「原発の再稼働をやめ、全ての原発からの撤退、再生可能エネルギーへの転換を求める意見書」の提出を求める陳情
更新日:2014年11月28日
東京電力・福島第1原発事故から3年8か月が経過しました。しかし、今なお13万人もの方々が故郷に帰れずに、先の見えない避難生活を余儀なくされています。
福島第1原発「収束宣言」にもかかわらず、高濃度放射能汚染水の流出が続き陸地や海を汚染しつづけています。福島原発事故は、原発がいったん事故を起こせばコントロールできず長期間にわたって被害を拡大して行くことを明らかにしました。
日本は、110もの活火山がひしめく火山国で、そこに48基の原発が存在することは、危険きわまりないものです。火山噴火予知連絡会藤井敏嗣会長は、「火山噴火の予知は難しい」「御嶽山以外でも同様の事態が起こる危険性がある」と指摘しています。
また、5月21日には福井地裁は、大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じる判決を下しました。判決の核心は、人の生命を基礎とする人格権を最も重視し「これを超える価値を他に見出すことはできない」として運転差し止めの言い渡しをしました。
私たちは、9月6日に東村山市内の空堀川流域の橋梁近く31地点の空間放射線量測定を行いました。基準値0.23μSvを超えるホットスポットが今なお数カ所あり、子どもたちが川に入り遊ぶ親水公園で0.4μSvの測定値も検出しました。保護者、市民から、子どもたちの放射線被曝を心配する声が上がっています。
私たちは、東村山市議会が政府に対し下記事項の意見書を上げることを強く求めるものです。
記
1.九州電力・川内原発など全ての原発の再稼働をしないこと
2.原発からの撤退を決断し、再生可能エネルギーへの転換を抜本的に推し進めるエネルギー政策を策定すること
平成26年11月14日
陳情人
東村山市諏訪町2-15-63
原発なくそう!東村山の会
代表世話人 儀同 政一
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