市立小・中学校の体育館にエアコン設置を要請する陳情書
更新日:2018年12月20日
2018年(平成30年)の夏の猛暑は35℃をはるかに超え、室外・室内とも連日40℃前後の酷暑が続きました。
この猛暑・酷暑の中、東京・練馬区の高校生700人は体育館で学年集会中に熱中症の症状を訴え、20人が救急車で搬送されました。また、愛知県の小学1年生は校外学習中の熱射病によって、大切な命を落としました。
東村山の小・中学校の体育館にはエアコン設備がありません。しかし、この体育館を使って、この様な猛暑・酷暑の中で、全校児童・生徒が集う一学期終業式や二学期始業式を、また学年行事や学級集会を行う事が少なからずあります。
また、体育の授業や卓球・バドミントン・バスケットボールなど部活動にも使われています。夏休み中の猛暑・酷暑の中で、また9月の残暑の中で激しい運動をする子どもたちのために、現在の日本ではエアコンはどうしても必要な設備となっています。これは、2011年に市立スポーツセンター体育館にエアコンを設置した経緯から見ても言えることではないでしょうか。
さらに、小・中学校の体育館は大型台風や集中豪雨、大地震など災害時の緊急避難場所に指定されています。夏の猛暑・酷暑の中で、また冬の大寒波の中で、この災害緊急避難場所には多くの市民が避難します。40℃を超える酷暑、0℃前後の大寒波の体育館にはエアコンは必要不可欠の設備です。
東京都は先月(11月16日)、区市町村立小・中学校の体育館エアコン設置への補助金81億円を含む2018年度12月補正予算を発表しました。規模は538棟分、2021年までの3か年期限の補助金と言われています。2019年度当初予算においてもさらに支援を予定していると報道されています。国の1/3の補助金と新たな都の補助金を合わせると市の設置費用は大きく軽減できます。
以上のような趣旨とエアコン設置の条件が高まった現在の状況から、下記陳情を行います。
陳情内容
1、東村山市立小・中学校の体育館にエアコンを設置して下さい。
そのための年度計画を立て、2019年度予算に初年度分の設置費用を計上して下さい。
平成30年12月13日
陳情人 東村山市多摩湖町4-11-3
子どもたちの健やかな成長を保障する
教育の実現をめざす東村山懇談会
代表 木川 征史
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