沖縄戦戦没者の遺骨混入土砂を埋立てに使用しないことを求める意見書採択に関する陳情
更新日:2021年11月26日
陳情趣旨
私たちは東村山市議会において下記事項を内容とする意見書を採択し、政府に対し、提出すること求めます。
(1)沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないこと。
(2)日本で唯一、住民を巻き込んだ苛烈な地上戦があった沖縄の事情に鑑み、「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」を遵守し、日本政府が主体となって戦没者遺骨収集を実施すること。
陳情理由
激烈な沖縄戦では、沖縄県出身者約12万2,000人、日本本土兵等約6万6,000人、米兵1万2,000人、朝鮮半島出身者等合わせて20万人余の尊い命が失われました。
糸満市摩文仁を中心に広がる南部地域は、1972年の本土復帰に伴い、戦争の悲惨さや命の尊さを認識し、戦没者の霊を慰めるために、戦跡としては我が国唯一となる、自然公園法に基づいた「沖縄戦跡国定公園」に指定されています。
同地域では、戦争で犠牲になった民間人や命を落とされた兵士の遺骨が土に埋もれて残されており、戦後76年の今でも、戦没者の遺骨収集が行われております。遺骨が埋もれ、その血が染み込んだ土砂を埋立てに使うことは、戦没者を二度殺すような人道上許されないことであり、遺族の方々の悲嘆は計り知れないものです。
市議会として、沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないことを求める意見書の採択と政府への提出を求めます。
政府は、2016年3月に超党派の議員立法で「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」を制定しました。
政府に国の責務として遺骨を早期に収集して弔うことを求めます。
以上
令和3年11月9日
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