予防医療促進のために「胃がんハイリスク検診」の導入を求める請願
更新日:2012年6月6日
市民の健康維持の為に予防医療を促進していただきたく、胃がんハイリスク検診である「ABC検診」の導入を提言させていただきます。
当市とともに公立昭和病院組合を構成する西東京市では、既に医師会や公立昭和病院の協力の下、「ABC検診」を住民健診へ導入し、市民の健康維持へ活用されています。「ABC検診」は、胃がん発生リスクを採血で判定する事により、人(市民)が受けるべき検査の種類と頻度を明示し、検診の動機付けをする事に意義があります。
多くの市民が自身の発がんリスクを知らぬ事により、費用のかさむ「がん検診」を受診せず、自覚症状(=手遅れ)となってから初めて受診する事で、高額な費用にも苦しみながら“胃がん”により当市でも毎年約83人の市民の命が失われていると考えられます(胃がんによる死亡者数は人口10万人あたり55人)。
胃がんは現在、早期発見と治療により9割以上が回復できる病気ともなっており、「ABC検診」という4,500円程度の安価な検査を5年毎に受けることが多くの市民の命を救うことにつながれば、見逃し事例の多い現在の「バリウム検診」等よりも効果は絶大であり、同時に、当市の財政逼迫の一因ともなっており医療費の抑制にもつながることと考えます。
都区内では、他にも目黒区と足立区が住民健診に「ABC検診」を導入済みでありますし、港区・品川区・世田谷区・大田区等でもの導入を検討されております。
以上のことを踏まえ、以下を請願いたします。
請願項目
1.費用対効果の高い「胃がんハイリスク検診(ABC検診)」の導入を早期に進めてください。
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