「東村山市運行のコミュニティバス運賃値上げ見直し」に関する請願
更新日:2013年12月20日
請願趣旨
東村山市は、市内全域からの「生活に必要な交通手段を確保してほしい」との強い要求のひろがりをうけ、2000年に「市内5路線のコミュニティバス運行」を「基本構想」として策定しました。この方針のもと、2003年1月21日に「東村山駅東口~多摩北部医療センター~新秋津駅」の1路線2コースの運行をスタートし、2008年2月には現在の3コース4路線の運行に拡充しました。
市内を循環するコミュニティバスは、市民の移動手段としての役割を担っています。年間の利用者総数は、2010(平成22)年度が43万1,245人、2011(平成23)年度が43万2,106人、2012(平成24)年度が43万6,000人で推移し、市民ニーズの大きさが具体的な数値でもあきらかにされています。コミュニティバスの運行については、東村山駅東口―新秋津駅路線の収支率が約49.4%、多摩北部医療センター路線が約52.3%、久米川循環が35.1%、諏訪町循環路線が約47.2%で安定して利用されています。
渡部尚市長は、8月30日に開催された9月定例会の所信表明で、「平成26年4月1日よりコミュニティバスの運賃を『路線バスの初乗り運賃と同額』に改定させていただくことといたしました」との見解を明らかにしました。市内のコミュニティバスを利用するみなさんからは、日常的に「シルバーパス、ICカード、障害者割引、子ども割引」の適用など、福祉的施策面からの改善要求が根強くだされています。9月定例会一般質問では、「にぎわい、活気のあるまちづくりをめざすため、市内の公共交通ネットワークを充実し、誰もが外出しやすく不便を感じさせない交通網を」求める発言が具体的に提起されています。
わたしたちは、貴議会が市民生活の視点にたち積極的に対応されますよう請願いたします。
請願項目
1.コミュニティバスの運賃引き上げをやめてください。
このページに関するお問い合わせ
議会事務局
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3 市役所本庁舎5階
電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)
ファックス:042-397-9436
この担当課にメールを送る(新規ウィンドウを開きます)
議会事務局のページへ
