東村山市内に取り残された交通不便地域におけるタクシーによる(デマンド型など)公共交通の検討・実施に関する請願書
更新日:2019年7月3日
私たち(富士見・美住循環バスを走らせる会と地域住民)は、平成25年9月から富士見町・美住町の公共交通空白・不便地域を解消したいと取り組みを開始しました。その手引きとなったのは、東村山市地域公共交通会議が策定したコミュニティバス新規導入ガイドライン(平成25年3月)でした。
地域組織と東村山市公共交通課の援助・協力はもとより、地域住民の熱い参加・協力により、グリーンバス東村山駅西口~久米川駅南口路線が実現し、平成29年9月から本格運行となりました。乗車率は年々増加しており利用者数は年間6万人を超える勢いで増え続けています。
私たちは、既存路線となった「東村山駅西口~久米川駅南口路線」の利便性向上と、地域内に取り残された交通不便地域の解消のために、この取り組みを継続します。更なる援助・協力を望みます。
また、平成30年8月14日に提出した地域住民623筆のコミュニティタクシー要望の署名を地域住民の切なる願いとして確認しています。
記
1.明らかになった現在の「ガイドライン」の限界
市内富士見町2,3丁目及び美住町1丁目の一部地域などでは、ガイドラインの「検討地域」更新(平成30年11月第3回公共交通会議)後も、道路幅員が狭いなどの事情で、定時定路線による「コミュニティバス」(小型ワゴン車を含む)の運行が不可能であることが明らかになり「交通不便地域」が取り残されました。今後は現行の「ガイドライン」が想定していなかった、他の交通手段による検討が求められます。併せてそのための新たなガイドラインの策定を求めます。
2.「ガイドライン」が意図したものを実現するために
「ガイドライン」が意図した「賑わい・活気ある街作りを目指すために」「誰もが外出しやすく不便を感じさせない交通網の検討」という原則から、「残された交通不便地域」のままで放置できないのは明白です。私たちは、コミュニティバスが不可能となった今、当初のガイドラインが意図した原 則を実現するために、タクシーによる(デマンド型など)公共交通の導入を提案します。
3.残された交通不便地域の解消はタクシーでこそ実現が可能
私たちは、これまでの取り組みの中で、他自治体のタクシーによるデマンド型交通に注目しました。その一つに、マスコミでも注目されている隣接する東久留米市の「デマンド型交通の実験運行」があります(添付冊子参照)。検討から実験運行に至るスピード感を持った対応には、目を見張るものがあります。大いに刺激を受け参考に資し、東村山市の方策を早期に検討するよう強くお願いします。
令和元年6月25日
請願人 東村山市富士見町2丁目13番地28
請願人代表 金田一 弘明
外46名
紹介議員
伊藤 真一、小林 美緒、鈴木 たつお、渡辺 みのる、かみまち 弓子、朝木 直子
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