少人数学級の早期実施を求める意見書
更新日:2011年2月15日
我が国の教育制度は、教育の機会均等、教育水準の維持向上を目指し、全国どこでも一定水準の教育を受けることが保障された制度であり、結果として我が国の発展に寄与してきた。
しかしながら、今、子供を取り巻く環境の変化により、いじめや不登校を
初め、いわゆる学級崩壊の問題や学力水準の低下懸念など、現在、我が国の教育は憂慮すべき状況にある。
これらの問題の解決を図るためには、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を果たしつつ社会全体で子供の教育に取り組むことが必要である。
学校教育においては、子供たちの声として「授業がわからない」「手を挙げても指してくれない」「学校が楽しくない」などさまざまな声が上がっている。
今、教育の現場に求められているのは、一人一人の子供たちの気持ちを受け止め、その成長を丁寧に、きめ細かく接していく事が最も重要であると、保護者、教職員、並びに多くの識者からの声として集約されつつある。
東京都は、このような深刻な事態に対処する方法として、よりよい教育を受ける環境を整え、子供たちの健やかな成長を保障するために、少人数学級の実現に向け努力することが重要課題と考える。
よって、東村山市議会は、一日も早く少人数学級の実施を求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成16年9月28日
東京都東村山市議会議長 渡部 尚
東京都知事 石原 慎太郎殿
東京都教育長 横山 洋吉 殿
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