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生活文教委員会行政視察報告書

更新日:2017年12月20日

1.実施日

平成29年10月17日(火曜)~18日(水曜)

2.出席者

委員長:石橋博

副委員長:横尾孝雄

委員:島崎ようこ、おくたに浩一、小林美緒、大塚恵美子

3.随行職員

教育部次長:田中宏幸

議会事務局議事係主事:木原大輔


▲富山市役所前

4.視察地及び目的

(1)富山県富山市
 ◆小中一貫的連携教育について
 ◆学校における子ども読書活動の推進について

(2)富山県滑川市
 ◆科学・理数・ものづくり教育の推進について
 ◆新学習指導要領への対応について

(1)富山県富山市 ◆小中一貫的連携教育について◆学校における子ども読書活動の推進について

富山県富山市の概要(平成29年11月1日現在)

 人 口:417,966人 

 世帯数:175,993世帯

 面 積:124,177平方キロメートル

 富山市の平野部は、豊かな農耕地帯として古くから栄え、江戸時代には「くすりのとやま」として全国に知られるようになった。戦後、都市基盤の整備や産業経済の進展により、現在では日本海側有数の商工業都市として発展してきている。平成17年4月には、富山市と他6町村が合併し、新しい「富山市」が誕生した。

視察の目的

 文部科学省の平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(速報値)によれば、小・中学校の不登校者数は、平成24年から現在まで増え続けている。また、学年が上がるにつれて読書冊数・時間数が減ることも同省委託調査の「子供の読書活動の推進等に関する調査研究報告書概要版」から判明している。そういった社会的教育環境の中、現在富山市では、小中一貫的連携教育や子ども読書活動の推進を行うことによって児童・生徒の生活面・学習面における課題の共有・解決を図っている。それらの取り組みを学び、東村山市の教育に活かすために視察を行った。

視察の概要


▲芝園小・中学校の共有スペース

(1)富山市の公立学校概況について

 ア、学校数
  小学校…………65校、1分校
  中学校…………26校、1分校
 イ、児童・生徒数
  小学校…………20,678人
  中学校…………10,742人
 ウ、教員数
  小学校…………1,236人
  中学校…………702人

(2)小中一貫的連携教育について

 現地視察を行った芝園小・中学校は、13年の準備期間を経て、平成20年に近隣4つの小学校の統合により、小・中一体型の校舎として完成した。
当学校は、市独自の「小中一貫的連携教育」を行っている。小・中学校のカリキュラムはそれぞれであるが、生活空間を共有しているため、授業の相互参観、合同研修会、合同授業、児童会、生徒会の積極的な交流が図られている。それにより、小学生が中学生を憧れ、目標として接することができる環境となっていた。その結果、小学校から中学校への滑らかな接続につながり、中一ギャップの解消や一貫性のある教育の実施ができている。さらに富山市では、小・中連携を中心とした学力向上推進事業の実施と富山市独自で中学1年生時と3年生時に学力調査を行っている。その調査結果を各学校が共有し、学習においての課題解決に活用している。このように富山市は、小中一貫的連携教育を図りながら、平成23年度より児童・生徒の「確かな学力」の向上に力を入れて取り組んでいる。

(3)学校における子ども読書活動の推進について

 富山市では、子どもを取り巻く関係機関のネットワークが充実しており、子どもを対象とした多方面からの啓発活動が行われている。その中の一つの学校図書においては、朝読書、図書ボランティアによる読み聞かせ、朗読会、教科書作家の講演会や著者コーナーの設置等、読書への意識付けを行っている。また、学校の図書室では、図書委員会が主催するビブリオバトルを実施している。これは、投票でチャンピオン本を選んだり、自分が紹介したい本の良さをプレゼンしたりし、「本を通して人を知る、人を知って本を知る」をキャッチコピーに、本を通じてコミュニケーションが行える環境を整備している。


▲芝園小・中学校の学校図書室

考察

 芝園小・中学校の統廃合に至るまでの経緯から、東村山市のこれからの施設の複合化や施設規模の見直しの手がかりを得ることができた。現在、統合により廃校になった2つの小学校の跡地では教育や総合ケアセンターが運営されており、東村山市においても参考となる活センター用方法であった。また、児童・生徒の学力向上をさらに推進していくためには、中学校区における小・中学校の学力課題の共有と一貫性ある教育が必要であると強く感じた。さらに、子どもが進んで読書する環境をつくるために学校図書室を充実させる取り組みも参考になった。東村山市においても、小・中連携事業は行われているが、学力状況調査の分析結果等を活用し、中学校区内の児童・生徒に9年間を見通した一貫性ある教育と学校図書室を充実させることが必要ではないかと考える。

(2)富山県滑川市 ◆科学・理数・ものづくり教育の推進について◆新学習指導要領への対応について

富山県滑川市の概要(平成29年11月1日現在)

 人 口:33,388人 

 世帯数:12,194世帯

 面 積:54.63平方キロメートル

 滑川市は、富山湾と立山連峰に囲まれた田園都市で、かつては参勤交代で利用された北国街道の宿場町として栄えた。近年では市内に大手企業が立地され、工業都市として発展している。世界的にもホタルイカの産卵域として有名である。

視察の目的

 現在、全国的に若者のものづくり離れが進んでおり、地域経済を支えている中小企業の人材不足が社会的問題となっている。また、社会の変化に対応した人材を育成するため、文部科学省は平成29年3月に「理数教育の充実」や「体験活動の充実」等を主な改善項目とした「新学習指導要領」について公示した。
 こうした状況の中、滑川市は、社会変化に対応できる「ものづくりの後継者」を育成するため、理数分野の教育に力を入れて取り組んでいる。そこで、教育先進市で行われている取り組みを学び、これからの東村山市の教育内容の充実・発展に活かすために視察を行った。

視察の概要


▲公開授業「理科の時間」の授業風景

(1)滑川市の公立学校概況について

 ア、学校数
  小学校…………7校
  中学校…………2校
 イ、児童・生徒数
  小学校…………1,728人
  中学校…………931人
 ウ、教員数
  小学校…………114人
  中学校…………69人

(2)科学・理数・ものづくり教育の推進について

 今年度より実施している「科学の時間」は滑川市独自の取り組みで、上田市長が特に力を入れて取り組んでいる事業である。これは将来を支える人材育成を目的に、「自然観察」「飼育・栽培」「ものづくり」「知識を深める活動・探究的な活動」の4つの分野で、地域の人から支援を受けながら小・中一貫して教育を行っている。この取り組みの当初は、学ぶ教科が少なくなってしまうことに保護者から心配の声も聞かれたようだが、それらの教科を科学の時間の中で取り扱うということで解決された。その他にも地元の大学生を実験・学習を補助する「観察実験アシスタント」として採用し、安全で円滑な授業を行っている。

(3)新学習指導要領への対応について

 滑川市は、「子供第一主義」を大きく掲げ、社会変化に対応できる人材を育成するため、「ふるさと滑川を支える人づくり」を基本方針の一つに組み入れている。それを踏まえて「特色ある学校づくり事業」を実施しており、この事業の中には、自然を体験できる「農園整備」や楽しく英語を学ぶ場として「エンジョイ・イングリッシュ」、伝統文化を学ぶための「新川古代神の踊り伝承」等、多くの事業が含まれている。これらの取り組みは、平成29年3月に公示された新学習指導要領にある「理数教育の充実」と「体験活動の充実」に対応した内容となっており、子ども達の豊かな心と健やかな育成に寄与している。

考察


▲北加積小学校のあいさつひろば前

 滑川市では、理科教育を充実させるために、「観察実験アシスタントの全小・中学校の配置」「実験器具の整備・充実」「課題解決的な活動、探究的な活動を重視した指導計画の工夫」を行っている。これらの取り組みによって「ものづくり滑川」の将来を支える人材育成がしっかりと実施されていることがわかった。また、地域の教育資源を活用しながら各学校が特色ある取り組みを行うことで、地域愛を芽生えさせ、将来にわたって地域を支える重要性を子ども達に意識させていた。東村山市においても地域を支える後継者を育てるために、教育環境に一貫性を持たせ、地域全体で支援していくカリキュラムを検討・実施していくことが必要であると感じた。

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