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第1回 令和3年3月9日(生活文教委員会)

更新日:2021年6月22日


生活文教委員会記録(第1回)


1.日   時  令和3年3月9日(火) 午前10時~午後零時19分


1.場   所  東村山市役所第1委員会室


1.出席委員  ◎土方桂      ○渡辺英子      かみまち弓子    志村誠
          村山じゅん子    さとう直子各委員


1.欠席委員  なし


1.出席説明員  野崎満副市長   武岡忠史地域創生部長   清水信幸市民部長
         田中宏幸教育部長   新井一寿地域創生部次長   肥沼裕史市民部次長
         山田裕二教育部次長   井上貴雅教育部次長   篠宮雅登産業振興課長
         大西弥生市民相談・交流課長   鈴木賢次教育部主管
         足立尚弘子ども・教育支援課長   朝岡雅洋社会教育課長
         新倉敦子図書館長   服部浩明公民館長   高橋正実産業振興課長補佐
         百々和彦商工振興係長


1.事務局員  安保雅利次長   新井雅明主任   宮島龍太主事


1.議   題  1.議案第2号 東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例
         2.議案第3号 東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例
         3.3陳情第1号 地球温暖化、多様性を認める社会などSDGsの観点から見た中学校通
                  学服の在り方の見直しを求める陳情
         4.行政報告
         5.所管事務調査事項 誰もおきざりにしない教育環境整備のために


 午前10時開会
◎土方委員長 ただいまより、生活文教委員会を開会いたします。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
◎土方委員長 この際、お諮りいたします。
  議案に対する質疑及び討論を合わせた持ち時間については委員1人15分、また、同じ会派の人が2人いる場合は、会派2人の持ち時間を合わせて30分の範囲で行うことにしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎土方委員長 起立多数と認めます。よって、そのように決しました。
  委員の方々に申し上げます。
  ただいま決定いたしました質疑、討論等の持ち時間を厳守されるようお願いいたします。
  なお、委員におかれましては、議題外の質疑をなさらないよう御注意申し上げるとともに、答弁者においては、議題に関することのみ簡潔にお答えいただけるようお願いいたします。
  議題以外と思われる質疑があった場合は、それに対する答弁を踏まえて、その取扱いは委員長において判断させていただきます。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題1〕議案第2号 東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例
〔議題2〕議案第3号 東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例
◎土方委員長 議案第2号及び議案第3号を一括議題といたします。
  補足説明があれば、お願いいたします。
△武岡地域創生部長 議案第2号、東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例並びに議案第3号、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例につきまして、関連する議案でありますことから、一括して補足説明させていただきます。
  小口事業資金融資の借受人は、償還期間内に遅滞なく全部の償還を完了した場合、申請に基づき、当該償還に係る支払い利息の一部を利子補給補助金として交付しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、緊急対策特別資金の利子補給の時期を原則年度ごとに変更し、中小企業者の事業継続の強化を図るものでございます。
  また、現在、小口事業資金融資制度は、各金融機関の融資実績に基づき、東村山市小口事業資金融資基金の総額5,000万円の範囲内で配分し、預託した基金の30倍の範囲内で御融資いただいておりましたが、令和2年度においては緊急対策特別資金を設けたことにより融資上限額を超過することが見込まれたことから、銀行間で預託基金を2度移動するとともに、融資上限を30倍から50倍に引き上げ、対応したところでございます。
  しかしながら、今後の有事に備え、各金融機関における融資上限額超過に伴う融資不実行による資金不足を回避し、もって商工業の育成・振興に寄与するためには、東村山市小口事業資金融資基金を廃止することがより商工業資金融資の円滑化につながると考え、東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正するものでございます。
  それでは、主な改正点について御説明申し上げますので、議案書新旧対照表の7ページ、8ページをお開きください。
  まず、条例名でございますが、市が中小企業者と契約金融機関双方の間を仲介し、商工業資金融資の円滑化を図るあっせん制度に変更することに伴い、改正するものです。
  次に、第1条でございますが、市から契約金融機関へ預託しておりました東村山市小口事業資金融資基金を廃止し、市が中小企業者と契約金融機関双方の間を仲介するあっせん制度に変更するものでございます。
  次に、第2条でございますが、第6条中で定義していた中小企業者を第1号で定義するとともに、用語について文言の整理を行うものでございます。
  次に、第3条でございますが、東村山市小口事業資金融資基金の廃止に伴い削除するものでございます。これに伴い第4条を第3条に、9ページ、10ページの第5条を第4条に、第5条の2を第5条に改めるとともに、各条において文言の整理を行うものでございます。
  次に、11ページ、12ページをお開きください。
  第8条につきましては削除し、それに伴い第9条を第8条に、第10条を第9条に改めるとともに、それぞれ文言の整理を行うものでございます。
  次に、第10条の2を第10条に改め、緊急対策特別資金については規則に定めるところにより、全部または一部の償還が完了したときに、当該償還に係る支払い利息の一部を交付できるよう改正するとともに、文言の整理を行うものでございます。
  次に、15ページ、16ページをお開きください。
  第14条につきましては、市が中小企業者と契約金融機関双方の間を仲介し、商工業資金融資の円滑化を図るあっせん制度に変更することに伴い、取消し規定を変更するものでございます。
  続きまして、議案第3号、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例につきまして、補足説明させていただきます。
  議案第2号の補足説明でも申し上げました小口事業資金融資の緊急対策特別資金の利子補給の時期を原則年度ごとに変更し、中小企業者の事業継続の下支えを強化してまいりますが、この緊急対策特別資金の借受人に交付する利子補給補助金等の支払い原資としまして、国から交付された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用することで、後年度の市財政の負担も軽減することもできるため、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金を創設するものでございます。
  内容につきましては、議案書2ページをお開きください。
  第1条については基金の設置目的を、第2条から第5条までは運用管理について定めております。また、第6条につきましては、利子補給補助金等の交付に充てる場合に限り処分できることを定めております。
  以上、大変雑駁ではございますが、よろしく御審査の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、補足説明とさせていただきます。
◎土方委員長 補足説明が終わりましたので、質疑に入ります。
  なお、質疑は一括で行います。
  質疑ございませんか。
○志村委員 自由民主党市議団を代表して、議案第2号、東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例、そして議案第3号、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例につきまして、通告書に従って質疑してまいります。
  まず、第2号についてです。1番目です。議案第2号について、改正の背景及び目的を改めてお伺いします。
△篠宮産業振興課長 小口事業資金融資の借受人が償還期間内に遅滞なく全ての償還を完了した場合、申請に基づき、当該償還に係る支払い利息の一部を利子補給補助金として交付しておりますが、緊急対策特別資金の利子補給の時期が、償還完了後であると10年先になってしまう場合もあり、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、事業継続の負担になることも想定されるため、利子補給の時期を原則年度ごとに変更し、中小企業者の事業継続の強化を図るものでございます。
  現在、小口事業資金融資制度は、各金融機関の融資実績に基づき、東村山市小口事業資金融資基金の総額5,000万円の範囲内で配分し、預託した額の30倍の範囲内で御融資いただいておりますが、令和2年度においては、緊急対策特別資金を設けたことにより、中小企業者より多くの申込みをいただいたことから、融資上限額を超過することが見込まれたため、銀行間で預託額を2度移動するとともに、融資上限を30倍から50倍に引き上げ、対応したところでございます。
  そのため、今後の有事に備え、各金融機関における融資上限額超過に伴う融資不実行による中小企業者の資金不足を回避し、もって商工業の育成・振興に寄与するためには、東村山市小口事業資金融資基金を廃止し、融資を申し込まれる中小企業者と契約金融機関の双方の間を仲介するあっせん制度に変更することが、より商工業資金融資の円滑化を図ることができると考え、東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正するものでございます。
○志村委員 御丁寧にありがとうございます。基金を2度動かしていただいたり、30倍の上限を50倍にしたりと、いろいろ御苦労なされて、本当にこのコロナ禍ですので、大変いい対応していただいたと思っております。ありがとうございます。
  続きまして、2番です。融資を融資のあっせんに変えることにより、中小企業者、民間金融機関、行政にとってどのようなメリットがあるのか、またデメリットはないか、お伺いいたします。
△篠宮産業振興課長 東村山市小口事業資金融資基金の一部を契約金融機関に預託し、中小企業者に融資いただく制度から、同基金を廃止し、融資のあっせんに変更することに伴い、特に今後の有事の際には、行政においては中小企業者と契約金融機関双方の間の融資の仲介、民間金融機関においては中小企業者への資金の供給、そして中小企業者にとりましては資金需要の充足をそれぞれより迅速に図ることができることとなり、結果として市の小口事業資金融資制度の安定的な運営が可能となるメリットがございます。
  一方、デメリットにつきましては、ないものと捉えております。
○志村委員 デメリットがないということで安心いたしました。ありがとうございます。
  再質疑になりますが、この融資を融資のあっせんという、そのあっせんという言葉が、非常に受け取るほうとしては任せちゃった感じがあるんですけれども、このあっせんという言葉に関しての説明をいただけますかね。お願いいたします。
△篠宮産業振興課長 あくまで、あっせんにつきましては、申し込まれた中小企業者に対して融資していただくように金融機関を紹介するということになりますが、条例改正に伴いましての融資から融資のあっせんに変更になっても、特段、中小企業者に不利益になるようなことがないように、引き続き運営してまいりたいとは考えております。
○志村委員 3番です。現行制度では融資規模を預託金の50倍までと規定していたが、あっせん融資となった場合の融資規模の変化について伺います。
△篠宮産業振興課長 本改正により融資規模が大きく変動することは想定しておりませんが、よりフレキシブルな対応ができるのではないかと考えております。
○志村委員 フレキシブルな対応ができるということで、期待しております。
  4番です。現存している東村山市小口事業資金融資基金はどうなるのか。また、契約金融機関に預託している5,000万円の引揚げ時期について伺います。
△篠宮産業振興課長 東村山市小口事業資金融資基金につきましては、令和3年4月1日に廃止となることから、引揚げの時期につきましては同日以降を予定しております。
○志村委員 この条例改正後ということですね。分かりました。
  続きまして、5番です。新制度に移行して、申込みから融資に至るまで中小企業者の手続はどのように変わるのか伺います。
△篠宮産業振興課長 中小企業者の申込みから融資に至るまでの手続については、新制度に移行後も変更はございません。
○志村委員 変わらずということで、どちらにも負担がないということで、いいことだと思います。ありがとうございます。
  続きまして、一括議題ですので、議案第3号についてお伺いいたします。1番です。この基金造成の背景及び目的について伺います。
△篠宮産業振興課長 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている地域経済を支援するための利子補給に係る補助金などについては、国から交付された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を新たに基金に積み立てた場合、令和7年度まで活用することができるとされております。
  このことから、令和2年度に緊急対策特別資金の融資を申し込まれ融資決定を受けた、または今後融資決定を受ける中小企業者に交付する利子補給補助金、信用保証料補助金及び郵送料の支払い原資として、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金を創設し、後年度の市財政の負担の軽減を図るものでございます。
○志村委員 再質疑になります。今の中で、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等と書いてありますが、この「等」というものはどういうものを指すんでしょうか、確認です。
△篠宮産業振興課長 1点目といたしましては、中小企業者が小口事業資金融資を受ける際に信用保証協会に支払う信用保証料に対して、市が一定額支援する信用保証料補助金でございます。
  2点目といたしましては、小口事業資金融資を受けた中小企業者が遅滞なく償還した際に、その償還に係る支払い利息に対し、市が一定額支援する利子補給補助金でございます。
○志村委員 もう一度、再質疑というか、させていただきます。この利子補給補助金を給付するときの、もともとこの融資を受けた、融資ですよね、資金をいただいたのの運転資金、設備資金、事業所移転資金、創業資金、特定創業資金が含まれるという解釈でよろしいですか。
△篠宮産業振興課長 あくまで緊急対策特別資金に伴う利子補給補助金、そして保証料補助金等を予定しております。
○志村委員 続きまして、2番です。本条例によって造成される基金規模及びその積算根拠を伺います。
△篠宮産業振興課長 基金規模につきましては、約7,372万円でございます。
  次に、積算根拠でございますが、緊急対策特別資金に係る令和7年度までの利子補給補助金として約7,158万円、令和2年度に緊急対策特別資金を申し込まれ、今後融資が決定し、令和3年度に支払うことが見込まれる信用保証料補助金として約196万円、借受人に対する交付申請書及び交付決定書を送付するための郵送料として約18万円でございます。
○志村委員 続きまして、3番目です。第1条に、基金造成のための財源は、全額が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金とありますが、将来的な基金規模をどの程度見込んでいるかお伺いいたします。
△篠宮産業振興課長 現時点においては、先ほど御答弁申し上げた金額を見込んでおります。
○志村委員 続きまして、4番です。最後になります。当該基金は、緊急対策特別融資以外の小口事業資金融資に係る利子補給補助金に充当されるのか伺います。
△篠宮産業振興課長 当該基金の原資である新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている地域経済を支援するための利子補給に係る補助金等に使途が限定されているため、緊急対策特別資金融資以外の小口事業資金融資に係る利子補給補助金には、充当することは予定しておりません。
◎土方委員長 ほかに質疑ございませんか。
○渡辺委員 公明党を代表し、議案第2号、東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例及び議案第3号、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例について質疑をいたします。
  幾つか、さきの委員の質疑で分かったところもあるんですけれども、その後お聞きしたいところがあるので、重なっていれば、さきの委員ということでお答えいただいて結構ですので。
  1番、今回あっせんに変更することになった経緯を伺います。
△篠宮産業振興課長 先ほど志村委員に御答弁申し上げたとおりでございます。
○渡辺委員 とてもタイムリーで重要な改正だと思いました。どこから発案があったのか、確認をしておきたいと思います。また、この改正とか基金の造成、かなり練られたものだと思いますので、いつ頃からそういう、この改正が必要だということが皆さんの中で練り始められたのか、どこから発案があったのかといったところを確認したいのですが。
△篠宮産業振興課長 こちらの条例改正等につきましては、10月前から内部で検討のほうをしておりまして、やはり新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響により、事業者様の支払いの御負担がかなり増しているのではないかということで、併せて検討を始めたところでございます。
○渡辺委員 本当に最前線でそういった事業者様のお声を聞いている部署だと思いますので、とてもタイムリーでよい改正になったと思いますが、2番目に令和2年度の小口融資の状況を、その背景になっていると思いますので、確認させていただきたいと思います。また、今後の見通しについてはどのようにお考えでしょうか。
△篠宮産業振興課長 令和2年度の状況について、小口事業資金融資全体で申し上げますと、4月の申請件数は99件、申込額は7億3,073万円と、一番多くの申込みがありました。その後、5月は、申請件数は48件、申込額が3億4,950万円と減少し、7月以降の申込件数は1桁台で推移いたしました。
  今後につきましては、1月7日に緊急事態措置宣言が再発出されたことにより、中小企業者等の経済活動に厳しさが増していると想定されますが、国では、国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策を策定し、令和2年度第3次補正予算を編成しており、令和3年度は、本経済対策の着実な執行などによる各種政策及び新型コロナウイルスのワクチン接種の効果により、市内の経済活動の持ち直しの動きが期待されるものと捉えております。
  その一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大及び長期化、ワクチン接種の遅れなどにより、経済活動が停滞するリスクも大いに含んでおり、新型コロナウイルスの感染症の状況により、中小企業者の資金需要は変動するものと捉えております。
○渡辺委員 3番もさきの委員でお答えあったんですけれども、一応聞かせていただきます。あっせんに変更することで利用者のオペレーションに違いはあるか、資金のフローはどのように変更するのか、具体的に説明をお願いします。
△篠宮産業振興課長 さきの志村委員に御答弁申し上げましたとおり、変更はございません。
○渡辺委員 コロナ禍で様々な支援がある中で、事業者の方とお話をしていると、いろいろな支援があっても、なかなか手続が難しかったり、お金をもらえるまで時間がかかって困っちゃうというお声が結構多いんですけれども、これまでと変わらないということで、全体のフローをもう一回教えていただけますか。
  例えば、事業者様が市役所に来てなのか、それとも金融機関に来てなのか、そこから始まって、大体どれぐらいで資金を手に入れることができるのかというところが確認したいんですけれども。
△篠宮産業振興課長 手続の流れでございますが、まず市のほうに小口事業資金融資の御申請をいただいた後、市より金融機関へ東村山市小口事業資金融資実地調査依頼書をお出しさせていただきます。その後、金融機関、信用保証協会が審査を行い、審査が下りた後に融資が実行されます。
  また、申込みから融資決定までの日数でございますが、令和2年度の緊急対策特別資金につきましては平均で46日でございます。
○渡辺委員 先ほどの規模感聞いても結構な額ですので、審査には時間がかかるんだと思うんですけれども、このあっせんに変わることでフレキシブルというお話もありましたので、とにかくスピードが、事業者の方にとってはスピードがとても重要ですので、ぜひそこも、改善ができるところがあれば、今後もよろしくお願いしたいと思います。
  4番目に、利用者負担に変化はないか、書類は増えるのかということを確認させていただきます。
△篠宮産業振興課長 申請の際に必要になる書類については現行と変更ないため、利用者の負担が増加することは想定しておりません。
○渡辺委員 5番目に、関係金融機関からの反応や御意見を伺います。
△篠宮産業振興課長 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける事業者を対象とした緊急対策特別資金の利子補給の時期を原則年度ごとに変更することは、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に伴い、今後の返済等に課題を抱えている中小企業者の事業継続の下支えをする上では有効な施策であるという御意見をいただいております。
  また、小口事業資金融資基金の廃止については、上限が撤廃されることで、今後の有事の際における中小企業者に対する資金需要の迅速かつ安定的な充足、及び融資上限の超過が見込まれる場合における預託金の移動、及び契約変更等の事務負担の軽減が図られることができるなどという意見をいただいております。
  このように、利子補給補助金の支払い時期の変更及び小口事業資金融資基金の廃止ともに、全ての金融機関から好意的な意見をいただいております。
○渡辺委員 それはとてもよかったなと思います。
  6番は分かりましたので、原資とか財源とかお聞きしていましたけれども、よく分かりましたので割愛いたします。7番、新基金の運用について具体的に確認させてください。今想定されている基金の取崩しや充当のスケジュールを伺います。
△篠宮産業振興課長 当市は、年度内に活用することがない基金を6月頃より約半年間の定期預金として金融機関へ預け、発生した利子を積み立てるという運用を行っておりますが、新基金の運用につきましては、今後の状況により判断してまいりたいと考えております。
  次に、スケジュールでございますが、令和7年度まで、当該年度に交付することが見込まれる利子補給補助金等の総額を緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金繰入金として東村山市一般会計当初予算の歳入に、また、同歳出に利子補給補助金としてそれぞれ計上する予定でございます。
○渡辺委員 それ以上は聞けないということがよく分かりましたので、8番、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例の内容を聞きます。
  (1)です。第3条の管理について、開始時点で想定している保管方法を伺います。
△篠宮産業振興課長 保管方法としましては、本条例可決後に基金専用の通帳を作成、全額を預金し、会計課において保管する予定としております。
○渡辺委員 第5条の「繰替運用」の必要な場合というのはどういう事態をいうのか、具体例を挙げて説明をお願いします。
△篠宮産業振興課長 一般会計等で資金が一時的に不足した場合に、基金を繰り替えて運用することができるというものであり、具体的に申し上げますと、新年度当初の4月期には、市税等の収入がなく、支払いの原資が不足する場合においては、繰替え運用を行い対応しております。
◎土方委員長 ほかに質疑ございませんか。
○さとう委員 共産党を代表しまして、今回の2号、3号について質疑させていただきます。一応、御答弁にあった、重複する内容もあると思いますが、確認のため伺わせていただきます。
  1番です。条例をあっせん等に関する条例に改めるとしていますが、「あっせんその他の援助」の「その他」とは、具体的にはどのようなことを指すのでしょうか。
△篠宮産業振興課長 さきの委員に御答弁申し上げたとおりでございます。
○さとう委員 2番です。あっせん等に改正することによる市の権限、責任はどのように変わるのか、また、金融機関と事業者との関係はどのように変わるのかお伺いします。
△篠宮産業振興課長 市の権限及び責任、並びに金融機関と事業者との関係ともに、改正に伴う変更はございません。
○さとう委員 3番です。第2条の「中小企業者 中小企業信用保険法第2条第1項に規定する中小企業者」は、市内に何社あるのか伺います。
△篠宮産業振興課長 中小企業信用保険法第2条第1項によりますと、中小企業者の従業員数はその業態によって異なるため、従業員数が100人未満及び50人未満の直近の経済センサス活動調査の事業所数で申し上げますと、従業員100人未満の事業所数は3,636、従業員50人未満の事業所数は3,565でございます。
○さとう委員 それは重複しているということですか。市内、合計すると7,000を超えると思うんですけれども、50人と100人で重複しているということでよろしいですか。
△篠宮産業振興課長 委員お見込みのとおりでございます。
○さとう委員 3,600社余りの中で、先ほど4月、5月の件数は伺いましたけれども、直近までで、分かれば、全体の申請の件数はお分かりになりますでしょうか。
△篠宮産業振興課長 小口事業資金融資全体の月別の申込件数を申し上げますと、4月は先ほど申し上げたとおり99件、5月は48件、6月は22件、7月は6件、8月は7件、9月は9件、10月は2件、11月は4件、12月は2件、1月は1件、2月は3件、以上でございます。
○さとう委員 だんだんに申請件数が減っているというのは先ほどもおっしゃっていましたけれども、4番です。契約金融機関は従来と変わらない店舗数があるんでしょうか。
△篠宮産業振興課長 令和2年度の契約金融機関数は19でございましたが、そのうち、本社の方針により契約を更新しない旨の連絡をいただいている金融機関が2、新たに契約を締結する金融機関が1あることから、令和3年度の契約金融機関数は18となる予定でございます。
○さとう委員 5番です。昨年、2020年4月以降の緊急特別資金融資の申請から融資までの期間を、平均は先ほど伺いましたので、最長と最短を伺います。
△篠宮産業振興課長 令和3年3月1日時点で申し上げますと、融資が実行された169件のうち、最も早かったものは申請から実行まで10日、最も遅かったものは申請から実行まで110日でございます。
○さとう委員 最短と最長で100日、3か月以上の差があるということですけれども、長くかかった理由などは把握していらっしゃいますでしょうか。
△篠宮産業振興課長 金融機関に確認したところ、市への融資申込み終了後、市と国の融資のどちらを活用するかについての検討に時間を要したこと、及び市の融資を活用することと決めた後の信用保証協会の審査に時間が要したためと伺っております。
○さとう委員 提出書類が多くて煩雑であるというふうにお伺いしていますけれども、そういった理由はなかったんでしょうか。
△篠宮産業振興課長 そういった理由は伺っておりません。
○さとう委員 6番は、そういう理由はないということだったんですけれども、一応、要望として、金融機関のほうからも煩雑ではないかというお声を聞いていますので、もっと簡略化、簡素化して、融資を受けやすく、迅速な対応ができるような体制を取るように要望します。
  7番です。特別融資第5条の2の2、特別融資は、当該融資を受けた事業者がこの返済金を全て償還するまでの間、特別融資を認めないとしていますが、コロナの感染が長引く中で事業者は疲弊し、事業継続が困難になっています。また、既に事業を廃止した店舗なども多くあります。この条項を緩和することは検討したのか伺います。
△篠宮産業振興課長 初めに、民間の調査会社によりますと、令和2年の国内企業の倒産件数は2年ぶりに減少に転じ、対前年比で7%減少するとともに、平成2年以来の低水準であったとのことでございます。
  また、東村山市商工会に加入している者の廃業件数は、平成30年度、令和元年度ともに41件でございましたが、令和2年度は2月現在で22件と減少しているところであり、国や都、そして東村山市の実施した政策支援が功を奏しているものと捉えているところでございます。
  さて、第5条第2項の緩和についてでございますが、融資の借入後には返済義務を負うこととなり、借手側のリスクも高まること、また、現状、国や東京都においても新型コロナウイルス感染症に対応した融資メニューを設けていることから、要件の緩和については予定しておりません。
○さとう委員 倒産件数はむしろ減っているということなんですけれども、要は、私が市民の皆さんから聞いているお声としては、倒産する前に廃業という形でお店をやめてしまった、閉めてしまったというお声を結構聞いていますので、倒産だけではなくて、その辺のところもやはり市として把握していただければと思います。
  8番です。先ほどもおっしゃったように、融資はあくまでも融資で、借金ですので返済義務を負います。もっと市として給付型の支援の、東村山応援金のような制度の拡充が必要であり、その周知方法も、高齢の事業者や日本語以外を母国語とする事業者にも分かりやすく丁寧な周知が必要と考えますが、見解を伺います。
△篠宮産業振興課長 本件は議題外と思われますので、答弁は差し控えさせていただきます。
○さとう委員 応援金については議題外かもしれませんけれども、融資制度自体は日本語以外を母国語とする事業者も利用できるのであれば、やはり周知の方法は検討すべきと考えますが、見解を伺います。
△篠宮産業振興課長 緊急対策特別資金融資を受けた方に対しては、毎年度、利子補給補助金の申請の案内及び申請書を送付し、丁寧に対応してまいりたいと考えております。
○さとう委員 9番です。基金のほうですけれども、近隣市の実施状況で、預託基金の有無で、議案資料ではどこの市でも基金がないのはなぜか、情報は聞いていらっしゃいますでしょうか。
△篠宮産業振興課長 近隣市に確認したところ、西東京市においては、小口事業資金融資制度の開始当初から、預託基金を設けず運営しているとのことでございました。
  また、小口事業資金融資制度の開始当初から預託基金を設けていた自治体においては、ペイオフ解禁に伴い全庁的に基金の在り方を見直す中で廃止した、周辺市において預託基金を廃止する自治体が多く、金融機関と協議する中で、金融機関から預託基金を廃止しても廃止前と同様の運用が可能であるとの意見をいただいたことから廃止した、新たな融資メニューを設けた際に融資制度の見直しの一つとして基金を廃止したなど、基金の廃止理由につきましては、各市の考え方により様々でございました。
○さとう委員 10番です。東村山市緊急対策特別資金融資利子補給基金は、コロナ対策地方創生臨時交付金を財源としていますが、基金の設置義務は課せられているのでしょうか。
△篠宮産業振興課長 基金を設置した理由については、さきの委員に御答弁申し上げましたとおりであり、設置の義務はございません。
○さとう委員 11番です。現行の基金条例を廃止してということでしたけれども、現行の基金条例をそのまま兼ねることはできなかったのでしょうか。新たにしたのはなぜですか。
△篠宮産業振興課長 さきの委員に御答弁申し上げたとおりでございます。
○さとう委員 12番です。現行の小口事業資金融資基金の昨年2020年度の3月末の残高は5,000万ですけれども、昨年度中にこれが活用されたのでしょうか。活用されたとしたら、金額は幾らでしょうか。
△篠宮産業振興課長 令和2年度においても活用をしており、金額は5,000万円でございます。
○さとう委員 そうすると、5,000万円を取り崩して利子補給に使われたという認識でよろしいですか。
△篠宮産業振興課長 契約期間の前年度の融資実績に基づきまして、各契約金融機関に預託させていただいております。
○さとう委員 13番は割愛して14番、周辺自治体の近隣市の状況を見ると、西東京以外に同様の基金の設置予定はないとしていますが、利子補給にどのように対応しているのか伺います。
△篠宮産業振興課長 近隣市においては、当市が令和2年4月より、西東京市が10月より、それぞれ小口事業資金融資制度に新たに新型コロナウイルス感染症に対応するための融資メニューを設け、中小企業者の事業継続の下支えに取り組んでいることから、西東京市につきましては、当市と同様に、国から交付された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用すべく、基金を設置したものと捉えております。
  基金を設置していない自治体においては、従前からある融資メニューについて、一般財源にて対応しているものと推察されます。
○さとう委員 15番です。基金設置の条例案について、パブリックコメントを実施したが、結果はゼロ件とありました。パブリックコメントよりも直接事業者に聞き取りを行うべきだったと考えますが、見解を伺います。
△篠宮産業振興課長 東村山市パブリックコメントの実施に関する指針に基づき、本基金の趣旨や内容等を公表し、事業者も含めた多くの市民の皆様から意見を求めることが必要であると考えております。
○さとう委員 そうすると、事業者だけじゃなくて市民の皆さんからもということだったと思うんですけれども、結果的にはゼロ件ということで、市民の皆さんにはパブリックコメントの開催自体がなかなか浸透していなかったのかなというふうに感じますので、パブコメの開催の方法も今後は検討していただきたいと思います。
◎土方委員長 ほかに質疑ございませんか。
○かみまち委員 議案第2号、第3号一括議題に関しまして、つなごう!立憲・ネットを代表して質疑をさせていただきますが、今回、一括議題ということで、各種それぞれ、今までの説明ですとか質疑、また御答弁で、今回の議案に関しての内容というのがあらかた分かったのではないかというふうに私自身思います。
  内容ですとか、また廃止、そして基金のことに関して、もう各それぞれの委員からの質疑、本当に出ました。交付時期、また見直し、5,000万であるもの、30倍から50倍にしていく、また見直していく、引揚げ対応、そうした御答弁もあったりとかもしていきました。
  ですので、質疑通告においては割愛する部分がほとんどかなというふうになっていくんですけれども、そうしたことの中で1番と2番は割愛させていただきまして、先ほど御答弁の中に2度移動したというお話もあったと思うんですが、3番なんですが、その2度移動したという御答弁もあった中で、契約金融機関はどこなのか伺わせていただければと思っております。
  全体の中での、また移動、質疑通告では、契約機関はどこか、見直し等は行っているのかも伺うということなんですが、その移動も、さっき2度あったということもあったので、見直し等も行っているのか、つまり全体像と見直しというのはどういうふうに行っているのか、2度移動していることも含めて、そのあたりを伺わせていただければなと思います。もう本当に通告に対しての御答弁という形で。
△篠宮産業振興課長 令和3年度における小口事業資金融資を取り扱う予定の金融機関は全部で18行でございます。具体的に申し上げますと、青梅信用金庫、東村山支店、秋津支店、東京街道支店。西武信用金庫、東村山支店。多摩信用金庫、東村山支店、秋津支店、小平支店。山梨中央銀行、東村山支店。飯能信用金庫、東村山支店、清瀬支店、所沢東支店。武蔵野銀行、久米川支店。りそな銀行、東村山支店、久米川支店。きらぼし銀行、久米川駅前支店、久米川支店、秋津支店。東京厚生信用組合、小平支店でございます。
  また、見直しについては適宜行っております。
○かみまち委員 見直しについては適宜行っているの内容は、見直し内容はどんなふうにしているのか伺わせていただければと思います。
△篠宮産業振興課長 例えば、平成30年度からではございますが、以前は市内のみと、契約金融機関をですね、市内のみとしていたところですが、平成30年度からは、隣接市と拡充することで、他市の金融機関をメインバンクとしている市内事業者の市の小口事業資金融資の利便性を向上した等、利用者の利便性の向上に努めております。
○かみまち委員 利用されている方が市内だけとは限らない、また近隣ということもありますので、そうしたことの利便性を図るということですね、分かりました。
  2度移動したということに関しては、2度だけで済んだのか、どういうときにそうやって移動するのか、もうちょっとその辺の、詳しく教えていただけたらと思うんですが。
△篠宮産業振興課長 2度移動した場合につきましては、金融機関、中小企業者から申込みが多い金融機関におきまして融資上限が上回ることが見込まれたことから、多いところ、預託額をですね、多いところから融資の申込みが少ないところに移動のほうをさせていただいたところでございます。
○かみまち委員 そういったことで先ほどのね、また御答弁とも重なって、見直しがあったり超過があるのも含めて、懸案事項がある中での今回議案となってくる中で、全体に関わってくるんだなということが分かりました。
  4番なんですが、先ほど一切デメリット等はないというお話もありました。御答弁ありました。そこの中で、融資から融資のあっせんに改正した場合に、契約金融機関の決裁が下りないという場合はないのかというのを改めて確認したいと思います。
△篠宮産業振興課長 融資の決裁は、融資または融資のあっせんという基準ではなく、中小企業者の財務の安定性、収益性、成長性等を総合的に判断し決裁することから、現状の融資におきましても決裁が下りない場合もあることから、融資のあっせんに改正した後においても決裁が下りないことは想定されます。
○かみまち委員 変更はしても決裁がない場合もあるということでよろしいんですね。そこに関しては個々に応じてということになってしまうので、逆にそこに関して変更はないということですね。分かりました。
  5番のほうは、こちらのほうはいいかな、割愛でいいです。6番も、緊急対策特別資金関連も含めて割愛して、7番です。緊急対策の特別資金の10年以内、据置期間2年以内を、10年以内(据置期間2年以内を含む)に改正するのは、今までが据置期間2年で、据置期間2年、そこから10年以内に返済というふうに解釈をすることもできたんでしょうか。ちょっと細かいことなんですけれども、そこ、大事なことなので、ちょっと確認させていただければと思います。
△篠宮産業振興課長 改正前及び改正後の規定におきましても、10年以内の償還期間に据置期間2年以内を含むという解釈であるということにおきましては変更はございませんが、現状の規定では、それぞれの文言の相互関係に明瞭でないところがあったことから、文言を整理し、より明確化を図るものでございます。
○かみまち委員 本当に今回の議案に関して、庁内の中でも内部から上がってきたですとか、本当によりフレキシブルな対応ですとか、先ほどの様々な御答弁もありました。じゃあ本当かな、デメリットないと考えるとかという御答弁があった中で、どうなんだろうと思っていく中で、様々に説明受けていくと、本当により必要なものを今回のものによって考えていく、そしてまた対処していくものなのであるということが確認ができました。
  8番として要件のことも書いていたり、また、先ほどさとう委員のほうから要件の緩和の検討をしなかったかについても、御答弁等もありました。本当にここに関しては、やはりどうなのだろうかと思うところでありますが、一定の考え方も分かったということで、ここは割愛して、9番はいいです。
  10番です。先ほどさとう委員からもあったんですが、議案資料によるとパブコメ零件だった、見解を伺うという中で、周知の方法等のこともあったんですが、より多くの市民の皆さんからの御意見を求めることが必要であるというふうに考えるという、先ほど御答弁があったかと思います。
  ほかの、例えば議案関係にしても、そしてパブコメ求める中で、答えやすいもの答えにくいもの、市民の皆さん、あると思います。そして、今回は本当に事業者に関してとても大切な改正になってくると思うんですけれども、とても難しい内容で、パブコメとして答えるのにはなかなか難しい内容かなとは思うんですが、やはりより意見を求めていく中で、ゼロ件だったという結果を踏まえて、どういうふうにしたら、じゃあパブコメとしても意見というのを吸い上げてくることができるんだろうというような、所管としてのお考えというのはありますか。
△篠宮産業振興課長 パブリックコメントがゼロ件であるということは、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例制定に係る市の考え方に御理解いただけたのではないかと捉えております。
○かみまち委員 なるほど、そういうようなお考え方もあるという、新しい発見だったなというふうに、私は本当に委員として思うところでございます。なるほど、そういう視点からというような考え方もあるということですね。意見がないということは、逆に言うと、そこに反対意見もないから、意見もなかったのではないかと考えられる。なるほど、新しい視点だなと思います。
  でも、そうした中で、本当に御努力ある中でこうしたもの上がってきて、私たち委員としてそれぞれ審査をしていったり、話し合ったり、また詳しく分かっていくものだと思います。ただ、そういった中でも、また広く意見がさらに求められていったり、答えられるような仕組みづくりをまた考えていただけると、さらによりよくなるんではないかなと思いますので、一言申させていただきたいと思います。
◎土方委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、以上で質疑を終了し、討論に入ります。
  なお、討論、採決は議案ごとに行います。
  初めに、議案第2号について、討論ございませんか。
○さとう委員 日本共産党は、議案第2号、小口事業資金融資条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論いたします。
  条例をあっせん等に変えることにより市の責任や関わりが薄れ、真に事業者を支援する制度にならないと考え、反対といたします。
◎土方委員長 ほかに討論ございませんか。
○志村委員 議案第2号、東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例に関しまして、自民党市議団を代表して賛成の立場で討論させていただきます。
  融資を融資のあっせんに変えることによって、中小企業者、民間金融機関、行政にとって、何ら手続変わらず、責任の所在も変わらずということで、それに伴い、預託金がなくなることによって金融機関のフットワークがよくなり、フレキシブルに融資が可能になること、そして令和2年度から融資上限を50倍にしましたが、融資資金不足を回避するために基金を廃止し、商工業資金融資の円滑化、促進につなげることを評価して、賛成といたします。
◎土方委員長 ほかに討論ございませんか。
○渡辺委員 公明党を代表し、議案第2号、東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。
  新型コロナの経済に与える影響は、これからが本番とも言われております。先ほど確認したとおり、第1回目の緊急事態宣言のときに、多くの方がこの小口事業資金を求められて、これによって事業継続をされたということが確認できました。この方々が大きく事業を転換するという環境がまだまだ整わない中で、利子補給を年度ごとに変更するという、今回のタイムリーな、重要な改正であると捉えております。
  また、融資の不実行が発生しないように、もちろん審査は厳正にされていかなければいけないところなんですが、ぜひ市からも、事業者の事業継続を下支えするような、これからも援助をしっかり行っていただくことをお願いして、賛成の討論とさせていただきます。
◎土方委員長 ほかに討論ございませんか。
○かみまち委員 議案第2号、東村山市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例につきまして、つなごう!立憲・ネットを代表しまして賛成の立場から討論させていただきます。
  さきにそれぞれの委員からの質疑、また所管の御答弁もありまして、分かった内容がかなりある中で、今回、東村山市の小口事業資金融資におきまして、緊急対策特別資金に係る利子補給補助金の交付方法を見直す、そしてまた小口事業資金融資基金を廃止する、そのことによって本当に今回の新型コロナウイルス感染症の影響、長期化して、まだまだまだまだこれからも本当に分からない中、様々に融資の条件、そして緩和策、そうしたものの、本来ならば再考も含めて考えるべきだというふうに私自身思っておりましたが、さきにおける、また御説明、もろもろも含め合わせました中で、やはり本当に困っているところに必要な援助を行っていく、当市として何ができるのか、そうしたことも考え合わせていく中で、こうしたことは本当に必要だと思われますので、以上をもって賛成の討論といたします。
◎土方委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  議案第2号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎土方委員長 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に、議案第3号について、討論ございませんか。
○さとう委員 議案第3号、緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例について、本条例の基金の財源は新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金となっています。他市の状況を見ても、同様の基金の設置はないところがほとんどで、東大和市は類似の基金を、2020年9月に廃止議案を可決し、本年4月より施行となっています。
  必要なら財政調整基金を取り崩して活用し、基金に積み立てるのではなく、PCR検査の充実など、市民要望に応える税金、交付金の使い方を求め、基金条例の設置に共産党は反対といたします。
◎土方委員長 ほかに討論ございませんか。
○志村委員 議案第3号、東村山市緊急対策特別資金融資利子補給補助金等基金条例に関しまして、自由民主党市議団代表して賛成の立場で討論させていただきます。
  この条例を設置することによって、緊急対策特別資金の利子補給補助金の給付を全額償還後でなく毎年度に変更したこと、そして基金の財源を新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金にしたことにより、市財政への負担を軽減したことを評価して、賛成といたします。
◎土方委員長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、以上で討論を終了し、採決に入ります。
  議案第3号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◎土方委員長 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
  次に進みます。
  休憩します。
午前11時6分休憩

午前11時6分再開
◎土方委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題3〕3陳情第1号 地球温暖化、多様性を認める社会などSDGsの観点から見た中学校通学服の在り
            方の見直しを求める陳情
◎土方委員長 3陳情第1号を議題といたします。
  本件について御意見というか、委員間討議でなるべく行っていただきたいと思います。
  意見ございませんか。(「ちょっとだけ質問よろしいですか」と呼ぶ者あり)最小限で。
○さとう委員 制服というか標準服の着用期間を、大分自由度を各校でそれぞれに設定して、あんまり厳密にはしていないというふうには伺っていますけれども、厳しく決めているところが市内にもまだあるのかどうか、確認のため伺います。
△井上教育部次長 今、委員のお話にもありましたように、各学校では季節の変わり目に合わせて、標準服の衣替えについて規定はしているところですけれども、これも今、委員からお話がありましたとおり、今、学校では大変、ある程度の期間は設けておりますけれども、子供たちが自由に選択できるように柔軟な対応をしているところでございます。
◎土方委員長 ほかに御意見等ございませんか。
○村山委員 2年ほど前に佐藤まさたか議員が一般質問で校則のことを取り上げて、その中で制服のこととかも取り上げていたように記憶しているんですけれども、その後、校則自体というか、生徒手帳の内容を確認するような機会が各校であったのかがもし分かれば伺います。
△井上教育部次長 生徒手帳の内容につきましては毎年各校で確認をしておりますので、そのような機会は毎年設けているということでございます。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○さとう委員 この陳情でも、セクシャルマイノリティーの当事者の子供たちは学校制服で苦しい思いをしているということですけれども、制服を選べるようにしている学校は何校あるのか伺えればと思います。
△井上教育部次長 当該の生徒及び保護者からの相談に応じて、標準服については各校とも選べるようにしております。
◎土方委員長 休憩します。
午前11時9分休憩

午前11時10分再開
◎土方委員長 再開します。
  ほかに意見等ございませんか。
○村山委員 制服もその状況に応じて対応されているということが、今の答弁というか確認の中で分かりましたので、そうなると、本当、柔軟な対応をしていただいているんだなということが私は分かりました。ありがとうございます。
◎土方委員長 ほかに意見等ございませんか。
○志村委員 本当に柔軟な対応はもうされているんだなというのを改めて分かりました。
  それで、この陳情文の最後のほうに出ているんですけれども、「通学服の選択には、東村山第一中学校が私服通学を認めている状況も鑑みて、より柔軟な方向性」とありますけれども、これは陳情者の考えから言っているのかなというので、これ、子供たちの自主性が、やはりこの通学服、私服になっているのは、やはり自主性が大事だなと改めて思うわけですけれども、一中の卒業生の方からちょっと話聞いたんですけれども、昭和42年の11月に校歌が改定されているんですね。
  この校歌の一番最初のところです。「自主の旗高く掲げて武蔵野の」というくだりがあるんですが、これ、やはり自主という、子供たちからの発した、やはり大切なことがあるので、上からという感じじゃなくして、やはりこういう柔軟性にしても子供たちから出てくるべきじゃないかなと思います。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○渡辺委員 陳情者が求められていることを一つ一つ見ていくと、SDGsの観点ということで、一つは、この暑さ寒さが尋常じゃなくなっていますよねと。それで、どうしても標準服は夏服、冬服があって、それが厳しく運用されていると、子供たちがその暑さや寒さに対応するのに我慢がされているのではないかという御心配が一つあると思います。
  あと、セクシャルマイノリティーの当事者の子供たち、私も皆さんも、子供を育てると分かるんですけれども、中学生ぐらいのときって本当に敏感で難しくて、ましてやセクシャルマイノリティーとなると、それを知られたいか知られたくないかね、周りの人に、ということも含めて自分の生きづらさとかというところが、発表されている割合では、東村山市にも必ずそういったお子さんはいるんだと思いますけれども、丁寧に対応されているということが先ほどの質疑でも分かったところではあります。SDGsというところでは、この2点。
  それから価格ですよね。成長期に着るものであるので、特に男の子なんて、小学校卒業したばかりのときはぶかぶかで、卒業するときにはつんつるてんになっているというような状況ありますので、親御さんとしては、高価な4万円、5万円という価格が提示されている資料も見ましたので、リサイクルされている学校などもありますが、いろいろ考えるところが必要ではないかということを疑問視されての陳情だと思います。
  この3つを考えていったときに、本当に東村山市内の中学校でこれが厳しく規定をされていて、子供たちが本当に苦しんでいるのかということは、私たちもちゃんと調査検討しないと、なかなかこの陳情だけでは、そのまま受け取ることは難しいというか、非常に深い課題ではないかなとは受け止めております。皆さん、いかがですか。
○さとう委員 今おっしゃったように、成長期ですので、本当にどんどんサイズが合わなくなっていくということで、一応高い値段の中には、以前に制服の契約の見直しに関する陳情なども出て、そういう、後でサイズ変更などのことも含めて高くなっているというようなこともありましたけれども、やはり私が聞いているのでは、制服が重いとか、化繊なので首回りがかゆかったりとか、そういったこともありますし、それから保護者としても入学のときの負担がやはり、今4万、5万と言いましたけれども、今年の中学生になる子の話を聞くと、やはり8万前後かかっているということですので、そういう意味ではやはり負担が重いと。
  さらに、この陳情の最後にある、第一中学校が私服通学も認めているということなんですけれども、でも行事のときには、いわゆる標準服を着るような形を取っているので、皆さん一様に準備はされる。ふだんは私服で通学するけれども、行事のときは標準服という形で、逆に二重にお金がかかるので、ふだんでも標準服でもいいよというふうに対応してほしいなというお声も私は伺っているんですね。
  でも、日常的には標準服は着ないで私服で、行事のときには標準服でというふうになっているというふうに伺っていますので、その辺の対応をもう少し柔軟にしていただければいいかなというふうに思います。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○村山委員 先ほど、生徒手帳の見直しは各校でされているという話があったので、2年前に佐藤まさたか議員が集めた資料を持っていて、その後変更がされていればいいんですけれども、結構夏服の期間と冬服の期間ってきっちり決まっているので、先ほどのクールビズというのが、期間がなくなるとかそういうのでいうと、もし、今回この陳情が議会で取り上げられたということを、ある意味、教育委員会としてある程度受け止めていただいて、そういう視点での見直しというきっかけになったらいいなというふうに今ここで話し合っているというふうに私は捉えています。
  なので、本当に生徒自身からこういう発案が、先生の元に声が上げやすい、そういう学校生活が送れるような形で本当に見守っていただけたらなというふうに思っています。意見です。
○渡辺委員 私自身が、高校のときでしたけれども、校則の変更を生徒会としてやった経験があります。やはり、自分たちのことを自分たちで変えられるんだということを、その学校の中の雰囲気とか東村山市の学校として醸成をしていくということが、大人ができることなのかなと。
  もちろんその、誘導というわけではないんですけれども、意見が言いやすい状況とか、あと困った、例えば暑かったり寒かったり、あとズボンがよかったりスカートがよかったりという、自分の中の困り事を自由に話せるような雰囲気の学校ということを求めていくというのが、本当のこの陳情の願意を満たすということなのかなと思うと、非常に時間もかかるし、あと、どう、人口的にできるところなのかということも含めて、教育の難しさというところも感じるところなんですけれども、やはり一中の制服を、私服を認めるということも、当時の子供たちからの発意だったということを聞いています。
  これは、議会ももちろんそうですし、教育委員会とかも、上から言ってどうこうということではなくて、子供たち、当事者からの声が上げやすい雰囲気をつくりやすい環境をつくっていってあげるということが、私たち大人の仕事なのかなと思いますけれども、皆さん、いかがですか。
◎土方委員長 それについて、御意見ございませんか。
○村山委員 今、一中の話が出たので、一中の生徒手帳にこう書かれているんですね。「私たちに私服が認められたのは、「個性が出せる」「気候に対応しやすい」などの理由だけではなく、「状況に適した服を自分で考え、選ぶ力を身につける」つまり「私服を通して学ぶ」という目的からです。このことを一人一人が自覚し、自分勝手をなくしましょう」という、そういうのが書き留められているんですね。
  すばらしいなと思って、だからこういう意識で一中の生徒さんは、私服を自分の個性が出せるということだけではないんだというところでされているんだなと。そういうのが市内の子供たちに、そういう意識の醸成というか、できる状況がつくれていけたら、本当すばらしいなというふうに思います。
○かみまち委員 今回陳情出された中で、趣旨として、市内中学校の通学服について、SDGsの観点から制服の在り方を再考して、現状よりも柔軟な対応を求めるというのが趣旨の中で、また理由が書かれています。
  制服についての考え方、また今のそれぞれの各委員からの話の中でも、やはりそういう子供たちからの発議、また意見が求めやすい環境をつくっていくことがまず大事なんじゃないかということがあったと思うんですけれども、制服というと、自分たち自身が制服を着ていた時代から見て、また子育てをしてきて、そして今現状というと、かなり大きな時間の変化ですとか経緯もあると思います。
  実際、去年、先ほど一部触れられていましたけれども、さとう委員かな、2陳情ですかね、去年出た中で、やはり制服のことについての陳情も出されたりとかしています。そのときに、資料請求とかも含めてみんなで検討するというのかなと思ったんですが、資料請求にはならなかった中で、やはり制服や標準服というのはどういうものなんだろう、何がいいんだろうというのは、子供たちも大人たちもやはり考えていく中でも一定の定義がある。
  そうした中で一中というのがやはり、昔、制服だったりしていて、私自身が子供時代の中でも一中さん制服で、その後に私服に変わっていくんだと思うんですけれども、またそれぞれ特色のあるうちの市内の中での制服、また制服のモデルチェンジといいますか、デザインのチェンジという変遷もあっていくわけですが、やはり制服をどういうふうに、制服というか標準服、考えていくのか。先ほど所管のほうから、また室長のほうからも、柔軟な対応もしているんだというようなお話もありました。
  求められていく中で、別に、もちろん標準服になるものというのは決まってはいても、それは標準服、通学服というものの中で、そうじゃない一定のこうしたいというものがあれば、それは遮るものではなくて、そこに関しては一定のものがあるという中で、じゃあ今回陳情で求められているものはどこにあるのか、柔軟な対応を求めているという中の願意を満たすためには、どこをどういうふうにしていけば願意にということになるのか、それを私たち自身が考えていく中で、やはり先ほども上がっていた、意見を上げやすい環境をつくっていく、そうしたものというの、すごく大事になるのかなというふうに思っているところです。
  やはり本当に女性、男性だけではなくて、本当にジェンダーフリーとなる中で、私たち自身が、それぞれが自分たちらしく生きていいんだ、制服というある一定の定義や決まり事はある中でも、それでもやはり生きやすく、こうしたコロナ禍の中、本当に、学校でまた生きていくこと、ふだんの生活の中で生きていくこと、本当に困難な時代です。
  その中で、より自分たちが自分たちらしく生きていける、決め事のある中でどういうふうにやっていくのか。それこそ、本当に今回、私たち委員としても変わっていく中で、最後の生活文教委員会としてどうすればいいのか。それこそ所管事務調査ですとか政策研究会、また行政においては、それこそ制服についての在り方検討会を立ち上げていただくですとか、そういうことも含めて、本当は制服についてみんなで、大人たちでまた考えていく。そしてまた子供たちが意見を発しやすい環境を整えていくということが、本来私たちがやっていけることなのかな。
  そしてまた意見を出しやすい環境の、本当に機運醸成、先ほどの意見もありましたけれども、という環境を整えられたらいいのかなというのが思うんですが、その中で実際に今与えられた時間、この、今、生活文教委員会の中で話し合っていく中で、じゃあ私たちが今現状としてどこができるのかというと、そこの帰着点はどこになるのかな、どうしたらいいのかなというのは思うところではあるんですけれども、先ほど、意見を出しやすい環境づくりが大事なんではないかと渡辺委員からの発議もあったと思うんですけれども、そのあたりは、じゃあどういうふうにしていったらいいのだろうというふうに思われますか。
◎土方委員長 何か御意見ございませんか。(「長いよ。気失いそうになる」と呼ぶ者あり)について。
○渡辺委員 というわけで、とても難しい課題であるということが確認できたかなと思うんですけれども、先ほど、かみまち委員もおっしゃっていたように、今回3月定例議会ということで、私たち委員も切替えになる時期だということもあって、おっしゃるとおり、所管事務調査事項にしたりとか、きちんとテーマを持って長い時間をかけて調査したり検討したりしていくような重い課題なのかなということは、今回確認できたんじゃないかなと思いますけれども、それに対して何か、もうこれをやれば絶対大丈夫というようなものがあれば、多分皆さんすごく欲しいと思いますけれども、それはもう難しくて、それはもう本当に教育ということの難しさ、人を育てるとか、自発性、能動性とか、いろいろなものを育てていくこということはもう非常に難しい課題だということは、もう皆さん御存じのとおりだと思います。
  でも、それを目指して大人たちが努力していくということが大事なんじゃないかなと、今回この陳情をきっかけに、また確認させていただいたところではないかなと思いました、私は。
○さとう委員 今、渡辺委員がおっしゃったとおりだと思うんです。温暖化に関して、本当に温度変化がこの数日だけでも乱高下しているような状況ですので、私たちも、私なんかはついていくのが大変と思っているんですけれども、そういう意味では、学校のほうとしては、ある程度自由度も認めているということなので、やはり自分たちの時代とは変わってきているなと思う反面、本当に子供たちが自分たちの意見とか、困ったりとか気持ちを自由に発言できるようになっているのかという部分では、やはりちょっと疑問もありますので、その辺で、いわゆる子どもの権利条約にあるような子供の意見表明権というものもありますので、そこをもっときちんと吸い上げていただけるようなというか、先ほどおっしゃったように、発言しやすい環境をやはり学校にも、また私たち周りの大人も考えていかなきゃいけないのかなというのは感じましたので、意見として言わせていただきます。
○かみまち委員 先ほど室長のほうから、一中のほうの取組だとか、あと、それぞれの子供たちの意見を基にというお話もあったんですけれども、実際に本当にそうだと思います。先ほど一中の私服のことが挙げられていましたが、それ以外でも、例えば冬場において、寒さの中で女子生徒の例えばタイツの着用というのも、うちの市内の中学校において、生徒の発議によって認められてきているという部分もありますのでね、現実として。
  やはり子供たちからの意見を出しやすい環境づくりというのはすごく大事だというふうに思っているんですが、生徒手帳の見直しとかも、年度年度、各学校であります、先ほど御答弁というか、質問への答えというのもあったんですけれども、そういったような制服も含めた、その生徒手帳の見直しも含めた意見の、生徒たちが上げやすくなる環境をつくるように、各学校に教育委員会として伝えていっているということはあるんですかというのは、ちょっと所管のほうにお伺いできたらなというふうに思うんですけれども。
△井上教育部次長 毎月、教育委員会では生活指導主任会というものをやっております。その中で、生徒手帳の内容について踏み込んだ内容になるということは、恐らくそんなに機会としてはないかと思いますけれども、年度初めの生活指導主任会等で御意見いただいていることについては必ず話をして、学校の中でも取り入れていくように指導はしているところでございます。
○かみまち委員 実際にそれが現場の生徒たちや子供たちにどれだけ、じゃあ本当に伝わっていたり、どれだけ、じゃあそういうふうにできるんだと思うかというのは、温度差は多分あるとは思うんですけれども、実際にそうやってちょっとずつ変わっているところもあります。さっきのタイツの着用ですとかね、それから実際にスラックスで来ている女子生徒も含めて、いたりという中で、という現状はあるのかなということをちょっと一言伝えておきます。
◎土方委員長 ほかに御意見ございませんか。
(発言する者なし)
◎土方委員長 休憩します。
午前11時30分休憩

午前11時31分再開
◎土方委員長 再開します。
  では、そういうことで、本件については終了いたします。
  次に進みます。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題4〕行政報告
◎土方委員長 行政報告を議題といたします。
  地域創生部より報告をお願いいたします。
  なお、疑問点についての質問は最小限でお願いいたします。
△篠宮産業振興課長 東村山市第3次農業振興計画の策定状況について御報告させていただきます。
  市では、令和2年度末で東村山市第2次農業振興計画が終了することに伴い、東村山市第3次農業振興計画の策定作業を進めてまいりました。
  この間、東村山市第3次農業振興計画検討委員会にて議論を重ね、10年後の東村山市農業の目指す姿を「市民みんなで「農」でつながり未来につづく東村山都市農業」と定め、2月にパブリックコメントを実施したところでございます。
  10年後の未来に目指す姿は、農業者は東村山市農業の中心となって持続的に農業を営んでおり、市民は農業に関心を持ち、学び、楽しんでおり、事業者は農業に積極的に関わっており、それらがつながることによって持続的に農地が守られ、農地の多面的機能が遺憾なく発揮されている状態でございます。そのことにより、農業者は農業をやっていてよかった、市民は東村山に住んでよかった、住み続けたいと思える未来を目指してまいります。
  なお、今後市ホームページ等を通じて公表していく予定でございます。
△篠宮産業振興課長 続きまして、コロナ禍における事業者実態調査について報告させていただきます。
  本調査は、市がコロナ禍での市内事業者の国等が行う支援策の活用及び事業活動への影響等の状況を把握し、その内容を分析するとともに、今後の施策及び支援の方向性に反映させることを目的に、これまで一般質問などでも御意見をいただいていたことから実施いたしました。
  それでは、配付いたしました資料を基に、主な点について御説明させていただきます。
  1ページをお開きください。
  本調査は、総務省より提供いただきました統計法に定める事業所母集団データベースを用い、実施いたしました。配布数につきましては、宛先不明で戻ってきた票数を除き3,591票、回収数は1,397票、回収率は38.9%でございました。
  2ページ、3ページをお開きください。
  事業者の業種、従業員数等の基本的事項については記載のとおりでございます。
  次に、経営面の(1)については、さきの代表質問及び一般質問で申し上げたとおりでございます。
  4ページ、5ページをお開きください。
  各業種における令和2年の売上高の推移を1月-3月期から四半期順に記載しております。
  (2)新型コロナウイルス感染症の影響をお聞きした設問においては、「変わらない」の回答が過半数を超えている項目がある一方、集客と受注量に大きな影響が出ていることが分かります。
  6ページ、7ページをお開きください。
  (3)コロナ禍の現在における重点的な経営課題をお聞きした設問においては、「売上げ・集客の減少」が64.2%と突出している状況でございます。
  8ページ、9ページをお開きください。
  (7)今後1年間または今後2年から3年の間に必要になると想定される支援についてお聞きした設問については、一般質問で申し上げたとおりでございます。
  次に、国、東京都、東村山市が実施している支援策等についてでございます。
  (1)新型コロナウイルス関連の支援策を利用したかをお聞きした設問においては、「利用した」及び「利用してないが、今後利用したい」の合計は60.8%、「利用していない」は33.2%となっております。
  10ページ、11ページをお開きください。
  「利用していない」も含めた全体から見た割合につきましても一般質問にて申し上げたとおりでございます。
  (5)「東村山市の支援策の情報の入手経路について教えてください」という設問においては、「市報」が21%、「市ホームページ」が16.3%と高い一方、「知らなかった」と回答した事業者が20.1%いることから、情報伝達に課題があることが分かりました。
  12ページ、13ページをお開きください。
  がんばろう東村山!最大20%戻ってくるキャンペーンについての設問においては、本キャンペーンを通し、売上げ、集客、新規顧客において、4割以上の事業者で増加したという回答が寄せられております。
  また、キャッシュレス利用者については、79.1%の事業者で増加したと実感しており、新しい生活様式が一定程度広がったことが分かります。
  14ページ、15ページをお開きください。
  その他として、自由回答を記載しております。
  次に、25ページ以降がアンケート調査票でございます。
  今後は、これらの調査結果等を基に、新型コロナウイルス感染症拡大の長期化の影響により、売上げの減少等、事業活動に影響を受ける中小企業者等の事業継続の下支え、及びウィズコロナ・ポストコロナ時代の変化への対応ができるよう、各種施策を積極的に展開してまいりたいと考えております。
  最後になりますが、本調査結果につきましては、議員ボックスへ配付の上、準備が整い次第、市ホームページにて公表してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
◎土方委員長 報告は終わりました。
  ただいまの報告について、質問等ございませんか。
○さとう委員 一番最初のところで、宛先不明で戻ってきた票数というのは、数は把握していらっしゃいますか。
△篠宮産業振興課長 489通でございます。
○さとう委員 先ほども言いましたように、倒産ではなくて廃業されて、多分その場所になかったという事例もあったのではないかなと思うんですけれども、そういったことは把握はされていますか。
△篠宮産業振興課長 なかなか、各個別にその事業者が廃業したとか、そういった詳細の部分についてはなかなか把握していないところでございます。
◎土方委員長 ほかに質問ございませんか。
○渡辺委員 2点だけ。まず、第3次農業振興計画なんですけれども、第2次と比較して、最も突出する特徴みたいなところがあれば、ちょっと御紹介していただければと思います。
△篠宮産業振興課長 平成27年4月に都市農業振興基本法が施行されまして、平成28年5月に都市農業振興基本計画が策定されました。
  都市農業というのは、都市が抱える社会、経済、環境などの課題を解決する多面的機能を持つものということで、国の考え方が、今までは市街化すべきものというものから、都市にあるべきものという形でパラダイムシフトを起こしたところでございます。
  それに伴いまして、平成29年7月からは都市農地の生産緑地法の一部が改正されて、平成30年9月には都市農地貸借円滑法が施行されるなど、都市農地の持つ環境は、この5年で大きく転換したところでございます。そういった点を踏まえて、第3次の農業振興計画においては様々な施策を実施していければなと考えているところでございます。
○渡辺委員 阪神淡路大震災から都市農業に対する見方は大きく変わって、公明党でも本当にしっかりと取り組んできたところではあるんですけれども、今ざくっとしか見ていないんですけれども、SDGsと、あとICTの導入というところが今回第3次で大きく取り上げられてきたところかなと思いまして、その点について、ちょっとまた何か機会があれば、ぜひお伺いできればと思っています。
  あともう一点は、この事業者実態調査、本当にありがとうございました。今までみんなが聞きたかったようなことがたくさん盛り込まれていて、今回のコロナ禍の対策だけではなくて、本当に商工会に対する皆さんのお考えとか、いろいろなものがちりばめられていて、本当によく設問をつくられたんだなということが大変伝わってきました。
  PayPayなんですけれども、私も地元の事業者さんに聞いていくと、ここも導入したらきっと新規顧客得られるのに、どうしてちょっと一歩を踏み出せないかなというようなお店も結構あったりして、キャンペーンに参加しなかった理由ってところで、「キャッシュレスを利用するお客がいない」というのが30%近く、29.1%、あと「当キャンペーンを知らなかった」という26%、ここが本当にアプローチできたら、またいい企画に、東村山市にとっていい施策になるんじゃないかなと思いましたので、ぜひ、これはお願いです。ピンポイントでアプローチできればすごくいいなと思うので、お願いします。
◎土方委員長 ほかに質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、次に市民部より報告をお願いいたします。
△大西市民相談・交流課長 市民相談・交流課より、災害義援金の受付について御報告いたします。
  2月13日に福島県沖で発生した最大震度6強の地震により、福島県を中心に多くの被害がありました。
  このたび、被災された方々を支援するため、2月24日より、市として義援金の受付を開始いたしました。
  義援金は、募金箱を市役所本庁舎1階正面玄関に設置し受け付けており、定期的に日本赤十字社の口座に振込をいたします。また、振込の受付につきましては、日本赤十字社開設の専用口座を御案内しております。
  皆様からお預かりした義援金は、日本赤十字社を通じ、全額、被災者へ配分されることとなっております。
  なお、現在、市として受付をしております義援金は、今回の令和3年2月福島県沖地震、平成23年3月東日本大震災、平成28年4月熊本地震でございます。
  皆様の温かい御支援をお願いするとともに、市民の方への御案内もよろしくお願いいたします。
◎土方委員長 報告が終わりました。
  ただいまの報告について、質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 休憩します。
午前11時45分休憩

午前11時46分再開
◎土方委員長 再開します。
  最後に、教育部より報告をお願いいたします。
△井上教育部次長 初めに、市立小・中学校の新型コロナウイルス感染症対策の学校対応について御報告をさせていただきます。
  令和3年3月7日までとされておりました緊急事態宣言が2週間程度延長されたことを受け、市立小・中学校では改めて、緊急事態宣言下の教育活動において、児童・生徒が近距離で行う合唱や管楽器演奏、家庭科の調理実習など、感染防止対策を講じてもなお感染の可能性が高い活動を控え、感染防止対策の徹底を図るよう指導しております。
  なお、中学校における部活動につきましては、緊急事態宣言発令以後、活動を中止してまいりましたが、長期にわたる部活動の停止による生徒の心理的な不安や健康状態などを踏まえ、感染防止対策を十分に講じた上で、3月8日以降、段階的に再開できるように配慮をしております。
  次に、令和2年度卒業式につきましては、予定されていた日程、小学校は令和3年3月26日金曜日、中学校は令和3年3月19日金曜日に実施します。
  在校生及び来賓は参加せず、教職員、卒業生及び保護者で行います。保護者の参加は原則2名までとし、児童・生徒数が150名を超える規模の学校では、座席の間隔の確保が困難であることが想定されるので、保護者の参加を1名までとさせていただいております。
  なお、卒業生の保護者が校庭等の屋外にて卒業生の門出送り等に参加することは、感染拡大の防止を十分に図った上で実施を可としております。
  令和3年度の入学式におきましては、今後の東京都における緊急事態宣言の扱いや地域の感染状況を踏まえ検討してまいりますが、おおむね卒業式と同様の対応とさせていただくことを想定しております。
  次に、GIGAスクール構想の進捗状況について御説明申し上げます。
  令和3年3月の中旬をもちまして、市内小・中学校における高速大容量ネットワーク工事、タブレット型端末及び大型提示装置の配備が完了する予定でございます。
  モデル校である回田小学校及び東村山第五中学校におきましては、2月よりタブレット型端末等の先行実施を始めており、各教科の学習においてタブレット型端末を活用し、AIドリルを用いて個別学習を実施したり、協働学習ツールを用いて意見交換をしたりするなど、積極的な活用を図っております。
  また、その他の学校におきましても、既に配備された大型提示装置を用いて実際の授業で使用するなど、積極的に活用を図っているところでございます。
  今後は、学校における実際の機器を用いた教員研修を実施するとともに、令和3年4月からの本格導入に向けて、児童・生徒及び教員向けマニュアルや保護者向けリーフレット、あるいはFAQを作成し、準備を進めてまいります。
△足立子ども・教育支援課長 東村山市特別支援教育推進計画第五次実施計画の策定について御報告いたします。
  令和2年12月の生活文教委員会でも御報告させていただきましたが、本計画につきましては、東村山市特別支援教育推進計画策定委員会を設置し、これまで4回にわたり協議を進めてまいりました。また、令和2年12月21日から令和3年1月15日までパブリックコメントを実施し、広く市民の皆様からの御意見を募集したところ、9名の方から142件という多くの御意見をいただきました。
  現在、御意見に対する市の考え方及び本実施計画についての最終校正を行っており、令和3年4月1日には公表させていただく予定です。
  本計画における基本理念であります、全ての子供たちが豊かに暮らすことのできる社会の実現を目指すことを基に、乳幼児期から学校卒業後までのライフステージを見通した多様な教育を展開し、社会的自立を図ることのできる力や、地域の一員として生きていける力を培い、共生社会の実現に寄与してまいりたいと考えておりますので、引き続き東村山市の特別支援教育に御理解と御協力をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
△新倉図書館長 図書館からは、第4次東村山市子ども読書活動推進計画の策定について御報告いたします。
  この計画は、子どもの読書活動の推進に関する法律に基づき、国や東京都の計画を基本として、当市の実情に合わせて策定してまいりました。
  第4次計画は、これまでの計画の理念や目的、基本的な取組を継承しつつ、第3次計画の課題を踏まえ、今後5年間の方向を示しております。小・中学生にとって一番身近な図書館である学校図書館の機能を充実させ、利活用を進めるための取組と、読書活動や図書館利用がしにくい子供への取組を重点事業としております。
  また、SDGsの視点を取り入れ、新型コロナウイルス感染拡大防止、社会状況の変化に対応した取組ができるよう努めてまいります。
  子ども・教育支援課と同時期に実施したパブリックコメントでは、6人の方から35件の御意見をいただきました。御意見に対する市の考え方につきましてはホームページで公表しております。
  現在、最終校正を行っており、令和3年4月1日には公表させていただく予定です。
  本計画は子供の読書に関する市の総合的な計画として引き続き取組を進めてまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
△朝岡社会教育課長 成年年齢引き下げに伴う成人式のあり方について御報告いたします。
  令和4年4月1日より、民法で定める成年年齢が二十歳から18歳に引き下げられることを受け、令和4年以降の成人式の在り方を検討したいと考えておりますことから、市報、ホームページ及び各公共施設にて周知を図り、令和3年4月1日から15日までの期間にて市民アンケートを実施いたします。
  アンケートはインターネットのほか、各公共施設におきましてもアンケート回答用紙並びに回答箱を設置し、成人を迎える前の若者をはじめ、多くの皆様から御意見を伺えるよう準備を進めております。また、市内の公立中学校生徒におきましても御意見を伺いたいと考えており、アンケート調査方法を含め、校長会等において協議し、進めてまいりたいと考えております。
△服部公民館長 ふれあい喫茶ふじみ店の閉店について、公民館より御報告いたします。
  平成14年から富士見文化センター1階の市民サロンにて営業してまいりました、ふれあい喫茶ふじみ店は、作業所での活動だけではなく、障害のある方のための活躍の場が当時は少なかったことから、障害のある方の活躍の場を設けることを目的に、市内ボランティア団体が運営委員会を立ち上げ、市民協働の手法を用いて設置された経過がございます。
  昨年、ふれあい喫茶コーナー運営委員会の委員長より、時代の流れとともに法改正や福祉施策の充実により地域の就労支援体制が充実してきた結果、当初の目的が達成されていることのほか、運営自体が、様々な理由により、喫茶店の営業終了と運営委員会の解散をしたいと考えているとの申出がございました。
  このことを受け、運営委員会と富士見文化センターの庶務をつかさどります公民館との間で諸調整がなされ、令和2年度末をもって店舗が閉店することとなったものでございます。
  閉店に関する周知につきましては、市民や店舗利用者に対しては、運営委員会から、いきいきプラザ1階とともに両店舗でのお知らせの掲示が3月からされており、所管といたしましても3月1日号の市報や市ホームページを通じて周知させていただいたところでございます。
  ふれあい喫茶閉店後の市民サロンの利用につきましては、これまでの経緯を踏まえ、市民の利便性を考慮しながら現在検討を行っておりますので、詳細が決定しましたら改めて御報告させていただきます。
◎土方委員長 報告が終わりました。
  ただいまの報告について、質問等ございませんか。
○かみまち委員 御報告のほう、ありがとうございます。各種それぞれあった中で、そうですね、一番最後のほうから、昨日、厚生委員会のほうでも、いきいきの喫茶のところの閉店のことあって、また喫茶ふじみについては今日の生活文教委員会でってお話もあったと思います。ネット傍聴もさせていただいていましたが、もう解散したい、ある程度のことは達成をした中でという、向こうからのやはり申出によるというものだと思うんですけれども、先ほど御報告あったように。
  もう既に3月1日の市報含めてお知らせとかしている中で、特に富士見のところは、やはり周りに喫茶店もなかったりしている中で、障害を持った方の就労の場であるとともに、またやはり憩いの場として本当にとても大事な役目を担っていたところなので、反応とかはもう既にありますかね。
△服部公民館長 公民館の窓口に対しましても、閉店を惜しむ声が多く寄せられております。
○かみまち委員 そうですよね、それ以上どうしようもないのかなというふうに思いますけれども、また本当に詳細が決まり次第報告ということもありましたけれども、また広く使われるようなものになるといいのかなと思います。
  すみません、戻っていっちゃうんですけれども、成人式のことについては先ほど御報告もあったので、ちょっとパブコメの期間、それだけでは短いのかなとも思ったり、ただ、生徒たちにも校長会を含めてアンケートも考えているというお話でもあったので、アンケート期間もそうですし、取り方も含めて、広く意見を捉えるようにしていただけたらいいなというふうに思います。これは意見です。
  それと、ちょっと次にいって、GIGAのところなんですけれども、高速大容量の、今それぞれ各学校に多きいボックスが設置されましたでしょう。Wi-Fiも含めてというか、ネットワークの設備の大きいボックス......
◎土方委員長 ちょっと待ってください。
  かみまちさん、時間無制限なので、もう少しゆっくりでいいです。
○かみまち委員 分かりました。なんか午前中に終えなきゃ午前中に終えなきゃと。
◎土方委員長 聞き取れない。
○かみまち委員 分かりました。そんな、無制限でいいんですか。
◎土方委員長 無制限ではないけれども、時間制限はないので、ごめんなさい、もう少しゆっくりしゃべってください。ちょっとね、向こうもちょっと聞き取れない。
○かみまち委員 委員長、続けてでいいですか。
◎土方委員長 どうぞ。
○かみまち委員 GIGAスクール構想の中で先ほどあった、各学校に今様々な充電器の、充電をする大きいボックスとか、あとネットワーク用のボックスみたいなのを設置していると思うんです。まさに工事を今していたり、終えたところもあると思うんですけれども、やはりそうやって1人端末が来ますよという話はあって、またそういうボックスが設置されていく中で、何だろうこれはみたいに本当に単純に疑問に思ったり、やはり新しいものが教室内にあったりとかすることで場所もちょっと取られるので、なかなか多感な時期のみんな小・中学生たちなので、大事にしなきゃということは思ったり、先生たちからお話があっても、実際に現場ではもう既にいろいろと、ちょっと少し、何でしょう、ボックス自体が若干、劣化じゃないんですけれども、少しね、そういったようなこともあったりするという話も聞こえてきたりしているので、改めて、みんなで大事にしていこうねというお話というのも柔らかく伝えていただけたらいいなというふうに思っております。
  質問ではなくて意見です。
◎土方委員長 ほかにございませんか。
○渡辺委員 すみません、短く。子ども読書活動推進計画の策定で、学校図書館が重点項目になったということで、今確認させていただきましたけれども、蔵書の充実、学校図書館専任司書の配置拡大、コンピュータシステム導入ということで、本当によかったなって思っています。ありがとうございますということと、あとパブコメの内容なんですけれども、特別支援教育推進計画の145名の方からいただいパブコメなんですが、公表の機会ってありましたか。
△足立子ども・教育支援課長 先ほどの御説明の中で申し上げたのは、9名の方から142件の御意見をいただいたということだったんですけれども、その御意見に対する市の考え方も含めて、4月1日には公表させていただければというふうに考えております。
◎土方委員長 ほかに質問ございませんか。
○さとう委員 富士見のふれあい喫茶ふじみの閉店についてなんですけれども、昨日厚生委員会のほうではいきいきプラザの閉店ということで、その後はワクチン対策に使われるということなんですが、富士見のほうの公民館はその後の後利用というのは決まっているんでしょうか。(「詳細決まっていないから、決まり次第報告ということで......」と呼ぶ者あり)すみません。私のところにもやはり、なくなると困るとか、そういう声は何件か届いていたので、後どうなるんだろうなというの、すみませんでした。ありがとうございます。
◎土方委員長 ほかに質問ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ないようですので、以上で行政報告を終了いたします。
  次に進みます。
  休憩します。
午後零時3分休憩

午後零時7分再開
◎土方委員長 再開します。
―――――――――――――――― ◇ ――――――――――――――――
〔議題5〕所管事務調査事項 誰もおきざりにしない教育環境整備のために
◎土方委員長 所管事務調査事項、誰もおきざりにしない教育環境整備のためにを議題といたします。
  改選前の最後の委員会となりますので、本日で調査終了となります。
  これまでの調査をまとめ作成いたしました報告書(案)について、御意見があれば伺ってまいります。
  御意見等ございませんか。
(発言する者なし)
◎土方委員長 では、まず渡辺委員のほうから少しちょっと説明をいただいて、意見をいただきましょうか。
○渡辺委員 お手元に「義務教育における外国にルーツのある子どもたちへの日本語支援のあり方についての提言」案をお届けしていると思います。
  これまで令和元年の12月から今回の3月定例議会まで、私たちは「誰もおきざりにしない教育環境整備のために」と題しまして、中山眞理子先生の講演会も、本当に随分前になっちゃいましたけれども、から始めて、コロナ禍の中で課題提出をメールでしたり、オンラインのシンポジウムに参加したりということで、様々このコロナ禍でも研究調査を続けてくることができました。
  改めて、中山眞理子先生には感謝申し上げたいと思います。講演会はこちらから招待して来てくださったんですけれども、まるで顧問のように様々な、いろいろなところで御意見を本当に、ボランティアで重要な意見を御提示いただいたことに、改めて感謝申し上げたいと思います。
  また、教育委員会へのヒアリングのときに、昨年の7月に教育委員会でも、東村山市内の小・中学校に、外国にルーツのある子供たちの日本語の状況について、困り感についての調査をしていただいたということを確認ができました。これについても、委員会としてまとめた資料を作成していますので、これも一つの私たちの調査の成果とさせていただけるんじゃないかなとは思っています。
  これらを基に、4つの提案を案としてまとめさせていただきました。外国にルーツのある子供たちと保護者の日本語習熟度を把握し、教育現場で共有すること、2点目として、日本語の習熟度により学校生活に困難のある子供に対しては、これまでの母語の通訳派遣から日本語教育への切替えを急ぐこと、3番目、外国にルーツのある保護者に日本語習熟度に合わせた日本語を学ぶ機会を設けるよう努めること、4番目に、小・中学校からのお知らせやお便りにはやさしい日本語や各国語テンプレートを活用し、情報の格差是正に努めることということで、4点提示をさせていただきました。
  東村山市のホームページでもやさしい日本語のコーナーができるなど、やさしい日本語はNHKをはじめ様々なところで浸透してきているところなんですけれども、実際の困り感のある人たちの現場で、ぜひこのやさしい日本語も使っていただきたいなという思いで4点目には加えております。
◎土方委員長 ありがとうございます。
  ほかに御意見ございませんか。
○村山委員 この委員会でこれを所管事務調査として、いろいろ調査を進めてこられて本当よかったなというふうに思いまして、実際に関わっていただいている先生の講演や、また日本語ボランティア団体の方のヒアリング、教育委員会のヒアリングもできて、その中でこの4点、渡辺副委員長にまとめてもらいましたけれども、これを提言として届けるということで、ここまでできて本当によかったなという感想です。
◎土方委員長 ほかに御意見ございませんか。
○さとう委員 特に意見ということではなく、本当によくまとめていただいたなということは取りあえず申し上げておきたいと思います。
  やはり、先ほどの議案でもありましたけれども、正直言って、子供だけではなくて、市内に結構最近外国籍の方が増えていて、日本語だけでは対応できない現状があると思いますので、まずは子供たちからという、この生活文教委員会としての活動はその取っかかりになると思いますので、今後も少し対象範囲を広げていければいいなというふうにも思います。
○かみまち委員 本当に所管事務調査として今回のこと、私たち委員も本当に知らなかった視点、そしてたくさんの声を、また中山先生や、また日本語ボランティアの皆さんとの意見交換、また教育委員会等のヒアリングを通して受け止め、そしてまたこうやってまとめていただいたことに、本当に深く感謝する次第であります。
  そしてともに、本当にじゃあ何をすべきなのか、支援を必要としている子供たちを把握した中で、どうやってそこについて私たちができるのかということを考えてきた中、本当にまとめてきたことが、これがまた一個一個形になってまたさらに考えていく、こうしたことの問題点が浮き彫りになっていく中で、じゃあどうしていくのかなという、一個一個明確に分かりやすくしていくということが非常に大事であると思いますので、また当市においての、本当に、先ほどやさしい日本語のホームページもできたんですよというお話もありましたけれども、一つ一つさらに本当にやさしい日本語の、また外国語支援、日本語支援の在り方についてさらに進めていけたらいいなと思うので、本当に今回の所管事務調査としてこれを進められたことは、一つ一つのことを大切にできてきたことだと思います。
◎土方委員長 ほかに御意見ございませんか。
○志村委員 この所管事務調査、私にとって本当に、今日最後の委員会になりますけれども、本当にいろいろな経験させていただいて、正副委員長、そして皆さんに本当に感謝したいと思っております。
  それで、この件に関しまして、渡辺副委員長にはもう大変お骨折りいただきまして、ありがとうございました。本当に勉強になりました。
  本当に、もうリアルにこういうのがもう町なかで見られる状況なので、本当に他人事じゃないということをもう身にしみて、こういう所管事務調査できたこと、本当感謝しております。ありがとうございます。
◎土方委員長 ほかに御意見ございませんか。
(発言する者なし)
◎土方委員長 では、最後に私も一言言わせていただきますと、先ほど渡辺副委員長からございましたけれども、中山先生には大変感謝しております。それをちゃんと、いろいろと御意見をいただいたことを私たちのほうに投げかけてまとめていただいた渡辺副委員長には、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
  このメンバーでこの事務調査ができたことというのは、もう私は本当に誇りに思います。どこかでね、どこかの委員会とかではもめること、最後こういうふうに、ちゃんと皆さんの御意見がここに集約して入って、皆さんがね、全員がね、このまとめたことに対してよかったと、よくやってくれたという御意見をいただいて、私は本当に皆さんにも感謝を申し上げます。
  本当このメンバーに、この所管事務調査をしたね、この委員会のメンバーに私は恵まれたなと思って委員長をやらせていただきました。本当にありがとうございました。
  以上でございます。
  では、御意見はございませんね、はい。ないようですので、以上を本委員会のまとめとして、今定例会最終日に委員長報告を行いたいと思います。その際の報告内容について、本日いただいた御意見を踏まえ、まとめさせていただきますので、正副委員長でまとめさせていただきますので、よろしいしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 休憩します。
午後零時16分休憩

午後零時16分再開
◎土方委員長 再開します。
  皆さんに最後お聞きしたいんですけれども、この報告を市長並びに教育長に提言書としてお渡しする方向でよろしいでしょうか。それを了解得ましたら、議長にお願いをして、その方向でやりたいと思います。
  要は、委員長報告でも提言という形ではいけるそうなんですけれども、リアルにそれをお渡しする、みんな、全員で、(「委員で」と呼ぶ者あり)委員で、全員でお渡しするという方向でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 休憩します。
午後零時17分休憩

午後零時18分再開
◎土方委員長 再開します。
  この提言書を市長並びに教育長に提言書としてお渡しすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 ありがとうございます。
  それでは、提言書を提出するという形で進めてまいります。
  以上で、本件、調査事項、誰もおきざりにしない教育環境整備のためには本日をもって調査終了とし、本会議における委員長報告と関係所管への提言をしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◎土方委員長 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
  次に進みます。
  以上で、本日の生活文教委員会を閉会いたします。
午後零時19分閉会

 東村山市議会委員会条例第23条の規定により、ここに署名又は押印する。

生活文教委員長  土  方     桂






















議会事務局職員

記録担当

議事係長

次長

局長







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〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 市役所本庁舎5階
電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)  ファックス:042-397-9436
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