秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会・調査報告書(平成23年3月28日)
更新日:2011年7月12日
特別委員会設置
設置の背景
平成26年の稼働を目途に市が計画している秋水園リサイクルセンター計画に関して、その施設規模、仕様及び建設費の妥当性等について調査することを目的に、平成21年12月21日(12月定例会最終日)、「秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会」が設置された。
委員(定数11人)
委員長 肥沼茂男
副委員長 駒崎高行
佐藤真和
北久保眞道(平成22年5月31日まで)
朝木直子
島田久仁
伊藤真一
奥谷浩一
福田かづこ
加藤正俊
田中富造
島崎よう子(平成22年6月1日から)
調査事項
秋水園リサイクルセンター計画について
請求資料の内容
(1)秋水園ごみ量の予測
(2)ストックヤードを屋内に入れる理由
(3)秋水園へのごみ搬入車輛台数(行政回収・一般持込み)
(4)ごみ推計量の比較
(5)粗大ごみの数値平成20年度と平成32年度の相違
(6)周辺住民からの主な苦情・要望等
(7)一般廃棄物処理基本計画(平成18年度から平成22年度)の進捗状況(概要)
(8)市内5,000平方メートル以上の土地一覧(市・都・国)
(9)「都市計画マスタープラン」と「地域地区(用途地域)」について
(10)循環型社会形成推進交付金対象項目
(11)ごみ焼却施設に関する訴訟事件の事例
(12)市財政に与える影響等に関する資料
(13)騒音測定結果
(14)環境調査騒音測定結果
(15)見直し案
(16)収集別委託料の試算
(17)リサイクルセンター建設工事費の参考金額
(18)年間維持管理費の試算
会議経過
平成21年(委員会開催1回)
第1回 平成21年12月21日(月曜)※正副委員長の互選
平成22年(委員会開催11回、視察2回)
第1回 平成22年2月8日(月曜)
第2回 平成22年3月9日(火曜)
第3回 平成22年5月12日(火曜)
第4回 平成22年6月11日(金曜)
秋水園視察 平成22年6月23日(水曜)
第5回 平成22年7月23日(金曜)
所沢市東部クリーンセンター視察 平成22年8月6日(金曜)
第6回 平成22年9月13日(月曜)
第7回 平成22年10月4日(月曜)
第8回 平成22年10月18日(月曜)
第9回 平成22年11月1日(月曜)
第10回 平成22年11月15日(月曜)
第11回 平成22年12月10日(金曜)
平成23年(委員会開催2回、視察1回)
中村ガラス視察 平成23年1月24日(月曜)
第1回 平成23年2月3日(金曜)
第2回 平成23年3月8日(火曜)
総括
上記、委員会、視察を経て、去る平成23年3月8日(火曜)に最終的な委員会を開催し、各会派より現時点での同調査事項についての考え方が意見として述べられた。ついては、この各会派からの意見を委員長・副委員長が取りまとめることを委員多数の賛成により集約されたため、委員会としての見解を下記のとおり報告するものとする。
記
現時点での各会派の意見は多少の相違はあるものの、施設の建設に関し、何らかの策は行うべきというのが大方の意見であると捉えられる。ただ、課題が残ったということについては否めない感があるものの、その課題の中身については、ひとつの会派は、ゼロベースという意見もあるが、少なくとも他の会派からはゼロベースからの修正を求めるものではなく、一定程度必要だと判断できるものでもある。
実際、本特別委員会の途中経過においては、一時期はゼロベースというニュアンスが非常に強かった会派も多々存在したように思えたが、ペットボトルの外部委託化の議論、それに伴う施設規模の見直しなどを含め、行政側の再検討による提案から、一定程度は必要ではないかという各会派の意見についても譲歩したところで、ここが最終的な本特別委員会としての見解と考えるところでもある。
しかしながら、問題は未だペットボトルの収集に関すること及び施設の規模等が煮詰まったとは、考えきれないところでもあり、今後行政には、ペットボトル処理の外部委託化を含めて、当建設計画を進めていただけるように委員会として助言申し上げるところである。また、東村山市が直営で行うごみの収集業務全般に関し、再構築する必要の重要性があるとの意見も一部の会派からは強くあるということを付け加え、慎重に進めていただきたい。
最後に、現段階の委員会として、大方共有できている点をまとめとして述べれば、ペットボトルにおける業務については民間委託等の外部化、それに伴う施設規模の見直しというところである。
今回の本特別委員会においては、超党派というところでの議論並びに視察ということで、様々な観点からこの秋水園リサイクルセンター計画について調査してきたところである。
この調査内容については、参考となる自治体について委員自らが調べ、足を運び、調査事項を委員間において報告し、さらに質疑・答弁を議員間で行うという、当市議会においても画期的で特筆すべき特別委員会であったと言え、その中でおおむね共通項を出してからの意見であるという意義も含めて、今後のリサイクルセンター計画に本特別委員会の助言を含めていただきたい。
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