視覚障がい者が安全に暮らせるまちづくりについての施策を求める陳情
更新日:2014年9月1日
陳情項目
視覚障がい者も安全に移動でき、建築物の入口へ確実に到達できるよう、東村山市としてまちづくりのルール(要綱やガイドライン)を設けてください。
理由
近年、バリアフリー法(1994年)、交通バリアフリー法(2000年)、それらを統合したバリアフリー新法(2006年、以下「法」という)により、障がい者、特に車椅子を使うものにとってのバリアフリー化は飛躍的に進みました。
しかし、段差解消や歩道・通路の拡張が進むことが、私たち視覚障がい者にとっては、かえってバリアを強化することになっている現状をご存知でしょうか。私たちは、白杖の先で小さな凹凸を感じながら移動しています。段差が無くなり、手掛かりの乏しいスペースや駐車場が広がることで、移動ができなくなってしまいます。点字ブロックが誤った敷かれ方をしていることも少なくなく、そのことが危険性を高めている場合すらあります。
特に、広い道路沿いの施設や店舗で、大きな駐車場やオープンスペースの奥に設けられるものが多くなったことは、私たちにとっては大きな問題です。大型店の進出によって歩いていける距離にある中小の店が次々と消えていることは、それだけで移動手段を持たない私たちにとっては死活問題ですが、たとえたどり着いても、自身の力で入店することすら難しくなっているのです。
視覚障がい者にとっての「バリア」について正しくご理解いただき、特にバリアフリー法が対象とする建築物に対し、市として必要な対策を講じることを求められるようなルール(要綱やガイドライン)を設けていただきたく、陳情いたします。
平成26年8月15日
陳情人
東村山市萩山町2-13-1-207
翔和会 会長 手賀 清春
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