第11号 平成5年 3月25日(3月定例会)
更新日:2011年2月15日
平成 5年 3月 定例会
平成5年東村山市議会3月定例会
東村山市議会会議録第11号
1.日時 平成5年3月25日(木)午前10時
1.場所 東村山市役所議場
1.出席議員 27名
1番 遠藤正之君 3番 木内徹君
4番 勝部レイ子君 5番 朝木明代君
6番 丸山登君 7番 小町佐市君
8番 小峯栄蔵君 9番 清水雅美君
10番 鈴木茂雄君 11番 罍信雄君
12番 根本文江君 13番 小石恵子君
14番 佐藤貞子君 15番 荒川昭典君
16番 立川武治君 17番 清水好勇君
18番 渡部尚君 19番 倉林辰雄君
20番 肥沼昭久君 21番 金子哲男君
22番 川上隆之君 23番 大橋朝男君
24番 木村芳彦君 25番 田中富造君
26番 土屋光子君 27番 小松恭子君
28番 国分秋男君
1.欠席議員 1名
2番 町田茂君
1.出席説明員
市長 市川一男君 助役 原史郎君
収入役 池谷隆次君 企画部長 沢田泉君
企画部参事 橋本偈君 総務部長 市川雅章君
市民部長 入江弘君 保健福祉部長 間野蕃君
保健福祉部参事 粕谷クニ子君 環境部長 石井仁君
都市建設部長 中村政夫君 都市建設部参事 清水春夫君
上下水道部長 小暮悌治君 上下水道部参事 小町章君
財政課長 小泉征也君 税務課長 中野了一君
教育長 渡邉静夫君 学校教育部長 小町征弘君
社会教育部長 細淵進君
1.議会事務局職員
議会事務局長 川崎千代吉君 議会事務局次長 内田昭雄君
書記 中岡優君 書記 宮下啓君
書記 武田猛君 書記 池谷茂君
書記 粕谷順子君 書記 小暮政子君
書記 北田典子君
1.議事日程
第1 選挙第1号 東村山市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について
第2 議案第23号 平成4年度東京都東村山市一般会計補正予算(第3号)
第3 議案第24号 平成4年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
第4 議案第25号 平成4年度東京都東村山市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)
第5 議案第26号 平成4年度東京都東村山市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第6 議案第27号 平成4年度東京都東村山市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)
〈建設水道委員長報告〉
第7 3陳情第7号 違法建築に対する監察制度に関する陳情
〈本町都営再生計画調査特別委員長報告〉
第8 調査案件 本町都営の再生計画に関する調査
〈秋水園広域再生計画調査特別委員長報告〉
第9 調査案件 秋水園に係る広域調査、及び秋水園広域再生計画に関する調査
第10 各常任委員会の特定事件の継続調査について
第11 請願等の委員会付託
第12 議員提出議案第2号 酒害対策の促進を求める意見書
第13 議員提出議案第3号 公団住宅の家賃の安定化を求める意見書
第14 議員提出議案第4号 違法建築に対する監察業務並びに建築指導行政の強化を求める意見書
第15 議会諸報告
午前10時18分開議
○議長(遠藤正之君) ただいまより本日の会議を開きます。
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△日程第1 選挙第1号 東村山市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について
○議長(遠藤正之君) 日程第1、選挙第1号、東村山市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。本件は3月29日の任期満了に伴う選挙であります。
最初に、委員の選挙を行い、次に、補充員の選挙の順に行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(遠藤正之君) ただいまの出席議員は26名でございます。
お諮りいたします。会議規則第25条第2項の規定により、本選挙の立会人に
20番・肥沼昭久君
21番・金子哲男君を指名いたしたいと思いますがこれに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、ただいま指名いたしました両名の方に、開票における立会人をお願いいたします。
これより投票用紙を配付いたします。
なお、念のため申し上げます。投票は単記無記名、1人1票でございます。
〔投票用紙配付〕
○議長(遠藤正之君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱の点検を行います。
〔投票箱点検〕
○議長(遠藤正之君) 異状なしと認めます。
これより投票を行います。点呼に応じ、順次投票をお願いいたします。
点呼につきましては議会事務局長をもっていたさせます。議会事務局長。
◎議会事務局長(川崎千代吉君) それでは、議席順に議席番号とお名前をお呼びいたします。
〔各員点呼・投票〕
○議長(遠藤正之君) 投票漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了し、投票箱を閉鎖いたします。
〔投票箱閉鎖〕
○議長(遠藤正之君) 開票の前に申し上げておきます。
投票総数が出席議員数より少ない場合は、不足分については棄権したものとみなし、この選挙は有効といたします。投票総数が出席議員数より多い場合は、超過分がその選挙の結果に異動を及ぼさないならば有効といたします。また、超過分が異動を及ぼすときは無効とし、再投票を行います。
これより開票を行います。立会人の立ち会いをお願いいたします。
開票をお願いいたします。
〔開票〕
○議長(遠藤正之君) それでは、投票の結果を御報告申し上げます。
投票総数26票
有効投票 25票
無効投票 1票
有効投票中
肥沼茂君 6票
桐ケ谷章君 6票
遠藤作一君 5票
奥村秀一君 5票
中村圭介君 3票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は2票であります。よって、肥沼茂君、桐ケ谷章君、遠藤作一君、奥村秀一君が東村山市選挙管理委員会委員に当選されました。
なお、当選されました委員につきましては、会議規則第26条の規定により、議長において告知いたします。
続いて、補充員の選挙を行います。
ただいまの出席議員は26名でございます。
お諮りいたします。会議規則第25条第2項の規定により、本選挙の立会人に
20番・肥沼昭久君
21番・金子哲男君を指名いたしたいと思いますがこれに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、ただいま指名いたしました両名の方に、開票における立会人をお願いいたします。
これより投票用紙を配付いたします。
なお、念のため申し上げます。投票は単記無記名、1人1票でございます。
〔投票用紙配付〕
○議長(遠藤正之君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱の点検を行います。
〔投票箱点検〕
○議長(遠藤正之君) 異状なしと認めます。
これより投票を行います。点呼に応じ、順次投票をお願いいたします。
点呼につきましては議会事務局長をもっていたさせます。議会事務局長。
◎議会事務局長(川崎千代吉君) それでは、議席順に議席番号とお名前をお呼びいたします。
〔各員点呼・投票〕
○議長(遠藤正之君) 投票漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了し、投票箱を閉鎖いたします。
〔投票箱閉鎖〕
○議長(遠藤正之君) 開票の前に申し上げておきます。
投票総数が出席議員数より少ない場合は、不足分については棄権したものとみなし、この選挙は有効といたします。投票総数が出席議員数より多い場合は、超過分がその選挙の結果に異動を及ぼさないならば有効といたします。また、超過分が異動を及ぼすときは無効とし、再投票を行います。
これより開票を行います。立会人の立ち会いをお願いいたします。
開票をお願いいたします。
〔開票〕
○議長(遠藤正之君) それでは、投票の結果を御報告申し上げます。
投票総数26票
有効投票 24票
無効投票 2票
有効投票中
内山雅子君 8票
井上邦治君 7票
堀川朝子君 6票
中村圭介君 3票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は2票であります。よって、内山雅子君、井上邦治君、堀川朝子君、中村圭介君が東村山市選挙管理委員会補充員に当選されました。
なお、委員に欠員を生じた場合の繰り上げ順位は、1番、内山雅子君、2番、井上邦治君、3番、堀川朝子君、4番、中村圭介君といたします。
なお、当選された補充員につきましては、会議規則第26条の規定により、議長において告知いたします。
以上で選挙を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(遠藤正之君) 次に進みます。
〔「議長動議、日程変更の動議」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) ただいま、日程変更の動議が提出されましたけれども、所定の賛成者がおりませんので動議は成立いたしません。
休憩いたします。
午前10時42分休憩
午前10時53分開義
○議長(遠藤正之君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。
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△日程第2 議案第23号 平成4年度東京都東村山市一般会計補正予算(第3号)
○議長(遠藤正之君) 日程第2、議案第23号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。企画部長。
〔企画部長 沢田泉君登壇〕
◎企画部長(沢田泉君) 議案第23号、平成4年度東京都東村山市一般会計補正予算(第3号)につきまして御説明をさせていただきます。
平成4年度も年度末の時期を迎えたところでございます。年間を通じましてさまざまな動向があり、厳しい財政運営でございましたが、おかげさまで、一定のめどをつける段階となりました。今回の補正は、基本的には整理補正でございますが、率直に申し上げ、特定財源等、一部未決定の部分もございます。これらにつきましては、その結果によりまして専決による整理をさせていただきたいと考えておりますので、御理解を賜れば幸いでございます。
それでは2ページにお目通しをいただきたいと思います。歳入歳出予算の補正でございますけれども、歳入歳出総額からそれぞれ3億 642万 2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 400億 3,014万 1,000円とするものでございます。
なお、款別内訳につきましては、次の3ページ、4ページ、第1表、歳入歳出予算補正によるものでございますので、よろしくお願いいたします。
5ページをお開きいただきたいと思います。第2表、継続費でございます。まず第1点目の民生費、社会福祉費の廻田憩の家等建設事業費でございますけれども、4年度につきましては集会所及び児童クラブ、保育室のプレハブリース等の減によりまして 570万 1,000円を減額させていただいています。5年度につきましては用地の現場の状況から、建物の地耐力強化等の見直しによりまして、建築費の増を 2,893万 2,000円をさせていただいております。
次に、その下のあゆみの家改築事業についてでございますけれども、電気設備工事等の契約差金の精算をさせていただきました。
土木費、住宅費の市営住宅建設事業費でございますけれども、上の段の1期工事につきましては、契約した工事費の差金の精算でございます。2期工事関係でありますけれども、5年度の支払になりました電気工事等の調整をさせていただきました。
また、全体といたしまして、第2期工事の工事費のアップ率が6%程度の内容でおさまりましたので、これらの減額をさせていただいたところであります。
次に第3表、繰越明許費でございます。都市計画費の街路関係で3・4・26号線事業費でございますけれども残地補償分につきまして繰越明許をお願いするものであります。
その下の、社会教育費の、東村山市立郷土博物館展示基本設計費でございますけれども、御案内のように、都営住宅の建設とあわせてこの進行を進めているわけでございますけれども、これらの若干のおくれから繰越明許をさせていただき、さらに作業を進めさせていただくものであります。
次のページをお願いします。第4表、地方債補正でございます。地方債の補正につきましては、その内訳は59ページで若干触れさせていただきますけれども、それぞれ、限度枠の補正の整備をさせていただくものでございます。対象事業費の増減や、国庫補助金増減等によりまして、5億 760万円を増額するものでございます。
12ページをお願いします。2項、歳入の補正予算の内容でございますけれども、主な点を説明欄に沿いまして説明をさせていただきたいと思います。
まず1点目の、13ページ上欄の市民税の個人でございますけれども、譲渡所得等の増による内容であります。その下欄にございます特別土地保有税関係でございますが、現年度分につきましては対象土地の増によるものであります。滞納繰越分につきましては、保有税にかかる平成3年度の滞納分の内容であります。
15ページをお願いします。地方道路譲与税の増でございますけれども、現時点では確定はしておりません。したがいまして、現状で見込めます3年度決算額におきまして整理をさせていただきました。
17ページをお願いします。利子割交付金の関係でありますが、御案内のような景気の低迷から、4年度は8月交付、補正後の予算であります4億 2,432万円のみで決定となる見込みでございますので、これに伴いまして6億 318万円を補正減にさせていただきました。
19ページをお願いします。特別地方消費税交付金の減でございますけれども、東京都より事務連絡によりまして一定の調整をさせていただきまして、その結果によります減額であります。
21ページをお願いします。自動車取得税交付金の内容でありますけれども、自動車の売れ行き不振によります内容から減額が予想されるところでありまして、都と協議の上、平成3年度決算額の15.8%の減額で計上させていただきました。
23ページをお願いします。地方交付税でございますけれども、交付申請項目等から推計いたしまして、3年度決算額は確保できるものと判断いたしたところでありまして、その結果によりまして 4,692万 5,000円を増額したものであります。
25ページをお願いします。教育費負担金の図書館情報ネットワークシステム基本設計負担金の減でございますけれども、東京都多摩北部都市広域行政圏協議会による検討を重ねてきたところでございますけれども、概要設計が終了した時点で、今後の進め方等について6市で協議を重ねた結果、このシステムにこだらわず、図書館サービスの向上についてさらに検討を進めることになりまして、当基本設計に進むことを断念したところでございます。なお、歳出については 239ページに掲載してございます。
31ページをお願いします。上段の国民健康保険基盤安定国庫負担金増の内容でありますけれども、対象額の増によりまして東京都の補助金、さらに市の負担金分を加えまして、国保会計繰出金として歳出に計上をしてございます。歳出は 101ページにございます。
それから、やや下段になりますけれども、身体障害者更生援護施設委託費国庫負担金の減でございますけれども、保護者負担金の増と措置者の減であります。なお、保護者負担金につきましては25ページに計上してございます。
それから中段でございますが、老人保護費負担金でございます。当初予定いたしました養護、特養、それぞれ措置者の増減による精算でございます。都の歳入については37ページにございます。さらに、これらの歳出につきましては 111ページに計上してございます。
それから、さらに下段になりますけれども、保育所措置費負担金でございますが、全体といたしまして、保育単価のアップ及び児童数の増でございます。これらの歳出につきましては 125ページに計上してございます。
それから、その下の児童手当負担金の減でございますけれども、この点につきましては平成4年1月1日付で制度の改正が行われまして、第1子より対象となったところでございます。これらの予算計上の内容と実質支給対象額の差によりまして精算をさせていただく内容であります。
それから、その下に生活保護費負担金減がございますけれども、主に医療扶助費等の減の内容であります。なお、歳出については 137ページにございます。
33ページをお願いします。中段でございますけれども、保育所整備費補助金でございます。当初、都の臨時財政補助金の中で包括されていた内容でありますけれども、国及び都の補助金の対象になりましたことから増額をさせていただきました。なお、都の歳入につきましては41ページで整理をさせていただきました。
39ページをお願いします。中段やや上欄でありますけれども、東京都市町村振興交付金でございます。現在、東京都におきまして振興交付金に該当すると思われます事業につきまして、その審査をお願いしておるところでございますけれども、現状から推移しまして減額が予想されることから、減とさせていただきました。
それから、その下の調整交付金の増でございますけれども、都の調整交付金の予算額が対前年比 6.8%の増となっておりまして、3年度決算額等勘案した中で、確保できる数字として 1,718万 1,000円を計上させていただきました。
41ページをお願いします。上段の17、地域特別賃貸住宅補助金の関係でありますが、平成4年度、5年度にまたがる事業といたしまして、年次割りの変更によりまして平成5年に移行する部分につきまして減額をさせていただきました。
その下の、老人白内障関係でありますけれども、平成4年4月より保険適用になりましたことにより、 435万円を減にさせていただきました。
それから、中段に3として保育所運営費補助金増とございますけれども、これは人件費の単価アップによる増でございます。
それから、やや下段になりますが、8の保育所臨時財政補助金、これは先ほど御説明申し上げました国庫補助金、あるいは都の補助金の縦割りに移行した分によりまして合計した部分について減額をさせていただきました。
43ページをお願いします。下段の方にありますけれども、都市計画道路整備費補助金の増でありますが、補助対象額の増でございます。歳出につきましては 187ページに計上しました。
その下の、6の道路整備特別交付金の減でございますけれども、用地買収につきまして精力的に取り組んでまいりましたけれども、当初予定しました内容につきまして、地主さんの承諾が得られなかったことによる等の減でございます。なお、この一部残地補償につきまして繰越明許を設定させていただいたところであります。歳出につきましては同額 187ページに計上させていただきました。
45ページをお願いします。上段8の運動公園拡張用地取得費関係でありますが、補助対象額のアップであります。
それから、その下の都市計画公園整備費でございますけれども、4年度の工事中止によります減でございます。
51ページをお願いします。一般寄附金でございますけれども、長寿社会対策基金への寄附が4万 6,035円。歳出につきましては 119ページに掲載してございます。
さらに、緑地保全基金へ3万円、その他につきましては一般寄附でございます。なお、緑地保全基金の歳出につきましては 191ページに掲載してございます。
53ページをお願いします。財政調整基金の繰入金 7,000万でございますけれども、今年度は社会経済のもろもろの影響から、税外収入の減額が大きく、この財源の補てんのため財政調整基金の取り崩しをさせていただきました。
55ページをお願いします。中段やや上の、収益事業収入減でございますけれども、本議会の議案第20号の御審議をさせていただく中で若干申し上げてまいりましたけれども、入場者数及び一人購買額の減少等によりまして大きな減額が見込まれるものであります。
59ページをお願いします。上段で、秋津児童館建設事業関係の事業債減でございますが、エレベーター等の対象外事業費の査定によるものであります。
それから、土木債で4、都市計画街路の3・4・27号線関係でございますけれども、国庫補助金の増額によりまして、起債額は減額させていただきました。
それから、下に移りまして教育債関係でありますが、回田小学校プール改築等事業債の減でありますが、これは対象外事業費の査定によるものであります。
それから、その下に5として、二、四、六、七中のコンピュータ関係の事業債でございますが、新たに改造工事費として起債対象にさせていただきました。
その下の四中の運動場拡張用地取得事業債でありますが、用地取得に伴いまして新たに申請増としたものであります。
さらに下段に移りまして、運動公園拡張用地取得事業債でございますけれども、これも国庫補助金の増額に伴いまして起債を減にしたところであります。
さらにその下の、秋津ゲートボール場用地取得事業債でありますが、対象事業として新規に申請をしておるところであります。
以上のような起債に対する増減はございますが、このうち回田小プール改築等事業債のうち本債分の3億 1,400万、並びに秋津ゲートボール場用地取得事業債2億 8,600万円、計6億を減収補てん債対象事業として許可申請をしております。
60ページをお願いします。次に、歳出の主なものにつきまして説明欄に沿いまして説明をさせていただきたいと思います。
まず、全体にわたります内容といたしましては人件費がございますが、12月補正後の整理補正をそれぞれ行っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
なお、歳入関係で御説明をさせていただきました点につきましては割愛をさせていただきたいと思います。
65ページをお願いします。一番上段にあります職員人件費等の1億 7,047万 7,000円でございますけれども、この点につきましては先ほど申し上げた全体の整理でございますが、3の職員手当等の中で退職手当増という内容がありますが、これは普通退職者に支給する退職金でございまして、12名の退職者の内容であります。
少し飛びまして恐縮でございますけれども、83ページをお願いします。中段やや下になりますけれども、久米川駅南駐輪場拡張工事委託料と、それから15の工事請負費の一番下に久米川駅南駐輪場拡張工事とございますけれども、これは12月補正におきまして西武鉄道に委託して駐輪場の整備を予定いたしたところでございますけれども、その後の協議によりまして、市が独自に工事発注することの組みかえをさせていただきました。
85ページをお願いします。3段目に公共施設等建設基金積立金がございますけれども、このほか一連で基金の関係がございます。この点につきましては全体として預金金利の引き下げによるもので49ページの歳入と同額のものを計上をさせていただいております。
89ページをお願いします。上から6行目に、市税過誤納還付金の関係がございますが、これは株式譲渡損失等によります過誤納金の還付金等の増であります。
101ページをお願いします。上から五、六行目になりますか、負担金補助及び交付金で、東村山市社会福祉協議会補助金がございますが、これは児童クラブ指導員の正職化等に伴いまして退職手当金等の増額であります。
やや下段になりますけれども、国民年金印紙購入経費がございます。 5,402万 5,000円の増でございますけれども、学生等の被保険者数の増加に伴うものでございまして、55ページに同売払収入として同額を計上してございます。
115ページをお願いします。中段やや下にございますけれども、憩の家運営費委託料増の下でございますが、東村山シルバー人材センター運営事業費の増額でございますけれども、これは定年によります退職手当等による増額であります。
それから、やや下にお目通しをいただきたいと思いますが、19の負担金補助及び交付金の中に東村山市シルバー人材センター事業整備基金補助金がございますが、昭和62年度より整備基金費といたしまして補助をしている内容であります。
119ページをお願いします。上から3行目に共同施設整備等補助金の減がございますけれども、高齢者アパートの建設の内容で、その整備事業の進捗に合わせまして補助交付をするもので、5年度に移行する内容でもあります。
121ページをお願いします。中段やや上に繰出金がございますけれども、老人保健医療特別会計繰出金でございますが、医療費等の増によりまして一般会計からの繰出金増を予定するものであります。
143ページをお願いします。上から3行目に委託料がございますが、減額の主な内容といたしましては各種がん検診等の受診者の減でございますけれども、前年実績との比較をいたしますと受診者はふえておるところでございます。
161ページをお願いします。中段やや下にございますけれども、13委託料で組成分析調査委託料でございますが、日の出処分地への焼却残滓及び不燃物の組成分析を2カ月に1回調査をする内容で、その経費を80万 4,000円増額させてもらいました。
その下の、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合の負担金減でございますけれども、9月補正におきまして計上させていただきましたけれども、第二処分場の経過から、予定した負担金を減額するものであります。
下の方になりますけれども、委託料減 2,060万の関係ですが、予定といたしましては、可燃大口時代の委託を予定したところでありますけれども、新条例の兼ね合い等がありまして、今後、全体見直しを行おうとするものでありまして、今回、減額をさせていただきました。
163ページをお願いします。下欄になりますけれども、修繕料 231万 1,000円を増額させてもらいましたけれども、これは秋水館の周辺の外さく修繕工事をさせてもらうものであります。
171ページをお願いします。上から6段目に、小口事業資金融資信用保証料補助金の関係がございますが、市が全額補助いたす内容でございまして、申し込み件数の増による対応でございます。
179ページをお願いします。上から7行目に、公有財産購入費関係で市道10の1号線でございますけれども、減の 2,370万 5,000円につきましては、当初、道路幅員を6メートルと予定したところでございますけれども、 5.5メートルに変更になったことによる減が中心であります。
さらに、その下の 655の1号線の拡幅用地関係でございますけれども、この減の内容につきましては、当初道路延長 180メートルの確保を予定したところでございますけれども、81メートルとなったことによる減額でございます。
それから 181ページをお願いします。上段になりますけれども、5号線の交差点改良工事の 1,876万 7,000円の減でございますが、通称、廻田赤坂道の用地交渉が難航したことによりまして4年度買収不能となったことによります減額であります。
その下の項目については、それぞれ工事差金による減額をさせてもらいました。
それからずっと下にお目通しをいただきたいと思いますが、負担金補助及び交付金の中で、馬頭橋のかけかえ負担金の減 4,631万の関係でございますが、当初予定いたしました工事が試掘段階で4年度に施行が困難となりまして5年度に移行する内容であります。
さらに、二瀬橋のかけかえ負担金の増でございますけれども、迂回路のルートの変更によりまして1つの橋から2カ所の橋となったための増でございます。
187ページをお願いします。17の公有財産購入費で 909万 7,000円の減で、都市計画街路3・4・27号線の関係でございますけれども、土地開発公社より市が買収したものでございますけれども、平成4年度に入りまして金利が下がったことによります減額補正であります。
それから、その下の3・4・26号線の関係でございますけれども、公有財産購入費の一部を物件等補償料に組みかえをし、執行するものでございます。また、この物件補償料等のうち、一部につきまして繰越明許をお願いするものでもございます。
189ページをお願いします。3行目の公共下水道事業特別会計の繰出金 6,270万でございますけれども、交付税の需要額算入措置として下水道普及特別対策分が算入されています。合計で3億 1,820万でございますけれども、9月の補正予算で2億 5,550万円を繰り入れ増とさせていただきましたが、今回その差額を繰り入れをさせていただくものであります。
191ページをお願いします。北山公園工事費関係でございますけれども、4年度工事費につきましては全額を減額させていただきまして、4年度に実施いたしました附帯工事費並びに用水路敷等の取得費を増額するものでございます。なお、3年度の繰越明許分につきましては事後繰り越しとして、5年度へ全額繰り越しするものでございます。
223ページをお願いします。公有財産購入費がやや上段でございますけれども、第四中学校運動場拡張用地取得関係でございますが、地権者の御協力によりまして実現したところでございます。
231ページをお願いします。中段やや下に、博物館展示基本設計委託料減92万 5,000円がございますが、これは契約差金の減額をしたものでございますけれども、契約額の 1,287万5,000 円につきましては繰越明許をお願いするものでございます。
241ページをお願いします。中段になりますけれども、工事請負費で、施設補完整備工事減 849万 2,000円でございますけれども、東村山駅東口都市計画整理事業との関係から、中央公民館の公共下水道の接続工事を先送りをさせていただきました。
247ページをお願いします。やや下段になりますけれども、廻田公民館管理経費の減1,498 万 9,000円でございますけれども、当初見込んでおりました会館の開館時期がずれたことによります委託料等の減額でございます。
262ページをお願いします。予備費の関係でございますけれども、この予備費につきましては、9月議会におきまして1号補正予算の御可決をいただきまして以来、予定いたしました事業を推進してまいったところでございますが、今回、第四中学校の校庭等拡張用地の取得によりまして、予備費に留保いたしました全諸事業の推進をすることができました。大変ありがとうございました。
以上、大変重点的な説明で恐縮でございますが、御可決を賜りますようお願いを申し上げ提案説明とさせていただきます。
○議長(遠藤正之君) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。
質疑ございませんか。清水雅美君。
◆9番(清水雅美君) それでは一般会計補正3号につきまして何点かお伺いをいたします。
ただいまの提案説明の中で大分わかった部分もありますので、そこら辺は順次抜かして質問をしますので、御答弁の方もよろしくお願いをいたします。
まず10ページの、この事項別明細書によりまして、その財政運営関係について一、二点お伺いをさせていただきたいと思いますけれども、今回の補正は基本的には整理補正でありまして、3億 642万 2,000円という大きな減額補正でありますけれども、その中で、何といいましても利子割交付金が、ただいまの提案説明でもありましたように、8月の交付のみで後はないということで、大変大きな減になっております。この利子割交付金というのは、経済情勢とか、あるいは金利の変化などによりまして大変に捕捉をしづらいということは言われているわけですけれども、そういった大きな減額というようなところもありまして、先日の議案審議の際には1930年前後の世界不況、あるいは金融恐慌というようなところから、今日の経済の見通しに至るまでという、大変な御高説を拝聴する機会を得ましてですね、そういった中で行政側の財政認識とか経営の能力の欠如とか、あるいは経済見通しの甘さというようなところを指摘をされている発言も聞かれたわけでありますけれども、あるいは、この減額補正に対しましても同様の指摘がなされるのかなというようなことも心配をしているわけですけれども、この利子割交付金につきましては、当初予算の計上に当たっては、これは都の数値を、指数を採用したはずであります。恐らく、ほかの市におきましても同様であると思うんですけれども、結果的には恐らく各市こういう状況になっているんだろうというふうに思いますが、各市の補正の状況というようなことがもしわかれば、漏れ聞くところでも結構ですけれども、まず教えていただきたいというふうに思います。
次に、この最後の方のページの地方債の現在残高の見込みに関する調書というのを見ますと、特例地方債で6億円がここに組まれているわけであります。ただいまの提案説明の中で、この中身というのは回田小のプールの改修ですか、それと秋津ゲートボール場の取得に充てるということで、これが減収補てん債であるというような説明が今なされました。これは歳入不足を補てんするものでありますから、基準財政収入額のマイナスにカウントされるべきであろうというふうに考えるわけなんですけれども、これはちょっと考え違いであればあとで説明をいただきたいと思うんですけれども。
要するに、歳入不足を生じたわけですから、基準財政収入額が当初の額よりもこれは減ったんだろう、それを埋め合わせるための減収補てん債としてこれは措置をしたんだろうというふうに私は理解するわけですけれども、そうしますと、あるいはこの利子割交付金の大幅な減というのがあるわけですけれども、これは地方交付税に対してどんなふうに補てんされてくるのかなというふうに、質問の意味がもしわからなければ、そこら辺のところを理解していただいて。当然、減収補てん債というのはそういう形で緊急に対して枠外の起債をするわけですから、いずれ、地方交付税でこれは補てんしてもらわないといけないんじゃないかというふうにも思うわけですが、そこら辺をお伺いをしておきたいというふうに思います。
それから、この第4次実施計画から第3次の総合計画にかけまして、市のセンター地区の整備ということで、これは余り特財が期待をできないというような大型のこの事業を予定されておりますけれども、先ほど申し上げましたように、この減収補てん債というのは、本来、起債枠を超えてその税収不足を補うための特例措置であるということからするならば、いわば国の赤字国債、あるいは、地方版の赤字公債ということになるんだろうというふうに思うわけです。したがいまして、この減収補てん債というものは、当然、今後20年、25年の後年度負担というものを伴ってくるわけでありますけれども、財政の健全化というようなことを考えるならば、極力この特例債の起債というのは基本的には抑えるべきであろうというふうに思うわけです。
3年度決算を見ますと、3億 5,000万円の財調基金を取り崩してそのマイナス分を補っているわけでありますが、今回の3号補正では、財調基金の取り崩しは 7,000万円でありまして、あと6億円の、いわゆる減収補てん債という枠外の起債によって、これはそのマイナス分を補ったんだろうというふうに思うわけですけれども、この大幅な歳入不足の事情もありますので、起債をするということはわからないわけではないわけですけれども、今後の中長期的な財政フレーム及び公債費比率などを見通した中での財調基金の取り崩しと、この特例債の起債額との、いわゆる 7,000万と6億という、このバランスというものをどのようにお考えになるか、お伺いをいたしたいと思います。
次に、12ページの市税の中の個人市民税についてであります。ただいまの提案説明の中で譲渡所得税の増によるというような説明がございましたけれども、そこら辺のところをもうちょっと、内容を詳しく教えていただきたいと思います。
次に、39ページの市町村振興交付金についてであります。これは当初予算に対しまして7,000 万円の減でありますけれども、これは平成3年度の決算額と比較しましても 2,500万円余りの減となっております。予算段階での御答弁では19項目の事業を見込んだということでありますけれども、都の総額というのは 120億円ということで、昨年と変わってはいないということでありますが、この事業19項目の見込んだ事業に対して、これが減ったという予測をされるわけですけれども、 7,000万円の減でありますけれども、その辺の内容をまた詳しくお教えいただきたいというふうに思います。
それから、45ページでありますけれども、運動公園拡張用地取得費補助金について。これは補助金率のアップであると今説明がありました。 3,100万円の増額というのは、当初予算は 5,900万円でありますから52.5%のアップということでありまして、これにつきましては59ページで、市債で 2,780万円の減額をされておりますけれども、この大幅なアップという内容についてもうちょっと詳しく御説明をお願いをいたします。
次に、50ページの教育費寄附金であります。平成3年度決算で 2,540万円に対しまして1億20万円ですか、これは約4倍に当たるわけですね。それから、今年度の当初予算は 3,260万円でありますので、この 6,760万円というのは、増額補正というのは、これもまた2倍以上になるわけですけれども、この内容をお伺いをいたします。
次に、歳出ですけれども、65ページの職員の退職手当増につきましてはただいま説明の中で、普通退職が12名ふえた分だよというような説明がありましたので、これはわかりましたので、次ですね、市税の過誤納金の還付金及び加算金89ページであります。これは補正前の予算 4,175万 7,000円に対しまして37.5%の増となっております。平成3年度決算に対しましても約 1,000万円弱の増になっているわけですけれども、ただいまの提案説明の中では、株式譲渡の損失に対する過誤納金というような説明がありましたけれども、もうちょっと、これだけじゃないと思うんで内容、件数とかですね、この内容についてもうちょっと詳しく御説明をお願いいたします。
あとはただいまの提案説明の中でわかりましたので割愛をいたしまして、以上でございます。
◎企画部長(沢田泉君) まず1点目の、利子割交付金関係の各市の状況でございますけれども、各市、全部ではございませんが、問い合わせをしたところによりますと、全体の状況として補正等を予定しているようであります。利子割交付金の本年度の交付見込み額というか決定、決算見込み額と、4年度に各市で当初予算を編成した、これはまさに御質問にございましたように、東京都の全体の指示というか、協議や指導の中で当初予算をそれぞれ各市組んでございます。この当初予算と決算見込み額との差で、総じて市の27市で申し上げますとマイナスの59.5。ただいま御質問の中で、特に決算見込み額と当初の比率で大きなマイナスとなっている市を幾つか挙げて申し上げさせていただきますけれども、三鷹市が対比で最大の減額率でマイナスの65.5、金額で13億 9,513万 3,000円。調布市が63.4のマイナスで14億65万 5,000円。さらに、日野市がマイナスの64.6で10億 5,289万 4,000円。それから秋川市がマイナスの61.2で2億 1,414万 2,000円の減。各市によって率は元金で違いますので。ただ、現実問題として率の大きさはそれぞれの市の財政規模で大きく影響しているというふう考えられます。このような状況の中で、各市それぞれ補正予算等の整理をしている、このように伺っているところであります。
それから、特例地方債の関係でございますけれども、これと交付税との関係でどうなのかという点でありますけれども、予算書の巻末に、特例債として6億あえて別計上をさせていただきましたけれども、全体の起債、通常債、あるいは普通債というふうに申し上げますけれども、これとは今回はその内容が違うということで別計上をさせていただきました。特例債という意味では若干違う点もあるかもしれませんけれども、ただいま申し上げたような趣旨で計上させていただいたわけであります。
この内容は、御質問にもございましたように、2事業についてその対象として選択をしておるわけでございますけれども、1つは、この元金、利子につきまして交付税上で75%が後年度の基準財政需要額に算入されますので、そこの負担につきましては少なくなるというふうに思います。交付税上の中で、御質問にございました基準財政収入額として、従来、利子割交付金が入っておるわけですから、それが減額になります。まさに御質問のとおりであります。それはそれで減額になりますので、後年度におきましてその減額分について交付税上の基準財政収入額の精算をする、こういうことになります。3年度にも経験し、それが4年度の中で一定の反映がされているという実態であります。それとは別に、減収補てん債につきましては基準財政需要額の方に算入されてくる、こういう状況でございますので私どもとしては、減収補てん債の確保に努力をしておるところであります。
それから、減収補てん債と財調取り崩しとの兼ね合いで、財政運営上の選択の問題を含めての御指摘であろうと思いますけれども、ただいま申し上げましたように、減収補てん債につきましては交付税上でその元金利子の償還が負担されるという意味では、後年度に、起債ですから、負担はまたがってまいりますけれども、良質な起債、こういうことで理解をしておりまして、そういう意味では今後の公債費比率、あるいは公債起債制限比率等の影響としては少ない、こういうふうに考えたところでございまして、これとは別に、財政調整基金の取り崩しにつきましては、財政運営全体の中でどうしても年間財政運営の中でやむを得ない場合に取り崩すというふうに考えておりまして、極力、今回の補正につきましては財調取り崩しについては少額にとどめたい、こういう感覚で進めたところであります。
減収補てん債、いずれにしても起債でございますから、減債額としては増額になりますけれども、先ほど申し上げますように、公債費比率としては影響は少ないという判断等を含めて、今後の財政運営を考える中で公債費比率をちょっと試算したわけでございますけれども、平成3年度の公債費比率は11.2%です。平成4年度決算見込みでほぼ同率となる見込みでございましてさらに、5年度の予算で試算いたしますと12.1%の公債費比率であります。
財調基金につきましては今後の財政運営を熟慮して、極力留保していきたいという考え方は変わっておりません。さらに、第4次実施計画における財政フレームにつきましては、5年度の予算編成と並行して作業を進めてまいりました。一定の諸状況を勘案しながら計画化しておるところでございます。
それから、振興交付金の点でございますけれども、当初予算計上額といたしましては4億7,792 万 9,000円でございまして、この考え方は3年度の当初予算計上額に圏域の子博分の変化、これを加えまして、当初19項を計画しておったところであります。その後の状況を踏まえまして、新たに追加事業になるもの、あるいは振興交付金になじまないもの、これらを整理いたしまして交付手続きを行ったところでございますけれども、4年度の最終申請内訳としては4億 5,568万円、2本を減らしまして17本で申請を行ったところであります。現在、各市とも税外収入等の落ち込みを中心としまして苦しい運営をしている中で、この振興交付金に対する期待が大きく、申請額としては大分多くなっているようであります。こういう実態を踏まえますと、東京都の振興交付金そのものは変わらないにしましても、申請が多いことによります全体の配分、あるいは査定があるわけでございまして、これらを東京都と協議をしつつ、今回減額をさせていただくわけであります。現状ではまだ未確定な点がございまして、私どもといたしましては申請額に見合うその額を確保したい、現時点でもその努力をしている経過中でございます。
以上です。
◎市民部長(入江弘君) 市民部から2点、お答えさせていただきます。
まず第1点の個人市民税の増要因についてということですけれども、給与所得については微増ということですので、提案にありましたように、譲渡所得がほとんどだ、このようになっております。当初予算の見積もりに当たりましては、平成3年中の土地譲渡の動きが大変鈍いということがありまして、税務署といろいろ協議した中で、見通しとしては前年の75%程度の見込みだろうというようなことがありました。したがって、当初の収入ベースといたしましては 106億 7,007万 1,000円、こういう予算を組んだわけです。
ただ、年末近くになりまして駆け込み的というんでしょうか、急に増加してきたということがありました。原因としては、やはり国税での平成4年度分からの税率アップ、これが影響したものと考えております。結果としては前年度と同程度の調定増となりましたので、一応、収入ベースで 108億 4,721万 7,000円とみまして今回の1億 7,700万の補正増、こういう内容になっております。
それから、過誤納金の関係ですけれども、これは全部譲渡損ということに内容的にはなっております。個人市民税の過年度分について、確定申告に基づいて賦課したものでありますけれども、所得の有無を判定する対象となります譲渡損、いわゆる株式譲渡損ですけれども、その資料が提出されまして、精査の結果過誤納金が生じたということです。件数としては全体で7件ありました。そのうちの1件は大変額が大きくて 815万 4,000円、こういう大きな額があったために 1,000万という額になっております。
以上です。
◎都市建設部長(中村政夫君) 2点答弁させていただきます。
1点目は、運動公園の拡張用地の補助金の関係でございます。この用地につきましては提案にもありましたとおり、平成3年度で土地開発公社で買収したものを4年度の予算で一般会計で買い戻すというような手続きをとらせていただいてるわけですけれども、国の補助等を見ながら、具体的には12月議会の中で見込まさせていただいております。12月の補正の段階では、用地取得費価格が、利子分を除いてですけど9億 5,059万 2,000円ということに対して、国庫補助金 340万円、都補助金 5,900万、起債としまして、そのときが9億 7,000万というようなことで見込まさせていただいております。
今御質問のとおり、かなり東京都の補助アップをしていただいたわけですけれども、東京都のその後の協議の中で 3,100万円のアップをさせていただいたことによって、ここには増額計上させていただきました。そこで、具体的にアップした内容、考え方の問題ですけれども、都の補助を申請するに当たりまして一定の算式というか、積算ルートがあるわけでございます。そこで事業費から国庫補助金を引いて、なお起債分を引いた2分の1というようなことからいたしますと、約1億 1,000万ぐらいの都の補助がいただけるような、このルートでいきますと、なってくるわけです。この補助を要望するに当たって事前に東京都との協議がございまして、全体の予算の中でお話の中で、当時の50%程度をみておいてほしいということで、 5,900万円を計上させていただいたわけです。その後の協議で約76%程度の補助というようなことの内示がありましたので、今回計上させていただいておりますので、よろしく御理解をお願いしたいのと、それにかかわる市債の関係について調整をさせていただいたというのが内容でございます。
次に、教育寄附金の関係でございます。 6,760万円ということで大きく追加計上させていただいております。御質問の状況の関係でございますけれども、平成2年度は 110戸分で2,200 万、3年度がやはり 127戸で 2,540万、4年度になりましてかなりふえておりまして、501 戸分で今回の予算計上額にさせていただきました。この内容でございますけれども、大きくは3カ所にマンションができたということで、栄町に 100戸以上のマンションが1戸、萩山町にも 100戸以上のマンションがある。それと美住町の公団の建てかえに伴いまして増関係から協議をさせていただいておりまして、これらを3カ所を足すと約 416戸になるんですけれども、これがたまたまことしの中で寄附金として見られたということで、かなりのアップになっているというのが内容でございます。
◆9番(清水雅美君) ありがとうございました。1点だけお伺いをいたします。今の過誤納金の件なんですけれども、御答弁伺いますと、譲渡損ということで確定申告に基づいてこういう形になった。これは当然申告に基づいてということですから、こちらの課税ミスということでは決してないだろうと思うんですが。あと、固定資産税についてですね、これが登記所の方で名義が変わったり変更があると、当然、役所の方に通知があるという形になるわけですね。そこら辺の転記ミスだとか、あるいは登記所の方の通知ミスだとか、いろんなものを防ぐために全件を照合するというようなことを何年かに1回やっている。以前、昭和57年という話を聞いてるんですが、そこら辺の、いわゆる課税ミスというのは、当然、行政に対する市民の信頼というものを損なうものですからこれはあってはならないわけなので、そこら辺の動きといいますか、それはどんなふうになってますか。
◎市民部長(入江弘君) 確かに、今御質問ありましたけど大変重要なことだと思っております。確かに大事には至っておりませんけれども、税率であるとか、転記誤りというのが若干あります。過去、平成2年度に私どもが登記所へ出向きまして、全部マイクロに撮って台帳と照合したということでやった経過があります。今御指摘のとおり、課税の根幹をなすものですからミスは絶対許されないということで、今後毎年というわけにいかないとしても、何年に1回、そういった全体の照合はやっていきたい、このように考えております。
○議長(遠藤正之君) 休憩いたします。
午前11時58分休憩
午後1時6分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
-------------------◇-------------------
○議長(遠藤正之君) 質疑を続けます。
質疑ございますか。罍信雄君。
◆11番(罍信雄君) それでは、平成4年度東村山市一般会計補正予算(第3号)につきまして、順次質問をさせていただきます。
この補正予算は4年度会計の最終整理という意味がありますので順次お伺いいたしますが、項目別にお伺いする前に、まず全体的な見地から1点だけ御質問しておきたいと思います。当初予算を組みまして、それが補正の必要がなければ一番いいわけでしょうけれども、そうはいかないわけですが、補正段階で詳細がつかめない制度の改正とか、あるいはまた、各種事業を進めている結果ですね、当初見込めなかったことが出てくるということがあるわけでございます。しかしながら、そうではなくて、予算編成当時の見込みの甘さといいますか、これは失礼になりますけれども、積算が的確でなかった結果として大幅な補正に増減が出るというようなことになりますと、市の財政を預かっている行政といたしまして、大きな責任問題も出てくる場合もあると思うんですね。こういったことが起こらないように、予算編成の作業に入る前に助役から全所管に依命通達をもちまして厳重に注意を促しているわけでございます。そこで助役にお伺いいたしますが、それらのことを踏まえまして、今この補正をどのように見ておられるのか、まず最初に伺っておきたいと思います。
次に、歳入の部分について何点かお尋ねいたします。
先ほど、提案理由の説明でもかなり詳しく説明をいただきましたし、また、清水議員さんからもかなり突っ込んだ質問がございまして答がありましたので、かなりの部分で割愛の部分が出ますけれども御了承を願いたいと思います。
1つ目は、自動車取得税の交付金 7,381万 2,000円の減になっております。先ほどの説明の中で、都と協議した結果、最終補正でこういうふうになったということでございましたけれども、 14.85%減ということでかなり大きいんじゃないか、このように見ます。そこでお伺いしたいのは、当初の見込みでこういうふうに読み込めなかった理由というのがあるのであれば御説明願いたいと思います。
2点目といたしまして、地方交付税の中で 4,692万 5,000円ほど増額になっておりまして、説明にもありましたけれども、こうしたものの場合に、需要に対してどいういうふうな事業を拾って行っているのか、その点について伺っておきたいと思います。
3点目は使用料及び手数料につきましてでございますが、その中の児童クラブ使用料のみでお聞きしますけれども、現年度分の減が 395万 4,000円ありまして、このうち滞納繰り越し分の徴収に努力されまして47万 5,000円入金がありましたので、差し引き 347万 7,000円の減額ということでございます。これが利用者減によるものであるというふうにも聞いておりますので、何か特別な原因があったのかどうかについて伺います。
4点目ですが、国庫支出金の減額 6,658万 1,000円につきまして、この中で特に生活保護国庫負担金減が 5,766万 5,000円ということで大きくなっておりますので、その理由を具体的に御説明願いたいと思います。
5番目といたしまして、都支出金の中で市町村振興交付金につきましては先ほど詳しく説明もありましたのでわかりましたけれども、御答弁の中で、19本申請して17本ということでお話がございましたが、それでは具体的にどのような事業を申請しているものなのか、伺っておきます。
歳入につきましてはこの5点だけですので、よろしくお願いいたします。
歳出部分について何点か伺います。
これもかなり出しておりますけれども、重複しておりましたり理解できたことがありますので割愛をいたしますので御了承を願います。
1つ目といたしましては、 113ページの扶助費の中の老人福祉手当事業費減 852万 9,000円につきましての内容について伺います。
2つ目は、 115ページのシルバー人材センター事業整備基金補助金 500万があります。この基金の現状はどのようになっているのかについて伺います。
3点目は 117ページ、在宅サービスセンター等運営委託料減 526万 4,000円でございますが、ショートステイの関係というふうに聞いておりますけれども、具体的に内容を伺っておきます。
4番目といたしまして 117ページ、高齢者アパート事業費の減 1,788万 9,000円がありますが、平成4年度にもともとは完成しているはずであったわけでございますけれども、その後どういうふうになっているのか、内容を伺います。
5番目といたしまして、 141ページの健康診査事業費が 1,560万 7,000円の減になっております。先ほどの説明でも利用者は減っていないというお話がございましたけれども、医療費の抑制、あるいは疾病予防のための健診事業は重要であります。その減額理由についてお聞かせ願いたいと思います。対応のまずさから、要するに、希望者が減ったということはないと思いますけれども、先ほどの御答弁では人数はふえているということでございますので、その辺の読み方というんですか、それをちょっとお願いいたします。
6番目といたしまして、 161ページのごみ収集委託料減 2,060万につきましてお伺いいたします。これは平成3年度の当初予算に載せてありまして、それがとうとうできなくて、それで4年度には必ずやるということで4年度の当初予算にまた計上いたしたわけでございます。
昨年の3月議会の中で、我が党は、4年度の予算質疑では根本議員が、また、3年度の最終補正質疑の中では大橋議員がこの問題を取り上げまして、当時の部長さんはこのように言われているわけです。「平成3年度に予定をいたしました1台の収集業務の委託ができなかったことは、所管部長といたしまして種々の問題、課題はあったにせよ、その責任を果たせなかったことは大変申しわけなく、その責任は重大であることを深く痛感いたしておりますので御理解をいただきたい」。こういう答弁がございました。それで、さらに理事者という立場から助役が答弁されまして、「平成3年度に委託できないということは理事者としても非常に遺憾と思っておりますが、この検討委員会を含めてさらに積極的に対応を重ね、4年度の予算に計上いたしておりますので、この委託についてはぜひとも実施をするように、私自身先頭に立ちまして対応してまいりたい、このように判断をいたしているところでございます」と、このように明快に答弁されております。
それがですね、この4年度の最終補正の段階にきましてですね、新しい条例との関係があると、先ほどの部長のお話がありましたけれども、結局4年度もまたできなかった、こういうことになるわけですね。そのことにつきましては5年度の補正で組んで実施したい旨の話も聞いておりますけれども、今後の対応につきまして、過去のいきさつ等も含めまして、具体的に、責任のある御答弁をお願いしたいと思うんですね。そのことでこの件についてはよろしくお願いいたします。
7番目といたしまして、 167ページの農業振興対策事業費の減額 1,024万 3,000円でございます。農業振興に対してのこういう対策事業でございますけれども、減額というのはどういうことなのか、内容をお願いいたします。
8番目といたしまして、 179ページの私有道路整備受託工事減 836万 9,000円の内容についてですが、4年度に行った事業内容の実態も含めてお伺いいたします。
9番目といたしまして、同じく 181ページの護岸補修工事増 463万 6,000円につきましてですが、私の近くということで大体見当はつくんですけれども、具体的に場所をもうちょっと詳しくお知らせ願いたい。
それから、この川につきましては今やっておる部分のほかに、大変に、全体的に見ましてかなり護岸が崩れている場所がありまして、地元の住民からも要請があるわけでございますけれども、他地域も含めましての今後の予定などにつきましてのことについてお伺いいたしたいと思います。
10番目、 187ページ、公有財産購入費につきまして、都市計画道3・4・26号線減額、この件につきましてはたびたび話が出ておるわけですけれども、現在の状況についてをもう1回、わかる範囲で結構でございますのでお教え願いたいと思います。
11番目、 189ページ、北山公園等維持管理経費の減に至った事情はわかっておりますが、この1億 1,571万 5,000円の減の内容について、もうちょっと詳しく、具体的にお伺いしたいと思います。
それから12番目、 241ページですが、中央公民館管理経費の管理経費減についての内容を伺います。
もう1点は13番目といたしまして 247ページ、廻田公民館の管理経費の中の 1,498万9,000 円の減、先ほども開館とのずれというような話も聞いておりましたけれども、もうちょっと具体的にお話を伺いたいと思います。
通告してありました残の件につきましては割愛させていただきますので、よろしくお願いいたします。
◎助役(原史郎君) 平成4年度の予算の編成に当たりましては、ただいま御質問がございましたように、私の依命通達としまして、非常に厳しい国都の予算の背景を見ながら依命の通達を行ったところでございます。御案内のように、国の予算につきましての伸び率は平成4年度が 2.7%、また東京都の歳出規模での予算の伸びは 2.3%、こういう背景を見ながら、現実の問題として平成4年度の当初に 380億 5,522万 2,000円の予算を計上させていただきました。こういうふうな中で1年を執行してまいったわけでございますけれど、これほど厳しくなるということについては、当初より非常に厳しく受けとめてはおりましたけれど、大変、今回の補正予算の編成に当たりましては苦慮いたしたところでございます。
先ほど、補正予算の提案理由の中でも企画部長が説明いたしておりましたとおり、歳入の根幹をなすそれぞれの一般経常財源の歳入が非常に厳しく落ち込んでいるというふうな中身から、やむを得ず減収補てん債を充てる、こういうことで、4年度の第3号補正については一定の組み立てができ、市民にお約束ができる予算、このように判断をいたしているところでございます。
全国的な規模から見ましても、こういうふうな背景は、国においては、いわゆる減収補てん債が過去最高の 9,858億円、まことに、かつてないような減収補てん債の発行をする、こういうことは単に当市のみならず、各地方自治体におきましても非常に厳しい財政運営が強いられているというのが実態ではなかろうかと思っております。
4年度の予算執行に当たりましては、私は予算説明の中でも、いわゆる4年度の特徴としまして投資余力の確保ということを重点に、さらに、後期第3次実施計画の2年次目の遂行をどうしてもやらなきゃならない、こういう姿勢の中から組み立てをいたしたものでございまして、この減収補てん債が約6億強になりますけれど、これによって一定の配慮ができた、このように考えているところでございますし、また、これらを背景にした中で平成5年度の予算の成立ができたということは、非常に厳しい中にも、当市としてのこれからの市民に対する姿勢というものを明確に予算上で打ち出して対応ができる、このように考えているところでございます。
いずれにいたしましても、この一定の減収補てん債というものは非常に厳しい中での対応でございますが、国、都を挙げてこのようなことについての対応をいたしているところでございまして、当市としまして第3号補正に当たりましては、可能な限りの国都の支出金の整理補正をしながら確保に努めてまいったところでございます。したがいまして、今回の3号補正につきましては十分これらについての内容を御精査いただきまして、ぜひとも御承認を賜りたい、このように考えているところでございます。
◎企画部長(沢田泉君) 御質問にお答えさせていただきます。
1点目は自動車取得税交付金の関係でございますけれども、御質問にもございましたように、平成3年度の決算額を基準にしながら、4年度の見込み額としてマイナスの15.8%分で4億 2,296万円としたわけでございますけれども、この数字なら確実なのかという御指摘でございますが、現状の経済状況等の中でいろいろ報道等されている点では、新車の売り上げ等、上向きにきているというような状況があるわけですが、これが直接平成4年度の状況に反映するかどうかの点については大変難しい判断だと思います。そういう難しさを含めながら、平成3年度におきましての現時点では、御案内のように、地方税法の 699条は都道府県税でございますから、都からその割り振りというか、各市の配分が大体状況として流れてくるわけです。しかしながら、本年度につきましてはまだその情報が伝わってきておりません。かなり難しさがある時点ではないかというふうに思われます。
そこで、補正予算額が確実かという点につきましては、御案内のように、8月と12月と3回の交付決定があるわけですけれども、交付時期が。このうち、12月までの交付額としては2億 5,936万 1,000円ございます。ですから、そういう意味では補正額との差は1億 6,360万あるわけですが、これが3月交付にされるかどうかという点であります。私どもとしてはいろいろな状況を判断する中で、特に、先ほど申し上げました15.8%マイナスというのは一定の都の状況等を協議しながら詰めたわけでありまして、確保できるというふうに考えております。
それから、地方交付税の特別交付税にかかわる特殊財政需要額の事業項目の内容でありますけれども、何点かを要請しているところでありまして、1つは自転車駐輪場の設置、総額事業費が 951万 8,000円のうち 400万、自動車駐輪場の運営費1億 4,000万のうちの 5,000万。東京都三多摩広域廃棄物組合負担金1億 600万のうち約 1,500万。それから、高齢者福祉対策事業1億 9,665万 4,000円のうち 5,300万。それから学童クラブ運営費の約1億4,000 万のうち 4,000万。それから、道路整備事業費の6億 2,500万のうち1億 3,000万。道路整備事業の13億 1,613万 3,000円のうち 1,000万。それから防音校舎の維持事業費4,600 万のうちの 2,100万。それから公立昭和病院組合繰出金の2億 1,164万 3,000円のうち 6,500万。合わせて3億 8,792万 3,000円の項目、総特殊財政需要額で申請しているところであります。経過的には、過去の特別交付税の状況等を勘案しますと、今回、3年度実績で補正をさせていただいておるわけですが、さらに、申請額というのは全体的にただいま申し上げた3億 8,792万 3,000円は無理でありますけれども、少なくても、平成3年度の実績以上のものを確保したい、こういう立場で進めておるところであります。
それから、市町村振興交付金の具体的な申請事業でありますけれども、義務教育施設整備事業関係で化成小学校のプールの管理棟改築、やはり化成小学校の給食室改修、回田小学校のプール改築等。回田小学校給食室改築、東萩山小学校受水槽設置、二、四、六、七中の中のコンピュータ教室の改造、合わせて義務教育6件。さらに社会教育施設整備事業としては子供科学博物館組合建設費の負担金。
それから、補助道1号線関係の道路整備ほか7路線、さらに、野火止緑道改修等を含めまして道路橋梁施設整備として2件。空堀川照明灯の設置、北川親水公園、公園内水洗便所の設置、秋津児童館建設、これらが4件で 5,770万。さらに、防火貯水槽等の設置。消防指令装置の改修、これら総体的に合わせまして4億 4,390万円を市町村振興交付金の対象として現在、要望しておるところであります。
これらの状況の中で、先ほど清水議員さんにお答え申し上げました全体の市町村のニーズと東京都と協議する中で減額 7,000万円を予算計上をせざるを得ない、こういう判断を現状ではしているところであります。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 歳入の関係で2点ほど御質問をいただいておりますので、お答えをさせていただきます。
まず最初に、使用料関係で児童クラブ費の関係、これが 347万 7,000円の減額であるということで御質問をいただいておりますが、児童クラブ費につきましては、当初予算の算入段階におきましては定員が 754人いるわけでございますが、これに対して個々の分室とか育成室の入所の予想ということで 745名程度は来るだろうということでみておりましたが、実際4月当初に入所した児童は 677名でございました。市内の状況を見てみますと、南側地区というのは定員に近いか、あるいは定員オーバーの申し込みがあるというような状況になっておりますが、野火止とか久米川東とか恩多とか、そういうところにつきましては定員に満たない状況がございました。
当初 3,621万 7,000円に対しまして 3,226万 3,000円、これで 395万 4,000円の減、こういうことでございますが、これに関連いたします途中での異動がございます。年度途中の退会が85名、それから途中入会が57名、差し引きまして28名の減になっております。退会の事由につきましては、母親が家庭におられるようになったとか、おばあさん等がみていただけるようになったとか、そのほか転出等がございまして、これらが50%近くその理由になるわけでございますが、その他にもいろいろな、それぞれの御家庭での、子供さんの事情や、子供さんの事情というとおけいこごとにほかへ行ったりなんか、そういうこともございますので。それとか、今回特にあるのは都営住宅の建てかえ関係でよそへ行かれたとかという転居の関係も見られます。
さらに、滞納繰越分の関係でございますけれども、これは47万 7,000円の増でございます。当初予算のときにも、あるいは決算のときにも御質問があり御答弁しているわけでございますが、この滞納処分につきましてはその一掃のために努力をいたしておるところでございますが、当初、この滞納分の額を 190万 9,000円ぐらいということでみておったわけでございますが、個別徴収等相当力を入れてきまして、それが 238万 6,000円の徴収実績を確保できるということで見込まれておりますので、47万 7,000円の増額をさせていただいた、こういうことでございます。
それから、国庫支出金の関係で生活保護費の負担金の減が大きいその理由ということでございますが、予算書にもありますとおり、生活保護費 5,766万 5,000円の減額、国庫負担金の減額でございまして、それに合わせて、増分としては授産施設の事務費の増がございます。これは御案内のとおり、福祉センターにあります部分でございますが、それを差し引きまして 5,679万 4,000円が減額でございます。これにつきましては、特に障害基礎年金等の引き上げ等がございまして、それの受給認定者といいますか、それが多くなっております。これは5年間遡及されますので、それらもありまして、それが 4,500万 9,000円という額になっておりまして、それらによる部分でございまして、それは当然、国庫負担の積算上からは差し引いて75%がくるわけでございまして、それが主な原因でございます。
以上でございます。
◎保健福祉部参事(粕谷クニ子君) 5点にわたる御質問と思います。お答えいたします。
まず1点目の、老人福祉手当の 852万 9,000円の減の理由ということでございますが、都負担分が当初予算では延べの1万 620人見込んでおります。実績といたしまして1万 527人、金額で、当初4億 7,672万円見込みまして、実績が4億 7,293万 3,000円。差し引き 378万7,000 円が都の負担の減額分でございます。
次に、市単独60歳以上から65歳未満の方の当初見込みでは延べで 600人見込んでおります。実績が 376人。金額にいたしまして、当初 1,270万円、実績が 796万 8,000円、差し引きまして 473万 2,000円になります。合わせまして 851万 9,000円減額でございます。そのほか1万円、台帳印刷を見込んでおりましたものが足りましたので1万円減で、合計 851万9,000 円減額の内容でございます。
次に、シルバー人材センター建設積立金でございますが、62年度から積み立てを開始しまして、今回の補正を含めまして 4,600万円となっております。
次に、在宅サービスセンターについて減額の大きな理由といたしましては、当初人件費として専門職を予算計上しておりましたが、専門職の雇用が難しく、パート対応をしたことと、利用者の減によるものでございます。
次に、高齢者アパート事業の減額理由でございますが、当初4年度完成を予定しまして2,508 万 2,000円を予算計上させていただきました。ところが、4年度及び5年度事業となり、国、都の補助金が単年度精算方式のために、工事の出来高による補助金交付ということになりまして、4年度においては25%、5年度においては75%ということで減額補正させていただいたものでございます。
次に、がん検診委託料の減額 1,034万 9,000円の内容でございますが、胃がん検診で 318万 2,528円、子宮がん検診で 318万 4,257円、乳がん検診で 184万 3,540円、肺がん検診で65万 2,800円、大腸がん検診で 147万 5,623円です。いずれも期待した人員に達しなかったためでございますが、受診者の前年対比では確実に増加しております。
ちなみに、各がん検診の予算上の予定人員、前年度との比較、今年度の増、今年度の2月末の実績、前年度の実績、その増減を申し上げますと、胃がん検診で予定人員 3,500人、実績が 2,555人、前年度実績 2,453人に比較しますと 102の増になっております。子宮がん検診では 4,000人予定しまして、今年度 200人増を見込んで 4,000人です。実績が 3,467で、前年度実績 3,479に比較しますと12のマイナスですが、乳がん検診は 2,800、 200名、今年度増になっております。実績では 2,294、前年度実績 2,366と比較しまして、これも72の減です。肺がん検診につきましては 400を予定しまして実績 231、前年度実績に比較しますと54の増になっております。大腸がんにつきましては 4,000、今年度 2,000増を見込んで、実績が 2,955の前年度実績 1,380に比較しますと 1,575の増になっております。今年度の実績は3月の請求がまだきておりませんので、また検診もあり未確定数ですが、一応こんな予定ということになっております。
以上です。
◎環境部長(石井仁君) 環境部に関して1点の御質問をいただいたわけですけど、ごみ収集委託料の減の関係でございますけど、昨年の3月の本議会の3年度補正予算、それから4年度の当初予算の中の質疑の内容を含めて御質問をいただいたわけでございますけど、その後、4月1日付で私が環境部長に配属になりまして、前任者の引き継ぎ、それから理事者、助役の方からの指示を受けてこの関係については取り組ませていただきました。そういうことで、その中で、なぜこの辺の問題が2年間解決に至らなかったか。そういう点をやはり分析整理する必要があるだろう、そういう中で、労使間の中で庁内検討委員会を6月30日付で清掃事業推進庁内検討委員会を設置させていただきました。
この目的は、61年にできましたアメニティーを目指す東村山市の清掃行政の課題を整理していこう、そして新たな清掃行政の展開を見出していこうじゃないかというのがこの内容でございます。それで、目的、検討事項につきましては、ごみ、し尿処理並びにリサイクル事業の公益処理に関すること、それから、ごみ収集システムの見直しに関すること、それから、ごみ減量対策に関すること、それから清掃事業推進のための組織体制に関すること、それから公共施設内でのごみ減量、リサイクルの推進に関すること等々、このような内容を含めて精力的に検討していこうということで、この委員会を設置したわけでございます。今日に至るまで約8回、いろいろ内部の調査検討もしましたけど、8回の検討委員会を開きまして、先日の予算関係の質疑の中にもありました、庁内検討委員会の中間報告をさせていただきました。
中間報告をなぜしなければならないかということについては、5年度の予算のところでも説明いたしましたけど、昨年の12月の条例改正に基づいて、4月1日から清掃事業を新たな展開をしていかきゃいけないというところで、組織の改正を抜本的に見直していこうというところで中間答申をさせていただいております。確かに、中間答申の中にはまだ議論をしなければならないものもたくさんありました。しかしながら、やはり4月1日からの条例施行に向けてあのような中間答申の集約をさせていただいております。それで、その中間答申の中にはごみ収集と処理主体というところの集約の中に、市職員でなければ担えない業務にエネルギーを傾注しなければならない。それで収集処理業務の一端を廃棄物回収業者等に担ってもらうことも必要であるという集約をさせてもらっております。そういうことで、先日の3月2日に庁内検討委員会の委員長であります助役から、市長にその辺の答申を行いまして、先般、24日付で市長より市職員全員に対して清掃行政の考え方、東村山の清掃行政に、今後の清掃行政についてということで、各部長を通じて、全職員にその辺の市長の見解を出させてもらっております。
その中にも、環境部の組織及び清掃事業の役割分担の見直しを図り、行政の責任を果たすように努めるということの決意を市長から述べているところでございます。そういうところで、今回、早急に市の当局側の考え方を組合に提示して、4月1日以降の清掃行政の対応について、技能職を含めて、できるだけ早く新しい体制の中で展開していく必要があるだろうということで、今後早急に、この内容を含めて清掃行政の事業の全体的な中で提案を図っていきたいというように考えております。そういうことで、ぜひ今後も引き続き努力してまいりたいので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
◎市民部長(入江弘君) 歳出の7点目についてお答えをさせていただきます。
大きく2つの減要素がありました。1つは、優良集団農地の関係です。私ども予算計上する前段として、農家に対して希望をとっておるわけですけれども、当初7団地の予定があったわけですが、結果的には1団地減少した。面積的にも84アールばかり減少した、これがまず1つ目の原因です。
次に2つ目として、契約栽培の関係が挙げられるわけですけれども、契約の品目としては8点、16種類、これは変わっておりません。この価格を決める段階で価格検討委員会というのがあって、いろいろ御相談申し上げるわけですが、この中でも大変先行きを見通すというのは難しい技だというようなことも論議をされております。これについても加入者の減が当初67から63に減ったということが1つありました。この補てんの場合には当然、市場に出荷してその出荷伝票が基礎になるということですので、1つには各農家の作付の状態はどうなるか、それから、天候が大変左右されるというふうな性格になっております。本年度見通した中では、市場価格が大変低迷が続いたということがありまして、市が設定した下限価格を下回った。したがって、補てんも低下したということが言えるかと思います。
あと1つは、その予定出荷数量が伸びなかった、これらの原因で大変今回は大きく減ってしまったというふうに見ております。
◎都市建設部長(中村政夫君) 都市建設部関係につきまして4点の御質問をいただきました。私の方から3点御答弁をさせていただき、街路につきましては参事の方から御答弁をさせていただきます。
1点目の、私有道路の整備の関係でございます。この工事に関しましては、施行の方法として2通りございまして、申請人による工事と、そして受託、市が受託して行う工事、こういう方法をもって現在対応いたしております。平成4年度におきましては、整備事業としまして14件の工事を対象として実施しているわけでございますけれども、この中に申請人の工事がかなりふえてきているのが実態でございます。4年度につきましては、14件のうち6件が申請人工事というふうになってきた関係から、受託工事分についての若干の減額をさせていただいたというのが内容でございます。
そこで、御質問の申請の状況、施行の状況の関係でございますけれども、平成3年度の実績といたしましては21件ございました。ただ、この件数というのがかなりの距離がある場所とない場所がありますので、件数だけでは比較できませんけれども、総体で21件。3年度より4年度の方へ繰り越し、これが8件ございました。というのは、3年度の中でも努めて早く申請のあった内容については補正等をとって、できる限り早く施行したいというふうには考えてますけど、時期の問題がありまして8件の繰り越し。新たに、4年度に入りまして16件の申請がございました。そういう中で後期絡み等も含め、4年度につきましては14件を対象として工事をさせていただいているというような内容でございます。
次に、野火止用水の護岸補修費の関係でございます。昨年の大雨で部分的に護岸が崩れまして、一定の、市の方で応急の対応をしてきた経過がございます。それらを含めて東京都の方と協議をしておりまして、今回お願いしておる場所につきましては恩多町3丁目の恩多稲荷公園付近の場所でございますけれども、全額都の支出ということで、約60メートルの区間でございますけれども改修工事をさせていただいているというのが内容でございます。
そこで、今後の見通しも含めての問題でございますけれども、状況を見ますと、かなり護岸の傷んでるところもございますし、即工事となりますと歴史環境保全地域の問題がありましていろいろ難しいところがあるわけですけれども、危険というようなことも含めて、東京都の方と継続的に協議をいたしております。
今お聞きするところでは、5年度に現況調査を東京都の方でしてみたいというようなことも聞き及んでおりますので、ぜひ、そういう調査をしていただく中で対策を講じてまいりたい、こんなふうに考えております。また、あわせて、野火止用水保全対策協議会という会もございますので、そちらの方からの御指導もあわせ努力をしていきたいというふうに考えております。
3点目に、北山公園の関係でございます。今回の補正の中で、一定の整理ということで御迷惑をかける中で整理をさせていただきました。当初予算の段階で、第4期工事分といたしまして1億 6,313万 3,000円を、また、新設水路工事分を 347万 2,000円、合計で1億6,660 万 5,000円を計上させていただきましたけれども、その中で新設水路の工事にかかりました費用が当初よりも若干ふえまして、最終的に 395万 6,000円、このような数字になっています。それらの額を差し引いた額1億 6,264万 9,000円を減額補正させていただいたというのが内容でございます。
そこで、関連しまして、第3期工事に伴う附帯工事費として一定の額を見させていただきました。いろいろ御迷惑をかける中で、3期工事が今このような状況で進められているわけでございますけれども、かなり延びたということで業者に対しても御迷惑かけているし、いろいろ御指導をいただく中に整理をしてきたわけでございます。
そこで、今回附帯工事費としてお願いしてあるのは幾つか内容がございます。1つには、3期工事を取り組むに当たって工事用の仮設園路をつくった。そのときに廃材等を利用して固めながらそこを利用するということがあったわけですけれども、実際に工事に入ってみますとどうしても車が動きがとれないというようなことで、鉄板を敷いた、覆工板を敷いた経過がございます。この3年度につきましては業者の方で企業努力ということでお願いしたわけでございますけれども、平成4年度に入りまして、片や業者とすれば早いうちに工事をしたいというようなことで、その鉄板を敷かせていただいた損料、運搬撤去を含めた損料が主な内容でございます。
また、もう1つは、3期工事があのようにおくれまして、4期の中で努めて早く工事をしたいということで、あずまや等の資材の切り込みとか、準備をしておいた経過がございます。材料を保管するために一定の保管料をお願いをさせていただきたいということと、もう1つは、この工事を進めるに当たりまして当初仮囲いというんですか、安全さく、こういうものをみてございませんでした。ただ新しくつくる新設水路の工事、また、3期の本体工事を取り組むに当たって、安全上のことも含めて仮囲い等の、また、あわせて保安要員をつけさせていただき一定の工事現場の整理をさせていただきました。そういうものを含めて 1,673万2,350 円ということでございまして、大変申しわけございませんけれどもぜひお願いをしたいというふうに考えております。
私の方からは以上でございます。
◎都市建設部参事(清水春夫君) 都市計画道路3・4・27号線の現在の状況についてというふうなことで再度の御質問ということで承ったわけでございますが、本事業用地の全体面積につきましては 8,348平米でございまして、現在までに買収済み面積が 5,752平米で、進捗率を見た場合には57%となっております。
なお、未買収地につきましては残面積 3,591平米で43%の状況であります。
なお、地権者につきましては、共有者を含め8名となっております。
交渉過程の中では、特に代替地の要望が強いということが1つあるわけでございます。そのほかの細かな内容等もあるわけでございますが、それらの代替地の確保について鋭意努力しているところでありますが、特に大きな課題の場所と申しますか、市場があるわけでございますが、面積的にも広いし、市場といたしましてはどこでもできるというふうなことでなし、建築基準法51条ですか、特殊建築物というふうな対象物になりますと一定の都市計画道路の用途の制限等もありまして、位置の決定に当たっては都市計画審議会の議を得なけりゃならないというふうな状況等もありますので、それらを踏まえた中で代替地の確保等につきましては今後とも鋭意努力してまいりたいというふうなことで、現在努力しておるところでございます。よろしくお願いします。
◎社会教育部長(細淵進君) 公民館関係につきまして2点、御答弁させていただきたいと思います。
1点目の、中央公民館管理経費のうち施設保管整備費 549万 2,000円の減額をさせていただきました。これは東村山駅東口の土地区画整理事業の推進によりまして、公民館西側に公共下水道の布設が予定されておったところでございますけれども、それに伴う排水接続工事予算を当初に計上させていただいたところでございますが、結果的には公共下水道布設までにはまだ若干の時間を要するということがございまして、減額措置、をさせていただいたわけでございます。
2点目の、廻田公民館管理経費 1,498万 9,000円の減額につきましては、当初予算計上時には、平成4年度4月から開館準備のため職員の入室が可能である、その辺の判断をいたしまして、おおむね12カ月分を計上させていただきましたが、都との協議の結果、職員の入室につきましては年度途中になったことが減額の主な理由でございます。
細かくということでございますので節で見た場合、光熱水費につきましては 219万 9,000円の減額をさせていただいておりますが、これにつきましても12カ月分が6カ月分となったことによりまして、実績分と今後の見込み分を勘案いたしまして、これは電気料が主でございますけれども 208万 4,000円を減額させていただいたところでございます。
次に、委託料の関係でございますけれども、建物管理業務委託料 990万 3,000円の減額につきましては、当初12カ月分といたしまして 1,299万 3,000円を計上させていただいたところでございますけれども、6カ月分の契約になったことによりますことと、契約差金が生じたことによりまして 990万 3,000円の減額を計上させていただいたとするものでございます。
また、建物警備保守業務委託料につきましても、当初10カ月分として 362万 1,000円を計上させていただいたわけでございますけれども、これにつきましても11月からの契約ということになりましたので 190万 3,000円の減額をさせていただいたところでございます。
以上でございます。
◆11番(罍信雄君) 大変御丁寧な答弁をいただきまして感謝を申し上げます。ありがとうございました。2点ばかり再質問させていただきます。
ごみの清掃関係委託、特にまた部長詳しくいきさつ等も、また今後のことも含めましてお答えいただきましたのでわかりましたけれども、1点ちょっと疑問というかあれなのは、例えばこういう予算を組みますと、委託業者というんですかね、例えば今、市の委託業者が何社あるか、3社としますと、そういう委託業者の間でどこにこの委託をするのかということもあると思うんですが、これはそれとして、やはりこの予算に組みますとその業者としても準備というんですか、体制を組むと思うんですよ。どうなんですかね、そういうあれはないんでしょうかね。そういうことに対する業者の問題点というのはないんでしょうか、その点を1点だけ伺います。
もう1つは、今、清水参事さんからお答えになられましたけれども、27号線を通告してありまして、26号線もお願いしたわけですけれども、急遽、27号線余り触れなかったわけですけれども、通告してありましたので御答弁いただきましたのでありがとうございました。そんな関係で26号線につきましてもうちょっと簡単にお願いしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
◎環境部長(石井仁君) 予算計上、それから清掃業者の関係でございますけど、これはいろいろ契約に至るまでの過程というのはあると思うんですけど、一つの事業を委託する場合に、今回の場合は清掃事業の収集業務の委託ということで、労使間の勤務条件の変更というところで協議を重ねるのが一番最初必要な条件だと思うわけです。そういう中で、ある程度見通しを持って予算計上して予算設定したのが3年度と4年度であったと思うんです。それで、そういう過程を踏まえないである程度一つの考え方で進められるものについては、ある程度の、どういうものを、どれだけのものを委託するかというものを設計いたしまして、それをそういう関係業者の指名、あるいは見積もり合わせとか、そういう方法で決定していくと思うわけでございまして、今業者との関係でございますけれども、私ちょっとその辺の理解が違うのかどうかわかりませんけど、そういう内容で進めてきておりますので、私の考え方とすればそういうことはない、心配はないというように考えております。
◎都市建設部参事(清水春夫君) 大変失礼いたしました。3・4・26号線の状況でございますが、全体事業用地面積といたしましては1万 2,237平米でございます。買収済み土地につきましては、本年度 845平米でございまして、進捗率につきましては現時点で7%というふうな状況であります。
なお、地権者につきましては、共有者を含めた中で68名となっておるような状況でございます。
以上です。
○議長(遠藤正之君) 時間が大分経過しておりますので、質問者も、答弁者も特に十分配慮しながら進めていただきたいと思います。
ほかに質疑ございませんか。田中富造君。
◆25番(田中富造君) ただいま2名の方が質問されまして、私の方の質問は全部で8点になりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
その第1点目は、特別土地保有税増の要因でございますが、説明におきましては対象土地の増ということでございました。補正前の予算額と比較をいたしますと167.36%の伸びになっていると思いますが、この増となった件数、面積及び土地の現状についてお聞きしておきたいと思います。
2番目は、利子及び配当金の関係でございますが 1,854万 8,000円の減額になっております。この中で、全体的に利子の公定歩合の引き下げでしょうか、こういう中で、減額の中で、土地開発基金の利子が 3,946万円の増となっておりますが、その内容についてお聞きしておきたいと思います。
そして、一般会計分の、この際お聞きしておきたいのは、全基金ございまして、私ども今まで、毎年度、この基金の総体についてお聞きしてまいりました。この3月補正におきましては財政状況の厳しさという反映の中で財政調整基金が 7,000万円歳入に繰り入れられるという状況も踏まえまして、3月31日現在の一般会計分全基金のあり高を総額でお聞きしておきたいと思います。
そして、この中で特に財政調整基金、土地開発基金、公共施設等建設基金については個別のあり高をお聞かせいただきたいと思います。
また、同時に、国民健康保険事業特別会計の基金、そして、下水道事業特別会計の基金についても、それぞれお聞きしておきたいと思います。
次に、市民税のシステム開発委託関係につきましては当初予算の 6,483万 4,000円でございましたが、 2,049万 1,000円、30%の増額、そして固定資産税システム開発が当初 5,150万円でございましたが 1,053万 9,000円、こういうことで20%近くの増額となっておりますが、このシステムの改定内容というんでしょうか、委託の変更の内容についてお聞きしておきたいと思います。
次に、社会福祉協議会補助金増の内容は、先ほど、児童クラブ指導員が正職員化に伴う社会福祉協議会職員としての退職金だということでございますが、 3,038万 4,000円の内訳ということで何人分の退職金なのか、そして、平均額は幾らなのかお聞きしておきたいと思います。
次に、高齢者世帯住みかえ家賃等補助の減につきましては、大変結構な制度ではございますが 330万 4,000円ということで、お聞きするところによると、当初10件を見込んだけれども実績としては6件ということだそうですが、この対象者の把握、その他予算見積もっただけのこの事業執行についてどのように取り組んでまいったのか。また、今後の方策等についてお聞きしておきたいと思います。
次に、先ほど3・4・26号線の用地取得減の内容につきまして執行率が7%だということでございましたが、企画部長の最初の説明の中では、地主さんの承認が得られないというような話があったと思いますが、ここの部分について現状の中で、何件の方が不承認という形になっているのか、その理由、そして今後の展望というか、それについてお聞きしておきたいと思います。
次に、消火栓の設置負担金減の内容ですが、 731万 1,000円減額いたしておりまして、補修、あるいは新設ということでありますが、つい先日の上水道特別会計の93年度の予算、質疑の中ではこの消火栓のあり方につきまして、たしか 500メートルメッシュですか、そういうふうなお答えがあった、その中での設置ということがあったと思いますが、この辺で、本来細かくメッシュを縮めていくということも防災対策上必要なことだと思いますが、現状ではどうなっているのか。そして、今後ですね、これは水道管の関係等も関係してきますけれども、どのような設置のあり方について考えられているか、お聞きしておきたいと思います。
最後に、四中運動場の拡張用地取得の関係につきましては、関係者の御努力によりまして3億 1,756万円の用地取得ができたわけであります。そこで、この四中の広さ及び坪単価についてお聞きするのと同時に、この拡張で四中として体育授業、あるいは部活動についてどうなのか、今まで大変支障を来したというふうに聞いておりますが、この拡張でどうなってくるのか、あるいは、でき得れば、今後の隣接地の土地の購入についてどのようにお考えになっているか、お聞きしておきたいと思います。
◎市民部長(入江弘君) 特別土地保有税についてお答えをさせていただきます。
当初見込み額は6件、面積で2万 1,708平方メートル、金額で 3,555万 3,000円と見込んでおりましたけれども、その後1件が減少して8件の増ということに相なりました。したがいまして、合計としては13件、面積で3万 3,445平方メートル、金額で 8,276万 3,000円となったものです。したがいましてこの分では 3,721万円の増額ということです。
さらに、提案でも説明がありましたように、滞納繰り越し分についてですけれども、年度末に対象となったもの1件、これは金額で申し上げますと 1,229万 1,000円が繰り越しとなりました。その分科目設置をして今回補正をお願いしているわけですが、これらの合計が5,950 万 1,000円とこういうふうになってまいります。
◎収入役(池谷隆次君) 土地開発基金の利子の関係ですが、この基金の性格上、予算上は利子収入に対応する元金が少ないと考えて当初予算は計上しました。しかし、結果としましては基金保有の状況が多かったということで、全体に金利はダウンでございますけど、土地開発基金につきましては予算上利子収入増となっております。具体的には、当初予算では応当元金を約 3,200万ぐらいというふうに考えたのです。しかし、昨年3月31日現在保有高が9億 3,000万円ございまして、この辺から推移した結果でございます。
ことしの3月31日現在の基金あり高見込みというお尋ねでございますけれども、一般会計の10基金、すなわち、職員退職手当、財政調整、減債、緑地保全、公共施設等建設、西武園競輪場周辺対策整備、ふるさと創生、長寿社会対策、国際交流、アメニティ、いわゆる積み立て型の10基金でございますが、ことしの3月31日現在のあり方見込みとしましては、81億338 万 3,000円となると考えております。
このうち、財政調整基金は今回の補正で 7,000万円、繰り入れをさせていただくということでございますが、その後で15億 7,996万 2,000円というふうに予定しております。5年度におきまして、このうちからさらに4億 3,000万円の繰り入れを予定させていただいているところであります。
公共施設整備基金につきましては、3月末で32億 2,517万 1,000円になると予定しております。
なお、土地開発基金でございますが、土地になっている部分を除きまして、約1億 6,759万円程度になるのかなと考えておりますが、この基金の性格上、基金の保有している土地を一般会計へ引き取るというようなことがございますので、その処理日によってはこれは変わってまいります。
それから、国保の運営基金でございますが、これは非常に寂しくなりまして 380万 2,000円ぐらい。それから下水道建設でございますが 8,467万円程度に、それぞれ、3月末になるかと存じております。
◎総務部長(市川雅章君) 2点お答えをいたします。
まず電算関係でございますが、これは市民税及び固定資産税システムの増となっておりますが、平成5年度の税法改正のプログラムの改修対応費でございます。市民税、それから固定資産税システムとももとにしているソフトが、平成4年度の税法改正修正分までのものであるために、平成5年度の修正が必要であったものでございます。毎年度の税法改正の内容につきましては、当初予算の段階では不明でございました。今回の補正で委託料トータルの中で処理させていただいたものでございます。
それから2点目でございますが、消火栓の関係ですが、消防組織法の中で消防水利の基準が定められております。これによりますと、一辺を 250メートルとした正方形の区画線を単位といたしましてメッシュ内水利によりまして、水利の有効範囲で覆われるよう確保するように、このようなことで、市内をそれで割りますと総メッシュ 326区域、こういうふうになってまいります。平成3年度末の平常時におきます充足メッシュでございますが 299域でございます。そうしますと不足メッシュ数は27区域ということでございまして、不足率は約8.3 %、このようになっております。
今後のこの充足につきましては、御質問の中にもございましたが、消火栓につきましては口径等の問題がございます。それから防火貯水槽につきましては公有地内の設置等の条件的な問題がございますので、関係所管と協議しながら不足区域の対応を考えていきたいというふうに考えております。
この減の内容でございますが、当初では新設を12基、移設を7基、補修を15件予定させていただきましたけれども、執行済み、それから執行予定といたしまして新設が8基、移設が1基、補修が9件、こういうことから減額をお願いしたものでございます。
以上です。
◎保健福祉部長(間野蕃君) 101ページの東村山市社会福祉協議会補助金増の関係でございますけれども、既に提案説明の中にも言われておりましたが、職員定数条例可決をいただきまして児童クラブの指導員、これが社会福祉協議会におりますが、そこが一たんそこを退職しまして市に入るわけでございますが、その6名の分と、それから社会福祉協議会で定年退職者が1名ございます。その7名の方でございまして、6名の方の部分につきましては平均いたしまして 286万ちょっとということでございます。
◎保健福祉部参事(粕谷クニ子君) お答えいたします。
住みかえ家賃制度の関係で、対象者の把握と、それから今後の対策ということですが、対象者につきましては、この制度を老人相談員等に説明した中で、ヘルパー、相談員によって対象者がおる場合は説明して助成を受けるような形をとっております。
それから、今後の対策としましては、今までも暮らしの泉とかテレホンガイドとか、いろいろPRはしてまいりましたが、今後もそういう対象者の掘り起こしとかPRに努めたいと思います。
以上です。
◎都市建設部参事(清水春夫君) 都市計画道路3・4・26号線の進捗率から見ての現状についてどうかというふうな御質問でございますが、関係地権者につきましては共有者を含めまして68名ございます。それで、賛同を得られない方につきましては5名ですか、特に、この中で理由の主たるものを申し上げますと、道路が築造されることにより環境が阻害される点、自動車公害、緑が減少する等が主たる原因なわけでございます。
以上です。
◎学校教育部長(小町征弘君) 四中の用地取得について御質問をいただきました。大変、このたび2人の地主さんに御理解いただきまして、教育委員会といたしましても深く感謝しているところであります。
そこで、校庭拡張の部分でございますけれども、面積は1,530.88平米でございます。平均の平米単価でございますが、20万 7,435円であります。これによりまして、従来の校庭面積は 5,754平米からこれを加えまして7,284.88平米となったわけでございます。これによりますと、大体、第二中学校の校庭面積とほぼ同様かなというふうに感じております。これによりまして1周 200メーター、直線 100メートルが余裕をもってとれることになりました。今まではサッカーも変則的な形でやってたんですけれども、これによりましてちゃんとした長方形のサッカーコートでできるということでございます。したがいまして、体育の授業、あるいは部活等には全く支障がございませんでして、学校でも大変喜ばれているところでございます。さらに今後拡張するのかということでございますけれども、今後についてはこれをもって第四中学校は終了というように考えております。残された七中の課題について今後考えていきたいというふうに思っております。
◆25番(田中富造君) 1点だけお聞きしておきたいと思いますが、消火栓の関係で不足の区域が29ということでございますが、この部分についてはどういう区域なのかということと、今後の対応についてお聞きしておきたいと思います。
◎総務部長(市川雅章君) お答えいたします。
27区域というふうに申し上げたつもりだったんですが、もし私の間違いでしたらば訂正させていただきたいと存じます。27区域でございます。
その不足区域でございますが、青葉町で3区域、秋津町で6区域、久米川町が4区域、恩多町が3区域、栄町が1区域、萩山町が2区域、美住町が1区域、富士見町が1区域、廻田町が2区域、多摩湖町が2区域、諏訪町が2区域、こういうことでございます。
この対応につきましては先ほども申し上げましたけれども、消火栓につきましては口径等の問題がある、また、防火貯水槽についてはどうしても公有地内の設置、こういうことを考えなきゃならないわけですが、そうした条件的な問題がございますので、そうした条件にかなうところについては所管課と協議しながら、この不足区域についての充足を考えていきたい、このように思っております。
以上です。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。荒川昭典君。
◆15番(荒川昭典君) 議案第23号についてお伺いをしてまいりたいと思います。
1つは、もう議論が出ておりますけれども、今度の補正第3号は全く、近年珍しいような多額な減額補正、こういうことになったわけでありますが、この問題につきまして減収補てん債問題など一定のやりとりがありましたので割愛をいたしますが、いずれにしても、多くの減額補正をせざるを得なかった、こういう状況でありますが、三多摩の各市の担当者同士の間、あるいは、市長会の中では、この利子割交付金とか自動車取得税交付金などについて決定をする、あるいは、確実な数字を明示する問題について大変遅いのではないか、でき得れば12月補正でこのような補正予算が組めればまだ問題はないと思いますが、率直に申し上げて、この議会で提案をされております補正予算の案は、2月の中ごろだと思うんですね。そういたしますと、3月31日現在の専決にはなると思いますが、もう一遍補正をしなければならない、こういう状況になります。場合によっては、結局、歳入欠陥を起こしてしまった予算、こういうことになりかねない、こういうように思いますので、その辺についてどのように市長会や、あるいは担当者会議の間で議論をされているか、お伺いをしておきたいと思います。
それから、老人クラブ助成事業費の問題についてお伺いいたしますが、老人クラブ運営費補助金というものがありまして、1団体幾らというふうに定額で決まっているわけでありますが、昨年、またことしと、3年度、4年度、この老人クラブ運営をしている多くの皆さんの意見は、この市の補助金の、いわゆる交付の仕方について問題があるんじゃないか。いわゆる、50人単位を1つの老人クラブとして基準としておいているようでありますが、50人のクラブもあれば 100人のクラブもある。しかし補助金の額は同一である。こういう意見が大きく出ていると思います。この際、これは団体割り、あるいは、人数割りをかみ合わせた、こういう補助金の支給の仕方、こういうことに変更できないかどうかお伺いをしておきたいと思います。
181ページの馬頭橋の関係でお伺いいたしますが、平成5年度予算を審議しているときに既に議論をされましたが、あのやりとりを聞いておりまして私も大変問題だなというふうに考えておりますのは、この馬頭橋の拡幅をする場合に、設計図をつくったわけであります。それは東京都の仕事でありますから市の責任はないと思いますけれども、この設計図をつくったときに 1,200ミリの管がどこにあって、 800ミリの管がどこを通っているということがわかっていて設計図をつくったはずであります。しかし、掘り始めてみたら、その設計図どおり掘ってみたら、ないはずの水道管があった、こういうことになったわけであります。
地元の皆さんから言わせれば、何てずさんな計画をしているんだろう、こういうように言われているわけでありますが、この経緯について、5年度はできますかという質問がありましたが、当然、この5年度に繰り越しをされているわけですから、この問題について東京都建設局と水道局の間のやりとりの問題を含めて、経過を明らかにしていただきたいと思います。東村山市としては東京都に委託したわけございますので、一半の責任はあるものと考えております。
北山公園再生計画工事問題についてお伺いをいたします。先ほどの質疑の中で、新設水路に当たりましては、当初予算としては 347万 2,000円、補正をいたしまして 395万 6,000円となりました。このような説明をしたわけであります。大変、倍以上の金額を補正をするということは、これは仕様書を大幅に変更した、こういうことになるのではないか。したがって、この 742万 8,000円の費用がどうしてもかかったという理由、内容について明確にしていただきたいと思うわけであります。
それから、北山公園再生計画整備第3期工事に伴う附帯工事の関係でありますが、平成4年度当初予算にこの金額、すべてとは申しませんが、先ほどの説明を聞いておりますと、当初予算に計上しておかなければならない金額も相当含まれているのではないか、こういうように思います。 1,673万 3,000円となっておりますが、この大部分は当初予算で計上すべきではないか、このように思いますが、その経緯についてお伺いをしたいと思います。
それから、同じように、北山公園の旧水路敷等の取得の問題でありますが、公有財産購入費として 4,313万 2,000円計上されているわけであります。これは国有財産である以上、取得または借地をする、有償か無償か、こういう問題も多々あったわけでありますから、この問題について、1平米幾らでこれを国から買い取ったのか。総額はわかっておりますけれども、その辺のところの問題。さらには、これを国有財産を取得する、あるいは借りるという事業は第4期目の工事でやることではなくて、第1期目の工事に入る前に当然処理をしておかなければならない最低の事務手続きだと思いますが、これらの点について、なぜ今日行うことになったのか。また、それらについての責任についてどのように考えておられるのか、お伺いをしたいものであります。
◎企画部長(沢田泉君) 各交付金等につきまして、特には税外収入の収入確定時期、あるいは、その補正予算等との関係でありますけれども、御質問にありますように、私どももその点につきましては大変苦慮しているところでございまして、実態として、御案内のように、消費譲与税、あるいは自動車重量譲与税、さらに、地方譲与税、あるいは特別地方消費税交付金、これらにつきまして何回か、年間に分けて交付する中で、最後に3月交付というのがあるわけですね。ですから、そういう意味では、交付時期を定める法律にも若干問題があるのかなという気がしますし、年間を通じてその精算をするときに会計制度として出納整理期間がある、そういうものを考えながらも、補正予算としては一定の整理をこの時期で最終しなくっちゃいけない。もっと申し上げますれば、今回のこの3月補正につきましては、率直に申し上げまして、理事者査定が2月20日前後に何日かをかけてやっているわけです。ですから、最終理事者査定まで、ぎりぎりまでその情報をつかみながら整理をしているのが実態でありますけれども、提案説明でも申し上げましたように、この時点で決まらないもの、東京都、あるいは関係省庁との協議を踏まえても決めかねるものがあるわけです。
特に、今回の3月補正についてはそういうずれの厳しさみたいなものを実感したところでありまして、そういう意味で、私どもも元年、2年、3年という、あるいはことしという中で、過去の状況等も洗ってきておるわけですけれども、平成3年度につきましては一定の情報を収集する中で、専決をしないでやってきた。しかし、元年、2年につきましては実態として専決の必要があった、こういうことになっているわけですけれども、この辺の論議といたしましては、法改正の問題は別といたしましても、国、あるいは東京都、さらに、私とも企画部長会、あるいは財政課長会、この辺のところでもう少し研究をしてまいりたいというふうに思います。
ただ、歳入欠陥がものによってはというお話でございますけれども、3月補正につきましてはその辺のところも十分コンセンサスを得てやっているつもりでございまして、ただいまの質問等をしんしゃくさせていただきながら、これからの全体の予算の組み方、補正の組み方については十分注意してまいりたいというふうに思っています。
◎保健福祉部参事(粕谷クニ子君) お答えいたします。
老人クラブ助成金の関係でございますが、老人クラブ運営助成金、現在各クラブ会員数に関係なく一律に交付しているのが現状でございまして、御指摘のとおりでございます。それで、会員規模に応じた交付方法に改めるように今、検討中でございますが、少ないところの補助金を今までの額よりまた下回るということもできませんので、その辺も含めて今検討中でございますので、御理解賜りたいと思います。
◎都市建設部長(中村政夫君) 都市建設部関係で何点か御質問をいただきましたので、御答弁させていただきます。
初めに馬頭橋のかけかえの問題でございます。これは御質問にもありましたとおり、5年度の予算の中でも御指摘をいただき、なるべく早いうちに完成させたい、したいという御答弁をさせていただきました。具体的には、橋のかけかえで幅員が広くなるということで、市が一定の負担をしながら東京都で実施をしているという内容でございます。
そこで、工事を始める段階で設計図の中でそういうことがどうしてわからないのかという点でございます。確かにその点おっしゃるとおりでございまして、工事に向けては事前の設計調査というのは当然伴ってくるわけでございますけれども、私どもがこういうふうになった要因というか、原因というのを東京都の方にもお聞きしました。そういう中で、工事を担当するのが建設局、送水管の管理をしているのが水道局ということで、お話し合いをしてきた経過はあるという中で、細かい図面というか、推定位置図をもってこの工事の設計に当たったということがございました。そういうことからして、推定位置図の中では工事に支障がないというようなことで始めたということですけれども、現実的には障害物があったということで、この辺御指摘のとおりでございますし、特に、周知をした市民の方々に大変御迷惑かけております。東京都の方でも一定のお詫びというか、足を運んだという経過はございますけれども、予定された事業が1年ずれた程度ということからしてもですね、過日も東京都の方へよくお話に行ってまいりました。
現在の状況では、水道管移設というか、切り回しが当然出てまいりますので、この辺のことは水道局の方で予算措置を5年度の中にしていくということが確認されましたので、これを受けて建設局と前向きに協議をして、5年度中にはこの工事が完成できるように、市の方としてもさらに要請をしてまいりたいというふうに思いますので、御理解いただきたいと思います。
次に、北山公園の関係でございます。御質問何点かいただいたわけでございますけれども、特に新設水路の工事として当初予算で 347万 2,000円を計上させていただいた。実際に工事をその予算で計画してきたわけでございますけれども、この工事から若干、金額として48万4,000 円が不足があったということで、この辺の問題については一定の、何ていうんですか、新設水路の深さの問題とか、くい打ちの問題等からして、こういう差が出てまいりました。そういう中で、当初予算計上させていただいた 347万 2,000円に48万 4,000円増を見させていただいて 395万 6,000円でこの新設水路の工事を終わらせていただいたということでございますので、その点御理解をいただきたいと存じます。
次に、今回のこの公園絡みの問題で3期工事の整理をさせていただいたということで、先ほど11番議員さんにもお答えをさせていただきました。御質問の中で、なぜ当初予算でみれるものがあるのにその辺どうなのかという点でございます。確かに、御指摘の点よく理解はできますし、経緯としては先ほど申し上げました3年度の予算の中では仮設園路ということで、廃材等を用いた中で何とかいけるというような考え方で進んできた経過が事実ございます。そういう中で、どうしても浮き沈みがあるということで、業者の方からそういうお話がありまして、一定の覆工板というか鉄板を敷いた経過がございます。
そういうことからしまして、3年度については企業の方でということで、そういう問題が当初予算の中で十分私どもも把握し切れなかった面がございましたので、そういうことと、もう1つは4年度にかなりずれ込んできたということで、業者の立場も考慮しながら、一定の覆工板等の整備、そして、あわせて材料の保管、特にあずまやというものをつくりたいということでかなり、何ていうんでしょうか、材木等に刻みを入れながら、できる限り早く再開したいということで、既に準備作業に入ってまいりましたので、そういう保管の料金としての一定の整理をさせていただいたということ。
そしてもう1つは先ほど申し上げましたとおり、当初保安さくはみてございませんでした。ああいう場所でございますので、工事に特に支障というのが少ないんではないかということで進めてきたわけですけれども、いろいろ安全上の問題も考慮しながら新設水路の場所への安全さく、それと3期の本体工事にかかわる安全さくを見させていただいておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
次に、水路の問題でございます。この問題につきましては率直に申し上げまして、当初生態観察池、あるいはすいれん池等を取り巻く新しく考えてきたその流れをもって、水路のかわりというか、そういうことで計画してきたことは事実ございました。そういう中でいろいろ対都、対国の問題、また、市民等のいろいろ御意見等も出てまいりました中で、東京都の一定の指示の中でそういう流れの問題は、それは行政側としても結構であるけれども、都、国とすれば水田耕作者もあるし、新しい水路を設けなさいという指導がございましたので、あのような形でつくらせていただいたということでございます。そういう中で、この廃滅させていただくこの水路の問題について、東京都を通し、また国の方にもその整理の仕方で打ち合わせを何回かしてまいりました。私どもといたしましては国有財産であるということからですね、何とか無償で貸してほしいということを再三申し上げてきました。
そういう中で、公園等については借用させていただく部分、また、有償で払い下げる部分、いろいろあるわけでございますけれども、特にこの北山公園の問題につきましては、国の見解として、面積的に大変小さい場所である、その水路が過小の面積であるということ、そして、水路というか、その土地が不成形地であるというようなこと、また、大蔵省の理財局長からの通達、国有地の有効活動という通達があるんですけれども、そういう中で、比較的面積の小さいそういう場所については有償払下げということがはっきり出されまして、これは市長の方からも、国の方へそういう要請をしていただいた経過があったわけですけれども、大変残念だったわけですけれども、有償で払い下げざるを得なかったという経過がございます。
そこで、この単価の問題でございますけれども、結果といたしましては平米当り12万8,000 円で有償払い下げをさせていただき、基金をもって対応させていただいたということからして、今回このような整理をさせていただきましたので、その点もぜひ御理解をいただきたいと思います。
最後に、この水路の問題も含めて、国有財産である第1期の工事に取り組む前に事務手続きをしておくべきでないかという点でございますけれども、全くそのとおりだと思います。並行してというようなことが御迷惑をかけた結果になっておりまして、計画の段階でそういう整理をしておくということが正しいやり方でございますので、今後十分注意をし、仕事に携わってまいりたいというふうに考えております。
その問題についての責任でございますけれども、責任の重大性というか、そういうものを痛感いたしております。
以上でございます。
◆15番(荒川昭典君) 何かひとり言を言ってる方もおるようでございますが、事は、実はこの公園づくりについて賛成反対の問題ではないんです。これは行政と行政の執行のあり方、あるいは事務担当者の心構え、それが大事だから聞いているわけであります。と申しますのは、当然のことながら北山公園を買収をして、そしていろいろの事業を行っていくということになれば、その中にももちろん赤道もあったはずであります。ですから、赤道の廃道につきましても議案として出ていたわけであります。ですから、その赤道になった、いわゆる赤道の部分、あるいは水路敷の部分、これは本来無償でいただけるもの、このようにこちらは考えて事業を進めた、こういう経緯があるかもしれない。しかし結果としてですよ、結果として、これだけの多額のお金を払って有償払い下げをしてもらうことになった、こういうことでございますから、当然、今この時点でそのような問題提起は遅いんじゃないかと私は言っている。当然、想定できる事務の手続きの問題である。ですから、私はこの点については当然ですね、こういう事業をやる前にはどういう問題を処理していかなければならないのかというのは、私たちは素人でございますから気がつきませんけど、皆さん方は、事務担当の方は本当に玄人の人多いわけですから、当然、こういう問題についてきちっとしていかなければならないはず。
それに増してですね、私はこの価格を聞いたわけですが、1平米12万 8,000円だというわけであります。大変、私はあの辺では高いのではないか。四中は先ほど聞きましたら20万幾らでお買い上げになったようであります。そうしますと、私は常日ごろ議会の中で歳入の段階で国有財産の資産等の問題でよく質問をいたします。国は固定資産税のかわりとして交付金を出している。大変低いじゃないか、これを直すように努力しなさいと言っているにもかかわらず、なかなか直ってこない。しかし、こういうものを市町村に買わせる場合は大変厳しい値段で買わせているわけでありますから、この辺について私は全く問題はあるというふうに思いますので、これは市長にお伺いをしておきたいと思います。
◎助役(原史郎君) 市長にかわりまして私から御答弁申し上げます。
北山公園の、1つには再生計画といたしましては、総体的に 3.9ヘクタールの用地がございまして、これはすべて一括に57年から買収したものでございませんで、2年度にわたりまして買収をさせていただきましたが、虫食い状態の買収と、さらに、含めて民有地の水田の確保をしなきゃならない。さらには、西武園行きの鉄道を横断して北側にございます水路に対する水の確保をしなきゃならない。こういう状況が現時点でも続いているわけでございまして、これをどのように確保したらよろしいのか、こういうことから、事務的レベルの段階においては、当然、6尺の赤道、水路敷というものについての処分のあり方は検討することは重々承知をいたしておりましたけれど、その中に散在する地権者の水路敷の確保、また、6尺の赤道の確保というものがございましたので、これらを踏まえての造成工事でございましたのでおくれたという、手続きのおくれたという経過がございますので、御理解をいただきたいと存じます。
なお、これらの水路敷の買収問題と、いわゆる、市町村の交納交付金の割合の関係でございますが、国としましては一定の、いわゆる行革絡みの中でこのような処置をとってまいりましたので、当然、これは赤道については無償ではございますが、水路敷はかねてからやはり有料という認識に立った中で買収をさせていただいたということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(遠藤正之君) ほかにございませんか。朝木昭代君。
◆5番(朝木昭代君) それでは、一般会計の補正について順次質問をいたします。
歳入から質問に入りますが、通告番号1、財政事情についてまとめて伺います。
①、一般会計の討論を聞いておりますと、予算積み上げのどの部分をとらえ、なぜこれらを評価するのか、また、なぜに予算に賛成するのか、全く趣旨不明な議論がありましたが、経済分析は日常的な分析の積み上げ作業なしに新聞記事の一夜漬けでは根拠のない思いつきしか出てこないのは、むしろ当然であります。
そこで、当市の今年度の財政事情を見た場合一目瞭然となるのは、大幅な歳入減の事実、言いかえれば、大幅な予測の誤りであります。すなわち、先ほどから指摘されているように、利子割交付金6億円、収益事業収入の3億円等々の歳入減は、景気動向に直結した当然の結果と言わざるを得ないのであります。利子率、すなわち、公定歩合の引き下げという事態を予測し得なかったのは、景気動向への分析的観点や経済情勢に対する確かな目を持っていないということを意味するものであって、他自治体の例を引く前に危機的事情をはらむ現在の経済情勢に対して警鐘を鳴らし、注意を喚起している一部経済学者や、私を含めた(議場騒然)指摘に真摯に耳を傾ける姿勢こそ必要であります。(不規則発言多し)
そこで、歳入の大規模な補てん措置である財政調整基金 7,000万の取り崩し、減収補てん債6億の計上という事態を踏まえ、当市の財政状況をどのようにとらえ、来年度に臨もうとしているのか明らかにしていただきたい。
続いて②、経済情勢及び景気動向について、底入れしたとか、なお安易な議論があるはずでありますので所管に伺いますが、3月に入っての株価の上昇の原因及び景気動向を予測する上で、この株価をどのようにとらえているか伺いたい。
②、さらに、円高基調が続いているわけでありますが、この円高基調についてどのようにとらえているか。
④、収益事業収入が3億 1,785万円の減額計上となっておりますが、アとして、その原因。イ、今後の動向。ウ、公営ギャンブルに依存する経営体質を転換させる必要はないか、明らかにしていただきたい。
通告番号8番、行政財産収入増の内訳について伺いたい。
次、10番、教育寄附金 6,760万円についてでありますが、①、増額計上の原因について伺いたい。②、増額計上の原因の1つとなっている萩山パークホームズの開発行為は、雑木林を伐採した経過があるわけでありますが、どのように環境保護を配慮したか。②として、この開発行為に関して周辺住民との紛争の経過の中で環境保護に関しての設計変更がなされたかどうなのか、この点について明らかにしていただきたい。
次、第11番、秋津ゲートボール場関係で伺います。
①、ゲートボールは最近参加者が減っていると聞くのでありますが、参加者の減少傾向の中で用地買収をする理由を明らかにしていただきたい。②、地権者と面積及び買収に至る経過についても明らかにしていただきたい。
次、歳出に入りますが、通告番号1、議会関係で伺います。
①として、所管は答弁を拒否しておりますので、まずアとして、昨年3月議会を含め、この間議会費関係を答弁してきた理由を明らかにしていただきたい。イ、議会費はどこでどのように決定をされたのか伺いたい。ウ、議会事務局長は議案第15号、一般会計予算歳出の段階で、議会関係の会議開催掲示板等について答弁をしたが、なぜこれには答弁をしたのか明らかにしていただきたい。エ、答弁拒否の法的根拠はどのようなものであるか具体的に明らかにしていただきたい。オ、本件補正予算及び当初予算は、市長が提案している以上、議会事務局長は市長部局の財政所管が答弁するように求めているのかどうなのか、この点について伺いたい。
②、一般会計予算歳出段階で質問した議長交際費、議員旅費、速記、会議録関係、議会車、議員研修会の本年度分に関する事項についてそれぞれ明らかにしていただきたい。
次、2番、各種行政委員報酬について伺います。行政委員の複数兼任についてどのような実態となっているか明らかにしていただきたい。
次、3番、昭和病院組合派遣職員について。
①、減額補正の理由。②派遣人数及び派遣年数。③、移動の実態について伺いたい。
次、4番、職員福利厚生費について。①、各記念品の具体的な内容と個数。②、増額計上の理由。③、互助会補助金の本年度の具体的支出の内訳と使途について明らかにしていただきたい。
次、第5番、諸事業推進経費のうち市民相談室関係で伺います。
①、補正計上の理由について明らかにしていただきたい。
②、本年4月1日付、週刊文春にも記事が掲載され、国会でも既に取り上げられた事柄でもありますので伺いますが、最近、 の信者の方で を脱会した方々、特に に所属する方々に対して (不規則発言多し) いわば夜討ち朝駆けのような方法で、 を脱会して に戻るよう、さまざまないやがらせが行われており……
○議長(遠藤正之君) 休憩します。
午後3時1分休憩
午後3時2分開議
○議長(遠藤正之君) 再開します。
-------------------◇-------------------
○議長(遠藤正之君) かえてくださいね。
◆5番(朝木昭代君) これを称して「脱講運動」と呼ぶそうでありますが、特に、一人暮らしの高齢者などにとってはまさに人権侵害とも言える事態が発生し、私のところにも現実に相談が来ております。(「うそつけ」と呼ぶ者あり)
そこで伺いますが、市民相談室に対してこのような人権侵害に関する相談が持ち込まれた場合についての問題であります。というのは、市民の中には市民相談室に相談を持ち込んでも、仮に相談を受け付ける職員が 関係者であった場合、逆に相談したことによってさらに人権が侵害される恐れがあるのではないかという指摘がなされているので伺いますが、アとして、市民相談室の相談業務の中でこのような問題が発生する恐れはないか。イ、今後、このような問題が発生しないよう、所管としてどのような配慮を行い、職員の指導に当たるかについて明らかにしていただきたい。
③、一般会計歳出段階で答弁漏れとなっている諸事業推進渉外費の具体的内容、件数及び金額を伺いたい。
続いて第6番、受託水道事業職員手当基金について。
①、増額計上の理由。②、水道事務所職員は市持ち出し分を若手職員としていることもあり、都から見れば勤務年数の多い職員を配置しているのではないかと受けとめられているようでありますが、水道職員として退職者が出た場合は、都との退職金の差額を市が持ち出すという問題が出てくると思いますので、この点を、定数の問題も含めどのように受けとめているか。
次、第7番、個人情報保護不服審査会について伺います。
①、不服審査会の今年度の議題と実態について明らかにしていただきたい。②、所管部長が表裏一体の関係にあると答弁した情報公開条例の原案の内容はどのようなものであるか。③、書庫がないとかの技術的事情を、情報公開条例を制定していない理由とする所管の答弁があったわけでありますが、少なくとも、手持ちの公文書は所管の保存年限に従って既に保管されている以上、書庫がないから条例化ができないというのは詭弁ではないか。この点について明確な答弁をいただきたい。
次、第8番、ふるさと創生基金積立金について伺います。
①、本件創生資金は1989年、公約を破って消費税を導入し、強硬した竹下元首相のふるさと創生論に基づいて、交付税交付団体に対し、当時の税収増による剰余金を全国一律各1億円をばらまくといったものであって、今や議員辞職を迫られている竹下首相が一方で国庫負担金補助率を大幅カットしながら、他方で自治体の財政力を無視して一律交付するといった、本質的には消費税導入に反対する全国的な市民の抗議の声に単なるあめ玉をもってかわそうとするかのようなものであったわけであります。したがいまして、89年3月の当議会では、草の根市民クラブを含む3会派がふるさと創生基金条例に反対したわけであります。
そこで①として伺いますが、89年3月の当市議会での本件基金条例に関する会派の賛否の態度を明らかにしていただきたい。②、一方での1億円のふるさと創生資金のばらまきに対して、他方で国庫負担金の補助率のカットがその後固定化した事情について経過を明らかにしていただきたい。③、基金条例制定当時の議論では、事業成果を国に報告するようにとの指示があったということでありますが、この点はその後どのようになっているか。また、使途には制約はないという点に変更はないか、明らかにしていただきたい。④、基金活用について、これを急いで取り崩すことを考えているか。あるいは、今後慎重に検討するということか伺いたい。
次、23番、消費者対策事業減について伺います。
①、消費者関係団体委託料の本年度の使途について具体的に明らかにしていただきたい。②、来年度予算の 352万円の内訳、特に物品配布の中身について伺いたい。
次、11番、監査委員費。
①、本年1月に提出された北山公園関係の3件の監査請求はすべて棄却となったと聞くのでありますが、これに間違いはないか。②、国有財産である赤道及び青道、すなわち水路は、監査請求の対象外であるはずと思うが、これに間違いはないか。
次、第12番、社会福祉協議会運営助成事業費について伺います。
①、全国の福祉公社の設置数。②、社会福祉協議会による在宅有償サービス事業の実例。③、春日市の社会福祉協議会の事業内容と問題点をそれぞれ伺いたい。
次、13番、老人給食事業費減 160万円についてでありますが、①、給食1人分の経費。②、通所型給食サービスは検討をしたか。
次、14番、シルバー人材センター運営事業費増 697万円についてでありますが、①、増額計上の理由。②、役職加算実施の経過。③、市職員と給与との関係。④、事務費、独自事業収入分に問題はないか。
次、15番、私立保育園減について伺います。
①、応能負担制の保育料の値上げと受益者負担原則についてどのようにとらえているか。②、児童クラブ利用料と保育料の関係についてもどのようにとらえているか、伺いたい。
次、16番、高齢者アパート事業費減について伺いますが、①として、入居基準はどのようなものを考えているか。②、家族の人間関係から一人暮らしを迫られている場合の取り扱いはどのように考えているか。
次、17番、新システム事業費について伺います。
①、前日に容器を配置、翌日に回収という非効率極まりない方法及び事業内容についてどのように総括をしているか。また、新システムはモデル事業か、あるいは実験事業か、本格的事業か、これをどのようにとらえているか。②、所管はボランティア事業として行われているくうかん鳥のコストに言及したのでありますから、既に昨年の予算議会の段階で私はコストに関するデータを所管に渡しておりますので、これらの数字に基づき、新システムに関する総括と今後のコスト削減への取り組みをどこからどのように着手するのか伺いたい。単に目先をかえるような組織の変更ではなく、また、予算に糸目をつけずやってしまうというような、市民の血税の上にあぐらをかくような安易な発想ではない、基本的かつ現実的内容のある見解を伺いたいと思います。③、くうかん鳥の設置について、私はいたずらに精神主義的な戦前の隣組的チイヤール運動を上から展開するのではなく、市場原理を抑え、市民が自然にリサイクルシステムの中に入れる方法を確立すべきであって、この方法の一つとしてくうかん鳥の設置を提案してきているのであります。ところが、全国的に見てもなおボランティア事業としてのみ位置づけられている自動空き缶回収機くうかん鳥についてコスト論を持ち出す発想があるのでありますが、これは同様に、ボランティア事業である集団回収事業にコスト論を持ち出すのと同じであって、愚かな発想であると言わざるを得ないのであります。
そこでまずアとして、御存じないはずはないと思いますので、国の補助率3分の1で事業化されているクリーンタウン事業の内容を明らかにしていただきたい。イ、くうかん鳥をボランティア事業として自治会に管理委託していく方法についてどのようにとらえているか。設置希望が出ているのになぜ対応しないのか伺いたい。ウ、くうかん鳥の日常的管理をシルバー人材センターに委託し、本格的に事業化していく方向性についてどのようにとらえているか、明らかにしていただきたい。エ、補助券については、商店会共通の引きかえ補助券、あるいは図書券引きかえ券を活用する方法など、共通化していくべきと考えるが、この点についても明らかにしていただきたい。
次20番、浄化槽関係運搬処分委託料について、補正の理由を明らかにしていただきたい。
21番、し尿処理費についてでありますが、①、過去5年間の下水道接続世帯数と非接続世帯数。②、過去5年間のし尿処理費の推移。
次、22番、日の出処分組合負担金減について伺いますが、①、日の出第二処分場問題で自区内処理を求める陳情に対する12月議会での会派の態度と政治姿勢について明らかにしていただきたい。②、自区内処理を求める陳情を当市議会にも出している地元住民と処分組合との合意はできているのかどうなのか。
次、24番、私有道路整備事業について伺います。先ほどこの事業の補正の内容については説明があったわけでありますが、そこで私有道路整備費の補助金について伺いますが、補助を行う場合の基準工事費はどのようになっているか具体的に明らかにしていただきたい。
次、25番、河川管理費のうち前川関係で伺います。
①、前川護岸工事の進捗状況。②、準用河川格上げへの取り組みの現状。
次、26番、都市計画総務費のうち開発審査会関係で伺いますが、生産緑地法改正と開発行為、すなわち、マンション建設等の動向はどのようになっているか。件数の推移について伺いたい。
次、27番、ホテル等建築適正化審議会委員報酬減について伺いますが、①、本年度のホテル建設の実績。②、条例制定からのホテル建設件数の推移。
次、28番、公園管理費のうち児童遊園公園台帳作成委託料について伺います。
①として、青葉町2丁目第二仲よし広場は公園台帳上はどのような扱いがなされているか。というのは、指定番号7の青葉町2丁目所在の指定緑地の所有者は遠藤議長外となっており、本件、青葉町2丁目第二仲よし広場はこの指定番号7の緑地内の遠藤議長の所有地に設置されているわけでありますが、青葉町2の26から分筆されていないまま、また、借地契約もなされていないままであるということが一昨年12月議会で指摘されたのでありますが、その後どのような取り扱いがなされているか、明らかにしていただきたい。②、本件青葉町2丁目第二仲よし広場の管理はだれが行っているか。すなわち、ごみなどの投棄があった場合は所管はどのように対処しているか。③、指定緑地番号7の緑地は、地権者らの申請により固定資産税は減免扱いとなっていると思うが、本件第2仲よし広場分はこれらの申請に基づく減免扱いとなっているのか、それとも無償借地として非課税扱いとなっているのか、明らかにしていただきたい。④、指定緑地番号7の指定緑地の地権者らには、樹林樹木等管理費補助金要綱に基づいて平米月額10円の管理費補助金が支出されていると思うが、市が一部管理している遠藤議長所有の第二仲よし広場分についての補助金はどのような扱いになっているか、明らかにしていただきたい。
次、29番、北山公園等維持管理費経費について伺います。
①、既に明らかになっているとおり、TBSは3月8日放送のビッグモーニングの番組内容について、その後、北山公園再生工事に関して改めて現状が既に人の手が加えられたものである以上、その改修は自然破壊とは言えないとはっきりと断定しているのでありますが、しかしながら、3月議会の議論の中でもなお一部会派が公園の生態系云々などを持ち出し、樹木や野草まで移植して人工的に築造したショウブを柱とする水生植物公園である北山公園を、まだ勘違いによって思い込んだ自分のイメージから脱却し切れないでいるというお気の毒な方もいるようでありますので、まず所管は本件工事が自然破壊でないとしたTBSビッグモーニングの見解を確認したかどうか伺いたい。②、所管職員が20年前から八国山の風景にミスマッチしないよう、なるべく自然に近い状態に復元し、維持してきた努力を顧みることなく、勘違いの要求をしてきたことが多いので、ここで2点だけ伺いますが、ア、当初予定したソイルセメントの使用は近自然工法と言えるかどうか。また、防水シートの使用についてはどうか。イ、人工池について伺いますが、当初のソイルセメントプラス防水シートと変更後の土プラス防水シートの違いを伺いたい。
③、これまでの議論の中で答弁のなかった点として水路の廃滅問題を何点か伺いますが、アとして、都は都営住宅を建設した際、例えば30年前から建設した多摩湖町第2、第3都営などの場合、ほとんどの水路を廃滅させたため、雨が降るたびに住宅内に浸水していた事実があると思うのでありますが、既に明らかにされているとおり、水路の廃止変更が工事と同時併行することが現実の問題として可能であったとすれば、単なる手続き上の問題に過ぎない問題を持ち出し、これを道具として本件工事を自然破壊だとする勘違いの、誤った主張を押し通そうとした一部グループの責任は重大だと言わざるを得ないので伺いますが、イとして、水田付近の水田耕作者に、この20年間水を供給してきた事実から見て、水路の廃止変更の問題はだれにも実害のない、単なる事務処理上の問題だったと思うのでありますが、この点について所管の考えを伺いたい。ウ、監査結果の中でもこの点は監査委員が国有財産取扱規則第27条を引用して同様の見解を述べていると思うが、監査結果№2の6ページの内容を明らかにしていただきたい。
次、30番、要保護、準要保護の関係について伺いますが、①、この基準はどのようなものか。②、支給対象と世帯主の主な職業について伺いたい。
次、31番、第四中学校運動場拡張用地取得について一部質疑がなされておりますが、①として伺いますが、契約の相手方はどなたであるか明らかにしていただきたい。また、買収の価格について、一部同僚議員から高いのではないかというような、水路に比べて高いというかのような、安いというような答弁が、指摘がなされたわけでありますが、この買収価格については高架線の下ということで通常の価格の半額というふうにも聞いておりますので、この四中の買収価格はどのようなことで決定がされたか、明らかにしていただきたい。
次、②として、この四中の用地取得までの経過、長年かかったと伺ってますが、この経過について明らかにしていただきたい。
次、32番、給与明細書について伺いますが、この給与明細書によりますと、時間外勤務手当が 3,267万 6,000円増の補正となっているわけであります。この時間外勤務手当増の理由はどのようなものであるか。②、時間外手当、勤務手当を客観的に証明し得る内容について、これを所管はどのように確保しているか。また、今後についてどのように確保していくお考えか、明らかにしていただきたい。
以上です。
○議長(遠藤正之君) 大分引き延ばしのための質問があったみたいな気もしますけども、休憩します。
午後3時24分休憩
午後4時56分開議
○議長(遠藤正之君) 再開いたします。
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○議長(遠藤正之君) お諮りいたします。
この際、会議時間を暫時延長いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、会議時間は暫時延長されました。
休憩します。
午後4時56分休憩
午後6時58分開議
○議長(遠藤正之君) 会議を再開いたします。
-------------------◇-------------------
〔「発言取り消しの動議を提出いたします。」「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 鈴木茂雄君。
◎10番(鈴木茂雄君) 先ほどの朝木議員の発言中、地方自治法第 132条に反する点、すなわち、特定の宗教団体に関する固有名詞を使用した発言・6カ所の発言は不穏当であると思いますので、この際発言の取り消しを求める動議を提出いたします。
○議長(遠藤正之君) ただいま発言の取り消しを求める動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
よって、直ちに議題といたします。
ただいまの発言の取り消しを求める動議のとおり、朝木議員の発言中、特定の宗教団体に関する固有名詞を使用した発言・6カ所の取り消しをすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○議長(遠藤正之君) 挙手多数と認めます。よって、本動議のとおり本件は取り消すことに決しました。
本件については会議録副本から削除いたします。
次に進みます。
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○議長(遠藤正之君) 本日は以上をもって延会といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(遠藤正之君) 御異議なしと認めます。よって、本日は以上をもって延会といたします。
午後7時延会
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