「交通不便地域救済とコミュニティバス導入・運行」に関する請願
更新日:2013年12月20日
請願趣旨
東村山市は、市内全域からの「生活に必要な交通手段を確保してほしい」との強い要求のひろがりをうけ、2000年に「市内5路線のコミュニティバス運行」を「基本構想」として策定しました。この方針のもと、2003年1月21日に「東村山駅東口~多摩北部医療センター~新秋津駅」の1路線2コースの運行をスタートし、2008年2月には現在の3コース4路線の運行に拡充しました。
市内を循環するコミュニティバスの年間の利用者総数は、2010(平成22)年度が43万1,245人、2011(平成23)年度が43万2,106人、2012(平成24)年度が43万6,000人で推移し、市民ニーズの大きさが具体的な数値でもあきらかにされています。しかしながら、予定された5路線のうち未実施の西側地域、多摩湖町・野口町・廻田町・美住町・富士見町は、「交通不便地域」と認定されているにもかかわらず、この10年間具体的な救済措置がとられることなく放置されてきました。市は、救済を求める交通不便地域に対して、「賑わい・活気のある街づくりを目指すため、市内の公共交通ネットワークを充実し、誰もが外出しやすく不便を感じさせない交通網を検討しています」とするもののいまだ実現していません。
東村山市の第4次総合計画は、「すみつづけたくなるまちづくり」に向けた行政施策を進めることを基本的なコンセプトにしています。東村山市全体の半分に相当する「交通不便地域の救済」は、まさに喫緊の課題です。問われているのは、行政の積極性と具体的な救済措置です。それは、とりもなおさず、「市の責任で交通不便地域にコミュニティバスを新規運行する」ことではないでしょうか。
わたしたちは、貴議会が市民生活の立場から積極的に対応されますよう請願いたします。
請願項目
1.交通不便地域にコミュニティバスを運行してください。
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