第3回 令和2年9月10日(生活文教委員会)
更新日:2020年11月26日
生活文教委員会記録(第3回)
1.日 時 令和2年9月10日(木) 午前10時~午前10時35分
1.場 所 東村山市役所第1委員会室
1.出席委員 ◎土方桂 ○渡辺英子 かみまち弓子 志村誠
村山じゅん子 さとう直子各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 村木尚生教育長 武岡忠史地域創生部長 清水信幸市民部長
田中宏幸教育部長 新井一寿地域創生部次長 肥沼裕史市民部次長
山田裕二教育部次長 柚場康男シティセールス課長
大西弥生市民相談・交流課長 仁科雅晴教育総務課長
足立尚弘子ども・教育支援課長 朝岡雅洋社会教育課長
新倉敦子図書館長
1.事務局員 安保雅利次長 新井雅明主任 宮島龍太主事
1.議 題 1.所管事務調査事項 誰もおきざりにしない教育環境整備のために
2.行政報告
午前10時開会
◎土方委員長 ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕所管事務調査事項 誰もおきざりにしない教育環境整備のために
◎土方委員長 所管事務調査事項、誰もおきざりにしない教育環境整備のためにを議題といたします。
初めに、先日行いました日本語ボランティア団体とのヒアリングについての考察及びまとめを行います。
この件について副委員長から発言をしていただきますので、よろしくお願いいたします。
○渡辺委員 委員長から御指名をいただきましたので、先日、皆さんと一緒に参加いたしました日本語ボランティアさんとの意見交換会について、簡単に取りまとめたものをお手元にお配りさせていただきました。1週間ぐらい前ですかね、メールでも送らせていただいて、御意見をまとめておいてくださいということでお渡ししてあるんですが、当日の意見の交換、もう本当に多岐にわたったので、一応メモは取っていたんですけれども、それを会議録的にまとめるというよりは、今回の所管事務調査事項に特化して問題とか背景ということと、今後私たちがどういう方向で進んでいったらいいのかということで、いただいた御意見を簡単に取りまとめさせていただいたようなものになっています。
あと後半のほうに、すみません、これ、私の作りが悪かったので、真ん中に白いのが1枚入っちゃっているんですけれども、東村山市の在住外国人の人口推移ということで、これはボランティア団体の方から御提供いただいたもので、学務課さんから今年の初めにいただいたということで、また新しいデータが出ていたら、ぜひそちらからいただいてくださいということで、参考としていただいたものですので、これも御参考にしていただければと思います。
以上ですが、あと委員長、皆さんから、恐らくこの取りまとめでは足りないところもあると思いますので、皆さんから御意見いただいて、よいものにして、その後、ロードマップに基づいて、今後のことも考えながら御意見の交換ができればと思いますが、いかがでしょうか。
◎土方委員長 ありがとうございました。
今、副委員長のほうからもありましたけれども、メールで資料は送ってありますので、多分読んでこられたと思うんですけれども、これでちょっと、先ほど渡辺委員も言いましたけれども、私もこういう意見があるというのがあれば、出していただければありがたいなと思います。
御意見ございませんか。
○村山委員 今、副委員長がまとめていただいたものを先にいただいていて、確認をさせていただきました。まとめ、ありがとうございます。
それで、そのときに意見出しとか感想とか、いろいろ出していたものをまとめていただいているということで、特にはないんです。日本語ボランティアの方に本当に感謝申し上げるということをここで言わせていただきます。ありがとうございます。
○志村委員 私、この前、本当に初めてボランティアさんとの意見交換をさせていただいたんですけれども、ちょっとショックを受けるような、すごい大変な思いをされているんだなというのを感じてきました。
このまとめなんですけれども、副委員長がうまくまとめていただいて、本当に私たちの思いがうまくまとまっているなと思っております。本当にこれからまだまだという感じで、尽力していきたいなと思っております。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○さとう委員 本当に丁寧にまとめていただいて、ありがとうございます。
ボランティアさんのお話を聞いても、本当に自分たちが何げなく使っている日本語を教えるということがいかに大変かということを痛感させられた気持ちで、日本人の子供だったら生まれたときからその言葉の中で育って自然に覚えていくものが、突然全く違う場所からぽんと入ってきたら、私だって、外国に行ったことはありませんけれども、多分何も話せない状態になると思うので、その点で、何も分からない人に、もう本当に一からというよりゼロから教えるということの大変さが何かすごく伝わってきた思いがして、ボランティアさんに感謝したいと思います。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 本当に副委員長、まとめてくださってありがとうございます。
そしてまた、7月30日に東村山市の子ども日本語教室とのヒアリング、意見交換会をさせていただいたということで、課題が浮き彫りになってきたり、また、そのために何をすべきなのかということをまとめてくださっていると思いまして、また読ませていただきました。
本当に日本語の支援が必要であるですとか含めて、問題と思っている課題、そしてまた、それをどういうふうにまた委員会として課題解決に向けてしていくことができるのかというのを、またさらに深めていきたいなというふうに思っております。
特に本当に、2月に中山眞理子先生のお話を伺い、そしてまた今回7月に子ども日本語教室の皆様との意見交換会をさせていただいた中で、実際に比較してまだまだ不足しているところをどうやってつなげていくか。つながってはいても、さらに必要なこと、また伝わっていない保護者がいる場合もあるということに含めて、様々な、どのように支援をしていけるか、ブラッシュアップを継続し、さらに連携をしていきたい等々がございましたので、またここを機にさらに深めていけたらなと思っています。本当にありがとうございます。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○渡辺委員 皆様から、ちゃんとまとまっているというような御意見をいただいて、本当に恐縮なんですけれども、かなりざっくりしたものになってしまいまして、委員会の会議録にも残ると思いますので、あらかただけ、この意見交換の内容を発言させていただければと思います。すみません、お時間いただきます。
7月30日の2時から多文化共生交流室にて意見交換をさせていただきまして、東村山市子ども日本語教室の第1期生の福田かづこさん、第1期生の岡澤仁子さん、第2期、伊藤雅一さん、第3期、月尾聡美さんの4人の方に御参加をいただきまして、私たち生活文教委員会6名と市民相談・交流課の大西課長の同席の下、意見交換をさせていただきました。
事前に、日本語教室活動をする中で感じている課題や、東村山市の外国にルーツのある子供や大人に対する行政サービスについての御意見を伺いたいということで、何点か質問を提示させていただいておりました。その中で問題と思っていること、様々意見交換、多岐にわたったんですけれども、問題と思っているということで、幾つかまとめさせていただいたものがあります。
1つは、ボランティアの育成が今回3期でとどまっていまして、ブラッシュアップ研修は継続していただいていますが、まだまだボランティアが足りなく、ボランティアの教育を受けた後、ボランティアに実際に稼働する方というのが、20人ぐらい受けても二、三人ぐらいしか残らないということもあって、その中のこともいろいろ課題があるのかもしれませんが、子供たちとのつなげるというところの需給のバランスとか周知のバランスが難しくて、強く、もっとボランティアの育成を進めてくださいというのが言いにくいという、バランスの部分をおっしゃっていたことが大変印象的でした。
また、日本語教室の参加者は、東村山市として把握している外国籍の子供全体と比較しても少なくて、地域も隔たりがあるということ、なかなか送迎がハードルとなって通い切れない方が多いということはおっしゃっていました。
行政からは、市役所の市民課で転入手続で外国籍のお子さんがいた場合、教育部の学務課につなげ、通訳や指導教室、日本語教室を御紹介していただいていることが紹介されました。また、多文化共生相談員で相談を受け、困り事が見えてきた場合は、ちゃんと御紹介をしていますということも御紹介がされました。学校のプリントや行政のお知らせが伝わらない保護者が多いという御意見もいただきました。
そこの中で、「私たちとしては、これから日本語の支援を必要としている子供を学校で把握していただけるようにするにはどうしたらいいだろうか」とか、「子供の日本語力は、おしゃべりだけでなく、書く、読む、理解、表現などで、教育機関が把握する必要があるのではないだろうか」などの御意見が出て、将来的にはですけれども、「5圏域に1か所程度、子ども日本語教室を設置することができればすばらしいね」といった御意見が出ました。
もちろん、「ボランティアの育成やブラッシュアップも継続していただきたいね」といった御意見が出ましたが、まだまだ実際に教育部とも意見交換ができていませんので、これはその時点での御要望ということでお伝えしておきます。また、「市民部と教育部の連携ももっと密にしていただきたいね」といった御意見も出ました。
以上、報告をさせていただいて、1点だけ、ちょっと私のほうから、すみません、長くなって。
昨日、所沢にあります、中国から残留孤児として帰国されてきた方々が今高齢化されて介護が必要になって、日本の施設だと、もう高齢になって認知も進んでくると、もともと、日本人ではあるんですけれども、母語は中国語なので、もう意思の疎通がうまくできなくていろいろトラブルがあるというところで、今その中国の残留孤児の方に特化したデイサービスをされているというところに見学に行かせていただきました。
そこでお聞きした衝撃的な、そのケアマネさんがお仕事を始めるきっかけとなったのが、御自分のお父さんが施設の中で、お風呂に入る支度をして全部裸になった状態で、施設の中で大きなトラブルが起こって10分間放置されてしまった。だけど、日本語が通じないので、自分が何で放置されているのか分からないまま10分間放置されてしまったということがきっかけになって、デイサービスを開いたというお話を聞いたんです。本当に言葉って大切だなとすごく思いました。
二世の方がこうやって新しい事業を切り開いていることにも大変感銘したんですけれども、日本の中でこれからずっと生きていくであろう、外国にルーツのある子供たちの言語環境をどうやって育てていってあげたらいいのかなということで、長い将来にわたって非常に大切な施策ではないかなということを、またしみじみ感じてきましたので、お伝えをさせていただきたいと思います。
すみません、長くなっちゃって。以上です。委員長、お返しします。
◎土方委員長 ありがとうございます。
今、本当は最初に読んでもらう、僕の仕切りが悪くて申し訳ございませんでした。(不規則発言あり)
では、この取りまとめについては、御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、次に今後のスケジュールなんですけれども、お手元に配付してありますように、今日が9月定例会で考察、今やりまして、10月に教育委員会とのヒアリング及び視察をしたいと思っております。12月に考察及びまとめの委員長報告をして、3月定例会でまとめて、要はこれを提出したいという流れをしていきたいと思いますが、これに賛成というか、これ以上コロナの関係とかもあるかもしれませんけれども、このスケジュール感でいきたいなと思いますけれども、よろしいでしょうか。
これについて、御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 10月の、後で委員会が閉会した後にスケジュールを確認したいと思いますので、ぜひ、閉会した後、残っていただいてスケジュールを決めていきたいと思います。
よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 それでは、ないようですので、これで1回休憩を入れます。
休憩します。
午前10時15分休憩
午前10時15分再開
◎土方委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕行政報告
◎土方委員長 次に、行政報告を議題といたします。
地域創生部より報告をお願いいたします。
△柚場シティセールス課長 シティセールス課より、経営セミナーの開催について御報告いたします。
市では、市内の中小企業、小規模事業者等が抱える様々な経営課題の解決と売上拡大の支援等を行うため、東京都よろず支援拠点と連携した専門相談員による伴走型の無料経営相談窓口「Bisport東村山」を開設いたしましたが、コロナ禍で売上が減少している事業者の支援の一つとして、同支援拠点のチーフコーディネーターである金綱潤氏によるオンラインセミナーを9月28日月曜日午後2時より開催いたします。
「支援事例に学ぶコロナを乗り越える5つの法則」をテーマに、中小企業支援のスペシャリストが事例を交えながらコロナ禍を乗り越えるためのヒントとなる情報を提供しますので、市内事業者及び起業・創業を考えている方など、広く御参加いただきたいと考えております。
オンラインセミナーということで、事業所や御自宅からウェブ会議のツールを使って御参加いただけます。参加の申請をいただいた方に視聴要領等をお知らせいたします。また、参加を希望される方でネット環境がない方に対しましては、若干名であれば、情報課研修室において受講できる準備をいたします。
本セミナーを機会に市内事業者の事業に対する御関心を高め、「Bisport東村山」の経営相談にもつなげてまいりたいと考えております。
報告は以上となります。
◎土方委員長 報告は終わりました。
この件について、御質問ございませんか。
なお、疑問点についての質問は最小限でお願いいたします。
○渡辺委員 オンライン開催ということで、今回初めてでいらっしゃいますかね、こういうセミナーにおいては。人数制限とかは設けず、応募された方、皆さん参加できるということでよろしいですか。
△柚場シティセールス課長 今のところ人数制限等は考えておりません。100人を超えるとか、ちょっとそこまでは想定していないものですから、十分今のシステムでできる範囲かというふうに判断しているところでございます。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、続きまして教育部より行政報告をお願いいたします。
△仁科教育総務課長 教育総務課より、2件御報告いたします。
初めに、自動応答メッセージ機能付電話設備の導入について報告いたします。
従来学校においては、授業や部活動が終了した勤務時間外においても問合せに対して教員が対応し、それが時間外業務を増加させる一因となっておりました。そのため、教員の業務負担軽減策の一環といたしまして、市立小・中学校全校に応答メッセージ機能つきの電話の運用を進めております。
応答メッセージ機能付電話とは、既存の電話設備に応答メッセージ機能を付加することによって、勤務時間外の時間帯において電話があった際、勤務時間外である旨の自動音声を流すことにより、教員の勤務時間外における電話対応業務の負担軽減をすることが可能となります。結果として、教員の事務の効率化や生産性の向上を図り、よりよい教育環境の実現につながることを期待しております。
現在、各学校においては設置工事が完了し、順次運用を開始しているところでございます。
なお、八坂小学校、青葉小学校、東村山第五中学校におきましては、電話交換機の工事も併せて実施するため、本工事終了後の運用開始となり、開始時期は、こちらの3校については、ずれ込む予定でございます。
メッセージによる案内時間につきましては、小学校は、平日は午後5時から翌日の午前8時まで、土日・祝日は終日、中学校は、平日は午後7時から翌日午前7時30分まで、土日・祝日は同じく終日の運用となっております。
応答メッセージ機能付電話を導入することにより、教員一人一人の心身の健康保持を実現し、学校教育の質の維持向上を努めていくため、市民の皆様の御理解、御協力をいただきたいと考えております。
1点目は以上でございます。
2点目、運動会の実施について報告いたします。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、令和2年度1学期に開催を予定していた中学校の運動会につきましては、今年度は中止とさせていただき、2学期に開催を予定しております小学校の運動会につきましては、感染対策をしながら実施させていただくことといたしました。
具体的には、9月26日土曜日、10月3日土曜日、10月17日土曜日の3日間のいずれかで実施いたします。実施に際しましては、密にならぬよう時間帯で学年を分けて実施し、保護者の観覧も人数を制限させていただきます。
また、例年、議員の皆様にも御案内をさせていただいておりますが、今年度につきましては、以上のような理由から、各校とも、議員の皆様をはじめとして、全ての御来賓の観覧を御遠慮いただく予定でございます。この後、議員ボックスのほうには、運動会の観覧についての文書を配付させていただきますので、御承知おきのほど、よろしくお願いいたします。
感染拡大防止の観点からこのような形とさせていただきます。何とぞ御理解、御協力のほど、よろしくお願いいたします。
教育総務課のほうからは以上になります。
△足立子ども・教育支援課長 子ども・教育支援課からは、東村山市特別支援教育推進計画第五次実施計画の策定について御報告いたします。
東村山市においては、特別支援教育について、全ての子供たちが豊かに暮らすことのできる社会の実現を目指すため、本計画に基づき取組を進めているところでございます。
平成29年3月に策定された現行計画である東村山市特別支援教育推進計画第四次実施計画が令和3年3月に計画期間を終了することから、次年度以降、引き続き東村山市の特別支援教育を推進していくため、現在、第五次の実施計画策定を進めているところでございます。
策定に当たっては、東村山市特別支援教育推進計画第五次実施計画策定委員会を設置し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮しながらも、東村山市特別支援教育専門家チームの委員や市内小・中学校の校長及び都立特別支援学校の校長、市内の私立幼稚園長や保育園長、さらには公募を含めた市民委員の皆様に御参加いただき、協議を進めているところでございます。
今後、年内をめどに実施計画素案を策定し、パブリックコメントの実施を経て、3月には第五次実施計画を策定できるよう進めてまいります。その際には、また改めて委員の皆様に御報告させていただければと考えております。
子ども・教育支援課からは以上です。
△朝岡社会教育課長 第2次東村山市生涯学習計画の策定について御報告をさせていただきます。
東村山市生涯学習計画は、第4次総合計画が目指す「人と人 人とみどりが響きあい 笑顔あふれる 東村山」の実現に向け、市が実施している生涯学習に係る所管事業等を4つの分野に分け、個々の計画目標を定めることで市民と行政が一体となり、市民一人一人が主体的に生涯にわたり学ぶ機会を充実させ、生涯学習の推進を図ることを目的として、第1次東村山市生涯学習計画を平成25年度から令和3年7月までの計画として策定いたしました。
現在、第2次東村山市生涯学習計画の策定に当たりましては、東村山市社会教育委員におきまして協議・検討を進めておりますが、現計画に関連する各所管におきまして評価と課題の抽出を行い、その結果を含め、国・都の動向、東村山市第5次総合計画との調整を図りながら、今後10年を見据え、目指すべき方向性について検討しております。
市民の誰もが生涯にわたり多様な学びの機会を得ることで、学びの自己実現を通して、その成果をどう地域に活用できるか、そのための方策等に重点を置き、パブリックコメントの実施を経て、令和3年度の策定に向け進めてまいります。
社会教育課からの報告は以上となります。
△新倉図書館長 第4次東村山市子ども読書活動推進計画の策定について御報告いたします。
本計画は、子供が自主的に読書に向かうことができるように配慮しながら、読書の楽しさ、大切さを伝え、本に出会うための環境を整えることにより、子供がよりよく生きていく力を育てることを目的としております。平成27年3月に策定された第3次東村山市子ども読書活動推進計画が令和3年3月に計画期間を終了することから、次年度以降の5年間につなげていくため、第4次の計画策定を進めているところです。
策定手順といたしましては、第3次計画までに築いた市民との関係、庁内や関連機関との連携体制を活用し、図書館職員による現場からの意見の聞き取り、アンケート等を実施、取りまとめを行い、子供関連部署庁内連絡会において計画案を協議していきたいと考えています。
学校図書館の読書環境については、教育委員会の関連部署で組織されている学校図書館推進部会において、小・中学校代表の校長先生からも御意見を伺い協議し、庁内連絡会に諮っていきたいと考えております。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、直接対面で聞き取ることは極力避け、メールや書面での意見聴取を中心に行っております。今後、計画案の策定、パブリックコメントの実施を経て、3月には第4次計画が策定できるよう進めてまいります。市内の子供に関わる部署や施設、市民が作った本と人との輪の中でつながり合う仕組みがさらに広がり、子供の読書をより豊かにしていくことを願いたいと思っております。
報告は以上です。
◎土方委員長 報告が終わりました。
この件について、御質問ございませんか。
○村山委員 自動応答メッセージのことなんですけれども、時間外に対応しないで済むようにアナウンスが流れるということだと思うんですけれども、一切受けないということになるのか。例えば本当に緊急の場合の連絡とかというのは、どのような形で受けられる体制になっているのかを確認させてください。
△仁科教育総務課長 いわゆる児童・生徒の生命に関わるような、そういった緊急の案件がある場合については、音声メッセージの中でも、緊急の場合はということで市役所の代表番号を御案内しております。そちらの宿直のほうで対応して、内容によっては教育委員会の管理職等に連絡して対応できるような体制は取っております。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 御説明ありがとうございます。3点ほど伺えればと思います。
まず1点目、今、村山委員からもあった自動応答メッセージなんですが、小学校のほうでは朝は8時まで、中学校のほうでは7時半まで、つまりそこからは自動応答のメッセージではなくなるということだと思うんですけれども、そこの30分の違いというのはどのようなところにあるのかなというのをお聞かせいただければなと思います。
△仁科教育総務課長 小学校と中学校の時間の違いにつきましては、各小学校長会、中学校長会のほうで協議いただいて、それぞれの学校活動の中で何時ぐらいがいいかというところで話し合っていただいたという結果で、この時間とさせていただいたというところでございます。
○かみまち委員 8時というのが結構微妙で、子供たちが例えば休む場合だとか、連絡をする場合に、8時以降に、そして先生たちが会議が始まるのが8時20分ぐらいなのかな、という間に集中してしまったり、そういえばちょっと、つながらなかったりしているんですよ、結構。
なので、そういったことも含めて、でも、先生方の負担を減らすという点でとてもいいことだと思いますので、またそういうところも話し合っていただけたらなというふうに思いますし、ただ、現場からの意見ですので、そこを尊重されているというのは、とても大事なことだと思います。
2点目なんですが、運動会の実施についてなんですけれども、中学校のほうは1学期ということで中止、小学校のほうは秋にということで実施なんですが、小学校のほうでは多分、午前中に終わらせるということもあって、大体、学校によって違うと思うんですが、2種目ぐらいに限定しているかなというふうに思われるんです。
そして、中学校のほうでは中止ということで、かなり教育委員会のほうにも学校現場から入っているかもしれませんが、やはり絆となるものがこのコロナの感染の影響の中で何もない、難しい、もちろんそこは分かってはいるものの、合唱祭、合唱コンクールも中学校は中止になった等も含めてイベントがないという中で、中学校のほうも中止に代わるものを何かしら学校ごとに促すような働きかけは、多分されていると思うんです、校長会等で。
ただ、そこからまた学校それぞれで、学校の現場のほうでは、まだまだ多分そこまで伝わっていなかったり、どうしたらいいかというところを考えるところまでいっていないかなというふうに、聞こえてくる範囲ではそういうふうに聞こえてきていますので、ぜひともそういうところを中学校のほうで、運動会中止に代わるもののイベント、もしくは小規模でもいいし、ということはできなくないということの声かけをしていただければなというふうに思います。
そしてまた小学校のほうでも、短い時間の中で、お弁当とかなしで終わらせるということだと思いますので、その中で記憶に残るものを、感染対策をしていただきながら、感染を拡大を、もちろんそこに配慮しながら、かつ記憶に残るものの声かけをお願いできたらなというふうに思います。
そして、子ども読書活動の推進計画の策定についてなんですが、先ほど図書館長から御説明いただいた様々な現場からの意見をまとめたり、また、様々な子供たちや庁内連絡会等を含めて様々に聞き取っていくということで、ぜひとも本当に子供たちや保護者や先生方と共に、職員さんたちからの現場の声もという、先ほど説明あったと思いますので、ぜひともそういうところもまとめた中で声を拾い上げていただいて、先ほどおっしゃっていたつながりや仕組みづくり、しっかりお願いできればと思います。質問ではないです。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○渡辺委員 議題外になってしまったら、そう言っていただいて構わないんですけれども、3番の特別支援教育推進計画に関連するかなと思ってお聞きするんですが、情緒固定級が今年度、今設置の準備を進めてくださっていると思うんですけれども、その今の状況、反応とか、もし御報告していただけるところがありましたら、お願いしたいと思います。
△足立子ども・教育支援課長 今年度開設準備を進めております、次年度、萩山小学校に開設する予定の情緒障害固定学級ですが、夏の一斉就学相談というところがありましたので、この9月から具体的には保護者の方からのお申込みを受け始めているところでございます。
今、窓口にそういったことで御相談にお見えにいらっしゃる方は、何人かはもう既にいらっしゃっておりまして、今後、学校のほうでも、校内委員会を通じてそういった御検討を同時に併せて進めていただいて、具体的にお申込みということになれば、就学支援委員会のほうで判定会議を経て、最終的には決めていきたいということになっておりまして、それは11月に予定しておりますので、大体12月ぐらいには来年度の入級される方々が決まってくるのかなという見通しで進めております。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、以上で行政報告を終了いたします。
次に進みます。
以上で、本日の生活文教委員会を閉会いたします。
午前10時35分閉会
東村山市議会委員会条例第23条の規定により、ここに署名又は押印する。
生活文教委員長 土 方 桂
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長
生活文教委員会記録(第3回)
1.日 時 令和2年9月10日(木) 午前10時~午前10時35分
1.場 所 東村山市役所第1委員会室
1.出席委員 ◎土方桂 ○渡辺英子 かみまち弓子 志村誠
村山じゅん子 さとう直子各委員
1.欠席委員 なし
1.出席説明員 村木尚生教育長 武岡忠史地域創生部長 清水信幸市民部長
田中宏幸教育部長 新井一寿地域創生部次長 肥沼裕史市民部次長
山田裕二教育部次長 柚場康男シティセールス課長
大西弥生市民相談・交流課長 仁科雅晴教育総務課長
足立尚弘子ども・教育支援課長 朝岡雅洋社会教育課長
新倉敦子図書館長
1.事務局員 安保雅利次長 新井雅明主任 宮島龍太主事
1.議 題 1.所管事務調査事項 誰もおきざりにしない教育環境整備のために
2.行政報告
午前10時開会
◎土方委員長 ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕所管事務調査事項 誰もおきざりにしない教育環境整備のために
◎土方委員長 所管事務調査事項、誰もおきざりにしない教育環境整備のためにを議題といたします。
初めに、先日行いました日本語ボランティア団体とのヒアリングについての考察及びまとめを行います。
この件について副委員長から発言をしていただきますので、よろしくお願いいたします。
○渡辺委員 委員長から御指名をいただきましたので、先日、皆さんと一緒に参加いたしました日本語ボランティアさんとの意見交換会について、簡単に取りまとめたものをお手元にお配りさせていただきました。1週間ぐらい前ですかね、メールでも送らせていただいて、御意見をまとめておいてくださいということでお渡ししてあるんですが、当日の意見の交換、もう本当に多岐にわたったので、一応メモは取っていたんですけれども、それを会議録的にまとめるというよりは、今回の所管事務調査事項に特化して問題とか背景ということと、今後私たちがどういう方向で進んでいったらいいのかということで、いただいた御意見を簡単に取りまとめさせていただいたようなものになっています。
あと後半のほうに、すみません、これ、私の作りが悪かったので、真ん中に白いのが1枚入っちゃっているんですけれども、東村山市の在住外国人の人口推移ということで、これはボランティア団体の方から御提供いただいたもので、学務課さんから今年の初めにいただいたということで、また新しいデータが出ていたら、ぜひそちらからいただいてくださいということで、参考としていただいたものですので、これも御参考にしていただければと思います。
以上ですが、あと委員長、皆さんから、恐らくこの取りまとめでは足りないところもあると思いますので、皆さんから御意見いただいて、よいものにして、その後、ロードマップに基づいて、今後のことも考えながら御意見の交換ができればと思いますが、いかがでしょうか。
◎土方委員長 ありがとうございました。
今、副委員長のほうからもありましたけれども、メールで資料は送ってありますので、多分読んでこられたと思うんですけれども、これでちょっと、先ほど渡辺委員も言いましたけれども、私もこういう意見があるというのがあれば、出していただければありがたいなと思います。
御意見ございませんか。
○村山委員 今、副委員長がまとめていただいたものを先にいただいていて、確認をさせていただきました。まとめ、ありがとうございます。
それで、そのときに意見出しとか感想とか、いろいろ出していたものをまとめていただいているということで、特にはないんです。日本語ボランティアの方に本当に感謝申し上げるということをここで言わせていただきます。ありがとうございます。
○志村委員 私、この前、本当に初めてボランティアさんとの意見交換をさせていただいたんですけれども、ちょっとショックを受けるような、すごい大変な思いをされているんだなというのを感じてきました。
このまとめなんですけれども、副委員長がうまくまとめていただいて、本当に私たちの思いがうまくまとまっているなと思っております。本当にこれからまだまだという感じで、尽力していきたいなと思っております。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○さとう委員 本当に丁寧にまとめていただいて、ありがとうございます。
ボランティアさんのお話を聞いても、本当に自分たちが何げなく使っている日本語を教えるということがいかに大変かということを痛感させられた気持ちで、日本人の子供だったら生まれたときからその言葉の中で育って自然に覚えていくものが、突然全く違う場所からぽんと入ってきたら、私だって、外国に行ったことはありませんけれども、多分何も話せない状態になると思うので、その点で、何も分からない人に、もう本当に一からというよりゼロから教えるということの大変さが何かすごく伝わってきた思いがして、ボランティアさんに感謝したいと思います。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 本当に副委員長、まとめてくださってありがとうございます。
そしてまた、7月30日に東村山市の子ども日本語教室とのヒアリング、意見交換会をさせていただいたということで、課題が浮き彫りになってきたり、また、そのために何をすべきなのかということをまとめてくださっていると思いまして、また読ませていただきました。
本当に日本語の支援が必要であるですとか含めて、問題と思っている課題、そしてまた、それをどういうふうにまた委員会として課題解決に向けてしていくことができるのかというのを、またさらに深めていきたいなというふうに思っております。
特に本当に、2月に中山眞理子先生のお話を伺い、そしてまた今回7月に子ども日本語教室の皆様との意見交換会をさせていただいた中で、実際に比較してまだまだ不足しているところをどうやってつなげていくか。つながってはいても、さらに必要なこと、また伝わっていない保護者がいる場合もあるということに含めて、様々な、どのように支援をしていけるか、ブラッシュアップを継続し、さらに連携をしていきたい等々がございましたので、またここを機にさらに深めていけたらなと思っています。本当にありがとうございます。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○渡辺委員 皆様から、ちゃんとまとまっているというような御意見をいただいて、本当に恐縮なんですけれども、かなりざっくりしたものになってしまいまして、委員会の会議録にも残ると思いますので、あらかただけ、この意見交換の内容を発言させていただければと思います。すみません、お時間いただきます。
7月30日の2時から多文化共生交流室にて意見交換をさせていただきまして、東村山市子ども日本語教室の第1期生の福田かづこさん、第1期生の岡澤仁子さん、第2期、伊藤雅一さん、第3期、月尾聡美さんの4人の方に御参加をいただきまして、私たち生活文教委員会6名と市民相談・交流課の大西課長の同席の下、意見交換をさせていただきました。
事前に、日本語教室活動をする中で感じている課題や、東村山市の外国にルーツのある子供や大人に対する行政サービスについての御意見を伺いたいということで、何点か質問を提示させていただいておりました。その中で問題と思っていること、様々意見交換、多岐にわたったんですけれども、問題と思っているということで、幾つかまとめさせていただいたものがあります。
1つは、ボランティアの育成が今回3期でとどまっていまして、ブラッシュアップ研修は継続していただいていますが、まだまだボランティアが足りなく、ボランティアの教育を受けた後、ボランティアに実際に稼働する方というのが、20人ぐらい受けても二、三人ぐらいしか残らないということもあって、その中のこともいろいろ課題があるのかもしれませんが、子供たちとのつなげるというところの需給のバランスとか周知のバランスが難しくて、強く、もっとボランティアの育成を進めてくださいというのが言いにくいという、バランスの部分をおっしゃっていたことが大変印象的でした。
また、日本語教室の参加者は、東村山市として把握している外国籍の子供全体と比較しても少なくて、地域も隔たりがあるということ、なかなか送迎がハードルとなって通い切れない方が多いということはおっしゃっていました。
行政からは、市役所の市民課で転入手続で外国籍のお子さんがいた場合、教育部の学務課につなげ、通訳や指導教室、日本語教室を御紹介していただいていることが紹介されました。また、多文化共生相談員で相談を受け、困り事が見えてきた場合は、ちゃんと御紹介をしていますということも御紹介がされました。学校のプリントや行政のお知らせが伝わらない保護者が多いという御意見もいただきました。
そこの中で、「私たちとしては、これから日本語の支援を必要としている子供を学校で把握していただけるようにするにはどうしたらいいだろうか」とか、「子供の日本語力は、おしゃべりだけでなく、書く、読む、理解、表現などで、教育機関が把握する必要があるのではないだろうか」などの御意見が出て、将来的にはですけれども、「5圏域に1か所程度、子ども日本語教室を設置することができればすばらしいね」といった御意見が出ました。
もちろん、「ボランティアの育成やブラッシュアップも継続していただきたいね」といった御意見が出ましたが、まだまだ実際に教育部とも意見交換ができていませんので、これはその時点での御要望ということでお伝えしておきます。また、「市民部と教育部の連携ももっと密にしていただきたいね」といった御意見も出ました。
以上、報告をさせていただいて、1点だけ、ちょっと私のほうから、すみません、長くなって。
昨日、所沢にあります、中国から残留孤児として帰国されてきた方々が今高齢化されて介護が必要になって、日本の施設だと、もう高齢になって認知も進んでくると、もともと、日本人ではあるんですけれども、母語は中国語なので、もう意思の疎通がうまくできなくていろいろトラブルがあるというところで、今その中国の残留孤児の方に特化したデイサービスをされているというところに見学に行かせていただきました。
そこでお聞きした衝撃的な、そのケアマネさんがお仕事を始めるきっかけとなったのが、御自分のお父さんが施設の中で、お風呂に入る支度をして全部裸になった状態で、施設の中で大きなトラブルが起こって10分間放置されてしまった。だけど、日本語が通じないので、自分が何で放置されているのか分からないまま10分間放置されてしまったということがきっかけになって、デイサービスを開いたというお話を聞いたんです。本当に言葉って大切だなとすごく思いました。
二世の方がこうやって新しい事業を切り開いていることにも大変感銘したんですけれども、日本の中でこれからずっと生きていくであろう、外国にルーツのある子供たちの言語環境をどうやって育てていってあげたらいいのかなということで、長い将来にわたって非常に大切な施策ではないかなということを、またしみじみ感じてきましたので、お伝えをさせていただきたいと思います。
すみません、長くなっちゃって。以上です。委員長、お返しします。
◎土方委員長 ありがとうございます。
今、本当は最初に読んでもらう、僕の仕切りが悪くて申し訳ございませんでした。(不規則発言あり)
では、この取りまとめについては、御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、次に今後のスケジュールなんですけれども、お手元に配付してありますように、今日が9月定例会で考察、今やりまして、10月に教育委員会とのヒアリング及び視察をしたいと思っております。12月に考察及びまとめの委員長報告をして、3月定例会でまとめて、要はこれを提出したいという流れをしていきたいと思いますが、これに賛成というか、これ以上コロナの関係とかもあるかもしれませんけれども、このスケジュール感でいきたいなと思いますけれども、よろしいでしょうか。
これについて、御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 10月の、後で委員会が閉会した後にスケジュールを確認したいと思いますので、ぜひ、閉会した後、残っていただいてスケジュールを決めていきたいと思います。
よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 それでは、ないようですので、これで1回休憩を入れます。
休憩します。
午前10時15分休憩
午前10時15分再開
◎土方委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題2〕行政報告
◎土方委員長 次に、行政報告を議題といたします。
地域創生部より報告をお願いいたします。
△柚場シティセールス課長 シティセールス課より、経営セミナーの開催について御報告いたします。
市では、市内の中小企業、小規模事業者等が抱える様々な経営課題の解決と売上拡大の支援等を行うため、東京都よろず支援拠点と連携した専門相談員による伴走型の無料経営相談窓口「Bisport東村山」を開設いたしましたが、コロナ禍で売上が減少している事業者の支援の一つとして、同支援拠点のチーフコーディネーターである金綱潤氏によるオンラインセミナーを9月28日月曜日午後2時より開催いたします。
「支援事例に学ぶコロナを乗り越える5つの法則」をテーマに、中小企業支援のスペシャリストが事例を交えながらコロナ禍を乗り越えるためのヒントとなる情報を提供しますので、市内事業者及び起業・創業を考えている方など、広く御参加いただきたいと考えております。
オンラインセミナーということで、事業所や御自宅からウェブ会議のツールを使って御参加いただけます。参加の申請をいただいた方に視聴要領等をお知らせいたします。また、参加を希望される方でネット環境がない方に対しましては、若干名であれば、情報課研修室において受講できる準備をいたします。
本セミナーを機会に市内事業者の事業に対する御関心を高め、「Bisport東村山」の経営相談にもつなげてまいりたいと考えております。
報告は以上となります。
◎土方委員長 報告は終わりました。
この件について、御質問ございませんか。
なお、疑問点についての質問は最小限でお願いいたします。
○渡辺委員 オンライン開催ということで、今回初めてでいらっしゃいますかね、こういうセミナーにおいては。人数制限とかは設けず、応募された方、皆さん参加できるということでよろしいですか。
△柚場シティセールス課長 今のところ人数制限等は考えておりません。100人を超えるとか、ちょっとそこまでは想定していないものですから、十分今のシステムでできる範囲かというふうに判断しているところでございます。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、続きまして教育部より行政報告をお願いいたします。
△仁科教育総務課長 教育総務課より、2件御報告いたします。
初めに、自動応答メッセージ機能付電話設備の導入について報告いたします。
従来学校においては、授業や部活動が終了した勤務時間外においても問合せに対して教員が対応し、それが時間外業務を増加させる一因となっておりました。そのため、教員の業務負担軽減策の一環といたしまして、市立小・中学校全校に応答メッセージ機能つきの電話の運用を進めております。
応答メッセージ機能付電話とは、既存の電話設備に応答メッセージ機能を付加することによって、勤務時間外の時間帯において電話があった際、勤務時間外である旨の自動音声を流すことにより、教員の勤務時間外における電話対応業務の負担軽減をすることが可能となります。結果として、教員の事務の効率化や生産性の向上を図り、よりよい教育環境の実現につながることを期待しております。
現在、各学校においては設置工事が完了し、順次運用を開始しているところでございます。
なお、八坂小学校、青葉小学校、東村山第五中学校におきましては、電話交換機の工事も併せて実施するため、本工事終了後の運用開始となり、開始時期は、こちらの3校については、ずれ込む予定でございます。
メッセージによる案内時間につきましては、小学校は、平日は午後5時から翌日の午前8時まで、土日・祝日は終日、中学校は、平日は午後7時から翌日午前7時30分まで、土日・祝日は同じく終日の運用となっております。
応答メッセージ機能付電話を導入することにより、教員一人一人の心身の健康保持を実現し、学校教育の質の維持向上を努めていくため、市民の皆様の御理解、御協力をいただきたいと考えております。
1点目は以上でございます。
2点目、運動会の実施について報告いたします。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、令和2年度1学期に開催を予定していた中学校の運動会につきましては、今年度は中止とさせていただき、2学期に開催を予定しております小学校の運動会につきましては、感染対策をしながら実施させていただくことといたしました。
具体的には、9月26日土曜日、10月3日土曜日、10月17日土曜日の3日間のいずれかで実施いたします。実施に際しましては、密にならぬよう時間帯で学年を分けて実施し、保護者の観覧も人数を制限させていただきます。
また、例年、議員の皆様にも御案内をさせていただいておりますが、今年度につきましては、以上のような理由から、各校とも、議員の皆様をはじめとして、全ての御来賓の観覧を御遠慮いただく予定でございます。この後、議員ボックスのほうには、運動会の観覧についての文書を配付させていただきますので、御承知おきのほど、よろしくお願いいたします。
感染拡大防止の観点からこのような形とさせていただきます。何とぞ御理解、御協力のほど、よろしくお願いいたします。
教育総務課のほうからは以上になります。
△足立子ども・教育支援課長 子ども・教育支援課からは、東村山市特別支援教育推進計画第五次実施計画の策定について御報告いたします。
東村山市においては、特別支援教育について、全ての子供たちが豊かに暮らすことのできる社会の実現を目指すため、本計画に基づき取組を進めているところでございます。
平成29年3月に策定された現行計画である東村山市特別支援教育推進計画第四次実施計画が令和3年3月に計画期間を終了することから、次年度以降、引き続き東村山市の特別支援教育を推進していくため、現在、第五次の実施計画策定を進めているところでございます。
策定に当たっては、東村山市特別支援教育推進計画第五次実施計画策定委員会を設置し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮しながらも、東村山市特別支援教育専門家チームの委員や市内小・中学校の校長及び都立特別支援学校の校長、市内の私立幼稚園長や保育園長、さらには公募を含めた市民委員の皆様に御参加いただき、協議を進めているところでございます。
今後、年内をめどに実施計画素案を策定し、パブリックコメントの実施を経て、3月には第五次実施計画を策定できるよう進めてまいります。その際には、また改めて委員の皆様に御報告させていただければと考えております。
子ども・教育支援課からは以上です。
△朝岡社会教育課長 第2次東村山市生涯学習計画の策定について御報告をさせていただきます。
東村山市生涯学習計画は、第4次総合計画が目指す「人と人 人とみどりが響きあい 笑顔あふれる 東村山」の実現に向け、市が実施している生涯学習に係る所管事業等を4つの分野に分け、個々の計画目標を定めることで市民と行政が一体となり、市民一人一人が主体的に生涯にわたり学ぶ機会を充実させ、生涯学習の推進を図ることを目的として、第1次東村山市生涯学習計画を平成25年度から令和3年7月までの計画として策定いたしました。
現在、第2次東村山市生涯学習計画の策定に当たりましては、東村山市社会教育委員におきまして協議・検討を進めておりますが、現計画に関連する各所管におきまして評価と課題の抽出を行い、その結果を含め、国・都の動向、東村山市第5次総合計画との調整を図りながら、今後10年を見据え、目指すべき方向性について検討しております。
市民の誰もが生涯にわたり多様な学びの機会を得ることで、学びの自己実現を通して、その成果をどう地域に活用できるか、そのための方策等に重点を置き、パブリックコメントの実施を経て、令和3年度の策定に向け進めてまいります。
社会教育課からの報告は以上となります。
△新倉図書館長 第4次東村山市子ども読書活動推進計画の策定について御報告いたします。
本計画は、子供が自主的に読書に向かうことができるように配慮しながら、読書の楽しさ、大切さを伝え、本に出会うための環境を整えることにより、子供がよりよく生きていく力を育てることを目的としております。平成27年3月に策定された第3次東村山市子ども読書活動推進計画が令和3年3月に計画期間を終了することから、次年度以降の5年間につなげていくため、第4次の計画策定を進めているところです。
策定手順といたしましては、第3次計画までに築いた市民との関係、庁内や関連機関との連携体制を活用し、図書館職員による現場からの意見の聞き取り、アンケート等を実施、取りまとめを行い、子供関連部署庁内連絡会において計画案を協議していきたいと考えています。
学校図書館の読書環境については、教育委員会の関連部署で組織されている学校図書館推進部会において、小・中学校代表の校長先生からも御意見を伺い協議し、庁内連絡会に諮っていきたいと考えております。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、直接対面で聞き取ることは極力避け、メールや書面での意見聴取を中心に行っております。今後、計画案の策定、パブリックコメントの実施を経て、3月には第4次計画が策定できるよう進めてまいります。市内の子供に関わる部署や施設、市民が作った本と人との輪の中でつながり合う仕組みがさらに広がり、子供の読書をより豊かにしていくことを願いたいと思っております。
報告は以上です。
◎土方委員長 報告が終わりました。
この件について、御質問ございませんか。
○村山委員 自動応答メッセージのことなんですけれども、時間外に対応しないで済むようにアナウンスが流れるということだと思うんですけれども、一切受けないということになるのか。例えば本当に緊急の場合の連絡とかというのは、どのような形で受けられる体制になっているのかを確認させてください。
△仁科教育総務課長 いわゆる児童・生徒の生命に関わるような、そういった緊急の案件がある場合については、音声メッセージの中でも、緊急の場合はということで市役所の代表番号を御案内しております。そちらの宿直のほうで対応して、内容によっては教育委員会の管理職等に連絡して対応できるような体制は取っております。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○かみまち委員 御説明ありがとうございます。3点ほど伺えればと思います。
まず1点目、今、村山委員からもあった自動応答メッセージなんですが、小学校のほうでは朝は8時まで、中学校のほうでは7時半まで、つまりそこからは自動応答のメッセージではなくなるということだと思うんですけれども、そこの30分の違いというのはどのようなところにあるのかなというのをお聞かせいただければなと思います。
△仁科教育総務課長 小学校と中学校の時間の違いにつきましては、各小学校長会、中学校長会のほうで協議いただいて、それぞれの学校活動の中で何時ぐらいがいいかというところで話し合っていただいたという結果で、この時間とさせていただいたというところでございます。
○かみまち委員 8時というのが結構微妙で、子供たちが例えば休む場合だとか、連絡をする場合に、8時以降に、そして先生たちが会議が始まるのが8時20分ぐらいなのかな、という間に集中してしまったり、そういえばちょっと、つながらなかったりしているんですよ、結構。
なので、そういったことも含めて、でも、先生方の負担を減らすという点でとてもいいことだと思いますので、またそういうところも話し合っていただけたらなというふうに思いますし、ただ、現場からの意見ですので、そこを尊重されているというのは、とても大事なことだと思います。
2点目なんですが、運動会の実施についてなんですけれども、中学校のほうは1学期ということで中止、小学校のほうは秋にということで実施なんですが、小学校のほうでは多分、午前中に終わらせるということもあって、大体、学校によって違うと思うんですが、2種目ぐらいに限定しているかなというふうに思われるんです。
そして、中学校のほうでは中止ということで、かなり教育委員会のほうにも学校現場から入っているかもしれませんが、やはり絆となるものがこのコロナの感染の影響の中で何もない、難しい、もちろんそこは分かってはいるものの、合唱祭、合唱コンクールも中学校は中止になった等も含めてイベントがないという中で、中学校のほうも中止に代わるものを何かしら学校ごとに促すような働きかけは、多分されていると思うんです、校長会等で。
ただ、そこからまた学校それぞれで、学校の現場のほうでは、まだまだ多分そこまで伝わっていなかったり、どうしたらいいかというところを考えるところまでいっていないかなというふうに、聞こえてくる範囲ではそういうふうに聞こえてきていますので、ぜひともそういうところを中学校のほうで、運動会中止に代わるもののイベント、もしくは小規模でもいいし、ということはできなくないということの声かけをしていただければなというふうに思います。
そしてまた小学校のほうでも、短い時間の中で、お弁当とかなしで終わらせるということだと思いますので、その中で記憶に残るものを、感染対策をしていただきながら、感染を拡大を、もちろんそこに配慮しながら、かつ記憶に残るものの声かけをお願いできたらなというふうに思います。
そして、子ども読書活動の推進計画の策定についてなんですが、先ほど図書館長から御説明いただいた様々な現場からの意見をまとめたり、また、様々な子供たちや庁内連絡会等を含めて様々に聞き取っていくということで、ぜひとも本当に子供たちや保護者や先生方と共に、職員さんたちからの現場の声もという、先ほど説明あったと思いますので、ぜひともそういうところもまとめた中で声を拾い上げていただいて、先ほどおっしゃっていたつながりや仕組みづくり、しっかりお願いできればと思います。質問ではないです。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○渡辺委員 議題外になってしまったら、そう言っていただいて構わないんですけれども、3番の特別支援教育推進計画に関連するかなと思ってお聞きするんですが、情緒固定級が今年度、今設置の準備を進めてくださっていると思うんですけれども、その今の状況、反応とか、もし御報告していただけるところがありましたら、お願いしたいと思います。
△足立子ども・教育支援課長 今年度開設準備を進めております、次年度、萩山小学校に開設する予定の情緒障害固定学級ですが、夏の一斉就学相談というところがありましたので、この9月から具体的には保護者の方からのお申込みを受け始めているところでございます。
今、窓口にそういったことで御相談にお見えにいらっしゃる方は、何人かはもう既にいらっしゃっておりまして、今後、学校のほうでも、校内委員会を通じてそういった御検討を同時に併せて進めていただいて、具体的にお申込みということになれば、就学支援委員会のほうで判定会議を経て、最終的には決めていきたいということになっておりまして、それは11月に予定しておりますので、大体12月ぐらいには来年度の入級される方々が決まってくるのかなという見通しで進めております。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、以上で行政報告を終了いたします。
次に進みます。
以上で、本日の生活文教委員会を閉会いたします。
午前10時35分閉会
東村山市議会委員会条例第23条の規定により、ここに署名又は押印する。
生活文教委員長 土 方 桂
議会事務局職員
記録担当
議事係長
次長
局長
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