令和4年 第3回議会報告会
更新日:2022年10月17日
6月定例議会の議会報告会を開催しました。
多くの方にご参加いただきありがとうございました。
日時
令和4年8月19日 (金曜) 午後7時から午後8時40分
(注記) 当日は午後6時45分から配信を開始します。
内容
1.副議長あいさつ
2.6月定例議会の報告
3.質疑応答
4.意見交換会「30年後の東村山を考える」
・みんなで考えよう~公共施設のミライ
・少子化対策・子育て支援
・東村山市のエネルギービジョン
今、私ができることは?
・未来の都市農業
5.今後の予定
6.広報広聴委員長挨拶
6月定例議会の報告
議会報告会(動画)
開会(要約テキスト版)
こんばんは。東村山市議会オンライン議会報告会にご参加くださいましてありがとうございます。東村山市議会は議会基本条例に基づき、公務として議会報告会を年4回行っています。前回は会場参加もしていただきましたが感染の増加を踏まえ今回はオンラインのみの開催で報告と質疑応答、意見交換会を行います。この会場には副議長、各委員長や広報広聴委員会の委員などが互いに距離を取りながらおりまして、それ以外の議員は皆様と同じようにZoomで参加をしています。申し遅れましたが、本日の司会進行を務めます志村誠です。藤田まさみです。どうぞよろしくお願いいたします。
開会前に、ご注意いただきたいことを改めて確認をさせていただきます。ご参加はもちろん無料ですが、通信に必要な費用はそれぞれのご負担となりますので、通信環境をご確認ください。表示はできるだけ本名とお住いの町名でお願いします。名前の変更の説明マイクはオフ(ミュート)にし、ご発言時にONにしてください。カメラはできるだけオンでお願いします。通信が途中で途絶えた場合は改めて入りなおしてください。充電しながらのご視聴は端末機器が熱を持つ事がありますのでお気をつけください。今回も社会福祉協議会を通して小林さんと端山さんに手話通訳をお願いしています。ご覧になりたい方は「手話通訳」と表示した画面を必要に応じて表示させてご参加ください。本日の内容は録画をしています。参加者が特定されない形で市議会HPに後日公開予定です。ご承知おきください。それではスタートします。
副議長挨拶(要約テキスト版)
皆さんこんばんは。副議長の村山じゅん子です。本来ならば土方議長がご挨拶するところですが、他の議長公務と重なったため代わりにご挨拶させていただきます。コロナ禍ということで今回はオンラインのみの報告会となります。この後4つの委員会に分かれて意見交換会を行いますが、活発な意見交換ができればと準備を重ねておりますので皆さまの率直なご意見を寄せていただければと思いますので最後までどうぞよろしくお願いいたします。
議員紹介(要約テキスト版)
常任委員会ごとに議員を紹介します。
最初は政策総務委員会です。委員長は伊藤真一、副委員長は下沢ゆきお。委員は、横尾たかお、山口みよ、藤田まさみ、佐藤まさたかです。山口委員は欠席です。
次は厚生委員会です。委員長はさとう直子、副委員長は志村 誠。委員は、熊木敏己、駒崎高行、山田たか子、朝木直子です。さとう委員長、山田委員、朝木委員は欠席です。
次はまちづくり環境委員会です。委員長は渡辺英子、副委員長は渡辺みのる。委員は、小町明夫、木村 隆、村山じゅん子、白石えつ子です。渡辺副委員長は欠席です。
最後は生活文教委員会です。委員長は小林美緒、副委員長は石橋光明。委員は、清水あづさ、浅見みどり、鈴木たつお、かみまち弓子です。浅見委員は欠席です。
6月定例議会の議案、陳情等(要約テキスト版)
6月定例議会は、一般質問の発言時間を通常の20分に戻して本会議と委員会を行いました。6月6日に初日、6月9、10、13日の3日間一般質問を行い、15日から20日に常任委員会、20日には議会改革調査特別委員会を開催し、28日に最終日を迎えました。今議会では、市長提出議案19件、議員提出議案4件の審議、議決を行い、2件の請願、陳情で結論を出しました。6月定例議会で議決しました議案や請願・陳情等について報告いたします。最初に、市長提出議案です。議案19号は、行政手続のデジタル化の一環として、書面・押印・対面を不要とする国の政令改正を受けて、市でも新たに職員になった者が任命権者に提出する宣誓書への押印と、対面での署名を不要とするものです。議案20号も、同様にデジタル化の一環として固定資産評価委員会における申出書、口述書、調書などの書類への押印を不要とするものです。議案21号は、地方税法の一部改正に伴い、個人住民税の上場株式等の配当所得・株式譲渡所得金額等への課税方式の一致、合計所得金額に係る規定の整備、住宅借入金等特別税額控除の延長や、固定資産税について登記事項証明書におけるDV被害者等の住所の取扱い等を踏まえ、必要な改正を行うものです。議案22号は新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に対して、一定期間、保険料を減免できるようにするもので、令和3年度に続いて行われます。議案23号は駅前ロータリー内のタクシーの駐停車スペースの利用料金を免除するものです。新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、3年度に続いて行われます。議案24号は23号と同様な措置を市内バス事業者に対しても前年度に続いて行うものです。議案第25号のいきいきプラザ空調設備改修工事請負契約は予定価格が1億5,000万円以上の工事であるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものです。この議案の内容については後程、さらに補足説明致します。議案26号は消防団第1分団の消防ポンプ自動車が購入後15年を経過することから買い替えるもので、契約価格が2,371万6,000円となるため、議会の議決を求めたものです。議案27号と28号は久米川町三丁目の開発工事に伴い、道路が新設するに当たり、既存の道路を廃止し、そこを含む新設道路を認定するものです。議案第29号は一般会計補正予算第1号で、国や都の財源を活用して盛り込まれる主な事業は子育て世帯生活支援特別給付金、新型コロナワクチン4回目接種や障害者・高齢者施設等の感染拡大防止対策、一時積極的な勧奨を控えていたHPVワクチンのキャッチアップ接種などです。これについても後程さらに補足説明をさせて頂きます。議案30号は新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税の減免について、引き続き国の財政支援の対象となったため、歳入の財源を変更するものです。議案31号は国保と同様、新型コロナの影響で収入が減少した被保険者に係わる保険料の減免措置が令和4年度も引き続き行われるのに伴い歳入を補正するものです。議案32号は、国の予備費において拡充された「新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金」を活用したコロナ禍における原油価格・物価高騰対策と当初予算編成以降の変化に対応するため、必要な予算を補正するものです。この原油価格・物価高騰対策については後程、さらに補足説明をさせて頂きます。
報告第2号と3号は、それぞれ東村山市税条例と国民健康保険税条例の一部改正を、地方自治法の規定に基づき専決したので、規定により報告し、議会の承認を求めるものでした。
諮問第1号~3号は人権擁護委員の候補者として市議会の意見を求めたうえ、法務大臣に推薦するものでした。
3号は環境教育の推進及びカーボンニュートラル達成に向けた学校施設のZEB化のさらなる推進を求める意見書、4号は東京都における18歳未満の子どもに対する医療費助成について所得制限及び自己負担、自治体負担をなくすことを求める意見書、5号は女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准に関する意見書で、この3件はすべて全会一致で可決しました。6号は採択された陳情を受けて提出された意見書で、賛成多数で可決しました。4号は「緊急事態に対応できる憲法のあり方について国会審議の促進を求める意見書の提出に関する陳情書」で、これが採択されたことをうけて議員提出議案6号が提出され、可決されました。5号は所謂インボイス制度の中止・延期を求める陳情で、反対多数で不採択となりました。
次にご説明しました議案のうち、一般会計補正予算1号2号といきいきプラザ空調工事の内容についてさらにご説明します。まずは一般会計補正予算1号です。これは国の「コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策」に関する予備費の活用と都の感染症対策の拡充に市として対応し、歳入・歳出をそれぞれ8億3,371万5,000円増額し、総額を619億6,402万8,000円とするものです。主な事業として、(1)新型コロナワクチン4回目接種5億1,330万円、(2)子育て世帯生活支援特別給付金として子ども1人に対し5万円を支給するもので、1億5,078万円、(3)子宮頸がんワクチン接種8,311万円、市民センター、図書館、公民館の手洗い場の自動水栓化に927万円が計上されました。次に子宮頸がん予防ワクチン、いわゆるHPVワクチン事業と自動水栓化事業について補足します。この事業は積極的な勧奨を控えていた時期に接種機会を逃した方を対象とする「キャッチアップ接種」として、平成9年4月2日~18年4月1日生まれの女性5,750人を対象としています。1,495人の接種を見込んでおり、同時に子宮頸がん健診の案内も同封した通知を送ります。自動水栓化の対象として市民センター、図書館、公民館の手洗い場が選定された理由は、コロナ感染リスクを低減させるため、不特定多数が利用する中でも利用者が多い施設を選んだものです。
次に一般会計補正予算(第2号)です。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の拡充に対し、市として原油高・物価高対策として歳入・歳出をそれぞれ6億329万6,000円増額し、総額を625億6,732万4,000円としたものです。主な事業として、1つめのポイント還元事業は市内対象店舗でPayPayを利用した支払いに対し30%のポイントを付与するものです。2つめは市内の農業者と事業者へガソリン代などの燃料費の一部を補助するもの。3つめは4年4月2日~5年4月1日生まれの新生児を対象とした1人10万円の給付。4つめは小中学校給食の食材費の高騰分に相当する額を補助することで、結果として給食費を値上げせずに現行のまま維持するものです。これらの事業に対して議会でどのような質疑・答弁がされたかについてご説明します。これらの原油価格・物価高騰対策は議案送付の前にプレス発表されました。これについては影響を受けている市民にできるだけ早く明らかにすることが安心につながると判断して発表したとの答弁がありました。PayPay事業の市民への周知や利用方法の講習会の予定はあるのかの質疑については、市報、HP、駅ポスター等で周知し、市役所、公民館で講習会を開いてキャッシュレス決済の利便性を知ってもらい、地域経済の持続可能性向上につなげたいという答弁でした。給食費の補助金については、高騰分として食材費の11%を補助し、中学校のスクールランチを頼んでいない生徒にも、補助金相当額を支給するということです。
農業者と企業等に対する燃料応援金については、補助金の対象となる燃料費に含まれるのは、経済活動に伴うガソリン、灯油、軽油、重油、LPGの購入費、対象となる事業者としては、市内に事務所等がある個人事業主、市内で登記している法人ということです。燃料費が私用なのか、事業用なのかの区別については、本人確認とともに、事業者から誓約書を提出してもらうほか、悪質な場合は予備審査や二次審査で精査するという答弁でした。次にいきいきプラザ空調設備改修工事請負契約について補足説明を致します。落札者は株式会社太平エンジニアリングと市内萩山町に本社を置く岡村設備工業株式会社の2社のJVである太平・岡村建設共同企業体、契約金額は3億9,600万円です。空調設備は設置から19年経過し、不具合が生じていたため全面的改修工事を行います。工事は業務を継続しながら3年間をかけて行われます。1者入札であった点や、工事中の安全確保策などについて多数の質疑、答弁がありました。入札に1者しか参加していなかった点については、条件つき一般競争入札を採用して広く参加を求め、市内業者は契約実績を求めない等、参加条件も十分考慮したが、結果的に1者のみとなった。今後は、より参加しやすい条件を検討する必要があると考えているという答弁でした。
次に政務活動費・議長交際費についてご説明いたします。政務活動費は会派・会派に属さない議員に対して議員1人月額12,500円(年額15万円)を交付しています。使わなかった分は、市に返還されます。使った経費は研究研修費、調査旅費などの項目を明記し、収支報告書、出納簿、視察報告書、領収書の原本(これは29年度分からですが)を議長に提出します。これらはすべて市議会HPで公開しています。各会派と会派に属さない議員の収支報告の一覧です。つなごう!立憲・ネットは令和3年4月の1か月分です。残高は市に返還しています。その他の経費はコピー代金、インターネット代金、事務用品等です。佐藤まさたか議員、白石えつ子議員、かみまち弓子議員は令和3年5月からそれぞれ会派に属さない議員として令和4年3月までの11か月分の収支報告となっています。議長交際費は議長(または代理者)が議会を代表して対外的な活動をするための経費で「議長交際費支出基準」に基づき支出しています。これも基準を策定し、執行状況を公表しています。
9月定例議会の予定(要約テキスト版)
最後に、9月定例議会の予定をお知らせいたします。会期は8月29日から9月29日の32日間を予定しています。8月29日の初日に市長の所信表明、議案審議を行います。一般質問は8月31日、9月1日5日の3日間で行います。常任委員会も9月7日~9日、12日13日に開催されます。9月15日16日20日21日の4日間で決算特別委員会が開催されます。そして、9月29日に最終日を迎えます。日程表、すべての議案、請願、陳情は、市議会ホームページから誰でもご覧いただけるようになっておりますので、ご確認いただければ幸いです。尚、新型コロナウイルス感染症がご存知の状況ですので、密集を避けるために、本来は委員会室で開催する決算特別委員会をすべて広い本会議場で行うなどの対策を進めると共に、傍聴につきましても、本会議場、委員会室ともに、自粛いただく事もあることをご理解いただくようお願い申し上げます。また別室でのモニター視聴もご用意いたしますが、ご自宅でご覧いただくインターネット映像と同じものになります。ご理解のほどお願いを申し上げます。
広報広聴委員長挨拶(要約テキスト版)
皆さまご参加ありがとうございました。広報広聴委員長の横尾たかおです。本日は議長が公務のため間に合いませんでした大変失礼いたしました。本日も数多くの方に参加をいただき、様々な意見をいただいたと思っております。その上でいただいた意見を常任委員会ごとに精査をして今後の議会活動に生かしていければと考えています。また、次回9月定例議会が終わりましたら、皆さまとこのような形で議会報告会をさせていただきたいと考えておりますので、ご参加お願いします。本日はありがとうございました。
報告書
スケジュール
令和4年 6月29日(水曜) 内容の協議、概要決定
令和4年 7月12日(火曜) 周知方法の共有等
令和4年 7月25日(月曜) 内容の確定
令和4年 7月28日(木曜) 広報広聴委員による報告内容と流れの確認
令和4年 8月 8日(月曜) Zoomによる全体でのリハーサル
令和4年 8月19日(金曜) Zoomによるオンライン報告会、質疑応答、意見交換会
参加人数
25名
報告内容
- 議員紹介
常任委員会ごとに議員の紹介をした。
- 議案や陳情等について
・市長提出議案19件、議員提出議案4件、請願・陳情2件のうち3件を詳細に報告した。
(1)一般会計補正予算(第1号)
(2)一般会計補正予算(第2号)
(3)いきいきプラザ空調設備改修工事請負契約
- 質問への回答
議案等に対する質問はありませんでした。
- 意見交換会
意見交換会「30年後の東村山市を考える」
各委員会に分かれてテーマに沿った内容で意見交換を行った。
(1)政策総務委員会「みんなで考えよう!公共施設のミライ」
(2)厚生委員会「少子化対策・子育て支援」
(3)まちづくり環境委員会「市のエネルギービジョン 今、私ができることは?」
(4)生活文教委員会「未来の都市農業」
アンケート集計結果
1.お住まい
15件の回答
2.年代
15件の回答
3.議会報告会の開催および動画配信を何で知りましたか(複数回答可)
15件の回答
4.これまでに、会場・オンラインも含めて、議会報告会に参加したことがありますか?
15件の回答
5.報告の内容はいかがでしたか?
15件の回答
6.長さはいかがでしたか?
14件の回答
7.感染症の流行が終わっても、オンライン議会報告は必要ですか?
15件の回答
8.市議会だよりを読んだことがありますか?
15件の回答
8-1.特定の記事だけ読むと答えた方は、該当するところを教えてください。
5件の回答
9.議会報告会に参加された感想、ご意見をお聞かせください。
12 件の回答
・若い層の意見を積極的に発信していく意義を感じました。
・普段、議員の方と直接お話しする機会はあまりないので、ざっくばらんにいろいろお話できてよかったです。また、機会があれば是非参加したいです。
・どのような意見が交わされているのか興味があり参加しました。自身の意見がないままルームに入ってしまい申し訳なかったです。
・具体的な解決策を議員さんから提示していただきたかったです。自分としても現実的、普遍的なラインでの提案をできなかったことが不服でした…。ありがとうございました。
・とても良い機会だと思います。続けてほしいです。オンラインと会場、どっちもあった方がよいと思います。
・オンラインでの開催も、回を重ねるごとに段取りや技術的な点で着実に良くなってきていると感じています。流行りのメタバースではないですが、コロナに関係なく、デジタル技術を活かした開かれた議会に期待しています。
成果と課題
- 全体
・ホストPCの通信が途切れた。
・参加していた委員長の通信が途切れ、あらためて入室した際に、共同ホストの権限が消失しており、復帰時に混乱があった。
・報告部分の簡素化や工夫が必要ではないか。
・人数の関係もあるが、司会と意見交換会の進行の両立に課題がある。
・手話通訳者からの意見として、スライドの表現を工夫してほしいとの意見があった。(特に数字に関するものなど)
・手話通訳者が確認できる返しのモニターもあるとありがたいとの意見があった。
- 意見交換
・前回までのアンケート結果から、意見交換会の時間が短いとの声が多かったことを受け、今回は約40分間の時間で行った。参加者からもゆっくり話ができたとの声も多くあった。
このページに関するお問い合わせ
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電話:市役所代表:042-393-5111(内線3905~3906)
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