市税で作ったリサイクルセンターに関する陳情
更新日:2014年9月1日
今年も猛暑の夏になり、省エネなどといっていられないほどです。
私ども新日本婦人の会・らくだ班は、“核戦争の危険から女性と子どもの命を守る”約束の元、全国の女性たちと手を結び、意見表明と行動を続けています。
さて、7月23日に新しいリサイクルセンターの内覧会に参加し、「資源物リサイクルの流れ」の説明を聞き、実際の作業を見学してきました。
この施設は当初予算の25億円から12億円に縮小されました。しかし他市の施設は5億円で建設されているところもあります。
これまで市の方針である「ごみ減量化政策」によって、市民に協力を要請し市民も一緒にゴミ減量や、ゴミの分別に努力しその成果も上がってきた事も事実です。
また、リサイクルセンターを建て替える時は、ゴミ量の増減、環境への配慮、働く人の労働条件の改善、近所への迷惑度の減少など、目的がありました。
その目的は達成されているのでしょうか?ゴミの減量になるのか、これまでの市民の努力は報われるのか心配になります。
内覧会の説明で、労働環境(冷暖房・臭い)の改善と説明されましたが、粗大ごみの作業場所は屋根と壁があるのみで全部ではありません。
缶・ビン収集作業の流れでは、各戸が分別した缶と瓶は一台のパッカー車にまとめて収集され、同じコンベアで上まで運ばれ、破袋機でビニール袋を破り、破いた袋は別にホッパに落とします。缶は磁力選別機と風で分別し、金属圧縮機で梱包されます。ビンは下に落として割り、割れた瓶は作業員が防具をつけずに手作業で色別に仕分けています。
この作業では、目にガラス破片が入る心配や、これまでなかった半透明袋が新たにゴミを増やすことは確実です。ましたリユースできるビンを割ってから手作業で仕分けるなど、最終処分まで市民に説明し、市民の知恵も集めて納得がいく方法をとり、ゴミ減量化に向けて市と市民が真剣に検討する事が必要だと思いました。
東村山市議会では私どもの疑問点を審議して頂きたく以下の陳情をいたします。
陳情事項
1.各家庭のゴミの出し方は、バケツなど今あるモノを使える収集方法にする事
2.作業工程の一つひとつを見直す事
3.収集時に分別ごみを混ぜない方法にする事
4.膨大な市税を使った施設を市民が納得できる使い方で活用する事
平成26年8月11日
陳情人
東村山市本町1-19-42
新日本婦人の会 東村山支部 らくだ班
班長 武城 順子
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