地球温暖化、多様性を認める社会などSDGsの観点から見た中学校通学服の在り方の見直しを求める陳情
更新日:2021年2月25日
趣旨
東村山市内中学校の通学服について、SDGsの観点から制服の在り方を再考し、現状より柔軟な対応を求めます。
理由
昨年3月、2021年は、「クールビズ」と「ウォームビズ」の実施期間を設定しないと環境相が発表しました。
また、東京都が、2020年は、「クールビズ」の期間を10月31日までとしていました。
世界に目を向ければ国連が、地球環境の悪化とともに多様性を認める社会という方向性を持続可能な開発目標(SDGs)の中で示しました。
さて、このように社会では変化に対応しているにもかかわらず、新陳代謝の活発な子どもたちが通学している、市内の公立中学校において、中学校の冬服夏服の着用期間は現在のところ、規則制定から変わっていません。
そして、標準服としているので、必ずしも着用しなくても良い訳ではなく、強制力のあるきまりとして示されています。
また、セクシャルマイノリティーの当事者の子どもたちは、学校制服で苦しい思いをしていたことの当事者から訴えもあります。場合によっては学校に行けない理由にもなっています。
2017年の文科省の通達によると、こうした制服、通学服については個別の対応としていますが、世間でこうした配慮が浸透しないこともあり、特別視からいじめに発展することも懸念されます。そのため、選択できる方法があっても、現状では選びにくい状況があります。
(特に男子のスカートなど)
制服についてはこれらの課題以外にも、高価でありながら、成長期に着る物であるため、サイズ直しや買い替えという問題もあります。リサイクルしている学校もありますが、たった3年間しか着ないものであり、いろいろな家庭の経済状況がある中で、これからの時代に必ず必要なものなのでしょうか?
以上のことから、通学服の選択には、東村山第一中学校が私服通学を認めている状況も鑑みて、より柔軟な方向性を子どもたち当事者を含めた皆で考え、誰もが安心して通学できる環境を作るため現状を変化に合わせた形で変えていくようお願い致します。
令和3年2月9日
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