維持に努めていく考えであります。
 設計委託料でありますけれども、多機能関連設計、石綿管の切りかえ設計、下水道関連設計と都道の監督委託経費等でございます。
 また、下段にあります工事請負費の中で道路関連切り回し工事は 210メートルの石綿管の布設がえを行ってまいりたいと考えております。費用は 1,710万 4,000円の計上であります。下水道関連切り回し工事では石綿管 2,300メートル、1億 7,902万円の布設がえ、また単独で行います同じく石綿管布設がえ 1,520メートル分、1億 611万円を下水道関連配水管切り回し工事費の中に計上させていただきました。
 次に、12ページをお開き願いたいと存じます。
 給水費ですが、対前年度比 1,901万円の減額となっておりますが、平成4年度の実績から判断をいたしまして、工事請負費の漏水修理費を前年度比 4,911万 9,000円の減額で計上した関係であります。
 次に、13ページをごらんください。
 中段の委託費でありますが、 2,638万 6,000円を計上させていただきました。計量法によります8年を満期といたします、家庭用のメーター器 7,655個の交換を予定いたすものでございます。
 工事請負費の中で給水栓取りかえ工事は、新たに項目を今年より設けたものでございます。2,434 万円を計上させていただきました。これは本管から宅内のメーター器まで、従来ビニール管や鉛管で布設されていたものを漏水防止策としてステンレス管に切りかえを行うものでございまして、既に昭和61年度より実施されておりますけれども、今後も計画的に実施を予定したいと考えております。今年度は主要道路沿いの住宅への対応を主として実施してまいりたいと存じます。なお、本年の計画では 304カ所を予定し、計量満期メーター調査時の時点でそれぞれ判定をしていきたいと考えております。
 次に、15ページをお開きください。
 中段にあります工事請負費の漏水修繕料は、工事中の事故により漏水を発生した場合の原因者負担の費用でございます。 200万円を計上させていただきました。この費用の支出がゼロであるように願っておるところでございます。
 次に、16ページをお開きください。
 業務費が前年対比 1,039万円の増となっておりますが、人件費の増、車両管理費、下水道料金徴収経費、消費税の増額によるものであります。
 次に、18ページをお開きください。
 建設改良費の配水施設費が前年度比 2,774万円の増額となっておりますが、久米川公団住宅建てかえにより、新設管布設の 250ミリ管 490メートル、 150ミリ管 160メートル、合わせて 650メートルの費用負担工事の 5,000万円が前年を上回る計上となったものであります。
 なお、19ページ中段にあります、工事請負費の配水管布設工事費 5,708万 3,000円は秋津町5丁目、久米川町1丁目、廻田町4丁目、萩山町1丁目の合わせて 930メートルの布設がえ工事を予定しております。
 なお、消火栓新設につきましては本年も5基を設置する計画でございます。
 最後の備品購入費40万円でございますが、個人情報保護のために紙の裁断機、通称シュレッダーと呼ばれておるものでございますが、1台を購入する経費でございます。
 以上で、平成5年度の東村山市受託水道事業特別会計の提案理由の説明とさせていただきますが、よろしく御審議を賜り、速やかに御可決くだされますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりました。本案については一時保留といたします。
 お諮りいたします。本日は以上をもって延会といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本日は以上をもって延会といたします。
                午後5時22分延会

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