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都市整備委員会視察報告書

更新日:2016年12月19日

1.実施日

平成28年11月1日(火曜)

2.視察地

(1) 武蔵野市 武蔵境開発事務所
 JR中央線・西武多摩川線 武蔵境駅
(2) 練馬区 練馬区役所
 西武池袋線 石神井公園駅

3.目的

駅前の整備状況及び高架下の利用について

4.出席者

委員長山口みよ
副委員長蜂屋健次
委員奥谷浩一、朝木直子、小林美緒、渡辺英子

5.随行職員

まちづくり部次長 粕谷裕司
まちづくり推進課長 山田裕二
まちづくり推進課長補佐 井上良平
議会事務局議事係長 萩原利幸


Suicaで利用可能なシェアサイクル(手前)と一般駐輪場(奥) -中央線・武蔵境駅高架下-

視察目的

 現在、東京都が事業主体となり、東村山市及び西武鉄道とが連携して、西武新宿線、国分寺線及び西武園線の東村山駅付近の約4.5kmについて鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化する事業が行われている。この事業により、5ヵ所の踏切を除却し、交通渋滞の解消を図るものである。さらに、地域の一体化や、都市計画道路などの整備をあわせて推進することにより、安全で快適なまちづくりの実現が期待されている。
 そこで、既に連続立体交差化事業が終了している、JR中央線と西武多摩川線の併合駅である武蔵境駅及び西武池袋線・石神井公園駅について、これからの東村山駅高架下利用に役立てるべく視察した。

1.武蔵境駅前の整備状況及び高架下の利用について

事業概要

 (JR中央線(三鷹駅―立川駅間)連続立体交差)
 1994年に鉄道連続立体交差事業の都市計画決定がされてから、1999年に事業着工し、それに伴い「うるおい・ふれあい・にぎわい」をコンセプトにした駅周辺まちづくりが展開された。また、武蔵野市議会では、2011年から「鉄道対策・武蔵境駅周辺整備特別委員会」を設置し、武蔵境駅周辺整備について、高架下利用や周辺のまちづくりについての議論を重ねてきた。

視察概要


▲駅間の高架下を一体的に開発する、高架下回遊歩行空間「ののみち」。

 武蔵野市に位置する武蔵境駅は、乗降客16万人/日(JR13万人、西武3万人)であり、鉄道連続立体交差事業に伴い駅周辺の整備を行い、本年、駅北口広場が完成したことから、その整備状況を視察した。
(1) 高架下の公租公課相当スペースの利用
・高架下利用調査検討委員会 … 2006年から2008年にかけて「高架下利用調査検討委員会」を立ち上げ、「武蔵境のまちづくりを考慮しながら連続立体交差事業で生じる高架下の空間の有効かつ適切な公共利用を図るため、市民ニーズや庁内ニーズを把握し、最適な高架下利用について検討を行う」ことを目的とし、2年間で10回の検討委員会を開催した。
・市民ニーズの調査 … 公租公課相当分(高架下の約15%)3,254平方メートルの利用についての市民ニーズにつき、2007年3月にアンケート調査を行った。
調査対象は境地区関連団体42団体(回収34件、回収率81%)及び市内在住の満20歳以上1,670人(回収729人、回収率43%)であり、集計結果は次のとおりである。

(1) 高架下全域に希望する公共施設
 団体アンケート(希望はいくつでも可)
  1位 自転車駐輪場(79.4%)
  2位 防災施設(55.9%)
  2位 公衆トイレ、喫煙場所(55.9%)
  4位 市民センター(50.0%)
  5位 地域案内スペース、情報コーナー(35.3%)
 市民アンケート(希望はいくつでも可)
  1位 自転車駐輪場(74.6%)
  2位 防災施設(47.2%)
  3位 公衆トイレ、喫煙場所(39.4%)
  4位 市民センター(32.5%)
  5位 スポーツ広場、多目的広場(32.4%)
  6位 地域案内スペース、情報コーナー(21.9%)
(2) 武蔵境駅中心に約400メートル以内の高架下に希望する公共施設
 団体アンケート(希望は2つまで可)
  1位 自転車駐輪場(58.8%)
  2位 市民センター(41.2%)
  3位 公衆トイレ、喫煙場所(32.4%)
  4位 スポーツ広場、多目的広場(20.6%)
  4位 地域案内スペース、情報コーナー(20.6%)
 市民アンケート(希望は2つまで可)
  1位 自転車駐輪場(56.0%)
  2位 市民センター(26.3%)
  3位 公衆トイレ、喫煙場所(20.3%)
  4位 スポーツ広場、多目的広場(18.8%)
  5位 地域案内スペース、情報コーナー(13.2%)


▲北口駅前広場(植栽、壁泉等、市民からの提案が数多く反映されている。)

 団体、市民ニーズともに「自転車駐輪場」を希望する声が非常に多く、公租公課相当分スペースの大部分に、延べ4,000台分以上の自転車駐輪場を整備し、アンケート結果を反映している。また、地域案内、情報コーナーについては、北口駅前広場の公租公課スペース(現在は空き地)に今後、ビルを建設し、その中に設置する予定とのこと。


▲改札横のラチ外コンコースに設置された、記念レリーフ「境停車場ものがたり」

(2) 高架下の公租公課スペース以外の利用
・「中央ラインモール」が事業展開しており、飲食店等の商業施設だけでなく、高架下回遊ゾーン「ののみち」が整備され、子育て施設(保育所)やクリニックなどの日常支援施設なども展開されている。
 しかし、事業計画については、地域と連携することなく、独自に計画されてきたとのことであった。
(3)駅高架化に伴う周辺のまちづくり
・1996年に設立された「武蔵境駅舎・広場・街づくり協議会」(通称「駅場協」)が中心となって、駅周辺環境整備の取り組みがされてきた。
 南北方向の回遊性を確保するための高架下南北通路の設置や北口駅前広場、西側改札口の開設へのはたらきかけなど、20年間にわたり、市民と行政の協働で、都市計画を、より地域性の高い、中身の濃いものにするため、JRや西武鉄道との協議を重ね、行政と連携してきた結果、利便性・景観ともに、まちの価値を高める、素晴らしい駅周辺のまちづくりが完成されている。

考察

 武蔵境駅は、連続立体交差事業に伴う駅前再開発により、一昔前に比べると、見違えるほどに変貌していた。開発事務所の方も「武蔵境駅周辺の地価が上がった」と仰っていたが、それも納得できる整備状況であった。高架下15%の公租公課部分の活用は「駐輪場」という地味な施設になっていたが、これも、市民ニーズ調査の結果からすれば当然のことと考える。平成6年に鉄道連続立体事業が都市計画決定してからの20年間、地域住民によってまちづくりが考案され、JRとの協議を重ね、交渉してこられた経緯は当市のこれからの駅周辺まちづくりにも大いに参考になると感じた。
 しかしながら、開発事務所の方の説明を通して気がかりな面もあった。
大部分の高架下スペースは、JRの関連会社によって計画・構想から施工まで一貫して行われ、地域住民に対しては、完成直前まで情報提供すらなかったのが実情であったとのこと。
 連続立体化される東村山駅高架下の大部分についても、西武鉄道の開発事業になると思われるが、計画段階で市民要望をどのように反映できるかが課題である。武蔵野市議会では、鉄道対策・武蔵境駅周辺整備特別委員会が設置され、情報の共有や議論がされてきたとのことで、武蔵野市でも一定の要望のあった、観光窓口・地域案内スペースを含め、当市議会においても何らかの機関を設置し、検討していく必要があると考える。

2.石神井公園駅前の整備状況及び高架下の利用について

事業概要


▲連続立体交差事業の概要について紹介したDVD

 練馬区に位置する西武池袋線・石神井公園駅は乗降客約7万4,000人/日、鉄道連続立体交差事業及びこれに伴う付属街路事業に伴って駅周辺整備を行い、平成27年3月には西武池袋線の高架化による踏切の解消や、南口駅前広場の整備が完成した。平成15年6月に「石神井公園駅周辺地区まちづくり全体構想」を策定し、段階的に整備を進めてきた。
 平成21年5月に駅舎デザインの決定、平成22年10月に高架下の公共利用方針案のオープンハウス、平成24年5月には「石神井公園駅南地区 地区計画」を策定し、平成27年3月には西武池袋線の高架化による踏切の解消や、南口駅前広場の整備により、南北の自由往来が実現するなど、段階的なまちづくりが一歩ずつ着実に進んできている。

視察概要


▲駅周辺地域の課題や連続立体交差事業後のまちづくり構想等について、わかりやすいパンフレット。

 はじめに、「豊かな緑と基盤整備を進める連続立体交差事業の流れ」のDVDにより、事業概要を説明いただいた。
 次に、「石神井公園駅周辺地区まちづくり全体構想」「西武鉄道池袋線(練馬高野台~大泉学園駅間)連続立体交差事業及びこれに伴う付属街路事業同線(練馬高野台~石神井公園駅間)複々線化事業の概要」「石神井公園駅南地区 地区計画」「石神井公園駅周辺
地区まちづくり懇談会ニュース」により事業の説明を受けた後、西武池袋線・石神井公園駅高架下利用について現地視察を行った。

視察概要

(1) 高架下の公租公課相当スペースの利用
・住民合意をどのように形成してきたか … 平成22年10月に西武池袋線・練馬高野台駅~大泉学園駅間の高架化によって創出される高架下の公共利用方針案と、石神井公園駅駅前広場の設計案をパネル展示し、区民からの意見を伺うオープンハウスを開催し、来場者の意見や感想を把握する一環として、アンケートを実施しニーズ把握に努め、それをもとに庁内検討会にて石神井公園駅の東側に公共自転車駐輪場(面積:約1,300平方メートル、規模:約800台収容)、西側に観光案内所・証明書自動交付機(面積:約50平方メートル)、図書館資料受取窓口(面積:約80平方メートル)、公共自転車駐輪場(面積:約1,370平方メートル、規模:約900台収容)を決定した。


▲高架下の暫定利用計画図

(2) 高架下の公租公課スペース以外の利用
・エミオ内のイトーヨーカドーや民営の駐輪場、保育施設、高齢者介護施設等のほか、新たな改札口を練馬区から西武鉄道に要望し整備した。
 練馬区自転車の適正利用に関する条例により、一定規模以上の店舗には自転車駐輪場の付置義務があるため、付置義務台数として168台、西武側が整備した台数が443台である。
(3) 駅高架化に伴う周辺のまちづくり
・平成27年3月の、みどりの風吹くまちビジョン策定を機に、まちづくり懇談会を開催。平成28年度は、商店街の活性化・まちにふさわしい駅前顔づくり・住宅地のみどりの景観づくりの3つのテーマで進めている。

考察

 西武池袋線・石神井公園駅における高架下利用について視察を行った結果、特徴として3つの点が挙げられる。
 まず、市民ニーズを把握するためのオープンハウスである。高架化によって創出される高架下の公共利用方針案と石神井公園駅・駅前広場の設計案をパネル展示し、区民からの意見を伺うオープンハウスを開催し、来場者の意見や感想を把握する一環としてアンケートを実施しニーズを把握する方法は、とても参考になった。当市でも、平成26年度に実施した経過があるが、高架下の利用方法の決定にあたり、市民意見を反映できるような手法を検討すべきではないかと考える。
 次に、石神井公園駅を中心として、大きな道路で囲まれたトライアングル地帯は、公共の駐輪場を設置せず、歩行者優先の施策をとっていた。そのかわりに、エミオ内のイトーヨーカドーには店舗と高架下の間の空間を有効利用した民間の駐輪場が設置され、店舗利用者は2時間無料、その後1時間ごとに100円の設定であって、とても便利だと考える。
 最後は、練馬区自転車の適正利用に関する条例である。この条例の趣旨は「放置自転車は、地域の生活環境を悪化させるばかりではなく、緊急車両の通行を阻害するなど危険なものとなっている。これらの放置自転車は、駅周辺における通勤、通学によるものだけではなく、一定規模以上の商業施設にも発生する。そこで、区では、地域の生活環境の確保を図り、通路の通行をスムーズにするため、このような施設の建設にあたっては、自転車駐輪場の設置を条例で義務づけている」というものであった。
 西武新宿線、国分寺線及び西武園線の東村山駅付近の連続立体交差化に伴い、高架下や駅周辺に新たに整備されていくであろう店舗に対し、自転車駐輪場の設置を求めていくのかどうかを含め、当市における駅周辺の自転車利用等について、検討課題としていくべきではないかと考える。


▲駐輪場前にて(練馬区においても区民ニーズは高い)

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