児童クラブ入所条件の見直しを求める請願
更新日:2012年6月6日
当市では、児童クラブの入所を希望しながら入れない所謂「待機児童」が昨年4月には確認されただけでも56名となり、近隣他市(0~8名)と比べて極めて多い事態となりました。これは、入所を希望する家庭の増大も一因ですが、入所申請にあたって、近隣他市で入所が認められるのと同じ条件を満たしていても入所がかなわないケースが数多く発生していることが大きな要因と考えられます。
近隣の多くの自治体が「保護者が1日4時間程度就労していること」を入所に際しての基準としている中で、当市では「7時間以上の就労」を前提とした厳しい基準を実質的に運用しています。その結果、窓口の相談段階で諦めてしまって申請そのものを行わない保護者も相当いるであろうことは想像に難くありません。
時代の変遷と共に就労や家族の形態は多様化しており、今日の保護者や家庭の実態を踏まえない旧来同様の当市の対応は、子育てに苦しむ世帯を更に増やし、少子化を加速させる事態へとつながりかねません。
本年度から、基準となる指数について一部弾力的な運用が行われているとも聞きますが、当市が「子育て支援」を本気で充実させる気があるのであれば、抜本的な改善を図ることが不可欠と考えます。
以上を踏まえ、問題を早期に解消し多くの困窮した子育て世代の救済へ対応されることを強く望み、以下を請願いたします。
請願項目
1.児童クラブ入所の条件を今日の実態に合うように早急に見直し、近隣自治体並みに入所できるよう是正してください。
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