本会議における一問一答方式の速やかな採用を求める請願
更新日:2012年3月27日
請願趣旨
本会議における一問一答方式の速やかな採用を求める請願
請願理由
市議会本会議の録画配信が始まり1年以上が経ちました。それまでは議場に足を運ばなければ傍聴することができなかった議会審議が、10日遅れではありますが、パソコンさえあれば自宅でも出先でも関心のある議事について自由に何回でも視聴することができるようになりました。もちろん議事録は以前から開示されていましたが、なかなかタイムリーに読むことはできませんでした。その意味でも録画配信は市民にとって大変画期的な出来事であります。
さて、市民が議場で一般質問を傍聴する、また録画配信を視聴する場合、困った点が一つあります。それは、一括質問形式なので、所管がどの部分の回答をしているのか、なかなか分かりにくいことであります。現在の質問の形式は、最初に質問をすべて読み上げます。ほとんどの議員が大問を複数扱い、その中で細かく質問が分かれています。質問が読み上げられた後に、各所管が関係するすべての質問にまとめて答えていく形式です。複数の質問に対して一括回答されるので、どの質問に対して回答しているのか、議場で傍聴していても、録画配信を視聴していても、なかなかつかみにくいのです。
最近は、本会議に手話通訳も導入されましたが、通訳の方も通訳を通して議事を傍聴する方も大変困るのではないでしょうか。もちろん目の不自由な方もそうでしょう。
また、議員の皆さんにとっても答弁する所管の皆さんにとっても、一問一答にしたほうが、議事の進行がスムーズなのではないでしょうか。
昨今、全国的に議会改革が叫ばれています。すでに一問一答方式を導入している議会は多摩26市だけでもかなりの数あると聞きます。市民が選んだ議員と市長による市議会です。市民がわからなくては本当の意味での市議会とは言えません。わかりやすい会議をすることはメリットこそあれデメリットがどこにあるというのでしょうか。行政は市民を見つめた改革を着実に積み上げていっています。東村山市議会も議会基本条例の制定に向けて委員会を立ち上げ審議しているようですが、遅々として進まず、市民から見ればできることだけでもさっさと始めてほしいというのが率直な市民の思いです。市議会も市民を見つめた着実な改革を積み重ねていかないと、役所にも市民にもそっぽを向かれてしまいます。わかりやすい議会、市民のための透明な議会を早く作ってほしい。できることだけでも早く始めてほしいというのが私たち市民の思いです。
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